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JP2011071621A - 逐次比較型a/d変換器を内蔵する半導体集積回路およびその動作方法 - Google Patents

逐次比較型a/d変換器を内蔵する半導体集積回路およびその動作方法 Download PDF

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JP2011071621A JP2009219015A JP2009219015A JP2011071621A JP 2011071621 A JP2011071621 A JP 2011071621A JP 2009219015 A JP2009219015 A JP 2009219015A JP 2009219015 A JP2009219015 A JP 2009219015A JP 2011071621 A JP2011071621 A JP 2011071621A
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Akira Kitagawa
亮 北川
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Abstract

【課題】下位ビットデジタル変換信号の精度の劣化を軽減する。
【解決手段】逐次比較型A/D変換器は、比較器1と逐次近似レジスタ2とローカルD/A変換器3と制御D/A変換器5と制御ユニット6を具備する。制御D/A変換器5の制御基準レベルVref´が基準電圧Vrefと同一の状態で、ローカルD/A変換器3のキャパシタアレイの上位アレイ31と下位アレイ32に既知の電圧レベルVin_Calを有するアナログ入力電圧が供給される。逐次近似レジスタ2の上位・下位ビットデジタル変換信号UB_0…、LB_0…とその理想値の誤差から、誤差を補償するコード値を有する制御デジタル信号CB_0…が制御ユニット6から制御D/A変換器5に供給され、コード値で制御された制御基準レベルVref´が下位アレイ32に供給され、実際のA/D変換が実行される。
【選択図】図2

Description

本発明は、逐次比較型A/D変換器を内蔵する半導体集積回路およびその動作方法に関し、特に逐次比較型A/D変換器の下位ビットデジタル変換信号の精度の劣化を軽減するのに有効な技術に関するものである。
中速・高精度のアナログ/デジタル変換器(A/D変換器)として好適な逐次比較型A/D変換器は、良く知られているように、比較器と逐次近似レジスタ(SAR:Successive Approximation Register)とローカルD/A変換器とを具備する。逐次比較型A/D変換器では、逐次近似レジスタ(SAR)は比較器の出力とローカルD/A変換器の入力との間に接続され、比較器の一方の入力端子と他方の入力端子にはアナログ入力信号とローカルD/A変換器のアナログ出力信号とがそれぞれ供給される。従って、アナログ入力信号のレベルにローカルD/A変換器のアナログ出力信号のレベルが一致するように、例えば2分探査法(Binary Search)によって逐次近似レジスタ(SAR)の保持データが逐次更新されることによって、逐次近似レジスタからアナログ入力信号のデジタル変換出力信号を得ることができる。
下記非特許文献1には、ローカルD/A変換器としてスイッチトキャパシタアレイを使用した低消費電力のCMOS型逐次比較型A/D変換器が記載されている。スイッチトキャパシタアレイは、1個の変換容量によって2つのアレイに分割されている。2つのアレイの各アレイは1・C、2・C…16・Cの重み付け容量を含み、1個の変換容量は32・C/31の容量値に設定されている。
また下記非特許文献2にも、下記非特許文献1と同様に、ローカルD/A変換器としてスイッチトキャパシタアレイを使用した逐次比較型A/D変換器が記載されている。このスイッチトキャパシタアレイは、1個の結合容量によって6ビット上位アレイと4ビット下位アレイとに分割されている。4ビット下位アレイは、1・C、2・C…8・Cの重み付け容量を含み、6ビット上位アレイの各容量は2・Cの均等容量を含んでいる。4ビット下位アレイに14・Cの追加容量が接続されることによって、6ビット上位アレイと4ビット下位アレイとの間の1個の結合容量の容量値は、2・Cの整数となるとされている。
B. Bechen at al, "A 10 bit very low−power CMOS SAR−ADC for capacitive micro−mechnical pressure measurement in implants", Advance in Radio Science, 2006http://www.adv−radio−sci.net/4/243/2006/ars−4−243−2006.pdf[平成21年08月02日検索] Pierangelo Confalonieri at al, "A 2.7mW 1MSps 10b Analog−to−Digital Converter with Built−in Reference Buffer and 1LSB Accuracy Programmable Input Range", 2004 IEEE Proceeding of the 30th European Solid−State Circuits Conference, 2004 ESSCIRC 21−23 Sept. 2004, PP.255−258.
本発明者等は本発明に先立って、逐次比較型A/D変換器を内蔵する半導体集積回路の開発に従事した。
図1は、本発明に先立って本発明者等によって検討された半導体集積回路に内蔵される逐次比較型A/D変換器の構成を示す図である。
《逐次比較型A/D変換器の構成》
図1に示す本発明に先立って本発明者等によって検討された逐次比較型A/D変換器は、比較器1と逐次近似レジスタ(SAR)2とローカルD/A変換器3とバッファ4とスイッチSW1、SW2を具備している。
逐次近似レジスタ(SAR)2とローカルD/A変換器3とを含む第1回路部100aと比較器1とバッファ4とスイッチSW1、SW2とは、非反転クロック信号(図示せず)に応答してアナログ入力電圧Vin_anのA/D変換を実行する。更に、第1回路部100aと同様に構成された第2回路部100bと比較器1とバッファ4とスイッチSW1、SW2とは、反転クロック信号(図示せず)に応答して他のアナログ入力電圧のA/D変換を実行する。その結果、複数のアナログ入力電圧の複数のA/D変換が、並列実行されることが可能となる。
このローカルD/A変換器3は、前記非特許文献2に記載の逐次比較型A/D変換器と同様に、スイッチトキャパシタアレイの上位アレイ31および下位アレイ32と、追加容量33と、結合容量34とを含んでいる。スイッチトキャパシタアレイの上位アレイ31は並列接続されたM+1個の上位容量セルUp_Cell_0…Up_Cell_Mを含み、スイッチトキャパシタアレイの下位アレイ32は並列接続されたN+1個の下位容量セルLo_Cell_0…Up_Cell_Nを含んでいる。
上位アレイ31の並列接続されたM+1個の上位容量セルUp_Cell_0…Up_Cell_Mには、A/D変換されるアナログ入力電圧Vin_anとA/D変換のための基準電圧Vrefとゼロボルト(0)とが供給される。下位アレイ32の並列接続されたN+1個の下位容量セルLo_Cell_0…Up_Cell_Nにも、A/D変換されるアナログ入力電圧Vin_anとA/D変換のための基準電圧Vrefとゼロボルト(0)とが供給される。
下位アレイ32の並列接続のN+1個の下位容量セルLo_Cell_0…Up_Cell_Nと接地電位Vssとの間には追加容量33が接続され、下位アレイ32の並列接続のN+1個の下位容量セルLo_Cell_0…Up_Cell_Nと上位アレイ31の並列接続のM+1個の上位容量セルUp_Cell_0…Up_Cell_Mとの間には結合容量34が接続されている。
比較器1の比較出力信号は逐次近似レジスタ(SAR)2の入力端子に供給され、逐次近似レジスタ(SAR)2のM+1個の上位ビットデジタル変換信号UB_0…UB_Mは上位アレイ31の並列接続のM+1個の上位容量セルUp_Cell_0…Up_Cell_Mにそれぞれ供給されて、逐次近似レジスタ(SAR)2のN+1個の下位ビットデジタル変換信号LB_0…LB_Nは下位アレイ32の並列接続のN+1個の下位容量セルLo_Cell_0…Up_Cell_Nにそれぞれ供給される。尚、バッファ4の非反転入力端子(+)には、基準電圧Vrefの半分の電圧レベルVref/2が供給され、バッファ4の出力端子と反転入力端子(−)とが接続されている。
図3は、図1に示した本発明に先立って本発明者等によって検討された逐次比較型A/D変換器の詳細な構成を示す図である。
