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JP2010513270A - 脂肪族アルコール及び/又はその反応性誘導体のカルボニル化方法 - Google Patents

脂肪族アルコール及び/又はその反応性誘導体のカルボニル化方法 Download PDF

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JP2010513270A JP2009541278A JP2009541278A JP2010513270A JP 2010513270 A JP2010513270 A JP 2010513270A JP 2009541278 A JP2009541278 A JP 2009541278A JP 2009541278 A JP2009541278 A JP 2009541278A JP 2010513270 A JP2010513270 A JP 2010513270A
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Abstract

−C脂肪族カルボン酸又は対応のエステルを含む生成物は、8員以上の環によって規定されるチャネルと相互接続される8員環チャネルを有するゼオライト触媒の存在下で、C−C脂肪族アルコール又はその反応性誘導体を一酸化炭素と反応させる工程を含む方法によって製造され、且つ8員環が、少なくとも2.5オングストローム×少なくとも3.6オングストロームの領域寸法及び少なくとも1個のブレンステッド酸部位を有し、そしてゼオライトが、少なくとも5のシリカ:X(但し、Xがアルミニウム、ホウ素、鉄、ガリウム及びこれらの混合物から選択される。)比を有し、且つゼオライトが、モルデン沸石又はフェリエ沸石ではない。
【選択図】なし

Description

本発明は、低級の脂肪族カルボン酸及び/又はその、対応のエステルを、対応の低級の脂肪族アルコール及び/又はそのエステル又はエーテル誘導体のカルボニル化によって選択的に製造する方法、特に、メタノール及び/又はそのエステル又はエーテル誘導体のカルボニル化によって酢酸及び/又は酢酸メチルを選択的に製造する方法に関する。また、本発明は、ジメチルエーテルから酢酸メチルを製造する改良法、更に詳細には、アルキルエーテルのカルボニル化によって脂肪族カルボン酸のアルキルエステルを製造する改良法に関する。別の実施形態において、本発明は、低級アルキルエーテルからアルキルエステルを最初に製造し、次に、エステルを酸に加水分解することによる低級の脂肪族カルボン酸の製造方法に関する。この例示では、ジメチルエーテルのカルボニル化によって酢酸を製造して、酢酸メチルを形成し、次に、エステルを加水分解して、酢酸を製造する。
酢酸を製造する最も広く使用されている工業的な方法は、メタノールのカルボニル化であり、例えば英国特許第1185453号明細書及び英国特許第1277242号明細書並びに米国特許第3689533号明細書に一般に記載されている。この種の方法において、メタノールを、ロジウム又はイリジウム含有触媒の存在下、更にはハロゲン(通常は、ヨウ素)含有促進剤の存在下、一酸化炭素又は一酸化炭素含有気体と反応させる。広く使用されているものの、それでもなお、かかる方法では、ヨウ化物の存在に起因して高価な耐食合金の使用を必要とし、これにより、一般的な蒸留によって酢酸から除去することが困難である低水準のヨウ素含有副生成物の製造をもたらす。かかる反応に対して、非ハロゲン化物ベースの触媒系が研究されたものの、主として触媒寿命と選択性の課題に起因して、いずれも商業化されなかった。
多くの特許では、メタノール又はメタノールとジメチルエーテルの混合物を触媒の存在下でカルボニル化する方法を記載している。一般に、生成物は、無水酢酸を含む場合がある酢酸と酢酸メチルの混合物である。これらの特許において、生じる場合がある反応の1つが、ジメチルエーテルをカルボニル化して、酢酸メチルを形成することであることが開示されている。
欧州特許出願公開第0596632号明細書では、脂肪族アルコール又はその反応性誘導体を、高温及び高圧の条件下、銅、ニッケル、イリジウム、ロジウム又はコバルト充填モルデン沸石ゼオライト触媒の存在下で一酸化炭素と接触させることによる脂肪族カルボン酸の製造方法を開示している。
国際公開第2005/105720号パンフレットでは、脂肪族アルコール及び/又はその反応性誘導体を、骨格元素として、ケイ素、アルミニウム、そして更には1種以上のガリウム、ホウ素及び鉄を有する、銅、ニッケル、イリジウム、ロジウム又はコバルト充填モルデン沸石触媒の存在下で一酸化炭素と接触させることによって、脂肪族カルボン酸、そのエステル又は無水物を製造する方法を開示している。
米国特許第6387842号明細書は、アルコール、エーテル及び/又はエーテルアルコール原料を、固体の超酸、クレー、ゼオライト又は分子篩を含む触媒の存在下、温度及び圧力の条件下で一酸化炭素との反応によって酸素化生成物に転化する方法及びかかる転化に用いる触媒を開示している。
