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JP2011040215A - コネクタ - Google Patents

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JP2011040215A JP2009184975A JP2009184975A JP2011040215A JP 2011040215 A JP2011040215 A JP 2011040215A JP 2009184975 A JP2009184975 A JP 2009184975A JP 2009184975 A JP2009184975 A JP 2009184975A JP 2011040215 A JP2011040215 A JP 2011040215A
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Abstract

【課題】相手コネクタとの嵌合接続時に相手コネクタの雄型端子金具が誤挿入により変形するという問題を回避することができ、また、コネクタハウジングの成形金型の構造を単純化することもできるコネクタを提供すること。
【解決手段】仮係止位置でアウターハウジング33に係止されたインナーハウジング37の端子収容部35に雌型端子金具23を挿入すると、端子収容部35内の傾斜案内部53による誘導で雌型端子金具23の前端部が端子収容部35の開口部55から突出して、アウターハウジング33の弾性押え片61に当接し、弾性押え片61による押し戻しにより、雌型端子金具23が端子収容部35内に固定装備されている抜け止め突起51に係止される構成とする。
【選択図】図12

Description

本発明は、コネクタに関するものである。
図15及び図16は、コネクタの従来例を示したものである。
このコネクタ1は、下記特許文献1に開示されたもので、雌型端子金具3を収容する端子収容部5が設けられたコネクタハウジング7内に、雌型端子金具3を抜け止めするランス9が一体形成されている。
ランス9は、雌型端子金具3の挿入方向に沿って延設された弾性片9a上に、端子収容部5内に突出する係止突起9bを設けたもので、雌型端子金具3に設けられた係止溝に係止突起9bが係合することで、雌型端子金具3の抜けを防止する。
また、従来のコネクタ1は、コネクタハウジング7には、保護部材11が装着されている。この保護部材11は、コネクタハウジング7に仮係止された図15の状態ではランス9の撓み変位を規制しないが、コネクタハウジング7に本係止された図16の状態ではランス9の係合解除方向への撓み変位を拘束する二重係止手段として機能して、ランス9による雌型端子金具3の固定を確実にする。
以上のコネクタハウジング7は、樹脂の射出成形により一体形成される。
特開2006−100227号公報
ところが、上記のコネクタハウジング7の場合、成形金型の型抜き構造等から、弾性変位するランス9の周囲には、比較的に大きな隙間S1を確保しなければならない。
また、ランス9により係止されている雌型端子金具3を抜き出す際には、ランス9を係合解除方向に撓ませる必要がある。また、ランス9の係合解除時にはランス9上の係止突起9bの突出量の分だけ、ランス9を大きく撓ませる必要がある。そのため、ランス9を係合解除方向に撓ませる端子抜き用治具を差し込む抜き治具用穴13を、比較的に大きな口径で端子収容部5に隣接して設けなければならない。
そして、上記の隙間S1や抜き治具用穴13が大きいために、コネクタ1を相手側コネクタに嵌合接続する際に、相手側コネクタの雄型端子金具の先端が上記隙間S1や抜き治具用穴13に誤挿入されて、雄型端子金具の曲げ変形という不都合が発生するおそれがあった。
また、ランス9を一体形成するために、コネクタハウジング7の成形金型の構造が複雑化するという問題もあった。
そこで、本発明の目的は上記課題を解消することに係り、相手コネクタとの嵌合接続時に相手コネクタの雄型端子金具が誤挿入により変形するという問題が発生せず、確実に相手コネクタとの接続を完了させることができ、また、端子収容部を有するコネクタハウジングの成形金型の構造を単純化することもできるコネクタを提供することにある。
