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JP2011003420A - 固体アルカリ形燃料電池用アノード電極、及びそれを用いたアニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体並びに固体アルカリ形燃料電池 - Google Patents

固体アルカリ形燃料電池用アノード電極、及びそれを用いたアニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体並びに固体アルカリ形燃料電池 Download PDF

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JP2011003420A JP2009146049A JP2009146049A JP2011003420A JP 2011003420 A JP2011003420 A JP 2011003420A JP 2009146049 A JP2009146049 A JP 2009146049A JP 2009146049 A JP2009146049 A JP 2009146049A JP 2011003420 A JP2011003420 A JP 2011003420A
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Yasuki Yoshida
安希 吉田
Rei Hiromitsu
礼 弘光
Sakie Kurabayashi
咲枝 倉林
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

【課題】 多孔質かつ導電性の電極基材に触媒層の一部を充填して形成された中間層を配置することで、反応面積を増大させると共に、電極強度を良好に確保できる固体アルカリ形燃料電池用アノード電極、及びそれを用いたアニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体並びに固体アルカリ形燃料電池を提供する。
【解決手段】 本発明による固体アルカリ形燃料電池用アノード電極10は、多孔質でかつ導電性を有する電極基材5と、電極基材5上に配置された中間層4と、中間層4上に配置された触媒層2とを備える。中間層4は、触媒層2の一部が電極基材5の複数の孔に充填されて形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、固体アルカリ形燃料電池用アノード電極、及びそれを用いたアニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体並びに固体アルカリ形燃料電池に関する。
燃料電池は、電解質の両面に電極が配置され、水素と酸素の電気化学反応により発電する電池であり、発電時に発生するのは水のみである。このように従来の内燃機関と異なり、二酸化炭素等の環境負荷ガスを発生しないために次世代のクリーンエネルギーシステムとして普及が見込まれている。その中でも特に固体高分子形燃料電池は、作動温度が低く、電解質の抵抗が少ないことに加え、活性の高い触媒を用いるので小型でも高出力を得ることができ、家庭用コージェネレーションシステム等として早期の実用化が見込まれている。
この固体高分子形燃料電池は、従来より、カチオン(H)を通過させるカチオン伝導性高分子電解質膜を使用したものが知られている。一方で、近年、高分子電解質膜としてアニオン(OH)を通過させるアニオン伝導性高分子電解質膜を使用したアニオン伝導性高分子形燃料電池(「固体アルカリ形燃料電池」とも呼ばれている。)の開発が加速している。
固体高分子形燃料電池の出力を向上させるためには、反応面積の増大や電極強度の向上が必要である。また固体高分子形燃料電池の組上げ・システム化や搬送を考慮すると、一体化(電解質膜‐電極接合体化=MEA化)は必須である。反応面積の増大を図る方法として、金属多孔体の表面・孔内に触媒粒子を担持させた電極触媒が提案されている。(例えば、特許文献1参照。)。
特開2008−288145号公報
しかしながら、これらの方法で電極を作製するにはプロセスが複雑であり、かつ電解質膜と電極触媒(電極)の接合において、金属多孔体からなる硬い電極触媒とフィルム状の電解質膜が接合しにくいという困難さから、電極強度を十分保持できないおそれがあるといった問題があった。
本発明の目的は、多孔質かつ導電性の電極基材に触媒層の一部を充填して形成した中間層を配置することで、反応面積を増大させると共に、電極強度を良好に確保できる固体アルカリ形燃料電池用アノード電極、及びそれを用いたアニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体並びに固体アルカリ形燃料電池を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、多孔質でかつ導電性を有する電極基材と、前記電極基材上に配置された中間層と、前記中間層上に配置された触媒層とを備え、前記中間層は、前記触媒層の一部が前記電極基材の複数の孔に充填されて形成されたことを特徴とする固体アルカリ形燃料電池用アノード電極である。
また、請求項2に記載の発明は、前記中間層の前記電極基材に対する厚さ方向の割合は、前記電極基材の厚さの20%以上であることを特徴とする請求項1に記載の固体アルカリ形燃料電池用アノード電極である。
また、請求項3に記載の発明は、前記触媒層の厚さは、80μm以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の固体アルカリ形燃料電池用アノード電極である。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のアノード電極と、前記電極基材上に前記触媒層を配置したカソード電極と、アニオン伝導性高分子電解質膜とを備え、前記アニオン伝導性高分子電解質膜は、前記アノード電極と前記カソード電極にそれぞれ前記触媒層を介して挟持されたことを特徴とするアニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体である。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のアニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体と、前記アニオン伝導性高分子電解質膜の両面にそれぞれ前記電極を囲むように配置したガスケットと、前記各電極及び前記各ガスケットのぞれぞれの上に配置された一対のセパレータとを備えたことを特徴とする固体アルカリ形燃料電池である。