Cheung等(Angew, Chem. Int. Ed 2006, 45, (10), 1617)は、ゼオライトのモルデン沸石、フェリエ沸石、そして更にはゼオライトZSM−5、BEA及びUSYを用いてジメチルエーテルのカルボニル化を行った。後者の3つのゼオライト型は、8員環チャネルを含まない。
英国特許第1185453号明細書 英国特許第1277242号明細書 米国特許第3689533号明細書 欧州特許出願公開第0596632号明細書 国際公開第2005/105720号パンフレット 米国特許第6387842号明細書
Cheung等(Angew, Chem. Int. Ed 2006, 45, (10), 1617)
本発明は、少なくとも1種の8員環チャネルを有するゼオライトを含む触媒の存在下で、対応のC−C脂肪族アルコール、例えばメタノール及び/又はそのエステル又はエーテル誘導体、例えばジメチルエーテルを一酸化炭素でカルボニル化することによるC−C脂肪族カルボン酸、例えば酢酸及び/又は対応のC−Cエステル、例えば酢酸メチルを選択的に製造する方法であって、8員環チャネルを、8員以上の環によって規定されるチャネルと相互接続させ、且つ8員環が、少なくとも2.5オングストローム×少なくとも3.6オングストロームの領域寸法及び少なくとも1個のブレンステッド酸部位を有し、そしてゼオライトが、少なくとも5のシリカ:X(但し、Xがアルミニウム、ホウ素、鉄、ガリウム及びこれらの混合物から選択される。)比を有し、且つゼオライトが、モルデン沸石又はフェリエ沸石ではないことを特徴とするC−C脂肪族カルボン酸及び/又は対応のエステルの製造方法を含む。
また、本発明は、少なくとも1種の8員環チャネルを有するゼオライトを含む触媒の存在下で、実質的に無水条件下にC−Cアルキルエーテル、例えばジメチルエーテルを一酸化炭素でカルボニル化する工程を含むC−C脂肪族カルボン酸のC−Cアルキルエステル、例えば酢酸メチルを含む生成物の製造方法であって、8員環チャネルを、8員以上の環によって規定されるチャネルと相互接続させ、且つ8員環が、少なくとも2.5オングストローム×少なくとも3.6オングストロームの領域寸法及び少なくとも1個のブレンステッド酸部位を有し、そしてゼオライトが、少なくとも5のシリカ:X(但し、Xがアルミニウム、ホウ素、鉄、ガリウム及びこれらの混合物から選択される。)比を有し、且つゼオライトが、モルデン沸石又はフェリエ沸石ではないことを特徴とする製造方法を含む。
本発明は、少なくとも1種の8員環チャネルを有するゼオライトを含む触媒の存在下で、対応のC−C脂肪族アルコール、例えばメタノール及び/又はそのエステル又はエーテル誘導体、例えばジメチルエーテルを一酸化炭素でカルボニル化することによるC−C脂肪族カルボン酸、例えば酢酸及び/又は対応のエステル、例えば酢酸メチルを選択的に製造する方法であって、8員環チャネルを、8員以上の環によって規定されるチャネルと相互接続させ、且つ8員環が、少なくとも2.5オングストローム×少なくとも3.6オングストロームの領域寸法及び少なくとも1個のブレンステッド酸部位を有し、そしてゼオライトが、少なくとも5のシリカ:X(但し、Xがアルミニウム、ホウ素、鉄、ガリウム及びこれらの混合物から選択される。)比を有し、且つゼオライトが、モルデン沸石又はフェリエ沸石ではないことを特徴とするC−C脂肪族カルボン酸及び/又は対応のエステルの製造方法を含む。
また、本発明は、少なくとも1種の8員環チャネルを有するゼオライトを含む触媒の存在下で、実質的に無水条件下にC−Cアルキルエーテル、例えばジメチルエーテルを一酸化炭素でカルボニル化する工程を含むC−C脂肪族カルボン酸のC−Cアルキルエステル、例えば酢酸メチルを含む生成物の製造方法であって、8員環チャネルを、8員以上の環によって規定されるチャネルと相互接続させ、且つ8員環が、少なくとも2.5オングストローム×少なくとも3.6オングストロームの領域寸法及び少なくとも1個のブレンステッド酸部位を有し、そしてゼオライトが、少なくとも5のシリカ:X(但し、Xがアルミニウム、ホウ素、鉄、ガリウム及びこれらの混合物から選択される。)比を有し、且つゼオライトが、モルデン沸石又はフェリエ沸石ではないことを特徴とする製造方法を含む。
本発明の一の実施形態において、本発明の方法への供給材料における一成分は、C−C脂肪族アルコールであっても良い。本発明の方法は、アルコール、例えばメタノール、エタノール及びn−プロパノールに対して特に利用可能である。好ましいアルコールは、メタノールである。アルコールの代わりに、又はアルコールに加えて使用されても良いアルコールの反応性誘導体としては、アルコールのエステル及びC−Cアルコールのエーテル誘導体を挙げられる。メタノールの好適な反応性誘導体としては、酢酸メチル及びジメチルエーテルを含む。アルコールとその反応性誘導体との混合物を使用しても良く、例えばメタノールと酢酸メチルの混合物である。
