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JP2011059395A - レンズ駆動装置、画像取得装置、及び電子機器 - Google Patents

レンズ駆動装置、画像取得装置、及び電子機器 Download PDF

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JP2011059395A JP2009209269A JP2009209269A JP2011059395A JP 2011059395 A JP2011059395 A JP 2011059395A JP 2009209269 A JP2009209269 A JP 2009209269A JP 2009209269 A JP2009209269 A JP 2009209269A JP 2011059395 A JP2011059395 A JP 2011059395A
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Masaru Hasuda
大 蓮田
Masashi Yoshimura
雅志 吉村
Hitoshi Kawamura
等 川村
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Hitachi Maxell Ltd
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Abstract

【課題】駆動軸が軸ブレすることに起因して取得画像の品質が劣化することを抑制すること。
【解決手段】複数のレンズL1〜L3を保持したレンズホルダ31と、駆動電圧に応じて伸縮するピエゾ素子42と、ピエゾ素子42で生じる振動を受ける伝達軸44と、レンズホルダ31に対して伝達軸44が連結した連結部32と、摺動可能な状態で伝達軸44を保持する軸保持部45と、を備え、連結部32は、複数のレンズL1〜L3のうち最も位置精度が要求されるレンズL1に対応づけて配置されている。
【選択図】図12

Description

本発明は、レンズ駆動装置、画像取得装置、及び電子機器に関する。
近年、カメラ等の撮像装置は多種多様な製品に組み込まれている。携帯電話、ノートパソコン等といった小型な電子機器にカメラを実装する場合、カメラ自体の小型化も強く要求される。
カメラ内にはオートフォーカスレンズが組み込まれる場合がある。この場合、レンズを変位させるアクチュエータの小型化が強く望まれている。小型なアクチュエータとしては、圧電素子を駆動することで移動対象物を変位させるものが知られている。特許文献1では、板ばねでピエゾ素子を付勢して、ピエゾ素子と軸部材とを互いに係合させる方式が開示されている。
特開2006−178490号公報
レンズホルダに同調して駆動軸及び伝達軸が変位するタイプのアクチュエータでは、摺動可能な状態で駆動軸を安定保持することが要求される。しかしながら、アクチュエータの動作中、駆動軸が軸ブレすることに起因して、レンズを介して取得する像の品質が劣化してしまうおそれがある。例えば、駆動軸をバネ等で付勢することで駆動軸を保持する場合、レンズホルダの移動開始又は停止時にレンズホルダの重さが軸保持部に対して作用し、軸保持部を中心として駆動軸が揺れ、レンズホルダのレンズの光軸が所定の軸線から傾斜し、取得像の品質が劣化してしまうおそれがある。
上述の説明から明らかなように、本発明は、駆動軸が軸ブレすることに起因して取得画像の品質が劣化することを抑制することを目的とする。
本発明に係るレンズ駆動装置は、複数のレンズを保持したレンズ保持体と、駆動電圧に応じて伸縮する圧電素子と、前記圧電素子で生じる振動を受ける駆動軸と、前記レンズ保持体に対して前記駆動軸が連結した連結部と、摺動可能な状態で前記駆動軸を保持する軸保持部と、を備え、前記連結部は、複数の前記レンズのうち最も位置精度が要求される第1レンズに対応づけて配置されている。この構成を採用することによって、駆動軸が軸ブレすることに起因して取得画像の品質が劣化することを抑制することができる。
前記第1レンズは、他のレンズと比較して最も物体側に配置されており、前記連結部は、前記圧電素子よりも物体側に配置されている、と良い。
前記連結部は、前記駆動軸を固定支持した複数の支持部を備え、前記軸保持部は、複数の前記支持部間に配置されている、と良い。
前記軸保持部は、前記駆動軸の付勢に基づいて前記駆動軸を保持している、と良い。
前記駆動軸及び前記圧電素子は、前記レンズ保持体の移動方向へ前記レンズ保持体よりも突出していない、と良い。
前記レンズ保持体を外囲すると共に、前記軸保持部が設けられた外囲器を更に備え、前記軸保持体は、前記外囲器の外周面の一部を構成する、と良い。
前記駆動軸は、比重2.1以下の材料で構成されている、と良い。前記駆動軸は、弾性率20GPa以上の材料で構成されている、と良い。
デューティー比が10%以下のパルス信号に基づいて、前記駆動電圧を生成する駆動電圧生成回路を更に備える、と良い。
前記駆動電圧生成回路は、前記パルス信号を生成するパルス信号生成回路と、前記パルス信号生成回路の出力に応じて動作状態が決定付けられる複数のスイッチング素子と、を備える、と良い。
前記レンズ保持体は、前記駆動電圧の電圧値が相対的に短時間に第1電圧レベルと第2電圧レベル間を変化する第1期間に前記軸保持部に対して変位し、前記駆動電圧の電圧値が相対的に長い時間をかけて前記第1電圧レベルと前記第2電圧レベル間を変化する第2期間に前記軸保持部に対して実質的に変位しない、と良い。
本発明に係る画像取得装置は、上記いずれかに記載のレンズ駆動装置と、複数の前記レンズ夫々を介して入力する像を撮像する撮像手段と、を備える。
本発明に係る電子機器は、上記した画像取得装置を備える。
本発明によれば、駆動軸が軸ブレすることに起因して取得画像の品質が劣化することを抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係るカメラモジュールの概略的な分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るカメラモジュールの概略的な斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るレンズユニットの概略的な斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るレンズユニットに含まれる伝達軸の材料が共振周波数に与える影響を説明するための概略的な説明図である。 本発明の第1実施形態に係るカメラモジュールの概略的な上面図である。 本発明の第1実施形態に係るカメラモジュールの概略的な断面図である。 本発明の第1実施形態に係るカメラモジュールの概略的な断面図である。 本発明の第1実施形態に係るレンズユニットの概略的な断面図である。 本発明の第1実施形態に係る軸保持部の概略的な分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る軸保持部の概略的な上面図である。 本発明の第1実施形態に係るカメラモジュールの概略的な部分上面図である。 本発明の第1実施形態に係るレンズユニットにおける連結部の配置位置を説明するための模式図である。 本発明の第1実施形態に係る駆動装置の構成を示す概略的なブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る駆動波形を示す概略的な波形図である。 