JP2011090355A - 配管作図システム及びモバイル端末装置を用いた配管情報管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】モバイル端末の小さな画面でも配管図を簡単に入力することができ、現場で入力した配管図や機器情報を転記することなく、通信手段を用いて即時に管理台帳に入力でき、転記の作業をなくして作業効率を高め、かつ記載ミスのない信頼性の高い、台帳管理業務を実現するための配管作図システム、モバイル端末を用いた配管情報管理システムを実現することを課題とする。
【解決手段】画面に表示されたグリッド線図上に機器のアイコンと配管線を配置することにより、配管図を作成する配管作図システムであり、配管線の始点位置をグリッド線図上のグリッド線の交点に指定すると、その交点を中心として放射状に各グリッド線に沿って、一定の長さの配管線カーソルを表示され、表示された配管線カーソルの任意の配管線カーソルの任意の位置で終点を設定することより、始点から終点までの配管線が作図されることを特徴とする配管作図システムである。
【選択図】 図3
【解決手段】画面に表示されたグリッド線図上に機器のアイコンと配管線を配置することにより、配管図を作成する配管作図システムであり、配管線の始点位置をグリッド線図上のグリッド線の交点に指定すると、その交点を中心として放射状に各グリッド線に沿って、一定の長さの配管線カーソルを表示され、表示された配管線カーソルの任意の配管線カーソルの任意の位置で終点を設定することより、始点から終点までの配管線が作図されることを特徴とする配管作図システムである。
【選択図】 図3
Description
本発明は、配管図をコンピューター、特にモバイル端末で簡単に作成できる配管作図システム、及びその配管作図システムを用いた、配管情報管理システムに関する。
従来の配管管理業務においては、例えば、ガス配管の場合には、現場において、機器としてガスボンベ、ガスメーター、ガス給湯装置およびそれらを連結するガス配管の設置状況について、手書きにより、配管図を描画し、機器リスト表を作成し、管理センターに書類として持ち込まれた配管図や機器リストは、公的な基準となる保安台帳に記載されて集中管理されるものである。
手書きの配管図は保安台帳にCADなどの作図システムなどで転記されるが、機器をシンボル化し、コンピュータにより作図されるシンボル結線図作成装置が開示されている。
例えば、特許第3669188号では、配管の幹線と各種の機器との接続パターンを4種類に分類し、機器を直接、幹線に配置するパターンと、幹線に機器の接続線を接続して配置するパターンなどがあらかじめ設定されており、複雑な結線を簡単に接続パターンにより表示できるようにしたものである。
このように、現場で手書きにより作図された配管図などは、管理台帳(保管台帳)に転記されて保管されており、管理台帳の電子化は進んでいるものの、配管図に関しては、いまだに手書きが主流であり、CADにより作図されているものは少ないのが現状である。
このような状況の中、転記による記載ミスやCAD操作など作業の複雑化などが問題となっている。
近年、機器情報等は、専用モバイル機器で送信されることも行われるようになってきたが、配管図については、モバイル機器の画面が小さいので、従来のCADなどでの作図が困難であった。
上記の特許第3669188号公報では、機器がシンボル化され、配管の幹線と機器の接続がパターン化されており、作図が簡単に行われるようになるが、モバイル端末の画面では、小さすぎて、配管の幹線の細かな描画や、機器の接続線などを描画することは困難である。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、
モバイル端末の小さな画面でも配管図を簡単に入力することができ、現場で入力した配管図や機器情報を転記することなく、通信手段を用いて即時に管理台帳に入力でき、リアルタイムで情報収集ができ、転記の作業をなくして作業効率を高め、かつ記載ミスのない信頼性の高い、台帳管理業務を実現するための配管作図システム、モバイル端末を用いた配管情報管理システムを実現することを課題とする。
モバイル端末の小さな画面でも配管図を簡単に入力することができ、現場で入力した配管図や機器情報を転記することなく、通信手段を用いて即時に管理台帳に入力でき、リアルタイムで情報収集ができ、転記の作業をなくして作業効率を高め、かつ記載ミスのない信頼性の高い、台帳管理業務を実現するための配管作図システム、モバイル端末を用いた配管情報管理システムを実現することを課題とする。
