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JP2011071169A - 基板処理方法および基板処理装置 - Google Patents

基板処理方法および基板処理装置 Download PDF

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JP2011071169A JP2009218729A JP2009218729A JP2011071169A JP 2011071169 A JP2011071169 A JP 2011071169A JP 2009218729 A JP2009218729 A JP 2009218729A JP 2009218729 A JP2009218729 A JP 2009218729A JP 2011071169 A JP2011071169 A JP 2011071169A
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JP2009218729A
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Hiroaki Kitagawa
広明 北川
Katsuhiko Miya
勝彦 宮
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

【課題】基板表面に形成されたパターンの倒壊をより確実に防止することができる基板処理方法および基板処理装置を提供する。
【解決手段】キャリアから搬出された基板には、処理ユニットまでの搬送系路途中にてオゾンガスが吹き付けられて有機物汚染の除去処理が行われる。表面から有機物汚染が除去された基板が処理ユニットに搬入されて薬液表面処理が行われるため、基板の全面に対して均一な表面処理を行うことができる。薬液処理が終了した基板には純水リンス処理が行われ、その後基板の表面に疎水化剤としてのHMDSが供給されて疎水化処理が行われる。これにより、基板表面のパターン内に残留している液滴の毛管力はゼロに近くなり、乾燥処理時のパターン倒壊を防止することができる。疎水化された基板はキャリアに戻る搬送系路途中にて再度オゾンガスが吹き付けられて疎水化状態が解除される。
【選択図】図5

Description

本発明は、半導体ウェハーや液晶表示装置用ガラス基板等の薄板状の精密電子基板(以下、単に「基板」と称する)に純水洗浄処理などの処理液を用いた表面処理を行ってから乾燥処理を行う基板処理方法および基板処理装置に関する。
従来より、基板の製造工程において、薬液を用いた薬液処理および純水を用いたリンス処理などの基板の表面処理を行ってから乾燥処理を行う基板処理装置が使用されている。このような基板処理装置としては、基板を1枚ずつ処理する枚葉式の装置と、複数枚の基板を一括して処理するバッチ式の装置とが用いられている。枚葉式の基板処理装置は、通常、回転する基板の表面に薬液を供給しての薬液処理、純水を供給しての純水リンス処理を行った後、基板を高速回転させて振り切り乾燥を行う。
また、乾燥処理時におけるウォーターマークの発生を抑制するため、IPA(イソプロピルアルコール)を用いた乾燥方式が広く知られている。特許文献1には、枚葉式の基板処理装置において、IPA蒸気を用いて乾燥処理を行う技術が開示されている。
特開2008−34455号公報
一方、基板の表面に形成されたパターンの微細化が進展するにともなって、基板乾燥時におけるパターンの倒壊が問題となってきている。パターン倒壊の原因は乾燥処理時にパターン内に残留している液体による不均一な毛管力であると考えられている。特許文献1に開示されるようなIPAを用いた乾燥方式は、IPAの表面張力が水と比較して低いため、パターンの倒壊防止にも一定の効果を認められている。
しかしながら、近年、基板表面のパターンの微細化がますます進展するとともに、高アスペクト比化も進行しており、よりパターンが倒壊しやすくなってきている。このような状況においては、IPAを用いた乾燥方式であってもパターンの倒壊を十分に防止することは困難になってきている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、基板表面に形成されたパターンの倒壊をより確実に防止することができる基板処理方法および基板処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、基板に処理液を用いた表面処理を行ってから乾燥処理を行う基板処理方法において、基板表面の有機物汚染を除去する汚染除去工程と、処理液によって基板の表面処理を行う表面処理工程と、前記表面処理の終了した基板の表面に疎水化剤を供給して疎水化処理を行う疎水化工程と、疎水化された基板の乾燥処理を行う乾燥処理工程と、乾燥後の基板の表面の疎水化状態を解除する改質解除工程と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明に係る基板処理方法において、前記汚染除去工程および前記改質解除工程は、基板の表面にオゾンを供給するオゾン供給工程を含むことを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1の発明に係る基板処理方法において、前記汚染除去工程および前記改質解除工程は、基板の表面に紫外線を照射する紫外線照射工程を含むことを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1から請求項3のいずれかの発明に係る基板処理方法において、前記疎水化工程は、疎水化剤としてHMDS(ヘキサメチルジシラザン)を供給して基板表面のヒドロキシ基の水素をトリメチルシリル基に置換することによって疎水化処理を行い、前記改質解除工程は、基板表面に形成されたトリメチルシリル基を水素に戻すことによって疎水化状態を解除することを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項1から請求項4のいずれかの発明に係る基板処理方法において、前記改質解除工程は、基板を加熱する加熱工程を含むことを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項1から請求項5のいずれかの発明に係る基板処理方法において、前記汚染除去工程は、未処理の基板を収納したキャリアから前記表面処理を行う処理ユニットまでの基板搬送過程で実行するとともに、前記改質解除工程は、前記処理ユニットから処理済の基板を収納するキャリアまでの基板搬送過程で実行することを特徴とする。
また、請求項7の発明は、基板に処理液を用いた表面処理を行ってから乾燥処理を行う基板処理方法において、処理液によって基板の表面処理を行う表面処理工程と、前記表面処理の終了した基板の表面にHMDSを供給して該表面を疎水性とする疎水化工程と、疎水化された基板の乾燥処理を行う乾燥処理工程と、乾燥後の基板の表面の疎水化状態を解除して該表面を親水性とする改質解除工程と、を備えることを特徴とする。
また、請求項8の発明は、基板に処理液を用いた表面処理を行ってから乾燥処理を行う基板処理装置において、基板を収納するキャリアを載置するインデクサ部と、基板に表面処理および乾燥処理を行う処理ユニットと、前記インデクサ部と前記処理ユニットとの間で基板を搬送する搬送手段と、基板にオゾンを供給するオゾン供給ヘッドと、を備え、前記処理ユニットは、処理液を用いた表面処理と乾燥処理との間に基板の表面に疎水化剤を供給して疎水化処理を行う疎水化手段を備え、前記オゾン供給ヘッドは、前記搬送手段が基板を搬送する搬送系路に設けられ、前記インデクサ部から前記処理ユニットに搬送される基板および前記処理ユニットから前記インデクサ部に搬送される基板の双方にオゾンを供給することを特徴とする。
また、請求項9の発明は、請求項8の発明に係る基板処理装置において、前記搬送手段は、前記キャリアに対して基板の搬出入を行うインデクサロボットと、前記処理ユニットに対して基板の搬出入を行う主搬送ロボットと、前記インデクサロボットと前記主搬送ロボットとの間で基板の受け渡しを行うシャトル搬送機構と、を備え、前記オゾン供給ヘッドは前記シャトル搬送機構に設けられることを特徴とする。
また、請求項10の発明は、請求項9の発明に係る基板処理装置において、前記シャトル搬送機構は、基板を加熱する加熱手段をさらに備えることを特徴とする。
また、請求項11の発明は、基板に処理液を用いた表面処理を行ってから乾燥処理を行う基板処理装置において、基板を収納するキャリアを載置するインデクサ部と、基板に表面処理および乾燥処理を行う処理ユニットと、前記インデクサ部と前記処理ユニットとの間で基板を搬送する搬送手段と、基板に紫外線を照射する紫外線ランプと、を備え、前記処理ユニットは、処理液を用いた表面処理と乾燥処理との間に基板の表面に疎水化剤を供給して疎水化処理を行う疎水化手段を備え、前記紫外線ランプは、前記搬送手段が基板を搬送する搬送系路に設けられ、前記インデクサ部から前記処理ユニットに搬送される基板および前記処理ユニットから前記インデクサ部に搬送される基板の双方に紫外線を照射することを特徴とする。
