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JP2011074225A - コークス湿式消火方法および湿式消火設備 - Google Patents

コークス湿式消火方法および湿式消火設備 Download PDF

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JP2011074225A
JP2011074225A JP2009227210A JP2009227210A JP2011074225A JP 2011074225 A JP2011074225 A JP 2011074225A JP 2009227210 A JP2009227210 A JP 2009227210A JP 2009227210 A JP2009227210 A JP 2009227210A JP 2011074225 A JP2011074225 A JP 2011074225A
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Yoshiaki Kitayama
喜昭 北山
Shintaro Kikuchi
伸太郎 菊地
Masakatsu Takeshita
将功 竹下
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JFE Steel Corp
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Abstract

【課題】コークス炉から排出された赤熱コークスの湿式消火を行うに際して、消火後のコークスの含有水分の上昇を抑制できるとともに、短時間で効率的に湿式消火を行うことができるコークス湿式消火方法およびコークス湿式消火設備を提供する。
【解決手段】コークス炉から排出された赤熱コークス1を傾斜した底板12を有する消火貨車10Aに搭載して赤熱コークス1の湿式消火を行うに際して、底板12上に積載されている赤熱コークス1の上面に消火水を散水するとともに、底板12を貫通させた下部消火用給水配管18を経由して赤熱コークス1の下面に消火水を給水する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コークス炉から排出された赤熱コークスの湿式消火方法および湿式消火設備に関するものである。
石炭をコークス炉で乾留することでコークスが製造される。このとき、コークス炉から排出された乾留後のコークス(赤熱コークス)を高炉などへ輸送の際にベルトコンベヤなどの輸送設備が焼損することを防止するために、赤熱コークスに多量の水を散水して、ベルトコンベヤ等で輸送可能な温度(例えば250℃以下)まで冷却している。この散水による消火を湿式消火と呼んでいる。
一般的には、コークス炉からの赤熱コークスを消火貨車に搭載し、その消火貨車を消火塔に移動させて、消火塔内で消火貨車に搭載されている赤熱コークスに多量の水(消火水)を散水することで、赤熱コークスの湿式消火を行っている(例えば、特許文献1参照)。
上記のような赤熱コークスの湿式消火方法の一例を図3に示す。ここで、図3は、赤熱コークス(赤熱コークス塊)1を搭載した消火貨車10Nが軌道5上を走行して消火塔内に引き込まれた状態を消火貨車10Nの進行方向(前後方向)から見たものである。
図3に示すように、消火貨車10Nは、赤熱コークス1が搭載されるコークス搭載ボックス11を備えており、そのコークス搭載ボックス11は、消火貨車10Nの幅方向に所定の角度で傾斜し、その上に赤熱コークス1が積載される底板12と、底板12の傾斜上端部P点に配設された側板(上端側側板)13と、底板12の傾斜下端部Q点に配設された側板(下端側側板)14と、底板12の前端部に配設された前板(図示せず)と、底板12の後端部に配設された後板(図示せず)を有している。