図3に示すように、本発明に先立って本発明者等によって検討された逐次比較型A/D変換器では、上位アレイ31の上位容量セルUp_Cell_0…Up_Cell_Mの各上位容量セルは、容量値Cfの単位容量と切り換えスイッチSWとによって構成されている。各上位容量セルの単位容量の一端と他端とは、各切り換えスイッチSWの出力端子と信号線35にそれぞれ接続されている。各上位容量セルの各切り換えスイッチSWの上側入力端子と中間入力端子と下側入力端子とには基準電圧Vrefとアナログ入力電圧Vin_anとゼロボルト(0)とがそれぞれ供給される。下位アレイ32の下位容量セルLo_Cell_0…Up_Cell_Nの各下位容量セルは、容量値Cfの単位容量と切り換えスイッチSWによって構成されている。各下位容量セルの単位容量の一端と他端は、各切り換えスイッチSWの出力端子と信号線36にそれぞれ接続されている。信号線36は、追加容量33の一端および結合容量34の一端にそれぞれ接続され、追加容量33の他端は接地電位Vssに接続される一方、結合容量34の他端は信号線35に接続されている。また、信号線35は、スイッチSW1の出力端子と比較器1の一方の入力端子とに接続されている。各下位容量セルの各切り換えスイッチSWの上側入力端子と中間入力端子と下側入力端子には基準電圧Vrefとアナログ入力電圧Vin_anとゼロボルト(0)とがそれぞれ供給される。尚、追加容量33は容量値14Cfに設定され、結合容量34は容量値2Cfに設定されている。
《逐次比較型A/D変換器の動作》
図1と図3とに示した本発明に先立って本発明者等によって検討された逐次比較型A/D変換器のA/D変換動作は、下記のように実行される。
この逐次比較型A/D変換器によるA/D変換動作の前半でM+1ビットの上位ビットデジタル変換信号UB_0…UB_Mが生成され、A/D変換動作の後半でN+1ビットの下位ビットデジタル変換信号LB_0…LB_Nが生成される。上位ビットのA/D変換と下位ビットデジタルのA/D変換とに先立って、最初にアナログ入力電圧Vin_anのサンプルホールド動作が実行される。このアナログ入力電圧Vin_anのサンプルホールド動作には、図示されないサンプルホールド回路が使用される。この図示されないサンプルホールド回路は、サンプリングスイッチとホールド容量とバッファとを含んでいる。サンプリング期間にオン状態に制御されるサンプリングスイッチを介して、アナログ入力電圧Vin_anが、ホールド容量にサンプリングされる。サンプリング期間が経過すると、サンプリングスイッチはオフ状態に制御され、ホールド容量にホールドされたアナログ入力電圧Vin_anが高入力インピーダンスで低出力インピーダンスのボルテージフォロワ等によって構成されるバッファを介して逐次比較型A/D変換器のアナログ入力端子に供給される。以下に説明する上位ビットのA/D変換と下位ビットデジタルのA/D変換のアナログ入力電圧Vin_anは、上述したサンプルホールド回路によってホールドされたアナログ入力電圧を言うものである。
《上位ビットのA/D変換でのアナログ入力電圧のサンプリング動作》
上位ビットのA/D変換でのアナログ入力電圧Vin_anのサンプリング動作では、上位アレイ31の並列接続のM+1個の上位容量セルUp_Cell_0…Up_Cell_Mの各上位容量セルの各切り換えスイッチSWの中間入力端子と出力端子とが接続される。従って、このサンプリング動作で、上位アレイ31の並列接続のM+1個の上位容量セルUp_Cell_0…Up_Cell_MのM+1個の単位容量Cfの一端にアナログ入力電圧Vin_anが供給される。一方、このサンプリング動作では、スイッチSW1はオン状態にスイッチSW2はオフ状態にそれぞれ制御されるので、バッファ4の出力端子から反転入力端子(−)へのフィードバックによるボルテージフォロワによって信号線35の電位は基準電圧Vrefの半分の電圧レベルVref/2に設定される。従って、このサンプリング動作で、上位アレイ31の並列接続のM+1個の上位容量セルUp_Cell_0…Up_Cell_MのM+1個の単位容量Cfは、アナログ入力電圧Vin_anと電圧レベルVref/2との差電圧によって充電される。
《上位ビットのA/D変換での電圧比較動作》
上位ビットのA/D変換での1回目の電圧比較動作では、まず逐次近似レジスタ(SAR)2の上位ビットデジタル変換信号UB_0…UB_Mは、“1…0”のコードに設定される。この“1…0”のコードは、逐次近似レジスタ(SAR)2の上位ビットデジタル変換信号UB_0…UB_Mのオール“1”の“1…1”のコードの略中間値に対応する。図1と図3とに図示されていない上位ビットデジタルデコーダは逐次近似レジスタ(SAR)2の上位ビットデジタル変換信号UB_0…UB_Mの“1…0”のコードに応答して、上位アレイ31のM+1個の上位容量セルUp_Cell_0…Up_Cell_MのM+1個の切り換えスイッチSWを下記のように制御する。
すなわち、図示されない上位ビットデジタルデコーダは、上位アレイ31のM+1個の略半分の上位容量セルの切り換えスイッチSWを上側入力端子の基準電圧Vrefに接続する一方、上位アレイ31のM+1個の残りの略半分の上位容量セルの切り換えスイッチSWを下側入力端子のゼロボルト(0)に接続するものである。一方、この電圧比較動作では、スイッチSW1はオフ状態に、スイッチSW2はオン状態にそれぞれ制御される。従って、上位アレイ31のM+1個の上位容量セルUp_Cell_0…Up_Cell_Mは略Vref/2の充電エネルギーによってブーストされるので、信号線35にはブースト電圧が生成される。信号線35のブースト電圧は比較器1の一方の入力端子に供給される一方、ボルテージフォロワとして動作するバッファ4とスイッチSW2とを介して電圧レベルVref/2が比較器1の他方の入力端子に供給されるので、比較器1は他方の入力端子の電圧レベルVref/2を基準にして一方の入力端子に供給される信号線35のブースト電圧のレベルを比較する。
上位ビットのA/D変換での1回目の電圧比較動作で信号線35のブースト電圧が電圧レベルVref/2よりも高いと比較器1によって判定されると、上位ビットのA/D変換での2回目の電圧比較動作では、逐次近似レジスタ(SAR)2の上位ビットデジタル変換信号UB_0…UB_Mは“110…”のコードに設定される。この“110…”のコードは、逐次近似レジスタ(SAR)2の上位ビットデジタル変換信号UB_0…UB_Mのオール“1”の“1…1”のコードの略3/4のレベルに対応する。逆に、上位ビットのA/D変換での1回目の電圧比較動作で信号線35のブースト電圧が電圧レベルVref/2よりも低いと比較器1によって判定されると、上位ビットのA/D変換での2回目の電圧比較動作では、逐次近似レジスタ(SAR)2の上位ビットデジタル変換信号UB_0…UB_Mは“001…”のコードに設定される。この“001…”のコードは、逐次近似レジスタ(SAR)2の上位ビットデジタル変換信号UB_0…UB_Mのオール“1”の“1…1”のコードの略1/4のレベルに対応する。
その後、上位ビットのA/D変換での2回目の電圧比較動作では、逐次近似レジスタ(SAR)2の“110…”または“001…”の上位ビットコードに応答して図示されない上位ビットデジタルデコーダは、上位アレイ31のM+1個の略1/4または略3/4の上位容量セルの切り換えスイッチSWを上側入力端子の基準電圧Vrefに接続する一方、上位アレイ31のM+1個の残りの略3/4または略1/4の上位容量セルの切り換えスイッチSWを下側入力端子のゼロボルト(0)に接続するものである。一方、この電圧比較動作では、スイッチSW1はオフ状態、スイッチSW2はオン状態にそれぞれ制御される。従って、上位アレイ31のM+1個の上位容量セルUp_Cell_0…Up_Cell_Mは、略Vref/4または略3Vref/4の充電エネルギーによってブーストされるので、信号線35にブースト電圧が生成される。信号線35のブースト電圧は比較器1の一方の入力端子に供給される一方、ボルテージフォロワとして動作するバッファ4とスイッチSW2とを介して電圧レベルVref/2が比較器1の他方の入力端子に供給される。その結果、比較器1は他方の入力端子の電圧レベルVref/2を基準にして一方の入力端子に供給される信号線35のブースト電圧のレベルを比較する。
以上説明した電圧比較動作が反復されることにより、逐次近似レジスタ(SAR)2の上位ビットデジタル変換信号UB_0…UB_Mのコードが確定される。その後に、A/D変換動作の後半の動作によるN+1ビットの下位ビットデジタル変換信号LB_0…LB_Nの生成が、開始される。
《下位ビットのA/D変換でのアナログ入力電圧のサンプリング動作》
下位ビットのA/D変換でのアナログ入力電圧Vin_anのサンプリング動作では、下位アレイ32の並列接続のN+1個の下位容量セルLo_Cell_0…Lo_Cell_Nの各下位容量セルの各切り換えスイッチSWの中間入力端子と出力端子とが接続される。従って、このサンプリング動作で、下位アレイ32の並列接続のN+1個の上位容量セルLo_Cell_0…Lo_Cell_NのN+1個の単位容量Cfの一端にはアナログ入力電圧Vin_anが供給される。一方、このサンプリング動作では、スイッチSW1はオン状態にスイッチSW2はオフ状態にそれぞれ制御されるので、バッファ4の出力端子から反転入力端子(−)へのフィードバックによるボルテージフォロワによって信号線35の電位は基準電圧Vrefの半分の電圧レベルVref/2に設定される。従って、このサンプリング動作で、下位アレイ32の並列接続のN+1個の下位容量セルLo_Cell_0…Lo_Cell_NのN+1個の単位容量Cfと結合容量34との直列接続は、アナログ入力電圧Vin_anと電圧レベルVref/2との差電圧によって充電される。
《下位ビットのA/D変換での電圧比較動作》
下位ビットのA/D変換での1回目の電圧比較動作では、まず逐次近似レジスタ(SAR)2の上位ビットデジタル変換信号UB_0…UB_Mは、A/D変換動作の前半の動作によるM+1ビットの上位ビットデジタル変換信号UB_0…UB_Mの確定コードに設定される。
