JP2011093488A - 自動車用ドア構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ドアインナーパネル11とドアトリム12の間に、遮音性シート20を設けたもので、板状で所定間隔毎にドアインナーパネル11側に突出した係止部材31が設けられた押さえ板30を、遮音性シート20の外周端に配するとともに、係止部材31に相対向する遮音性シート20及びドアインナーパネル11の位置に穴11a,20aを設けてそれら穴に係止部材31を挿入するとともに、押さえ板30における係止部材31間の部位で遮音性シート20をドアインナーパネル11に押圧して、遮音性シート20をドアインナーパネル11に固定してなる。
【選択図】図1
Description
これによれば、透明フィルムFを介してシーラーRの接着状態を容易に視覚することができる。また、遮音性シートSによって、ドアインナーパネル11に形成された作業用穴が塞がれるとともに優れた防水及び防音効果が得られる。
その上、遮音性シートSの外周端部にリング状の透明フィルムFの内周端部を溶着する必要があるため透明フィルムFの分、コストがかかってしまう。
なお、インナーウェザーストリップ15は、取付基部16と昇降するドアガラスGに車内側から摺接する上下のシールリップ部17,18と、そのシールリップ部17,18を支持するとともに取付基部16から下側に向けて延設された支持部19とから形成され、取付基部16の上面には複数のリップ部16aと位置決め用突起16bが形成され、ドアトリム12の上部に形成された略コ字状の凹部13に挿入され、位置決め用突起16bが段差部13aに当接して位置決めされるようになっている。またドアトリム12はクリップCによってドアインナーパネル11に固定されている。
また、図12に示した態様にかえて、図13に示したように、先端が折曲したドアトリム22に、上下にシールリップ部27,28を有するインナーウェザーストリップ25の取付基部26を爪等の金具29を介して取付けるものであってもよい。
これによれば、ドアインナーパネル11とドアトリム12の間に遮音性シート20を介して2つの空間X,Yができるので、ドアインナーパネル11の車内側にフェルト,ウレタン,パッド材,遮音カバー等を設けたものと比較して遮音性が向上するとともに、上側から下側にのれん状に垂らすだけで遮音性シート20を設けることができるので組付作業が簡単である。
ドアトリム12,22から遮音性シート20がはみ出すと、見栄えが悪くなるとともに、遮音性も低下してしまう。
板状で所定間隔毎に前記ドアインナーパネル(11)側に突出した係止部材(31)が設けられた押さえ板(30)を、前記遮音性シート(20)の外周端に配するとともに、前記係止部材(31)に相対向する前記遮音性シート(20)及び前記ドアインナーパネル(11)の位置に穴(11a,20a)又は切込みを設け、
前記穴(11a,20a)又は切込みに前記係止部材(31)を挿入するとともに、前記押さえ板(30)における前記係止部材(31)間の部位で前記遮音性シート(20)を前記ドアインナーパネル(11)に押圧して、前記遮音性シート(20)を前記ドアインナーパネル(11)に固定してなることを特徴とする。
さらに、遮音性シートの外周端は、所定間隔毎に設けられた係止部材で間歇的に固定されるだけでなく、隣接する係止部材間に位置する押さえ板の板面によってドアインナーパネルに押圧されるので、ドアトリムからはみ出すことなく確実かつ安定して固定される。
また、押さえ板に複数のスリットを形成することによって容易に湾曲させることができる。
この自動車用ドア構造は、ドアDを構成し、自動車のベルトライン部内側となるドアインナーパネル11の上側から車内側にかけて内装用のドアトリム12が取付けられるとともに、ドアインナーパネル11とドアトリム12の間に、遮音性シート20を上側から下側にのれん状に垂らすように設けられたものである。これにより、ドアインナーパネル11の少なくとも中央付近は、遮音性シート20で覆われるように遮音性シート20が設けられる構造となる。
押さえ板30は、略U字状に一連一体に延びる板状であり、所定間隔毎にドアインナーパネル11側に突出した係止部材31が設けられている。押さえ板30と係止部材31とは一体的に成形された弾性体であり、係止部材31の先端は容易に撓むリング状になっている。
そして、図4に示すように、押さえ板30に設けられた係止部材31のリング状部31aが、遮音性シート20の外周端に設けられた穴20aを貫通し、さらに、ドアインナーパネル11の外周端に設けられた穴11aに挿入されることによって遮音性シート20はドアインナーパネル11に固定されると同時に、押さえ板30における隣接する係止部材31間の部位が遮音性シート20に接して、遮音性シート20をドアインナーパネル11側に押圧するようになっている。
ここでは、係止部材31の付け根部31bの長さを遮音性シート20の厚さにドアインナーパネル11の厚さを加えた幅と略同一にしているが、その幅以下であってもよい。前記付け根部31bの長さは、遮音性シート20の材質によって適宜設定され、弾力性に富む材質の場合は、押し付けたときにズレない程度に固定されればよい。なお、遮音性シート20及びドアインナーパネル11に設けられた穴11a,20aの径の大きさは、係止部材31のリング状部31aの最大横幅Hよりも小さく、リング状部31aを弾性変形させて穴11a,20aに挿通させ、挿通後に元の形状に復元させることによって係止させている。
なお、図6に示すように、押さえ板30に対して、別体の係止部材31を差し込んで取付けることによって後から一体化することもできるし、図7に示すように、各パーツ毎に成形したものを後から連結して一体化することもできる。これによれば、自由に押さえ板30の形態を変化させることができる。
また、押さえ板30が、外形状(外観状)略U字状にされるので、押出成形したものを湾曲させて形状を保持させるようにしてもよく、予め略U字状に型成形したものに別体の係止部材31を取付けるようにしてもよい。また、押出成形したものを湾曲させ易いように、図8に示すように、押さえ板30に複数のスリット35を形成してもよい。これによっても、自由に押さえ板30の形態を変化させることができる。さらには、押出成形部と型成形部とを組合わせ、例えばコーナー部だけを型成形するようにしてもよい。
