[go: up one dir, main page]

JP2011090745A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011090745A
JP2011090745A JP2009243978A JP2009243978A JP2011090745A JP 2011090745 A JP2011090745 A JP 2011090745A JP 2009243978 A JP2009243978 A JP 2009243978A JP 2009243978 A JP2009243978 A JP 2009243978A JP 2011090745 A JP2011090745 A JP 2011090745A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
correction amount
spherical aberration
optical disc
aberration correction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009243978A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5463118B2 (ja
JP2011090745A5 (ja
Inventor
Kenichiro Yamada
健一郎 山田
Takeyoshi Kataoka
丈祥 片岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Consumer Electronics Co Ltd filed Critical Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Priority to JP2009243978A priority Critical patent/JP5463118B2/ja
Priority to US12/769,501 priority patent/US8164997B2/en
Priority to CN201010170921.4A priority patent/CN102044270B/zh
Publication of JP2011090745A publication Critical patent/JP2011090745A/ja
Publication of JP2011090745A5 publication Critical patent/JP2011090745A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5463118B2 publication Critical patent/JP5463118B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/095Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following specially adapted for discs, e.g. for compensation of eccentricity or wobble
    • G11B7/0956Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following specially adapted for discs, e.g. for compensation of eccentricity or wobble to compensate for tilt, skew, warp or inclination of the disc, i.e. maintain the optical axis at right angles to the disc
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
    • G11B7/1392Means for controlling the beam wavefront, e.g. for correction of aberration
    • G11B7/13925Means for controlling the beam wavefront, e.g. for correction of aberration active, e.g. controlled by electrical or mechanical means
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B2007/0003Recording, reproducing or erasing systems characterised by the structure or type of the carrier
    • G11B2007/0009Recording, reproducing or erasing systems characterised by the structure or type of the carrier for carriers having data stored in three dimensions, e.g. volume storage
    • G11B2007/0013Recording, reproducing or erasing systems characterised by the structure or type of the carrier for carriers having data stored in three dimensions, e.g. volume storage for carriers having multiple discrete layers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Head (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