次に、逐次近似レジスタ(SAR)2の下位ビットデジタル変換信号LB_0…LB_Nは、“1…0”のコードに設定される。この“1…0”のコードは、逐次近似レジスタ(SAR)2の下位ビットデジタル変換信号LB_0…LB_Nのオール“1”の“1…1”のコードの略中間値に対応する。図1と図3とに図示されていない下位ビットデジタルデコーダは逐次近似レジスタ(SAR)2の下位ビットデジタル変換信号LB_0…LB_Nの“1…0”のコードに応答して、下位アレイ32のN+1個の下位容量セルLo_Cell_0…Lo_Cell_NのN+1個の切り換えスイッチSWを下記のように制御する。
すなわち、図示されない下位ビットデジタルデコーダは、下位アレイ32のN+1個の略半分の下位容量セルの切り換えスイッチSWを上側入力端子の基準電圧Vrefに接続する一方、下位アレイ32のN+1個の残りの略半分の下位容量セルの切り換えスイッチSWを下側入力端子のゼロボルト(0)に接続するものである。一方、この電圧比較動作では、スイッチSW1はオフ状態、スイッチSW2はオン状態にそれぞれ制御される。従って、下位アレイ32のN+1個の下位容量セルLo_Cell_0…Lo_Cell_Nと結合容量34との直列接続は略Vref/2の充電エネルギーによってブーストされるので、信号線35にブースト電圧が生成される。信号線35のブースト電圧は比較器1の一方の入力端子に供給される一方、ボルテージフォロワとして動作するバッファ4とスイッチSW2を介して電圧レベルVref/2が比較器1の他方の入力端子に供給される。その結果、比較器1は他方の入力端子の電圧レベルVref/2を基準にして一方の入力端子に供給される信号線35のブースト電圧のレベルを比較する。
下位ビットのA/D変換での1回目の電圧比較動作で信号線35のブースト電圧が電圧レベルVref/2よりも高いと比較器1によって判定されると、下位ビットのA/D変換での2回目の電圧比較動作では、逐次近似レジスタ(SAR)2の下位ビットデジタル変換信号LB_0…LB_Nは“110…”のコードに設定される。この“110…”のコードは、逐次近似レジスタ(SAR)2の下位ビットデジタル変換信号LB_0…LB_Nのオール“1”の“1…1”のコードの略3/4のレベルに対応する。逆に、下位ビットのA/D変換での1回目の電圧比較動作で信号線35のブースト電圧が電圧レベルVref/2よりも低いと比較器1によって判定されると、下位ビットのA/D変換での2回目の電圧比較動作では、逐次近似レジスタ(SAR)2の下位ビットデジタル変換信号LB_0…LB_Nは“001…”のコードに設定される。この“001…”のコードは、逐次近似レジスタ(SAR)2の下位ビットデジタル変換信号LB_0…LB_Nのオール“1”の“1…1”のコードの略1/4のレベルに対応する。
その後、下位ビットのA/D変換での2回目の電圧比較動作では、逐次近似レジスタ(SAR)2の“110…”または“001…”の下位のコードに応答して、図示されない下位ビットデジタルデコーダは、下位アレイ32のN+1個の略1/4または略3/4の下位容量セルの切り換えスイッチSWを上側入力端子の基準電圧Vrefに接続する一方、下位アレイ32のM+1個の残りの略3/4または略1/4の上位容量セルの切り換えスイッチSWを下側入力端子のゼロボルト(0)に接続するものである。一方、この電圧比較動作では、スイッチSW1はオフ状態に、スイッチSW2はオン状態にそれぞれ制御される。従って、下位アレイ32のN+1個の下位容量セルLo_Cell_0…Lo_Cell_Nと結合容量34の直列接続は、略Vref/4または略3Vref/4の充電エネルギーによってブーストされるので、信号線35にブースト電圧が生成される。信号線35のブースト電圧は比較器1の一方の入力端子に供給される一方、ボルテージフォロワとして動作するバッファ4とスイッチSW2とを介して電圧レベルVref/2が比較器1の他方の入力端子に供給される。その結果、比較器1は他方の入力端子の電圧レベルVref/2を基準にして一方の入力端子に供給される信号線35のブースト電圧のレベルを比較する。
以上説明した電圧比較動作が反復されることにより、逐次近似レジスタ(SAR)2の下位ビットデジタル変換信号LB_0…LB_Nのコードが確定される。従って、既に確定した逐次近似レジスタ(SAR)2の上位ビットデジタル変換信号UB_0…UB_Mのコードとこの時点で確定した逐次近似レジスタ(SAR)2の下位ビットデジタル変換信号LB_0…LB_Nのコードとによって、A/D変換動作によるデジタル変換信号が確定するものである。
一方、本発明に先立って本発明者等が図1と図3に示した逐次比較型A/D変換器について検討を行ったところ、下位ビットデジタル変換信号の精度が劣化する場合があり、A/D変換によるデジタル出力信号の誤差が生じることが判明した。
更に本発明者等がこの問題が発生する原因を検討したところ、下位アレイ32と追加容量33と結合容量34とが共通に接続される信号線36と接地電位Vssの間の寄生容量の容量値が、逐次比較型A/D変換器を内蔵する半導体集積回路の半導体製造プロセスのバラツキによって変化することであることを明らかとしたものである。
本発明は、以上のような本発明に先立った本発明者等による検討の結果、なされたものである。
従って、本発明の目的とするところは、逐次比較型A/D変換器の下位ビットデジタル変換信号の精度の劣化を軽減することにある。
また、本発明の他の目的とするところは、半導体集積回路の半導体製造プロセスのバラツキによる逐次比較型A/D変換器の下位ビットデジタル変換信号の精度の劣化を軽減することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうちの代表的なものについて簡単に説明すれば下記のとおりである。
すなわち、本発明の代表的な実施の形態は、逐次比較型A/D変換器を内蔵する半導体集積回路である。
前記逐次比較型A/D変換器は、比較器(1)と逐次近似レジスタ(2)とローカルD/A変換器(3)とを具備する。
前記ローカルD/A変換器(3)は、スイッチトキャパシタアレイの上位アレイ(31)と、スイッチトキャパシタアレイの下位アレイ(32)と、追加容量(33)と、結合容量(34)と、第1信号線(35)と、第2信号線(36)とを含む。
前記上位アレイ(31)の一端にはアナログ入力電圧(Vin_an)と基準電圧(Vref)が供給され、前記上位アレイ(31)の他端は前記第1信号線(35)を介して前記比較器(1)の第1入力端子に接続される。
前記下位アレイ(32)の一端には前記アナログ入力電圧(Vin_an)が供給され、前記下位アレイ(32)の他端は前記第2信号線(36)を介して前記追加容量(33)の一端と前記結合容量(34)の一端とに接続され、前記追加容量(33)の他端は接地電位(Vss)に接続され、前記結合容量(34)の他端は前記第1信号線(35)に接続される。
前記比較器(1)の第2入力端子に、比較基準レベル(Vref/2)が供給される。
前記比較器(1)の出力信号は、前記逐次近似レジスタ(2)の入力端子に供給される。
前記逐次近似レジスタ(2)から生成される上位ビットデジタル変換信号(UB_0…UB_M)と下位ビットデジタル変換信号(LB_0…LB_N)とは、前記上位アレイ(31)と前記下位アレイ(32)とにそれぞれ供給される。
前記逐次比較型A/D変換器は、制御D/A変換器(5)と制御ユニット(6)とを更に具備する。
前記制御ユニット(6)に、前記逐次近似レジスタ(2)から生成される前記上位ビットデジタル変換信号(UB_0…UB_M)と前記下位ビットデジタル変換信号(LB_0…LB_N)とが供給される。
前記制御D/A変換器(5)に、前記制御ユニット(6)から生成される制御デジタル信号(CB_0…CB_L)が供給される。
前記下位アレイ(32)の前記一端に、前記制御D/A変換器(5)から生成される制御基準レベル(Vref´)が供給される。
前記制御基準レベル(Vref´)が前記基準電圧(Vref)と略同一に設定された状態で、前記上位アレイ(31)の前記一端と前記下位アレイ(32)の前記一端とに既知の電圧レベル(Vin_Cal)を有する前記アナログ入力電圧(Vin_an)が供給される。
前記状態にて前記逐次近似レジスタ(2)から生成される前記上位ビットデジタル変換信号(UB_0…UB_M)および前記下位ビットデジタル変換信号(LB_0…LB_N)とこれらの理想値の誤差から、前記誤差を補償するコード値を有する前記制御デジタル信号(CB_0…CB_L)を前記制御ユニット(6)が生成可能とされたことを特徴とするものである(図2参照)。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、本発明によれば、逐次比較型A/D変換器の下位ビットデジタル変換信号の精度の劣化を軽減することができる。
図1は、本発明に先立って本発明者等によって検討された半導体集積回路に内蔵される逐次比較型A/D変換器の構成を示す図である。 図2は、本発明の実施の形態1による半導体集積回路に内蔵される逐次比較型A/D変換器の構成を示す図である。 図3は、図1に示した本発明に先立って本発明者等によって検討された逐次比較型A/D変換器の詳細な構成を示す図である。 図4は、図2に示した本発明の実施の形態1による半導体集積回路に内蔵される逐次比較型A/D変換器の具体的な構成の一例である本発明の実施の形態2による逐次比較型A/D変換器を示す図である。 図5は、図2に示した本発明の実施の形態1による半導体集積回路に内蔵される逐次比較型A/D変換器に含まれるキャリブレーションD/A変換器5のD/A変換回路51として電流セル・マトリックス型D/A変換器を使用した場合の構成を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態4による半導体集積回路に内蔵される逐次比較型A/D変換器の構成を示す図である。 図7は、本発明の実施の形態5による半導体集積回路の構成を示す図である。
