[go: up one dir, main page]

JP2010511019A - 変性疾患及び炎症性疾患の治療に有用なイミダゾロピリジン化合物 - Google Patents

変性疾患及び炎症性疾患の治療に有用なイミダゾロピリジン化合物 Download PDF

Info

Publication number
JP2010511019A
JP2010511019A JP2009538726A JP2009538726A JP2010511019A JP 2010511019 A JP2010511019 A JP 2010511019A JP 2009538726 A JP2009538726 A JP 2009538726A JP 2009538726 A JP2009538726 A JP 2009538726A JP 2010511019 A JP2010511019 A JP 2010511019A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substituted
compound
alkyl
unsubstituted
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009538726A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010511019A5 (ja
Inventor
ジョフン エドワルドス パウル
ラウレント クアビエル マルトイナ セバストイエン
ジャメス イングリス アンドレウス マルチン
ロウイス ジョセプフ バル グレゴリ
アルラルト ブリギトテ
ブルリトト アンドレウ
タオ クウエリアング
エリクフ カルル クロルル フリエドリクフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Galapagos NV
Original Assignee
Galapagos NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Galapagos NV filed Critical Galapagos NV
Publication of JP2010511019A publication Critical patent/JP2010511019A/ja
Publication of JP2010511019A5 publication Critical patent/JP2010511019A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D471/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
    • C07D471/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D471/04Ortho-condensed systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P19/00Drugs for skeletal disorders
    • A61P19/02Drugs for skeletal disorders for joint disorders, e.g. arthritis, arthrosis
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/28Drugs for disorders of the nervous system for treating neurodegenerative disorders of the central nervous system, e.g. nootropic agents, cognition enhancers, drugs for treating Alzheimer's disease or other forms of dementia
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P29/00Non-central analgesic, antipyretic or antiinflammatory agents, e.g. antirheumatic agents; Non-steroidal antiinflammatory drugs [NSAID]
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Rheumatology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • Pain & Pain Management (AREA)
  • Hospice & Palliative Care (AREA)
  • Psychiatry (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)

Abstract

式(I)により表される式を有する新規イミダゾロピリジン化合物を開示する。これらの化合物は、医薬組成物として調製され、かつヒトを含む哺乳類における、ECM分解、関節分解及び/又は炎症などを含むが、これらに限定されるものではない、様々な状態を予防及び治療するために使用することができる。
【化1】
Figure 2010511019

【選択図】 図1

Description

(発明の背景)
(発明の分野)
本発明は、セリン/トレオニンキナーゼの活性部位へ結合することが可能であり、かつ細胞外マトリックス(ECM)の分解に関連した状態、例えば変性関節並びにそのような分解及び/又は炎症に関与する疾患などの治療に使用することができる、イミダゾロピリジン化合物のクラスに関する。
(関連技術の説明)
細胞外マトリックスの分解に関連している疾患は、乾癬性関節炎、若年性関節炎、早期関節炎、反応性関節炎、変形性関節症、強直性脊椎炎、骨粗鬆症、腱炎などの筋骨格疾患及び歯周病、癌転移、気道疾患(COPD、喘息)、腎及び肝線維症、アテローム性動脈硬化症及び心不全などの心血管疾患、並びに神経炎症及び多発性硬化症などの神経疾患を含むが、これらに限定されるものではない。一次性の関節の変性に関連している疾患は、乾癬性関節炎、若年性関節炎、早期関節炎、反応性関節炎、変形性関節症、及び強直性脊椎炎を含むが、これらに限定されるものではない。
関節リウマチ(RA)は、関節構造の炎症及び破壊を特徴とする、慢性変性関節疾患である。本疾患が未発見の場合、これは実質的不能及び関節機能の喪失に起因した疼痛、更には早期死亡にさえつながる。従ってRA療法の目的は、本疾患を遅らせることではなく、関節の破壊を停止するために寛解に達することである。疾患転帰の重症度に加え、RAの高い有病率(世界中で成人の〜0.8%が罹患している)は、高度の経済社会上の影響を意味する(RAに関する総説について、本発明者らはSmolen及びSteinerの文献(2003);Lee及びWeinblattの文献(2001);Choy及びPanayiの文献(2001);O'Dellの文献(2004)、並びにFiresteinの文献(2003)を参照)。
RAは自己免疫疾患であり、最初の引き金は、素因のある宿主における、様々な細胞型(B細胞、T細胞、マクロファージ、線維芽細胞、内皮細胞、樹状細胞他)の活性化につながるカスケード事象が媒介することは広く受け入れられている。これに付随して、様々なサイトカイン(例えば、TNF-α、IL-6、IL-1、IL-15、IL-18他)の産生の増大が、関節及び関節周りの組織において認められる。本疾患が進行するにつれて、細胞活性化及びサイトカイン産生のカスケードは、自己永続化し始める。この早期の段階で、関節構造の破壊は既に非常に明らかである。患者の30%は、診断時点でX線像に骨侵食の証拠を有し、この割合は、その後2年間で60%まで上昇する。
RA患者の関節の組織学的分析は、RA-関連した分解プロセスに関連した機序を明確に証拠付けている(図1)。この分析は、RA-関連した関節分解が原因である主要なエフェクターは、パンヌスであるのに対し、滑膜線維芽細胞(SF)は、多様なタンパク質分解酵素の生成により、軟骨及び骨侵食の主要な駆動因子であることを示している。関節は古典的に、滑膜及び関節包に囲まれた、軟骨層上に関節をなす2本の隣接骨を含む。進行したRA患者においては、滑膜線維芽細胞の増殖、並びにT細胞、B細胞、単球、マクロファージ及び好中球などの単核細胞の浸潤のために、関節滑膜のサイズが増大し、パンヌスを形成する。パンヌスは、隣接軟骨の分解を媒介し、関節腔狭窄につながり、かつ隣接する骨及び軟骨を侵襲する可能性がある。骨及び軟骨組織は、各々、主にI型又はII型コラーゲンにより構成されるので、パンヌスの破壊及び侵襲特性は、コラーゲン分解性プロテアーゼ、主にマトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)の分泌により媒介される。軟骨の下側及びそれに隣接した骨の侵食も、RAプロセスの一部であり、主に骨とパンヌスの境界での破骨細胞の存在から生じる。破骨細胞は、多核細胞であり、これは骨組織への接着時に、閉鎖したコンパートメントを形成し、その中で破骨細胞はプロテアーゼ(カテプシンK、MMP9)を分泌し、これが骨組織を分解する。関節内の破骨細胞の集団は、活性化されたSF及びT細胞によるNFκBリガンド(RANKL)の受容体アクチベーターの分泌により誘導された前駆細胞からの破骨細胞の形成により、異常に増大される。
様々なコラーゲン型が、細胞外マトリックス(ECM)の安定性の定義において重要な役割を有する。例えば、I型コラーゲン及びII型コラーゲンは、各々、骨及び軟骨の主成分である。コラーゲンタンパク質は典型的には、コラーゲン繊維と称される多量体構造へ組織化する。未変性のコラーゲン繊維は、タンパク質分解性の切断に対し非常に抵抗性である。MMP及びカテプシンのわずかに数種類のECM-分解性タンパク質が、未変性のコラーゲンを分解する能力を有することが報告されている。カテプシンの中で、カテプシンKは、主に破骨細胞内で活性があり、これが最も良く特徴付けられている。MMPの中では、MMP1、MMP2、MMP8、MMP13及びMMP14が、コラーゲン分解特性を有することがわかっている。SFによるMMP1の発現の増加と関節疾患進行の間の相関は良く確立されており、関節侵食過程を予測する(Cunnaneらの論文、2001)。従ってRAの状況において、MMP1は、高度に関連したコラーゲン分解性タンパク質を表している。インビトロにおける、培養されたSFのRA病理に関連したサイトカイン(例えばTNF-α及びIL1β)による処置は、これらの細胞によるMMP1の発現を増大するであろう(Andreakosらの論文、2003)。従ってSFにより発現されたMMP1レベルのモニタリングは、RA分野における関連のある測定値であり、その理由は、これはインビボにおいて軟骨分解の原因である侵食性表現型に向かうSF活性化の指標であるからである。SFによるMMP1発現の阻害は、RA治療のための価値のある治療的方法を表している。
ECM-分解性タンパク質の活性は同じく、RAとは異なる様々な疾患、例えば関節の分解に関連した他の疾患の進行の原因であるか又は進行と相関している。これらの疾患は、乾癬性関節炎、若年性関節炎、早期関節炎、反応性関節炎、変形性関節症、及び強直性脊椎炎を含むが、これらに限定されるものではない。本発明で確定されかつ本明細書に説明されたMMPの発現に関連した標的を使用する化合物により治療可能である他の疾患は、骨粗鬆症、腱炎などの筋骨格疾患及び歯周病(Gapskiらの論文、2004)、癌転移(Coussensらの論文、2002)、気道疾患(COPD、喘息)(Suzukiらの論文、2004)、肺、腎の線維症(Schanstraらの論文、2002)、慢性C型肝炎に随伴した肝線維症(Reifらの論文、2005)、アテローム性動脈硬化症及び心不全などの心血管疾患(Creemersらの論文、2001)、並びに神経炎症及び多発性硬化症などの神経変性疾患(Rosenbergの論文、2002)がある。そのような疾患に罹患した患者は、ECMの安定化(ECMを分解から保護することによる)の恩恵がある。
トランスフォーミング増殖因子-β活性化キナーゼ1(TAK1)は、マイトジェン-活性化プロテインキナーゼキナーゼキナーゼ(MAP3K)ファミリーの一員であり、TGFβ/BMPシグナル伝達におけるMAPキナーゼ活性化の重要な調節因子として最初に同定された(Yamaguchiらの論文、1995;Shibuyaらの論文、1998)。その後の研究は、ショウジョウバエのTAK1が、グラム陰性菌感染による免疫チャレンジに対する反応におけるc-jun N-末端キナーゼ及びNFκB活性化の両方に必要であることを報告している(Vidalらの論文、2001;Boutrosらの論文、2002)。現在までに、TAK1は、Toll-様受容体(TLR)シグナル伝達を活性化するIL1、TNF及びリポ多糖による刺激後の様々な哺乳類細胞型におけるNFκB及びMAPKシグナル伝達の重要な上流分子として機能することも示されている(Ninomiya-Tsujiらの論文、1999;Sakuraiらの論文、1999;Irieらの論文、2000;Blonskaらの論文、2005;Shimらの論文、2005;Dongらの論文、2006)。加えてTAK1は、RANKL誘導した破骨細胞分化に必要であることが示された(Mizukamiらの論文、2002;Huangらの論文、2006)。これらのシグナル伝達カスケードにおいて、TAK1は、IL1R、TLR及びRANKLシグナル伝達に反応しTRAF6複合体へ、又はTNFR刺激に反応してTRAF2複合体へ、動員される。活性化されたTAK1は、MAPKキナーゼ(MAP2K)、MKK4及びMKK3/6をリン酸化し、これは次にJNK及びp38マイトジェン-活性化プロテインキナーゼを活性化することができ、これはアクチベータータンパク質1(AP1)転写因子の活性化につながる。更にTAK1は、IκBキナーゼ(IKK)シグナル伝達経路を活性化し、これはNFκBの核移行につながる。更に、B-細胞特異性又はT-細胞特異性TAK1欠損を有するマウスを使った研究は、TAK1は、B細胞受容体架橋並びにT細胞の発達、生存及び機能に対する細胞反応に不可欠であることを明らかにした(Satoらの論文、2005;Wanらの論文、2006)。最近、ヒトSW1353軟骨肉腫株化細胞におけるTAK1のsiRNA-媒介したノックダウンは、関節炎におけるECM分解に関与した酵素であるMMP1及びMMP13のIL1が誘起した発現を有意に低下したことも示された(Klattらの論文、2006)。まとめると、これらの知見は、炎症反応及び免疫学的反応におけるTAK1の重要な役割を示唆している。
TAK1は、プロ-炎症シグナル伝達経路の重要な分子であるので、TAK1阻害は、関節リウマチのような炎症及び組織破壊に関連した疾患において有効であると予想することができる。後者に関連して、最近ヒトSW1353軟骨肉腫株化細胞におけるTAK1のsiRNA-媒介したノックダウンは、関節炎におけるECM分解に関与した酵素であるMMP1及びMMP13のIL1が誘起した発現を有意に低下したことが示された(Klattらの論文、2006)。
RAの現行療法は、有効性に限界があるため満足できるものではない(患者の30%については適切な療法が存在しない)。このことは、寛解を達成する追加の戦略を求めている。残存する疾患は関節の損傷を進行し、その結果不能に進行するリスクがあるので、寛解が必要である。RA疾患の免疫-炎症成分の阻害は、RA治療に現在使用されている薬物の主要な標的であるが、これは本疾患の大きい特徴である関節分解の遮断を生じない。
従って、RAなどの状態をより効果的かつ信頼できるように治療する新規作用物質を同定する必要性が存在し、この必要性に反応し、その満足に向けて、本発明が提示される。
(発明の概要)
本発明は、RA滑膜線維芽細胞におけるプロ炎症性サイトカインが駆動したMMP1発現を阻害し、かつTAK1キナーゼ活性を阻害することが可能である、イミダゾロピリジン化合物のクラスに関する。
本発明は、本発明の化合物などのマトリックスメタロプロテアーゼ1(MMP1)発現のインヒビターは、ECM分解、関節分解及び/又は炎症に関与する疾患、例えば多発性硬化症、関節リウマチ及び変形性関節症の治療に有用であるという発見を基にしている。これらの化合物は、TAK1活性のインヒビターとしても説明されてよい。本発明は、これらの化合物の製造法、これらの化合物を含有する医薬組成物、並びに本発明の化合物を投与することにより、ECM分解、関節分解及び/又は炎症に関連した疾患を治療する方法も提供する。
本発明のこのマトリックスメタロプロテアーゼ阻害化合物は、一般にイミダゾロ[1,5-a]ピリジン環からの電子の受容が可能な芳香基、及びこの環への電子の供与が可能な8-アミノ置換基により5-位で置換されたフェニル-イミダゾロ[1,5-a]ピリジン-8-イル-アミンとして説明される。
より詳細に述べると、本発明は、哺乳類細胞における抗炎症特性を有する式(I)の化合物、又は、それらの医薬として許容し得る塩、水和物、溶媒和物もしくはプロドラッグに関する:
Figure 2010511019
(式中:
CYは、ハロゲン、OH、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、NH2、N(C1-C6アルキル)(C1-C6アルキル)、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル又はCF3から選択される1個以上の基により任意に置換されたアリール又はヘテロアリール基を表し;
R1は、H、ハロゲン、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、CF3、CN、ヘテロシクロアルキル基、シクロアルキル基、単環アリール基、単環ヘテロアリール基、-CNHNRaRb、-CORa、-ORa、-OC(O)-C1-C6アルキル、-(CH2)aCOORa、-C(O)NRaRb、-S(O)2(CH2)aN(RaRb)、-SRa、-SO(CH2)aNRaRb、-S(O)2-Ra、-SORa、-(CH2)aNRaRb、-(CH2)aN(Ra)S(O)2-C1-C6アルキル、-(CH2)aNRaS(O)-C1-C6アルキル、-NRaCO-Rb、-NH-CO-CO-ORaを表し、それらの各々は、ハロゲン、OH、C1-C6アルキル、NH2、N(C1-C6アルキル)(C1-C6アルキル)、任意に置換されたヘテロシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルキル、もしくはCF3から選択される1個以上の基により任意に置換されてよく;
R2は、=O、ヒドロキシ、ハロゲン、CN、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、-CNHNRaRb、-CORa、-ORa、-OC(O)-C1-C6アルキル、-(CH2)aCOORa、-C(O)NRaRb、-S(O)2(CH2)aN(RaRb)、-SRa、-SO(CH2)aNRaRb、-S(O)2-Ra、-SORa、-(CH2)aNRaRb、-(CH2)aN(Ra)S(O)2-Rb、-(CH2)aNRaS(O)-C1-C6アルキル、-NRaCO-Rb、-NH-CO-CO-ORa、-NH-CO-NRaRbから選択される1個以上の基により任意に置換されたH、アリール又はヘテロアリール基を表し、それらの各々は、ハロゲン、-OH、-C1-C6アルキル、-NH2、-N(C1-C6アルキル)(C1-C6アルキル)、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル、もしくはCF3から選択された1個以上の基により任意に置換されてよく;
R3、R4、R5及びR6は各々独立して、H、C1-C6アルキル、ハロゲン、(CH2)a-アリール又は(CH2)a-ヘテロアリールを表し;=O、ヒドロキシ、ハロゲン、CN、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、-CNHNRaRb、-CORa、-ORa、-OC(O)-C1-C6アルキル、-(CH2)aCOORa、-C(O)NRaRb、-S(O)2(CH2)aN(RaRb)、-SRa、-SO(CH2)aNRaRb、-S(O)2-Ra、-SORa、-(CH2)aNRaRb、-(CH2)aN(Ra)S(O)2-Rb、-(CH2)aNRaS(O)-C1-C6アルキル、-NRaCO-Rb、-NH-CO-CO-ORa、-NH-CO-NRaRbから選択された1個以上の基により任意に置換され、それらの各々は、ハロゲン、-OH、C1-C6アルキル、-NH2、-N(C1-C6アルキル)(C1-6アルキル)、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル、もしくは-CF3から選択された1個以上の基により任意に置換されてよく;
Ra及びRbは各々独立して、H、ハロゲン、C1-C6アルキル、(CH2)a-N(C1-C6アルキル)(C1-C6-アルキル)、(CH2)a-単環アリール、(CH2)a-単環ヘテロアリール、(CH2)a-シクロアルキル又は(CH2)a-ヘテロシクロアルキルを表し、それらの各々は、ハロゲン、-OH、C1-C6アルキル、C1-C6アルキル-O-C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、-NH2、-NRcRd、NRcCORd、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、置換されたヘテロシクロアルキル、もしくは-CF3から選択された1個以上の基により任意に置換されてよいか;又は、Ra及びRbは、同じ原子に結合している場合、それらが結合した窒素と一緒に、ハロゲン、-OH、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、-NH2、-NRcRd、-NRcCORd、-C(O)NRcRd、任意に置換されたアリール、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたシクロアルキルもしくは-CF3から選択された1個以上の基により任意に置換されてよいヘテロシクロアルキル基を表してよく;
Rc及びRdは各々独立して、H、C1-C6アルキルを表し;並びに
「a」は、0、1、2又は3である。)。
本発明は、哺乳類細胞における抗炎症特性を有する式(II)の化合物、又は、それらの医薬として許容し得る塩、水和物、溶媒和物もしくはプロドラッグにも関する:
Figure 2010511019
(式中:
A及びBは各々独立して、CRgR"、NR"、酸素又は硫黄を表し;
AAは、CRg又はNを表し;
Dは、C=O、CRgR"、又はNR"を表し;
Eは、N、CR"C(O)Rg、又はCR"Rgを表し;
Tは、CR"又はNを表し;
U、V、W及びXは各々独立して、CR"Rh又はNR"を表し;
R3、R4、R5及びR6は各々独立して、H、C1-C6アルキル、ハロゲン、(CH2)a-アリール又は(CH2)a-ヘテロアリールを表し;
CYは、ハロゲン、OH、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、NH2、N(C1-C6アルキル)(C1-C6アルキル)、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル又はCF3から選択された1個以上の基により任意に置換された、アリール又はヘテロアリール基を表し;
XXは、結合、-C(O)N(CH2)c-、-NC(O)(CH2)c-、S(O)2N(CH2)c-、-NS(O)2(CH2)c-から選択された連結基を表すか、又は、XXは、CNHNReRf、CORe、ORe、OC(O)-C1-C6アルキル、(CH2)cCOORe、C(O)NReRf、S(O)2(CH2)cN(ReRf)、SRe、SO(CH2)cNReRf、S(O)2-Re、SORe、(CH2)cNReRf、(CH2)cN(Re)S(O)2-C1-C6アルキル、(CH2)cNReS(O)-C1-C6アルキル、NReCO-Rf、NH-CO-CO-OReから選択された基を表し;それらの各々は、ハロゲン、OH、C1-C6アルキル、NH2、N(C1-C6アルキル)(C1-C6アルキル)、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル、もしくはCF3から選択された1個以上の基により任意に置換されてよく;
Yは、CR"、O又はNを表し;但し、YがOを表す場合、zは0であることを条件とし;
