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JP2011002294A - 液晶表示パネルの検査方法 - Google Patents

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JP2011002294A JP2009144276A JP2009144276A JP2011002294A JP 2011002294 A JP2011002294 A JP 2011002294A JP 2009144276 A JP2009144276 A JP 2009144276A JP 2009144276 A JP2009144276 A JP 2009144276A JP 2011002294 A JP2011002294 A JP 2011002294A
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Abstract

【課題】液晶表示パネルの検査を行う際の工程を簡素化するとともに、検査に要する時間を短縮化する。
【解決手段】異物検出部2において、液晶表示パネル10を搬送させながら、液晶表示パネル10の表裏面に照明ランプ4による照射光を照射させた状態で、ラインセンサー5により、液晶表示パネル10の表裏面の第1画像データを撮影し、液晶表示パネル10の表裏面における輝点の位置を取得する。表示欠陥検出部3において、液晶表示パネル10に対してバックライト11による照射光を照射させた状態で、カメラ14により、液晶表示パネル10の内部と表裏面の第2画像データを撮影し、液晶表示パネル10の内部と表裏面における輝点の位置を取得する。そして、第1画像データにおける輝点の位置と第2画像データにおける輝点の位置を比較することにより、液晶表示パネル10の内部に欠陥があるか否かを検出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶表示パネルの内部における欠陥の有無を検査するための検査方法に関する。
近年、より高品位な画像表示が可能な液晶表示パネルが強く要望されている。しかしながら、現在の液晶表示パネルの製造技術では、表示欠陥の発生を防止することは困難である。このため、表示欠陥の低減された高品位の液晶表示パネルを提供するために、製造工程において、表示欠陥検査(画質検査)工程が行われている。
例えば、輝点(異常点灯)不良、黒点(不点灯)不良といった表示パネルの表示欠陥の有無の検査工程は、検査員の目視により行われるのが一般的である。
検査員による目視検査工程は、良品として扱うことができる最低品位のサンプルである限界サンプルを用いて行われる。
より具体的には、液晶表示パネルと限界サンプルとを検査員が見比べることにより、合否(表示欠陥の有無)の判定が行われる。
しかし、目視検査工程では、各検査員の間で合否判定結果がバラつくという問題や、同一検査員による検査であっても日時、検査環境によって合否判定結果がバラつくという問題、更には、マンパワーを必要とするため、液晶表示パネルの製造コストが上昇するという問題がある。
そこで、このような問題に鑑み、液晶表示パネルの表示欠損の自動検査方法が種々提案されている。例えば、液晶表示パネルをバックライトで照らし、液晶表示パネルの欠陥を撮像装置(例えば、CCDカメラ)により撮影することにより、液晶表示パネルの表示欠陥の有無を検査する方法が提案されている。
より具体的には、例えば、液晶表示パネルの裏面に対向させて配置させたバックライトを点灯して、液晶表示パネルを透過してくるバックライト光を液晶表示パネルの表面に対向するように配置させたCCDカメラで撮影することにより、液晶表示パネルの内部の欠陥を検査している。
しかし、この場合、液晶表示パネルの内部の欠陥だけでなく、液晶パネルの表面に付着した埃やゴミ等の異物も、CCDカメラにより撮影されることになる。
そこで、液晶表示パネルの内部の欠陥と表面の異物とを区別できるように、照明ランプを用いて、液晶表示パネルの表面に対して斜め方向から光を当てることにより、液晶表示パネルの内部の欠陥と表面の異物とを区別している。