また、請求項12の発明は、請求項11の発明に係る基板処理装置において、前記搬送手段は、前記キャリアに対して基板の搬出入を行うインデクサロボットと、前記処理ユニットに対して基板の搬出入を行う主搬送ロボットと、前記インデクサロボットと前記主搬送ロボットとの間で基板の受け渡しを行うシャトル搬送機構と、を備え、前記紫外線ランプは前記シャトル搬送機構に設けられることを特徴とする。
また、請求項13の発明は、請求項12の発明に係る基板処理装置において、前記シャトル搬送機構は、基板を加熱する加熱手段をさらに備えることを特徴とする。
また、請求項14の発明は、請求項8から請求項13のいずれかの発明に係る基板処理装置において、前記疎水化手段は疎水化剤としてHMDSを供給することを特徴とする。
請求項1から請求項6の発明によれば、表面処理が終了して乾燥処理を行う前の基板の表面に疎水化剤を供給して疎水化処理を行うため、基板表面に形成されたパターン内に残留している液滴の毛管力はゼロに近くなり、パターンの倒壊をより確実に防止することができる。また、表面処理を行う前に基板表面の有機物汚染を除去するため、基板の全面に均一な表面処理を行うことができる。さらに、乾燥後の基板の表面の疎水化状態を解除するため、後工程の処理への支障を抑制できる。
特に、請求項5の発明によれば、改質解除工程が基板を加熱する加熱工程を含むため、疎水化状態の解除処理がさらに促進され、改質解除工程に要する時間を短縮することができる。
特に、請求項6の発明によれば、汚染除去工程は、未処理の基板を収納したキャリアから表面処理を行う処理ユニットまでの基板搬送過程で実行するとともに、改質解除工程は、処理ユニットから処理済の基板を収納するキャリアまでの基板搬送過程で実行するため、汚染除去工程および改質解除工程を行うための専用のユニットは不要であり、その専用のユニットに基板を搬送する余分な搬送時間も不要とすることができる。
また、請求項7の発明によれば、表面処理が終了して乾燥処理を行う前の基板の表面にHMDSを供給して該表面を疎水性とするため、基板表面に形成されたパターン内に残留している液滴の毛管力はゼロに近くなり、パターンの倒壊をより確実に防止することができる。また、乾燥後の基板の表面の疎水化状態を解除して該表面を親水性とするため、後工程の処理への支障を抑制できる。
また、請求項8から請求項10の発明によれば、処理液を用いた表面処理と乾燥処理との間に基板の表面に疎水化剤を供給して疎水化処理を行うため、基板表面に形成されたパターン内に残留している液滴の毛管力はゼロに近くなり、パターンの倒壊をより確実に防止することができる。また、インデクサ部から処理ユニットに搬送される基板および処理ユニットからインデクサ部に搬送される基板の双方にオゾンを供給するため、表面処理前の基板から有機物汚染を除去して基板の全面に均一な表面処理を行うことができるとともに、乾燥処理後の基板の疎水化状態を解除して後工程の処理への支障を抑制できる。
特に、請求項9の発明によれば、オゾン供給ヘッドはシャトル搬送機構に設けられるため、オゾン供給のための専用のユニットを別途設ける必要が無くなり、基板処理装置のスペース利用効率の低下を抑制することができるとともに、そのような専用のユニットに基板を搬送する余分な搬送時間も不要とすることができる。
特に、請求項10の発明によれば、シャトル搬送機構は、基板を加熱する加熱手段をさらに備えるため、疎水化状態の解除処理がさらに促進され、解除処理に要する時間を短縮することができる。
また、請求項11から請求項13の発明によれば、処理液を用いた表面処理と乾燥処理との間に基板の表面に疎水化剤を供給して疎水化処理を行うため、基板表面に形成されたパターン内に残留している液滴の毛管力はゼロに近くなり、パターンの倒壊をより確実に防止することができる。また、インデクサ部から処理ユニットに搬送される基板および処理ユニットからインデクサ部に搬送される基板の双方に紫外線を照射するため、表面処理前の基板から有機物汚染を除去して基板の全面に均一な表面処理を行うことができるとともに、乾燥処理後の基板の疎水化状態を解除して後工程の処理への支障を抑制できる。
特に、請求項12の発明によれば、紫外線ランプはシャトル搬送機構に設けられるため、紫外線照射のための専用のユニットを別途設ける必要が無くなり、基板処理装置のスペース利用効率の低下を抑制することができるとともに、そのような専用のユニットに基板を搬送する余分な搬送時間も不要とすることができる。
特に、請求項13の発明によれば、シャトル搬送機構は、基板を加熱する加熱手段をさらに備えるため、疎水化状態の解除処理がさらに促進され、解除処理に要する時間を短縮することができる。
本発明に係る基板処理装置の全体レイアウトを示す平面図である。 処理ユニットの概略構成を示す図である。 シャトル搬送機構の平面図である。 図3の矢印AR3の向きから見たシャトル搬送機構の正面図である。 基板の処理手順を示すフローチャートである。 疎水化処理の処理手順を示すフローチャートである。 基板表面にHMDSが作用したときに生じる化学反応を示す図である。 疎水化された基板の表面にオゾンが作用したときに生じる化学反応を示す図である。 第2実施形態のシャトル搬送機構を示す図である。 第3実施形態の処理ユニットの概略構成を示す図である。 第4実施形態の処理ユニットの概略構成を示す図である。 基板表面にトリクロロシランが作用したときに生じる化学反応を示す図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<1.第1実施形態>
図1は、本発明に係る基板処理装置の全体レイアウトを示す平面図である。この基板処理装置1は、半導体の基板Wを1枚ずつ処理する枚葉式の処理装置であり、円形のシリコンの基板Wにフッ酸(HF)を用いた薬液処理および純水を用いたリンス処理を行ってから乾燥処理を行う。基板処理装置1は、インデクサ部IDと処理部PUとを連結して構成される。また、基板処理装置1は、インデクサ部IDと処理部PUとの間での基板Wの受け渡しのために介在するシャトル搬送機構60と、装置に設けられた各動作機構を制御して基板処理を進行させる制御部90と、を備える。
インデクサ部IDは、複数枚の基板Wを収納するキャリアCを載置し、未処理の基板WをキャリアCから取り出して処理部PUに渡すとともに、処理済の基板Wを処理部PUから受け取ってキャリアCに格納する。インデクサ部IDは、複数のキャリアCを並べて載置する載置台11と、各キャリアCから未処理の基板Wを取り出すとともに、各キャリアCに処理済の基板Wを収納するインデクサロボット12と、を備える。
インデクサ部IDの載置台11は、所定方向に沿って複数(本実施形態では4個)のキャリアCを整列させた状態で載置する。載置台11に対してはAGV(automated guided vehicle)等の無人搬送機構によってキャリアCの搬入および搬出が行われる。本実施形態のキャリアCには、複数枚の基板Wを所定間隔の積層状態で密閉空間に収納するFOUP(front opening unified pod)を用いている。なお、キャリアCの形態としては、FOUPの他に、SMIF(Standard Mechanical Inter Face)ポッドや収納基板Wを外気に曝すOC(open cassette)であっても良い。また、図1では、載置台11にキャリアCを4個載置しているが、載置台11に載置するキャリアCの個数は4個に限定されるものではない。
インデクサロボット12は、複数のキャリアCの並びの方向に沿って形成された搬送路5内を走行して各キャリアCとシャトル搬送機構60との間で基板Wを搬送する。インデクサロボット12は、一対のアーム13a,13bを独立して駆動することができるいわゆるダブルアーム型の搬送ロボットであり、アーム13a,13bの先端には、上下に位置をずらせて上ハンド14aおよび下ハンド14bがそれぞれ結合されている。上ハンド14aおよび下ハンド14bは、それぞれ1枚の基板Wを水平姿勢で保持する。
インデクサロボット12は、アーム13a,13bを独立して駆動することによって、上ハンド14aおよび下ハンド14bを個別に進退移動させる進退駆動機構15を備えている。さらに、インデクサロボット12は、アーム13a,13bを鉛直軸周りで旋回させる旋回駆動機構、アーム13a,13bを昇降させる昇降駆動機構、および、インデクサロボット12全体を搬送路5に沿って水平移動させるスライド駆動機構(いずれも図示省略)を備えている。これにより、インデクサロボット12は、上ハンド14aおよび下ハンド14bを個別に載置台11の各キャリアCにアクセスさせて未処理の基板Wの取り出しおよび処理済の基板Wの格納を行う。また、インデクサロボット12は、後述するシャトル搬送機構60のインデクサロボットアクセス位置67に上ハンド14aおよび下ハンド14bを個別にアクセスさせて基板Wの受け渡しを行う。