Zは、H;ハロゲン;C1-C6アルキル;C1-C6アルコキシ;CF3;CN;ヘテロシクロアルキル基、シクロアルキル基、単環アリール基、単環ヘテロアリール基、CNHNReRf、CORe、ORe、OC(O)-C1-C6アルキル、(CH2)cCOORe、C(O)NReRf、S(O)2(CH2)cN(ReRf)、SRe、SO(CH2)cNReRf、S(O)2-Re、SORe、(CH2)cNReRf、(CH2)cN(Re)S(O)2-C1-C6アルキル、(CH2)cNReS(O)-C1-C6アルキル、NReCO-Rf、NH-CO-CO-OReを表し、それらの各々は、ハロゲン、OH、C1-C6アルキル、NH2、N(C1-C6アルキル)(C1-C6アルキル)、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル、もしくはCF3から選択された1個以上の基により任意に置換されてよく;
「b」及び「d」は各々独立して、0又は1であり;但し、b又はdの少なくとも一方は1であることを条件とし;
「c」は、0、1、2又は3であり;
「n」は、0又は1であり;
「z」は、0又は1であり;
R"は、H、Fを表すか、又は隣接原子との二重結合を形成し;
Re及びRfは各々独立して、H、ハロゲン、C1-C6アルキル、(CH2)c-N(C1-C6アルキル)(C1-C6-アルキル)、(CH2)c-単環アリール、(CH2)c-単環ヘテロアリール、(CH2)c-シクロアルキル、もしくは(CH2)c-ヘテロシクロアルキルを表すか、又はRe及びRfは、同じ原子に結合した場合、それらが結合した窒素と一緒に、ヘテロシクロアルキル基を表してよく;並びに
Rgは、H、ハロゲン、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、CF3、CN、ヘテロシクロアルキル基、シクロアルキル基、単環アリール基、単環ヘテロアリール基、CNHNReRf、CORe、ORe、OC(O)-C1-C6アルキル、(CH2)cCOORe、C(O)NReRf、S(O)2(CH2)cN(ReRf)、SRe、SO(CH2)cNReRf、S(O)2-Re、SORe、(CH2)cNReRf、(CH2)cN(Re)S(O)2-C1-C6アルキル、(CH2)cNReS(O)-C1-C6アルキル、NReCO-Rf、NH-CO-CO-OReを表し;それらの各々は、ハロゲン、OH、C1-C6アルキル、NH2、N(C1-C6アルキル)(C1-C6アルキル)、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル、もしくはCF3から選択された1個以上の基により任意に置換されてよく;
Rhは独立して、H、ハロゲン、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、CF3、CN、ヘテロシクロアルキル基、シクロアルキル基、単環アリール基、単環ヘテロアリール基、CNHNReRf、CORe、ORe、OC(O)-C1-C6アルキル、(CH2)cCOORe、C(O)NReRf、S(O)2(CH2)cN(ReRf)、SRe、SO(CH2)cNReRf、S(O)2-Re、SORe、(CH2)cNReRf、(CH2)cN(Re)S(O)2-C1-C6アルキル、(CH2)cNReS(O)-C1-C6アルキル、NReCO-Rf、NH-CO-CO-OReを表し;それらの各々は、ハロゲン、OH、C1-C6アルキル、NH2、N(C1-C6アルキル)(C1-C6アルキル)、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル、もしくはCF3から選択された1個以上の基により任意に置換されてよく;
但し、XXが連結基を表す場合、nは1を表し、並びにXXが連結基でない場合は、nは0を表すことを条件とし;並びに
更に、A、B、AA、D及びEを含む環は、芳香族システムであることを条件とする。)。
別の本発明の態様は、式IIIの化合物、又は、それらの医薬として許容し得る塩、溶媒和物もしくはプロドラッグ;又は、それらの立体異性体、同位体変種もしくは互変異性体に関する:
Figure 2010511019
(式中:
R1は、H;ハロゲン;C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、CF3、CN、任意に置換されたヘテロシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換された単環アリール、任意に置換された単環ヘテロアリール、CNHNRaRb、-CORa、-ORa、-OC(O)-C1-C6アルキル、(CH2)aCOORa、C(O)NRaRb、S(O)2(CH2)aN(RaRb)、SRa、SO(CH2)aNRaRb、S(O)2-Ra、SORa、(CH2)aNRaRb、(CH2)aN(Ra)S(O)2-C1-C6アルキル、(CH2)aNRaS(O)-C1-C6アルキル、NRaCO-Rb、NH-CO-CO-ORaを表し;それらの各々は、ハロゲン、OH、C1-C6アルキル、NH2、N(C1-C6アルキル)(C1-C6アルキル)、任意に置換されたヘテロシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルキル、もしくはCF3から選択された1個以上の基により任意に置換されてよく;
R2は、置換又は非置換のアリール、置換又は非置換のヘテロアリールから選択され;
R3、R4、R5及びR6は、H、OH、OMe、OC3H5、F、Cl、Me、Et、SO2Me、CF3、及びOCF3から選択され;
CYは、置換又は非置換のアリール、置換又は非置換のピリジル、及び置換又は非置換のピリミジンから選択され;
Ra及びRbは各々独立して、H、ハロゲン、C1-C6アルキル、(CH2)a-N(C1-C6アルキル)(C1-C6-アルキル)、(CH2)a-単環アリール、(CH2)a-単環ヘテロアリール、(CH2)a-シクロアルキル、又は(CH2)a-ヘテロシクロアルキルを表し、それらの各々は、ハロゲン、-OH、C1-C6アルキル、C1-C6アルキル-O-C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、-NH2、-NRcRd、NRcCORd、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、置換されたヘテロシクロアルキル、もしくは-CF3から選択された1個以上の基により任意に置換されるか;又は、Ra及びRbは、同じ原子に結合している場合、それらが結合した窒素と一緒に、ハロゲン、-OH、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、-NH2、-NRcRd、-NRcCORd、-C(O)NRcRd、任意に置換されたアリール、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたシクロアルキル、もしくは-CF3から選択された1個以上の基により任意に置換されてよいヘテロシクロアルキル基を表し;
Rc及びRdは各々独立して、H、C1-C6アルキルを表し;並びに
「a」は、0、1、2又は3である。)。
本発明の別の態様は、炎症に関連した疾患、特に異常なMMP発現を特徴とする疾患の治療に有用な、治療的方法、医薬組成物、及びそのような組成物の製造における、本化合物の使用に関する。本発明は、本化合物の調製法にも関する。
他の目的及び利点は、以下に例示する図面を参照し進められる、以下の詳細な説明を考慮し、明らかになるであろう。
図1の概略図は、健常な関節とRA患者の関節の間の著しい組織学的差異を示す。
図2のチャートは、関節リウマチ病理に関連したサイトカインにより誘発された滑膜線維芽細胞におけるMMP1の増大した発現を示す。
図3のグラフは、公知の抗炎症化合物によるSFによる「TNF-α-ベースのトリガー」-誘導したMMP1発現の用量-依存型の阻害を示す。
(詳細な説明)
これらの化合物、そのような化合物を含有する医薬組成物、並びにそのような化合物及び組成物の使用法を説明する場合、下記の用語は、別に指摘しない限りは、以下の意味を有する。以下に定義された部分のいずれかは、様々な置換基により置換されてよいこと、及び各定義は、それらの範囲内にそのような置換された部分を含むことが意図されることも理解されなければならない。非限定的例として、そのような置換基は、例えば、ハロ(フルオロ、クロロ、ブロモなど)、-CN、-CF3、-OH、-OCF3、O-CHF2、C1-C6アルキル、C2-C6アルケニル、C3-C6アルキニル、C1-C6アルコキシ、アリール及びジ-C1-C6アルキルアミノを含んでよい。更に、用語「基」及び「ラジカル」は、本明細書において使用される場合、互換性があるとみなすことができることも理解されなければならない。
冠詞「ある(a、an)」は、本明細書において、その冠詞の文法上の目的語のひとつ又はひとつよりも多い(すなわち少なくとも1)を意味するように使用されてよい。例として、「ある(an)類似体」とは、ひとつの類似体又はひとつよりも多い類似体を意味する。
「アシル」は、R20が、本明細書で定義されたような水素、アルキル、シクロアルキル、シクロヘテロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルである、ラジカル-C(O)R20をいう。代表例は、ホルミル、アセチル、シクロヘキシルカルボニル、シクロヘキシルメチルカルボニル、ベンゾイル、ベンジルカルボニルなどを含むが、これらに限定されるものではない。
「アシルアミノ」は、R21が、本明細書で定義されたような水素、アルキル、シクロアルキル、シクロヘテロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルであり、かつR22が、水素、アルキル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロヘテロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアルキル、ヘテロアリール、又はヘテロアリールアルキルである、ラジカル-NR21C(O)R22をいう。代表例は、ホルミルアミノ、アセチルアミノ、シクロヘキシルカルボニルアミノ、シクロヘキシルメチル-カルボニルアミノ、ベンゾイルアミノ、ベンジルカルボニルアミノなどを含むが、これらに限定されるものではない。
「アシルオキシ」は、R23が、水素、アルキル、アリール又はシクロアルキルである、基-OC(O)R23をいう。
「アルコキシ」は、R24が、アルキルである、基-OR24をいう。特定のアルコキシ基は、例として、メトキシ、エトキシ、n-プロポキシ、イソプロポキシ、n-ブトキシ、tert-ブトキシ、sec-ブトキシ、n-ペントキシ、n-ヘキソキシ、1,2-ジメチルブトキシなどを含む。特にアルコキシ基は、低級アルコキシ、すなわち炭素原子が1〜6個のものである。
「置換アルコキシ」は、本明細書の「置換」の定義において列挙されたそのような基を含み、特にアシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アルコキシ、置換アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアミノ、アミノ、置換アミノ、アミノカルボニル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アリール、アリールオキシ、アジド、カルボキシル、シアノ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ハロゲン、ヘテロアリール、ヒドロキシル、ケト、ニトロ、チオアルコキシ、置換チオアルコキシ、チオアリールオキシ、チオケト、チオール、アルキル-S(O)-、アリール-S(O)-、アルキル-S(O)2-及びアリール-S(O)2-からなる群から選択される、1個以上の置換基、例えば1〜5個の置換基、特に1〜3個の置換基を有する、アルコキシ基をいう。
「アルコキシカルボニルアミノ」は、R25が、水素、アルキル、アリール又はシクロアルキルであり、かつR26が、アルキル又はシクロアルキルである、基-NR25C(O)OR26をいう。
「アルキル」は、炭素原子1〜約20個を有する、直鎖又は分枝した脂肪族炭化水素を意味する。好ましいアルキルは、炭素原子1〜約12個を有する。より好ましいのは、炭素原子1〜6個を有する低級アルキルである。最も好ましいのは、メチル、エチル及びプロピルなどの基である。分枝とは、1個以上のメチル、エチル又はプロピルなどの低級アルキル基が、線状アルキル鎖に結合されていることを意味する。用語C1-C6アルキルは、分枝鎖及び直鎖の両方の基を含み、直鎖基の例は、エチル、プロピル、ブチルであり、分枝鎖基の例は、イソプロピル、イソアミルなどである。
「置換アルキル」は、本明細書の「置換された」の定義において列挙されたそのような基を含み、特にアシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アルコキシ、置換アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアミノ、アミノ、置換アミノ、アミノカルボニル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アリール、アリールオキシ、アジド、カルボキシル、シアノ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、ヘテロアリール、ケト、ニトロ、チオアルコキシ、置換チオアルコキシ、チオアリールオキシ、チオケト、チオール、アルキル-S(O)-、アリール-S(O)-、アルキル-S(O)2-、及びアリール-S(O)2-からなる群から選択される1個以上の置換基、例えば1〜5個の置換基、特に1〜3個の置換基を有する、アルキル基をいう。
「アルキレン」は、直鎖又は分枝することができる、炭素原子1〜11個、より特定すると炭素原子1〜6個を有する、二価のアルケンラジカル基をいう。この用語は、メチレン(-CH2-)、エチレン(-CH2CH2-)、プロピレン異性体(例えば、-CH2CH2CH2-及び-CH(CH3)CH2-)などの基により例証される。
「置換アルキレン」は、本明細書の「置換」の定義において列挙されたそのような基を含み、特にアシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アルコキシ、置換アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアミノ、アミノ、置換アミノ、アミノカルボニル、アミノ-カルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アリール、アリールオキシ、アジド、カルボキシル、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシル、ケト、ニトロ、チオアルコキシ、置換チオアルコキシ、チオアリールオキシ、チオケト、チオール、アルキル-S(O)-、アリール-S(O)-、アルキル-S(O)2-及びアリール-S(O)2-からなる群から選択される、1個以上の置換基、例えば1〜5個の置換基、特に1〜3個の置換基を有するアルキレン基をいう。
「アルケニル」は、直鎖又は分枝することができ、かつオレフィン系不飽和を少なくとも1部位、特に1〜2部位に有する、好ましくは炭素原子2〜11個、特に炭素原子2〜8個、より特定すると炭素原子2〜6個を有する、一価のオレフィン系(不飽和)炭化水素基をいう。特定のアルケニル基は、エテニル(-CH=CH2)、n-プロペニル(-CH2CH=CH2)、イソプロペニル(-C(CH3)=CH2)、ビニル及び置換ビニルなどを含む。
「置換アルケニル」は、本明細書の「置換」の定義において列挙されたそのような基を含み、特にアシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アルコキシ、置換アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアミノ、アミノ、置換アミノ、アミノカルボニル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アリール、アリールオキシ、アジド、カルボキシル、シアノ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、ケト、ニトロ、チオアルコキシ、置換チオアルコキシ、チオアリールオキシ、チオケト、チオール、アルキル-S(O)-、アリール-S(O)-、アルキル-S(O)2-及びアリール-S(O)2-からなる群から選択される、1個以上の置換基、例えば1〜5個の置換基、特に1〜3個の置換基を有するアルケニル基をいう。
「アルケニレン」は、直鎖又は分枝することができ、かつオレフィン系不飽和を少なくとも1部位、特に1〜2部位に有する、特に炭素原子最大約11個、より特定すると炭素原子2〜6個を有する、二価のオレフィン系(不飽和)炭化水素基をいう。この用語は、エテニレン(-CH=CH-)、プロペニレン異性体(例えば、-CH=CHCH2-及び-C(CH3)=CH-及び-CH=C(CH3)-)などの基により例証される。
「アルキニル」は、直鎖又は分枝することができ、かつアルキニル不飽和を少なくとも1部位、特に1〜2部位に有する、特に炭素原子2〜11個、より特定すると炭素原子2〜6個を有する、アセチレン系又はアルキン系(不飽和)炭化水素基をいう。アルキニル基の特定の非限定的例は、アセチレン系、エチニル(-C≡CH)、プロパルギル(-CH2C=CH)などを含む。
「置換アルキニル」は、本明細書の「置換」の定義において列挙されたそのような基を含み、特に、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アルコキシ、置換アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアミノ、アミノ、置換アミノ、アミノカルボニル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アリール、アリールオキシ、アジド、カルボキシル、シアノ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、ケト、ニトロ、チオアルコキシ、置換チオアルコキシ、チオアリールオキシ、チオケト、チオール、アルキル-S(O)-、アリール-S(O)-、アルキル-S(O)2-及びアリール-S(O)2-からなる群から選択される、1個以上の置換基、例えば1〜5個の置換基、特に1〜3個の置換基を有するアルキニル基をいう。
本明細書において使用される「アルカノイル」又は「アシル」は、R27が、水素又は先に定義されたアルキルである、基R27-C(O)-をいう。
「アリール」は、親芳香環システムの1個の炭素原子からの1個の水素原子の除去により誘導された、一価の芳香族炭化水素基をいう。特にアリールは、環員5〜12個、より一般的には5〜10個を含む、単環又は多環の、芳香環構造をいう。アリール基が単環環システムである場合、これは優先的に炭素原子6個を含む。典型的アリール基は、アセアントリレン、アセナフチレン、アセフェナントリレン、アントラセン、アズレン、ベンゼン、クリセン、コロネン、フルオランテン、フルオレン、ヘキサセン、ヘキサフェン、ヘキサレン、as-インダセン、s-インダセン、インダン、インデン、ナフタレン、オクタセン、オクタフェン、オクタレン、オバレン、ペンタ-2,4-ジエン、ペンタセン、ペンタレン、ペンタフェン、ペリレン、フェナレン、フェナントレン、ピセン、プレイアデン、ピレン、ピラントレン、ルビセン、トリフェニレン、トリナフタレンなどに由来する基を含むが、これらに限定されるものではない。特にアリール基は、フェニル、ナフチル、インデニル、及びテトラヒドロナフチルを含む。用語「アリール」は、以下に定義された「ビシクロアリール」を含む。
「ビシクロアリール」は、親ビシクロ芳香環システムの1個の炭素原子からの1個の水素原子の除去により誘導された、一価の芳香族炭化水素基をいう。典型的ビシクロアリール基は、インダン、インデン、ナフタレン、テトラヒドロナフタレンなどを含むが、これらに限定されるものではない。特にアリール基は、炭素原子8〜11個を含む。
「置換アリール」は、本明細書の「置換」の定義において列挙されたそのような基を含み、特に、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アルケニル、置換アルケニル、アルコキシ、置換アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキル、置換アルキル、アルキニル、置換アルキニル、アミノ、置換アミノ、アミノカルボニル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アリール、アリールオキシ、アジド、カルボキシル、シアノ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロ、チオアルコキシ、置換チオアルコキシ、チオアリールオキシ、チオール、アルキル-S(O)-、アリール-S(O)-、アルキル-S(O)2-及びアリール-S(O)2-からなる群から選択される、1個以上の置換基、例えば1〜5個の置換基、特に1〜3個の置換基により、任意に置換されてよいアリール基をいう。
「縮合アリール」は、その2個の環炭素が、第二のアリール環又は脂肪族環と共通である、アリールをいう。
「アルカリル」又は「アリールアルキル」は、1個以上の先に定義されたようなアルキル基により置換された、先に定義されたようなアリール基をいう。
「置換アラルキル」又は「置換アリールアルキル」は、1個以上の先に定義されたようなアリール基により置換された、先に定義されたようなアルキル基をいう。
「アリールオキシ」は、「アリール」が先に定義されたもののような、-O-アリール基をいう。
「アルキルアミノ」は、R28及びR29の各々が水素及びアルキルから独立して選択される、基アルキル-NR28R29をいう。
「アリールアミノ」は、R30及びR31の各々が水素、アリール及びヘテロアリールから独立して選択される、基アリール-NR30R31をいう。
「アルコキシアミノ」は、R32が本明細書に定義されたようなアルキル又はシクロアルキル基を表す、ラジカル-N(H)OR32をいう。
「アルコキシカルボニル」は、アルコキシが本明細書に定義されたもののような、ラジカル-C(O)-アルコキシをいう。
「アルキルアリールアミノ」は、R33がアルキル又はシクロアルキル基を表し、かつR34が本明細書に定義されたようなアリールである、ラジカル-NR33R34をいう。
「アルキルスルホニル」は、R35が本明細書に定義されたようなアルキル又はシクロアルキル基である、ラジカル-S(O)2R35をいう。代表例は、メチルスルホニル、エチルスルホニル、プロピルスルホニル、ブチルスルホニルなどを含むが、これらに限定されるものではない。
「アルキルスルフィニル」は、R35が本明細書に定義されたようなアルキル又はシクロアルキル基である、ラジカル-S(O)R35をいう。代表例は、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、プロピルスルフィニル、ブチルスルフィニルなどを含むが、これらに限定されるものではない。
「アルキルチオ」は、R35が本明細書に定義されたように任意に置換されてよい本明細書に定義されたアルキル又はシクロアルキル基である、ラジカル-SR35をいう。代表例は、メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、ブチルチオなどを含むが、これらに限定されるものではない。
「アミノ」は、ラジカル-NH2をいう。
「置換アミノ」は、本明細書の「置換」の定義において列挙されたそのような基を含み、特に各R36が水素、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アリール、シクロアルキル、置換シクロアルキルからなる群より独立して選択され、かつここで両R基は結合し、アルキレン基を形成している、基-N(R36)2をいう。両方のR基が水素である場合、-N(R36)2はアミノ基である。
「アミノカルボニル」は、各R37が独立して水素、アルキル、アリール及びシクロアルキルであるか、又はR37基は結合し、アルキレン基を形成している、基-C(O)NR37R37をいう。
「アミノカルボニルアミノ」は、各R38が独立して水素、アルキル、アリール及びシクロアルキルであるか、又は2個のR基は結合し、アルキレン基を形成している、基-NR38C(O)NR38R38をいう。
