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JP2011088092A - 破砕機 - Google Patents

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JP2011088092A
JP2011088092A JP2009244666A JP2009244666A JP2011088092A JP 2011088092 A JP2011088092 A JP 2011088092A JP 2009244666 A JP2009244666 A JP 2009244666A JP 2009244666 A JP2009244666 A JP 2009244666A JP 2011088092 A JP2011088092 A JP 2011088092A
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JP2009244666A
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Tsutomu Iida
飯田  勉
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

【課題】アンビル及び破砕ビット間に異物が噛み込んだ際の破砕装置の主要構造物の損傷を抑制することができる破砕機を提供する。
【解決手段】被破砕物を供給する送りコンベヤ12と、送りコンベヤ12の下流側端部に対向して配置された破砕ロータ15と、破砕ロータ15を収容した破砕室27内に設けたアンビル34と、複数の排出孔を有し破砕ロータ15の外周面に対向して配置されたスクリーン38とを備えた破砕機において、破砕ロータ15が、破砕機フレーム20に回転自在に設けた回転軸部101と、この回転軸部101と同心状に設けられ回転軸部101に対して回転可能なドラム部102と、このドラム部102を回転軸部101に対して連結するとともに、破砕ロータ15に設定値を超える衝撃荷重がかかった場合にドラム部102と回転軸部102の連結を解く連結部材103とを備える。
【選択図】 図5

Description

本発明は、廃棄物の再利用や減容化を主な目的として、間伐材、廃木材、建設廃材等の種々の被破砕物を破砕する破砕機に関する。
破砕機の一種に、外周面に複数の破砕ビットを設けた破砕ロータを破砕室内で高速回転させ、破砕ビットによる打撃や破砕室内に設けたアンビル(固定刃)との衝突等によって被破砕物を破砕するものがある(例えば特許文献1参照)。
特開2005−319349号公報
本発明が適用対象とする破砕機の破砕ロータは、動力源から与えられる回転動力に加え、破砕ロータ自体が持つ慣性モーメントを利用して被破砕物を打撃し破砕する。破砕対象として主に想定される木材系の被破砕物の場合、被破砕物に破砕ロータのエネルギが適度に吸収されつつ破砕作業が進捗するため、通常、アンビルと破砕ビットの間に加わる力が急激に増大することはない。しかし、被破砕物に混入した鉄塊等の破砕困難な異物がアンビルと破砕ビットの間に噛み込んだ場合、破砕ロータの慣性力が瞬間的にアンビルと破砕ビットに作用し、両者に過大な衝撃力がかかってしまう。
そこで、特許文献1の破砕機では、アンビルを支持する回動可能なアンビルフレームをシアピン(剪断ピン)で保持する構成としている。このように構成することで、被破砕物に混入した異物等がアンビルと破砕ビットの間に噛み込む等して瞬間的にアンビルと破砕ビットに過大な衝撃力が加わった場合、シアピンが切断されてアンビルフレームが回動し、破砕室が開放されて異物の排出が助けられる。
