関連出願
本出願は、アップリンク制御チャネルの多重化及び電力制御に関する方法及び装置と題される、2007年5月18日出願の米国仮特許出願第60/938,995号の利益を主張する。この仮出願は、参照によって本明細書に組み込まれる。
本開示は、一般的に通信に関し、特に、無線通信システムの送信制御情報のための技術に関する。
無線通信システムは、音声、ビデオ、パケット・データ、メッセージング、ブロードキャストなどのような様々な通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらの無線システムは、利用可能なシステム・リソースを共有することで複数のユーザをサポートすることを可能にするマルチプル−アクセス・システムである。このようなマルチプル−アクセス・システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム及び直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含む。
無線通信システムにおいて、ノードBは、ダウンリンクでユーザ設備(UE)にトラフィック・データを送信し、及び/又はアップリンクでUEからトラフィック・データを受信する。ダウンリンク(又はフォワード・リンク)は、ノードBからUEでの通信リンクを称し、アップリンク(又はリバース・リンク)は、UEからノードBでの通信リンクを称する。UEは、ノードBにダウンリンク・チャネル品質を表示するチャネル品質インジケータ(CQI)情報を送る。ノードBは、CQI情報に基づいたレート又はトランスポート・フォーマットを選択し、UEに選択されたレート又はトランスポート・フォーマットでトラフィック・データを送る。UEは、ノードBから受信したトラフィック・データに対して肯定応答(ACK)情報を送信する。ノードBは、ACK情報に基づいてUEに新しいトラフィック・データを送信するべきか、未完のトラフィック・データを再送信するべきかを判断する。良い性能を達成するために信頼性の高いACK及びCQI情報を送ることが望ましい。
無線通信システムの制御情報を送信するための技術がここに説明される。このシステムは、異なる性能要求及び異なるターゲット信号対雑音比(SNR)を有するACKチャネル及びCQIチャネルのような異なる制御チャネルをサポートする。
一つの態様において、異なるUEからのACK及びCQIチャネルは、同じリソース・ブロック上で多重化される。ACK及びCQIチャネルは、それらのターゲットSNRを達成するために電力が制御される。この場合、CQIチャネルからの干渉は、ACKチャネルの性能を低減させる。1つの設計において、CQIチャネルの送信電力は、(i)CQIチャネルがACKチャネルと多重化されない場合、CQIに対して通常のターゲットSNRを達成するために設定され、(ii)CQIチャネルがACKチャネルと多重化される場合、低いターゲットSNRを達成するために低減又はバック・オフされる。別の設計において、ACKチャネルの送信電力は、(i)ACKチャネルがCQIチャネルと多重化されない場合、ACKに対して通常のターゲットSNRを達成するために設定され、(ii)ACKチャネルがCQIチャネルと多重化される場合、より高いターゲットSNRを達成するためにブーストされる。また別の設計において、これらのチャネルが共に多重化される場合、CQIチャネルに対してバックオフし、ACKチャネルに対してブーストすることの組み合わせが使用される。
CQIチャネルに対してより低いターゲットSNR及び/又はAXKチャネルに対してより高いターゲットSNRを使用することは、これらのチャネルが共に多重送信される場合、CQI性能を低下させる。1つの設計において、UEからのCQIチャネルがランダムにホップするため、CQIチャネルは、ACKチャネルと常に多重化できない。従って、性能が低下する。別の設計において、ACKチャネルと多重化される場合、ノードBは、CQIチャネルに対して消去検知を実行する。ノードBは、CQIチャネルからCQIレポートを受信し、それが十分に信頼できる場合、CQIレポートを使用し、そうでなければ破棄する。また別の設計において、ACK及びCQIチャネルが共に多重化される場合、ノードBは、干渉除去を備えた検知を実行する。ノードBは、最初にACKチャネル(より信頼性の高い)を検知し、次に、検知されたACKチャネルで干渉を評価し、消去し、その後、CQIチャネル(信頼性が高くない)を検知する。
開示の様々な態様及び特徴は、以下で詳細に記述される。
無線通信システムを示す図。
ダウンリンク及びアップリンク送信の例を示す図。
アップリンクに対する送信構造の例を示す図。
ACK構造の例を示す図。
CQI構造の例を示す図。
制御情報を送信するためのプロセスを示す図。
制御情報を送信するための装置を示す図。
CQIチャネルを送信するためのプロセスを示す図。
CQIチャネルを送信するための装置を示す図。
制御情報を受信するためのプロセスを示す図。
制御情報を受信するための装置を示す図。
ノードB及びUEのブロック図。
発明の詳細な説明
ここに記載された技術は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA及び他のシステムのような様々な無線通信システムに対して使用される。「システム」及び「ネットワーク」という用語は、しばしば交換可能に使用される。CDMAシステムは、ユニバーサル・テレストリアル・ラジオ・アクセス(UTRA)、cdma2000などのような無線技術を実装される。UTRAは、広帯CDMA(WCDMA)及び他の異なるCDMAを含む。cdma2000は、IS−2000、IS−95及びIS−856標準をカバーする。TDMAシステムは、グローバル移動体通信システム(GSM)のような無線技術を実装してもよい。OFDMAシステムは、拡張UTRA(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、フラッシュ−OFDM(商標登録)などのような無線技術を実装する。UTRA及びE−UTRAは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。3GPP・ロング・ターム・エボリューション(LTE)は、ダウンリンクでOFDMAを採用し、アップリンクでSC−FDMAを採用したE−UTRAを使用するUMTSを近々公開する。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE及びGSMは、「第3世代パートナーシップ・プロジェクト」(3GPP)と名づけられた組織からの文章において説明される。cdma2000及びUMBは、「第3世代パートナーシップ・プロジェクト2」(3GPP2)と名づけられた組織からの文章において説明される。明確にするため、技術におけるある態様は、LTEに対して以下で説明され、LTE専門用語は、以下の説明で多く使用される。