アルコールを本発明の方法に対する供給材料として使用する場合、生成物は、アルコールの転化度に応じて異なるであろう。転化率が100%である場合、生成物は、対応のカルボン酸であろう。従って、メタノールがアルコール供給材料である場合、生成物は、酢酸を含むであろう。転化率が100%未満である場合、アルコールは、対応のカルボン酸とカルボン酸エステルの混合物に転化されるであろう。供給材料として用いられるエステルが対称エステル、例えば酢酸メチルである場合、カルボニル化法における主生成物は、対応のカルボン酸(この場合、酢酸)であろう。エステルが非対称である場合、生成物は、エステルにおける各々のアルキル基から形成されるカルボン酸の混合物を含むであろう。
本発明の別の実施形態において、本発明の方法への供給材料における一成分は、C−Cアルキルエーテル、すなわち、下式:
Figure 2010513270
[但し、R及びRが独立してC−Cアルキル基である。]
を有する化合物を含む。R及びRがアルキル基である場合、基R及びRにおける炭素原子の合計数は、2〜6個である。R及びRは、直鎖のアルキル基であるのが好ましく、1〜3個の炭素原子を有する直鎖のアルキル基、例えばメチル、エチル及びn−プロピルであるのが最も好ましい。
エーテルが対称エーテル、例えばジメチルエーテルである場合、主生成物は、対応の、脂肪族酸のアルキルエステル(この場合、酢酸メチル)であろう。エーテルが非対称である場合、生成物は、2個のC−O結合が反応で開裂されたのかに応じて、2種類の考え得るカルボン酸エステルの一方又は両方を含むであろう。例えば、供給材料がメチルエチルエーテル(R=メチル;R=エチル)である場合、生成物は、酢酸エチル及び/又はプロピオン酸メチルを含むであろう。
本発明の方法における第2の成分は、一酸化炭素を含む供給材料である。供給材料は、実質的に純粋な一酸化炭素(CO)、例えば工業ガスの供給業者によって一般的に提供される一酸化炭素を含んでいても良く、或いは供給材料は、アルキルエーテルの所望のエステルへの転化を妨げない不純物、例えば水素、窒素、ヘリウム、アルゴン、メタン及び/又は二酸化炭素を含んでいても良い。例えば、供給材料は、深冷分離を介して及び/又は膜を使用して合成ガスから水素を除去することによって商業的に作製されるのが一般的であるCOを含んでいても良い。
一酸化炭素供給材料は、実質量の水素を含んでいても良い。例えば、供給材料は、合成ガスとして一般的に知られているものであっても良く、すなわち、種々の有機又は無機化合物の合成、特にアンモニアの合成に使用される多くの気体混合物であっても良い。合成ガスは、一般に、炭素リッチな物質を水蒸気(水蒸気改質として知られている方法)又は水蒸気及び酸素(部分酸化法)と反応させることにより得られる。かかる気体は、主として一酸化炭素と水素を含み、そして更には、少量の二酸化炭素及び窒素を含んでいても良い。好適には、一酸化炭素:水素の割合は、モル基準で、1:3〜15:1の範囲であっても良く、例えば1:1〜10:1の範囲である。合成ガスを使用する能力により、メタノールから酢酸を製造する方法に対する別の利点、すなわち、安価な一酸化炭素供給材料の選択を提供する。メタノールの酢酸への方法(methanol−to−acetic acid processes)において、供給材料に水素を含むことにより、望まない水素化の生成をもたらす可能性がある。
本発明の方法で使用する触媒は、モルデン沸石及びフェリエ沸石を除くゼオライトである。ゼオライトは、天然及び合成の両方共に、X線回折によって測定されるような明確な結晶性構造を有するマイクロ細孔の結晶性アルミノシリケート材料である。ゼオライトの化学組成は、広範に変更可能であるものの、一般的には、SiOからなり、Si原子の一部を、4価の原子、例えばTi又はGe、3価の原子、例えばAl、B、Ga、Fe又は2価の原子、例えばBe、或いはこれらの組み合わせで置換しても良い。ゼオライトは、他のチャネル系或いはキャビティ、例えばサイドポケット又はケージと相互接続されていても良いチャネルの系から構成される。チャネル系(channel system)は、特定のゼオライト内にて寸法の点で均一であり、三次元であって良いものの、必ずしもそうではなく、二次元又は一次元であっても良い。ゼオライトのチャネル系を、12員環、10員環又は8員環を介して接触させるのが一般的である。本発明で使用するゼオライトは、8員環によって規定される少なくとも1種のチャネルを含む。好ましいゼオライトは、ゼオライト構造内にサイドポケット又はケージを有さないゼオライトである。Atlas of Zeolite Framework Types (C. Baerlocher, W. M. Meier, D. H. Olson, 第5版. Elsevier, Amsterdam, 2001))並びにウェブベースバージョン(http://www.iza−structure.org/databases/)は、ゼオライトに存在する環構造の種類及び各環の種類によって規定されるチャネルの寸法を含むゼオライト骨格に関する位相的及び構造的な詳細の要約である。本発明の場合、‘ゼオライト’なる用語は、ゼオライト型構造、例えば薄片状多孔性の結晶性酸化物材料及び柱状の層状酸化物材料、例えばITQ−36を有する材料も含む。