【課題】
多層光ディスクにおける球面収差補正およびチルト調整の効率化による、調整時間の短縮、チルト調整の精度の向上。
【解決手段】
対物レンズの球面収差補正量計算手段と、再生情報信号生成手段と、球面収差補正手段を備えた光ディスク装置で、球面収差補正を行い、得られた球面収差補正量を基に、他の層に適した球面収差補正量を計算により求め、その補正量を球面収差補正の初期補正量とする。
チルト補正量計算手段と、再生情報信号生成手段と、チルト調整手段を備えた光ディスク装置で、チルト調整を行い、得られたチルト補正量を基に、他の層に適したチルト補正量を計算により求め、その補正量をチルト調整の初期補正量とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、光ディスク装置に関する。その一例としては、光ディスク装置おける球面収差補正およびチルト補正方法に関する。
光ディスク装置における球面収差補正に関する文献として以下の文献がある。
例えば、特許文献1には、その要約に、「少なくとも第1の記録層と第2の記録層とを備える多層光ディスクに対して」、「第1の記録層から第2の記録層への移動が完了する前に、球面収差の補正量の、第1の記録層に適した値から所定の値への変更を開始する。」との記載がある。
また、例えば、引用文献2には、その要約に、「装着された光ディスクが未記録状態である場合、プッシュプル信号を基に球面収差補正量及び対物レンズのフォーカスオフセット量を調整して光ディスクに所定のデータを記録し、更に、それにより得られる再生信号を基に、光ピックアップの球面収差補正素子における球面収差補正量及び対物レンズのフォーカスオフセット量を調整する。」との記載がある。
また、例えば、引用文献3には、その要約に、「対物レンズ移動信号により対物レンズ26を変位可能範囲内の下限位置から上限位置に向けて連続的に変位させ、同対物レンズ26の変位時におけるフォーカスエラー信号を用いてカバー層の表面L0から各記録層L1,L2,L3までの各距離D1,D2,D3を計算する。そして、各距離D1,D2,D3に応じた球面収差補正量R1,R2,R3をそれぞれ記憶しておく。」と記載されている。
また、例えば、引用文献4には、その要約に、「ディスクがCD/DVD―ROMあるいは記録済みのCD−R/RW、DVD―R/RWの場合には間欠的にジッタを計測して対物レンズの傾き補正を行う。また、未記録及び一部記録済みのCD−R/RW、DVD―R/RWディスクの場合には、プッシュプル誤差信号及びウォブリング信号からディスクの反りを検出して対物レンズの傾き補正を行う。」と記載されている。
特開2002−157750号公報 特開2006−139841号公報 特開2007−164927号公報 特開2003−346369号公報
高密度化された光ディスクとして、一般に、DVD、BD(Blu−ray Disc)、HD−DVDなど、複数の記録層を有する多層光ディスクが知られている。これらの多層光ディスクにおける各記録層は、透明部材からなる保護層によって各記録面が覆われており、レーザ光が照射されることによる同記録層の熱変形や酸化が防止されている。このような多層光ディスクの各記録層に対してレーザ光を照射する場合、レーザ光が透過する保護層の厚さが記録層ごとに異なるため、各記録層から反射される反射光には異なる球面収差が含まれる。この球面収差は対物レンズの開口数NAの4乗に比例して大きくなる。そして、この球面収差が大きくなると対物レンズの各記録層に対する焦点制御(フォーカスサーボ制御)に悪影響を及ぼすため、同反射光から排除する必要がある。このため、開口数NAが大きい対物レンズを介して多層光ディスクにレーザ光を照射して信号の記録または再生を行う光ディスク記録再生装置においては、各記録層から反射される反射光に含まれる球面収差を補正するための球面収差補正機構が備えられている。
光ディスクにおける高記録密度を実現するには、光ディスク媒体や光ディスク記録再生装置の個体ばらつきにたいして高い信号品質を実現する必要がある。光学ヘッドと光ディスク媒体との位置関係のばらつきは、特に、前記球面収差、デフォーカス、オフトラック(光スポットのトラック中心からのずれ)、タンジェンシャルチルト(記録トラック接線方向の傾き)、ラジアルチルト(ディスク半径方向の傾き)等による再生情報信号の特性変化として指摘されており、これらに起因するエラーレートの増加が小さい装置が望まれる。
ここで、例えば、未記録又は追記録可能な記録層(以下、未記録層Jとする)を少なくとも一つ有し、かつ、一部分でも既に記録された箇所のある記録層もしくは再生専用層(以下、既記録層Xとする)を少なくとも一つ有する複数層で構成される光ディスク(以下、光ディスクAとする)へ記録する記録再生装置において球面収差を行う場合について検討する。
特許文献1に記載の技術では、未記録層Jにおいて球面収差を補正できない。
また、前記特許文献2に記載の装置では、光ディスク記録再生装置のように、各記録層からのプッシュプル振幅をそれぞれ評価して、補正量を検出する作業は、記録層の多層化が進むことで、層の積層分だけ長い時間を要する。ディスク挿入後、記録再生できるまでのセットアップ時間は短縮化が望まれるので、より効率的に球面収差を補正することが課題となる。
また、前記特許文献3に記載の技術によると、補正時間の短縮が可能となる。しかし、当該光ディスク記録再生装置で対物レンズを変位させるアクチュエータコイルは、アクチュエータコイルがもつ固有の共振周波数付近の周波数で振動をするため、連続変位時の対物レンズの位置は変位時間に対して単純に線形増化せず、共振分の誤差が含まれてしまうため、補正精度にばらつきが生じる。
また、一部分でも既に記録された箇所のある追記録可能な記録層(以下、未記録層Kとする)を少なくとも一つ有し、かつ再生専用層あるいは全面記録済みの記録層(以下、既記録層Yとする)を少なくとも一つ有する、複数層で構成される光ディスク(以下、光ディスクBとする)に対するチルト調整について考慮すると、以下のような課題がある。
例えば、特許文献4に記載の技術によると、再生信号が得られない未記録のディスクでは、チルトの補正値を得られる。しかし、この方式で得られたチルト補正値は再生信号に則した値ではないため、補正の精度面で考えると、再生信号の品質を悪化させる可能性がある。そのため、再生品質を向上させる為には未記録層においても再生信号を基に得られたチルトの補正値が望まれる。
本発明の目的は、未記録又は追記録可能な記録層を少なくとも一つ有し、かつ、一部分でも既に記録された箇所のある記録層もしくは再生専用層を少なくとも一つ有する複数層で構成される光ディスクへ記録する記録再生装置において、未記録の記録層への球面収差補正の処理時間を短縮することが可能な光ディスク装置を提供することにある。
また、本発明の目的は、一部分でも既に記録された箇所のある追記録可能な記録層を少なくとも一つ有し、かつ再生専用層あるいは全面記録済みの記録層を少なくとも一つ有する、複数層で構成される光ディスクへ記録する際、追記録可能な記録層において再生品質の向上させるチルト調整が可能な光ディスク装置を提供することにある。
上述した目的は、特許請求の範囲に記載の発明によって解決される。また、上述した目的は、以下記載の手段によっても解決される。
例えば、本発明の特徴の一例は、複数の記録層からなる光ディスクAに対して目的とする層に光スポットを形成し、反射光の受光量に応じて駆動するフォーカスアクチュエータを有する光ピックアップを備え、光スポットの反射光を受光し、再生情報信号を計算し、再生情報信号に応じた球面収差信号を生成する手段を備え、既記録層Xにおける球面収差補正量を基に補正目標とする未記録層Jにおける球面収差補正量を規格で定められた層間距離からそれぞれ第1の球面収差補正量として計算し、当該第1の球面収差補正量を用いて、試し書き領域に記録し、試し書き領域に記録した情報を再生し、当該再生情報信号に応じた第2の球面収差補正量を求めることにある。
望ましくは、光ディスク装置は、既記録層Xの球面収差補正量を基にした各未記録層ごとの第1の球面収差補正量計算時には、レーザ光の光軸方向における対物レンズの位置を検出する対物レンズ位置検出手段を有し、規格で定められた層間距離を基に、所定の計算方法により各未記録層までの距離を計算、その結果に基づいて球面収差補正量を計算する。
例えば、本発明の特徴の別の一例は、複数の記録層からなる光ディスクBに対して、既記録層Yにおける半径方向の軸に対して内周、中周、外周それぞれの位置で再生情報信号の振幅、あるいはエラーレート等の再生性能指標に応じたチルト補正値と、各補正目標とする未記録層Kの記録済み領域において得られる、再生情報信号に応じて生成されたチルト補正値から、補正目標とする各記録層の、半径方向についてデータ記録済み領域以外の領域におけるチルト補正値を算出することにある。
例えば、本発明の特徴の別の一例は、光ディスク装置は、ディスク挿入時の調整シーケンスで、球面収差補正とチルト調整の両方を行う場合、球面収差補正とチルト調整のそれぞれの順番は、先に球面収差補正を行った後に、チルト調整を行うものとする。
本発明によると、未記録又は追記録可能な記録層を少なくとも一つ有し、かつ、一部分でも既に記録された箇所のある記録層もしくは再生専用層を少なくとも一つ有する複数層で構成される光ディスクへ記録する記録再生装置において、未記録の記録層への球面収差補正の処理時間を短縮することが可能な光ディスク装置を提供することが可能となる。
本発明によると、一部分でも既に記録された箇所のある追記録可能な記録層を少なくとも一つ有し、かつ再生専用層あるいは全面記録済みの記録層を少なくとも一つ有する、複数層で構成される光ディスクへ記録する際、追記録可能な記録層において再生品質の向上させるチルト調整が可能な光ディスク装置を提供することが可能となる。
光ディスク記録再生装置の概略構成を示すブロック図である。 図1に示す光ディスク記録再生装置における球面収差補正の調整処理アルゴリズムの一例を示すフローチャートである。 球面収差補正量とカバー層の表面からの距離との関係を示す関係図である。 図1に示す光ディスク記録再生装置におけるチルト調整の調整処理アルゴリズムの一例を示すフローチャートである。 図1に示す光ディスク記録再生装置での実施形態におけるシークポジション位置によるディスクの反りとチルト補正値説明図である。 上記図5に示す未記録層における中/外周のチルト補正値計算アルゴリズムのフローチャートである。 BD挿入時の初期調整処理アルゴリズムのフローチャートである。 第1の球面収差補正量の計算および中/外周を含めたチルト調整に使用可能な、再生専用層又は全面記録済みの記録層が複数層存在する光ディスクの一例を示す説明図である。 第1の球面収差補正量の計算および中/外周を含めたチルト調整に、複数の再生専用層あるいは全面記録済みの記録層を使用する場合における初期調整処理アルゴリズムのフローチャートである。 実施例1から実施例4までの各実施例における光ディスク100の定義をまとめた表である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、実施例において、光ディスク100に情報の記録又は再生を行う光ディスク記録再生装置の全体のブロック図である。