より具体的には、まず、バックライトを消灯、またはバックライトからの光が液晶表示パネルに照射されないように遮光用のシャッター部材によりバックライトからの光を遮光しておいて、照明ランプによる光だけを液晶表示パネルの表面に照射し、その反射光をCCDカメラにより撮影する。この際、CCDカメラに映るのは、液晶表示パネルの表面における埃やゴミ等の異物であり、液晶表示パネルの内部の欠陥は映らないことになる。次いで、照明ランプを消灯するとともに、バックライトを点灯、またはバックライトからの光が液晶表示装置に照射されるように遮光用のシャッター部材を移動させて、透過光をCCDカメラで撮影する。この際、CCDカメラには、液晶表示パネルの内部の欠陥とともに、液晶表示パネルの表面における埃やゴミが映ることになる。そして、バックライトを点灯させた状態で撮影された画像の情報から、照明ランプを点灯させた状態で撮影された画像の情報を比較することにより、液晶表示パネルの内部の欠陥の有無を検査する(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−326123号公報
しかし、上記特許文献1に記載の液晶表示パネルの検査方法では、照明ランプを照射させる際には、バックライトを消灯または遮光用のシャッター部材を移動させてバックライトからの光を遮光し、照明ランプを消灯させる際には、バックライトを点灯または遮光用のシャッター部材を移動させてバックライトからの光を照射させるようにしなければならない。従って、液晶表示パネルの検査を行う際の工程が複雑になるとともに、液晶表示パネルの検査に長時間を要するという問題があった。
また、従来、液晶表示パネルの電極にプローブを接触させて、所定の表示パターンを表示させて点灯検査を行っているが、当該点灯検査を行う装置において、上記特許文献1に記載の液晶表示パネルの検査方法を行うと、プローブが存在するため、照明ランプによる照明光を、液晶表示パネルに対して平行に当てにくくなり、液晶表示パネルの欠陥検出の精度が低下するという問題があった。
そこで、本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、液晶表示パネルの検査を行う際の工程を簡素化することができるとともに、液晶表示パネルの検査に要する時間を短縮化することができる液晶表示パネルの検査方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、第1基板と、第1基板に対向して配置され、カラーフィルターを有する第2基板と、第1基板及び第2基板の間に設けられた表示媒体層とを備える液晶表示パネルの欠陥検出方法であって、第1検査部において、液晶表示パネルを搬送させながら、液晶表示パネルの表裏面に照明ランプによる照射光を照射させた状態で、ラインセンサーにより、液晶表示パネルの表裏面の第1画像データを撮影し、第1画像データに基づいて、液晶表示パネルの表裏面における輝点の位置を取得する第1輝点位置取得工程と、第2検査部において、液晶表示パネルに対してバックライトによる照射光を照射させた状態で、カメラにより、液晶表示パネルの内部と表裏面の第2画像データを撮影し、第2画像データに基づいて、液晶表示パネルの内部と表裏面における輝点の位置を取得する第2輝点位置取得工程と、第1画像データにおける輝点の位置と第2画像データにおける輝点の位置を比較することにより、液晶表示パネルの内部に欠陥があるか否かを検出する欠陥検出工程とを少なくとも含むことを特徴とする。
同構成によれば、第1検査部において、照明ランプによる照射光を照射させた状態で、ラインセンサーにより液晶表示パネルの表裏面の第1画像データを撮影することができるとともに、第2検査部において、バックライトによる照射光を照射させた状態で、カメラにより液晶表示パネルの内部と表裏面の第2画像データを撮影する構成としている。従って、液晶表示パネルの欠陥を検出する際に、上記従来技術とは異なり、照明ランプ及びバックライトの点消灯の切り替え作業が不要になるとともに、遮光用のシャッター部材によりバックライトの照射状態を制御する必要がなくなる。従って、液晶表示パネルの欠陥検査を行う際の工程を簡素化することができるとともに、液晶表示パネルの欠陥検査に要する時間を短縮化することができる。
また、上記従来技術とは異なり、プローブが不要になるため、照明ランプによる照明光を、液晶表示パネルに対して平行に当てやすくなる。従って、液晶表示パネルの欠陥検出精度の低下を防止することが可能になる。
更に、上記従来技術とは異なり、バックライトの遮光用のシャッター部材が不要になるため、液晶表示パネルの欠陥検査を行う際のコストを抑制することが可能になる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の液晶表示パネルの検査方法であって、第1輝点位置取得工程において、液晶表示パネルの表裏面に付着した異物に基づく輝点の位置を取得し、第2輝点位置取得工程において、液晶表示パネルの内部に存在する欠陥に基づく輝点の位置と液晶表示パネルの表裏面に付着した異物に基づく輝点の位置を取得し、欠陥検出工程において、第1画像データにおける輝点の位置と第2画像データにおける輝点の位置を比較して、重複する輝点の位置を削除することにより、液晶表示パネルの内部に欠陥があるか否かを検出することを特徴とする。
