[go: up one dir, main page]

JP2011003095A - 工程処理制御装置 - Google Patents

工程処理制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011003095A
JP2011003095A JP2009146833A JP2009146833A JP2011003095A JP 2011003095 A JP2011003095 A JP 2011003095A JP 2009146833 A JP2009146833 A JP 2009146833A JP 2009146833 A JP2009146833 A JP 2009146833A JP 2011003095 A JP2011003095 A JP 2011003095A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processes
unprocessed
processing
execution
processed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009146833A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5674288B2 (ja
Inventor
Yukihiro Kono
幸弘 河野
Shiho Sodekoda
志保 袖子田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP2009146833A priority Critical patent/JP5674288B2/ja
Publication of JP2011003095A publication Critical patent/JP2011003095A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5674288B2 publication Critical patent/JP5674288B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

【課題】工程処理の下流側において、工程処理待ちの被処理物が蓄積されるのを抑制し、これにより、全体としての工程処理能力を大幅に向上させる。
【解決手段】各工程処理について、該工程処理が次に行われる被処理物の数を該工程処理の未処理数として、下流側の工程処理の未処理数が、上流側の工程処理の未処理数を超えないように、被処理物に対する工程処理の開始を制御する。各工程処理について未処理数をカウントするカウント部5と、カウント部によるカウントに基づいて、下流側の工程処理の未処理数が、該工程処理よりも1つだけ上流側の工程処理の未処理数よりも少ないと判断した場合に、該上流側の工程処理を被処理物に対し開始可能と判断してその旨の開始信号を出力する処理開始指令部7とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、工程処理制御装置に関する。より詳しくは、本発明は、複数の工程処理が一定の処理順序で各被処理物に対し行われるように、各被処理物に対する次の工程処理の開始を制御する工程処理制御装置に関する。
従来において、複数の工程処理を一定の処理順序で各被処理物に対し行う場合に、工程処理制御を、先入れ先出し方式で行っていた。
先入れ先出し方式において、工程処理が行われる優先順位は、下流側にある被処理物ほど高くなっている。すなわち、先入れ先出し方式では、常に、下流側の工程処理から上流側の工程処理の順に、工程処理が可能な被処理物がないかを調べ、処理可能であると最初に見つけた被処理物から順に、当該被処理物に対する次の工程処理の開始を行っていた。
なお、本発明の技術分野における先行技術として、例えば下記の特許文献1がある。
特許第3950361号
上述の先入れ先出し方式では、以下のように全体としての工程処理能力が上がらなくなる。
すなわち、多数の被処理物を工程処理設備に投入した場合、上述の先入れ先出し方式では、常に、下流側の工程処理が優先的に開始されるので、下流側になるほど、次の工程処理待ちの被処理物が蓄積される傾向がある。そのため、最下流側から最上流側の各工程処理について、その工程処理待ちとなる被処理物の数に偏りが生じやすい。その結果、全体としての工程処理能力が上がらない。
なお、全体としての工程処理能力は、ある一定期間に、全ての工程処理が行われた被処理物の数である。
そこで、本発明の目的は、工程処理の下流側において、工程処理待ちの被処理物が蓄積されるのを抑制し、これにより、全体としての工程処理能力を大幅に向上させる工程処理制御装置を提供することにある。
上述のように、下流側において、次の工程処理待ちとなる被処理物が蓄積される傾向によって、全体としての工程処理能力が上がらなくなるという着眼は、本願の発明者によって新たになされたものである。本発明は、この着眼に基づいてなされたものである。
すなわち、上記目的を達成するため、本発明によると、複数の工程処理が一定の処理順序で各被処理物に対し行われるように、各被処理物に対する次の工程処理の開始を制御する工程処理制御装置であって、
各工程処理について、該工程処理が次に行われる被処理物の数を該工程処理の未処理数として、
下流側の工程処理の前記未処理数が、上流側の工程処理の前記未処理数を超えないように、被処理物に対する工程処理の開始を制御する、ことを特徴とする工程処理制御装置が提供される。
上述した本発明の工程処理制御装置では、下流側の工程処理の前記未処理数が、上流側の工程処理の前記未処理数を超えないように、被処理物に対する工程処理の開始を制御するので、下流側の工程処理待ちとなっている被処理物の未処理数が、上流側の工程処理待ちとなっている被処理物の未処理数を越えなくなる。従って、工程処理の下流側において、工程処理待ちの被処理物が蓄積されるのを抑制でき、その結果、全体としての工程処理能力が大幅に向上される。
本発明の好ましい実施形態によると、前記工程処理を被処理物に対し実行させるための実行動作を行う実行装置と、
前記各工程処理について前記未処理数をカウントするカウント部と
前記カウント部によるカウントに基づいて、下流側の工程処理の前記未処理数が、該工程処理よりも1つだけ上流側の工程処理の前記未処理数よりも少ないかを判断する未処理数比較判断を行い、少ないと判断した場合に、該上流側の工程処理を被処理物に対し開始可能と判断してその旨の開始信号を出力する処理開始指令部とを備え、
