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JP2011087394A - スイッチング素子駆動用制御回路およびスイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング素子駆動用制御回路およびスイッチング電源装置 Download PDF

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Abstract

【課題】新たに低周波用の発振回路を設けることなく、既存回路を有効に利用することでスイッチング素子のスイッチング周波数に変調成分を追加する技術を提供する。
【解決手段】スイッチング素子駆動用制御回路9は、振幅を有する電源電圧を生成するレギュレータ回路6と、レギュレータ回路6で生成される電源電圧を高周波成分を除去するように平滑化する容量8と、平滑化された電源電圧が供給される回路電源線14と、回路電源線14から供給される電源電圧の振動に応じて周期信号を生成する発振回路27と、周期信号に基づいてスイッチング素子1のスイッチング動作を制御する制御信号を生成する制御回路3と、制御信号をスイッチング素子1に供給するドライバー回路2とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、モーター制御や、照明、スイッチング電源等に用いられるスイッチング素子駆動用制御回路と、スイッチング電源装置に関する。
スイッチング素子駆動用制御回路の最も一般的な用途としてはスイッチング電源装置である。スイッチング電源装置は、AC−DC変換装置やDC−DC変換装置などで、入力電力を所望の安定化した直流電力に変換する。一般的に、スイッチング電源装置は、スイッチング素子のターンオン、ターンオフを制御してトランスもしくはコイルに流れる電流の供給および停止を繰り返すことで、入力電力を所望の直流電力に変換する。
上記のようにスイッチング電源装置ではスイッチング素子は絶えずオン/オフを周期的に繰り返している。
スイッチング電源装置の課題の1つに、スイッチングノイズにより周辺の電子機器の誤作動を引き起こす現象がある。このような現象をEMI(Electro−Magnetic Interference)と呼ぶ。
EMIの対策として、特許文献1では、PWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)制御によるスイッチング電源装置の基本周波数を変調させることでスイッチングノイズのスペクトルを拡散させて高調波を抑制する技術が紹介されている。
また、このようなEMIの問題は、低周波数で動作するPWM制御に限ったものではない。負荷に応じて周波数が変動するPFM(Pulse Frequency Modulation:パルス周波数変調)制御や擬似共振制御においても、負荷が安定している場合には、周波数が安定し、同様のスイッチングノイズを放射する恐れがあり、また、発振器を持たない、擬似共振制御においても入力電圧が高く、さらに負荷が安定している場合は、同様の課題が発生する。
そこで、特許文献2では、擬似共振制御に対し、スイッチング素子電流ピークに変調成分を加えることで、スイッチング周波数を変調させている。
また、特許文献3では、周波数が負荷によって変動するPFM制御や2次側オンデューティ制御に対して、それぞれの制御に応じたスイッチング周波数変調方法を提案している。
このようなスイッチング周波数に低周波の変調成分を追加する技術は、周波数ジッターと呼ばれている。
米国特許第6107851号明細書 特開2009−142085号公報 特開2008−312359号公報
しかしながら、従来のスイッチング電源装置のいずれにおいても、スイッチング素子の発振周波数を変調させるために、低周波の発振回路をスイッチング素子の制御回路内に設ける必要があった。発振回路にはさまざまなタイプがあるが、通常、発振回路は、容量を必要とし、低周波である場合は、この容量値を大きくする必要があり、スイッチング素子の制御回路を同一の半導体基板上に形成する場合は、半導体基板上においては大きな面積を割くことになる。このような大面積の容量は、チップ面積の増大につながり、コストダウンの妨げになっていた。
本発明は、上記問題点に鑑み、新たに低周波用の発振回路を設けることなく、既存回路を有効に利用することでスイッチング素子のスイッチング周波数に変調成分を追加する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の一形態におけるスイッチング素子駆動用制御回路は、振幅を有する電源電圧を生成するレギュレータ回路と、前記レギュレータ回路で生成される前記電源電圧を、高周波成分を除去するように平滑化する容量と、平滑化された前記電源電圧が供給される回路電源線と、前記回路電源線から供給される前記電源電圧の振動に応じて、周期信号を生成する発振回路と、前記周期信号に基づいて、前記スイッチング素子のスイッチング動作を制御する制御信号を生成する制御回路と、前記制御信号を前記スイッチング素子に供給するドライバー回路とを備える。
この構成によれば、レギュレータ回路が、回路電源線に接続されるすべての回路が正常に動作できる電位幅内で、振幅を有する電源電圧を生成するため、電源電圧は回路消費電流と回路電源に接続された容量によって低周波で振動し、その振動をPWM制御や、PFM制御などの制御方式のスイッチング素子のスイッチング周波数に変調成分として与えることで、新たな低周波発振回路を追加することなく、スイッチング素子のスイッチング周波数に変調成分を追加して、スイッチング素子駆動用制御回路の低ノイズ化を図ることができる。
また、上記課題を解決するために本発明の一形態におけるスイッチング素子駆動用制御回路は、振幅を有する電源電圧を生成するレギュレータ回路と、前記レギュレータ回路で生成される前記電源電圧を、高周波成分を除去するように平滑化する容量と、平滑化された前記電源電圧が供給される回路電源線と、前記スイッチング素子がターンオフしてから前記2次巻線を流れる2次電流が流れなくなるまでの第1期間を検出する2次電流オン期間検出回路と、前記第1期間と前記2次電流が流れていない第2期間とからなる第3期間に対する前記第1期間の比で表されるオンデューティ比が一定値に維持されるように、前記回路電源線から供給される前記電源電圧の振幅に応じて、前記スイッチング素子をターンオンさせるクロック信号を生成する2次電流オンデューティ制御回路と、前記クロック信号に基づいて、前記スイッチング素子のスイッチング動作を制御する制御信号を生成する制御回路と、前記制御信号を前記スイッチング素子に供給するドライバー回路とを備える。
この構成によれば、レギュレータ回路が、回路電源線に接続されるすべての回路が正常に動作できる電位幅内で、振幅を有する電源電圧を生成するため、電源電圧は回路消費電流と回路電源に接続された容量によって低周波で振動し、その振動を2次電流オンデューティ制御方式のスイッチング素子のスイッチング周波数に変調成分として与えることで、新たな低周波発振回路を追加することなく、スイッチング素子のスイッチング周波数に変調成分を追加して、スイッチング素子駆動用制御回路の低ノイズ化を図ることができる。
また、上記課題を解決するために本発明の一形態におけるスイッチング素子駆動用制御回路は、振幅を有する電源電圧を生成するレギュレータ回路と、前記レギュレータ回路で生成される前記電源電圧を、高周波成分を除去するように平滑化する容量と、平滑化された前記電源電圧が供給される回路電源線と、前記スイッチング素子がターンオフしてから前記2次巻線を流れる2次電流が流れなくなるまでの第1期間を検出する2次電流オン期間検出回路と、前記2次電流オン期間検出回路の出力に応じて、前記スイッチング素子をターンオンさせるオン信号を生成するターンオン制御回路と、前記スイッチング素子に流れる電流が所定の電流ピークレベルに達すると、前記回路電源線から供給される前記電源電圧の振幅に応じて、前記スイッチング素子をターンオフさせるオフ信号を生成するドレイン電流制御回路を有し、前記オン信号および前記オフ信号に基づいて、前記スイッチング素子のスイッチング動作を制御する制御信号を生成する制御回路と、前記制御信号を前記スイッチング素子に供給するドライバー回路とを備える。