本発明の第1実施形態に係る駆動電圧生成回路の概略的な回路図である。 本発明の第1実施形態に係る駆動電圧生成回路の動作を説明するための表である。 本発明の第1実施形態に係る電圧波形とレンズの移動状態との関係を示す概略的なタイミングチャートである。 本発明の第1実施形態に係るピエゾ素子の伸縮とレンズホルダの変位との関係を示す概略的な説明図である。 本発明の第1実施形態に係るスイッチング信号のデューティー比の調整がレンズホルダの変位に与える影響を説明するための説明図である。 本発明の第1実施形態に係るアクチュエータの動作状態を評価した結果を示す表である。 比較例に係るカメラモジュールを示す概略図である。 比較例に係るアクチュエータの動作状態を評価した結果を示す表である。 アクチュエータのタイプ毎のレンズ移動特性を示す説明図である。 本発明の第1実施形態に係る伝達軸の構成材料毎の物性を示す表である。 本発明の第1実施形態に係る伝達軸の構成材料毎の物性及び駆動装置に組み込んだ場合の評価結果を示す表である。 実施例に係る駆動装置の評価結果を説明するための説明図である。 本発明の第1実施形態に係る携帯電話の概略的な模式図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。なお、各実施の形態は、説明の便宜上、簡略化されている。図面は簡略的なものであるから、図面の記載を根拠として本発明の技術的範囲を狭く解釈してはならない。図面は、もっぱら技術的事項の説明のためのものであり、図面に示された要素の正確な大きさ等は反映していない。同一の要素には、同一の符号を付し、重複する説明は省略するものとする。上下左右といった方向を示す言葉は、図面を正面視した場合を前提として用いるものとする。
〔第1実施形態〕
以下、図1乃至図27を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。
図1及び図2に示すように、カメラモジュール(画像取得装置)150は、配線基板10、コネクタ11、透明基板(平板部材)13、筐体(外囲器)20、レンズユニット(レンズ部品)30、及び蓋50(外囲器)を有する。図6及び図7に示すように、カメラモジュール150は、イメージセンサ(撮像素子、撮像手段)12を更に備える。
配線基板10の一端にはコネクタ11が配置されている。配線基板10の他端には、イメージセンサ12、及び透明基板13が配置されている。イメージセンサ12上には、透明基板13、筐体20、レンズユニット30、及び蓋50が、この順で配置される。筐体20は、移動対象物であるレンズL1〜L3(図5参照)からみて移動しない固定側部材として機能する。
配線基板10は、可撓性を有するシート状の配線基板である。配線基板10は、イメージセンサ12に入力する制御信号、及びイメージセンサ12から出力されるビデオ信号の伝送路として機能する。配線基板10は、ピエゾ素子42に入力する駆動電圧の伝送路として機能する。
コネクタ11は、カメラモジュール150を本体機器に電気的及び機械的に固定するための接続部分を形成する。
イメージセンサ12は、CCD(Charge Coupled Device)センサ、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサといった一般的な固体イメージセンサである。イメージセンサ12は、XZ平面にてマトリクス状に配置された複数の画素を有する。各画素で光電変換をすることによって入力像を像データに変換して出力する。
透明基板13は、入力光に対して実質的に透明な板状部材である。透明基板13の上面視形状は方形である。透明基板13の背面には、イメージセンサ12がバンプ接続している。
筐体20は、配線基板10上に実装される。筐体20は、透明基板13を下部空間で収納し、レンズユニット30を上部空間で収納する。筐体20の採用により、カメラ機能のモジュール化を図ることができる。筐体20の内部に外来光が侵入することを抑制するために、筐体20の下端面は、黒色の接着剤を介して配線基板10に固定されている。筐体20は、例えば、黒色の樹脂がモールド成形されて製造される。
蓋50は、筐体20に対して取り付けられる。これによって、レンズユニット30は筐体20内に閉じ込められる。蓋50は、好適には、ネジによって筐体20に取り付けられる。蓋50を筐体20に対して接着固定するのではなく、ネジで固定することによって、筐体20に対する蓋50の着脱が可能になる。これによって、動作テストで不良と判定されたカメラモジュール150の不良原因をテスト後に取り除くこと等が可能になる。例えば、イメージセンサ12の撮像面上に入り込んだゴミを動作テスト後に取り除くことでカメラモジュールの歩留まりを向上させることができる。なお、蓋50は、例えば、樹脂がモールド成形されて製造される。
図3に示すように、レンズユニット30は、レンズホルダ(保持体)31、ピエゾ素子(圧電素子)42、伝達軸(駆動軸)44、及び軸保持部45を有する。レンズホルダ31は、レンズL1〜L3を保持している(図5参照)。レンズホルダ31の外周には、伝達軸44が連結した連結部32が設けられている。連結部32は、伝達軸44を固定支持する支持板32a、32bを有する。なお、軸保持部45を含めないで、レンズユニット30と把握しても良い。
レンズユニット30は、ピエゾ素子42の駆動に応じて、y軸(レンズL1〜L3の光軸に一致する軸線)に沿って移動可能である。但し、軸保持部45は、筐体20に対して固定されており、ピエゾ素子42の駆動に応じて移動することはない。イメージセンサ12の撮像面に対するレンズL1〜L3の配置高さを調整することで、意図したように被写体像をイメージセンサ12の撮像面に結像させることができる。
伝達軸44は、レンズホルダ31に対して連結部32を介して連結されている。軸保持部45は、y軸に沿って摺動可能な状態で伝達軸44を保持している。伝達軸44と軸保持部45とは、互いに摩擦係合状態にある。
ピエゾ素子42及び伝達軸44は、接着剤を介して互いに固着している。伝達軸44は、レンズホルダ31に対して固設されている。具体的には、伝達軸44は、連結部32の支持板32a、32bの開口に対して圧入されている。ピエゾ素子42を筐体20に対して固定する場合には、筐体20に対してピエゾ素子42を適切に配置することができない場合がある。また、伝達軸44を筐体20に対して固定する場合も同様である。本実施形態では、レンズホルダ31に対して伝達軸44を固定する。従って、筐体20に対するピエゾ素子42又は伝達軸44の配置誤差が問題となることはない。
レンズホルダ31、ピエゾ素子42、及び伝達軸44は、相対的な位置関係が固定されており、固定側部材として機能する軸保持部45に対して相対的に移動可能となっている。
ピエゾ素子42は、セラミックス層(圧電層)が積層された一般的な圧電素子である。ピエゾ素子42の側面は、一対の電極端子として機能する。例えば、一方の電極端子を接地させた状態で、他方の電極端子に駆動電圧を印加することによってピエゾ素子42はY軸方向に伸縮する。なお、ピエゾ素子42に対するリード線72の接続態様については後述する。
伝達軸44は、y軸方向を長手方向とする棒状体である。伝達軸44は、接着剤を介して、ピエゾ素子42の上面に固定されている。なお、接着剤以外の方法で、伝達軸44をピエゾ素子42に対して固定しても構わない。なお、ピエゾ素子42と伝達軸44を連結させる方法は任意である。両者の嵌め合いによって、伝達軸44とピエゾ素子42とを連結させても良い。