しかしながら、破砕作業中の破砕ロータの周速度は非常に大きく、またアンビルハウジングにも相応の慣性モーメントがある。そのため、破砕ビットとアンビルとの間に異物が噛み込んだ瞬間の衝撃力だけでも、破砕装置の主要構造物、例えば破砕ロータやアンビルハウジング等の損傷を招く恐れがある。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、アンビル及び破砕ビット間に異物が噛み込んだ際の破砕装置の主要構造物の損傷を抑制することができる破砕機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1の発明は、被破砕物を供給するフィーダと、前記フィーダの被破砕物搬送方向の下流側端部に対向して配置された破砕ロータと、前記破砕ロータを収容した破砕室内に当該破砕室を周回する破砕片と衝突するように設けたアンビルと、複数の排出孔を有し前記破砕ロータの外周面に対向して配置されたスクリーンとを備えた破砕機において、前記破砕ロータが、破砕機フレームに回転自在に設けた回転軸部と、この回転軸部の外周部に当該回転軸部と同心状に設けられ、前記回転軸部に対して回転可能なドラム部と、このドラム部を前記回転軸部に対して連結するとともに、前記破砕ロータに設定値を超える衝撃荷重がかかった場合に前記ドラム部と前記回転軸部の連結を解く連結部材とを備えていることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、前記連結部材が、許容剪断応力を超える衝撃荷重がかかった場合に他の構成要素に優先して破断するシアピンであることを特徴とする。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、前記アンビルを支持し前記破砕機フレームに対して回動自在に設けたアンビルフレームと、このアンビルフレームの回動動作を拘束するとともに、前記アンビルに許容値を超える衝撃力が作用した場合に前記アンビルフレームの回動動作を許容し、前記破砕室を開放する回動許容手段とをさらに備えていることを特徴とする。
第4の発明は、第3の発明において、前記連結部材が、前記回動許容手段の許容値と同程度かそれよりも小さい衝撃力で前記ドラム部と前記回転軸部の連結を解くことを特徴とする。
本発明によれば、アンビル及び破砕ビット間に異物が噛み込んだ際の破砕装置の主要構造物の損傷を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る破砕機の全体構造を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る破砕機の全体構造を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る破砕機の破砕機能構成部の要部構造を示す透視側面図である。 本発明の一実施形態に係る破砕機に備えられた破砕ロータの側面図である。 図3中のV−V線による矢視断面図である。
以下に図面を用いて本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る破砕機の全体構造を示す側面図、図2はその平面図である。なお、以下において、図1中の右左に対応する方向を破砕機の前後とする。
図1及び図2に例示した破砕機は、自力走行のための走行体1、走行体1上に設けられ受け入れた被破砕物を破砕する破砕機能構成部2、破砕機能構成部2で破砕された破砕物を搬送し機外に排出する排出コンベヤ3、及び搭載した各機器の動力源であるエンジン等を備えた動力装置(パワーユニット)4等を備えている。なお、本実施形態の破砕機の破砕対象となる被破砕物には、例えば森林で発生する剪定枝材や間伐材、建築物の解体に伴って発生する廃木材等の木材の他、廃プラスチック材、廃タタミ、竹材等が含まれる。木材については、比較的乾燥した硬質のものに限らず、剪定後間もない街路樹の枝葉や沿道の雑草などの水分量の多い軟質のものも含まれる。本実施形態では、これらの破砕対象物を総称して被破砕物と記載する。
走行体1は、トラックフレーム5、トラックフレーム5の前後両端部に設けた駆動輪6及び従動輪7、駆動輪6の軸に出力軸を連結した駆動装置(走行用油圧モータ)8、並びに駆動輪6及び従動輪7に掛け回した履帯(無限軌道履帯)9を有している。トラックフレーム5上には本体フレーム10が設けられており、この本体フレーム10によって、上記破砕機能構成部2や排出コンベヤ3、動力装置4等が支持されている。
