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JP2010519887A - 永久磁石モータ・発電機の磁石保持システム - Google Patents

永久磁石モータ・発電機の磁石保持システム Download PDF

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JP2010519887A JP2009549584A JP2009549584A JP2010519887A JP 2010519887 A JP2010519887 A JP 2010519887A JP 2009549584 A JP2009549584 A JP 2009549584A JP 2009549584 A JP2009549584 A JP 2009549584A JP 2010519887 A JP2010519887 A JP 2010519887A
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エー. ヒメルマン,リチャード
シャハマト,モハメド
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Abstract

ブラシレス永久磁石発電機・モータ(10)の回転子(12)は、保持スロット(46)を備えており、該保持スロット(46)は、永久磁石(36)の根元部(48)を受ける回転子フランジ(34)において延びる。保持スロット(46)は、回転子フランジ(34)において軸方向に延びる底部(54)、該底部(54)から半径方向に延びる一対の側壁(56,58)、該側壁(56,58)から突出する一対の突起部(60,62)を備えており、これらの底部(54)、側壁(56,58)および突起部(60,62)は、半径方向および接線方向に永久磁石(36)を保持するように根元部(48)と係合する。他の実施例では、永久磁石(36)は、ばねによる予荷重が与えられた軸方向保持リング(38)によって軸方向にも制限される。

Description

本発明は、一般に、永久磁石(PM)モータ・発電機の回転子に関し、特に、ブラシレス永久磁石モータ・発電機における回転子用磁石の保持システムに関する。
ブラシレス永久磁石モータは、磁石と電界との間の電磁関係を利用することによって電気エネルギを運動エネルギへ変換する。一方、ブラシレス永久磁石発電機は、電磁関係を利用することによって運動エネルギを電気エネルギへ変換する。一般に、ブラシレス永久磁石モータでは、電流が固定の導電性ワイヤ巻線を介して流され、交番磁場が生成され、これにより、磁性回転子が反発および/または吸引される。磁性回転子は、シャフトの回転力を生じさせるようにシャフトに接続される。一般に、ブラシレス永久磁石発電機では、機械的に回転するシャフトが磁性回転子を回転させることで、電流が固定コイルを介して流れる。これにより、電流は、電力を生成するのに利用可能となる。したがって、ブラシレス永久磁石モータ・発電機は、同心に整列した主な2つの構成要素を備える。これらの2つの構成要素とは、ワイヤ巻線を備えた固定子と、永久磁石を備えた回転子である。ブラシレス永久磁石モータ・発電機は、回転子を取り囲むように固定子を配置した一般的な設計によって、もしくは固定子を取り囲むように回転子を配置した逆配置の設計によって構成され得る。どちらの場合でも、回転子は、非常に高い回転速度を受け、かなりの機械的負荷が磁石に作用する。
ブラシレス永久磁石モータ・発電機の回転子は、電磁力をシャフトの回転力へ、またはシャフトの回転力を電磁力へ効率的に変換するために、多くの要求を満足させる必要がある。第1に、回転子は、電磁力を機械的な力へ、または機械的な力を電磁力へ変換することが可能な磁石を備える必要がある。第2に、磁石は、隣接する磁石の間に磁束経路を生成するように磁性接続される必要がある。第3に、磁石は、機械的な力を入力または出力するのに必要なトルクを伝達するようにシャフトに接続される必要がある。