伝達軸44は、ピエゾ素子42で生じた振動を軸保持部45に伝達する。軸保持部45は、摺動可能な状態で伝達軸44を保持し、かつ筐体20に対して固定されている。従って、ピエゾ素子42で生じた振動によって、ピエゾ素子42、伝達軸44、及びレンズホルダ31が、筐体20及び軸保持部45に対して変位する。
伝達軸44は、軽量でかつ剛性が高いことが望ましい。伝達軸44は、比重2.1以下の材料からなる。より好ましくは、伝達軸44は、比重2.1以下であり、弾性率20GPa以上の材料からなる。更に好ましくは、伝達軸44は、比重2.1以下であり、弾性率30GPa以上の材料からなる。これによって、共振周波数を高周波側へシフトさせることができ、連続した使用可能周波数帯域を得ることができる。
伝達軸44は、ガラス状炭素、繊維強化樹脂、エポキシ樹脂から成型すると良い。特に黒鉛を含有するガラス状炭素複合材、カーボンを含有する繊維強化樹脂やガラス、カーボンを含有するエポキシ樹脂複合材が特に好ましい。
図4に示す材料で伝達軸44を形成し、試作した伝達軸44の固有の共振周波数を測定した。なお、本願でいう固有の共振周波数とは、伝達軸44それ自体が有する固有の共振周波数である。具体的には、伝達軸44を宙吊り状態とし、伝達軸44に電圧波形を入力することで、伝達軸44の固有の共振周波数は測定される。
図4に示すように、ガラス状炭素、エポキシ樹脂、アルミニウム(Al)、ステンレス(SUS)、燐青銅、ポリアセタールの順で、伝達軸固有の共振周波数が低くなる。上述のようにガラス状炭素が成形された伝達軸44によれば、スイッチング信号の周波数帯域を拡大することができた。従って、同様の結果を得るためには、伝達軸44の固有の共振周波数が200Hz以上に設定すれば良いことが推測できる。このように伝達軸44の固有の共振周波数が200Hz以上(より好ましくは共振周波数が220Hz以上、更に好ましくは共振周波数が240以上、更に好ましくは270Hz以上)の場合、スイッチング信号の周波数帯域を拡大できると推測できる。
図3に戻り説明する。レンズホルダ31は、レンズL1〜L3を保持する筒状部材である。レンズホルダ31の上板部には、開口OP2が形成されている。レンズホルダ31の上板部は、光学的に絞りとして機能する。レンズホルダ31の外周面には、外側へ延出する支持板32a、32bが、y軸方向に所定の間隔をおいて配置されている。支持板32a、32bには、伝達軸44が挿入される開口が形成されている。なお、支持板32a、32bは、レンズホルダ31と別体としても良い。
支持板32a、32b間には、軸保持部45が配置されている。これらの組立て方法は任意である。例えば、支持板32a、32b間に軸保持部45を配置した状態で、これらの部材に対して伝達軸44を挿入する。
支持板32a、32b間に軸保持部45を配置することで、レンズホルダ31の移動範囲を規制することができる。但し、このような2点支持に限らず、支持板32a及び支持板32bの一方で伝達軸44を支持しても良い。
支持板32aは、伝達軸44を固定支持する。支持板32aに形成された開口は、伝達軸44の径よりも僅かに広い。支持板32bの孔径は、支持板32aと同様とするか、僅かに狭くし、これに伝達軸44を圧入しても良い。
上述の構成を採用することによって、支持板32a又は支持板32bでレンズL1にあわせて伝達軸44を位置調整することができる。このようにして、レンズホルダ31を効率的に光軸合わせすることが可能になる。
位置合わせ後、接着剤を適切に選定し、支持板32と伝達軸44間を固着すると良い。例えば、熱硬化性のエポキシ系接着剤を採用すると良い。
上述のように、レンズホルダ31は、レンズL1〜L3を保持する。レンズL1は、調芯工程を経てレンズホルダ31内に配置されている。レンズL2、レンズL3は、調芯工程を経ることなく、レンズホルダ31内に配置される。つまり、レンズL1は、レンズL2、L3と比較して、高い位置精度が要求されるレンズである。
レンズホルダ31に対するレンズL1〜L3の組み込み方法は任意である。例えば、レンズL3、及びレンズL2をこの順で積層し、レンズL2上にてレンズL1を調芯し、レンズL3、レンズL2、及びレンズL1を接着固定し、その後、レンズL1〜L3の積層体をレンズホルダ31内に圧入すると良い。なお、圧入以外の方法でレンズホルダ31に対してレンズL1〜L3を組み入れても良い。軸保持部45の構成については後述する。
図5乃至図7を参照して、カメラモジュール150の構成について更に説明する。なお、図6は、カメラモジュール150のx6−x6間の概略的な断面図である。図7は、x7−x7間の概略的な断面図である。
図6及び図7に示すように、ピエゾ素子42と伝達軸44の積層体の高さ(y軸に沿う幅)は、レンズホルダ31の高さ(y軸に沿う幅)以下である。これによって、レンズホルダ31の移動範囲を確保するために、筐体20の高さ(y軸に沿う幅)を増加させることを効果的に抑制することができる。結果的に、カメラモジュール150の低背化を図ることができる。
イメージセンサ12は、透明基板13に対してバンプ実装されている。透明基板13とイメージセンサ12間には、複数の半田バンプ(不図示)が配置される。透明基板13に半田バンプを形成し、この上にイメージセンサ12を実装することで、透明基板13とイメージセンサ12とが積層される。なお、透明基板13の背面には、配線パターンが予め形成されている。このようにして、イメージセンサ12と透明基板13間の位置が固定され、かつ両者間の電気的な接続が確保される。なお、イメージセンサ12の撮像面(受光面)は、透明基板13側に配置されている。
イメージセンサ12と透明基板13との間の距離(離間距離)は、上述の半田バンプの大きさによって決定される。半田バンプの大きさを適宜制御することで、イメージセンサ12と透明基板13との位置決めを正確に行うことが可能である。また、複数の半田バンプにより位置決めすることから、イメージセンサ12と透明基板13との離間距離が平均化される。
透明基板13は、配線基板10に対してバンプ接続される。つまり、透明基板13は、半田バンプを介して配線基板10に固定されると共に電気的に接続される。このようにして、イメージセンサ12は、透明基板13を介して、配線基板10に対して電気的に接続される。
透明基板13と配線基板10間の半田バンプによって、イメージセンサ12と配線基板10間にスペースが確保される。換言すると、透明基板13と配線基板10間の半田バンプは、イメージセンサ12と配線基板10間に空間を形成するためのスペーサとして機能している。
筐体20の上部空間及び下部空間を隔てる隔壁部22の背面側には、リブ(位置規制部)22a、22bが形成されている。これによって、筐体20を透明基板13上に配置するときに上方から透明基板13を押さえ込み、透明基板13を好適に位置決めすることができる。なお、リブ22a、22bを設けずに直接的に筐体20で上方向から透明基板13の配置位置を規制しても良い。隔壁部22には、上下の空間を光学的に連絡するための開口OP1が形成されている。開口OP1は、光学的な意味での開口であれば足りる。
透明基板13を好適に位置決めするために、透明基板13の側面に対向するリブ(不図示)を筐体20に形成させても良い。これによって、筐体20を透明基板13上に配置するときに、好適に横方向から透明基板13の配置位置を規制することができ、透明基板13を好適に位置決めすることができる。なお、このようなリブを設けずに直接的に筐体20で横方向から透明基板13の配置位置を規制しても良い。
