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JP2011094754A - クリップの取付構造 - Google Patents

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JP2011094754A
JP2011094754A JP2009251211A JP2009251211A JP2011094754A JP 2011094754 A JP2011094754 A JP 2011094754A JP 2009251211 A JP2009251211 A JP 2009251211A JP 2009251211 A JP2009251211 A JP 2009251211A JP 2011094754 A JP2011094754 A JP 2011094754A
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Akinobu Nakaoka
昭信 中岡
Koji Kawagishi
浩二 川岸
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DaikyoNishikawa Corp
Original Assignee
DaikyoNishikawa Corp
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Abstract

【課題】クリップを樹脂成形品に取り付ける際の作業性がよく、且つ、樹脂成形品に取り付けられたクリップの脱落を阻止でき、しかも、車体の変形やクリップの破壊を防止しながらクリップを再利用するために樹脂成形品から取り外せるようにする。
【解決手段】クリップ取付座1の着座部1bには、クリップ2を取り付けるクリップ係止孔10が形成されている。クリップ係止孔10は一端にクリップ挿入用の挿入口10aを有し、他端にクリップ抜出用の抜出口10bを有している。挿入口10a側には、クリップ2の反挿入方向への移動を規制する第1規制部12が設けられている。抜出口10b周縁には、通常時にはクリップ係止孔10に挿入されたクリップ2の挿入方向の移動を規制するとともに、所定の押圧力の作用によりクリップ係止孔10からのクリップ2の離脱を可能とする突起10cが設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、自動車における車体にスポイラー等の樹脂成形品を取り付ける際に用いるクリップを樹脂成形品に形成されたクリップ取付座に取り付ける取付構造に関する。
従来より、自動車における車体に取り付けられるスポイラー等の樹脂成形品は、該樹脂成形品に複数設けられた取付座にクリップを取り付け、該クリップを自動車の車体に形成された取付孔に挿入係止することにより、車体に取り付けられるようになっている。
例えば、一般的には、クリップは、樹脂成形品が取り付けられる車体の取付孔に挿入係止するクリップ本体と、クリップ本体の基端側に一体に形成された板部と、該板部に首部を介して一体に形成された挿入基部とを備えている。また、樹脂成形品の取付座には、鍵穴形状の係止孔が形成されており、該係止孔は一端が開放するスリットに繋がる円形の係止部から構成されている。そして、クリップの首部でスリットを押し広げて該首部を係止部に係止させて、クリップを取付座に取り付けるようになっている。
また、特許文献1では、取付座には、クリップを挿入基部から挿入するための挿入口と、該挿入口とスリットを介して連通するとともにクリップの首部が係止する円形の係止部とが形成されている。取付座にクリップを取り付けるとき、まず、着座部に対してクリップを前傾させながら挿入口にクリップの挿入基部を挿入する。そして、挿入基部の底面を挿入口周縁に摺接させながら、クリップの挿入基部を撓ませつつ、挿入基部を着座部の裏面側に挿入し、クリップの首部を係止部に係止させて、クリップを取付座に取り付けるようになっている。
実開平4−101813号公報(段落0018〜0026欄、図3)
