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JP2011001661A - タイヤコード用すだれ織物 - Google Patents

タイヤコード用すだれ織物 Download PDF

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JP2011001661A
JP2011001661A JP2009146849A JP2009146849A JP2011001661A JP 2011001661 A JP2011001661 A JP 2011001661A JP 2009146849 A JP2009146849 A JP 2009146849A JP 2009146849 A JP2009146849 A JP 2009146849A JP 2011001661 A JP2011001661 A JP 2011001661A
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cords
tire cords
cord
twisted
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Masutaka Suzuki
益任 鈴木
Teruo Koide
輝夫 小出
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Abstract

【課題】トップ反をスリットしてジョイントレスバンドを作製するに際して、容易にスリット位置を知ることができ、スリット工程での作業時間を短縮することができ、製造コストの低減や生産性の向上を図ることができるタイヤコード用すだれ織物を提供する。
【解決手段】多数本の縦糸のタイヤコードと、少数本の横糸が織り合わされて形成されたタイヤコード用すだれ織物であって、多数本のタイヤコードには、所定本数毎に1本または2本、他のタイヤコードとは逆撚りのタイヤコードが配置されているタイヤコード用すだれ織物。多数本のタイヤコードには、所定本数の正撚りのタイヤコードと逆撚りのタイヤコードとが交互に配置されているタイヤコード用すだれ織物。
【選択図】 図2