なお、下端側側板14の下部には、消火したコークス1をコークス搭載ボックス11内から外部に排出するためのゲート15が設けられている。通常、下端側側板14の全体高さの内、下端Q点から全体高さの約1/3の高さ位置R点までの部分(図2中の範囲E)がゲート15になっている。ゲート15を開くと、底板12の傾斜に沿って赤熱コークス1が滑り落ちて、ゲート15から外部に排出される。
ここで、通常、コークス搭載ボックス11に赤熱コークス塊1を搭載する際には、底板12の傾斜上端部P点から傾斜下端部Q点までの底板12全体に亘って赤熱コークス塊1を積載するのではなく、底板12の所定の高さ位置まで赤熱コークス塊1を積載するようになっている。すなわち、底板12の傾斜上端部P点から所定距離下がった底板12上の位置C点に赤熱コークス塊1の上面が位置するように積載する。
一方、消火塔内には、消火貨車10Nに搭載されている赤熱コークス塊1を消火するために、散水装置20Nが消火貨車10Nの上方に位置するように設置されている。散水装置20Nは、消火水が貯留されたヘッドタンク21と、ヘッドタンク21から延設された主散水配管22と、主散水配管22に設置された散水バルブ23と、主散水配管22から分岐した散水配管24と、散水配管24の先端に取り付けられた散水ノズル25とを備えている。なお、通常、散水ノズル25は、消火貨車10Nの幅方向に複数個、消火貨車10Nの前後方向に複数列配置されている。
これによって、赤熱コークス1を搭載した消火貨車10Nが消火塔内に引き込まれると、散水装置20Nが作動して、ヘッドタンク21内の消火水が、主散水配管22、散水バルブ23、散水配管24を経由して、散水ノズル25から噴射され、消火貨車10Nに搭載されている赤熱コークス(赤熱コークス塊)1の上面に散水されるようになっている。
そして、散水装置20Nによる赤熱コークス1の消火が完了したら、消火塔内から消火貨車10を一時仮置場(ワーフ)に移動させ、コークス搭載ボックス11のゲート15を開いて、消火したコークス1をワーフに排出する。
特開昭58−213084号公報
高炉操業においては、コークスが含有する水分が低いほど燃費は向上し、また、熱変動による減風が無くなるなどのメリットがあるため、消火後のコークスの含有水分は低いことが好ましい。
これに対して、図3に示したような従来の湿式消火方法においては、消火貨車10Nに搭載されている赤熱コークス塊1の上面に消火水を散水するようにしているので、赤熱コークス塊1の上部より消火が開始され、徐々に赤熱コークス塊1の下部に向けて消火水が浸透し、赤熱コークス塊1の最下部の消火をもって散水完了となるため、その間、コークス塊1上面に消火水が掛かり続けることとなり、その消火水が既に消火されているコークス塊1内部に浸透して、消火後のコークスの含有水分が上昇するという問題があった。
しかも、赤熱コークス塊1の最下部の消火が完了まで散水時間を要することから、コークス炉操業においてサイクルタイムが遅延するという問題があった。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、コークス炉から排出された赤熱コークスの湿式消火を行うに際して、消火後のコークスの含有水分の上昇を抑制できるとともに、短時間で効率的に湿式消火を行うことができるコークス湿式消火方法およびコークス湿式消火設備を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は以下の特徴を有する。
[1]コークス炉から排出された赤熱コークスを傾斜した底板を有する消火貨車に搭載して赤熱コークスの湿式消火を行うコークス湿式消火方法において、
前記底板上に積載されている赤熱コークスの上面に消火水を散水するとともに、前記底板を貫通させた流路を経由して赤熱コークスの下面に消火水を給水することを特徴とするコークス湿式消火方法。
[2]コークス炉から排出された赤熱コークスを傾斜した底板を有する消火貨車に搭載して赤熱コークスの湿式消火を行うコークス湿式消火設備において、
前記底板上に積載されている赤熱コークスの上面に消火水を散水する手段と、前記底板を貫通した流路を経由して赤熱コークスの下面に消火水を給水する手段とを備えていることを特徴とするコークス湿式消火設備。
