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JP2011049000A - 有機el発光装置 - Google Patents

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JP2011049000A
JP2011049000A JP2009195977A JP2009195977A JP2011049000A JP 2011049000 A JP2011049000 A JP 2011049000A JP 2009195977 A JP2009195977 A JP 2009195977A JP 2009195977 A JP2009195977 A JP 2009195977A JP 2011049000 A JP2011049000 A JP 2011049000A
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Japan
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light emitting
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light
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organic
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Masato Yamana
正人 山名
Masahiro Nakamura
将啓 中村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Abstract

【課題】有機EL発光装置において、光取り出し効率を向上する。
【解決手段】有機EL発光装置1は、複数の発光部2と、透光性の基板3とを備える。発光部2は、基板3の一方の面31に配設される。発光部2からの光は、基板3を通して取り出される。発光装置1は、基板3の光取り出し面32側に、発光部2の各々に対応して基板3と同等の屈折率を持つレンズ構造5を有する。レンズ構造5の各々は、その光軸51が発光部2の中心20を通るように配置され、レンズ構造5の底面積が発光部2の面積よりも大きい。これにより、発光部2から基板3に入射した光の大部分がレンズ構造5に入射し、有機EL発光装置1の光取り出し効率が向上する。
【選択図】図2

Description

本発明は、有機発光層の発光を利用した有機EL発光装置に関する。
従来から有機物を発光させて面光源を得る有機EL素子(有機エレクトロルミネッセンス素子)が知られている。有機EL素子は、自発光であること、比較的高効率な発光特性を示すこと、各種の色調で発光可能であること等の特徴を有し、例えば、フラットパネルディスプレイ等の表示装置の発光体、又は、液晶表示器のバックライトや照明の光源等として活用が期待されており、一部では既に実用化されている。
図5に示されるように、一般的な有機EL素子100は、光透過性の基板101上に陽極となる光透過性の電極102、ホール輸送層103、発光層104、電子輸送層105、陰極となる光反射性の電極106がこの順に形成されたものである。なお、有機EL素子100の基板101以外の各層は、厚み方向に拡大して図示している。ホール輸送層103、発光層104、及び電子輸送層105は、有機層107を構成する。有機EL素子100は、電極102、106間に電圧を印加することによって、電子が電子輸送層105を介して発光層104に注入され、ホールがホール輸送層103を介して発光層104に注入され、発光層104内で電子とホールが再結合して発光が起きる。発光層104で発光した光は、光透過性の電極102及び基板101を通して大気中に取り出される。
発光層104で発光した光は、電極102と基板101間、基板101と大気109間の屈折率差によって界面で全反射され、発光層104内、発光層104以外の有機層107内、電極102内、及び基板101内に閉じ込められる現象が生じる。簡単な見積りによれば、発光層104で発光した光のうち、有機層107又は電極102内に閉じ込められる光は約50%、基板101内に閉じ込められる光は約30%となり、大気中に取り出される光は約20%に過ぎないとされている。