本発明によれば、多孔質かつ導電性の電極基材に触媒層の一部を充填して形成した中間層を配置することで、反応面積を増大させると共に、電極強度を良好に確保できる固体アルカリ形燃料電池用アノード電極、及びそれを用いたアニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体並びに固体アルカリ形燃料電池を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る固体アルカリ形燃料電池用アノード電極の模式的断面構造図。 本発明の第1の実施の形態に係る固体アルカリ形燃料電池用アノード電極の製造方法の説明図であって、(a)電極基材5を準備する工程図、(b)電極基材5上に触媒層2を形成する工程図、(c)加圧により触媒層2の一部を電極基材5に充填して中間層4を形成する工程図。 本発明の第2の実施の形態に係る固体アルカリ形燃料電池用アノード電極の模式的断面構造図。 本発明の第3の実施の形態に係る固体アルカリ形燃料電池用アニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体の模式的断面構造図。 本発明の第3の実施の形態に係る固体アルカリ形燃料電池用アニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体の製造方法の説明図であって、(a)アニオン伝導性高分子電解質膜1の両面に触媒層2,3を形成する工程図、(b)触媒層2,3の上に電極基材5,6を形成し、加圧により触媒層2の一部を電極基材5に充填して中間層4を形成すると共に電極基材5,6を触媒層2,3に接合する工程図。 本発明の第3の実施の形態に係る固体アルカリ形燃料電池用アニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体の他の製造方法の説明図であって、(a)触媒層2,3の形成された転写基材7を触媒層2,3側が接するようにアニオン伝導性高分子電解質膜1の両面に転写する工程図、(b)転写基材7を剥離する工程図、(c)剥離して露出した触媒層2,3の上に電極基材5,6を形成し、加圧により触媒層2の一部を電極基材5に充填して中間層4を形成すると共に電極基材5,6を触媒層2,3に接合する工程図。 本発明の第3の実施の形態に係る固体アルカリ形燃料電池用アニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体のさらに他の製造方法の説明図であって、(a)触媒層2の形成された転写基材7を触媒層2側が接するように電極基材5上に転写する工程図、(b)加圧により触媒層2の一部を電極基材5に充填して中間層4を形成すると共に電極基材5を触媒層2に接合する工程図、(c)触媒層3を転写基材7Aに形成してカソード側転写フィルムを作製する工程図。 本発明の第3の実施の形態に係る固体アルカリ形燃料電池用アニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体のさらに他の製造方法の説明図であって、(d)アニオン伝導性高分子電解質膜1の一方の面に、図7(b)で転写基材7を剥離して作製したアノード電極10を、他方の面に図7(c)の転写フィルムを転写した後、加圧する工程図、(e)転写基材7Aを剥離し、剥離して露出した触媒層3上に電極基材6を形成する工程図。 本発明の第4の実施の形態に係る固体アルカリ形燃料電池用アニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体の模式的断面構造図。 本発明の第5の実施の形態に係る固体アルカリ形燃料電池の模式的断面構造図。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態による固体アルカリ形燃料電池用アノード電極、及びそれを用いたアニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体並びに固体アルカリ形燃料電池を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、現実のものとは異なり、また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることに留意すべきである。
[第1の実施の形態]
(アノード電極の構造)
本発明の第1の実施の形態に係る固体アルカリ形燃料電池用アノード電極10は、図1に示すように、多孔質でかつ導電性を有する電極基材5と、電極基材5上に配置された中間層4と、中間層4上に配置された触媒層2とを備える。中間層4は、触媒層2の一部が電極基材5の複数の孔に充填されて形成されている。
(電極基材)
本実施の形態に係る電極基材5は、電極の基体となるものであり、多孔質でかつ導電性を有する液体拡散層としての役割を果たす。多孔質でかつ導電性の基材としては、公知のものを用いることができ、例えば、燃料電池における燃料極及び空気極を構成する各種液体及びガスの拡散層を使用することができる。このような電極基材5は、液体及びガス燃料の拡散に優れ、燃料の利用率が高まる。また、多孔質の導電性材料から構成されるため、集電効果が向上する。電極基材5の厚みは、例えば、約150〜1000μm程度、好ましくは約200〜800μm程度である。
電極基材5の材質としては、導電性を有し、多孔質なものであり、かつ液体燃料を透過させることができる限り特に限定はされない。例えば、鉄,コバルト,ニッケル,パラジウム,銀,ルテニウム,イリジウム,モリブデン,マンガン等の金属のほか、カーボンから広く選択できる。また、電極基材5の気孔率は、例えば、約50〜98%程度、好ましくは約60〜95%程度である。
電極基材5が金属からなる場合、発泡金属体であるのがよく、触媒活性作用に優れる点から、発泡ニッケル又は発泡銀であるのが特に好ましい。発泡金属体としては、具体的には、富山住友電工株式会社製のセルメット(連続気孔を持つ金属多孔体)や、三菱マテリアル株式会社の発泡金属が挙げられる。
発泡金属体やセルメットの呼孔径は約50〜2000μm程度、好ましくは約100〜1000μm程度であることが好ましい。呼孔径が50μm以下であると、後述するように、触媒担持カーボンが充填されにくく、2000μm以上であると発泡金属体自身の強度が小さくなり、電極の強度が下がってしまう。
電極基材5がカーボンからなる場合、液体及びガスの拡散性並びに導電性の観点から導電性炭素が好ましい。例えば、アセチレンブラック,ファーネスブラック,チャンネルブラック,ケッチェンブラックなどのカーボンブラックのほか、黒鉛,活性炭,カーボン繊維,カーボンナノチューブ,カーボンナノワイヤー等から製造されるものが挙げられる。
(触媒層)
本実施の形態に係る触媒層2は、後述する、触媒粒子を担持させた炭素粒子及びアニオン伝導性高分子電解質を含む。
触媒及びアニオン伝導性高分子電解質の含有量(重量比)は限定的でないが、好ましくは前者:後者=5:1〜1:4程度、より好ましくは前者:後者=3:1〜1:3程度である。本実施の形態に係る触媒層2は、上記成分に加えてさらに、フッ素系樹脂を含有してもよい。このフッ素系樹脂を含有することにより、当該上記成分の結着性が向上し、より強固な触媒層2となると同時に撥水性を付与することができる。