同構成によれば、簡単な方法で、液晶表示パネルの内部に存在する欠陥を検出することが可能になる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の液晶表示パネルの検査方法であって、第1輝点位置取得工程が終了した後、第1検査部から第2検査部へ液晶表示パネルを搬送させる搬送工程を更に備えることを特徴とする。
同構成によれば、第1検査部と第2検査部との間で、液晶表示パネルの入れ替えを行いながら、液晶表示パネルの欠陥検出を行うことが可能になるため、液晶表示パネルの欠陥検査に要する時間をより一層短縮化することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の液晶表示パネルの検査方法であって、第2輝点位置取得工程が終了した後、第2検査部から第1検査部へ液晶表示パネルを搬送させる搬送工程を更に備えることを特徴とする。
同構成によれば、第1検査部と第2検査部との間で、液晶表示パネルの入れ替えを行いながら、液晶表示パネルの欠陥検出を行うことが可能になるため、液晶表示パネルの欠陥検査に要する時間をより一層短縮化することができる。
本発明によれば、液晶表示パネルの欠陥検査を行う際の工程を簡素化することができるとともに、液晶表示パネルの欠陥検査に要する時間を短縮化することができる。また、液晶表示パネルの欠陥検出精度の低下を防止することが可能になる。
本発明の実施形態にかかる液晶表示パネルの欠陥の有無を検査するための自動検査装置(輝度測定装置)の構成を示す概念図である。 本発明の実施形態に係る液晶表示パネルの検査方法により検査される液晶表示パネルの構成を説明するための断面図である。 本実施形態に係る液晶表示パネルの欠陥検査方法を説明するためのフローチャートである。 照射ランプにより照射して、ラインセンサーにより撮影した液晶表示パネルの第1画像データの一部を拡大した模式図である。 バックライトにより照射して、カメラにより撮影した液晶表示パネルの第2画像データの一部を拡大した模式図である。 本実施形態に係る液晶表示パネルの欠陥検査方法を説明するためのフローチャートである。 液晶表示パネルの内部に存在する欠陥に基づく輝点の位置データを示す模式図である。 液晶表示パネルの内部に欠陥が存在しない場合の第2画像データを示す模式図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。また、本明細書において、「自動検査」とは、検査員の目視検査によらず、検査装置を用いて行う検査のことである。
図1は、本発明の実施形態に係る液晶表示パネルの欠陥の有無を検査するための自動検査装置(輝度測定装置)の構成を示す概念図である。また、図2は、本発明の実施形態に係る液晶表示パネルの検査方法により検査される液晶表示パネルの構成を説明するための断面図である。
この自動検査装置1は、液晶表示パネル10の表裏面(即ち、液晶表示パネル10のオモテ面10a及びウラ面10b)における埃やゴミ等の異物の有無の検査を行う第1検査部である異物検出部2と、液晶表示パネル10の表示欠陥不良の有無の検査を行う第2検査部である表示欠陥検出部3とを備えている。
そして、本実施形態においては、まず、異物検出部2により、液晶表示パネル10の表裏面における埃やゴミ等の異物の有無の検査を行った後、液晶表示パネル10を表示欠陥検出部3に搬送して、表示欠陥の検出を行う構成となっている。
また、本実施形態に係る液晶表示パネルの検査方法による検査される液晶表パネル1は、図2に示すように、バックライト11による表示用光の入射側に設けられた第1基板であるTFT基板24と、TFT基板24に対向して配置された第2基板であるCF基板25と、TFT基板24及びCF基板25の間に設けられた表示媒体層である液晶層26と、TFT基板24及びCF基板25を互いに接着するとともに液晶層26を封入するために枠状に設けられたシール材27とを備えている。
このシール材27は、液晶層26を周回するように形成されており、TFT基板24とCF基板25は、このシール材27を介して相互に貼り合わされている。
また、CF基板25は、TFT基板24と液晶層26とを介して対向するように表示用光の出射側に設けられている。
TFT基板24は、不図示のガラス基板と、ガラス基板上に形成されたそれぞれ不図示のゲート電極、ソース電極及びドレイン電極等のTFT素子、透明絶縁層、画素電極及び配向膜等で構成されている。