1.実施の形態の概要
まず、本願において開示される発明の代表的な実施の形態について概要を説明する。代表的な実施の形態についての概要説明で括弧を付して参照する図面の参照符号はそれが付された構成要素の概念に含まれるものを例示するに過ぎない。
〔1〕本発明の代表的な実施の形態は、逐次比較型A/D変換器を内蔵する半導体集積回路である。
前記逐次比較型A/D変換器は、比較器(1)と逐次近似レジスタ(2)とローカルD/A変換器(3)とを具備するものである。
前記ローカルD/A変換器(3)は、スイッチトキャパシタアレイの上位アレイ(31)と、スイッチトキャパシタアレイの下位アレイ(32)と、追加容量(33)と、結合容量(34)と、第1信号線(35)と、第2信号線(36)とを含むものである。
前記上位アレイ(31)の一端にはアナログ入力電圧(Vin_an)と基準電圧(Vref)が供給可能とされ、前記上位アレイ(31)の他端は前記第1信号線(35)を介して前記比較器(1)の第1入力端子に接続される。
前記下位アレイ(32)の一端には前記アナログ入力電圧(Vin_an)が供給可能とされ、前記下位アレイ(32)の他端は前記第2信号線(36)を介して前記追加容量(33)の一端と前記結合容量(34)の一端とに接続され、前記追加容量(33)の他端は接地電位(Vss)に接続され、前記結合容量(34)の他端は前記第1信号線(35)に接続される。
前記比較器(1)の第2入力端子に、比較基準レベル(Vref/2)が供給可能とされる。
前記比較器(1)の出力信号は、前記逐次近似レジスタ(2)の入力端子に供給される。
前記逐次近似レジスタ(2)から生成される上位ビットデジタル変換信号(UB_0…UB_M)と下位ビットデジタル変換信号(LB_0…LB_N)とは、前記上位アレイ(31)と前記下位アレイ(32)とにそれぞれ供給される。
前記逐次比較型A/D変換器は、制御D/A変換器(5)と制御ユニット(6)とを更に具備する。
前記制御ユニット(6)に、前記逐次近似レジスタ(2)から生成される前記上位ビットデジタル変換信号(UB_0…UB_M)と前記下位ビットデジタル変換信号(LB_0…LB_N)とが供給可能とされる。
前記制御D/A変換器(5)に、前記制御ユニット(6)から生成される制御デジタル信号(CB_0…CB_L)が供給可能とされる。
前記下位アレイ(32)の前記一端に、前記制御D/A変換器(5)から生成される制御基準レベル(Vref´)が供給可能とされる。
前記制御基準レベル(Vref´)が前記基準電圧(Vref)と略同一に設定された状態で、前記上位アレイ(31)の前記一端と前記下位アレイ(32)の前記一端とに既知の電圧レベル(Vin_Cal)を有する前記アナログ入力電圧(Vin_an)が供給可能とされる。
前記状態にて前記逐次近似レジスタ(2)から生成される前記上位ビットデジタル変換信号(UB_0…UB_M)および前記下位ビットデジタル変換信号(LB_0…LB_N)とこれらの理想値の誤差から、前記誤差を補償するコード値を有する前記制御デジタル信号(CB_0…CB_L)を前記制御ユニット(6)が生成可能とされたことを特徴とするものである(図2参照)。
前記実施の形態によれば、逐次比較型A/D変換器の下位ビットデジタル変換信号の精度の劣化を軽減することができる。
好適な実施の形態による半導体集積回路は、前記誤差を補償する前記コード値を有する前記制御デジタル信号を格納可能な不揮発性もしくは揮発性の半導体メモリを更に具備することを特徴とするものである。
他の好適な実施の形態では、前記半導体メモリは不揮発性である。
前記半導体集積回路の工場出荷前のテスティング工程にて、前記誤差を補償する前記コード値を有する前記制御デジタル信号が不揮発性の前記半導体メモリに格納可能であることを特徴とするものである(図2参照)。
更に他の好適な実施の形態では、前記半導体メモリは揮発性である。
前記半導体集積回路の工場出荷後の前記半導体集積回路を搭載したシステムの電源投入時もしくは動作中の適切なタイミングにて、前記誤差を補償する前記コード値を有する前記制御デジタル信号が揮発性の前記半導体メモリに格納可能であることを特徴とするものである(図2参照)。
より好適な実施の形態は、前記制御D/A変換器(5)は前記制御基準レベル(Vref´)を抵抗の電圧降下によって生成する制御D/A変換回路(51)を含むことを特徴とするものである(図4、図5参照)。
他のより好適な実施の形態は、前記制御D/A変換回路(51)は抵抗ストリング型D/A変換器と抵抗ラダー型D/A変換器と電流セル・マトリックス型D/A変換器のいずれかによって構成されたことを特徴とするものである。
具体的な実施の形態は、前記比較器(1)と前記ローカルD/A変換器(3)と前記制御D/A変換器(5)とは、比較的高いアナログ電源電圧が供給されるアナログ信号処理回路に含まれる。
前記逐次近似レジスタ(2)と前記制御ユニット(6)とは、前記アナログ電源電圧よりも低いデジタル電源電圧が供給されるデジタル信号処理回路に含まれる。
前記逐次比較型A/D変換器は、前記アナログ信号処理回路と前記デジタル信号処理回路に接続され前記アナログ信号処理回路と前記デジタル信号処理回路との間の信号レベルシフトの機能を有する複数のレベルシフター(8A、8B、8C)を更に具備することを特徴とするものである(図6参照)。
より具体的な実施の形態による半導体集積回路は、前記逐次比較型A/D変換器のA/D変換によって生成されるデジタル変換出力信号を処理する処理ユニット(21)を更に具備することを特徴とするものである(図7参照)。
他のより具体的な実施の形態による半導体集積回路は、複数チャンネルのアナログ入力信号(AN0…AN1)が供給可能なマルチプレクサー(11)を更に具備する。
前記マルチプレクサー(11)は、前記複数チャンネルのアナログ入力信号から任意の1つのアナログ入力信号を前記アナログ入力電圧(Vin_an)として前記逐次比較型A/D変換器のアナログ入力端子に供給可能とされる。
前記処理ユニット(21)は、前記マルチプレクサー(11)によって供給される前記アナログ入力電圧(Vin_an)の前記逐次比較型A/D変換器の前記A/D変換によって生成される前記デジタル変換出力信号を処理することが可能とされたことを特徴とするものである(図7参照)。
最も具体的な実施の形態は、前記状態にて前記既知の電圧レベル(Vin_Cal)を有する前記アナログ入力電圧(Vin_an)が前記マルチプレクサー(11)によって前記上位アレイ(31)の前記一端と前記下位アレイ(32)の前記一端とに供給可能とされたことを特徴とするものである(図7参照)。
〔2〕本発明の別の観点の代表的な実施の形態は、逐次比較型A/D変換器を内蔵する半導体集積回路の動作方法である。
前記逐次比較型A/D変換器は、比較器(1)と逐次近似レジスタ(2)とローカルD/A変換器(3)とを具備するものである。
前記ローカルD/A変換器(3)は、スイッチトキャパシタアレイの上位アレイ(31)と、スイッチトキャパシタアレイの下位アレイ(32)と、追加容量(33)と、結合容量(34)と、第1信号線(35)と、第2信号線(36)とを含むものである。
前記上位アレイ(31)の一端にはアナログ入力電圧(Vin_an)と基準電圧(Vref)が供給可能とされ、前記上位アレイ(31)の他端は前記第1信号線(35)を介して前記比較器(1)の第1入力端子に接続される。
前記下位アレイ(32)の一端には前記アナログ入力電圧(Vin_an)が供給可能とされ、前記下位アレイ(32)の他端は前記第2信号線(36)を介して前記追加容量(33)の一端と前記結合容量(34)の一端とに接続され、前記追加容量(33)の他端は接地電位(Vss)に接続され、前記結合容量(34)の他端は前記第1信号線(35)に接続される。
前記比較器(1)の第2入力端子に、比較基準レベル(Vref/2)が供給可能とされる。
前記比較器(1)の出力信号は、前記逐次近似レジスタ(2)の入力端子に供給される。
前記逐次近似レジスタ(2)から生成される上位ビットデジタル変換信号(UB_0…UB_M)と下位ビットデジタル変換信号(LB_0…LB_N)とは、前記上位アレイ(31)と前記下位アレイ(32)とにそれぞれ供給される。
前記逐次比較型A/D変換器は、制御D/A変換器(5)と制御ユニット(6)とを更に具備する。
前記制御ユニット(6)に、前記逐次近似レジスタ(2)から生成される前記上位ビットデジタル変換信号(UB_0…UB_M)と前記下位ビットデジタル変換信号(LB_0…LB_N)とが供給可能とされる。
前記制御D/A変換器(5)に、前記制御ユニット(6)から生成される制御デジタル信号(CB_0…CB_L)が供給可能とされる。
前記下位アレイ(32)の前記一端に、前記制御D/A変換器(5)から生成される制御基準レベル(Vref´)が供給可能とされる。
前記制御基準レベル(Vref´)が前記基準電圧(Vref)と略同一に設定された状態で、前記上位アレイ(31)の前記一端と前記下位アレイ(32)の前記一端とに既知の電圧レベル(Vin_Cal)を有する前記アナログ入力電圧(Vin_an)が供給可能とされる。
