JP2011075800A - 液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】バックライト光源の消灯期間内に液晶パネルにおける一部又は全部の液晶素子の立ち上がりや立ち下がりが終了するように,該液晶素子の応答時間に応じてバックライト光源の間欠点灯処理における消灯期間を制御する。具体的には,液晶素子の過応答(オーバーシュート,アンダーシュート)の程度や表示階調の変化量により変化する液晶素子の応答時間に応じてバックライト光源の消灯期間を制御する。
【選択図】図9
Description
そのため,従来から,1フレーム期間(1垂直期間)内でバックライト光源を間欠点灯させて擬似的にインパルス駆動に近づけることにより,動画表示の際に生じる動きぼやけを防止する手法が知られている(例えば,特許文献1参照)。
但し,バックライト光源を間欠点灯させる場合,液晶素子の階調遷移時にバックライト光源が点灯していると,その階調遷移が表示されることにより動画ブレが生じるおそれがある。そこで,例えば特許文献2では,バックライト光源の消灯期間に液晶素子の立ち上がり又は立ち下がりを完了させることが提案されている。
さらに,液晶素子の表示階調を変化させるときにオーバーシュート電圧を印加して過応答させ,該液晶素子の応答性を高めることにより,動画表示の際に生じる動きぼやけや多重輪郭を防止する手法が知られている(例えば,特許文献3参照)。これにより,液晶素子に過応答(オーバーシュート)が生じるため,表示階調を急激に変化させて目標階調に迅速に到達させることが可能であり,動画表示の動きぼやけや多重輪郭を防止することができる。
また,映像のフレーム間の表示階調の変化量によっても液晶素子の応答時間は異なる。例えば,表示階調の変化量が大きいほど液晶素子の応答時間は長くなり,表示階調の変化量が小さいほど液晶素子の応答時間は短くなる。
そのため,ある条件でバックライト光源の消灯期間に液晶素子の立ち上がりや立ち下がりを完了させることができるようにバックライト光源の消灯期間を設定しただけでは,液晶素子の過応答の程度や表示階調の変化量の違いによって液晶素子の応答時間が変動した場合に,バックライト光源の消灯期間に液晶素子の立ち上がりや立ち下がりを完了させることができず,擬似輪郭(動画ブレ)の抑制効果が小さいという問題がある。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,バックライト光源の消灯期間に液晶素子の立ち上がりや立ち下がりを完了させる構成において,液晶素子の応答時間が変化しても擬似輪郭(動画ブレ)を防止することのできる液晶表示装置を提供することにある。
本発明によれば,例えば前記液晶素子の過応答の程度や前記表示階調の変化量などによって変化する前記液晶素子の応答時間に追従して,前記バックライト光源の消灯期間内に前記液晶パネルにおける一部又は全部の前記液晶素子の立ち上がりや立ち下がりを終了させることができ,擬似輪郭(動画ブレ)を防止することのできる。
また,前記バックライト制御手段が,前記液晶素子の応答時間が変化することになる前記液晶駆動制御手段によって制御される前記液晶素子の表示階調の前記表示階調の変化量に応じて前記間欠点灯処理における前記バックライト光源の消灯期間を制御するものであることも考えられる。
もちろん,前記バックライト制御手段が,前記液晶素子の応答時間が変化することになる前記液晶駆動制御手段によって制御される前記液晶素子の表示階調の変化方向の過応答の程度及び前記表示階調の変化量に応じて前記間欠点灯処理における前記バックライト光源の消灯期間を制御するものであることも考えられる。
例えば,前記過応答の程度及び/又は前記表示階調の変化量と前記間欠点灯処理における前記バックライト光源の消灯期間との関係を定めた消灯期間設定情報が予め記憶された消灯期間設定情報記憶手段を更に備えてなり,前記バックライト制御手段が,前記消灯期間設定情報記憶手段に記憶された前記消灯期間設定情報と前記過応答の程度及び/又は前記表示階調の変化量とに基づいて前記間欠点灯処理における前記バックライト光源の消灯期間を制御するものであることが考えられる。