本発明の前述した目的は、下記の構成により達成される。
(1)アウターハウジングと、
雌型端子金具を収容する端子収容部を有して前記アウターハウジングに挿入装着されるインナーハウジングと、
前記インナーハウジングの前半部を前記アウターハウジングに挿入した仮係止位置と前記インナーハウジングの略全体を前記アウターハウジングに挿入した本係止位置との2つの位置で前記インナーハウジングと前記アウターハウジングとを結合可能なハウジング係止手段と、
を備えたコネクタであって、
前記端子収容部には、収容部下部壁の前半側に隆起形成されて前記雌型端子金具の抜け止め用の係止溝と係合することで前記雌型端子金具の挿抜方向の移動を規制する抜け止め突起と、前記雌型端子金具の前記端子収容部への挿入時に前記雌型端子金具の前端部が前記抜け止め突起に干渉しないように、前記雌型端子金具の側部に突設された摺動突起を案内することで前記雌型端子金具の前半部を前記収容部下部壁から浮き上がらせる傾斜案内部と、前記収容部下部壁に対向する収容部上部壁の前半部を切除した形態で設けられて前記傾斜案内部による誘導によって前記収容部下部壁から浮き上がった前記雌型端子金具の前半部が挿通可能な開口部と、が備えられ、
前記アウターハウジングには、前記仮係止位置の前記インナーハウジングの前記開口部と対向する位置に、前記インナーハウジングの挿入方向に沿って延出した弾性押え片が備えられ、
前記仮係止位置のインナーハウジングの端子収容部に挿入された雌型端子金具の前端部が前記傾斜案内部による誘導によって前記開口部から突出すると、前記弾性押え片が前記雌型端子金具の前端部を前記収容部下部壁側に押し戻して、前記雌型端子金具の前記係止溝が前記抜け止め突起により係止された状態にすることを特徴とするコネクタ。
(2)前記アウターハウジングには、前記インナーハウジングが本係止位置に移動したときに前記開口部を覆う端子押え壁が前記インナーハウジングの挿入方向に沿って固定装備され、
前記端子押え壁が、前記端子収容部に収容保持されている前記雌型端子金具の前記収容部下部壁からの浮き上がりを押さえて、前記雌型端子金具が前記抜け止め突起により係止されている状態を維持することを特徴とする上記(1)に記載のコネクタ。
(3)前記端子収容部の収容部側部壁には、前記抜け止め突起と前記係合溝とが係合するときに、前記摺動突起と係合して前記雌型端子金具の抜け方向の移動を規制する端子係止溝が備えられたことを特徴とする上記(1)又は(2)に記載のコネクタ。
上記(1)の構成によれば、インナーハウジングがハウジング係止手段により仮係止位置に係止されている状態で、インナーハウジングの端子収容部に雌型端子金具が挿入される。雌型端子金具の挿入途中で雌型端子金具が傾斜案内部に乗り上げると、この傾斜案内部による誘導によって、雌型端子金具の前半部は収容部下部壁から浮き上がり、雌型端子金具の前端部の上部が開口部から上方に突出し、アウターハウジングの弾性押え片に当接する。
更に、雌型端子金具の挿入を行うと、雌型端子金具の前端部が弾性押え片により雌型端子金具の前半部が収容部下部壁側に押し戻されて、雌型端子金具の係止溝が抜け止め突起により係止された状態になる。
そして、上記(1)の構成によれば、雌型端子金具を抜け止めするインナーハウジングの抜け止め突起は、雌型端子金具の挿入方向及びその直交方向に対して弾性変位しない剛体構造の隔壁である収容部下部壁に設けているため、雌型端子金具の挿入方向に直交する方向に弾性変位するランスによって雌型端子金具を抜け止めしていた従来のコネクタハウジングと比較すると、成形金型の型抜き構造等のための隙間を大きく設ける必要がない。
また、雌型端子金具の端子収容部への装着は、仮係止位置のインナーハウジングに対して行う構成で、インナーハウジングをアウターハウジングから引き抜くと、傾斜案内部から雌型端子金具に作用する付勢力で、抜け止め突起と雌型端子金具との係合が簡単に解除可能になるため、端子抜き用治具を差し込む抜き治具用穴を比較的に大きな口径で端子収容部に隣接して設ける必要も無くなる。
