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JP2011088111A - 排ガス処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】排ガス処理装置の構造を簡素化することにより建造コストの低減と、メンテナンス性の向上を図ることができる排ガス処理装置を提供する。
【解決手段】排ガス処理装置は密閉槽21を有する。密閉槽21は、隔壁22より上下2段のスペースに区切られる。隔壁22より下側が吸収液貯留部24とされ、隔壁22より上側が排ガス導入部26とされる。隔壁22には、多数の垂設管29が吸収液貯留部24内に貯留された吸収液内に至るように設けられている。隔壁22には吸収液貯留部24の吸収液より上の空間と連通する一つのガスライザ30が設けられている。ガスライザ30の上端部が、密閉槽21の天板部32を貫通して上側に突出している。導入された排ガスは、排ガス導入部26から垂設管29により吸収液内に噴出された後にガスライザ30から密閉槽21の外側に導出される。
【選択図】図1

Description

本発明は、排煙(燃焼排ガス)中の硫黄酸化物を除去する排ガス処理装置に関する。
例えば、火力発電所等の燃焼排ガスとしての排煙を生じる設備においては、亜硫酸ガス(SO2)等の硫黄酸化物(SOx)を含む排煙による大気汚染を防止するために排煙の排ガス処理装置(脱硫装置)が設けられている。
このような、排ガス処理装置の一種として、排ガス中に含まれる亜硫酸ガス(SO2)を、石灰石(CaCO3)を溶解または懸濁した水溶液(亜硫酸ガス中和剤スラリー溶液)からなる吸収液と接触させて、吸収液中に反応吸収するものが広く知られている(例えば、特許文献1参照)。
図5は従来のこの種の脱硫装置の主要部の構成を示す。この脱硫装置の主要部をなす密閉槽(吸収塔)1は、内部空間内に、上下方向に間隔をおいて配された上段デッキ(上段隔壁)3と下段デッキ(下段隔壁)2を有する。これらデッキ2、3は、密閉槽1の入口ガス導入空間を画成する隔壁として設けられており、下段デッキ2の下側空間が吸収液貯留部(貯留槽)4、上段デッキ3と下段デッキ2間の空間が排ガス導入部6、上段デッキ3の上側空間が排ガス導出部8となっている。吸収液貯留部4の内部には、石灰石の水性スラリーからなる吸収液Kが所定の液面レベルで貯留されている。また、排ガス導入部6には、密閉槽1内に排ガスを導入する入口ダクト5が接続され、排ガス導出部8には、密閉槽1内の処理済み排ガスを外部に導出する出口ダクト7が接続されている。また、入口ダクト5には、吸収液Kの一部をポンプ13によって冷却ライン11から循環供給し、導入されてくる排ガスに吸収液を冷却水として噴霧して冷却するためのスプレーノズル16を備えたガス冷却部17が設けられている。
前記下段デッキ2には多数の開口(透孔)が分散的に穿設されており、各透孔には、下段デッキ2の下面に垂下されたスパージャーパイプ(垂設管9)の上端部が接続されている。垂設管9は、下方に延出し、下端部が吸収液貯留部4内の吸収液K中に挿入されており、吸収液Kの液面下において排ガスを噴出して分散するようになっている。
また、下段デッキ2と上段デッキ3間には、吸収液貯留部4の吸収液の液面より上の上部空間4aを排ガス導出部8側に連通させるガスライザ10が、排ガス導入部6を貫通する形で設けられている。さらに、吸収液貯留部4の底部側には、酸化用空気を噴出させる空気の供給管(図示せず)と、吸収液Kを攪拌するための攪拌機(図示せず)が設けられ、前記供給管の基端側は、空気を圧送するためのブロア(図示せず)に接続されている。
また、密閉槽1には、補給用の吸収液(吸収剤としての石灰石)を密閉槽1内に供給するための供給ラインが接続されている。
また、後述のようにガスライザ10の表面に付着する石膏や、ガスライザ10から垂設管9に落下した石膏の塊りを洗い流すために、垂設管9の上にスプレーノズル18が配置されるとともに、ガスライザ10の周囲にスプレーノズル19が配置されている。そして、これらスプレーノズル18,19には、配管を介して後述のように吸収液から石膏を分離した際のろ液が供給されて、間欠的に噴霧される。