前記状態にて前記逐次近似レジスタ(2)から生成される前記上位ビットデジタル変換信号(UB_0…UB_M)および前記下位ビットデジタル変換信号(LB_0…LB_N)とこれらの理想値の誤差から、前記誤差を補償するコード値を有する前記制御デジタル信号(CB_0…CB_L)を前記制御ユニット(6)が生成可能とされたことを特徴とするものである(図2参照)。
前記実施の形態によれば、逐次比較型A/D変換器の下位ビットデジタル変換信号の精度の劣化を軽減することができる。
2.実施の形態の詳細
次に、実施の形態について更に詳述する。尚、発明を実施するための最良の形態を説明するための全図において、前記の図と同一の機能を有する部品には同一の符号を付して、その繰り返しの説明は省略する。
[実施の形態1]
《逐次比較型A/D変換器の構成》
図2は、本発明の実施の形態1による半導体集積回路に内蔵される逐次比較型A/D変換器の構成を示す図である。
図2に示す本発明の実施の形態1による逐次比較型A/D変換器が、図1に示した本発明に先立って本発明者等によって検討された逐次比較型A/D変換器と相違するのは、次の点である。
すなわち、その相違点は、図2に示す本発明の実施の形態1による逐次比較型A/D変換器には、図1に示した逐次比較型A/D変換器に含まれていなかったキャリブレーションD/A変換器5とキャリブレーションユニット6とキャリブレーションアナログ入力ユニット7が追加されていることであり、その他は同一である。
《逐次比較型A/D変換器の動作》
図2に示す本発明の実施の形態1による逐次比較型A/D変換器による動作は、下記のようになる。
キャリブレーションD/A変換器5は、キャリブレーションユニット6から生成されるL+1ビットのキャリブレーションデジタル出力信号CB_0…CB_Lに応答してキャリブレーション基準電圧Vref´を生成するD/A変換回路51を含んでいる。キャリブレーションD/A変換器5は、出力端子から反転入力端子(−)へのフィードバックによってボルテージフォロワとして動作するバッファ52を更に含んでいる。従って、キャリブレーションD/A変換器5のD/A変換回路51から生成されるキャリブレーション基準電圧Vref´は、バッファ52の非反転入力端子(+)と出力端子との間の信号経路を介して、逐次比較型A/D変換器の下位アレイ32のN+1個の下位容量セルLo_Cell_0…Lo_Cell_Nに供給される。特に、逐次比較型A/D変換器を内蔵する半導体集積回路のキャリブレーション動作期間の初期でキャリブレーションD/A変換器5から生成されるキャリブレーション基準電圧Vref´は、半導体集積回路の通常のA/D変換動作の間に上位アレイ31の並列接続のM+1個の上位容量セルUp_Cell_0…Up_Cell_Mに供給される基準電圧Vrefの電圧レベルと同一となるように制御される。すなわち、この制御はキャリブレーションユニット6から生成されるキャリブレーションデジタル出力信号CB_0…CB_Lの初期コード値を適切に設定することによって、可能となるものである。
また、逐次比較型A/D変換器を内蔵する半導体集積回路のキャリブレーション動作期間では、サンプルホールド回路(図示せず)のサンプリングスイッチはオフ状態に制御される一方、キャリブレーションアナログ入力ユニット7のスイッチCal_SWがオン状態に制御される。従って、キャリブレーション動作期間では、キャリブレーションアナログ入力ユニット7のスイッチCal_SWを介して、キャリブレーションアナログ入力電圧Vin_Calが逐次比較型A/D変換器のアナログ入力端子に供給される。その結果、キャリブレーション動作期間では、逐次比較型A/D変換器はローカルD/A変換器3の上位アレイ31と下位アレイ32とを使用してキャリブレーション基準電圧Vref´のA/D変換を実行する。
一方、キャリブレーションアナログ入力電圧Vin_Calの電圧レベルは既知の電圧レベルに設定され、A/D変換後の理想デジタル出力信号である逐次近似レジスタ(SAR)2の上位ビットデジタル変換信号UB_0…UB_Mと下位ビットデジタル変換信号LB_0…LB_Nの最終コードも既知のコードである。図2に示す本発明の実施の形態1による逐次比較型A/D変換器を内蔵する半導体集積回路のキャリブレーション動作期間では、信号線36と接地電位Vssとの間の寄生容量の容量値の大小によってA/D変換後の実際のデジタル出力信号は理想のデジタル出力信号と誤差を有するものとなる。従って、このキャリブレーション動作期間では、既知の電圧レベルを有するキャリブレーションアナログ入力電圧Vin_CalのA/D変換後の実際のデジタル出力信号としての逐次近似レジスタ(SAR)2の上位ビットデジタル変換信号UB_0…UB_Mと下位ビットデジタル変換信号LB_0…LB_Nがキャリブレーションユニット6に供給される。一方、キャリブレーションユニット6は、既知の電圧レベルを有するキャリブレーションアナログ入力電圧Vin_CalのA/D変換後の理想のデジタル出力信号の情報を格納している。従って、キャリブレーション動作の最終段階では、キャリブレーションユニット6は理想のA/D変換デジタル出力信号と実際のA/D変換デジタル出力信号の誤差からこの誤差を補償するようなキャリブレーションデジタル出力信号CB_0…CB_Lの最終コード値がキャリブレーションユニット6から生成されるものである。
一方、キャリブレーション動作期間の初期ではキャリブレーションユニット6から生成されるキャリブレーションデジタル出力信号CB_0…CB_Lの初期コード値は、キャリブレーションD/A変換器5から生成されるキャリブレーション基準電圧Vref´が上位アレイ31に供給される基準電圧Vrefの電圧レベルと同一となるように設定されていた。それに対してキャリブレーション動作の最終段階でキャリブレーションユニット6から生成されるキャリブレーションデジタル出力信号CB_0…CB_Lの最終コード値は、A/D変換デジタル出力信号の理想の値と実際の値との誤差を補償するように、キャリブレーションD/A変換器5から生成されるキャリブレーション基準電圧Vref´は基準電圧Vrefに対し補正電圧成分を含むものである。
上述したキャリブレーション動作の終了後の実際のアナログ入力電圧Vin_anのA/D変換に先立ち、キャリブレーションデジタル出力信号CB_0…CB_Lの最終コード値がキャリブレーションユニット6からキャリブレーションD/A変換器5に供給される。従って、基準電圧Vrefに対して補正電圧成分を含むキャリブレーション基準電圧Vref´がキャリブレーションD/A変換器5から生成されて、逐次比較型A/D変換器の下位アレイ32のN+1個の下位容量セルLo_Cell_0…Lo_Cell_Nに供給される。
図2に示した本発明の実施の形態1による逐次比較型A/D変換器では、逐次近似レジスタ(SAR)2の上位ビットデジタル変換信号UB_0…UB_Mのコード生成には上位アレイ31と基準電圧Vrefとが使用され、逐次近似レジスタ(SAR)2の下位ビットデジタル変換信号LB_0…LB_Nのコード生成には下位アレイ32と基準電圧Vrefに対して誤差補償の補正電圧成分を含むキャリブレーション基準電圧Vref´とが使用される。従って、図2に示した本発明の実施の形態1による逐次比較型A/D変換器によれば、逐次比較型A/D変換器の下位ビットデジタル変換信号の精度の劣化を軽減することが可能となる。
《キャリブレーション動作の形態》
図2で説明した本発明の実施の形態1による逐次比較型A/D変換器を内蔵する半導体集積回路のキャリブレーション動作としては、下記のような形態が可能である。
第1のキャリブレーション動作は、逐次比較型A/D変換器を内蔵する半導体集積回路の工場出荷前でのテスティング工程で実行されることが可能である。従って、この形態の場合には、半導体集積回路のテスティング工程で実行される。テスティングの結果、上述のキャリブレーション動作が実行不能と判明した半導体集積回路の半導体チップは廃棄される一方、キャリブレーション動作が実行可能な半導体集積回路の半導体チップのみが良品の半導体集積回路として工場出荷される。
良品の半導体集積回路に関しては、A/D変換の誤差を補償するための上述のキャリブレーション動作によって生成されるキャリブレーションデジタル出力信号CB_0…CB_Lの最終コード値は、良品の半導体集積回路に内蔵されるヒューズ型メモリやフラッシュメモリ等の電気的に書き込み可能な不揮発性半導体メモリデバイスに格納される。半導体集積回路の使用時には、電源投入時等に不揮発性半導体メモリデバイスに格納された最終コード値が読み出されキャリブレーションD/A変換器5に供給されことができる。その結果、半導体集積回路に内蔵された逐次比較型A/D変換器は、高精度のA/D変換を実行することが可能となる。
第2のキャリブレーション動作は、逐次比較型A/D変換器を内蔵する半導体集積回路の市場出荷の後に実行されることが可能である。例えば、逐次比較型A/D変換器を内蔵する半導体集積回路を搭載したシステムの電源投入時もしくは動作中の適切なタイミングにて、上述のキャリブレーション動作が実行される。このキャリブレーション動作の実行によって生成されるA/D変換の誤差補償のためのキャリブレーションデジタル出力信号の最終コード値は半導体集積回路の内蔵SRAM等の揮発性半導体メモリデバイスに格納される。また電源投入時には、上述した工場出荷前でのテスティング工程で実行され不揮発性半導体メモリデバイスに格納された第1のキャリブレーション動作による最終コード値を読み出すこともできる。半導体集積回路を搭載したシステムの適切なタイミングで第2のキャリブレーション動作を実行することによって、半導体集積回路の経時変化によるA/D変換の誤差の増加を軽減することができる。