ところで、樹脂成形品が破損したり傷付いたりして、車体から樹脂成形品を取り外して新しい樹脂成形品を車体に取り付ける場合がある。このとき、樹脂成形品を車体から無理矢理取り外そうとすると、車体が変形したり、クリップが破壊してしまう。また、クリップを有効活用するために、破損等した樹脂成形品からクリップを破壊せずに取り外して再利用したいという要望もある。しかし、特許文献1のクリップでは、一度挿入基部を挿入孔内に挿入してしまうと、着座部からクリップを取り外すことができなくなってしまう。この状態で無理矢理着座部からクリップを取り外そうとすると、車体を変形させてしまったり、クリップの挿入基部が折れてしまい、クリップを再利用できなくなってしまう。
また、一般的なクリップの取付座では、一カ所からクリップの出し入れを行うようになっているので、スリットの幅を広くすると、クリップの取付作業が容易となるが、クリップが不意にスリットから脱落してしまうおそれがある一方、スリットの幅を狭くすると、クリップのスリットからの脱落を阻止することができるが、クリップの取付作業が困難となってしまう。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、クリップを樹脂成形品に取り付ける際の作業性がよく、且つ、樹脂成形品に取り付けられたクリップの脱落を阻止でき、しかも、車体の変形やクリップの破壊を防止しながらクリップを再利用するために樹脂成形品から取り外せるようにすることにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、クリップを取り付けるクリップ係止孔の一端にクリップ挿入用の挿入口を有し、他端にクリップ抜出用の抜出口を有するようにしたことを特徴とする。
具体的には、樹脂成形品の裏面に一体に形成されたクリップ取付座にクリップを取り付ける取付構造を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明では、上記クリップは、上記樹脂成形品が取り付けられる相手材の取付孔に挿入係止されるクリップ本体と、該クリップ本体の基端側に一体に形成された板部と、該板部に首部を介して一体に形成された挿入基部とを備え、上記クリップ取付座は、上記樹脂成形品の裏面に一体に形成された脚部と、該脚部先端に上記樹脂成形品の裏面との間に空間部を有するように一体に形成され、クリップが取り付けられる板状の着座部とを備え、上記着座部には、クリップ挿入用の挿入口を一端に有するとともにクリップ抜出用の抜出口を他端に有する長孔状のクリップ係止孔が、上記抜出口を脚部の側方に開放するように形成され、上記脚部の挿入口側には、クリップ係止孔内に挿入されたクリップの反挿入方向への移動を規制する第1規制部が設けられ、且つ、上記抜出口周縁には、通常時にはクリップ係止孔内に挿入されたクリップの抜出口からの抜出しを規制する一方、所定の押圧力が作用した際には抜出口からのクリップの抜出しを可能とする第2規制部が設けられている構成とした。
第2の発明では、第1の発明において、上記第1規制部は、上記脚部の挿入口側の側壁に設けられ、上記脚部の第1規制部下方には、抜出口近傍に達するように、且つ、着座部に沿うように弾性変形可能な突出板部が一体に突設され、クリップ挿入時には、クリップの板部を着座部上面の挿入口近傍に当接させるとともにクリップの挿入基部を上記第1規制部に摺接させながら挿入口に前傾させて挿入し、該挿入基部で上記突出板部を着座部から離間するように弾性変形させながら挿入口内に挿入基部を押し込み、該挿入基部が第1規制部を通過することで挿入基部が着座部に沿うようになり、上記突出板部の押付力が開放され該突出板部が復元する構成とした。
第3の発明では、第1の発明において、上記挿入口は、上記脚部の側方に開放するように形成され、上記脚部の抜出口側の側壁には、挿入口近傍に達するように、且つ、着座部に沿うように弾性変形可能な突出板部が一体に突設され、上記第1規制部は、上記突出板部の先端に着座部側に向かって一体に突設された係止部からなり、クリップ挿入時には、クリップの板部を着座部上面の挿入口近傍に当接させるとともにクリップの挿入基部を上記係止部に摺接させながら挿入口に挿入し、該挿入基部で上記突出板部を着座部から離間するように弾性変形させながら挿入口内に挿入基部を押し込み、該挿入基部が係止部を通過することで上記突出板部の押付力が開放され該突出板部が復元する構成とした。