一方、処理部PUは、中央に配置された主搬送ロボット16と、この主搬送ロボット16を取り囲むように配置された4つの処理ユニット20と、を備える。主搬送ロボット16は、各処理ユニット20とシャトル搬送機構60との間で基板を搬送する。これらインデクサロボット12、主搬送ロボット16およびシャトル搬送機構60でもってインデクサ部IDのキャリアCと処理ユニット20との間で基板Wを搬送する搬送手段が構成される。
主搬送ロボット16は、上下に位置をずらして配置された一対の上ハンド17aおよび下ハンド17bを備える。主搬送ロボット16は、上ハンド17aおよび下ハンド17bを鉛直軸周りで旋回させる旋回駆動機構と、上ハンド17aおよび下ハンド17bを昇降させる昇降駆動機構と、を備えている(いずれも図示省略)。また、主搬送ロボット16は、上ハンド17aおよび下ハンド17bを旋回半径方向に沿って独立して進退移動させる進退駆動機構18を備えている。これにより、主搬送ロボット16は、上ハンド17aおよび下ハンド17bを個別に周囲の処理ユニット20にアクセスさせて未処理の基板Wの搬入および処理済の基板Wの搬出を行う。また、主搬送ロボット16は、シャトル搬送機構60の主搬送ロボットアクセス位置68に上ハンド17aおよび下ハンド17bを個別にアクセスさせて基板Wの受け渡しを行う。なお、主搬送ロボット16は、その基台部が処理部PUに対して固定設置されており、処理部PU内で水平方向に沿って移動するものではない。
図2は、処理ユニット20の概略構成を示す図である。この処理ユニット20において、基板Wに処理液を用いた表面処理および乾燥処理が行われる。ここで本明細書において、「処理液」とは、基板Wに表面処理を行う液の総称であり、薬液および純水の双方を含む概念である。薬液には、例えば、フッ酸、アンモニア過酸化水素水(SC−1)、塩酸過酸化水素水(SC−2)、硫酸過酸化水素水(SPM)などが含まれる。よって、処理液を用いた基板Wの表面処理は、例えば、フッ酸を用いて基板Wの表面に形成された不要な膜を除去するエッチング処理であっても良いし、アンモニア過酸化水素水を用いて基板Wの表面からパーティクルを除去する洗浄処理であっても良いし、塩酸過酸化水素水を用いて基板Wの金属汚染を取り除く洗浄処理であっても良いし、或いはレジストアッシング処理後の基板Wに付着しているポリマーを除去するポリマー除去処理であっても良い。また、処理液を用いた基板Wの表面処理には、純水を用いた基板Wの表面のリンス処理も含まれる。
処理ユニット20は、隔壁21に囲まれた処理室7を備える。処理室7の天井部には、処理室7内にクリーンエアを供給するためのファンフィルタユニット(FFU)22が設けられている。ファンフィルタユニット22は、ファンおよび高性能フィルタを上下に積層して構成され、ファンによる送風をフィルタで浄化して処理室7内にダウンフローとして供給する。ファンフィルタユニット22は、クリーンエアを温調および湿度を調整する機構を備えていても良い。
処理室7の床面には、処理室排気管23および処理室排液管24が接続されている。処理室排気管23の下流端は、基板処理装置1が設置される半導体製造工場に設けられた排気用ユーティリティ配管などの排気設備に連通接続されている。処理室排気管23の経路途中には、ロータリアクチュエータなどの駆動力を用いて通過流量を調節可能な排気調節用ダンパ25が介挿されている。また、処理室排液管24の下流端は、上記半導体製造工場に設けられたドレイン配管などの排液設備に連通接続されている。
処理室7の側壁面の一部には、処理室7に対して基板Wを搬出入するための開口部が形成され、その開口部はシャッター26によって開閉される。シャッター26は図示省略の駆動機構によって開閉動作を行う。シャッター26が開いているときには、主搬送ロボット16が開口部を介して処理室7に基板Wを搬入するとともに処理室7から基板Wを搬出することができる。シャッター26が閉じているときには、処理室7内が実質的に密閉空間とされ、処理室7内の雰囲気が主搬送ロボット16の側に漏洩することが防止される。
また、処理室7内には、基板Wをほぼ水平姿勢で保持するとともに、その中心を通る鉛直方向に沿った中心軸周りに基板Wを回転させる回転保持部30が設けられている。回転保持部30は、スピンチャック31、回転軸32およびチャック回転駆動機構33を備える。スピンチャック31は、チャックピンによって基板Wの端縁部を把持することにより、基板Wの下面中央部に接触することなく基板Wをほぼ水平姿勢にて保持することができる。回転軸32は、スピンチャック31の下面側中心部に垂設されている。チャック回転駆動機構33は、回転軸32を介してスピンチャック31を水平面内で回転させる。これにより、スピンチャック31に保持された基板Wは、スピンチャック31および回転軸32とともに、水平面内にて鉛直方向に沿った中心軸の周りで回転する。
回転軸32の内側は中空となっており、その中空部分には鉛直方向に沿って下側処理液供給管34が挿設されている。下側処理液供給管34の基端側は処理液バルブ35を介して処理液供給源36と連通接続されている。下側処理液供給管34は、回転軸32の内側を通ってスピンチャック31に保持された基板Wに近接する位置まで延びており、その先端には、基板Wの下面中心部に向けて処理液を吐出する下側処理液ノズル37が形成されている。また、回転軸32の内壁面と下側処理液供給管34の外壁面との間の隙間は気体供給流路とされており、図示を省略する気体供給源と連通接続されている。この隙間の上端からスピンチャック31に保持された基板Wの下面に向けて気体を供給することができる。
回転保持部30のスピンチャック31を取り囲んで処理カップ40が設けられている。この処理カップ40の内側には、回転保持部30の周囲を取り囲むように、基板Wの表面処理に用いられた処理液を排液するための排液空間41が形成されている。また、排液空間41を取り囲むように、基板Wの表面処理に用いられた処理液を回収するための回収空間42が形成されている。排液空間41と回収空間42とは、円筒状の仕切壁43によって区画分けされている。排液空間41には、図外の排液設備へ処理液を導くためのカップ排液管44が接続されている。この排液設備は、処理室排液管24が接続される排液設備と同じであっても良い。また、回収空間42には、図外の回収処理設備へ処理液を導くためのカップ回収管45が接続されている。
処理カップ40の上方には、基板Wからの処理液が外方へ飛散することを防止するためのスプラッシュガード46が設けられている。このスプラッシュガード46は、基板Wの回転の中心軸に対して回転対称な形状とされている。スプラッシュガード46の上側部分の内面には、スピンチャック31の側に開いた断面Vの字形状の排液案内溝47が環状に形成されている。また、スプラッシュガード46の下側部分の内面には、基板Wの回転半径方向外方に向かうに従って下方に向かう傾斜面からなる回収液案内部48が形成されている。回収液案内部48の上端付近には、スプラッシュガード46が降下したときに処理カップ40の仕切壁43を受け入れるための仕切壁収納溝49が形成されている。
このスプラッシュガード46は、ボールねじ機構等で構成されたガード昇降駆動機構39によって鉛直方向に沿って昇降駆動される。ガード昇降駆動機構39は、スプラッシュガード46を、回収液案内部48がスピンチャック31に保持された基板Wの端縁部を取り囲む回収位置と、排液案内溝47がスピンチャック31に保持された基板Wの端縁部を取り囲む排液位置(図2に示す位置)との問で昇降させる。スプラッシュガード46が回収位置にある場合には、基板Wの端縁部から飛散した処理液が回収液案内部48により処理カップ40の回収空間42に導かれ、カップ回収管45を介して回収される。一方、スプラッシュガード46が排液位置にある場合には、基板Wの端縁部から飛散した処理液が排液案内溝47により処理カップ40の排液空間41に導かれ、カップ排液管44を介して排液される。このようにして、処理液の排液および回収を切り換えて実行可能とされている。また、スピンチャック31に対して基板Wの受け渡しを行う場合には、ガード昇降駆動機構39は、スピンチャック31がスプラッシュガード46の上端よりも突き出る高さ位置にまでスプラッシュガード46を下降させる。
スピンチャック31の上方には、基板Wとほぼ同じ径を有する円板形状の雰囲気遮断板50が設けられている。雰囲気遮断板50の上面には、スピンチャック31の回転軸32と共通の軸線に沿う回転軸51が垂設されている。この回転軸51の内側は中空となっており、その中空部分には、基板Wの上面に処理液を供給するための上側処理液供給管52が鉛直方向に沿って挿設されている。上側処理液供給管52の基端側は2つに分岐されており、そのうちの一方は薬液バルブ81を介してフッ酸供給源80と接続され、他方は純水バルブ83を介して純水供給源82と接続されている。上側処理液供給管52の先端側には、雰囲気遮断板50の中心部に開口する上側処理液ノズル53が形成されている。