配線基板10の下には、補強板15が配置されている。補強板15は、ポリイミド等の樹脂材料からなる。補強板15は、黒色である。補強板15を配置することで、カメラモジュール150の内部に外来光が入射することを好適に抑制することができる。なお、外来光の悪影響を更に抑制するため、黒色の配線基板10を採用している。
図8乃至図11を参照して更に説明する。
図8及び図9に示すように、軸保持部45は、本体部45h、押え板(板状部材)45p、ばね(弾性体)45q、及び押え板(板状部材)45rを有する。伝達軸44から離間する方向に、押え板45p、ばね45q、押え板45rがこの順で配置される。
ばね45qは、一般的なコイルバネである。ばね45qの径は、押え板45pの径と略同一又は若干小さい。なお、ばね45qの具体的な構成は任意であり、他の種類の弾性体(板ばね、樹脂製ゴム等)を利用しても良い。本体部45hは、樹脂が金型で成形されて製造される。例えば、押え板45p、45rは、金属板又は樹脂板のプレス成型によって製造される。
図8に示すように、押え板45pの軸線Lx1に沿う幅、押え板45rの軸線Lx1に沿う幅よりも狭い。これによって、筐体20の内側面に対してより近い位置にばね45qを配置することが可能となり、カメラモジュール150の小型化を図ることができる。
ばね45qは、レンズホルダ31から見た伝達軸44の配置方向(軸線Lx1に沿う方向)に対して90度を成す方向(軸線Lx2に沿う方向)へ押え板45pを付勢する。これによって、軸保持部45の配置スペースを効果的に小さくすることができ、カメラモジュール150の小型化を図ることができる。なお、軸線Lx1と軸線Lx2とが成す角度は90度には限られない。軸線Lx1と軸線Lx2とが成す角度を、45〜135度としても良い。
図9に示すように、本体部45hに形成された空間内に、押え板45p、ばね45q、及び押え板45rが順に押し込まれる。本体部45hに形成された開口部45h7に、押え板45p及びばね45qが収納される。本体部45hに形成された開口部45h8に、押え板45rが収納される。本体部45hに対して押え板45rを接着固定することで、押え板45p、ばね45q、及び押え板45rが位置決めされる。
具体的には、ばね45qは、押え板45rによって本体部45hの空間内に閉じ込められ、抑え板45pを伝達軸44側へ付勢する。押え板45pは、ばね45qによって伝達軸44側へ付勢される。伝達軸44は、押え板45pによって押圧され、突出部45h3、45h4に当接する。伝達軸44は、本体部45hと押え板45pとの間に挟持された状態になる。換言すると、伝達軸44と軸保持部45とが互いに摩擦係合した状態になる。
図9に示すように、押え板45pは、左端部45p3、胴部45p4、及び右端部45p5を有する板状部材である。左端部45p3と右端部45p5とによって、本体部45hの開口部45h7に収納された押え板45pの上下(y軸方向)の変位が規制される。左端部45p3と右端部45p5は、胴部45p4よりもy軸に沿う幅が狭い。これによって、本体部45hのy軸に沿う幅が大きくなることを抑制することができる。本体部45hの高さ(y軸に沿う幅)を抑えることによって、レンズユニット30の移動範囲を十分に確保することができる。
なお、押え板45pは、好ましくは、金属材料からなる、と良い。例えば、亜鉛合金、アルミ合金等の金属材料で、押え板45pを形成すると良い。これによって、伝達軸44と押え板45p間の摩擦により、押え板45pから磨耗粉が生じることを効果的に抑制できる。
図10に示すように、本体部45hは、輪状部(軸保持部)45h1、及び収納部45h2を有する。輪状部45h1は、伝達軸44が挿通される開口を有し、この開口に挿通された伝達軸44を囲む輪状部分である。収納部45h2は、輪状部45h1に連結した残りの部分である。
輪状部45h1の内側面には、伝達軸44に向かって突出する突出部45h3、45h4が形成されている。各突出部45h3、45h4は、輪状部45h1の内側面を部分的に平坦面とすることによって形成される。突出部45h3、45h4が樹脂の場合、伝達軸44との摩擦により磨耗粉が発生する場合がある。このような問題が生じることを回避するために、ここでは、亜鉛合金の成形により本体部45hを製造している。なお、亜鉛合金に限らず、アルミ合金、その他の金属材料を採用しても良い。
図10に示すように、伝達軸44は、本体部45hと押え板45pとの間で、押え板45p、突出部45h3、及び突出部45h4により3点で当接保持される。これによって、伝達軸44を安定して保持することができる。なお、3点の当接点は、ほぼ等しい間隔にあり、120度だけ順にずらして配置されている。これにより、伝達軸44をより安定して保持することができる。
図10に示すように、本体部45hには、レンズホルダ31の外周面に応じた曲面45h2aが形成されている。これによって、本体部45hの大きさをある程度確保しつつ、レンズホルダ31を筐体20に対してより近接して配置することができる。本体部45hには、伝達軸44から離間する方向に延在するテール部45h2bを有する。テール部45h2bと筐体20間の嵌め合いによって、本体部45hは筐体20に対して固定される。
図11に示すように、軸保持部45は、筐体20に対して取り付けられる。筐体20の内側面には、突起26a、26bが形成されている。上述のテール部45h2bは、突起26a、26b間に嵌め込まれる。筐体20に対して軸保持部45を嵌め合いによって固定することによって、筐体20に対して軸保持部45を強固に固定することができる。なお、通常の接着剤を用いて、筐体20に対して軸保持部45を固定しても良い。
筐体20の側壁は、部分的に除去されている。本体部45hを筐体20に対して取り付けることによって、本体部45hの外側面が筐体20の外側面と面一となる。このような構成を採用することによって、レンズホルダ31を筐体20に対して近接配置することができる。これによって、カメラモジュール150の小型化を効果的に図ることができる。なお、図10から明らかなように、筐体20の側壁部に形成された開口の幅(x軸に沿う幅)よりも、筐体20の外側面に面一となる本体部45hの部分の幅(x軸に沿う幅)は広い。これによって、筐体20の側壁部に開口を形成した場合であっても、外部から異物から筐体20内に入り込むことを効果的に抑制することができる。
なお、インサート成形を採用することによって、軸保持部45と筐体20とを一体的に成形することもできる。この方法では、レンズユニット30の組み立て完成後に筐体20を金型で成形する際、金型の一部にレンズユニット30の軸保持部45を埋め込み、筐体20とレンズユニット30を一体成形する。この場合、上述の嵌合による取り付けよりも筐体20に対するレンズユニット30の位置精度を高めることができる。
図11に示すように、筐体20は、等しい横幅及び縦幅を有する。筐体20の上面視形状は正方形状となる。そして、レンズの光軸は、筐体20の対角線の交点近傍に設定される。これによって、筐体20に位置決めによって、簡易にレンズの光軸を位置決めすることができる。なお、発明者らの試作結果によると、上述の軸保持部45の採用によって、従来よりも筐体20の縦幅及び横幅を効果的に縮小することができた。
なお、図11に示すように、筐体20には、レンズユニット30の変位を案内するレール24が形成されている。レンズホルダ31の外周に形成されたレール受け部35にレール24は受け入れられ、筐体20に対してレンズホルダ31が摺動可能に当接する。ピエゾ素子42の駆動に応じて、レンズホルダ31は、レール24にガイドされて安定して変位することができる。