本発明は諸課題を解決するために、請求項1では、コンピュータにより、画面に表示されたグリッド線図上に機器のアイコンと配管線を配置することにより、配管図を作成する配管作図システムであり、
画面上のグリッド線図上に配置する機器のアイコンを決定するためのアイコン選択手段と、
前記のアイコンのグリッド線図上での配置位置をグリッド線の交点位置に設定し、その位置にアイコンを描画するためのアイコン配置位置設定手段と、
配管線の始点位置をグリッド線図上のグリッド線の交点に指定すると、その交点を中心として放射状に各グリッド線に沿って、一定の長さの配管線カーソルを表示するための始点表示手段と、
前記のグリッド線に沿って放射状に表示された配管線カーソルの任意の配管線カーソルの任意の位置で終点を設定するための終点設定手段と、
前記の終点の設定により、終点を設定した配管線は、終点を設定した位置に最も近いグリッド線の交点を終点として、前記の始点から終点までの配管線を作図するための配管線描画手段と、
を有することを特徴とする配管作図システムとするものである。
を有することを特徴とする配管作図システムとするものである。
該グリッド線図とは、アイソメ図やグラフ図などの基準となる座標系を示す格子線(グリッド)が描かれている図を示す。
配管図では、アイソメ図用のグリッド線図が多く用いられており、左右傾斜線と縦線とからなるグリッド線図である。
該アイコンは、各機器を図形やシンボル、記号などで簡易的に表したものである。
機器のアイコンの配置位置、配管線の始点位置及び終点位置のいずれも、グリッド線の交点に指定される。グリッド線の交点の近くにポイントされた場合には、最も近いグリッド線の交点に指定点が移動して指定される。この機能により、グリッド線の交点にぴったり合わせてポイントする必要がなくなり、設定を簡単に行うことができる。
すなわち、本発明のグリッド線図上での機器のアイコンの配置位置、配管線の始点及び終点の設定位置は、グリッド線の交点以外の位置に設定することができないようになっている。
このため、CAD等のような正確な図面を描くことはできないが、機器アイコンと配管線により、現場でも簡単に配管図を描くことを可能とするものである。
請求項2では、前記の終点のポイント後、終点決定操作をせずに、継続操作を指定することで、終点が中間点となり、この中間点を中心として放射状に各グリッド線に沿って、一定の長さの配管線カーソルが表示され、再度終点をポイントし、終点決定操作をすることにより、始点から中間点を経由して終点まで連続して配管線が描画されることを特徴とする配管作図システムとするものである。
終点のポイントにより、終点にポイントが表示され、その後、終点決定ボタンを操作をする前に、継続操作ボタンを押し、他の位置をポイントすると、その位置にもポイントが表示され、そこで終点決定ボタンを操作することで、始点から中間点(最初の終点)を経由して終点まで連続した配管線が描画されるものである。
請求項3では、前記の終点のポイント時に、その終点を中心として放射状に各グリッド線に沿って、一定の長さの配管線カーソルが表示され、再度終点を指定することにより、連続して配管線が描画され、終点決定操作により配管線カーソルがクリアされることを特徴とする配管作図システムとするものである。
終点を連続してポイントすることにより、連続して配管線が描画される。最後に終点決定操作を行うことで配管線カーソルが消える。
請求項4では、各種の基本配管図テンプレートが記録されており、その中から必要なテンプレートを選択して読み込み、修正して作図を行うことを特徴とする配管作図システムとするものである。
該基本配管図テンプレートは、一般住宅用配管図テンプレートやマンション用配管図テンプレートなどである。
また、作成済みの他の配管図をテンプレートして使用することも可能である。
請求項5では、前記のコンピュータがモバイル端末装置であることを特徴とする配管作図システムとするものである。
該モバイル端末装置は、携帯電話機能、PDA機能、ハンディターミナル機能、写真撮影機能などを有する持ち運び可能な端末装置であり、例えば、大きな表示画面を有する携帯電話やスマートフォン等でも良い。
本発明による配管作図システムをインストールでき、画面から作図操作が可能であれば良い。
請求項6では、前記の機器のアイコン選択手段において、アイコンを決定することにより、選択した機器の詳細情報を入力するための機器情報入力画面が表示され、必要な情報を入力することで機器の詳細情報が記憶される機器情報管理手段を有することを特徴とする配管作図システムとするものである。
