JP2011082669A - デジタル放送受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】低コストな構成で隣接妨害波を抑制して受信性能を向上させるデジタル放送受信装置を提供する。
【解決手段】制御部112が、受信系統で同一チャンネルの信号が受信されると、受信状態検出手段111で検出された受信状態に応じて、受信系統のうちの一つの局部発振周波数をずらす制御を行うように構成した。
【選択図】図1
【解決手段】制御部112が、受信系統で同一チャンネルの信号が受信されると、受信状態検出手段111で検出された受信状態に応じて、受信系統のうちの一つの局部発振周波数をずらす制御を行うように構成した。
【選択図】図1
Description
この発明は、例えば車載用のデジタル放送受信装置に関するものである。
車載用のデジタル放送受信装置は、ホーム用の受信機と異なり、複数の系統のフロントエンド部の信号を合成して受信するダイバーシティー方式が一般的である。ダイバーシティー方式では、複数の系統のフロントエンド部で同じチャンネルを受信する必要がある。
しかし、フロントエンド部の局部発振器は、近くに同一チャンネルの局部発振器が存在すると、互いの局部発振周波数が干渉(相互干渉)して誤動作することが知られている。
このような不具合に対して、特許文献1では、2つの局部発振器で同一の周波数が選択された場合、周波数差が100kHz以上になるようにいずれかの局部発振器の局部発振周波数を変位させて、局部発振器の局部発振周波数が干渉しないようにずらす技術が開示されている。
しかし、フロントエンド部の局部発振器は、近くに同一チャンネルの局部発振器が存在すると、互いの局部発振周波数が干渉(相互干渉)して誤動作することが知られている。
このような不具合に対して、特許文献1では、2つの局部発振器で同一の周波数が選択された場合、周波数差が100kHz以上になるようにいずれかの局部発振器の局部発振周波数を変位させて、局部発振器の局部発振周波数が干渉しないようにずらす技術が開示されている。
従来のデジタル放送受信装置では、局部発振周波数の相互干渉を抑制するため、フロントエンド部をそれぞれシールドしたり、互いの距離を離す等の対策が行われており、装置の小型化が阻害されるという課題があった。
特許文献1のように、局部発振周波数を干渉しない程度にずらすことも考えられるが、それぞれの受信系統ごとに狭帯域フィルタの中心周波数をずらさないと受信性能に悪影響を与える可能性がある。
また、悪影響を与えないように中心周波数の異なる2種類の狭帯域フィルタ(例えば、SAW(Surface Acoustic Wave)フィルタ)を使用する構成では高コストとなる。
特許文献1のように、局部発振周波数を干渉しない程度にずらすことも考えられるが、それぞれの受信系統ごとに狭帯域フィルタの中心周波数をずらさないと受信性能に悪影響を与える可能性がある。
また、悪影響を与えないように中心周波数の異なる2種類の狭帯域フィルタ(例えば、SAW(Surface Acoustic Wave)フィルタ)を使用する構成では高コストとなる。
この発明は、上述した課題を解決するためになされたもので、低コストな構成で受信状態に応じて隣接妨害波を抑制して受信性能を向上させるデジタル放送受信装置を提供することを目的とする。
この発明に係るデジタル放送受信装置は、少なくとも2つの受信系統を備えたデジタル放送受信装置において、受信系統の受信信号の受信状態を検出する受信状態検出手段と、受信系統で同一チャンネルの信号が受信されると、受信状態検出手段で検出された受信状態に応じて、受信系統のうちの一つの局部発振周波数をずらす制御を行う制御部とを備えるものである。
この発明に係るデジタル放送受信装置によれば、受信系統で同一チャンネルの信号が受信されると、受信状態に応じて受信系統のうちの一つの局部発振周波数をずらす制御を行うので、狭帯域フィルタを増やすことなく、コストを上げずに受信性能を向上させることができる。
