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JP2011090985A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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JP2011090985A
JP2011090985A JP2009245148A JP2009245148A JP2011090985A JP 2011090985 A JP2011090985 A JP 2011090985A JP 2009245148 A JP2009245148 A JP 2009245148A JP 2009245148 A JP2009245148 A JP 2009245148A JP 2011090985 A JP2011090985 A JP 2011090985A
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Japan
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power supply
microcomputer
power
load
voltage
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JP2009245148A
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Keiko Isoda
恵子 磯田
Masamichi Komada
雅道 駒田
Koji Niiyama
浩次 新山
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Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
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Publication date
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Abstract

【課題】シーケンス制御を行うマイコンを有する誘導加熱調理器において、瞬時停電が発生すると供給電源の低下によりマイコンの機能が停止し、シーケンス制御が途中で止まってしまう。
【解決手段】マイコンの供給電源の出力電圧を検知し、瞬時停電により電圧が低下するとマイコン以外の負荷の供給電源を遮断して、電圧低下を緩やかにし、マイコンの機能を長く維持する事で、シーケンス制御の途中で瞬時停電が起こり、加熱を停止し、表示を消しても、シーケンス制御の状態は維持されるので、瞬時停電から復帰した後、シーケンス制御を再開する事ができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、誘導加熱調理器に関するものであり、特に、停電検知装置に関するものである。
従来、この種の誘導加熱調理器は、商用電源を直流電源に変換してマイクロコンピュータ(以下、マイコン)や電子回路に電源を供給しており、商用電源の瞬時停電時に商用電源の供給が止まると、直流電源も電圧が低下し、マイコンや電子回路がその機能を失う事を防ぐために瞬時停電を検知する機能が備わっている。
瞬時停電を検知すると、マイコンは電子回路の使用電流を抑制して、直流電源の電圧低下を緩やかにし、マイコンの動作をできるだけ長く維持できるようにしている。
従来、この種の瞬時停電の検知方法としては、商用電源のゼロクロス点を検出してゼロクロスパルスを発生させて、ゼロクロスパルスの有無で瞬時停電を検知している(例えば、特許文献1参照)。
図6は、特許文献1に記載された従来の瞬時停電検出装置の商用電源とゼロクロスパルスとの関係を示す図である。
図6に示すように、検出手段が商用電源101のゼロクロス点を検出するとゼロクロスパルス102を発生させ、商用電源の半周期ごとにゼロクロスパルス102の有無を判別し、ゼロクロスパルス102がない時に瞬時停電が発生したと判断する。
また、図7は、特許文献2に記載された従来の直流ブラシレスモータの停電検知装置の回路図を示す。
図7において、交流電源103からの電源を整流平滑し、コンデンサ104の電圧を第1の直流電源とし、第1の直流電源から第2の直流電源105に変換する。
3相直流ブラシレスモータ106は、インバータ装置107により駆動制御される。インバータ装置107はインバータ回路108及びマイコン109より構成される。
コンデンサ105aは、第2の直流電源105の出力に接続されたコンデンサであり、装置110はマイコン109の入出力に接続された回路あるいはその回路より駆動されるその他の負荷など、マイコン109を除く電子回路、電気回路の全てを包含している。