「アミノカルボニルオキシ」は、各R39が独立して水素、アルキル、アリールもしくはシクロアルキルであるか、又はここでR基は結合し、アルキレン基を形成している、基-OC(O)NR39R39をいう。
「アリールアルキルオキシ」は、アリールアルキルが本明細書に定義されているもののような、-O-アリールアルキルラジカルをいう。
「アリールアミノ」は、R40が本明細書に定義されたようなアリール基を表す、ラジカル-NHR40を意味する。
「アリールオキシカルボニル」は、アリールが本明細書に定義されたような、ラジカル-C(O)-O-アリールをいう。
「アリールスルホニル」は、R41が本明細書に定義されたようなアリール又はヘテロアリール基である、ラジカル-S(O)2R41をいう。
「アジド」は、ラジカル-N3をいう。
「カルバモイル」は、本明細書に定義されたように任意に置換されてよい、各R42基が、独立して本明細書に定義されたような水素、アルキル、シクロアルキル又はアリールである、ラジカル-C(O)N(R42)2をいう。特定のカルバモイル基は、-C(O)NH2である。
「カルボキシ」は、ラジカル-C(O)OHをいう。
「カルボキシアミノ」は、ラジカル-N(H)C(O)OHをいう。
「シクロアルキル」は、1〜3個のアルキル基で任意に置換され得る、炭素原子4〜約7個を有し、かつ1個の環を有する環状非-芳香族ヒドロカルビル基をいう。そのようなシクロアルキル基は、例として、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロオクチル、1-メチルシクロプロピル、2-メチルシクロペンチル、2-メチルシクロオクチルなどの単環構造を含む。
「置換シクロアルキル」は、本明細書の「置換」の定義において列挙されたそのような基を含み、特に、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アルコキシ、置換アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアミノ、アミノ、置換アミノ、アミノカルボニル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アリール、アリールオキシ、アジド、カルボキシル、シアノ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、ケト、ニトロ、チオアルコキシ、置換チオアルコキシ、チオアリールオキシ、チオケト、チオール、アルキル-S(O)-、アリール-S(O)-、アルキル-S(O)2-及びアリール-S(O)2-からなる群から選択される、1個以上の置換基、例えば1〜5個の置換基、特に1〜3個の置換基を有する、シクロアルキル基をいう。
「シクロアルコキシ」は、R43はシクロアルキルである、基-OR43をいう。このようなシクロアルコキシ基は、例として、シクロペントキシ、シクロへキソキシなどを含む。
「シクロアルケニル」は、炭素原子3〜10個を有し、かつ単独の環又は縮合及び架橋した環システムを含む複数の縮合環を有し、かつ少なくとも1部位及び特に1〜2部位にオレフィン系不飽和を有する、環状ヒドロカルビル基をいう。このようなシクロアルケニル基は、例として、シクロヘキセニル、シクロペンテニル、シクロプロペニルなどの、単環構造を含む。
「置換シクロアルケニル」は、本明細書の「置換」の定義において列挙されたそのような基を含み、特に、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アルコキシ、置換アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアミノ、アミノ、置換アミノ、アミノカルボニル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アリール、アリールオキシ、アジド、カルボキシル、シアノ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、ケト、ニトロ、チオアルコキシ、置換チオアルコキシ、チオアリールオキシ、チオケト、チオール、アルキル-S(O)-、アリール-S(O)-、アルキル-S(O)2-及びアリール-S(O)2-からなる群から選択される、1個以上の置換基、例えば1〜5個の置換基、特に1〜3個の置換基を有する、シクロアルケニル基をいう。
「縮合シクロアルケニル」は、第二の脂肪族又は芳香族環と共通であるその2個の環炭素原子を有し、かつシクロアルケニル環に芳香性をもたらさないよう配置されているそのオレフィン系不飽和を有する、シクロアルケニルをいう。
「シアナト」は、ラジカル-OCNをいう。
「シアノ」は、ラジカル-CNをいう。
「ジアルキルアミノ」は、R44及びR45は、本明細書に定義されたような、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロヘテロアルキル、置換シクロヘテロアルキル、ヘテロアリール、又は置換ヘテロアリール基を独立して表す、ラジカル-NR44R45を意味する。
「エテニル」は、置換又は非置換の-(C=C)-をいう。
「エチレン」は、置換又は非置換の-(C-C)-をいう。
「エチニル」は、-(C≡C)-をいう。
「ハロ」又は「ハロゲン」は、フルオロ(F)、クロロ(Cl)、ブロモ(Br)及びヨード(I)をいう。好ましいハロ基は、フルオロ又はクロロのいずれかである。
「水素」は、置換基の文脈で、-Hがその化合物の位置に存在し、かつその同位体である重水素も含むことを、意味する。
「ヒドロキシ」は、ラジカル-OHを意味する。
「ニトロ」は、ラジカル-NO2を意味する。
「置換」は、1個以上の水素原子が、各々独立して、同じ又は異なる置換基(類)と交換されている基をいう。典型的置換基は、-X、-R46、-O-、=O、-OR46、-SR46、-S-、=S、-NR46R47、=NR46、-CX3、-CF3、-CN、-OCN、-SCN、-NO、-NO2、=N2、-N3、-S(O)2O-、-S(O)2OH、-S(O)2R46、-OS(O2)O-、-OS(O)2R46、-P(O)(O-)2、-P(O)(OR46)(O-)、-OP(O)(OR46)(OR47)、-C(O)R46、-C(S)R46、-C(O)OR46、-C(O)NR46R47、-C(O)O-、-C(S)OR46、-NR48C(O)NR46R47、-NR48C(S)NR46R47、-NR49C(NR48)NR46R47、及び-C(NR48)NR46R47を含むが、これらに限定されるものではなく、ここで各Xは、独立してハロゲンであり;R46、R47、R48、及びR49の各々は、独立して水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アルキル、アリールアルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換アルキル、シクロヘテロアルキル、置換シクロヘテロアルキル、ヘテロアルキル、置換ヘテロアルキル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、置換ヘテロアリールアルキル、-NR50R51、-C(O)R50、もしくは-S(O)2R50であるか、又は任意にR50及びR51はそれら両方が結合した原子と一緒に、シクロヘテロアルキルもしくは置換シクロヘテロアルキル環を形成し;並びに、R50及びR51は、独立して水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アルキル、アリールアルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換アルキル、シクロヘテロアルキル、置換シクロヘテロアルキル、ヘテロアルキル、置換ヘテロアルキル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、もしくは置換ヘテロアリールアルキルである。
代表的置換アリールの例は、以下を含む:
Figure 2010511019
これらの式において、R52及びR53の一方は、水素であってよく、並びにR52及びR53の少なくとも一方は各々、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロヘテロアルキル、アルカノイル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルキルアミノ、アリールアミノ、ヘテロアリールアミノ、NR54COR55、NR54SOR55、NR54SO2R57、COOアルキル、COOアリール、CONR54R55、CONR54OR55、NR54R55、SO2NR54R55、S-アルキル、S-アルキル、SOアルキル、SO2アルキル、Sアリール、SOアリール、SO2アリールから独立して選択されるか;又は、R52及びR53は一緒に、任意にN、O又はSの群から選択されたヘテロ原子を1個以上含む、5〜8個の原子から、環(飽和又は不飽和)を形成してよい。R54、R55、及びR56は独立して、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ペルフルオロアルキル、シクロアルキル、シクロヘテロアルキル、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換もしくはヘテロアルキルなどである。
「ヘテロ」は、化合物又は化合物上に存在する基を説明するために使用される場合、化合物又は基中の1個以上の炭素原子が、窒素、酸素、又は硫黄ヘテロ原子により交換されていることを意味する。ヘテロは、1〜5個、特に1〜3個のヘテロ原子を有し、アルキル、例えばヘテロアルキル、シクロアルキル、例えばシクロヘテロアルキル、アリール、例えばヘテロアリール、シクロアルケニル、シクロヘテロアルケニルなどの先に説明されたヒドロカルビル基のいずれかに適用されてよい。
「ヘテロアリール」は、ヘテロ原子を1個以上及び5〜12個の環員、より一般的には5〜10個の環員を含む、単環又は多環の芳香環構造を意味する。ヘテロアリール基は、例えば、縮合された5もしくは6員環又は2個の縮合された6員環から、又は更なる例として2個の縮合された5員環から形成された、5員又は6員の単環又は二環の構造であることができる。各環は、典型的には窒素、硫黄及び酸素から選択されたヘテロ原子を最大約4個含んでよい。典型的には、ヘテロアリール環は、最大4個のヘテロ原子、より典型的には最大3個のヘテロ原子、より一般的には最大2個、例えば1個のヘテロ原子を含むであろう。一実施態様において、ヘテロアリール環は、少なくとも1個の環窒素原子を含む。ヘテロアリール環の窒素原子は、イミダゾールもしくはピリジンの場合のように、塩基性であることができるか、又はインドールもしくはピロール窒素の場合のように、本質的に非塩基性であることができる。一般に、環の任意のアミノ置換基を含む、ヘテロアリール基に存在する塩基性窒素原子の数は、5個未満であろう。5員の単環式ヘテロアリール基の例は、ピロール、フラン、チオフェン、イミダゾール、フラザン、オキサゾール、オキサジアゾール、オキサトリアゾール、イソオキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、ピラゾール、トリアゾール及びテトラゾール基を含むが、これらに限定されるものではない。6員の単環式ヘテロアリール基の例は、ピリジン、ピラジン、ピリダジン、ピリミジン及びトリアジンを含むが、これらに限定されるものではない。別の5員環に縮合した5員環を含む二環式ヘテロアリール基の特定の例は、イミダゾチアゾール及びイミダゾイミダゾールを含むが、これらに限定されるものではない。5員環に縮合した6員環を含む二環式ヘテロアリール基の特定の例は、ベンゾフラン、ベンゾチオフェン、ベンズイミダゾール、ベンゾオキサゾール、イソベンゾオキサゾール、ベンズイソオキサゾール、ベンズチアゾール、ベンズイソチアゾール、イソベンゾフラン、インドール、イソインドール、イソインドロン、インドリジン、インドリン、イソインドリン、プリン(例えばアデニン、グアニン)、インダゾール、ピラゾロピリミジン、トリアゾロピリミジン、ベンゾジオキソール及びピラゾロピリジン基を含むが、これらに限定されるものではない。2個の縮合した6員環を含む二環式ヘテロアリール基の特定の例は、キノリン、イソキノリン、クロマン、チオクロマン、クロメン、イソクロメン、クロマン、イソクロマン、ベンゾジオキサン、キノリジン、ベンゾオキサジン、ベンゾジアジン、ピリドピリジン、キノキサリン、キナゾリン、シンノリン、フタラジン、ナフチリジン、及びプテリジン基を含むが、これらに限定されるものではない。特定のヘテロアリール基は、チオフェン、ピロール、ベンゾチオフェン、ベンゾフラン、インドール、ピリジン、キノリン、イミダゾール、オキサゾール、及びピラジン由来のものである。
代表的ヘテロアリールの例は、以下を含み:
Figure 2010511019
ここで、各Yは、カルボニル、N、NR58、O、及びSから選択され;かつ、R58は、独立して水素、アルキル、シクロアルキル、シクロヘテロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロアルキルなどである。用語「ヘテロアリール」は、以下に定義される「ビシクロヘテロアリール」を含む。
「ビシクロヘテロアリール」は、親のビシクロヘテロ芳香環システムの1個の原子から1個の水素原子を除去することにより誘導される一価のビシクロヘテロ芳香族基をいう。典型的ビシクロヘテロアリール基は、ベンゾフラン、ベンズイミダゾール、ベンズインダゾール、ベンズジオキサン、クロメン、クロマン、シンノリン、フタラジン、インドール、インドリン、インドリジン、イソベンゾフラン、イソクロメン、イソインドール、イソインドリン、イソインドロン、イソキノリン、ベンゾチアゾール、ベンゾオキサゾール、ナフチリジン、ベンゾオキサジアゾール、プテリジン、プリン、ベンゾピラン、ベンゾピラジン、ピリドピリミジン、キナゾリン、キノリン、キノリジン、キノキサリン、ベンゾモルファン、テトラヒドロイソキノリン、テトラヒドロキノリンなどから誘導された基を含むが、これらに限定されるものではない。好ましくは、ビシクロヘテロアリール基は、9〜11員のビシクロヘテロアリールであり、5〜10員のヘテロアリールが特に好ましい。特定のビシクロヘテロアリール基は、ベンゾチオフェン、ベンゾフラン、ベンゾチアゾール、インドール、キノリン、イソキノリン、ベンズイミダゾール、ベンゾオキサゾール及びベンズジオキサンから誘導されたものである。
本明細書において使用される用語「ヘテロシクロアルキル」は、N、O及びSから独立して選択されたヘテロ原子を1個以上含む、4〜7員の安定したヘテロ環式非芳香環及び縮合環をいう。縮合ヘテロ環システムは、炭素環式環を含んでよく、1個のヘテロ環を含むことのみ必要である。ヘテロ環の例は、モルホリン、ピペリジン(例えば、1-ピペリジニル、2-ピペリジニル、3-ピペリジニル、及び4-ピペリジニル)、ピロリジン(例えば、1-ピロリジニル、2-ピロリジニル、及び3-ピロリジニル)、ピロリドン、ピラン(2H-ピラン、又は4H-ピラン)、ジヒドロチオフェン、ジヒドロピラン、ジヒドロフラン、ジヒドロチアゾール、テトラヒドロフラン、テトラヒドロチオフェン、ジオキサン、テトラヒドロピラン(例えば、4-テトラヒドロピラニル)、イミダゾリン、イミダゾリジノン、オキサゾリン、チアゾリン、2-ピラゾリン、ピラゾリジン、ピペラジン、及びN-アルキルピペラジン、例えばN-メチルピペラジンを含むが、これらに限定されるものではない。更なる例は、チオモルホリン及びそのS-オキシド及びS,S-ジオキシド(特にチオモルホリン)を含む。より更なる例は、アゼチジン、ピペリドン、ピペラゾン、及びN-アルキルピペリジン、例えばN-メチルピペリジンを含む。ヘテロシクロアルキル基の特定の例は、以下の例証的例に示されており:
Figure 2010511019
ここで、各Xは、CR58 2、NR58、O及びSから選択され;かつ、各Yは、NR58、O及びSから選択され;並びに、R58は、独立して水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロアルキルなどである。これらのヘテロシクロアルキル環は、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アルコキシ、置換アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアミノ、アミノ、置換アミノ、アミノカルボニル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アリール、アリールオキシ、アジド、カルボキシル、シアノ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、ケト、ニトロ、チオアルコキシ、置換チオアルコキシ、チオアリールオキシ、チオケト、チオール、アルキル-S(O)-、アリール-S(O)-、アルキル-S(O)2-及びアリール-S(O)2-からなる群から選択される1個以上の基により任意に置換されてよい。置換基は、例えばラクタム及び尿素誘導体を提供する、カルボニル又はチオカルボニルを含む。用語「ヘテロシクロアルキル」は、以下に定義される「ヘテロシクロアルケニル」を含む。
代表的ヘテロシクロアルケニルの例は、以下を含み:
Figure 2010511019
ここで、各Xは、CR58 2、NR58、O及びSから選択され;かつ、各Yは、カルボニル、N、NR58、O及びSから選択され;並びに、R58は、独立して水素、アルキル、シクロアルキル、シクロヘテロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロアルキルなどである。
置換を含むヘテロ原子を有するアリールの代表的例は、以下を含み:
Figure 2010511019
ここで、各Xは、C-R58 2、NR58、O及びSから選択され;かつ、各Yは、カルボニル、NR58、O及びSから選択され;並びに、R58は、独立して水素、アルキル、シクロアルキル、シクロヘテロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロアルキルなどである。
「ヘテロ置換基」は、本発明の化合物の環原子上に直接置換基として存在するR4C基中のR4として存在してよいか、又はそれらの化合物中に存在する「置換された」アリール及び脂肪族基の置換基として存在してよい、ハロ、O、S又はN原子を含む官能基をいう。
ヘテロ置換基の例は、以下を含み:
-ハロ、
-NO2、-NH2、-NHR59、-N(R59)2
-NRCOR、-NR59SOR59、-NR59SO2R59、OH、CN、
-CO2H、
-R59-OH、-O-R59、-COOR59
-CON(R59)2、-CONROR59,
-SO3H、-R59-S、-SO2N(R59)2
-S(O)R59、-S(O)2R59
ここで、各R59は独立して任意に置換を伴うアリール又は脂肪族である。R59基を含むヘテロ置換基の中で、本明細書に定義されたような、アリール及びアルキルR59基を有するような物質が好ましい。好ましいヘテロ置換基は、先に列記したものである。
「水素結合ドナー」基は、O-H、N-H官能性を含む基をいう。「水素結合ドナー」基の例は、-OH、-NH2、及び-NH-R59aを含み、ここでR59aは、アルキル、シクロアルキル、アリール、又はヘテロアリールである。
「ジヒドロキシホスホリル」は、ラジカル-PO(OH)2をいう。
「置換ジヒドロキシホスホリル」は、本明細書の「置換」の定義において列挙されたそのような基を含み、特に、ヒドロキシル基の一方又は両方が置換されているジヒドロキシホスホリルラジカルをいう。好適な置換基は、以下に詳述されている。
「アミノヒドロキシホスホリル」は、ラジカル-PO(OH)NH2をいう。
「置換アミノヒドロキシホスホリル」は、本明細書の「置換」の定義において列挙されたそのような基を含み、特に、アミノ基が1又は2個の置換基により置換されているアミノヒドロキシホスホリルをいう。好適な置換基は、以下に詳述されている。ある実施態様において、ヒドロキシル基は、置換され得る。
「チオアルコキシ」は、R60がアルキルである、基-SR60をいう。
「置換チオアルコキシ」は、本明細書の「置換」の定義において列挙されたそのような基を含み、特に、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アルコキシ、置換アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアミノ、アミノ、置換アミノ、アミノカルボニル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アリール、アリールオキシ、アジド、カルボキシル、シアノ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、ケト、ニトロ、チオアルコキシ、置換チオアルコキシ、チオアリールオキシ、チオケト、チオール、アルキル-S(O)-、アリール-S(O)-、アルキル-S(O)2-及びアリール-S(O)2-からなる群から選択される、1個以上の置換基、例えば1〜5個の置換基、特に1〜3個の置換基を有するチオアルコキシ基をいう。
「スルファニル」は、ラジカルHS-をいう。「置換スルファニル」は、RS-などのラジカルをいい、ここでRは、本明細書に説明された任意の置換基である。
「スルホニル」は、二価のラジカル-S(O2)-をいう。「置換スルホニル」は、R61-(O2)S-などのラジカルをいい、ここでR61は、本明細書に説明された任意の置換基である。「アミノスルホニル」又は「スルホンアミド」は、ラジカルH2N(O2)S-をいい、かつ「置換アミノスルホニル」又は「置換スルホンアミド」は、R62 2N(O2)S-などのラジカルをいい、ここで各R62は、独立して本明細書に説明された任意の置換基である。
「スルホン」は、基-SO2R63をいう。特定の実施態様において、R63は、H、低級アルキル、アルキル、アリール、及びヘテロアリールから選択される。
「スルホンアミド」は、化学基-SO2NH2を含む化合物の群をいう。
「チオアリールオキシ」は、基-SR64をいい、ここでR64は、アリールである。
「チオケト」は、基=Sをいう。
「チオール」は、基-SHをいう。
有機合成の技術分野の業者は、安定した化学的に実行可能なヘテロ環の最大数のヘテロ原子は、それが芳香族であるか又は非芳香族であるかにかかわらず、環のサイズ、不飽和度及びヘテロ原子の価数により決定されることを認めるであろう。一般に、ヘテロ環は、ヘテロ環式芳香環が化学的に実行可能でありかつ安定している限りは、1〜4個のヘテロ原子を有してよい。
「医薬として許容し得る」とは、米国連邦政府もしくは州政府の規制機関又は米国以外の国々の対応する機関により承認されていること、あるいは動物、より特定するとヒトにおける使用に関する米薬局方もしくは他の一般に認められた薬局方に収載されていることを意味する。
「医薬として許容し得る塩」は、医薬として許容することができ、かつ親化合物の望ましい薬理学的活性を有する本発明の化合物の塩をいう。特にそのような塩は、無毒であり、無機又は有機の酸付加塩及び塩基付加塩であってよい。具体的には、そのような塩は:(1)酸付加塩であって、例えば塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸などの無機酸により形成されたもの;又は、酢酸、プロピオン酸、ヘキサン酸、シクロペンタンプロピオン酸、グリコール酸、ピルビン酸、乳酸、マロン酸、コハク酸、リンゴ酸、マレイン酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸、3-(4-ヒドロキシベンゾイル)安息香酸、ケイヒ酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、1,2-エタン-ジスルホン酸、2-ヒドロキシエタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、4-クロロベンゼンスルホン酸、2-ナフタレンスルホン酸、4-トルエンスルホン酸、カンファースルホン酸、4-メチルビシクロ[2.2.2]-オクタ-2-エン-1-カルボン酸、グルコヘプトン酸、3-フェニルプロピオン酸、トリメチル酢酸、第3級ブチル酢酸、ラウリル硫酸、グルコン酸、グルタミン酸、ヒドロキシナフトエ酸、サリチル酸、ステアリン酸、ムコン酸などの有機酸により形成されたもの;又は、(2)親化合物に存在する酸性プロトンが、例えばアルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオン、もしくはアルミニウムイオンなどの金属イオンにより交換されるか;又は、エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、N-メチルグルカミンなどの有機塩基と配位するかのいずれかの場合に、形成された塩:を含む。塩は更に、単に例として、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、アンモニウム、テトラアルキルアンモニウムなどを含み;並びに、この化合物が塩基性官能基を含む場合、無毒の有機酸又は無機酸の塩、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、酒石酸塩、メシル酸塩、酢酸塩、マレイン酸塩、シュウ酸塩などである。用語「医薬として許容し得る陽イオン」は、酸性官能基の無毒の許容し得る陽イオン性対イオンをいう。このような陽イオンは、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、アンモニウム、テトラアルキルアンモニウム陽イオンなどにより例証される。