以上の構成の密閉槽1においては、供給管を介して吸収液K中に酸素(空気)を供給しつつ、入口ダクト5から排ガスを排ガス導入部6に圧送すると、当該排ガスが、各垂設管9の下端部の噴出孔から噴出し、吸収液Kと激しく混合して、液相連続のフロス層(ジェットバブリング層)を形成する。この際、攪拌機を回転させて吸収液Kを攪拌すると共に、供給管から供給された酸化用空気を当該供給管の先端部のノズルから吸収液K中に連続的に供給する。これにより、前記フロス層において高効率な気液接触が行われ、SO2+CaCO3+1/2O2+H2O→CaSO4・2H2O↓+CO2↑で示されるように、排ガス中に含まれる亜硫酸ガス(SO2)が酸化されると共に、吸収液K中の石灰石によって中和される反応が行われて、前記亜硫酸ガスが吸収・除去される。このようにして、脱硫された排ガスは、吸収液貯留部4の液面上(フロス層上)空間からガスライザ10を介して排ガス導出部8に至り、排ガス導出部8から出口ダクト7を経て煙突から外部に排気される。出口ダクト7には、上述のスラリーを含むミスト(水滴)を除去するエリミネータ(図示せず)が設けられている。
また、下段デッキ2には、上述のように多数の透孔がほぼ均等分散して配置されるとともに各透孔に垂設管9が設けられ、ほぼ所定数となる垂設管9毎にガスライザ10が配置されるように当該ガスライザ10がほぼ均等分散して配置されており、垂設管9よりは一桁程度少ないがたとえば数百本のガスライザ10が設けられる場合がある。
特開平8−206435号公報
ところで、上述の脱硫装置(排ガス処理装置)においては、下段デッキと上段デッキとの間に吸収液貯留部の上部空間に連通する多くのガスライザが設けられ、当該ガスライザにより上段デッキ上の排ガス導出部に脱硫された排ガスが流入し、排ガス導出部から排ガスが密閉槽の外側となる出口ダクトに排出され、出口ダクトに設けられたエリミネータでミストを除去される構造となっている。
したがって、多くのガスライザを有することと、多くのガスライザから排出されるガスが排ガス導出部に集められて横方向に延出する出口ダクトのエリミネータを通って煙突等に導出されることから、複雑な構造となり、建造コストの低減が困難なものとなっている。
また、密閉槽内の部材には、排ガスや吸収液が金属に対して腐食性を示すことから、例えば、合成樹脂を用いたFRP(繊維強化プラスチック)が多く用いられており、高温の排ガスがそのまま導入されると、FRP製の部材が熱による影響を受けてしまうので、入口ダクトのガス冷却部に石膏を含むスラリー状の吸収液を循環供給するとともに、この吸収液(循環液)をスプレーノズルにより噴霧することで、密閉槽に導入される排ガスの増湿および冷却を行っている。
しかし、冷却に用いられる吸収液には、多くの粒子状の石膏等が含まれていることから、排ガス導入時に排ガス導入部のガスライザの表面に、噴霧された吸収液に含まれる石膏が付着してしまうという問題があった。ガスライザの数が多く、かつ、数が多いことにより、互いの間隔が狭いことから、上述の付着した石膏の除去が難しくなるという問題があった。また、石膏の除去のために、上述のスプレーノズルが配置されるが、その配管等が複雑な構造となり、建造コストを増大する要因となっている。また、このような構造としても、石膏を完全に除去することは困難であった。
密閉槽内でのメンテナンスも下段デッキ上に多数のガスライザあることで、作業が困難になる可能性がある。また、出口ダクトが横方向に延出するとともに、出口ダクト側にエリミネータが配置されることで、排ガス処理装置の占有面積が広くなってしまうという問題がある。
また、密閉槽が下段デッキ2と上段デッキ3との二枚のデッキ2,3で上下に区切られることから三層構造となり、たとえば、上述の攪拌機の羽を回転させる駆動源となるモータを密閉槽の上側に設ける構成だと、撹拌羽の駆動軸が排ガス導出部、排ガス導入部を経て吸収液貯留部の吸収液内の撹拌羽に至る構成となり、駆動軸が長くなり、長い駆動軸の重量が大きくなることで、大きな駆動力が必要となってしまう。
本発明は、前記事情に鑑みて為されたもので、排ガス処理装置の構造を簡素化することにより、建造コストの低減とメンテナンス性の向上とを図ることができる排ガス処理装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の排ガス処理装置は、排ガスが導入されて処理される密閉槽と、当該密閉槽内部を上下に分割する隔壁と、前記密閉槽の前記隔壁の下側に設けられ、排ガスから硫黄酸化物を吸収する脱流用吸収液が貯留された吸収液貯留部と、前記密閉槽の前記隔壁の上側に設けられ、前記密閉槽の外部から排ガスが導入される排ガス導入部と、前記排ガス導入部に連通するとともに、前記隔壁から下方の前記吸収液貯留部に貯留された吸収液内に延出し、前記排ガス導入部から吸収液内に排ガスを噴出して分散する複数の垂設管と、前記吸収液貯留部の吸収液より上側の空間に連通するとともに、前記隔壁から上方に延出して前記排ガス導入部を貫通するガスライザとを備え、前記ガスライザが前記排ガス導入部より上の前記密閉槽の外側まで延出して設けられ、当該ガスライザにより当該密閉槽の外側に処理済の排ガスが導出されることを特徴とする。