図1は、マルチプル・ノードB110を備えた無線通信システム100を示す。ノードBは、UEと通信する固定局であり、拡張ノードB(eNB)、基地局、アクセス・ポイントなどと呼ばれる。UE120は、システム全体にわたって分散され、各UEは、ステイショナリー又はモバイルである。更に、UEは、移動局、端末、アクセス端末、加入者ユニット、局などと呼ばれる。UEは、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、無線モデム、無線通信装置、ハンドヘルド装置、ラップトップ・コンピュータ、コードレス・ホンなどである。「UE」と「ユーザ」の用語は、ここにおいて交換可能に使用される。
図2は、ノードBによるダウンリンク送信及びUEによるアップリンク送信の例を示す。送信スケジュール(transmission timeline)は、サブフレーム単位に分割され、各サブフレームは、あらかじめ決められた継続時間、例えば、1ミリセカンド(ms)を有する。UEは、ノードBに対するダウンリンク・チャネル品質を周期的に評価し、ノードBにCQIチャネルでCQI情報を送る。ノードBは、ダウンリンク送信のためにUEを選択し、UEのために適切なトランスポート・フォーマット(例えば、変調及び符号スキーム)を選択するためにCQI情報及び/又は他の情報を使用する。ノードBは、対応する符号語を得るためにトランスポート・ブロックを処理する。その後、ノードBは、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)で符号語送信を送り、UEに物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)で対応する制御情報を送る。UEは、ノードBから受信された符号語送信を処理し、ACKチャネル上にACK情報を送る。ACK及びCQIチャネルは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)の一部であってもよい。符号語が正確に復号される場合、ACK情報は、ACKを含み、符号語が誤って復号される場合、否定応答(NAK)を含む。NAKが受信される場合、ノードBは、別の符号語送信を送り、ACKが受信される場合、新しい符号語送信を送る。図2は、ACK情報が2サブフレームだけ遅れる例を示している。ACK情報は、ある他の量だけ遅れても良い。
図3は、アップリンクに対して使用される送信構造300の設計を示している。各サブフレームは、2つのスロットに分割される。各スロットは、固定された又は構成可能なシンボル周期、例えば、拡張された周期プレフィックスに対して6シンボル周期又は通常の周期プレフィックスに対して7シンボル周期を含む。
アップリンクについては、合計Kの副搬送波が利用可能であり、リソース・ブロックにグループ化される。各リソース・ブロックは、1つのスロットにNの副搬送波(例えば、N=12の副搬送波)を含む。利用可能なリソース・ブロックは、データ・セクション及び制御セクションに分割される。図3で示されるように、制御セクションは、システム帯域幅の両端に形成される。制御セクションは、UEによるアップリンクで送られる制御情報の量に基づいて選択される構成可能なサイズを有する。制御セクションのリソース・ブロックは、ACK情報、CQI情報などの送信のためにUEに割り当てられる。データ・セクションは、制御セクションに含まれない全てのリソース・ブロックを含む。一般的に、利用可能なリソース・ブロックの任意のサブセットは、制御情報を送るために利用され、残ったリソース・ブロックは、トラフィック・データを送るために利用される。
UEは、ノードBにACK及び/又はCQI情報を送信するために制御セクションのリソース・ブロックを割り当てる。ACK情報は、UEにノードBによって送られた各トランスポート・ブロックがUEによって正確に又は誤って復号されたかどうかを伝える。UEによって送られるACK情報の量は、UEに送られたトランスポート・ブロックの数に依存する。1つの設計において、ACK情報は、1つ或いは2つのトランスポート・ブロックがUEに送られるかどうかによって1つ或いは2つのACKビットを含む。他の設計において、ACK情報は、より多くのACKビットを含んでもよい。
CQI情報は、ノードBに対してUEによって評価されたダウンリンク・チャネル品質を伝える。UEによって送られたCQI情報の量は、ダウンリンク送信のために利用可能な空間チャネルの数、ダウンリンク・チャネル品質を報告するためのフォーマット、報告されたダウンリンク・チャネル品質の要求された精度(granularity)などのような様々な要素に依存する。1つの設計において、CQI情報は、8、9又は10ビットを含む。他の設計において、CQI情報は、より少数又はより多くのビットを含んでもよい。
UEは、制御セクションのリソース・ブロックにマッピングされたPUCCHでACK及び/又はCQI情報を送る。1つの設計において、2つのPUCCH構造がサポートされ、それは、ACK構造及びCQI構造と呼ばれる。ACK構造は、単にACK情報を送るために使用される。CQI構造は、CQI情報のみ又はACK及びCQI情報の両方を送るために利用される。ACKとCQI構造は、他の名前でも引用される。例えば、ACK構造は、1つ或いは2つのACKビットが送られているかどうかに依存してPUCCHフォーマット0或いは1としても参照される。CQI構造は、PUCCHフォーマット2としても参照される。
図4は、各スロットが7つのシンボル周期を含む場合に関するACK構造400の設計を示している。各サブフレームにおいて、左スロットは、7つのシンボル周期0から6を含み、右スロットは、7つのシンボル周期7から13を含む。1セットのUEは、リソース・ブロック・ペアでACK情報を同時に送る。ここで、リソース・ブロック・ペアは、(i)図4で示されるように、左スロットのトップ制御セクション内の1つのリソース・ブロック及び右スロットのボトム制御セクション内の1つのリソース・ブロック、又は(ii)(図4の斜線ハッシングとして示される)左スロットのボトム制御セクションの1つのリソース・ブロック及び右スロットのトップ制御セクション内の1つのリソース・ブロックのどちらかを含む。図4で示される設計において、ACKのための各リソース・ブロックは、データのために4つのシンボル周期を含み、パイロットのために3つのシンボル周期を含む。更に、ACKのためのデータ及びパイロットは、リソース・ブロック内で他の方法で送られてもよい。
図5は、各スロットが7つのシンボル周期を含む場合のCQI構造500の設計を示している。図5に示される設計において、CQIのための各リソース・ブロックは、データ用に5つのシンボル周期を含み、パイロット用に2つのシンボル周期を含む。更に、CQIのためのデータ及びパイロットは、リソース・ブロック内で他の方法でも送られてもよい。
表1は、1つの設計に従ってACK及びCQI構造のいくつかの特徴を一覧表にしたものである。