「医薬として許容し得るビヒクル」は、それと共に本発明の化合物が投与される、希釈剤、補助剤、賦形剤又は担体をいう。
「予防する」又は「予防」は、疾患又は障害を獲得するリスクの低下をいう(すなわち、疾患に曝露されたか又は疾患素因を有するが、依然その疾患を経験しないか又は疾患症状を呈しない被験者において、疾患の臨床症状の少なくとも1つが発症されないことを生じる)。この用語は、疾患の予防のために取られる手段を意味する、用語「予防法」を包含している。
「プロドラッグ」は、切断可能な基を有し、かつ加溶媒分解によるか又は生理的条件下で、インビボにおいて医薬として活性がある本発明の化合物となり始める、本発明の化合物の誘導体を含む本発明の化合物をいう。このような例は、コリンエステル誘導体など、N-アルキルモルホリンエステルなどを含むが、これらに限定されるものではない。
「溶媒和物」は、通常加溶媒分解反応により溶媒と会合されている化合物の形をいう。この物理的会合は、水素結合を含む。通常の溶媒は、水、エタノール、酢酸などを含む。本発明の化合物は、例えば結晶型で調製されてよく、かつ溶媒和もしくは水和されてよい。好適な溶媒和物は、水和物などの医薬として許容し得る溶媒和物を含み、かつ更に化学量論的な溶媒和物及び非-化学量論的な溶媒和物の両方を含む。例えば1個以上の溶媒分子が結晶固形物の結晶格子内に組み込まれている場合など、場合によっては、この溶媒和物は単離することが可能であろう。「溶媒和物」は、液-相及び単離可能な溶媒和物の両方を包含している。代表的溶媒和物は、水和物、エタノール付加物及びメタノール付加物を含む。
「被験者」は、ヒトを含む。用語「ヒト」、「患者」及び「被験者」は、本明細書において区別なく使用される。
「治療的有効量」は、疾患の治療のために被験者に投与された場合に、疾患に関してそのような治療を実行するのに十分である化合物の量を意味する。「治療的有効量」は、化合物、疾患及びその重症度、並びに治療される被験者の年齢、体重などに応じて変動することができる。特に軟骨又は関節の分解及び/又は炎症に関与する疾患の治療に関して、用語「治療的有効量」又は「TAK1-阻害有効量」は、被験者の疾患を患った組織においてTAK1の生成をほぼ生物学的に有意に減少し、その結果軟骨又は関節の分解及び/又は炎症は有意に軽減される本発明の化合物の有効量を意味することが意図されている。MMP1-阻害特性を有する化合物又は「MMP1-阻害性化合物」は、細胞へ有効量で投与される本発明の化合物が、そのような細胞内でのMMP1の生成の生物学的に有意な低下を引き起こすことができることを意味する。
任意の疾患又は障害を「治療する」又は「治療」は、一実施態様において、疾患又は障害を改善することを意味する(すなわち、疾患又はそれらの臨床症状の少なくともひとつの発生を停止又は軽減する)。別の実施態様において、「治療する」又は「治療」は、被験者により識別できないような身体的パラメータの少なくとも1つを改善することをいう。更に別の実施態様において、「治療する」又は「治療」は、身体的に(例えば、識別可能な症状の安定化)、生理学的に(例えば、生理学的パラメータの安定化)のいずれか、又は両方で、疾患又は障害を変調することをいう。更に別の実施態様において、「治療する」又は「治療」は、疾患又は障害の発症を遅延することをいう。
「本発明の化合物」及び同等の表現は、本明細書において先に説明された式(I又はII)の化合物を包含することを意味し、この表現はその状況が許す場合は、プロドラッグ、医薬として許容し得る塩、及び溶媒和物、例えば水和物を含む。同様に、中間体の言及は、それら自身が主張されているかどうかにかかわらず、その状況が許す場合は、それらの塩、及び溶媒和物を包含することを意味する。
本発明の化合物の他の誘導体は、それらの酸型及び酸誘導体型の両方での活性を有するが、酸感受性型で、哺乳類の組織体内での溶解度、組織適合性、又は遅延放出の利点をもたらすことが多い(Bundgard, H.の文献、「Design of Prodrugs」、7-9、21-24頁、Elsevier, アムステルダム 1985)。プロドラッグは、当該技術分野の実践者に周知の酸誘導体、例えば、親酸の好適なアルコールとの反応により調製されたエステル、又は親酸化合物の置換もしくは非置換のアミンとの反応により調製されたアミド、又は酸無水物、又は混合された無水物を含む。本発明の化合物上のペンダントである酸性基から誘導された単純な脂肪族又は芳香族エステル、アミド及び無水物は、好ましいプロドラッグである。場合によっては、二重エステル型プロドラッグ、例えば(アシルオキシ)アルキルエステル又は((アルコキシカルボニル)オキシ)アルキルエステルなどを調製することが望ましい。本発明の化合物のC1-C8アルキル、C2-C8アルケニル、アリール、C7-C12置換アリール、及びC7-C12アリールアルキルエステルが好ましい。
本明細書において使用される用語「同位体変種」は、そのような化合物を構成する原子の1個以上の同位体を天然でない割合で含む化合物をいう。例えば化合物の「同位体変種」は、1種以上の非-放射性同位体、例えば重水素(2H又はD)、炭素-13(13C)、窒素-15(15N)などを含むことができる。そのような同位体置換が行われている化合物において、以下の原子が存在する場合には、これらは変動してよく、その結果例えば、任意の水素は2H/Dであってよく、任意の炭素は13Cであってよく、もしくは任意の窒素は15Nであってよく、かつそのような原子の存在及び配置は、当業者により決定され得ることは理解されるであろう。同様に本発明は、例えば得られる化合物が薬物及び/又は基質の組織分布試験において使用される場合において、放射性同位元素による同位体変種の調製を含むことができる。放射性同位元素トリチウム、すなわち3H,、及び炭素-14、すなわち14Cは、それらの組み込みの容易さ及び敏速な検出手段を考慮し、この目的に特に有用である。更に11C、18F、15O及び13Nなどの同位体を放出するポジトロンにより置換された化合物が調製されてよく、かつこれらは、基質受容体占拠を試験するポジトロン放出型断層撮影(PET)試験において有用であろう。
本明細書において提供された化合物の全ての同位体変種は、放射性であるかどうかにかかわらず、本発明の範囲内に包含されることが意図される。
同じ分子式を有するがそれらの原子の結合の性質もしくは配列又はそれらの原子の空間配置が異なる化合物は、「異性体」と称されることも理解されるであろう。それらの原子の空間配置が異なる異性体は、「立体異性体」と称される。
互いに鏡像でない立体異性体は、「ジアステレオマー」と称され、互いに重ねることができない鏡像である立体異性体は、「エナンチオマー」と称される。化合物が不斉中心を有する場合、例えば4種の異なる基に結合される場合、エナンチオマー対が可能である。エナンチオマーは、その不斉中心の絶対配置により特徴付けることができ、並びにCahn及びPrelogのR-及びS-配列則によるか、又は分子が偏光面で回転し、かつ右旋光又は左旋光(すなわち、各々、(+)又は(-)-異性体)と命名される方式により、説明される。キラル化合物は、個々のエナンチオマー又はそれらの混合物として存在することができる。これらのエナンチオマーを等しい割合で含有する混合物は、「ラセミ混合物」と称される。
「互変異性体」は、特定の化合物構造の互換性のある型であり、かつ水素原子及び電子の移動で変動する化合物をいう。従ってふたつの構造は、π電子及び原子(通常H)の移動により平衡状態であることができる。例えば、エノール及びケトンは、酸又は塩基のいずれかによる処置により迅速に相互転換するので、これらは互変異性体である。別の互変異性体の例は、同様に酸又は塩基による処理により形成されるフェニルニトロメタンのaci-及びnitro-型である。
互変異性体は、関心対象の化合物の最適な化学反応性及び生物活性の獲得に関連してよい。
本発明の化合物は、1個以上の不斉中心を有し;従ってそのような化合物は、個別の(R)-もしくは(S)-立体異性体又はそれらの混合物として生成され得る。別に記さない限りは、本明細書及び「特許請求の範囲」における特定の化合物の説明又は命名は、個々のエナンチオマーの両方及びそれらの混合物、ラセミ体又はその他を含むことが意図されている。立体化学の決定法及び立体異性体の分離法は、当該技術分野において周知である。
(化合物)
本発明は、その発現が細胞外マトリックス(ECM)の分解を生じる経路に関連し、並びに変性関節並びにそのような分解及び/又は炎症に関与する疾患の原因因子である、セリン/トレオニンキナーゼの活性部位へ結合することが可能であるイミダゾロピリジン化合物のクラスに関する。
一般的態様において、本発明は、式Iの化合物、又は、それらの医薬として許容し得る塩、水和物、溶媒和物もしくはプロドラッグに関する:
Figure 2010511019
(式中:
CYは、ハロゲン、OH、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、NH2、N(C1-C6アルキル)(C1-C6アルキル)、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル又はCF3から選択される1個以上の基により任意に置換されたアリール又はヘテロアリール基を表し;
R1は、H、ハロゲン、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、CF3、CN、ヘテロシクロアルキル基、シクロアルキル基、単環アリール基、単環ヘテロアリール基、CNHNRaRb;-CORa、-ORa、-OC(O)-C1-C6アルキル、-(CH2)aCOORa、-C(O)NRaRb、-S(O)2(CH2)aN(RaRb)、-SRa、-SO(CH2)aNRaRb、-S(O)2-Ra、-SORa、-(CH2)aNRaRb、-(CH2)aN(Ra)S(O)2-C1-C6アルキル、-(CH2)aNRaS(O)-C1-C6アルキル、-NRaCO-Rb、-NH-CO-CO-ORaを表し、それらの各々は、ハロゲン、OH、C1-C6アルキル、NH2、N(C1-C6アルキル)(C1-C6アルキル)、任意に置換されたヘテロシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルキル、もしくはCF3から選択される1個以上の基により任意に置換されてよく;
R2は、=O、ヒドロキシ、ハロゲン、CN、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、-CNHNRaRb、-CORa、-ORa、-OC(O)-C1-C6アルキル、-(CH2)aCOORa、-C(O)NRaRb、-S(O)2(CH2)aN(RaRb)、-SRa、-SO(CH2)aNRaRb、-S(O)2-Ra、-SORa、-(CH2)aNRaRb、-(CH2)aN(Ra)S(O)2-Rb、-(CH2)aNRaS(O)-C1-C6アルキル、-NRaCO-Rb、-NH-CO-CO-ORa、-NH-CO-NRaRbから選択される1個以上の基により任意に置換されたH、アリール又はヘテロアリール基を表し、それらの各々は、ハロゲン、-OH、C1-C6アルキル、-NH2、-N(C1-C6アルキル)(C1-C6アルキル)、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル、もしくは-CF3から選択された1個以上の基により任意に置換されてよく;
R3、R4、R5及びR6は各々独立して、H、C1-C6アルキル、ハロゲン、(CH2)a-アリール又は(CH2)a-ヘテロアリールを表し;=O、ヒドロキシ、ハロゲン、CN、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、-CNHNRaRb、-CORa、-ORa、-OC(O)-C1-C6アルキル、-(CH2)aCOORa、-C(O)NRaRb、-S(O)2(CH2)aN(RaRb)、-SRa、-SO(CH2)aNRaRb、-S(O)2-Ra、-SORa、-(CH2)aNRaRb、-(CH2)aN(Ra)S(O)2-Rb、-(CH2)aNRaS(O)-C1-C6アルキル、-NRaCO-Rb、-NH-CO-CO-ORa、-NH-CO-NRaRbから選択された1個以上の基により任意に置換され;それらの各々は、ハロゲン、-OH、C1-C6アルキル、-NH2、-N(C1-C6アルキル)(C1-6アルキル)、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル、もしくは-CF3から選択された1個以上の基により任意に置換され;
Ra及びRbは各々独立して、H、ハロゲン、C1-C6アルキル、(CH2)a-N(C1-C6アルキル)(C1-C6-アルキル)、(CH2)a-単環アリール、(CH2)a-単環ヘテロアリール、(CH2)a-シクロアルキル又は(CH2)a-ヘテロシクロアルキルを表し;それらの各々は、ハロゲン、-OH、C1-C6アルキル、C1-C6アルキル-O-C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、-NH2、-NRcRd、NRcCORd、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、置換されたヘテロシクロアルキル、もしくは-CF3から選択された1個以上の基により任意に置換されてよいか;又は、Ra及びRbは、同じ原子に結合している場合、それらが結合した窒素と一緒に、ハロゲン、-OH、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、-NH2、-NRcRd、-NRcCORd、-C(O)NRcRd、任意に置換されたアリール、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたシクロアルキルもしくは-CF3から選択された1個以上の基により任意に置換されてよいヘテロシクロアルキル基を表してよく;
Rc及びRdは各々独立して、H、C1-C6アルキルを表し;並びに
「a」は、0、1、2又は3である。)。
本発明は同じく、哺乳類細胞における抗炎症特性を有する式(II)の化合物、又は、それらの医薬として許容し得る塩、水和物、溶媒和物もしくはプロドラッグにも関する:
Figure 2010511019
(式中:
A及びBは各々独立して、CRgR"、NR"、酸素又は硫黄を表し;
AAは、CRg又はNを表し;
Dは、C=O、CRgR"、又はNR"を表し;
Eは、N、CR"C(O)Rg、又はCR"Rgを表し;
Tは、CR"又はNを表し;
U、V、W及びXは各々独立して、CR"Rh又はNR"を表し;
R3、R4、R5及びR6は各々独立して、H、C1-C6アルキル、ハロゲン、(CH2)a-アリール又は(CH2)a-ヘテロアリールを表し;
CYは、ハロゲン、OH、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、NH2、N(C1-C6アルキル)(C1-C6アルキル)、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル又はCF3から選択された1個以上の基により任意に置換された、アリール又はヘテロアリール基を表し;
XXは、結合、-C(O)N(CH2)c-、-NC(O)(CH2)c-、S(O)2N(CH2)c-、-NS(O)2(CH2)c-から選択された連結基を表すか、又は、XXは、CNHNReRf、CORe、ORe、OC(O)-C1-C6アルキル、(CH2)cCOORe、C(O)NReRf、S(O)2(CH2)cN(ReRf)、SRe、SO(CH2)cNReRf、S(O)2-Re、SORe、(CH2)cNReRf、(CH2)cN(Re)S(O)2-C1-C6アルキル、(CH2)cNReS(O)-C1-C6アルキル、NReCO-Rf、NH-CO-CO-OReから選択された基を表し;それらの各々は、ハロゲン、OH、C1-C6 アルキル、NH2、N(C1-C6アルキル)(C1-C6アルキル)、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル、もしくはCF3から選択された1個以上の基により任意に置換されてよく;
Yは、CR"、O又はNを表し;但し、YがOを表す場合、zは0であることを条件とし;
Zは、H、ハロゲン、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、CF3、CN、ヘテロシクロアルキル基、シクロアルキル基、単環アリール基、単環ヘテロアリール基、CNHNReRf、CORe、ORe、OC(O)-C1-C6アルキル、(CH2)cCOORe、C(O)NReRf、S(O)2(CH2)cN(ReRf)、SRe、SO(CH2)cNReRf、S(O)2-Re、SORe、(CH2)cNReRf、(CH2)cN(Re)S(O)2-C1-C6アルキル、(CH2)cNReS(O)-C1-C6アルキル、NReCO-Rf、NH-CO-CO-OReを表し;それらの各々は、ハロゲン、OH、C1-C6 アルキル、NH2、N(C1-C6アルキル)(C1-C6アルキル)、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル、もしくはCF3から選択された1個以上の基により任意に置換されてよく;
「b」及び「d」は各々独立して、0又は1であり;但し、b又はdの少なくとも一方は1であることを条件とし;
「c」は、0、1、2又は3であり;
「n」は、0又は1であり;
「z」は、0又は1であり;
R"は、H、Fを表すか、又は隣接原子との二重結合を形成し;
Re及びRfは各々独立して、H、ハロゲン、C1-C6アルキル、(CH2)c-N(C1-C6アルキル)(C1-C6-アルキル)、(CH2)c-単環アリール、(CH2)c-単環ヘテロアリール、(CH2)c-シクロアルキル、もしくは(CH2)C-ヘテロシクロアルキルを表すか、又はRe及びRfは、同じ原子に結合した場合、それらが結合した窒素と一緒に、ヘテロシクロアルキル基を表してよく;並びに
Rgは、H、ハロゲン、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、CF3、CN、ヘテロシクロアルキル基、シクロアルキル基、単環アリール基、単環ヘテロアリール基、CNHNReRf、CORe、ORe、OC(O)-C1-C6アルキル、(CH2)cCOORe、C(O)NReRf、S(O)2(CH2)cN(ReRf)、SRe、SO(CH2)cNReRf、S(O)2-Re、SORe、(CH2)cNReRf、(CH2)cN(Re)S(O)2-C1-C6アルキル、(CH2)cNReS(O)-C1-C6アルキル、NReCO-Rf、NH-CO-CO-OReを表し;それらの各々は、ハロゲン、OH、C1-C6アルキル、NH2、N(C1-C6アルキル)(C1-C6アルキル)、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル、もしくはCF3から選択された1個以上の基により任意に置換されてよく;
Rhは独立して、H、ハロゲン、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、CF3、CN、ヘテロシクロアルキル基、シクロアルキル基、単環アリール基、単環ヘテロアリール基、CNHNReRf、CORe、ORe、OC(O)-C1-C6アルキル、(CH2)cCOORe、C(O)NReRf、S(O)2(CH2)cN(ReRf)、SRe、SO(CH2)cNReRf、S(O)2-Re、SORe、(CH2)cNReRf、(CH2)cN(Re)S(O)2-C1-C6アルキル、(CH2)cNReS(O)-C1-C6アルキル、NReCO-Rf、NH-CO-CO-OReを表し;それらの各々は、ハロゲン、OH、C1-C6 アルキル、NH2、N(C1-C6アルキル)(C1-C6アルキル)、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル、もしくはCF3から選択された1個以上の基により任意に置換されてよく;
但し、XXが連結基を表す場合、nは1を表し、並びにXXが連結基でない場合は、nは0を表すことを条件とし;並びに
更に、A、B、AA、D及びEを含む環は、芳香族システムであることを条件とする。)。
本発明の別の態様は、式IIIの化合物、又は、それらの医薬として許容し得る塩、溶媒和物もしくはプロドラッグ;又は、それらの立体異性体、同位体変種もしくは互変異性体に関する:
Figure 2010511019
(式中:
R1は、H;ハロゲン;C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、CF3、CN、任意に置換されたヘテロシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換された単環アリール、任意に置換された単環ヘテロアリール、CNHNRaRb;-CORa;-ORa;-OC(O)-C1-C6アルキル、(CH2)aCOORa;C(O)NRaRb;S(O)2(CH2)aN(RaRb)、SRa、SO(CH2)aNRaRb、S(O)2-Ra、SORa、(CH2)aNRaRb;(CH2)aN(Ra)S(O)2-C1-C6アルキル、(CH2)aNRaS(O)-C1-C6アルキル、NRaCO-Rb、NH-CO-CO-ORaを表し;それらの各々は、H、ハロゲン、OH、C1-C6アルキル、NH2、N(C1-C6アルキル)(C1-C6アルキル)、任意に置換されたヘテロシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルキル、もしくはCF3から選択された1個以上の基により任意に置換されてよく;
R2は、置換又は非置換のアリール、置換又は非置換のヘテロアリールから選択され;
R3、R4、R5及びR6は、H、OH、OMe、OC3H5、F、Cl、Me、Et、SO2Me、CF3、及びOCF3から選択され;
CYは、置換又は非置換のアリール、置換又は非置換のピリジル、及び置換又は非置換のピリミジンから選択され;
Ra及びRbは各々独立して、H、ハロゲン、C1-C6アルキル、(CH2)a-N(C1-C6アルキル)(C1-C6-アルキル)、(CH2)a-単環アリール、(CH2)a-単環ヘテロアリール、(CH2)a-シクロアルキル、又は(CH2)a-ヘテロシクロアルキルを表し、それらの各々は、ハロゲン、-OH、C1-C6アルキル、C1-C6アルキル-O-C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、-NH2、-NRcRd、NRcCORd、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、置換されたヘテロシクロアルキル、もしくは-CF3から選択された1個以上の基により任意に置換されるか;又は、Ra及びRbは、同じ原子に結合している場合、それらが結合した窒素と一緒に、ハロゲン、-OH、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、-NH2、-NRcRd、-NRcCORd、-C(O)NRcRd、任意に置換されたアリール、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたシクロアルキル、もしくは-CF3から選択された1個以上の基により任意に置換されたヘテロシクロアルキル基を表し;
Rc及びRdは各々独立して、H、C1-C6アルキルを表し;並びに
「a」は、0、1、2又は3である。)。
一実施態様において、式IIIの化合物に関して、CYは、置換フェニル、置換ピリジル、及び置換ピリミジンから選択される。
