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JP2011048120A - 二眼式デジタルカメラ - Google Patents

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JP2011048120A
JP2011048120A JP2009196193A JP2009196193A JP2011048120A JP 2011048120 A JP2011048120 A JP 2011048120A JP 2009196193 A JP2009196193 A JP 2009196193A JP 2009196193 A JP2009196193 A JP 2009196193A JP 2011048120 A JP2011048120 A JP 2011048120A
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Naoharu Yanagawa
直治 梁川
Fumihiko Sano
文彦 佐野
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Pioneer Electronic Corp
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Abstract

【課題】2つの撮像レンズ及び1つの固体撮像素子を備えた構成で、立体撮影またはパノラマ撮影を実現できる二眼式デジタルカメラを提供する。
【解決手段】二眼式デジタルカメラは、1つの固体撮像素子と、1つの固体撮像素子に被写体像を結像可能な2つの撮影光学系と、2つの撮影光学系のいずれか一つの撮影光学系が撮影した被写体像を、固体撮像素子に結像させることを可能とする光学系切替手段と、光学系切替手段により、2つの撮影光学系を順次切り替えて、2つの撮影光学系が撮影したそれぞれの被写体像を、順次、固体撮像素子上に結像し、結像したそれぞれの被写体像の画像データを合わせて、1つの画像を生成する画像生成手段と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、2つの撮影光学系を備えて、立体撮影またはパノラマ撮影が可能なデジタルカメラに関する。
従来、3Dデジタルカメラやパノラマデジタルカメラが知られている。このようなデジタルカメラは、例えば、2つの撮影光学系を備えており、第1の撮影レンズが撮影した被写体像は第1の固体撮像素子に、第2の撮影レンズが撮影した被写体像は第2の固体撮像素子にそれぞれ結像され、結像されたそれぞれの被写体像を合成して1つの画像データを生成するようになっている(例えば、特許文献1)。
特開平10−224820号公報
このように、従来の立体撮影機能またはパノラマ撮影機能を備えたデジタルカメラは、2つの撮像レンズ及び2つの固定撮像素子を備えるのが一般的であった。
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、その課題の一例としては、2つの撮像レンズ及び1つの固体撮像素子を備えた構成で、立体撮影またはパノラマ撮影を実現できる二眼式デジタルカメラを提供することにある。
上記の課題を達成するため、本発明の一態様は、1つの固体撮像素子と、前記1つの固体撮像素子に被写体像を結像可能な2つの撮影光学系と、前記2つの撮影光学系のいずれか一つの撮影光学系が撮影した被写体像を、前記固体撮像素子に結像させることを可能とする光学系切替手段と、前記光学系切替手段により、前記2つの撮影光学系を順次切り替えて、前記2つの撮影光学系が撮影したそれぞれの被写体像を、順次、前記固体撮像素子上に結像し、結像したそれぞれの被写体像の画像データを合わせて、1つの画像を生成する画像生成手段と、を有する二眼式デジタルカメラである。
本実施の形態に係る二眼式デジタルカメラの概略構成図である。 本実施の形態に係る二眼式デジタルカメラの立体撮影モードが設定された場合の光学系の構成を示す模式図である。 本実施の形態に係る二眼式デジタルカメラのパノラマモードが設定された場合の光学系の構成を示す模式図である。 本実施の形態に係る二眼式デジタルカメラの立体撮影モードの場合の左目用の画像データ及び右目用の画像データの一例を示す図である。 本実施の形態に係る二眼式デジタルカメラのパノラマ撮影モードのパノラマ画像の左半分の画像データ及び右半分の画像データの一例を示す図である。 本実施の形態に係る二眼式デジタルカメラの撮影動作の流れを示すフローチャートである。 本実施の第2の実施の形態に係る二眼式デジタルカメラの光学系の構成を示す模式図である。 本実施の第3の実施の形態に係る二眼式デジタルカメラの光学系の構成を示す模式図である。 本実施の第4の実施の形態に係る二眼式デジタルカメラの光学系の構成を示す模式図である。 本実施の第4の実施の形態に係る二眼式デジタルカメラの光学系の変形例1の構成を示す模式図である。 本実施の第4の実施の形態に係る二眼式デジタルカメラの光学系の変形例2の構成を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
<第1の実施の形態>
図1は、第1の実施の形態に係る二眼式デジタルカメラ1の概略構成図である。二眼式デジタルカメラ1は、立体映像及びパノラマ映像を撮影可能なデジタルカメラであり、2つの撮影光学系からなる光学系2と、二眼式デジタルカメラ1全体の制御を行う制御部11と、光学系2により撮像された画像データを画像処理する画像処理部12と、画像処理された画像データを表示する表示部13、表示された画像データを保存する記憶部14と、を備えている。
光学系2は、概略、第1の撮影部3、第2の撮影部4、光学系切替部5、及び固定撮像素子6を具備する構成である。第1の撮影部3は、カメラ筐体前方から被写体に向かって右側に配置され、撮影レンズ(以下、右側の撮影レンズともいう)7aを含んで構成される。第2の撮影部4は、カメラ筐体前方から被写体に向かって左側に配置され、撮影レンズ(以下、左側の撮影レンズともいう)7bを含んで構成される。