本発明においては、コークス炉から排出された赤熱コークスの湿式消火を行うに際して、赤熱コークス塊の上面に散水された消火水が赤熱コークス塊の内部を下方に向かって浸透していくだけでなく、底板を貫通させた流路を経由して赤熱コークスの下面に給水された消火水が底板に沿って下方に浸透していくので、これまで消火が最後になっていた赤熱コークス塊の最下部に消火水が迅速に到達して、素早く消火が行われるようになる。その結果、コークス塊の上面に散水する消火水の量が少なくて済むようになり、既に消火されているコークス塊内部に消火水が浸透することが低減されるとともに、コークス塊全体を消火するために掛かる消火時間も短縮される。
したがって、本発明を用いることによって、赤熱コークスの湿式消火を行う際に、消火後のコークスの含有水分の上昇を抑制できるとともに、短時間で効率的に湿式消火を行うことができる。
本発明の実施形態1を示す図である。 本発明の実施形態2を示す図である。 従来技術を示す図である。
本発明は、コークス炉から排出された赤熱コークスを傾斜した底板を有する消火貨車に搭載して赤熱コークスの湿式消火を行うに際して、底板上に積載されている赤熱コークスの上面に消火水を散水するとともに、底板を貫通させた流路を経由して赤熱コークスの下面に消火水を給水するようにしたものである。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[実施形態1]
図1に、本発明の実施形態1に係る赤熱コークスの湿式消火方法を示す。ここで、図1は、赤熱コークス(赤熱コークス塊)1を搭載した消火貨車10Aが軌道5上を走行して消火塔内に引き込まれた状態を消火貨車10Aの進行方向(前後方向)から見たものである。
図1において、消火貨車10Aは、図3で示した従来の消火貨車10Nと基本的な構成は同様である。すなわち、消火貨車10Aは、赤熱コークス1が搭載されるコークス搭載ボックス11を備えており、そのコークス搭載ボックス11は、消火貨車10の幅方向に所定の角度で傾斜し、その上に赤熱コークス1が積載される底板12と、底板12の傾斜上端部P点に配設された側板(上端側側板)13と、底板12の傾斜下端部Q点に配設された側板(下端側側板)14と、底板12の前端部に配設された前板(図示せず)と、底板12の後端部に配設された後板(図示せず)を有している。
なお、下端側側板14の下部には、消火したコークス1をコークス搭載ボックス11内から外部に排出するためのゲート15が設けられている。通常、下端側側板14の全体高さの内、下端Q点から全体高さの約1/3の高さ位置R点までの部分(図1中の範囲E)がゲート15になっている。ゲート15を開くと、底板12の傾斜に沿って赤熱コークス1が滑り落ちて、ゲート15から外部に排出される。
ここで、コークス搭載ボックス11に赤熱コークス塊1を搭載する際には、底板12の傾斜上端部P点から傾斜下端部Q点までの底板12全体に亘って赤熱コークス塊1を積載するのではなく、底板12の所定の高さ位置まで赤熱コークス塊1を積載するようになっている。すなわち、底板12の傾斜上端部P点から所定距離下がった底板12上の位置C点に赤熱コークス塊1の上面が位置するように積載する。
一方、消火塔内には、消火貨車10に搭載されている赤熱コークス塊1を消火するために、散水装置20Aが消火貨車10の上方に位置するように設置されている。
この散水装置20Aは、図3に示した従来の散水装置20Nと同様であり、消火水が貯留されたヘッドタンク21と、ヘッドタンク21から延設された主散水配管22と、主散水配管22に設置された散水バルブ23と、主散水配管22から分岐した散水配管24と、散水配管24の先端に取り付けられた散水ノズル25とを備えている。なお、散水ノズル25は、消火貨車10Aの幅方向に複数個、消火貨車10Aの前後方向に複数列配置されている。