本発明の方法は、2.5オングストローム×3.6オングストロームの最小寸法を有する領域寸法の、四面体配位原子(テトラヘドラ)の8員環によって規定される少なくとも1種のチャネルを有するゼオライトを用いる。8員環チャネルを、8員以上、例えば10員及び/又は12員の環によって規定される少なくとも1種のチャネルと相互接続させる。相互接続された8員、10員及び12員環チャネルにより、8員環チャネルに含まれるブレンステッド酸部位に接触して、C−Cアルコール又はその誘導体、例えばメタノール及びジメチルエーテルのカルボニル化を許容可能な速度で開始することが可能となる。
本発明の方法で使用するゼオライトは、8員環によってのみ規定される相互接続させたチャネルからなっていても良く、例えばフレームワークタイプCHAのゼオライト、例えば菱沸石及びフレームワークタイプITE、例えばITQ−3である。しかしながら、ゼオライトは、8員環によって形成される少なくとも1種のチャネル及び8員を超える環、例えば10員及び/又は12員によって規定される少なくとも1種の相互接続チャネルを有するのが好ましい。8員環チャネル及びより大きな相互接続環チャネル系を有するゼオライトの非限定例としては、フレームワークタイプOFFのゼオライト、例えばオフレット沸石、GME、例えばグメリン沸石、MFS、例えばZSM−57、EON、例えばECR−1及びETR、例えばECR−34を挙げられる。本発明の方法で使用するゼオライトは、少なくとも1種の12員環チャネルと相互接続させた少なくとも1種の8員環チャネルを有し、例えば、フレームワークタイプOFF及びGMEのゼオライト、例えばオフレット沸石及びグメリン沸石である。
しかしながら、ゼオライトにおいて相互接続された8員環チャネルの単なる存在は、有効なカルボニル化法を開発するには十分ではない。また、チャネル系の領域寸法を制御して、反応材料分子がゼオライト骨格の内外に自由に拡散可能とする必要がある。ここで、ゼオライトの8員環チャネルにおける開口部(細孔幅)が2.5×3.6オングストロームの最小寸法を有する場合、有効なカルボニル化を達成可能であることが見出された。ゼオライトのフレームワークタイプのチャネル寸法は、例えば、Atlas of Zeolite Framework Typesにおいて見出され得る。更に、M. D. Foster, I. Rivin, M.M.J. Treacy及びO. Delgado Friedrichsは、“A geometric solution to the largest−free−sphere problem in zeolite frameworks” Microporous and Mesoporous Materials 90 (2006) 32−38頁において、公知のゼオライト骨格に利用されるドローネー三角分割法を使用し、そしてAtlas of Zeolite Framework Typesに一般に列挙される165個のゼオライト骨格の場合に3つの重要な結晶学的方向に沿った拡散に対して最も大きな自由球直径(largest free−sphere diameters)を表にまとめた。環の寸法領域は、四面体配位原子及びブリッジ酸素の結合長さ及び結合角を変化させる好適な原子置換によって変更され得る。
Atlas of Zeolite Framework Typesにより使用される2.5×3.6オングストロームの最小寸法の少なくとも1種の相互接続された8員環チャネルを有するゼオライトのフレームワークタイプに関する部分的な列挙を以下に示す:
Figure 2010513270
ゼオライトは市販されている。或いは、ゼオライトは、公知の技術を用いて合成され得る。一般に、合成ゼオライトは、適当な酸化物の供給源を含む水性の反応混合物から調製される。また、所望の構造を有するゼオライトの製造に影響を及ぼすために、反応混合物中に有機指示剤(organic directing agent)を含んでいても良い。反応混合物の成分を相互に適当に混合した後、反応混合物を適切な結晶化条件に付す。反応混合物の結晶化を完了した後、結晶性生成物を、反応混合物の残留物から回収することが可能である。かかる回収では、結晶をろ過し、水洗後に、高温条件下でか焼処理することを必要とする場合がある。ゼオライトの合成は、多くの文献に記載されている。