CF基板25は、例えば、ガラス基板上に格子状及び遮光部として枠状に設けられたブラックマトリクス(不図示)と、ブラックマトリクスの各格子間にそれぞれ設けられ、各画素に対して設けられた複数種の着色層(即ち、赤色層R、緑色層G、および青色層B)を含むカラーフィルタ(不図示)と、ブラックマトリクス及びカラーフィルタを覆うように設けられた共通電極(不図示)と、共通電極上に柱状に設けられたフォトスペーサ(不図示)と、共通電極を覆うように設けられた配向膜(不図示)とを備えている。
なお、ブラックマトリクスは、隣接する着色層の間に設けられ、これら複数種の着色層を区画する役割を有するものである。このブラックマトリクスは、Ta(タンタル)、Cr(クロム)、Mo(モリブデン)、Ni(ニッケル)、Ti(チタン)、Cu(銅)、Al(アルミニウム)などの金属材料、カーボンなどの黒色顔料が分散された樹脂材料、または、各々、光透過性を有する複数色の着色層が積層された樹脂材料などにより形成される。
液晶層26は、例えば、電気光学特性を有するネマチックの液晶材料などにより構成されている。
また、図1に示すように、異物検出部2は、液晶表示パネル10のオモテ面10a及びウラ面10bを照射するための照射部である照射ランプ4と、液晶表示パネル10のオモテ面10a及びウラ面10bの画像の取り込みを行うためのラインセンサー5とを備えている。
照射ランプ4は、図1に示すように、液晶表示パネル10のオモテ面10a及びウラ面10bに対向するように配置されている。
また、ラインセンサー5は、図1に示すように、液晶表示パネル10のオモテ面10a及びウラ面10bに対向するように配置されるとともに、照明ランプ4に隣接して設けられている。
ラインセンサー5は、複数のCCD(charge−coupled device;電荷結合素子)により構成され、照射ランプ4による照射光であって、液晶表示パネル10のオモテ面10a及びウラ面10bに付着した異物30,31により反射された反射光32,33が、ラインセンサー5により受光される構成となっている。
そして、ラインセンサー5に光が入射すると、入射した光量に応じてラインセンサー5を構成するCCDに電荷が蓄積される。そして、ラインセンサー5に設けられた複数のCCDのそれぞれに蓄積された電荷量が、液晶表示パネル5のオモテ面10a及びウラ面10bの1ライン毎の画像データとして、画像処理装置15に入力される構成となっている。
また、表示欠陥検出部3は、検査対象となる液晶表示パネル10を設置する検査用テーブル12と、検査用テーブル12の背面に設けられ、液晶表示パネル10の一方の表面(即ち、ウラ面10b)に対向するように配置されたバックライト11と、検査用テーブル12の上方に設けられ、液晶表示パネル10の他方の表面(即ち、オモテ面10a)に対向するように配置されたカメラ14と、カメラ14と検査用テーブル12との間に設けられたレンズ群13とを備えている。
また、検査用テーブル12の背面に設けられたバックライト11は検査対象である液晶表示パネル10に対して光を照射する。そして、バックライト11から供給され、液晶表示パネル10を透過した光は、レンズ群13によりカメラ14に集光される構成となっている。
また、カメラ14には複数のCCDにより構成されており、カメラ14は、液晶表示パネル10の各画素に対応する単数または複数のCCDを有し、各画素からの光は、レンズ群13により、それぞれ対応する単数または複数のCCDに集光される。
そして、CCDに光が入射すると、入射した光量に応じてCCDに電荷が蓄積される。カメラ14に設けられた複数のCCDのそれぞれに蓄積された電荷量が、液晶表示パネル10の画像データとして画像処理装置15に入力される構成となっている。
尚、検査する液晶表示パネル10の1画素に1つのCCDが対応していても良く、1画素に2以上のCCDが対応していても良い。各画素に対応するCCDの数を増やすことによって、各画素の輝度をより正確に測定することができる。また、各画素に対応するCCDを複数にすることで、カメラ14と液晶表示パネル10との相対位置がずれた場合であっても、比較的正確な輝度を測定することができる。換言すれば、各画素に対応するCCDの数を複数にすることによって、輝度の測定ムラを低減することができる。
また、図1に示すように、本実施形態における自動検査装置1は、ラインセンサー5及びカメラ14に接続された画像処理部15を備えている。
この画像処理部15は、ラインセンサー5及びカメラ14に接続されたA/Dコンバータ16と、A/Dコンバータ16に接続された位置データ算出部17と、位置データ算出部17に接続された記憶部18と、記憶部18に接続された欠陥検出部19とを備えている。
