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JP2010516175A - 低い信号対雑音比においてatsc信号を感知する装置及び方法 - Google Patents

低い信号対雑音比においてatsc信号を感知する装置及び方法 Download PDF

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JP2010516175A JP2009545533A JP2009545533A JP2010516175A JP 2010516175 A JP2010516175 A JP 2010516175A JP 2009545533 A JP2009545533 A JP 2009545533A JP 2009545533 A JP2009545533 A JP 2009545533A JP 2010516175 A JP2010516175 A JP 2010516175A
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Abstract

WRAN(Wireless Regional Area Network)受信機は、多数のチャネルのうちの1つを通して無線ネットワークと通信するトランシーバ、及びATSC(Advanced Television Systems Committee)信号が検出されない多数のチャネルのうちのチャネルを含むサポートチャネルリストを形成するために使用される信号検出器を有する。WRAN受信機は、ATSCデータセグメントの同期信号を発見する全体の観測時間を多数のスライスに分割するステップ、それぞれのスライスについて少なくとも1つの統計値を計算するステップ、それぞれのスライスについて計算された統計値から少なくとも1つの全体の統計値を計算するステップ、少なくとも1つの全体の統計値が閾値よりも大きいかを判定するステップ、全体の統計値が閾値よりも大きい場合に、ATSC信号が存在すると判定し、さもなければ、ATSC信号が存在しないと判定する。

Description

本発明は、通信システム全般に関し、より詳細には、たとえば地上波放送、セルラー方式、Wi−Fi(Wireless−Fidelity)、サテライト等といった無線システムに関する。
WRAN(Wireless Regional Area Network)システムは、IEEE802.22標準グループで研究されている。WRANシステムは、主要な目的として、都会のエリア及び郊外のエリアに給仕するブロードバンドアクセス技術に類似したパフォーマンスレベルをもつ地方のエリア及び遠隔のエリア及び人口密度の低い十分なサービスを受けていないマーケットに対処するため、干渉しない原理で、TVスペクトルにおける不使用のテレビジョン(TV)ブロードキャストチャネルを使用することが意図される。さらに、WRANシステムは、スペクトルが利用可能な人口密度のエリアに給仕するためにスケーリングすることができる場合がある。WRANシステムの1つの目的は、TVブロードキャストと干渉しないことであるので、重要な手順は、WRANにより給仕されるエリア(WRANエリア)に存在する認可されたTV信号をロバスト且つ正確に感知することである。
米国では、TVスペクトルは、NTSC(National Television System Committee)ブロードキャスト信号と共存するATSC(Advanced Television Systems Committee)ブロードキャスト信号を現在含んでいる。また、ATSCブロードキャスト信号は、デジタルTV(DTV)信号とも呼ばれる。現在、NTSC送信は、2009年で終了し、その時点で、TVスペクトルは、ATSCブロードキャスト信号のみを含むことになる。
したがって、上述されたように、WRANシステムの1つの目的は、特定のWRANエリアに存在するTV信号と干渉しないことであり、WRANシステムにおいて、ATSCブロードキャストを検出することができることが重要である。ATSC信号を検出する1つの公知の方法は、ATSC信号の一部である小さなパイロット信号を発見することである。係る検出器はシンプルであり、ATSCパイロット信号を抽出する非常の狭帯域フィルタをもつフェーズロックループを含む。WRANシステムでは、この方法は、ATSC検出器が抽出されたATSCパイロット信号を提供するかを簡単にチェックすることで、ブロードキャストチャネルが現在使用中であるかをチェックする容易なやり方を提供する。残念なことに、この方法は、特に非常に低い信号対雑音比(SNR)の環境において正確ではない場合がある。パイロットキャリアの位置にスペクトル成分を有する帯域において干渉信号が存在する場合、実際、ATSC信号の誤った検出が行われる場合がある。