その上で、この実施形態1においては、底板12を下方から貫通させた流路(配管)を設置し、その流路(配管)を経由して赤熱コークス塊1の下面に消火水を給水するようにしており、そのために、消火貨車10Aは、消火水を貯留した給水タンク(下部消火用給水タンク)16と、給水タンク16から底板12を貫通して底板12の上面に延びる給水配管(下部消火用給水配管)18と、給水タンク16の消火水を圧送するために給水配管18の途中に設置された給水ポンプ(下部消火用給水ポンプ)17とを備えている。
ここで、下部消火用給水配管18の先端(放水口)の位置F点は、底板12の傾斜下端側に向かう水平方向をA方向、底板12の傾斜上端側に向かう水平方向をB方向とすると、赤熱コークス塊1が積込まれる最上部(図1中のC点)からB方向に500mmの位置(図1中のG点)より、A方向に向かった位置に設置する。すなわち、図1中の範囲D(G点からQ点までの幅方向範囲)に設置する。その際、下部消火用給水配管18の放水口がA方向(底板12の傾斜下端部側方向)に向くようにしている。なお、下部消火用給水配管18の放水口も消火貨車10Aの前後方向に複数配置する。
そして、下部消火用給水配管18からの給水時間は、下部消火用給水ポンプ17の作動時間によって調整する。
これにより、赤熱コークス1を搭載した消火貨車10Aが消火塔内に引き込まれると、散水装置20Aが作動して、ヘッドタンク21内の消火水が、主散水配管22、散水バルブ23、散水配管24を経由して、散水ノズル25から噴射され、消火貨車10に搭載されている赤熱コークス塊1の上面に散水されるとともに、下部消火用給水給水タンク16内の消火水が、下部消火用給水配管18を経由して放水口F点から噴射され、底板12の上面(赤熱コークス塊1の下面)に給水されるようになっている。
これによって、この実施形態1においては、散水ノズル25から赤熱コークス塊1の上面に散水された消火水が赤熱コークス塊1の内部を下方に向かって浸透していくだけでなく、下部消火用給水配管18によって底板12の上面(赤熱コークス塊1の下面)に給水された消火水が底板12に沿って下方に浸透していくので、従来は消火が最後になっていた赤熱コークス塊の最下部(例えば、図1中のQ点、R点、S点で囲まれた部分)に消火水が迅速に到達して、素早く消火が行われるようになる。
その結果、散水ノズル25からコークス塊1の上面に散水する消火水の量が少なくて済むようになり、既に消火されているコークス塊内部に消火水が浸透することが低減されるので、消火後のコークスの含有水分の上昇を抑制できる。
また、コークス塊1全体を消火するために掛かる消火時間も短縮されるので、短時間で効率的に湿式消火を行うことができる。
そして、図1に示したこの実施形態1に係る赤熱コークスの湿式消火方法を用いた場合のコークス塊1全体を消火するために掛かる消火時間(散水ノズル25からの散水時間)yは、下部消火用給水配管18からの給水時間をxとした時に、図3に示した従来の赤熱コークスの湿式消火方法を用いた場合のコークス塊1全体を消火するために掛かる消火時間(散水ノズル25からの散水時間)aに比べて、下記のような関係で短縮される。
y=a−x×0.67
なお、実験結果等から、下部消火用給水配管18からの給水時間は、20秒〜60秒が好適であった。
そして、散水装置20Aと消火貨車10Aによる赤熱コークス1の消火が完了したら、消火塔内から消火貨車10Aを一時仮置場(ワーフ)に移動させ、コークス搭載ボックス11のゲート15を開いて、消火したコークス1をワーフに排出する。
[実施形態2]
図2に、本発明の実施形態2に係る赤熱コークスの湿式消火方法を示す。ここで、図2は、赤熱コークス(赤熱コークス塊)1を搭載した消火貨車10Bが軌道5上を走行して消火塔内に引き込まれた状態を消火貨車10Bの進行方向(前後方向)から見たものである。
図2において、消火貨車10Bは、図3で示した従来の消火貨車10Nと基本的な構成は同様である。すなわち、消火貨車10Aは、赤熱コークス1が搭載されるコークス搭載ボックス11を備えており、そのコークス搭載ボックス11は、消火貨車10の幅方向に所定の角度で傾斜し、その上に赤熱コークス1が積載される底板12と、底板12の傾斜上端部P点に配設された側板(上端側側板)13と、底板12の傾斜下端部Q点に配設された側板(下端側側板)14と、底板12の前端部に配設された前板(図示せず)と、底板12の後端部に配設された後板(図示せず)を有している。