例えば、ゼオライトY及びその合成は、米国特許第3130007号明細書に記載され、ゼオライトZSM−23は、米国特許第4076842号明細書及びJ. Phys. Chem. B, 109, 652−661頁 (2005), Zones, S.I. Darton, R.J., Morris, R and Hwany, S−Jに記載され;ECR−18は、Microporous Mesoporous Mat., 28, 233−239頁 (1999), Vaughan D.E.W & Strohmaier, K. G.に記載され;Theta−1は、Nature, 312, 533−534頁 (1984), Barri, S.A.I, Smith W.G., White, D and Young, D.に記載され;マザイトは、Microporous Mesoporous Mat., 63, 33−42頁 (2003), Martucci, A, Alberti, A, Guzmar−Castillo, M.D., Di Renzo, F and Fajula, F.に記載され;ゼオライトLは、Microporous Mesoporous Mat., 76, 81−99頁 (2004), Bhat, S.D., Niphadkair, P.S., Gaydharker, T.R., Awate, S.V., Belhekar, A.A. and Joshi, P.N及び更にはJ. Ind. Eng. Chem. Vol. 10, No. 4 (2004), 633−644頁, Ko Y.S, Ahn W.Sに記載され、そしてオフレット沸石は、Zeolites 255−264頁, Vol. 7, 1987 Howden M.G.に記載されている。
本発明の方法で使用するゼオライト触媒は、一般に、ゼオライトの‘H’形態、例えばH−オフレット沸石と称される酸の形態で使用される。ゼオライトの他の形態、例えばNH形態を、例えば、高温条件下でNH形態をか焼することによってH−形態に転化することが可能である。ゼオライトの酸の形態は、ゼオライトにおける種々のチャネル系の中に配置されるブレンステッド酸(H)部位を有するであろう。例えば、H−オフレット沸石は、12員環チャネル、特に8員環チャネルに配置されるH部位を有する。特定のチャネル系に存在するH種の数又は濃度は、公知の技術、例えば赤外線NMR分光技術によって測定され得る。FTIR及びNMR分光によるブレンステッド酸度の定量化は、例えば、Makarova; M.A., Wilson, A.E., van Liemt, B.J., Mesters, C. de Winter, A.W., Williams, C. Journal of Catalysis 1997, 172, (1), 170に記載されている。H−オフレット沸石における2種類のチャネル(12員環及び8員環によって規定される)は、H−オフレット沸石のヒドロキシル領域と結合される少なくとも2種のバンドを生じさせ、且つ一方のバンドは、大きな細孔での振動に相当し、他方は、より低周波数条件下で、小さな細孔での振動に相当する。本願の発明者等の努力により、8員環チャネルに配置されるH部位の数と、カルボニル化の速度との間に相互関係があることを示したのに対し、12員環チャネルの場合に相互関係がないことが観察された。カルボニル化の速度は、8員環チャネル内にてH部位の数と共に平行して増大することが見出された。対照的に、12員環チャネル内にてH部位の数との相互関係は明白ではない。8員環チャネル内のH部位の数は、公知のイオン交換技術を用いて、Hを金属カチオン、例えばNa又はCo2+で置換することによって制御され得る。
ゼオライトの化学組成は、以下のモル関係:
Figure 2010513270
[但し、Xが3価の元素、例えばアルミニウム、ホウ素、鉄及び/又はガリウムであり、好ましくはアルミニウムである。]
に関連すると表されても良い。所定のゼオライトにおけるSiO:X比は、屡々、変化する。例えば、オフレット沸石を、6〜90以上のSiO:Al比にて合成可能であり、ゼオライトYを約1〜約6にて合成可能であり、菱沸石を約2〜2000にて合成可能であり、そしてグメリン沸石を、4を超えるSiO:Al比にて合成可能であることが知られている。一般に、SiO:X比の上限は、制限されず、例えばゼオライトZSM−5である。本発明で使用するゼオライトは、少なくとも5、好ましくは7〜40の範囲、例えば10〜30の範囲のSiO:Xモル比を有する。好適には、SiO:Xモル比は、100以下である。特定のSiO:X比を、高温の水蒸気処理又は酸洗浄を用いる標準的な技術での脱アルミニウム化(但し、XがAlである)によって多くのゼオライトに関して得ることが可能である。
供給材料の性質に応じて、水をその場で生成しても良い。例えば、アルコールを供給材料として使用する場合、アルコールをエーテルに二量化することによって水を生成する。また、水は、アルコールとカルボン酸生成物とのエステル化によって生成されても良い。水を、アルコール又はエステル供給成分或いはこれらの混合物と別個に又は一緒に供給することが可能である。水は、液体又は蒸気の形で存在していても良い。本発明の方法が水和条件下で行われ、そして供給材料が脂肪族アルコール又は脂肪族エステルである場合、カルボニル化反応生成物は、対応のカルボン酸及び/又はエステルであろう。例えば、供給材料がメタノール又は酢酸メチルである場合、反応生成物は、酢酸及び/又は酢酸メチルであろう。供給材料がC−Cアルキルエーテル、例えばジメチルエーテルである場合、カルボニル化反応は、実質的に無水条件下で行われるのが好ましい。水の実質的な不在下で、ジメチルエーテルのカルボニル化は、酢酸メチル生成物に対して選択性である。