光学系切替部5は、2つの撮影光学系を切り替えるスイッチ機能を有し、第1の撮影部3が撮影した被写体像、または第2の撮影部4が撮影した被写体像のいずれかを固定撮像素子6に結像させるようになっている。光学系切替部5の具体的な構成に関しては後述する。
固体撮像素子6は、具体的には、CCDイメージセンサ(Charge Coupled Device Image Sensor)61で構成されている。勿論、他の固体撮像素子でもよく、例えば、CMOSイメージセンサで構成されてもよい。本実施の形態では、2つの撮影光学系を備えていても、固定撮像素子は1つで構成されているため、従来のように2つの固定撮像素子で構成されるタイプの3D(またはパノラマ)デジタルカメラと比べてコストダウンを図ることが可能となっている。すなわち、固定撮像素子及び固体撮像素子の周辺回路(画像処理回路)を1つにすることができるので、大幅にコストダウンを図ることができる。また、2つの固定撮像素子を備える場合には、それぞれの固体撮像素子間及びそれぞれの周辺回路間において色調などに差異が生じることがあるが、本実施の形態では1つの固体撮像素子で構成されているため、このような不具合は生じない。また、光学系切替部5から固体撮像素子6までの光学系を1つにしているため、光学系収差の差をなくすことができる。
なお、固体撮像素子6の受光面には、フォトセンサが平面的に配列されており、この受光面に結像された被写体像は、各フォトセンサによって入射光量に応じた量の電荷に変換される。こうして蓄積された電荷は画像信号として順次読み出され、図示しない撮像回路でデジタル信号の画像データに変換される。また、本実施の形態における露出制御は、電荷蓄積時間(いわゆる電子シャッタ)を制御することにより行われる。
画像処理部12は、第1の撮影部3を介して撮像された画像データ(右の映像ともいう)と、第2の撮影部4を介して撮影された画像データ(左の映像ともいう)を合成し、立体映像またはパノラマ映像を生成するようになっている。
表示部13は、具体的には、液晶モニタなどで構成され、立体映像またはパノラマ映像を表示可能とする。なお、立体映像を表示可能とする方式としては、いずれの方式でもよく、例えば、視差を利用する方法やレンチュキュラーレンズを用いる方式でもよい。また、表示部13は、立体映像及びパノラマ映像の双方が表示可能な1つの表示部で構成されてもよいし、立体映像用とパノラマ映像用の2つの表示部で構成されてもよい。
制御部11は、具体的には、撮影モードに応じた撮影光学系の制御、2つの撮影光学系の切替制御、記録制御、表示制御など行うCPU、CPUの動作プログラムや各種定数が記憶されたROM、CPUの作業領域となるRAMなどから構成される。
記憶部14は、具体的には、ハードディスク、メモリカードなどであり、第1の撮影部3が撮像した画像データ(右の映像)と、第2の撮影部4が撮像した画像データ(左の映像)を対応付けて保存するようになっている。
次に、図2及び図3を用いて、光学系2の具体的な構成、すなわち、2つの撮影光学系を切り替え可能な構成について具体的に説明する。ここで、図2は、立体撮影モードが設定された場合の光学系2の構成を示す模式図であり、図3は、パノラマ撮影モードが設定された場合の光学系2の構成を示す模式図である。本実施の形態においては、光学系切替部5は、回転可能な全反射ミラー(回転ミラーともいう)51で構成されている。
立体撮影モードの場合には、まず、図2(a)に示すように、撮影レンズ7aが撮影した右の映像がCCD61に結像されるように、回転ミラー51の角度を調整する。なお、立体撮影モードにおいて右の映像がCCD61に結像される回転ミラー51の位置を第1の回転位置と称する。すなわち、回転ミラー51を第1の回転位置に設定すると、撮影レンズ7aが撮影した被写体像(右の映像)は固定ミラー8aに反射された後、回転ミラー51に反射されてCCD61に結像されるが、撮影レンズ7bが撮影した被写体像(左の映像)は固定ミラー8bに反射された後、回転ミラー51に進路を阻まれるのでCCD61には結像されない。
次に、図2(b)に示すように、撮影レンズ7bが撮影した左の映像がCCD61に結像されるように、回転ミラー51の角度を調整する。なお、立体撮影モードにおいて左の映像がCCD61に結像されるミラー51の位置を第2の回転位置と称する。すなわち、ミラー51を第2の回転位置に設定すると、撮影レンズ7bが撮影した被写体像(左の映像)は固定ミラー8bに反射された後、回転ミラー51に反射されてCCD61に結像されるが、撮影レンズ7aが撮影した被写体像(右の映像)は固定ミラー8aに反射された後、回転ミラー51に進路を阻まれるのでCCD61には結像されない。
このように本実施の形態の立体撮影モードにおいては、撮影開始指示がされると、回転ミラー51をまず、第1の回転位置、次いで第2の回転位置に順次高速に切り替えるので、左の映像を左目用の画像データ、右の映像を右目用の画像データとしてほぼ同時に取り込むことができる。なお、撮影レンズ7a及び7bの配置位置、並びに第1の回転位置及び第2の回転位置は、同一の被写体を左右の視線に対応させて相互に異なる方向から捉えるのに好適な位置となるように調節されている。また、本実施の形態においては、片面に光反射面を備えた回転ミラー51としているが、両面に光反射面を備えた回転ミラー51としてもよい。この場合には、右の映像を左の映像に切り替えるときの回転ミラー51の回転角度を小さくすることができる。
図4に、立体映像の左目用の画像データ及び右目用の画像データの一例を示す。本実施の形態では、このような左目用の画像データ及び右目用の画像データを合成して、立体映像の画像データを生成する。
次に、パノラマ撮影モードの場合には、まず、図3(a)に示すように、撮影レンズ7aが撮影した右の映像がCCD61に結像されるように、回転ミラー51の角度を調整する。なお、パノラマ撮影モードにおいて右の映像がCCD61に結像されるミラー51の位置を第3の回転位置と称する。すなわち、回転ミラー51を第3の回転位置に設定すると、撮影レンズ7aが撮影した被写体像(右の映像)は固定ミラー8aに反射された後、回転ミラー51に反射されてCCD61に結像されるが、撮影レンズ7bが撮影した被写体像(左の映像)は固定ミラー8bに反射された後、回転ミラー51に進路を阻まれるのでCCD61には結像されない。