また、図11に示すように、ここでは、筐体20に対して金属板(固定配線部)71を設け、ピエゾ素子42と金属板71間をリード線72で接続する。これによって、リード線72の長さを短くし、金属板71に対してリード線72の端部を簡易に半田付けすることができる。筐体20の内部から外部へリード線72を引き出す必要がないため、リード線72の引き回しに要する時間を効果的に短縮することができる。圧電素子42を配置した隅部の隣の隅部に金属板71を配置することによって、リード線72の長さを効果的に短くすることができる。
図12を参照して、連結部32の配置位置について説明する。
本実施形態では、軸保持部45を中心として伝達軸44が傾斜してしまう可能性がある。このような場合、レンズL1〜L3の光軸も、同様に、傾斜してしまう可能性がある。レンズL1は、調芯工程を経てレンズホルダ31内に位置決めされたものである。従って、レンズL1の相対位置がずれると、取得画像の品質が劣化してしまうおそれがある。
なお、軸保持部45は、上述のように伝達軸44の付勢に基づいて、伝達軸44を保持している。従って、アクチュエータの動作時、図12に模式的に示すように、伝達軸44が揺動してしまうことが懸念される。本実施形態では、装置の小型化のために、レンズホルダ31から見た伝達軸44の配置方向に対して90度を成す方向へ押え板45pを付勢する。従って、軸保持部45を中心として伝達軸44が傾斜してしまいやすい。
本実施形態では、図12(a)に示すように、レンズL1に対応づけて連結部32を配置する。これによって、軸保持部45を中心として伝達軸44が傾斜することに伴って、取得画像の品質が劣化することを効果的に抑制することができる。なお、図12(a)に示すとき、レンズL1は、支持板32aと支持板32b間に配置されている。
図12(b)に示す場合、連結部32は、レンズL1に対応づけて配置されていない。この場合、軸保持部45を中心として伝達軸44が傾斜してしまうことに伴って、取得画像の品質が劣化してしまうおそれがある。
本実施形態では、上述のように、レンズL1に対応づけて連結部32を配置する。これによって、軸保持部45を中心として伝達軸44が傾斜したとしても、レンズL1が大きく変位してしまうことを抑制することができる。レンズL1の相対位置が大きく変化することを抑制することで、取得画像の品質が劣化してしまうことを効果的に抑制することができる。このように、軸保持部45を中心とした伝達軸44の軸ブレに対する耐性をアクチュエータに具備させることができる。
次に、図13を参照して、カメラモジュール150を動作させるためのシステム構成(アクチュエータの駆動部の構成)について説明する。図13に示すように、コントローラ80の出力は、駆動電圧生成回路81に接続される。駆動電圧生成回路81の出力は、振動源82に接続される。なお、振動源82は、上述のピエゾ素子42に等しい。
コントローラ80は、携帯電話90内に組み込まれたCPUであり、プログラムを実行して様々な指令を生成する。コントローラ80は、操作者による携帯電話90の操作に応じて、カメラモジュールの機能を活性化する。駆動電圧生成回路81は、コントローラ80からの制御信号に応じて、振動源82に印加される駆動電圧を生成する。このとき、カメラモジュールのオートフォーカス機能はオン状態にあり、またイメージセンサも撮像モードになっている。なお、振動源82は、上述のピエゾ素子42に対応する。
上述の点を前提としたうえで、図14を参照して、カメラモジュール150の動作(特にそのレンズホルダ31を変位させる動作)について説明する。ここでは、ノコギリ歯波形の駆動電圧をピエゾ素子42に印加する。なお、駆動電圧の波形は任意であり、ノコギリ歯状に限定されるべきではない。
はじめに、図14(a)に示す駆動波形をピエゾ素子42に印加する場合について説明する。なお、図14(a)に示す場合、駆動波形は、立ち上がり期間TR1は、立ち下がり期間TR2に比べて短い。
駆動波形の立ち上がり期間TR1に、レンズホルダ31は前方に変位する。他方、駆動波形の立ち下がり期間TR2に、レンズホルダ31は変位しない。立ち上がり期間TR1が立ち下がり期間TR2よりも短い駆動波形をピエゾ素子42に印加することによってレンズホルダ31を順方向(物体側)に変位させることができる。
次に、図14(b)に示す駆動波形をピエゾ素子42に印加する場合について説明する。なお、図14(b)に示す場合、駆動波形は、立ち上がり期間TR3は、立ち下がり期間TR4に比べて長い。
駆動波形の立ち上がり期間TR3に、レンズホルダ31は変位しない。他方、駆動波形の立ち下がり期間TR4に、レンズホルダ31は後方に変位する。立ち上がり期間TR3が立ち下がり期間TR4よりも長い駆動波形をピエゾ素子42に印加することによって、レンズホルダ31を逆方向(イメージセンサ側)に変位させることができる。駆動波形は、立上り信号の立上り期間をt1、立下り信号の立下り期間をt2とした場合、次の関係式を満足すると良い。
Min(T1、T2)/(T1+T2)≦0.1
図15及び図16を参照して、駆動電圧生成回路81の回路及びその動作について説明する。
図15に示すように、駆動電圧生成回路81は、スイッチング信号生成回路(パルス信号生成回路)85、スイッチSW1〜SW4、電流源CS1、CS2、及び電源PSを有する。なお、スイッチング信号生成回路85には、コントローラ80の出力が接続される。
電源PSと接地電位GND間には、スイッチSW1、電流源CS1、及びスイッチSW2が直列に接続される。電源PSと接地電位GND間には、スイッチSW3、電流源CS2、及びスイッチSW4が直列に接続される。電流源CS1とスイッチSW2間の節点は、スイッチSW3と電流源CS2間の節点に接続される。また、電流源CS1とスイッチSW2間の節点及びスイッチSW3と電流源CS2間の節点は、ピエゾ素子PZの一端に接続される。ピエゾ素子PZの他端は、スイッチSW2、スイッチSW4、及び接地電位GNDに接続される。なお、スイッチSW1〜SW4は、MOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタ等のスイッチング素子である。
スイッチSW1〜SW4の動作状態は、図16に示すようにスイッチング信号生成回路85によって制御される。スイッチング信号生成回路85は、端子T1〜T4を有する。各端子T1〜T4から出力されるスイッチング信号VS1〜VS4によってスイッチSW1〜SW4の動作状態が決定付けられる。例えば、スイッチング信号がハイレベルのとき、スイッチSW1〜SW4がオン状態となる。スイッチング信号がローレベルのとき、スイッチSW1〜SW4がオフ状態となる。
図16に示す第1状態のとき、ピエゾ素子PZは電流源CS1によって急速に充電される。第2状態のとき、ピエゾ素子PZは、緩慢に放電する。第3状態のとき、ピエゾ素子PZは、電流源CS1、CS2によって、緩慢に充電される。第4状態のとき、ピエゾ素子PZは、急速に放電する。第1状態と第2状態間を繰り返し切り替えることで、レンズホルダ31は順方向(物体側)一方側に変位する。第3状態と第4状態間を繰り返し切り替えることで、レンズホルダ31は逆方向(撮像素子側)に変位する。
図17乃至図20を参照してアクチュエータの動作制御について更に説明する。