ACK及びCQI情報は、様々な方法で送られる。1つの設計において、ACK及びCQI情報は、よい相関特性を有した参照信号シーケンスを使用して送られる。異なるUEは、ベース・シーケンスで生成された異なる参照信号シーケンスを使用して同じリソース・ブロックでACK及び/又はCQI情報を同時に送る。ベース・シーケンスは、シュウ(Chu)シーケンス、ザルドフ−シュウ(Zardoff-Chu)シーケンス、フランク(Frank)シーケンス、一般化されたチャープ−ライク(chirp-like(GCL))シーケンスなどのCAZAC(一定な振幅ゼロ自動相関)である。更に、ベース・シーケンスは、良い相関特性を有するために定義されたシーケンスである。
1つの設計において、長さ6の参照信号シーケンスは、長さ12のベース・シーケンスの6つの異なる周期シフトで生成される。一般的に、任意の数の参照信号シーケンスが生成される。1つの設計において、UEは、サブフレームの全てのシンボル周期に対して単一の参照信号シーケンスを使用する。別の設計において、UEは、サブフレームの異なるシンボル周期又は異なるスロットに対して異なる参照信号シーケンスを使用する。このホッピングは、干渉をランダム化する。
UEは、様々な方法でACK情報を送ることができる。1つの設計において、UEは、BPSK又はQPSKそれぞれに基づいた変調シンボルd(0)にACKのための1ビット又は2ビットを最初にマッピングする。その後、UEは、以下のように変調シンボルd(0)でUEに割り当てられた参照信号シーケンスr(n)を変調する:
ここで、y(n)は、ACKのために変調されたシーケンスである。
その後、UEは、以下のように変調されたシーケンスを拡散する:
ここで、w(m)は、ACKに対してUEに割り当てられた直交シーケンスであり、zm(n)は、シンボル周期mに対するACKのためのデータ・シーケンスである。
4つの直交シーケンスがウォルシュ行列で定義され、UEは、4つの直交シーケンスのうちの1つが割り当てられる。式(2)の中で示される設計において、UEは、UEによって割り当てられた直交シーケンスw(m)の4つのシンボルw(0)からw(3)と変調シーケンスy(n)をそれぞれ掛けることによって4つのデータ・シーケンスz(0)からz(n)を生成する。その後、図4に示されるように、UEは、左スロットの4つのシンボル周期0、1、5及び6の中の4つのデータ・シーケンスを送り、右スロットの4つのシンボル周期7、8、12及び13の4つのデータ・シーケンスも送る。
UEは、様々な方法でACKに対してパイロットを送ってもよい。1つの設計において、UEは、3×3の離散フーリエ変換(DFT)行列に基づいて定義された3つの直交シーケンスq0(m)、q1(m)、q2(m)のセットから選択された直交シーケンスq(m)を割り当てられる。UEは、3つのパイロット・シーケンスp0(n)からp2(n)それぞれを得るためにUEに割り当てられた直交シーケンスq(m)の3つのシンボルq(0)からq(2)とその参照信号シーケンスr(n)を拡散する。その後、図4に示されるように、UEは、左スロットの3つのシンボル周期2、3及び4の中の3つのパイロット・シーケンスを送り、右スロットの3つのシンボル周期9、10及び11の中の3つのパイロット・シーケンスも送る。
18個までのUEは、6つの参照信号シーケンス及び3つの直交シーケンスq0(m)、q1(m)、q2(m)と共にACKのためのパイロットを同時に送る。24個までのUEは、6つの参照信号シーケンス及び4つの直交シーケンスw0(m)からw3(m)と共にACKのためのデータを同時に送る。1つの設計において、18つのACKチャネルは、6つの参照信号シーケンス、パイロットのための3つの直交シーケンス及びデータのための4つの直交シーケンスで定義される。ACKチャネルの数は、同時にパイロットを送ることができるUEの数によって制限される。各ACKチャネルは、特定参照信号シーケンスr(n)、パイロットのための特定直交シーケンスq(m)及びデータのための特定直交シーケンスw(m)と関連づけられる。18つまでのUEは、同じリソース・ブロック・ペアで18つまでのACKチャネルでACK情報を送る。これらのUEは、(i)周波数ドメインの参照信号シーケンスの分離及び(ii)時間ドメインの直交シーケンスで拡散することによって識別される。
UEは、様々な方法でCQI情報を送ってもよい。1つの設計において、UEは、最初に20の符号化ビットを得るためにCQIに対して8から10の情報ビットを符号化し、10の変調シンボル、d(0)からd(9)、にこれら20の符号化ビットをマッピングする。その後、UEは、以下のように各変調シンボルd(m)でその参照信号シーケンスr(n)を変調する:
ここで、cm(n)は、シンボル周期mに対するCQIのためのデータ・シーケンスである。UEは、10の変調シンボル、d(0)からd(9)、に対して10のデータ・シーケンス、c0(n)からc9(n)、をそれぞれ生成する。UEは、例えば、図5に示されたように、1つのリソース・ブロック・ペアのCQIデータのために10のシンボル周期内に10のデータ・シーケンスを送る。
UEは、様々な方法でCQIのためにパイロットを送ってよい。1つの設計において、例えば、図5に示されるように、パイロット・シーケンスとして直接的にその参照信号シーケンスr(n)を使用し、パイロットのために各シンボル周期のその参照信号シーケンスを送る。
1つの設計において、6つのCQIチャネルは、6つの参照信号シーケンスで定義される。各CQIチャネルは、特定参照信号シーケンスr(n)で関係付けられる。6個までのUEは、同じリソース・ブロック・ペアで6つまでのCQIチャネル上でCQIのためのデータ及びパイロットを同時に送る。これらのUEは、周波数ドメインの参照信号シーケンスの分離によって識別される。
1つの設計において、1スロットあたり6つのシンボル周期である場合、ACKのためのデータが4つのシンボル周期で送られ、ACKに対するパイロットが2つのシンボル周期で送られる。CQIのためのデータは、5つのシンボル周期で送られ、CQIのためのパイロットは、1つのシンボル周期で送られる。4つの参照信号シーケンスが定義される。4つのCQIチャネル又は8つのACKチャネルは、1つのリソース・ブロック・ペアでサポートされる。
一般的に、ACKチャネルの数とCQIチャネルの数は、1スロットあたりのシンボル周期の数、データのためのシンボル周期の数、パイロットのためのシンボル周期の数、参照信号シーケンスの数などのような様々な因子に依存する。明確化のために、以下の説明は、図4、5及び表1で示された設計であると仮定する
18までのACKチャネルは、例えば、図4で示されるように、同じリソース・ブロック・ペアで送られる。6つまでのCQIチャネルは、例えば、図5で示されるように、同じリソース・ブロック・ペアで送られる。更に、ACKとCQIチャネルは、同じリソース・ブロック・ペアで多重化される。利用可能な参照信号シーケンスの各々は、ACK又はCQIのいずれかのために使用される。3つのACKチャネル又は1つのCQIチャネルが各参照信号シーケンスでサポートされる。参照信号シーケンスは、周波数ドメインの別の参照信号シーケンスと直交する。従って、同じリソース・ブロックでACK及びCQIチャネルを多重化する場合、CQIのためのパイロットは、ACKのためのデータとオーバーラップし、ACKのためのパイロットは、CQIのためのデータとオーバーラップする。表2は、多重化したACK及びCQIチャネルに対する7つの構造を一覧表にし、各構造に対してACKチャネルの数及びCQIチャネルの数を与えている。