ところで,前記バックライト光源が,前記液晶パネルの垂直方向における複数の表示領域に対応して並設された複数の光源を含んでなる場合には,前記バックライト制御手段によって実行される前記間欠点灯処理が,前記複数の光源を順次間欠点灯させるバックライトスキャン処理であり,前記バックライト制御手段が,前記液晶素子の応答時間に応じて前記バックライトスキャン処理における前記バックライト光源の消灯期間を制御するものであることが考えられる。
図1に示すように,本発明の実施の形態に係る液晶表示装置Xは,表示制御部11,液晶パネル21,液晶駆動部22(液晶駆動制御手段の一例),バックライト光源31,バックライト制御部32(バックライト制御手段の一例)などを有している。
前記液晶表示装置Xは,例えばテレビジョン受像機やパソコンに用いられるディスプレイ装置などである。なお,本実施の形態では,本発明に直接影響しない一般的なテレビジョン受像機やディスプレイ装置が備える他の構成要素の説明を省略する。
ここで,前記表示制御部11は,テレビジョン放送の映像信号の周波数である60Hz(1周期約16.7s)の2倍速の120Hz(1周期約8.3s)の駆動周波数の垂直同期信号を生成する。そして,前記表示制御部11は,前記映像信号における1フレームの画像を前記液晶駆動部22に2回ずつ出力し,或いは前記映像信号における連続する2フレームから補間画像を生成してそのフレーム間に挿入して前記液晶駆動部22に出力する。もちろん,2倍速に限らず4倍速,8倍速などであってもよい。
また,前記表示制御部11は,前記映像信号の1フレーム毎の前記液晶パネル21全体の表示階調の変化量の平均(以下,「平均階調変化量」と称する)を算出する平均階調変化量算出機能を有している。例えば,前記表示制御部11によって具現される前記平均階調変化量算出機能は,少なくとも連続する2フレームにおける液晶素子各々の表示階調を所定の記憶メモリに記憶しており,その液晶素子各々の表示階調の変化量から前記液晶パネル21全体の平均階調変化量を算出するものである。なお,連続する3フレーム以上の平均階調変化量を算出することも他の実施例として考えられる。また,前記映像信号の1フレーム毎の前記液晶パネル21の予め設定された一部の領域の平均階調変化量を算出するものであってもよい。
前記液晶駆動部22は,前記表示制御部11から入力される映像信号における1フレームの画像信号と,垂直同期信号及び水平同期信号とに基づいて,前記液晶パネル21の走査電極(ゲート電極)及びデータ電極(ソース電極)を駆動させる。具体的に,前記液晶駆動部22は,垂直同期信号の受信後,1ライン目に対応する水平同期信号に応じて走査電極にゲート信号を出力すると共に,1ライン目に対応する画像信号をデータ電極に順次出力する。これにより,1ライン目の画像表示が行われる。その後,前記液晶駆動部22は,2ライン目に対応する水平同期信号が入力されると,2ライン目の走査電極にゲート信号を出力し,2ライン目に対応する画像信号をデータ電極に順次出力する。その後も同様の処理が繰り返されることにより前記液晶パネル21の全画面の画像表示が行われる。
このとき,前記液晶駆動部22は,前記表示制御部11から入力される前記画像信号に基づいて前記液晶パネル21の各画素に対応する液晶素子各々への印加電圧を制御することにより,該液晶素子各々の前記バックライト光源31からの照明の透過率を変化させ,該液晶素子各々の表示階調を制御する。
前記液晶駆動部22は,図2〜図4に示す階調対応情報T1〜T3が記憶された不揮発性の記憶メモリ23(図1参照)を有している。前記液晶駆動部22は,前記記憶メモリ23に記憶された前記階調対応情報T1〜T3のいずれかに基づいて前記液晶素子への印加電圧を制御する。