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1のデジタル放送受信装置の概略の構成を示すブロック図である。図1に示すように、デジタル放送受信装置は、第1の受信系統100、第2の受信系統200、受信状態検出手段111、制御部112で構成されており、ダイバーシティ方式を用いて、例えば同一の構成を備えた受信系統100,200により、それぞれデジタル放送信号を受信し、合成処理した信号に基づいて映像を表示している。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1のデジタル放送受信装置の概略の構成を示すブロック図である。図1に示すように、デジタル放送受信装置は、第1の受信系統100、第2の受信系統200、受信状態検出手段111、制御部112で構成されており、ダイバーシティ方式を用いて、例えば同一の構成を備えた受信系統100,200により、それぞれデジタル放送信号を受信し、合成処理した信号に基づいて映像を表示している。
第1の受信系統100はアンテナ101、ミキサ102、狭帯域フィルタ103、復調手段104、映像音声出力手段105、局部発振器106、基準発振器107、PLL(Phase Locked Loop)108を備えており、第2の受信系統200はアンテナ201、ミキサ202、狭帯域フィルタ203、復調手段204、映像音声出力手段205、局部発振器206、基準発振器207、PLL208を備えている。
アンテナ101,201は、デジタル放送信号としてのRF(Radio Frequency)信号を受信する。局部発振器106,206は、RF信号の周波数を変換するための局部発振周波数を発生する。
ミキサ102は、アンテナ101で受信したRF信号(例えば、RF信号の周波数は470MHz〜770MHz)と局部発振器106からの局部発振周波数とを混合して周波数変換し、RF信号をIF(Intermediate Frequency;中間周波数)信号(例えば、IF信号の周波数は57MHz)に変換して出力する。
また、ミキサ202は、アンテナ201で受信したRF信号と局部発振器206からの局部発振周波数とを混合して周波数変換し、RF信号をIF信号に変換して出力する。
また、ミキサ202は、アンテナ201で受信したRF信号と局部発振器206からの局部発振周波数とを混合して周波数変換し、RF信号をIF信号に変換して出力する。
狭帯域フィルタ103,203は、狭い帯域の周波数の信号のみを通過させるフィルタであり、例えばIF信号に含まれる妨害波を除去し、デジタル放送信号として必要な希望波としてのIF信号を通過させて出力する。
復調手段104,204は、入力したIF信号を合成処理する機能、IF信号を復調処理する機能及びIF信号を解析処理する機能を有している。復調手段104は、IF信号を合成処理する機能として、受信信号が同一チャンネルであると、IF信号の解析結果に基づいて算出した割合で、狭帯域フィルタ103から入力したIF信号と復調手段204から入力したIF信号とを合成する。復調手段204は、IF信号を合成処理する機能として、受信信号が同一チャンネルであると、IF信号の解析結果に基づいて算出した割合で、狭帯域フィルタ203から入力したIF信号と復調手段104から入力したIF信号とを合成する。
また、復調手段104,204は、IF信号を復調処理する機能として、合成したIF信号を映像信号、音声信号、データ信号を含むTS(Transport Stream)信号に復調する。なお、受信信号が同一チャンネルでなければ、復調手段104は、IF信号を合成せずに、狭帯域フィルタ103から入力したIF信号を復調処理し、復調手段204は、IF信号を合成せずに、狭帯域フィルタ203から入力したIF信号を復調処理する。
さらに、復調手段104,204では、入力したIF信号を解析処理する機能として、IF信号の波形を抽出するとともに、復調処理におけるエラー訂正の際にビット誤り率(BER;Bit Error Rate)、搬送波と雑音との比を示すCN(Carrier to Noise)比を算出する。
映像音声出力手段105,205は、復調されたTS信号を解凍して映像信号、音声信号、データ信号を抽出し、映像、音声、データとして出力する構成部である。映像音声出力手段105,205は、映像、音声、データを出力するモニタやスピーカを含む概念を有しており、例えば、映像音声出力手段105のモニタやスピーカが車室内の前席側に設けられ、映像音声出力手段205のモニタやスピーカが車室内の後席側に設けられる。