一般的なブラシレス永久磁石モータ・発電機の設計と、逆配置のブラシレス永久磁石モータ・発電機の設計との両方において、回転子に対して磁石を保持する多くの従来技術のシステムが改良されてきた。例えば、逆配置のブラシレス永久磁石モータ・発電機の設計では、回転子は、シャフトを受ける中央穴と、永久磁石を受ける外周側フランジとを有したディスクを備える。永久磁石は、固定子と組み合わされたときに磁石がワイヤ巻線に面するように、フランジの内径面に周方向に配置される。回転子に磁石を固定する従来の方法は、接着剤に依存しており、これにより、外周側フランジに磁石が固定されてきた。接着剤は、強力な接合をもたらしており、磁石の間に磁束も許容している。しかし、各磁石が接着剤を用いてフランジに堅固に接合されると、磁石は、高速回転での運転中に回転子に生じる歪みを受ける。したがって、磁石は、荷重支持部材となり、遠心力によって生じる応力を受け、この応力は、磁石の応力限界を潜在的に超過する。さらに、接合された磁石は、ディスクに永続的に取り付けられることになり、これにより、全体的にまたは個々に磁石を修理または交換することや回転子ディスクを修理または交換することが困難になったり、もしくはできなくなったりする。また、接着剤は、極端な温度、劣化および化学的な露出によって損傷しやすい。したがって、ブラシレス永久磁石モータ・発電機における回転子の磁石を保持するための改良されたシステムが必要である。
本発明は、ブラシレス永久磁石発電機・モータの回転子に関する。回転子は、保持スロットを備えており、該保持スロットは、永久磁石の根元部を受けるように回転子フランジへ延びる。保持スロットは、回転子フランジにおいて軸方向に延びる底部、該底部から半径方向に延びる一対の側壁、該側壁から突出する一対の突起部を備えており、これらの底部、側壁および突起部は、半径方向および接線方向に永久磁石を保持するように根元部と係合する。
回転子および固定子を備え、逆配置のブラシレス永久磁石モータを示した断面図である。 本発明の磁石保持システムを備えた図1の回転子を示した斜視図である。 図2の磁石保持システムにおけるブローチスロットの接続を示した斜視図である。 図3のブローチスロットと永久磁石タング部との間の接続を示した正面図である。 内側および外側の軸方向保持手段を示した磁石保持システムの断面図である。
図1には、逆配置のブラシレス永久磁石(PM)モータ10の断面図が示されており、このブラシレス永久磁石(PM)モータ10には、本発明の磁石保持システムが使用されている。本発明は、逆配置のブラシレス永久磁石モータについて以下で説明しているが、一般的な構成と、逆配置の構成と、の両方のブラシレス永久磁石発電機・モータに一般に利用可能である。ブラシレス永久磁石モータ10は、ハウジング16内に位置した回転子12および固定子14を備える。ハウジング16は、第1のハウジング半部16Aおよび第2のハウジング半部16Bを備えており、これらのハウジング半部16A,16Bは、締結具18によって互いに固定され、中空の環状ディスクが形成される。この環状ディスクは、中央穴20を備えており、該中央穴20には、中心線CLが貫通して延びている。
固定子14は、輪部24を形成するように電機子22の周囲に巻き付けられた複数のワイヤ巻線を備える。入力電圧電流が、電線管26を介して電機子22に供給され、輪部24は電磁場を形成する。輪部24がハウジング16に対して固定された状態を維持するように、電機子22は、例えば、螺条の締結具28によって第1のハウジング半部16Aに固定される。電機子22は、ハウジング16内において該ハウジング16の最外部と輪部24の最外部との間に空間が設けられるように穴20の周囲に周方向に配置される。また、穴20が輪部24とハウジング16の最外部との間の空間と連通するように、電機子22は、輪部24と第2のハウジング半部16Bとの間にも空間を許容している。回転子12は、ハウジング16のこれらの空間内に位置し、中央穴20から輪部24を越えて延びて電磁場と相互作用する。