ここで、第3の回転位置は、第1の回転位置(図3(a)において点線で示す)を若干左回りに(図3(a)に示すA方向)回転した位置である。このため、右の映像は、立体撮影モードのときよりも、さらに右側の映像がCCD61に結像されることになる。すなわち、右側の視野は広くなる。
次に、図3(b)に示すように、撮影レンズ7bが撮影した左の映像がCCD61に結像されるように、回転ミラー51の角度を調整する。なお、パノラマ撮影モードにおいて左の映像がCCD61に結像される回転ミラー51の位置を第4の回転位置と称する。すなわち、回転ミラー51を第4の回転位置に設定すると、撮影レンズ7bが撮影した被写体像(左の映像)は固定ミラー8bに反射された後、回転ミラー51に反射されてCCD61に結像されるが、撮影レンズ7aが撮影した被写体像(右の映像)は固定ミラー8aに反射された後、回転ミラー51に進路を阻まれるのでCCD61には結像されない。
ここで、第4の回転位置は、第2の回転位置(図3(b)において点線で示す)を若干右回りに(図3(b)に示すB方向)回転した位置である。このため、左の映像は、立体撮影モードのときよりも、さらに左側の映像がCCD61に結像されることになる。すなわち、左側の視野は広くなる。
このように本実施の形態のパノラマ撮影モードにおいては、撮影開始指示がされると、回転ミラー51をまず、第3の回転位置、次いで第4の回転位置に順次高速に切り替えるので、左の映像をパノラマ画像の左半分の画像データ、右の映像をパノラマ画像の右半分の画像データとしてほぼ同時に取り込むことができる。なお、撮影レンズ7a及び7bの配置位置、並びに第3の回転位置及び第4の回転位置は、相互に隣接する被写体を捉えるのに好適な位置となるように調節されている。
図5に、パノラマ映像の左半分の画像データ及び右半分の画像データの一例を示す。本実施の形態では、このような左半分の画像データ及び右半分の画像データを左右につなぎ合わされて、パノラマ映像の画像データを生成する。
なお、本実施の形態の二眼式デジタルカメラ1は、立体撮影モード及びパノラマ撮影モードの双方を備えているため、立体撮影モードだけを備えている二眼式デジタルカメラよりも、やや大きめの撮影レンズを搭載しており、また、CCD61の受光面もやや大きめとなっている。
次に、図6を用いて、二眼式デジタルカメラ1の撮影動作について説明する。図6は、二眼式デジタルカメラ1の撮影動作の流れを示すフローチャートである。なお、図6に示す撮影動作は、撮影開始指示がされることにより実行される。
まず、ユーザにより選択された撮影モード(立体撮影モード、パノラマ撮影モード)を設定する(ステップS10)。設定した撮影モードが立体撮影モードの場合には(ステップS20:YES)、回転ミラー51を第1の位置に設定し(ステップS30)、撮影モードがパノラマ撮影モードの場合には(ステップS20:NO)、回転ミラー51を第3の位置に設定する(ステップS40)。
次に、二眼式デジタルカメラ1は、第1の撮影部3の撮影レンズ7aが右の映像を撮影し(ステップS50)、撮影した右の映像をCCD61に結像する(ステップS60)。そして、CCD61に結像された右の映像をメモリ(RAM)上に保存する(ステップS70)。
次に、設定した撮影モードが立体撮影モードの場合には(ステップS80:YES)、回転ミラー51を第2の位置に設定し(ステップS90)撮影モードがパノラマ撮影モードの場合には(ステップS80:NO)、回転ミラー51を第4の位置に設定する(ステップS100)。
次に、二眼式デジタルカメラ1は、第1の撮影部3の撮影レンズ7bが左の映像を撮影し(ステップS110)、撮影した左の映像をCCD61に結像する(ステップS120)。そして、CCD61に結像された左の映像をメモリ(RAM)上に保存する(ステップS130)。
次に、二眼式デジタルカメラ1は、メモリ上に保存された1対の左の映像と右の映像を取得し、所定の画像処理を行い、表示部13に表示する(ステップS140)。すなわち、立体撮影モードの場合には、立体映像、パノラマ撮影モードの場合には、パノラマ映像が表示部13に表示される。
次に、二眼式デジタルカメラ1は、表示部13に表示された映像に対する保存の指示を受けた場合には(ステップS150)、表示部13に表示された映像、左の映像と右の映像を対応付けて記憶部14に保存し(ステップS160)、そうでない場合には、ステップS20に戻る。
なお、本実施の形態においては、右の映像を撮影した後に左の映像を撮影するように回転ミラー51を回転制御しているが、逆の順序でもよい。すなわち、左の映像を撮影した後に右の映像を撮影するように回転ミラー51を回転制御してもよい。
以上述べたように、本実施の形態の二眼式デジタルカメラ1によれば、2つの撮像レンズ及び1つの固体撮像素子を備えた構成で、立体撮影またはパノラマ撮影を実現することができる。この結果、CCD、CCDから光学系切替部までの光学系、及びその周辺回路が1つで構成されるので、従来のように2つの固定撮像素子で構成されるタイプの立体撮影またはパノラマ撮影用のデジタルカメラと比べてコストダウンを図ることができる。
なお、光学系切替部5は、上記の回転可能なミラー51に限定されず、種々の形態が可能である。以下、光学系切替部5の他の構成について説明する。
<第2の実施の形態>
図7は、第2の実施の形態に係る光学系2Aの具体的な構成を示す図である。ここで、図7(a)は、立体撮影モードが設定された場合の光学系2Aの構成を示す模式図であり、図7(b)は、パノラマ撮影モードが設定された場合の光学系2Aの構成を示す模式図である。本実施の形態においては、光学系切替部5は、固定された2つの交差するハーフミラー52a及び52b、並びに機械式のシャッタ53a及び53bにより構成されている。なお、シャッタ53a及び53bは初期状態において双方とも閉じた状態にある。また、本実施の形態においては、撮影レンズ7aと固定ミラー8a、撮影レンズ7bと固定ミラー8bは、それぞれ、一体的なレンズフォルダとして構成されており、当該レンズフォルダは回動可能に構成されている。ここで、立体撮影モードにおけるそれぞれのレンズフォルダの位置を第1の回動位置、パノラマ撮影モードにおけるそれぞれのレンズフォルダの位置を第2の回動位置と称する。