[実施の形態2]
《逐次比較型A/D変換器の具体的な構成》
図4は、図2に示した本発明の実施の形態1による半導体集積回路に内蔵される逐次比較型A/D変換器の具体的な構成の一例である本発明の実施の形態2による逐次比較型A/D変換器を示す図である。
《キャリブレーションD/A変換器》
図4に示す本発明の実施の形態2による逐次比較型A/D変換器では、キャリブレーションD/A変換器5のD/A変換回路51は、電源電圧Vccと接地電位Vssとの間に直列接続された複数の分圧抵抗Rと複数の選択スイッチswとを含む抵抗ストリング型D/A変換器によって構成されている。
キャリブレーション動作の最終段階でキャリブレーションユニット6から生成されるキャリブレーションデジタル出力信号CB_0…CB_Lの最終コード値に従って複数の選択スイッチswから1個の選択スイッチswが選択されて、基準電圧Vrefに対して誤差補償の補正電圧成分を含むキャリブレーション基準電圧Vref´の電圧レベルが決定される。
キャリブレーションD/A変換器5のD/A変換回路51は、ローカルD/A変換器3の上位アレイ31と下位アレイ32のようにスイッチトキャパシタアレイを使用するD/A変換器ではなく、抵抗での電圧降下を使用するD/A変換器によって構成されている。従って、キャリブレーションD/A変換器5のD/A変換回路51は、抵抗ストリング型D/A変換器以外に抵抗ラダー型D/A変換器や電流セル・マトリックス型D/A変換器を使用することができる。D/A変換器をスイッチトキャパシタアレイで構成する場合と比較して、抵抗での電圧降下を使用するD/A変換器によって構成することによって半導体集積回路でのD/A変換器のチップ占有面積を低減することが可能となる。
《ローカルD/A変換器》
図4に示した本発明の実施の形態2による逐次比較型A/D変換器では、ローカルD/A変換器3の上位アレイ31と下位アレイ32とはスイッチトキャパシタアレイによって構成されている。
すなわち、上位アレイ31は並列接続のM+1個の上位容量セルUp_Cell_0…Up_Cell_Mによって構成され、下位アレイ32はN+1個の下位容量セルLo_Cell_0…Up_Cell_Nによって構成されている。
ローカルD/A変換器3の上位アレイ31と下位アレイ32とを抵抗での電圧降下を使用するD/A変換器によって構成する場合と比較して、ローカルD/A変換器3の上位アレイ31と下位アレイ32とをスイッチトキャパシタアレイによって構成することによって、上位アレイ31と下位アレイ32の直流消費電力を削減することが可能となる。また更に、ローカルD/A変換器3の上位アレイ31と下位アレイ32とにスイッチトキャパシタアレイを使用することによって、半導体集積回路の外部から外部ローパスフィルタを介してA/D変換のための基準電圧Vrefとゼロボルト(0)をローカルD/A変換器3に供給する際に、外部ローパスフィルタの外部抵抗に直流電流が流れることが防止される。もしも、外部ローパスフィルタの外部抵抗に直流電流が流れると、ローカルD/A変換器3に供給される基準電圧に誤差が発生して逐次比較型A/D変換器のA/D変換精度が劣化する。
図4に示した本発明の実施の形態2による逐次比較型A/D変換器のローカルD/A変換器3では、下位アレイ32の下位容量セルLo_Cell_0…Up_Cell_Nと接地電位Vssとの間には容量値ZCf´(Zは正の整数)に設定された追加容量33が接続され、下位アレイ32の下位容量セルLo_Cell_0…Up_Cell_Nと上位アレイ31の上位容量セルUp_Cell_0…Up_Cell_Mとの間には容量値2Cf´に設定された結合容量34が接続されている。
《キャリブレーションアナログ入力電圧》
キャリブレーション動作期間にキャリブレーションアナログ入力ユニット7のスイッチCal_SWを介して逐次比較型A/D変換器のアナログ入力端子に供給されるキャリブレーションアナログ入力電圧Vin_Calは、既知の電圧レベルである必要があるとともに、半導体集積回路の製造プロセスのバラツキや、動作温度の変動や、電源電圧の変動などに対して安定化された電圧である必要がある。
従って、図4に示す本発明の実施の形態2による逐次比較型A/D変換器では、キャリブレーションアナログ入力電圧Vin_Calは、既知の電圧レベルであるとともに、安定化電圧に設定される。
キャリブレーションアナログ入力電圧Vin_Calがキャリブレーションアナログ入力ユニット7を介して半導体集積回路の外部から逐次比較型A/D変換器のアナログ入力端子に供給される場合には、半導体集積回路外部の安定化電圧発生器等からキャリブレーションアナログ入力電圧Vin_Calが発生される。この場合には、半導体集積回路外部から外部ローパスフィルタを介して供給される基準電圧Vrefをキャリブレーションアナログ入力電圧Vin_Calとして兼用することも可能である。
キャリブレーションアナログ入力電圧Vin_Calがキャリブレーションアナログ入力ユニット7を介して半導体集積回路内部で逐次比較型A/D変換器のアナログ入力端子に供給される場合には、半導体集積回路内部の安定化電圧発生器等からキャリブレーションアナログ入力電圧Vin_Calが発生される。この場合には、半導体集積回路内蔵の安定化電圧発生器としてバンドギャップリファレンス回路を使用することが、推奨される。バンドギャップリファレンス回路は、半導体集積回路の製造プロセスのバラツキや、動作温度の変動や、電源電圧の変動などが有っても、シリコンのバンドギャップ電圧である略1.2ボルトの安定なバンドギャップ基準電圧を生成する。
[実施の形態3]
《電流セル・マトリックス型D/A変換器》
図5は、図2に示した本発明の実施の形態1による半導体集積回路に内蔵される逐次比較型A/D変換器に含まれるキャリブレーションD/A変換器5のD/A変換回路51として電流セル・マトリックス型D/A変換器を使用した場合の構成を示す図である。
図5に示す本発明の実施の形態3による逐次比較型A/D変換器のキャリブレーションD/A変換器5のD/A変換回路51として電流セル・マトリックス型D/A変換器は、1I、2I…16Iの重み付けされた複数の定電流源と複数の電流セルとを含んでいる。
複数の電流セルの各電流セルは、一対のPチャンネルMOSトランジスタQp1、Qp2…Qp5、Qp6を含んでいる。電源電圧Vccと複数の電流セルのPチャンネルMOSトランジスタQp1、Qp2…Qp5、Qp6のソースとの間には、重み付けされた複数の定電流源が接続されている。
複数の電流セルのトランジスタ対の一方のPチャンネルMOSトランジスタQp1…Qp5の制御ゲートと他方のPチャンネルMOSトランジスタQp2…Qp6の制御ゲートとは、デコータ(4bit DEC)から出力される非反転デコード信号と反転デコード信号とによって駆動される。複数の電流セルのトランジスタ対の一方のPチャンネルMOSトランジスタQp1…Qp5のドレインは共通に抵抗R0を介して接地電位Vssに接続され、複数の電流セルのトランジスタ対の他方のPチャンネルMOSトランジスタQp2…Qp6のドレインは直接接地電位Vssに接続されている。抵抗R0の両端の電圧は、バッファ52を介して、キャリブレーション基準電圧Vref´としてキャリブレーションD/A変換器5から出力される。
[実施の形態4]
図6は、本発明の実施の形態4による半導体集積回路に内蔵される逐次比較型A/D変換器の構成を示す図である。
図6に示す本発明の実施の形態4による逐次比較型A/D変換器が、図2に示した本発明の実施の形態1による逐次比較型A/D変換器と相違するのは、次の点である。
すなわち、その相違点は、図6に示す本発明の実施の形態4による逐次比較型A/D変換器には、図2に示した逐次比較型A/D変換器に含まれていなかった複数のレベルシフター8A、8B、8Cと上位ビットデジタルデコーダ9Aと下位ビットデジタルデコーダ9Bとが追加されていることであり、その他は同一である。
上位ビットデジタルデコーダ9Aと下位ビットデジタルデコーダ9Bの動作は、冒頭で説明済みであるので、ここでは省略する。次に、複数のレベルシフター8A、8B、8Cによる動作を、下記に説明する。
図6に示す本発明の実施の形態4による逐次比較型A/D変換器では、比較器1とローカルD/A変換器3とバッファ4とスイッチSW1、SW2とキャリブレーションD/A変換器5と上位ビットデジタルデコーダ9Aと下位ビットデジタルデコーダ9Bとは、アナログ入力電圧Vin_anを処理する必要がある。従って、これらのアナログ信号処理回路は比較的高い電源電圧を有するアナログ電源電圧で動作するので、アナログ入出力信号も比較的高い高電圧振幅信号となる。
それに対して、図6に示す本発明の実施の形態4による逐次比較型A/D変換器では、逐次近似レジスタ(SAR)2とキャリブレーションユニット6は、主としてデジタル信号を処理する。従って、これらのデジタル信号処理回路は比較的低い電源電圧を有するデジタル電源電圧で動作するので、デジタル入出力信号も比較的低い低電圧振幅信号となる。
《レベルシフター》
従って、図6に示す本発明の実施の形態4による逐次比較型A/D変換器では、複数のレベルシフター8A、8B、8Cは、上述したアナログ信号処理回路の高電圧振幅のアナログ入出力信号とデジタル信号処理回路の低電圧振幅のデジタル入出力信号との間のレベルシフトの機能を実行するものである。