そして、ラインセンサー5を構成するCCDに蓄積された電荷量(即ち、液晶表示パネル5のオモテ面10a及びウラ面10bの画像データ)は、A/Dコンバータ16によってデジタル化され、当該デジタル化された画像データが位置データ算出部17に入力される。
そして、当該位置データ算出部17により、液晶表示パネル10のオモテ面10a、及びウラ面10bに付着した異物に基づく輝点の位置データが算出される。そして、算出された異物に基づく輝点の位置データが記憶部18に記憶される。
また、同様に、カメラ14を構成するCCDに蓄積された電荷量(即ち、液晶表示パネル10の画像データ)は、A/Dコンバータ16によってデジタル化され、デジタル化された画像データが位置データ算出部17に入力される。
そして、当該位置データ算出部17により、液晶表示パネル10の内部の欠陥に基づく輝点の位置データ及びオモテ面10a、及びウラ面10bに付着した異物に基づく輝点の位置データが算出される。そして、算出された欠陥及び異物に基づく輝点の位置データが記憶部18に記憶される。
そして、欠陥検出部19は、メモリ18に記憶された輝点の位置データを読み出し、当該読み出された輝点の位置データに基づいて、液晶表示パネル10の欠陥の有無を検出する構成となっている。
次に、本実施形態に係る液晶表示パネルの欠陥検査方法について説明する。図3、図6は、本実施形態に係る液晶表示パネルの欠陥検査方法を説明するためのフローチャートである。なお、本実施形態における液晶表示パネルの欠陥検査方法は、第1輝点位置取得工程、第2輝点位置取得工程及び欠陥検出工程を備える。
<第1輝点位置取得工程>
本工程においては、第1検査部である異物検出部2において、液晶表示パネル10を搬送させながら、液晶表示パネル10の表裏面に照明ランプ4による照射光を照射させた状態で、ラインセンサー5により、液晶表示パネル10の表裏面の第1画像データを撮影し、第1画像データに基づいて、液晶表示パネル10の表裏面における輝点の位置を取得する。
より具体的には、まず、異物検査部2において、検査対象である液晶表示パネル10を、異物検査部2から表示欠陥検出部3に向けて(即ち、図1に示す矢印Xの方向に)搬送させながら、液晶表示パネル10のオモテ面10a及びウラ面10bを照射ランプ4により照射する(ステップS1)。
次いで、照射ランプ4による照射光を照射させた状態で、ラインセンサー5により、液晶表示パネル10のオモテ面10a及びウラ面10bの第1画像データを撮影する(ステップS2)。
この際、図1に示すように、液晶表示パネル10のオモテ面10a及びウラ面10bに異物30,31が付着している場合、照射ランプ4による照射光29が、液晶表示パネル5のオモテ面10a及びウラ面10bに付着した異物30,31により反射され、異物30,31による反射光32,33が、ラインセンサー5により受光される。そして、ラインセンサー5に光が入射すると、入射した光量に応じてラインセンサー5を構成するCCDに電荷が蓄積される。
そして、ラインセンサー5に設けられた複数のCCDのそれぞれに蓄積された電荷量が、液晶表示パネル5のオモテ面10a及びウラ面10bの1ライン毎の画像データとして画像処理装置15に入力され、デジタル化される。
より具体的には、ラインセンサー5を構成するCCDに蓄積された電荷量(即ち、液晶表示パネル5のオモテ面10a及びウラ面10bの第1画像データ)は、A/Dコンバータ16に入力され、当該A/Dコンバータ16によってデジタル化される(ステップS3)。
次いで、デジタル化された第1画像データが位置データ算出部17に入力され、当該位置データ算出部17は、入力された第1画像データに基づいて、液晶表示パネル5のオモテ面10a及びウラ面10bに付着した異物30,31の位置を算出する(ステップS4)。
即ち、位置データ算出部17は、入力された第1画像データに基づいて、第1画像データにおける、液晶表示パネル10のオモテ面10a及びウラ面10bに付着した異物に基づく輝点の位置データを算出し、液晶表示パネルのオモテ面10a及びウラ面10bに付着した異物30,31に基づく輝点の位置を取得する。
そして、算出された異物30,31に基づく輝点の位置データが記憶部18に記憶される(ステップS5)。
図4は、照射ランプ4により照射して、ラインセンサー5により撮影した液晶表示パネル1の第1画像データ51の一部を拡大した模式図である。
液晶表示パネル10のオモテ面10a及びウラ面10bに異物が付着している場合、図4に示す液晶表示パネル1の第1画像データ51において、液晶表示パネル10のオモテ面10aに付着した異物30が輝点52として映るとともに、液晶表示パネル10のウラ面10bに付着した異物31が輝点53として映ることになる。そして、異物30,31に基づく輝点52,53の位置データが記憶部18に記憶されることになる。