該機器情報入力画面は、各機器の詳細情報を入力するための入力手段であり、例えば、機器の種類、機器名称、メーカー名、型式、製造番号、製造年月、有効年月、設置者名、使用者名、設置場所などである。
請求項7では、現場において、前記の請求項4又は請求項5に記載のモバイル端末装置を用いた配管作図システムにより、配管図を作成し、機器情報を入力し、通信手段により、配管図データと機器情報データをインターネットを介して配管管理サーバに送信し、配管管理サーバのデータベースに配管図と機器情報を関連付けて管理台帳データとして記憶し管理することを特徴とするモバイル端末装置を用いた配管情報管理システムとするものである。
該通信手段は、携帯電話網、インターネット網、イントラネット網などのデータ通信が使用できる。
該配管管理サーバは、本発明によるモバイル端末装置からの配管図データ及び機器情報データを受信し、それらのデータを関連付けして管理台帳データベースに記憶するものであり、管理台帳データベースには、得意先データベース、機器部品データベースなどが関連付けて設けられており、得意先毎や機器毎に検索が可能となっている。
請求項8では、前記の配管管理サーバに記憶されている管理台帳データの機器情報を取得し、アイコンを自動作成することを特徴とするモバイル端末装置を用いた配管情報管理システムとするものである。
既に管理台帳が作成されており、配管図を新たに作成する場合には、管理台帳データより、使用されている機器情報を抽出し、各機器に対応したアイコンを配管管理サーバの機器部品データベースから検索してアイコンを自動生成するものであり、自動生成された機器アイコンは、モバイル端末装置の配管作図システムで使用できる。
請求項9では、前記のモバイル端末装置には、写真撮影機能とその写真にメモを記入できるメモ書き機能を有し、現場の写真を撮影し、必要事項をメモ書きして現場確認用データとして、通信手段により、インターネットを介して配管管理サーバに送信し、配管管理サーバのデータベースに前記の配管図と機器情報と関連付けて管理台帳データとして記憶し管理することを特徴とするモバイル端末装置を用いた配管情報管理システムとするものである。
該現場確認用データは、本発明のモバイル端末装置で現場の写真を撮影し、その写真に必要事項をメモすることができる機能を有するものであり、例えば、ガス配管の場合などでは、使用機器の破損状況やボンベに表示された使用期限等を現場で撮影し、破損個所がわかりやすいように印を記入したり、使用期限の文字を強調したりすることができる。
これらのメモを記入した現場写真データを現場確認用データとして配管図や機器情報データと関連付けて配管管理サーバに記憶することができるものである。
請求項10では、前記のメモ書き機能に加えて、撮影した機器の使用状態を選択リストから選択入力するための機器状態選択手段が設けられ、機器状態データが現場確認データに付加されることを特徴とするモバイル端末装置を用いた配管情報管理システムとするものである。
該機器の使用状態の選択リストは、
例えば、
「サビあり」、
「劣化」、
「ヒビあり」、
「接続不良」、
「接触不良」、
「断線」、
「漏れ」、
「破損」、
「異常なし」、
「バルブ・サビあり」、
「レバー・破損」、
「ホース・劣化」、
「カバー・破損」
等である。
例えば、
「サビあり」、
「劣化」、
「ヒビあり」、
「接続不良」、
「接触不良」、
「断線」、
「漏れ」、
「破損」、
「異常なし」、
「バルブ・サビあり」、
「レバー・破損」、
「ホース・劣化」、
「カバー・破損」
等である。
選択された機器の使用状況は、機器状態データとして写真データともに現場確認データとして記憶され、データ通信により、配管管理サーバに送信され管理される。
請求項10では、前記の機器状態選択手段に加えて、機器の信頼性を評価するランク情報を入力するための信頼性ランク情報入力手段が設けられていることを特徴とするモバイル端末装置を用いた配管情報管理システムとするものである。
該信頼性ランク情報は、例えば、
信頼性良好:「A」、
信頼性普通:「B」、
信頼性不良:「C」などで表記される。
信頼性良好:「A」、
信頼性普通:「B」、
信頼性不良:「C」などで表記される。
この信頼性ランク情報をメニューで選択できるようにしても良く、タスクメニューバーに設定しても良い。
また、前記の機器状態選択手段により入力された機器状態データから自動的に信頼性ランク情報が表示されるようにしても良い。