なお、下端側側板14の下部には、消火したコークス1をコークス搭載ボックス11内から外部に排出するためのゲート15が設けられている。通常、下端側側板14の全体高さの内、下端Q点から全体高さの約1/3の高さ位置R点までの部分(図2中の範囲E)がゲート15になっている。ゲート15を開くと、底板12の傾斜に沿って赤熱コークス1が滑り落ちて、ゲート15から外部に排出される。
ここで、コークス搭載ボックス11に赤熱コークス塊1を搭載する際には、底板12の傾斜上端部P点から傾斜下端部Q点までの底板12全体に亘って赤熱コークス塊1を積載するのではなく、底板12の所定の高さ位置まで赤熱コークス塊1を積載するようになっている。すなわち、底板12の傾斜上端部P点から所定距離下がった底板12上の位置C点に赤熱コークス塊1の上面が位置するように積載する。
一方、消火塔内には、消火貨車10に搭載されている赤熱コークス塊1を消火するために、散水装置20Bが消火貨車10の上方に位置するように設置されている。
この散水装置20Bは、図3に示した従来の散水装置20Nと同様に、消火水が貯留されたヘッドタンク21と、ヘッドタンク21から延設された主散水配管22と、主散水配管22に設置された散水バルブ23と、主散水配管22から分岐した散水配管24と、散水配管24の先端に取り付けられた散水ノズル25とを備えている。なお、散水ノズル25は、消火貨車10Bの幅方向に複数個、消火貨車10Bの前後方向に複数列配置されている。
その上で、この実施形態2においては、底板12を下方から貫通させた流路(配管)を設置し、その流路(配管)を経由して赤熱コークス塊1の下面に消火水を給水するようにしており、そのために、散水装置20Bには、前記の散水配管24から分岐させた給水配管(下部消火用給水配管)26が設置されているとともに、消火貨車10Bには、底板12を貫通して底板12の上面に延びる給水配管(下部消火用給水配管)19が設置されている。そして、下部消火用給水配管26の先端に取り付けられているカップリング26aと、下部消火用給水配管19の後端に取り付けられているカップリング19aを繋ぐことによって、下部消火用給水配管26と下部消火用給水配管19が連結するようになっている。
ここで、下部消火用給水配管19の先端(放水口)の位置H点は、底板12の傾斜下端側に向かう水平方向をA方向、底板12の傾斜上端側に向かう水平方向をB方向とすると、赤熱コークス塊1が積込まれる最上部(図2中のC点)からB方向に500mmの位置(図2中のG点)より、A方向に向かった位置に設置する。すなわち、図2中の範囲D(G点からQ点までの幅方向範囲)に設置する。その際、下部消火用給水配管19の放水口がA方向(底板12の傾斜下端部側方向)に向くようにしている。なお、下部消火用給水配管19の放水口も消火貨車10Bの前後方向に複数配置する。
そして、下部消火用給水配管19からの給水時間は、下部消火用給水配管19に設置されている給水バルブ(図示せず)によって調整する。
これにより、赤熱コークス1を搭載した消火貨車10Bが消火塔内に引き込まれると、散水装置20Bが作動して、ヘッドタンク21内の消火水が、主散水配管22、散水バルブ23、散水配管24を経由して、散水ノズル25から噴射され、消火貨車10に搭載されている赤熱コークス塊1の上面に散水されるとともに、ヘッドタンク21内の消火水が、主散水配管22、散水バルブ23、下部消火用給水配管26、下部消火用給水配管19を経由して放水口H点から噴射され、底板12の上面(赤熱コークス塊1の下面)に給水されるようになっている。