従って、端子収容部の周囲等に形成される隙間や治具用穴の縮小を図ることができ、相手コネクタとの嵌合接続時に相手コネクタの雄型端子金具が端子収容部の周囲の隙間や治具用穴への誤挿入により変形するという問題を回避して、確実に相手コネクタとの接続を完了させることができる。
そして、インナーハウジングには雌型端子金具の挿入方向に直交する方向に弾性変位するランスが不要になること、更に、雌型端子金具を抜け止め突起に係合させるためにアウターハウジングに装備した弾性押え片も前記インナーハウジングの挿入方向に沿って延出した単純な板状構造で良いことから、これらのインナーハウジングやアウターハウジングでは、成形金型の型抜きが困難になることがない。従って、ランスによって雌型端子金具を抜け止めしていた従来のコネクタハウジングと比較すると、各ハウジングの成形金型の型抜きが容易になり、コネクタハウジングの成形金型の構造を単純化することもできる。
なお、アウターハウジングに仮係止位置で結合されているインナーハウジングの端子収容部に雌型端子金具の挿入作業を行った場合に、雌型端子金具が正常に端子収容部内の抜け止め突起に係止される前に、雌型端子金具の挿入操作を終えると、雌型端子金具は前半部の上端が開口部に突出した不完全挿入状態で残留する。その状態のままインナーハウジングをアウターハウジング内に押し込むと、不完全挿入状態の雌型端子金具が弾性押え片との干渉によりインナーハウジングの後方に押し出されるため、視認により、不完全挿入状態の発生を容易に検知することができ、雌型端子金具の不完全挿入の防止に有効である。
また、上記(2)の構成によれば、雌型端子金具が端子収容部の抜け止め突起により係止された正常嵌合状態で、インナーハウジングをアウターハウジング内に更に挿入して、インナーハウジングの略全体を前記アウターハウジングに挿入した状態にすると、インナーハウジングが本係止位置でアウターハウジングに結合された本係止状態になる。
この本係止状態では、アウターハウジングに装備された端子押え壁が、インナーハウジングの端子収容部の開口部を覆って、端子収容部に収容保持されている雌型端子金具の収容部下部壁からの浮き上がりを規制し、雌型端子金具が抜け止め突起により係止されている状態を維持する。
即ち、アウターハウジングの端子押え壁は、端子収容部の抜け止め突起が雌型端子金具に係合した状態を維持する二重係止手段として機能し、雌型端子金具に対する抜け止め性能を確実なものにする。
そして、二重係止手段として機能するアウターハウジングの端子押え壁は、インナーハウジングの挿入方向に沿って固定装備された剛体構造の隔壁でよいため、当該アウターハウジングの成形金型の型抜きを困難にすることもなく、アウターハウジングの成形金型の構造の単純化に適している。
そして、上記(3)の構成によれば、端子収容部の底部の抜け止め突起だけでなく、収容部側部壁の端子係止溝も、雌型端子金具の抜け方向の移動を規制する手段として機能するため、雌型端子金具の抜け止めをより強固にすることができる。
また、インナーハウジング側の端子係止溝は、例えば、端子収容部の収容部側部壁の端部に切欠溝として形成することで、成形金型の型抜き性を低下させることもない。
本発明によるコネクタによれば、端子収容部の周囲等に形成される隙間や治具用穴の縮小を図ることができ、相手コネクタとの嵌合接続時に相手コネクタの雄型端子金具が端子収容部の周囲の隙間や治具用穴への誤挿入により変形するという問題を回避して、確実に相手コネクタとの接続を完了させることができる。
また、ランスによって雌型端子金具を抜け止めしていた従来のコネクタハウジングと比較すると、アウターハウジング及びインナーハウジングのいずれの場合も、成形金型の型抜きが容易になるため、コネクタハウジングの成形金型の構造を単純化することもできる。