フッ素系樹脂としては、例えば、ポリテトラフルオロエチレン,ポリフッ化ビニリデン,テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体,フッ化ビニリデン−六フッ化プロピレン共重合体等が挙げられる。これらの中でも、より結着性及び撥水性良好な点から、ポリテトラフルオロエチレンが好ましい。
フッ素系樹脂を含有する場合の含有量は、触媒100重量部に対して、通常約5〜25重量部程度、好ましくは約10〜15重量部程度である。
触媒層2の厚みは、電極基材5の種類、後述する電解質膜の厚み等を考慮して適宜決定すればよいが、通常約80〜2000μm程度がよい。
(触媒)
本実施の形態に係る触媒は、触媒金属微粒子が担体に担持されて形成されている。触媒金属微粒子の材質としては、例えば、白金や白金化合物等が挙げられる。白金化合物としては、例えば、ルテニウム,パラジウム,ニッケル,モリブデン,イリジウム,鉄等からなる群から選ばれる少なくとも1種の金属と、白金との合金等が挙げられる。また白金を使用しない触媒金属微粒子は、鉄,コバルト,ニッケル,パラジウム,セリウム及び銀からなる群から選ばれる少なくとも1種、又はこれら2種以上からなる合金である。合金である場合は、鉄,コバルト,ニッケルのうち少なくとも2種以上含有する合金微粒子が好ましい。例えば、鉄−コバルト合金,コバルト−ニッケル合金,鉄−ニッケル合金等のほか、鉄−コバルト−ニッケル合金が挙げられる。これらの金属の各比率は限定的でなく、幅広い範囲から適宜選択できる。触媒金属微粒子の粒径は限定的ではないが、通常約0.05〜20nm程度、好ましくは、約0.1〜10nm程度、最も好ましくは、約0.3〜5nm程度である。
触媒金属微粒子が担持される担体としては限定的でなく、公知又は市販のものが使用でき、例えば、アルミナ粒子,シリカ粒子,導電性を有する炭素粒子等が挙げられる。耐食性及び導電性が良好である観点から導電性を有する炭素粒子であるのが好ましい。導電性を有する炭素粒子としては、例えば、アセチレンブラック,ファーネスブラック,チャンネルブラック,ケッチェンブラックなどのカーボンブラックのほか、黒鉛,活性炭,カーボン繊維,カーボンナノチューブ,カーボンナノワイヤー等が挙げられる。これらを1種又は2種以上使用してもよい。
炭素粒子の比表面積は限定されないが、通常約10〜1500m/g程度、好ましくは、約10〜500m/g程度である。粒径は限定されないが、一般的には平均一次粒子径として、約0.01〜1μm程度、好ましくは、約0.01〜0.2μm程度である。触媒金属微粒子の担持量は、触媒金属微粒子及び担体の種類等によって適宜決定されるが、担体100部に対して、通常約1〜80部程度、好ましくは、約3〜50部程度である。
(アニオン伝導性高分子電解質)
アニオン伝導性高分子電解質は、特に限定されるものではなく、アニオンとして水酸化物イオン(OH)を伝導できる電解質であればよい。具体的には炭化水素系樹脂及びフッ素系樹脂のいずれかの電解質を用いることができる。
炭化水素系樹脂電解質としては、例えば、芳香族ポリエーテルスルホン酸と芳香族ポリチオエーテルスルホン酸との共重合体のクロロメチル化物をアミノ化して得られる電解質等が挙げられる。フッ素系樹脂電解質としては、例えば、スルホン酸基を有するパーフルオロカーボンポリマーの末端をジアミンで処理し4級化したポリマー,ポリクロロメチルスチレンの4級化物等のポリマー等が挙げられ、具体的には、例えば、FuMatech社製のFumion(登録商標)FAA等が挙げられる。中でも、溶媒可溶性のものであるのが好ましい。
より具体的に説明すると、クロロメチル化は、芳香族ポリエーテルスルホン酸と芳香族ポリチオエーテルスルホン酸との共重合体にクロロメチル化剤を反応させて行う。クロロメチル化剤としては、例えば、(クロロメトキシ)メタン,1,4−ビス(クロロメトキシ)ブタン,1−クロロメトキシ−4−クロロブタン,ホルムアルデヒト−塩化水素,パラホルムアルデヒト−塩化水素等が使用できる。
このようにして得られたクロロメチル化物を、アミン化合物と反応させてアニオン交換基を導入する。アミン化合物としては、例えば、モノアミン,1分子中に2個以上のアミノ基を有するポリアミン化合物等が使用できる。具体的にはアンモニアの他、メチルアミン,エチルアミン,プロピルアミン,ブチルアミン等のモノアルキルアミン;ジメチルアミン,ジエチルアミン等のジアルキルアミン;アニリン,N−メチルアニリン等の芳香族アミン;ピロリジン,ピペラジン,モルホリン等の複素環アミン等のモノアミンや、m−フェニレンジアミン,ピリダジン,ピリミジン等のポリアミン化合物が使用できる。
上述したアニオン伝導性高分子電解質は、通常アルコール,エーテル等の有機溶剤や有機溶剤と水との混合溶剤に、例えば、約5〜60%程度、好ましくは、約20〜40%程度の濃度で分散させて用いる。
(中間層)
本実施の形態の中間層4は、触媒層2の一部が電極基材5の複数の孔に延設して形成されている。中間層4は、例えば、電極基材5上に形成した触媒層2を加圧することにより、電極基材5に接する触媒層2の一部を電極基材5の複数の孔に充填することにより電極基材5と触媒層2を含む層として形成することができる。
中間層4の厚みは、電極基材5に対する厚さ方向の割合が触媒層2が充填される前の電極基材5の厚さの約20%以上、好ましくは約30%以上100%以下、さらに好ましくは約50%以上100%以下である。このとき、触媒層2の厚み(電極基材5に入り込んでいない層)は、約80μm以上、好ましくは約100μm以上2000μm以下、より好ましくは約300μm以上1800μm以下である。
(アノード電極の製造方法)
本実施の形態に係る固体アルカリ形燃料電池用アノード電極の製造方法の一例を、図2を参照して説明する。
(a)まず、図2(a)に示すように、発泡金属体からなる電極基材5を準備する。
(b)次に、図2(b)に示すように、触媒層2を以下のようにして形成する。
まず、例えば、上述した触媒及びアニオン導電性高分子電解質を粘度調整用の溶剤(溶媒)に分散させて触媒層形成用触媒組成物を調製する。この調製した触媒組成物を電極基材5上に塗布等により形成する。
次いで、触媒組成物を塗布した後、乾燥することにより、触媒層2を形成する。乾燥温度は、通常約40〜100℃程度、好ましくは、約60〜80℃程度である。乾燥時間は、乾燥温度にもよるが、通常約5分〜2時間程度、好ましくは、約30分〜1時間程度である。
粘度調整用の溶剤は限定されるものではなく、広い範囲内で適宜選択される。例えば、各種アルコール,各種エーテル、各種ジアルキルスルホキシド,水又はこれらの混合物等が挙げられる。これらの溶剤の中でも、アルコールが好ましい。アルコールとしては、例えば、メタノール,エタノール,n−プロパノール,イソプロパノール,n−ブタノール,tert−ブタノール等の炭素数1〜4の一価アルコール及びプロピレングリコール,ジエチレングリコール等の多価アルコールが挙げられる。
上記触媒組成物には、必要に応じてフッ素系樹脂を加えてもよい。フッ素系樹脂としては、上述したものが挙げられる。