ここに,前記階調対応情報T1〜T3は,図2〜図4に示すように,前記液晶素子の表示階調の変化前後の組み合わせに対応する印加電圧の指標値となる指標階調が予め設定されたものである。もちろん,前記指標階調に代えて印加電圧の値が設定されていてもよい。なお,本実施の形態に係る前記液晶表示装置Xは,0階調が黒,255階調が白のノーマリーブラック方式であるとする。即ち,前記液晶素子への印加電圧が高いほど該液晶素子の表示階調の白色度が高まる。
従って,前記液晶駆動部22が前記階調対応情報T1〜T3のいずれかを用いて前記液晶素子への印加電圧を制御すると,前記液晶素子の表示階調を変化させるとき,前記液晶素子の表示階調の変化方向の過応答が強くなる印加電圧を該液晶素子に印加することとなり,該液晶素子には過応答(オーバーシュート又はアンダーシュート)が生じることとなる。なお,前記階調対応情報T1〜T3における前記指標階調各々は,予め行った実験やシミュレーションの結果に応じて設定しておけばよい。
但し,前記階調対応情報T1〜T3は,前記液晶素子への印加電圧の設定値が異なり,即ち前記液晶素子の過応答の程度が異なる。具体的に,前記階調対応情報T1,T3に比べて前記階調対応情報T2の方が前記液晶素子の過応答が大きく,前記階調対応情報T1,T2に比べて前記階調対応情報T3の方が前記液晶素子の過応答が小さい。即ち,前記液晶素子の過応答の程度は,階調対応情報T3<階調対応情報T1<階調対応情報T2である。そして,前記液晶素子が現在階調から目標階調に遷移して安定するまでに要する応答時間は,前記液晶素子の過応答の程度が大きいほど長くなるため,該液晶素子の応答時間も同様に,階調対応情報T3<階調対応情報T1<階調対応情報T2となる。
一方,前記階調対応情報T2では,現在階調が「0」階調で,目標階調が「128」階調である場合には,該目標階調である「128」階調よりも高い「135」階調が前記指標階調として設定されている。また,現在階調が「128」階調で,目標階調が「64」階調である場合には,該目標階調である「64」階調よりも低い「53」階調が前記指標階調として設定されている。
さらに,前記階調対応情報T3では,現在階調が「0」階調で,目標階調が「128」階調である場合には,該目標階調である「128」階調よりも高い「129」階調が前記指標階調として設定されている。また,現在階調が「128」階調で,目標階調が「64」階調である場合には,該目標階調である「64」階調よりも低い「63」階調が前記指標階調として設定されている。
なお,前記階調対応情報T1〜T3の切り換えは,前記液晶表示装置Xの環境温度に応じて行うものに限らない。例えば,ユーザによる任意の設定によって切り換えられることや,前記液晶表示装置Xの使用年数(液晶素子の劣化)に応じて切り換えることなどが考えられる。
また,前記液晶駆動部22は,前記階調対応情報T1〜T3のいずれを用いるかを前記表示制御部11を介して前記バックライト制御部32に伝達する。これにより,前記バックライト制御部32では,前記液晶パネル21の液晶素子の過応答の程度を知得することができる。
図5に示すように,前記バックライト光源31は,前記液晶パネル21の垂直方向における複数の表示領域に対応して並設された複数のLED光源群L1〜L12(複数の光源の一例)を有している。前記LED光源群L1〜L12各々は,前記液晶パネル21の水平方向に並設された複数のLED光源31aを含んでいる。また,前記LED光源群L1〜L12各々に対応する前記表示領域各々は,前記液晶パネル21の複数ラインの表示画素を含む領域である。
前記バックライト光源31は,前記バックライト制御部32からの制御指示に応じて,多数の前記LED光源31aを前記LED光源群L1〜L12の各単位で個別に明滅させる。なお,前記LED光源群L1〜L12の数はこれに限らず,前記液晶パネル21のサイズに応じて適宜設計変更すればよい。また,前記バックライト光源31は,前記LED光源群L1〜L12に代えて前記液晶パネル21の垂直方向に並設された複数の蛍光管(複数の光源の一例)を有するものであってもよい。