第4の発明では、第2又は第3の発明において、クリップの挿入基部には、クリップ本体側に窪む凹部が形成され、上記突出板部には、上記凹部に嵌合する嵌合突起部が上記着座部側に突設されている構成とした。
第1の発明によれば、クリップ係止孔においてクリップの挿入と抜出とを異なる部分で行うことができるので、挿入口にクリップを抜き出し易くする構成を考慮する必要がない。したがって、挿入口を挿入作業性をよくする構成のみを考慮したものとすることができる。また、クリップ挿入後は、第1規制部と第2規制部とによってクリップの脱落を確実に規制することができる。さらに、クリップを抜出口から抜き出す場合には、クリップをクリップ係止孔の抜出口側にスライドさせて第2規制部において所定の押圧力を作用させれば、クリップを抜出口から抜き出すことができる。したがって、車体を変形させたり、クリップを破壊せずにクリップ取付座からクリップを抜き出すことができる。
第2の発明によれば、突出板部でクリップの挿入基部を支えながらクリップの首部をクリップ係止孔に挿入できるようになるので、クリップ挿入時のクリップの姿勢が安定し、さらには、突出板部は着座部から離間するように弾性変形するので、クリップ挿入時の挿入基部の動作を阻害しない。したがって、クリップの取付作業が容易となる。また、クリップの挿入基部が第1規制部を通過すると、該第1規制部により、クリップの反挿入方向への移動が規制されるようになる。したがって、クリップの挿入口からの脱落を確実に阻止することができる。
第3の発明によれば、突出板部の弾性変形により着座部と係止部との間が広くなり、クリップをクリップ係止孔へ挿入する際の力を下げることができる。したがって、クリップの挿入時の作業性をよくすることができる。また、クリップの挿入基部が係止部を通過すると、突出板部の復元動作により着座部と係止部との間が狭くなり、係止部によりクリップの反挿入方向への移動が規制されるようになる。したがって、クリップの挿入口からの脱落を確実に阻止することができる。
第4の発明によれば、首部以外の部位でクリップを保持できるようになり、クリップの取付け状態を安定させることができる。
車体に取り付けられるサイドスポイラーのクリップ取付構造における断面図である。 クリップをクリップ取付座に取り付ける前の実施形態1に係るクリップ及びクリップ取付座の斜視図である。 クリップをクリップ取付座に取り付ける際の図であり、図3(a)は、図2におけるA−A線断面相当図であり、図3(b)は、クリップ取付座の平面図である。 クリップをクリップ取付座に取り付けたときの図であり、図4(a)は、図2におけるA−A線断面相当図であり、図4(b)は、クリップ取付座の平面図である。 クリップをクリップ取付座から抜き出すときの図であり、図5(a)は、図2におけるA−A線断面相当図であり、図5(b)は、クリップ取付座の平面図である。 実施形態2に係る図2相当図である。 実施形態2に係る図3相当図である。 実施形態2に係る図4相当図である。 実施形態2に係る図5相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎない。
《発明の実施形態1》
図1は、クリップ2を用いて、車体(相手材)Bdの下部にサイドスポイラー(樹脂成形品)Sを取り付けた状態を示す図である。サイドスポイラーSは、車体Bdの側壁面を覆う側壁部S1と、底壁面を覆う底壁部S2とから構成されている。側壁部S1の車体Bd側にはクリップ取付座1が一体に形成され、このクリップ取付座1はサイドスポイラーSの車両前後方向に複数間隔をあけて設けられている。そして、上記クリップ2をクリップ取付座1に取り付け、車体Bdに形成された取付孔Hにクリップ2を挿入することで、サイドスポイラーSが車体Bdに取り付けられるようになっている。
上記クリップ2は、図2乃至図5に示すように、サイドスポイラーSを車体Bdに取り付けるためのものであり、樹脂製の射出成形品である。クリップ2は、サイドスポイラーSが取り付けられる車体Bdの取付孔Hに挿入係止されるクリップ本体3と、該クリップ本体3の基端側に一体に形成された板部4と、該板部4に首部5を介して一体に形成された挿入基部6とを備えている。