評価された信頼性ランク情報データは、前記の写真データ、機器状態データともに現場確認データとして記憶され、データ通信により、配管管理サーバに送信され管理される。
請求項12では、前記の管理台帳に記憶されている機器情報において、機器の製造年データを取得し、指定入力した基準製造年と比較し、基準製造年以前の場合には、アイコンに警告表示することを特徴とする記載のモバイル端末装置を用いた配管情報管理システムとするものである。
該アイコンに表示する警告表示としては、特定の色彩、例えば赤色のアイコンに色が変更される、あるいは、点滅表示されるなど、警告表示と認識できる表示手段であればいずれでも良い。
本発明は以下の効果を奏する。
1)コンピュータによる配管の作図システムにおいて、CAD操作等のように、専門的な知識を有する必要がなく、簡単に配管図を描画できる配管作図システムを提供できる。
1)コンピュータによる配管の作図システムにおいて、CAD操作等のように、専門的な知識を有する必要がなく、簡単に配管図を描画できる配管作図システムを提供できる。
2)配管線の描画において、配管線は、グリッド線図上のグリッド線交点に始点、中間点、終点を設定するため、簡単に設定、描画することができる。
3)始点のポイントより、グリッド線に沿って放射状に配管線が表示されるので、描画する方向を容易に認識でき、終点の指定が簡単であり、素早く指定ができる。
4)機器の配置は、アイコンを指定してグリッド線の交点にポイントするのみで配置できるので操作が簡単である。
5)グリッド線図上での描画であり、すべての指定がグリッド線の交点のみの指定で操作できるため小さな画面でも、操作が容易であり、表示がわかりやすい。
6)作図操作が簡単であり、モバイル端末装置で使用できるため、現場での配管図の作図が可能となる。
7)モバイル端末装置で配管図が作図できるので、機器情報とともに通信手段で管理サーバにリアルタイムで配管図や機器情報を送受信できる。
8)現場で入力した配管図や機器情報は、通信手段で管理サーバに記憶できるので、従来のように手書き情報を転記する必要がなくなり、業務が効率化し、また、転記による記載ミスの問題がなくなる。
9)配管図テンプレートを読み込んで使用できるので、最初から作図する必要はなく、修正して作図できるので、作図が素早く、容易にできる。
10)配管図と機器情報を関連付けて、管理サーバに記憶できるため、管理が一元化でき、検索等が容易になる。
11)現場の写真データを管理できるので、保安調査等において、現場での状況を的確に把握することができる。
12)アイコンに警告表示ができるので、使用期限切れの機器を配管図から認識することができる。
本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明による配管作図システムの構成を示す概略図である。
図1は、本発明による配管作図システムの構成を示す概略図である。
本作図システムは、携帯モバイル端末装置に組み込まれた配管作図システムの場合について説明する。
本作図システムでは、配管図作成は、モバイル端末装置で行われる。配管作図システムに使用されるデータは、得意先の情報が記憶された得意先DBと、機器部品の詳細情報が記憶された部品マスタDBと、配管管理情報が記憶された保安台帳DBと、配管図が記憶された配管図DBとから構成されている。
得意先DBから顧客の情報を取得し、部品マスタDBから機器情報を取得し、配管作成システムを用いて、携帯モバイル端末装置で配管図を作図し、作成された配管図は、管理サーバに設けられた保安台帳DBと関連付けて配管図DBに記憶される。
図2は、パソコン上で本発明の配管作図システムで配管図を作図している画面を示す。
左側のツールボックスから使用する機器を選択し、画面上のアイソメ図のグリッド線の交点に配置する。配管線は、グリッド線に沿って描画される。本例は一戸建てのガス配管図を示している。
図3は、携帯モバイル端末であるスマートフォンで本発明の配管作図システムを用いて配管図を作図している画面を示す。(2)はスマートフォンの画面の拡大図である。
画面の右側に機器リストが表示されており、機器をポイントして選択し、左側のアイソメ図上のグリッド線の交点にポイントして配置する。
配管線は、グリッド線の交点から次の交点まで始点と終点をポイントして描画される。
本発明の配管図作図システムでは、スマートフォン等の携帯モバイル端末装置でも簡単に入力操作ができるようになっている。
図4は、本発明の配管作図システムによる機器配置手順を示す説明図である。
(1)は、メーターのアイコンが配置されている。ここで、このメーターアイコンの配置を変更する場合には、(2)に示すように、メーターアイコンをタップ(ワンクリック)する。