局部発振器106は、PLL108の指示に従って所定の周波数(局部発振周波数)の信号を出力し、局部発振器206は、PLL208の指示に従って所定の周波数の信号を出力する。
基準発振器107,207は、基準となる周波数(基準周波数)の信号を出力するものであり、例えば水晶発振器XO(Xtal Oscillator)が用いられる。また、周波数を可変できるVCXO(Voltage Controlled Xtal Oscillator)を用いてもよい。
PLL108,208は、基準周波数と局部発振周波数を同期させる電子回路であり、制御部112からの制御信号に基づいて、基準発振器107,207の基準周波数と局部発振器106,206の局部発振周波数をそれぞれ分周、逓倍し、比較することにより、希望のチャンネルを受信できるように局部発振器106,206の局部発振周波数を制御している。PLL108,208は、局部発振周波数の周波数分周比Nを用いて局部発振周波数に分周処理を行い、周波数分周比Rを用いて基準周波数に分周処理を行う。
受信状態検出手段111は、復調手段104,204から、受信状態として、例えば、BER、C/Nを検出する。制御部112は、受信状態検出手段111にて検出された受信状態を示すデータ(例えば、BER、C/N)と予め設定された閾値とを比較し、この比較結果から受信状態として隣接妨害波の有無を判定する。また、制御部112は、受信状態に応じて、局部発振周波数をずらすように局部発振器を制御する。
次に実施の形態1のデジタル放送受信装置の動作の一例について、図2のフローチャートを用いて説明する。図2に示すように、制御部112は、第1の受信系統と第2の受信系統で同一の受信チャンネルの選局が指示されたか否かを判定する(ステップST101)。このとき、第1の受信系統と第2の受信系統で同一のチャンネルが選局されていなければ(ステップST101“NO”)、制御部112は、PLL108とPLL208にそれぞれ局部発振周波数を中心周波数にするよう指示する。
局部発振器106は、制御部112から周波数が指示されたPLL108による制御に従って局部発振周波数を中心周波数にして出力する。また、局部発振器206は、制御部112から周波数が指示されたPLL208による制御に従って局部発振周波数を中心周波数にして出力する(ステップST105)。この後、処理を終了する。
局部発振器106は、制御部112から周波数が指示されたPLL108による制御に従って局部発振周波数を中心周波数にして出力する。また、局部発振器206は、制御部112から周波数が指示されたPLL208による制御に従って局部発振周波数を中心周波数にして出力する(ステップST105)。この後、処理を終了する。
第1の受信系統と第2の受信系統で同一のチャンネルの選局が指示されると(ステップST101“YES”)、制御部112は、予め設定された周波数だけ上側にずらして局部発振周波数を発振するようにPLL208に指示する。PLL208は、制御部112からの指示に従って局部発振周波数を発振するように局部発振器206を制御する。局部発振器206は周波数を中心周波数から上側にずらして局部発振周波数を発振する(ステップST102)。なお、以降では、局部発振器206が発振する局部発振周波数をずらす場合を説明するが、局部発振器206側はそのままで局部発振器106側の局部発振周波数をずらすようにしても構わない。
続いて、制御部112は、受信状態検出手段111で検出された受信状態に基づいて、受信状態が良好であるか否かを判定する(ステップST103)。ここで、受信状態が良好あると判定した場合(ステップST103“YES”)、処理を終了する。
一方、受信状態が良好でない場合(ステップST103“NO”)、制御部112は、局部発振周波数を中心周波数から下側にずらして発振するようPLL208に指示する。PLL208は、制御部112からの指示に従って局部発振周波数を発振するように局部発振器206を制御する。局部発振器206は、中心周波数から下側にずらして局部発振周波数を発振する(ステップST104)。この後、処理を終了する。