これによって、この実施形態2においては、散水ノズル25から赤熱コークス塊1の上面に散水された消火水が赤熱コークス塊1の内部を下方に向かって浸透していくだけでなく、下部消火用給水配管19によって底板12の上面(赤熱コークス塊1の下面)に給水された消火水が底板12に沿って下方に浸透していくので、従来は消火が最後になっていた赤熱コークス塊の最下部(例えば、図2中のQ点、R点、S点で囲まれた部分)に消火水が迅速に到達して、素早く消火が行われるようになる。
その結果、散水ノズル25からコークス塊1の上面に散水する消火水の量が少なくて済むようになり、既に消火されているコークス塊内部に消火水が浸透することが低減されるので、消火後のコークスの含有水分の上昇を抑制できる。
また、コークス塊1全体を消火するために掛かる消火時間も短縮されるので、短時間で効率的に湿式消火を行うことができる。
そして、図2に示したこの実施形態2に係る赤熱コークスの湿式消火方法を用いた場合のコークス塊1全体を消火するために掛かる消火時間(散水ノズル25からの散水時間)yは、下部消火用給水配管19からの給水時間をxとした時に、図3に示した従来の赤熱コークスの湿式消火方法を用いた場合のコークス塊1全体を消火するために掛かる消火時間(散水ノズル25からの散水時間)aに比べて、下記のような関係で短縮される。
y=a−x×0.67
なお、実験結果等から、下部消火用給水配管19からの給水時間は、20秒〜60秒が好適であった。
そして、散水装置20Bと消火貨車10Bによる赤熱コークス1の消火が完了したら、消火塔内から消火貨車10Bを一時仮置場(ワーフ)に移動させ、コークス搭載ボックス11のゲート15を開いて、消火したコークス1をワーフに排出する。
本発明例1として、図1に示した本発明の実施形態1に係る赤熱コークスの湿式消火方法を用いて赤熱コークスの湿式消火を行った。その際、下部消火用給水配管18からの給水時間を60秒とした。
また、本発明例2として、図2に示した本発明の実施形態2に係る赤熱コークスの湿式消火方法を用いて赤熱コークスの湿式消火を行った。その際、下部消火用給水配管19からの給水時間を60秒とした。
一方、従来例として、図3に示した従来の赤熱コークスの湿式消火方法を用いて赤熱コークスの湿式消火を行った。
その結果、消火後のコークスの含有水分については、従来例では5.0%であったものが、本発明例1および本発明例2では4.0%に低減した。
また、消火時間(湿式消火におけるサイクルタイム)については、従来例に比べて本発明例1および本発明例2では40秒短縮された。
1 赤熱コークス
10A 消火貨車
10B 消火貨車
10N 消火貨車
11 コークス搭載ボックス
12 底板
13 上端側側板
14 下端側側板
15 ゲート
16 下部消火用給水タンク
17 下部消火用給水ポンプ
18 下部消火用給水配管
19 下部消火用給水配管
19a 下部消火用給水配管側カップリング
20A 散水装置
20B 散水装置
20N 散水装置
21 ヘッドタンク
22 主散水配管
23 散水バルブ
24 散水配管
25 散水ノズル
26 下部消火用給水配管
26a 下部消火用給水配管側カップリング

Claims (2)

  1. コークス炉から排出された赤熱コークスを傾斜した底板を有する消火貨車に搭載して赤熱コークスの湿式消火を行うコークス湿式消火方法において、
    前記底板上に積載されている赤熱コークスの上面に消火水を散水するとともに、前記底板を貫通させた流路を経由して赤熱コークスの下面に消火水を給水することを特徴とするコークス湿式消火方法。
  2. コークス炉から排出された赤熱コークスを傾斜した底板を有する消火貨車に搭載して赤熱コークスの湿式消火を行うコークス湿式消火設備において、
    前記底板上に積載されている赤熱コークスの上面に消火水を散水する手段と、前記底板を貫通した流路を経由して赤熱コークスの下面に消火水を給水する手段とを備えていることを特徴とするコークス湿式消火設備。
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Cited By (4)

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