非常に低い信号対雑音比(SNR)の環境においてATSCブロードキャスト信号を検出する精度を改善するため、ATSC DTV信号に埋め込まれるセグメント同期シンボル及びフィールド同期シンボルが利用され、誤った警告の確率が低減される一方で、検出の確率が改善される。特に、本発明の原理によれば、本装置は、多数のチャネルのうちの1つを通して無線ネットワークと通信するトランシーバと、多数の時間インターバルを通してチャネルのうちの1つの信号をサンプリングして、全体的な統計的尺度を形成し、全体の統計的尺度の関数として既存の信号(incumbent signal)が存在するかを判定する信号検出器とを有する。
本発明の例示的な実施の形態では、トランシーバは、WRAN(Wireless Regional Area Network)トランシーバであり、既存の信号は、ATSCブロードキャスト信号であり、信号検出器は、多数の時間インターバルを通してチャネルをサンプリングして、ATSCデータセグメントの同期信号の存在に関して全体的な統計的尺度を形成する。
本発明の別の例示的な実施の形態では、受信機は、WRAN(Wireless Regional Area Network)受信機であり、既存の信号は、ATSCブロードキャスト信号である。WRAN受信機は、ATSCデータセグメント同期信号を発見する全体の観測時間を複数のスライスに分割し、それぞれのスライスについて計算された統計値から少なくとも1つの全体の統計値を計算し、少なくとも1つの全体の統計値がある閾値よりも大きいかを判定し、全体の統計値が閾値よりも大きい場合にATSC信号が存在すると判定し、さもなければ、ATSC信号は存在しないと判定する。
上記に関して、及び、詳細な説明を読んで明らかなように、他の実施の形態及び特徴も可能であり、本発明の原理に含まれる。
テレビジョン(TV)チャネルを一覧する表1である。 ATSC DTV信号のフォーマットを示す図である。 ATSC DTV信号のフォーマットを示す図である。 本発明の原理に係る例示的なWRANシステムを示す図である。 図4のWRANシステムにおける使用のための本発明の原理に係る例示的なフローチャートである。 本発明の原理に係る別の例示的なフローチャートである。 本発明の原理に係る図4のWRANシステムにおける使用のための例示的な受信機を示す図である。 本発明の原理に係る例示的な信号検出器を示す図である。
本発明の概念以外に、図面に示されるエレメントは公知であり、詳細に記載されない。また、テレビジョンブロードキャスト、受信機及びビデオ符号化に精通していることが前提とされ、本実施の形態では詳細に記載されない。たとえば、本発明の概念以外に、現在及び提案されるNTSC(National Television Systems Committee)、PAL(Phase Alternating Lines)、SECAM(SEquential Coupleur Avec Memoire)、ATSC(Advanced Television System Committee)のようなTV規格の勧告、及びIEEE802.16, 802.11h等のようなネットワーキングの勧告に精通していることが前提とされる。ATSCブロードキャスト信号の更なる情報は、以下のATSC規格で発見することができる。Digital Television Standard (A53), Revision C, including Amendment No. 1 and Corrigendum No. 1, Doc. A/53C; and Recommended Practice: Guide to the Use of the ATSC Digital Television Standard (A/54)。
同様に、発明の概念以外に、8レベル残留側波帯(8−VSB)、直交振幅変調(QAM)、直交周波数分割多重(OFDM)又は符号化OFDM(COFDM)のような伝送コンセプト、無線周波(RF)フロントエンド又は、低雑音ブロック、チューナ、及び復調器、相関器、リークインテグレータ及びスクエアのような受信機セクションのような受信機コンポーネントが前提とされる。