破砕機能構成部2は、投入される被破砕物を受け入れるホッパ11、このホッパ11内に収容配置された被破砕物の搬送手段としての送りコンベヤ12(図2参照)、送りコンベヤ12によって導入された被破砕物を破砕する破砕装置13(図3参照)、及び破砕装置13の手前で被破砕物を押圧し破砕装置13に導入される被破砕物を送りコンベヤ12と協働して破砕装置13に送り込む押圧フィーダ装置14(図3参照)を備えている。破砕機納構成部2の構成については後述する。
排出コンベヤ3は、破砕装置13から排出された破砕物を機外に排出するもので、前後両端に図示しない駆動輪及び従動輪を設けたコンベヤフレーム50、駆動輪と従動輪との間に巻回したコンベヤベルト(不図示)の搬送面の上方を覆うようにコンベヤフレーム50に取り付けたコンベヤカバー51、駆動輪を回転駆動させる駆動装置(排出コンベヤ用油圧モータ)52等を有している。排出コンベヤ3の下流側(前方側)の部分は動力装置4の支持部から突出して設けた支持部材53によって吊り下げ支持されており、上流側(後方側)の端部は支持部材54を介して本体フレーム10から吊り下げ支持されている。この排出コンベヤ3は、左右の履帯9の間において破砕装置13の下方から前方にほぼ水平に延在し、動力装置4の下方あたりから前方に向かって上方に傾斜している。但し、このように屈曲したコンベヤを用いずに、本体フレーム10の下部領域において破砕装置13の下方から前方に延在するストレートな第1のコンベヤと、第1のコンベヤの放出端の下方から前方に向かって上り傾斜のストレートな第2のコンベヤとで、乗り継ぎ式の排出コンベヤを構成する場合もある。
動力装置4は、本体フレーム10の前部上に支持部材55を介して搭載されている。この動力装置4の後方側でかつ機体幅方向一方側(図2中下側)の区画には運転席56が設けられている。運転席56には破砕機を走行操作用するための操作レバー57が設けられており、運転席56の下方にはその他の操作や設定、モニタリング等を行うための操作盤58が設けられている。操作盤58は、本例では地上から作業者が操作し易いよう機体の側部に設けられているが、運転席56に設けても構わない。
図3は破砕機能構成部2の要部構造を示す透視側面図である。
図3に示すように上記送りコンベヤ12は押圧フィーダ装置14とともに、破砕ロータ15に向かって被破砕物を搬送、供給するフィーダとして機能する。この送りコンベヤ12は、破砕ロータ15の後方側に対向して配置されたスプロケット状の駆動輪16、その反対側(機体後端近傍)に設けた従動輪(不図示)、及びこれら駆動輪16及び従動輪の間に巻回され幅方向に複数列(この例では4列)設けられた搬送ベルト(チェーンベルト)17(図2参照)を備え、ホッパ11内に収容された状態で破砕ロータ15に対向する前端部(被破砕物の搬送方向の下流側端部)から後方にほぼ水平に延在している。従動輪はホッパ11の側壁体18(図1参照)における後部に設けた軸受19(図1参照)によって支持され、駆動輪16は破砕装置13の側壁を構成する破砕機フレーム20に設けた軸受(不図示)によって支持されている。送りコンベヤ12の駆動輪16の回転軸21は、軸受よりも機体幅方向外側に設けた駆動装置(不図示)の出力軸にカップリング等を介して連結している。その図示しない駆動装置を回転駆動させることにより、駆動輪16及び従動輪の間で搬送ベルト17が循環駆動し、被破砕物が破砕装置13に供給される。
上記押圧フィーダ装置14は、破砕ロータ15の上方にて機体幅方向に延在する回動軸22、回動軸22を支点に上下方向に揺動自在に支持された支持部材23、支持部材23に回転自在に支持されて破砕ロータ15の後方側で送りコンベヤ12の搬送面に対向する押えローラ24、及び押えローラ24を回動させる油圧シリンダ29を備えている。
回動軸22は破砕機フレーム20に設けた軸受(不図示)に回転自在に支持されている。
支持部材23は、回動軸22を支点に回動するアーム部25、アーム部25の先端側に連結された押えローラ取り付け用のブラケット部26を備えている。アーム部25の下面は概略円弧状に湾曲しており、この湾曲部の下部には湾曲板28が取付けられている。