すなわち、逐次近似レジスタ(SAR)2と上位ビットデジタルデコーダ9A、下位ビットデジタルデコーダ9Bとの間に接続されたレベルシフター8Aは、逐次近似レジスタ(SAR)2の低電圧のデジタル入出力信号を高電圧にレベルアップした後に上位ビットデジタルデコーダ9Aと下位ビットデジタルデコーダ9Bとに供給するものである。またキャリブレーションユニット6とキャリブレーションD/A変換器5の間に接続されたレベルシフター8Bは、キャリブレーションユニット6の低電圧のデジタル入出力信号を高電圧にレベルアップした後にキャリブレーションD/A変換器5に供給するものである。更に、比較器1と逐次近似レジスタ(SAR)2との間に接続されたレベルシフター8Cは、比較器1の高電圧のアナログ出力信号を低電圧にレベルダウンした後に近似レジスタ(SAR)2に供給するものである。
上述した図6に示した本発明の実施の形態4による半導体集積回路では、高電圧振幅のアナログ信号処理回路が高耐圧MOSトランジスタによって構成されるのに対して、低電圧振幅のデジタル信号処理回路の大部分は低耐圧MOSトランジスタによって構成される。従って、図6に示した本発明の実施の形態4による半導体集積回路によれば、デジタル信号処理回路のチップ占有面積を低減することが可能となる。
[実施の形態5]
図7は、本発明の実施の形態5による半導体集積回路の構成を示す図である。
図7に示すように、半導体集積回路の半導体チップIC_Chipのアナログ回路コア10は、マルチプレクサー(MPX)11と逐次比較型A/D変換器(SAR_ADC)12とを含んでいる。
《アナログ回路コア》
この逐次比較型A/D変換器(SAR_ADC)12としては、上述した本発明の実施の形態1乃至実施の形態4のいずれかの逐次比較型A/D変換器が使用されることが可能である。マルチプレクサー(MPX)11は8チャンネルのアナログ入力端子AN0、AN1、AN2、AN3、AN4、AN5、AN6、AN7を含んでいる。
マルチプレクサー(MPX)11は8チャンネルのアナログ入力端子AN0、AN1、AN2、AN3、AN4、AN5、AN6、AN7から任意の1つのアナログ入力端子に印加されたアナログ入力信号を選択して、逐次比較型A/D変換器(SAR_ADC)12のアナログ入力端子に供給する。また、マルチプレクサー(MPX)11は8チャンネルのアナログ入力端子AN0、AN1…AN7の各アナログ入力端子は、上述したサンプルホールド回路のサンプリングスイッチとホールド容量とバッファとを含んでいる。尚、マルチプレクサー(MPX)11は8チャンネルのアナログ入力端子AN0、AN1…AN7のいずれかのアナログ入力端子は、上述したキャリブレーションアナログ入力ユニット7の機能の実現が可能である。その結果、マルチプレクサー(MPX)11のいずれかのアナログ入力端子を介してアナログ入力電圧Vin_Calが、逐次比較型A/D変換器のアナログ入力端子に供給されることが可能となる。尚、アナログ入力電圧Vin_Calは半導体チップIC_Chipの外部からマルチプレクサー(MPX)11を介して供給されることも可能であり、半導体チップIC_Chipの内部に形成されたバンドギャップリファレンス回路等の安定化電圧発生器からマルチプレクサー(MPX)11を介して供給されることも可能である。尚、アナログ回路コア10には例えば5ボルトと比較的高い電圧に設定されたアナログ電源電圧AVccが供給される一方、アナログ回路コア10にはアナログ接地電位AVssが供給される。
《デジタル回路コア》
図7に示すように、半導体集積回路の半導体チップIC_Chipのデジタル回路コア20は、中央処理ユニット(CPU)21とランダムアクセスメモリ(RAM)22とフラッシュ不揮発性メモリデバイス(NV_Flash)23とリードオンリーメモリ(ROM)24とバススイッチコントローラ(BSC)25とを含んでいる。尚、デジタル回路コア20には、例えば略1ボルトと比較的低い電圧に設定されたデジタル電源電圧DVccが供給される一方、デジタル回路コア20にはデジタル接地電位DVssが供給される。
すなわち、中央処理ユニット(CPU)21にはCPUバス(CPU_Bus)と制御線(Cntr_Lines)とを介してランダムアクセスメモリ(RAM)22とフラッシュ不揮発性メモリデバイス(NV_Flash)23とリードオンリーメモリ(ROM)24とバススイッチコントローラ(BSC)25とが接続されている。尚、中央処理ユニット(CPU)21にはCPUバス(CPU_Bus)と制御線(Cntr_Lines)と周辺バス(Periph_Bus)とバススイッチコントローラ(BSC)25とを介して、複数の周辺回路(Periph_Cirt1、Periph Cir2)が接続されている。
従って、アナログ回路コア10の逐次比較型A/D変換器(SAR_ADC)12によりマルチプレクサー(MPX)11で選択されサンプルされた入力アナログ信号がデジタル信号に変換されて、変換されたデジタル信号は周辺バス(Periph_Bus)、バススイッチコントローラ(BSC)25、CPUバス(CPU Bus)を介して中央処理ユニット(CPU)21によって処理されることができる。
尚、デジタル回路コア20のランダムアクセスメモリ(RAM)22とフラッシュ不揮発性メモリデバイス(NV_Flash)23との少なくともいずれか一方は、キャリブレーション動作で生成されるキャリブレーションデジタル出力信号CB_0…CB_Lの最終コード値の格納に使用されることができる。また更に、この最終コード値は、アナログ回路コア10の逐次比較型A/D変換器(SAR_ADC)12内部に形成された内部SRAMもしくは内部不揮発性メモリデバイスに格納されることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を種々の実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、キャリブレーションD/A変換器5のD/A変換回路51は、チップ占有面積が問題にされないような場合には、ローカルD/A変換器3の上位アレイ31と下位アレイ32とのようにスイッチトキャパシタによって構成されることも可能である。
また、図7に示した半導体集積回路の半導体チップIC_Chipにおいて、デジタル回路コア20に供給される略1ボルトの比較的低い電圧に設定されたデジタル電源電圧DVccは、半導体チップIC_Chipに搭載されるオンチップ安定化電源から生成されることも可能である。このオンチップ安定化電源に5ボルトと比較的高い電圧に設定されたアナログ電源電圧AVccが供給されることによって、オンチップ安定化電源から略1ボルトの比較的低い電圧に設定されたデジタル電源電圧DVccが生成され、デジタル回路コア20に供給されることも可能がある。
1…比較器
2…逐次近似レジスタ(SAR)
3…ローカルD/A変換器
31…上位アレイ
32…下位アレイ
33…追加容量
34…結合容量
35…信号線
36…信号線
4…バッファ
5…キャリブレーションD/A変換器
51…キャリブレーションD/A変換回路
52…バッファ
6…キャリブレーションユニット
7…キャリブレーションアナログ入力ユニット
SW1、SW2…スイッチ
Vin_an…アナログ入力電圧
Vref…基準電圧
Up_Cell_0…Up_Cell_M…上位容量セル
Lo_Cell_0…Lo_Cell_N…下位容量セル
Vin_Cal…キャリブレーションアナログ入力電圧
Cal_SW…スイッチ
8A、8B、8C…レベルシフター
9A…上位デジタルデコーダ
9B…下位デジタルデコーダ
IC_Chip…半導体チップ
10…アナログ回路コア
11…マルチプレクサー
12…逐次比較型A/D変換器(SAR_ADC)
20…デジタル回路コア
21…中央処理ユニット(CPU)
22…ランダムアクセスメモリ(RAM)
23…フラッシュ不揮発性メモリデバイス(NV_Flash)
24…リードオンリーメモリ(ROM)
25…バススイッチコントローラ(BSC)
26、27…周辺回路

Claims (20)

  1. 逐次比較型A/D変換器を内蔵する半導体集積回路であって、
    前記逐次比較型A/D変換器は、比較器と逐次近似レジスタとローカルD/A変換器とを具備するものであり、
    前記ローカルD/A変換器は、スイッチトキャパシタアレイの上位アレイと、スイッチトキャパシタアレイの下位アレイと、追加容量と、結合容量と、第1信号線と、第2信号線とを含むものであり、
    前記上位アレイの一端にはアナログ入力電圧と基準電圧が供給可能とされ、前記上位アレイの他端は前記第1信号線を介して前記比較器の第1入力端子に接続され、
    前記下位アレイの一端には前記アナログ入力電圧が供給可能とされ、前記下位アレイの他端は前記第2信号線を介して前記追加容量の一端と前記結合容量の一端とに接続され、前記追加容量の他端は接地電位に接続され、前記結合容量の他端は前記第1信号線に接続され、
    前記比較器の第2入力端子に、比較基準レベルが供給可能とされ、
    前記比較器の出力信号は、前記逐次近似レジスタの入力端子に供給され、
    前記逐次近似レジスタから生成される上位ビットデジタル変換信号と下位ビットデジタル変換信号とは、前記上位アレイと前記下位アレイとにそれぞれ供給され、
    前記逐次比較型A/D変換器は、制御D/A変換器と制御ユニットとを更に具備して、
    前記制御ユニットに、前記逐次近似レジスタから生成される前記上位ビットデジタル変換信号と前記下位ビットデジタル変換信号とが供給可能とされ、
    前記制御D/A変換器に、前記制御ユニットから生成される制御デジタル信号が供給可能とされ、
    前記下位アレイの前記一端に、前記制御D/A変換器から生成される制御基準レベルが供給可能とされ、