一方、受信状態が良好でない場合(ステップST103“NO”)、制御部112は、局部発振周波数を中心周波数から下側にずらして発振するようPLL208に指示する。PLL208は、制御部112からの指示に従って局部発振周波数を発振するように局部発振器206を制御する。局部発振器206は、中心周波数から下側にずらして局部発振周波数を発振する(ステップST104)。この後、処理を終了する。
ここで、実施の形態1において局部発振周波数をずらした場合の受信信号の波形の変化について説明する。図3(a)は、局部発振周波数をずらす前の受信信号の波形を示す図であり、図3(b)は、図3(a)の場合における出力波形を示す図である。また、図3(c)は、局部発振周波数をずらした後の受信信号の波形を示す図であり、図3(d)は、図3(c)の場合における出力波形を示す図である。
図3(a)に示すように隣接妨害波が発生して、狭帯域フィルタの特性の範囲には希望波とともに隣接妨害波Aが含まれる。この状態の出力波形では、図3(b)に示すように隣接妨害波が大きく残る。
図3(a)に示すように隣接妨害波が発生して、狭帯域フィルタの特性の範囲には希望波とともに隣接妨害波Aが含まれる。この状態の出力波形では、図3(b)に示すように隣接妨害波が大きく残る。
制御部112は、受信状態検出手段111で検出された受信状態に応じて、局部発振器206を制御し、図3(a)に示すように、予め設定された周波数だけ中心周波数から隣接妨害波が減衰するa方向(上側)に局部発振周波数をずらす(図2のステップST102)。その結果、狭帯域フィルタで透過される隣接妨害波Aは、図3(c)に示すように小さくなる。
一方、図3(c)に示すように希望波の一部が減衰するが、ずらすべき周波数量は、最も良好な受信状態となるように設定され、例えば、隣接妨害波Aと希望波のB部分の減衰量の割合として予め設定されている。このように局部発振周波数をずらすことで、隣接妨害波のレベルによっては、図3(d)に示すように隣接妨害波の影響を抑制できる。
以上のように、この実施の形態1によれば、制御部112が、受信系統で同一チャンネルの信号が受信されると、受信状態検出手段111で検出された受信状態に応じて、受信系統のうちの一つの局部発振周波数をずらす制御を行うので、狭帯域フィルタを増やすことなく、隣接妨害波の影響を抑制でき、コストを上げずに受信性能の向上を図ることができる。
なお、上記実施の形態1では、制御部112は、PLLを制御して局部発振器からの局部発振周波数をずらしているが、図1の破線に示すように、基準発振器を制御して基準周波数をずらすことにより、局部発振器からの局部発振周波数をずらすように構成してもよい。
また、1つの受信系統に基準周波数の異なる複数の基準発振器を設け、制御部112が受信状態に応じて基準発振器を切り替えるように構成してもよい。
実施の形態2.
この実施の形態2では、受信状態に応じてずらし量を変更して局部発振周波数をずらす構成について説明する。なお、実施の形態2のデジタル放送受信装置の構成は、実施の形態1のデジタル放送受信装置の構成と同様であり、同一の処理を行う構成については説明を省略する。
この実施の形態2では、受信状態に応じてずらし量を変更して局部発振周波数をずらす構成について説明する。なお、実施の形態2のデジタル放送受信装置の構成は、実施の形態1のデジタル放送受信装置の構成と同様であり、同一の処理を行う構成については説明を省略する。
図4は、実施の形態2のデジタル放送受信装置の動作を説明するフローチャートである。図4に示すように、制御部112は、第1の受信系統と第2の受信系統で同一チャンネルの選局が指示されたか否かを判定する(ステップST101a)。ここで、第1の受信系統と第2の受信系統とで同一チャンネルの選局が指示されなかった場合(ステップST101a“NO”)、制御部112は、ステップST105aへ進み、局部発振周波数を中心周波数で発振するように制御する。この後、処理を終了する。
第1の受信系統と第2の受信系統で同一のチャンネルの選局が指示された場合(ステップST101a“YES”)、制御部112は、中心周波数から下側にずらして局部発振周波数を発振するようにPLL208に指示する。制御部112からの指示に従いPLL208が局部発振器206を制御することにより、局部発振器206は、中心周波数から下側にずらした局部発振周波数を発振する(ステップST102a)。