押えローラ24は、幅方向(図3中の紙面直交方向)の寸法が送りコンベヤ12の搬送面の幅に対応しており、送りコンベヤ12の搬送面と同等かそれよりも若干大きく設定されている。この押えローラ24は、送りコンベヤ12上を搬送される被破砕物に乗り上げて自重で被破砕物を押圧し、胴部に内蔵した駆動装置(不図示)によって送りコンベヤ12の搬送速度に対応した周速度で回転し送りコンベヤ12と協動して破砕室27(後述)に被破砕物を供給する。
油圧シリンダ29はメンテナンス等の際に強制的に押圧フィーダ装置14を上下動させるもので、アーム部25の前端部近傍の上方位置に設けたビームを介して破砕機フレーム20に固定されたブラケット30にボトム側端部が、アーム部25の上面後端部に設けたブラケット32にロッド側端部がそれぞれ回動可能に連結されている。
破砕装置13は、本体フレーム10(図1参照)の長手方向のほぼ中央部上に位置し、図3に示すように、破砕室27内で高速回転する破砕ロータ15、及び破砕室27内において破砕ロータ15の径方向外側に設けたアンビル(反発板)34を備えている。駆動体である破砕ロータ15と静止体であるアンビル34はそれぞれ破砕手段として機能する。
図4は破砕ロータ15の側面図、図5は図3中のV−V線による矢視断面図である。図5では破砕ビット36を図示省略してある。
破砕ロータ15は、破砕機フレーム20に回転自在に設けた回転軸部101と、この回転軸部101の外周部に当該回転軸部101と同心状に設けたドラム部102と、このドラム部102を回転軸部101に対して連結する連結部材103とを備えている。
回転軸部101は、左右方向にほぼ水平に延び、左右両端はそれぞれ破砕機フレーム20より外側まで延在していて、左右の破砕機フレーム20にそれぞれ軸受104を介して回転自在に支持されている。回転軸部101は、中空の軸であっても中実の軸であっても良い。軸受104は支持部材105によって破砕機フレーム20の外壁面に固定されている。また、回転軸部101の少なくとも一方(本例では左側)の端部にはプーリ106が取り付けられている。特に図示していないが、このプーリ106は破砕装置用駆動装置の出力軸に設けたプーリとベルトを介して連結されている。
ドラム部102は、円筒状の周胴部102aと、周胴部102aの内壁部から径方向内側に突出した左右の取付部102bとを有している。周胴部102aは、一方の破砕機フレーム20の近傍から他方の破砕機フレーム20の近傍まで延在しており、送りコンベヤ12の下流側端部に外周面を対向させている。他方、取付部102bは、周胴部102aの左右両端から幾分内側に入り込んだ位置にあり、その内周側にそれぞれ軸受107を保持している。取付部102bの内周部にはストッパ部102cが形成されていて、ストッパ部102cが軸受107に当接することによって、取付部102bに対する軸受107の左右の動きを拘束している。また、左右の軸受107には回転軸部101が通されている。軸受107は、回転軸部101の左右方向の中央部に設けた段差部101aの左右に当接するように嵌め込まれ、回転軸部101に取り付けた固定具108と段差部101aに挟まれて回転軸部101に対する左右の動きを拘束されている。このように、ドラム部102は、軸受107を介して回転軸部101に取り付けられており、回転軸部101に対して回転可能である。
なお、本実施形態では、軸受107にベアリングを用いているが、例えばすべり軸受等、ドラム部102を回転軸部101に対して回転可能に支持できるものであれば代替可能である。
前述した連結部材103には、許容値(許容剪断応力)を超える衝撃荷重がかかった場合に他の構成要素に優先して破断するシアピンが用いられている。連結部材103の許容値は、後述するアンビルフレーム40を拘束するシアピン43の許容剪断応力と同程度かそれよりも小さい値に設定されている。本実施形態において、連結部材103は、破砕ロータ15の左右両側にそれぞれ1つずつ設けられているが、数量は適宜変更可能である。連結部材103の一端は、図4に示したように、押え板111及びボルト112(図5では図示省略)によってドラム部102の取付部102bの左右外側を向いた外壁面に固定されている。連結部材103の他端は、押え板113及びボルト114(ともに図5では図示省略)によって回転軸部101に対して固定されたブラケット115の左右外側を向いた外壁面に固定されている。連結部材103は、他の構成要素に優先して破断する部分が押え板111,113の間に位置するように、破砕ロータ15の径方向に沿った姿勢で固定されている。