この光ディスク100は、レーザ光の入射側表面が透明な保護層(以下、カバー層とする)によって覆われているとともに、各記録層間にも透明な保護層(以下、中間層とする)がそれぞれ設けられており、各記録層にレーザ光が照射されることにより生じる熱変形および酸化が防止されるようになっている。また、光ディスク100の例としては、多層のブルーレイディスクがある。また、光ディスク100の例としては、ハイブリッド型の光ディスクがある。
また、以下の説明において、未記録又は追記録可能な記録層を未記録層Jとする。また、以下の説明において、一部分でも既に記録された箇所のある記録層もしくは再生専用層を既記録層Xとする。また、以下の説明において、一部分でも既に記録された箇所のある追記録可能な記録層を未記録層Kとする。また、以下の説明において、再生専用層あるいは全面記録済みの記録層を以下、既記録層Yとする。
この光ディスク記録再生装置において、101は光ピックアップ、102はレーザ光源、104はコリメートレンズ、105は偏光ビームスプリッタ、106は1/4波長板、107は球面収差補正素子群、球面収差補正素子群107において107aは凸レンズ、107bは凹レンズ、108は全反射ミラー、109は対物レンズ、110は対物レンズフォーカスアクチュエータ、111はシリンドリカルレンズ、112は検出レンズ、113は光検出ディテクタ、115は対物レンズチルトアクチュエータ、121はスピンドルモータ、122はスレッドモータ、130はシステム制御回路、131は球面収差誤差検出回路、132は再生信号生成回路、133はサーボ信号生成回路、134はプッシュプル信号生成回路、135は球面収差補正素子駆動回路、136はレーザ駆動回路、137はフォーカスアクチュエータ駆動回路、138はスレッド送りモータ駆動回路、139はスピンドルモータ駆動回路、140は光スポット、141はチルトアクチュエータ駆動回路、150はシステム制御回路に内蔵されているメモリである。
同図において、光ピックアップ101は、装着された光ディスク100に対して情報信号の再生または記録再生を行うために、この光ディスク100に対応した波長λのレーザ光の光束を放射するレーザ光源102を備える。また、光ピックアップ101は、レーザ光源102から放射された光束を平行光束に変換するコリメートレンズ104を備える。また、光ピックアップ101は、所定の直線偏光を略100%透過し、この直線偏光と直交する直線偏光を略100%反射する偏光ビームスプリッタ105を備える。また、光ピックアップ101は、直線偏光を円偏光に変換し、また、円偏光を直線偏光に変換する1/4波長板106を備える。また、光ピックアップ101は、全反射ミラー108と、この全反射ミラー108からの光束を光ディスク100の所定の記録層に所定のNAで収差を合わせて光スポット140を形成するための対物レンズ109を備える。また、光ピックアップ101は、この対物レンズ109をフォーカシング方向及びトラッキング方向に変位させるための対物レンズアクチュエータ110と、対物レンズ109に入射する光束の球面収差を補正し、光ディスク100の基板厚誤差などによって生じる光ディスク100上での光スポット140の球面収差を補正するための球面収差補正素子107とを備える。
レーザ光源102から放射された直線偏光の光束は、コリメートレンズ104で平行光束に変換される。偏光ビームスプリッタ105は所定の直線偏光を略100%透過し、この直線偏光と直交する直線偏光を略100%反射する機能を備える。この実施形態では、レーザ光源102から射出される直線偏光の光束を略100%透過し、一部を反射するように構成されている。偏光ビームスプリッタ105を透過した光束は、次に1/4波長板106で円偏光に変換される。次に、光束は、球面収差補正素子107で所定の球面収差が付与された後、全反射ミラー108で反射されて対物レンズ109に導かれる。対物レンズ109は、入射した光束に対応して、光ディスク100の記録層に光スポット140を形成する。
光ディスク100からの反射光束は再び対物レンズ109、全反射ミラー108、球面収差補正素子107を通り、1/4波長板106でレーザ光源102から射出される直線偏光と直交する直線偏光に変換される。このため、この反射光束は偏光ビームスプリッタ105で略100%反射され、シリンドリカルレンズ111を通過する。その後、反射光束は、検出レンズ112で所定の収束光束に変換されて光検出ディテクタ113に導かれる。
この球面収差補正素子107は、レンズ間距離が可変の凸レンズ107aおよび凹レンズ107bの2枚組み合わせレンズからなる。また、球面収差補正素子107は、組み合わせレンズのレンズ間距離を変化させることにより、透過光束の球面収差を補正可能なビームエキスパンダーを備える。具体的には、入射したレーザ光に対して光ディスク100のカバー層および中間層によって生じる球面収差と反対符号の球面収差を生じさせて1/4波長板106に導く。この球面収差補正素子群107における凸レンズ107aは、凹レンズ107bに対してレーザ光の光軸方向に変位可能な状態で組みつけられており、凸レンズ107aの凹レンズ107bに対する相対位置により前記球面収差が補正される。この凸レンズ107aにおけるレーザ光の光軸方向に対する変位は、球面収差補正素子駆動回路135により行われる。但し、球面収差補正素子は、これに限るものではなく、例えば、同心円状パターンを有し、光束の内部と外周部との間に位相差を与えることにより、球面収差を補正可能な液晶素子としてもよい。
光ピックアップ101は光検出ディテクタ113を備える。光検出ディテクタ113は、光ディスク100からの反射光を受光して光ディスク100からの反射光束の強度変化に応じた電気信号に変換する。光検出ディテクタ113から出力される電気信号は、再生信号生成回路132とサーボ信号生成回路133に供給される。再生信号生成回路132では、前記電気信号に基づいて、光ディスク100に記録された再生情報信号が得られる。また、サーボ信号生成回路133では、前記電気信号に基づいて、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号などの各種サーボ信号が検出される。特に、トラッキングエラー信号は、サーボ信号生成回路133でのプッシュプル信号生成回路134により、プッシュプル法により検出が可能な構成としている。
このため、光検出ディテクタ113としては、例えば受光面が光ディスク100の接線方向及び半径方向に平行な2つの分割線によって分割されてなる4個の受光領域を備えた4分割光検出ディテクタが用いられる。また、光検出ディテクタ113から、一般的には、この接線方向の分割線に関して一方側の2つの受光領域における受光量に応じた出力信号と他方側の2つの受光領域における受光量に応じた出力信号が得られる。かかる4分割光ディテクタを用いて、検出レンズ112と光検出ディテクタ113との間に設けられたシリンドリカルレンズ111により、非点収差法によってフォーカスエラー信号を検出することができる。
システム制御回路130は、この光ディスク記録再生装置全体を制御する機能を備えている。即ち、システム制御回路130は、スピンドルモータ駆動回路139を介してスピンドルモータ121に装着された光ディスク100の回転制御を行う。また、システム制御回路130は、送りモータ駆動回路138を介して光ピックアップ101を光ディスク100の半径方向に駆動してアクセス制御及び送り制御を行う。また、システム制御回路130は、アクチュエータ駆動回路137を介して対物レンズアクチュエータ110を駆動することにより、フォーカス制御、トラッキング制御を行う。さらに、システム制御回路130は、球面収差補正素子駆動回路135を介して光ピックアップ101の球面収差を検出し、補正する。球面収差の検出原理及びその補正手順については、後述する。また、システム制御回路が球面収差の補正量やチルトの補正量を取得する取得部として機能する。
また、システム制御回路130は、レーザ光源102の射出光量が所定の光量となるように、レーザ駆動回路136を介してこのレーザ光源102を駆動する。これにより、記録時には、システム制御回路130が記録情報信号を基にしてレーザ光源102を駆動するが、この記録情報信号に対応した光強度及びパルス幅(ストラテジ)でレーザ光源102がレーザ光束を発光する。
光ディスク100からの反射光束は光検出ディテクタ113で受光されて電気信号に変換され、再生信号生成回路132及びサーボ信号生成回路133とに送られる。サーボ信号生成回路133では、装着された光ディスク100に応じて最適な検出方法によって各種のサーボ信号を選択・生成し、システム制御回路130に供給する。システム制御回路130では、供給されたこれらサーボ信号に基づき、アクチュエータ駆動回路137を介して対物レンズアクチュエータ110を駆動し、フォーカスサーボ及びトラッキングサーボを動作させる。
ここで、図2のフローチャートを用いて、上記システム制御回路130により実行される球面収差補正ステップの基本的な手順を説明する。
ここで説明に用いる光ディスク100は、未記録層Jを少なくとも一つ有し、かつ、既記録層Xを少なくとも一つ有する複数層で構成される光ディスクAとする。
処理が開始すると、ステップ200では、光ディスク装置は、まずフォーカスサーボの目標点をプリセット値にセットする。また、光ディスク装置は、装着された光ディスクAの記録層に応じて球面収差補正素子107を駆動し、球面収差補正量をプリセット値に設定する。例えば、光ディスクAにおいて記録層がL0層、L1層、L2層の3層からなる場合、光ディスク装置は、既記録層XがL0もしくは、L1、L2である場合に応じて異なる位置に球面収差補正素子107を設定する。以下、簡単のため、L0層が既記録層Xであり、L1、L2がともに未記録層Jである、全3層からなる光ディスクAに記録する場合を想定して説明をする。なお、トラッキングサーボの目標点やレーザ記録パワー及び記録ストラテジなどについても、説明の簡略化のため、プリセット値に設定されているものとする。