前記実行装置は、前記開始信号に基づいて、該上流側の工程処理を被処理物に対し実行させるための実行動作を行う。
このように、下流側の工程処理の前記未処理数が、該工程処理よりも1つだけ上流側の工程処理の前記未処理数よりも少ないと判断した場合に、該上流側の工程処理を被処理物に対し開始させる旨の開始信号を出力することで、該工程処理が開始されるので、隣接する2つの工程処理の間で、下流側の工程処理の前記未処理数が、上流側の工程処理の前記未処理数を超えないように制御される。よって、隣接する2つの工程処理のうち下流側において、工程処理待ちの被処理物が蓄積されるのを抑制できる。
また、開始信号を実行装置に出力することで、該上流側の工程処理が該被処理物になされる。
また、本発明の好ましい実施形態によると、前記実行装置は、複数設けられており、
これら複数の実行装置の各々には、前記複数の工程処理の少なくとも1つが、該実行装置が担当する工程処理として割り当てられており、
前記処理開始指令部は、各実行装置毎に、該実行装置に割り当てられている前記工程処理が、前記未処理数判断により開始可能かを判断し、開始可能と判断したら該工程処理を被処理物に対し開始させる旨の開始信号を出力する。
このように、前記処理開始指令部は、各実行装置毎に、該実行装置に割り当てられている前記工程処理が、前記未処理数判断により開始可能かを判断し、開始可能と判断したら該工程処理を被処理物に対し開始させる旨の開始信号を出力するので、各実行装置毎に、開始可能な工程処理があるかどうかを判断できる。これによって、開始可能な工程処理を効率的に調べることができ、工程処理の実行も効率的に行うことができる。
本発明の好ましい実施形態によると、前記複数の工程処理のうち2つ以上の工程処理が割り当てられている前記実行装置について、前記未処理数比較判断の対象とする前記2つの工程処理の順序の指標として、前記2つ以上の工程処理が一定の順序で循環する循環順序が定められており、
未処理数比較判断の対象とする2つの工程処理のうち上流側となる工程処理が、前記未処理数比較判断を行う度に前記循環順序に従って1つずつ移行するように、前記処理開始指令部は、該実行装置について前記未処理数比較判断を繰り返し行う。
このように、前記複数の工程処理のうち2つ以上の工程処理が割り当てられている前記実行装置について、前記未処理数比較判断の対象を前記循環順序に従って移行させるので、複数の工程処理の間で、未処理数の差が大きくなることが防止される。
本発明の好ましい実施形態によると、各被処理物は、各工程処理が行われた後、次の工程処理が行われる前に、所定の保管場所にて所定の保管時間以上の間、保管されるようになっており、
前記処理開始指令部は、前記未処理数比較判断において、
(A)下流側の工程処理の前記未処理数が、該工程処理よりも1つだけ上流側の工程処理の前記未処理数よりも少ないと判断し、かつ、
(B)該上流側の工程処理が次に行われる被処理物が保管される保管場所において、この保管場所の前記保管時間以上、保管されている被処理物が存在すると判断した場合に、
前記開始信号を出力する、ことを特徴とする請求項3に記載の工程処理制御装置。
このように、上記(A),(B)について判断することで、各工程処理後に所定の保管時間以上の間、各処理物を保管場所で保管しつつ、下流側の工程処理の前記未処理数が、上流側の工程処理の前記未処理数を超えないように制御できる。これにより、所定の目的で(例えば乾燥させるために)所定の保管時間以上、保管場所に各処理物を保管しながらも、被処理物の流れがスムーズになり、全体としての工程処理能力が大幅に向上する。
前記処理開始指令部は、隣接する2つの工程処理の一部または全ての組み合わせについて未処理数比較判断を行ってよい。
上述した本発明によると、工程処理の下流側において、工程処理待ちの被処理物が蓄積されるのを抑制し、これにより、全体としての工程処理能力を大幅に向上させることができる。
本発明の実施形態による工程処理制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明が適用可能な工程処理設備の構成例を示す。 図1の工程処理制御装置による工程処理制御を示すフローチャートである。 本実施形態についてのシミュレーション結果を示す。 従来の場合についてのシミュレーション結果を示す。 図1の工程処理制御装置による他の工程処理制御例を示すフローチャートである。
本発明を実施するための最良の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
本発明の実施形態による工程処理制御装置10は、複数の工程処理が一定の処理順序で各被処理物に対し行われるように、各被処理物に対する次の工程処理の開始を制御する。すなわち、工程処理制御装置10は、下流側の工程処理の前記未処理数が、上流側の工程処理の前記未処理数を超えないように、被処理物に対する工程処理の開始を制御する。ここで、工程処理の未処理数とは、該工程処理が次に行われる被処理物の数である。
図1は、工程処理制御装置10の構成を示すブロック図である。図1に示すように、工程処理制御装置10は、実行装置3a,3b、カウント部5と、処理開始指令部7とを備える。
実行装置3a,3bは、前記工程処理を被処理物に対し実行させるための実行動作を行う。詳しくは、後述のステップS5と共に説明する。
カウント部5は、前記各工程処理について前記未処理数をカウントする。このカウントは、処理開始指令部7が出力する後述の開始信号や、後述するように、ステップS5において処理開始指令部7が各実行装置から受ける終了信号(工程処理の終了を示す)に基づいて行われてよい。この場合には、カウント部5は、処理開始指令部7に組み込まれてよい。代わりに、カウント部5は、次の工程処理が行われる被処理物が保管される該当する保管場所(後述する)に保管されている被処理物の数(すなわち、該工程の未処理数)をカウントする適切なセンサーなどであってもよい。
処理開始指令部7は、前記カウント部5によるカウントに基づいて、下流側の工程処理の前記未処理数が、該工程処理よりも1つだけ上流側の工程処理の前記未処理数よりも少ないかどうかを判断する未処理数比較判断を行い、少ないと判断した場合に、該上流側の工程処理を被処理物に対し開始させる旨の開始信号を出力する。この開始信号に基づいて、前記実行装置3a,3bは、該信号が示す工程処理を被処理物に対し実行させるための実行動作を行う。