Description

本発明は、タイヤコード用すだれ織物に関し、詳しくは、ジョイントレスバンド用のトップ反を作製するために用いられるタイヤコード用すだれ織物に関する。
タイヤの製造工程においては、テープ状やベルト状の各種部材が使用されており(例えば、特許文献1)、その1つとして、タイヤの耐久性、走行安定性を向上することを目的として用いられるテープ状の繊維コードバンド(ジョイントレスバンド:以下、「JLB」とも言う)がある。
このテープ状のJLBは、等間隔に配置された所定本数(通常、3〜20本)のタイヤコード(以下、単に「コード」とも言う)にゴムがトッピングされた形で提供されるが、上記の目的を果たすためには、各々のJLB内のコード本数が均一であることが求められる。
このため、当初は、所定本数のシングルコードを等間隔に配置し、その表裏両面にゴムをトッピングしてJLBを得る「シングルコード方式」という方法が用いられていたが、この方法は個別に所望するサイズのJLBを作製する方法であるため、製造コストが著しく高く、生産性も高いものではなかった。
そこで、近年は、まず、1000〜2000本のタイヤコードを縦糸として配置して広幅のタイヤコード用すだれ織物(以下、単に「すだれ織物」とも言う)を作製し、その後このすだれ織物の表裏両面にゴムをトッピングしてトップ反とし、さらにこのトップ反を所定のコード本数毎にスリットして所望するサイズのJLBを得る方法が広く用いられている。この方法は、広幅のトップ反をスリットして一度に多くのJLBを得ることができるため、製造コストを低減でき、生産性も向上する。
上記において、トップ反のスリットはナイフを用いて行われるが、ナイフを入れる間隔は、前記したように各々のJLBが所定のコード本数となるように設定される必要がある。このとき、複数のナイフを等間隔に固定して切断することが考えられるが、トップ反におけるコードの配置密度には通常両側部と中央部とでは5cm当たり3〜4本のレンジでばらつきが見られるため、この方法を採用した場合、スリット後の各JLBのコード本数にばらつきが生じる恐れがある。コード本数にばらつきがあるJLBを使用した場合、安定したタイヤの耐久性、走行安定性が得られない恐れがある。
これを避けるため、通常は、等しいコード本数となるようコード本数を確認して、所定のコード本数毎にナイフを入れている。しかし、黒色のゴムがトッピングされたトップ反からコードの本数を数えることは困難であるため、スリット工程での作業時間の増加を招き、この方式の利点である製造コストの低減や生産性の向上を充分発揮させることができない。
特開平8−295102号公報
そこで、本発明は、上記の問題に鑑み、トップ反をスリットしてジョイントレスバンドを作製するに際して、容易にスリット位置を知ることができ、スリット工程での作業時間を短縮することができ、製造コストの低減や生産性の向上を図ることができるタイヤコード用すだれ織物を提供することを課題とする。
本発明に係るタイヤコード用すだれ織物は、
多数本の縦糸のタイヤコードと、少数本の横糸が織り合わされて形成されたタイヤコード用すだれ織物であって、
多数本の前記タイヤコードには、所定本数毎に1本または2本、他のタイヤコードとは逆撚りのタイヤコードが配置されていることを特徴とする。
また、本発明に係るタイヤコード用すだれ織物は、
多数本の縦糸のタイヤコードと、少数本の横糸が織り合わされて形成されたタイヤコード用すだれ織物であって、
前記多数本の前記タイヤコードには、所定本数の正撚りのタイヤコードと逆撚りのタイヤコードとが交互に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、トップ反をスリットしてジョイントレスバンドを作製するに際して、ゴムがトッピングされたトップ反の逆撚りのタイヤコードが配置された部分ではストライプ模様が浮き上がるため、容易にスリット位置を知ることができる。このため、スリット工程での作業時間を大幅に短縮することができ、製造コストの低減や生産性の向上を図ることができる。
本発明に係るタイヤコード用すだれ織物の一例を模式的に示す図である。 図1に示したタイヤコード用すだれ織物を用いたトップ反をスリットする様子を模式的に示す斜視図である。 本発明に係るタイヤコード用すだれ織物の他の一例を模式的に示す図である。 図3に示したタイヤコード用すだれ織物を用いたトップ反をスリットする様子を模式的に示す斜視図である。
以下、本発明をその実施の形態に基づいて説明する。なお、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではない。本発明と同一および均等の範囲内において、以下の実施の形態に対して種々の変更を加えることが可能である。
(実施の形態1)
1.タイヤコード用すだれ織物
最初に、本発明に係るタイヤコード用すだれ織物につき説明する。図1は本発明に係るタイヤコード用すだれ織物の一形態を模式的に示す図である。