<第2輝点位置取得工程>
本工程においては、第2検査部である表示欠陥検出部3において、液晶表示パネル10に対してバックライト11による照射光を照射させた状態で、カメラ14により、液晶表示パネル10の内部と表裏面の第2画像データを撮影し、第2画像データに基づいて、液晶表示パネル10の内部と表裏面における輝点の位置を取得する。
より具体的には、まず、異物検査部2における検査が終了した後(即ち、第1輝点位置取得工程が終了した後)、異物検査部2から表示欠陥検出部3へ液晶表示パネルを搬送させる(ステップS6)。そして、液晶表示パネル10が検査用テーブル12に設置する。
次いで、バックライト11を点灯させて、バックライト11による照射光を照射させた状態で、カメラ14により、液晶表示パネル10の内部と表裏面の第2画像データを撮影する(ステップS7)。
この際、図1に示すように、液晶表示パネル10の内部に欠陥34が存在する場合(例えば、液晶表示パネル10を構成する画素電極と共通電極との間に異物が介在して短絡した画素が存在する場合)、当該欠陥34からバックライト11の照射光39が漏れ、漏れた光35が、カメラ14により受光される。そして、カメラ14に光が入射すると、入射した光量に応じてカメラ14を構成するCCDに電荷が蓄積される。
また、液晶表示パネル10のオモテ面10a及びウラ面10bに異物30,31が付着している場合、異物30,31にバックライト11の照射光39が当たると、光が乱反射し、異物30,31からの散乱光36,37がカメラ14により受光される。そして、カメラ14に光が入射すると、入射した光量に応じてカメラ14を構成するCCDに電荷が蓄積される。
そして、カメラ14に設けられた複数のCCDのそれぞれに蓄積された電荷量が、液晶表示パネル5の内部と表裏面の第2画像データとして画像処理装置15に入力される。
より具体的には、カメラ14を構成するCCDに蓄積された電荷量(即ち、液晶表示パネル5の第2画像データ)は、A/Dコンバータ16に入力され、当該A/Dコンバータ16によってデジタル化される(ステップS8)。
次いで、デジタル化された第2画像データが位置データ算出部17に入力され、当該位置データ算出部17は、入力された第2画像データに基づいて、液晶表示パネル10の内部に存在する欠陥34の位置を算出するとともに、液晶表示パネル10のオモテ面10a及びウラ面10bに付着した異物30,31の位置を算出する(ステップS9)。
即ち、位置データ算出部17は、入力された第2画像データに基づいて、第2画像データにおける、液晶表示パネル10の内部に存在する欠陥34に基づく輝点の位置データと、液晶表示パネル10のオモテ面10a、及びウラ面10bに付着した異物30,31に基づく輝点の位置データを取得する。
そして、算出された欠陥34、及び異物30,31に基づく輝点の位置データが記憶部18に記憶される(ステップS10)。
図5は、バックライト11により照射して、カメラ14により撮影した液晶表示パネル1の第2画像データ54の一部を拡大した模式図である。
液晶表示パネル10の内部に欠陥34が存在する場合、図5に示す液晶表示パネル10の第2画像データ54において、液晶表示パネル10の欠陥34が輝点55として映ることになる。また、液晶表示パネル10のオモテ面10a及びウラ面10bに異物30,31が付着している場合、図5に示す液晶表示パネル1の第2画像データ54において、液晶表示パネル10のオモテ面10aに付着した異物30が輝点52として映るとともに、液晶表示パネル10のウラ面10bに付着した異物31が輝点53として映ることになる。そして、欠陥34に基づく基点55、及び異物30,31に基づく輝点52,53の位置データが記憶部18に記憶されることになる。
<欠陥検出工程>
本工程においては、第1画像データにおける輝点の位置と第2画像データにおける輝点の位置を比較することにより、液晶表示パネル10の内部に欠陥があるか否かを検出する。
より具体的には、欠陥検出部19は、記憶部18に記憶された、上述のラインセンサー5により撮影された液晶表示パネル10のオモテ面10a及びウラ面10bの第1画像データに基づいて算出された異物30,31に基づく輝点の位置データ(即ち、図3に示す輝点52,53の位置データ)と、上述のカメラ14により撮影された液晶表示パネル10の第2画像データに基づいて算出された欠陥34、及び異物30,31に基づく輝点の位置データ(即ち、図4に示す輝点52,53,55の位置データ)を読み出すとともに、これら2つの輝点の位置データを比較する(ステップS11)。