ここで,1フレーム期間とは,前記液晶パネル21に1フレームの画像を表示するための期間,即ち垂直同期信号の間隔である。従って,前記液晶パネル21の画像書き込み速度(駆動周波数)が120Hz(いわゆる倍速液晶)である前記液晶表示装置Xにおいて,1フレーム期間は約8.3msである。もちろん,前記液晶パネル15の駆動周波数は,60Hzや240Hzなどであってもよい。
なお,前記バックライト制御部32による前記バックライトスキャン処理の実行の有無は,例えば不図示のリモコンや前記液晶表示装置Xの本体に設けられた操作キーのユーザ操作に応じて前記表示制御部11によって切り換えることが可能である。また,前記表示制御部11が表示映像の内容などに応じて自動的に前記バックライトスキャン処理の実行の有無を切り換えるものであってもよい。
図6に示すように,前記バックライト制御部32によって前記バックライトスキャン処理が実行されると,前記垂直同期信号(図6(a)参照)が受信された後,前記LED光源群L1〜L12各々は,対応する表示領域の1フレームの画像信号(図6(b)参照)の画像書き込み開始から約4.1ms(1フレームの50%)消灯した後,約4.1ms(1フレームの50%)点灯する。これにより,擬似的にインパルス駆動が実現されるため,動画表示の動きぼやけを防止することができる。
ここで,前記バックライト制御部32は,前記バックライトスキャン処理において,前記液晶駆動部22による画像信号の書き込みに連動して行われる。
また,前記バックライト制御部32は,前記垂直同期信号の受信後,前記LED光源群L1に対応する前記液晶パネル21の表示領域に存在するライン数分の水平同期信号の受信に応じて,前記LED光源群L2を約4.1ms消灯させ,その後,約4.1ms点灯させる。
同じく,前記バックライト制御部32は,前記垂直同期信号の受信後,前記LED光源群L1,L2に対応する前記液晶パネル21の表示領域に存在するライン数分の水平同期信号の受信に応じて,更に次のLED光源群L3が約4.1ms消灯させ,その後,約4.1ms点灯させる。
その後も同様の処理が繰り返されることにより,前記LED光源群L1〜L12は,各々が対応する前記液晶パネル21の複数ラインの液晶素子の走査に同期して順次明滅される。
具体的に,前記バックライト制御部32は,図7に示す消灯期間設定情報T11が予め記憶された記憶メモリ33(図1参照,消灯期間設定情報記憶手段の一例)を有している。
前記消灯期間設定情報T11では,前記液晶素子の過応答の程度及び前記平均階調変化量と前記バックライトスキャン処理(間欠点灯処理)における前記バックライト光源31の消灯期間との関係が定められている。
ここで,前記消灯期間設定情報で定められた前記消灯期間は,前記液晶素子の過応答の程度及び前記平均階調変化量の内容ごとに対応して,前記液晶素子の立ち上がりや立ち下がりまでの応答時間が前記バックライト光源31の消灯期間内に終了する時間として定められたものである。ここに,前記液晶素子の応答時間は,前記液晶素子の過応答の程度や前記平均階調変化量によって変化する。そこで,前記消灯期間設定情報T11では,前記消灯期間が,前記液晶素子の過応答の程度が大きく該液晶素子の応答時間が長いほど長く,前記平均階調変化量が大きく前記液晶素子の応答時間が長いほど長くなるように定められている。
そして,前記バックライト制御部32は,前記記憶メモリ33に記憶された消灯期間設定情報T11を参照し,前記液晶駆動部22によって表示階調が制御されるときの前記液晶素子の過応答の程度や前記平均階調変化量によって変化する前記液晶素子の応答時間に応じて,前記バックライト光源31の消灯期間内に前記液晶素子の立ち上がりや立ち上がりが終了するように,前記バックライト処理における前記バックライト光源31の消灯期間を制御する。例えば,前記バックライト制御部32は,前記液晶表示装置Xに設けられた不図示のクロック発生器によって生成される高周波のクロック信号に従って前記バックライト光源31の間欠点灯を制御するものである。この場合,前記バックライト制御部32は,前記間欠点灯における消灯タイミング及び点灯タイミングを計るための前記クロック信号のカウント数を変更することなどによって前記消灯期間の長短を調整することができる。これにより,例えば映像信号の垂直同期信号の整数倍の周期で前記バックライト光源31の明滅を制御するような場合に比べて緻密な制御を行うことが可能である。