タップ操作により、アイコンに赤枠が表示され、選択されたことが認識できる。
次に、移動予定位置をタップすると、アイコンがタップした移動予定位置に移動する。
このように、1回目のタップで機器を選択し、2回目のタップで移動が完了する。携帯モバイル端末装置などでは、パソコンの画面操作のように、ペンタッチのまま画面を移動させることは、物理的に画面の劣化を招くので好ましくない。本発明では、タップ操作のみで機器の配置を簡単に行うことができるものである。
図5は、本発明による配管作図システムによる配管線の描画手順を示す説明図である。
(1)は、配管線の開始位置を示す。この位置をタップ(ワンクリック)すると、(2)に示すように、タップ点を中心として、グリッド線に沿って放射状に配管線カーソルが表示される。
ここで、配管線カーソルのいずれかのカーソルの任意の位置を終点としてタップすると、(3)に示すように、始点から終点まで配管線が描画される。
スマートフォン等の携帯モバイル端末装置では、カーソルが通常表示されていないため、配管図の線の描画方法を放射状カーソルをグリッド線に合わせて表示することによって、配管線の配置を容易に行うことが可能となるのである。
図6は、本発明による配管図作図システムの機器及び配管線の自動位置補正機能の説明図である。
本発明の配管作図システムは、座標点の指定を行わずに配管図が作成できる機能が設けられている。
これまでのCADシステムとは異なり、グリッド線に合わせて、線又は機器を配置するため、タップしたグリッド線の交点の近似値を割り出し、最適な位置へ線又は機器を自動的に配置するものである。
(1)は、グリッド線図上のみを配置するため、(1)に示すような線を引くことはできない。
また、(2)に示すように、グリッド線の交点と交点間のみ配線が有効となるよう自動的に指定した終点と、グリッド線の交点は、近似値に配置されるものである。
また、本発明による配管図作図システムは、配管図作成時に部品マスタより基本データを取得し、使用部品情報を自動的に取得(有効期限・容量等)することが可能となる為、必要最小限(製造年月日・配管の長さなど)の部品個別データの入力で使用部品情報が入力できる。
また、配管図の縮尺変更(ズームイン・ズームアウト)することができ、携帯モバイル端末装置(画面サイズが小さい端末)での入力を、全体でのイメージでの作成(縮小機能)及び部分拡大機能により、配管図作成者の作成しやすい画面サイズで作成できる。
また、配管図作成時に同一の部品を使っている場合には、最初の1個に部品詳細を入力すると、それ以降は、配管図上の部品のコピー機能を使用することにより、重複した操作を行わずに配管図を作成できる。
また、配管図作成時に、アイコン作成の状態を記憶することで、配置したアイコン操作の「やり直し」や、「元に戻す」操作が可能となる。
図7は、本発明による配管情報管理システムに記憶されている配管図データの一例を示す図である。
このデータは、管理サーバの配管図DBに記憶されているデータである。
図8は、本発明による配管情報管理システム記憶されている保安台帳データの一例を示す図である。
このデータは、管理サーバの保安台帳DBに記憶されているデータである。
図9は、本発明によるモバイル端末を用いた配管情報管理システムの使用例を示す図である。
本例は、ガス配管の保安調査に使用する例を示す。
S−1)本発明の配管図作図システムが組み込まれた携帯モバイル端末装置である、スマートフォンの画面を示す。
この画面から、保安調査の対象となる得意先を選択し、住所から地図を表示させることができる。
S−2)地図にて現場を確認する。
地図を表示させることができるため、車にカーナビゲーションが付いていない場合でもスピーディに現場に向かうことができる。
S−3)現場の状況をスマートフォンのカメラ機能により撮影し、画像上にメモを書きたすことができる。
S−4)現場で配管図を追加、修正することができる。
S−5)現場で作成した配管図や各種のデータをデータ通信により、管理サーバに送信し、電子文書化して配管図や保安台帳を管理することができる。
図10、図11は、本発明によるモバイル端末を用いた配管情報管理システムの他の使用例を示す図である。
この例では、新規に配管図及び保安台帳を作成する場合を示す。
T−1)本発明の配管図作図システムが組み込まれた携帯モバイル端末装置である、スマートフォンの画面を示す。
予め管理サーバに記憶された新規の顧客の顧客情報をスマートフォンにダウンロードする。