また、プリセット値を設定する場合には、装着された光ディスクが光ディスクAであることを判別する必要がある。また、プリセット値を設定する場合には、どの層が既記録層Xであるかを示す情報を取得する必要がある。これらについては、例えば、光ディスク装置にてフォーカス装置を行い、フォーカスエラー信号の振幅に基づいて判別してもよい。また、例えば、BCA(Burst Cutting Area)や、DI(Disc Information)等の管理情報を光ディスク装置が再生することにより判別してもよい。また、例えば光ディスクのローディング処理時に、ホスト装置を介して、ユーザが光ディスクの種類を示す情報を入力できるよう構成してもよい。
上記、初期値のプリセットが完了すると、ステップ201では、光ディスク装置は、まず光スポットが既記録面1上に集光するようにフォーカスサーボをかけた状態にする。既記録層Xでは、既にデータの記録がなされているため、ステップ202では、光ディスク装置は、光スポットをデータが記録されているトラック領域へ移動する。その後、光ディスク装置は、ステップ203で、トラッキングサーボをかけた状態にし、その後、後述する再生信号の振幅による補正のステップ204に移行する。
ステップ204で、光ディスク装置は、再生信号の振幅情報による補正(以下、再生信号振幅補正とする)を行い、既記録層Xでの球面収差補正の調整学習を終了する。ステップ204での球面収差補正の結果、既記録層Xの球面収差補正結果はL0層の第2の球面収差補正量SAB0としてメモリ150に記憶される。
ステップ205では、光ディスク装置は、メモリ150に記憶された既記録層Xの球面収差補正結果SAB0と、規格で決められた層間隔から計算した各記録層L0とL1、L0とL2の各層間距離D1、D2を基に、各記録層L1、L2それぞれにおける第1の球面収差補正量SAA1、SAA2を所定の計算方法を基に計算する。次いで、ステップ206において計算結果であるSAA1、SAA2は共にメモリ150に記憶される。
次に、ステップ207では、光ディスク装置は、未記録層Jの面上に光スポットが集光するよう、フォーカスサーボをかけた状態にする。なお、未記録層Jに対するフォーカス時の球面収差補正量にはステップ205で計算した第1の球面収差補正量を用いる。
ステップ208では、光ディスク装置は、上記ステップ207においてフォーカスサーボをかけた未記録層Jが未記録層又は一部でも記録済みの層のどちらであるか、を判別する。
ステップ208において、光ディスク装置は、未記録層Jが未記録層であると判別された場合、処理はステップ209に移行し、試し書き領域にトラッキングサーボをかけた状態にする。次に、光ディスク装置は、ステップ210においてデータ書き込みを行った後に、ステップ211で所定の再生信号の振幅による球面収差補正を行い、第2の球面収差補正量SABを得る。今回の例の補正結果であるSAB1やSAB2は、共にメモリ150に記憶される。
ここで、上記のステップ208において、未記録層Jが一部記録済みの層であると判断された場合、処理はステップ212に移行し、当該記録済み領域にトラッキングサーボをかけた状態にする。次に、光ディスク装置は、ステップ213において所定の再生信号振幅による球面収差補正を行い、第2の球面収差補正量SABを得る。なお、ステップ211と同様に、補正結果であるSABは、共にメモリ150に記憶される。
続くステップ214では、光ディスク装置は、直前に補正した記録層以外に未補正の記録層が存在するかどうかを判別する。
ここで、上記ステップ214において未補正の記録層があると判別された場合、残りの記録層についても球面収差補正を行う必要がある。従って、この場合、処理はステップ207に移行し、上述したステップ209からステップ211、あるいはステップ212からステップ213までの一連の球面収差補正を行う。このステップ214によって、全ての記録層における球面収差補正が完了するまで、補正処理が行われる。
一方、上記ステップ214において、全ての記録層において球面収差補正の調整学習が行われたと判別された場合、球面収差補正の補正処理を終了する。
なお上記ステップ203におけるトラッキングサーボは、もし既記録層Xが特に再生専用層あるいは全面記録のされた記録層であった場合は、必ずしもトラッキングサーボをONにしなくてもよい。
また、上記ステップ204、ステップ211そしてステップ213における再生信号振幅補正は再生信号振幅に限らず、ジッターやエラーレートといった再生性能を評価する指標に変更してもよい。
更に、図2のフローチャートのステップ205で行う、既記録層Xでの球面収差の補正結果から各未記録層Jの第1の球面収差補正量を計算の詳細について、以下説明する。
システム制御回路130は、CPU、ROM、RAM等によって構成されており、光ディスク記録再生装置全体を制御する機能を備えている。光ディスク検査プログラムを実行することにより光ディスクAの検査を行うとともに、同検査の実行過程および実行結果を、外部ディスプレイ、プリンタ等からなる出力記録再生装置に適宜表示させることが可能である。この場合、システム制御回路130は、光ディスクAの検査に先立って、図2のステップ205における球面収差補正量計算プログラムを実行する。そして、システム制御回路130は、球面収差補正量計算プログラムを実行することにより、光ディスクAにおける記録層ごとの球面収差補正量を計算し、内蔵するメモリ150に記憶する。
球面収差補正量は、光ディスクAのカバー層の表面から記録層までの各距離に応じた球面収差の補正量、すなわち凸レンズ107aの凹レンズ107bに対する相対位置(距離)である。また、球面収差補正量は、システム制御回路130内で設計された球面収差補正量計算プログラム中で定義された補正量計算用の関数に基づいて計算される。球面収差補正量は、図3に示すように、光ディスクAのカバー層の表面からの距離の増加に伴い線形的に増加するように計算される。ここでいう距離は、レーザ光が透過するカバー層および中間層からなる保護層の厚みに対応する。なお、計算用の関数の代わりに、凸レンズ107aの凹レンズ107bに対する相対位置に対応した球面収差補正量を予め記憶させたテーブルを用いてもよい。
そして、ステップ205では、システム制御回路130が上記のように動作することによって、第1の球面収差補正量SAA1、SAA2をそれぞれ計算する。具体的には、システム制御回路130は、ステップ205において球面収差補正量計算プログラム中で定義された補正量計算用の関数に、各記録層L0、L1、L2それぞれのL0との層間距離D1、D2を引数としてSAA1、SAA2を計算する。この際、引数に使用する層間距離は、ディスク管理領域に記録されたディスク種類を基に、システム制御回路130に予め用意された層間距離テーブルに基づいて計算される。次に、システム制御回路130はステップ206において、前記のように計算したSAA1、SAA2を各記録層L1、L2に対応させてメモリ150に記憶する。
また、本実施例では省略したが、通常の補正においては、球面収差補正と共にフォーカスオフセット調整も行う。
以上、本実施例にて述べた、多層光ディスク記録方法によれば、未記録層Jを少なくとも一つ有し、かつ、既記録層Xを少なくとも一つ有する複数層で構成される光ディスクAにおいて、球面収差補正に要する時間を短縮することが可能になる。また、少なくとも1つ以上の面における正確な補正値と、規格で定められた層間隔に基づいて、他の層の値を算出することから、高い精度での球面収差補正が可能になる。
次に、図4のフローチャートを参照しながら最適チルト調整方法について説明する。
本実施例における光ディスク100は、未記録層Kを少なくとも一つ有し、かつ、既記録層Yを少なくとも一つ有する複数層で構成される光ディスクBとする。
以下、簡単のため、本実施例では、L0層のみが既記録層Yであり、L1とL2が共に未記録層Kである、全3層からなる光ディスクに記録する場合を想定して説明をする。なお、L1とL2の既に記録された箇所は半径方向に対して内周側に位置する、試し書き領域であるとする。
処理が開始すると、ステップ400では、まずフォーカスサーボの駆動値をプリセット値にセットする。
次にステップ401では、光ディスク装置は、光スポットが目標の既記録層Yの記録面上に集光するようにフォーカスサーボをかけた状態にする。
また、プリセット値を設定する場合には、装着された光ディスクが光ディスクBであることを判別する必要がある。また、プリセット値を設定する場合には、どの層が既記録層Yであるかを示す情報を取得する必要がある。これらについては、例えば、光ディスク装置にてフォーカス装置を行い、フォーカスエラー信号の振幅に基づいて判別してもよい。また、例えば、BCA(Burst Cutting Area)や、DI(Disc Information)等の管理情報を光ディスク装置が再生することにより判別してもよい。また、例えば光ディスクのローディング処理時に、ホスト装置を介して、ユーザが光ディスクの種類を示す情報を入力できるよう構成してもよい。
更に、光ディスク装置は、ステップ402で、既記録層Yのデータ領域の内周側へ光スポットを移動させる。その後、ステップ403で、光ディスク装置は、トラッキングサーボをかけた状態にする。更に、光ディスク装置は、ステップ404で、所定の再生信号の振幅によるチルト調整を行い、既記録層Yの内周チルト調整結果INを、IN0としてメモリ150に記録する。
ステップ405では、光ディスク装置は、上記内周のチルト調整を行った既記録層Yにおけるデータ領域の中周側へ光スポットを移動させる。その後、ステップ406で、光ディスク装置は、トラッキングサーボをかけた状態にする。また、光ディスク装置は、ステップ407で、内周時と同様に再生信号の振幅によるチルト調整を行う。チルト調整の結果は、MDとしてメモリ150に記録される。今回の例では、MD0の値が記録される。さらに、ステップ408では、光ディスク装置は、内/中周のチルト調整を行った既記録層におけるデータ領域の外周側へ光スポットを移動させる。その後、ステップ409で光ディスク装置は、トラッキングサーボをかけた状態にする。また、光ディスク装置は、ステップ410で、内/中周時と同様に再生信号振幅によるチルト調整を行う。このチルト調整の結果は、OTとしてメモリ150に記録される。今回の例では、OT0が記録される。