なお,前記液晶素子の過応答の程度及び前記平均階調変化量のいずれか一方による前記液晶素子の応答時間の変化に応じて前記バックライト処理における前記バックライト光源31の消灯期間を制御することも他の実施例として考えられる。
ここでは,図8(b),図9(b),図10(b)各々に示すように,ある液晶素子の表示階調を,1フレーム目で「0」階調から「128」階調まで遷移させ,その後,2フレーム目で「128」階調から「64」階調に遷移させる場合であって,1フレーム目に対応する前記液晶パネル21全体の平均階調変化量が「128」,2フレーム目に対応する前記液晶パネル21全体の平均階調変化量が「64」である場合を例に挙げて説明する。
前記液晶駆動部22は,現在入力されている1フレームの画像信号と一つ前に入力されていた1フレームの画像信号とを比較することにより前記液晶素子各々の現在階調と目標階調との組み合わせ(変化前後の組み合わせ)を検出し,その組み合わせに対応する印加電圧を前記階調対応情報T1から抽出して前記液晶素子に供給する。そのため,前記液晶駆動部22は,少なくとも一つ前の1フレームの画像信号を保持している。
ここでは,現在階調が「0」,目標階調が「128」であるため,前記液晶駆動部22は,これらの組み合わせに対応する指標階調である「130」を前記階調対応情報T1から抽出する。そして,前記液晶駆動部22は,前記液晶素子に指標階調「130」に応じた印加電圧を供給し(図8(a)参照),該液晶素子の表示階調を変化させる(図8(b)参照)。そして,前記液晶駆動部22は,前記目標階調である「128」に応じた印加電圧を前記液晶素子に供給する(図8(a)参照)。
このとき,前記液晶素子の表示階調は,図8(b)に示すように,過応答(オーバーシュート)により「128」階調を超えた後,「128」階調まで下がって安定することとなる。そのため,前記液晶素子の過応答の程度が大きいほど該液晶素子が目標階調に安定するまでの応答時間が長くなり,前記液晶素子の過応答の程度が小さいほど応答時間が短くなる。
そこで,前記バックライト制御部32は,図8(c)に示すように,前記液晶素子の表示階調の遷移が終了するまでの間,即ち前記液晶素子の立ち上がりや立ち下がりまでの応答時間が経過するまでの間は,前記バックライト光源31を消灯させている。
具体的に,前記バックライト制御部32は,1フレーム目については,前記液晶駆動部22が前記階調対応情報T1を用いていること及び前記平均階調変化量が「128」であることと,前記消灯期間設定情報T11(図7参照)とに基づいて,即ち前記液晶素子の応答時間が変化することになる前記液晶素子の過応答の程度及び前記平均階調変化量に応じて,前記バックライト光源31の消灯期間を「4.7s」に設定する。これにより,前記液晶パネル31に設けられた液晶素子のうち表示階調の変化量が前記平均階調変化量以下である一部の液晶素子については,立ち上がりや立ち下がりが前記バックライト光源31の消灯期間内に行われることとなる。なお,前記バックライト制御部32は,前記消灯期間が延長された分だけ,前記バックライト光源31の点灯期間を短縮する。
このとき,前記液晶素子の表示階調は,図8(b)に示すように,過応答(アンダーシュート)により「64」階調を超えた後,「64」階調まで上がって安定することとなる。そのため,前記液晶素子の過応答の程度が大きいほど該液晶素子が目標階調に安定するまでの応答時間が長くなり,前記液晶素子の過応答の程度が小さいほど応答時間が短くなる。