次に、制御部112は、受信状態検出手段111にて検出された受信状態に基づいて、受信状態が良好であるか否かを判定する(ステップST103a)。このとき、受信状態が良好であると判定した場合(ステップST103a“YES”)、制御部112は、処理を終了する。
一方、受信状態が良好でないと判定した場合(ステップST103a“NO”)、制御部112は、局部発振周波数を中心周波数から上側にずらして発振するようにPLL208に指示する。PLL208は、制御部112からの指示に従って局部発振器206を制御する。局部発振器206は、上側にずらした局部発振周波数を発振する(ステップST104a)。
続いて、制御部112は、受信状態検出手段111で検出された受信状態に基づいて、受信状態が良好であるか否かを判定する(ステップST106a)。受信状態が良好と判定された場合(ステップST106a“YES”)、制御部112は、処理を終了する。
受信状態が良好でない場合(ステップST106a“NO”)、制御部112は、周波数のずらし量を例えば以前より少ない量に変更して(ステップST107a)、局部発振周波数を下側にずらして発振するように制御する(ステップST108a)。
この後、制御部112は、ステップST106aの処理に戻り、受信状態が良好になれば、処理を終了する。また、受信状態が良好にならなかった場合には、制御部112は、受信状態が良好な状態に収束するまで、ステップST107aで周波数のずらし量を変更させながら、ステップST108aで局部発振周波数を上側又は下側にずらす処理を繰り返す。
以上のように、この実施の形態2によれば、制御部112が、受信状態が良好になるまで、受信状態に応じてずらす周波数量を変化させながら、局部発振周波数をずらすことにより、上記実施の形態1の構成と比べてより受信性能を向上させることができる。
なお、上記実施の形態1,2において、隣接妨害波が希望波の上下両側に存在する場合に、制御部112が、局部発振周波数を上側及び下側にずらして、上側の希望波と下側の希望波とを合成することで、一つの希望波を取得するようにしてもよい。
図5は、上述した場合の受信信号の波形の変化を示す図である。図5(a)は、局部発振周波数をずらす前の受信信号の波形を示す図であり、図5(b)は、図5(a)の場合における出力波形を示す図である。また、図5(c)は局部発振周波数をb方向にずらした場合の受信信号の波形を示す図であり、図5(d)は、局部発振周波数をc方向にずらした場合の受信信号の波形を示す図である。さらに、図5(e)は、図5(c)と図5(d)の出力波形の合成波を示す図である。
図5は、上述した場合の受信信号の波形の変化を示す図である。図5(a)は、局部発振周波数をずらす前の受信信号の波形を示す図であり、図5(b)は、図5(a)の場合における出力波形を示す図である。また、図5(c)は局部発振周波数をb方向にずらした場合の受信信号の波形を示す図であり、図5(d)は、局部発振周波数をc方向にずらした場合の受信信号の波形を示す図である。さらに、図5(e)は、図5(c)と図5(d)の出力波形の合成波を示す図である。
図5(a)に示すように、希望波の上下両側に隣接妨害波が発生して、狭帯域フィルタの特性の範囲には希望波とともに、上側の隣接妨害波A1と下側の隣接妨害波A2とが含まれている。この状態の出力波形では、図5(b)に示すように隣接妨害波が大きく残ってしまう。制御部112は、例えば局部発振器206を制御し、図5(a)に示す中心周波数からb方向(上側)に局部発振周波数をずらす。IF信号が図5(c)に示すようにずれて、復調手段104は、狭帯域フィルタ103を透過したIF信号の上側の希望波Cを取得する。次に、制御部112は、局部発振器206を制御し、図5(a)に示す中心周波数からc方向(下側)に局部発振周波数をずらす。IF信号が図5(d)に示すようにずれて、復調手段104は、狭帯域フィルタ103を透過したIF信号の下側の希望波Dを取得する。
復調手段104は、上側の希望波Cと下側の希望波Dを取得すると、上側の希望波Cと下側の希望波とを合成する。これにより、隣接妨害波のレベルによっては、図5(e)に示すような波形が得られる。このようにすることでも、デジタル放送受信装置の受信性能を向上させることができる。
実施の形態3.