前述したドラム部102の周胴部102aの外周面には、複数の破砕ビット36が設けられている。破砕ビット36は、ドラム部102の外周面に設けた各ビットホルダ35のドラム正転方向(図4において時計回り)の前方側を向いた面に取り付けられている。破砕ビット36は、この破砕ビット36及びビットホルダ35に破砕ビット36側から挿通されたボルト100にナット37を締結することでビットホルダ35に固定されている。各破砕ビット36は、破砕ロータ15が正転方向に回転する際に刃面(衝突面)がビットホルダ35に先行し被破砕物を打撃する。
先に図3に示したように、アンビル34は、破砕室27内に導入された被破砕物が衝突する衝突面39を有しており、破砕ロータ15の回転に伴って破砕室27内を周回する破砕片に衝突面39が対向するように、アンビルフレーム(保持部材)40における上記湾曲板41の取り付け部よりも破砕ロータ15の正転方向上流側に取り付けられている。また、特に図示していないが、アンビル34は、一方の破砕機フレーム20の近傍から他方の破砕機フレーム20の近傍まで延在している。このアンビル39を保持するアンビルフレーム40は、前出の押圧フィーダ装置14の回動軸22の上方にて破砕機フレーム20に支持された回動軸31を支点に前後方向に回動可能に支持されており、通常時は破砕機フレーム20の内壁面に固設された支持ブロック42に対しシアピン43を介して支持されて回動動作が拘束されている。運転中、アンビル34にシアピン43の許容剪断応力を超える衝撃荷重がかかった場合、シアピン43が破断してアンビルフレーム40の拘束が解かれ、アンビルフレーム40が回動軸31を中心に回動しアンビル34が破砕室27から離れる構成である。
ここで、破砕室27とは、破砕ロータ15を収容し被破砕物を破砕処理する空間を意味する。破砕ロータ15の外周面には、送りコンベヤ12の下流側端部から破砕ロータ15の正転方向(図3中の時計回り方向)に順に、湾曲板28、アンビル34、湾曲板41、スクリーン(篩部材)38が対向しており、これら湾曲板28、アンビル34、スクリーン38等によって破砕ロータ15を収容する破砕室27が形成されている。
スクリーン38は、多数の排出孔(不図示)を有し円弧状に曲成された板状の篩部材であり、破砕ロータ15の外周面の下半側(アンビル34に対して破砕ロータ15の正転方向前方側)に対向して弧状に形成されたスクリーンホルダ44上に着脱可能に保持されている。このスクリーンホルダ44上には、破砕ロータ15の外周面に間隙を介して対向するように破砕ロータ15の回転方向に複数枚(本実施形態では4枚)のスクリーン38が載置されている。
スクリーン38を支持するスクリーンホルダ44は、機体幅方向に延びる軸45を支点にしてシリンダ47の伸縮動作に伴って上下方向に回動する構成であり、図3の状態(作業時の姿勢)から破砕機フレーム20よりも下側にスクリーン38が下降する位置まで回動する。これによって、破砕機フレーム20の下側からスクリーン38を左右に抜き差しすることができる。
シリンダ47は、例えば油圧シリンダ(電動シリンダでも良い)であり、左右の破砕機フレーム20の内壁面にそれぞれ1本ずつ設置されている。両シリンダ47は、破砕装置13の前方側に位置し、破砕機フレーム20に固設したブラケット49(図3参照)にボトム側が回動可能に連結されており、ブラケット49との連結部を基端部として後方側に延在していて前後方向に伸縮する。各シリンダ47のロッド先端部にはスライダ48が接続され、このスライダ48はアーム46を介してスクリーンホルダ44の前端部近傍に連結されている。アーム46の両端は、スライダ48とスクリーンホルダ44に対して回動可能に連結されている。図3から判るように、スライダ48及びアーム46はリンク機構を構成しており、シリンダ47の伸縮動作に伴うスライダ48の前後方向への往復動作がアーム46の回動動作を経由してスクリーンホルダ44の上下動に変換される。