立体撮影モードの場合には、まず、図7(a)に示すように、撮影レンズ7aが撮影した右の映像がCCD61に結像されるように、シャッタ53aを開く。ここで、ハーフミラー52a及び52bは交差された状態で配置されており、開放されたシャッタ53aを介してハーフミラー52a及び52bに到達した右の映像は、2つのハーフミラー52a又は52bの一方を反射するとともに他方を透過してCCD61に結像されるようになっている。すなわち、シャッタ53aを開くと、撮影レンズ7aが撮影した被写体像(右の映像)は固定ミラー8aに反射された後、2つのハーフミラー52a及び52bを介してCCD61に結像されるが、撮影レンズ7bが撮影した被写体像(左の映像)は、固定ミラー8bに反射された後、閉じたシャッタ53bに進路を阻まれるので、CCD61には結像されない。
次に、撮影レンズ7bが撮影した左の映像がCCD61に結像されるように、シャッタ53aを閉じてシャッタ53bを開く。ここで、ハーフミラー52a及び52bは交差された状態で配置されており、開放されたシャッタ53bを介してハーフミラー52a及び52bに到達した左の映像は、2つのハーフミラー52a又は52bの一方を反射するとともに他方を透過してCCD61に結像されるようになっている。すなわち、シャッタ53bを開くと、撮影レンズ7bが撮影した被写体像(左の映像)は固定ミラー8bに反射された後、2つのハーフミラー52a及び52bを介してCCD61に結像されるが、撮影レンズ7aが撮影した被写体像(右の映像)は固定ミラー8aに反射された後、閉じたシャッタ53aに進路を阻まれるので、CCD61には結像されない。
このように本実施の形態の立体撮影モードにおいては、撮影開始指示がされると、シャッタ53a及びシャッタ53bを順次高速に切り替えて開放するので、左の映像を左目用の画像データ、右の映像を右目用の画像データとしてほぼ同時に取り込むことができる。ただし、CCD61に結像される光量は第1の実施の形態に比べて、1/4の光量となる。なお、撮影レンズ7a及び7b、並びにハーフミラー52a及び52bの配置位置は、同一の被写体を左右の視線に対応させて相互に異なる方向から捉えるのに好適な位置となるように調節されている。
一方、パノラマ撮影モードの場合には、まず、レンズフォルダを、図7(a)の第1の回動位置(図7(b)においては点線で示す)から、図7(b)の第2の回動位置に回動させて、撮影レンズ7aが外側(より右側)、撮影レンズ7bが外側(より左側)を向くようにする。すなわち、右のレンズフォルダをやや右回りに(図7(b)に示すB方向)回動するとともに、左のレンズフォルダをやや左回りに(図7(b)に示すA方向)回動する。
次に、この状態で、撮影レンズ7aが撮影した右の映像がCCD61に結像されるように、シャッタ53aを開く。ここで、ハーフミラー52a及び52bは交差された状態で配置されており、開放されたシャッタ53aを介してハーフミラー52a及び52bに到達した右の映像は、2つのハーフミラー52a及び52bの一方を反射するとともに他方を透過してCCD61に結像されるようになっている。すなわち、シャッタ53aを開くと、撮影レンズ7aが撮影した被写体像(右の映像)は固定ミラー8aに反射された後、2つのハーフミラー52a及び52bを介してCCD61に結像されるが、撮影レンズ7bが撮影した被写体像(左の映像)は、固定ミラー8bに反射された後、閉じたシャッタ53bに進路を阻まれるので、CCD61には結像されない。
次に、撮影レンズ7bが撮影した左の映像がCCD61に結像されるように、シャッタ53aを閉じてシャッタ53bを開く。ここで、ハーフミラー52a及び52bは交差された状態で配置されており、開放されたシャッタ53bを介してハーフミラー52a及び52bに到達した左の映像は、2つのハーフミラー52a及び52bの一方を反射するとともに他方を透過してCCD61に結像されるようになっている。すなわち、シャッタ53bを開くと、撮影レンズ7bが撮影した被写体像(左の映像)は固定ミラー8bに反射された後、2つのハーフミラー52a及び52bを介してCCD61に結像されるが、撮影レンズ7aが撮影した被写体像(右の映像)は固定ミラー8aに反射された後、閉じたシャッタ53aに進路を阻まれるので、CCD61には結像されない。
ここで、第2の回転位置は、第1の回動位置から両撮影レンズ7a及び7bをやや外側に回動させた位置であるため、右の映像は、立体撮影モードのときよりも、さらに右側の映像がCCD61に結像され、左の映像は、立体撮影モードのときよりも、さらに左側の映像がCCD61に結像されることになる。すなわち、広角な映像を結像することが可能となる。
このように本実施の形態のパノラマ撮影モードにおいては、撮影開始指示がされると、シャッタ53a及びシャッタ53bを順次高速に切り替えて開放するので、左の映像をパノラマ画像の左半分の画像データ、右の映像をパノラマ画像の右半分の画像データとしてほぼ同時に取り込むことができる。ただし、CCD61に結像される光量は第1の実施の形態に比べて、1/4の光量となる。なお、撮影レンズ7a及び7b、並びにハーフミラー52a及び52bの配置位置は、相互に隣接する被写体を捉えるのに好適な位置となるように調節されている。
なお、本実施の形態のパノラマ撮影モードにおいては、一体化された撮影レンズ7aと固定ミラー8a、及び一体化された撮影レンズ7bと固定ミラー8bをそれぞれ回動させてCCD61への結像を調整したが、それぞれを個別に回動可能としてCCD61への結像を調整するようにしてもよい。すなわち、撮影レンズ7または固定ミラー8のいずれか一方を回動調整して、パノラマ撮影モードを設定するようにしてもよい。