図1に示すように、このタイヤコード用すだれ織物Aは、間隔の等しい隙間1を設けて互いに平行に配置された多数本のタイヤコードを縦糸として、少数本の横糸3が織り合わされて形成されている。
そして、前記の多数本のタイヤコードには、所望するJLBのコード本数に対応して所定本数毎に、1本または2本、他のタイヤコード(正撚りコード)とは逆に撚られたタイヤコード(逆撚りコード)が配置されている。例えば、図1では、4本のタイヤコードを有するJLBを得るために、3本の正撚りコード2と1本の逆撚りコード2aが繰り返し配置されている。
なお、図1においては、逆撚りコード2aは1本ずつ配置されているが、2本ずつ配置してもよい。この場合には、後述するスリット作業において、スリット位置をより容易に確認することができる。また、2本の逆撚りコード2aの間でトップ反をスリットすると、得られたJLBにおいてタイヤコードの配置が撚りを含めて左右対称となり好ましい。
なお、正撚りコード2および逆撚りコード2aの撚りについては、片方をS撚り(右撚り)とし、残る片方をZ撚り(左撚り)とすれば良く、同じ材質、太さのタイヤコードであれば、S撚り、Z撚りに関係なく、タイヤコードの張力や中間伸度などの物性は変わらないため、S撚りのタイヤコードとZ撚りのタイヤコードを混在させたとしてもタイヤ性能を変化させることはない。
このようなタイヤコード配列を有するタイヤコード用すだれ織物は、製織工程において、リードに等間隔に逆撚りコードを1本または2本配列することにより得ることができる。
なお、タイヤコードの材質や太さ、隙間1の間隔およびタイヤコードの総本数等は、所望するJLBに対応して所定の条件の範囲内で適宜決定される。
例えば、タイヤコードの材質としては、ナイロン(ポリアミド系繊維)、ケブラー(デュポン社製アラミド繊維)、PEN(ポリエチレンナフタレート)、PET(ポリエステル繊維)などの合成繊維、またはレーヨンなどのパルプ系繊維など、従来からタイヤコードとして用いられているものを適宜選択して用いることができる。また、総本数としては、通常1000〜2000本の範囲の内から適宜決定することができる。
また、横糸3としては、タイヤコードの材質に応じて適宜選択して用いることができ、例えば、ポリエチレン繊維などを挙げることができる。
2.トップ反の作製
次に、上記のタイヤコード用すだれ織物を用いたトップ反の作製につき説明する。トップ反は、以下の手順により作製される。
最初に、タイヤコードとゴムとの接着性を向上させるために、公知の方法により、タイヤコード用すだれ織物にディップ処理を施す。
ディップ処理されたタイヤコードすだれ織物の表裏両面にトッピングゴムを被覆してトップ反を得る。
このとき、タイヤコード用すだれ織物の製造過程においてタイヤコード(縦糸)に加えられた張力により、タイヤコードの撚りが締まる際の締まり方向が、撚り方向の違いにより変わるため、トップ反の表面で逆撚りコードが配された部分にストライプ模様が現れる。
3.JLBの作製
得られたトップ反をスリットして、図2に示す方法により、所望するサイズのJLBを作製する。図2は、前記したトップ反をスリットする様子を模式的に示す斜視図である。
図2に示すように、トップ反A1の逆撚りコード2aの位置に現れたストライプ2bを目印として、このストライプ2bに沿ってナイフ5を入れ、トップ反A1のトッピングゴム4の層を切断することにより、所望するJLBを容易に且つ確実に作製することができる。なお、トップ反A1を切断して直接JLBを得るのではなく、まずトップ反A1から所定数のJLBに相当する本数単位にスリットしてマザーテープとし、このマザーテープを切断して所望するJLBを作製しても良い。マザーテープの作製に際しても、前記と同様に、所定数のストライプを数えてナイフ5を入れることにより、所望するマザーテープを容易に且つ確実に作製することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態においては、所定本数の正撚りのタイヤコードと逆撚りのタイヤコードとを交互に配置して縦糸とし、このような縦糸に横糸が織り合わされて形成されたタイヤコード用すだれ織物を用いている。なお、以下の説明においては、実施の形態1における説明と重複する説明は省略している。
1.タイヤコード用すだれ織物
図3は、本実施の形態におけるタイヤコード用すだれ織物を模式的に示す図である。図3に示すように、このタイヤコード用すだれ織物Aは、間隔の等しい隙間1を設けて互いに平行に配置された多数本のタイヤコードを縦糸として、少数本の横糸3が織り合わされて形成されている。
そして、前記の多数本のタイヤコードには、所定本数(図3では4本)の正撚りのタイヤコード2と逆撚りのタイヤコード2aとが交互に繰り返し配置されている。
このようなタイヤコード配列を有するタイヤコード用すだれ織物は、製織工程において、リードに所定本数の正撚りコードと逆撚りコードとを交互に配列することにより得ることができる。