同様に、本発明の概念以外に、トランスポートビットストリームを生成する(MPEG(Moving Picture Expert Group)−2システム標準(ISO/IEC13818−1)のような)フォーマット及び符号化方法は公知であり、本実施の形態で記載されない。また、本発明の概念は、従来のプログラミング技術を使用して実現される場合があり、このプログラミング技術は、本実施の形態で記載されない。最後に、図面の同じ参照符号は、同様のエレメントを表す。
図1の表1には、米国のTVスペクトルが示されており、この表1は、超短波(VHF)及び極超短波(UHF)帯域におけるTVチャネルのリストを与える。それぞれのTVチャネルについて、割り当てられた周波数帯域の対応する下側のエッジが示される。たとえば、TVチャネル2は54MHz(数百万ヘルツ)で開始し、TVチャネル37は608MHzで開始し、TVチャネル68は794MHzで開始する等である。当該技術分野で知られるように、それぞれのTVチャネル又はバンドは、6MHzの帯域を占める。係るように、TVチャネル2は、54MHz〜60MHzの周波数スペクトル(又はレンジ)をカバーし、TVチャネル37は、608MHz〜614MHzのバンドをカバーし、TVチャネル68は、794MHz〜800MHzのバンドをカバーする等である。この記載のコンテクストでは、TVブロードキャスト信号は、「広帯域信号」である。先に述べたように、WRANシステムは、TVスペクトルにおける不使用のテレビジョン(TV)ブロードキャストチャネルを利用する。この点に関して、WRANシステムは、チャネルセンシングを実行して、これらのTVチャネルのどれがWRANエリアにおいて実際にアクティブ(又は既存“incumbent”)であるかを判定し、WRANシステムによる使用のために実際に利用可能なTVスペクトルの部分を決定する。
この例では、それぞれのTVチャネルは、対応するATSCブロードキャスト信号と関連されることが前提とされる。また、ATSCブロードキャスト信号は、本明細書ではデジタルTV(DTV)信号と呼ばれる。ATSC信号のフォーマットは、図2及び図3で示される。DTVデータは、8−VSB(残留側波帯)を使用して変調され、データセグメントで送信される。ATSCデータセグメントは、図2で示される。ATSCデータセグメントは、832のシンボルからなり、4つのシンボルはデータセグメント同期用であり、828のシンボルはデータシンボル用である。図2から観察することができるように、データセグメント同期は、それぞれのデータセグメントの開始で挿入され、バイナリ1001パターンを表す2レベル(バイナリ)の4シンボル系列である。多数のデータセグメント(313セグメント)は、ATSCデータフィールドを有し、このフィールドは、全体で260,416シンボル(832×313)を含む。データフィールドにおける第一のデータセグメントは、フィールド同期セグメントと呼ばれる。フィールド同期セグメントの構造は、図3に示されており、この場合、それぞれのシンボルは、1ビットのデータ(2レベル)を表す。フィールド同期セグメントでは、511ビットの擬似ランダム系列(PN511)は、データセグメント同期の直後に続く。PN511の後、互いに連結される3つの同一の63ビットの擬似ランダム系列(PN63)が存在し、第二のPN63系列は、1つのデータフィールドおきに反転される。
データセグメント同期及びフィールド同期は、ATSCブロードキャスト信号のシグニチャ信号を表す。たとえば、受信された信号におけるデータセグメント同期パターンの検出は、ATSCブロードキャスト信号として受信された信号を識別するために使用される。係るように、非常に低い信号対雑音比(SNR)環境においてATSCブロードキャスト信号を検出する精度を改善するため、ATSC DTV信号に埋め込まれたデータセグメント同期シンボル及びフィールド同期シンボルは、誤った警告の確率を低減しつつ、検出の確率を改善するために利用される。特に、本発明の原理によれば、本装置は、多数のチャネルのうちの1つを通して無線ネットワークと通信するトランシーバと、多数の時間インターバルを通してチャネルをサンプリングして全体の統計的尺度を形成し、全体の統計的尺度の関数として、既存の信号が存在するかを判定する信号検出器とを有する。本発明の例示的な実施の形態では、受信機は、WRAN(Wireless Regional Area Network)受信機であり、既存の信号はATSCブロードキャスト信号であり、信号検出器は、多数の時間インターバルを通してチャネルをサンプリングして、ATSCセグメント同期信号の存在に関して全体の統計的な尺度を形成する。