また、本実施の形態の変形例として、2つのハーフミラーを2つの全反射ミラーとし、この2つの全反射ミラーを、図7に示すそれぞれのハーフミラーの位置を紙面に対して上下方向にずらした位置に配置するようにしてもよい。この場合には、2つの撮像レンズが撮影した被写体像がCCD61に結像するように、2つの全反射ミラーの角度は、それぞれ紙面に対して上下に傾けて調整される。本変形例によれば、本実施の形態の光量の損失を抑えることができる(第1の実施の形態と同じ光量を取り込むことができる)。
<第3の実施の形態>
図8は、第3の実施の形態に係る光学系2Bの具体的な構成を示す図である。ここで、図8(a)は、立体撮影モードが設定された場合の光学系2Bの構成を示す模式図であり、図8(b)は、パノラマ撮影モードが設定された場合の光学系2Bの構成を示す模式図である。光学系2Bは、2つの交差する固定ミラー及び2つの機械式シャッタを用いて光学系切替部5を構成する点は、第2の実施の形態と同様であるが、2つの固定ミラーの種類が第2の実施の形態とは異なっている。すなわち、本実施の形態においては、光学系切替部5は、固定されたハーフミラー52a及び全反射ミラー54b、並びに機械式のシャッタ53a及び53bにより構成されている。なお、シャッタ53a及び53bは初期状態において双方とも閉じた状態にある。また、本実施の形態においても、撮影レンズ7aと固定ミラー8a、撮影レンズ7bと固定ミラー8bは、それぞれ、一体的なレンズフォルダとして構成されており、当該レンズフォルダは回動可能に構成されており、立体撮影モードにおけるそれぞれのレンズフォルダの位置を第1の回動位置、パノラマ撮影モードにおけるそれぞれのレンズフォルダの位置を第2の回動位置と称する。
立体撮影モードの場合には、まず、図8(a)に示すように、撮影レンズ7aが撮影した右の映像がCCD61に結像されるように、シャッタ53aを開く。ここで、開放されたシャッタ53aを介してハーフミラー52aに到達した右の映像は、ハーフミラー52aに反射してCCD61に結像されるようになっている。すなわち、シャッタ53aを開くと、撮影レンズ7aが撮影した被写体像(右の映像)は固定ミラー8aに反射された後、ハーフミラー52aを介してCCD61に結像されるが、撮影レンズ7bが撮影した被写体像(左の映像)は、固定ミラー8bに反射された後、閉じたシャッタ53bに進路を阻まれるので、CCD61には結像されない。
次に、撮影レンズ7bが撮影した左の映像がCCD61に結像されるように、シャッタ53aを閉じてシャッタ53bを開く。ここで、ハーフミラー52a及び全反射ミラー54bは略L字状に配置されており、開放されたシャッタ53bを介して全反射ミラー54bに到達した左の映像は、全反射ミラー54bを反射した後、ハーフミラー52aを透過してCCD61に結像されるようになっている。すなわち、シャッタ53bを開くと、撮影レンズ7bが撮影した被写体像(左の映像)は固定ミラー8bに反射された後、全反射ミラー54b及びハーフミラー52aを介してCCD61に結像されるが、撮影レンズ7aが撮影した被写体像(右の映像)は固定ミラー8aに反射された後、閉じたシャッタ53aに進路を阻まれるので、CCD61には結像されない。
このように本実施の形態の立体撮影モードにおいては、撮影開始指示がされると、シャッタ53a及びシャッタ53bを順次高速に切り替えて開放するので、左の映像を左目用の画像データ、右の映像を右目用の画像データとしてほぼ同時に取り込むことができる。ただし、CCD61に結像される光量は第1の実施の形態に比べて、1/2の光量となる。なお、撮影レンズ7a及び7b、並びにハーフミラー52a及び52bの配置位置は、同一の被写体を左右の視線に対応させて相互に異なる方向から捉えるのに好適な位置となるように調節されている。
一方、パノラマ撮影モードの場合には、まず、レンズフォルダを、図8(a)の第1の回動位置から、図8(b)の第2の回動位置に回動させて、撮影レンズ7aが外側(より右側)、撮影レンズ7bが外側(より左側)を向くようにする。すなわち、右のレンズフォルダをやや右回りに(図8(b)に示すB方向)回動するとともに、左のレンズフォルダをやや左回りに(図8(b)に示すA方向)回動する。
次に、この状態で、立体撮影モード時と同様に、シャッタ53a及びシャッタ53bの開放を順次連続的に行って、右の映像及び左の映像を順次CCD61に結像させる。
このように本実施の形態のパノラマ撮影モードにおいては、撮影開始指示がされると、シャッタ53a及びシャッタ53bを順次高速に切り替えて開放するので、左の映像をパノラマ画像の左半分の画像データ、右の映像をパノラマ画像の右半分の画像データとしてほぼ同時に取り込むことができる。ただし、CCD61に結像される光量は第1の実施の形態に比べて、1/2の光量となる。なお、撮影レンズ7a及び7b、並びにハーフミラー52a及び52bの配置位置は、相互に隣接する被写体を捉えるのに好適な位置となるように調節されている。
<第4の実施の形態>
図9は、第4の実施の形態に係る光学系2Cの具体的な構成を示す図である。ここで、図9(a)は、立体撮影モードが設定された場合の光学系2Cの構成を示す模式図であり、図9(b)は、パノラマ撮影モードが設定された場合の光学系2Cの構成を示す模式図である。本実施の形態においては、光学系切替部5は、回転可能なハーフミラー(回転ハーフミラーともいう)55、並びに機械式のシャッタ53a及び53bにより構成されている。なお、シャッタ53a及び53bは初期状態において双方とも閉じた状態にある。
立体撮影モードの場合には、まず、図9(a)に示すように、撮影レンズ7aが撮影した右の映像がCCD61に結像されるように、回転ハーフミラー55の角度を調整した後、シャッタ53aを開く。なお、本実施の形態の立体撮影モードにおいて右の映像がCCD61に結像される回転ハーフミラー55の回転位置を第5の回転位置と称する。すなわち、回転ハーフミラー55を第5の回転位置に設定し、シャッタ53aを開くと、撮影レンズ7aが撮影した被写体像(右の映像)は固定ミラー8aに反射された後、回転ハーフミラー55を介してCCD61に結像されるが、撮影レンズ7bが撮影した被写体像(左の映像)は、閉じたシャッタ53bに進路を阻まれるので、CCD61には結像されない。