装置110及びマイコン109は第2の直流電源105により動作している。従って、第1の直流電源104の電圧が下がると、第2の直流電源105の出力電圧はマイコン109及び装置110を動作させる事が不可能となる。
電圧監視装置111はコンデンサ104の直流電圧を抵抗で分圧し、その電圧情報をマイコン109に送っている。
マイコン109はその電圧情報が所定値以下になると装置110の電流が減少するようにマイコン109の出力端子を制御する。また、3相直流ブラシレスモータ106が回転中であれば、マイコン109は3相直流ブラシレスモータ106への電流供給を停止する。
特開昭61−129581号公報 特開2006−296154号公報
しかしながら、前記特許文献1の構成では、複数のマイコンや制御手段に対して、それぞれにゼロクロス点を検出する検出手段が必要になり、コストがかかると共に検出手段のための回路を実装するスペースを確保する必要がある。
また、ゼロクロス点を検知する回路は、商用電源の半周期ごとにしかゼロクロス点を検知できないので、停電が発生してから停電を検知するまでに時間差があるという課題を有していた。
前記特許文献2の構成では、複数のマイコンで構成された機器の場合、停電時に全てのマイコンへの電源供給を続けると第1の直流電源の出力電圧の低下が早まり、マイコンの動作が不可能となってしまう。
また、あるマイコンで停電を検知し、停電である事を他のマイコンに通信で知らせて各マイコンが通電制御している負荷の通電を遮断する場合、停電が発生してから負荷の通電を遮断するまでに通信時間がかかるので時間差が発生し、その間に第1の直流電源の出力電圧は低下してしまうといった課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、商用電源を整流平滑した直流電源の出力電圧の低下を緩やかにし、マイコンが完全にオフする事を防ぎ瞬時停電が解消された際に、停電前のシーケンス制御の続きを再開するようにして使い勝手を良くした誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の誘導加熱調理器は、加熱コイルを有する加熱手段と、前記加熱コイルの上方に設けられ被加熱物が載置されるトッププレートと、前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバータと、商用電源を第1の直流電源に変換する第1の変換回路と、前記第1の直流電源を第2の直流電源に変換する第2の変換回路と、前記第1の直流電源を第3の直流電源に変換する第3の変換回路と、前記第1または第2の直流電源から電源供給される負荷1と、前記第1または第3の直流電源から電源供給される負荷2と、前記第2の直流電源から電源供給されるマスタマイコンと、前記第3の直流電源から電源供給されるスレーブマイコンと、前記負荷1、前記マスタマイコン、及び前記インバータを有するマスタ制御部と前記負荷2及び前記スレーブマイコンを有するスレーブ制御部とを備え、前記マスタ制御部およびスレーブ制御部は前記第1の直流電源の電圧を検知する検知回路を備え、前記マスタマイコンは前記電圧がレベル1以下になると前記インバータの動作を停止すると共に前記負荷1への電源供給を遮断し、前記スレーブマイコンは前記電圧がレベル1以下になると前記負荷2への電源供給を遮断するとしたものである。これによって、マスタマイコン及びスレーブマイコンに第1の直流電源の出力電圧を検知する検知回路から出力電圧を入力し、出力電圧が所定のレベルを下回ると、商用電源の供給が止まり停電状態にあると判断して、スレーブマイコンは負荷2への通電を遮断し第1の直流電源の消費電力を抑え、第1の直流電源の出力電圧の低下を緩やかにする事で、第2の直流電源の出力電圧の低下を緩やかにし、マスタマイコンが完全にオフする事を防ぐことになる。
以上より、マスタマイコンがシーケンス制御を行う場合、瞬時停電により負荷への通電
が遮断されても、マスタマイコンは動作しているため、停電が解消された際に、停電前のシーケンス制御の続きを再開する事ができる。
また、複数のマイコンがお互いに通信している誘導加熱調理器の場合、第1の直流電源の出力電圧が所定の値を下回ると、マイコンの中でも優先順位の低いマイコンへの通電を遮断して消費電力を抑制し、優先順位の高いマイコンを長く動作させる事ができる。
本発明の誘導加熱調理器は、ゼロクロス点を検出する検知回路と比べて、第1の直流電源の出力電圧を検知する検知回路は停電が発生した際の第1の直流電源の出力電圧の低下を時間差なく検知する事ができるため、素早く負荷の電源供給を遮断することができる。
また、複数のマイコンで制御を行う機器において、第1の直流電源の出力電圧を各マイコンが検知しているため、停電時には各マイコンが独立して負荷の電源供給を遮断する事ができ、マイコン間で通信を行って負荷の電源供給を遮断する場合に比べて素早く負荷を切り離す事ができる。
更に、優先順位の高いマイコンの機能は維持し、操作スイッチの検知など停電前の状態を維持する必要のない制御を行うマイコンは優先順位を低く設定し、停電検知時にはマイコンの機能を停止してしまう事で、優先順位の高いマイコンの機能を長く維持する事ができる。