また、回転軸51の内壁面と上側処理液供給管52の外壁面との間の隙間は、基板Wの上面に向けて気体を供給するための気体供給流路54とされている。この気体供給流路54の基端側は3つに分岐されており、そのうちの一つはIPAバルブ85を介してIPA供給源84と接続され、他の一つはHMDSバルブ87を介してHMDS供給源86と接続され、残りの一つは窒素バルブ89を介して窒素供給源88と接続されている。気体供給流路54の先端側には、雰囲気遮断板50の中心部にて上側処理液ノズル53を環状に取り囲むように開口する気体吐出口55が形成されている。なお、IPA供給源84およびHMDS供給源86は、IPA(イソプロピルアルコール)の蒸気およびHMDS(ヘキサメチルジシラザン)の蒸気をそれぞれ供給する。
回転軸51は、ほぼ水平に延びて設けられた支持アーム56の先端付近から垂下した状態に取り付けられている。支持アーム56は遮断板昇降駆動機構57によって昇降自在とされている。遮断板昇降駆動機構57は、支持アーム56を昇降させることによって、それに連結された雰囲気遮断板50をスピンチャック31に保持された基板Wの上面に近接した近接位置とスピンチャック31の上方から大きく離間した退避位置との間で昇降させる。また、遮断板回転駆動機構58は、回転軸51を介して雰囲気遮断板50を回転保持部30による基板Wの回転にほぼ同期させて水平面内で回転させる。
次に、シャトル搬送機構60について説明する。図1に示すように、シャトル搬送機構60は、インデクサ部IDの搬送路5のほぼ中間部から主搬送ロボット16に向かって延びる搬送路6に設けられている。シャトル搬送機構60は、搬送路6に沿って、インデクサロボットアクセス位置67と主搬送ロボットアクセス位置68との間でシャトル本体部61を往復移動させることができる。なお、搬送路6は、処理部PUに搬送路5と直交する方向に設けられているものの、主搬送ロボット16がこの搬送路6を移動するものではない。
図3は、シャトル搬送機構60の平面図である。また、図4は、図3の矢印AR3の向きから見たシャトル搬送機構60の正面図である。シャトル搬送機構60は、搬送路6に沿って配置された一対のレール63と、このレール63上を往復移動するシャトル本体部61と、このシャトル本体部61をレール63に沿って往復移動させるための直動機構64と、を備える。
シャトル本体部61の上側には、一対の第1ハンド62aおよび一対の第2ハンド62bが設けられている。第1ハンド62aおよび第2ハンド62bには、基板Wの端縁部を下方から支持する複数の支持爪66が内方に向けて突設されている。第1ハンド62aおよび第2ハンド62bは、これら支持爪66によって基板Wをほぼ水平姿勢に支持することができる。なお、支持爪66に代えて、第1ハンド62aおよび第2ハンド62bに基板Wの端縁部に沿うような円弧状の鍔部を設けるようにしても良い。
また、シャトル本体部61は、第1ハンド62aを昇降させる第1ハンド昇降機構65aおよび第2ハンド62bを昇降させる第2ハンド昇降機構65bを内蔵する。図3,4に示すように、第1ハンド62aと第2ハンド62bとは、搬送路6の長手方向に沿ってずれて配置されており、これらは第1ハンド昇降機構65aおよび第2ハンド昇降機構65bによって互いに独立して昇降されるように構成されている。また、第1ハンド62aと第2ハンド62bとは、高さ方向(鉛直方向)にもずれて配置されており、通常、第1ハンド62aの方が第2ハンド62bよりも上側に位置している。なお、第1ハンド昇降機構65aは一対の第1ハンド62aを一括して同じ高さとなるように昇降し、第2ハンド昇降機構65bは一対の第2ハンド62bを一括して同じ高さとなるように昇降する。
また、シャトル本体部61の上面であって、第1ハンド62aおよび第2ハンド62bよりも下側には、ホットプレート79が設置されている。ホットプレート79には、抵抗加熱線を用いたヒータが内蔵されている。ホットプレート79は、内蔵するヒータを作動させることによって、第1ハンド62aおよび/または第2ハンド62bに保持された基板Wを加熱することができる。
シャトル本体部61の底面には、レール63上を摺動自在に移動可能とされた摺動ブロック69が固定設置されている。シャトル本体部61は一対のレール63上を摺動自在に案内され、直動機構64によってインデクサロボットアクセス位置67と主搬送ロボットアクセス位置68との間で往復移動される。なお、直動機構64としては、電動シリンダやロッドレスシリンダなど種々の直線駆動機構を採用することができる。
シャトル本体部61がインデクサロボット12に近い側のインデクサロボットアクセス位置67に位置しているときには、インデクサロボット12の上ハンド14aおよび下ハンド14bと第1ハンド62aおよび第2ハンド62bとの間で基板Wの受け渡しを行う。この際には、インデクサロボット12の上ハンド14aおよび下ハンド14bがそれぞれ第1ハンド62aおよび第2ハンド62bに対応する位置(直上または直下)まで進出し、第1ハンド62aおよび第2ハンド62bが上昇または下降することによって基板Wの受け渡しが行われる。
一方、シャトル本体部61が主搬送ロボット16に近い側の主搬送ロボットアクセス位置68に位置しているときには、主搬送ロボット16の上ハンド17aおよび下ハンド17bと第1ハンド62aおよび第2ハンド62bとの間で基板Wの受け渡しを行う。この際には、主搬送ロボット16の上ハンド17aおよび下ハンド17bがそれぞれ第1ハンド62aおよび第2ハンド62bに対応する位置(直上または直下)まで進出し、第1ハンド62aおよび第2ハンド62bが上昇または下降することによって基板Wの受け渡しが行われる。
また、第1実施形態においては、シャトル搬送機構60にオゾンガス供給ヘッド70を設けている。オゾンガス供給ヘッド70は、主搬送ロボットアクセス位置68の上方を覆うように設けられている。従って、主搬送ロボットアクセス位置68のシャトル本体部61はオゾンガス供給ヘッド70の下方に位置することとなる。オゾンガス供給ヘッド70は、下面に複数の吐出孔を備えるとともに、オゾンバルブ71を介してオゾンガス供給源72と接続されている。オゾンバルブ71を開放することによって、オゾンガス供給ヘッド70から下方に向けてオゾンガス(O3)が噴出される。なお、オゾンガス供給ヘッド70は、インデクサロボットアクセス位置67の上方を覆うように設けられていても良いし、シャトル搬送機構60の全体を覆うように設けられていても良い。
また、制御部90は、基板処理装置1に設けられた上記種々の動作機構を制御する。制御部90のハードウェアとしての構成は一般的なコンピュータと同様である。すなわち、制御部90は、各種演算処理を行うCPU、基本プログラムを記憶する読み出し専用のメモリであるROM、各種情報を記憶する読み書き自在のメモリであるRAMおよび処理用ソフトウェアやデータなどを記憶しておく磁気ディスクを備えている。なお、図1においては図示の便宜上、制御部90を処理部PUの隅に配置しているが、制御部90は基板処理装置1内の任意の位置に設けることができる。
次に、上述の構成を有する基板処理装置1の処理動作について説明する。図5は、基板処理装置1における基板Wの処理手順を示すフローチャートである。以下に説明する処理動作は、制御部90が磁気ディスクなどの記憶部に格納された所定の処理用ソフトウェアを実行して基板処理装置1の各機構を制御することによって進行するものである。
まず、処理対象となる基板Wをインデクサロボット12がキャリアCから搬出する(ステップS1)。インデクサロボット12は、載置台11に載置されているキャリアCから1枚の未処理の基板Wを下ハンド14bによって取り出する。そして、インデクサロボット12は、搬送路5を移動して、未処理の基板Wを保持する下ハンド14bをインデクサロボットアクセス位置67に対向させる。一方、シャトル搬送機構60は、シャトル本体部61をインデクサロボットアクセス位置67に移動させる。そして、インデクサロボット12は、未処理の基板Wを保持する下ハンド14bをシャトル搬送機構60の第2ハンド62bの直上に進出させる。この状態にて第2ハンド62bが上昇すると、インデクサロボット12の下ハンド14bに保持されていた未処理の基板Wは第2ハンド62bによって受け取られる。こうして、インデクサロボット12からシャトル搬送機構60への未処理の基板Wの受け渡しが行われる。
未処理の基板Wの受け渡しが行われた後、インデクサロボット12は空になった下ハンド14bを後退させる。一方、シャトル搬送機構60は、第2ハンド62bに基板Wを保持させたまま、シャトル本体部61を主搬送ロボットアクセス位置68へと移動させる。主搬送ロボットアクセス位置68においては、オゾンガス供給ヘッド70から下方に向けてオゾンガスが噴出されている。このため、シャトル本体部61が主搬送ロボットアクセス位置68に移動すると、第2ハンド62bに保持されている未処理の基板Wにオゾンガスが吹き付けられて供給されることとなる。オゾンは、極めて強い酸化作用を有しており、オゾンガスが供給されることによって未処理の基板Wの表面に付着していた有機物汚染(主としてカーボン汚染)が酸化されて分解除去される(ステップS2)。