次に、ステップ411では、光ディスク装置は、未調整の未記録層Kを目標層として、フォーカスサーボの駆動値をプリセット値にセットする。今回の例では、光ディスク装置は、共に内周側の領域が既に記録済みであるL1、L2に対してセットする。その後、光ディスク装置は、目標面上に光スポットが集光するよう、ステップ412でフォーカスサーボをかけた状態にする。更に、光ディスク装置は、ステップ413で、ディスクのデータが記録されている領域にスレッドモータ122で光スポットを移動させる。今回の例では、試し書き領域のある、内周側に移動させる。続いてステップ414で、トラッキングサーボをかけた状態にし、ステップ415において再生信号の振幅によるチルト調整法により、チルト調整を行う。結果、未記録層の内周のチルト補正値INを得る。今回の例ではL1とL2それぞれに対してIN1とIN2を得る。この補正結果であるINは、メモリ150に記憶される。ステップ416では、光ディスク装置は、上記ステップ415で補正した半径方向に対して、データ記録済み領域以外の位置での補正結果を所定の計算方法により算出する。今回の例では、光ディスク装置は、内周のチルト補正値INから、中/外周の補正結果MD/OTを算出する。
上記ステップ416が終了すると、ステップ417では、チルト調整が未補正の未記録層Kが存在するか否かを判別する。
上記ステップ417で未補正の未記録層Kが存在すると判別された場合、残りの記録層についてもチルト調整学習を行う必要がある。従って、この場合、処理はステップ411に移行し、上述したステップ411からステップ416までの一連のチルト調整学習を行う。このステップ417によって、全ての記録層におけるチルト調整が完了するまで、調整学習が行われる。
一方、上記ステップ417において、全ての記録層においてチルト調整が行われたと判別された場合、光ディスク装置は、チルト調整の初期調整を終了する。
以下、チルト調整を同一記録面において半径方向に対して複数点で行う理由を、図5を用いて詳細に説明する。
図5はディスクの半径方向に対して上図にディスクの反り、及び、下図に反りに対するチルト補正値を示したものである。ここで、Lは光ディスクの半径距離を示す。図5の上図に示したように、一般に、光ディスクの反りはディスクの半径方向に進むにつれて大きくなる。これに対し、本発明ではディスクの半径方向に対し、いくつかの点でチルト調整を行い、測定点の間のチルト補正値は関数により補間する。以下、簡単のためチルト調整は図5下図に示したように、内周1点、中周1点、外周1点の計3点で行うものとし、測定点間のチルト補正値は測定点を直線で結んだ線形補間の値を使用するものとして説明する。
前記、チルト調整における測定点は、3点に限らず、2点または4点以上の測定点で行ってもよい。例えば、一般にディスクの反りは、ディスク端で急激に増加するので、LとL/2の間における測定点を増やすことで、より精度の高いチルト調整結果を得ることも可能になる。また、測定点の補間についても、線形補間だけでなく、曲線補間を行ってもよい。
ところで、一般に、ディスクの基板厚が大きくなると、コマ収差の影響が大きくなる。コマ収差CAは、ディスクの基板厚さを「T」とし、対物レンズの開口数を「NA」とすると、以下の式で表される。
(数1)
CA∝T・NA
すなわち、上記の式から、コマ収差は、対物レンズのNAの3乗とディスクの基板厚に比例することが分かる。
光ディスク100のように、記録層が2層以上積層された構造の光ディスクは、記録層ごとにディスク基板厚が変化するため、コマ収差が生じる。そのため、かかる多層構造の光ディスクでは、基板厚を考慮して、コマ収差調整をすることが必要になる。
ここで、前記ステップ416における、既記録層Yでの内/中/外周におけるチルト補正値を利用した、チルト未調整の記録層でのチルト補正値の計算方法を図6のフローチャートを用いて詳細に説明する。具体的には、チルト未調整の未記録層Kにおいて、データ記録済み領域以外の半径位置におけるチルト補正値の計算方法について説明する。言い換えると、未記録層Kのデータ未記録領域でのチルト補正値の計算方法について説明する。
また、この説明においては、チルト未調整の記録層をL1とする。なお、説明を簡単にするため、既記録層Yの内/中/外周におけるチルト補正値をIN0、MD0、OT0とし、L1の内周におけるチルト補正値IN1は既にメモリ150に記憶されているものとする。
図6において、まずステップ600では、光ディスク装置は、メモリ150に記憶されている、既記録層Yの内/中/外周におけるチルト補正値、IN0、MD0、OT0から、DF1及びDF2を算出する。ここで、DF1とDF2とは、中/外周それぞれにおけるチルト補正値と内周におけるチルト補正値の差分を示す値である。そして、DF1及びDF2は以下の式で計算される。
(数2)
DF1=MD0−IN0
DF2=OT0−IN0
次に、ステップ601において、光ディスク装置は、既記録層Yに対する未調整の未記録層Kの、ディスク基板厚の比率Pを算出する。ディスク基板厚の比率Pはコマ収差が前記のように、ディスク基板厚に比例するので、既記録層YがL0、未記録層KがL1とすると、L0に対するL1のディスク基板厚P1は以下の式で計算される。
(数3)
P1=IN1/IN0
上記ステップ601でディスク基板厚の比率を求めた後、ステップ602において、光ディスク装置は、未記録層Kの中周チルト補正値MDを計算する。中周チルト補正値MDは、未記録層の内周チルト補正値INとチルト補正値の差分DFとディスク基板厚の比率Pから計算される。既記録層YがL0、未記録層KがL1とすると、L1の中周チルト補正値MD1は以下の式で計算される。
(数4)
MD1=IN1+P1×DF1
次に、ステップ603において、光ディスク装置は、未記録層Kの外周チルト補正値OTを計算する。外周チルト補正値は、未記録層Kの内周チルト補正値INとチルト補正値の差分DFとディスク基板厚の比率Pから計算される。既記録層YがL0、未記録層KがL1とすると、L1の外周チルト補正値OT1は以下の式で表される。
(数5)
OT1=IN1+P1×DF2
以上の図10のフローチャートに示したステップ600からステップ603により、前記図7のステップ416に示した既記録層Yでの内/中/外周におけるチルト補正値を利用した、未記録層Kの中/外周のチルト補正値の計算が終了する。
前記で示した未記録層Kのチルト補正値の導出は、調整精度は下がるが、既記録層Yでの内/中/外周における調整結果をそのまま未記録層Kでの内/中/外周における調整結果として用いても良い。
また、前記で示した未記録層Kのチルト補正値の計算には、ステップ601におけるディスク基板厚の比率計算において、未記録層Kの内周におけるチルト補正結果を用いずに、規格で定められた層間距離からディスク基板厚の比率を計算しても良い。
また、本実施例にて述べた多層光ディスク記録方法によれば、未記録層Kを少なくとも一つ有し、既記録層Yを少なくとも一つ有する、複数層で構成される光ディスクBにおいて、これまでプッシュプル信号やウォブル信号の振幅に応じた補正しか行うことができなかった未記録層でのチルト調整について、再生性能指標に応じた補正が可能になる。また、これまでのチルト調整方法と比較して、再生品質の向上が望める。
本実施例では、ディスク挿入時の調整シーケンスにおいて、実施例1に示した球面収差補正と実施例2のチルト補正の両方を行う場合について説明する。本実施例における光ディスク100は、未記録層Jを少なくとも一つ有し、かつ既記録層Yを少なくとも一つ有する複数層で構成される光ディスクである(以下、光ディスクCとする)。
本実施例では、BD挿入時の、上記調整シーケンスにおける球面収差補正、チルト調整のシーケンスにおける順番は球面収差補正を先に行うものとする。この理由について、以下説明する。
本実施例においては調整における指標は、再生性能に則した値を使用することが望ましい。その理由は、前記のように、再生品質の向上が望めるからである。また、再生に則した指標としては、例えば、再生信号振幅がある。そして、再生信号振幅を得るためには追記録可能な記録層に記録を行う必要がある。
ところで、球面収差補正量SAはディスクの基板圧誤差ΔTおよび対物レンズの開口数NAを用いて以下の関係式で表される。
(数6)
SA∝ΔT・(NA)
すなわち、上記の式から、球面収差は、対物レンズのNAの4乗とディスクの基板厚誤差ΔTに比例することが分かる。
BDはHD−DVDやDVD等の高密度光ディスクに比較して、開口数が大きい。また、ディスクの基板厚が薄いので、製造工程で生じる基板厚誤差ΔTも大きい。そのため、他の光ディスクに比較してBDにおける球面収差補正量の記録/再生精度への寄与は大きい。
ところで、BDにおいてチルト未調整層で再生信号振幅を得るには、記録層の少なくとも一部にデータが記録されている必要がある。またその際には、上記記録精度の理由から、記録時には球面収差補正が終了している必要がある。そのため、上記調整シーケンスにおける球面収差補正とチルト調整のシーケンスにおける順番は球面収差補正を先に行うものとする。
ここで、上記調整シーケンスにおける球面収差補正、チルト調整のシーケンスを、図7を用いて詳細に説明する。
図7において、まずステップ701では、光ディスク装置は、規格で定められた値から、光ディスクCの、各層のL0からの層間距離Dを計算する。次に、ステップ702では、光ディスク装置は、上記のステップ701で計算した層間距離Dが最小である既記録層Yにフォーカスサーボをかけた状態にする。
続いてステップ703において、光ディスク装置は、上記ステップ702でフォーカスサーボをかけた既記録層Yの球面収差補正処理を行う。当該ステップ703における球面収差補正処理は、図2のフローチャートのステップ203からステップ206に等しい。
ステップ704では、光ディスク装置は、既記録層Yにおけるチルト調整処理を行う。当該ステップ704におけるチルト調整処理は、図4のフローチャートのステップ402からステップ410に等しい。
次に、ステップ705では、光ディスク装置は、上記ステップ701からステップ704まで調整を行った既記録層Y以外の層において、未調整かつL0からの層間距離Dが最小の層にフォーカスサーボをかけた状態にする。続くステップ706では、光ディスク装置は、上記ステップ705でフォーカスサーボをかけた層が一部でも既に記録済みの層であるか否かを判別する。
上記ステップ706において、フォーカスサーボをかけている層が、完全な未記録層と判別された場合、ステップ707に移行する。ステップ707では、光ディスク装置は、完全な未記録層について、球面収差補正処理を行う。当該ステップ707における球面収差補正処理は、図2におけるステップ209からステップ211に等しい。
次に、ステップ708では、光ディスク装置はチルト調整処理を行う。当該ステップ708におけるチルト調整は、図4におけるステップ413からステップ416に等しい。
一方、前記ステップ706において、フォーカスサーボをかけている層が一部でも記録済みの層と判別された場合は、ステップ709に移行する。ステップ709では、光ディスク装置は、一部でも記録済みの層について、球面収差補正処理を行う。当該ステップ709における球面収差補正処理は、図2におけるステップ212からステップ213に等しい。