図2は、本実施形態による工程処理制御装置10が適用可能な工程処理設備の構成例である。
図2に示すように、工程処理設備には、複数の工程処理場所P1〜P7と、複数の保管場所S1〜S8とが設けられる。図2における破線矢印は工程処理の順序を示す。
複数の工程処理場所P1〜P7は、それぞれ複数の工程処理が行われる場所である。
複数の保管場所S1〜S8は、被処理物を保管する場所である。本実施形態では、各被処理物は、各工程処理が行われた後、次の工程処理が行われる前に、該当する保管場所にて所定の保管時間以上の間、保管されるようになっている。この例では、各工程処理は、被処理物にコーティングを施す処理であり、各保管場所S2〜S8は、コーティングが行われた被処理物を乾燥させる乾燥室である。
図2の例では、第1の保管場所S1には、次に第1の工程処理が行われる被処理物が保管される。第2の保管場所S2には、第1の工程処理が行われた被処理物であって次に第2の工程処理が行われる被処理物が保管される。第3の保管場所S3には、第2の工程処理が行われた被処理物であって次に第3の工程処理が行われる被処理物が保管される。第4の保管場所S4には、第3の工程処理が行われた被処理物であって次に第4の工程処理が行われる被処理物が保管される。第5の保管場所S5には、第4の工程処理が行われた被処理物であって次に第5の工程処理が行われる被処理物が保管される。第6の保管場所S6には、第5の工程処理が行われた被処理物であって次に第6の工程処理が行われる被処理物が保管される。第7の保管場所S7には、第6の工程処理が行われた被処理物であって次に第7の工程処理が行われる被処理物が保管される。第8の保管場所S8には、第7の工程処理が行われた被処理物が保管される。これに関して、第2〜第8の保管場所S2〜S8の各々への被処理物の保管は、後述のステップS5における保管場所への被処理物の搬入により行われる。
また、前記保管時間は、例えば数分、数十分または数時間であってよいが、保管場所毎に異なっていてもよい。
なお、各保管場所S1〜S8には、例えば、多数の格納位置があり、各格納位置には1つの被処理物が保管できるようになっている。このような格納位置は、例えばラックの各格納棚であってよい。第1の保管場所S1の格納位置への搬入について説明する。第1の保管場所S1において被処理物が格納されていない空き格納位置が生じたら、その時点で、所定の入庫装置が、この空き格納位置を検知して、自動的に該空き格納位置に被処理物を搬入してよい。代わりに、所定の時間間隔を置いて、所定の入庫装置が、第1の保管場所S1における空き格納位置に1つまたは複数の被処理物を搬入してもよい。
実行装置は、本実施形態によると、複数(図2の例では2つ)設けられる。本実施形態では、各実行装置3a,3bは、例えば、被処理物に対して該当する工程処理を実行するロボットである。
本実施形態では、前記複数の実行装置3a,3bのうち少なくとも1つの実行装置には、全部の工程処理(第1〜第7の工程処理)のうち2つ以上の工程処理が割り当てられる。図2の例では、第1の実行装置3aには、第1〜第3の工程処理が割り当てられ、第2の実行装置3bには、第4〜第7の工程処理が割り当てられている。従って、第1〜第3の工程処理は第1の実行装置3a(この例では1台の実行装置3a)によってのみ実行され、第4〜第7の工程処理は第2の実行装置3b(この例では1台の実行装置3b)によってのみ実行される。
前記処理開始指令部7は、本実施形態によると、各実行装置毎に、該実行装置に割り当てられている工程処理が、前記未処理数判断により開始可能かを判断し、開始可能と判断したら該工程処理を被処理物に対し開始させる旨の開始信号を出力する。これにより、該開始信号に基づいて該当する実行装置が該当する工程処理を被処理物に対し実行させる。
前記複数の工程処理のうち2つ以上の工程処理(例えば、2つ以上の連続する工程処理)が割り当てられている前記実行装置について、前記未処理数比較判断の対象とする隣接する2つの工程処理の順序の指標として、前記2つ以上の工程処理が一定の順序で循環する循環順序が定められている。この循環順序が定められている実行装置について、未処理数比較判断の対象とする隣接する2つの工程処理のうち上流側となる工程処理が、前記未処理数比較判断を行う度にこの循環順序に従って1つずつ移行するように、前記処理開始指令部7は、前記未処理数比較判断を繰り返し行う。
また、本実施形態によると、前記処理開始指令部7は、未処理数比較判断において、当該判断の時点で、次の(A)、(B)の両方が満たされると判断した場合に、前記開始信号を出力する。
(A)下流側の工程処理の前記未処理数が、該工程処理よりも1つだけ上流側の工程処理の前記未処理数よりも少ない。
(B)該上流側の工程処理が次に行われる被処理物が保管される保管場所において、この保管場所の前記保管時間以上、保管されている被処理物が存在する。
図3は、工程処理制御装置10により第1の実行装置3aまたは第2の実行装置3bに対する制御を示すフローチャートである。すなわち、第1および第2の実行装置3a,3bのいずれに対しても、各実行装置毎に、図3のフローチャートによる制御が行われる。
ステップS1において、処理開始指令部7は、未処理数比較判断の対象とする隣接する2つの工程処理を循環順序に従って選択する。工程処理開始後、最初にステップS1を行う場合には、前記循環順序の範囲内で、隣接する2つの工程処理を任意に選択してよい。
ステップS2では、処理開始指令部7は、カウント部5による各工程処理の未処理数のカウントに基づいて、直前のステップS1で選択した隣接する2つの工程処理について未処理数比較判断を行う(上記(A)の判断)。すなわち、隣接する2つの工程処理のうち下流側の工程処理の前記未処理数が、該工程処理よりも1つだけ上流側の工程処理の前記未処理数よりも少ないかを判断する。少ないと判断したらステップS3へ進み、そうでないと判断したらステップS1へ戻る。
なお、隣接する2つの工程処理のうち下流側の工程処理の前記未処理数は、該工程処理が次に行われる被処理物が保管される保管場所にある被処理物の数であってよく、隣接する2つの工程処理のうち上流側の工程処理の前記未処理数は、該工程処理が次に行われる被処理物が保管される保管場所にある被処理物の数であってよい。