図17に示すように、スイッチング信号生成回路85の端子T1からのスイッチング信号VS1がスイッチSW1に供給され、端子T2からのスイッチング信号VS2がスイッチSW2に供給される。これに応じて駆動電圧VW1がピエゾ素子PZに印加される。これに応じて、レンズホルダ31は、順方向に変位する。図17では、レンズホルダ31の変位を矢印で模式的に示している。すなわち、レンズホルダ31は、時刻t1と時刻t2間に変位し、時刻t2と時刻t3間には変位しない。他の期間についても同様である。
なお、スイッチング信号VS1とスイッチング信号VS2は、互いに反転した関係にある。一方のスイッチング信号は、他方のスイッチング信号を反転して生成すれば良いため、スイッチング信号生成回路の回路構成を簡素化することができる。また、時刻t1と時刻t2間の時間間隔は、時刻t2と時刻t3間の時間間隔よりも十分に短い。この点は、後述のデューティー比に関する説明から明らかである。
本実施形態では、スイッチング信号VS1、VS2に含まれるスイッチングパルスSPの供給時期に対応する時期にレンズホルダ31は変位する。発明者らの検討によれば、図18に示すように、ピエゾ素子42の伸縮とレンズホルダ31の変位とが連関している。時刻t20(図17の時刻t1に対応)と時刻t21(図17の時刻t2に対応)間は、駆動電圧VW1は急峻に立ち上がる。駆動電圧VW1の立ち上がりに応じて、ピエゾ素子PZは伸張する。ピエゾ素子PZの伸張に応じてレンズホルダ31は軸保持部45から離間する方向に変位する。時刻t21以降時刻t25(図17の時刻t3に対応)の間は、駆動電圧VW1は緩慢に立ち下がる。駆動電圧VW1の立ち下がりに応じて、ピエゾ素子42は、比較的緩慢に収縮する。このとき、ピエゾ素子PZは、その慣性によってその場に居留まる。
本実施形態に係るアクチュエータでは、ピエゾ素子42が急激に伸張するとき、レンズホルダ31が軸保持部45に対して変位する。換言すると、ピエゾ素子42が緩慢に収縮するとき、レンズホルダ31は、軸保持部45に対して変位しない。この場合、レンズホルダ31を効率的に変位させるためには、スイッチングパルスSPのパルス幅を狭めることによってピエゾ素子42を短時間に伸張させると良いと言える。ピエゾ素子42に蓄積された電流の放電時間を確保することが必要である点を考慮すれば、スイッチング信号のデューティー比を小さく設定すると良いと言える。
より具体的には、図19に示すように、スイッチング信号のデューティー比をα%からβ%(但し、β%<α%とする)に設定することによって、レンズホルダ31を効率的に変位させることができる。レンズホルダ31をより効率的に変位させることで、レンズホルダ31をより高速に変位させることが可能になる。なお、デューティー比Dは、パルス幅/周期によって算出することができる。図19(a)に示すように、ta/Ta=αにより算出される。図19(b)に示すように、tb/Tb=βにより算出される。ta、tbは、パルス幅である。Ta、Tbは、周期である。
図20を参照して、スイッチング信号の設定について説明する。なお、図20では、スイッチング信号のデューティー比を4%〜40%の範囲とした。また、スイッチング信号の周波数帯は、40kHz〜200kHzとした。デューティー比を2%以下とすると、ピエゾ素子に印加される駆動電圧のレベルが低下することが予想される。従って、ここでは、デューティー比を2%以上の値(つまり、最低デューティー比=4%)とした。
なお、試験結果については、○△×の三段階で評価している。○>△>×の順でアクチュエータの特性が良くなる。○の場合、アクチュエータは動作速度1mm/s以上の高速度で問題なく動作する。△の場合、○の場合と比較して、アクチュエータの動作特性が劣化する。×の場合、アクチュエータの通常の動作を確保することが難しい。
図20に示すように、本実施形態に係るアクチュエータの試作評価結果によれば、スイッチング信号のデューティー比Dが25%であれば、適切な周波数を選定することを条件としてアクチュエータを通常動作させることができる。デューティー比Dが30%を超える場合と比較して、駆動電圧の波形が急峻になり、効率的にレンズホルダ31を変位させることが可能になる。
より好ましくは、スイッチング信号のデューティー比Dは、20%であれば良い。これによって、上述と同様の効果に加えて、選択可能な周波数帯域を拡大することができる。選択可能な周波数帯域の拡大によって設計時の自由度が向上する。また、実際に生成されるスイッチング信号の周波数の変動による悪影響(歩留まりの劣化等)を回避することができる。
更により好ましくは、スイッチング信号のデューティー比Dを、15%以下、10%以下、8%以下、又は6%以下とすると良い。選択可能な周波数帯域を更に拡大することができ、上述と同様の効果を得ることができる。なお、図20に示す結果は、順方向へのレンズホルダ31の変位を前提としている。逆方向へレンズホルダ31を変位させる場合、デューティー比Dは異なる値となる。例えば、順方向時に適用されるデューティー比D=10%と同様の結果を得るため、逆方向時にはデューティー比D=90%と設定する。
本実施形態では、スイッチング信号のデューティー比Dを小さく設定することで、レンズホルダ31を効率的に変位させることができることに加えて、選択可能な周波数帯域を顕著に拡大することができる。選択可能な周波数帯域の拡大によって設計時の自由度が向上する。また、実際に生成されるスイッチング信号の周波数の変動による悪影響(歩留まりの劣化等)を回避することができる。スイッチング信号VS1、VS2を高周波帯域に設定すれば、従来よりも高速にレンズホルダ31を変位させることができる。これによって、アクチュエータの動作特性を向上させることができる。
なお、図17に模式的に示すように、デューティー比Dは、D=D2/D1×100によって算出される。但し、D2は、スイッチングパルスSPのパルス幅に対応する。D1は、スイッチングパルスSPの周期に対応する。
以下、図21及び図22を参照して、比較例について説明する。なお、図22では、図20の場合と同様にして、アクチュエータの動作結果を評価している。なお、比較例の場合も、図15と同様の回路を採用するものとする。
図21に比較例に係るカメラモジュールを示す。図21に示すように、可動部MUは、レンズホルダ31と軸保持部45で形成される。ピエゾ素子42は、実装基板10に対して固定されている。伝達軸44は、ピエゾ素子42に対して固定されている。ピエゾ素子42の駆動に応じて、レンズホルダ31と軸保持部45とが共に移動する。
比較例と本実施形態とを比較した場合、ノコギリ歯状の駆動電圧VW1でピエゾ素子PZを駆動する点は一致する。しかしながら、両者の間では、駆動電圧VW1の波形とレンズホルダ31が変位するタイミングとの関係が異なる。すなわち、本実施形態の場合には、駆動電圧VW1の波形が短時間で変化する時にレンズホルダ31が変位するが、比較例の場合、駆動電圧VW1の波形が緩慢に変化する時にレンズホルダ31が変位する。従って、比較例の場合には、駆動電圧VW1の波形が緩慢に変化する期間を十分に確保することが要求される。この場合、スイッチング信号のデューティー比を小さく設定することに意義はない。比較例の場合、駆動電圧VW1の波形が急峻に変化する場合、レンズホルダ31は実質的に変位しないためである。
図22に示すように、比較例の場合、スイッチング信号のデューティー比の選択範囲が狭い。また、スイッチング信号の周波数の選択範囲が狭い。選択可能な周波数帯域が狭いのは、比較例の場合、ピエゾ素子42が筐体20に連結し、筐体20を含む系によって共振が生じるためである。