この問題を解消するため、基板の光取り出し面側にレンズ構造を設け、基板内の光を大気中に取り出す発光装置がある(例えば、特許文献1参照)。同文献に示される装置は、発光部と、基板と、レンズ構造を有し、基板の厚みをd1、基板表面からレンズ構造の頂点までの距離をd2、レンズ構造の曲率半径をR3として、d1+d2≦R3の関係が規定されている。また、同文献には、レンズ構造の曲率中心を発光部の中心とすることが規定されている。上記2点の規定により、装置の光取り出し効率を50%まで引き上げることが可能であるとされている。しかしながら、これらの規定だけを満たす装置では、発光部から出射された光のうち、レンズ構造に入射しない光があるため、光取り出し効率の向上が未だ十分とはいえない。
特開平9−171892号公報
本発明は、上記問題を解決するものであり、有機発光層の発光を利用した有機EL発光装置において、光取り出し効率を向上することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、有機発光層を有する複数の発光部と、透光性の基板とを備え、前記発光部が前記基板の一方の面に配設され、該発光部からの光が前記基板を通して取り出される有機EL発光装置であって、前記基板の光取り出し面側に前記発光部の各々に対応して該基板と同等の屈折率を持つレンズ構造を備え、前記レンズ構造の各々は、その光軸が前記発光部の中心を通るように配置され、前記レンズ構造の底面積が前記発光部の面積よりも大きいものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の有機EL発光装置において、前記レンズ構造は、前記基板と同等の屈折率を持つ接着層を介して該基板に接合されているものである。
請求項3の発明は、請求項1に記載の有機EL発光装置において、前記レンズ構造は、前記基板と一体的に形成されているものである。
請求項1の発明によれば、基板とレンズ構造の屈折率差がほとんど無いので、基板とレンズ構造の界面に臨界角が存在せず、発光部から基板に入射した光は、基板とレンズ構造の界面で全反射されずにレンズ構造に入射し、従って、有機EL発光装置の光取り出し効率が向上する。また、各々の発光部は、その面積よりも底面積が大きなレンズ構造に対して同心に対向するので、発光部から基板に入射した光の大部分がレンズ構造に入射し、有機EL発光装置の光取り出し効率が向上する。
請求項2の発明によれば、接着層が基板と同等の屈折率を持つようにしたので、レンズ構造とも同等の屈折率を持つ。このため、基板と接着層間、及び接着層とレンズ構造間の界面に臨界角が存在せず、界面での全反射が生じず、有機EL発光装置の光取り出し効率が向上する。
請求項3の発明によれば、基板とレンズ構造間に界面が存在しないので、有機EL発光装置の光取り出し効率が向上する。
本発明の第1の実施形態に係る有機EL発光装置を光取り出し面側から見た平面図。 図1のX−X線断面図。 同装置の発光部の断面図。 本発明の第2の実施形態に係る有機EL発光装置を光取り出し面側から見た平面図。 従来の有機EL素子の断面図。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る有機EL発光装置(以下、発光装置という)を図1乃至図3を参照して説明する。図1及び図2に示されるように、発光装置1は、有機発光層21(以下、発光層という)を有する複数の発光部2と、透光性の基板3と、発光部2を発光装置1外の電源に接続するための配線4と、複数のレンズ構造5とを備える。発光部2は、基板3の一方の面31に配設される。発光部2からの光は、基板3を通して取り出される。レンズ構造5は、基板3の光取り出し面32側に、発光部2の各々に対応して配置され、基板3と同等の屈折率を持つ。ここで、屈折率が同等とは、屈折率差がプラスマイナス0.2以内とする。レンズ構造5の各々は、その光軸51が発光部2の中心20を通るように配置され、レンズ構造5の底面積が発光部2の面積よりも大きい。
レンズ構造5の光軸51は、基板3の法線方向となる。レンズ構造5の底面積の発光部2の面積に対する比は、大きい程好ましく、80以上が特に好ましい。レンズ構造5の各々は、多角形の辺52で互いに隣接する。多角形は、例えば六角形であり、矩形でもよい。レンズ構造5は、断面が略半円形の凸形状を有するが、平面視で多角形であるので半球形状ではなく、稜線53を有する凸形状となる。