次に、シャッタ53aを閉じてシャッタ53bを開く。すなわち、回転ハーフミラー55を第5の回転位置に設定し、シャッタ53bを開くと、撮影レンズ7bが撮影した被写体像(左の映像)は回転ハーフミラー55を透過してCCD61に結像されるが、撮影レンズ7aが撮影した被写体像(右の映像)は固定ミラー8aに反射された後、閉じたシャッタ53aに進路を阻まれるので、CCD61には結像されない。
このように本実施の形態の立体撮影モードにおいては、撮影開始指示がされると、回転ハーフミラーを第5の回転位置に設定し、シャッタ53a及びシャッタ53bを順次高速に切り替えて開放するので、左の映像を左目用の画像データ、右の映像を右目用の画像データとしてほぼ同時に取り込むことができる。ただし、CCD61に結像される光量は第1の実施の形態に比べて、1/2の光量となる。なお、撮影レンズ7a及び7b、並びに回転ハーフミラー55の配置位置は、同一の被写体を左右の視線に対応させて相互に異なる方向から捉えるのに好適な位置となるように調整されている。
一方、パノラマ撮影モードの場合には、まず、回転ハーフミラー55を、図9(a)の第5の回転位置(図9(b)においては点線で示す)から、図9(b)の第6の回転位置に回転させる。すなわち、回転ハーフミラー55をやや左回りに(図9(b)に示すA方向)回転する。
ここで、第6の回転位置は、第5の回転位置から回転ハーフミラー55をやや左回りに回転させた位置であるため、右の映像に関しては、立体撮影モードのときよりも、さらに右側の映像がCCD61に結像されるので、広角な映像を結像することが可能となる。
次に、この状態で、立体撮影モード時と同様に、シャッタ53a及びシャッタ53bの開放を順次連続的に行って、右の映像及び左の映像を順次CCD61に結像させる。
このように本実施の形態のパノラマ撮影モードにおいては、撮影開始指示がされると、シャッタ53a及びシャッタ53bを順次高速に切り替えて開放するので、左の映像をパノラマ画像の左半分の画像データ、右の映像をパノラマ画像の右半分の画像データとしてほぼ同時に取り込むことができる。ただし、CCD61に結像される光量は第1の実施の形態に比べて、1/2の光量となる。なお、撮影レンズ7a及び7b、並びに回転ハーフミラー55の配置位置は、相互に隣接する被写体を捉えるのに好適な位置となるように調節されている。
<第4の実施の形態の変形例1>
図10は、第4の実施の形態の変形例の光学系2Dの具体的な構成を示す図である。ここで、図10は、立体撮影モード及びパノラマ撮影モードにおける光学系2Dの構成を示す模式図である。光学系2Dは、回転可能な全反射ミラーである点、回転範囲が広い点が第4の実施の形態と異なっている。すなわち、本変形例においては、光学系切替部5は、回転可能な回転ミラー51、並びに機械式のシャッタ53a及び53bにより構成されている。なお、シャッタ53a及び53bは初期状態において双方とも閉じた状態にある。
立体撮影モードの場合には、まず、図10に示すように、撮影レンズ7aが撮影した右の映像がCCD61に結像されるように、回転ミラー51の角度を調整した後、シャッタ53aを開く。なお、本実施の形態の立体撮影モードにおいて右の映像がCCD61に結像される回転ミラー51の回転位置は、第4の実施の形態における第5の回転位置である。すなわち、回転ミラー51を第5の回転位置に設定し、シャッタ53aを開くと、撮影レンズ7aが撮影した被写体像(右の映像)は固定ミラー8aに反射された後、回転ミラー51を介してCCD61に結像されるが、撮影レンズ7bが撮影した被写体像(左の映像)は、閉じたシャッタ53bに進路を阻まれるので、CCD61には結像されない。
次に、撮影レンズ7bが撮影した左の映像が直接CCD61に結像されるように、回転ミラー51の角度を調整した後、シャッタ53aを閉じてシャッタ53bを開く。なお、本変形例の立体撮影モードにおいて左の映像がCCD61に結像される回転ミラー51の回転位置を第7の回転位置と称する。すなわち、回転ハーフミラー55を第7の回転位置に設定し、シャッタ53bを開くと、撮影レンズ7bが撮影した被写体像(左の映像)はCCD61に結像されるが、撮影レンズ7aが撮影した被写体像(右の映像)は閉じたシャッタ53aに進路を阻まれるので、CCD61には結像されない。
このように本変形例の立体撮影モードにおいては、撮影開始指示がされると、回転ミラー51の位置に合わせて、シャッタ53a及びシャッタ53bを順次高速に切り替えて開放するので、左の映像を左目用の画像データ、右の映像を右目用の画像データとしてほぼ同時に取り込むことができる。また、CCD61に結像される光量は第4実施形態と比べて、2倍の光量(第1の実施の形態と同じ光量)となっている。なお、撮影レンズ7a及び7bの配置、並びに回転ミラー51の回転位置は、同一の被写体を左右の視線に対応させて相互に異なる方向から捉えるのに好適な位置となるように調整されている。
一方、パノラマ撮影モードの場合には、まず、回転ミラー51を、第5の回転位置から第4の実施の形態の第6の回転位置に回転させて、撮影レンズ7aが外側(より右側)を向くようにする。
次に、回転ミラー51を第6の回転位置に設定した状態で、シャッタ53aを開くと、撮影レンズ7aが撮影した被写体像(右の映像)は固定ミラー8aに反射された後、回転ミラー51を介してCCD61に結像されるが、撮影レンズ7bが撮影した被写体像(左の映像)は、閉じたシャッタ53bに進路を阻まれるので、CCD61には結像されない。
次に、回転ミラー51を第6の回転位置から第7の回転位置に回転させた後、シャッタ53aを閉じてシャッタ53bを開く。すると、撮影レンズ7bが撮影した被写体像(左の映像)はCCD61に結像されるが、撮影レンズ7aが撮影した被写体像(右の映像)は閉じたシャッタ53aに進路を阻まれるので、CCD61には結像されない。