回転子12は、ハブ30、ディスク32、外周側フランジ34、複数の永久磁石36および外側保持リング38から構成される。ハブ30は、ハウジング半部16Aとハウジング半部16Bとの間に位置したハウジング16の中央穴20に挿入される。ハブ30は、回転子12がハウジング16に対して回転可能となるように転がり軸受40A,40Bによって支持されている。ハブ30は、中心線CLと同心のシャフト穴42を備えており、このシャフト穴42は、出力シャフトまたは他の出力手段を受ける。ディスク32は、フランジ34の内周面が輪部24に面するように、(中心線CLと同心の)ハブ30から輪部24を越えて半径方向に延びる。永久磁石36は、輪部24によって生成される電磁場とこの磁石36とが相互作用するように、本発明の取付スロットおよび保持リング38によってフランジ34の内周面に固定されている。輪部24は、切換装置や他の電気的構成要素と組み合わせて、電線管26によって供給される電力を利用して交番電磁場を生成し、磁石36に吸引力および反発力を与える。これにより、磁石36は回転トルクを受け、回転子12は、中心線CL回りのハブ30を中心に回転する。電線管26からの電力入力をシャフト回転力へ変換するように、このトルクは、フランジ34およびディスク32を介してハブ30に伝達され、該ハブ30は、穴42において出力シャフトと接続可能とされている。磁石36が破壊されて離脱することなく、磁石36からフランジ34に回転トルクを伝達させるために、本発明における磁石保持システムのスロットによる取付によって磁石36がフランジ34に接続される。
図2には、図1の回転子12の斜視図が示されており、該回転子12は、本発明の磁石保持システムを備える。回転子12は、ハブ30、ディスク32、外周側フランジ34、複数の永久磁石36、外側保持リング38および中央穴42を備える。ハウジング16内におけるフランジ34とハブ30との間に固定子14の輪部24を密に挿入できるように、ハブ30およびフランジ34は、ディスク32から軸方向外側へと同一方向に延びる。ハブ30は、回転子12に作用する回転トルクをシャフトまたは他の出力手段へ伝達できるように、回転子12の中央に配置されるとともに穴42を備える。回転トルクは、フランジ34からディスク32を介してハブ30に伝達される。フランジ34は、このフランジ34の内周に配置された複数の永久磁石36から入力トルクを受ける。回転トルクは、輪部24によって生成される交番電磁場を介して永久磁石に伝達される。トルクの伝達中に、過度の応力が永久磁石に生じることを防止するために、スロット付磁石保持システムが、永久磁石からフランジ34へトルクを伝達させるように使用される。
フランジ34は、ディスク32の最外縁部の周囲において周方向に延びるとともにプラットホームを提供しており、このプラットホームには、固定子14の輪部24に面するように永久磁石36を取り付けることが可能である。図示された実施例では、回転子12は、28個の永久磁石を備えており、これらの永久磁石は、フランジ34に沿って等間隔に配置されている。永久磁石36は、対応する形状とされた保持特徴部を介してフランジ34に取り付けられ、これにより、磁石36は、半径方向および接線方向に拘束される。例えば、フランジ34は、磁石36の各々に対してブローチスロットを備えており、合致する形状とされた磁石タング部が、このブローチスロットに挿入される。タング部が挿入されると、ブローチスロットとタング部との接触によって、フランジ34内における永久磁石の周方向および半径方向の移動が制限される。また、ブローチスロットとタング部との接触によって、磁石に過度の応力を与えることなく永久磁石からフランジ34へ効率的にトルクを伝達することが可能である。他の実施例では、フランジ34がタング部を備えており、このタング部は、磁石36の各々に形成された対応する形状とされたブローチスロットによって受けられる。ブローチスロットの内側端部に位置した肩部と、ブローチスロットの外側端部に位置した保持リング38とによって、永久磁石の軸方向の移動が制限される。保持リング38は、回転子12から繰り返し脱着できるように(締結具44のような)締結具を用いてフランジ34に固定される。したがって、永久磁石36は、応力のかからない状態でフランジ34に取り付けられており、回転子12または磁石に損傷を与えることなくフランジ34から取り外すことができる。