本発明に係るコネクタの一実施形態の斜視図である。 図1に示したコネクタの正面図である。 図1に示したコネクタの背面図である。 図1に示したコネクタの側面図である。 図1に示したコネクタに収容される雌型端子金具の下面側からの斜視図である。 図1に示したコネクタを構成するアウターハウジングとインナーハウジングの分解斜視図である。 図6に示したアウターハウジングの側面図である。 図6に示したインナーハウジングの側面図である。 図6に示したアウターハウジングの縦断面図である。 図6に示したインナーハウジングの縦断面図である。 図6に示したインナーハウジングが仮係止状態にあって、下段の端子収容部に挿入された雌型端子金具の摺動突起が端子収容部内の傾斜案内部に接触開始した状態の説明図である。 図6に示したインナーハウジングが仮係止状態にあって、下段の端子収容部に挿入された雌型端子金具の摺動突起が端子収容部内の傾斜案内部を登りきって、雌型端子金具の先端が弾性押え片に当接した状態の説明図である。 図6に示したインナーハウジングが仮係止状態にあって、下段の端子収容部に挿入された雌型端子金具が正常に端子収容部内の抜け止め突起に係止された状態の説明図である。 図13に示した仮係止状態のインナーハウジングが更にアウターハウジングに押し込まれて、本係止状態になったときの説明図である。 従来のコネクタの端子収容部に対して雌型端子金具が挿入途中の状態の縦断面図である。 図15に示したコネクタの端子収容部に挿入された雌型端子金具がランスと保護部材により抜け止めされている状態の縦断面図である。
以下、本発明に係るコネクタの好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図4は本発明に係るコネクタの一実施形態の外観を示したもので、図5は一実施形態のコネクタ21が収容する雌型端子金具23を示している。
雌型端子金具23は、金属板のプレス成形品で、相手コネクタに収容されている雄型端子金具が嵌合接続される角筒状の端子嵌合部25と、電線の芯線を圧着する芯線加締め片26と、電線の被覆部を把持固定する被覆加締め部27とを備えている。
端子嵌合部25は端子金具の前半部に位置しており、芯線加締め片26及び被覆加締め部27は端子金具の後半部に位置している。
図5において上方に向いた端子嵌合部25の上部壁25aには、前端寄りの位置に抜け止め用の係止溝28が形成されている。本実施形態の場合、係止溝28は角穴状である。
また、図5において、端子嵌合部25の下部壁25aに隣接する側部25bの前端寄り位置には、側方に突出して、摺動突起31が設けられている。
この一実施形態のコネクタ21は、図6に示すように、アウターハウジング33と、雌型端子金具23を収容する端子収容部35を有してアウターハウジング33に挿入装着されるインナーハウジング37とから構成されている。
アウターハウジング33は、雌型端子金具23に嵌合接続する雄型端子金具を収容した相手コネクタとの嵌合をロックするためのコネクタロック部41を上面に備えている。また、アウターハウジング33の両側壁33a,33aの内面には、インナーハウジング37を仮係止位置及び本係止位置に係止するハウジング係止手段として、ガイド溝43と、係止凹部45とを備えている。
ガイド溝43は、インナーハウジング37の両側面37a,37aに挿入方向に位置をずらして突設された第1係止突起47や第2係止突起49が係合する切り欠き溝で、両側面37a,37aの内面に、アウターハウジング33の後端からインナーハウジング37の挿入方向に沿ってハウジング中央まで形成されている。
第1係止突起47と第2係止突起49とは、ガイド溝43に嵌合するように、インナーハウジング37の側面37aに同じ高さに設けられている。第1係止突起47はインナーハウジング37の先端付近に突設されていて、第2係止突起49はハウジングの略中央に突設されている。
図11に示すように、インナーハウジング37を、その前半部をアウターハウジング33に挿入した仮係止位置に位置させると、第1係止突起47がガイド溝43の終端に係合することで、インナーハウジング37とアウターハウジング33とが仮の結合状態である仮係止状態となる。
仮係止状態から、更にインナーハウジング37をアウターハウジング33内に押し込むと、図14に示すようにインナーハウジング37の略全体をアウターハウジング33に挿入した全挿入状態となる。このときのインナーハウジング37の位置が本係止位置である。このときは、インナーハウジング37上の第1係止突起47がアウターハウジング33の係止凹部45に係合し、第2係止突起49がガイド溝43の終端に係合して、インナーハウジング37が完全にアウターハウジング33に装着された状態でアウターハウジング33に結合された本係止状態となる。