次に、ステップ710では、一部でも記録済みの層について、チルト調整処理を行う。当該ステップ710におけるチルト調整は図4におけるステップ413からステップ416に等しい。
上記ステップ710において、調整層が既記録層Yであった場合は内周において再生信号振幅によるチルト調整を行い、その結果を基に中/外周のチルト調整結果が計算する。
前記ステップ708又はステップ710が終了すると、ステップ711に移行する。ステップ711では、光ディスク装置は、球面収差およびチルト調整について未調整の層が存在するか否かを判別する。
上記ステップ711において、未調整の層が存在すると判別された場合、ステップ705に移行し、未調整の層について調整を行う。
一方、ステップ711において、全ての記録層においてディスク挿入時の初期調整シーケンスが行われたと判別された場合、光ディスク装置は、チルト調整の初期調整学習を終了する。
以上、BDのディスク挿入時の初期調整シーケンスにおいて、球面収差補正処理の後にチルト調整処理を実施すると、チルト調整に再生信号の振幅を指標として用いることが可能になる。
ところで、図7における実施例では、調整シーケンスにおける未調整層へのフォーカスサーボを、各層における球面収差補正およびチルト調整の両方の調整処理が共に終了した後に行った。このフォーカスサーボのタイミングは、球面収差補正処理およびチルト調整処理のそれぞれの処理が各層で終了するごとに毎回行ってもよい。この場合、各調整終了の度に各層にフォーカスサーボをかけなくてはいけないため、図7に示した調整シーケンスに比較して、調整に要する時間は増加すると考えられる。
なお、上記実施例では調整シーケンスをL0からの層間距離が近い層から順に行ったが、調整する層の順番は必ずしも、L0からの距離が近い順に行わなくてもよい。
上記実施例では、第1の球面収差補正量の計算および中/外周を含めたチルト調整に用いる既記録層Y以外の、既記録層Yのチルト調整では中/外周における調整値は計算により求める例について説明した。しかし、この例に限られず、光ディスク装置は、光ディスクCが光ディスクBに等しい場合は、この調整値は中/外周の記録済み領域において実際にチルト調整を行って求めてもよい。
上記実施例における、ディスク挿入時の初期調整処理の順番は挿入されたディスクの種類によって、変化させてもよい。例えば、挿入されたディスクがHD−DVDであった場合、初期調整シーケンスにおける球面収差補正とチルト調整の順番はチルト調整を先に行うものとする。これは、HD−DVDがBDに比較して、基板厚Tが大きいため、数1で表されるコマ収差の影響が大きいためである。
このように、本実施例の光ディスク装置によると、球面収差補正及びチルト補正の両方を行う場合の処理速度を向上させることが可能となる。
実施例3の調整シーケンスでは、第1の球面収差補正量の計算および中/外周を含めたチルト調整時に使用可能な、再生専用層又は全面記録済みの記録層が複数層存在する場合、その内最もL0に近い、唯1層のみを使用する例にして説明した。本実施例は、ディスク挿入時の調整シーケンスにおいて、光ディスク100の、第1の球面収差補正量の計算および中/外周を含めたチルト調整に、複数の再生専用層あるいは全面記録済みの記録層を使用する場合について考える。
本実施例における光ディスク100は、例えば、図8に示す光ディスクのように、未記録層Jを少なくとも一つ有し、かつ既記録層Yを少なくとも二つ以上有する複数層で構成される光ディスク(以下、光ディスクDとする)である。
以下、上記光ディスクD挿入時の調整シーケンスについて図9を用いて詳細に説明する。
図9において、光ディスク装置は、まずステップ901では規格で定められた値から、光ディスクDの、各層のL0からの層間距離であるDを計算する。
次に、ステップ902では、光ディスク装置は、まず、ステップ901において計算した層間距離Dが最小である未調整の未記録層JよりもL0側に既記録層Yが存在するか否かを判別する。層間距離Dが最小である未調整の未記録層JよりもL0側に既記録層Yが存在すると判別された場合、光ディスク装置は、層間距離Dが最大である既記録層Yにフォーカスサーボをかけた状態にする。一方、層間距離Dが最小である未調整の未記録層JよりもL0側に既記録層Yが存在しないと判別された場合、光ディスク装置は、層間距離Dが最小の既記録層Yにフォーカスサーボをかけた状態にする。
上記のステップ902が終了すると、続いてステップ903に移行する。ステップ903では、光ディスク装置は、フォーカスサーボをかけている既記録層Yについて、球面収差補正処理を行う。当該ステップ903における球面収差補正処理は、図2におけるステップ203からステップ206に等しい。
次に、ステップ904では、光ディスク装置はフォーカスサーボをかけている既記録層Yについてチルト調整処理を行う。当該ステップ904におけるチルト調整処理は、図4のフローチャートのステップ402からステップ410に等しい。
次に、ステップ905では、光ディスク装置は、層間距離Dが最小である未記録層Jにフォーカスサーボをかけた状態にする。
ステップ906では、光ディスク装置は、層間距離Dが最小である未記録層Jについて球面収差補正処理を行う。当該ステップ906における球面収差補正処理は、図2におけるステップ209からステップ211に等しい。
ステップ907では、光ディスク装置は、層間距離Dが最小である未記録層Jについて、チルト調整処理を行う。当該ステップ907におけるチルト調整は、図4におけるステップ413からステップ416に等しい。
ステップ908では、光ディスク装置は、未調整の既記録層Yが存在するか否かを判別する。ステップ908において、未調整の既記録層Yが存在すると判別された場合、ステップ909に移行する。ステップ909では、光ディスク装置は、未記録層Jが存在するか否かを判別する。
一方、上記ステップ908において、未調整の既記録層Yが存在しないと判別された場合、ステップ910に移行する。ステップ910では、光ディスク装置は、未調整の未記録層Jが存在するか否かを判別する。
上記ステップ909において、未調整の未記録層Jが存在すると判別された場合、ステップ902に移行し、既記録層Xから調整を行う。
一方、上記ステップ909で未調整の未記録層Jが存在しないと判別された場合、ステップ911に移行する。ステップ911では、光ディスク装置は、未調整の既記録層Yについて球面収差補正処理を行う。当該ステップ911における球面収差補正処理は図2におけるステップ203からステップ204に等しい。
上記ステップ910において、未調整の未記録層Jが存在すると判別された場合、光ディスク装置は、ステップ905に移行し、未調整の未記録層Jの調整を行う。
一方、上記ステップ910において未調整の未記録層Jが存在しないと判別された場合、光ディスク装置は、ディスク挿入時の初期調整シーケンスを終了する。
上記ステップ911が終了した後、ステップ912に移行する。ステップ912では、光ディスク装置は、内周において再生信号振幅によるチルト調整を行う。当該ステップ912におけるチルト調整処理は図7におけるステップ709からステップ710に等しい。
次に、ステップ913に移行する。ステップ913では、光ディスク装置は、未調整の既記録層Yが存在するか否かを判別する。
上記ステップ913において、未調整の既記録層Yが存在すると判別された場合、ステップ911に移行し、再び未調整の既記録層Yの球面収差補正が行われ、全ての既記録層Yの調整が終了するまで繰り返される。
一方、上記ステップ913において、未調整の既記録層Yが存在しないと判別された場合、光ディスク装置は、ディスク挿入時の初期調整学習を終了する。
以上、ディスク挿入時の初期調整シーケンスにおいて、第1の球面収差補正量の計算および中/外周を含めたチルト調整に、複数の既記録層Yを使用する場合について説明した。上記実施例に示した調整は、多層ディスクにおいて、調整対象により近い層における調整値に基づく計算結果を使用するので、計算で得られる調整値の精度が向上する。
また、多層ディスクは一般的に、L0側から積層させて作成される。これを鑑みるに、本実施例に示したように、調整対象層よりもL0側に存在する既記録層Yに基づく計算値を使用することで、ディスク作成過程における積層による層間隔のばらつきの影響を抑制する事ができる。
以上の、実施例1から実施例4までの各実施例における光ディスクの定義を図10にまとめる。計算層が計算により補正値を求められる層を、基準層が計算の基準になる調整が行われる層をそれぞれ示す。
以上のように、各実施例の光ディスク装置は、球面収差補正とチルト調整は記録再生性能の向上に有効であり、多層ディスクにおいて両補正を行うことを考えた場合、本発明による時間短縮が可能である。この効果は、特に、一枚の光ディスク媒体に、再生専用層と記録層が混在するディスクにおける球面収差補正の時間短縮及びチルト調整の補正精度の向上に優れた効果を発揮する。
また、ディスク挿入時の調整シーケンスで、球面収差補正とチルト調整の両方を行う場合、球面収差補正とチルト調整の全体の調整時間を短縮できる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることことが可能である。
また、上記の各構成は、それらの一部又は全部が、ハードウェアで構成されても、プロセッサでプログラムが実行されることにより実現されるように構成されてもよい。また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
100 光ディスク
101 光ピックアップ
102 レーザ光源
104 コリメートレンズ
105 偏光ビームスプリッタ
106 1/4波長板
107 球面収差素子群
107a 凸レンズ
107b 凹レンズ
108 全反射ミラー
109 対物レンズ
110 対物レンズフォーカスアクチュエータ
111 シリンドリカルレンズ
112 検出レンズ
113 光検出ディテクタ
115 対物レンズチルトアクチュエータ
121 スピンドルモータ
122 スレッドモータ
130 システム制御回路
131 球面収差誤差検出回路
132 再生信号生成回路
133 サーボ信号生成回路
134 プッシュプル信号生成回路
135 球面収差補正素子駆動回路
136 レーザ駆動回路
137 フォーカスアクチュエータ駆動回路
138 スレッド送りモータ
139 スピンドルモータ駆動回路
140 光スポット
141 チルトアクチュエータ駆動回路
150 システム制御回路内蔵メモリ