このように本実施の形態のパノラマ撮影モードにおいては、撮影開始指示がされると、回転ミラー51の位置に合わせて、シャッタ53a及びシャッタ53bの開放を順次高速に切り替えるので、左の映像をパノラマ画像の左半分の画像データ、右の映像をパノラマ画像の右半分の画像データとしてほぼ同時に取り込むことができる。また、CCD61に結像される光量は第4実施形態と比べて、2倍の光量(第1の実施の形態と同じ光量)となっている。なお、撮影レンズ7a及び7bの配置位置、並びに回転ミラー51の回転位置は、相互に隣接する被写体を捉えるのに好適な位置となるように設定されている。
<第4の実施の形態の変形例2>
図11は、第4の実施の形態の変形例の光学系2Eの具体的な構成を示す図である。ここで、図11は、立体撮影モード及びパノラマ撮影モードにおける光学系2Eの構成を示す模式図である。光学系2Eは、回転可能なミラーがない点、CCD62自体が回転する点が第4の実施の形態と異なっている。すなわち、本変形例においては、光学系切替部5は、回転可能なCCD62、並びに機械式のシャッタ53a及び53bにより構成されている。なお、シャッタ53a及び53bは初期状態において双方とも閉じた状態にある。
立体撮影モードの場合には、まず、図11に示すように、撮影レンズ7aが撮影した右の映像がCCD62の受光平面に結像されるように、回転するCCD62の角度を調整した後、シャッタ53aを開く。なお、本変形例の立体撮影モードにおいて右の映像がCCD62の受光面に結像されるCCD62の位置を第1のCCD回転位置と称する。すなわち、CCD62を第1のCCD回転位置に設定し、シャッタ53aを開くと、撮影レンズ7aが撮影した被写体像(右の映像)は固定ミラー8aに反射された後、CCD62に結像されるが、撮影レンズ7bが撮影した被写体像(左の映像)は、閉じたシャッタ53bに進路を阻まれるので、CCD62には結像されない。
次に、撮影レンズ7bが撮影した左の映像がCCD62の受光面に結像されるように、回転するCCD62の角度を調整した後、シャッタ53aを閉じてシャッタ53bを開く。なお、本変形例の立体撮影モードにおいて左の映像がCCD62の受光面に結像されるCCD62の位置を第2のCCD回転位置と称する。すなわち、CCD62を第2のCCD回転位置に設定し、シャッタ53bを開くと、撮影レンズ7bが撮影した被写体像(左の映像)はCCD62に結像されるが、撮影レンズ7aが撮影した被写体像(右の映像)は閉じたシャッタ53aに進路を阻まれるので、CCD62には結像されない。
このように本変形例の立体撮影モードにおいては、撮影開始指示がされると、CCD62の回転位置に合わせて、シャッタ53a及びシャッタ53bの開放を順次高速に行うので、左の映像を左目用の画像データ、右の映像を右目用の画像データとしてほぼ同時に取り込むことができる。また、CCD62に結像される光量は第4実施形態と比べて、2倍の光量(第1の実施の形態と同じ光量)となっている。なお、撮影レンズ7a及び7bの配置、並びにCCD62の回転位置は、同一の被写体を左右の視線に対応させて相互に異なる方向から捉えるのに好適な位置となるように調整されている。
一方、パノラマ撮影モードの場合にも同様にして、撮影レンズ7aが撮影した右の映像(立体撮影モードのときよりもさらに右側の映像)がCCD62の受光面に結像されるように、CCD62の角度を調整した後、シャッタ53aを開く。なお、本変形例のパノラマ撮影モードにおいてさらに右の映像がCCD62の受光面に結像されるCCD62の停止位置を第3のCCD回転位置と称する。すなわち、CCD62を第3のCCD回転位置に設定し、シャッタ53aを開くと、撮影レンズ7aが撮影した被写体像(より右の映像)は固定ミラー8aに反射された後、CCD62に結像されるが、撮影レンズ7bが撮影した被写体像(左の映像)は、閉じたシャッタ53bに進路を阻まれるので、CCD62には結像されない。
次に、撮影レンズ7bが撮影した左の映像(立体撮影モードのときよりもさらに左側の映像)がCCD62の受光面に結像されるように、CCD62の角度を調整した後、シャッタ53aを閉じてシャッタ53bを開く。なお、本変形例の立体撮影モードにおいて左の映像がCCD62に結像される場合のCCD62の停止位置を第4のCCD回転位置と称する。すなわち、CCD62を第4のCCD回転位置に設定し、シャッタ53bを開くと、撮影レンズ7bが撮影した被写体像(左の映像)はCCD62に結像されるが、撮影レンズ7aが撮影した被写体像(右の映像)は閉じたシャッタ53aに進路を阻まれるので、CCD62には結像されない。
このように本変形例のパノラマ撮影モードにおいては、撮影開始指示がされると、CCD62の回転位置に合わせて、シャッタ53a及びシャッタ53bの開放を順次高速に行うので、左の映像をパノラマ画像の左半分の画像データ、右の映像をパノラマ画像の右半分の画像データとしてほぼ同時に取り込むことができる。また、CCD61に結像される光量は第4実施形態と比べて、2倍の光量(第1の実施の形態と同じ光量)となっている。なお、撮影レンズ7a及び7bの配置位置、並びにCCD62の回転位置は、相互に隣接する被写体を捉えるのに好適な位置となるように設定されている。
<その他>
以上、本発明の実施の形態及び実施例について説明してきたが、本発明は上述した実施の形態および変形例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、本発明の実施の形態及び実施例に対して種々の変形や変更をして実施することが可能である。
例えば、本実施の形態及び変形例で述べた光学系においては、撮影レンズからCCDまでの光路にメニスカス凹レンズを入れてもよい。すなわち、本実施の形態及び変形例においては、撮影レンズからCCDまでの光路に光学系切替部5を配置しなければならないので、撮影レンズからCCDまでの焦点距離を伸ばせるようにメニスカス凹レンズを配置してもよい。
また、本実施の形態及び変形例においては、二眼式デジタルカメラは、立体撮影機能及びパノラマ撮影機能の双方を備えるデジタルカメラとして説明したが、いずれか一方の機能を備えたデジタルカメラでもよいのは勿論である。