本実施形態の場合、インナーハウジング37には、図10に示すように、上下2段に、端子収容部35が装備されている。そして、各端子収容部35には、抜け止め突起51と、傾斜案内部53と、開口部55と、端子係止溝57とが設けられている。
抜け止め突起51は、端子収容部35内に突出するように、収容部下部壁35aの前半側に隆起形成された突起で、図5に示した雌型端子金具23の抜け止め用の係止溝28と係合することで雌型端子金具23の挿抜方向の移動を規制する。
傾斜案内部53は、雌型端子金具23の端子収容部35への挿入時に、雌型端子金具23の前端部が抜け止め突起51に干渉しないように、雌型端子金具23の前半部を収容部下部壁35aから浮き上がらせる傾斜面(スロープ)である。この傾斜案内部53は、図5に示した雌型端子金具23の摺動突起31が乗り上げるように、収容部側部壁35bに設けられている。
開口部55は、収容部下部壁35aに対向する収容部上部壁35cの前半部を切除した形態で設けられて、端子収容部35を上方に開放している。この開口部55は、傾斜案内部53による誘導によって収容部下部壁35aから浮き上がった雌型端子金具23の前半部を上方に挿通可能にしている。
端子係止溝57は、図6及び図10に示すように、端子収容部35の収容部側部壁35bの前端部に、切欠溝として形成されている。この端子係止溝57は、仮係止状態のインナーハウジング37の端子収容部35に雌型端子金具23が挿入されて、雌型端子金具23の係止溝28と端子収容部35内の抜け止め突起51とが係合するときに、雌型端子金具23の側部に突設された摺動突起31と係合して、雌型端子金具23の抜け方向の移動を規制する。
一方、アウターハウジング33には、図9及び図11に示すように、仮係止位置のインナーハウジング37の開口部55と対向する位置に、インナーハウジング37の挿入方向(図9の矢印A方向)に沿って延出した弾性押え片61が備えられている。
弾性押え片61は、インナーハウジング37の挿入方向と直交する方向に撓み変形する板ばね状になっている。
アウターハウジング33に仮係止状態のインナーハウジング37の端子収容部35に雌型端子金具23を挿入して行くと、図11に示すように、雌型端子金具23の摺動突起31が傾斜案内部53の始端に乗り上げる。そして、更に雌型端子金具23を挿入すると、図12に示すように、摺動突起31が傾斜案内部53を上るに従って、雌型端子金具23の前半部が収容部下部壁35aから浮き上がり、雌型端子金具23の前端が開口部55から突出して、弾性押え片61に当接する。
その状態で、雌型端子金具23を更に挿入すると、弾性押え片61は、当接した雌型端子金具23の前端部を収容部下部壁35a側に押し戻して、図13に示すように、雌型端子金具23の係止溝28が抜け止め突起51により係止された状態にする。
また、本実施形態の場合、アウターハウジング33には、図9に示すように、弾性押え片61の基端側から、インナーハウジング37の挿入方向に沿ってアウターハウジング33の先端側に延びる端子押え壁63が固定装備されている。
この端子押え壁63は、図14に示したように、インナーハウジング37が本係止状態となる本係止位置に移動したときに開口部55を覆って、端子収容部35に収容保持されている雌型端子金具23の収容部下部壁35aからの浮き上がりを押さえる。これにより、端子押え壁63は、雌型端子金具23が抜け止め突起51により係止されている状態を維持する二重係止手段として機能する。
以上に説明した一実施形態のコネクタ21では、インナーハウジング37がハウジング係止手段により仮係止位置に係止されている状態(仮係止状態)で、インナーハウジング37の端子収容部35に雌型端子金具23が挿入される。雌型端子金具23の挿入途中で雌型端子金具23の摺動突起31が傾斜案内部53に乗り上げると、この傾斜案内部53による誘導によって、雌型端子金具23の前半部は収容部下部壁35aから浮き上がり、雌型端子金具23の前端部の上部が開口部55から上方に突出し、アウターハウジング33の弾性押え片61に当接する。
更に、雌型端子金具23の挿入を行うと、雌型端子金具23の前端部が弾性押え片61により雌型端子金具23の前半部が収容部下部壁35a側に押し戻されて、雌型端子金具23の係止溝28が抜け止め突起51により係止された状態になる。