1つの設計において、ACKリソースは、暗にUEに割り当てられる。与えられたUEに割り当てられたACKリソースは、ACKのために使用されたリソース・ブロック、参照信号シーケンスr(n)、データのための直交シーケンスw(m)及びパイロットのための直交シーケンスq(m)を含む。図2に示されるように、ノードBは、UEにPDCCHで制御情報を送る。異なるPDCCHリソース(又はインデックス)は、異なるACKリソースにマッピングされる。UEは、UEに制御情報を送るために使用されたPDCCHリソースに基づいたUEに割り当てられたACKリソースを確認する。1つの設計において、CQIリソースは、UEに明示的に割り当てられ、UEに信号を送る。更に、ACKとCQIのリソースは、他の方法で割り当てられてもよい。
ACKチャネルは、ある性能要求及びある受信信号品質要求を有する。同様に、CQIチャネルは、ある性能要求及びある受信信号品質要求を有する。性能要求は、ターゲット・ブロック誤り率(BLER)、ターゲット・ビット誤り率(BER)、ターゲット・パケット誤り率(PER)、ターゲット抹消レートなどによって与えられる。受信信号品質要求は、ターゲットSNR、ターゲット電力スペクトル密度(PSD)、ターゲット受信信号レベルなどによって与えられる。PSD及び受信信号レベルは、ノードBでACK又はCQIチャネルの受信電力を示す。SNRは、ノードBでの受信電力とノイズとの比である。SNR及びPSDは、ノイズが共通又は既知である場合、等しくなる。SNRは、シンボル毎のエネルギーとノイズの比(Es/No)、ビット毎のエネルギーと合計ノイズとの比(Eb/Nt)などで与えられる。
異なるUEからのACKチャネルが同じリソース・ブロックで多重化される場合、各ACKチャネルの送信電力は、ACKに対するターゲットSNRを達成するために電力制御で調整される。このターゲットSNRは、ACKに対するターゲットBLERを得るために選択される。同様に、異なるUEからのCQIチャネルが同じリソース・ブロックで多重化される場合、各CQIチャネルの送信電力は、CQIに対してターゲットSNRを達成するために電力制御で調整される。このターゲットSNRは、CQIのためのターゲットBLERを得るために選択される。同じリソース・ブロックで多重化されるACK又はCQIチャネルの間の直交性は、以下の条件に基づいて維持される。:
・無線チャネルの遅延時間の広がりは、参照信号シーケンスの時間−ドメイン周期シフトよりも小さく、
・電力制御は、共に多重化されたACK又はCQIチャネルのために受信されたSNRと同じ程度長期間維持されるべきであり、
・無線チャネルのコヒーレンス時間は、ACKチャネルのためのウォルシュ展開より長くなるべきである。
例えば、長さ4の直交シーケンスは120km/h未満の速度対して使用され、長さ2の直交シーケンスは、350km/hのような高速度に対して使用される。
コンピュータ・シミュレーションは、ACKチャネルの性能が正確な電力制御に大きく依存することを示している。異なるUEからのACKチャネルが異なる長期受信(long-term received)SNRを有する場合、これらのACKチャネルの性能は、大きく変わり、幾つかのACKチャネルの性能は、要求を満たさなくなる。シミュレーション結果は、電力制御がこれらACKチャネルに対してよい性能を達成するために同じリソース・ブロックで多重化された異なるACKチャネルに対して同様の長期受信SNRを維持すべきであることを示している。同様に、電力制御は、これらCQIチャネルに対してよい性能を達成するために同じリソース・ブロック上で多重化された異なるCQIチャネルに対して同様の長期受信SNRを維持すべきである。
異なるUEからのACKとCQIのチャネルは、例えば、表2の配列1から5で示されるように、同じリソース・ブロックで共に多重化される。電力制御は、そのターゲットSNRで各ACKチャネルを維持し、そのターゲットSNRで各CQIチャネルを維持することを試みる。しかしながら、設計された電力制御処理でさえ、ACKとCQIのチャネルの総合的な性能は、以下の理由のため、まだ難点がある。ACKとCQIチャネルは、異なるターゲットSNRを有する。その時、電力制御は、ACKとCQIチャネルのためにPSDの差を導く。このPSDの差は、その後のACKとCQIチャネルとの間の相互干渉に帰着し、且つ性能ロスを導くACKとCQIチャネルとの間の直交性を低下させる。
様々なスキームは、同じリソース・ブロックでACKとCQIチャネルの多重化することによる性能低下に取り組むために使用される。1つのスキームにおいて、異なるUEからのACKとCQIチャネルは、異なるリソース・ブロックで送られ、共に多重化さない。ACKリソースは、PDCCHリソースに暗にマッピングされる。その後、ノードBは、ACKチャネルのみがともに多重化されるようにUEにPDCCHで制御情報を送る。ノードBは、CQIチャネルがACKチャネルで多重化されないようにUEにCQIリソースを割り当てる。ACKチャネルの送信電力及びCQIチャネルの送信電力は、ACKとCQIに対する要求性能を達成するために別々に制御された電力である。このスキームは、ノードBのためにスケジューラの処理を抑制する。
1つの面において、異なるUEからのACKとCQIチャネルは、同じリソース・ブロックでともに多重化される。これは、ノードBがACKチャネルだけでともに多重化されることの保証を必要とせずにUEにPDCCHで制御情報を自由に送ることを可能にする。ACKチャネルに対するターゲットBLER及びターゲットSNRは、CQIチャネルに対するターゲットBLER及びターゲットSNRと異なる。例えば、ACKチャネルは、約2.8dBのアンテナごとに0.1%のターゲットBLER及び1つのターゲットSNRを有する。対照的に、CQIチャネルは、約7dBのアンテナごとに1%のターゲットBLER及び1つのターゲットSNRを有する。ACK及びCQIチャネルがそれらのターゲットSNRを達成するように別々に電力制御された場合、その後、ACKチャネルの性能は、上記で記載された理由のために著しく低下する。ACK性能の低下は、様々な方法で軽減してもよい。
1つの設計において、CQIチャネルの送信電力は、(i)CQIチャネルがACKチャネルと多重化されない場合、
の通常のターゲットSNRを達成するためにセットされ、(ii)CQIチャネルがACKチャネルと多重化される場合、
のより低いターゲットSNRを達成するために低減又はバック・オフされる。