本実施の形態に係る触媒層形成用触媒組成物の配合割合は、特に制限されず、広い範囲内で適宜選択され得る。例えば、触媒1部に対して、アニオン伝導性高分子電解質(固形分)を約0.3〜3部程度、粘度調整用の溶剤を約1〜100部程度とすればよい。
触媒組成物の塗布方法としては、特に限定されるものではなく、例えば、ナイフコーター,バーコーター,スプレー,ディップコーター,スピンコーター,ロールコーター,ダイコーター,カーテンコーター,スクリーン印刷,押出しコート等の一般的な方法を適用できる。
(c)次に、図2(c)に示すように、触媒層2及び電極基材5を加圧することにより中間層4を形成し、図1に示す固体アルカリ形燃料電池用アノード電極10を製造することができる。加圧は、特に限定されるものでなく、一般的な方法を適用することができる。例えば、ホットプレス,HIP(Hot Isostatic Press:熱間静水圧プレス),CIP(Cold Isostatic Press:冷間静水圧プレス),その他一般的なプレス工程を用いることができる。
中間層4は、上述の加圧の他に、後述する塗工(ディップコート)・含浸・浸漬等の方法により形成することもできる。加圧による方法が簡便であるので好ましい。
なお、アノード電極10は、他の方法を用いて製造してもよい。すなわち、転写基材7に触媒組成物を塗工して乾燥することにより、アノード側の触媒層付き転写フィルムを作製する。次いで、この転写フィルムを電極基材5上に転写し、加圧して中間層4を形成する。次いで、転写基材7を剥離することで、アノード電極10を製造してもよい。加圧は、上述の方法を用いればよい。
転写基材7の材質としては、ポリイミド,ポリエチレンテレフタレート(PET),ポリパルバン酸アラミド,ポリアミド(ナイロン),ポリサルホン,ポリエーテルサルホン,ポリフェニレンサルファイド,ポリエーテル・エーテルケトン,ポリエーテルイミド,ポリアリレート,ポリエチレンナフタレート等の高分子フィルムが挙げることができる。
また、ポリエチレンテトラフルオロエチレン共重合体(ETFE),テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP),テトラフルオロパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA),テトラフルオロエチレン(PTFE)等の耐熱性フッ素樹脂を用いることもできる。
さらには、高分子フィルム以外に、アート紙,コート紙,軽量コート紙等の塗工紙,ノート用紙,コピー用紙等の非塗工紙等であってもよい。
転写基材7の厚さは、取り扱い性及び経済性の観点から、通常6〜100μm程度、好ましくは、10〜30μm程度とするのがよい。したがって、転写基材7としては、安価で入手が容易な高分子フィルムが好ましく、PET等がより好ましい。
転写基材7は、表面に離型層を形成してもよい。これにより剥離性が良好となる。離型層は、例えば、化学気相成長法、物理気相成長法等の公知の方法で形成することができる。剥離性の観点から、ケイ素酸化物を用いて化学気相成長法で形成するものが好ましい。
また、アノード電極10は、さらに他の方法を用いて製造してもよい。すなわち、電極基材5を触媒組成物に浸漬し、これを乾燥して電極基材7内に中間層4を形成する。次いで、得られた電極基材7上にさらに触媒組成物を塗工又は触媒組成物の形成された転写基材7を転写し触媒層2を形成することで、アノード電極10を製造することができる。
本実施の形態によれば、触媒層2と電極基材5間に中間層4が形成されることにより、すなわち触媒層2が延設して電極基材5の複数の孔に入り込むことにより、燃料との反応面積を増大させることができるとともに、触媒層2と電極基材5との接合が良好となるので、電極強度を高めることが可能となる。
また、本実施の形態によれば、電極基材5が電解質膜と同じ成分を含む触媒層2を介してアニオン伝導性高分子電解質膜1と接合されるので、電極基材5と電解質膜1の接合が良好となり、電極強度を一層高めることができる。
[第2の実施の形態]
(目止め剤付きアノード電極)
本発明の第2の実施の形態に係る固体アルカリ形燃料電池用アノード電極11は、図3に示すように、少なくとも電極基材5の複数の孔に目止め剤をさらに備え、目止め剤付き電極基材8を形成している。その他の構成は、第1の実施の形態と同様であるので説明は省略する。
(目止め剤)
本実施の形態に係る目止め剤は、電極基材5に充填される触媒層2の割合、すなわち、中間層4の厚みを調整するためのものである。目止め剤の材質としては、液体に溶解するものであれば、特に限定されない。好ましくは、燃料溶解性であるものがよい。すなわち、燃料がエタノール水溶液の場合は水溶解性を有する材料、アルカリ性水溶液である場合は、アルカリ溶解性を有する材料であることが好ましい。
水溶解性のものとしては、例えば、ポリビニルアルコール系樹脂,ポリエチレンオキシド系樹脂,セルロース系樹脂,澱粉系樹脂等の水溶性高分子が挙げられる。具体的には、例えば、ポリビニルアルコール,ポリエチレングリコール,カルボキシメチルセルロース,メチルセルロース等、及びこれらの金属塩が挙げられる。
アルカリ溶解性のものとして、例えば、ガラスやアルカリ溶解性樹脂,アニオン系界面活性剤等が挙げられる。好ましくはガラスを用いるのがよい。ガラスとしては、例えば二酸化ケイ素又はケイ素酸塩を含む化合物等が挙げられる。またアルカリ溶解性樹脂としては、例えばユリア樹脂,フェノール樹脂,ポリエステル樹脂,フッ素系樹脂,ウレタン樹脂等が挙げられ、アニオン系界面活性剤としては、例えば、ポリカルボン酸系,アミノ酸系等が挙げられる。
本実施の形態に係る固体アルカリ形燃料電池用アノード電極11の製造方法は、目止め剤を電極基材5に形成する方法が第1の実施の形態における製造方法と異なる点であり、他は第1の実施の形態と同様であるので、重複した説明は省略する。
本実施の形態に係る固体アルカリ形燃料電池用アノード電極11の製造方法において、電極基材5に触媒層2を形成する前に予め目止め剤を充填する。目止め剤の充填方法としては、含浸,浸漬,塗布等、一般的な方法を用いることができる。次いで、目止め剤の充填された電極基材8に触媒層2を形成し、第1の実施の形態と同様にして、中間層4を形成することにより、図3に示す固体アルカリ形燃料電池用アノード電極11を製造することができる。
本実施の形態に係る固体アルカリ形燃料電池用アノード電極11によれば、予め電極基材5に目止め剤を形成するので、所望の厚みの中間層4を形成することができる。これにより、触媒層2や電極基材5の材料を選択できる自由度が高まり、より性能の良好なアノード電極11を製造することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、予め電極基材5に目止め剤を形成するので、アノード側触媒層2は運転開始前まで空気との接触を抑制でき酸化されにくくなることで、触媒の劣化を防止できる。
また、本実施の形態によれば、目止め剤に燃料溶解性のものを用いるので、運転時に流入する燃料により目止め剤が洗い流されると同時に、発電を開始することが可能となる。