そして、上記一実施形態のコネクタ21の構成によれば、雌型端子金具23を抜け止めするインナーハウジング37の抜け止め突起51は、雌型端子金具23の挿入方向及びその直交方向に対して弾性変位しない剛体構造の隔壁である収容部下部壁35aに設けられているため、雌型端子金具の挿入方向に直交する方向に弾性変位するランスによって雌型端子金具を抜け止めしていた従来のコネクタハウジングと比較すると、成形金型の型抜き構造等のための隙間を大きく設ける必要がない。
また、雌型端子金具23の端子収容部35への装着は、仮係止状態のインナーハウジング37に対して行う構成であり、インナーハウジング37をアウターハウジング33から引き抜くと、傾斜案内部53から雌型端子金具23に作用する付勢力で、抜け止め突起51と雌型端子金具23との係合が簡単に解除可能になるため、端子抜き用治具を差し込む抜き治具用穴を比較的に大きな口径で端子収容部35に隣接して設ける必要も無くなる。
従って、端子収容部35の周囲等に形成される隙間や治具用穴の縮小を図ることができ、相手コネクタとの嵌合接続時に相手コネクタの雄型端子金具が端子収容部35の周囲の隙間や治具用穴への誤挿入により変形するという問題を回避して、確実に相手コネクタとの接続を完了させることができる。
そして、インナーハウジング37には雌型端子金具23の挿入方向に直交する方向に弾性変位するランスが不要になること、更に、雌型端子金具23を抜け止め突起51に係合させるためにアウターハウジング33に装備した弾性押え片61も前記インナーハウジング37の挿入方向に沿って延出した単純な板状構造で良いことから、これらのインナーハウジング37やアウターハウジング33では、成形金型の型抜きが困難になることがない。従って、ランスによって雌型端子金具を抜け止めしていた従来のコネクタハウジングと比較すると、各ハウジングの成形金型の型抜きが容易になり、コネクタハウジングの成形金型の構造を単純化することもできる。
なお、アウターハウジング33に仮係止状態にあるインナーハウジング37の端子収容部35に雌型端子金具23の挿入作業を行った場合に、雌型端子金具23が正常に端子収容部35内の抜け止め突起51に係止される前に、雌型端子金具23の挿入操作を終えると、雌型端子金具23は前半部の上端が開口部55に突出した不完全挿入状態で残留する。その状態のままインナーハウジング37をアウターハウジング33内に押し込むと、不完全挿入状態の雌型端子金具23が弾性押え片61との干渉によりインナーハウジング37の後方に押し出されるため、視認により、不完全挿入状態の発生を容易に検知することができ、雌型端子金具23の不完全挿入の防止に有効である。
また、上記一実施形態のコネクタ21によれば、雌型端子金具23が端子収容部35の抜け止め突起51により係止された正常嵌合状態で、インナーハウジング37をアウターハウジング33内に更に挿入して、インナーハウジング37の略全体を前記アウターハウジング33に挿入した状態にすると、インナーハウジング37が本係止位置でアウターハウジング33に結合された本係止状態になる。
この本係止状態では、アウターハウジング33に装備された端子押え壁63が、インナーハウジング37の端子収容部35の開口部55を覆って、端子収容部35に収容保持されている雌型端子金具23の収容部下部壁35aからの浮き上がりを規制し、雌型端子金具23が抜け止め突起51により係止されている状態を維持する。
即ち、アウターハウジング33の端子押え壁63は、端子収容部35の抜け止め突起51が雌型端子金具23に係合した状態を維持する二重係止手段として機能し、雌型端子金具23に対する抜け止め性能を確実なものにする。
そして、二重係止手段として機能するアウターハウジング33の端子押え壁63は、インナーハウジング37の挿入方向に沿って固定装備された剛体構造の隔壁でよいため、当該アウターハウジング33の成形金型の型抜きを困難にすることもなく、アウターハウジング33の成形金型の構造の単純化に適している。
また、上記一実施形態のコネクタ21では、端子収容部35の底部の抜け止め突起51だけでなく、収容部側部壁35bの端子係止溝57も、雌型端子金具23の抜け方向の移動を規制する手段として機能するため、雌型端子金具23の抜け止めをより強固にすることができる。