本発明の原理を組み込んだ例示的なWRAN(Wireless Regional Area Network)システム200は、図4に示される。WRANシステム200は、(図4に示されない)地理的なエリア(WRANエリア)に給仕する。一般論として、WRANシステムは、1以上の加入者宅内機器(CPE)250と通信する少なくとも1つの基地局(BS)205を有する。後者は、固定されている場合がある。CPE250は、プロセッサベースのシステムであり、図4における破線のボックスの形式で示されるプロセッサ290及びメモリ295により表されるように1以上のプロセッサ及び関連されるメモリを含む。このコンテクストでは、コンピュータプログラム又はソフトウェアは、プロセッサ290による実行のためにメモリ295に記憶される。後者は、1以上の記憶されたプログラム制御プロセッサを表しており、これらは、トランシーバ機能にとって専用となる必要はなく、たとえば、プロセッサ290は、CPE250の他の機能を制御する場合がある。メモリ295は、任意の記憶装置を表し、たとえば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)等は、CPE250の内部及び/又は外部にある場合があり、必要に応じて揮発性及び/又は不揮発性である。アンテナ210及び255を介してBS205とCPE250の間の通信の物理層は、トランシーバ285を介してOFDMに基づいており、矢印211により表される。WRANネットワークに入るため、CPE250は、はじめに、BS205と「接続“associate”」しようとする。この試みの間、CPE250は、トランシーバ285を介して、CPE250の機能に関する情報をBS205に制御チャネル(図示せず)を介して送信する。報告される機能は、たとえば最小及び最大の送信電力、及び、サポートされる又は利用可能な送信及び受信のチャネルリストを含む。この点に関して、CPE250は、本発明の原理に従って「チャネルセンシング」を実行し、どのTVチャネルがWRANエリアでアクティブではないかを判定する。次いで、WRAN通信での使用のための結果的に得られる利用可能なチャネルリストがBS205に提供される。後者は、上述された報告された情報を使用して、CPE250がBS205と接続するのを許可すべきかを判定する。
図5を参照して、本発明の原理に係るチャネルセンシングの実行において使用するために例示的なフローチャートが示される。図5のフローチャートは、全てのチャネルを通して、又はCPE250が可能性のある使用のために選択したチャネルのみを通してCPE250により実行される。好ましくは、あるチャネルにおける既存の信号を検出するため、CPE250は、検出期間の間にそのチャネルにおける送信を停止する。この点に関して、BS205は、制御メッセージ(図示せず)をCPE250に送出することで静穏の期間をスケジュールする。ステップ305では、CPE250は、あるチャネルを選択する。この例では、チャネルは、図1の表1に示されるTVチャネルのうちの1つであることが想定されるが、本発明の概念はそのように制限されず、他の帯域幅を有する他のチャネルにも適用される。ステップ310では、CPE250は、選択された信号をスキャンして、既存の信号の存在をチェックする。特に、CPE250は、多数の時間インターバルを通して選択されたチャネルをサンプリングして、(以下で更に記載される)既存の信号が存在するかの判定で使用するために全体的な統計的尺度を形成する。既存の信号が検出されていない場合、ステップ315で、CPE250は、(使用頻度マップとも呼ばれる)利用可能なチャネルリストで、WRANシステムによる使用のために利用可能であるとして選択されたチャネルを示す。しかし、既存信号が検出された場合、ステップ320で、CPE250は、WRANシステムによる使用のために利用可能ではないとして選択されたチャネルを記録する。本明細書で使用されるように、使用頻度マップは、たとえば図4のメモリ295に記憶されるデータ構造であり、このデータ構造は、図4のWRANシステムにおける使用のために利用可能又は利用不可能に係らず、1以上のチャネル及びその部分を識別する。チャネルを利用可能又は利用不可能であるとしてマークすることは任意のやり方で行うことができる。たとえば、利用可能なチャネルリストは、利用可能なチャネルのみを一覧する場合があり、これにより他のチャネルを利用不可能として示すことができる。同様に、利用可能なチャネルリストは、利用不可能なチャネルのみを示し、これにより他のチャネルを利用可能であるとして示すことができる。