この構成によれば、レギュレータ回路が、回路電源線に接続されるすべての回路が正常に動作できる電位幅内で、振幅を有する電源電圧を生成するため、電源電圧は回路消費電流と回路電源に接続された容量によって低周波で振動し、その振動を擬似共振制御方式のスイッチング素子のスイッチング周波数に変調成分として与えることで、新たな低周波発振回路を追加することなく、スイッチング素子のスイッチング周波数に変調成分を追加して、スイッチング素子駆動用制御回路の低ノイズ化を図ることができる。
また、前記レギュレータ回路は、第1のしきい値および前記第1のしきい値よりも低い第2のしきい値に基づいて出力電圧を制御するヒステリシス制御レギュレータ回路であってもよい。
この構成によれば、レギュレータ回路としてヒステリシス制御レギュレータ回路を使用することにより、あらかじめ設定された電位幅内で安定した電源電圧を生成することができる。
また、少なくとも前記レギュレータ回路と、前記制御回路と、前記発振回路とが1つのパッケージに組み込まれてもよい。
また、少なくとも前記レギュレータ回路と、前記制御回路と、前記2次電流オンデューティ制御回路と、前記2次電流オン期間検出回路とが1つのパッケージに組み込まれてもよい。
また、少なくとも前記レギュレータ回路と、前記制御回路と、前記2次電流オンデューティ制御回路とが1つのパッケージに組み込まれてもよい。
この構成によれば、スイッチング素子駆動用制御回路の制御回路等の各回路が1つのパッケージに内包されるので、各回路を別々に回路電源線に接続しなくても、当該パッケージを回路電源線に接続して、スイッチング素子駆動用制御回路の回路構成を簡略化することができる。
また、前記スイッチング素子駆動用制御回路は、外部端子をさらに備え、前記外部端子から前記容量が調節可能であってもよい。
この構成によれば、スイッチング素子駆動用制御回路は外部端子を備えているので、外部端子から電源電圧を安定化するための容量を調節することにより、電源電圧の低周波の変調成分を外部設定して、スイッチング素子のスイッチング周波数の変調周期を外部調整することができる。
また、上記課題を解決するために本発明の一形態におけるスイッチング電源装置は、上記したスイッチング素子駆動用制御回路と、前記スイッチング素子のスイッチング動作によって前記2次巻線に発生する電圧を、直流電圧に変換する整流平滑回路とを備えてもよい。
この構成によれば、スイッチング素子駆動用制御回路のレギュレータ回路が、回路電源線に接続されるすべての回路が正常に動作できる電位幅内で、振幅を有する電源電圧を生成するため、電源電圧は回路消費電流と回路電源に接続された容量によって低周波で振動し、その振動をPWM制御や、PFM制御、2次電流オンデューティ制御や擬似共振制御などさまざまな制御方式のスイッチング電源装置のスイッチング周波数に変調成分として与えることで、新たな低周波発振回路を追加してスイッチング電源装置を大型化することなく、スイッチング素子のスイッチング周波数に変調成分を追加して、スイッチング電源装置の低ノイズ化を図ることができる。
また、上記課題を解決するために本発明の一形態におけるスイッチング電源装置は、上記したスイッチング素子駆動用制御回路と、前記スイッチング素子のスイッチング動作によって前記2次巻線に発生する電圧を、直流電圧に変換する整流平滑回路と、前記直流電圧を検出し、検出した直流電流の変化に応じて生成したフィードバック信号を前記制御回路へ供給する出力電圧検出回路とを備え、前記ドレイン電流制御回路は、前記スイッチング素子に流れる電流が前記フィードバック信号に応じて設定された電流ピークレベルに達すると、前記スイッチング素子をターンオフさせるオフ信号を生成してもよい。
この構成によれば、出力電圧検出回路により出力電圧である直流電圧を検出して、ドレイン電流制御回路にフィードバックするので、スイッチング素子のスイッチング動作および電源電圧をより安定化し、新たな低周波発振回路を追加してスイッチング電源装置を大型化することなく、スイッチング素子のスイッチング周波数に変調成分を追加して、スイッチング電源装置の低ノイズ化を図ることができる。
本発明に係るスイッチング素子駆動用制御回路およびスイッチング電源回路によれば、新たに低周波用の発振回路を設けることなく、既存回路を有効に利用することでスイッチング素子のスイッチング周波数に変調成分を与える技術を提供する。
本発明の実施の形態1に係るスイッチング素子駆動用制御回路とスイッチング電源装置を示す構成図 本発明の実施の形態1に係るスイッチング素子駆動用制御回路とスイッチング電源装置の回路電源電圧の動作を示す図 本発明の実施の形態1に係るスイッチング素子駆動用制御回路の発振回路の第1の構成例を示す図 本発明の実施の形態1に係るスイッチング素子駆動用制御回路の制御回路の構成を示す図 本発明の実施の形態1の変形例に係るスイッチング素子駆動用制御回路の発振回路の第2の構成例を示す図 本発明の実施の形態2に係るスイッチング素子駆動用制御回路とスイッチング電源装置を示す構成図 本発明の実施の形態2に係るスイッチング素子駆動用制御回路の2次電流オン期間検出回路の構成を示す図 本発明の実施の形態2に係るスイッチング素子駆動用制御回路の2次電流オンデューティ制御回路の第1の構成例を示す図 本発明の実施の形態2に係るスイッチング素子駆動用制御回路の制御回路の構成を示す図 本発明の実施の形態2の変形例に係るスイッチング素子駆動用制御回路の2次電流オンデューティ制御回路の第2の構成例を示す図 本発明の実施の形態3に係るスイッチング素子駆動用制御回路とスイッチング電源装置を示す構成図 本発明の実施の形態3に係るスイッチング素子駆動用制御回路の制御回路の第1の構成例を示す図 本発明の実施の形態3に係るスイッチング素子駆動用制御回路のフィードバック信号制御回路の構成を示す図 本発明の実施の形態3の変形例に係るスイッチング素子駆動用制御回路の制御回路の第2の構成例を示す図
以下、本発明を実施するための形態について説明する。なお、本発明について、以下の実施の形態および添付の図面を用いて説明を行うが、これは例示を目的としており、本発明がこれらに限定されることを意図しない。
(実施の形態1)
本実施の形態1に係るスイッチング素子駆動用制御回路は、振幅を有する電源電圧を生成するレギュレータ回路と、レギュレータ回路で生成される電源電圧を高周波成分を除去するように平滑化する容量と、平滑化された電源電圧が供給される回路電源線と、回路電源線から供給される電源電圧の振動に応じて周期信号を生成する発振回路と、周期信号に基づいてスイッチング素子のスイッチング動作を制御する制御信号を生成する制御回路と、制御信号をスイッチング素子に供給するドライバー回路とを備える。
このような構成により、レギュレータ回路が、回路電源線に接続されるすべての回路が正常に動作できる電位幅内で電源電圧を生成するため、電源電圧は回路消費電流と回路電源に接続された容量によって低周波で振動し、その振動をPWM制御や、PFM制御などさまざまな制御方式のスイッチング素子のスイッチング周波数に変調成分として与えることで、新たな低周波発振回路を追加することなく、スイッチング素子のスイッチング周波数に変調成分を追加して、スイッチング素子駆動用制御回路の低ノイズ化を図ることができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係るスイッチング素子駆動用制御回路9を有するスイッチング電源装置100を示す。なお、本実施の形態では、PWM制御方式のスイッチング電源装置を例として説明する。