また、インナーハウジング37側の端子係止溝57は、上記実施形態に示したように端子収容部35の収容部側部壁35bの端部に切欠溝として形成することで、成形金型の型抜き性を低下させることもない。
また、上記一実施形態のコネクタ21では、傾斜案内部53上を摺動する摺動突起29の弾性力を適度な強さに設定しておくことで、弾性押え片61が雌型端子金具23の前半部を収容部下部壁35a側に押し戻す際の抵抗力を加減することができ、雌型端子金具23の装着時の操作性を向上させることができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
21 コネクタ
23 雌型端子金具
25 端子嵌合部
25a 上部壁
26 芯線加締め片
27 被覆加締め部
28 係止溝
31 摺動突起
33 アウターハウジング
35 端子収容部
35a 収容部下部壁
35b 収容部側部壁
35c 収容部上部壁
37 インナーハウジング
41 コネクタロック部
43 ガイド溝(ハウジング係止手段)
45 係止凹部(ハウジング係止手段)
47 第1係止突起(ハウジング係止手段)
49 第2係止突起(ハウジング係止手段)
51 抜け止め突起
53 傾斜案内部(スロープ)
55 開口部
57 端子係止溝
61 弾性押え片
63 端子押え壁

Claims (3)

  1. アウターハウジングと、
    雌型端子金具を収容する端子収容部を有して前記アウターハウジングに挿入装着されるインナーハウジングと、
    前記インナーハウジングの前半部を前記アウターハウジングに挿入した仮係止位置と前記インナーハウジングの略全体を前記アウターハウジングに挿入した本係止位置との2つの位置で前記インナーハウジングと前記アウターハウジングとを結合可能なハウジング係止手段と、
    を備えたコネクタであって、
    前記端子収容部には、収容部下部壁の前半側に隆起形成されて前記雌型端子金具の抜け止め用の係止溝と係合することで前記雌型端子金具の挿抜方向の移動を規制する抜け止め突起と、前記雌型端子金具の前記端子収容部への挿入時に前記雌型端子金具の前端部が前記抜け止め突起に干渉しないように、前記雌型端子金具の側部に突設された摺動突起を案内することで前記雌型端子金具の前半部を前記収容部下部壁から浮き上がらせる傾斜案内部と、前記収容部下部壁に対向する収容部上部壁の前半部を切除した形態で設けられて前記傾斜案内部による誘導によって前記収容部下部壁から浮き上がった前記雌型端子金具の前半部が挿通可能な開口部と、が備えられ、
    前記アウターハウジングには、前記仮係止位置の前記インナーハウジングの前記開口部と対向する位置に、前記インナーハウジングの挿入方向に沿って延出した弾性押え片が備えられ、
    前記仮係止位置のインナーハウジングの端子収容部に挿入された雌型端子金具の前端部が前記傾斜案内部による誘導によって前記開口部から突出すると、前記弾性押え片が前記雌型端子金具の前端部を前記収容部下部壁側に押し戻して、前記雌型端子金具の前記係止溝が前記抜け止め突起により係止された状態にすることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記アウターハウジングには、前記インナーハウジングが本係止位置に移動したときに前記開口部を覆う端子押え壁が前記インナーハウジングの挿入方向に沿って固定装備され、
    前記端子押え壁が、前記端子収容部に収容保持されている前記雌型端子金具の前記収容部下部壁からの浮き上がりを押さえて、前記雌型端子金具が前記抜け止め突起により係止されている状態を維持することを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記端子収容部の収容部側部壁には、前記抜け止め突起と前記係合溝とが係合するときに、前記摺動突起と係合して前記雌型端子金具の抜け方向の移動を規制する端子係止溝が備えられたことを特徴とする請求項1又は2に記載のコネクタ。
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