上記クリップ本体3は、クリップ2の車体Bへの挿入方向に延びる角軸部3aと、該角軸部3aの先端に中央部分が一体に連続し、両端が板部4に接近するように断面略V字状に形成された弾性板部3bとから構成されている。そして、上記弾性板部3bは、クリップ2の先端側を支点として、基端側が角軸部3aに向かって弾性変形可能となっている。
上記板部4は円盤形状をなしており、内側板部41と外側板部42とから構成されている。内側板部41は、角軸部3aの基端側から外方に突出するとともに角軸部3aの周りに沿って延びる板状をなす部分であり、その外周形状は円形状となっている。また、外側板部42は、上記内側板部41の外周端のクリップ本体3側から外方に突出するとともに内側板部41の周りに沿って延びる板状をなす部分である。該外側板部42の外周形状は円形状となっており、板厚は内側板部41より薄く形成されている。
上記首部5は、上記板部4の基端側に位置し、略円柱形状をなしている。また、上記挿入基部6は、上記板部4に首部5を介して一体に形成され、略円盤形状をなしている。該挿入基部6の中央には、底面側に開放する凹部61が形成されている。
クリップ取付座1はサイドスポイラーSの裏面から一体に突出して車両後方に位置する部分が開放する脚部1aと、該脚部1aの突出方向先端に上記サイドスポイラーSの裏面との間に空間部Rを有するように一体に形成された板状の着座部1bとで箱形形状をしている。
上記着座部1bには、クリップ2を取り付けるためのクリップ係止孔10が形成されている。該クリップ係止孔10は、車両前後方向に延びる長孔状をなしており、車両前方側(一端側)にクリップ2挿入用の挿入口10aを有するとともに車両後方側(他端側)にクリップ2抜出用の抜出口10bを有している。クリップ係止孔10の幅寸法は、上記首部5の外形寸法よりも若干大きく形成され、上記挿入基部6の外形寸法Cdより小さく形成されている。
上記挿入口10aは、着座部1bの車両前方側縁部において、クリップ係止孔10の長手方向中央部分の幅よりも幅広の略矩形状をなしており、該挿入口10aの反挿入方向側は、脚部1aの一部を切り欠いて形成されている。該挿入口10aの幅方向の寸法は、挿入基部6の外形Cdよりも若干大きく、挿入口10aから挿入基部6を挿入できるようになっている。また、図3に示すように、挿入口10aにおけるクリップ2挿入方向の寸法H0は、挿入基部6における首部5からの突出寸法Cwよりも小さく形成されている。したがって、クリップ2をクリップ係止孔10に挿入後、挿入基部6の反挿入方向側が突出板部11から浮き上がり難くなり、それに伴って挿入基部6が後述する第1規制部12に乗り上げ難くなり、挿入口10aからのクリップ2の脱落を阻止できる。
一方、抜出口10bは、車両後方の脚部1aの側方に開放している。また、上記クリップ係止孔10の車両後方側の内側面には、クリップ係止孔10の幅が首部5の外径寸法よりも幅狭となるように一対の突起(第2規制部)10cが設けられている。該突起10cにより、通常時には、クリップ係止孔10に挿入されたクリップ2の挿入方向の移動を規制し、クリップ2をクリップ係止孔10から抜き出すときには、所定の押圧力を作用させることによって、両突起10c間を押し広げてクリップ係止孔10からクリップ2を離脱をさせることができるようになっている。
上記脚部1aの挿入口10a側の側壁で該挿入口10a下方には、弾性変形可能な突出板部11が抜出口10b近傍に達するように、且つ、着座部1bに沿うように一体に突設されている。該突出板部11の突出方向中央部分には、クリップ2の凹部61に嵌合する嵌合突起部11aが着座部1b側に突出している。尚、本実施形態1の第1規制部12は、脚部1aの挿入口10a側の側壁のうち、該挿入口10a周縁の反挿入方向側から突出板部11の基端までの部分である。そして、クリップ2挿入後、クリップ2を反挿入方向へ移動させても、挿入基部6の周縁が必ず第1規制部12に接触するようになっている。また、図4に示すように、第1規制部12の上端は、着座部1bの底面ラインより車体Bd側に寸法H2だけ突出している。この寸法H2は、首部5の軸方向の寸法Hcから着座部1bの板厚H1を引いた寸法である。したがって、クリップ2をクリップ係止孔10に挿入後、反挿入方向にクリップ2が移動しても、第1規制部12の上を挿入基部6が乗り上げ難くなり、挿入口10aからのクリップ2の脱落を阻止できる。