なお、スクリーンホルダ44やアーム46の長さ、シリンダ47の前後位置等は、スクリーンホルダ44を上昇させた状態(図3の状態)のときに、アーム46が破砕室27の接線方向に概ね沿って鉛直近くまで立ち上がるように設定されており、リンク機構によるスクリーンホルダ44の押し上げ力や姿勢保持力が効果的に得られるように配慮されている。
次に上記構成の本実施形態の破砕機の動作を説明する。
グラップル等の適宜の作業具を備えた重機(油圧ショベル等)等によってホッパ11内に被破砕物を投入すると、被破砕物が送りコンベヤ12の搬送ベルト17上に載置され、循環駆動する搬送ベルト17によって破砕装置13に向かって搬送される。被破砕物が押圧フィーダ装置14付近まで搬送されると、押えローラ24が被破砕物上に乗り上げ、押えローラ24の自重により被破砕物が送りコンベヤ12の搬送面に押し付けられる格好となる。このようにして押えローラ24は、送りコンベヤ12との間に被破砕物を挟持した状態で、送りコンベヤ12と協働して破砕室27へ被破砕物を導入する。その際、被破砕物は押圧ローラ24と送りコンベヤ12とに挟持された部分を支点に片持ち梁状に破砕室27内に向かって突出する。
破砕室27内に突出した被破砕物には高速回転する破砕ロータ15の破砕ビット36が下方から衝突し、これにより被破砕物が粗破砕(1次破砕)される。このように粗破砕されて破砕室27内に跳ね上げられた被破片はアンビル34に衝突し、その衝撃力によりさらに細かく破砕される(2次破砕)。2次破砕された破砕片のうち既にスクリーン38を通過する程度に小さいものはスクリーン38を通過して排出され、通過しない比較的大きなものは破砕ロータ15の回転に伴って破砕室27内を周回し、アンビル34、破砕ビット36、またスクリーン38等の破砕室27の内壁面等との衝突作用や剪断作用、すり潰し作用等を受けてさらに破砕される(3次破砕)。そして、周回する破砕片のうち3次破砕を経てスクリーン38の排出孔を通過する大きさに細粒化されたものから順次スクリーン38を通過して破砕室27から排出される。破砕室27から排出された破砕物は、シュート(不図示)を介して排出コンベヤ3上に落下して排出コンベヤ3によって搬送され機外に排出される。
ここで、被破砕物に混入して金属塊等の異物がビット36とアンビル34の間に噛み込んだ場合、破砕ロータ15の回転モーメントが瞬間的にアンビル34に伝達される結果、通常の被破砕物を破砕しているときに比べてアンビル34及び破砕ビット36に大きな衝撃力が作用する。
破砕運転中、アンビル34に作用する衝撃力はアンビルフレーム40を介してシアピン43に伝達されており、異物の噛み込みによる過大な衝撃力がシアピン43の許容剪断応力を超えた場合、シアピン43が破断し、アンビルフレーム40の拘束が解かれる。シアピン43による拘束が解かれたアンビルフレーム40は、アンビル34に作用した衝撃力によって回動する。これによってアンビル34やスクリーン38が破砕室27から遠ざかり、破砕室27が開放されて異物の排出が助けられる。
このとき、本実施形態では、想定を超える過大な衝撃力が破砕ビット36に作用した場合に他の構成要素に先行して破断する連結部材103が破砕ロータ15に設けてある。したがって、シアピン43が折損するような過大な衝撃力が破砕ビット36とアンビル34との間に発生した場合、アンビルフレーム40のシアピン43とともに破砕ロータ15のシアピン103が折損する。シアピン103が折損することによって、破砕ビット36を取り付けた破砕ロータ15のドラム部102の回転軸部101に対する拘束が解かれ、回転軸部101と切り離されたドラム部102の慣性力が大きく減少する。こうしてドラム部102の慣性力が減少することによって、異物が噛み込んだ際の異物を介する破砕ロータ15とアンビル34との衝突時間が長くなる。その結果、異物噛み込みに伴う衝撃力の時間分布を拡散し、衝撃力の瞬間的な増大を抑えることができる。