T−2)スマートフォンのメインメニュー画面を示す。ここで得意先を選択する。
T−3)得意先選択画面が表示される。ダウンロードされた顧客を選択する。
T−4)得意先情報画面が表示される。顧客の名称、住所等の詳細情報が表示される。
T−5)ここで住所の欄をポイントすると、得意先の地図が表示される。
T−6)現場において、スマートフォンのカメラ機能を用いて、現場の写真を撮り、メモを書き込むことができる。
T−7)現場で配管図を作成、修正することができる。
T−8)現場でスマートフォンに入力された配管図や機器情報などはデータ通信により、管理サーバにより、保安台帳データ及び配管図データとして記憶され、各々、保安台帳と配管図を印刷することができる。
また、本発明によるモバイル端末を用いた配管情報管理システムでは、画像メモにて不具合等を発見したとき、部品マスタから部品の画像を取得することができ、さらに細部まで画像情報を拡大した画像メモを作成することが可能であり、部品の入れ替え等の判断が的確に行えるようになる。
また、部品機器メーカーから出されるリコール対象の製品に対して配管図で作成されたDB情報からすばやく検索することが可能である。
このように、本発明によれば、携帯モバイル端末装置を用いて配管図を容易に作成することができ、機器情報や現場状況写真など種々の現場情報をリアルタイムにデータ通信で管理サーバに記憶し、一元的に管理ができるものであり、例えば、災害時など、緊急時に配管図が現場で簡単に確認することができれば、復旧作業の手助けとなり、また、2次災害を未然に防ぐことも可能となる。
図12は、本発明によるモバイル端末を用いた配管情報管理システムにより得られた現場確認データの分析・活用例を示す図である。
R−1)画像メモ追加画面において、機器の写真データに対して、機器状態及び信頼性ランク情報などが入力され、現場確認データが作成される。
R−2)作成された現場確認データは、データ通信により配管管理サーバに送信され、現場確認データDBに記憶される。
R−3)分析手段により該現場確認データDBから信頼性ランク情報と機器状態データから機器の状態が悪く、交換が必要と判断される機器を抽出し、機器交換の提案書(R−4)と見積書(R−5)を作成する。
S−1 スマートフォン画面
S−2 現場地図画面
S−3 画像メモ画面
S−4 配管図作成画面
S−5 配管情報管理システム
T−1 スマートフォン画面
T−2 メインメニュー画面
T−3 得意先選択画面
T−4 得意先情報画面
T−5 得意先地図画面
T−6 画像メモ画面
T−7 配管図作成画面
T−8 社内PC印刷作業
R−1 現場確認データ
R−2 現場確認データDB
R−3 分析手段
R−4 提案書
R−5 見積書
S−2 現場地図画面
S−3 画像メモ画面
S−4 配管図作成画面
S−5 配管情報管理システム
T−1 スマートフォン画面
T−2 メインメニュー画面
T−3 得意先選択画面
T−4 得意先情報画面
T−5 得意先地図画面
T−6 画像メモ画面
T−7 配管図作成画面
T−8 社内PC印刷作業
R−1 現場確認データ
R−2 現場確認データDB
R−3 分析手段
R−4 提案書
R−5 見積書
Claims (12)
- コンピュータにより、画面に表示されたグリッド線図上に機器のアイコンと配管線を配置することにより、配管図を作成する配管作図システムであり、
画面上のグリッド線図上に配置する機器のアイコンを決定するためのアイコン選択手段と、
前記のアイコンのグリッド線図上での配置位置をグリッド線の交点位置に設定し、その位置にアイコンを描画するためのアイコン配置位置設定手段と、
配管線の始点位置をグリッド線図上のグリッド線の交点に指定すると、その交点を中心として放射状に各グリッド線に沿って、一定の長さの配管線カーソルを表示するための始点表示手段と、
前記のグリッド線に沿って放射状に表示された配管線カーソルの任意の配管線カーソルの任意の位置で終点を設定するための終点設定手段と、
前記の終点の設定により、終点を設定した配管線は、終点を設定した位置に最も近いグリッド線の交点を終点として、前記の始点から終点までの配管線を作図するための配管線描画手段と、
を有することを特徴とする配管作図システム。 - 前記の終点のポイント後、終点決定操作をせずに、継続操作を指定することで、終点が中間点となり、この中間点を中心として放射状に各グリッド線に沿って、一定の長さの配管線カーソルが表示され、再度終点をポイントし、終点決定操作をすることにより、始点から中間点を経由して終点まで連続して配管線が描画されることを特徴とする請求項1に記載の配管作図システム。