図1において、スイッチング電源装置100は、スイッチング素子駆動用制御回路9と、トランス20と、整流平滑回路21と、負荷22と、出力電圧検出回路23と、整流平滑回路24とを備えている。
トランス20は、1次巻線T1、2次巻線T2、補助巻線T3を備えている。
スイッチング素子駆動用制御回路9は、パワーMOSFETからなるスイッチング素子1と、ドライバー回路2と、制御回路3と、ドレイン電流検出回路5と、レギュレータ回路6と、起動電流供給用スイッチ7と、容量8と、回路電源線14と、発振回路27とからなり、スイッチング素子駆動用制御回路9の外部端子として、スイッチング素子1にドレイン電流を供給するDRAIN端子10と、ソース電流を供給するSOURCE端子11と、レギュレータ回路6に供給する高電圧を入力するVCC端子12と、制御回路3にフィードバック電圧を入力するFB端子13とを備えている。
トランス20の1次巻線T1は、スイッチング素子駆動用制御回路9のDRAIN端子10に接続される。
トランス20の2次巻線T2には、整流平滑回路21が接続され、スイッチング素子1のスイッチング動作によって、トランス20の2次巻線T2に生成された電圧が、安定化された直流電圧として負荷22に供給される。また、整流平滑回路21の出力には、整流平滑回路21から出力された出力電圧を、フィードバック用の出力信号として検出する出力電圧検出回路23が接続され、出力電圧検出回路23は、さらにスイッチング素子駆動用制御回路9のFB端子13に接続される。
トランス20の補助巻線T3は、整流平滑回路24に接続され、スイッチング素子駆動用制御回路9のVCC端子12に高電圧入力電源として電圧を供給する。
スイッチング素子駆動用制御回路9において、スイッチング素子1は、DRAIN端子10とSOURCE端子11の間に接続され、スイッチング動作により1次巻線T1に流れる電流の供給および停止を繰り返す。また、スイッチング素子1とDRAIN端子10との間に設けられたドレイン電流検出回路5は、スイッチング素子1に流れる素子電流を検出し、制御回路3に素子電流検出信号Vdsを出力する。
発振回路27は、スイッチング素子1のターンオン制御パルスとなる周期信号である出力信号Set_1を生成し、制御回路3に供給する。
制御回路3は、発振回路27と、ドレイン電流検出回路5と、FB端子13に接続され、スイッチング素子1のスイッチング動作を制御する制御信号Vcont_1を生成する。
ドライバー回路2は、スイッチング素子1の制御端子であるゲート端子に接続され、制御回路3の制御信号Vcont_1をスイッチング素子1のサイズに適した電流能力の出力信号GATE_1に変換し、出力信号GATE_1をスイッチング素子1に供給する。
レギュレータ回路6は、トランス20の補助巻線T3で生成された電圧が入力される高電圧入力端子であるVCC端子12に接続され、トランス20の補助巻線T3の電圧から、補助巻線T3の電圧よりも低電圧の振幅を有する電源電圧を生成し、生成した電源電圧を回路電源線14に供給する。また、起動電流供給用スイッチ7は、起動時、もしくは、VCC端子12の電圧が回路電源線14の電圧よりも低い場合に、トランス20の1次巻線に接続された高電圧端子であるDRAIN端子10とレギュレータ回路6とを接続する。また、容量8は、レギュレータ回路6で生成される電源電圧を安定化、つまり、電源電圧の振幅を、高周波成分を除去するように平滑化するために設けられ、平滑化された電源電圧が、回路電源線14に供給される。
このようにすることで、補助巻線T3の電圧が回路電源線14の電源電圧よりも低い場合でもレギュレータ回路6が電源電圧を安定して生成することができる。
また、回路電源線14には、ドライバー回路2、制御回路3、発振回路27などスイッチング素子駆動用制御回路9に搭載された各回路が接続され、回路電源線14から各回路に電源電圧を供給して駆動する。
図2は、レギュレータ回路6で生成される電源電圧を示す図である。通常、レギュレータ回路6は定電圧の出力信号を生成する。しかしながら、本発明では、レギュレータ回路6は、あらかじめ設定された電位幅内で振動する出力信号を生成する。この電位幅は、回路電源線14に接続されるすべての回路の動作が正常に動作できる範囲内で設定されている。本発明のレギュレータ回路6は、例えば、ヒステリシス制御レギュレータである。ヒステリシス制御レギュレータは、第1のしきい値電圧Vhと、それよりも低電位の第2のしきい値電圧Vlを備え、それら2つの電位間で出力電圧を制御する。つまり、このようにして生成された電源電圧は、図2に示すように、スイッチング素子駆動用制御回路9に内蔵される各回路の消費電流と、VCC端子12もしくはDRAIN端子10からの高入力電圧によってしきい値電圧Vhとしきい値電圧Vlの間で充電と放電を繰り返す低周波発振波形(三角波)になる。
図3は、本発明の実施の形態1に係るスイッチング素子駆動用制御回路9の発振回路27の第1の構成例を示す。
発振回路27は、コンパレータ31、32と、RSラッチ回路33と、直列抵抗34a、34bと、容量35と、反転器37と、定電流源36と、差動増幅回路38とを備え、回路電源線14から供給される電源電圧の振動に応じて周期信号である出力信号Set_1を生成する。
容量35は、差動増幅回路38の出力に接続され、容量35の電位がコンパレータ31、32によってそれぞれのしきい値と比較される。
コンパレータ31、32の出力は、RSラッチ回路33のセット入力S、リセット入力Rにそれぞれ接続され、RSラッチ回路33の出力Qから出力された電圧と、RSラッチ回路33の出力Qから出力され反転器37により反転された電圧が差動増幅回路38に入力されて、差動増幅回路38が駆動される。
また、差動増幅回路38には、回路電源線14から電源電圧が供給される定電流源36が接続され、定電流源36の電流が、差動増幅回路38を介して容量35に充放電されることで、容量35の電位は低周波発振波形(三角波)を形成する。
この三角波の上限値はコンパレータ31のしきい値電圧Vh1によって、三角波の下限値はコンパレータ32のしきい値電圧Vl1によって制御され、RSラッチ回路33の出力がクロック信号となる。
ここで、コンパレータ31のしきい値電圧Vh1は、回路電源線14の電源電圧を直列抵抗34a、34bによって抵抗分割して生成される。
回路電源線14の電源電圧が、上記したようにレギュレータ回路6によって低周波で振動するため、しきい値電圧Vh1も回路電源線14の電源電圧の振動に応じて変動する。
この結果、容量35の充放電時間は、回路電源線14から供給される電源電圧の振幅に応じて変動するので、発振回路27が出力する周期信号である出力信号Set_1は、しきい値電圧Vh1とVl1の間の電圧で振動する低周波の変調成分を備える。
図4は、本発明の実施の形態1に係るスイッチング素子駆動用制御回路9の制御回路3を示す。
図4において、制御回路3は、フィードバック信号制御回路25と、ドレイン電流制御回路26と、RSラッチ回路28とを備え、各回路25、26、28は、回路電源線14に接続される。
フィードバック信号制御回路25は、FB端子13に接続され、出力電圧検出回路23から出力されFB端子13に入力されたフィードバック用の出力信号を増幅し、さらにフィルタリングしてフィードバック制御信号Vfbを出力し、ドレイン電流制御回路26に入力する。
さらに、ドレイン電流制御回路26は、ドレイン電流検出回路5から出力された素子電流検出信号Vdsと、リファレンス電圧VLIMITを入力とし、素子電流検出信号Vdsがリファレンス電圧VLIMITもしくはフィードバック制御信号Vfbに等しくなると、スイッチング素子1のターンオフ制御パルスを出力する。つまり、スイッチング素子1に流れる電流がフィードバック制御信号Vfbに応じて設定されたスイッチング素子電流ピークレベルに達すると、スイッチング素子1をターンオフさせる信号を生成する。また、ドレイン電流制御回路26は回路電源線14に接続され、電源電圧に応じてスイッチング素子1の電流ピークレベルを変調する。