反応が実質的に水の不在下で行われる場合、触媒及び好ましくは供給材料の成分を、例えば400〜500℃に予備加熱することによって乾燥した後に、操作を開始する。
一般に、供給材料がエーテル、例えばジメチルエーテルである場合、方法は、約250℃以下の温度条件下、すなわち、約100〜約250℃、好ましくは約150〜約180℃の温度条件下で作動する。供給材料がアルコール又はエステル、例えばメタノール又は酢酸メチルである場合、反応は、250℃を超える温度条件下、すなわち、約250〜約400℃、好ましくは約275〜約350℃の温度条件下で作動する。
一般的な合計運転圧は、約1〜約100バールであり、好ましくは、10バールを超える一酸化炭素圧及び5バール未満の反応材料圧を用いる。
方法は、連続法又はバッチ法として作動しても良く、且つ一般的には、連続法が好ましい。本質的に、方法は、気相作動であり、且つ反応材料を、液相又は気相に導入し、そして生成物を気体として取り出す。所望により、反応生成物を、その後に冷却し、凝縮しても良い。触媒は、固定床又は流動床において、適当に使用されても良い。方法の作動において、未反応の開始材料を回収し、そして反応器に再循環させても良い。生成物が酢酸メチルである場合、回収して、それ自体として販売しても良く、或いは所望により、他の化学プロセス装置に送っても良い。所望により、反応生成物全体を化学プロセス装置に送って、酢酸メチル又は酢酸及び必要により他の成分を他の有用な生成物に転化することが可能である。
本発明の一つの好ましい実施形態において、酢酸メチルが生成物である場合、反応生成物から回収し、そして水と接触させて、加水分解反応を介して酢酸を形成することが可能である。或いは、生成物全体を加水分解工程に移して、その後に酢酸を分離しても良い。加水分解工程は、酸触媒の存在下で行われても良く、そして当該分野で周知の反応性蒸留法の形をとることが可能である。
分離後、反応で製造されるアルコールを脱水反応器に送って、エーテルを製造し、これを水から分離し、カルボニル化反応器の新たな供給材料としてカルボニル化装置に再循環させることが可能である。
別の実施形態において、エステル生成物のアルコール及びカルボン酸への加水分解が、水を一度に又は数回に分けて触媒床に注入することによって行われると、十分な量のエステルをカルボニル化によって製造する。かかる方法における水の注入により、例えば、ジメチルエーテルの酢酸メチルへの転化を本質的に停止させ、そして別個の加水分解反応器の要求を除去する。
以下の実施例は、本発明の実例として示されている。しかしながら、これは、本発明の範囲を限定する意味ではない。
一般的な手順
1)触媒の調製
アンモニウム又は酸の形の触媒サンプルを、Specac Pressを使用する33mmのダイセットにおいて12トンの条件下で圧縮し、その後、粉砕して、212〜335ミクロンの粒径分に篩い分けした。その後、触媒(一般的には、1g)をか焼して、空気の静的雰囲気下、マッフル炉(炉の体積=30L)中においてNH 形態をH形態に転化した。温度を、5℃/分の傾斜速度で室温から450℃まで上昇させ、その後、かかる温度条件下で12時間維持した。ゼオライトの詳細を以下の表1に示す。
Figure 2010513270
ゼオライトAのナトリウム形態は、1gの材料を、1モルの硝酸アンモニウムの10ml溶液中で3時間撹拌し、その後、溶液をろ過することによってNH 形態に転化された。これを3回繰り返し、固体を空気中において100℃で乾燥してから、プレスし、そして篩い分けした。NH 交換NaAは、使用前にか焼されなかった。
ジメチルエーテルのカルボニル化反応
ジメチルエーテルのカルボニル化反応は、60基の同一の平行な等温並流菅型反応器からなる圧力流動反応器装置において行われた。各々の管において、50マイクロリットルの触媒を、20μmの細孔径を有する金属シンターに充填した。全ての触媒サンプルを、3.33mL/時の流速条件下、大気圧のN下で、5℃/分の傾斜速度で100℃まで加熱し、そしてかかる温度条件下で1時間維持した。その後、反応器を、Nにて70バールまで減圧し、そして系をかかる条件下で1時間維持した。その後、窒素ガス供給材料を、3.33mL/時の気体流速条件下、64モル%の一酸化炭素、16モル%の水素及び20モル%の窒素を含む混合物に変更し、そして系を、3℃/分の傾斜速度で300℃の温度まで加熱した。その後、かかる条件下で系を3時間維持した。その後、温度を180まで低減させ、10分間安定させた。