ステップS3では、処理開始指令部7は、工程処理開始可能な被処理物が存在するかを判断する。すなわち、直前のステップS2において比較対象とされた隣接する2つの工程処理のうち上流側の工程処理が次に行われる被処理物の保管場所において、この保管場所の前記保管時間以上、保管されている被処理物が存在するかを判断する(上記(B)の判断)。存在すると判断したらステップS4へ進み、そうでないと判断したらステップS1へ戻る。
なお、各格納場所において、各被処理物が、保管されている時間のカウントは、処理開始指令部7により行われる。このカウントに基づいて、処理開始指令部7は、該当する保管場所においてこの保管場所の保管時間が経過した被処理物が存在するかを判断する。また、時間のカウントの開始は、後述のステップS5が終了する時点毎に(すなわち、後述の終了信号を処理開始指令部7が受ける度に)、該当する被処理物について行われてよい。
ステップS4では、処理開始指令部7は、工程処理を開始させる旨の開始信号を出力する。すなわち、直前のステップS2の比較対象とされた隣接する2つの工程処理のうち上流側の工程処理を開始させる旨の開始信号であって、直前のステップS3で、該当する保管場所において、その保管時間以上、保管されていると判断された被処理物を示す開始信号を出力する。
ステップS5では、ステップS4で出力された開始信号に基づいて、被処理物に対する工程処理が実行される。すなわち、この開始信号に基づいて、対応する実行装置が、該開始信号が示す(この例では1つの)被処理物に対し該開始信号が示す工程処理を実行させるための実行動作を行う。図2の例では、実行装置が、該当する保管場所から該被処理物を取り出して該当する工程処理場所へ搬送し、この工程処理場所で該被処理物に対して該工程処理を自身で実行し(例えば、コーティング用液体中に被処理物を浸し)、その後、該被処理物を、次の保管場所の空き格納位置へ搬入させる実行動作を行う。実行装置が自身で工程処理を実行する代わりに、実行装置が、対応する保管場所から該被処理物を取り出して該当する工程処理場所へ搬送し、この工程処理場所に設けられた工程処理装置に該被処理物を引き渡すことで、この工程処理装置により該被処理物に対し該当する工程処理がなされ、その後、この実行装置が、この工程処理装置から該被処理物を受け取って次の保管場所の空き格納位置へ搬入してもよい。次の保管場所へ被処理物が搬入されたらステップS5が完了するので、次にステップS1へ戻る。ここで、ステップS5において、実行装置は、被処理物を次の保管場所の空き格納位置へ搬入・格納したら、処理開始指令部7に終了信号を出力することで、処理開始指令部7は、ステップS5の終了を認識して、再びステップS1を行う。
なお、ステップS5を実行するのに要する時間は、例えば数分または数十分であってよいが、処理工程毎に異なっていてもよい。
上述のステップS2、ステップS3またはステップ5からステップS1に戻ると、前回にステップS1で選択した比較対象から、前記循環順序に従って1つだけ移行させたものを比較対象としてステップS1で選択する。すなわち、ステップS1に戻ると、未処理数比較判断の対象とする2つの工程処理のうち上流側となる工程処理を、前記循環順序に従って1つだけ移行させて、未処理数比較判断の対象とする隣接する2つの工程処理を選択する。
図3の制御を、第1の実行装置3aに対して行う場合を説明する。
第1の実行装置3aには、第1〜第3の工程処理が割り当てられているので、第1の実行装置3aについての前記循環順序は、この例では、第3の工程処理→第2の工程処理→第1の工程処理を1周期として、第3の工程処理→第2の工程処理→第1の工程処理→第3の工程処理・・・のように循環する順序であるとする。従って、以下のように図3の制御が第1の実行装置3aに行われる。
ステップS1では、上述のように、未処理数を比較する隣接する2つの工程処理を選択する。工程処理制御装置10による工程処理の開始後、最初に未処理数比較判断を行う時には、第1の実行装置3aについて前記循環順序に規定されている範囲内で、隣接する2つの工程処理を任意に選択してよい。この例では、最初のステップS1で、第1〜第3の工程処理の中から第3の工程処理を、未処理数比較判断の対象とする隣接する2つの工程処理のうち上流側となる工程処理として選択するとする。従って、未処理数を比較する隣接する2つの工程処理として、第3の工程処理と第4の工程処理が選択されることになる。よって、未処理数比較判断の対象を第3の工程処理と第4の工程処理として、以下のように、1回目のステップS2〜S5が行われる。
ステップS2では、ステップS1で選択された第3の工程処理と第4の工程処理に対し、未処理数比較判断を行う。すなわち、第4の工程処理の未処理数が、第3の工程処理の未処理数よりも少ないかどうかを判断する。少ないと判断したら、ステップS3へ進み、そうでない場合には、ステップS1に戻る。
ステップS3では、第3の保管場所S3に、第3の工程処理を開始できる被処理物が存在するかを判断する。すなわち、第2の工程処理がなされた被処理物であって次に第3の工程処理が行われる被処理物は、第3の保管場所S3に保管されるので、第3の保管場所S3において、その保管時間以上の間、保管されている被処理物が存在するかを判断する。存在すると判断した場合には、ステップS4へ進み、そうでない場合には、ステップS1へ戻る。
ステップS4では、第3の工程処理を開始させる旨の開始信号を出力する。すなわち、第3の保管場所S3に保管されている時間が、この保管場所S3の保管時間以上となっている被処理物に対し第3の工程処理を開始させる旨の開始信号を出力する。
ステップS5では、第1の実行装置3aが、該開始信号が示す被処理物を第3の保管場所S3から取り出し、該被処理物に対し第3の工程処理を実行させるための実行動作を行う。この場合、第3の工程処理がなされた該被処理物が、第1の実行装置3aにより第4の保管場所S4の空き格納位置に搬入されることでステップS5を完了する。完了したら、第1の実行装置3aは、その旨の終了信号を処理開始指令部7へ出力し、ステップS1へ戻る。
2回目にステップS1を行う場合には、未処理数比較判断の対象とする2つの工程処理のうち上流側となる工程処理を、前回の第3の工程処理から前記循環順序に従って1つだけ移行させることで第2の工程処理とする。従って、未処理数比較判断の対象を第2の工程処理と第3の工程処理として、以降のステップS2〜S5の全部または一部(ステップS2のみ、またはステップS2とステップS3)が上述のように行われる。