以上、述べたように、本実施の形態によれば、2つの撮像レンズ及び1つの固体撮像素子を備えた構成で、立体撮影またはパノラマ撮影を実現できる二眼式デジタルカメラ1を提供することができる。
例えば、本実施の形態の二眼式デジタルカメラ1は、1つの固体撮像素子6と、1つの固体撮像素子6に被写体像を結像可能な2つの撮影光学系と、2つの撮影光学系のいずれか一つの撮影光学系が撮影した被写体像を、固体撮像素子6に結像させることを可能とする光学系切替部5と、光学系切替部5により、2つの撮影光学系を順次切り替えて、2つの撮影光学系が撮影したそれぞれの被写体像を、順次、固体撮像素子6上に結像し、結像したそれぞれの被写体像の画像データを合わせて、1つの画像を生成する画像処理部12と、を有するので、2つの撮像レンズ及び1つの固体撮像素子を備えた構成で、立体撮影またはパノラマ撮影を実現することができる。
この場合、一方の撮影光学系が撮影した被写体像、及び他方の撮影光学系が撮影した被写体像は、それぞれ、固体撮像素子6の同一領域に結像される。すなわち、2つの撮影光学系が撮影した被写体像は、いずれも、固体撮像素子6の全画素領域に結像され、左及び右用の画像データとなる。
また、光学系切替部5は、一例として、回転可能な回転ミラー51を含み、回転ミラー51を、一方の撮影光学系の固体撮像素子6への結像を可能とする第1の回転位置(または第3の回転位置)と、他方の撮影光学系の固体撮像素子6への結像を可能とする第2の回転位置(または第4の回転位置)と、に回転制御して、光学系を切り替えるようにしてもよい。この場合には、1つの固体撮像素子を備えた構成でも、回転ミラー51を回転制御することにより、左用及び右用の画像データを取得することができる。
また、立体撮影モードまたはパノラマ撮影モードに応じて、光学系切替部5は、第1の回転位置と第3の回転位置、及び第2の回転位置と第4の回転位置の角度を調整することが可能なので、2つの撮影モードに対応可能である。
また、光学系切替部5は、一例として、2つのシャッタ53a、53b及び少なくとも1以上のミラー(例えば、ハーフミラー52a及び52b、ハーフミラー52aと全反射ミラー54b、または回転ハーフミラー55など)を含み、シャッタ53a、53bは、一方の撮影光学系からミラーまでの光路、及び他方の撮影光学系からミラーまでの光路にそれぞれ配置され、ミラーは、2つの撮影光学系の固体撮像素子6への結像を可能とする位置に配置され、光学系切替部5は、シャッタ53a、53bの開閉を順次制御して、光学系を切り替えるようにしてもよい。この場合には、1つの固体撮像素子を備えた構成でも、シャッタ53a、53bの開閉を順次制御することにより、左用及び右用の画像データを取得することができる。
1 二眼式デジタルカメラ
2,2A,2B,2C,2D,2E 光学系
3 第1の撮影部
4 第2の撮影部
5 光学系切替部
6 固体撮像素子
7a,7b 撮影レンズ
8a,8b 固定ミラー
11 制御部
12 画像処理部
13 表示部
14 記憶部
51 回転ミラー
52a,52b ハーフミラー
53a,53b (機械式)シャッタ
54b 全反射ミラー
55 回転ハーフミラー
61,62 CCD

Claims (7)

  1. 1つの固体撮像素子と、
    前記1つの固体撮像素子に被写体像を結像可能な2つの撮影光学系と、
    前記2つの撮影光学系のいずれか一つの撮影光学系が撮影した被写体像を、前記固体撮像素子に結像させることを可能とする光学系切替手段と、
    前記光学系切替手段により、前記2つの撮影光学系を順次切り替えて、前記2つの撮影光学系が撮影したそれぞれの被写体像を、順次、前記固体撮像素子上に結像し、結像したそれぞれの被写体像の画像データを合わせて、1つの画像を生成する画像生成手段と、
    を有することを特徴とする二眼式デジタルカメラ。
  2. 一方の前記撮影光学系が撮影した被写体像、及び他方の前記撮影光学系が撮影した被写体像は、それぞれ、前記固体撮像素子の同一領域に結像されることを特徴とする請求項1記載の二眼式デジタルカメラ。
  3. 前記光学系切替手段は、回転可能なミラーを含み、
    前記ミラーを、前記一方の撮影光学系の前記固体撮像素子への結像を可能とする第1の位置と、前記他方の撮影光学系の前記固体撮像素子への結像を可能とする第2の位置と、に回転制御して、光学系を切り替えることを特徴とする請求項1又は2記載の二眼式デジタルカメラ。
  4. 立体撮影モードまたはパノラマ撮影モードを選択するモード選択手段をさらに備え、
    前記光学系切替手段は、
    前記モード選択手段で選択された撮影モードに応じて、前記第1の位置及び前記第2の位置の角度を調整することを特徴とする請求項3記載の二眼式デジタルカメラ。
  5. 前記光学系切替手段は、2つのシャッタ及び少なくとも1以上のミラーを含み、
    前記シャッタは、一方の前記撮影光学系から前記ミラーまでの光路、及び他方の前記撮影光学系から前記ミラーまでの光路にそれぞれ配置され、
    前記ミラーは、前記2つの撮影光学系の前記固体撮像素子への結像を可能とする位置に配置され、
    前記光学系切替手段は、
    前記2つのシャッタの開閉を順次制御して、光学系を切り替えることを特徴とする請求項1又は2記載の二眼式デジタルカメラ。
  6. 立体撮影モードまたはパノラマ撮影モードを選択するモード選択手段をさらに備え、
    前記ミラーは、固定されたミラーであり、
    前記光学系切替手段は、
    前記モード選択手段で選択された撮影モードに応じて、前記撮影光学系に含まれる撮影レンズの方向を制御することを特徴とする請求項5記載の二眼式デジタルカメラ。
  7. 立体撮影モードまたはパノラマ撮影モードを選択するモード選択手段をさらに備え、
    前記ミラーは、回転可能なミラーであり、
    前記光学系切替手段は、
    前記モード選択手段で選択された撮影モードに応じて、前記ミラーの角度を調整することを特徴とする請求項5記載の二眼式デジタルカメラ。
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