RSラッチ回路28は、発振回路27で生成された周期信号である出力信号Set_1をセット入力S、ドレイン電流制御回路26の出力をリセット入力Rに入力し、出力Qから制御信号Vcont_1を出力する。
その後、制御回路3から出力された制御信号Vcont_1は、ドライバー回路2に入力される。ドライバー回路2は、制御信号Vcont_1をスイッチング素子1のサイズに適した電流能力の出力信号GATE_1に変換し、スイッチング素子1の制御端子(ゲート端子)に入力する。そして、スイッチング素子1のスイッチング動作によって、トランス20の2次巻線T2で生成された電圧が、整流平滑回路21を介して、安定化された直流電圧として負荷22に供給される。
なお、本発明は、PWM制御方式のスイッチング電源装置に限らず、PFM制御方式やその他の方式のスイッチング電源装置に応用してもよい。
(実施の形態1の変形例)
図5に、本発明の実施の形態1の変形例に係るスイッチング素子駆動用制御回路の発振回路の第2の構成例を示す。本変形例の発振回路27aが上記した発振回路27と大きく異なる点は、発振回路27aがV−Iコンバータ40を備える点である。
図5に示すように、発振回路27aは、コンパレータ31、32と、RSラッチ回路33と、容量35と、反転器37と、定電流源36と、差動増幅回路38と、回路電源線14の電源電圧を電流に変換するV−Iコンバータ40とからなる。なお、コンパレータ31は、図3の発振回路27に示したように、直列抵抗34a、34bを備える構成であってもよい。
差動増幅回路38には、回路電源線14から電源電圧が供給される定電流源36と、定電流源36と並列に設けられたV−Iコンバータ40が接続され、定電流源36とV−Iコンバータ40の電流が、差動増幅回路38を介して容量35に充放電されることで、容量35の電位はしきい値電圧Vh2とVl2の間の電圧で振動する低周波発振波形(三角波)を形成する。
したがって、容量35の充放電電流には、定電流源36だけではなく、電源電圧に比例して変動するV−Iコンバータ40の電流も含まれるため、電源電圧の変動に応じて周波数がさらに変動し、発振回路27aが出力するターンオン制御パルスである出力信号Set_1は、低周波の変調成分を備える。
なお、本実施の形態1において、例えば、スイッチング素子駆動用制御回路9の制御回路3の一部や、レギュレータ回路6などが、同一パッケージに内包されていてもよい。この場合、図1に示したように、スイッチング素子駆動用制御回路9に設けられた外部端子であるVCC端子12から、電源電圧を平滑化するための容量8が外部調整可能となり、容量8により、周期信号の変調成分を外部設定できる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2に係るスイッチング素子駆動用制御回路9aを有するスイッチング電源装置200について説明する。なお、本実施の形態では、2次電流オンデューティ制御方式のスイッチング電源装置を例として説明する。
本実施の形態が上記した実施の形態1と異なる点は、スイッチング素子駆動用制御回路9aが、2次電流オン期間検出回路44と、2次電流オンデューティ制御回路45とを備える点である。また、制御回路3aの構成が異なり、出力電圧検出回路23および発振回路27を備えていない構成となっている。
このような構成により、レギュレータ回路6で生成された電源電圧の振動を、2次電流オンデューティ制御方式のスイッチング電源装置200のスイッチング周波数に変調成分として与えることで、新たな低周波発振回路を追加することなく、スイッチング素子のスイッチング周波数に変調成分を追加して、スイッチング素子駆動用制御回路9aの低ノイズ化を図ることができる。
図6は、本発明の実施の形態2に係るスイッチング素子駆動用制御回路9aを備えたスイッチング電源装置200を示す。
図6において、スイッチング電源装置200は、スイッチング素子駆動用制御回路9aと、トランス20と、整流平滑回路21と、負荷22と、整流平滑回路24とを備えている。
トランス20は、1次巻線T1、2次巻線T2、補助巻線T3を備えている。
スイッチング素子駆動用制御回路9aは、パワーMOSFETからなるスイッチング素子1と、ドライバー回路2と、制御回路3aと、ドレイン電流検出回路5と、レギュレータ回路6と、起動電流供給用スイッチ7と、容量8と、回路電源線14と、2次電流オン期間検出回路44と、2次電流オンデューティ制御回路45とからなり、スイッチング素子駆動用制御回路9aの外部端子として、スイッチング素子1にドレイン電流を供給するDRAIN端子10と、ソース電流を供給するSOURCE端子11と、レギュレータ回路6に供給する高電圧を入力するVCC端子12と、補助巻線T3で生成された電圧を入力するTR端子41とを備えている。
トランス20の1次巻線T1は、スイッチング素子駆動用制御回路9aのDRAIN端子10に接続される。
トランス20の2次巻線T2には、整流平滑回路21が接続され、スイッチング素子1のスイッチング動作によって、トランス20の2次巻線T2に生成された電圧が、安定化された直流電圧として負荷22に供給される。
トランス20の補助巻線T3は、整流平滑回路24に接続され、スイッチング素子駆動用制御回路9aのVCC端子12に高電圧入力電源として電圧を供給する。
また、補助巻線T3に接続された直列抵抗39a、39bは、補助巻線T3の電圧の分割信号を生成しTR端子41に入力する。
スイッチング素子駆動用制御回路9aにおいて、スイッチング素子1は、DRAIN端子10とSOURCE端子11の間に接続され、スイッチング動作により1次巻線T1に流れる電流の供給および停止を繰り返す。また、スイッチング素子1とDRAIN端子10との間に設けられたドレイン電流検出回路5は、スイッチング素子1に流れる素子電流を検出し、制御回路3aに素子電流検出信号Vdsを出力する。
2次電流オン期間検出回路44は、TR端子41に接続され、スイッチング素子1がターンオフしてから2次巻線T2を流れる2次電流が流れなくなるまでの第1期間を検出する。つまり、スイッチング素子1がターンオフしてから、補助巻線T3に相互誘導によるフライバック電圧が発生し、2次側電流が流れ終わると、フライバック電圧が低下することを検出してトランス20をリセットするためのトランスリセット信号を2次電流オンデューティ制御回路45に出力する。
2次電流オンデューティ制御回路45は、スイッチング素子1がターンオフしてからトランスリセット信号が生成されるまでを第1期間(2次側オン時間)とし、第1期間と2次電流が流れていない第2期間(2次側オフ期間)とからなる第3期間に対する第1期間のオンデューティ比が一定値に維持されるように、スイッチング素子1をターンオンさせるクロック信号である出力信号Set_2を出力する。
制御回路3aは、ドレイン電流検出回路5と、TR端子41と、2次電流オンデューティ制御回路45に接続され、スイッチング素子1のスイッチング動作を制御する制御信号Vcont_2を生成する。
ドライバー回路2は、スイッチング素子1の制御端子であるゲート端子に接続され、制御回路3aの制御信号Vcont_2をスイッチング素子1のサイズに適した電流能力の出力信号GATE_2に変換し、出力信号GATE_2をスイッチング素子1に供給する。