請求項1に記載の発明においては、密閉槽が一段の隔壁で上下2層に分割され、隔壁上の排ガス導入部をガスライザが貫通して、密閉槽の外側まで延出し、処理済みの排ガスを密閉槽の外側に導出していることから、排ガス処理装置の構造を簡素化することができる。
従来、密閉槽の隔壁を上下2段として、ガスライザが下側の隔壁のさらに下側の吸収液貯留部の上部空間から上側の隔壁のさらに上の排ガス導出部に処理済みの排ガスを導出し、当該排ガス導出部から出口ダクトにより密閉槽の外側に処理済みの排ガスを導出していたのに対して、本発明では、上述のように排ガス導出部を介さずにガスライザにより密閉槽の外側に処理済みの排ガスが導出される。
したがって、従来上下2段とされていた隔壁が、一段の隔壁だけでよくなり、排ガス処理装置の構造の簡素化により、建造コストの低減を図ることができる。
また、排ガス導入部の上の排ガス導出部を設ける必要がないので、ガスライザおよびエリミネータ部分を除く密閉槽の上部(天井部分)の高さを低くすることができる。これにより、吸収液貯留部の撹拌機の駆動源を密閉槽の上に配置する場合に、撹拌用の羽から駆動源までの駆動軸の距離が短くなり、駆動軸が軽くなることで、駆動力の低減を図ることができる。すなわち、駆動源として、従来より出力の低いものが利用可能となり、コストの低減を図ることができる。
なお、ガスライザの数は、少ない方が好ましい。たとえば、ガスライザの数を20本以下とすることが好ましく、数本や、一本であってもよい。
請求項2に記載の排ガス処理装置は、請求項1に記載の発明において、前記ガスライザの上端に設けられて当該ガスライザ内を上昇する処理済みの排ガスから液滴を除去するエリミネータを備え、前記ガスライザから処理済みの排ガスが前記エリミネータを介して導出されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明においては、ガスライザを密閉槽の外側の上方に延出させ、エリミネータをガスライザの上端に設けたので、密閉槽の外側に排ガスを導出する部分が当該密閉槽の上側となり、エリミネータおよび排ガスの外部への導出部分が、密閉槽と同じ部分に上下に重なって配置されることになる。これにより、排ガス処理装置の設置に必要な面積を減少させ、スペース効率を向上することができる。すなわち、従来は、出口ダクトを密閉槽の横方向に延出させるとともに、当該出口ダクトにエリミネータを設けていたので、出口ダクトやエリミネータにより排ガス処理装置の占有面積が大きくなっていたのに対して、排ガス処理装置の占有面積を小さくできる。
請求項3に記載の排ガス処理装置は、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記ガスライザが1つの前記密閉槽に1つだけ設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明においては、ガスライザが一つだけとなっているので、多数のガスライザを設けた場合に比較して、ガスライザの洗浄等のメンテナンスが極めて容易となるとともに、排ガス処理装置の構造も極めて簡便なものとなる。これにより、建造コストや、メンテナンスに要するコストを大幅に低減することができる。
特に、ガス導入部内を洗浄するための洗浄デバイス(洗浄液を送る配管や、洗浄液を噴出するノズル等)の構築も容易となることで建造コストの低減を図ることができる。また、ガスライザが多数ある場合よりも、洗浄力を強化することも容易であり、洗浄強化によりメンテナンスの省力化を図ることができる。
請求項4に記載の排ガス処理装置は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の発明において、前記ガスライザは、前記隔壁に接合されるとともに当該隔壁の下の吸収液貯留部に連通する下端部より前記エリミネータが設けられる上端部の方が断面積が大きくされていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明においては、ガスライザの断面積は、密閉槽に導入される排ガスの流速と、その上端部に設けられるエリミネータで処理可能な排ガスの流速(エリミネータの設計速度)と、ライザの本数とによって決まることになり、このように決まる断面積より実際の断面積を小さくしてしまうと、エリミネータでの液滴の除去効率が低下してしまう虞があるが、ガスライザの下端部に対して上端部の断面積を大きくすることで、エリミネータの設計速度に対応しつつ、隔壁部分でのガスライザの断面積を小さくすることができる。