本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器のブロック図 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の検知回路とマイコンの状態を示す図 本発明の実施の形態2、3における誘導加熱調理器のブロック図 本発明の実施の形態2における誘導加熱調理器の検知回路とマイコンの状態を示す図 本発明の実施の形態3における誘導加熱調理器の検知回路とマイコンの状態を示す図 従来の瞬時停電検出装置の商用電源とゼロクロスパルスとの関係を示す図 従来の直流ブラシレスモータの停電検知装置の回路図
第1の発明の誘導加熱調理器は、加熱コイルを有する加熱手段と、前記加熱コイルの上方に設けられ被加熱物が載置されるトッププレートと、前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバータと、商用電源を第1の直流電源に変換する第1の変換回路と、前記第1の直流電源を第2の直流電源に変換する第2の変換回路と、前記第1の直流電源を第3の直流電源に変換する第3の変換回路と、前記第1または第2の直流電源から電源供給される負荷1と、前記第1または第3の直流電源から電源供給される負荷2と、前記第2の直流電源から電源供給されるマスタマイコンと、前記第3の直流電源から電源供給されるスレーブマイコンと、前記負荷1、前記マスタマイコン、及び前記インバータを有するマスタ制御部と前記負荷2及び前記スレーブマイコンを有するスレーブ制御部とを備え、前記マスタ制御部およびスレーブ制御部は前記第1の直流電源の電圧を検知する検知回路を備え、前記マスタマイコンは前記電圧がレベル1以下になると前記インバータの動作を停止すると共に前記負荷1への電源供給を遮断し、前記スレーブマイコンは前記電圧がレベル1以下になると前記負荷2への電源供給を遮断するものである。
これによって、停電によりマスタマイコン、スレーブマイコンの機能が停止するまでの時間を長くして、瞬時停電でマイコンがリセットする事を防ぐ事ができる。これにより自
動調理などのシーケンス制御の途中で瞬時停電が起こっても、停電前の状態を維持して自動調理を続ける事ができ、使い勝手のよい誘導加熱調理器を提供することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、前記マスタマイコンは前記電圧がレベル1以下になると前記インバータの動作を停止し、前記レベル1より小さいレベル2以下になると前記負荷1への電源供給を遮断し、前記スレーブマイコンは前記電圧がレベル1以下になると前記負荷2への電源供給を遮断することにより、負荷の中でも優先順位の高い負荷は瞬時停電中も機能を維持し、優先順位の低い負荷は機能を停止させるため、機器の消費電力を抑制しつつ、必要な機能のみ動作させる事ができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、前記スレーブマイコンは前記電圧がレベル1以下になると前記負荷2への電源供給を遮断し、前記レベル1より小さいレベル2以下になると前記スレーブマイコンへの電源供給を遮断することにより、マイコンの中でも優先順位の高いマイコンだけを瞬時停電中も機能を維持し、優先順位の低いマイコンは機能を停止させるため、機器の消費電力を効率よく抑制して優先順位の高いマイコンの機能が停止するまでの時間を長くして、瞬時停電でマイコンがリセットする事を防ぐ事ができる。
第4の発明は、特に、第1〜3の発明において、前記スレーブマイコンは前記第1または第3の直流電源から電源供給され、かつ前記負荷2より消費電力の多い負荷3を備え、前記スレーブマイコンは前記電圧がレベル1以下になると前記負荷3への電源供給を遮断し、前記レベル1より小さいレベル2以下になると前記負荷2への電源供給を遮断することにより、負荷の中でも消費電力の大きい負荷を停電検知後すぐに機能停止させて、停電発生からマイコンの機能が停止するまでの時間を長くして、瞬時停電でマイコンがリセットする事を防ぐ事ができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって、本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器のブロック図、図2は本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の検知回路とマイコンの状態を示す図である。
図1において、商用電源1の電流を整流ダイオード2とコンデンサ3により直流平滑化し、スイッチングトランス4で第1の直流電源5に変換する第1の変換回路6と、第1の直流電源5をレギュレータ7に入力し、第2の直流電源8に変換する第2の変換回路9とを備えている。