- 前記の終点のポイント時に、その終点を中心として放射状に各グリッド線に沿って、一定の長さの配管線カーソルが表示され、再度終点を指定することにより、連続して配管線が描画され、終点決定操作により配管線カーソルがクリアされることを特徴とする請求項1に記載の配管作図システム。
- 各種の基本配管図テンプレートが記憶されており、その中から必要なテンプレートを選択して読み込み、修正して作図を行うことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかの項に記載の配管作図システム。
- 前記のコンピュータがモバイル端末装置であることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかの項に記載の配管作図システム。
- 前記の機器のアイコン選択手段において、アイコンを決定することにより、選択した機器の詳細情報を入力するための機器情報入力画面が表示され、必要な情報を入力することで機器の詳細情報が記憶される機器情報管理手段を有することを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかの項に記載の配管作図システム。
- 現場において、前記の請求項5又は請求項6に記載のモバイル端末装置を用いた配管作図システムにより、配管図を作成し、機器情報を入力し、通信手段により、配管図データと機器情報データをインターネットを介して配管管理サーバに送信し、配管管理サーバのデータベースに配管図と機器情報を関連付けて管理台帳データとして記憶し管理することを特徴とするモバイル端末装置を用いた配管情報管理システム。
- 前記の配管管理サーバに記憶されている管理台帳データの機器情報を取得し、アイコンを自動作成することを特徴とする請求項7に記載のモバイル端末装置を用いた配管情報管理システム。
- 前記のモバイル端末装置には、写真撮影機能とその写真にメモを記入できるメモ書き機能を有し、現場の写真を撮影し、必要事項をメモ書きして現場確認用データとして、通信手段により、インターネットを介して配管管理サーバに送信し、配管管理サーバのデータベースに前記の配管図と機器情報と関連付けて管理台帳データとして記憶し管理することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のモバイル端末装置を用いた配管情報管理システム。
- 前記のメモ書き機能に加えて、撮影した機器の使用状態を選択リストから選択入力するための機器状態選択手段が設けられ、機器状態データが現場確認データに付加されることを特徴とする請求項9に記載のモバイル端末装置を用いた配管情報管理システム。
- 前記の機器状態選択手段に加えて、機器の信頼性を評価するランク情報を入力するための信頼性ランク情報入力手段が設けられていることを特徴とする請求項9又は請求項10に記載のモバイル端末装置を用いた配管情報管理システム。
- 前記の管理台帳に記憶されている機器情報において、機器の製造年データを取得し、指定入力又は予め記憶された基準製造年と比較し、基準製造年以前の場合には、アイコンに警告表示することを特徴とする請求項7から請求項11までのいずれかの項に記載のモバイル端末装置を用いた配管情報管理システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009241001A JP2011090355A (ja) | 2009-10-20 | 2009-10-20 | 配管作図システム及びモバイル端末装置を用いた配管情報管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009241001A JP2011090355A (ja) | 2009-10-20 | 2009-10-20 | 配管作図システム及びモバイル端末装置を用いた配管情報管理システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2011090355A true JP2011090355A (ja) | 2011-05-06 |
Family