すなわち、エリミネータが設けられるガスライザの上端部の断面積が大きいので、ガスライザの下端部の断面積が上述のエリミネータの設計速度(排ガスの流速)を満足する断面積より小さくなっても、断面積が大きなガスライザ部分で排ガスの流速が低下し、エリミネータの設計速度内に排ガスの流速を収めることができる。
ガスライザの下端部が接続される隔壁において、ガスライザの下端部の断面積が小さくなると、隔壁部分におけるガスライザが占有する面積が小さくなる。これにより、隔壁の垂設管を配置可能な面積が大きくなり、より多くの垂設管を配置することが可能となる。ここで、処理される排ガス量により必要な垂設管の本数が決まってくるので、必要な数の垂設管を配置した場合に、隔壁上のガスライザの占有面積が減った分に応じて隔壁の面積を小さくすることができる。すなわち、排ガスの処理量に対して必要な密閉槽の断面積(横断面積)を小さくすることが可能となり、排ガス処理装置の小型化を図ることができる。
請求項5に記載の排ガス処理装置は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の発明において、前記ガスライザ内には、当該ガスライザ内の偏流を抑制する整流板が設けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明においては、ガスライザの本数を減らすとともに、ガスライザの径を大きくした場合に、ガスライザ内の排ガスの流速が早くなり、さらに偏流によりガスライザ断面の中央における排ガスの流速が早くなることで、圧力損失が生じたり、飛沫同伴(エントレメント)が増加したりしてしまう。さらに、ガスライザの上端部に接続されるエリミネータの中央部における排ガスの流入速度が速くなってしまう。そこで、整流板をガスライザ内に配置して、偏流を抑制することにより、ガスライザ内の排ガスの速度が部分的に速くなるのを防止し、部分的に早くなっていた流速を低下させて、圧力損失の防止と、エントレメントの減少を図ることができる。なお、本発明では、ガスライザに直接エリミネータが取り付けられることで、ガスライザ内の偏流が直接的にエリミネータに影響を与えてしまうので、偏流対策が有効に作用する。
本発明によれば、排ガス処理装置の構造の簡略化を図ることにより、建造コストの低減とメンテナンスの簡略化とを図ることができる。
本発明の第1実施形態に係る排ガス処理装置を示す概略図である。 前記排ガス処理装置の隔壁を示す平面図である。 本発明の第2実施形態に係る排ガス処理装置を示す概略図である。 前記排ガス処理装置の隔壁を示す平面図である。 従来の排ガス処理装置を示す概略図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の実施の形態の排ガス処理装置を示す概略図であり、図2は前記排ガス処理装置の隔壁を示す平面図である。
従来の排ガス処理装置の密閉槽が上下二段の隔壁で上下3段のスペースに区切られていたのに対して、図1に示すように、この例の排ガス処理装置の密閉槽21は、1段の隔壁(デッキ)22により上下2段のスペースに分離されている。
なお、この例の密閉槽21は、たとえば、有底有蓋の円筒状に形成されているが、有底有蓋の角筒状(直方体状や正方体状)であってもよい。
密閉槽21の隔壁22より下側が吸収液貯留部24とされ、隔壁22より上側が排ガス導入部26とされている。吸収液貯留部24の下側は、密閉槽21の底部31であり、排ガス導入部26の上側は密閉槽21の天板部(蓋部)32となる。
そして、隔壁22は、この例において、円板状に形成されるとともに、中央部に一つのガスライザ30が接続される大きな円形の孔23が形成され、たとえば、孔23の面積は孔を含む隔壁22の全体の面積のたとえば1/3程度とされている。円板状の隔壁22の外周と当該隔壁22の内周(孔23の外周)とは、同軸上(同心円状)に配置されている。
また、隔壁22には、孔23の外側となる部分に図示しない多数の透孔がほぼ均等に分散して形成され、当該透孔に垂設管(スパージャーパイプ)29が隔壁22から下方に向かって延出するように垂設されている。これら垂設管29は、隔壁22から隔壁22の下側の吸収液貯留部24内に貯留された吸収液K内に至るように設けられている。なお、図1において、垂設管29の一部だけが図示されているおり、実際には、隔壁22の孔23を除くほぼ全面に分散して垂設管29が設けられている。
また、隔壁22には、後述の撹拌機37の駆動軸39が貫通する貫通孔39aが設けられている。