発光部2は、図3に示されるように、透明電極から成る陽極22、有機層24、光反射性の陰極23が、この順に積層されて成形される有機EL素子である。なお、発光部2の各層は、厚み方向に適宜の倍率で拡大して図示している。有機層24は、発光材料を含む発光層21を少なくとも有し、必要に応じて電子注入層、電子輸送層25、ホールブロック層、ホール注入層、ホール輸送層26等、適宜の有機層を積層して構成される。本実施形態では、陰極23と発光層21との間に電子輸送層25、陽極22と発光層21との間にホール輸送層26を介在させている。発光層21は、複数の発光層が積層されたものであってもよい。発光部2のこれら各層は、例えば、真空蒸着法によって基板3上に成膜される。
発光部2の平面形状は、発光部2を成膜する際のマスクによって、円形などの中心20に対して点対称な形状にされる(図1参照)。発光部2は、基板3の一方の面31に略等間隔に面状に配設される。基板3は、透光性を有する絶縁体から成り、例えば、ガラス又はポリスチレン等の樹脂を板状に成形したものである。配線4は、基板3上に形成され、発光部2の陽極22及び陰極23に接続される。
レンズ構造5は、例えば、ガラス又はポリスチレンやアクリル等の透光性樹脂を成型したものである。レンズ構造5の屈折率を基板3の屈折率と同等とするため、レンズ構造5の材料には、基板3と同じ材料、又は酸化モリブデン等の屈折率調整剤を添加した樹脂等が用いられる。
レンズ構造5は、基板3と接着層(不図示)を介して基板3に接着される。接着層は、例えば、マッチングオイルから成り、基板3と同等の屈折率を持つ。また、レンズ構造5は、樹脂成形等によって基板3と一体的に形成してもよい。
上記のように構成された発光装置1において、配線4を介して発光部2の陽極22及び陰極23に電圧が印加され、発光部2が発光する。発光部2から出射された光は、基板3に入射し、基板3を通してレンズ構造5に入射し、レンズ構造5から大気中に取り出される。
本実施形態に係る発光装置1によれば、基板3とレンズ構造5の屈折率差がほとんど無いので、基板3とレンズ構造5の界面に臨界角が存在せず、発光部2から基板3に入射した光は、基板3とレンズ構造5の界面で全反射されずにレンズ構造5に入射し、従って、発光装置1の光取り出し効率が向上する。また、各々の発光部2は、その面積よりも底面積が大きなレンズ構造5に対して同心に対向するので、発光部2から基板3に入射した光の大部分がレンズ構造5に入射し、発光装置1の光取り出し効率が向上する。
また、レンズ構造5を基板3に接着する場合、接着層が基板3と同等の屈折率を持つようにしたので、レンズ構造5とも同等の屈折率を持つ。このため、基板3と接着層間、及び接着層とレンズ構造5間の界面に臨界角が存在せず、界面での全反射が生じず、発光装置1の光取り出し効率が向上する。また、基板3とレンズ構造5を一体的に形成する場合、基板3とレンズ構造5間に界面が存在しないので、発光装置1の光取り出し効率が向上する。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係る発光装置10を図4を参照して説明する。本実施形態の発光装置10は、第1の実施形態における平面視で多角形のレンズ構造5に替えて、レンズ構造15を略半球形状とした。レンズ構造15は、略半球形状であるので、底面の直径は、高さの略2倍である。レンズ構造15の各々は、互いに隣接するように配置される。レンズ構造15の光軸151は、第1の実施形態と同様に、発光部2の中心20を通るように配置され、レンズ構造15の底面積が発光部2の面積よりも大きくされる。発光部2の平面形状は、その中心20に対して点対称な円形であり、正六角形、正五角形、又は正方形等の中心20に対して回転対称な多角形であってもよい。中心20は、六方格子状に配置される。発光部2の中心20を四方格子状に配置してもよい。
上記のように構成された発光装置10は、第1の実施形態の発光装置1と同等の効果が得られる。また、レンズ構造15は、略半球形状としたので、成形が容易となる。
本発明の実施例としての発光装置、及び比較例としての発光装置を、それぞれ2例作製し、評価試験を行った。