本実施の形態では、第1の直流電源5の電圧を20V、第2の直流電源18の電圧を5Vとする。レギュレータ7は、入力電圧が10V以上で、出力電圧5Vを安定して供給する。マスタマイコン10は、入力電圧が3V以上で正常に動作する。
第2の直流電源8から電源供給されるマスタマイコン10は、加熱コイル11に高周波電流を供給するインバータ12の制御を行う。
耐熱強化ガラスからなるトッププレート13上に置いた鍋14は、トッププレート13下方の加熱コイル11に流れる高周波電流により誘導電流が発生し、発熱する。
また、ニクロム線に交流電流を通電すると発熱するラジェントヒータ15は、第1の直
流電源5から電源供給されるリレー16を介して、マスタマイコン10がヒータへの商用電源1の通電を制御する。リレー16を負荷1とする。
次に、第1の直流電源5をレギュレータ17に入力し、第3の直流電源18に変換する第3の変換回路19がある。本実施の形態では、第3の直流電源18の出力電圧を5Vとする。
レギュレータ17は、入力電圧が10V以上で、出力電圧5Vを安定して供給する。スレーブマイコン20は、入力電圧が3V以上で正常に動作する。
第3の直流電源18から電源供給されるスレーブマイコン20は、第1の直流電源5から電源供給されるブザー21、第3の直流電源18から電源供給されるLEDなどの発光素子22の通電を制御する。ブザー21を負荷2、発光素子22を負荷3とする。
マスタマイコン10は、リレー16以外にも温度センサやファンの通電制御及びスイッチやインバータ制御に必要なパラメータの電圧検知を行い、それらの負荷は第1の直流電源5または第2の直流電源8から電源供給される(図示せず)。
マスタマイコン10は、温度センサやマイコン内の計時タイマの情報から自動調理などのシーケンス制御を行う(図示せず)。
スレーブマイコン20は、ブザー21、発光素子22以外にも音声発生用のスピーカー、LCD、静電タッチスイッチ検知用の高周波発生回路、及びスイッチの電圧検知を行い、それらの負荷は第1の直流電源5または第3の直流電源18から電源供給される(図示せず)。
マスタマイコン10とスレーブマイコン20は互いに送受信を行う。
整流ダイオード2、コンデンサ3、スイッチングトランス4、第1の変換回路6、レギュレータ7、第2の変換回路9、マスタマイコン10、インバータ12、リレー16はマスタ制御部23とし、レギュレータ17、第3の変換回路19、スレーブマイコン20、ブザー21、発光素子22はスレーブ制御部24とする。
第1の直流電源5は、マスタ制御部23及びスレーブ制御部24に供給される。
マスタ制御部23には、第1の直流電源5の電圧を検知する検知回路25がある。検知回路25は、ツェナー電圧が15Vのツェナーダイオード25aとマスタマイコン10に検知結果を入力するためのトランジスタ25bで構成している。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
検知回路25のツェナーダイオード25aは、第1の直流電源5とGND26間に接続される。
第1の直流電源5の電圧は20Vなので、通常はツェナーダイオード25aに逆電流が流れ、トランジスタ25bがオンし、マスタマイコン10に0VのLo信号が入力される。マスタマイコン10は、Lo信号が入力されると、第1の直流電源5は正常と判断する。
停電が起こり、商用電源1の供給が止まると、第1の直流電源5の電圧が低下し15V
を下回る。すると、ツェナーダイオード25aは、逆電流を流さなくなるため、トランジスタ25bはオフし、マスタマイコン10に5VのHi信号が入力される。マスタマイコン10は、Hi信号が入力されると、第1の直流電源5は停電と判断する。
スレーブ制御部24も同様の検知回路27があり、ツェナー電圧が15Vのツェナーダイオード27aと、スレーブマイコン20に検知結果を入力するためのトランジスタ27bとから成る。動作は検知回路25と同じである。
以下に商用電源1の供給が止まった場合の機器の動作を説明する。
商用電源1の供給が止まり、ツェナ−ダイオード27aに逆電流が流れなくなると、ダイオード27bがオフし、スレーブマイコン20にHi信号が入力される。スレーブマイコン20は停電と判断し、ブザー21や発光素子22への電源供給を遮断する。
図2でT11からT14の間、商用電源1の供給が止まった時の動作を示す。T21からT24は、T11からT14と同じ時間である。
図2(a)検知回路なしに示すように、検知回路27がない場合は、T11で商用電源1の供給が止まると、第1の直流電源5の電圧が低下し始める。T12で10Vになるまで、第2の直流電源8は5Vを維持するが、10Vを下回ると第2の直流電源8も電圧が低下し始める。
マスタマイコン10は第2の直流電源8が3V以下になるとオフし、スレーブマイコン20は第3の直流電源18が3V以下になるとオフするので、2つのマイコンはT13でオフし、オフしたマスタマイコン10で制御するインバータ、オフしたスレーブマイコン20で通電を制御するブザー21及び発光素子22もオフする。