この実施の形態3は、3つ以上の受信系統を備えた構成について説明する。
図6は、実施の形態3のデジタル放送受信装置の構成を示すブロック図である。なお、図6において実施の形態1,2と同じ構成については図1と同一の符号を付し、その説明は省略する。図6に示すように、実施の形態1,2のデジタル放送受信装置の構成に第3の受信系統300を備えており、第3の受信系統300は、アンテナ301、ミキサ302、狭帯域フィルタ303、復調手段304及び映像音声出力手段305を含んで構成されている。
この実施の形態3は、3つ以上の受信系統を備えた構成について説明する。
図6は、実施の形態3のデジタル放送受信装置の構成を示すブロック図である。なお、図6において実施の形態1,2と同じ構成については図1と同一の符号を付し、その説明は省略する。図6に示すように、実施の形態1,2のデジタル放送受信装置の構成に第3の受信系統300を備えており、第3の受信系統300は、アンテナ301、ミキサ302、狭帯域フィルタ303、復調手段304及び映像音声出力手段305を含んで構成されている。
ミキサ302は、局部発振器106と接続されており、局部発振器106を第1の受信系統100と共有している。また、ミキサ302は、アンテナ301で受信したRF信号と局部発振器106からの局部発振周波数とを混合して周波数変換し、RF信号をIF信号に変換して出力する。
狭帯域フィルタ303は、狭い帯域の周波数の信号のみを透過させるフィルタであり、例えばIF信号に含まれる隣接妨害波を除去し、デジタル放送信号として必要な希望波としてIF信号を透過して出力する。狭帯域フィルタ303は、復調手段304と接続しており、透過したIF信号を復調手段304へ出力する。
復調手段304は、入力したIF信号を合成処理する機能、IF信号を復調処理する機能及びIF信号を解析処理する機能を有している。復調手段304は、IF信号を合成処理する機能として、受信信号が同一チャンネルであると、IF信号の解析結果に基づいて算出した割合で、狭帯域フィルタ303から入力したIF信号と復調手段104から入力したIF信号とを合成する。
なお、復調手段104は、受信信号が同一チャンネルであると、狭帯域フィルタ303から入力したIF信号と復調手段204,304から入力したIF信号とを合成するとともに、狭帯域フィルタ303から入力したIF信号と復調手段204から入力したIF信号を合成したIF信号を復調手段304に出力し、狭帯域フィルタ303から入力したIF信号と復調手段304から入力したIF信号を合成したIF信号を復調手段204に出力する。
受信状態検出手段111は、復調手段104,204,304から、受信状態として、例えば、BER、C/Nを検出する。制御部112は、上記実施の形態1,2と同様に、受信状態検出手段111にて検出された受信状態を示すデータと予め設定された閾値とを比較し、この比較結果から受信状態として隣接妨害波の有無を判定する。
映像音声出力手段305は、復調手段304で復調されたTS信号を解凍して映像信号、音声信号、データ信号を抽出し、映像、音声、データとして出力する構成部である。映像音声出力手段305は、上記実施の形態1,2と同様に、映像、音声、データを出力するモニタやスピーカを含む概念を有している。
以上のように、この実施の形態3によれば、少なくとも3つの受信系統を備え、一部の受信系統で局部発振器を共有するので、上記実施の形態1,2と同様の効果が得られるとともに、局部発振器を追加することなく受信性能を向上させることができる。
100 第1の受信系統、101,201,301 アンテナ、102,202,302 ミキサ、103,203,303 狭帯域フィルタ、104,204,304 復調手段、105,205,305 映像音声出力手段、106,206 局部発振器、107,207 基準発振器、108,208 PLL、111 受信状態検出手段、112 制御部、200 第2の受信系統、300 第3の受信系統。
Claims (9)
- 少なくとも2つの受信系統を備えたデジタル放送受信装置において、
前記受信系統の受信信号の受信状態を検出する受信状態検出手段と、
前記受信系統で同一チャンネルの信号が受信されると、前記受信状態検出手段で検出された受信状態に応じて、前記受信系統のうちの一つの局部発振周波数をずらす制御を行う制御部とを備えたことを特徴とするデジタル放送受信装置。 - 前記制御部は、前記受信状態検出手段で検出された受信状態に応じてずらす周波数量を変化させることを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信装置。
- 前記受信状態検出手段は、受信信号の波形に基づいて、隣接妨害波の有無を受信状態として検出することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のデジタル放送受信装置。
- 前記受信状態検出手段は、受信信号のビット誤り率又はCN(Carrier to Noise)比を検出することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のデジタル放送受信装置。
- 前記制御部は、分周比を変化させて局部発振周波数をずらす制御を行うことを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のデジタル放送受信装置。
- 前記制御部は、基準発振器の基準周波数をずらすことにより、局部発振周波数をずらす制御を行うことを特徴する請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のデジタル放送受信装置。
- 前記基準発振器は、VCXO(Voltage Controlled Xtal Oscillator)であることを特徴とする請求項6記載のデジタル放送受信装置。
- 前記受信系統は、基準周波数の異なる複数の基準発振器を備え、
前記制御部は、前記基準発振器を切り替えて局部発振周波数をずらす制御を行うことを特徴とする請求項6記載のデジタル放送受信装置。 - 少なくとも3つの受信系統を備え、一部の受信系統は、前記局部発振器を共有することを特徴とする請求項1から請求項8のうちのいずれか1項記載のデジタル放送受信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009231556A JP2011082669A (ja) | 2009-10-05 | 2009-10-05 | デジタル放送受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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