基板は、厚み0.7mmの無アルカリガラス板(コーニング製、No.1787)を用いた。基板上に、陽極としてITOを膜厚150nm、ホール輸送層として4,4’−ビス[N−(ナフチル)−N−フェニル−アミノ]ビフェニル(α−NPD)を膜厚40nm、発光層としてAlq3にルブレンを6%ドーピングしたものを膜厚30nm、電子輸送層としてTpPyPhBを膜厚65nm、電子注入層としてLiFを膜厚1nm、陰極としてAlを膜厚80nm、この順に成膜して発光部を得た。発光部は、平面形状を正方形とし、1辺2mm、面積4mmとした。
レンズ構造は、基板の材料と同じ無アルカリガラスを材料とし、直径4mmの半球形状とし、このレンズ構造の光軸が発光部の中心を通るように配置した。レンズ構造の底面積は、約12.6mmであり、発光部の面積4mmよりも大きい。レンズ構造と基板は、基板と同等の屈折率を持つマッチングオイルで接着した。
無アルカリガラスを材料とし、厚み0.7mmの基板と直径4mmの半球形状のレンズ構造を一体的に形成した。発光部は、実施例1と同様に作製した。
(比較例1)
比較例1は、特許文献1に記載の装置に相当する。レンズ構造は、発光部の中央を中心とする曲率を有するようにした。また、基板の厚み(d1)を0.7mm、基板表面からレンズ構造の頂点までの距離(d2)を0.7mm、レンズ構造の曲率半径(R3)を2.0mmとした。d1、d2、及びR3の関係は、d1+d2<R3となる。それ以外は、実施例1と同様にした。
(比較例2)
レンズ構造の基板表面からレンズ構造の頂点までの距離(d2)を1.3mmとした以外は、比較例1と同様にした。この比較例2は、特許文献1に記載の装置に相当し、d1、d2、及びR3の関係がd1+d2=R3となる点が比較例1と相違する。
(評価試験)
上記の各実施例及び比較例の発光装置において、陽極と陰極の間に電流密度が10mA/cmとなるように電流を流し、取り出される光(出射光)を積分球(光束計)によって計測した。表1は、この計測結果に基づいて算出した光束の電流効率[lm/A](ルーメン/アンペア)を示す。電流密度を同条件としたので、発光装置の電流効率が高いほど、光取り出し効率が高い。
Figure 2011049000
表1に見られるように、比較例2は、比較例1よりも電流効率が高かった。すなわち、特許文献1に記載の装置では、基板表面からレンズ構造の頂点までの距離(d2)が大きい方が光取り出し効率が高い。本発明の実施例1は、比較例2よりも電流効率が高かった。また、実施例2は、実施例1よりも電流効率が高かった。すなわち、本発明の実施例1及び実施例2は、特許文献1に記載の装置よりも光取り出し効率が高いことが確認された。また、レンズ構造を基板に接着するよりも、基板とレンズ構造を一体的に形成したほうが光取り出し効率が高くなることが分かった。
なお、本発明は、上記の実施形態の構成に限られず、発明の要旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、レンズ構造を、半球を正六角形の平面形状となるように切った形状とし、このレンズ構造をハニカム状に基板上に配置してもよい。
1、10 有機EL発光装置
2 発光部
20 発光部の中心
21 有機発光層(発光層)
3 基板
32 光取り出し面
5、15 レンズ構造
51、151 レンズ構造の光軸

Claims (3)

  1. 有機発光層を有する複数の発光部と、透光性の基板とを備え、前記発光部が前記基板の一方の面に配設され、該発光部からの光が前記基板を通して取り出される有機EL発光装置であって、
    前記基板の光取り出し面側に前記発光部の各々に対応して該基板と同等の屈折率を持つレンズ構造を備え、
    前記レンズ構造の各々は、その光軸が前記発光部の中心を通るように配置され、
    前記レンズ構造の底面積が前記発光部の面積よりも大きいことを特徴とする有機EL発光装置。
  2. 前記レンズ構造は、前記基板と同等の屈折率を持つ接着層を介して該基板に接合されていることを特徴とする請求項1に記載の有機EL発光装置。
  3. 前記レンズ構造は、前記基板と一体的に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の有機EL発光装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017158775A1 (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 パイオニア株式会社 発光装置及び発光システム

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