一実施態様において、式IIIの化合物に関して、CYは:
Figure 2010511019
から選択され、ここでR1は、式IIIについて説明されたものであり;下付き文字n1は、1〜4から選択され;並びに、各R1bは、水素、置換又は非置換のC1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、C1-C6ハロアルキル、シアノ、及びハロから独立して選択される。
一実施態様において、下付き文字n1は、1〜2から選択され;並びに、各R1bは、水素、アルキル、ハロアルキル、及びハロから独立して選択される。
別の実施態様において、下付き文字n1は、1〜2から選択され;並びに、各R1bは、水素、Me、CF3、Cl、及びFから独立して選択される。
一実施態様において、式IIIの化合物に関して、CYは:
Figure 2010511019
であり;並びに、ここでR1は、式IIIについて説明されたものであり;並びに、R1b1、R1b2、R1b3、及びR1b4の各々は、水素、置換又は非置換のC1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、C1-C6ハロアルキル、シアノ、及びハロから独立して選択される。
一実施態様において、R1b1、R1b2、R1b3、及びR1b4の各々は、Hである。
別の実施態様において、R1b1、R1b2、R1b3、及びR1b4のひとつは、Me、Cl、F又はCF3であり;及び、残りはHである。
別の実施態様において、R1b1、R1b2、R1b3、及びR1b4のふたつは、Cl又はFであり;及び、それらの残りはHである。
一実施態様において、式IIIの化合物に関して、R3、R4、R5及びR6は全て、Hである。
別の実施態様において、式IIIの化合物に関して、CYは、置換フェニル、置換ピリジル、及び置換ピリミジンから選択され;並びに、R1は-L-R1aであり;ここで
Lは、結合、アルキレン、-CO-、及び-SO2-から選択され;並びに
R1aは、置換又は非置換のアルキル、置換又は非置換のシクロアルキル、置換又は非置換のアリール、置換又は非置換のヘテロシクロアルキル、置換又は非置換のヘテロアリール、置換又は非置換のアミノ、置換又は非置換のアラルキル、置換又は非置換のヘテロアリールアルキル、及び置換又は非置換のアミノアルキルから選択される。
一実施態様において、式IIIの化合物に関して、化合物は、式IIIa、IIIb、IIIc又はIIIdであり:
Figure 2010511019
ここで、L及びR1aは、先に説明されたものであり;下付き文字n1は、1〜4から選択され;並びに、各R1bは、水素、置換又は非置換のC1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、C1-C6ハロアルキル、シアノ、及びハロから独立して選択される。
一実施態様において、各R1bは、Me、Et、Pr、iso-Pr、Cl、F、CN、OMe、OEt、CF3、CF2CF3、及びOCF3から独立して選択される。
一実施態様において、式IIIa-IIIdの化合物に関して、Lは、-CO-又はSO2-であり;並びに、R1aは、置換又は非置換のC1-C6アルキル、置換又は非置換のシクロアルキル、置換又は非置換のアリール、置換又は非置換のヘテロシクロアルキル、置換又は非置換のヘテロアリール、置換又は非置換のアラルキル、及び置換又は非置換のヘテロアリールアルキルから選択される。
一実施態様において、式IIIa-IIIdの化合物に関して、Lは、-CO-又はSO2-であり;及び、R1aは、置換又は非置換のアミノである。
一実施態様において、式IIIa-IIIdの化合物に関して、Lは、-CO-又はSO2-であり;並びに、R1aは、置換又は非置換のアルキルアミノ、置換又は非置換のジアルキルアミノ、置換又は非置換のシクロアルキルアミノ、置換又は非置換のアリールアミノ、置換又は非置換のアラルキルアミノ、置換又は非置換のヘテロアリールアミノ、及び置換又は非置換のヘテロアリールアルキルアミノである。
一実施態様において、式IIIa-IIIdの化合物に関して、Lは、結合、-CO-、SO2、及び-(CH2)m1-であり;下付き文字m1は、1〜4から選択され;並びに、R1aは:
Figure 2010511019
であり、ここで、環Pは、置換又は非置換のヘテロシクロアルキルである。
一実施態様において、環Pは、置換又は非置換の:
Figure 2010511019
であり、ここで、R1cは、水素、ハロ、ヒドロキシル、置換又は非置換のアルキル、置換又は非置換のシクロアルキル、もしくは置換又は非置換のヘテロシクロアルキルから選択され;但し、R1cがNに結合している場合には、これはハロ又はヒドロキシル以外であることを条件とする。
一実施態様において、R1cは、アルキル又はハロアルキルである。別の実施態様において、R1cは、Me、Et、i-Pr、n-Pr、3-ペンチル、3-メチルブチル、CF3、CH2CHF2、CH2CH2F、1-メチルプロピル、シクロプロピル、シクロブチル、又はシクロヘキシルである。
一実施態様において、R1cは、置換又は非置換のヘテロシクロアルキルである。
一実施態様において、R1cは、置換又は非置換のピペリジン、ピペラジン、又はピロリジンである。
一実施態様において、R1cは、置換されたピペリジン、ピペラジン、又はピロリジンであり;及び、その置換は、C1-C6アルキル、ヒドロキシル、又はハロから選択される。別の実施態様において、この置換は、Me、OH、Cl、及びFから選択される。
一実施態様において、R1cは:
Figure 2010511019
であり、ここでR1c1は、水素、ハロ、ヒドロキシル、置換又は非置換のC1-C6アルキルから選択され、但しR1c1がNに結合している場合には、これはハロ又はヒドロキシル以外であることを条件とする。
別の実施態様において、R1cは:
Figure 2010511019
であり、ここでR1c1は、水素、ハロ、ヒドロキシル、置換又は非置換のアルキルから選択される。
別の実施態様において、R1cは:
Figure 2010511019
であり、ここでR1c1は、水素、ハロ、ヒドロキシル、置換又は非置換のアルキルから選択される。
一実施態様において、R1c1は、H、Me、Cl、又はFである。
一実施態様において、式IIIa-IIIdの化合物に関して、R1aは、(R1d)n2により置換された環Pであり;ここで、R1dは各々、H、C1-C6アルキル、ハロ、C1-C6ハロアルキル、CN、C1-C6アルコキシ、又はC1-C6ハロアルコキシであり、並びにn2は、0、1、又は2である。
一実施態様において、各R1dは、H、Me、Et、Pr、iso-Pr、Cl、F、CN、OMe、OEt、CF3、CF2CF3、又はOCF3から独立して選択される。
一実施態様において、式IIIa-IIIdの化合物に関して、R1aは:
Figure 2010511019
であり、ここでR1c1は、H、OH、又はMeである。
一実施態様において、式IIIa-IIIdの化合物に関して、本化合物は、式IVa、IVb、IVc、又はIVd:
Figure 2010511019
であり、ここでLは、結合、-CO-、SO2、及び-(CH2)m1-であり;下付き文字m1は、1〜4から選択され;環Pは、前段において説明されたものであり;各R1bは、水素、置換又は非置換のC1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、シアノ、及びハロから独立して選択され;下付き文字n1は、1〜4から選択され;並びに、R2は、置換又は非置換のアリール及びヘテロアリールから独立して選択されるか;又は、それらの医薬として許容し得る塩、溶媒和物もしくはプロドラッグ;並びに、それらの立体異性体、同位体変種、及び互変異性体である。
一実施態様において、化合物は、式IVaである。
一実施態様において、式IVa-IVdの化合物に関して、Lは、結合である。
別の実施態様において、式IVa-IVdの化合物に関して、Lは、-CO-である。
別の実施態様において、式IVa-IVdの化合物に関して、Lは、-SO2-である。
別の実施態様において、式IVa-IVdの化合物に関して、Lは、-CH2-である。
一実施態様において、式IVa-IVdの化合物に関して、環Pは、置換又は非置換のピロリジン、チオモルホリン、ピペリジン、モルホリン又はピペラジンである。
一実施態様において、式IVa-IVdの化合物に関して、環Pは、置換又は非置換のピペリジン、モルホリン、又はピペラジンである。
一実施態様において、式IVa-IVdの化合物に関して、各R1bは、Hである。
別の実施態様において、式IVa-IVdの化合物に関して、下付き文字n1は、1であり、及びR1bは、Me、Et、Pr、iso-Pr、Cl、F、CN、OMe、又はCF3から選択される。
別の実施態様において、式IVa-IVdの化合物に関して、本化合物は、式Va、Vb、Vc、Vd、Ve、Vf、Vg、Vh又はVi:
Figure 2010511019
であり、ここでR2は、式IIIについて説明されたものであり;Yaは、C又はNであり、Ybは、C-R1c、O、S、SO2又はN-R1cであり、各R1bは、Me、Et、Pr、iso-Pr、Cl、F、CN、OMe、OEt、CF3、CF2CF3、又はOCF3から独立して選択され、かつR1cは、水素、置換又は非置換のC1-C6アルキル、置換又は非置換のシクロアルキル、もしくは置換又は非置換のヘテロシクロアルキルから選択され;各R1dは、H、Me、Et、Pr、iso-Pr、Cl、F、CN、OMe、OEt、CF3、CF2CF3、又はOCF3から独立して選択され;各n1は、独立して0〜2の間の整数であり、並びに各n2は、独立して0〜2の間の整数である。
一実施態様において、式Va-Viの化合物に関して、Yaは、Nである。
一実施態様において、式Va-Viの化合物に関して、Ybは、Oである。
一実施態様において、式Va-Vcの化合物に関して、Ybは、N-R1cである。
一実施態様において、式Va-Vcの化合物に関して、Ybは、CR1cであり、及びYaは、Nである。
一実施態様において、式Va-Vcの化合物に関して、Yaは、Nであり、Ybは、CR1cであり、及びR1cは、置換又は非置換のピペリジンである。
別の実施態様において、式Va-Veの化合物に関して、化合物は、式VIa、VIb、VIc、VId、VIe、VIf、VIg、VIh、VIi、VIj、VIk又はVIl:
Figure 2010511019
であり、ここでR2は、式IIIについて説明されたものであり;各R1bは、Me、Et、Pr、is-Pr、Cl、F、CN、OMe、OEt、CF3、CF2CF3、又はOCF3から独立して選択され、及びR1cは、水素、置換又は非置換のアルキル、もしくは置換又は非置換のシクロアルキル、もしくは置換又は非置換のヘテロシクロアルキルから選択され;各R1dは、H、Me、Et、Pr、iso-Pr、Cl、F、CN、OMe、OEt、CF3、CF2CF3、又はOCF3から独立して選択され、各n1は、独立して0〜2の間の整数であり、及び各n2は、独立して0〜2の間の整数である。
一実施態様において、化合物は、式VIa、VId、VIg、又はVIhである。
一実施態様において、式VIa-VIlの化合物に関して、R1cはHである。
別の実施態様において、式VId-VIlの化合物に関して、R1cは、置換又は非置換のアルキル、置換又は非置換のシクロアルキル、もしくは置換又は非置換のヘテロシクロアルキルである。
別の実施態様において、式VId-VIlの化合物に関して、R1cは、Me、Et、Pr、i-Pr、t-Bu、i-Bu、i-ペンチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロプロピルメチル、又はピペリジンである。
別の実施態様において、式VId-VIlの化合物に関して、R1cは、1個以上のOH、Me又はFにより置換されたピペリジンである。
別の実施態様において、式VIg-VIiの化合物に関して、R1cは、1個以上のOH、Me又はFにより置換されたピペリジンである。
別の実施態様において、式Va-Veの化合物に関して、本化合物は、式VIm、VIn、又はVIo:
Figure 2010511019
であり、ここでR2は、式IIIについて説明されたものであり;R1b、R1d、n1及びn2は、式Va-Viについて説明されたものであり;並びに、R1c1は、H、Me、F、Cl、又はOHである。
別の実施態様において、式IVa-IVdの化合物に関して、本化合物は、式VIIa、VIIb、VIIc、VIId、VIIe、又はVIIf:
Figure 2010511019
であり、ここでR2は、式IIIについて説明されたものである。
一実施態様において、本化合物は、式VIa又はVIdである。
別の実施態様において、式IVa-IVdの化合物に関して、本化合物は、式VIIIa、VIIIb、VIIIc、VIIId、VIIIe、VIIIf、VIIIg、VIIIh、VIIIi:
Figure 2010511019
であり、ここでR2は、式IIIについて説明されたものであり;Aは、CH又はNであり;並びに、R1cは、水素、置換又は非置換のアルキル、置換又は非置換のアリール、置換又は非置換のアラルキル、置換又は非置換のヘテロアリール、又は置換又は非置換のシクロアルキルである。
一実施態様において、化合物は、式VIIIa、VIIId、又はVIIIgである。
一実施態様において、式VIIIa-VIIIiの化合物に関して、R1cは、Hである。
別の実施態様において、式VIIIa-VIIIiの化合物に関して、R1cは、置換又は非置換のアルキルもしくは置換又は非置換のシクロアルキルである。
別の実施態様において、式VIIIa-VIIIiの化合物に関して、R1cは、Me、Et、Pr、i-Pr、t-Bu、i-Bu、i-ペンチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、又はシクロプロピルメチルである。
別の実施態様において、式VIIIa-VIIIiの化合物に関して、R1cは、置換又は非置換のアリール、アラルキル又はヘテロアリールである。
別の実施態様において、式VIIIa-VIIIiの化合物に関して、R1cは、置換又は非置換のフェニル、ベンジル又はピリジルである。
別の実施態様において、式IIIの化合物に関して、本化合物は、式IXa又はIXb:
Figure 2010511019
であり、ここでR2は、式IIIについて説明されたものであり;Ra及びRbの各々は、独立して水素、置換又は非置換のアルキル、置換又は非置換のアリール、置換又は非置換のアラルキル、置換又は非置換のヘテロアリール、又は置換又は非置換のシクロアルキルである。
一実施態様において、式IXa-IXbの化合物に関して、Raは、Hである。
別の実施態様において、式IXa-IXbの化合物に関して、Raは、Me、Et又はn-Prである。
別の実施態様において、式IXa-IXbの化合物に関して、Rbは、置換又は非置換のアルキルもしくは置換又は非置換のシクロアルキルである。
別の実施態様において、式IXa-IXbの化合物に関して、Rbは、Me、Et、Pr、i-Pr、t-Bu、i-Bu、i-ペンチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、又はシクロプロピルメチルである。
別の実施態様において、式IXa-IXbの化合物に関して、Rbは、置換又は非置換のヘテロシクロアルキルである。
別の実施態様において、式IXa-IXbの化合物に関して、Rbは、置換ピロリジンである。
別の実施態様において、式IXaの化合物に関して、Rbは、ベンジルにより置換されたピロリジンである。
別の実施態様において、式IXa-IXbの化合物に関して、Rbは、置換又は非置換のアリール、アラルキル、又はヘテロアリールである。
別の実施態様において、式IXa-IXbの化合物に関して、Rbは、置換又は非置換のフェニル、ベンジル、又はピリジルである。
一実施態様において、式III-IXbの化合物に関して、R2は、置換又は非置換のアリールから選択される。
別の実施態様において、式III-IXbの化合物に関して、R2は、置換又は非置換のフェニルから選択される。
別の実施態様において、式III-IXbの化合物に関して、R2は、置換又は非置換のヘテロアリールから選択される。
別の実施態様において、式III-IXbの化合物に関して、R2は、置換又は非置換のフェニル、ピリジル、インドリル、イソインドリル、ピロリル、フラニル、チエニル、ピラゾリル、オキサゾリル、及びチアゾリルから選択される。
別の実施態様において、式III-IXbの化合物に関して、R2は:
Figure 2010511019
である。
別の実施態様において、式III-IXbの化合物に関して、R2は:
Figure 2010511019
であり、並びに、A1、A2及びA3の各々は、S、O、N、NR9a、及びCR9aから独立して選択され;各R9aは、独立してHもしくは置換又は非置換のC1-C6アルキルであり;並びに、R9bは、CONH2、CONHMe、又はCNである。
別の実施態様において、式III-IXbの化合物に関して、R2は:
Figure 2010511019
である。
別の実施態様において、式III-IXbの化合物に関して、R2は:
Figure 2010511019
である。
別の実施態様において、式III-IXbの化合物に関して、R2は:
Figure 2010511019
であり、ここで下付き文字mは、1〜4から選択され、及び各R9dは、独立してH、置換又は非置換のアルキル又はハロである。別の実施態様において、式III-IXbの化合物に関して、R2は:
Figure 2010511019
であり、ここで下付き文字mは、1〜4から選択され、及び各R9dは、独立してH、置換又は非置換のC1-C6アルキル又はハロである。
別の実施態様において、式III-IXbの化合物に関して、R2は:
Figure 2010511019
であり、ここで下付き文字mは、1〜3から選択され、及びR9dは各々独立してH、置換又は非置換のC1-C6アルキル又はハロである。
一実施態様において、式III-IXbの化合物に関して、R2は先に説明されたものであり、及び各R9dは、Hである。
別の実施態様において、式III-IXbの化合物に関して、R2は先に説明されたものであり;及び、mは、1又は2であり;及び、各R9dは、Me、Cl又はFである。
別の実施態様において、式IIIの化合物に関して、本化合物は、式Xa、Xb、又はXc:
Figure 2010511019
であり、ここでYaは、C又はNであり、Ybは、C-R1c、O、S、SO2又はN-R1cであり、各R1bは、Me、Et、Pr、iso-Pr、Cl、F、CN、OMe、OEt、CF3、CF2CF3、又はOCF3から独立して選択され、並びにR1cは、水素、置換又は非置換のアルキル、置換又は非置換のシクロアルキル、もしくは置換又は非置換のヘテロシクロアルキルから選択され;各R1dは独立して、H、Me、Et、Pr、iso-Pr、Cl、F、CN、OMe、OEt、CF3、CF2CF3、又はOCF3から選択され、各n1は、独立して0〜2の間の整数であり、及び各n2は、独立して0〜2の間の整数である。
別の実施態様において、式Xa-Xcの化合物に関して、Yaは、Nである。
別の実施態様において、式Xa-Xcの化合物に関して、Yaは、Cである。
一実施態様において、式Xa-Xcの化合物に関して、Ybは、Oである。
一実施態様において、式Xa-Xcの化合物に関して、Ybは、N-R1cである。
一実施態様において、式Xa-Xcの化合物に関して、Ybは、CR1cであり、及びYaは、Nである。
一実施態様において、式Xa-Xcの化合物に関して、Yaは、Nであり、及びYbは、CR1cであり、及びR1cは、置換又は非置換のピペリジンである。
別の実施態様において、式IIIの化合物に関して、本化合物は、式XIa、XIb、XIc、XId、XIe、XIf、XIg、XIh、XIi、XIj、XIk又はXIl:
Figure 2010511019
であり、ここで各R1bは独立して、Me、Et、Pr、iso-Pr、Cl、F、CN、OMe、OEt、CF3、CF2CF3、又はOCF3から選択され、R1cは、水素、置換又は非置換のアルキル、置換又は非置換のシクロアルキル、もしくは置換又は非置換のヘテロシクロアルキルから選択され;各R1dは独立して、H、Me、Et、Pr、iso-Pr、Cl、F、CN、OMe、OEt、CF3、CF2CF3、又はOCF3から選択され、各n1は、0〜2の整数から独立して選択され、及び各n2は、0〜2の整数から独立して選択される。
一実施態様において、本化合物は、式IXa、IXd、IXg、又はIXjである。
一実施態様において、式XIc-XIlの化合物に関して、R1cは、Hである。
別の実施態様において、式XIc-XIlの化合物に関して、R1cは、置換又は非置換のC1-C6アルキル、置換又は非置換のシクロアルキル、もしくは置換又は非置換のヘテロシクロアルキルである。
別の実施態様において、式IXa-IXfの化合物に関して、R1cは、Me、Et、Pr、i-Pr、t-Bu、i-Bu、i-ペンチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロプロピルメチル、又はピペリジンである。
別の実施態様において、式XId-XIlの化合物に関して、R1cは、1個以上のOH、Me又はFにより置換されたピペリジンである。
別の実施態様において、式XIg-XIiの化合物に関して、R1cは、1個以上のOH、Me又はFにより置換されたピペリジンである。
別の実施態様において、式IIIの化合物に関して、本化合物は、式XIm、XIn、又はXIo:
Figure 2010511019
であり、ここでR2は、式IIIについて説明されたものであり;R1b、R1d、n1及びn2は、式Va-Viについて説明されたものであり;並びに、R1c1は、H、Me、F、Cl、又はOHである。
別の実施態様において、式IIIの化合物に関して、化合物は、式XIIa、XIIb、XIIc、XIId、XIIe、又はXIIf:
Figure 2010511019
である。
一実施態様において、本化合物は、式Xa又はXdである。
別の実施態様において、式IIIの化合物に関して、化合物は、式XIIIa、XIIIb、XIIIc、XIIId、XIIIe、又はXIIIf:
Figure 2010511019
であり、ここでAは、CH又はNであり;及び、R1cは、水素、置換又は非置換のアルキル、置換又は非置換のアリール、置換又は非置換のアラルキル、置換又は非置換のヘテロアリール、もしくは置換又は非置換のシクロアルキルである。
一実施態様において、本化合物は、式XIIa又はXIIdである。
一実施態様において、本化合物は、式XIIIa又はXIIIdである。
一実施態様において、式XIIa-XIIIfの化合物に関して、R1cは、Hである。
別の実施態様において、式XIIa-XIIIfの化合物に関して、R1cは、置換又は非置換のアルキル、もしくは置換又は非置換のシクロアルキルである。
別の実施態様において、式XIIa-XIIIfの化合物に関して、R1cは、Me、Et、Pr、i-Pr、t-Bu、i-Bu、i-ペンチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、又はシクロプロピルメチルである。
別の実施態様において、式XIIa-XIIIfの化合物に関して、R1cは、置換又は非置換のアリール、アラルキル、又はヘテロアリールである。
別の実施態様において、式XIIa-XIIIfの化合物に関して、R1cは、置換又は非置換のフェニル、ベンジル、又はピリジルである。
別の実施態様において、式IIIの化合物に関して、化合物は、式XIVa、又はXIVb:
Figure 2010511019
であり、ここでRa及びRbの各々は独立して、水素、置換又は非置換のアルキル、置換又は非置換のアリール、置換又は非置換のアラルキル、置換又は非置換のヘテロアリール、もしくは置換又は非置換のシクロアルキルである。
一実施態様において、式XIVa-XIVbの化合物に関して、Raは、Hである。
別の実施態様において、式XIVa-XIVbの化合物に関して、Raは、Me、Et、又はn-Prである。
別の実施態様において、式XIVa-XIVbの化合物に関して、Rbは、置換又は非置換のアルキル、もしくは置換又は非置換のシクロアルキルである。
別の実施態様において、式XIVa-XIVbの化合物に関して、Rbは、Me、Et、Pr、i-Pr、t-Bu、i-Bu、i-ペンチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、又はシクロプロピルメチルである。
別の実施態様において、式XIVa-XIVbの化合物に関して、Rbは、置換又は非置換のアリール、アラルキル、又はヘテロアリールである。