これにより、破砕ビット36、ビットホルダ35、その他の破砕ロータ15の構成部品やアンビルフレーム40等といった破砕装置13の主要構造物に作用する衝撃力を軽減することができ、それら主要構造物の損傷を抑制することができる。
なお、以上の実施形態においては、本実施形態では回転軸部101とドラム部102の連結手段103にシアピンを用いた場合を例に挙げて説明したが、通常はドラム部102が回転軸部101と一体に回転し、一定以上の衝撃力が破砕ビット36に作用した場合にドラム部102が回転軸部101に対して回転すれば良い。したがって、例えば静止摩擦力を利用してドラム部102を回転軸部101に対して連結し、最大静止摩擦力を超える衝撃荷重がかかった際にドラム部102が回転軸部101に対して回転する構成、回転軸部101に対してドラム部102を弾性的に連結し、破砕ビット36に加わる過度な衝撃力を逃がす構成等も考えられる。
また、アンビルに許容値を超える衝撃力が作用した場合にアンビルフレーム40の回動動作を許容して破砕室27を開放する回動許容手段としてシアピン43を用いた場合を例に挙げて説明したが、破砕機フレーム20を含む静止体に対してアンビルフレーム40を弾性的に係合させ、アンビルに過大な衝撃力が作用して静止体との係合が外れた場合に、アンビルフレーム40の拘束が解かれる構成とすることもできる。この構成は、例えば国際出願番号:PCT/JP2009/55862等に詳しい。
また、本発明を自力走行可能な破砕機に適用した場合を例にとって説明したが、これに限られず、牽引して走行可能な移動式破砕機、若しくは例えばクレーン等により吊り上げて運搬可能な可搬式破砕機、さらにはプラント等において固定機械として配置される定置式破砕機にも本発明は適用可能である。また、軸を水平にして回転する破砕ロータに対して水平方向から被破砕物を供給する破砕機に本発明を適用した場合を例に挙げて説明したが、破砕装置上にホッパを設けて破砕ロータに対して上から被破砕物を供給するタイプの破砕機にも本発明は適用可能である。これらの場合も同様の効果を得ることができる。
12 送りコンベヤ
13 破砕装置
14 押圧フィーダ装置
15 破砕ロータ
27 破砕室
34 アンビル
38 スクリーン
40 アンビルフレーム
43 シアピン(回動許容手段)
101 回転軸部
102 ドラム部
103 連結部材

Claims (4)

  1. 被破砕物を供給するフィーダと、前記フィーダの被破砕物搬送方向の下流側端部に対向して配置された破砕ロータと、前記破砕ロータを収容した破砕室内に当該破砕室を周回する破砕片と衝突するように設けたアンビルと、複数の排出孔を有し前記破砕ロータの外周面に対向して配置されたスクリーンとを備えた破砕機において、
    前記破砕ロータが、
    破砕機フレームに回転自在に設けた回転軸部と、
    この回転軸部の外周部に当該回転軸部と同心状に設けられ、前記回転軸部に対して回転可能なドラム部と、
    このドラム部を前記回転軸部に対して連結するとともに、前記破砕ロータに設定値を超える衝撃荷重がかかった場合に前記ドラム部と前記回転軸部の連結を解く連結部材と
    を備えていることを特徴とする破砕機。
  2. 前記連結部材が、許容剪断応力を超える衝撃荷重がかかった場合に他の構成要素に優先して破断するシアピンであることを特徴とする請求項1に記載の破砕機。
  3. 前記アンビルを支持し前記破砕機フレームに対して回動自在に設けたアンビルフレームと、
    このアンビルフレームの回動動作を拘束するとともに、前記アンビルに許容値を超える衝撃力が作用した場合に前記アンビルフレームの回動動作を許容し、前記破砕室を開放する回動許容手段と
    をさらに備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の破砕機。
  4. 前記連結部材が、前記回動許容手段の許容値と同程度かそれよりも小さい衝撃力で前記ドラム部と前記回転軸部の連結を解くことを特徴とする請求項3に記載の破砕機。
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