JP2011075420A - 遠心分離装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】平面状の円板24に、測定対象の液体である血液の導入口(開口部25)と空気穴27とをつなぎ、開口部25を血液の上流部、空気穴27を下流部としたときに、上流部から下流部へは、円板24の径方向に内側から外側に向かって延びて、折り返して円板24の径方向に外側から内側に向かって延びて形成されたU字型の複数の流路である溝26を備えることで、遠心分離を一度に行うことができる。
【選択図】図2
Description
しかしながら、上述の特許文献1の装置では、1回の採血に対して1つの血液分析装置が必要で、遠心分離も一度に1つの血液分析装置の遠心分離操作しかできない。実際の小動物の場合、核医学診断装置で撮像しながら所定時間で複数の採血を行う。特に、撮像開始直後は数秒間隔で採血を行うので、血液分析装置を交換する時間がない。また、複数のサンプルに対して一度に遠心分離操作を行うことができない。
血液は粘性があるので、微小体積の流路に進入しにくい。上述の特許文献1の装置ではポンプで引き入れているが、装置にポンプを組み込み、それを制御する必要が生じる。
上述の特許文献1の装置の流路形状で血球溜めに対して血液量が少ない場合は血漿も血球溜めに入り込む可能性がある。逆に、血球溜めに対して血液量が多い場合は血球が血球溜めから溢れ、血液排出口側の血漿しか取り出すことができなくなる。これらの問題を解決するためには、採血量に合わせて流路の大きさを変えなければいけないことが考えられる。
すなわち、この発明に係る遠心分離装置は、平面状の円板に、測定対象の液体の導入口と空気穴とをつなぎ、前記導入口を液体の上流部、前記空気穴を下流部としたときに、前記上流部から前記下流部へは、前記円板の径方向に内側から外側に向かって延びて、折り返して前記円板の径方向に外側から内側に向かって延びて形成されたU字型の複数の流路を備えた遠心分離装置であって、採取された前記測定対象の液体を前記導入口から導入して遠心分離を行うことを特徴とするものである。
図1は、実施例に係る採血装置、それに備えられた円板およびその周辺機器の概略斜視図である。本実施例では、測定対象の液体として血液を例に採って説明するとともに、液体採取装置として採血装置を例に採って説明し、遠心分離装置として、円板を例に採って説明する。
=πhwR …(1)
ただし、上記(1)式中のπは円周率である。幅w、深さhが一定の場合には、上記(1)式中では曲率半径Rを変えると曲線部分の体積Vが変わることを示しており、図5のグラフのようになる。ここで、血液の約45%が血球であるので、1μLの血液では0.45μLが血球となる。図5中の一点鎖線の直線は、血球が0.45μLとなる境界である。このグラフおよび上記(1)式により、研究開始当初の曲率半径RはRが1.5mmのときには体積Vが0.45μLを上回り、1μLの血液を分離しようとした場合、血漿も折り返しの曲線部分に寄ることになる。
上記(2)式中の右辺(=0.45Vb)は、血液の約45%を示す血球の体積を示し、上記(2)式中の左辺(=πhwR)は、溝26の折り返しの曲線部分の体積を示し、上記(2)式は、溝26の折り返しの曲線部分の体積が、遠心分離する血液に含まれる血球の体積以下を満たす条件である。このように、上記(2)式を満たす条件で、曲線部分の曲率半径Rを設定して溝26を形成すると、血漿が折り返しの曲線部分に入り込むことなく、血漿分離を行うことができる。したがって、採血量に合わせた曲線部分の曲率半径Rを設定して溝26を形成することができる。
マウス動脈にカテーテル14(図1および図2を参照)を挿入して、マウス血圧にて自出された動脈血を、カテーテル14を介して主流路13(図1および図2を参照)に導くことで、主流路13に血液を連続的に送り込む。
主流路13(図1および図2を参照)を血液が流れていないときには、主流路13を挟んで光源21(図1および図2を参照)に対向配置されたフォトダイオード22(図1および図2を参照)に光源21から照射された光が入射されるので、フォトダイオード22で光電変換された検出器信号がHighレベルとなってフォトダイオード22から出力される。逆に、主流路13を血液が流れているときには、光源21から照射された光がその血液によって遮られるので、フォトダイオード22に光が入射されずに、検出器信号がLowレベルとなってフォトダイオード22から出力される。このように、血液による遮光をフォトダイオード22が検知することで、その血液を光学的に監視(モニタ)しながら血液の長さ情報を測定し、そのフォトダイオード22による測定結果に基づいてバルブを制御する。バルブを制御することで、側路42から主流路13に送り込まれる空気あるいはガスの間隔、すなわちセパレータの間隔を制御する。主流路13は所定の寸法で溝加工したもので形成されているので、光学的に監視(モニタ)して得られる血液の長さ情報から、取り出されるべき血液の体積を得ることができる。