2.トップ反の作製
次に、上記のタイヤコード用すだれ織物を用いて、実施の形態1と同様の方法により、トップ反を作製する。
このとき、実施の形態1と同様に、トップ反の表面で逆撚りコードが配された部分にストライプ模様が現れる。
3.JLBの作製
得られたトップ反をスリットして、図4に示す方法により、所望するサイズのJLBを作製する。図4は、前記したトップ反をスリットする様子を模式的に示す斜視図である。
図4に示すように、トップ反A1の逆撚りコード2aの位置に現れた一連のストライプ2bを目印として、この一連のストライプ2bの両サイドに沿ってナイフ5を入れ、トップ反A1のトッピングゴム4の層を切断することにより、所望するJLBを容易に且つ確実に作製することができる。
4.実施例および比較例
(1)実施例1
本実施例は、1500本の縦糸コードを有し、10本毎に1本の逆撚りコードが配されたタイヤコード用すだれ織物であり、9本のS撚り縦糸コードと1本のZ撚り逆撚りコードの組合せが150回繰り返されている。
前記のタイヤコード用すだれ織物にトッピングゴムを被覆してトップ反を形成した。その後、トップ反表面に現れたストライプの10本目に沿ってナイフを入れ、作業時間5分で、タイヤコード100本のマザーテープ15本を得るための段取り作業を完了した。さらに、このマザーテープの各ストライプに沿ってナイフを入れ、各マザーテープ1本につき作業時間3分で、それぞれタイヤコード10本のJLBを得るための段取り作業を完了した。従って、実施例1における合計の段取り作業時間は、5分+(3分/本×15本)=50分であった。
(2)実施例2
本実施例は、1500本の縦糸コードを有し、10本の正撚り(S撚り)コードと逆撚り(Z撚り)コードとが交互に配されたタイヤコード用すだれ織物であり、この組合せが75回繰り返されている。
前記のタイヤコード用すだれ織物にトッピングゴムを被覆してトップ反を形成した。その後、トップ反表面に現れた一連のストライプを目印として、一連のストライプ模様がある部分とない部分の5組を1つの単位としてナイフを入れ、作業時間4.5分で、タイヤコード100本のマザーテープ15本を得るための段取り作業を完了した。さらに、このマザーテープの各一連のストライプの両サイドに沿ってナイフを入れ、各マザーテープ1本につき作業時間2.5分で、それぞれタイヤコード10本のJLBを得るための段取り作業を完了した。従って、実施例2における合計の段取り作業時間は、4.5分+(2.5分/本×15本)=42分であった。
(3)比較例
全てS撚りのタイヤコード1500本が配されたタイヤコード用すだれ織物を用いて、実施例と同様に、トップ反を形成した。その後、トップ反の断面でタイヤコード100本のタイヤコードを数える、または、端部をばらしてタイヤコードをトップ反の端部からはみ出させた状態で100本のタイヤコードを数えて、そこにナイフを入れて、タイヤコード100本のマザーテープ15本を得た。このときの段取り作業時間は30分であった。さらに、各マザーテープについて、トップ反からマザーテープを作製したときと同様の方法によりタイヤコード10本を数え、そこにナイフを入れて、それぞれタイヤコード10本のJLBを得た。このときの段取り作業時間は各15分であった。従って、本比較例における合計の段取り作業時間は、30分+(15分/本×15本)=255分であった。
(4)評価
このように、本発明に係るタイヤコード用すだれ織物を用いることにより、段取り作業時間を大幅に短縮することが可能となり、生産性の向上を図ることができる。また、本発明に係るタイヤコード用すだれ織物は、多数本のタイヤコードの一部を逆撚りコードに置き換える、あるいは所定本数の正撚りコードおよび逆撚りコードを交互に配置するだけで製造可能であるため、タイヤコード用すだれ織物の製造工程を変更する必要がなく、既存の設備をそのまま利用することができ、コストの上昇を招くことがない。
A タイヤコード用すだれ織物
1 隙間
2 正撚りコード
2a 逆撚りコード
2b ストライプ
3 横糸
4 トッピングゴム
5 ナイフ

Claims (2)

  1. 多数本の縦糸のタイヤコードと、少数本の横糸が織り合わされて形成されたタイヤコード用すだれ織物であって、
    多数本の前記タイヤコードには、所定本数毎に1本または2本、他のタイヤコードとは逆撚りのタイヤコードが配置されていることを特徴とするタイヤコード用すだれ織物。
  2. 多数本の縦糸のタイヤコードと、少数本の横糸が織り合わされて形成されたタイヤコード用すだれ織物であって、
    前記多数本の前記タイヤコードには、所定本数の正撚りのタイヤコードと逆撚りのタイヤコードとが交互に配置されていることを特徴とするタイヤコード用すだれ織物。
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