図3は、図2の磁石保持システムの正面図であり、磁石保持フランジ34と永久磁石36との間の接続が示されている。回転子12は、磁石保持フランジ34を備えており、この磁石保持フランジ34には、磁石36がスロット付接触部を介して接続される。フランジ34は、磁石36の磁石タング部48を受けるためのブローチスロット46を備える。タング部48は、接線方向および半径方向の両方へ磁石36の移動を制限するようにスロット46へ挿入される。また、ブローチスロット46は、磁石の間の磁束経路が維持されるようにも構成されている。
永久磁石36は、磁束線F1,F2,F3,F4,F5を備えており、これらの磁束線は、N極「N」からS極「S」へ延びる。各磁束線は、N極からS極へ戻る。隣接する磁束線は、各磁石を囲む外側磁束境界線を形成するように互いに反発する。各磁石は、隣接する磁石および回転子12と相互作用する複数の磁束線を備える。例えば、磁束線F1は、各磁石のN極の中央から磁石の周囲へと曲げられ、S極へ向かうように延びる。磁束線F1は、磁石から回転子12の中心線CL(図1)へ向かって延びる。したがって、磁束線F1は、モータ10の固定子14と相互作用することになる。同様に、各磁石は、磁束線F2,F3のような複数の他の磁束線を備えており、これらの磁束線は、固定子14と相互作用するように様々な角度でN極からS極へ延びる。磁束線F4,F5は、各磁石の両側にある永久磁石と相互作用するように各磁石の平面において延びる。このように、固定子14と組み合わされたときに、磁石が輪部24との磁性接触を維持した状態となるように、各磁石は、回転子12のフランジ34に位置決めされる。さらに、各ブローチスロットは、各磁石が2つの隣接した磁石と磁性接触し、回転子12の周囲に磁束経路を完成させるようにフランジ34に沿って配置される。したがって、モータ10の作動中に、回転子12は、ハブ30へのトルクの伝達を保つために、固定子14の輪部24との必要な電磁相互作用を維持することができる。
上述されているように、タング部48は、接線方向および半径方向の両方へ磁石36の移動を制限するようにスロット46へ挿入されている。内側の保持肩部によって、ディスク32へ向かう磁石36の軸方向の移動が阻止され、(図2に示されている)保持リング38が、磁石36の軸方向外側への移動を制限するように穴50においてフランジ34に固定されている。フランジ34は、タング部48とスロット46との相互接続によって各磁石に対し半径方向の保持力を与えるように構成されている。
図4には、図3に示されているようにブローチスロット46に挿入された磁石36のタング部48が示されている。磁石保持フランジ34は、第1のフランジ面52を備えており、ブローチスロット46は、第1のフランジ面52と直交して延びている。回転子12は、磁石保持フランジ34が図3の紙面に沿って回転するようにモータ10の中心線CLを中心に回転する。ブローチスロット46は、底部54、第1の側壁56、第2の側壁58、第1の側面歯部60および第2の側面歯部62を備える。ブローチスロット46は、中心線CLに向かって開くように、回転子12の磁石保持フランジ34において軸方向に(中心線CLと平行に)延びる。ブローチスロット46は、底部54を形成するように第1の面52へと軸方向に延びる。第1の側壁56および第2の側壁58は、底部54から半径方向(中心線CLと直交)に延びる。第1の側面歯部60および第2の側面歯部62は、第1の側壁56および第2の側壁58の各々から接線方向即ち周方向に延びる。第1の側面歯部60および第2の側面歯部62は、底部54から半径方向に離間したブローチスロット46の一部を狭めるように底部54の上方でオーバハングしている。