この段階で、触媒の活性化は、完了したと考えられ、気体の供給材料を、3.33mL/時の気体流速条件下、64モル%の一酸化炭素、16モル%の水素、15モル%の窒素及び5モル%のジメチルエーテルを含む混合物に変更した。反応を27.8時間継続し、その後、温度を250℃まで上昇させた。反応器から出る水蒸気を、3基のカラムを有するVarian 4900マイクロガスクロマトグラフィ(分子篩5A、Porapak(登録商標) Q及びCP−Wax−52)であって、各カラムに熱伝導度検出器が具備されたマイクロガスクロマトグラフィと、2基のカラムを有するInterscience Traceガスクロマトグラフィであって、各カラムに水素炎イオン化検出器が具備されたガスクロマトグラフィとに移した。カルボニル化反応の結果を表2に示す。
Figure 2010513270
上記の実験において、オフレット沸石、菱沸石、及びECR−18ゼオライトは、少なくとも5のシリカ:アルミナのモル比、少なくとも2.5×少なくとも3.6オングストロームの領域範囲の8員環チャネル及び少なくとも1個のブレンステッド酸部位を有し、そして8員環チャネルを、8員以上の環によって規定されるチャネルと相互接続させた。これらの実験により、重大なカルボニル化活性をこれらのゼオライトによって達成可能であることを示していた。しかしながら、ゼオライト、すなわちZSM−23、Theta−1、ゼオライト−A、ゼオライト−L、マザイト及びBeta−18を使用するカルボニル化反応において、カルボニル化活性が生じることは殆ど見出されなかった。ZSM−23及びTheta−1は、10員環チャネルのみを有し、8員環チャネルを有していなく;Beta−18及びゼオライト−Lは、12員環チャネルのみを有し、8員環チャネルを有していなく;ゼオライト−Aは、8員環チャネルを有するものの、そのシリカ/アルミナ比は、5未満であり;マザイトは、8員環チャネル及び12員環チャネルの両方を有するものの、8員環チャネルは、8員環チャネル又は12員環チャネルと交差していなかった。
一般的な手順B
メタノールを酢酸に非ヨウ化物カルボニル化する場合のゼオライトの触媒活性を調査するために、ゼオライトを、以下の手順に従い、圧力流動反応器中で試験することが可能であった。500〜1000μmの寸法のゼオライトペレットを圧力流動反応器中に充填した。また、触媒予備床(catalyst pre−bed)を用いて、反応材料の十分な混合/加熱を保証した。予備床は、メタノールにより、メタノール/ジメチルエーテル/水の平衡を形成することが可能であるγ−アルミナであった。触媒を、350℃の流動窒素条件下(100cm/分)、16時間に亘って活性化し、その後、350℃の一酸化炭素下(200cm/分)、2時間に亘って還元した。その後、系を、背圧調節器を使用して30バールまで減圧した。一酸化炭素の流速を、400cm/分に調節し(GHSV=2200)、そしてメタノールを、ポンプによって反応器に供給した(速度+0.15ml/分)。液体の生成物及び未転化の反応材料を、冷却されたトラップ中に集め、一方、気体の生成物及び未反応の供給材料を、オンラインガスクロマトグラフィによって下流側でサンプリングした。反応を頻繁にサンプリングし、そして液体の生成物を、ガスクロマトグラフィによってオフラインで解析した。上述したメタノールのカルボニル化において触媒としてゼオライトのH−オフレット沸石(10のシリカ:アルミナのモル比)を使用すると、十分な量の酢酸メチル及び酢酸が液体の生成物中において見出されることが予想されたであろう。同様に、ゼオライトのH−グメリン沸石(8のシリカ:アルミナのモル比)を、上述したメタノールのカルボニル化において触媒として使用した場合、十分な量の酢酸メチル及び酢酸が液体の生成物中において見出されることが予想されたであろう。オフレット沸石及びグメリン沸石は両方共に、12員環チャネルと交差する8員環チャネルを有していた。対照的に、ゼオライトのH−ZSM−5(23のシリカ:アルミナ比;10員環チャネルのみ)又はゼオライトのH−Y(12のシリカ:アルミナ比;12員環チャネルのみ)を触媒として使用した場合、微量の酢酸のみが液体の生成物中において見出されたであろう。
本願の明細書において引用される全ての公報及び特許出願は、各々の公報又は特許出願を引用することによって取り込むように特に且つ個々に示したように、引用することによって本願の内容に組み込まれる。
上述した発明が、理解を明確にする目的で説明及び例示によって詳細に記載されたものの、当業者であれば、本発明の教示を考慮に入れて、添付の特許請求の範囲の精神又は範囲から逸脱することなく、所定の変更及び修正が可能であることは直ちに明らかとなるであろう。

Claims (42)

  1. 少なくとも1種の8員環チャネルを有するゼオライトを含む触媒の存在下で、対応のC−C脂肪族アルコール及び/又はそのエステル又はエーテル誘導体を一酸化炭素でカルボニル化することによるC−C脂肪族カルボン酸及び/又は対応のエステルの製造方法であって、