そこで,前記バックライト制御部32は,2フレーム目についても,前記液晶駆動部22が前記階調対応情報T1を用いていること及び前記平均階調変化量が「64」であることと,前記消灯期間設定情報T11(図7参照)とに基づいて,前記バックライト光源31の消灯期間を「4.5s」に設定する。これにより,前記液晶パネル31に設けられた液晶素子のうち表示階調の変化量が前記平均階調変化量以下である一部の液晶素子については,立ち上がりや立ち下がりが前記バックライト光源31の消灯期間内に行われることとなる。
そのため,前記階調対応情報T2を用いる場合には,前記バックライト制御部32は,1フレーム目については,前記液晶駆動部22が前記階調対応情報T2を用いていること及び前記平均階調変化量が「128」であることと,前記消灯期間設定情報T11(図7参照)とに基づいて,前記バックライト光源31の消灯期間を「4.9s」に設定する。また,2フレーム目については,前記バックライト制御部32は,前記液晶駆動部22が前記階調対応情報T2を用いていること及び前記平均階調変化量が「64」であることと,前記消灯期間設定情報T11(図7参照)とに基づいて,前記バックライト光源31の消灯期間を「4.7s」に設定する。
そのため,前記階調対応情報T3を用いる場合には,前記バックライト制御部32は,1フレーム目については,前記液晶駆動部22が前記階調対応情報T3を用いていること及び前記平均階調変化量が「128」であることと,前記消灯期間設定情報T11(図7参照)とに基づいて,前記バックライト光源31の消灯期間を「4.5s」に設定する。また,2フレーム目については,前記バックライト制御部32は,前記液晶駆動部22が前記階調対応情報T2を用いていること及び前記平均階調変化量が「64」であることと,前記消灯期間設定情報T11(図7参照)とに基づいて,前記バックライト光源31の消灯期間を「4.3s」に設定する。
さらに,前記バックライト制御部32が,前記バックライト光源31のバックライトスキャン処理における消灯時間を,前記液晶パネル21の表示領域を垂直方向に複数に分割した所定の映像領域ごとに変更することも考えられる。この場合には,前記所定の映像領域ごとに該所定の映像領域における前後のフレーム間の階調変化量に応じて前記バックライトスキャン処理における消灯時間を変更することが考えられる。これにより,前記所定の映像領域ごとに適した消灯時間を設定することができ,映像のブレを改善することができる。
例えば,前記液晶パネル21の表示領域を垂直方向に6つの映像領域に分割した場合,その6つの映像領域ごとに,該映像領域において前後のフレーム間の階調階調変化量が最も大きい画素に注目し,その画素の階調変化量が大きいほど前記バックライトスキャン処理における消灯時間を長くし,該階調変化量が小さいほど前記バックライトスキャン処理における消灯時間を短くする前記バックライトスキャン処理における消灯時間を変更することが考えられる。もちろん,その6つの映像領域ごとに平均階調変化量を算出し,該映像領域ごとにその平均階調変化量に応じて前記消灯時間を変更してもよい。
また,同様に前記液晶素子の過応答の程度や前記液晶素子の表示階調の変化量に対して所定の演算を行うことにより,前記バックライトスキャン処理における前記液晶素子の消灯期間を算出することも考えられる。
さらに,本実施の形態では,前記バックライト光源31のLED光源31a各々を前記LED光源群L1〜L12ごとに明滅させる構成を例に挙げて説明したが,全ての前記LED光源31aを同時に明滅させる間欠点灯処理についても本発明を適用することが可能である。
また,本発明は,前記液晶素子の表示階調を現状よりも白色度が高い表示階調に変化させる場合,又は前記液晶素子の表示階調を現状よりも白色度が低い表示階調に変化させる場合のいずれか一方だけで,前記液晶素子を過応答(オーバーシュート又はアンダーシュート)させる構成についても適用可能である。