磁石36は、タング部48を備えており、このタング部48は、第1の側面歯部60および第2の側面歯部62の下方に位置した磁石36の部分を一般に指している。また、磁石36は、第1のタング部歯部64および第2のタング部歯部66を備えており、これらのタング部歯部64,66は、タング部48から接線方向即ち周方向に延びている。磁石36のタング部48は、第1のタング部歯部64および第2のタング部歯部66を含めて、ブローチスロット46の形状と合致するように形状づけられている。図示されている実施例では、ブローチスロット46はT字型スロットであり、側壁56,58は丸みを帯びた壁である。これに応じて、歯部64,66は、丸みを帯びたこぶとなっており、このこぶの外形は、側壁56,58の外形と合致する。本発明の他の実施例では、ブローチスロット46やタング部48が異なる形状を備える。歯部64,66は、スロット46の側壁56,58および歯部60,62と組み合ういかなる形状もとることが可能である。例えば、スロット46およびタング部48は、ロータディスクのブレードを半径方向に保持するためにガスタービンエンジンにおいて一般に使用されているモミの木型構成をとることが可能である。
モータ10の作動中に磁石36が離脱することを防止するために、第1の側面歯部60が第1のタング部歯部64の上方でオーバハングし、第2の側面歯部62が第2のタング部歯部66の上方でオーバハングした形で、磁石36は、ブローチスロット46に挿入される。タング部48は、ブローチスロット46の形状に合致するように形状づけられているが、モータ10の作動中に磁石36における応力集中を生じさせないために、僅かなスロップつまり遊びが、タング部48とスロット46との間の境界に許容されている。(図3に示されているタング部48とスロット46との間の空間は、図示するために強調されている。)モータ10の作動中に、回転子12は、固定子14が生じさせる電磁場によって回転力を受ける。一般に、モータ10は、回転子12がかなりの遠心力を受けるような高い速度で回転する。モータ10のように逆配置の構成とされたモータでは、遠心力によってスロット46が広がり、歯部60と歯部62とが離間する。このように、モータ10の作動中には、磁石16は外周側へ押し付けられており、歯部60,62は、互いに離間するように力を受ける。
歯部60,62は、磁石36がスロット46から半径方向に離脱する可能性を無くすのに十分な長さだけ、タング部歯部64,66の上方でオーバハングしている。モータ10のある速度での作動中には、磁石36は、該磁石36と回転子フランジ34との間に生じる摩擦力によって所定の位置に保持されている。この摩擦力は、回転している磁石36に作用する遠心力に比例している。1つの実施例では、第1の側面歯部60が第1のタング部歯部64の上方でオーバハングしている長さは、モータ10の作動中に第1の側面歯部60が第2の側面歯部62から離れていく距離よりも大きい。同様に、第2の側面歯部62が第2のタング部歯部66の上方でオーバハングしている長さは、モータ10の作動中に第1の側面歯部60が第2の側面歯部62から離れていく距離よりも大きい。さらに、磁石36の破壊を防止するために、スロット46は、モータ10の作動中に生じる回転子12の捩りや曲げによって応力が磁石36に伝達されないように僅かに大きくなっている。作動中にブローチスロット46が広がるときに、歯部60,62が歯部64,66を引っ張ることがないように、磁石36は、スロット46内において自由に移動することができる。このように、磁石36は、スロット46からの離脱に対して最大限抑制されているが、回転子12に堅固に取り付けられてはいない。したがって、磁石36において、望ましくない引張応力や圧縮応力が生じることはない。
さらに、タング部48は、回転子12のフランジ34にトルクを伝達するように構成されている。磁石36は、固定子14が生じさせる交番電磁場によって回転力を受ける。この電磁場による力は、有効な回転出力を得ることができるように磁石36からフランジ34を介してハブ30へ伝達される。歯部64,66は、磁石36からフランジ34へ効率的にトルクを伝達させるように壁56,58とそれぞれ相互作用する。上記のように、歯部64,66は、丸みを帯びた壁60,62と組み合うように丸みを帯びた突出部となっている。したがって、磁石36に作用する回転力の接線方向の成分は、ブローチスロット46へ効率的に伝達される。このように、磁石36からブローチスロット46へのトルク伝達中に、エネルギがほとんど失われることはなく、回転子12は効率的に回転する。