次に、シャトル搬送機構60から主搬送ロボット16への基板Wの受け渡しが行われる。具体的には、主搬送ロボットアクセス位置68に位置しているシャトル搬送機構60の第2ハンド62bの直下に、主搬送ロボット16が空の下ハンド17bを進出させる。この状態にて第2ハンド62bが下降すると、第2ハンド62bに保持されていた有機物汚染除去済みの基板Wが下ハンド17bに渡される。続いて、主搬送ロボット16は、基板Wを受け取った下ハンド17bを後退させ、周囲の4つの処理ユニット20のうちのいずれかに対向するように旋回する。そして、主搬送ロボット16は、下ハンド17bをその処理ユニット20にアクセスさせて基板Wを搬入する(ステップS3)。
処理ユニット20においては、主搬送ロボット16の下ハンド17bによって搬入された基板Wがスピンチャック31によって保持される。なお、下ハンド17bが処理ユニット20にアクセスするときには、スピンチャック31がスプラッシュガード46の上端よりも突き出る高さ位置にまでスプラッシュガード46が下降するとともに、雰囲気遮断板50はスピンチャック31の上方から大きく離れた退避位置にまで移動して下ハンド17bと干渉しないようにしている。また、下ハンド17bが処理ユニット20にアクセスするときに、処理室7のシャッター26が開いていることは勿論である。
基板Wがスピンチャック31に保持されると、チャック回転駆動機構33が基板Wの回転を開始するとともに、スプラッシュガード46が回収位置(回収液案内部48が基板Wの端縁部を取り囲む位置)にまで上昇する。また、主搬送ロボット16が下ハンド17bを処理室7から退出させるとともに、シャッター26が閉じて処理室7の開口部が閉塞される。
その後、雰囲気遮断板50がスピンチャック31に保持された基板Wの上面に近接する近接位置まで下降し、薬液バルブ81が開放されて上側処理液ノズル53から基板Wの表面へのフッ酸の供給が開始されて薬液表面処理が実行される(ステップS4)。基板Wの表面にフッ酸が供給されることによって、基板Wの表面に形成された酸化膜のエッチングが進行する。薬液表面処理に先だって、ステップS2にてオゾンガス供給によって基板Wの表面から有機物の汚染が除去されているため、基板Wの表面全面において均一な薬液表面処理を行うことができる。
このとき、回転する基板Wの端縁部から飛散した処理液は、スプラッシュガード46の回収液案内部48によって受け止められ、回収液案内部48を伝って処理カップ40の回収空間42へと導かれる。回収空間42に落下した処理液は、カップ回収管45から回収処理設備へと導かれ、以降の処理に再利用される。
薬液表面処理を行う際、窒素バルブ89を開放して雰囲気遮断板50の気体吐出口55から窒素ガス(N2)を供給し、スピンチャック31に保持される基板Wと雰囲気遮断板50との間を不活性ガス雰囲気とするのが好ましい。また、近接位置にまで下降した雰囲気遮断板50を基板Wと同方向にほぼ同じ回転速度で回転させるようにしても良い。さらに、上側処理液ノズル53から基板Wの上面にフッ酸を供給しつつ、下側処理液ノズル37からも基板Wの下面に処理液供給を行うようにしても良い。
所定時間の薬液表面処理が行われた後、薬液バルブ81が閉止されて上側処理液ノズル53からの薬液供給が停止される。下側処理液ノズル37からの処理液供給を行っている場合には、これも停止する。そして、スプラッシュガード46が排液位置(排液案内溝47が基板Wの端縁部を取り囲む位置)にまで若干下降する。続いて、純水バルブ83が開放されて上側処理液ノズル53から基板Wの表面に純水が供給される。これにより、基板W表面のフッ酸やエッチング残渣が洗い流される純水リンス処理が進行する(ステップ5)。このときにも、気体吐出口55から窒素ガスを供給し、基板Wと雰囲気遮断板50との間の空間を不活性ガス雰囲気とするのが好ましい。また、下側処理液ノズル37からも純水供給を行い、基板Wの上下面に純水を供給するのが好ましい。
純水リンス処理中に回転する基板Wの端縁部から飛散した処理液は、スプラッシュガード46の排液案内溝47によって受け止められ、排液案内溝47を伝って処理カップ40の排液空間41へと導かれる。排液空間41に落下した処理液は、カップ排液管44を介して装置外に排液される。
所定時間の純水リンス処理が終了した後、ステップS6に進んで基板Wの表面の疎水化処理が実行される。図6は、基板Wの疎水化処理の処理手順を示すフローチャートである。まず、IPAバルブ85が開放されて気体吐出口55から回転する基板Wの表面にIPAの蒸気を供給する(ステップS61)。このときには、スプラッシュガード46の高さ位置は任意の位置とすることができる。続いて、IPAバルブ85が開放されたまま、HMDSバルブ87も開放され、気体吐出口55から基板Wの表面にHMDSの蒸気とIPAの蒸気とが混合されて供給される(ステップS62)。
疎水化剤としてのHMDSの供給に先立って、ステップS61にてIPAの蒸気のみを供給しているのは、HMDSが水に対して難溶であり、HMDSのみを供給しても純水リンス後の基板W表面の水と置換しないためである。すなわち、ヒドロキシ基と疎水性基(イソプロピル基)との双方を有するIPAは、水に対してもHMDSに対しても可溶である。このため、ステップS61ではIPAのみを供給して基板Wの表面に付着している水を一旦IPAに置換し、その後ステップS62にてHMDSの蒸気とIPAの蒸気とを混合して基板Wの表面に供給することにより、水に置換したIPAをさらにHMDSに置換しているのである。こうすることによって、基板Wの表面にHMDSが付着することとなる。
図7は、基板Wの表面にHMDSが作用したときに生じる化学反応を示す図である。シリコンの基板Wの表面にはシリコン酸化膜(SiO2の膜)が形成されている。シリコン酸化膜の表面には水との親和性を示す多数のヒドロキシ基(−OH)が形成されており、これによって通常のシリコン酸化膜は親水性を示す。このようなシリコン酸化膜にHMDSが作用すると、図7に示すように、ヒドロキシ基の水素がトリメチルシリル基(−Si(CH33)に置換されて疎水性を示すようになる。すなわち、ステップS6の疎水化処理の要部は、基板Wに疎水化剤としてHMDSを供給し、基板W表面のヒドロキシ基の水素をトリメチルシリル基に置換して疎水性を付与するというものである。なお、ステップS2にてオゾンガス供給によって基板Wの表面から有機物の汚染が除去されているため、基板Wの表面全面において均一な疎水化処理を行うことができる。
次に、ステップS63に進み、IPAバルブ85が開放されたまま、HMDSバルブ87のみが閉止されて気体吐出口55から基板Wの表面にIPAの蒸気のみが継続して供給される。この工程は、トリメチルシリル基が過剰に基板Wの表面に形成されるのを防止するために行われる。すなわち、基板Wの表面にHMDSが付着したまま長時間放置すると、トリメチルシリル基が過剰に基板Wの表面に形成されることとなるため、これを防止する目的でIPAの蒸気のみを供給して基板Wの表面に付着しているHMDSを再度IPAに置換しているのである。
続いて、IPAバルブ85が閉止されるとともに、純水バルブ83が開放され、上側処理液ノズル53から基板Wの表面に純水が供給される。これにより、基板W表面に付着しているIPAが洗い流される純水洗浄が行われる(ステップS64)。その後、純水バルブ83が閉止されて純水洗浄が終了する。この段階では、疎水化状態とされた基板Wの表面上に水滴が残留していることとなる。
こうして基板Wの表面の疎水化処理が完了すると、図5に戻り、ステップS7に進んで乾燥処理が実行される。乾燥処理を行うときには、チャック回転駆動機構33が基板Wの回転数を上昇させて基板Wの表面に付着している水滴を高速回転の遠心力で振り切る。このときには、近接位置に位置している雰囲気遮断板50を基板Wと同じ方向にほぼ同じ回転速度で回転させる。また、窒素バルブ89を開放して気体吐出口55から窒素ガスを供給し、高速回転される基板Wと雰囲気遮断板50との間を不活性ガス雰囲気とする。
第1実施形態においては、処理液を用いた表面処理(薬液表面処理および純水リンス処理)が終了してから乾燥処理を行う前に、基板Wに表面に疎水化剤(HMDS)を供給して疎水化処理を行っている。このため、近年の微細化・高アスペクト比化が相当に進んだパターンが基板Wの表面に形成されていたとしても、つまり基板Wの表面に非常に倒壊しやすいパターンが形成されていたとしても、そのパターン内に残留している水滴の毛管力はゼロに近くなり、乾燥処理時におけるパターンの倒壊を確実に防止することができる。
所定時間の乾燥処理が終了した後、気体吐出口55からの窒素ガス供給が停止されて雰囲気遮断板50が近接位置から退避位置にまで上昇するとともに、回転保持部30による基板Wの回転も停止される。また、スピンチャック31がスプラッシュガード46の上端よりも突き出る高さ位置にまでスプラッシュガード46が下降し、処理室7のシャッター26が開く。そして、主搬送ロボット16が上ハンド17aを処理ユニット20にアクセスさせて乾燥処理後の基板Wを処理ユニット20から搬出する(ステップS8)。