より低い。ここで、Xは、バックオフ因子であり、あらかじめ決められた量である。この設計において、CQIチャネルは、同じリソース・ブロックでACKチャネルと多重化されない場合、CQIチャネルの送信電力は、CQIに対するターゲットBLERを達成するために通常の方法で調節される。CQIチャネルが同じリソース・ブロックでACKチャネルと多重化される場合、CQIチャネルの送信電力は、ACKチャネルに対してよい性能を維持するために通常の値からXdBのバックオフ因子によって低減される。
別の設計において、ACKチャネルの送信電力は、(i)ACKチャネルがCQIチャネルと多重化されない場合、
の通常ターゲットSNRを達成するために設定され、(ii)ACKチャネルがCQIチャネルと多重化される場合、
より高いターゲットSNRを達成するためにブーストされる。
より高い。ここで、Yは、ブースト因子であり、あらかじめ決められた量である。この設計において、ACKチャネルが同じリソース・ブロックでCQIチャネルと多重化されない場合、ACKチャネルの送信電力は、ACKに対してターゲットBLERを達成するために通常の方法で調節される。ACKチャネルが同じリソース・ブロック上のCQIチャネルと多重化される場合、ACKチャネルの送信電力は、ACKチャネルに対して良い性能を維持するために通常の値からYdBのブースト因子によって増加される。
また別の設計において、CQIチャネル及びACKチャネルが共に多重化される場合、CQIチャネルのためのバックオフ及びCQIチャネルのためのブーストの組み合わせが使用される。CQIチャネルの送信電力は、CQIに対して通常値からXdBのバックオフ因子によって低減される。ACKチャネルの送信電力は、ACKに対して通常値からYdBのブースト因子によって増加される。
バックオフ因子及び/又はブースト因子は、ACKの性能とCQIの性能との間のトレードオフに基づいて選択される。一般的に、より大きなバックオフ因子及び/又はより大きなブースト因子は、CQIの性能の犠牲でACKの性能が改善するし、また、逆も同様である。1つの設計において、バックオフ因子及び/又はブースト因子は、ACKとCQIチャネルが同じリソース・ブロックで多重化される時はいつでも使用される固定された値である。別の設計において、バックオフ因子及び/又はブースト因子は、多重化されたCQIチャネルの数及びACKチャネルの数、ACKチャネルに対して通常のターゲットSNR、CQIチャネルに対する通常のターゲットSNRなどのような一つ以上のパラメータに依存する。
UEからの指定された送信(例えば、パイロットチャネル又はCQIチャネル)の送信電力は、この送信に対して受信されるSNRをターゲットSNRで維持するために電力制御で調節される。UEからの別の送信(例えば、ACKチャネル)の送信電力は、指定された送信の送信電力よりもΔdB高く又は低く設定される。1つの設計において、信号(例えば、1ビットを示す)は、そのCQIチャネルが他のUEからのACKチャネルと多重化されているかどうかを示すためにUEに送られる。別の設計において、信号は、ACKチャネルが他のUEからCQIチャネルと多重化されるかどうかを示すためにUEに送られる。任意の場合において、信号が他のUEからのACKチャネル(又はCQIチャネル)とCQIチャネル(又はACKチャネル)が多重化することを示す場合、UEは、CQIチャネルに対してバックオフ因子及び/又はACKチャネルに対してブースト因子を適用する。信号は、周期的に送られる又は多重化状態が変化した場合にのみ送られる。
CQIチャネル及びACKチャネルが共に多重化される場合、CQIチャネルに対してより低いターゲットSNR及び/又はACKチャネルに対してより高いターゲットSNRを使用することは、CQIの性能を低減させる。様々な技術は、ACKとCQIチャネルの多重化のためにCQIの性能に対する影響を緩和するために使用される。1つの設計において、UEからのCQIチャネルがランダムにホップするため、CQIチャネルは、ACKチャネルで常に多重化されない。従って、CQIチャネルは、より高いBLERを受ける。ランダム・ホッピングは、異なるサブフレーム、異なるスロット又はシンボル周期内の異なる参照信号シーケンスなどのCQIに対する異なるリソース・ブロックでUEを割り当てることによって達成される。異なる参照信号シーケンスは、ノードBに割り当てられた同じベース・シーケンス又は異なるベース・シーケンスから導かれる。ランダム・ホッピングは、CQIチャネルが(i)ある時間においてACKチャネルと多重化され、別のある時間においてCQIチャネルのみで多重化され、及び/又は(ii)異なるサブフレームの異なるUEからのACKチャネルと多重化される結果である。与えられた周期シフトの参照信号シーケンを割り当てられたUEは、隣接した周期シフトと参照信号シーケンスが割り当てられたUEからより干渉する傾向がある。ACKとCQIチャネルは、干渉を低減するために隣接していない周期シフトと参照信号シーケンスが割り当てられる。
別の設計において、ACKチャネルとの多重化によるCQIより高いBLERを考慮するために、CQIチャネルがACKチャネルと多重化される場合に、ノードBは、CQIチャネルに対して消去検知を実行する。消去検知に対して、ノードBは、UEからCQIチャネルでCQIレポートを受信し、CQIチャネルが十分に信頼できる場合、レポートを使用し、そうでなければレポートを破棄する。消去検知の1つの設計において、ノードBは、UEからCQチャネルで受信した符号語に関するメトリックを計算する。このメトリックは、CQIチャネルで送ることができる符号語各々と受信した符号語との間の相関に基づく。ノードBは、2つの最良の相関結果との間の差を計算し、閾値に対してこの差を比較する。差が閾値よりも大きい場合、ノードBは、受信したCQIレポートを使用する。差が閾値よりも小さい場合、ノードBは、受信したレポートを破棄し、以前のCQIレポート又は平均CQIを使用する。更に、ノードBは、別の方法、例えば、別のメトリックで消去検知を実施してもよい。
また別の設計において、ACK及びCQIチャネルが共に多重化される場合、ノードBは、干渉消去を備えた検知を実行する。ACKチャネルの送信電力が通常値からブーストされる及び/又はCQIチャネルの送信電力が通常値から低減される場合、CQIチャネルの信頼性は、通常より悪い。この場合において、ノードBは、最初にACKチャネルを検知し、その後、ACKチャネルによって干渉を推定し、消去し、次に、CQIチャネルを検知する。これらのチャネルがともに多重化される場合、もし、ACKとCQIチャネルの送信電力が通常値で維持されるならば、ACKチャネルの信頼性は、通常より悪くなる。この場合において、ノードBは、最初にCQIチャネルを検知し、その後、CQIチャネルによって干渉を推定し、消去し、次に、ACKチャネルを検知する。一般的に、ノードBは、最初より信頼できる制御チャネルを検知し、その後、検知された制御チャネルによって干渉を推定し、消去し、次に、あまり信頼性のない制御チャネルを検知する。