    8員環チャネルを、8員以上の環によって規定されるチャネルと相互接続させ、且つ8員環が、少なくとも2.5オングストローム×少なくとも3.6オングストロームの領域寸法及び少なくとも1個のブレンステッド酸部位を有し、そしてゼオライトが、少なくとも5のシリカ:X(但し、Xがアルミニウム、ホウ素、鉄、ガリウム及びこれらの混合物から選択される。)のモル比を有し、且つゼオライトが、モルデン沸石又はフェリエ沸石ではないことを特徴とするC−C脂肪族カルボン酸及び/又は対応のエステルの製造方法。
  2. −Cカルボン酸が酢酸である請求項1に記載の方法。
  3. −Cカルボン酸のエステルが酢酸メチルである請求項1に記載の方法。
  4. −Cアルコールがメタノール又はエタノールである請求項1に記載の方法。
  5. アルコールがメタノールである請求項4に記載の方法。
  6. エーテルがカルボニル化される請求項1に記載の方法。
  7. エーテルがジメチルエーテルである請求項6に記載の方法。
  8. エーテルが、約100℃〜約250℃の温度条件下でカルボニル化される請求項1に記載の方法。
  9. エーテルが、約150℃〜約180℃の温度条件下でカルボニル化される請求項1に記載の方法。
  10. エーテルがジメチルエーテルである請求項8又は9に記載の方法。
  11. アルコール又はそのエステル誘導体が、約250℃〜約400℃の温度条件下でカルボニル化される請求項1に記載の方法。
  12. アルコール又はそのエステル誘導体が、約275℃〜約350℃の温度条件下でカルボニル化される請求項1に記載の方法。
  13. アルコールがメタノールであり、そしてエステル誘導体が酢酸メチルである請求項11又は12に記載の方法。
  14. 触媒が、触媒の固定床を含む請求項1に記載の方法。
  15. 触媒が、触媒の流動床を含む請求項1に記載の方法。
  16. 請求項1に記載の連続法。
  17. 請求項1に記載のバッチ法。
  18. 一酸化炭素含有供給材料が、更に水素を含む請求項1に記載の方法。
  19. 一酸化炭素含有供給材料が、合成ガスを含む請求項18に記載の方法。
  20. アルコールの誘導体がC−Cエーテルであり、当該方法が、実質的に無水条件下で行われ、そして生成物が、対応のエステルである請求項1に記載の方法。
  21. エーテルがジメチルエーテルであり、当該方法が、実質的に無水条件下で行われ、そして生成物が酢酸メチルである請求項20に記載の方法。
  22. 更にエステルを加水分解して、対応のカルボン酸を製造する工程を含む請求項20に記載の方法。
  23. 更に酢酸メチルを加水分解して、酢酸を製造する請求項21に記載の方法。
  24. 加水分解が、エステル製造反応と別個の反応器において行われる請求項22又は23に記載の方法。
  25. 加水分解が、エステル製造反応と同一の反応器において行われる請求項22又は23に記載の方法。
  26. ゼオライト触媒が、フレームワークタイプOFF、CHA、ITE、GME、ETR、EON及びMFSのゼオライトからなる群から選択される請求項1に記載の方法。
  27. 触媒が、オフレット沸石、グメリン沸石、ZSM−57及びECR−18からなる群から選択される請求項26に記載の方法。
  28. ゼオライトがオフレット沸石である請求項27に記載の方法。
  29. 触媒が、8員環によってのみ規定されるチャネルからなる請求項1に記載の方法。
  30. 8員環によって規定されるチャネルを、8員以上の環によって規定される少なくとも1種のチャネルと相互接続させる請求項1に記載の方法。
  31. 8員を超える環によって規定される少なくとも1種のチャネルが、10員環又は12員環によって規定される請求項30に記載の方法。
  32. 8員を超える環によって規定される少なくとも1種のチャネルが、12員環によって規定される請求項31に記載の方法。
  33. 当該方法が水和条件下で行われる請求項1に記載の方法。
  34. 水を、アルコール及び/又はそのエステルと別個に又は一緒に供給する請求項33に記載の方法。
  35. シリカ:X比が100以下である請求項1に記載の方法。
  36. シリカ:X比が7〜40の範囲である請求項1に記載の方法。
  37. シリカ:X比が10〜30の範囲である請求項1に記載の方法。
  38. Xが、アルミニウム、ガリウム及びこれらの混合物から選択される請求項1に記載の方法。
  39. Xがアルミニウムである請求項1に記載の方法。
  40. Xがアルミニウムであり、そしてシリカ:Al比が100以下である請求項1に記載の方法。
  41. シリカ:Al比が7〜40の範囲である請求項40に記載の方法。
  42. シリカ:Al比が10〜30の範囲である請求項40に記載の方法。
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