3回目にステップS1を行う場合には、未処理数比較判断の対象とする2つの工程処理のうち上流側となる工程処理を、前回の第2の工程処理から前記循環順序に従って1つだけ移行させることで第1の工程処理とする。従って、未処理数比較判断の対象を第1の工程処理と第2の工程処理として、以降のステップS2〜S5の全部または一部が行われる。
4回目にステップS1を行う場合には、未処理数比較判断の対象とする2つの工程処理のうち上流側となる工程処理を、前回の第1の工程処理から前記循環順序に従って1つだけ移行させることで第3の工程処理とする。従って、未処理数比較判断の対象を第3の工程処理と第4の工程処理として、以降のステップS2〜S5の全部または一部が行われる。
このようにして以降の回のステップS1〜S5を繰り返し行う。
第2の実行装置3bに対する図3の制御は、次のように、第1の実行装置3aの場合と同様である。
すなわち、第2の実行装置3bには、第4〜第7の工程処理が割り当てられているので、第2の実行装置3bについての前記循環順序は、この例では、第6の工程処理→第5の工程処理→第4の工程処理を1周期として、第6の工程処理→第5の工程処理→第4の工程処理→第6の工程処理・・・のように循環する順序であるとする。従って、以下のように図3の制御が第1の実行装置3aに行われる。
なお、第7の工程処理を前記循環順序に組み込まないのは、第7の工程処理が最下流の工程処理であり、これの比較対象となる第8の工程処理が存在しないからである。第7の工程処理の実行については後述する。
1回目のステップS1で、未処理数比較判断の対象とする隣接する2つの工程処理のうち上流側となる工程処理として、第4〜第6の工程処理の中から任意に選択してよいが、この例では、第6の工程処理を選択することにする。従って、未処理数比較判断の対象を第6の工程処理と第7の工程処理として、以降のステップS2〜S5の全部または一部が行われる。
2回目にステップS1を行う場合には、未処理数比較判断の対象とする2つの工程処理のうち上流側となる工程処理を、前回の第6の工程処理から前記循環順序に従って1つだけ移行させることで第5の工程処理とする。従って、未処理数比較判断の対象を第5の工程処理と第6の工程処理として、以降のステップS2〜S5の全部または一部が行われる。
3回目にステップS1を行う場合には、未処理数比較判断の対象とする2つの工程処理のうち上流側となる工程処理を、前回の第5の工程処理から前記循環順序に従って1つだけ移行させることで第4の工程処理とする。従って、未処理数比較判断の対象を第4の工程処理と第5の工程処理として、以降のステップS2〜S5の全部または一部が行われる。
4回目にステップS1を行う場合には、未処理数比較判断の対象とする2つの工程処理のうち上流側となる工程処理を、前回の第4の工程処理から前記循環順序に従って1つだけ移行させることで第6の工程処理とする。従って、未処理数比較判断の対象を第6の工程処理と第7の工程処理として、以降のステップS2〜S5の全部または一部が行われる。
このようにして以降の回のステップS1〜S5を繰り返し行う。
第7の工程処理の実行は、適切なタイミングで行ってよい。
例えば、第2の実行装置3bについて、所定の回数(例えば3回)だけステップS5を行ったら、次にステップS1に戻る前に、処理開始指令部7は、第7の工程処理を実行する旨の開始信号を出力してよい。すなわち、処理開始指令部7は、第7の保管場所においてその保管時間以上、保管されている被処理物に対し第7の工程処理を実行させる旨の開始信号を出力し、これにより、該開始信号に基づいて、第2の実行装置3bは、該信号が示す被処理物に対し第7の工程処理を実行させるための実行動作を行う。この実行動作は、ステップS6と同様のものであってよい。第7の工程処理が終了したら第2の実行装置3bは終了信号を出力し、処理開始指令部7は、この終了信号に反応して、図3のフローチャートに従って前回のステップS5からステップS1に戻って、中断していた図3の制御を再び続行するようにしてもよい。
代わりに、処理開始指令部7は、ステップS5において前記終了信号を受けた時に、第7の保管場所においてその保管時間以上、保管されている被処理物が存在するかを判断し、存在すると判断したら、該被処理物に対し第7の工程処理を実行させる旨の開始信号を出力するようにしてもよい。これにより、該開始信号に基づいて、第2の実行装置3bは、該信号が示す被処理物に対し第7の工程処理を実行させるための実行動作を行う。この実行動作は、ステップS6と同様のものであってよい。第7の工程処理が終了したら第2の実行装置3bは終了信号を出力し、処理開始指令部7は、この終了信号に反応して、図3のフローチャートに従って前回のステップS5からステップS1に戻って、中断していた図3の制御を再び続行するようにしてもよい。
保管場所の格納位置の数について説明する。
好ましくは、上述のステップS5(または第7の工程処理の実行)で被処理物が搬入される次の保管場所には、この搬入の時点で、常に、被処理物が保管可能な空きの格納位置が存在するように、前記複数の保管場所(この例では、第2〜第8の保管場所S2〜S8)の格納位置の数が設定されている。すなわち、前記次の保管場所がいずれの保管場所であっても、常に、該次の保管場所に被処理物が搬入できるように、前記複数の保管場所(この例では、第2〜第8の保管場所S2〜S8)の格納位置の数が設定されている。
例えば、同じ数または同程度の数の格納位置が、前記複数の保管場所(この例では、第2〜第8の保管場所S2〜S8)の各々に設けられていていれば、前記搬入の時点で前記次の保管場所に空きの格納位置が存在しないという事態は生じない。ただし、このような格納位置の数の設定例に、本発明は限定されない。
好ましくは、各実行装置(上述の例では、第1および第2の実行装置3a,3b)についての図3の制御は、同時に並行して行われる。これにより、複数の実行装置が同時に実行動作を行うことができる。
なお、処理開始指令部7は、各保管場所S1〜S8に被処理物が存在しているかどうかを把握しているとともに、各保管場所S1〜S8のどの格納位置にどの被処理物が保管されているかを把握しており、さらに、各保管場所S1〜S8のどの格納位置が空き格納位置であるかを把握している。これらの把握は、処理開始指令部7が自身で行った制御処理(例えば前記開始信号)、実行装置3a,3bの実行動作に関する情報(例えば前記終了信号)、または他の手段(センサーなど)による検出情報などに基づいてなされてよい。
上述した本実施形態による工程処理制御装置10により以下の効果(1)〜(5)が得られる。