ここに記載された技術は、可能な時間・周波数リソースの利用を改善するために同じリソース・ブロックで異なるUEからのACKとCQIチャネルを多重化することを許容する。ACKとCQIチャネルがACKとCQIチャネルとの間のPSDの違いを考慮に入れ、ACK性能に対する衝撃を低減するために共に多重化される場合、ACK及び/又はCQIチャネルに対する電力制御は、一緒に最適化される。ACKチャネル及びCQIチャネルが共に多重化される場合、ランダム・ホッピング、消去検知及び干渉除去のような技術は、CQI性能に対する影響を緩和するために使用される。
このACKチャネルが他のUEからのACKチャネルだけで多重化される場合でさえ、異なる送信電力レベルは、UEからのACKチャネルに対して使用される。1つの設計において、異なる送信電力レベルは、ACK及びNAKに対する異なるBLERを達成するためにACK及びNAKに対して使用される。送信されたACKがNAKとして検出されるACKからNAKへの誤りは、既にUEによって正確に復号されたトランスポート・ブロックの余分な送信となる。送信されたNAKがACKとして検出されるNAKからACKへの誤りは、結果としてUEによって誤って復号されたトランスポート・ブロックの終了をまねく。従って、NAKからACKへの誤りは、ACKからNAKへの誤りより破滅的である。NAKに対する送信電力は、より低いNAKからACKへの誤りレートを得るためにACKに対してより高い送信電力を設定する。
別の設計において、異なる送信電力レベルは、送られているACKビットの数に依存してACKチャネルに対して使用される。シングル−インプット・マルチプル−アウトプット(SIMO)UEは、BPSKを備えた1ACKビットを送る、一方、マルチプル−インプット・マルチプル−アウトプット(MIMO)UEは、QPSKを備えた2ACKビットを送る。2ACKビットを運ぶACKチャネルは、1ACKビットを運ぶACKチャネルより高いターゲットSNRを有する。異なる送信電力レベルは、同じリソース・ブロック上で共に多重化されたSIMOとMIMOのからのACKチャネルに対して使用される。MIMOのUEからのACKチャネルの送信電力は、より高いターゲットSNRを達成するためにより高く設定され、SIMOのUEからのACKチャネルの送信電力は、より低いターゲットSNRのためにより低く設定される。
また別の設計において、異なる送信電力レベルは、送られている情報ビットの数に依存してCQIチャネルに対して使用される。10情報ビットを運ぶ場合、CQIチャネルは、より高いターゲットSNRを有し、8情報ビットを運ぶ場合、より低いターゲットSNRを有する。異なる送信電力レベルは、異なる情報ビットの数のターゲットSNRを満たすためにCQIチャネルに対して使用される。
図6は、無線通信システムの制御情報を送信するためのプロセス600の設計を示している。プロセス600は、UE又は他のあるエンティティによって実行される。第1の制御チャネルが他のUEからの第2の制御チャネルと多重化されない場合、UEは、第1の電力レベルで第1の制御チャネルを送る(ブロック612)。第1の制御チャネルが他のUEからの第2の制御チャネルと多重化される場合、UEは、第1の送信電力と異なる第2の送信電力で第1の制御チャネルを送る(ブロック614)。第1及び第2の制御チャネルは、異なるターゲットSNRを有するため、共に多重化される場合、異なる受信単一レベルを有する。拡散は、第1の制御チャネルに対して使用され、第2の制御チャネルに対して使用されない。そして、その逆も同様である。
1つの設計において、第1の制御チャネルは、CQIチャネルを含み、第2の制御チャネルは、ACKチャネルを含み、第2の送信電力レベルは、第1の送信電力レベルより低い。CQIチャネルが他のUEからのACKチャネルと多重化されない場合、第1の送信電力レベルは、CQIチャネルに対する第1のターゲットSNRを達成する。他のUEからのACKと多重化される場合、第2の送信電力レベルは、CQIチャネルに対する第2のターゲットSNRを達成する。第2のターゲットSNRは、第1のターゲットSNRより低い。
別の設計において、第1の制御チャネルは、ACKチャネルを含み、第2の制御チャネルは、CQIチャネルを含み、第2の送信電力レベルは、第1の送信電力レベルより高い。ACKチャネルが他のUEからのCQIチャネルと多重化されない場合、第1の送信電力レベルは、ACKチャネルに対する第1のターゲットSNRを達成する。他のUEからのCQIチャネルと多重化される場合、第2の送信電力レベルは、ACKチャネルに対する第2のターゲットSNRを達成する。第2のターゲットSNRは、第1のターゲットSNRより高い。
また別の設計において、第1の制御チャネルは、第1のビット数を運ぶACKチャネルを含む。第2の制御チャネルは、第1のビット数と異なる第2のビット数を運ぶACKチャネルを含む。更に、第1及び第2の制御チャネルは、制御チャネルの他のタイプも含む。
UEは、電力制御に基づいてその送信電力を調節する。UEは、第1の又は第2の電力オフセットに基づいて第1又は第2の送信電力レベルをそれぞれ決定し、UEの調節された送信電力を決定する。UEは、第1の制御チャネルが他のUEからの第2の制御チャネルで多重化されるかどうかを示す信号を受信する。その後、UEは、信号に基づいて第1の制御チャネルのための第1又は第2の送信電力レベルを選択する。第1の制御チャネルは、他のUEからの第2の制御チャネルと第1の制御チャネルの多重化をランダム化するためにホップする。
図7は、無線通信システムの送信制御情報に対して装置700の設計を示している。第1の制御チャネルが他のUEからの第2の制御チャネルと多重化されない場合、装置700は、第1の送信電力レベルで第1の制御チャネルを送信するためのモジュール712を含み、第1の制御チャネルが他のUEからの第2の制御チャネルと多重化される場合、装置700は、第1の送信電力レベルと異なる第2の送信電力レベルで第1の制御チャネルを送信するためのモジュール714を含む。
図8は、無線通信システムの制御情報を送信するプロセス800の設計を示している。プロセス800は、UE又は他のあるエンティティによって実行される。UEは、参照信号シーケンスに基づいてCQIチャネルに関するマルチプル・データ・シーケンスを生成する(ブロック812)。CQIチャネルが他のUEからのACKチャネルと多重化されない場合、UEは、第1の送信電力レベルでCQIチャネルを送信する(ブロック814)。CQIチャネルが他のUEからのACKチャネルと多重化される場合、UEは、第1の送信電力レベルより低い第2の送信電力レベルでCQIチャネルを送信する(ブロック816)。他のUEからのACKチャネルに対するデータ・シーケンスは、少なくとも1つの参照信号で生成され、直交シーケンスで拡散する。CQIチャネルに対する参照信号シーケンス及びACKチャネルに対する少なくとも一つの他の参照信号シーケンスは、ベース・シーケンスの異なる周期シフトに対応する。UEは、リソース・ブロックのマルチプル・シンボル周期のCQIチャネルに対してマルチプル・データ・シーケンスを送る。他のUEからのACKチャネルに対するデータ・シーケンスは、同じリソース・ブロックで送られる。