[第3の実施の形態]
(アニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体)
本発明の第3の実施の形態に係るアニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体12は、図4に示すように、第1の実施の形態で示した図1と同様のアノード電極10と、電極基材6上に触媒層3を配置したカソード電極9と、アニオン伝導性高分子電解質膜1とを備える。アニオン伝導性高分子電解質膜1は、アノード電極10とカソード電極9にそれぞれ触媒層2,3を介して挟持されている。その他の構成は、第1の実施の形態と同様であるので説明は省略する。
(アニオン伝導性固体高分子電解質膜)
アニオン伝導性固体高分子電解質膜1は、カソード電極9で生成したアニオン(水酸化物イオン)をアノード電極10に伝導するためのものである。厚みは、電極基材の種類、触媒層の厚み等を考慮して適宜設定することができる。通常、例えば、約20〜200μm程度であり、好ましくは、約25〜75μm程度である。
本実施の形態に係るアニオン伝導性固体高分子電解質膜1としては、炭化水素系及びフッ素樹脂系のいずれかのアニオン伝導性固体高分子電解質膜を用いることができる。燃料に高濃度のアルカリ水溶液を用いた場合は、耐高濃度アルカリ性のフッ素樹脂系固体高分子電解質膜を使用することが好ましい。燃料に低濃度もしくはアルカリ水溶液を用いない場合は、コスト面からも炭化水素系を用いることが好ましい。これらの選択は適用するシステムにより適宜最適化することができる。
上述したアルカリ水溶液において、高濃度とは、アルカリ水溶液の種類等によって適宜変更することができるが、本実施の形態では、約2モル/リットル程度以上をいい、低濃度とは、約2モル/リットル程度未満をいう。
本実施の形態に係る炭化水素系のアニオン伝導性固体高分子電解質膜1としては、例えば、旭化成(株)製のアシプレックス(登録商標)A−201,211,221等、トクヤマ(株)製のネオセプタ(登録商標)AM−1,AHA等を用いることができる。また、フッ素樹脂系のアニオン伝導性固体高分子電解質膜10としては、東ソー(株)製のトスフレックス(登録商標)IE−SF34,FuMatech社製のFumapem(登録商標)FAA等を用いることができる。
(カソード電極)
本実施の形態に係るカソード電極9は、上述の触媒及びアニオン伝導性高分子電解質を混合して形成した触媒層3をガス拡散層としての電極基材6上に配置して構成される。
カソード電極9の電極基材6の材質としては、上述したアノード電極10の電極基材5と同様のものを用いることができる。カソード電極9及びアノード電極10に用いる材質は、同じであっても又異なっていてもよく、燃料電池の構成、性能等を考慮して適宜組み合わせて用いることができる。
本実施の形態に係るアニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体12の製造方法は、以下に示す通りである。すなわち、図5(a)に示すように、アニオン伝導性高分子電解質膜1の両面に触媒層形成用触媒組成物を直接塗布及び乾燥して触媒層2,3を形成する。
次に、図5(b)に示すように、触媒層2,3の上に電極基材5,6を形成し、加圧により触媒層2の一部を電極基材5に充填して中間層4を形成すると共に電極基材5,6を触媒層2,3に接合することにより製造することができる。
なお、上述の方法或いは次に示す他の方法では、カソード側電極基材6に呼孔径の小さいものを使用した場合、カソード側電極基材6中には中間層が形成されないが、カソード側に中間層が形成されなくても、ガス拡散性には影響がなく、性能は保持できる。一方、カソード側電極基材6中に中間層が形成された場合は、アノード側と同様に反応面積の増大が期待される。
なお、本実施の形態に係るアニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体12の製造方法は、上述の方法に限定されるものではなく、他の製造方法により製造してもよい。すなわち、図6(a)に示すように、触媒層2,3の形成された転写基材7を触媒層2,3側が接するようにアニオン伝導性高分子電解質膜1の両面に転写する。
次に、図6(b)に示すように、転写基材7を剥離した後、図6(c)に示すように、剥離で露出した触媒層2,3の上に電極基材5,6を形成し、加圧することで触媒層2の一部を電極基材5に充填して中間層4を形成すると共に、電極基材5,6を触媒層2,3に接合することにより製造することもできる。
また、本実施の形態に係るアニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体12はさらに他の製造方法により製造することもできる。すなわち、図7(a)に示すように、触媒層2の形成された転写基材7を触媒層2側が接するように電極基材5上に転写する。
次に、図7(b)に示すように、加圧により触媒層2の一部を電極基材5に充填して中間層4を形成すると共に電極基材5を触媒層2に接合する。次いで、転写基材7を剥離してアノード電極10を作製する。
次に、図7(c)に示すように、触媒層3の形成された転写基材7Aに触媒層3が形成された転写フィルムを準備する。
次に、図7(d)に示すように、アニオン伝導性高分子電解質膜1の一方の面に触媒層3が接するように転写フィルムを転写し、他方の面にアノード電極10を触媒層2が接するように形成する。
最後に、図7(e)に示すように、カソード側触媒層3上にカソード側電極基材6を形成することにより、図4に示すアニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体12製造することができる。
本実施の形態によれば、多孔質かつ伝導性の電極基材5に触媒層2の一部を充填して形成された中間層4を配置することで、反応面積を増大させると共に、電極強度を良好に確保できるアニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体12を提供することができる。
[第4の実施の形態]
(アニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体)
本発明の第4の実施の形態に係るアニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体13は、図8に示すように、第3の実施の形態に係るアニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体12において、アノード電極10及びカソード電極9のそれぞれの触媒層2,3とアニオン伝導性高分子電解質膜1間に接着層14をさらに配置して構成される。その他の構成は、第3の実施の形態と同様であるので説明は省略する。
(接着層)
本実施の形態に係る接着層14は、アニオン伝導性高分子電解質膜1と触媒層2,3を接合するためのものである。接着層14の厚さは、接着層として機能すれば特に限定されないが、例えば、約2〜20μmである。接着層14の厚さが2μm未満であると、触媒層2,3と電解質膜1との接着強度が不足し、20μmを超えると電解質膜1の電気抵抗が高くなるので好ましくない。