ID=44108590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2009241001A Withdrawn JP2011090355A (ja) | 2009-10-20 | 2009-10-20 | 配管作図システム及びモバイル端末装置を用いた配管情報管理システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2011090355A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013137623A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | High Pressure Gas Safety Institute Of Japan | パーソナル端末装置 |
| JP2014071651A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Mitsuya:Kk | 工程管理システム |
| JP2018073344A (ja) * | 2016-11-04 | 2018-05-10 | 株式会社タカショー | 照明用設計支援システムおよびユーザ端末 |
| JP2020080009A (ja) * | 2018-11-12 | 2020-05-28 | 齋藤 昌勝 | 物品管理装置、及び、物品管理プログラム |
| US20220137594A1 (en) * | 2019-02-26 | 2022-05-05 | Vetco Gray Scandinavia As | Cnc-parameter generating method for an automated tube bending system |
| WO2024117051A1 (ja) * | 2022-12-02 | 2024-06-06 | 株式会社Yslソリューション | 建物情報管理システム、画像生成方法及び建物情報管理プログラム |
| JP2024090224A (ja) * | 2022-12-22 | 2024-07-04 | 株式会社クボタ | 管路図作成支援装置、管路工事施工情報管理装置、管路図作成支援システム、管路図作成支援システム制御方法及び管路図作成支援システム制御用プログラム |
-
2009
- 2009-10-20 JP JP2009241001A patent/JP2011090355A/ja not_active Withdrawn
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|---|---|---|---|---|
| JP2013137623A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | High Pressure Gas Safety Institute Of Japan | パーソナル端末装置 |
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| JP2018073344A (ja) * | 2016-11-04 | 2018-05-10 | 株式会社タカショー | 照明用設計支援システムおよびユーザ端末 |
| JP2020080009A (ja) * | 2018-11-12 | 2020-05-28 | 齋藤 昌勝 | 物品管理装置、及び、物品管理プログラム |
| US20220137594A1 (en) * | 2019-02-26 | 2022-05-05 | Vetco Gray Scandinavia As | Cnc-parameter generating method for an automated tube bending system |
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| JP2024090224A (ja) * | 2022-12-22 | 2024-07-04 | 株式会社クボタ | 管路図作成支援装置、管路工事施工情報管理装置、管路図作成支援システム、管路図作成支援システム制御方法及び管路図作成支援システム制御用プログラム |
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| Date | Code | Title | Description |
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| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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