図9は、無線通信システムの制御情報を送信するための装置900の設計を示している。装置900は、参照信号シーケンスに基づいてCQIチャネルに関するマルチプル・データ・シーケンスを生成するためのモジュール912を含み、CQIチャネルが他のUEからのACKチャネルと多重化されない場合、第1の送信電力レベルでCQIチャネルを送るためのモジュール914を含み、CQIチャネルが他のUEからのACKチャネルと多重化される場合、第1の送信電力レベルより低い第2の送信電力レベルでCQIチャネルを送るためのモジュール916を含む。
図10は、無線通信システムの制御情報を受信するためのプロセス1000の設計を示している。プロセス1000は、ノードB又は他のあるエンティティによって実行される。第1の制御チャネルが他のUEからの第2の制御チャネルと多重化されない場合、ノードBは、第1の受信SNRでUEからの第1の制御チャネルを受信する(ブロック1012)。第1の制御チャネルが他のUEからの第2の制御チャネルと多重化される場合、ノードBは、第1の受信SNRと異なる第2の受信SNRで第1の制御チャネルを受信する(ブロック1014)。1つの設計において、これらの制御チャネルが共に多重化される場合、ノードBは、干渉除去を備えた第1及び第2の制御チャネルに対して検知を実行する。
1つの設計において、第1の制御チャネルは、CQIチャネルを含み、第2の制御チャネルは、ACKチャネルを含み、第2の受信SNRは、第1の受信SNRより低い。ACKチャネルと多重化される場合、ノードBは、CQIチャネルに対して消去検知を実行し、ACKチャネルと多重化されない場合、CQIチャネルに対する消去検知をスキップする。消去検知に対して、ノードBは、CQIチャネルがメトリックに基づいて信頼性があるかどうかを決定し、信頼性があると判断された場合、CQIチャネルから受信したCQIレポートを使用し、そうでなければ、CQIレポートを放棄する。別の設計において、第1の制御チャネルは、ACKチャネルを含み、第2の制御チャネルは、CQIチャネルを含み、第2の受信SNRは、第1の受信SNRより高い。
図11は、無線通信システムの制御情報を受信するための装置1100の設計を示している。第1の制御チャネルが他のUEからの第2の制御チャネルと多重化されない場合、装置1100は、第1の受信SNRでUEからの第1の制御チャネルを受信するためのモジュール1112を含み、第1の制御チャネルが他のUEからの第2の制御チャネルと多重化される場合、装置1100は、第1の受信SNRと異なる第2の受信SNRで第1の制御チャネルを受信するためのモジュール1114含む。
図7、9及び11のモジュールは、プロセッサ、電子デバイス、ハードウェア・デバイス、電子部品、論理回路、メモリなど、あるいはそれらの任意の組み合わせを含む。
図12は、図1の中のノードBの1つ及びUEの1つであるノードB110及びUE120の設計のブロック図を示している。この設計において、UE120は、1232aから1232tまでのT個のアンテナを備え、ノードB110は、1252aから1252rまでのR個のアンテナを備える。ここで、T及びRは、一般的に、T≧1かつR≧1である。
UE120において、送信プロセッサ1220は、データ・ソース1212からトラフィック・データを受信し、トラフィック・データ(例えば、符号化及びシンボル・マッピング)を処理し、データ・シンボルを供給する。更に、送信プロセッサ1220は、コントローラ/プロセッサ1240から制御情報(例えば、ACK及び/又はCQI情報)も受信し、上記で説明されたように制御情報を処理し、(例えば、データ・シーケンスのための)制御シンボルを供給する。更に、送信プロセッサ1220は、(例えば、パイロット・シーケンスのための)パイロットシンボルも生成し、データ・シンボル及び制御シンボルでパイロットシンボルを多重化する。MIMOプロセッサ1222は、送信プロセッサ1220からのシンボルを処理(例えば、プレコード)し、1230aから1230tのT個の変調器(MOD)にT個のシンボル・ストリームを供給する。UE120が単一のアンテナを備えている場合、MIMOプロセッサ1222は、除外される。各変調器1230は、出力サンプル・ストリームを得るために(例えば、SC−FDMAに対して)出力シンボル・ストリームを処理する。各変調器1230は、アップリンク信号を生成するために出力サンプル・ストリームを更に進んだ状態にする(例えば、アナログに切り替え、フィルターを通し、増幅し、アップコンバートする)。1230aから1230tの変調器からのT個のアップリンク信号は、1232aから1232tのT個のアンテナを経由して送信される。
ノードB110において、1252aから1252rのアンテナは、UE120及び/又は他のUEからのアップリンク信号を受信する。各アンテナ1252は、それぞれの復調器(DEMOD)1254に受信信号を供給する。各復調器1254は、サンプルを得るためにその受信信号を適当な状態にし(例えば、フィルターを通過させ、増幅し、ダウンコンバートし、デジタル化する)、受信シンボルを得るために(例えば、SC−FDMAのために)サンプルを更に処理する。MIMO検出器1256は、1254aから1254rまでの全ての復調器からの受信シンボルでMIMO検出を実行し、検出シンボルを供給する。受信プロセッサ1260は、検出シンボルを処理し(例えば、復調し、復号する)、データ・シンクに復号されたトラフィック・データを供給し、コントローラ/プロセッサ1270に復号された制御情報を供給する。一般的に、MIMO検出器1256及び受信プロセッサ1260による処理は、UE120でMIMOプロセッサ1222及び送信プロセッサ1220それぞれによって処理するための相補的なものである。
ノードB110は、UE120にダウンリンク上でトラフィック・データ及び/又は制御情報を送信する。データ・ソース1278からのトラフィック・データ及び/又はコントローラ/プロセッサ1270からの制御情報は、R出力シンボル・ストリームを得るために送信プロセッサ1280によって処理され、更に、MIMOプロセッサ1282によって処理される。1254aから1254rまでのR個の変調器は、R個の出力サンプル・ストリームを得るために(例えば、OFDMのための)R個の出力シンボル・ストリームを処理し、1252aから1252rのR個のアンテナを経由して送信されるR個のダウンリンク信号を得るために出力サンプル・ストリームを更に調整する。UE120において、ノードB110からのダウンリンク信号は、1232aから1232tのアンテナによって受信され、1230aから1230tの復調器によって調整され、処理され、更に、トラフィック・データを回復するために(もし、適用できるなら)MIMO検出器1236及び受信プロセッサ1238によって処理され、そして、制御情報がUE120に送られる。受信プロセッサ1238は、データ・シンク1239にトラフィック・データを供給し、コントローラ/プロセッサ1240に制御情報を供給する。