接着層14の材質としては、アニオンとしてOHを伝導できる分散液であれば、特に限定はされない。例えば、アニオン伝導性高分子電解質の炭化水素系樹脂やフッ素系樹脂等の電解質を溶剤に分散させた分散液等を挙げることができる。好ましくはアニオン伝導性高分子電解質膜1に使用するアニオン伝導性高分子電解質を用いるのがよい。
接着層14に、導電性炭素繊維や触媒等の導電性を有する材料を添加してもよい。導電性を有する材料を添加することにより、電解質膜1と触媒層2,3間の密着性が高まるだけでなく、導電性も向上し、ひいては電池の抵抗値が低下することが期待される。
本実施の形態に係るアニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体13は、アニオン伝導性高分子電解質膜1の両面に接着層14を形成し、接着層14を介してアノード電極10及びカソード電極9を接着することにより製造することもできる。
接着層14のアニオン伝導性高分子電解質膜1への形成方法は限定されるものではなく、例えば、ナイフコーター,バーコーター,スプレー,ディップコーター,スピンコーター,ロールコーター,ダイコーター,カーテンコーター,スクリーン印刷等の一般的な方法を適用できる。
本実施の形態に係るアニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体13によれば、接着層14を介してアノード電極10及びカソード電極9を形成するので、複雑な工程がなく、簡便に電解質膜と電極とを一体化することができる共に、電極強度を向上させることができる。
[第5の実施の形態]
(固体アルカリ形燃料電池)
本発明の第5の実施の形態に係る固体アルカリ形燃料電池20は、図9に示すように、第3の実施の形態で示した図4と同様のアニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体12と、アニオン伝導性高分子電解質膜1の両面にそれぞれ電極9,10を囲むように配置したガスケット21と、各電極9,10及び各ガスケット21のぞれぞれの上に配置された一対のセパレータ16,17とを備える。その他の構成は、第4の実施の形態と同様であるので説明は省略する。
(ガスケット)
ガスケット21は、電極9,10からの燃料や酸化剤の外部への漏出を防止すると共に、電極9,10を固定するためのものである。ガスケット21の材質としては、熱・アルカリに耐えうる強度及び耐食性を保ち、かつ、外部に燃料及び酸化剤を漏出しない程度のガスバリア性を有していれば特に限定されない。例えば、ポリエチレンテレフタレートシートやテフロン(登録商標)シート,シリコンゴムシート等を例示することができる。
(セパレータ)
セパレータ16は、燃料をアノード電極10に供給するためのものであり、燃料を流通するための燃料流路18を有する。一方、セパレータ17は、酸化剤ガスをカソード電極9に供給するためのものであり、酸化剤ガスを流通するための酸化剤ガス流路19を有する。
セパレータ16,17の材質としては、燃料電池20内の環境においても安定な導電性を有するものであればよい。一般的には、カーボン板に流路を形成したものが用いられる。また、セパレータ16,17は、ステンレススチール等の金属により構成し、その金属の表面にクロム,白金族金属又はその酸化物,導電性ポリマーなどの導電性材料からなる被膜を形成したものであってもよい。同様に、金属によって構成し、その金属の表面に銀,白金族の複合酸化物,窒化クロム等の材料によるメッキ処理を施したもの等も使用可能である。
なお、セパレータ16,17は、燃料電池20を複数個積層して構成した燃料電池に用いる場合、集電体としての機能を有することができる。
(燃料)
燃料としては、メタノール,エタノール,プロパノール等の1価アルコールや、エチレングリコール,プロピレングリコール等の多価アルコール等のアルコールを挙げることができる。燃料の水溶液には、アルカリ水溶液を用いるのが好ましい。アルカリ水溶液としては、例えば、KOH溶液,NaOH溶液等が挙げられる。これらアルカリ源と燃料とを混合して燃料水溶液を調製する。
本実施の形態に係る固体アルカリ形燃料電池20の製造方法は、ガスケット21及びセパレータ16,17をアニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体12に形成する方法が第4の実施の形態における製造方法と異なる点であり、他は第4の実施の形態と同様であるので、重複した説明は省略する。
本実施の形態に係る固体アルカリ形燃料電池20の製造方法において、ガスケット21をアノード電極10及びカソード電極9を囲むように形成した後、燃料流路18が形成されたセパレータ16を燃料流路18がアノード電極10側に接するように形成し、酸化剤ガス流路19が形成されたセパレータ17を酸化剤ガス流路19がカソード電極9側に接するように形成することにより、図9に示す固体アルカリ形燃料電池20を製造することができる。
(動作原理)
本実施の形態に係る固体アルカリ形燃料電池20は、以下に示すようにして、発電させることができる。
まず、酸化剤ガス流路19を介して、カソード電極9側に酸素(O)を供給し、燃料流路18を介して、アノード電極10側に燃料となる、例えば、エタノール(COH)をKOH水溶液と混合した燃料水溶液を供給する。カソード電極9においては、アニオン伝導性高分子電解質膜1を介して到達した水(HO)と、外部回路15を介して到達した電子(e)とが、カソード電極9側の触媒層3の触媒により、供給した酸素と反応して水酸化物イオン(OH)を生成し、式(1)の還元反応が進行する。
カソード電極:O+2HO+4e→4OH ・・・(1)
生成した水酸化物イオンは、アニオン伝導性高分子電解質膜1を介してカソード電極9側からアノード電極10側へ移動する。そして、アノード電極10側においては、触媒層2及び中間層4の触媒により、アニオン伝導性高分子電解質膜1を通過した水酸化物イオンと燃料であるエタノールとが反応して電子を生成し、式(2)の酸化反応が進行する。
アノード電極:(1/3)COH+4OH→(2/3)CO+3HO+4e・・・(2)
生成した電子は、アノード電極10側から外部回路15を介してカソード電極9側に移動し、カソード電極9へ供給される。全体として、エタノールが酸素により酸化されて二酸化炭素と水が生成する式(3)の電池反応が進行し、発電が行われる。
電池反応:(1/3)COH+O→(2/3)CO+H ・・・(3)
アノード電極10側で発生した二酸化炭素は、残余のエタノール水溶液とともに外部に排出される。また、カソード電極9側に生じた水は、残余の酸素とともに水蒸気として外部に排出される。
本実施の形態に係る固体アルカリ形燃料電池20には、アニオン伝導性高分子電解質膜1が設けられている。そのため、高い電解質膜強度と有機燃料の透過(例えば、エタノールクロスオーバー)を抑制して高い発電効率を有する固体アルカリ形燃料電池20を得ることができる。