垂設管29内の排ガスの流速は、たとえば、2m/s〜20m/sとすることが好ましい。
また、隔壁22の円板状の孔23の部分には、孔23と下端部が重なるようにガスライザ30が設けられている。ガスライザ30は、円筒状に形成されており、その下端部が隔壁22に固定されて孔23を隔壁22の上側で塞いだ状態に配置され、孔23を介して、吸収液貯留部24の吸収液の液面より上の上部空間24aと連通した状態となっている。
また、ガスライザ30の上端部が、排ガス導入部26を通り抜けた状態で、密閉槽21の天板部32を貫通して、天板部32より上側に突出している。
ガスライザ30の内部は、排ガス導入部26と隔離され、かつ、隔壁22の孔23により吸収液貯留部24の上部空間と連通している。
この例において密閉槽21の横断面積(平面投影面積)をS1、ガスライザ30の横断面積(平面投影面積)をS2とした場合に、密閉槽1の横断面積S1に対するガスライザ30の横断面積S2の比(S2/S1)が0.15から0.40となっていることが好ましく、さらに、0.2から0.35となっていることが好ましい。
ここで、図2に示す隔壁22において、隔壁22の孔23も含めた全体の面積が密閉槽21の横断面積S1にほぼ対応し、孔23の面積がガスライザ30の横断面積S2にほぼ対応する。また、横断面積S1から横断面積S2を減算した面積が隔壁22の孔23を含まない実際の面積にほぼ対応する。したがって、横断面積S1から横断面積S2を減算した面積が垂設管29を配置可能な面積となり、この面積により当該排ガス処理装置で処理可能な単位時間当たりの排ガスの処理量が制限される。
上述のS2/S1が大きくなると、単位時間あたりの排ガスの流入量を一定とした場合に、ガスライザ30内の流速が減少するが、上述の隔壁22の垂設管29を設置可能な面積が減少することになる。
したがって、S2/S1を、0.35より大きくした場合、特に0.40より大きくしてしまうと、上述のように隔壁22の垂設管29を設置可能な面積が少なくなり、密閉槽21の占有面積に対する排ガスの処理量が低下してしまい、密閉槽21のスペース効率が悪化してしまい好ましくない。
また、S2/S1が小さくなると、隔壁22の垂設管29を設置可能な面積は大きくなるが、ガスライザ30の横断面積が減少することで、排ガスの単位時間当たりの導入量を一定とした場合に、ガスライザ30内の排ガスの流速が高くなりすぎる虞がある。
したがって、S2/S1を0.20より小さくした場合、特に0.15より小さくしてしまうと、ガスライザ30内の流速が早くなり、後述のガスライザ30の上端開口を覆った状態のエリミネータ35の設計速度にもよるが、エントレメントの増大、圧力損失の増大を招いてしまい、好ましくない。なお、ガスライザ30内では偏流が生じるので、ガスライザ30の断面の中央部は、その周囲より流速が速くなってしまい、さらにエントレメントの増大、圧力損失の増大を招く虞があり、上述のようにS2/S1を0.15以上とすることが好ましく、さらに0.20以上とすることが好ましい。
また、ガスライザ30の横断面積の相当直径をD2とし、ガスライザ30の垂直長さ(鉛直方向に沿った長さ)をL2とした場合に、ガスライザ30の相当直径D2に対するガスライザ30の垂直長さL2の比(L2/D2)を、0.3から1.0とすることが好ましく、さらに0.4から0.6とすることが好ましい。
なお、相当直径とは、横断面形状が円でない場合に、横断面積を円の面積として円周率を用いて算出された直径であるが、横断面形状が円の場合には、そのまま横断面積から算出される直径である。また、密閉槽21の横断面形状は、円である必要はなく、四角やその他の多角形等であってもよいし、ガスライザ30も横断面形状は、円である必要はなく、四角やその他の多角形等であってもよい。また、これらの断面形状が部分的に凹部や凸部を有するような形状であってもよい。
ここで、L2/D2を小さくすると、すなわち、ガスライザ30の相当直径D2(横断面積)に対してガスライザ30の垂直長さL2を短くしてしまうと、上述の偏流の影響が大きくなり、上述のようにガスライザ30の横断面中央部での排ガスの流速が速くなることで、エントレメントの増大、圧力損失の増大を招いてしまう。
また、L2/D2を大きくすると、上述の偏流の影響を小さくすることができるので、基本的には、L2/D2が大きいほど好ましいが、上述のように、ガスライザ30の相当直径D2に対応するガスライザ30の横断面積S2の広さが、密閉槽21の横断面積S1との関係で制限されるので、L2/D2を大きくすると、実質的にガスライザ30の垂直長さL2が長くなる。すなわち、ガスライザ30の高さが高くなるため、構造的にガスライザ30やガスライザ30を支持する構造の強度が不足する虞があり、当該強度を高めるためにガスライザ30をより強固な構造とすると、ガスライザ30を含む密閉槽21の建造コストが増大する虞がある。