別の実施態様において、式XIVa-XIVbの化合物に関して、Rbは、置換又は非置換のフェニル、ベンジル、又はピリジルである。
別の実施態様において、式XIVa-XIVbの化合物に関して、Rbは、置換又は非置換のヘテロシクロアルキルである。
別の実施態様において、式XIVa-XIVbの化合物に関して、Rbは、置換されたピロリジンである。
別の実施態様において、式XIVaの化合物に関して、Rbは、ベンジルにより置換されたピロリジンである。
別の実施態様において、式IIIの化合物に関して、本化合物は、式XVa、XVb、XVc、XVd、XVe、XVf、XVg、XVh、XVi、XVj、XVk、又はXVl:
Figure 2010511019
であり、ここでR1cは、水素、置換又は非置換のアルキル、置換又は非置換のシクロアルキル、もしくは置換又は非置換のヘテロシクロアルキルであり、各R1bは、Me、Et、Pr、iso-Pr、Cl、F、CN、OMe、OEt、CF3、CF2CF3、又はOCF3から独立して選択され、各R1dは、H、Me、Et、Pr、iso-Pr、Cl、F、CN、OMe、OEt、CF3、CF2CF3、又はOCF3から独立して選択され、各n1は、独立して0〜2の整数であり、及び各n2は、独立して0〜2の整数である。
一実施態様において、本化合物は、式XVa、XVd、XVg、又はXVjである。
一実施態様において、式XVa-XVfの化合物に関して、R1cは、Hである。
別の実施態様において、式XVa-XVfの化合物に関して、R1cは、置換又は非置換のアルキル、置換又は非置換のシクロアルキル、もしくは置換又は非置換のヘテロシクロアルキルである。
別の実施態様において、式XVa-XVfの化合物に関して、R1cは、Me、Et、Pr、i-Pr、t-Bu、i-Bu、i-ペンチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロプロピルメチル、又はピペリジンである。
別の実施態様において、式XVd-XVlの化合物に関して、R1cは、1個以上のOH、Me又はFにより置換されたピペリジンである。
別の実施態様において、式XVg-XViの化合物に関して、R1cは、1個以上のOH、Me又はFにより置換されたピペリジンである。
別の実施態様において、式IIIの化合物に関して、本化合物は、式XVm、XVn、又はXVo:
Figure 2010511019
であり、ここでR2は、式IIIについて説明されたものであり;R1b、R1d、n1及びn2は、式Va-Viについて説明されたものであり;並びに、R1c1は、H、Me、F、Cl、又はOHである。
別の実施態様において、式IIIの化合物に関して、本化合物は、式XVIa、XVIb、XVIc、XVId、XVIe、又はXVIf:
Figure 2010511019
である。
別の実施態様において、式IIIの化合物に関して、本化合物は、式XVIIa、XVIIb、XVIIc、XVIId、XVIIe、又はXVIIf:
Figure 2010511019
であり、ここでAは、CH又はNであり;及び、R1cは、水素、置換又は非置換のC1-C6アルキル、置換又は非置換のアリール、置換又は非置換のアラルキル、置換又は非置換のヘテロアリール、もしくは置換又は非置換のシクロアルキルである。
一実施態様において、本化合物は、式XVIa又はXVIdである。
一実施態様において、本化合物は、式XVIIa又はXVIIdである。
一実施態様において、式XVIa-XVIIfの化合物に関して、R1cは、Hである。
別の実施態様において、式XVIa-XVIIfの化合物に関して、R1cは、置換又は非置換のアルキル、もしくは置換又は非置換のシクロアルキルである。
別の実施態様において、式XVIa-XVIIfの化合物に関して、R1cはMe、Et、Pr、i-Pr、t-Bu、i-Bu、i-ペンチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、又はシクロプロピルメチルである。
別の実施態様において、式XVIa-XVIIfの化合物に関して、R1cは置換又は非置換のアリール、アラルキル、又はヘテロアリールである。
別の実施態様において、式XVIa-XVIIfの化合物に関して、R1cは、置換又は非置換のフェニル、ベンジル、又はピリジルである。
別の実施態様において、式IIIの化合物に関して、本化合物は、式XVIIIa、又はXVIIIb:
Figure 2010511019
であり、ここでRa及びRbの各々は、独立して水素、置換又は非置換のアルキル、置換又は非置換のアリール、置換又は非置換のアラルキル、置換又は非置換のヘテロアリール、もしくは置換又は非置換のシクロアルキルである。
一実施態様において、式XVIIIa-XVIIIbの化合物に関して、Raは、Hである。
別の実施態様において、式XVIIIa-XVIIIbの化合物に関して、Raは、Me、Et、又はn-Prである。
別の実施態様において、式XVIIIa-XVIIIbの化合物に関して、Rbは、置換又は非置換のC1-C6アルキル、もしくは置換又は非置換のシクロアルキルである。
別の実施態様において、式XVIIIa-XVIIIbの化合物に関して、Rbは、Me、Et、Pr、i-Pr、t-Bu、i-Bu、i-ペンチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、又はシクロプロピルメチルである。
別の実施態様において、式XVIIIa-XVIIIbの化合物に関して、Rbは、置換又は非置換のアリール、アラルキル、又はヘテロアリールである。
別の実施態様において、式XVIIIa-XVIIIbの化合物に関して、Rbは、置換又は非置換のフェニル、ベンジル、又はピリジルである。
別の実施態様において、式XIVa-XIVbの化合物に関して、Rbは、置換又は非置換のヘテロシクロアルキルである。
別の実施態様において、式XIVa-XIVbの化合物に関して、Rbは、置換されたピロリジンである。
別の実施態様において、式XIVaの化合物に関して、Rbは、ベンジルにより置換されたピロリジンである。
別の実施態様において、式IIIの化合物に関して、本化合物は、式XIXa、XIXb、XIXc、XIXd、XIXe、XIXf、XIXg、又はXIXh:
Figure 2010511019
であり、ここでR1b1、R1b2、R1b3及びR1b4の各々は、独立して水素、F又はCF3であり、各R1gは、独立してH、OH、又はMeであり、各R1hは、独立してH、Me、又はFであり、pは、0、1又は2であり、及びqは、0、1又は2である。
一実施態様において、式XIXa-XIXiの化合物に関して、R1b1、R1b2、R1b3及びR1b4の少なくとも2つは、Hである。
一実施態様において、式XIXa-XIXiの化合物に関して、R1b1、R1b2、R1b3及びR1b4の少なくとも3つは、Hである。
一実施態様において、式XIXa-XIXiの化合物に関して、R1b1、R1b2、R1b3及びR1b4の全ては、Hである。
一実施態様において、式XIXa又はXIXhの化合物に関して、R1hは、Meであり、及びqは、2である。
一実施態様において、式XIXa又はXIXhの化合物に関して、qは、0である。
一実施態様において、式XIXgの化合物に関して、pは、1であり、及びR1gは、OH又はMeである。
一実施態様において、式XIXiの化合物に関して、qは、1又は2であり、及びR1gは、Me又はFである。
別の実施態様において、式IIIの化合物に関して、本化合物は、式XXa、XXb、XXc、XXd、又はXXe:
Figure 2010511019
であり、ここでR1f及びR1gの各々は、水素又はFである。
別の実施態様において、式IIIの化合物に関して、本化合物は、式XXIa、XXIb、XXIc、XXId、XXIe、又はXXIf:
Figure 2010511019
であり、ここでの各々のR1f及びR1gは、水素又はFである。
別の実施態様において、式IIIの化合物に関して、本化合物は、式XXIIa、XXIIb、XXIIc、XXIId、XXIIe、又はXXIIf:
Figure 2010511019
であり、ここでR1f及びR1gの各々は、水素又はFである。
一実施態様において、式XXa-XXIIfの化合物に関して、R1f及びR1gの各々は、Hである。
別の実施態様において、式XXa-XXIIfの化合物に関して、R1fは、Fであり、及びR1gは、Hである。
別の実施態様において、式XXa-XXIIfの化合物に関して、R1fは、Hであり、及びR1gは、Fである。
好ましい実施態様において、本発明は、下記式IIIの化合物、及びそれらの医薬として許容し得る塩、溶媒和物又はプロドラッグを含む:
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
特に好ましい実施態様において、本発明は、下記式Iの化合物、及びそれらの医薬として許容し得る塩、溶媒和物又はプロドラッグを含む:
Figure 2010511019
更に別の実施態様において、本化合物は、表Aに列記された化合物のいずれかひとつである。
更に別の実施態様において、本化合物は、以下から選択される:
Figure 2010511019
本発明で使用する化合物は、1個以上の不斉炭素原子を含んでよく、かつラセミ型又は光学的活性型で存在してよい。本発明は、ラセミ混合物及び単離された型の各エナンチオマーの両方を含むことは当業者により理解されるであろう。本発明の実施態様の化合物は、trans型又はcis型であってよい。
本発明は、それらのエステル又はアミドのような、本発明の実施態様の化合物のプロドラッグにも広がる。プロドラッグは、生理的条件下で、又は加溶媒分解により、本発明の実施態様の化合物へ、又は本発明の実施態様の化合物の医薬として許容し得る塩へ転換され得る化合物である。プロドラッグは、被験者へ投与される時点では不活性であってよいが、インビボにおいて、本発明の活性化合物へ転換される。本明細書において使用される「医薬として許容し得るプロドラッグ」とは、医学的な正しい判断の範囲内で、本発明の化合物の妥当な恩恵/リスク比及びそれらの意図された用途に関する有効性と釣り合いのとれた、過度の毒性、刺激、及びアレルギー反応を伴う患者の組織との接触使用に適している、本発明において有用な化合物のプロドラッグをいう。用語「プロドラッグ」とは、インビボにおいて転換され、本発明において有用な有効化合物又はそれらの医薬として許容し得る塩、水和物もしくは溶媒和物を生じる化合物を意味する。この転換は、血液中の加水分解によるなどの、様々な機構により生じることができる。代謝により切断可能な基を持つ化合物は、代謝により切断可能な基の存在により親化合物にもたらされた増大された溶解度及び/又は吸収速度の結果として、改善された生物学的利用能を示すという利点があり、従ってそのような化合物はプロドラッグとして作用する。全般的考察は、「プロドラッグデザイン(Design of Prodrugs)」、H. Bundgard編集, Elsevier (1985);「酵素法(Methods in Enzymology)」;K. Widderら編集, Academic Press, 42, 309-396 (1985);「薬物設計・開発(A Textbook of Drug Design and Development)」、Krogsgaard-Larsen及びH. Bundgard編集、第5章;「プロドラッグの設計と応用(Design and Applications of Prodrugs)」、113-191 (1991);「新薬物送達総説(Advanced Drug Delivery Reviews)」、H. Bundgard、8, 1-38, (1992);J. Pharm. Sci., 77,285 (1988);Chem. Pharm. Bull., N. Nakeyaらの論文、32, 692 (1984);「新規送達システムとしてのプロドラッグ(Pro-drugs as Novel Delivery Systems)」、T. Higuchi及びV. Stella, 14 A.C.S.Symposium Series、並びに「薬物設計におけるバイオリバーシブルキャリア(Bioreversible Carriers in Drug Design)」、E.B. Roche編集、American Pharmaceutical Association and Pergamon Press, 1987に提供されており、これらは引用により本明細書中に組み込まれている。
本発明は、本発明の化合物の治療的有効量を、それを必要とする被験者へ投与することを含む、炎症性疾患の治療及び予防法にも関する。
本発明は、式I、II、又はIIIのTAK1インヒビターの治療的有効量を、それを必要とする被験者へ投与することを含む、炎症性疾患の治療及び予防法にも関する。
本発明の方法の別の態様は、式I、II、又はIIIのMMP1発現を阻害する化合物の治療的有効量を投与することを含む、異常なMMP1発現により特徴付けられる状態の治療及び予防法にも関する。
本発明の方法の更なる態様は、式I、II、又はIIIの化合物の治療的に有効にMMP1発現を阻害する量を投与することを含む、細胞外マトリックスの分解に関連した疾患から選択された状態の治療又は予防法である。
本発明の方法のより更なる態様は、式I、II、又はIIIの化合物の治療的に有効にMMP発現を阻害する量を投与することを含む、MMP1の異常な細胞発現に関連した疾患から選択された状態の治療又は予防法である。
本発明の方法の特別な実施態様は、式I、II、又はIIIの化合物の治療的有効量を、それを必要とする被験者へ投与することを含む、RAの治療又は予防法である。
本発明は同じく、本発明の化合物であるTAK1インヒビターの投与により、予防、改善もしくは解消される状態、又は異常なコラゲナーゼ活性を特徴とする状態、又は炎症に関連する疾患から選択された状態の治療又は予防のため、最も好ましくは関節リウマチの治療のための医薬品の製造における本化合物の使用にも関する。
本発明の化合物の被験患者への投与とは、自己投与及び他人による投与の両方を含む。この患者は、存在する疾患もしくは医学的状態のための治療を必要としているか、又は骨代謝の混乱により影響を受ける疾患もしくは医学的状態のリスクを防止もしくは低下するための予防的治療を欲している。本発明の化合物は、被験患者へ、経口的、経皮的、吸入、注射により、経鼻的、経直腸的又は徐放型製剤により、送達されてよい。
本方法の好ましい投薬計画は、患者における細胞外マトリックス分解の異常なレベルを低下するのに十分な期間、及び好ましくは該分解の原因である自己永続的なプロセスを終結するのに十分な期間の、本発明の化合物のマトリックスメタロプロテアーゼ阻害有効量の、炎症により特徴付けられる病態に罹患した被験者への投与を含む。本方法の特別な実施態様は、本発明の化合物のMMP1発現-阻害の有効量を、関節リウマチに罹患している又はこれを発症し易い被験患者へ、該患者の関節内のコラーゲン及び骨の分解を各々低下又は防止するのに十分な期間、並びに好ましくは該分解の原因である自己永続的プロセスを終結するのに十分な期間投与することを含む。
そのような化合物の毒性及び治療的有効性は、例えば、LD50(集団の50%が死亡する投与量)及びED50(集団の50%で治療的に有効である投与量)を決定するための、細胞培養又は実験動物における標準の薬学的手順により決定することができる。毒性作用と治療的作用の間の投与量の比は、治療係数であり、これは比LD50/ED50として表すことができる。大きい治療係数を示す化合物が好ましい。毒性副作用を示す化合物を使用することはできるが、非感染細胞の損傷の可能性を最小化し、これにより副作用を軽減するために、そのような化合物を罹患組織部位への標的化する送達システムのデザインには、注意を払わなければならない。
細胞培養アッセイ及び動物試験から得られるデータは、ヒトにおける使用のための用量範囲を処方する際に使用することができる。そのような化合物の用量は、ほとんど又は全く毒性がないED50を含む循環血中濃度範囲内であることが好ましい。この用量は、使用される剤形及び利用される投与経路に応じて、この範囲内を変動することができる。本発明の方法において使用される任意の化合物に関して、治療的有効投与量は、最初に細胞培養アッセイから推定することができる。投与量は、動物モデルにおいて、細胞培養において決定されたIC50(すなわち、最大の半分の症状の阻害を達成する試験化合物の濃度)を含む循環血漿中濃度範囲を実現するように処方されてよい。そのような情報は、ヒトにおいて有用な投与量をより正確に決定するために使用することができる。血漿中レベルは、例えば、高速液体クロマトグラフィーにより測定することができる。
被験患者へ投与される本発明の化合物の好ましい治療的有効量は、1日1〜3回投与される約0.1mg/kg〜約10mg/kgである。例えば、本方法の有効な投与計画は、該本発明の化合物の約5mg〜約1000mgの1日1〜3回の投与であってよい。しかし、任意の特定の被験患者に関する具体的な投与量レベルは、年齢、体重、全身の健康状態、性別、食事、投与時間、投与経路、排泄率、併用薬、及び特定の炎症状態の重症度を含む様々な要因に応じて変動することは理解されるであろう。その状態の進行を防止、対抗、又は停止するために必要な治療的有効量又は予防的有効量を決定する目的に関するこれらの要因の考察は、通常の技術の臨床医の十分に範囲内である。
本発明の化合物は、投与に適した医薬組成物へ混入することができる。そのような組成物は、典型的には、本発明の化合物を少なくとも1種及び医薬として許容し得る担体を少なくとも1種含有する。本明細書において使用される用語「医薬として許容し得る担体」は、例えば乳糖、ステアリン酸マグネシウム、白土、ショ糖、タルク、ステアリン酸、ゼラチン、カンテン、ペクチン、アカシアゴムなどの固形担体;並びに、例えば植物油、落花生油及び滅菌水などの、液体;医薬投与において適合性がある溶媒、分散媒、コーティング剤、抗菌剤及び抗真菌剤、等張剤及び吸収遅延薬などのいずれか及び全てを含むことが意図されている。この医薬として許容し得る担体のリストは、限定として構築されるものではない。医薬としての活性物質のためのそのような媒体及び作用物質の使用は、当該技術分野において周知である。通常の媒体又は作用物質が本活性化合物と適合不能である場合を除き、本組成物におけるそれらの使用が意図されている。補助的活性化合物も、本組成物に混入することができる。
本発明の医薬組成物は、その意図された投与経路と適合性があるように製剤される。投与経路の例は、例えば静脈内、皮内、皮下などの非経口、経口(例えば吸入)、経皮(外用)、経粘膜的、及び経直腸投与を含む。非経口、皮内、又は皮下適用のために使用される液剤又は懸濁剤は、以下の成分を含有することができる:無菌希釈剤、例えば注射用水、食塩水、不揮発性油、ポリエチレングリコール、グリセリン、プロピレングリコール、又は他の合成溶媒など;抗菌剤、例えばベンジルアルコール又はメチルパラベンなど;抗酸化剤、例えばアスコルビン酸又は亜硫酸水素ナトリウムなど;キレート剤、例えばエチレンジアミン四酢酸など;緩衝剤、例えば酢酸塩、クエン酸塩又はリン酸塩など、並びに、張度調節剤、例えば塩化ナトリウム又はデキストロースなど。pHは、塩酸又は水酸化ナトリウムなどの、酸又は塩基により調節することができる。この非経口調製物は、ガラス又はプラスチックで製造されたアンプル、ディスポーザブル注射器又は反復投与用バイアル内に封入することができる。
注射用途に適した医薬組成物は、無菌水溶液(水溶性の場合)又は分散液、及び無菌注射用液剤又は分散剤の用時調製のための無菌散剤を含む。静脈内投与に関して、好適な担体は、生理食塩水、静菌水、Cremophor EL(商標)(BASF社、Parsippany、NJ)又はリン酸緩衝食塩水(PBS)を含む。全ての場合において、本組成物は、無菌でなければならず、かつ容易に注射器から流出される程度に流動性でなければならない。これは、製造及び貯蔵条件下で安定していなければならず、かつ細菌及び真菌などの微生物の夾雑作用に対し保存されなければならない。本担体は、例えば水、エタノール、ポリオール(例えばグリセロール、プロピレングリコール、及び液体ポリエチレングリコールなど)、及びそれらの好適な混合物を含む、溶媒又は分散媒であることができる。適切な流動性は、例えば、レシチンなどのコーティングの使用によるか、分散液の場合は必要な粒子サイズの維持によるか、及び界面活性剤の使用により、維持することができる。微生物の作用の防止は、様々な抗菌剤及び抗真菌剤、例えばパラベン、クロロブタノール、フェノール、アスコルビン酸、チメロサールなどにより達成することができる。多くの場合、組成物中に、等張化剤、例えば糖類、マンニトール、ソルビトールなどのポリアルコール、塩化ナトリウムを含むことは好ましいであろう。注射用組成物の持続吸収は、吸収を遅延する作用物質、例えばモノステアリン酸アルミニウム及びゼラチンを組成物中に含有することによりほぼもたらすことができる。
無菌注射用液剤は、先に列記した成分の1種又は組み合わせと共に、必要量の適切な溶媒中に、活性化合物(例えば本発明の実施態様の化合物)を混入し、引き続き濾過滅菌することにより、調製することができる。一般に本活性化合物の、先に列記されたものからの基本的分散媒及び必要な他の成分を含有する無菌ビヒクルへの混入により、分散液が調製される。無菌注射用液剤の調製のための無菌散剤の場合の好ましい調製法は、本活性成分に、任意の追加の所望の成分を加えた先に濾過滅菌された溶液から、それらの散剤を生じる、真空乾燥及び凍結乾燥である。
経口組成物は一般に、不活性希釈剤又は食用担体を含む。これらは、ゼラチンカプセル剤中に封入するか、又は錠剤に圧縮することができる。経口の治療的投与を目的として、本活性化合物は、賦形剤と共に混入し、かつ錠剤、トローチ剤、又はカプセル剤の形で使用することができる。経口組成物は、含嗽剤として使用するための液体担体を使用し調製することもでき、ここで液体担体中の本化合物は、経口適用され、かつ口内洗浄(swuish)し、吐くか又は嚥下される。
医薬として相溶性がある結合剤及び/又は補助物質は、本組成物の一部として含有することができる。錠剤、丸剤、カプセル剤、トローチ剤などは、以下の成分又は同様の性質の化合物のいずれかを含有することができる:微晶質セルロース、トラガカントガム又はゼラチンなどの結合剤;デンプン又は乳糖などの賦形剤;アルギン酸、Primogel、又はトウモロコシデンプンなどの崩壊剤;ステアリン酸マグネシウム又はSterotesなどの滑沢剤;コロイド状二酸化ケイ素などの直打用滑沢剤;ショ糖又はサッカリンなどの甘味剤;もしくは、ペパーミント、サリチル酸メチル、又はオレンジ香料などの香味剤。
吸入による投与に関して、本化合物は、例えば二酸化炭素のような気体の、好適な噴射剤を含んでいる加圧容器もしくはディスペンサーからのエアゾールスプレー、又はネブライザーの形で送達される。
全身投与も同じく、経粘膜的又は経皮的手段によることができる。経粘膜又は経皮投与に関して、透過されるべき障壁に適した浸透剤が、本製剤において使用される。そのような浸透剤は、当該技術分野において一般に公知であり、かつ例えば経粘膜投与に関して、界面活性剤、胆汁酸塩、及びフシジン酸誘導体を含む。経粘膜投与は、鼻腔スプレー又は坐薬の使用により実現することができる。経皮投与に関して、活性化合物は、当該技術分野において一般に公知のように、軟膏、傷薬、ゲル剤又はクリーム剤に製剤される。
本化合物は、直腸送達のための坐薬(例えば、カカオバター及び他のグリセリドのような通常の坐薬基剤を伴う)又は停留浣腸の形で調製されることもできる。
一実施態様において、本活性化合物は、インプラント及びマイクロカプセル封入された送達システムを含む、制御放出製剤のような体からの迅速排泄に対し本化合物を保護する担体と共に調製される。エチレン酢酸ビニル、ポリ酸無水物、ポリグリコール酸、コラーゲン、ポリオルソエステル及びポリ乳酸などの、生分解性、生体適合性ポリマーを使用することができる。そのような製剤の調製法は、当業者には明らかであろう。これらの物質は、Alza社及びNova Pharmaceuticals社から購入することもできる。リポソーム懸濁液(ウイルス抗原に対するモノクローナル抗体により感染細胞に標的化されたリポソームを含む)も、医薬として許容し得る担体として使用することができる。これらは、当業者に公知の方法に従い調製することができる。
容易な投与及び均一な用量のために、単位剤形の経口又は非経口組成物を製剤することは、特に利点である。本明細書において使用される単位剤形は、治療される被験者にとって単一の用量として適している物理的に個別の単位をいい;各単位は、必要な医薬担体に会合した、所望の治療作用をもたらすように計算された活性化合物の予め決定された量を含有する。本発明の単位剤形の詳細は、活性化合物の独自の特徴及び実現されるべき特定の治療作用、及び個人の治療のためのそのような活性化合物の配合の技術分野における固有の制限に応じて指示されかつそれらに応じて直接変動する。