T14で商用電源1が供給を再開すると、第1の直流電源5、第2の直流電源8及び第3の直流電源18の電圧は上昇し、T16で第2の直流電源8及び第3の直流電源18の電圧が3Vを越えると、マスタマイコン10及びスレーブマイコン20はオンする。
しかし、マスタマイコン10は一度オフしてリセットされたので、オフする前のシーケンス制御は継続されない。
これに対し図2(b)検知回路ありに示すように検知回路27がある場合では、T21で商用電源1の供給が止まり、第1の直流電源5の電圧は低下するが、電圧が15Vになり停電を検知するとスレーブマイコン20はブザー21及び発光素子22の通電を遮断する。また、マスタマイコン10はインバータ12をオフする。
第1の直流電源5が電源を供給する負荷がオフされた事で、消費電力が減少し、第1の直流電源5の電圧低下は緩やかになる。
図2(a)検知回路なしの場合と同様にT23で第1の直流電源5の電圧が10Vを下回ると第2の直流電源8も電圧が低下し始めるが、第1の直流電源5の電圧低下は緩やかなため、T21からT23の時間はT11からT12の時間と比べて長くなっている。
その後、T24で商用電源1の供給が再開されるまでに第2の直流電源8の電圧は3Vを下回らないため、マスタマイコン10はオフせず、シーケンス制御の情報は継続される。
T25で第1の直流電源の電圧が15Vを越えると、マスタマイコン10は停電が解消されたと判断し、インバータをオンして、停電前のシーケンス制御を再開する。スレーブマイコン20も停電が解消されたと判断すると、ブザー21及び発光素子22の通電を再開する。
検知回路27がある場合は、負荷の通電を遮断して消費電力を少なくするので、停電が始まってからマスタマイコン10がオフするまでの時間を伸ばすことができ、シーケンス制御の途中で短い停電が起こった場合に停電前のシーケンス制御の状態が途中で消えることなく保持されるので、停電復帰後にシーケンス制御を再開することができる。
停電によりマスタマイコン10がオフすると炊飯などの自動調理のシーケンスがどこまで進んでいたかを記憶できず、停電が解消されても停電前の状態からシーケンスを再開ができないので、調理物を無駄にしてしまうが、短時間の停電が起こってもマスタマイコン10がオフしなければ調理物の無駄が出ず、使い勝手の良い誘導加熱調理器を提供することができる。
(実施の形態2)
図3は本発明の第2の実施の形態における誘導加熱調理器のブロック図、図4は本発明の第2の実施の形態における誘導加熱調理器の検知回路とマイコンの状態を示す図である。
第1の実施の形態と同一部分には同一符合を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。
マスタ制御部23に、第1の直流電源5の電圧を検知する検知回路28がある。検知回路28は、ツェナー電圧が17Vのツェナーダイオード28aとマスタマイコン10に検知結果を入力するためのトランジスタ28bを備えている。
スレーブ制御部24に、第1の直流電源5の電圧を検知する検知回路29がある。検知回路29は、ツェナー電圧が17Vのツェナーダイオード29aとスレーブマイコン20に検知結果を入力するためのトランジスタ29bを備えている。
T31からT35の間、商用電源1の供給が止まった時の動作を示す。
T31で商用電源1の供給が止まり、第1の直流電源5の電圧は低下するが、T32で電圧が17Vになり停電を検知するとマスタマイコン10はインバータをオフする。加えて、スレーブマイコン20は発光素子22と比べて消費電力の大きいブザー21の通電を先に遮断する。
その後、T33で電圧が15Vになり停電を検知するとスレーブマイコン20は発光素子22の通電を遮断する。第1の直流電源5が電源を供給する負荷がオフされた事で、消費電力が減少し、第1の直流電源5の電圧低下は緩やかになる。また、消費電力の大きい負荷を先にオフすると、第1の直流電源5の電圧低下は更に緩やかになる。
T34で第1の直流電源5の電圧が10Vを下回ると第2の直流電源8も電圧が低下し始めるが、第1の直流電源5の電圧低下は緩やかなため、T35で商用電源1の供給が再開されるまでに第2の直流電源8の電圧は3Vを下回らず、マスタマイコン10はオフせず、シーケンス制御は継続される。
T36で第1の直流電源5の電圧は10Vを超えると、スレーブマイコン20は発光素
子22の通電を再開し、T37で17Vを超えるとブザー21の通電を再開する。
以上により、負荷の中でも優先順位の高い負荷は瞬時停電中も機能を維持し、優先順位の低い負荷は機能を停止させるため、機器の消費電力を抑制しつつ、必要な機能のみ動作させる事ができる。
(実施の形態3)
図3は本発明の第3の実施の形態における誘導加熱調理器のブロック図である。
図5は本発明の第3の実施の形態における誘導加熱調理器の検知回路とマイコンの状態を示す図である。第1及び第2の実施の形態と同一部分には同一符合を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。
T41からT44の間、商用電源1の供給が止まった時の動作を示す。