    前記制御基準レベルが前記基準電圧と略同一に設定された状態で、前記上位アレイの前記一端と前記下位アレイの前記一端とに既知の電圧レベルを有する前記アナログ入力電圧が供給可能とされ、
    前記状態にて前記逐次近似レジスタから生成される前記上位ビットデジタル変換信号および前記下位ビットデジタル変換信号とこれらの理想値の誤差から、前記誤差を補償するコード値を有する前記制御デジタル信号を前記制御ユニットが生成可能とされたことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記誤差を補償する前記コード値を有する前記制御デジタル信号を格納可能な不揮発性もしくは揮発性の半導体メモリを更に具備することを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 前記半導体メモリは、不揮発性であり、
    前記半導体集積回路の工場出荷前のテスティング工程にて、前記誤差を補償する前記コード値を有する前記制御デジタル信号が不揮発性の前記半導体メモリに格納可能であることを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路。
  4. 前記半導体メモリは、揮発性であり、
    前記半導体集積回路の工場出荷後の前記半導体集積回路を搭載したシステムの電源投入時もしくは動作中の適切なタイミングにて、前記誤差を補償する前記コード値を有する前記制御デジタル信号が揮発性の前記半導体メモリに格納可能であることを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路。
  5. 前記制御D/A変換器は、前記制御基準レベルを抵抗の電圧降下によって生成する制御D/A変換回路を含むことを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路。
  6. 前記制御D/A変換回路は抵抗ストリング型D/A変換器と抵抗ラダー型D/A変換器と電流セル・マトリックス型D/A変換器のいずれかによって構成されたことを特徴とする請求項5に記載の半導体集積回路。
  7. 前記比較器と前記ローカルD/A変換器と前記制御D/A変換器とは、比較的高いアナログ電源電圧が供給されるアナログ信号処理回路に含まれ、
    前記逐次近似レジスタと前記制御ユニットとは、前記アナログ電源電圧よりも低いデジタル電源電圧が供給されるデジタル信号処理回路に含まれ、
    前記逐次比較型A/D変換器は、前記アナログ信号処理回路と前記デジタル信号処理回路に接続され前記アナログ信号処理回路と前記デジタル信号処理回路との間の信号レベルシフトの機能を有する複数のレベルシフターを更に具備することを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路。
  8. 前記逐次比較型A/D変換器のA/D変換によって生成されるデジタル変換出力信号を処理する処理ユニットを更に具備することを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路。
  9. 複数チャンネルのアナログ入力信号が供給可能なマルチプレクサーを更に具備して、
    前記マルチプレクサーは、前記複数チャンネルのアナログ入力信号から任意の1つのアナログ入力信号を前記アナログ入力電圧として前記逐次比較型A/D変換器のアナログ入力端子に供給可能とされ、
    前記処理ユニットは、前記マルチプレクサーによって供給される前記アナログ入力電圧の前記逐次比較型A/D変換器の前記A/D変換によって生成される前記デジタル変換出力信号を処理することが可能とされたことを特徴とする請求項8に記載の半導体集積回路。
  10. 前記状態にて前記既知の電圧レベルを有する前記アナログ入力電圧が前記マルチプレクサーによって前記上位アレイの前記一端と前記下位アレイの前記一端とに供給可能とされたことを特徴とする請求項9に記載の半導体集積回路。
  11. 逐次比較型A/D変換器を内蔵する半導体集積回路の動作方法であって、
    前記逐次比較型A/D変換器は、比較器と逐次近似レジスタとローカルD/A変換器とを具備するものであり、
    前記ローカルD/A変換器は、スイッチトキャパシタアレイの上位アレイと、スイッチトキャパシタアレイの下位アレイと、追加容量と、結合容量と、第1信号線と、第2信号線とを含むものであり、
    前記上位アレイの一端にはアナログ入力電圧と基準電圧が供給可能とされ、前記上位アレイの他端は前記第1信号線を介して前記比較器の第1入力端子に接続され、
    前記下位アレイの一端には前記アナログ入力電圧が供給可能とされ、前記下位アレイの他端は前記第2信号線を介して前記追加容量の一端と前記結合容量の一端とに接続され、前記追加容量の他端は接地電位に接続され、前記結合容量の他端は前記第1信号線に接続され、
    前記比較器の第2入力端子に、比較基準レベルが供給可能とされ、
    前記比較器の出力信号は、前記逐次近似レジスタの入力端子に供給され、
    前記逐次近似レジスタから生成される上位ビットデジタル変換信号と下位ビットデジタル変換信号とは、前記上位アレイと前記下位アレイとにそれぞれ供給され、
    前記逐次比較型A/D変換器は、制御D/A変換器と制御ユニットとを更に具備して、
    前記制御ユニットに、前記逐次近似レジスタから生成される前記上位ビットデジタル変換信号と前記下位ビットデジタル変換信号とが供給可能とされ、
    前記制御D/A変換器に、前記制御ユニットから生成される制御デジタル信号が供給可能とされ、
    前記下位アレイの前記一端に、前記制御D/A変換器から生成される制御基準レベルが供給可能とされ、
    前記制御基準レベルが前記基準電圧と略同一に設定された状態で、前記上位アレイの前記一端と前記下位アレイの前記一端とに既知の電圧レベルを有する前記アナログ入力電圧が供給可能とされ、
    前記状態にて前記逐次近似レジスタから生成される前記上位ビットデジタル変換信号および前記下位ビットデジタル変換信号とこれらの理想値の誤差から、前記誤差を補償するコード値を有する前記制御デジタル信号を前記制御ユニットが生成可能とされたことを特徴とする半導体集積回路の動作方法。
  12. 前記誤差を補償する前記コード値を有する前記制御デジタル信号を格納可能な不揮発性もしくは揮発性の半導体メモリを更に具備することを特徴とする請求項11に記載の半導体集積回路の動作方法。
  13. 前記半導体メモリは、不揮発性であり、
    前記半導体集積回路の工場出荷前のテスティング工程にて、前記誤差を補償する前記コード値を有する前記制御デジタル信号が不揮発性の前記半導体メモリに格納可能であることを特徴とする請求項12に記載の半導体集積回路の動作方法。
  14. 前記半導体メモリは、揮発性であり、
    前記半導体集積回路の工場出荷後の前記半導体集積回路を搭載したシステムの電源投入時もしくは動作中の適切なタイミングにて、前記誤差を補償する前記コード値を有する前記制御デジタル信号が揮発性の前記半導体メモリに格納可能であることを特徴とする請求項12に記載の半導体集積回路の動作方法。
  15. 前記制御D/A変換器は、前記制御基準レベルを抵抗の電圧降下によって生成する制御D/A変換回路を含むことを特徴とする請求項12に記載の半導体集積回路の動作方法。
  16. 前記制御D/A変換回路は抵抗ストリング型D/A変換器と抵抗ラダー型D/A変換器と電流セル・マトリックス型D/A変換器のいずれかによって構成されたことを特徴とする請求項15に記載の半導体集積回路の動作方法。
  17. 前記比較器と前記ローカルD/A変換器と前記制御D/A変換器とは、比較的高いアナログ電源電圧が供給されるアナログ信号処理回路に含まれ、
    前記逐次近似レジスタと前記制御ユニットとは、前記アナログ電源電圧よりも低いデジタル電源電圧が供給されるデジタル信号処理回路に含まれ、
    前記逐次比較型A/D変換器は、前記アナログ信号処理回路と前記デジタル信号処理回路に接続され前記アナログ信号処理回路と前記デジタル信号処理回路との間の信号レベルシフトの機能を有する複数のレベルシフターを更に具備することを特徴とする請求項12に記載の半導体集積回路の動作方法。
  18. 前記逐次比較型A/D変換器のA/D変換によって生成されるデジタル変換出力信号を処理する処理ユニットを更に具備することを特徴とする請求項12に記載の半導体集積回路の動作方法。
  19. 複数チャンネルのアナログ入力信号が供給可能なマルチプレクサーを更に具備して、
    前記マルチプレクサーは、前記複数チャンネルのアナログ入力信号から任意の1つのアナログ入力信号を前記アナログ入力電圧として前記逐次比較型A/D変換器のアナログ入力端子に供給可能とされ、
    前記処理ユニットは、前記マルチプレクサーによって供給される前記アナログ入力電圧の前記逐次比較型A/D変換器の前記A/D変換によって生成される前記デジタル変換出力信号を処理することが可能とされたことを特徴とする請求項18に記載の半導体集積回路の動作方法。
  20. 前記状態にて前記既知の電圧レベルを有する前記アナログ入力電圧が前記マルチプレクサーによって前記上位アレイの前記一端と前記下位アレイの前記一端とに供給可能とされたことを特徴とする請求項19に記載の半導体集積回路の動作方法。
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