本医薬組成物は、投与に関する説明書と一緒に、容器、パック、又はディスペンサーに含むことができる。
本発明の実施態様の化合物は、式Iの化合物の塩、好ましくは医薬として許容し得る塩として提供されてよい。これらの化合物の医薬として許容し得る塩の例は、例えば酢酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、乳酸、シュウ酸、コハク酸、フマル酸、マレイン酸、安息香酸、サリチル酸、フェニル酢酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸及びp-トルエンスルホン酸などの有機酸、例えば塩酸及び硫酸などの無機酸に由来したものを含み、各々、メタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、p-トルエンスルホン酸塩、塩酸塩及び硫酸塩などをもたらすもの、又は有機塩基及び無機塩基などの塩基から誘導されたものを含む。本発明の化合物の塩を形成するための好適な無機塩基の例は、アンモニア、リチウム、ナトリウム、カルシウム、カリウム、アルミニウム、鉄、マグネシウム、亜鉛などの水酸化物、炭酸塩、及び炭酸水素塩を含む。塩は、好適な有機塩基により形成することもできる。本発明の化合物との医薬として許容し得る塩基付加塩の形成に適したそのような塩基は、無毒でありかつ塩を形成するのに十分強力である有機塩基を含む。このような有機塩基は、当該技術分野において既に周知であり、かつアミノ酸、例えばアルギニン及びリシンなど、モノ-、ジ-又はトリヒドロキシアルキルアミン、例えばモノ-、ジ-及びトリエタノールアミンなど、コリン、モノ-、ジ-及びトリアルキルアミン、例えばメチルアミン、ジメチルアミン及びトリメチルアミンなど、グアニジン;N-メチルグルコサミン;N-メチルピペラジン;モルホリン;エチレンジアミン;N-ベンジルフェネチルアミン;トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン;などを含んでよい。
本発明の実施態様の化合物の塩は、当該技術分野において周知の方法を用いる常法により調製されてよい。前記塩基性化合物の酸付加塩は、本発明の第一又は第二の態様に従い、必要な酸を含有する水溶液もしくは水性アルコール溶液中に又は他の好適な溶媒中に、遊離の塩基化合物を溶解することにより調製されてよい。本発明の化合物が、酸性官能基を含む場合、該化合物の塩基塩は、該化合物を好適な塩基と反応することにより調製されてよい。酸性塩又は塩基性塩は、直接分離されるか、又はこの溶液を、例えば蒸発により濃縮することにより得ることができる。本発明の化合物は、溶媒和物又は水和物の形で存在してもよい。
本発明はここで、化合物及びそれらの製造法の具体的な実施例を参照し、詳細に説明される。本明細書において、実施態様は、明確かつ簡潔な明細書の記載を可能にするために説明されているが、実施態様は、本発明から逸脱しないならば、様々に組み合わせるか又は分離することができることは理解されるであろう。
(実施例)
LC-MS/UV/ELS分析を、Shimadzu LC-10AD vpシリーズHPLCポンプ及び二重波長UV検出器、Gilson 215自動サンプラー、Sedex 75cエバポレイト光散乱(ELS)検出器、及びPE/Sciex API 150EX質量分析計からなる装置において行った。ELS検出器は、温度40℃及びN2圧3.3atmに設定した。ELS検出器上に設定した増幅率(gain)は、出力シグナルを定量範囲内に維持するために、必要に応じて変動した。Turbo IonSpray源を、API 150上で、イオンスプレー電圧5kV、温度300℃、並びにオリフィス電圧及びリング電圧、各々、5V及び175Vで使用した。陽イオンは、160〜650m/zのQ1でスキャンした。5.0μL注入を、4.6×50mm又は4.6×100mmのいずれかのPhenomenex Gemini 5μm C18カラム上で、各試料について行った。分取的分離について最良のシステムを確定するために、各々粗化合物の2つの分析を、異なる移動修飾剤(mobile modifier)で実行した。第一の移動相システムは、HPLC等級水中の10.0mM炭酸アンモニウム(A)及び無希釈のHPLC等級のアセトニトリル(B)からなった。第二のシステムは、HPLC等級水中の0.1%ギ酸(A)及びHPLC等級アセトニトリル中の0.075%ギ酸(B)からなった。これらの移動相は、各々、ほぼpH8.5及びpH3.8であった。各方法で使用した勾配は、表1及び2に示している。これらの化合物の精製及び分析時に、塩基性条件下での明らかな分解、及び酸性条件下での保持の欠如を含む、様々な問題点が生じた。従っていくつかの異なる方法を使用した。
前述のように、粗生成物分析は、それぞれ、表1及び2に列記された勾配の炭酸アンモニウム及びギ酸の両方で行った。収集された画分の分析は、表2に列記された勾配のギ酸により行った。最終生成物の分析は、表1、2、3、4又は5に列記された勾配のひとつを用いて行った。
分析データは、PE/Sciex Anlaystソフトウェアによる積分を含む専用の自動ルーチンを用いて処理しかつ解析し、Microsoft Excelによりデータを組織化した。幅1.0m/zでの関心対象の質量に関する抽出されたイオンクロマトグラム(XIC)の作製により、MS及びUVクロマトグラム間を相関した。デザインされた化合物を表していることを同定するためには、XICのピーク強度は、少なくとも1,000,000カウント/スキャン(cps)である必要があった。次にこのXICピークの保持時間を、UVクロマトグラムの積分と比較し、XIC保持時間からのUVピークの差し引き(offset)が≦0.06分である場合には、その純度を所望の生成物の代表とした。
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
(本発明の化合物の合成調製)
本発明の化合物は、下記実施例に説明されている方法を含むが、これらに限定されるものではない、当業者に公知の方法のいずれかにより生成することができる。
(1. 合成例)
(A:イミダゾロピリジンを形成する一般的手順)
Figure 2010511019
(A.1:ピバロイルジアミノピリジン)
DCM(100mL)中の2,6-ジアミノピリジン(10g, 91.743mmol)及びトリエチルアミン(11.14g, 110.091mmo, 1.2等量)の溶液へ、0℃で、DCM(50mL)中の塩化ピバロイル(12.11g, 100.917mmol, 1.1等量)の溶液を2時間かけて滴下した。添加が完了した後、この混合物を、30分かけて室温まで温め、この時点でLC-MSは、所望の物質への完全な転換を示した。この混合物を濾過し、トリエチル塩化アンモニウムを除去し、溶媒を真空下で除去し、固形物を得、これは更には処理しなかった。
(A.2:2-クロロ-6ピバロイルアミノピリジン)
次にピバロイルジアミノピリジンを、0℃に予め冷却した濃HCl溶液に添加し、透明な溶液が形成されるまで攪拌した。この溶液を更に、-15〜-20℃に冷却し、水 (50mL)中のNaNO2(19g, 275.229mmol, 1.5等量)の冷溶液を2時間かけて滴下した。添加の完了後、この反応液を-10℃で1時間攪拌させ、1時間かけて室温に温めた。その後この反応混合物へ、氷を添加し、10M NaOH溶液を添加し、pH9〜10に調節した。得られる溶液を最後に、ジクロロメタンで抽出し、Na2SO4上で乾燥し、溶媒の除去後、2-クロロ-6ピバロイルアミノピリジン11.03gを固形物として得た。
(A3:6-クロロ-3-ヨード-ピリジン-2-イルアミン)
THF(150mL)中の2-クロロ-6ピバロイルアミノピリジン(10.5g, 49.528mmol)の溶液を、N2下で調製し、-80℃に冷却した。ペンタン中の1M t-BuLi(108.962mmol, 2.2等量)を、厳密に無水条件下で、添加漏斗により、1時間かけて慎重に添加した。一旦添加が完了したならば、この混合物を、-80℃で3時間維持し、この時点で、THF 50mL中のヨウ素溶液(15.1g, 59.431mmol, 1.2等量)をN2下で、一度にゆっくり添加した。添加後、冷却浴を取り外し、反応混合物を、2時間攪拌しながら、室温まで温めた。最後に反応混合物を、1M HCl 50mLをゆっくり添加することにより反応停止した。次に混合物を真空下で濃縮し、THFの一部を除去し、残渣をEtOAcと水の間で分配した。10%チオ硫酸ナトリウム溶液を、更に脱色が生じ、かつ2つの透明な相が視認できるようになるまで添加した。水層を、EtOAcで抽出し、有機層を集め、ブラインで洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、溶媒を除去し、油滴定(oil titrating)65%の所望の物質を得た。この粗物質を、1M HCl 100mL中で還流し、かつ5時間還流し、この時点で脱ピバロイル化された生成物が完全に形成された。そのpHを、NaHCO3の添加により12に調節し、DCMで抽出した。この有機層を濃縮し、溶離液として7/3 DCM/シクロヘキサンを用いるカラムに供し(Rf 9/21)、油状物として表題化合物を得、これは静置していると固化した。
(A.4:5-クロロ-8-ヨード-イミダゾ[1,2-a]ピリジン)
2-アミノ-3-ヨード-6-クロロピリジン(2g, 7.874mmol)を、N2下で、イソプロパノール(30mL)に溶解した。この懸濁液に、ジエトキシ-2-ブロモアセタール(2.5mL, 15.748mmol, 2等量)を、引き続きHBr 48%(2mL)を添加した。次に得られた混合物を、12時間還流し、室温に冷却した。この混合物を真空下で一部濃縮し、得られたスラリーをジエチルエーテルに溶解し、固形物の沈殿を引き起こし、これを濾過により分離し、少量のジエチルエーテルで洗浄し、所望の物質を粉末として得た。
(B:Buchwaldカップリングの一般的手順)
酢酸パラジウム(28.26mg, 0.125mmol, 5mol%)及びrac-BINAP(78.39mg, 0.125mmol, 5mol%)を、窒素下、トルエン(30mL)中、室温で30分間予備混合した。次にヨード-アレン(700mg, 2.518mmol)を室温で添加し、完全に溶解するまで攪拌した。Cs2CO3(4102.1mg, 12.589mmol, 5等量)を、引き続き4-(N-メチルピペラジノ)アニリン(577.12mg, 3.021mmol, 1.2等量)を添加し、得られた懸濁液を更に室温で10分間攪拌した。この反応容器に次に、窒素下で冷却器を装備し、還流温度で反応を4時間進行させ、この時点で出発材料はLC-MSにより認められなかった。その後残渣を、シリカに吸着させ、溶離システムとして90/10 EtOAc/MeOHを用いるカラムに供し(Rf=0.1)、所望の化合物960mgを得た。
(C:Suzukiカップリングの一般的手順)
PdCl2(dppf)(0.013mmol, 10mol%)及びクロロアレン(0.127mmol)を、窒素下ジオキサン/水4/1混合液(3mL)中で、予備混合した。炭酸カリウム(0.255mmol, 2等量)及びボロン酸(0.382mmol, 3等量)を最後に添加し、容器を密封した。その後LC-MSにより出発材料が残っていないようになるまで、90℃で反応を進行させた。追加のボロン酸を添加し、反応を完了させた。一旦反応が終了した後、反応混合物をシリカ上に吸着させ、典型的には95/5〜90/10 DCM/MeOH勾配を用いるカラムに供し、所望の生成物を得た。
(D:本発明の化合物の合成に関する一般的方法(1))
本発明の化合物は、下記スキームに従い生成することができる。
Figure 2010511019
(D.1:N-(2-ジエチルアミノ-エチル)-4-ニトロ-ベンゼンスルホンアミド)
Figure 2010511019
CH2Cl2(7mL)中の4-ニトロベンゼンスルホニルクロリド(500mg, 2.35mmol)、2-ジエチルアミノエチルアミン(300mg, 0.363mL, 2.59mmol)及びトリエチルアミン(262mg, 0.359mL, 2.59mmol)の溶液を、室温で18時間攪拌した。その後この混合物を、ジクロロメタンで希釈し、ブラインで洗浄した。これらの有機層を乾燥し(MgSO4)、溶媒を減圧下で除去し、表題化合物を生じ、これをそのまま次工程で使用した。
(D.2:4-アミノ-N-(2-ジエチルアミノ-エチル)-ベンゼンスルホンアミド)
Figure 2010511019
EtOH/EtOAc(1/1: 8mL)中のN-(2-ジエチルアミノ-エチル)-4-ニトロ-ベンゼンスルホンアミド(200mg, 0.664mmol)及びギ酸アンモニウム(377mg, 5.980mmol)の溶液へ、窒素下で、10%Pd/C(35.3mg, 0.033mmol)を添加した。この混合物を、反応が完了するまで、一晩還流した。セライトプラグを通して濾過した後、溶媒を減圧下で除去し、表題化合物を生じ、これをそのまま次工程で使用した。
(D.3:4-アミノ-N-(4-ジメチルアミノ-ベンジル)-ベンゼンスルホンアミド)
Figure 2010511019
MeOH(10ml)中のD.1に説明したように調製したN-(4-ジメチルアミノ-ベンジル)-4-ニトロ-ベンゼンスルホンアミド(472mg, 1.409mmol)の溶液へ、窒素下で、10%Pd/C(74.92mg, 0.007mmol)を添加した。このシステムを、水素でパージし、水素大気下で一晩攪拌した。セライトプラグを通して濾過した後、溶媒を減圧下で除去し、表題化合物を生じ、これをそのまま次工程で使用した。
(D.4:4-アミノ-N-ピロリジン-3-イル-ベンゼンスルホンアミド)
Figure 2010511019
4-アミノ-N-[1-(2,2-ジメチル-プロピオニル)-ピロリジン-3-イル]-ベンゼンスルホンアミドは、先にD.3に説明した方法を用いて調製することができる。
(D.5:1-イソプロピル-4-(4-ニトロ-フェニル)-ピペラジン)
Figure 2010511019
THF(50mL)中の4-フルオロニトロベンゼン(5.00g, 35.4mmol)の溶液へ、1-イソプロピルピペラジン(4.54g, 35.4mmol)及びK2CO3(7.35g, 53.2mmol)を添加した。この反応混合物を室温で一晩攪拌した。溶媒を減圧下で除去し、この残渣をEtOAcと水の間で分配した。有機層をブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO4)、濾過し、溶媒を減圧下で除去した。粗化合物を、99:1及び98:2 DCM:NH3 (MeOH中7M)を用いる、シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し、表題化合物(8.2g, 94%)を生じた。
(D.6:4-(4-イソプロピル-ピペラジン-1-イル)-フェニルアミン)
Figure 2010511019
MeOH(120mL)中の1-イソプロピル-4-(4-ニトロ-フェニル)-ピペラジン(8.3g, 33.2mmol)の溶液へ、二塩化スズ(II)二水和物(37.4g, 0.165 mol)を添加した。この混合物を、水浴を用いて冷却し、濃HClを添加した(36mL)。この反応液を室温で一晩攪拌した。メタノールの除去後、得られた溶液を、濃NaOH(pH11)を用いて塩基性とした。水相を、ジエチルエーテルで抽出した。一緒にした有機層を乾燥し(MgSO4)、濾過し、溶媒を減圧下で除去し、表題化合物(6.4g, 88%)を得た。
(D.7:3-クロロ-4-(4-イソプロピル-ピペラジン-1-イル)-フェニルアミン)
Figure 2010511019
MeOH(20mL)中の実施例5に従い調製した1-(2-クロロ-4-ニトロ-フェニル)-4-イソプロピル-ピペラジン(1.500g, 5.30mmol)の溶液へ、亜鉛末(1.039g, 15.90mmol)、引き続きギ酸アンモニウム(1.002g, 15.90mmol)を添加した。この反応液を、室温で攪拌した。一旦反応が終結したならば、この反応混合物を濾過し濃縮した。混合物をジクロロメタンに溶解し、水で洗浄した。一緒にした有機層を乾燥し(MgSO4)、溶媒を減圧下で除去し、表題化合物を生じ、これをそのまま次工程で使用した。
(D.8:3-フルオロ-4-(4-イソプロピル-ピペラジン-1-イル)-フェニルアミン)
Figure 2010511019
表題化合物を、先にD.7について説明した方法を用い、調製した。
(D.9:4-(4-イソプロピル-ピペラジン-1-イル)-3-トリフルオロメチル-フェニルアミン)
Figure 2010511019
表題化合物を、先にD.7について説明した方法を用い、調製した。
(D.10:4-(1-イソプロピル-ピペリジン-4-イル)-フェニルアミン)
Figure 2010511019
エタノール(100mL)中の実施例5に従い調製した1-イソプロピル-4-(4-ニトロ-フェニル)-ピペリジン(2.405 g, 9.698mmol)の溶液へ、窒素下で、10%Pd/C(515.9mg, 0.485mmol)を添加し、引き続きヒドラジン水和物(2.427g, 48.49mmol)を滴下した。この混合物を、反応が完了するまで、一晩還流した。セライトプラグを通して濾過した後、溶媒を減圧下で除去し、表題化合物を生じ、これをそのまま次工程で使用した。
(D.11:3-ブロモ-2-メチル-安息香酸メチルエステル)
Figure 2010511019
炭酸カリウム(5.46g, 39.53mmol)を、アセトン(50mL)中の3-ブロモ-2-メチル-安息香酸(5g, 23.25mmol)溶液へ添加した。この懸濁液を室温で15分間攪拌し、その後ヨードメタン(1.74mL, 27.90mmol)を添加し、この混合物を70℃で2.5時間加熱した。この反応混合物を濾過し、蒸発乾固させた。粗生成物を、50gのIsolute Flash Si IIカラム上で、酢酸エチル/シクロヘキサン(5:95)で溶離する、クロマトグラフィーにより精製し、表題化合物を生じた。
(D.12:3-ブロモ-2-ブロモメチル-安息香酸メチルエステル)
Figure 2010511019
3-ブロモ-2-メチル-安息香酸メチルエステル(2.0g, 8.73mmol)を、四塩化炭素(35mL)に溶解した。この溶液を、窒素を混合物に通して泡立てることにより、不活性大気下に維持しながら、過酸化ベンゾイル(106mg, 0.44mmol)及びN-ブロモスクシンイミド(1.55g, 8.73mmol)を添加した。この混合物を、真空で窒素によりパージし、次に90℃で2時間還流した。反応混合物を0℃に冷却し、濾過した。濾液を蒸発させ、表題化合物を生じ、これをそのまま次工程で使用した。
(D.13:4-ブロモ-2,3-ジヒドロ-イソインドール-1-オン)
Figure 2010511019
25mLのマイクロウェーブチューブ内で、3-ブロモ-2-ブロモメチル-安息香酸メチルエステルをメタノール(15mL)に溶解し、7.0Mメタノール性アンモニア(6.3mL)及び17.0Mアンモニア水溶液(7.3mL)と混合した。このマイクロウェーブチューブを密封し、混合液を室温で一晩攪拌した。形成された沈殿を濾過し、冷水で洗浄し、真空下で乾燥し、表題化合物を得た。
(D.14:4-(4,4,5,5-テトラメチル-[1,3,2]ジオキサボロラン-2-イル)-2,3-ジヒドロ-イソインドール-1-オン)
Figure 2010511019
ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン-パラジウム(II)ジクロリド(50mg, 0.06mmol)を、5mLマイクロウェーブチューブ内で、酢酸カリウム(600mg, 6.14mmol)及びビス(ピナコラト)ジボロン(572mg, 2.25mmol)と混合した。このチューブを、真空及び窒素で3回パージし、その後1,4-ジオキサン中の4-ブロモ-2,3-ジヒドロ-イソインドール-1-オン(434mg, 2.05mmol)の窒素で脱気した溶液を添加した。窒素を、混合物を通して5分間泡立て、その後チューブを密封し、85℃で16時間加熱した。この反応混合物を室温に冷却し、セライトパッドを通して濾過した。濾液を蒸発させ、表題化合物を生じ、これをそのまま次工程で使用した。
(E:本発明の化合物を合成するための一般的方法(2))
本発明の化合物は、下記スキームに従い生成することができる。
Figure 2010511019
(F:本発明の化合物を合成するための一般的方法(3))
本発明の化合物は、下記スキームに従い生成することができる。
Figure 2010511019
(G:本発明の化合物を合成するための一般的方法(4))
本発明の化合物は、下記スキームに従い生成することができる。
Figure 2010511019
(本発明の化合物の合成の具体例)
(化合物1:4-[8-(4-モルホリン-4-イル-フェニルアミノ)-イミダゾ[1,2-a]ピリジン-5-イル]-ベンズアミド)
Figure 2010511019
Pd(dppf)Cl2・CH2Cl2(19mg, 0.020mmol)を、マイクロウェーブチューブ内のジオキサン/水(4:1, 2mL)に添加し、この混合物を、N2下で15分間激しく攪拌した。その後(5-クロロ-イミダゾ[1,2-a]ピリジン-8-イル)-(4-モルホリン-4-イル-フェニル)-アミン(75mg, 0.23mmol)、4-カルバモイルフェニルボロン酸(113mg, 0.68mmol)及び炭酸カリウム(95mg, 0.68mmol)を添加し、このチューブをN2でフラッシュし、密封した。この混合物を攪拌し、140℃の砂浴で16時間加熱した。LCMSによる分析は、かなりの出発材料が残存していることを示した。
更にPd(dppf)Cl2・CH2Cl2(10mg, 0.01mmol)及びボロン酸(60mg, 0.35mmol)を添加し、このチューブを、マイクロウェーブ内で、140℃で30分間照射した。この混合物を冷却し、シリカ(〜1g)上で蒸発させ、20gのシリカカラム(CH2Cl2中1%〜10%MeOH)上のクロマトグラフィーにより精製し、標的化合物を固形物(30mg)として得た。NMR及びLC-MSデータを用い、この化合物の構造及び純度を確認した。
(化合物2:(4-モルホリン-4-イル-フェニル)-[5-(1H-ピラゾール-4-イル)-イミダゾ[1,2-a]ピリジン-8-イル]-アミン)
Figure 2010511019
Pd(dppf)Cl2・CH2Cl2(19mg, 0.020mmol)を、マイクロウェーブチューブ内のジオキサン/水(4:1, 2mL)に添加し、この混合物を、N2下で15分間激しく攪拌した。その後(5-クロロ-イミダゾ[1,2-a]ピリジン-8-イル)-(4-モルホリン-4-イル-フェニル)-アミン (75mg, 0.23mmol)、ピラゾール-4-ボロン酸(77mg, 0.68mmol)及び炭酸カリウム(95mg, 0.68mmol)を添加し、このチューブをN2でフラッシュし、密封した。この混合物を攪拌し、140℃の砂浴で16時間加熱した。LC-MSによる分析は、かなりの出発材料が残存していることを示した。
更にPd(dppf)Cl2・CH2Cl2(15mg, 0.02mmol)及びボロン酸(60mg, 0.35mmol)を添加し、このチューブを、マイクロウェーブ内で、140℃で30分間照射した。この混合物を冷却し、シリカ(〜1g)上で蒸発させ、20gのシリカカラム(CH2Cl2中2%〜8%MeOH)上のクロマトグラフィーにより精製し、標的化合物を固形物(21mg)として得た。NMR及びLC-MSデータを用い、この化合物の構造及び純度を確認した。
(化合物3:4-{8-[4-(4-メチル-ピペラジン-1-イル)-フェニルアミノ]-イミダゾ[1,2-a]ピリジン-5-イル}-ベンズアミド)
Figure 2010511019
Pd(dppf)Cl2・CH2Cl2(19mg, 0.020mmol)を、マイクロウェーブチューブ内のジオキサン/水(4:1, 2mL)に添加し、この混合物を、N2下で15分間激しく攪拌した。その後(5-クロロ-イミダゾ[1,2-a]ピリジン-8-イル)-[4-(4-メチル-ピペラジン-1-イル)-フェニル]-アミン(78mg, 0.23mmol)、4-カルバモイルフェニルボロン酸(113mg, 0.68mmol)及び炭酸カリウム(95mg, 0.68mmol)を添加し、このチューブをN2でフラッシュし、密封した。この混合物を攪拌し、140℃の砂浴で16時間加熱した。LCMSによる分析は、かなりの出発材料が残存していることを示した。