このように、タング部48は、磁石36の半径方向の移動を制限し、磁石36における応力の蓄積を防止し、フランジ34にトルクを伝達させるように、ブローチスロット46内に緩く嵌合される。回転子12は、モータ10の作動中に磁石36がスロット46から軸方向に離脱しないように他の制限部を備える。(図4において仮想線で示されている)リング38は、締結具44によってフランジ34の穴50に固定されており、このリング38は、磁石36が軸方向に離脱しないように歯部60と歯部62との間に帯状片からなる障害物を提供している。
図5は、図2の断面5−5に沿った本発明の磁石保持システムの断面図であり、内側および外側の軸方向保持手段が示されている。回転子12は、ディスク32の第1の側面68から中心線CLと平行に延びる磁石保持フランジ34を備えており、該磁石保持フランジ34は、内側軸方向保持肩部70を備える。フランジ34は、第1の側面68から第2の側面72へ延びており、該第2の側面72には、外側軸方向保持リング38が取り付けられている。また、フランジ34は、締結具44、締結具用の穴50、ブローチスロット46の底部54、応力緩和切欠き74およびブッシュ76を備える。磁石36は、該磁石36の軸方向の移動、例えば、中心線CL方向の移動を制限するように肩部70とリング38との間に固定される。
永久磁石36は、底部54に沿って延びるように第2の側面72からブローチスロット46へ挿入される。磁石36は、内側保持肩部70と係合するようにスロット46に挿入される。内側保持肩部70は、第1の側面68と第2の側面72との間においてフランジ34の周囲に延びる。内側保持肩部は、挿入後に磁石36をブローチスロット46を通して移動させないへりもしくはバリアを備える。回転子12の高速回転中にフランジ34における応力集中が生じないように、応力緩和切欠き74が、肩部70と底部54との間に設けられる。
磁石36が肩部70と係合するようにブローチスロット46に挿入された後に、外側保持リング38は、第2の面72に取り付けられ、これにより、スロット46からの磁石36の離脱が防止される。外側保持リング38は、面72を覆い、かつ磁石36の下部に重なるように延びる。リング38は、螺条の締結具44によってフランジ34に固定されており、該締結具44は、リング38の開口部を通って穴50へ延びる。穴50は、自己ロック式の螺旋コイルインサート76を備えており、該螺旋コイルインサート76には、締結具44がねじ留めされる。リング38は、切欠き78を備えており、リング38の内径部が、該切欠き78によってばねのようなエレメントとして作用可能となる。したがって、リング38をフランジ34に固定した状態では、リング38の内径部が磁石36に予荷重を与え、該磁石が肩部70に対して付勢される。また、リング38は、切欠き78によって第2の面72と磁石36との並びの変化に追従できるようになり、これにより、このリング38は、磁石36と面一の状態を保ちながら引っ張られることになる。したがって、リング38は、応力集中によって磁石36の破壊が生じやすい磁石36の縁部に直接圧力を作用させることがない。
上述したように、磁石36は、モータ10の作動中に、隣接する磁石および固定子14のコイル巻線と磁性相互作用することができるように、フランジ34内に維持される。磁石36は、過度の応力がかかることなく、肩部70、リング38およびブローチスロット46によってフランジ34内に固定される。したがって、本発明の保持システムを用いることによって、磁石36が破壊されることが非常に少なくなる。しかし、モータ10の極端な作動条件、回転子12の手荒な取扱や他の同様の状況の発生によって、磁石36は損傷し得る。上述したように、本発明の磁石保持システムは、回転子12から永久磁石を取り外す手段を提供している。締結具44を抜いた後に単にリング38を取り外すことによって、フランジ34から磁石を取り外すことが可能である。個々の磁石は、隣接する磁石または他の磁石を損傷することなく、もしくは回転子12を損傷することなく取り外すことが可能である。したがって、磁石が損傷または消磁したときに交換が必要となる場合に、もしくは単にメンテナンスや清掃が必要な場合に、個々の磁石は容易に取り外される。このように、本発明は、磁石の破壊を減少させるとともにメンテナンス能力を向上させた磁石保持システムを提供している。