(1)下流側の工程処理の前記未処理数が、上流側の工程処理の前記未処理数を超えないように、被処理物に対する工程処理の開始を制御するので、下流側の工程処理待ちとなっている被処理物の未処理数が、上流側の工程処理待ちとなっている被処理物の未処理数を越えなくなる。従って、工程処理の下流側において、工程処理待ちの被処理物が蓄積されるのを抑制でき、その結果、全体としての工程処理能力が大幅に向上される。
(2)下流側の工程処理の前記未処理数が、該工程処理よりも1つだけ上流側の工程処理の前記未処理数よりも少ないと判断した場合に、該上流側の工程処理を被処理物に対し開始させる旨の開始信号を出力することで、該工程処理が開始されるので、隣接する2つの工程処理の間で、下流側の工程処理の前記未処理数が、上流側の工程処理の前記未処理数を超えないように制御される。よって、隣接する2つの工程処理のうち下流側において、工程処理待ちの被処理物が蓄積されるのを抑制できる。
また、開始信号を実行装置3a,3bに出力することで、該開始信号が示す工程処理が被処理物に対して実行される。
(3)前記処理開始指令部7は、各実行装置毎に、該実行装置に割り当てられている前記工程処理が、前記未処理数判断により開始可能かを判断し、開始可能と判断したら該工程処理を被処理物に対し開始させる旨の開始信号を出力するので、各実行装置毎に、開始可能な工程処理があるかどうかを判断できる。これによって、開始可能な工程処理を効率的に調べることができ、工程処理の実行も効率的に行うことができる。
(4)前記複数の工程処理のうち2つ以上の工程処理が割り当てられている前記実行装置について、前記未処理数比較判断の対象を前記循環順序に従って移行させるので、複数の工程処理の間で、未処理数の差が大きくなることが防止される。
(5)ステップS2だけでなくステップS3も行うことで、各工程処理後に所定の保管時間以上の間、各処理物を保管場所で保管しつつ、下流側の工程処理の前記未処理数が、上流側の工程処理の前記未処理数を超えないように制御できる。これにより、乾燥などの目的で所定の保管時間以上、保管場所に各処理物を保管しながらも、被処理物の流れがスムーズになり、全体としての工程処理能力が大幅に向上する。
[シミュレーション結果]
図4は、図1〜図3に基づいて説明した上述の場合について行ったシミュレーション結果を示す。図5は、制御方式として図3による制御の代わりに先入れ先出し方式を採用し、他の条件を図4の場合と同じにした従来の場合を示す。
図4、図5において、横軸は時間を示し縦軸は未処理数を示し、各工程処理の未処理数は、矢印で示すように各濃淡部分の上下幅によって示されている。なお、図4、図5において、工程4〜7は、それぞれ第4〜第7の工程処理を示している。
図4、図5から分かるように、本実施形態では、各工程処理の未処理数の変動が少なく、安定して複数の工程処理が実施されていることが分かる。その結果、次のように、全体としての工程処理能力も大幅に向上していた。このシミュレーション結果によると、図5の場合において、第7の保管場所において12時間を保管を終えて完成した被処理物の総数が427個となった時点を終了時点とした。同じ終了点までに、本実施形態の場合には、図5の場合の427個よりも大幅に多い485個であった。
上記シミュレーションの条件は以下の通りである。
第1の保管場所S1には、2時間毎に6個の被処理物がまとめて入庫される。
第1の工程処理の実行に要する時間(ステップS6の実行時間)は、4分である。
第2および第3の工程処理の実行に要する時間は、それぞれ5分である。
第4〜第6の工程処理の実行に要する時間は、それぞれ6分である。
第7の工程処理の実行に要する時間は、4.5分である。
第2および第4〜第7の保管場所の保管時間は、3時間である。
第3の保管場所の保管時間は、4時間である。
第8の保管場所の保管時間は、12時間である。
本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、以下で述べる内容を、単独でまたは組み合わせるように変更可能である。なお、以下で述べる内容において、他の点については上述と同じであってよい。
上述の例では、各工程処理は、被処理物にコーティングを施す処理であり、各保管場所S2〜S8は、コーティングが行われた被処理物を乾燥させる乾燥室であったが、本発明によると、各工程処理は、他の工程処理であってもよく、保管場所は、他の目的で、所定の保管時間以上の間、被処理物を保管するものであってもよい。
上述では、各被処理物は、各保管場所S2〜S8において、所定の保管時間以上の間、保管されるようになっていたが、本発明によると、各保管場所は単なる保管場所であってもよい。すなわち、各被処理物は、上述のように、各保管場所において保管されるが、所定の保管時間以上の間、保管される必要がなくてもよい。この場合、図3において、ステップS3が省略されて、ステップS2で「はい」の場合は、ステップS3を経由することなく直接ステップS4へ進む。
上述では、前記処理開始指令部7は、隣接する2つの工程処理の全ての組み合わせについて未処理数比較判断を行っていたが、本発明によると、前記処理開始指令部7は、隣接する2つの工程処理の一部の組み合わせについて未処理数比較判断を行ってもよい。例えば、前記処理開始指令部7は、最下流の工程処理よりも下流側となる全ての工程処理から選択される2つの隣接工程の組み合わせの一部または全てについて未処理数比較判断を行ってもよい。この場合、上述の例において、第1の工程処理は図3の制御の対象外とされるが、第1の工程処理は、次のように実行されてよい。
例えば、第1の実行装置3aについて、所定の回数(例えば3回)だけステップS5を行ったら、次にステップS1に戻る前に、処理開始指令部7は、第1の工程処理を実行する旨の開始信号を出力してよい。すなわち、処理開始指令部7は、第1の保管場所にある被処理物に対し第1の工程処理を実行させる旨の開始信号を出力し、これにより、該開始信号に基づいて、第1の実行装置3aは、該信号が示す被処理物に対し第1の工程処理を実行させるための実行動作を行う。この実行動作は、ステップS6と同様のものであってよい。第1の工程処理が終了したら第1の実行装置3aは終了信号を出力し、処理開始指令部7は、この終了信号に反応して、図3のフローチャートに従って前回のステップS5からステップS1に戻って、中断していた図3の制御を再び続行するようにしてもよい。