本実施の形態によれば、多孔質かつ導電性の電極基材5,6に触媒層2の一部を充填して形成された中間層4を配置することで、反応面積を増大させると共に、電極強度を良好に確保できる固体アルカリ形燃料電池20を提供することができる。
[その他の実施の形態]
以上、上述した第1乃至第5の実施の形態によって本発明を詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した第1乃至第5の実施の形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更形態として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
以下において、本発明を実施例に基づいて更に具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例によって何ら限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において適宜変更実施可能である。
[実施例1]
(触媒層形成用触媒組成物)
まず、芳香族ポリエーテルスルホン酸と芳香族ポリチオエーテルスルホン酸との共重合体のクロロメチル化合物をアミノ化することにより、5質量%アニオン(水酸化物イオン)伝導性高分子電解質100gを得た。
次に、銀触媒担持カーボン(銀担持量:40質量%、E−TEK社製)2gに、イソプロピルアルコール10g、エタノール10g、60質量%ポリテトラフルオロエチレン分散液(アルドリッチ社製)0.2g、上記で得られた5質量%アニオン伝導性高分子電解質20g及び水6gを加え、これらを分散機にて攪拌混合することにより、カソード電極9側の触媒層形成用触媒組成物を調製した。
また、ニッケル触媒担持カーボン(Ni担持量:40質量%)2gに、イソプロピルアルコール10g、エタノール10g、60質量%ポリテトラフルオロエチレン分散液(アルドリッチ社製)0.2g、上記で得られた5質量%アニオン伝導性高分子電解質20g及び水6gを加え、これらを分散機にて攪拌混合することにより、アノード電極10側の触媒層形成用触媒組成物を調製した。
(電解質膜−電極接合体)
次に、カソード側触媒組成物及びアノード側触媒組成物をそれぞれ転写基材7(PETフィルム:E3120 東洋紡績株式会社製:厚さ12μm)上に金属量として、カソード側には銀を、アノード側にはニッケルを、乾燥後の重量がそれぞれ4mg/cm、20mg/cmとなるように塗工した後、100℃で15分間乾燥させることにより両電極の転写フィルムを作製した。
次に、アニオン伝導性高分子電解質膜1としては、Aciplex A−221(厚さ130〜190μm:旭化成株式会社製)を用い、60×60mmの大きさに切断されたものを使用した。この電解質膜の両面に上記のアニオン伝導性高分子電解質を、厚さが5μmとなるようにアプリケータ塗工して、60℃で乾燥することにより、接着層14を形成した。
次に、アノード側の転写フィルム(50×50mm)を電極基材5である50×50mmの液体拡散層(ニッケル発泡体セルメット:富山住友電工株式会社製、#8:呼孔径450μm、厚さ800μm)上に配置し、日機装社製プレス機を用いてCIP(加圧条件:25℃、60秒、1ton)を行った後、転写基材7を剥離して、アノード電極10を作製した。
次に、電解質膜1の両面に上記で作製したカソード側の転写フィルム(50×50mm)と、アノード電極10(50×50mm)を配置した後、圧力5MPa、温度60℃、5分間の条件で熱圧着した後、転写基材7を剥離して、電解質膜−触媒層積層体を作製した。
次いで、カソード側触媒層3上に電極基材6である50×50mmのガス拡散層(カーボンクロス LT−1200W:E−TEK社製)を積層して、実施例1のアニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体12を作製した。
[実施例2]
CIPの加圧条件を25℃、60秒、2tonにした以外は、実施例1と同様にして、アニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体12を作製した。
[実施例3]
CIPの加圧条件を25℃、60秒、4tonにした以外は、実施例1と同様にして、アニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体12を作製した。
[実施例4]
実施例1におけるアノード側のニッケルの乾燥後の重量を40mg/cmとし、CIPの加圧条件を25℃、60秒、2tonにした以外は、実施例1と同様にして、アニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体12を作製した。
[実施例5]
実施例1におけるアノード側のニッケルの乾燥後の重量を40mg/cmとし、CIPの加圧条件を25℃、60秒、4tonにした以外は、実施例1と同様にして、アニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体12を作製した。
[実施例6]
実施例1におけるアノード側のニッケルの乾燥後の重量を40mg/cmとし、液体拡散層に三菱マテリアル社製の発泡ニッケル(呼孔径150μm、厚さ800μm)を用いて、CIPの加圧条件を25℃、60秒、2tonにした以外は、実施例1と同様にして、アニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体12を作製した。
[実施例7]
実施例1におけるアノード側のニッケルの乾燥後の重量を40mg/cmとし、液体拡散層に富山住友電工株式会社製のニッケル発泡体セルメット(♯4:呼孔径900μm、厚さ800μm)を用いて、CIPの加圧条件を25℃、60秒、2tonにした以外は、実施例1と同様にして、アニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体12を作製した。
[実施例8]
実施例1のアノード側触媒組成物に50×50mmの液体拡散層(ニッケル発泡体セルメット:富山住友電工株式会社製、#8:呼孔径450μm、厚さ800μm)を浸漬し、アノード側のニッケルを乾燥後の重量が4mg/cmとなるようにディップコートした後、100℃で15分間乾燥させることによりアノード電極10を作製した以外は、実施例1と同様にして、アニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体12を作製した。
[実施例9]
アニオン伝導性高分子電解質膜1に接着層14を形成しないで、CIPの加圧条件を25℃、60秒、2tonにした以外は、実施例1と同様にして、アニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体12を作製した。
[実施例10]