主搬送ロボット16は、基板Wを受け取った上ハンド17aを処理ユニット20から退出させ、シャトル搬送機構60の主搬送ロボットアクセス位置68に対向するように旋回する。一方、シャトル搬送機構60は、シャトル本体部61を主搬送ロボットアクセス位置68に移動させている。そして、主搬送ロボット16は、基板Wを保持する上ハンド17aをシャトル搬送機構60の第1ハンド62aの直上に進出させる。この状態にて第1ハンド62aが上昇すると、主搬送ロボット16の上ハンド17aに保持されていた基板Wは第1ハンド62aによって受け取られる。この時点では、基板Wの表面状態は疎水性のままである。
その後、主搬送ロボット16は空になった上ハンド17aを後退させる。こうして、主搬送ロボット16からシャトル搬送機構60への基板Wの受け渡しが行われる。なお、このときに、シャトル搬送機構60の第2ハンド62bに保持されていた基板Wを主搬送ロボット16の下ハンド17bに渡すとともに、主搬送ロボット16の上ハンド17aに保持されていた基板Wをシャトル搬送機構60の第1ハンド62aに渡すようにしても良い。このようにすれば、処理ユニット20での処理前後の基板Wがシャトル搬送機構60と主搬送ロボット16との間で同時に交換されることとなる。
基板Wの受け渡しが完了した時点で、シャトル本体部61は主搬送ロボットアクセス位置68に位置している。上述したように、主搬送ロボットアクセス位置68においては、オゾンガス供給ヘッド70から下方に向けてオゾンガスが噴出されている。このため、第1ハンド62aに受け取られた基板Wにはオゾンガスが吹き付けられて供給されることとなる。HMDSによって表面が疎水化状態とされた基板Wにオゾンガスが供給されると、その疎水化状態の解除処理が進行する(ステップS9)。
図8は、疎水化された基板Wの表面にオゾンが作用したときに生じる化学反応を示す図である。上述したように、HMDSによって疎水化された基板Wのシリコン酸化膜の表面には多数のトリメチルシリル基が形成されている。このようなシリコン酸化膜にオゾンガスが作用すると、図8に示すように、オゾンの酸化作用によってトリメチルシリル基が分解され、トリメチルシリル基が元の水素に置換される。その結果、シリコン酸化膜の表面は、疎水化処理前と同じく、多数のヒドロキシ基が形成された状態となる。すなわち、疎水化状態の解除処理とは、基板Wの表面に形成されていたトリメチルシリル基をオゾンの作用によって水素に置換して疎水化状態を解除し、結果的に基板Wの表面状態を元の親水性に復元する処理である。1枚の基板Wの疎水化状態を解除する処理時間は数10秒〜数分程度である。
また、疎水化状態の解除処理を行う際に、オゾンガス供給ヘッド70からオゾンガスの供給を行うとともに、ホットプレート79によって第1ハンド62aに保持された基板Wを加熱している。これにより、疎水化状態の解除処理が促進され、処理時間を上記よりもさらに短縮することができる。
疎水化状態の解除処理が終了した後、シャトル搬送機構60は、第1ハンド62aに基板Wを保持させたまま、シャトル本体部61を主搬送ロボットアクセス位置68からインデクサロボットアクセス位置67へと移動させる。そして、処理済の基板Wを保持する第1ハンド62aの直下にインデクサロボット12が上ハンド14aを進出させる。この状態にて第1ハンド62aが下降すると、第1ハンド62aに保持されていた処理済の基板Wが上ハンド14aに渡される。なお、このときに、シャトル搬送機構60の第1ハンド62aに保持されていた処理済の基板Wをインデクサロボット12の上ハンド14aに渡すとともに、インデクサロボット12の下ハンド14bに保持されている未処理の基板Wをシャトル搬送機構60の第2ハンド62bに渡すようにしても良い。このようにすれば、未処理の基板Wと処理済の基板Wとがシャトル搬送機構60とインデクサロボット12との間で同時に交換されることとなる。
その後、インデクサロボット12は、処理済の基板Wを受け取った上ハンド14aを載置台11に載置されているキャリアCにアクセスさせ、そのキャリアCに処理済の基板Wを収納する(ステップS10)。このようにして、基板処理装置1における基板Wに対する一連の処理手順が終了する。
第1実施形態においては、処理液を用いた表面処理と乾燥処理との間に基板Wの表面に疎水化剤としてのHMDSを供給して疎水化処理を行っている。これにより、基板Wの表面状態は疎水性となり、基板Wの表面に非常に倒壊しやすいパターンが形成されている場合であっても、そのパターン内に残留している液滴の毛管力はゼロに近くなる。その結果、基板Wの乾燥処理を行う際に、基板Wの表面に形成されたパターンの倒壊をより確実に防止することができる。
また、基板処理装置1よりも後工程の処理は、基板Wの表面状態が親水性であることを前提に設定されいる場合も多い。第1実施形態においては、シャトル搬送機構60にオゾンガス供給ヘッド70を設け、乾燥処理後の疎水化された基板Wの表面にオゾンガスを供給して疎水化状態の解除処理を行っている。これにより、基板Wの疎水化状態が解除されてその表面状態は元の親水性に復元されるため、後工程の処理に支障をきたすおそれは無い。
また、処理液を用いた表面処理を行う前の基板Wにもオゾンガスを供給して有機物汚染を除去するようにしている。これにより、基板Wの全面に対して均一に処理液を用いた表面処理を行うことができる。
また、シャトル搬送機構60にはオゾンガス供給ヘッド70とともにホットプレート79を設け、オゾンガスによって疎水化状態の解除処理が行われる基板Wを加熱するようにしている。これにより、疎水化状態の解除処理がさらに促進され、基板Wの表面状態を親水性に復元するのに要する時間を短縮することができる。
さらに、第1実施形態においては、シャトル搬送機構60にオゾンガス供給ヘッド70を設けている。すなわち、インデクサ部IDのキャリアCと処理ユニット20との間の通常の基板搬送系路にオゾンガス供給ヘッド70は設けられている。このため、未処理の基板Wを収納するキャリアCから表面処理を行う処理ユニット20まで搬送される往路の基板Wおよび処理ユニット20から処理済の基板Wを収納するキャリアCに搬送される復路の基板Wの双方に必然的にオゾンが供給されることとなる。オゾン供給によって、往路の基板Wの表面からは有機物汚染が除去され、疎水化された復路の基板Wの表面状態は解除されて親水性に復元される。従って、オゾンを供給するための専用の処理ユニットを基板処理装置1内に別途設ける必要が無くなり、基板処理装置1のスペース利用効率の低下を抑制することができる。また、そのようなオゾンを供給するための専用の処理ユニットに基板Wを搬送するための余分な搬送時間も生じないためスループットの低下を防止することができる。
<2.第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態の基板処理装置の全体構成は概ね第1実施形態と同様である。第2実施形態の基板処理装置が第1実施形態と相違するのはシャトル搬送機構60の構成である。
図9は、第2実施形態の基板処理装置におけるシャトル搬送機構60を示す図である。同図において、第1実施形態と同一の要素については同一の符号を付している。第1実施形態ではシャトル搬送機構60にオゾンガス供給ヘッド70を設けていたのに代えて、第2実施形態ではシャトル搬送機構60にUVランプ170を設けている。UVランプ170は、主搬送ロボットアクセス位置68の上方を覆うように設けられている。従って、主搬送ロボットアクセス位置68のシャトル本体部61はUVランプ170の下方に位置することとなる。UVランプ170は、紫外域の波長の光を放射する蛍光ランプであり、主搬送ロボットアクセス位置68に向けて紫外線を照射する。第2実施形態の基板処理装置の残余の構成については、第1実施形態と同じである。なお、UVランプ170は、インデクサロボットアクセス位置67の上方を覆うように設けられていても良いし、シャトル搬送機構60の全体を覆うように設けられていても良い。
第2実施形態における基板Wの処理手順も図5に示した第1実施形態の処理手順と同じである。但し、第2実施形態においては、シャトル搬送機構60にUVランプ170が設けられている。つまり、インデクサ部IDのキャリアCと処理ユニット20との間の通常の基板搬送系路にUVランプ170が設けられている。UVランプ170はオン/オフを繰り返すと出力が安定しないため(オンにしてから出力が安定するまで時間がかかる)、基板処理装置の作動中は常時オンとなっている。このため、未処理の基板Wを収納するキャリアCから表面処理を行う処理ユニット20まで搬送される往路の基板Wおよび処理ユニット20から処理済の基板Wを収納するキャリアCに搬送される復路の基板Wの双方に必然的に紫外線が照射されることとなる。