レギュレータ回路6は、トランス20の補助巻線T3で生成された電圧が入力される高電圧入力電源であるVCC端子12に接続され、トランス20の補助巻線T3の電圧から、補助巻線T3の電圧よりも低電圧の振幅を有する電源電圧を生成し、生成した電圧を回路電源線14に供給する。また、起動電流供給用スイッチ7は、起動時、もしくは、VCC端子12の電圧が回路電源線14の電圧よりも低い場合に、トランス20の1次巻線に接続された高電圧端子であるDRAIN端子10とレギュレータ回路6とを接続する。また、容量8は、レギュレータ回路6で生成される電源電圧を安定化、つまり、電源電圧の振幅を、高周波成分を除去するように平滑化するために設けられ、平滑化された電源電圧が、回路電源線14に供給される。このようにすることで、補助巻線T3の電圧が回路電源線14の電圧よりも低い場合でもレギュレータ回路6が電源電圧を安定して生成することができる。
また、回路電源線14には、ドライバー回路2、制御回路3a、2次電流オン期間検出回路44、2次電流オンデューティ制御回路45などスイッチング素子駆動用制御回路9aに搭載された各回路が接続され、回路電源線14から各回路に電源電圧を供給して駆動する。
図7は、本発明の実施の形態2に係るスイッチング素子駆動用制御回路9aの2次電流オン期間検出回路44を示す。
図7において、2次電流オン期間検出回路44は、コンパレータ51と、パルスジェネレータ52、53と、RSラッチ回路54とを備えている。
コンパレータ51の一方の入力端子はTR端子41に接続され、他方の入力端子はリファレンス電圧に接続される。
パルスジェネレータ52と53は、ともに入力信号がHighからLowレベルに切り替わるときにパルスを生成する。
パルスジェネレータ52は、コンパレータ51の出力に接続され、TR端子41の電圧がリファレンス電圧よりも低くなると、RSラッチ回路54のリセット入力Rにパルス信号を出力する。また、パルスジェネレータ53は、ドライバー回路2の出力信号GATE_2を入力とし、出力信号GATE_2をパルス信号に変換して、RSラッチ回路54のセット入力Sに出力する。
このようにして、2次電流オン期間検出回路44の出力Qから出力される出力信号D2_onは、スイッチング素子1がターンオフしてからトランスリセットが検出されるまでHighレベルの信号を出力する。もう一方の出力信号D2_offは、D2_onの反転信号となる。
図8は、本発明の実施の形態2に係るスイッチング素子駆動用制御回路9aの2次電流オンデューティ制御回路45の第1の構成例を示す。
図8に示すように、2次電流オンデューティ制御回路45は、定電流源61と、スイッチ62、63と、MOSFET64、65と、容量66と、リファレンス電圧源67と、コンパレータ68と、AND回路69と、パルスジェネレータ70と、V−Iコンバータ71と、スイッチ72とを備えている。
スイッチ62は、2次電流オン期間検出回路44の出力信号D2_onに接続され、スイッチ63は、2次電流オン期間検出回路44の出力信号D2_offに接続され、それぞれ出力信号D2_on、D2_offによりオン動作を行う。
MOSFET64と65はミラー接続され、定電流源61の電流が、スイッチ62、63を介して容量66に充放電される。ここで、容量66への充放電電流は、定電流源61からの電流に加えて、回路電源線14の電圧を電圧−電流変換するV−Iコンバータ71の電流も加算される。
さらに、V−Iコンバータ71は、スイッチ72によって、D2_on信号がHighレベルにあるときか、もしくは、D2_on信号がLowレベルにあるときのいずれかでのみ定電流源61に接続されるため、容量66の充電時間もしくは、放電時間が、回路電源線14の電圧の振動に応じて変動する。
この結果、スイッチング素子1の容量66の充電期間と放電期間の比、つまり、第3期間に対する第1期間のオンデューティ比は一定ではなく、回路電源線14の電源電圧の変動を反映した変調制御が行われる。つまり、コンパレータ68に入力される容量66からの出力信号は、負荷が一定で2次側オン時間が一定である場合でも電源電圧の振動による変調成分をもった周波数で制御される。
容量66の電圧は、コンパレータ68によってリファレンス電圧源67から出力されるリファレンス電圧Vrefと比較される。
AND回路69は、コンパレータ68の出力とD2_off信号を演算し、パルスジェネレータ70がその演算結果よりパルス信号を生成する。
D2_on信号がHighレベルであるとき、つまりトランス20の2次側に電流が流れている期間に容量66が充電され、D2_on信号がLowレベルであるとき、つまりトランス20の2次側に電流が流れていない期間に容量66が放電される。
容量66が放電されているときに、その電位がリファレンス電圧源67のリファレンス電圧Vrefと等しくなったときに、パルスジェネレータ70が、ターンオン制御パルスとなるクロック信号である出力信号Set_2を出力する。
図9は、本発明の実施の形態2に係るスイッチング素子駆動用制御回路9の制御回路3aを示す。
図9において、制御回路3aは、ドレイン電流制御回路26aと、RSラッチ回路28を備え、各回路26a、28は、回路電源線14に接続される。
ドレイン電流制御回路26aは、ドレイン電流検出回路5から出力された素子電流検出信号Vdsと、リファレンス電圧VLIMITを入力とし、素子電流検出信号Vdsがリファレンス電圧VLIMITに等しくなると、スイッチング素子1をターンオフさせるターンオフ制御パルスを生成する。
RSラッチ回路28は、2次電流オンデューティ制御回路45の出力信号Set_2をセット入力S、ドレイン電流制御回路26aの出力をリセット入力Rに入力し、出力Qからスイッチング素子1のターンオンを決定する制御信号Vcont_2を出力する。
このように制御することで、容量66の充電時間と放電時間の比が一定になるようにスイッチング素子1のターンオンが制御される。
その後、制御回路3aから出力された制御信号Vcont_2は、ドライバー回路2に入力される。ドライバー回路2は、制御信号Vcont_2をスイッチング素子1のサイズに適した電流能力の出力信号GATE_2に変換し、スイッチング素子1の制御端子(ゲート端子)に入力する。そして、スイッチング素子1のスイッチング動作によって、トランス20の2次巻線T2で生成された電圧が、整流平滑回路21を介して、安定化された直流電圧として負荷22に供給される。
このように、本発明の実施の形態2のスイッチング電源装置200では、TR端子41から2次電流オン期間検出回路44を使って2次側オン時間を検出し、2次側オンデューティ比、つまり、上記したように第3期間に対する第1期間のオンデューティ比が一定となるように、2次電流オンデューティ制御回路45により制御することで、制御回路3aから出力される出力信号を制御している。
(実施の形態2の変形例)
図10は、本発明の実施の形態2の変形例に係るスイッチング素子駆動用制御回路の2次電流オンデューティ制御回路の第2の構成例を示す。本変形例の2次電流オンデューティ制御回路45aが上記した2次電流オンデューティ制御回路45と異なる点は、2次電流オンデューティ制御回路45aが、リファレンス電圧源67に代えて直列抵抗74a、74bを備えている点である。また、V−Iコンバータ71を備えていない構成となっている。
つまり、上記した2次電流オンデューティ制御回路45では、定電流源61と並列にV−Iコンバータ71が接続され、容量66への充放電電流は、定電流源61からの電流に加えて、回路電源線14の電源電圧を電圧−電流変換するV−Iコンバータ71から出力された電流も加算されていたが、本変形例では、直列抵抗74a、74bによりコンパレータ68に入力されるリファレンス電圧が、電源電圧の振動に応じて変動する。
図10に示すように、2次電流オンデューティ制御回路45aは、定電流源61と、スイッチ62、63と、MOSFET64、65と、容量66と、回路電源線14の電圧を抵抗分割する直列抵抗74a、74bと、コンパレータ68と、AND回路69と、パルスジェネレータ70とを備えている。
スイッチ62は、2次電流オン期間検出回路44の出力信号D2_onに接続され、スイッチ63は、2次電流オン期間検出回路44の出力信号D2_offに接続され、それぞれ出力信号D2_on、D2_offによりオン動作を行う。