Claims (16)

  1. 光ディスクに対して情報の記録または再生を行う光ディスク装置であって、
    レーザ光を集光するレンズ部と、
    前記対物レンズを駆動する駆動部と、
    前記光ディスクからの反射光を受光する受光部と、
    球面収差を補正する球面収差補正部と、
    前記球面収差の補正量を取得する取得部と、を備え、
    装着された光ディスクが、未記録又は追記録可能な記録層である第1の層を少なくとも1層備え、かつ、一部分でも既に記録された箇所のある記録層もしくは再生専用層である第2の層を少なくとも一層備える光ディスクである場合、前記取得部は、前記第2の層の球面収差補正量は、前記第2の層からの反射光に基づいて取得し、前記第1の層の球面収差補正量は前記第2の層の球面収差補正量に基づいて取得することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 請求項1に記載の光ディスク装置であって、
    前記第1の層の球面収差の補正量と前記第2の層の球面収差の補正量とを、球面収差補正の初期補正量とすることを特徴とする光ディスク装置。
  3. 請求項1に記載の光ディスク装置であって、
    前記取得部は、前記第2の層における再生信号の振幅またはジッターまたはエラーレートのいずれか1以上の指標に基づいて、前記第2の層の球面収差補正量を取得することを特徴とする光ディスク装置。
  4. 請求項1に記載の光ディスク装置であって、
    前記取得部は、前記第2の層で調整した球面収差補正量に対し、規格で定められた層間距離を基に前記前記第1の層の球面収差補正量を計算して取得することを特徴とする光ディスク装置。
  5. 請求項1に記載の光ディスク装置であって、
    前記第2の層の球面収差補正量に基づいて得られる前記第1の層の球面収差補正量を初期補正量とし、
    前記取得部は、前記第1の層にデータが記録されている場合には、前記球面収差補正量を前記初期補正量として得られる前記第2の層からの反射光に基づいて、前記第1の層の球面収差補正量を取得することを特徴とする光ディスク装置。
  6. 請求項1に記載の光ディスク装置であって、
    前記第2の層の球面収差補正量に基づいて得られる前記第1の層の球面収差補正量を初期補正量とし、
    前記取得部は、前記第1の層にデータが記録されていない場合には、前記第1の層に前記初期補正量を前記球面収差補正量として試し書き領域にデータを記録し、当該試し書き領域からの反射光に基づいて前記第1の球面収差補正量を取得することを特徴とする光ディスク装置。
  7. 光ディスクに対して情報の記録または再生を行う光ディスク装置であって、
    レーザ光を集光する対物レンズと、
    前記対物レンズを駆動する駆動部と、
    前記光ディスクからの反射光を受光する受光部と、
    チルトを補正するチルト補正部と、
    前記チルトの補正量を取得する取得部と、を備え、
    前記光ディスクが一部分でも既に記録された箇所のある追記録可能な記録層である第1の層を少なくとも1層備え、かつ再生専用層あるいは全面記録済みの記録層である第2の層を少なくとも1層備える光ディスクである場合、前記取得部は、前記第2の層のチルト補正量は、前記第2の層からの反射光に基づいて取得し、前記第1の層のチルト補正量は、前記第2の層のチルト補正量に基づいて取得することを特徴とする光ディスク装置。
  8. 請求項7に記載の光ディスク装置であって、
    前記取得部は、前記第1の層で情報が既に情報が記録された半径位置での反射光に基づいて取得されるチルト補正量と前記第2の層での当該半径位置での反射光に基づいて取得されるチルト補正量との比と、前記第2の層での他の半径位置におけるチルト補正量とに基づいて、前記第1の層のチルト補正量を取得することを特徴とする光ディスク装置。
  9. 請求項7に記載の光ディスク装置であって、
    前記取得部は、前記反射光に基づいて得られる再生信号の振幅またはジッターまたはエラーレートのいずれか1以上の指標に基づいて前記第2の層のチルト補正量を取得することを特徴とする光ディスク装置。
  10. 光ディスクに対して情報の記録または再生を行う光ディスク装置であって、
    レーザ光を集光するレンズ部と、
    前記対物レンズを駆動する駆動部と、
    前記光ディスクからの反射光を受光する受光部と、
    球面収差を補正する球面収差補正部と、
    チルトを補正するチルト補正部と、
    前記球面収差の補正量と前記チルトの補正量を取得する取得部と、を備え、
    前記光ディスクが未記録又は追記録可能な記録層である第1の層を少なくとも一層備え、かつ再生専用層あるいは全面記録済みの記録層である第2の記録層を少なくとも一層備える光ディスクである場合、
    前記取得部は、前記第2の層のチルト補正量及び球面収差補正量は、前記第2の層からの反射光に基づいて取得し、前記第1の層のチルト補正量は前記第2の層のチルト補正量に基づいて取得し、前記第1の層の球面収差補正量は、前記第2の層の球面収差補正量に基づいて取得することを特徴とする光ディスク装置。
  11. 請求項10に記載の光ディスク装置であって、
    前記取得部は、前記第2の層からの反射光から得られる再生信号の振幅またはジッターやエラーレートにいずれか1以上の指標に基づいて前記第2の層の再生データを最適化する球面収差補正量を取得することを特徴とする光ディスク装置。
  12. 前記請求項10に記載の光ディスク装置であって、
    前記第2の球面収差補正量に基づいて取得される前記第1の層の球面収差補正量を初期補正量とし、
    前記取得部は、前記第1の層にて記録されている領域がある場合は、前記初期補正量を前記球面収差補正部の補正量することによって前記第1の層から得られる反射光に基づいて前記第1の層の球面収差補正量を取得することを特徴とする光ディスク装置。
  13. 前記請求項10に記載の光ディスク装置であって、
    前記第2の球面収差補正量に基づいて取得される前記第1の層の球面収差補正量を初期補正量とし、
    前記取得部は、前記第1の層にて記録されている領域がない場合は、前記初期補正量を前記球面収差補正部の補正量し、前記第1の層の試し書き領域にデータ記録し、前記第1の試し書き領域から得られる反射光に基づいて前記第1の層の球面収差補正量を取得することを特徴とする光ディスク装置。
  14. 前記請求項10に記載の光ディスク装置であって、
    前記取得部は、前記第2の層における複数の半径位置にて反射光に基づいて取得されるチルト補正量と、前記第1の層における記録済み領域の反射光に基づいて得られるチルト補正量とから、前記第1の層における他の半径位置におけるチルト補正量を取得することを特徴とする光ディスク装置。
  15. 前記請求項10に記載の光ディスク装置であって、
    前記取得部は、それぞれの記録層において、先に球面収差補正量を取得した後に、チルト補正量を取得することを特徴とする光ディスク装置。
  16. 前記請求項10に記載の光ディスク装置であって、
    前記光ディスクが前記第2の層を複数備える場合には、ディスク挿入時の調整シーケンス時に、前記複数の層を基準層として設定し、
    前記取得部は、前記第1の層のチルト補正量を取得するときには、前記基準層のうち前記第1の層との層間距離が最も小さい基準層における球面収差補正量およびチルト補正量に基づいて、前記第1の層のチルト補正量を取得することを特徴とする光ディスク装置。
JP2009243978A 2009-10-23 2009-10-23 光ディスク装置 Expired - Fee Related JP5463118B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009243978A JP5463118B2 (ja) 2009-10-23 2009-10-23 光ディスク装置
US12/769,501 US8164997B2 (en) 2009-10-23 2010-04-28 Optical disc apparatus for conducting information recording or reproduction on an optical disc
CN201010170921.4A CN102044270B (zh) 2009-10-23 2010-04-28 光盘装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009243978A JP5463118B2 (ja) 2009-10-23 2009-10-23 光ディスク装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2011090745A true JP2011090745A (ja) 2011-05-06
JP2011090745A5 JP2011090745A5 (ja) 2012-10-25
JP5463118B2 JP5463118B2 (ja) 2014-04-09