アノード電極10の作製時に、CIP処理に代えて、一軸プレス(加圧条件:25℃、60秒、100MPa、ミカド機器販売(株)製中圧プレス機)を行った以外は、実施例1と同様にして、アニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体12を作製した。
[実施例11]
実施例1のアノード側の転写フィルムを、実施例8と同様にして作製したアノード電極10の上に配置し、圧力5MPa、温度60℃、5分間の条件で熱圧着し、次いで転写基材7を剥離してアノード電極10を作製した以外は、実施例1と同様にして、アニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体12を作製した。
[実施例12]
接着層14に、上記のアニオン伝導性高分子電解質5gに、気相成長法炭素繊維(VGCF:昭和電工株式会社製)1gを混合したアニオン伝導性高分子電解質溶液を用いた。アニオン伝導性高分子電解質膜1の両面に、上記で混合したアニオン伝導性高分子電解質溶液を、厚さ5μmとなるようにアプリケーター塗工して、60℃で乾燥することにより、接着層14を形成した。
接着層14が異なる点及びCIPの加圧条件を25℃、60秒、2tonにした以外、実施例1と同様にしてアニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体12を形成した。
[比較例1]
アノード電極10の形成時に、CIP処理を行わない以外、実施例1と同様にして、アニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体12を作製した。
[比較例2]
液体拡散層(ニッケル発泡体セルメット:富山住友電工株式会社製、#8:呼孔径450μm)にアノード側の転写フィルムを形成しないでアノード電極10を作製した以外、実施例1と同様にして、アニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体12を作製した。
(層厚の測定)
実施例1〜12及び比較例1,2で得られたアニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体12のアノード電極10の断面をSEM(Scanning Electron Microscope :走査型電子顕微鏡)を用いて観察し、触媒層2及び中間層4の厚さを測定した。
実施例1〜12では、触媒層2の一部が電極基材5に入り込み、中間層4を形成しているのが確認できた。それぞれの触媒層2及び中間層4の厚さは、表1に示す通りである。
Figure 2011003420
(性能評価)
実施例1〜12及び比較例1,2で得られたアニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体12の両面にそれぞれガスケット21及びセパレータ16,17を配置して、図10に示すような固体アルカリ形燃料電池20を作製し、電池性能評価を実施した。性能評価は、燃料電池セルの最高出力密度及び無負荷抵抗値について行った。
性能評価をするための運転条件は、セル温度を60℃とし、使用燃料は、10質量%水酸化カリウム水溶液と10質量%エタノールの混合水溶液を用い、酸化剤ガスとして酸素ガスを用いた。
性能評価は、以下のようにして行った。すなわち、燃料電池20の作動温度を約60℃に設定し、カソード電極9側セパレータ17の酸化剤ガス流路19には酸素ガス、アノード電極10側セパレータ16の燃料流路18には10質量%水酸化カリウム水溶液と10質量%エタノールの混合水溶液を供給することにより行った。結果を表1に示す。
表1に示すように、出力密度については、実施例1〜12は、いずれも比較例2に比べ高い値を示した。なお、比較例1では液体燃料の拡散により触媒層が崩壊し、電池測定が不可能となった。一方、無負荷抵抗値については、実施例1〜12は、実施例8を除いていずれも比較例2に比べ低い値を示した。実施例8は、電解質膜1と触媒層2との接触抵抗が大きくなったため比較例2より高い値を示したが、上述したように、出力密度は高い値を示している。なお、実施例8は、アノード側触媒層2の厚さが80μmと薄く、電解質膜1と接合する触媒層2表面は、電極基材5の凹凸形状の影響を受け、接触抵抗に上昇がみられたものと考えらる。
以上のことから、本発明によるアニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体12は、電極強度が向上し、優れた電池性能を有することがわかった。
本発明は、固体アルカリ形燃料電池に関連した技術分野に好適に適用され得る。
1・・・アニオン伝導性高分子電解質膜
2・・・アノード側触媒層
3・・・カソード側触媒層
4・・・中間層
5・・・電極基材(液体拡散層)
6・・・電極基材(ガス拡散層)
7,7A・・・転写基材
8・・・目止め剤付き電極基材
9・・・カソード電極
10・・・アノード電極
11・・・目止め剤付きアノード電極
12,13・・・アニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体
14・・・接着層
15・・・外部回路
16,17・・・セパレータ
18・・・燃料流路
19・・・酸化剤ガス流路
20・・・固体アルカリ形燃料電池
21・・・ガスケット

Claims (5)

  1. 多孔質でかつ導電性を有する電極基材と、
    前記電極基材上に配置された中間層と、
    前記中間層上に配置された触媒層とを備え、
    前記中間層は、前記触媒層の一部が前記電極基材の複数の孔に充填されて形成されたことを特徴とする固体アルカリ形燃料電池用アノード電極。
  2. 前記中間層の前記電極基材に対する厚さ方向の割合は、前記電極基材の厚さの20%以上であることを特徴とする請求項1に記載の固体アルカリ形燃料電池用アノード電極。
  3. 前記触媒層の厚さは、80μm以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の固体アルカリ形燃料電池用アノード電極。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のアノード電極と、
    前記電極基材上に前記触媒層を配置したカソード電極と、
    アニオン伝導性高分子電解質膜と
    を備え、前記アニオン伝導性高分子電解質膜は、前記アノード電極と前記カソード電極にそれぞれ前記触媒層を介して挟持されたことを特徴とするアニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体。
  5. 請求項4に記載のアニオン伝導性高分子電解質膜−電極接合体と、
    前記アニオン伝導性高分子電解質膜の両面にそれぞれ前記電極を囲むように配置したガスケットと、
    前記各電極及び前記各ガスケットのぞれぞれの上に配置された一対のセパレータと
    を備えたことを特徴とする固体アルカリ形燃料電池。
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