図23に示すように、本実施形態の場合、比較例の場合と比較して、所望のデューティー比にスイッチング信号を設定した条件で、スイッチング信号の周波数帯域を拡大することができる。これは、本実施形態の場合、共振周波数が高周波側にシフトしているためである。本実施形態では、比較例の場合と比較して、スイッチング信号をより高い周波数に設定することができる。これによって、レンズホルダ31をより高速に変位させることができる。
選択可能な周波数帯域が狭い場合には、ピエゾ素子単体特性のバラツキ、アクチュエータの動作環境の変化などによって動作周波数が選択した周波数帯域からはずれるような原因によって、レンズホルダ31を変位させることが困難になるおそれがある。他方、本実施形態では、選択可能な周波数帯域自体が拡大されている。従って、何らかの予期しない原因によって選択した周波数が共振周波数帯に含まれることを効果的に抑制することができる。
共振周波数は、筐体の形状、重量、及び圧電素子と筐体間の接着状態に依存する。駆動装置が組み込まれる製品ごとに共振周波数が異なる場合がある。共振周波数が存在する帯域では、アクチュエータを正確に制御することが困難になるおそれがある。換言すると、アクチュエータが正常に機能するか否かの判断は、製品にアクチュエータを組み込むことを待たなければならない。スイッチング信号の周波数の設定誤りによっては、製品の歩留まりが低下してしまうおそれがある。本実施形態では、このような問題が生じることも効果的に抑制することができる。
次に、図24乃至図26を参照して、伝達軸44の構成について更に説明する。
図24に示すように、本実施形態では、比重2.1以下の材料で伝達軸44を形成する。具体的には、ガラス状炭素、CFRP、エポキシ樹脂で伝達軸44を形成する。これによって、次に説明するように駆動装置の特性を向上させることができる。
実施例として、図25に示す各材料で伝達軸44を製造し、これを駆動装置に組み込んだ。なお、本実施例に係る測定条件は次のとおりである。φ1.0mm、長さ5mmの伝達軸44を採用した。縦1.20mm、横1.20mm、高1.2mm、重さ0.01gのピエゾ素子42を採用した。伝達軸44とピエゾ素子42は接着剤で固定した。なお、伝達軸44には、レンズホルダ31を取り付けなかった。伝達軸44にレンズホルダ31を取り付ける場合、共振点が変化することが予測されるが、この場合であっても、以下の説明と同様の結論を導くことができると推測できる。
CFRPからなる伝達軸44は、カーボン炭素繊維にプラスチック材料を含浸し、引き抜き、又は押し出し成形をし、その後、研磨、切断により製造した。カーボングラファイト(ガラス状炭素と黒鉛の複合体)からなる伝達軸44は、プラスチック成形後、高温過熱で炭化し、その後、切断することにより製造した(特許文献6参照)。エポキシ樹脂からなる伝達軸44は射出成形により製造した。なお、伝達軸44の製造方法は任意であり、他の製造方法を採用しても良い。
図25に示すように、共振点が220Hz以上の材料は、ガラス状炭素、ガラス状炭素複合材(黒鉛を含有する)、炭素繊維強化樹脂、エポキシ樹脂復号剤(カーボンフィラーを含有する)、エポキシ樹脂複合材(ガラスビーズを含有する)、及びアルミニウムであった。なお、ここでいう共振点は、駆動装置に組み込んだ状態でピエゾ素子42を駆動して測定されるものである。
共振周波数が高周波数側にシフトしているか否かという観点から考察すると、比重が小さい材料のほうが共振周波数を高周波側にシフトさせることに効果的であると考えられる。但し、ポリブチレンテレフタレート、ポリアセタールは例外である。
また、同様に、共振周波数が高周波数側にシフトしているか否かという観点から考察すると、弾性率が2025GPa以上の材料のほうが共振周波数を高周波側にシフトさせることに効果的であると考えられる。なお、上述のポリブチレンテレフタレート、ポリアセタールの弾性率は、2025GPa以下である。
図25に示す各材料で形成した伝達軸44が組み込まれた駆動装置の動作特性を図25に示すように◎、○、×の三段階で評価した。なお、◎>○>×という関係で駆動装置の動作は良好と評価している。
二重丸◎で示した材料で伝達軸44を形成した場合、図26(a)に示すように、スイッチング信号のデューティー比の範囲及び周波数帯を広く確保できる。但し、図26(a)では、動作確認が取れた範囲を点線で概略的な囲っている。この点は、図26(b)でも同様である。また、44条件個の駆動装置のサンプルのうち、10条件個以上の駆動装置で動作が確認できれば二重丸◎と評価している。
図26(a)に示すようにスイッチング信号の周波数帯が高周波帯に拡大することで、移動対象物を高速に変位させることができる。また、スイッチング信号の周波数帯が高周波側に拡大することで、スイッチング信号の周波数の変動により駆動装置が動作不良となることを抑制し、駆動装置の信頼性を高めることができる。
図26(a)に示すようにデューティー比の範囲が拡大することで、回路設計時の自由度を高めることができる。また、デューティー比の範囲が拡大することで、デューティー比が意図せずにシフトした際に駆動装置が動作不良となることを抑制し、駆動装置の信頼性を高めることができる。
丸○で示した材料で伝達軸44を形成した場合、図26(b)に示すように、図26(a)の場合と比較して、スイッチング信号のデューティー比の範囲及び周波数帯が狭くなる。なお、ここでは、44条件個の駆動装置のサンプルのうち、1条件個以上10個条件未満の駆動装置で動作が確認できれば丸○と評価している。バツ×と評価されている場合は、44個の駆動装置のサンプルのうち、1つも動作確認ができなかった場合である。
比重2.1以下の材料で伝達軸44を形成すると、駆動装置の特性を良好に設定することができる。より好ましくは、比重2.1以下、弾性率2025GPa以上の材料で伝達軸44を形成すると良い。更に好ましくは、比重2.1以下、弾性率30GPa以上の材料で伝達軸44を形成すると良い。更に好ましくは、比重1.7以下、弾性率30GPa以上の材料で伝達軸44を形成すると良い。
これによって、共振周波数を高周波側にシフトさせ、駆動装置の動作特性を向上させることが可能になる。具体的には、スイッチング信号をより高周波に設定することで、高速に移動対象物(レンズ)を変位させることが可能になる。
最後に、図27を参照してカメラモジュール150の動作について説明する。
カメラモジュール150は、図27に示す携帯電話(電子機器)90に組み込まれる。図27に示すように、携帯電話90は、上側本体(第1部材)91、下側本体(第2部材)92、及びヒンジ93を有する。上側本体91と下側本体92とは、共にプラスチック製の平板部材であって、ヒンジ93を介して連結される。上側本体91と下側本体92とはヒンジ93によって開閉自在に構成される。上側本体91と下側本体92とが閉じた状態のとき、携帯電話90は上側本体91と下側本体92とが重ね合わされた平板状の部材になる。
上側本体91は、その内面に表示部94を有する。表示部94には、着信相手を特定する情報(名前、電話番号)、携帯電話90の記憶部に格納されたアドレス帳等が表示される。表示部94の下には液晶表示装置が組み込まれている。
下側本体92は、その内面に複数のボタン95を有する。携帯電話90の操作者は、ボタン95を操作することによって、アドレス帳を開いたり、電話を掛けたり、マナーモードに設定したりし、携帯電話90を意図したように操作する。携帯電話90の操作者は、このボタン95を操作することに基づいて、携帯電話90内のカメラモジュール150を起動する。