MOSFET64と65はミラー接続され、定電流源61の電流が、スイッチ62、63を介して容量66に充放電される。
直列抵抗74a、74bは、コンパレータ68の一方の入力に接続され、回路電源線14の電源電圧の抵抗分割値に応じた電圧がコンパレータ68の一方に入力される。また、コンパレータ68の他方の入力には、容量66が接続され、容量66は、上記したコンパレータ68の一方の入力に入力された回路電源線14の電源電圧の抵抗分割値と比較される。
AND回路69は、コンパレータ68の出力とD2_off信号を演算し、パルスジェネレータ70がその演算結果よりパルス信号を生成する。
D2_on信号がHighレベルであるとき、つまりトランス20の2次側に電流が流れている期間に容量66が充電され、D2_on信号がLowレベルであるとき、つまりトランス20の2次側に電流が流れていない期間に容量66が放電される。
容量66が放電されているときに、その電位が回路電源線14の電源電圧の抵抗分割値と等しくなると、パルスジェネレータ70が、ターンオン制御パルスとなるクロック信号である出力信号Set_2を出力する。
その後、出力信号Set_2は、制御回路3aのRSラッチ回路28のセット入力Sに入力し、出力Qからスイッチング素子1のターンオンを決定する制御信号Vcont_2を出力する。
ここで、容量66の電位は、コンパレータ68によって定電位と比較されるのではなく、変動する回路電源線14の電源電圧の抵抗分割値と比較されるため、2次側オンデューティ比、つまり、第3期間に対する第1期間のオンデューティ比は一定ではなく、電源電圧の変動を反映した変調制御が行われる。
この結果、スイッチング素子1のスイッチング周期に対する2次側オンデューティ比は一定ではなく、電源電圧の変動を反映した変調制御が行われる。つまり、コンパレータ68に入力される容量66からの出力信号は、負荷が一定で2次側オン時間が一定である場合でも一定の周波数ではなく、電源電圧の振動による変調成分をもった周波数で制御される。
このように制御することで、容量66の充電時間と放電時間の比、つまり、第3期間に対する第1期間のオンデューティ比が一定になるようにスイッチング素子1のターンオンが制御される。
なお、本実施の形態2において、図6では、定電流制御のみを行うスイッチング電源装置200を例にあげているが、実施の形態1における図1のスイッチング電源装置100のように、出力電圧検出回路23等を使って定電圧制御機能も併せ持つことも可能である。
また、例えば、スイッチング素子駆動用制御回路9aの制御回路3aの一部や、レギュレータ回路6などが、同一パッケージに内包されていてもよい。この場合、図6に示したように、スイッチング素子駆動用制御回路9aに設けられた外部端子であるVCC端子12から、電源電圧を平滑化するための容量8が外部調整可能となり、容量8により、2次側オンデューティ比の変調成分を外部設定できる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3に係るスイッチング素子駆動用制御回路9bとスイッチング電源装置300について説明する。なお、本実施の形態では、スイッチング素子1と並列に、共振用容量4を備えた擬似共振制御方式のスイッチング装置を例として説明する。
本実施の形態が上記した実施の形態2と異なる点は、スイッチング素子駆動用制御回路9bが2次電流オンデューティ制御回路45に代えてターンオン制御回路73を備える点である。また、実施の形態1と同様に出力電圧検出回路23と、FB端子13とを備えている。
このような構成により、レギュレータ回路6で生成された電源電圧の振動を、擬似共振制御方式のスイッチング電源装置300のスイッチング周波数に変調成分として与えることで、新たな低周波発振回路を追加することなく、スイッチング素子1のスイッチング周波数に変調成分を追加して、スイッチング素子駆動用制御回路9bの低ノイズ化を図ることができる。
図11は、本発明の実施の形態3に係るスイッチング素子駆動用制御回路9bとスイッチング電源装置300を示す。
図11において、スイッチング電源装置300は、スイッチング素子駆動用制御回路9bと、トランス20と、整流平滑回路21と、負荷22と、出力電圧検出回路23と、整流平滑回路24とを備えている。
トランス20は、1次巻線T1、2次巻線T2、補助巻線T3を備えている。
スイッチング素子駆動用制御回路9bは、パワーMOSFETからなるスイッチング素子1と、ドライバー回路2と、制御回路3bと、ドレイン電流検出回路5と、レギュレータ回路6と、起動電流供給用スイッチ7と、容量8と、回路電源線14と、共振用容量4と、2次電流オン期間検出回路44と、ターンオン制御回路73とからなり、スイッチング素子駆動用制御回路9bの制御端子として、スイッチング素子1にドレイン電流を供給するDRAIN端子10と、ソース電流を供給するSOURCE端子11と、レギュレータ回路6に供給する高電圧を入力するVCC端子12と、制御回路3にフィードバック電圧を入力するFB端子13と、補助巻線T3で生成された電圧を入力するTR端子41とを備えている。
トランス20の1次巻線T1は、スイッチング素子駆動用制御回路9bのDRAIN端子10に接続される。
トランス20の2次巻線T2には、整流平滑回路21が接続され、スイッチング素子1のスイッチング動作によって、トランス20の2次巻線T2に生成された電圧が、安定化された直流電圧として負荷22に供給される。また、整流平滑回路21の出力には、整流平滑回路21から出力された出力電圧を、フィードバック用の出力信号として検出する出力電圧検出回路23が接続され、出力電圧検出回路23は、さらにスイッチング素子駆動用制御回路9bのFB端子13に接続される。
トランス20の補助巻線T3は、整流平滑回路24に接続され、スイッチング素子駆動用制御回路9bのVCC端子12に高電圧入力電源として電圧を供給する。
また、補助巻線T3に接続された、直列抵抗40a、40bは、補助巻線T3の電圧の分割信号を生成しTR端子41に入力する。
スイッチング素子駆動用制御回路9bにおいて、スイッチング素子1は、DRAIN端子10とSOURCE端子11の間に接続され、スイッチング動作により1次巻線T1に流れる電流の供給および停止を繰り返す。さらに共振用容量4がスイッチング素子1と並列に接続されている。共振用容量4は、トランス20の1次巻線T1と擬似共振器を構成し、スイッチング素子1がオフのときに、共振用容量4と1次巻線T1が共振する。また、スイッチング素子1とDRAIN端子10との間に設けられたドレイン電流検出回路5は、スイッチング素子1に流れる素子電流を検出し、制御回路3bに素子電流検出信号Vdsを出力する。
2次電流オン期間検出回路44は、TR端子41に接続され、スイッチング素子1がターンオフしてから2次巻線T2を流れる2次電流が流れなくなるまでの第1期間を検出する。つまり、スイッチング素子1がターンオフしてから、補助巻線T3に相互誘導によるフライバック電圧が発生し、2次側電流が流れ終わると、フライバック電圧が低下することを検出してトランス20をリセットするためのトランスリセット信号を生成し、ターンオン制御回路73がそのトランスリセット信号をパルス信号にして、スイッチング素子1をターンオンさせるターンオン制御パルスであるオン信号Set_3を生成する。
制御回路3bは、ドレイン電流検出回路5と、FB端子13と、ターンオン制御回路73に接続され、スイッチング素子1のスイッチング動作を制御する制御信号Vcont_3を生成する。
ドライバー回路2は、スイッチング素子1の制御端子であるゲート端子に接続され、制御回路3bの制御信号Vcont_3をスイッチング素子1のサイズに適した電流能力の出力信号GATE_3に変換し、出力信号GATE_3をスイッチング素子1に供給する。