次に、クリップ2をクリップ取付座1に取り付ける要領について説明する。
まず、図3に示すように、クリップ取付座1の挿入口10a側にクリップ2を配置する。次に、クリップ2の板部4を着座部1b上面の挿入口10a近傍に当接させるとともにクリップ2の挿入基部6を第1規制部12に摺接させながら挿入口10aに前傾させて挿入する。そして、挿入基部6で上記突出板部11を着座部1bから離間するように弾性変形させながら挿入口10a内に挿入基部6を押し込む。上記挿入基部6が挿入口10aを通過すると、挿入基部6が着座部1bに対して沿うようになり、突出板部11の押付力が開放され突出板部11が復元し、挿入基部6の底面が突出板部11と非接触状態になる。さらにクリップ2を挿入方向にスライド移動させると、図4に示すように、挿入基部6の凹部61が嵌合突起部11aに嵌合しクリップ2が安定して固定される。
一方、車体Bdに取り付けられたサイドスポイラーSの修理等を行う必要が生じた場合において、サイドスポイラーS及び車体Bdに取り付けられたクリップ2を取り外すときには、サイドスポイラーSを手で持って、該サイドスポイラーSのクリップ取付座1を車体前方に移動させ、クリップ係止孔10の抜出口10b側へクリップ2をスライド移動させる。このとき、嵌合突起部11aと凹部61の周縁とが摺接することにより、突出板部11におけるクリップ2の移動側が着座部1bから大きく離間するように弾性変形し、嵌合突起部11aと凹部61との嵌合が外れると突出板部11が復元する。そして、首部5が突起10cを通過するように、所定の押圧力を作用させて首部5で両突起10c間を押し広げてクリップ2を抜出口10bから抜き出す。
尚、上記では車体Bdに取り付けられたサイドスポイラーSからクリップ2を取り外す場合について説明したが、サイドスポイラーSにクリップ2を取り付けて、車体BdにサイドスポイラーSを取り付ける前に、サイドスポイラーSからクリップ2を取り外す必要が生じた場合には、クリップ2のクリップ本体3を手で持って、クリップ係止孔10の挿入口10a側へクリップ2をスライド移動させてクリップ2を取り外すようにしてもよい。
以上より、この実施形態1によれば、クリップ係止孔10においてクリップ2の挿入と抜出とを異なる部分で行うことができるので、挿入口10aにクリップ2を抜き出し易くする構成を考慮する必要がない。したがって、挿入口10aを挿入作業性をよくする構成のみを考慮したものとすることができ、クリップ2の挿入時の作業性をよくすることができる。また、クリップ2挿入後は、第1規制部12と突起10cとによってクリップ2の脱落を確実に規制するこができる。さらに、クリップ2をクリップ係止孔10から抜き出す場合には、クリップ2をクリップ係止孔10の抜出口10b側にスライドさせて突起10cにおいて所定の押圧力を作用させれば、クリップ2を抜出口10bから抜き出すことができる。したがって、車体Bdを変形させたり、クリップ2を破壊せずにクリップ取付座1からクリップ2を抜き出すことができる。
また、突出板部11でクリップ2の挿入基部6を支えながらクリップ2の首部5をクリップ係止孔10に挿入できるようになるので、クリップ2挿入時のクリップ2の姿勢が安定し、さらには、突出板部11は着座部1bから離間するように弾性変形するので、クリップ2挿入時の挿入基部6の動作を阻害しない。したがって、クリップ2の取付作業が容易となる。また、クリップ2の挿入基部6が第1規制部12を通過すると、該第1規制部12により、クリップ2の反挿入方向への移動が規制されるようになる。したがって、クリップ2の挿入口10aからの脱落を確実に阻止することができる。
また、凹部61と嵌合突起部11aとが嵌合するので、首部5以外の部位でクリップ2を保持できるようになり、クリップ2の取付け状態を安定させることができる。
《発明の実施形態2》
図6乃至図9は、本発明の実施形態2に係るクリップ2のサイドスポイラーSへの取付構造を示すものである。この実施形態2では、クリップ取付座1の形状の一部が実施形態1と異なっているだけで、クリップ2や他の部分は同じであるため、以下、異なる部分のみを詳細に説明する。