次いで、欠陥検出部19は、2つの輝点の位置データから、重複する輝点の位置データ(即ち、異物30,31による輝点52,53の位置データ)を削除する。即ち、欠陥検出部19は、重複する輝点の位置データを異物30,31による輝点52,53の位置データとして削除する(ステップS12)。
そうすると、図7に示すように、液晶表示パネル10の画像データ56において、液晶表示パネル10の内部の欠陥34に基づく輝点55の位置データのみが残ることになり、液晶表示パネル10の内部に欠陥34が存在することを検出することができる。
なお、液晶表示パネル10の内部に欠陥34が存在しない場合は、図8に示すように、カメラ14により撮影された液晶表示パネル10の第2画像データ57に基づいて算出された異物30,31に基づく輝点52,53の位置データは、上述の図3に示す輝点52,53の位置データと同じになる。そのため、重複する輝点の位置のデータを異物30,31による輝点52,53の位置データとして削除すると、液晶表示パネル10の内部の欠陥34に基づく輝点55の位置データは残らないため、液晶表示パネル10の内部に欠陥34が存在しないことを検出することができる。
即ち、欠陥検出部19は、液晶表示パネル10の内部の欠陥34に基づく輝点55の位置データが残ったか否かを判断し(ステップS13)、欠陥34に基づく輝点55の位置データが残った場合は、液晶表示パネル10の内部に欠陥34があると判断する(ステップS14)。
一方、欠陥34に基づく輝点55の位置データが残らなかった場合は、液晶表示パネル10の内部に欠陥34がないと判断する(ステップS15)。
このように、本実施形態においては、液晶表示パネル10のオモテ面10aやウラ面10bに異物30,31が存在する場合であっても、液晶表示パネル10の内部における欠陥の有無を検出することができる。
以上に説明した本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)本実施形態においては、異物検出部2において、液晶表示パネル10を搬送させながら、液晶表示パネル10の表裏面に照明ランプ4による照射光を照射させた状態で、ラインセンサー5により、液晶表示パネル10の表裏面の第1画像データを撮影し、第1画像データに基づいて、液晶表示パネル10の表裏面における輝点の位置を取得する構成としている。また、表示欠陥検出部3において、液晶表示パネル10に対してバックライト11による照射光を照射させた状態で、カメラ14により、液晶表示パネル10の内部と表裏面の第2画像データを撮影し、第2画像データに基づいて、液晶表示パネル10の内部と表裏面における輝点の位置を取得する構成としてる。また、第1画像データにおける輝点の位置と第2画像データにおける輝点の位置を比較することにより、液晶表示パネル10の内部に欠陥があるか否かを検出する構成としている。従って、液晶表示パネル10の欠陥を検出する際に、上記従来技術とは異なり、照明ランプ4及びバックライト11の点消灯の切り替え作業が不要になるとともに、遮光用のシャッター部材によりバックライトの照射状態を制御する必要がなくなる。その結果、液晶表示パネル10の欠陥検査を行う際の工程を簡素化することができるとともに、液晶表示パネル10の欠陥検査に要する時間を短縮化することができる。
(2)また、上記従来技術と異なり、プローブが不要になるため、照明ランプ4による照明光を、液晶表示パネル10に対して平行に照射しやすくなる。従って、液晶表示パネル10の欠陥検出精度の低下を防止することが可能になる。
(3)また、バックライト11の遮光用のシャッター部材が不要になるため、液晶表示パネル10の欠陥検査を行う際のコストを抑制することが可能になる。
(4)本実施形態においては、第1輝点位置取得工程において、液晶表示パネル10の表裏面に付着した異物30,31に基づく輝点の位置を取得し、第2輝点位置取得工程において、液晶表示パネル10の内部に存在する欠陥34に基づく輝点の位置と液晶表示パネル10の表裏面に付着した異物30,31に基づく輝点の位置を取得し、欠陥検出工程において、第1画像データにおける輝点の位置と第2画像データにおける輝点の位置を比較して、重複する輝点の位置を削除することにより、液晶表示パネル10の内部に欠陥があるか否かを検出する構成としている。従って、簡単な方法で、液晶表示パネル10の内部に存在する欠陥を検出することが可能になる。
(5)本実施形態においては、第1輝点位置取得工程が終了した後、異物検出部2から