レギュレータ回路6は、トランス20の補助巻線T3で生成された電圧が入力される高電圧入力電源であるVCC端子12に接続され、トランス20の補助巻線T3の電圧から、補助巻線T3の電圧よりも低電圧の振幅を有する電源電圧を生成し、生成した電圧を回路電源線14に供給する。また、起動電流供給用スイッチ7は、起動時、もしくは、VCC端子12の電圧が回路電源線14の電圧よりも低い場合に、トランス20の1次巻線に接続された高電圧端子であるDRAIN端子10とレギュレータ回路6とを接続する。また、容量8は、レギュレータ回路6で生成される電源電圧を安定化、つまり、電源電圧の振幅を、高周波成分を除去するように平滑化するために設けられ、平滑化された電源電圧が、回路電源線14に供給される。
このようにすることで、補助巻線T3の電圧が回路電源線14の電圧よりも低い場合でもレギュレータ回路6が回路電源線14の電圧を安定して生成することができる。
また、回路電源線14には、ドライバー回路2、制御回路3b、2次電流オン期間検出回路44、ターンオン制御回路73などスイッチング素子駆動用制御回路9bに搭載された各回路が接続され、回路電源線14から各回路に電源電圧を供給して駆動する。
図12は、本発明の実施の形態3に係るスイッチング素子駆動用制御回路9bの制御回路3bの第1の構成例を示す。
図12において、制御回路3bは、フィードバック信号制御回路25bと、ドレイン電流制御回路26bと、RSラッチ回路28とを備え、各回路25b、26b、28は、回路電源線14に接続される。
フィードバック信号制御回路25bは、FB端子13に接続され、出力電圧検出回路23から出力されFB端子13に入力されたフィードバック用の出力信号を増幅し、さらにフィルタリングしてフィードバック制御信号Vfbを出力し、ドレイン電流制御回路26bに入力する。なお、ドライバー回路2から出力された出力信号GATE_3も、フィードバック用としてフィードバック信号制御回路25bに入力してもよい。
図13は、フィードバック信号制御回路25bの構成例を示す。図13において、フィードバック信号制御回路25bは、定電流源75と、ミラー回路80と、I−Vコンバータ81と、V−Iコンバータ82とを備えている。
ミラー回路80は、FB端子13に接続され、出力電圧検出回路23の出力信号を電流信号として受け取り、増幅してI−Vコンバータ81に出力する。また、V−Iコンバータ82は、I−Vコンバータ81に接続され、回路電源線14の電源電圧を抵抗分割して電圧から電流に変換し、I−Vコンバータ81がミラー回路80から受け取った出力信号に、回路電源線14の電源電圧に応じた電流信号の変調成分を重畳する。そして、I−Vコンバータ81は、ミラー回路80とV−Iコンバータ82から受け取った出力信号を電流から電圧に変換し、フィードバック制御信号Vfbを生成する。つまり、フィードバック制御信号Vfbは、電源電圧の振動に応じて変動することとなる。
そして、フィードバック制御信号Vfbは、ドレイン電流制御回路26bに入力される。
さらに、ドレイン電流制御回路26bは、図12に示すように、ドレイン電流検出回路5から出力された素子電流検出信号Vdsと、リファレンス電圧VLIMITを入力とし、素子電流検出信号Vdsがリファレンス電圧VLIMITもしくはフィードバック制御信号Vfbに等しくなると、スイッチング素子1のターンオフ制御パルスを出力する。つまり、スイッチング素子1に流れる電流がフィードバック制御信号Vfbに応じて設定されたスイッチング素子電流ピークレベルに達すると、スイッチング素子1をターンオフさせるオフ信号を生成する。
ここで、フィードバック制御信号Vfbは、回路電源線14の電源電圧の振動に応じた変調成分が付加されているので、スイッチング素子電流ピークレベルも、電源電圧の振動に応じて変調される。また、ドレイン電流制御回路26bは回路電源線14に接続されているので、電源電圧の振動に応じてスイッチング素子電流ピークレベルは変調される。
また、図12において、RSラッチ回路28は、ターンオン制御回路73から出力されるオン信号Set_3をセット入力S、ドレイン電流制御回路26bから出力されるオフ信号をリセット入力Rに入力し、出力Qから制御信号Vcont_3を出力する。
その後、制御回路3bから出力された制御信号Vcont_3は、ドライバー回路2に入力される。ドライバー回路2は、制御信号Vcont_3をスイッチング素子1のサイズに適した電流能力の出力信号GATE_3に変換し、スイッチング素子1の制御端子(ゲート端子)に入力する。そして、スイッチング素子1のスイッチング動作によって、トランス20の2次巻線T2で生成された電圧が、整流平滑回路21を介して、安定化された直流電圧として負荷22に供給される。
このように、本発明の実施の形態3の擬似共振制御方式のスイッチング電源装置300では、2次電流オン期間検出回路44で生成されたトランスリセット信号に応じて生成されたオン信号Set_3に応じてスイッチング素子1のターンオンが制御され、フィードバック制御信号Vfbに応じて生成されたオフ信号によりスイッチング素子1のターンオフが制御される。このとき、回路電源線14の電源電圧の振動に応じて、フィードバック制御信号Vfbが変調され、上記したスイッチング素子電流ピークレベルには電源電圧の振動に応じた変調成分が付加されるので、その結果、スイッチング素子1のスイッチング動作により、スイッチング素子1と並列に接続された共振用容量4とトランス20の1次巻線T1により構成された擬似共振器の共振動作の周波数も、電源電圧の振動に応じて変調される構成となっている。
(実施の形態3の変形例)
図14に、本発明の実施の形態3の変形例に係るスイッチング素子駆動用制御回路の制御回路の第2の構成例を示す。本変形例の制御回路3cが上記した制御回路3bと異なる点は、制御回路3cがターンオフ信号遅延回路90と、V−Iコンバータ91を備える点である。
つまり、上記した制御回路3bを備える構成では、回路電源線14の電源電圧の振動に応じてフィードバック制御信号Vfbが変調される構成であったが、本変形例では、電源電圧の振動に応じてターンオフ遅延時間が変調される構成となっている。
図14に示すように、制御回路3cは、フィードバック信号制御回路25cと、ドレイン電流制御回路26cと、RSラッチ回路28と、ターンオフ信号遅延回路90と、V−Iコンバータ91とを備えている。
フィードバック信号制御回路25cは、FB端子13に接続され、出力電圧検出回路23から出力された出力信号を増幅し、さらにフィルタリングしてフィードバック制御信号Vfbを生成し、ドレイン電流制御回路26cに出力する。さらに、ドレイン電流制御回路26cは、素子電流検出信号Vdsと、リファレンス電圧VLIMITを入力とし、素子電流検出信号Vdsが、リファレンス電圧VLIMITもしくは、フィードバック制御信号Vfbに等しくなると、スイッチング素子1のターンオフ制御パルスを生成する。
ターンオフ信号遅延回路90は、ドレイン電流制御回路26cに接続され、ドレイン電流制御回路26cが生成するターンオフ制御パルスに遅延時間を付加して、遅延されたターンオフ制御パルスをRSラッチ回路28のリセット入力Rに入力する。
ここで、ターンオフ信号遅延回路90には、回路電源線14の電源電圧を抵抗分割して電圧から電流に変換するV−Iコンバータ91が接続されている。したがって、ターンオフ信号遅延回路90の遅延時間は電源電圧の振動に応じて変動し、ターンオフ制御パルスは電源電圧の振動に応じて変動する。そして、スイッチング素子1の電流ピークレベルには電源電圧の振動に応じた変調成分が付加され、その結果、スイッチング素子1のスイッチング動作により、スイッチング素子1と並列に接続された共振用容量4とトランス20の1次巻線T1により構成された擬似共振器の共振動作の周波数も、電源電圧の振動に応じて変調される。