Family

ID=43898348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009243978A Expired - Fee Related JP5463118B2 (ja) 2009-10-23 2009-10-23 光ディスク装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8164997B2 (ja)
JP (1) JP5463118B2 (ja)
CN (1) CN102044270B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013196742A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Toshiba Corp 多層光記録媒体、ドライブ装置及び多層光記録媒体の検査方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW201214420A (en) * 2010-09-27 2012-04-01 Sunplus Technology Co Ltd Method for determining type of optical disk and optical storage apparatus thereof

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10106012A (ja) * 1996-09-30 1998-04-24 Konica Corp 光ディスク装置のレンズ球面収差補正方法及び光ディスク装置
JP2002157750A (ja) * 2000-09-06 2002-05-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光ディスク装置及び情報の記録再生方法
WO2006009227A1 (ja) * 2004-07-23 2006-01-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 光ディスク装置
JP2007133967A (ja) * 2005-11-10 2007-05-31 Canon Inc 光学式情報記録再生装置
JP2007164927A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Pulstec Industrial Co Ltd 光ディスク装置
JP2008171534A (ja) * 2006-12-13 2008-07-24 Canon Inc 情報記録再生装置
JP2008192310A (ja) * 2008-05-16 2008-08-21 Hitachi Media Electoronics Co Ltd 光情報記録装置
JP2009064531A (ja) * 2007-09-10 2009-03-26 Ricoh Co Ltd 記録方法、追記型多層光記録媒体、プログラム、記録媒体、情報記録装置及び情報記録システム

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW564404B (en) * 2000-09-06 2003-12-01 Matsushita Electric Industrial Co Ltd Optical disk unit and information recording and reproducing method
JP3995993B2 (ja) 2001-06-22 2007-10-24 パイオニア株式会社 光ピックアップのフォーカシング制御装置及び方法
JP2003346369A (ja) 2002-05-23 2003-12-05 Hitachi-Lg Data Storage Inc 光学式記録再生装置及びチルト制御方法
JP4231759B2 (ja) 2003-09-22 2009-03-04 株式会社日立メディアエレクトロニクス 光情報記録装置
US7916588B2 (en) * 2003-10-20 2011-03-29 Panasonic Corporation Control apparatus, control method, access apparatus, access method, program, and write-once recording medium
JP4069087B2 (ja) * 2004-02-17 2008-03-26 株式会社日立製作所 光ディスク装置及びそのチルト補正処理方法
JP4727971B2 (ja) 2004-11-11 2011-07-20 株式会社日立製作所 光ディスク記録再生装置
JP2006286132A (ja) * 2005-04-04 2006-10-19 Sony Corp ディスクドライブ装置および球面収差補正方法
JP4830426B2 (ja) 2005-09-28 2011-12-07 ソニー株式会社 光記録媒体、記録装置、記録又は再生装置、記録方法、記録又は再生方法
JP5199675B2 (ja) * 2005-11-22 2013-05-15 パナソニック株式会社 光ディスク及び光ディスク装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10106012A (ja) * 1996-09-30 1998-04-24 Konica Corp 光ディスク装置のレンズ球面収差補正方法及び光ディスク装置
JP2002157750A (ja) * 2000-09-06 2002-05-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光ディスク装置及び情報の記録再生方法
WO2006009227A1 (ja) * 2004-07-23 2006-01-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 光ディスク装置
JP2007133967A (ja) * 2005-11-10 2007-05-31 Canon Inc 光学式情報記録再生装置
JP2007164927A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Pulstec Industrial Co Ltd 光ディスク装置
JP2008171534A (ja) * 2006-12-13 2008-07-24 Canon Inc 情報記録再生装置
JP2009064531A (ja) * 2007-09-10 2009-03-26 Ricoh Co Ltd 記録方法、追記型多層光記録媒体、プログラム、記録媒体、情報記録装置及び情報記録システム
JP2008192310A (ja) * 2008-05-16 2008-08-21 Hitachi Media Electoronics Co Ltd 光情報記録装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013196742A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Toshiba Corp 多層光記録媒体、ドライブ装置及び多層光記録媒体の検査方法
US9019805B2 (en) 2012-03-22 2015-04-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Multilayer optical recording medium, drive device, reproducing and recording apparatus, and inspection method for multilayer optical recording medium

Also Published As

Publication number Publication date
US8164997B2 (en) 2012-04-24
JP5463118B2 (ja) 2014-04-09
CN102044270A (zh) 2011-05-04
US20110096647A1 (en) 2011-04-28
CN102044270B (zh) 2014-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011096329A (ja) 光ピックアップ装置
US7307927B2 (en) Optical disk apparatus and method for recording and reproducing an optical disk
JP5621227B2 (ja) 光情報装置及び光ピックアップ
JP2005108281A (ja) 光ディスク装置
JP4727971B2 (ja) 光ディスク記録再生装置
JP2008186537A (ja) 光ディスク装置
JP4527591B2 (ja) 情報記録再生方法及び情報記録再生装置
US8958277B2 (en) Information recording method, information reading method, and optical disc device
JP5463118B2 (ja) 光ディスク装置
JP2007122815A (ja) 光ディスク装置の球面収差及びフォーカスオフセット調整方法、それを用いた光ディスク装置
JP2011090749A (ja) 光学ドライブ装置、チルト検出方法
US7957234B2 (en) Optical pickup apparatus
JP2011118995A (ja) 光記録媒体、光記録媒体駆動装置、光記録媒体駆動方法
US8385180B2 (en) Optical pickup apparatus
JP5055411B2 (ja) 光ディスク装置及び光ディスク装置調整方法
JP2010061713A (ja) 光ディスク装置、光軸ずれ検出方法及び光記録媒体
JP2009080916A (ja) 光ピックアップヘッドおよび光学記録再生装置
JP2008293606A (ja) 光ピックアップ装置
JP2007066442A (ja) 光ディスク装置
KR100611246B1 (ko) 광디스크 재생 및 기록장치 및 그 방법
JP2012094225A (ja) 光ディスク装置
JP2007200419A (ja) 光ディスク装置の調整方法と光ディスク装置
JP2011023095A (ja) 光ディスク装置
JP2005174418A (ja) 光学的情報記録再生装置
JP2006221756A (ja) 光ピックアップ装置、及び、それを備えた光ディスクドライブ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120905

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120905

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120905

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130423

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130620

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees