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JP2010518174A - 極めて純粋な1,4−ブタンジオールの製造方法 - Google Patents

極めて純粋な1,4−ブタンジオールの製造方法 Download PDF

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Abstract

本発明の主題は、1,4−ブタンジオールよりも低沸点の成分及び水を除去した1,4−ブタンジオール(5)を3つの蒸留塔(III、IV、V)に送り、1,4−ブタンジオールよりも高沸点の成分を第1の塔の塔底から取り出して第3の塔に供給し(7)、1,4−ブタンジオール(6)を第1の塔の塔頂から第2の塔に供給し、第2の塔の塔底生成物(9)を第3の塔に供給し、第3の塔の塔頂生成物(11)を少なくとも部分的に第1の塔に返送する粗製の水含有1,4−ブタンジオール(1)を蒸留精製する方法において、前記第2の塔の側流から純粋な1,4−ブタンジオールを取り出すことを特徴とする、粗製の水含有1,4−ブタンジオールを蒸留精製する方法である。

Description

本発明は、1,4−ブタンジオール(BDO)を蒸留精製する連続的な方法に関する。
アセチレンをホルムアルデヒドと反応させ、引き続き得られた1,4−ブチンジオールを接触水素化することによる1,4−ブタンジオールの製造は数年来公知の反応である。
1,4−ブチンジオールの水素化による1,4−ブタンジオールの製造の際に、1,4−ブタンジオールの他に、水、メタノール、プロパノール、ブタノール、ガンマ−ブチロラクトン、2−メチル−1,4−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、2−(4−ヒドロキシブトキシ)−テトラヒドロフラン(以後、アセタールとする)、ペンタンジオール、例えば、1,5−ペンタンジオール及び2−メチル−1,5−ペンタンジオール、塩、有機高沸点物並びに他の量的にわずかな副生成物を含有することができる粗製生成物が得られる。
この種の粗製生成物から純粋な1,4−ブタンジオールを得るために、DE-A 2 055 892からは、粗製の水含有1,4−ブタンジオールを蒸留精製する方法は公知であり、その場合、前記1,4−ブタンジオールは水及び低沸点物の除去の後に、2つの蒸留工程で3つの更なる蒸留塔を通過するように送られ、その際、第3の塔の塔頂生成物は第4の塔に送られ、前記塔から塔底生成物として純粋な1,4−ブタンジオールが得られる。前記の第3の塔の塔底生成物(これは低い純度の1,4−ブタンジオール及び1,4−ブタンジオールよりも高い沸点を有する成分(高沸点物)を含有する)は、第5の塔に供給され、そこで低い純度の1,4−ブタンジオールと高沸点物とは分離される。この低い純度のブタンジオールは第3の塔中に返送される。
1,4−ブチンジオールの水素化により得られる水含有の粗製生成物は、前記1,4−ブタンジオールを一般的に例えばポリエステル−又はポリウレタンに継続加工する際に使用するために、DE-A 2 055 892から公知の方法により精製されるが、前記ブタンジオールに対する要求が特に高い用途の場合、例えばポリエステルの際に特に高い分子量を得るために、高い純度が必要である。
従って、本発明の課題は、1,4−ブタンジオール粗製生物の経済的な精製が可能でありかつポリエステル又はポリウレタン製造のために特に適した精製物を製造できる改善された方法を提供することであった。
前記課題は、1,4−ブタンジオールよりも易(低)沸点の成分(低沸点物)及び水を除去した1,4−ブタンジオール(5)を、3つの蒸留塔(III、IV、V)を通過するように送り、1,4−ブタンジオールよりも高沸点の成分(高沸点物)を第1の塔(III)の塔底から取り出しかつ前記塔(V)に供給し(7)、第1の塔(III)の塔頂からの1,4−ブタンジオール(6)を第2の塔(IV)に供給し、前記第2の塔(IV)の塔底生成物(9)を第3の塔(V)に導入し、第3の塔(V)の塔底生成物(11)を少なくとも部分的に前記第1の塔(III)に返送する、粗製の水含有1,4−ブタンジオール(1)を蒸留精製する方法において、第2の塔(IV)の側流排出物から純粋な1,4−ブタンジオール(10)を取り出すことを特徴とする、粗製の水含有1,4−ブタンジオール(1)を蒸留精製する方法により解決される。
本発明による方法は、多様な製造方法により製造された粗製の水含有1,4−ブタンジオールに適用することができる。特に、1,4−ブチンジオールの水素化により製造される1,4−ブタンジオール粗製生成物にとって適している。この方法は、高純度の1,4−ブタンジオールの獲得を可能にする。
前記新規方法によると、図から明らかなように、有利に1,4−ブチンジオールの水素化により得られた粗製の水含有1,4−ブタンジオールは、塔(I)及び(II)中での低沸点物及び水の自体公知の分離の後に、3つの直列に配置された塔(III、IV、V)中で蒸留精製を行う。
1,4−ブチンジオールの水素化から得られるこの生成物流は、通常では前記水素化の直後に分離器に送られ、そこで気相と液相とに分離される。前記気相は、通常では水素を含有する。循環ガスを用いて水素化する限り、前記分離器は有利に水素化と同じ圧力で運転される、従ってそこから取り出されるガスはさらに付加的に圧縮する必要がない。前記ガス流の一部は排気ガスとして処理することができる。
前記分離器の液相は、放圧によりさらに気液分離器中に又は蒸留塔に直接送られる。両方の場合に、溶解したガス、主に水素が排出され、有利に燃焼され、その際にエネルギーを生じさせることができる。
放圧後の圧力は、一般に、常圧〜20bar、有利に常圧〜15bar、特に有利に常圧〜10barの間にある。
水素の十分な分離後に得られる水素化の生成物流(1)は、一般に、メタノール、プロパノール、ブタノール、水、ガンマ−ブチロラクトン、2−メチル−1,4−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、2−(4−ヒドロキシブトキシ)−テトラヒドロフラン(以後アセタールという)、ペンタンジオール、例えば、1,5−ペンタンジオール及び2−メチル−1,5−ペンタンジオール、塩、有機高沸点物並びに他の量的にわずかな副生成物を含有する。
次に記載の蒸留の温度は、材料流中に含まれる成分の蒸気圧及び使用された圧力により決定される。この蒸留は、有利にできる限り低いエネルギーを消費するために熱統合で運転される。
粗製の水含有1,4−ブタンジオール(1)の蒸留精製のために、有利に複数の塔が蒸留ユニットとして使用される。塔又は蒸留ユニットとは、本願明細書において、自体公知の種類の塔、例えば充填塔、多孔板、デュアルフロートレー、泡鐘トレーを備えた段塔、バルブトレーを備えた精留塔、隔壁塔又は薄層型蒸発器又は流下液膜型蒸発器であると解釈される。
低沸点物、例えばメタノール、プロパノール、ブタノール及び水は、0.5〜20bar、有利に0.8〜10barの圧力(絶対)で、粗製の水含有1,4−ブタンジオール含有生成物流(1)から分離される。この分離は、少なくとも1つの蒸留塔中で行うことができる。有利に、前記分離は少なくとも2つの蒸留塔中で行われ、その際、第1の塔(I)中では、水も含有するメタノール、プロパノール及びブタノールからなる混合物が留去される。有利に熱統合が提供される更なる塔(II)又は複数の更なる塔中で、特に有利に2つの更なる塔中で、残留する水が留去される。メタノール、プロパノール及びブタノール並びに水を含有する流(2)は、燃焼させるか、又は別個に個々の成分に分離され、例えば溶剤として他のプロセスにおいて使用される。メタノールは、例えばホルムアルデヒド製造において使用することができる。有利に前記流2は、図1に図示されていない他の塔中でメタノールが塔頂から留去され、プロパノール、ブタノール及び水からなる混合物は側流から分離されるように分離される。この混合物は、有利に2つの相に分かれるように冷却し、その際、主にブタノール及びプロパノールを含有する上側の相を取り出し、さらに分離するか又は燃焼させることができ、他方で主に水を含有する下側の相は排水中へ排出されるか又は前記塔に戻され、塔底流として主に水が生じる。
前記塔底生成物(3)は次いで塔(II)に供給され、前記塔から塔頂生成物(4)として水を、塔底生成物(5)として予備精製された粗製ブタンジオールを取り出すことができる。
水及び低沸点物の蒸留分離後に得られる粗製生成物(5)は、99.8質量%までの1,4−ブタンジオール並びにガンマ−ブチロラクトンの他に、2−メチル−1,4−ブタンジオール、アセタール、ペンタンジオール、塩、有機高沸点物並びに他の量的にわずかな副生成物を含有し、さらに蒸留により後処理される。
前記生成物流(5)は、図1によると、塔(III)中で、90〜99.8質量%の1,4−ブタンジオール並びにガンマ−ブチロラクトン、2−メチル−1,4−ブタンジオール、アセタール並びに他の副生成物、例えばペンタンジオール、ヘキサンジオール及びヘプタンジオールを含有する揮発性有機成分を含有する塔頂フラクション(6)と、一般になお30質量%を越える1,4−ブタンジオールを含有する有機高沸点物を含有するフラクション(7)とに分離される。これは、通常では0.005〜0.8bar、有利に0.001〜0.5bar、特に有利に0.02〜0.2barの圧力(絶対)で実施される。この塔底フラクション(7)を、他の塔(V)に供給する。前記塔(III)の代わりに、流下薄膜型蒸発器又は薄層型蒸発器を使用することもできる。
塔頂フラクション(6)は、さらに少なくとも1つの他の塔(IV)中で蒸留により、塔頂生成物(8)、塔底フラクション(9)及び側流(10)に別けられる。この他の塔(IV)は、多孔板、泡鐘、バブル又はトンネルトレイを備えた段塔又は充填物を備えた充填塔の形の少なくとも1つの精留塔であるのが有利である。
塔頂フラクション(6)は、塔(IV)中で、主にガンマブチロラクトン及び1,4−ブタンジオール、並びにアセタールを含有する塔頂生成物(8)と、1,4−ブタンジオールの他に2−メチルブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール及びヘプタンジオールを含有する塔底生成物(9)とに別けられる。極めて純粋なブタンジオールは生成物(10)として前記塔(IV)の側流から得られる。前記側流は、この場合に、濃縮部中でも回収部中でも又は前記塔のちょうど中央部でも液状又はガス状で取り出すことができる。塔(IV)は、この場合、30〜200、有利に50〜150の理論段数で使用される。前記塔の圧力範囲(塔頂圧力)は、有利に5〜500mbar(絶対)の間にある。特に、20〜250mbarが有利である。塔頂圧力及び生成物組成に応じて、前記塔中の温度が相応して調節される。
特別な実施態様の場合に、塔(IV)は隔壁塔であることができ、この場合、塔頂フラクション(6)は前記隔壁の一方の側で塔内へ導入され、他方で前記隔壁の他方の側で純粋な1,4−ブタンジオール(10)が取り出される。さらに、塔(IV)として少なくとも1つ、有利に2つの前記の精留塔を隔壁塔と組み合わせることも可能である。
本発明の場合に、塔(IV)中で1,4−ブタンジオールの精製を行うために、できる限り酸素の導入なしに運転されることが判明した。酸素は、高めた温度と組み合わせで、前記1,4−ブタンジオールの純度を敏感に損なう生成物を生じさせる。前記成分は、酸素の存在で、前記塔中に、例えば前記塔の塔底中に生じ、前記塔中の低沸点物として上方に移行し、その際、前記低沸点物は、自動的に純粋−1,4−ブタンジオールに達する。前記成分は、例えばガンマ−ブチロラクトン、4−ヒドロキシブチルアルデヒド又はその環状半アセタール又はアセタールである。従って、前記塔中での酸素対1,4−ブタンジオールのモル比は1:500を上回らないのが有利である。前記比は1:1000より低く、特に1:1500より低いのが有利である。
前記比は、前記塔の構築及び運転の場合に特に漏れを有しないように留意することにより達成される。例えば、これはフランジを溶接するか又は他の方法で特に気密にすることにより達成される。
前記塔中に導入される酸素の量は、例えば供給流の運転前に排気ガス流の量及び前記排気ガス流の酸素含有量を、各真空塔(III、IV、V)中の真空装置の後方で、例えばガスクロマトグラフィーにより測定することにより決定することができる。前記塔の運転の間に、前記酸素含有量は低すぎて表示されないように留意しなければならない、それというのも酸素がこの条件下では既に反応により消耗しかねないためである。重要な指摘は、この関連で酸素対窒素の比にあり、この比は大気の比に一致するのが好ましい。酸素含有量を測定する他の方法は、前記塔を生成物供給なしで排気し、前記塔を、弁の閉鎖により真空装置から分離し、前記塔中の時間単位当たりの圧力の上昇を観察することである。塔の容量の知識から、時間当たりの酸素導入の量は容易に明らかになる。
塔(IV)の塔頂を介して、主にガンマ−ブチロラクトンからなり、1,4−ブタンジオール及び他の量的にわずかな成分を有する混合物(8)が取り出される。この塔頂生成物は、完全に又は部分的に水素化工程に返送することができ、そこで含まれるガンマブチロラクトンはpH調節のために利用することができる。しかしながら、前記塔頂生成物は燃焼に供給することもできる。前記塔頂流は水素化工程に返送するのが有利である。
前記塔(IV)の塔底流(9)は、低い純度の1,4−ブタンジオール及び他の生成物、例えば2−メチル−1,4−ブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール及びヘプタンジオール並びに量的にわずかな成分を含有し、完全に又は部分的に、有利に完全に塔(V)に供給される。
第2の塔の前記塔底流(9)は、前記塔(III)の塔底流(7)と一緒に塔(V)中で、1,4−ブタンジオール、高沸点物及び塩を含有する高沸点塔底生成物(12)と、低い純度の1,4−ブタンジオールを有する生成物流(11)とに別けられる。前記生成物流(11)は、部分的に又は完全に燃焼されるか、又は有利に塔(III)中に返送される。前記高沸点塔底生成物(12)は、例えば流下液膜型又は薄層型蒸発器中で、0.005〜1bar、有利に0.01〜0.7bar、特に有利に0.02〜0.4barの圧力で、高沸点物と難揮発性の有機成分、例えばペンタンジオール、ヘキサンジオール、ヘプタンジオール及び塩及び1,4−ブタンジオール含有流に別けることができる。前記1,4−ブタンジオール含有流は、粗製1,4−ブタンジオール(1)、生成物流(5)又は塔底フラクション(7)と混合され、本発明による1,4−ブタンジオールの蒸留精製に返送することができる。
本発明により、前記真空装置は、多様な媒体、例えば水を用いて運転することができる。前記真空装置は1,4−ブタンジオールを用いて運転するのが有利であると判明した。
前記の変法により得られた極めて純粋な1,4−ブタンジオールは、通常では99.5%より高い純度を有し、典型的に99.8%より高い純度を有する。主な随伴成分は、この場合2−メチル−1,4−ブタンジオールであり、モノアルコールとして特に不所望なアセタールは、一般に0.1%未満、一般に0.07%未満で存在する。
1,4−ブタンジオールは、工業的に大量で、例えばTHF製造又はポリエステル中のジオール成分として使用される。
本発明による方法のフローを示す。
実施例
生成物の量の測定
生成物の分析をガスクロマトグラフィーによって行い、精製された生成物の場合にはGC−面積パーセントである。
実施例1
1,4−ブタンジオールの製造
DE-A 26 02 418により製造された触媒(SiO2上のCuO約15%、Bi23約4%)を0.5〜2mmの破片の形で充填した3つの円筒状の長さ10m及び直径15cmの反応器からなる反応器カスケード中で、それぞれ循環ガス並びに液体循環で上昇流運転法で運転(循環:供給10:1)して、32%の水性ホルムアルデヒド20kg/hとアセチレン2.8kg/hとを5barで70〜90℃でpH6で反応させた。この第1の反応器の反応生成物を第2の反応器に供給し、第2の反応器の反応生成物を第3の反応器に供給した。こうして、ホルムアルデヒド及びアセチレンの95%より多くを1,4−ブチンジオールに変換した。この反応のpHは、各反応器に応じてpHを測定し、必要な場合に少量の1%のNaOH水溶液を計量供給することにより制御した。前記の第3の反応器の反応搬出物を、分離器中で気相と液相とに分離した。前記液相は、ブチンジオール約50質量%、プロピノール1.3質量%、ホルムアルデヒド0.5質量%、メタノール0.5質量%、溶解したアセチレン、数100ppmの非揮発性オリゴマー、ポリマー及び触媒成分並びに0.5%未満の不純物並びに水を含有していた。主にアセチレンを含有する前記気相は、大部分は循環ガスとして返送され、前記ガス流の1%を排出した。前記分離器の液体搬出物を塔中に送り、そこで塔頂から0.2bar(絶対)でかつ90℃の塔底温度で水、ホルムアルデヒド、メタノール及びプロピノールを分離し(約1kg)かつ前記反応に返送した。
前記塔底生成物を連続的に中間緩衝器中に送り、そこでは平均滞留時間は60℃でかつ1bar(絶対)で10時間であった。前記中間緩衝器から、ブチンジオール含有溶液を取り出し、2段階の反応カスケードでEP-A 394 841による3×3mmのタブレットの形のNi触媒(ZrO2/MoO3上のNi約38質量%、Cu約12質量%)で水素を用いて水素化した。新鮮な水素対1,4−ブチンジオールのモル比は、この場合2.1対1であった。第1の水素化反応器(長さ10m、直径10cm)は、冷却のために液体循環で上昇流運転法(in Aufwaertsfahrweise)で250barの反応器入口圧力及び120〜140℃で運転した。pHを約7.2に調節するために、前記供給物に1%の水性NaOH又はガンマ−ブチロラクトンを添加した。第2の反応器(長さ10m、直径5cm)を、下降流運転法で140〜160から140〜175℃で250barで運転した。前記搬出物を分離器中で液層と気相とに別け、その際、前記気相を循環ガスコンプレッサを用いて返送した。
第2の反応器の出口では(無水で計算して)1,4−ブタンジオール約94.2%、ガンマ−ブチロラクトン0.04%、2−メチル−1,4−ブタンジオール0.06%、メタノール1.6%、n−プロパノール2.5%、n−ブタノール1.2%、アセタール0.04%並びに多数の量的にわずかな成分が見られた。
精製
引き続き、脱ガスした水素化搬出物を、5つの塔のカスケードで個々の成分に別けた。第1の塔(I)中で、低沸点物、例えばメタノール、プロパノール及びn−ブタノールを水と一緒に約5barで、約170℃の塔底温度で、塔頂を介して分離し、燃焼に供給した。前記塔底流は第2の塔(II)に達し、そこで、約0.3barで約130℃の塔底温度で大部分の水を塔頂を介して留去した。
第2の塔(II)の塔底流を、第3の塔(III)中で約0.15barで約175℃の塔底温度で、塔頂(6)を介して大部分の1,4−ブタンジオールがガンマ−ブチロラクトン、2−メチル−1,4−ブタンジオール、アセタール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、ヘプタンジオール及びいくつかの他の量的にわずかな成分と一緒に留去されるように分離した。前記塔頂流を、約0.04bar及び約165℃の塔底温度でかつ1:1000より低い酸素対1,4−ブタンジオールのモル比で運転される第4の塔(IV)中で、1,4−ブタンジオールの他に主にガンマ−ブチロラクトン並びにアセタールを含有する塔頂流と、極めて純粋な1,4−ブタンジオールからなる側流(10)(1,4−ブタンジオール99.90%、メチル−1,4−ブタンジオール0.05%、アセタール0.04%)と、同様に主に1,4−ブタンジオールからなり、第3の塔(III)の塔底流中に供給された塔底流とに別けた。前記第3の塔(III)の塔底流を、第4の塔(IV)の塔底流と一緒に、第5の塔(V)中で約0.05bar及び170℃の塔底温度で分離し、主に1,4−ブタンジオールを含有する塔頂流(11)を第3の塔の供給物中に返送し、他方で少量の1,4−ブタンジオールの他の高沸点物及び塩を含有する前記塔底流(12)は排出され、燃焼させた。
比較例
実施例1を繰り返すが、DE-A 2 055 892に相応して、純粋な1,4−ブタンジオールを塔(4)の塔底生成物として得た。この1,4−ブタンジオールの純度は、99.75%であり、2−メチル−1,4−ブタンジオール0.07%、アセタール0.04%、ペンタンジオール0.1%、ヘキサンジオール及びヘプタンジオール合わせて0.02%であった。

Claims (3)

  1. 1,4−ブタンジオールよりも低沸点の成分及び水を除去した1,4−ブタンジオールを3つの蒸留塔に送り、1,4−ブタンジオールよりも高沸点の成分を第1の塔の塔底から取り出して第3の塔に供給し、1,4−ブタンジオールを第1の塔の塔頂から第2の塔に供給し、第2の塔の塔底生成物を第3の塔に供給し、第3の塔の塔頂生成物を少なくとも部分的に第1の塔に返送する粗製の水含有1,4−ブタンジオールを蒸留精製する方法において、前記第2の塔の側流から極めて純粋な1,4−ブタンジオールを取り出すことを特徴とする、粗製の水含有1,4−ブタンジオールを蒸留精製する方法。
  2. 第3の塔中で得られた1,4−ブタンジオールを、第1の塔の供給物と一緒に蒸留に返送することを特徴とする、請求項1記載の方法。
  3. 第2の塔中で酸素対1,4−ブタンジオールのモル比は1:500より小さいことを特徴とする、請求項1又は2記載の方法。
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