なお,本実施の形態では,前記液晶表示装置Xがノーマリーブラック方式である場合を例に挙げて説明したが,ノーマリーホワイト方式である場合にも本発明を適用し得る。この場合には,前記バックライトスキャン処理が実行されるときは,通常の印加電圧よりも前記液晶素子の白色度が高くなるように低い値に設定された印加電圧がオーバーシュート電圧として前記液晶素子に供給すればよい。
21…液晶パネル
22…液晶駆動部
23…記憶メモリ
31…バックライト光源
32…バックライト制御部
L1〜L12…LED光源群
X…液晶表示装置
Claims (6)
- 印加電圧により透過率が変化する複数の液晶素子を有する液晶パネルと,前記液晶パネルを背後から照明するバックライト光源と,前記液晶素子への印加電圧を制御することにより該液晶素子の表示階調を制御する液晶駆動制御手段と,前記バックライト光源を間欠点灯させる間欠点灯処理を実行するバックライト制御手段とを備えてなり,
前記バックライト制御手段が,前記バックライト光源の消灯期間内に前記液晶パネルにおける一部又は全部の前記液晶素子の立ち上がり及び/又は立ち下がりが終了するように,前記液晶駆動制御手段によって表示階調が制御されるときの前記液晶素子の応答時間に応じて前記間欠点灯処理における前記バックライト光源の消灯期間を制御してなることを特徴とする液晶表示装置。 - 前記液晶駆動制御手段が,前記液晶素子の表示階調を変化させるとき,前記液晶素子の表示階調の変化方向の過応答が強くなる印加電圧を該液晶素子に印加するものであって,
前記バックライト制御手段が,前記液晶素子の応答時間が変化することになる前記液晶駆動制御手段によって制御される前記液晶素子の表示階調の変化方向の過応答の程度に応じて前記間欠点灯処理における前記バックライト光源の消灯期間を制御するものである請求項1に記載の液晶表示装置。 - 前記バックライト制御手段が,前記液晶素子の応答時間が変化することになる前記液晶駆動制御手段によって制御される前記液晶素子の表示階調の前記表示階調の変化量に応じて前記間欠点灯処理における前記バックライト光源の消灯期間を制御するものである請求項1に記載の液晶表示装置。
- 前記液晶駆動制御手段が,前記液晶素子の表示階調を変化させるとき,前記液晶素子の表示階調の変化方向の過応答が強くなる印加電圧を該液晶素子に印加するものであって,
前記バックライト制御手段が,前記液晶素子の応答時間が変化することになる前記液晶駆動制御手段によって制御される前記液晶素子の表示階調の変化方向の過応答の程度及び前記表示階調の変化量に応じて前記間欠点灯処理における前記バックライト光源の消灯期間を制御するものである請求項1に記載の液晶表示装置。 - 前記過応答の程度及び/又は前記表示階調の変化量と前記間欠点灯処理における前記バックライト光源の消灯期間との関係を定めた消灯期間設定情報が予め記憶された消灯期間設定情報記憶手段を更に備えてなり,
前記バックライト制御手段が,前記消灯期間設定情報記憶手段に記憶された前記消灯期間設定情報と前記過応答の程度及び/又は前記表示階調の変化量とに基づいて前記間欠点灯処理における前記バックライト光源の消灯期間を制御するものである請求項2〜4のいずれかに記載の液晶表示装置。 - 前記バックライト光源が,前記液晶パネルの垂直方向における複数の表示領域に対応して並設された複数の光源を含んでなり,
前記バックライト制御手段によって実行される前記間欠点灯処理が,前記複数の光源を順次間欠点灯させるバックライトスキャン処理であり,
前記バックライト制御手段が,前記液晶素子の応答時間に応じて前記バックライトスキャン処理における前記バックライト光源の消灯期間を制御するものである請求項1〜5のいずれかに記載の液晶表示装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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