図6には、図5のステップ310を実行する例示的なフローチャートが示される。図6のフローチャートでは、CPE250は、選択されたチャネルでATSCデータセグメントの同期信号を発見する。ステップ350では、CPE250は、全体の観測時間を多数の時間のスライス(タイムスライス)に分割する。ステップ355では、CPE250は、選択されたチャネルで受信されたベースバンド信号y[n]について、それぞれのタイムスライスにおける少なくとも1つのテスト統計値(T)を計算する。それぞれのタイムスライスについてTを決定するために使用される例示的な式は、以下の通りである。
Figure 2010516175
この場合、i,n及びkはインデックスである。変数Nは、データセグメント及びフィールド同期セグメントを例示的に含む収集されたセグメントの数であり、あるタイムスライスを通してテスト統計値の計算のために使用される。本実施の形態で使用されるように、「収集されたセグメント」は、特定のタイムスライス内のテスト統計値を計算するために使用されるセグメントである。変数Lは、セグメント当たりのサンプルの数であり、たとえば、サンプルレートがシンボルレートの2倍である場合、L=2*832=1664であり、サンプルレートがシンボルレートに等しい場合、L=832である。変数Kは、スライディングウィンドウの加算(sliding window addition)で使用されるデータの数であり、たとえば、サンプルレートがシンボルレートの2倍である場合、K=8又はK=4である、サンプルレートがシンボルレートに等しい場合、K=4である。変数Mは、スライディングウィンドウの加算において、M個おきのデータがスライディングウィンドウの加算において互いに加えられ、サンプルレートがシンボルレートの2倍である場合、M=2は、スライディングウィンドウの加算において1つおきのデータが互いに加算され、サンプルレートがシンボルレートに等しい場合、Mは常に1であり、連続するデータがスライディングウィンドウで互いに加算されることを示す。変数y[n]は、選択されたチャネルでの受信された信号について、ベースバンドサンプルの系列である。例示的に、サンプルレートがシンボルレートの2倍である場合、以下の値が使用される。K=8,M=1;K=4,M=2;及びK=4,M=1。
サンプルレートがシンボルレートに等しい場合、使用することができる組み合わせはK=4,M=1である。ステップ360では、CPE250は、それぞれのタイムスライスについて全てのT値を通して少なくとも1つの全体的な統計的な値を計算する。たとえば、CPE250は、全てのT値を通して平均値を計算する。ステップ365では、CPE250は、Tの平均値を(システムにより必要とされる誤った警告のレートの関数として経験的に決定される)閾値と比較する。Tの平均値が閾値よりも大きい場合、ATSC信号が存在する。しかし、Tの平均値が閾値以下である場合、ATSC信号は存在しない。
全体の観測時間について例示的な値は、10のタイムスライスによる100ミリ秒である。全体の観測時間について100ミリ秒の値は、4を僅かに超えるATSCフィールドに対応する。しかし、大きい値又は小さい値による全体の観測時間が使用される場合がある。全体の観測時間の値は、既存の信号がどの位早く検出される必要があるかに関する関数として個別的に決定される。たとえば、802.22 WRANシステムでは、ワイヤレスエンドポイント(たとえばCPE250又はBS205)は、既存の信号の存在を検出し、2秒において占有されたチャネルから移る。タイムスライスは、全体の観測時間内で連続的となる必要がない。たとえば、100ミリ秒の全体の観測時間内で、それぞれのタイムスライスは、4.06ミリ秒又は9.25ミリ秒の値を有する場合がある。