着座部1bに形成されたクリップ係止孔10の挿入口10aの幅は、図6に示すように、クリップ係止孔10の中央部分の幅と同じになっている。
クリップ取付座1の脚部1aの車両前方に位置する部分は開放しており、該脚部1aの車両後方の側壁には、略矩形の長孔1dが形成されている。該長孔1dのクリップ2挿入方向と交差する方向の長さは、クリップ2の挿入基部6の外形より少し大きく形成されており、長孔1dにおけるクリップ係止孔10の幅方向中央部分が抜出口10bと繋がっている。これにより、クリップ2をクリップ係止孔10から抜き出す時に、挿入基部6が脚部1aに干渉しないようになっている。
また、上記脚部1aの抜出口10b側の側壁で該抜出口10b下方には、弾性変形可能な突出板部11が挿入口10a近傍に達するように、且つ、着座部1bに沿うように一体に突設されている。該突出板部11の突出方向中央部分には、クリップ2の凹部61に嵌合する嵌合突起部11aが着座部1b側に突出している。また、上記突出板部11の先端には、着座部1b側に向かって係止部(第1規制部)11bが一体に突設されている。該係止部11bのクリップ2挿入側の面は、着座部1bの表側から見てクリップ2の反挿入方向側に向かって下傾している。そして、クリップ2挿入後、クリップ2を反挿入方向へ移動させても、挿入基部6の周縁が必ず係止部11bに接触するようになっている。この状態において、図7に示すように、首部5の軸方向の寸法Hcから着座部1bの板厚H1を引いた寸法が、係止部11bにおける着座部1bの底面より車体Bd側に位置している部分の寸法H2より小さくなっている。したがって、反挿入方向にクリップ2が移動しても、挿入基部6が係止部11bを乗り上げ難い構造となっている。また、係止部11bから嵌合突起部11aまでの寸法T0は、クリップ2の挿入基部6の外形寸法Cdより大きくなっているので、クリップ2をクリップ係止孔10に挿入すると、挿入基部6が係止部11bと嵌合突起部11aとの間に収まるようになっている。これにより、挿入基部6が係止部11bの先端に乗り上げ難くなり、挿入口10aからのクリップ2の脱落を阻止できる。
次に、クリップ2をクリップ取付座1に取り付ける要領について説明する。
まず、図7に示すように、クリップ取付座1の挿入口10a側にクリップ2を配置する。次に、クリップ2の板部4を着座部1b上面の挿入口10a近傍に当接させるとともにクリップ2の挿入基部6を係止部11bに摺接させながら挿入口10aに挿入する。そして、挿入基部6で上記突出板部11を着座部1bから離間するように弾性変形させながら挿入口10a内に挿入基部6を押し込む。上記挿入基部6が係止部11bを通過すると、突出板部11への押付力が開放され突出板部11が復元する。さらにクリップ2を挿入方向にスライド移動させると、図8に示すように、挿入基部6の凹部61が嵌合突起部11aに嵌合しクリップ2が安定して固定される。
一方、車体Bdに取り付けられたサイドスポイラーSの修理等を行う必要が生じた場合において、サイドスポイラーS及び車体Bdに取り付けられたクリップ2を取り外すときにおいては、サイドスポイラーSを手で持って、該サイドスポイラーSのクリップ取付座1を車体前方に移動させ、クリップ係止孔10の抜出口10b側へクリップ2をスライド移動させる。このとき、嵌合突起部11aと凹部61の周縁とが摺接することにより、突出板部11におけるクリップ2移動方向の反対側が着座部1bから大きく離間するように弾性変形し、嵌合突起部11aと凹部61との嵌合が外れると突出板部11が復元する。そして、首部5が突起10cを通過するように、所定の押圧力を作用させて首部5で両突起10c間を押し広げてクリップ2を抜出口10bから抜き出す。
以上より、この実施形態2によれば、突出板部11の弾性変形により着座部1bと係止部11bとの間が広くなり、クリップ2をクリップ係止孔10へ挿入する際の力を下げることができる。したがって、クリップ2の挿入時の作業性をよくすることができる。また、クリップ2の挿入基部6が係止部11bを通過すると、突出板部11の復元動作により着座部1bと係止部11bとの間が狭くなり、係止部11bによりクリップ2の反挿入方向への移動が規制されるようになる。したがって、クリップ2の挿入口10aからの脱落を確実に阻止することができる。