コントローラ/プロセッサ1240及び1270は、UE120及びノードB110それぞれで動作を指揮する。コントローラ/プロセッサ1240は、図6のプロセス600、図8のプロセス800及び/又はここで記載された技術に関する他のプロセスを実行し、指揮する。コントローラ/プロセッサ1270は、図10のプロセス1000及び/又はここに記載された技術に関するプロセスを実行し、指揮する。メモリ1242及び1272は、UE120及びノードB110それぞれのデータ及びプログラムを格納する。スケジューラ1274は、ダウンリンク及び/又はアップリンク上のデータ送信のUEをスケジュールし、スケジュールされたUEにリソースを割り当てる。更にスケジューラ1274は、ACK及びCQI情報の送信に対してUEにACK及びCQIリソースを明示的に及び/又は暗黙的に割り当てる。ACK及びCQIリソースは、リソース・ブロック、参照信号シーケンス、パイロットのための直交シーケンス、データのための直交シーケンスなどを含む。
当業者は、情報及び信号が様々な任意の異なる技術及び技法を使用して表現されることを理解できるだろう。例えば、上記の説明を通して参照されたデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル及びチップは、電圧、電流、電磁波、磁界又は粒子、光場又は粒子、或いはこれらの組み合わせによって表される。
更に、当業者は、本開示に関連して説明された様々な実例の論理ブロック、モジュール、回路及びアルゴリズム・ステップが電子ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、或いは両方の組み合わせとして実施されうることを認識するだろう。このハードウェア及びソフトウェアの互換性を明確に説明するために、様々な実例となるコンポーネント、ブロック、モジュール、回路及びステップは、全般的に上記でこれらの機能性の点から説明されている。このような機能性がハードウェアまたはソフトウェアとして実施されるかどうかは、全体のシステム上での特定の利用及び課された設計の制約に依存する。熟練した職人は、各特定の利用のために変化した方法で説明された機能性を実施するかもしれないが、このような実施は、本開示の範囲から逸脱する理由として解釈されるべきではない。
この開示に関連して説明された様々な実例の論理ブロック、モジュール、及び回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途の集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)又は他のプログラム可能な論理デバイス、ディスクリート・ゲート又はトランジスタ・ロジック、分離したハードウェア・コンポーネント、ここで説明された機能を実施するため設計されたこれらの任意の組み合わせで実施され又は実行される。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサでもよいが代案において、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ或いはステート・マシーンでもよい。更に、プロセッサは、コンピューティングデバイスの組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアで結合する1つ以上のコンビネーション或いは任意の他のこのような結合としても実施される。
本開示に関連して説明された方法又はアルゴリズムのステップは、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュール或いはこの2つの組み合わせによって直接的に具体化されてもよい。ソフトウェア・モジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM或いは当業者で知られた記憶メディアの任意の他の形式に備わっていてもよい。例示的な記憶メディアは、プロセッサが記憶メディアから情報を読み出すことができ、記憶メディアに情報を書き込むことが出来るようなプロセッサと連結される。代案において、記憶メディアは、プロセッサと一体となっても良い。プロセッサと記憶メディアは、ASICに存在していてもよい。ASICは、ユーザ端末に存在していてもよい。代案において、プロセッサと記憶メディアは、ユーザ端末内の分離したコンポーネントとして存在していてもよい。
1つ以上の例示的な設計において、この機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア或いは、これらの組み合わせの中で実施されてもよい。ソフトウェアで実施される場合、この機能は、コンピュータ判読可能なメディア上の1つ以上の命令又はコードとして格納され又は送信されてもよい。コンピュータ判読可読なメディアは、ある場所から別の場所にコンピュータ・プログラムの移動を容易にする、任意のメディアを含むコンピュータ記憶メディアと通信メディアとの両方を含む。記憶メディアは、汎用又は専用コンピュータによってアクセスできる。限定ではなく、例示として、このようなコンピュータ判読可能メディアは、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM又は他の光学ディスク記憶装置、磁気記憶装置又は他の磁気記憶装置デバイス或いは命令の形式又はデータ構造の要求されたプログラム・コード手段を運ぶ又は格納するために利用され、汎用又は専用コンピュータ或いは汎用又は専用プロセッサによってアクセスされる、任意の他のメディアを含むことができる。更に、任意の接続は、コンピュータ判読可能メディアに適切な名称がつけられる。例えば、ソフトウェアが同軸ケーブル、光ファイバー・ケーブル、ツイストテッド・ペア、デジタル加入者線(DSL)或いは赤外線、無線及びマイクロ波のような無線技術を使用したウェブサイト、サーバ或いは他の同軸ケーブルから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバー・ケーブル、ツイステッド・ペア、DSL或いは赤外線、無線及びマイクロ波のような無線技術は、メディアの定義に含まれる。ここで使用されるようなディスク(disk)及び(disc)は、コンパクト・ディスク(CD)、レーザー・ディスク、光学ディスク、デジタル多目的ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)・ディスク及びblu−ray(登録商標)・ディスクを含む。ここで、ディスク(disk)は、通常磁気的にデータを再生し、一方、ディスク(disc)は、レーザーで工学的にデータを再生する。更に、上記の組み合わせは、コンピュータ判読可能メディアの範囲内に含まれる。
本開示の以前の説明は、任意の当業者が本開示を創作又は使用することを可能にするために提供される。本開示に対する様々な修正は、当業者において容易に実施され、ここで定義された一般的な原理は、本開示の意図又は範囲から外れない他のバリエーションに適用される。従って、本開示は、ここで説明された例示及び設計に限定される意図は無く、ここで説明された原理及び新規な特徴に一致する最も広い範囲を認容する。