紫外線は、それ自体が強い化学作用を有するとともに、空気中の酸素を反応させてオゾンを生成する。従って、処理液を用いた表面処理を行う前の往路の基板Wに紫外線が照射されると、その基板Wの表面に付着していた有機物汚染が分解除去される(図5のステップS2)。また、乾燥処理後の復路の疎水化された基板Wの表面に紫外線が照射されると、図8に示したのと同様の反応が生じ、基板Wの疎水化状態が解除されてその表面状態は元の親水性に復元される(図5のステップS9)。
このように、シャトル搬送機構60にオゾンガス供給ヘッド70に代えてUVランプ170を設けたとしても、第1実施形態と同様の処理手順を実行することができ、同様の効果を得ることができる。
<3.第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。第3実施形態の基板処理装置の全体構成は概ね第1実施形態と同様である。第3実施形態の基板処理装置が第1実施形態と相違するのは処理ユニット20の一部構成である。
図10は、第3実施形態の基板処理装置における処理ユニット20の概略構成を示す図である。同図において、第1実施形態と同一の要素については同一の符号を付している。第1実施形態ではシャトル搬送機構60にオゾンガス供給ヘッド70を設けていたのに代えて、第3実施形態では処理ユニット20にオゾンガスの供給機構を設けている。具体的には、図10に示すように、雰囲気遮断板50の回転軸51に設けられた気体供給路54の基端側分岐先の一つがオゾンバルブ181を介してオゾンガス供給源180と接続されている。オゾンバルブ181を開放することによって、気体吐出口55からオゾンガスが噴出される。第3実施形態のシャトル搬送機構60にはオゾンガス供給ヘッド70は設けられていない。第3実施形態の基板処理装置の残余の構成については、第1実施形態と同じである。
第3実施形態における基板Wの処理手順は図5に示した第1実施形態の処理手順と概ね同じである。但し、第3実施形態においては、オゾンガスの供給機構がシャトル搬送機構60ではなく、処理ユニット20に設けられているため、未処理の基板Wが処理ユニット20に搬入された後、その基板Wに気体吐出口55からオゾンガスが供給されて有機物汚染が分解除去されることとなる。より具体的には、処理ユニット20に搬入された未処理の基板Wがスピンチャック31に保持され、雰囲気遮断板50がその基板Wの上面に近接する近接位置まで下降した後、薬液バルブ81を開放する前にオゾンバルブ181を開放して気体吐出口55から基板Wの表面にオゾンガスを供給する。すなわち、図5のステップS2とステップS3とが入れ替わる。
また、乾燥処理後の疎水化された基板Wが処理ユニット20から搬出される前に、その基板Wの表面に気体吐出口55からオゾンガスが供給されて疎水化状態の解除処理が行われることとなる。より具体的には、乾燥処理が終了して気体吐出口55からの窒素ガス供給を停止した後、雰囲気遮断板50を近接位置に維持したままオゾンバルブ181を開放して気体吐出口55から基板Wの表面にオゾンガスを供給する。すなわち、図5のステップS8とステップS9とが入れ替わる。
このようにしても、第1実施形態と同様に、処理液を用いた表面処理を行う前の基板Wにオゾンガスを供給して有機物汚染を除去することができる。このため、基板Wの全面に対して均一に処理液を用いた表面処理を行うことができる。
また、処理ユニット20内において、乾燥処理後の疎水化された基板Wの表面にオゾンガスを供給して疎水化状態の解除処理を行っている。これにより、基板Wの疎水化状態が解除されてその表面状態は元の親水性に復元されるため、後工程の処理に支障をきたすおそれは無い。
また、第3実施形態においても、処理液を用いた表面処理と乾燥処理との間に基板Wの表面に疎水化剤としてのHMDSを供給して疎水化処理を行っている。これにより、第1実施形態と同じく、基板Wの乾燥処理を行う際に、基板Wの表面に形成されたパターンの倒壊を防止することができる。
さらに、第3実施形態においても、オゾンガスの供給機構を処理ユニット20に設けているため、オゾンを供給するための専用の処理ユニットを基板処理装置内に別途設ける必要が無くなり、基板処理装置のスペース利用効率の低下を抑制することができる。また、そのようなオゾンを供給するための専用の処理ユニットに基板Wを搬送するための余分な搬送時間も生じないため、スループットの低下を防止することができる。
<4.第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態について説明する。第4実施形態の基板処理装置の全体構成は概ね第1実施形態と同様である。第4実施形態の基板処理装置が第1実施形態と相違するのは処理ユニット20の一部構成である。
図11は、第4実施形態の基板処理装置における処理ユニット20の概略構成を示す図である。同図において、第1実施形態と同一の要素については同一の符号を付している。第1実施形態ではシャトル搬送機構60にオゾンガス供給ヘッド70を設けていたのに代えて、第4実施形態では処理ユニット20にUVランプ270を設けている。具体的には、雰囲気遮断板50とは別にUVランプ270のヘッドを設ける。第2実施形態と同じく、UVランプ270は紫外線を照射する。UVランプ270は、ランプスキャン駆動機構271によって水平方向に揺動される。第4実施形態のシャトル搬送機構60にはオゾンガス供給ヘッド70は設けられていない。第4実施形態の基板処理装置の残余の構成については、第1実施形態と同じである。
第4実施形態における基板Wの処理手順は図5に示した第1実施形態の処理手順と概ね同じである。但し、第4実施形態においては、UVランプ270がシャトル搬送機構60ではなく、処理ユニット20に設けられているため、未処理の基板Wが処理ユニット20に搬入された後、その基板WにUVランプ270から紫外線が照射されて有機物汚染が分解除去されることとなる。より具体的には、処理ユニット20に搬入された未処理の基板Wがスピンチャック31に保持された後、雰囲気遮断板50がその基板Wの上面に近接する前に、UVランプ270から基板Wの表面に紫外線を照射する。すなわち、図5のステップS2とステップS3とが入れ替わる。なお、第4実施形態のUVランプ270は点光源であるため、ランプスキャン駆動機構271によってUVランプ270を水平方向に揺動しつつ、基板Wを回転させて基板Wの全面に均一に紫外線を照射するのが好ましい。
また、乾燥処理後の疎水化された基板Wが処理ユニット20から搬出される前に、その基板Wの表面にUVランプ270から紫外線が照射されて疎水化状態の解除処理が行われることとなる。より具体的には、乾燥処理が終了して気体吐出口55からの窒素ガス供給が停止されて雰囲気遮断板50が近接位置から退避位置にまで上昇した後、UVランプ270から基板Wの表面に紫外線を照射する。すなわち、図5のステップS8とステップS9とが入れ替わる。なお、このときにも、ランプスキャン駆動機構271によってUVランプ270を水平方向に揺動しつつ、基板Wを回転させて基板Wの全面に均一に紫外線を照射するのが好ましい。
このように、処理ユニット20にUVランプ270を設けたとしても、第3実施形態と同様の処理手順を実行することができ、同様の効果を得ることができる。
<5.変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、この発明はその趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、上記各実施形態においては、疎水化剤としてHMDSを使用していたが、これに限定されるものではなく、シリコン酸化膜の表面を疎水性とすることのできるものであれば良い。このような疎水化剤としては、例えば、トリクロロシラン(SiHcl3)を用いることができる。図12は、基板Wの表面にトリクロロシランが作用したときに生じる化学反応を示す図である。図12(a)に示すように、トリクロロシランは純水リンス処理後に基板Wに残留している水分によって容易に加水分解してSiH(OH)3となり、塩化水素ガス(Hcl)を発生する。このSiH(OH)3がシリコン酸化膜の表面と反応すると、図12(b)に示すように、脱水反応が生じてシリコン酸化膜の表面が疎水性を示すようになる。
このように、基板Wの表面に疎水化剤としてトリクロロシランを供給して疎水化処理を行っても、上記各実施形態と同様に、基板Wの表面に形成されているパターン内に残留している水滴の毛管力はゼロに近くなり、乾燥処理時におけるパターンの倒壊を確実に防止することができる。また、トリクロロシランによって疎水化された基板Wの表面もオゾンの供給または紫外線照射によって疎水化状態が解除され、その表面状態は元の親水性に復元される。