表示欠陥検出部3へ液晶表示パネル10を搬送させる構成としている。従って、異物検出部2と表示欠陥検出部3との間で、液晶表示パネル10の入れ替えを行いながら、液晶表示パネル10の欠陥検出を行うことが可能になる。その結果、液晶表示パネル10の欠陥検査に要する時間をより一層短縮化することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更しても良い。
上記実施形態においては、第1輝点位置取得工程が終了した後に、第2輝点位置取得工程を行う構成としたが、第2輝点位置取得工程を行った後に、第1輝点位置取得工程を行う構成としても良い。即ち、第2輝点位置取得工程において、第2画像データに基づいて、液晶表示パネル10の内部と表裏面における輝点の位置を取得した後に、表示欠陥検出部3から異物検出部2へ液晶表示パネル10を搬送させ、第1輝点位置取得工程において、第1画像データに基づいて、液晶表示パネル10の表裏面における輝点の位置を取得する構成としても良い。このような構成においても、異物検出部2と表示欠陥検出部3との間で、液晶表示パネル10の入れ替えを行いながら、液晶表示パネル10の欠陥検出を行うことが可能になる。その結果、液晶表示パネル10の欠陥検査に要する時間をより一層短縮化することができる。
また、上記実施形態においては、液晶表示パネルに限定して説明したが、本発明は、エレクトロルミネセンス表示パネル、プラズマ表示パネル、フィールドエミッション表示パネル等にも適用することができる。
本発明の活用例としては、液晶表示パネルの内部における欠陥の有無を検査する液晶表示パネルの検査方法が挙げられる。
1 自動検査装置
2 異物検出部(第1検査部)
3 表示欠陥検出部(第2検査部)
4 照明ランプ
5 ラインセンサー
10 液晶表示パネル
10a 液晶表示パネルのオモテ面
10b 液晶表示パネルのウラ面
11 バックライト
12 検査用テーブル
13 レンズ群
14 カメラ
15 画像処理装置
16 A/Dコンバータ
17 位置データ算出部
18 記憶部
19 欠陥検出部
24 TFT基板(第1基板)
25 CF基板(第2基板)
26 液晶層(表示媒体層)
30 異物
31 異物
34 欠陥
52 異物に基づく輝点
53 異物に基づく輝点
55 欠陥に基づく輝点

Claims (4)

  1. 第1基板と、前記第1基板に対向して配置され、カラーフィルターを有する第2基板と、前記第1基板及び前記第2基板の間に設けられた表示媒体層とを備える液晶表示パネルの欠陥検出方法であって、
    第1検査部において、前記液晶表示パネルを搬送させながら、前記液晶表示パネルの表裏面に照明ランプによる照射光を照射させた状態で、ラインセンサーにより、前記液晶表示パネルの表裏面の第1画像データを撮影し、前記第1画像データに基づいて、前記液晶表示パネルの表裏面における輝点の位置を取得する第1輝点位置取得工程と、
    第2検査部において、前記液晶表示パネルに対してバックライトによる照射光を照射させた状態で、カメラにより、液晶表示パネルの内部と表裏面の第2画像データを撮影し、前記第2画像データに基づいて、液晶表示パネルの内部と表裏面における輝点の位置を取得する第2輝点位置取得工程と、
    前記第1画像データにおける輝点の位置と第2画像データにおける輝点の位置を比較することにより、液晶表示パネルの内部に欠陥があるか否かを検出する欠陥検出工程と
    を少なくとも含むことを特徴とする液晶表示パネルの検査方法。
  2. 前記第1輝点位置取得工程において、前記液晶表示パネルの表裏面に付着した異物に基づく輝点の位置を取得し、
    前記第2輝点位置取得工程において、前記液晶表示パネルの内部に存在する欠陥に基づく輝点の位置と前記液晶表示パネルの表裏面に付着した異物に基づく輝点の位置を取得し、
    前記欠陥検出工程において、前記第1画像データにおける輝点の位置と第2画像データにおける輝点の位置を比較して、重複する輝点の位置を削除することにより、液晶表示パネルの内部に欠陥があるか否かを検出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示パネルの検査方法。
  3. 第1輝点位置取得工程が終了した後、前記第1検査部から前記第2検査部へ前記液晶表示パネルを搬送させる搬送工程を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示パネルの検査方法。
  4. 前記第2輝点位置取得工程が終了した後、前記第2検査部から前記第1検査部へ前記液晶表示パネルを搬送させる搬送工程を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示パネルの検査方法。
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