図7を参照して、CPE250における使用のための受信機405の例示的な部分が(たとえばトランシーバ285の一部として)示される。本発明の概念に関連する受信機405の部分のみが示される。受信機405は、チューナ410、信号検出器415及びコントローラ425を有する。後者は、(プロセッサ290のような)マイクロプロセッサといった1以上のストアドプログラム制御プロセッサを表し、これらは、本発明の概念にとって専用である必要はなく、たとえば、コントローラ425は、受信機405の他の機能を制御する場合がある。さらに、受信機405は、たとえばランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)のような(メモリ295のような)メモリを含み、コントローラ425の一部又はコントローラとは個別である場合がある。簡単にするために、処理がデジタル領域で行われる場合、自動利得制御(AGC)エレメント、アナログ−デジタル変換器(ADC)及び更なるフィルタリングのような幾つかのエレメントが図7に示されていない。本発明の概念以外に、これらのエレメントは、当業者にとって容易に明らかである。この点に関して、本実施の形態で記載される実施の形態は、アナログ又はデジタル領域で実現される場合がある。さらに、当業者であれば、幾つかの処理が必要に応じて複雑な信号経路を含む場合があることを認識するであろう。
上述したフローチャートのコンテクストでは、チューナ410は、特定のTVチャネルを選択するために双方向の信号経路426を介してコントローラ425によりチャネルの異なる1つに同調される。それぞれ選択されたチャネルについて、入力信号404が存在する場合がある。入力信号404は、上述された“ATSC Digital Television Standard”に従ってデジタルVSB変調信号のような既存の信号を表す場合がある。チューナ410は、ダウンコンバートされた信号411(先に参照されたy[n])を信号検出器415に供給し、この信号検出器は、本発明の原理に従って信号411を処理し、信号404が既存の信号であるかを判定する。信号検出器415は、経路416を介してコントローラ425に結果的に得られる情報を供給する。
図8を参照して、信号検出器415の例示的な実施の形態が示される。入力信号411は、遅延された、共役されたバージョンの入力信号で乗算される(505,510)。結果は、(先の式(1)で例示された)8又は4サンプルのスライディングウィンドウの加算エレメント515に印加される。エレメント515からの出力信号は、アキュムレータ52に印加される。アキュムレータ520に続いて、信号の振幅(525)が計算される(又は、より簡単に、振幅の自乗がI+Qとして計算される。I及びQは、アキュムレータの信号出力のそれぞれ同相成分及び直交成分である。)。それぞれのタイムスライスにおける様々な振幅値のうちの最大値は、ピーク検出器530で決定される。全てのタイムスライスのピーク値は、エレメント535により互いに平均され、結果は閾値との比較のために閾値コンパレータ540に供給される。
上記から観察されるように、本発明の概念は、ATSCブロードキャスト信号に存在する(たとえばATSCデータセグメント同期信号といった)シグニチャ信号のうちの1つを発見するコンテクストで記載された。しかし、本発明の概念は、そのように限定されるものではない。たとえば、本発明の概念は、ATSCフィールド同期信号の検出と共に使用される。確かに、本発明の概念は、1以上のシグニチャ信号を含む信号を検出することに適用可能である。さらに、本発明の概念は、たとえばエネルギー検出等の信号の存在を検出する他の技術と組み合わせることができる。また、本発明の概念は、図4のCPE250のコンテクストで記載されたが、本発明はそのように限定されず、たとえばチャネルセンシングを実行するBS205の受信機に適用することができる。さらに、本発明の概念は、WRANシステムに限定されず、チャネルセンシングを実行する受信機に適用される。最後に、全体の統計的な値の例として平均が使用されたが、本発明の概念はそのように限定されず、たとえば全てのタイムスライスを通した最大値といった他の測定値が使用される場合がある。同様に、式(1)は単なる例であって、タイムスライスの統計値の他の測定値が使用される場合がある。
上記の観点で、上述した内容は、本発明の原理を例示するものであって、当業者であれば、本明細書で明示的に記載されていないが、本発明の原理を実施し、且つ本発明の精神及び範囲にある様々な代替的な構成を考案することができることを理解されたい。たとえば、個別の機能的なエレメントのコンテクストで例示されたが、これらの機能エレメントは、1以上の集積回路(IC)で実施される場合がある。同様に、個別のエレメントとして示されたが、(たとえば図8の)何れか又は全てのエレメントは、たとえばデジタルシグナルプロセッサといったストアドプログラム制御プロセッサで実現される場合があり、このプロセッサは、たとえば図5及び図6に示されるステップのうちの1以上に対応する関連するソフトウェアを実行する。さらに、本発明の原理は、たとえば衛星、Wi−Fi(Wireless−Fidelty)、セルラー等の他のタイプの通信システムに適用可能である。確かに、本発明の概念は、固定型又は移動型の受信機にも適用可能である。したがって、特許請求の範囲により定義される本発明の精神及び範囲から逸脱することなしに、様々な変更が例示的な実施の形態に対してなされる場合があり、他のアレンジメントが考案される場合があることを理解されたい。