尚、実施形態1、2では、挿入口10aの周縁に突起10cを設けて抜出口10bからのクリップ2の不意の脱落を防止しているが、着座部1bの表裏面に板部4や挿入基部6が引っ掛かるような突起を設けるような構成としてもよい。
また、本実施形態1、2では、突起10cを一対設けているが、少なくとも一方に設ける構成であればよい。
本発明は、例えば、自動車における車体にスポイラー等の樹脂成形品を取り付ける際に用いるクリップを樹脂成形品に形成されたクリップ取付座に取り付ける取付構造に適している。
1 クリップ取付座
1a 脚部
1b 着座部
2 クリップ
3 クリップ本体
4 板部
5 首部
6 挿入基部
10 クリップ係止孔
10a 挿入口
10b 抜出口
10c 突起(第2規制部)
11 突出板部
11a 嵌合突起部
11b 係止部(第1規制部)
12 第1規制部
61 凹部

Claims (4)

  1. 樹脂成形品の裏面に一体に形成されたクリップ取付座にクリップを取り付ける取付構造であって、
    上記クリップは、上記樹脂成形品が取り付けられる相手材の取付孔に挿入係止されるクリップ本体と、該クリップ本体の基端側に一体に形成された板部と、該板部に首部を介して一体に形成された挿入基部とを備え、
    上記クリップ取付座は、上記樹脂成形品の裏面に一体に形成された脚部と、該脚部先端に上記樹脂成形品の裏面との間に空間部を有するように一体に形成され、クリップが取り付けられる板状の着座部とを備え、
    上記着座部には、クリップ挿入用の挿入口を一端に有するとともにクリップ抜出用の抜出口を他端に有する長孔状のクリップ係止孔が、上記抜出口を脚部の側方に開放するように形成され、
    上記脚部の挿入口側には、クリップ係止孔内に挿入されたクリップの反挿入方向への移動を規制する第1規制部が設けられ、且つ、上記抜出口周縁には、通常時にはクリップ係止孔内に挿入されたクリップの抜出口からの抜出しを規制する一方、所定の押圧力が作用した際には抜出口からのクリップの抜出しを可能とする第2規制部が設けられていることを特徴とするクリップの取付構造。
  2. 請求項1に記載のクリップの取付構造において、
    上記第1規制部は、上記脚部の挿入口側の側壁に設けられ、
    上記脚部の第1規制部下方には、抜出口近傍に達するように、且つ、着座部に沿うように弾性変形可能な突出板部が一体に突設され、
    クリップ挿入時には、クリップの板部を着座部上面の挿入口近傍に当接させるとともにクリップの挿入基部を上記第1規制部に摺接させながら挿入口に前傾させて挿入し、該挿入基部で上記突出板部を着座部から離間するように弾性変形させながら挿入口内に挿入基部を押し込み、該挿入基部が第1規制部を通過することで挿入基部が着座部に沿うようになり、上記突出板部の押付力が開放され該突出板部が復元することを特徴とするクリップの取付構造。
  3. 請求項1に記載のクリップの取付構造において、
    上記挿入口は、上記脚部の側方に開放するように形成され、
    上記脚部の抜出口側の側壁には、挿入口近傍に達するように、且つ、着座部に沿うように弾性変形可能な突出板部が一体に突設され、
    上記第1規制部は、上記突出板部の先端に着座部側に向かって一体に突設された係止部からなり、
    クリップ挿入時には、クリップの板部を着座部上面の挿入口近傍に当接させるとともにクリップの挿入基部を上記係止部に摺接させながら挿入口に挿入し、該挿入基部で上記突出板部を着座部から離間するように弾性変形させながら挿入口内に挿入基部を押し込み、該挿入基部が係止部を通過することで上記突出板部の押付力が開放され該突出板部が復元することを特徴とするクリップの取付構造。
  4. 請求項2又は3に記載のクリップの取付構造において、
    クリップの挿入基部には、クリップ本体側に窪む凹部が形成され、
    上記突出板部には、上記凹部に嵌合する嵌合突起部が上記着座部側に突設されていることを特徴とするクリップの取付構造。
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