なお、本実施の形態3において、例えば、スイッチング素子駆動用制御回路9bの制御回路3b、3cの一部や、レギュレータ回路6などが、同一パッケージに内包されている場合、図11に示したように、スイッチング素子駆動用制御回路9bに設けられた外部端子であるVCC端子12から、電源電圧を平滑化するための容量8が外部調整可能となり、容量8により、オン信号やオフ信号の変調成分を外部設定できる。
なお、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形を行ってもよい。
例えば、本実施の形態では、VCC端子12は、補助巻線T3に整流平滑回路24を介して接続され、トランス20の補助巻線T3で生成された電圧がレギュレータ回路6に供給されているが、VCC端子12を開放とするか、もしくは容量を接続してレギュレータ回路6で生成される電源電圧の振動をより安定化してもよい。その場合、レギュレータ回路6は、常にDRAIN端子10を入力として、電源電圧を生成することとしてもよい。
また、本発明は、PWM制御方式、PFM制御方式、2次電流オンデューティ制御方式、擬似共振制御方式など、どのような方式のスイッチング電源装置に応用してもよい。
本発明に係るスイッチング素子駆動用制御回路とスイッチング電源装置は、フィルタ回路などの対ノイズ部品を設けることなくノイズを低減してスイッチング電源の小型化、低コスト化を図ることができ、モーター制御回路や、照明、スイッチング電源として有用である。
1 スイッチング素子
2 ドライバー回路
3、3a、3b、3c 制御回路
4 共振用容量
6 レギュレータ回路
8 容量
9、9a、9b スイッチング素子駆動用制御回路
10 DRAIN端子(入力端子、外部端子)
11 SOURCE端子(外部端子)
12 VCC端子(入力端子、外部端子)
13 FB端子(外部端子)
14 回路電源線
20 トランス
21、24 整流平滑回路
23 出力電圧検出回路
26、26a、26b、26c ドレイン電流制御回路
27、27a 発振回路
44 2次電流オン期間検出回路
45 2次電流オンデューティ制御回路
73 ターンオン制御回路
100、200、300 スイッチング電源装置

Claims (10)

  1. 1次巻線および2次巻線を有するトランスを備え入力電圧を所望の直流電圧に変換するスイッチング電源装置において、前記1次巻線に流れる電流の供給および停止を繰り返すスイッチング素子のスイッチング動作を制御するスイッチング素子駆動用制御回路であって、
    振幅を有する電源電圧を生成するレギュレータ回路と、
    前記レギュレータ回路で生成される前記電源電圧を、高周波成分を除去するように平滑化する容量と、
    平滑化された前記電源電圧が供給される回路電源線と、
    前記回路電源線から供給される前記電源電圧の振動に応じて、周期信号を生成する発振回路と、
    前記周期信号に基づいて、前記スイッチング素子のスイッチング動作を制御する制御信号を生成する制御回路と、
    前記制御信号を前記スイッチング素子に供給するドライバー回路とを備える
    スイッチング素子駆動用制御回路。
  2. 1次巻線および2次巻線を有するトランスを備え入力電圧を所望の直流電圧に変換するスイッチング電源装置において、前記1次巻線に流れる電流の供給および停止を繰り返すスイッチング素子のスイッチング動作を制御するスイッチング素子駆動用制御回路であって、
    振幅を有する電源電圧を生成するレギュレータ回路と、
    前記レギュレータ回路で生成される前記電源電圧を、高周波成分を除去するように平滑化する容量と、
    平滑化された前記電源電圧が供給される回路電源線と、
    前記スイッチング素子がターンオフしてから前記2次巻線を流れる2次電流が流れなくなるまでの第1期間を検出する2次電流オン期間検出回路と、
    前記第1期間と前記2次電流が流れていない第2期間とからなる第3期間に対する前記第1期間の比で表されるオンデューティ比が一定値に維持されるように、前記回路電源線から供給される前記電源電圧の振幅に応じて、前記スイッチング素子をターンオンさせるクロック信号を生成する2次電流オンデューティ制御回路と、
    前記クロック信号に基づいて、前記スイッチング素子のスイッチング動作を制御する制御信号を生成する制御回路と、
    前記制御信号を前記スイッチング素子に供給するドライバー回路とを備える
    スイッチング素子駆動用制御回路。
  3. 1次巻線および2次巻線を有するトランスを備え入力電圧を所望の直流電圧に変換するスイッチング電源装置において、前記1次巻線に流れる電流の供給および停止を繰り返すスイッチング素子のスイッチング動作を制御するスイッチング素子駆動用制御回路であって、
    振幅を有する電源電圧を生成するレギュレータ回路と、
    前記レギュレータ回路で生成される前記電源電圧を、高周波成分を除去するように平滑化する容量と、
    平滑化された前記電源電圧が供給される回路電源線と、
    前記スイッチング素子がターンオフしてから前記2次巻線を流れる2次電流が流れなくなるまでの第1期間を検出する2次電流オン期間検出回路と、
    前記2次電流オン期間検出回路の出力に応じて、前記スイッチング素子をターンオンさせるオン信号を生成するターンオン制御回路と、
    前記スイッチング素子に流れる電流が所定の電流ピークレベルに達すると、前記回路電源線から供給される前記電源電圧の振幅に応じて、前記スイッチング素子をターンオフさせるオフ信号を生成するドレイン電流制御回路を有し、前記オン信号および前記オフ信号に基づいて、前記スイッチング素子のスイッチング動作を制御する制御信号を生成する制御回路と、
    前記制御信号を前記スイッチング素子に供給するドライバー回路とを備える
    スイッチング素子駆動用制御回路。
  4. 前記レギュレータ回路は、第1のしきい値および前記第1のしきい値よりも低い第2のしきい値に基づいて出力電圧を制御するヒステリシス制御レギュレータ回路である
    請求項1〜3のいずれかに記載のスイッチング素子駆動用制御回路。
  5. 少なくとも前記レギュレータ回路と、前記制御回路と、前記発振回路とが1つのパッケージに組み込まれた
    請求項1に記載のスイッチング素子駆動用制御回路。
  6. 少なくとも前記レギュレータ回路と、前記制御回路と、前記2次電流オンデューティ制御回路と、前記2次電流オン期間検出回路とが1つのパッケージに組み込まれた
    請求項2に記載のスイッチング素子駆動用制御回路。
  7. 少なくとも前記レギュレータ回路と、前記制御回路と、前記2次電流オンデューティ制御回路とが1つのパッケージに組み込まれた
    請求項3に記載のスイッチング素子駆動用制御回路。
  8. 前記スイッチング素子駆動用制御回路は、外部端子をさらに備え、
    前記外部端子から前記容量が調節可能である
    請求項5〜7のいずれかに記載のスイッチング素子駆動用制御回路。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載のスイッチング素子駆動用制御回路と、
    前記スイッチング素子のスイッチング動作によって前記2次巻線に発生する電圧を、直流電圧に変換する整流平滑回路とを備える
    スイッチング電源装置。
  10. 請求項3または7に記載のスイッチング素子駆動用制御回路と、
    前記スイッチング素子のスイッチング動作によって前記2次巻線に発生する電圧を、直流電圧に変換する整流平滑回路と、
    前記直流電圧を検出し、検出した直流電流の変化に応じて生成したフィードバック信号を前記制御回路へ供給する出力電圧検出回路とを備え、
    前記ドレイン電流制御回路は、前記スイッチング素子に流れる電流が前記フィードバック信号に応じて設定された電流ピークレベルに達すると、前記スイッチング素子をターンオフさせるオフ信号を生成する
    スイッチング電源装置。
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