したがって、L2/D2は、偏流を小さくするために、0.3よい大きいことが好ましく、さらに0.4より大きいことが好ましい。また、偏流の影響を小さくする上では、L2/D2はできるだけ大きいことが好ましいが、ガスライザ30が高くなることによる密閉槽21の建造コストの増大を考慮すると、1.0より小さいことが好ましく、さらにコストと性能の関係を考慮した場合に、0.6より小さいことが好ましい。
また、密閉槽21の横断面の相当直径をD1とし、隔壁22と吸収液貯留部24の吸収液の液面との間の距離、すなわち、吸収液貯留部24の吸収液より上の上部空間24aの上下長さをL1とした場合に、密閉槽21の相当直径D1に対する吸収液貯留部24の上部空間24aの垂直長さL1の比(L1/D1)が0.05から0.2であることが好ましく、さらに0.06から0.1であることが好ましい。
ここで、L1/D1を大きくすると、ガスライザ30における偏流を抑制することができる。したがって、偏流による影響を考慮すると、L1/D1をできるだけ大きくすることが望ましい。しかし、L1/D1を大きくしていくと、排ガスの処理量を考慮した場合に、密閉槽21の断面の大きさを決めるD1の長さをあまり短くすることができないので、L1が大きくなる。また、吸収液Kの液量も排ガスの処理量に応じてあまり少なくすることができず、吸収液Kの深さをある程度以上浅くすることが困難である。よって、L1/D1を大きくするためには、隔壁22と吸収液Kの液面との間の距離L1を長くする必要があり、この場合に吸収液貯留部24の高さが高くなる。
また、垂設管29は、隔壁22から吸収液Kの液面より下側に延出する必要があり、隔壁22から吸収液Kの液面までの距離L1より長い必要があり、上述のようにL1/D1を大きくするために、L1が長くなると、垂設管29の長さが長くなり、排ガス処理装置においては、多数の垂設管29が備えられていることから、これらが全て長くなると、密閉槽21の建造コストが高くなってしまう。
したがって、L1/D1が0.06より小さいと、特に、0.05より小さいと、ガスライザ30における偏流の影響が大きくなり、上述の偏流による問題が発生する。
また、L1/D1が0.1より大きいと、特に0.2より大きいと、上述のように吸収液貯留部24の高さが高くなるとともに、垂設管29が長くなり、排ガス処理装置の建設コストが高くなってしまう。
ガスライザ30の密閉槽21の天板部32より上側にある上端部には、エリミネータ35が接続されている。エリミネータ35は、ガスライザ30とほぼ同じ大きさに形成され、ガスライザ30の開口全体を覆った状態となっている。
また、ガスライザ30の内部には、整流板36を設けるものとしてもよい。
整流板36の形状は、この例では、断面が円と十字を重ねた形状で、十字が円の外側だけとなっている形状であるが、たとえば、ガスライザ30の内部を左右に2分割する鉛直方向に沿った整流板や断面十字状に配置された整流板や、ガスライザ30より径の小さな筒状の整流板や、その他の形状の整流板を配置することができる。基本的に整流板36は、ガスライザ30の軸方向、すなわち、主に排ガスが上昇して流れる方向に沿ったものならば、どのような形状でもあってもよいが、なるべく圧力損失を引き起こさない形状であることが好ましい。
なお、この例では、ガスライザ30の排ガスの導出口に直接エリミネータ35が取り付けられているので、ガスライザ30による偏流の影響が直接的にエリミネータ35が作用してしまうので、偏流をできるだけ抑制することが好ましい。
また、密閉槽21には、撹拌機37が設けられており、撹拌機37は、密閉槽21の天板部32上に配置される駆動源38と、当該駆動源38から排ガス導入部26、隔壁22を越えて吸収液貯留部24内に至る駆動軸39と、駆動軸39の先端部に設けられる撹拌羽40とを供える。なお、撹拌機37は、ガスライザ30の周囲に配置される。
なお、図示していないが、従来と同様に、密閉槽21の吸収液貯留部24の吸収液Kに酸素を供給する機構と、吸収液貯留部24に吸収剤を供給する機構と、吸収液貯留部24から吸収液Kを抜き出して石膏等の固形分を吸収液Kから分離するための固液分離機構等を備えている。
このような排ガス処理装置においては、排ガス導入部26に連通する入り口ダクト25から排ガスが密閉槽21に導入され、導入された排ガスは、排ガス導入部26の底部となる隔壁22に設けられた垂設管29から吸収液貯留部24の吸収液内に噴出されて吸収液K内に分散されるとともに、フロス層を形成し、吸収液Kと気液接触する。