代わりに、処理開始指令部7は、ステップS5において前記終了信号を受けた時に、第1の保管場所に被処理物が存在するかを判断し、存在すると判断したら、該被処理物に対し第1の工程処理を実行させる旨の開始信号を出力するようにしてもよい。これにより、該開始信号に基づいて、第1の実行装置3aは、該信号が示す被処理物に対し第1の工程処理を実行させるための実行動作を行う。この実行動作は、ステップS6と同様のものであってよい。第1の工程処理が終了したら第1の実行装置3aは終了信号を出力し、処理開始指令部7は、この終了信号に反応して、図3のフローチャートに従って前回のステップS5からステップS1に戻って、中断していた図3の制御を再び続行するようにしてもよい。
上述では、第1〜第7の工程処理に工程処理制御装置10を適用したが、他の数(好ましくは、3つ以上)の工程処理に本発明の工程処理制御装置を適用してもよい。
上述では、2つの実行装置3a,3bに対し、工程処理制御装置を適用したが、他の数(例えば、1つ、または3つ以上)の実行装置に本発明の工程処理制御装置を適用してもよい。
上述では、複数の実行装置のいずれにも(第1および第2の実行装置3a,3b)、複数の工程処理が該実行装置が担当する工程処理として割り当てられていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、本発明の工程処理制御装置が適用される複数の実行装置には、2つ以上の工程処理が割り当てられている実行装置だけでなく、工程処理が1つだけ割り当てられている実行装置も含まれていてよい。
この場合、前記処理開始指令部7は、工程処理が1つだけ割り当てられている実行装置について、該工程処理が、前記未処理数判断により開始可能かを判断し、開始可能と判断したら該工程処理を被処理物に対し開始させる旨の開始信号を出力する処理を繰り返し行ってよい。すなわち、図3のステップS1で、常に、該実行装置に割り当てられている工程処理と、これにより1つだけ下流側の工程処理とを前記未処理数判断の対象として選択して、該実行装置について図3の制御を行ってよい。
上述では、2回目以降にステップS2を行う場合には、このステップの対象となる各実行装置による直前の実行動作(すなわち、ステップS5)が終了してから、ステップS2を行ったが、本発明はこれに限定されない。例えば、ステップS5において実行装置が実行動作を行っている最中に、ステップS2を行ってもよい。この場合、図6のように、ステップS4からステップS5へ進むのと並行して、ステップS1に戻ってステップS2を行ってもよい。また、この場合には、処理開始指令部7は、各実行装置がステップS5の実行動作を終了させる終了時点における各工程処理の未処理数を予測して、該終了時点における対象となる各未処理数に基づいて、各実行装置についてステップS2を行ってもよい。なお、この予測は、各工程処理を実行するのに要する時間(例えばステップS5を実行するのに要する時間)、処理開始指令部7が前記開始信号を各実行装置に出力した時刻や、処理開始指令部7が各実行装置から前記終了信号を受けた時刻などの制御処理情報に基づいて行われてよい。
3a,3b 実行装置、5 カウント部、7 処理開始指令部、
10 工程処理制御装置、P1〜P7 工程処理場所、
S1〜S8 保管場所

Claims (6)

  1. 複数の工程処理が一定の処理順序で各被処理物に対し行われるように、各被処理物に対する次の工程処理の開始を制御する工程処理制御装置であって、
    各工程処理について、該工程処理が次に行われる被処理物の数を該工程処理の未処理数として、
    下流側の工程処理の前記未処理数が、上流側の工程処理の前記未処理数を超えないように、被処理物に対する工程処理の開始を制御する、ことを特徴とする工程処理制御装置。
  2. 前記工程処理を被処理物に対し実行させるための実行動作を行う実行装置と、
    前記各工程処理について前記未処理数をカウントするカウント部と
    前記カウント部によるカウントに基づいて、下流側の工程処理の前記未処理数が、該工程処理よりも1つだけ上流側の工程処理の前記未処理数よりも少ないかを判断する未処理数比較判断を行い、少ないと判断した場合に、該上流側の工程処理を被処理物に対し開始可能と判断してその旨の開始信号を出力する処理開始指令部とを備え、
    前記実行装置は、前記開始信号に基づいて、該上流側の工程処理を被処理物に対し実行させるための実行動作を行う、ことを特徴とする請求項1に記載の工程処理制御装置。
  3. 前記実行装置は、複数設けられており、
    これら複数の実行装置の各々には、前記複数の工程処理の少なくとも1つが、該実行装置が担当する工程処理として割り当てられており、
    前記処理開始指令部は、各実行装置毎に、該実行装置に割り当てられている前記工程処理が、前記未処理数判断により開始可能かを判断し、開始可能と判断したら該工程処理を被処理物に対し開始させる旨の開始信号を出力する、ことを特徴とする請求項2に記載の工程処理制御装置。
  4. 前記複数の工程処理のうち2つ以上の工程処理が割り当てられている前記実行装置について、前記未処理数比較判断の対象とする前記2つの工程処理の順序の指標として、前記2つ以上の工程処理が一定の順序で循環する循環順序が定められており、
    未処理数比較判断の対象とする2つの工程処理のうち上流側となる工程処理が、前記未処理数比較判断を行う度に前記循環順序に従って1つずつ移行するように、前記処理開始指令部は、該実行装置について前記未処理数比較判断を繰り返し行う、ことを特徴とする請求項3に記載の工程処理制御装置。
  5. 各被処理物は、各工程処理が行われた後、次の工程処理が行われる前に、所定の保管場所にて所定の保管時間以上の間、保管されるようになっており、
    前記処理開始指令部は、前記未処理数比較判断において、
    (A)下流側の工程処理の前記未処理数が、該工程処理よりも1つだけ上流側の工程処理の前記未処理数よりも少ないと判断し、かつ、
    (B)該上流側の工程処理が次に行われる被処理物が保管される保管場所において、この保管場所の前記保管時間以上、保管されている被処理物が存在すると判断した場合に、
    前記開始信号を出力する、ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の工程処理制御装置。
  6. 前記処理開始指令部は、隣接する2つの工程処理の一部または全ての組み合わせについて未処理数比較判断を行う、ことを特徴とする請求項2〜5のいずれか一項に記載の工程処理制御装置。