また、第1実施形態(または第2実施形態)においては、シャトル搬送機構60にオゾンガス供給ヘッド70(またはUVランプ170:この段落では以下同じ)を設けるようにしていたが、インデクサ部IDのキャリアCと処理ユニット20との間で基板Wを搬送する搬送手段(インデクサロボット12、主搬送ロボット16およびシャトル搬送機構60)の搬送系路のいずれかにオゾンガス供給ヘッド70を設けるようにすれば良い。例えば、主搬送ロボット16またはインデクサロボット12にオゾンガス供給ヘッド70を設けるようにしても良い。また、処理ユニット20のシャッター26の近傍またはキャリアCの開口部近傍にオゾンガス供給ヘッド70を設けるようにしても良い。搬送手段が基板Wを搬送する搬送系路のいずれの位置にオゾンガス供給ヘッド70を設けたとしても、未処理の基板Wを収納するキャリアCから表面処理を行う処理ユニット20まで搬送される往路の基板Wおよび処理ユニット20から処理済の基板Wを収納するキャリアCに搬送される復路の基板Wの双方に必然的にオゾンが供給されることとなる。従って、オゾンを供給するための専用の処理ユニットを別途設ける必要が無くなり、上記各実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、第3実施形態においては、雰囲気遮断板50の気体吐出口55からオゾンガスを供給するようにしていたが、オゾンガスを供給する専用のノズルを処理ユニット20に設け、基板Wを回転させつつそのノズルを水平方向に往復移動させて基板Wの表面にオゾンガスを供給するようにしても良い。
また、第4実施形態においては、点光源のUVランプ270を揺動させつつ基板Wの全面に紫外線を照射するようにしていたが、これに代えて基板Wの半径以上の長さのライン状UV光源(例えば紫外線LEDなど)を設け、そのライン状UV光源を定位置に保持しつつ基板Wを回転させて基板Wの全面に紫外線を照射するようにしても良い。
また、処理ユニット20に、処理液を吐出するための専用のノズルおよび/またはIPAの蒸気およびHMDSの蒸気を吐出するための専用のノズルを雰囲気遮断板50とは別体に設けるようにしても良い。
また、フッ酸によるエッチング処理に代えて、他の薬液、例えば、アンモニア過酸化水素水などによる洗浄処理を行うようにしても良い。さらに、処理液を用いた表面処理としては、薬液による処理を行うことなく、純水を用いた洗浄処理のみを行うものであっても良い。
また、基板W表面の疎水化状態の解除処理を促進するための加熱手段はホットプレート79に限定されるものではなく、他の加熱手段、例えばハロゲンランプからの光照射によって解除処理中の基板Wを加熱するようにしても良い。
また、本発明に係る基板洗浄装置によって処理対象となる基板は半導体基板に限定されるものではなく、液晶表示装置などに用いるガラス基板であっても良い。
1 基板処理装置
12 インデクサロボット
16 主搬送ロボット
20 処理ユニット
30 回転保持部
31 スピンチャック
40 処理カップ
46 スプラッシュガード
50 雰囲気遮断板
53 上側処理液ノズル
55 気体吐出口
60 シャトル搬送機構
61 シャトル本体部
64 直動機構
67 インデクサロボットアクセス位置
68 主搬送ロボットアクセス位置
70 オゾンガス供給ヘッド
71,181 オゾンバルブ
72,180 オゾンガス供給源
84 IPA供給源
85 IPAバルブ
86 HMDS供給源
87 HMDSバルブ
90 制御部
170,270 UVランプ
C キャリア
ID インデクサ部
PU 処理部
W 基板

Claims (14)

  1. 基板に処理液を用いた表面処理を行ってから乾燥処理を行う基板処理方法であって、
    基板表面の有機物汚染を除去する汚染除去工程と、
    処理液によって基板の表面処理を行う表面処理工程と、
    前記表面処理の終了した基板の表面に疎水化剤を供給して疎水化処理を行う疎水化工程と、
    疎水化された基板の乾燥処理を行う乾燥処理工程と、
    乾燥後の基板の表面の疎水化状態を解除する改質解除工程と、
    を備えることを特徴とする基板処理方法。
  2. 請求項1記載の基板処理方法において、
    前記汚染除去工程および前記改質解除工程は、基板の表面にオゾンを供給するオゾン供給工程を含むことを特徴とする基板処理方法。
  3. 請求項1記載の基板処理方法において、
    前記汚染除去工程および前記改質解除工程は、基板の表面に紫外線を照射する紫外線照射工程を含むことを特徴とする基板処理方法。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の基板処理方法において、
    前記疎水化工程は、疎水化剤としてHMDS(ヘキサメチルジシラザン)を供給して基板表面のヒドロキシ基の水素をトリメチルシリル基に置換することによって疎水化処理を行い、
    前記改質解除工程は、基板表面に形成されたトリメチルシリル基を水素に戻すことによって疎水化状態を解除することを特徴とする基板処理方法。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の基板処理方法において、
    前記改質解除工程は、基板を加熱する加熱工程を含むことを特徴とする基板処理方法。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の基板処理方法において、
    前記汚染除去工程は、未処理の基板を収納したキャリアから前記表面処理を行う処理ユニットまでの基板搬送過程で実行するとともに、
    前記改質解除工程は、前記処理ユニットから処理済の基板を収納するキャリアまでの基板搬送過程で実行することを特徴とする基板処理方法。
  7. 基板に処理液を用いた表面処理を行ってから乾燥処理を行う基板処理方法であって、
    処理液によって基板の表面処理を行う表面処理工程と、
    前記表面処理の終了した基板の表面にHMDSを供給して該表面を疎水性とする疎水化工程と、
    疎水化された基板の乾燥処理を行う乾燥処理工程と、
    乾燥後の基板の表面の疎水化状態を解除して該表面を親水性とする改質解除工程と、
    を備えることを特徴とする基板処理方法。
  8. 基板に処理液を用いた表面処理を行ってから乾燥処理を行う基板処理装置であって、
    基板を収納するキャリアを載置するインデクサ部と、
    基板に表面処理および乾燥処理を行う処理ユニットと、
    前記インデクサ部と前記処理ユニットとの間で基板を搬送する搬送手段と、
    基板にオゾンを供給するオゾン供給ヘッドと、
    を備え、
    前記処理ユニットは、処理液を用いた表面処理と乾燥処理との間に基板の表面に疎水化剤を供給して疎水化処理を行う疎水化手段を備え、
    前記オゾン供給ヘッドは、前記搬送手段が基板を搬送する搬送系路に設けられ、前記インデクサ部から前記処理ユニットに搬送される基板および前記処理ユニットから前記インデクサ部に搬送される基板の双方にオゾンを供給することを特徴とする基板処理装置。
  9. 請求項8記載の基板処理装置において、
    前記搬送手段は、
    前記キャリアに対して基板の搬出入を行うインデクサロボットと、
    前記処理ユニットに対して基板の搬出入を行う主搬送ロボットと、
    前記インデクサロボットと前記主搬送ロボットとの間で基板の受け渡しを行うシャトル搬送機構と、
    を備え、
    前記オゾン供給ヘッドは前記シャトル搬送機構に設けられることを特徴とする基板処理装置。
  10. 請求項9記載の基板処理装置において、
    前記シャトル搬送機構は、基板を加熱する加熱手段をさらに備えることを特徴とする基板処理装置。
  11. 基板に処理液を用いた表面処理を行ってから乾燥処理を行う基板処理装置であって、
    基板を収納するキャリアを載置するインデクサ部と、
    基板に表面処理および乾燥処理を行う処理ユニットと、
    前記インデクサ部と前記処理ユニットとの間で基板を搬送する搬送手段と、
    基板に紫外線を照射する紫外線ランプと、
    を備え、
    前記処理ユニットは、処理液を用いた表面処理と乾燥処理との間に基板の表面に疎水化剤を供給して疎水化処理を行う疎水化手段を備え、
    前記紫外線ランプは、前記搬送手段が基板を搬送する搬送系路に設けられ、前記インデクサ部から前記処理ユニットに搬送される基板および前記処理ユニットから前記インデクサ部に搬送される基板の双方に紫外線を照射することを特徴とする基板処理装置。
  12. 請求項11記載の基板処理装置において、
    前記搬送手段は、
    前記キャリアに対して基板の搬出入を行うインデクサロボットと、
    前記処理ユニットに対して基板の搬出入を行う主搬送ロボットと、
    前記インデクサロボットと前記主搬送ロボットとの間で基板の受け渡しを行うシャトル搬送機構と、
    を備え、
    前記紫外線ランプは前記シャトル搬送機構に設けられることを特徴とする基板処理装置。
  13. 請求項12記載の基板処理装置において、
    前記シャトル搬送機構は、基板を加熱する加熱手段をさらに備えることを特徴とする基板処理装置。
  14. 請求項8から請求項13のいずれかに記載の基板処理装置において、
    前記疎水化手段は疎水化剤としてHMDSを供給することを特徴とする基板処理装置。
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