気液接触して脱硫された排ガスは、吸収液Kの上側の上部空間24aに排出される。
次いで、隔壁22の一つだけのガスライザ30の下端部が接続された開口部23から処理済の排ガスがガスライザ30内を上昇する。この際に、偏流により中央部の流速がその周囲より早くなるが、上述のように密閉槽1の横断面積S1に対するガスライザ30の横断面積S2の比、ガスライザ30の相当直径D2に対するガスライザ30の垂直長さL2の比、密閉槽21の相当直径D1に対する吸収液貯留部24の上部空間24aの垂直長さL1の比を決めることで、偏流による影響を抑制することができる。
また、整流板36を設けて偏流を抑制することによっても、ガスライザ30内を上昇する排ガスの流速が偏流により早くなってしまうのを防止することができる。
そして、ガスライザ30内を上昇した処理済の排ガスは、エリミネータ35に至り、処理済の排ガスは、エリミネータ35で液滴(ミスト)を除去されて、排ガス処理装置の外側に放出されることになる。
以上のような排ガス処理装置によれば、ガスライザ30が一つしかなく、構造を極めて簡単なものとすることができる。また、密閉槽21に、従来の排ガス導出部となる層を必要とせず、隔壁の数を減らすことができるとともに、密閉槽21の高さを低くし、密閉槽21の容量を減少させて、建造コストの低減を図ることができる。
特に、従来数百本あったガスライザを一つのガスライザ30とすることで、構造を極めて簡略にすることができ、かつ、ガスライザ30を密閉槽21より上に突出させてガスライザ30からエリミネータ35を介して、排ガスを排ガス処理装置の外側に導出可能としたことにより、従来の排ガス導出部をなくしたことによっても上述のように構造が簡略化される。
以上のことから排ガス処理装置の建造コストの低減を図ることができる。
さらに、ガスライザ30が一つとなったことによりガスライザ30表面に付着する石膏等を除去する構成が簡略化され、さらに建造コストの低減を図ることができる。
また、ガスライザ30が一つとなったことにより、付着した石膏を落とす構成を簡略化しても石膏を十分に落とせる構造とすることが可能であり、メンテナンスの簡略化を図ることができる。
また、従来、多くのガスライザが配設された状態の隔壁22上の排ガス導入部26は、この例において、中央にガスライザ30が配置されているだけであり、メンテナンス時に容易に立ち入ることが可能であり、メンテナンスが極めて容易となる。
また、処理済の排ガスを排ガス処理装置の外側への導出する構造が、ガスライザ30により密閉槽21の横側ではなく、上側に行われる構造となっており、エリミネータ35もガスライザ30の上部で密閉槽21の上方に配置されるので、密閉槽21に占有される部分にエリミネータ35が配置されるとともに密閉槽21に占有される部分で排ガスの導出が行われることになり、排ガス処理設備のスペース効率を向上することができる。
また、上述のように排ガス導出部が設けられない分、密閉槽21の高さを低く抑えることができ、撹拌機37を配置した場合に、密閉槽21上の駆動源38と、吸収液貯留部24の撹拌羽40との距離が短くなり、駆動軸39を短くして、駆動される部分の重量を低減して、駆動源38における駆動力の低減を図ることができる。なお、駆動軸39は、短くなることで、強度を低くしても使用可能となり、長さを短くするだけではなく、太さを細くしたり、管状の場合に肉厚を薄くしたりすることで、さらなる駆動軸39の軽量化を図ることも可能である。
次に、図3および図4を参照して第2実施形態の排ガス処理装置を説明する。
図3は本発明の第2実施形態の排ガス処理装置を示す概略図であり、図4は第2実施携帯の排ガス処理装置の隔壁を示す平面図である。
図3、図4に示すように、第2実施形態の排ガス処理装置は、そのガスライザ50の構造が第1実施形態と異なり、その他の構成および作用は前述した第1実施形態の構成および作用と同様であるため、以下においては、第1実施形態と異なる部分について説明し、それ以外の部分については、図1および図2と同一の符号を付して簡潔に説明するに留める。
ガスライザ50は、排ガス導入部26に連通する下端部の横断面積より、エリミネータが接続される上端部の横断面積の方が大きくなっている。たとえば、ガスライザ50が、逆円錐台形状や逆角錐台形状となっている。