JP2009146833A 2009-06-19 2009-06-19 工程処理制御装置 Active JP5674288B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009146833A JP5674288B2 (ja) 2009-06-19 2009-06-19 工程処理制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009146833A JP5674288B2 (ja) 2009-06-19 2009-06-19 工程処理制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011003095A true JP2011003095A (ja) 2011-01-06
JP5674288B2 JP5674288B2 (ja) 2015-02-25

Family

ID=43560988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009146833A Active JP5674288B2 (ja) 2009-06-19 2009-06-19 工程処理制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5674288B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3950361B2 (ja) * 2002-05-09 2007-08-01 新日本製鐵株式会社 搬送工程における搬送計画作成方法及び装置、搬送制御方法及び装置、コンピュータプログラム、並びにコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2008181373A (ja) * 2007-01-25 2008-08-07 Elpida Memory Inc 生産管理方法及び生産管理システム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3950361B2 (ja) * 2002-05-09 2007-08-01 新日本製鐵株式会社 搬送工程における搬送計画作成方法及び装置、搬送制御方法及び装置、コンピュータプログラム、並びにコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2008181373A (ja) * 2007-01-25 2008-08-07 Elpida Memory Inc 生産管理方法及び生産管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5674288B2 (ja) 2015-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11308453B2 (en) Method and system for scheduling pieces of materials based on real-time device status
JP6556245B2 (ja) 2つのロボット間の衝突を回避するための方法
CN112987674B (zh) 半导体加工设备的物料调度方法和装置
KR20110099628A (ko) 진공 처리 장치 및 기록 매체
CN110533352A (zh) 一种货物的拣选任务的分配方法和装置
CN114373699B (zh) 一种物料传输方法和一种半导体工艺设备
Kim et al. Non-cyclic scheduling of a wet station
CN103101704B (zh) 自动派工方法
CN110632902A (zh) 物料加工路径选择方法及装置
CN109857083B (zh) 一种基于Petri网的含有不可观事件的无死锁控制方法
JP5674288B2 (ja) 工程処理制御装置
JP6995072B2 (ja) スケジューラ、基板処理装置、及び基板搬送方法
Isik et al. Novel dispatching rules for multiple-load automated guided vehicles
JP6363409B2 (ja) 情報処理装置の試験方法および情報処理装置
Foumani et al. Increasing throughput for a class of two-machine robotic cells served by a multifunction robot
CN114927430B (zh) 一种物料调度方法和一种半导体工艺设备
EP4644294A1 (en) Robot control method and apparatus, and goods handling system
CN114764398B (zh) 一种ddr控制器和排序方法
JP2019125085A (ja) 工程間搬送の自動制御装置及び制御方法
CN115169997A (zh) 物料加工进出时机的规划方法、设备及可读存储介质
JP2011242898A5 (ja)
Tajan et al. Heuristic control of multiple batch processors with incompatible job families and future job arrivals
CN107367976B (zh) 一种工艺顺序控制方法和装置
Carlo et al. Real-Time Dock Door Monitoring System Using a Kinect Sensor
JP5455150B2 (ja) 工程処理制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130415

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130418

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130614

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130807

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5674288

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250