本発明は、ブローチスロットを備えたフランジ34およびタング部を備えた磁石36について説明したが、本発明における磁石保持システムの他の構成も使用することができる。例えば、他の実施例では、磁石36は、ブローチスロットを備えて構成され、フランジ34は、組み合わせタング部を備えて構成され得る。他の実施例では、磁石36およびフランジ34は、互いに対応する寸法形状とされた雄・雌の組み合わせ構成要素を備えており、これにより、回転子12に対する磁石36の半径方向および接線方向の移動が、制限される。
本発明は、好ましい実施例について説明してきたが、当業者であれば、本発明の真意および範囲を逸脱することなく、形態および詳細の変更がなされ得ることを理解するであろう。

Claims (25)

  1. シャフトを受ける穴を備えたハブと、
    前記ハブから半径方向に延びるディスクと、
    前記ディスクから突出し、複数のフランジ保持特徴部が周縁に断続的に配置されてなる磁石保持フランジと、
    永久磁石保持特徴部を備えた複数の永久磁石と、
    を備え、
    前記永久磁石保持特徴部は、前記フランジ保持特徴部の形状に対応した形状を有し、前記フランジ保持特徴部が該永久磁石保持特徴部と係合して、前記複数の永久磁石の半径方向および接線方向の移動が制限されることを特徴とする永久磁石発電機・モータに使用される回転子。
  2. 前記フランジ保持特徴部は、ブローチスロットから構成され、前記永久磁石保持特徴部は、前記ブローチスロットへ挿入する対応した形状のタング部から構成されることを特徴とする請求項1に記載の回転子。
  3. 前記磁石保持フランジは、
    前記ディスクに接続された第1の側面と、
    前記第1の側面から軸方向に離間して配置された第2の側面と、
    前記第1の側面と前記第2の側面との間に位置し、前記ブローチスロットが凹設される第1のスロット面と、
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の回転子。
  4. 前記第1のスロット面は、前記ハブへ向けられていることを特徴とする請求項3に記載の回転子。
  5. 前記磁石保持フランジは、前記複数の磁石を軸方向に保持するように前記第1の側面と前記第2の側面との間に配置された内側保持肩部を備えることを特徴とする請求項1に記載の回転子。
  6. 前記第2の側面の周囲に配置され、前記複数の磁石の軸方向の移動を制限する外側保持リングをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の回転子。
  7. 前記複数の永久磁石が前記フランジ保持特徴部から破壊することなく繰り返し取り外し可能となるように、前記外側保持リングは、取り外し可能であることを特徴とする請求項6に記載の回転子。
  8. 前記外側保持リングは、前記複数の永久磁石に軸方向の予荷重を与える付勢ばねエレメントを備えることを特徴とする請求項6に記載の回転子。
  9. 前記複数のブローチスロットの各々は、
    底部を形成するように前記第2の側面へと軸方向に延びるスロット床部と、
    前記底部から半径方向に延びる一対のスロット側壁と、
    前記底部を覆うように前記スロット側壁から周方向に延びる一対の半径方向保持フランジと、
    を備えることを特徴とする請求項3に記載の回転子。
  10. 前記一対の半径方向保持フランジと磁石保持タング部とが係合する長さが、前記回転子が負荷状態において周方向に拡張する長さよりも大きいことを特徴とする請求項9に記載の回転子。
  11. 前記複数のブローチスロットの各々は、T字型スロットから構成され、前記複数の磁石タング部の各々の形状は、前記T字型スロットの形状と合致することを特徴とする請求項9に記載の回転子。
  12. 前記複数のフランジ保持特徴部は、磁束経路が前記複数の永久磁石の間で維持されるように前記フランジの周囲において離間していることを特徴とする請求項1に記載の回転子。