ここで、上述のようにガスライザ50の断面積は、単位時間当たりの排ガスの導入量に対応するとともに、エリミネータ35の設計速度としてエリミネータ35で効率的にミストを除去可能な処理済みの排ガスの流速に対応して決められている。したがって、エリミネータ35の直前となるガスライザ30の上端部での排ガスの流速がエリミネータ35に好適な流速なっていれば、ガスライザ30下端部での排ガスの流速がそれより速くなっていてもよい。
したがって、ガスライザ30の下端部の横断面積(相当直径)より上端部の横断面積(相当直径)を大きくしてもよい。この際に、ガスライザ30が上下で同じ断面積となっている場合に対して、ガスライザ30の下端部の断面積を小さくした場合には、前記隔壁22の孔23の径が小さくなり、その分だけ隔壁22の垂設管29を配置可能な面積が多くなることになる。
ここで、第1実施形態の排ガス処理装置と、第2実施形態の排ガス処理装置とで、単位時間当たりに導入される排ガス量が同じ場合に、第2実施形態において、隔壁22の垂設管29が配置可能な隔壁22の面積は、第1実施形態と同じで良く、上述のように隔壁22の孔23の径が小さくなった第2実施形態においては、垂設管29を配置可能な面積を維持したまま、隔壁22の面積を小さくすることができる。すなわち、密閉槽21の断面積を小さくすることができ、排ガス処理装置の小型化を図ることができる。もしくは、排ガス処理装置において、同じ占有面積の密閉槽21で、単位時間当たりの排ガス処理量を増加させることができる。
以上のことにより、第2実施形態の排ガス処理装置では、第1実施形態の排ガス処理装置と同様の作用効果を得ることができるとともに、さらに排ガス処理装置の小型化を図ることができる。
なお、上記例では、密閉槽21およびガスライザ30の横断面形状を円としているが、これらの断面形状は上述のように円に限られるものでは、四角や多角形としてもよい。また、一つの密閉槽21にガスライザ30を一つ設けるものとしたが、上記例の一つの隔壁22と一つのガスライザ30との組み合わせを、複数個つなげた状態に設計し、これら複数組の隔壁22とガスライザ30とから一つの密閉槽21を構成することで、排ガスの処理能力を複数倍に高めるような構成としてもよい。この場合に一つの密閉槽21に複数本のガスライザ30を有する構造となる。
この場合には、一つの密閉槽21に対するガスライザ30の数を数十本以内とすること、より明確には20本以内とすることが好ましい。
K 吸収液
21 密閉槽
22 隔壁
24 吸収液貯留部
26 排ガス導入部
29 垂設管
30 ガスライザ
35 エリミネータ
36 整流板

Claims (5)

  1. 排ガスが導入されて処理される密閉槽と、
    当該密閉槽内部を上下に分割する隔壁と、
    前記密閉槽の前記隔壁の下側に設けられ、排ガスから硫黄酸化物を吸収する脱流用吸収液が貯留された吸収液貯留部と、
    前記密閉槽の前記隔壁の上側に設けられ、前記密閉槽の外部から排ガスが導入される排ガス導入部と、
    前記排ガス導入部に連通するとともに、前記隔壁から下方の前記吸収液貯留部に貯留された吸収液内に延出し、前記排ガス導入部から吸収液内に排ガスを噴出して分散する複数の垂設管と、
    前記吸収液貯留部の吸収液より上側の空間に連通するとともに、前記隔壁から上方に延出して前記排ガス導入部を貫通するガスライザとを備え、
    前記ガスライザが前記排ガス導入部より上の前記密閉槽の外側まで延出して設けられ、
    当該ガスライザにより当該密閉槽の外側に処理済の排ガスが導出されることを特徴とする排ガス処理装置。
  2. 前記ガスライザの上端に設けられて当該ガスライザ内を上昇する処理済みの排ガスから液滴を除去するエリミネータを備え、
    前記ガスライザから処理済みの排ガスが前記エリミネータを介して導出されることを特徴とする請求項1に記載の排ガス処理装置。
  3. 前記ガスライザが1つの前記密閉槽に1つだけ設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の排ガス処理装置。
  4. 前記ガスライザは、前記隔壁に接合されるとともに当該隔壁の下の吸収液貯留部に連通する下端部より前記エリミネータが設けられる上端部の方が断面積が大きくされていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の排ガス処理装置。
  5. 前記ガスライザ内には、当該ガスライザ内の偏流を抑制する整流板が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の排ガス処理装置。
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