なお、ドアトリム12はクリップCによってドアインナーパネル11に対して固定されている。
また、組付時にドアハンドル,パワーウインド類のハーネス,ロックとドアパネルを組み付けるためスリットを遮音性シート20に入れ、取り出し易くしてもよい。
遮音性シート20の材質は、特に限定されるものではないが、EPDM製のスポンジゴムが好ましい。市販品としては、例えば住友3M社製の「シンサレート(商品名)」をあげることもできる。なお、シート状のものであれば、ゴムやナイロン等からなるものでもよい。
さらに、遮音性シート20の外周端は、所定間隔毎に設けられた係止部材31で間歇的に固定されるだけでなく、隣接する係止部材31間に位置する押さえ板30の板面によってドアインナーパネル11に押圧されるので、ドアトリム12からはみ出すことなく確実かつ安定して固定される。
また、本実施形態では、押さえ板30を遮音性シート20の左右両端及び下端の外周端に相対向する位置に配置したが、左右両端及び下端のうちいずれかの外周端に配置することもできる。さらに、本実施形態では、遮音性シート20の上端をインナーウェザーストリップ15に固定したが、これに限定されない。従って、上端も、遮音性シート20の左右両端及び下端のように、押さえ板30と係止部材31を使用して固定してもよい。この場合は、遮音性シート20の外周端の全周又は上下端のみ又は上端と左右両端のみに押さえ板30と係止部材31が設置されることになる。そして、押さえ板30は、一つの連続板である必要はなく部分的(例えばコーナー部)に、予め適した形態に整形されている分裂した複数のパーツでドアインナーパネル11に設置されてもよい。
11a 穴
12 ドアトリム
13a 段差部
15 インナーウェザーストリップ
16 取付基部
16a リップ部
16b 位置決め用突起
17,18 シールリップ部
19 支持部
20 遮音性シート
20a 穴
22 ドアトリム
25 インナーウェザーストリップ
26 取付基部
27,28 シールリップ部
29 金具
30 押さえ板
31 係止部材
31a リング状部
31b 付け根部
35 スリット
C クリップ
D ドア
F 透明フィルム
G ドアガラス
R シーラー
S 遮音性シート
Claims (6)
- ドアインナーパネルの車内側に内装用のドアトリムが取付けられ、ドアインナーパネルとドアトリムの間に、遮音性シートを設けた自動車用ドア構造であって、
板状で所定間隔毎に前記ドアインナーパネル側に突出した係止部材が設けられた押さえ板を、前記遮音性シートの外周端に配するとともに、前記係止部材に相対向する前記遮音性シート及び前記ドアインナーパネルの位置に穴又は切込みを設け、
前記穴又は切込みに前記係止部材を挿入するとともに、前記押さえ板における前記係止部材間の部位で前記遮音性シートを前記ドアインナーパネルに押圧して、前記遮音性シートを前記ドアインナーパネルに固定してなることを特徴とする自動車用ドア構造。 - 前記押さえ板が配される前記遮音性シートの外周端は、前記遮音性シートの両端及び下端又は上端であることを特徴とする請求項1に記載の自動車用ドア構造。
- 前記押さえ板と前記係止部材とは一体的に成形されたものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車用ドア構造。
- 前記押さえ板と前記係止部材とは一体的に押出成形したものに対して、前記係止部材間の部位を切欠きすることによって成形されたものであることを特徴とする請求項3に記載の自動車用ドア構造。
- 前記押さえ板には複数のスリットが形成されてなることを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一つに記載の自動車用ドア構造。
- 前記押さえ板は外形が略U字状であることを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか一つに記載の自動車用ドア構造。
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|---|---|---|---|
| JP2009251913A JP2011093488A (ja) | 2009-11-02 | 2009-11-02 | 自動車用ドア構造 |
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017081495A (ja) * | 2015-10-30 | 2017-05-18 | 西川ゴム工業株式会社 | 自動車用シート部材 |
Citations (3)
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| JPH0516561U (ja) * | 1991-08-09 | 1993-03-02 | 日本プラスト株式会社 | 自動車のカウルトツプカバーのエンドラバー取付構造 |
| JPH08175293A (ja) * | 1994-12-25 | 1996-07-09 | Inoac Corp | 自動車用シール材及びその製造方法 |
| EP1426239A1 (fr) * | 2002-12-02 | 2004-06-09 | Sofitec SA | Feuille d'étanchéité et d'insonorisation pour un élément de carrosserie, tel qu'une porte de véhicule automobile |
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2009
- 2009-11-02 JP JP2009251913A patent/JP2011093488A/ja active Pending
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