Claims (15)

  1. ワイヤレスエンドポイントで用いられる方法であって、
    多数のチャネルのうちの1つに同調するステップと、
    既存の信号を示すシグニチャ信号を表す全体の統計的な測定値を形成するため、多数の時間インターバルを通して同調されたチャネルの信号をサンプリングするステップと、
    前記全体の統計的な測定値の関数として前記同調されたチャネルに前記既存の信号が存在するかを判定するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記シグニチャ信号は、ATSC(Advanced Television Systems Committed)データセグメントの同期信号である、
    請求項1記載の方法。
  3. 前記全体の統計的な測定値は、平均値である、
    請求項1記載の方法。
  4. 前記全体の統計的な測定値は、最大値である、
    請求項1記載の方法。
  5. 前記サンプリングするステップは、
    全体の観測時間を多数のタイムスライスに分割するステップと、
    それぞれのタイムスライスについて、前記信号から前記シグニチャ信号を表す統計的な測定値を決定するステップと、
    それぞれのタイムスライスについて、前記統計的な測定値のそれぞれから前記全体の統計的な測定値を決定するステップと、
    を含む請求項1記載の方法。
  6. 前記多数のタイムスライスは、全体の時間インターバル内で連続的ではない、
    請求項5記載の方法。
  7. 前記決定するステップは、前記全体の統計的な測定値を閾値と比較して、前記既存の信号が存在するかを判定するステップを含む、
    請求項1記載の方法。
  8. 既存の信号が存在しない場合に前記同調されたチャネルが利用可能であることを示す利用可能なチャネルのリストを記録するステップを更に含む、
    請求項1記載の方法。
  9. 多数のチャネルのうちの1つに同調するチューナと、
    シグニチャ信号を表す全体の統計的な測定値を形成するため、多数の時間インターバルを通して同調されたチャネルの信号をサンプリングし、前記全体の統計的な測定値の関数として前記同調されたチャネルに既存の信号が存在するかを判定する信号検出器と、
    を有することを特徴とする装置。
  10. 前記シグニチャ信号は、ATSC(Advanced Television Systems Committed)データセグメントの同期信号である、
    請求項9記載の装置。
  11. 前記全体の統計的な測定値は、平均値である、
    請求項9記載の装置。
  12. 前記全体の統計的な測定値は、最大値である、
    請求項9記載の装置。
  13. 前記多数の時間インターバルは、タイムスライスであり、
    前記信号検出器は、
    前記既存の信号と該信号の遅延された共役と乗算して出力信号を供給する乗算手段と、
    多数のサンプル時間を通して前記出力信号にスライディングウィンドウの加算を実行する加算手段と、
    それぞれのタイムスライスを通して前記加算手段の出力を累積する累積手段と、
    全てのタイムスライスについての全体の平均の形成において使用するため、それぞれのタイムスライスを通して前記累積手段からの出力の最大の振幅を決定するピーク検出器と、
    前記全体の平均を閾値と比較して、前記同調されたチャネルに既存の信号が存在するかを判定する閾値比較手段と、
    を有する請求項9記載の装置。
  14. 前記多数のタイムスライスは、連続的ではない、
    請求項13記載の装置。
  15. 既存の信号が存在しない場合に前記同調されたチャネルが利用可能であることを示す利用可能なチャネルのリストを記憶するメモリを更に有する、
    請求項9記載の装置。
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