  13. 永久磁石と、
    発電機・モータの軸を中心に回転するように構成された環状ボディと、
    を備えたブラシレス永久磁石発電機・モータに使用される回転子であって、
    前記永久磁石は、磁場を生成する主ボディと、該主ボディから延び、該永久磁石を回転子に取り付けるためのタング部と、を有し、
    前記環状ボディは、該環状ボディの内径部に位置し、入力/出力シャフトに前記環状ボディを接続するカップリングと、環状ボディの外径部に位置した磁石保持フランジと、前記保持フランジにおいて軸方向に延び、前記永久磁石の半径方向の移動を制限するように前記タング部を受ける第1のスロットと、を有することを特徴とするブラシレス永久磁石発電機・モータに使用される回転子。
  14. 逆配置の発電機・モータの構成に使用するために、前記第1のスロットが前記カップリングに向かって開くように前記磁石保持フランジに配置されることを特徴とする請求項13に記載の回転子。
  15. 前記第1のスロットは、前記永久磁石の軸方向の移動を制限する内側保持肩部を備えることを特徴とする請求項13に記載の回転子。
  16. 前記フランジの外側面に取り付けられるとともに前記永久磁石を軸方向に保持する、ばね付勢型外側保持リングをさらに備えることを特徴とする請求項13に記載の回転子。
  17. 前記第1のスロットは、
    前記保持フランジにおいて軸方向に延びる底部と、
    前記底部から半径方向に延びる一対の側壁と、
    前記側壁から延び、前記底部の上方でオーバハングした一対の半径方向保持歯部と、
    を備えることを特徴とする請求項13に記載の回転子。
  18. 前記発電機・モータの作動中に前記回転子に作用する遠心力によって該回転子が拡張した状態での前記永久磁石の半径方向の変位を抑制するように、前記一対の半径方向保持歯部は、前記永久磁石の磁石タング部と係合することを特徴とする請求項17に記載の回転子。
  19. 前記磁石保持フランジが、前記第1のスロットから該フランジに沿って周方向に離間して配置された第2のスロットを備え、磁束経路が、前記第1のスロットおよび前記第2のスロットに挿入された永久磁石の間で維持されることを特徴とする請求項13に記載の回転子。
  20. 前記第1のスロットは、モミの木型構成を備えることを特徴とする請求項13に記載の回転子。
  21. 回転子フランジにおいて軸方向に延び、永久磁石の根元部を受ける保持スロットを備え、
    前記保持スロットは、
    前記回転子フランジにおいて軸方向に延びる底部と、
    前記底部から半径方向に延びる一対の側壁と、
    前記側壁から突出し、半径方向および接線方向に前記永久磁石を保持するように前記根元部と係合する一対の突起部と、
    を備えることを特徴とする永久磁石発電機・モータの回転子。
  22. 前記一対の側壁にわたって延び、前記ダブテールスロットにおいて前記永久磁石の根元部を軸方向に保持する、ばね付勢型外側保持帯状片をさらに備え、永久磁石が前記ダブテールスロットから破壊されることなく繰り返し取り外し可能となるように、前記保持細長片は、取り外し可能であることを特徴とする請求項21に記載の保持スロット。
  23. 前記ダブテールスロットは、前記永久磁石の軸方向の移動を制限する内側保持肩部を備えることを特徴とする請求項21に記載の保持スロット。
  24. 前記発電機・モータの作動中に前記回転子に作用する遠心力によって該回転子が拡張した状態での前記永久磁石の半径方向の変位を抑制するように、前記一対の突起部は、前記永久磁石の磁石タング部と係合可能となることを特徴とする請求項21に記載の保持スロット。
  25. 前記一対の側壁および前記一対の突起部は、前記永久磁石から前記回転子へ周方向のトルクを伝達させ、かつ前記永久磁石と前記回転子との間における接線方向および半径方向の保持にスロップを許容するように構成されることを特徴とする請求項21に記載の保持スロット。
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