ステップS2で取り出された微量血液を、血液用配管16(図1および図2を参照)を介してディスペンサ23(図1および図2を参照)に送り込む。ディスペンサ23は円板(CDウェル)24(図1および図2を参照)の開口部25(図1を参照)に、取り出された微量血液毎にそれぞれ滴下する。この滴下によって、取り出された微量血液が円板24に移送される。
ステップS3で円板24(図1および図2を参照)に血液を移送したら、円板24を回転させて血漿および血球に分離する血漿分離を行う。
血漿および血球に血漿分離された円板24(図1および図2参照)ごとにサンプルとして、図示を省略するカセッテを開いて収容して、その上にイメージングプレートIP(図1を参照)を収容して、カセッテを閉じる。一定時間後、カセッテから円板24を取り出し、イメージングプレートIPに光を照射して露光を行う。この露光によって、血液中に含まれているβ+線の電離能により、イメージングプレートIPの蛍光体(図示を省略)の格子欠陥に電子が捕獲される。露光後のイメージングプレートIPをカセッテから取り出して、測定装置30(図1を参照)の読取部31(図1を参照)のカバー部に挿入する。
25 … 開口部
25A … 上面
25B … 下面
26 … 溝
27 … 空気穴
V … 曲線部分の体積
R … 曲線部分の曲率半径
Claims (11)
- 平面状の円板に、測定対象の液体の導入口と空気穴とをつなぎ、前記導入口を液体の上流部、前記空気穴を下流部としたときに、前記上流部から前記下流部へは、前記円板の径方向に内側から外側に向かって延びて、折り返して前記円板の径方向に外側から内側に向かって延びて形成されたU字型の複数の流路を備えた遠心分離装置であって、採取された前記測定対象の液体を前記導入口から導入して遠心分離を行うことを特徴とする遠心分離装置。
- 請求項1に記載の遠心分離装置において、前記円板の中央に円板を回転させる回転手段を備え、その回転手段による円板の遠心力を利用して、前記測定対象の液体を遠心分離させることを特徴とする遠心分離装置。
- 請求項1または請求項2に記載の遠心分離装置において、前記複数の流路を、前記円板の径方向に沿って放射状にそれぞれ配設することを特徴とする遠心分離装置。
- 請求項1から請求項3のいずれかに記載の遠心分離装置において、前記複数の各流路は、前記円板に対して所定の寸法で溝加工したもので形成されていることを特徴とする遠心分離装置。
- 請求項1から請求項4のいずれかの記載の遠心分離装置において、前記複数の各流路の内壁に親水加工を施したことを特徴とする遠心分離装置。
- 請求項1から請求項5のいずれかに記載の遠心分離装置において、前記複数の各流路の前記導入口は、上面を下面よりも広く形成したテーパ形状で形成されていることを特徴とする遠心分離装置。
- 請求項1から請求項6のいずれかに記載の遠心分離装置において、前記測定対象の液体は血液であって、前記血液を遠心分離させて血漿および血球に分離する血漿分離を行うことを特徴とする遠心分離装置。
- 請求項7に記載の遠心分離装置において、前記流路の折り返しにおける曲線部分の体積が、遠心分離する前記血液に含まれる前記血球の体積以下を満たす条件で、前記曲線部分の曲率半径を設定して前記流路を形成することを特徴とする遠心分離装置。
- 請求項1から請求項6のいずれかに記載の遠心分離装置において、前記測定対象の液体は放射性物質を含む液体であって、前記測定対象の液体を遠心分離させることを特徴とする遠心分離装置。
- 請求項9に記載の遠心分離装置において、前記流路の上面または下面をβ線が透過するのに十分な薄さに加工することを特徴とする遠心分離装置。
- 請求項1から請求項6のいずれかに記載の遠心分離装置において、前記測定対象の液体は蛍光剤を含む液体であって、前記測定対象の液体を遠心分離させることを特徴とする遠心分離装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2009227513A JP2011075420A (ja) | 2009-09-30 | 2009-09-30 | 遠心分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2009227513A JP2011075420A (ja) | 2009-09-30 | 2009-09-30 | 遠心分離装置 |
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