本実施形態では、上述のように、レンズL1に対応づけて連結部32を配置する。これによって、軸保持部45を中心として伝達軸44が傾斜したとしても、取得画像の品質が劣化してしまうことを効果的に抑制することができる。このように、軸保持部45を中心とした伝達軸44の軸ブレに対する耐性をレンズ駆動装置に具備させることができる。
また、本実施形態では、ピエゾ素子42の駆動に応じて、筐体20からみて、レンズホルダ31、ピエゾ素子42、及び伝達軸44を一緒に変位させる構成を採用する。この場合、伝達軸44に摩擦係合した軸保持部45を筐体20に嵌め込むことで、レンズユニット30を筐体20に対して取り付ける。これによって、カメラモジュール150の組み立てを簡素化することができる。また、レンズユニット30単位での商品化を実現することができる。
また、本実施形態では、カメラモジュール150が組み立てられた状態のとき、ピエゾ素子42は伝達軸44により支持され、筐体20の上部空間内で宙吊り状態にある。換言すると、ピエゾ素子42は、筐体20に対して直接的に当接していない。これによって、ピエゾ素子42を固定するための構造を省略することができ、カメラモジュール150の小型化を図ることができる。また、ピエゾ素子42を固定させるための工程(筐体への接着工程、伝達軸への錘の配置工程等)を不要にすることができる。
ピエゾ素子42を宙吊り状態にしたとしてもレンズホルダ31の変位は妨げられない。一般的に、効率的に移動対象物を変位させるためには、振動源として機能するピエゾ素子42を他の部材(筐体等)に機械的に固定し、伝達軸44をフリーな状態にすることが必要と考えられている。本発明者らの検討により、ピエゾ素子42自身の重さによってピエゾ素子42が空間内で固定されているとみなしたとしてもアクチュエータの機能は妨げられないことが明らかになった。従って、ピエゾ素子42を宙吊り状態にしたとしてもレンズホルダ31を変位させることは妨げられない。
本実施形態では、配線基板10に対する筐体20の実装時、金属板71は、配線基板10の配線パッドに対して接続される。従って、金属板71と配線基板10間の電気的な接続は簡易に確保することができる。別途、配線基板10に対して金属板71を半田付けしても良い。予め配線基板10又は金属板71に半田を塗布しておき、配線基板10上に筐体20を実装した状態で過熱し、配線基板10に対して金属板71を半田付けしても良い。
本実施形態では、ピエゾ素子42が配置されない筐体20の隅部に対して金属板71を配置する。これによって、金属板71の配置に伴い筐体20が大型化することを回避することができる。更に、本実施形態では、ピエゾ素子42が配置された筐体20の隅部の隣の隅部に対して金属板71を配置する。これによって、リード線72の長さを極力短くすることができる。
本実施形態では、ピエゾ素子42の駆動に応じてピエゾ素子42自体が変位する。ピエゾ素子42に一端が固着したリード線72も、ピエゾ素子42の駆動に応じて変位する。従って、ピエゾ素子42が変位する範囲に応じた遊びの長さをリード線72に持たせると良い。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
150 カメラモジュール

10 配線基板
11 コネクタ
12 イメージセンサ
13 透明基板
15 補強板
20 筐体
22 隔壁部
22a リブ
24 レール
26a 突起

30 レンズユニット
31 レンズホルダ
32 平板部
32a 支持板
32b 支持板
33 伝達軸
35 レール受け部
42 ピエゾ素子
44 伝達軸
45 軸保持部
45h 本体部
45h1 輪状部
45h2 収納部
45h2a 曲面
45h2b テール部
45h3 突出部
45h4 突出部
45h7 開口部
45h8 開口部
45p 押え板
45p3 左端部
45p4 胴部
45p5 右端部
45r 押え板

50 蓋

71 金属板
72 リード線

80 コントローラ
81 駆動電圧生成回路
82 振動源
85 スイッチング信号生成回路

Claims (13)

  1. 複数のレンズを保持したレンズ保持体と、
    駆動電圧に応じて伸縮する圧電素子と、
    前記圧電素子で生じる振動を受ける駆動軸と、
    前記レンズ保持体に対して前記駆動軸が連結した連結部と、
    摺動可能な状態で前記駆動軸を保持する軸保持部と、
    を備え、
    前記連結部は、複数の前記レンズのうち最も位置精度が要求される第1レンズに対応づけて配置されている、レンズ駆動装置。
  2. 前記第1レンズは、他のレンズと比較して最も物体側に配置されており、
    前記連結部は、前記圧電素子よりも物体側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記連結部は、前記駆動軸を固定支持した複数の支持部を備え、
    前記軸保持部は、複数の前記支持部間に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記軸保持部は、前記駆動軸の付勢に基づいて前記駆動軸を保持していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記駆動軸及び前記圧電素子は、前記レンズ保持体の移動方向へ前記レンズ保持体よりも突出していないことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のレンズ駆動装置。
  6. 前記レンズ保持体を外囲すると共に、前記軸保持部が設けられた外囲器を更に備え、
    前記軸保持体は、前記外囲器の外周面の一部を構成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のレンズ駆動装置。
  7. 前記駆動軸は、比重2.1以下の材料で構成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のレンズ駆動装置。
  8. 前記駆動軸は、弾性率20GPa以上の材料で構成されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のレンズ駆動装置。
  9. デューティー比が10%以下のパルス信号に基づいて、前記駆動電圧を生成する駆動電圧生成回路を更に備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載のレンズ駆動装置。
  10. 前記駆動電圧生成回路は、
    前記パルス信号を生成するパルス信号生成回路と、
    前記パルス信号生成回路の出力に応じて動作状態が決定付けられる複数のスイッチング素子と、
    を備えることを特徴とする請求項9に記載の駆動装置。
  11. 前記レンズ保持体は、前記駆動電圧の電圧値が相対的に短時間に第1電圧レベルと第2電圧レベル間を変化する第1期間に前記軸保持部に対して変位し、前記駆動電圧の電圧値が相対的に長い時間をかけて前記第1電圧レベルと前記第2電圧レベル間を変化する第2期間に前記軸保持部に対して実質的に変位しないことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の駆動装置。
  12. 請求項1乃至11のいずれか一項に記載のレンズ駆動装置と、
    複数の前記レンズ夫々を介して入力する像を撮像する撮像手段と、
    を備える画像取得装置。
  13. 請求項12に記載の画像取得装置を備える電子機器。
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