T41で商用電源1の供給が止まり、第1の直流電源5の電圧は低下するが、電圧が17Vになり停電を検知するとマスタマイコン10はインバータをオフする。
更に電圧が15Vになり停電を検知するとスレーブマイコン20は自ら電源供給を遮断し、スレーブ制御部24の全ての負荷をオフする。
第3の直流電源18が電源を供給する負荷がオフされた事で、第1の直流電源5の消費電力も減少し、第1の直流電源5の電圧低下は緩やかになる。
T43で第1の直流電源5の電圧が10Vを下回ると第2の直流電源8も電圧が低下し始めるが、第1の直流電源5の電圧低下は緩やかなため、T44で商用電源1の供給が再開されるまでに第2の直流電源8の電圧は3Vを下回らないため、マスタマイコン10はオフせず、シーケンス制御は継続される。
T44で商用電源1の供給が再開され、第1の直流電源5の電圧が15Vを越えた事を検知すると、マスタマイコン10はスレーブマイコン20への電源供給を始め、スレーブマイコン20はオンする。
停電中にスレーブマイコン20への電源供給を遮断すると、一層消費電力は減少し、停電時間が長くなってもマスタマイコン10はオフしないので、長時間の停電時にもシーケンス制御が中断せず、停電復帰後に継続して自動調理ができる。
本発明は上記し且つ図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、次のような変形または拡張が可能である。
各電源の電圧、検知電圧は本実施例に示した数値に限らない。各電源に電源供給される負荷も本実施の形態に示したものに限らない。検知回路25,27,28、及び29はマスタ制御部及びスレーブ制御部のいずれかに1つあればよく、検知結果の入力線を他方のマイコンに配線すればよい。
以上のように、本発明にかかる誘導加熱調理器は、瞬時停電が発生しても停電前の状態を記憶できると停電から復帰した際にシーケンス制御を維持でき、使用者に使い勝手のよい機器を提供できるので、マイコンを搭載した洗濯機、炊飯器、シーケンス制御をおこなう電子機器等の用途にも適用できる。
1 商用電源
5 第1の直流電源
6 第1の変換回路
8 第2の直流電源
9 第2の変換回路
10 マスタマイコン
12 インバータ
16 リレー(負荷1)
18 第3の直流電源
19 第3の変換回路
20 スレーブマイコン
21 ブザー(負荷2)
22 発光素子(負荷3)
23 マスタ制御部
24 スレーブ制御部
25 検知回路

Claims (4)

  1. 加熱コイルを有する加熱手段と、前記加熱コイルの上方に設けられ被加熱物が載置されるトッププレートと、前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバータと、商用電源を第1の直流電源に変換する第1の変換回路と、前記第1の直流電源を第2の直流電源に変換する第2の変換回路と、前記第1の直流電源を第3の直流電源に変換する第3の変換回路と、前記第1または第2の直流電源から電源供給される負荷1と、前記第1または第3の直流電源から電源供給される負荷2と、前記第2の直流電源から電源供給されるマスタマイコンと、前記第3の直流電源から電源供給されるスレーブマイコンと、前記負荷1、前記マスタマイコン、及び前記インバータを有するマスタ制御部と前記負荷2及び前記スレーブマイコンを有するスレーブ制御部とを備え、前記マスタ制御部およびスレーブ制御部は前記第1の直流電源の電圧を検知する検知回路を備え、前記マスタマイコンは前記電圧がレベル1以下になると前記インバータの動作を停止すると共に前記負荷1への電源供給を遮断し、前記スレーブマイコンは前記電圧がレベル1以下になると前記負荷2への電源供給を遮断する誘導加熱調理器。
  2. 前記マスタマイコンは前記電圧がレベル1以下になると前記インバータの動作を停止し、前記レベル1より小さいレベル2以下になると前記負荷1への電源供給を遮断し、前記スレーブマイコンは前記電圧がレベル1以下になると前記負荷2への電源供給を遮断する請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記スレーブマイコンは前記電圧がレベル1以下になると前記負荷2への電源供給を遮断し、前記レベル1より小さいレベル2以下になると前記スレーブマイコンへの電源供給を遮断する請求項1または2に記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記スレーブマイコンは前記第1または第3の直流電源から電源供給され、かつ前記負荷2より消費電力の多い負荷3を備え、前記スレーブマイコンは前記電圧がレベル1以下になると前記負荷3への電源供給を遮断し、前記レベル1より小さいレベル2以下になると前記負荷2への電源供給を遮断する請求項1〜3のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
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