更にPd(dppf)Cl2-CH2Cl2(15mg, 0.02mmol)及びボロン酸(90mg, 0.55mmol)を添加し、このチューブを、マイクロウェーブ内で、140℃で30分間照射した。この混合物を冷却し、シリカ(〜1g)上で蒸発させ、20gのシリカカラム(CH2Cl2中5%〜20%MeOH)上のクロマトグラフィーにより部分的に精製した。得られた物質を、セライトに吸着させ、C-18逆相カラム(10g)上、1M NH3を含有する水中30%〜80%MeOHで溶離し、精製した。標的化合物を固形物(10mg)として得た。NMR及びLC-MSデータを用い、この化合物の構造及び純度を確認した。
(化合物4:[4-(4-メチル-ピペラジン-1-イル)-フェニル]-[5-(lH-ピラゾール-4-イル)-イミダゾ[1,2-a]ピリジン-8-イル]-アミン)
Figure 2010511019
Pd(dppf)Cl2・CH2Cl2(19mg, 0.020mmol)を、マイクロウェーブチューブ内のジオキサン/水(4:1, 2mL)に添加し、この混合物を、N2下で15分間激しく攪拌した。その後(5-クロロ-イミダゾ[1,2-a]ピリジン-8-イル)-[4-(4-メチル-ピペラジン-1-イル)-フェニル]-アミン(75mg, 0.23mmol)、ピラゾール-4-ボロン酸(77mg, 0.68mmol)及び炭酸カリウム(95mg, 0.68mmol)を添加し、このチューブをN2でフラッシュし、密封した。この混合物を攪拌し、140℃の砂浴で16時間加熱した。LC-MSによる分析は、かなりの出発材料が残存していることを示した。
更にPd(dppf)Cl2・CH2Cl2(15mg, 0.02mmol)及びボロン酸(60mg, 0.35mmol)を添加し、このチューブを、マイクロウェーブ内で、140℃で30分間照射した。この混合物を冷却し、シリカ(〜1g)上で蒸発させ、20gのシリカカラム(CH2Cl2中2%〜8%MeOH)上のクロマトグラフィーにより部分的に精製した。残渣を、セライトに吸着させ、C-18逆相カラム(5g)を通過させ、水中30%〜100%のMeOH(全て1M NH3中)で溶離した。その後これらの物質を、分取HPLCにより精製し、生成されたHCl塩を、凍結乾燥後、固形物4mgとした。NMR及びLC-MSデータを用い、この化合物の構造及び純度を確認した。
更なる化合物を、先に詳述した方法を用い合成した。
化合物5:[3-フルオロ-4-(4-イソプロピル-ピペラジン-1-イル)-フェニル]-[5-(1H-ピラゾール-4-イル)-イミダゾ[1,2-a]ピリジン-8-イル]-アミン
化合物6:[4-(4-イソプロピル-ピペラジン-1-イル)-フェニル]-[5-(1H-ピラゾール-4-イル)-イミダゾ[1,2-a]ピリジン-8-イル]-アミン
化合物7:[2-フルオロ-4-(4-メチル-ピペラジン-1-イル)-フェニル]-[5-(1H-ピラゾール-4-イル)-イミダゾ[1,2-a]ピリジン-8-イル]アミン
化合物8:4-{8-[4-(4-イソプロピル-ピペラジン-1-イル)-フェニルアミノ]-イミダゾ[1,2-a]ピリジン-5-イル}-チオフェン-2-カルボン酸アミド
化合物9:4-{8-[3-フルオロ-4-(4-イソプロピル-ピペラジン-1-イル)-フェニルアミノ]-イミダゾ[1,2-a]ピリジン-5-イル}-チオフェン-2-カルボン酸アミド
化合物10:4-{8-[4-(4-イソプロピル-ピペラジン-1-イル)-フェニルアミノ]-イミダゾ[1,2-a]ピリジン-5-イル}-ベンズアミド
化合物11:4-{8-[3-フルオロ-4-(4-イソプロピル-ピペラジン-1-イル)-フェニルアミノ]-イミダゾ[1,2-a]ピリジン-5-イル}-ベンズアミド
化合物12:5-{8-[4-(4-イソプロピル-ピペラジン-1-イル)-フェニルアミノ]-イミダゾ[1,2-a]ピリジン-5-イル}-2,3-ジヒドロ-イソインドール-1-オン
Figure 2010511019
(12.1:(5-クロロ-イミダゾ[1,2-a]ピリジン-8-イル)-[4-(4-イソプロピル-ピペラジン-1-イル)-フェニル]-アミン)
Figure 2010511019
マイクロウェーブチューブ内の酢酸パラジウム(4.67mg, 0.021mmol)及びrac-BINAP(12.95mg, 0.021mmol)を、トルエン(4.5mL)中、窒素下、室温で5分間音波処理した。その後5-クロロ-8-ヨード-イミダゾ[1,2-a]ピリジン(116mg, 0.417mmol)、Cs2CO3(679.7mg, 2.09mmol)及び4-(4-イソプロピル-ピペラジン-1-イル)-フェニルアミン(109.59mg, 0.502mmol)を、室温で添加した。次に反応混合物を、16時間還流を進め、この時点でLC-MSにより出発材料は認められなかった。濃縮後、この混合物をジクロロメタンで希釈し、10%クエン酸水溶液で洗浄した。その後水相を飽和NaHCO3水溶液でpH7に塩基性とし、ジクロロメタンで抽出した。一緒にした有機層を乾燥し(MgSO4)、溶媒を減圧下で除去し、表題化合物を生じ、これをそのまま次工程で使用した。
(化合物12.2:5-{8-[4-(4-イソプロピル-ピペラジン-1-イル)-フェニルアミノ]-イミダゾ[1,2-a]ピリジン-5-イル}-2,3-ジヒドロ-イソインドール-1-オン)
Figure 2010511019
PdCl2(dppf)(16.73mg, 0.020mmol)、(5-クロロ-イミダゾ[1,2-a]ピリジン-8-イル)-[4-(4-イソプロピル-ピペラジン-1-イル)-フェニル]-アミン(76.0mg, 0.206mmol)、炭酸カリウム(56.91mg, 0.419mmol)及び4-(4,4,5,5-テトラメチル-[1,3,2]ジオキサボロラン-2-イル)-2,3-ジヒドロ-イソインドール-1-オン(106.66mg, 0.419mmol)を、マイクロウェーブチューブ内で添加した。このチューブを、N2でフラッシュし、その後ジオキサン/水の2/1混合液(1.0mL)を添加した。この容器を密封し、マイクロウェーブ内で140℃で加熱し電磁波を20分間照射した。追加のボロン酸を添加し、反応を完了することができた。一旦反応が終了したならば、反応混合物を濃縮し、ジクロロメタンで希釈し、水で洗浄した。一緒にした有機層を乾燥し(MgSO4)、溶媒を減圧下で除去した。粗生成物を、逆相HPLCにより精製し、表題化合物を生じた。
tR:0.80分(2分_LC)
イオン(実測):467 (M+H)+
HPLC純度%:98
(化合物13-31)
下記表に示したこれらの化合物は、先に説明した一般的方法(1)により、化合物12について説明された方法に類似した方法(マイクロウェーブ内での照射を120〜140℃まで変更)を用い調製し、Isolute Flash Si IIカラム上のクロマトグラフィー又は分取逆相HPLCのいずれかにより精製した。
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
(化合物32:4-(5-(1-オキソイソインドリン-5-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-8-イルアミノ)-N-(ピロリジン-3-イル)ベンゼンスルホンアミド)
Figure 2010511019
化合物12について説明された方法を用いて調製した3-{4-[5-(1-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イソインドール-5-イル)-イミダゾ[1,2-a]ピリジン-8-イルアミノ]-ベンゼンスルホニルアミノ}-ピロリジン-1-カルボン酸tert-ブチルエステル(16mg, 0.027mmol)を、ジオキサン中のHClの4M溶液(0.5mL)中に懸濁し、この混合物を、窒素下、室温で16時間攪拌した。この混合物を減圧下で濃縮した。粗生成物を、逆相HPLCにより精製し、表題化合物を生じた。
tR:0.73分(2分_LC)
イオン(実測):489 (M+H)+
(化合物33:5-(8-(4-(1,4'-ビピペリジン-1'-カルボニル)フェニルアミノ)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-5-イル)イソインドリン-1-オン)
(33.1:4-[5-(1-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イソインドール-5-イル)-イミダゾ[1,2-a]ピリジン-8-イルアミノ]-安息香酸)
Figure 2010511019
THF/水(1/1:10mL)溶液中の、化合物12について説明された方法に類似した方法を用いて調製した粗4-[5-(1-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イソインドール-5-イル)-イミダゾ[1,2-a]ピリジン-8-イルアミノ]-安息香酸メチルエステル(500mg, 1.256mmol)、及び水酸化リチウム水和物(263.5mg, 6.281mmol)を、室温で36時間攪拌し、その後60℃で4時間加熱した。この混合物を濃縮し、その後2N HCl水溶液によりpH1に酸性とした。得られた沈殿を濾過し、表題化合物を生じ、これをそのまま次工程で使用した。
(33.2:5-(8-(4-(1,4'-ビピペリジン-1'-カルボニル)フェニルアミノ)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-5-イル)イソインドリン-1-オン)
Figure 2010511019
ジメチルホルムアミド(0.4mL)中の4-[5-(1-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イソインドール-5-イル)-イミダゾ[1,2-a]ピリジン-8-イルアミノ]-安息香酸(37.0mg, 0.096mmol)、4-ジメチルアミノベンジルアミン(15.91mg, 0.106mmol)、及びトリエチルアミン(10.72mg, 0.047mL, 0.106mmol)の溶液へ、窒素下で、ベンゾトリアゾール-1-イル-オキシ-トリス-ピロリジノ-ホスホニウムヘキサフルオロリン酸(55.10mg, 0.106mmol)を添加した。その後反応混合物を、室温で18時間攪拌した。次に混合物をEtOAcで希釈し、飽和NaHCO3水溶液で洗浄した。一緒にした有機層を乾燥し(MgSO4)、溶媒を減圧下で除去した。粗生成物を、逆相HPLCにより精製し、表題化合物を生じた。
tR:0.77分(2分_LC)
イオン(実測):517 (M+H)+
(化合物34-43)
下記表に示したこれらの化合物は、先に説明した一般的方法(2)を用い、化合物33、工程2について説明された様式に類似した様式で調製し、分取逆相HPLCにより精製した。
Figure 2010511019
Figure 2010511019
(化合物44:4-[5-(1-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イソインドール-5-イル)-イミダゾ[1,2-a]ピリジン-8-イルアミノ]-N-ピロリジン-3-イル-ベンズアミド)
Figure 2010511019
4-[5-(1-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イソインドール-5-イル)-イミダゾ[1,2-a]ピリジン-8-イルアミノ]-N-ピロリジン-3-イル-ベンズアミドを、化合物33工程2について説明された方法を用い調製し、引き続き化合物32について説明されたように脱保護した。
tR:0.73分(2分_LC)
イオン(実測):489 (M+H)+
(化合物45:4-(5-クロロ-イミダゾ[1,2-a]ピリジン-8-イルアミノ)-安息香酸)
Figure 2010511019
ジオキサン/水(2/1:30mL)の溶液中の化合物12工程1に説明された方法に類似した方法を用いて調製した4-(5-クロロ-イミダゾ[1,2-a]ピリジン-8-イルアミノ)-安息香酸メチルエステル(450mg, 1.495mmol)、及び水酸化リチウム水和物(250.9mg, 5.98mmol)の混合物を、60℃で2時間加熱した。この混合物を濃縮し、その後2N HCl水溶液によりpH1に酸性とした。得られた沈殿を濾過し、表題化合物を生じ、これをそのまま次工程で使用した。
(化合物46-62)
下記表に示したこれらの化合物は、先に説明した一般的方法(3)を用い、化合物45について説明された方法に類似した方法で調製し、Isolute Flash Si IIカラム上のクロマトグラフィー又は分取逆相HPLCのいずれかにより精製した。
Figure 2010511019
Figure 2010511019
(化合物59-62)
下記表に示したこれらの化合物は、化合物33、工程2について説明された方法に類似した方法、及び先に説明した一般的方法(4)を用い調製し、分取逆相HPLCにより精製した。
Figure 2010511019
(化合物63-105)
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
(化合物106-127)
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
質量分離分取HPLCを、5μm Waters XBridge Prep C18カラム(100mm×内径19mm)上で、移動相として、水中0.1%TFA及びアセトニトリルの混合物(直線勾配)、又は水中0.5%NH4OH及びアセトニトリルの混合物(直線勾配)のいずれかを使用し行った。分析LCMSを、1.7μm Waters Acquity UPLC BEH C18カラム(50mm×内径2.1mm)上で行った。質量分析を、Waters Micromass ZQ質量分析計において、エレクトロスプレーのポジティブモード(MH+又はM(NH4)+分子イオンを生じるために、ES+ve)又はエレクトロスプレーのネガティブモード((M-H)-分子イオンを生じるために、ES-ve)を使用し、記録した。本明細書において使用される用語「Rt」は、特定されたHPLC法を使用し、その化合物に関連したHPLC保持時間を、分単位で表す。報告された保持時間を得るために利用したHPLC法は、以下であった:
方法a:移動相として、水中0.1%TFA(溶媒A)及びCH3CN(溶媒B)を使用。流量:0.8mL/分。エレクトロスプレーのポジティブモード。勾配0〜0.25分5%B、0.25〜1.50分、95%Bまでの直線勾配、1.5〜1.75分、95%B、1.75〜1.80分、5%Bまでの直線勾配、1.80〜2.00分、5%B。
方法b:移動相として、水中0.1%NH4OH(溶媒A)及びCH3CN(溶媒B)を使用。流量:0.8mL/分。エレクトロスプレーのポジティブモード。勾配0〜0.25分5%B、0.25〜1.50分、95%Bまでの直線勾配、1.5〜1.75分、95%B、1.75〜1.80分、5%Bまでの直線勾配、1.80〜2.00分、5%B。
方法c:移動相として、水中0.1%NH4OH(溶媒A)及びCH3CN(溶媒B)を使用。流量:0.8mL/分。エレクトロスプレーのポジティブモード。勾配0〜0.25分5%B、0.25〜1.50分、50%Bまでの直線勾配、1.5〜1.75分、50%B、1.75〜1.80分、5%Bまでの直線勾配、1.80〜2.00分、5%B。
(2. 生物活性アッセイ)
細胞のECM-分解活性を低下する化合物を同定するために、細胞のECM-分解活性を誘導し、この活性を適切に検出し、かつより明らかな読み取りを実現した。RAの状況において、選択された細胞は、哺乳類の滑膜線維芽細胞であり、かつECM-分解活性を誘導するために使用することができるトリガーは、関節炎の分野に関連したサイトカイン又はサイトカインの組み合わせであり:例えば、TNF-α、IL1β、IL6、OSM、IL17、及びMIF1-αである。このリストは、大量のサイトカインがRA病理進行に関連している可能性があるので、包括的ではない(Smolen及びSteinerの論文、2003)。その病理の複雑さにできる限り近いインビトロアッセイを設定するために、適用されるトリガーは、関節炎の分野に関連のあるサイトカイン-産生細胞、例えば単球、マクロファージ、T細胞、及びB細胞を、トリガーと接触することにより作出された因子の混合物でなければならない。サイトカイン-産生細胞は、複雑かつ不偏の因子の混合物を生じることにより、この接触に反応するであろう。使用されるサイトカイン-産生細胞が、パンヌスにおいても認められ、かつこのトリガーを生成するために適用されるサイトカインが、関節リウマチ患者の滑膜液中に認められる場合、最終的に生成された因子の混合物は、関節炎患者の関節中に存在する因子の一部を含むであろう。
(「MMPアッセイ」の原理)
マトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)は、例えば、他のプロテアーゼの成熟、増殖因子、及び細胞外マトリックス成分の分解のような、様々な生理学的役割を有する。MMP1は、骨及び軟骨の主成分である未変性のコラーゲンを分解することができるMMPファミリーのメンバーの一員である。滑膜線維芽細胞(SF)によるMMP1発現の増大は、関節炎疾患の進行の診断であり、かつ関節におけるびらんの進行を予測する(Cunnaneらの論文、2001)。SFによるMMP1の発現は、TNF-α又はIL1Bなどのサイトカインのような、関節リウマチに関連するトリガーによる、SFの活性化により増大することができる(Andreakosらの論文、2003)。まとめると、活性化されたSFにより生成されたMMP1レベルの測定は、RAの状況において高度に関連している読み取り値であり、その理由はこの事象は、パンヌスにおいて認められるようなびらん性表現型へのSFの活性化のレベルを反映しているからである。従って活性化されたSFにおけるMMP1発現を低下することができる化合物は、RA治療の可能性がある候補薬である。化合物は、増大したMMP1発現を生じる経路に関連した標的を阻害するので、これらはMMP1発現を低下することができる。標的のひとつのクラスはキナーゼである。活性化されたSFにおいてMMP1発現を阻害する化合物により妥当な効能で阻害され、かつMMP1調節に関連することを証明することができるキナーゼは、本化合物の薬物標的である可能性があり、関連のあるRA薬物標的と考えられる。キナーゼはMMP1調節に関与していることの証明は、活性化されたSFにおける候補薬物標的の低下した発現及び/又は活性は、これらの細胞によるMMP1発現の低下につながることを示す実験から明らかにすることができる。当該技術分野の方法のいくつかの状態が同様に使用されるが、これらはsiRNA又はドミナントネガティブの使用に限定されない。下記実施例において、更に「MMPアッセイ」と称されるアッセイの開発は、トリガーの多様な活性化に反応した、滑膜線維芽細胞(SF)によるMMP1生成をモニタリングする(実施例2.1)。次にこのアッセイの使用は、化合物の試験について説明され、及び本発明のイミダゾロピリジン化合物は、活性化されたSFからのMMP1発現を阻害することを例示する。更なる態様において、本発明者らは、本発明のイミダゾロピリジン化合物は、TAK1阻害活性を有することを示す。表Aを参照されたい。
(2.1:MMPアッセイの開発)
MMP1の測定のための384-ウェルフォーマットのELISAを開発した。様々な一次抗体に加え、様々なELISAプロトコールを試験した。384ウェルプレートにおいてSF上清中のMMP1レベルを測定するために、下記プロトコールを開発し、かつバリデーションした:白色のLumitrac 600 384ウェルプレート(Greiner社)を、抗-MMP1抗体MAB1346(Chemicon社)2μg/mLでコーティングした。この抗体は、緩衝液40(ミリQ水1L中のトリス塩基(Sigma社)1.21g、NaCl(Calbiochem社)0.58g及び10%NaN3(Sigma社)5mLを、pH8.5に調節)中で希釈した。一晩4℃でインキュベーションした後、プレートを、PBS(ミリQ水10L中NaCl 80g、KCl(Sigma社)2g、Na2HPO4・7H2O 11.5g、及びKH2PO4 2g;pH7.4)で洗浄し、100μL/ウェルのカゼイン緩衝液(PBS中2%カゼイン(VWR International社))でブロックした。翌日、カゼイン緩衝液を、ELISAプレートから除去し、50μL/ウェルのEC緩衝液(ミリQ水1L中カゼイン4g、Na2HPO4 (Sigma社)2.13g、ウシアルブミン(Sigma社)2g、NaH2PO4・H2O (Sigma社)0.69g、CHAPS(Roche社)0.5g、NaCl 23.3g、0.5M EDTA pH8(Invitrogen社)4mL、10%NaN3 5mL、pH7.0に調節)と交換した。0.25mM DTT (Sigma社)を、解凍した試料プレートへ添加した。EC緩衝液の除去後、試料20μLを、ELISAプレートに移した。一晩4℃でインキュベーションした後、プレートを、PBSで2回、及びPBST(0.05%Tween-20(Sigma社)を含むPBS)で1回洗浄し、35μL/ウェルのビオチン化した抗-MMP1抗体溶液(R&D社)と共にインキュベーションした。この二次抗体は、緩衝液C(ミリQ水2L中NaH2PO4・H2O 0.82g、Na2HPO4 4.82g、NaCl 46.6g、ウシアルブミン20g、及び0.5M EDTA(pH8)4mLを、pH7.0に調節)で、濃度5μg/mLに希釈した。室温で2時間インキュベーションした後、プレートを先に説明したように洗浄し、50μL/ウェルのストレプトアビジン-HRP複合体(Biosource社)と共にインキュベーションした。ストレプトアビジン-HRP複合体を、緩衝液Cで、濃度0.25μg/mLに希釈した。45分後、プレートを先に説明したように洗浄し、BM Chem ELISA基質(Roche社)50μL/ウェルと共に5分間インキュベーションした。読み取りは、積分時間200ミリ秒で、Luminoscan Ascent Luminometer(Labsystems社)において、又はEnvisionリーダー(Perkin Elmer社)により行った。
RAの分野に関連したサイトカイン(TNF-α、IL1B及びOSM)又はそれらの組み合わせによる治療時のSFによるMMP1発現の増加は、図2に白色バーとして示している。この実験に関して、SFは、96ウェルプレートに、3,000個細胞/ウェルで播種した。24時間後、培地を、1%FBSを補充したM199培地と交換した。培地交換の1日後に、サイトカイン又はそれらの組み合わせを、これらの培養物に添加し、各サイトカインは、最終濃度25ng/mLとなるよう添加した。サイトカイン添加の72時間後、上清を収集し、先に示したプロトコールにおいて説明したようにMMP1 ELISAで処理した。この実験と平行して、同じプロトコールを用い、M199培地+1%FBSにおいて同じサイトカイン又はサイトカインの組み合わせで48時間処理したTHP1細胞(M199+1%FBS中で2倍希釈)の上清で、SFを誘発した。これらの試料のMMP1レベルを、図2において灰色バーとして示した。TNF-α-処理したTHP1細胞の上清により誘発されたSFによるMMP1発現の誘導(>4.5倍誘導)は、組み換えTNF-α単独により誘発されたSF(3倍誘導)と比べより強力であり、かつ3種の精製サイトカイン(TNF-α、IL1βb、OSM)の混合物により得られた5倍の誘導とほぼ等しい。この結果は、TNF-α-誘導したTHP1細胞の上清は、TNF-αに加え、MMP1発現に対しSFを活性化する追加のプロ-炎症因子を含むことを示している。RA病理進行におけるTNF-αの役割は、バリデーションされており(インフリキシマブ及びエタネルセプトのようなTNF-α-遮断薬は、RA患者の治療において若干の有効性を示す)、かつTHP-1細胞は、RA患者の関節に存在する単球/マクロファージの代表であるので、THP-1細胞をTNF-αに接触することにより調製されたTNF-α-ベースのトリガー混合物は、RA患者の関節に存在する因子を含み、引き続きRAと関連するであろう。このTNF-α-ベースの複合トリガーは更に、「複合トリガー」とも称され、これは更に「MMPアッセイ」の基礎として使用されるであろう。この「複合トリガー」のストック液を調製するために、THP-1細胞は、8〜16代継代して使用する。THP-1細胞は、慣習的に、10%熱で失活したFBS(Invitrogen社)を補充したRPMIにおける懸濁培養において増殖する。この培養物を、細胞密度を2×105個細胞/mLとなるよう1週間に2回希釈し、細胞密度が1.5×105個細胞/mLを超えることは避けた。複合トリガー混合物の作製のために、THP1細胞を、1%熱で失活したFBSを補充したM199培地に、1×106個細胞/mlで播種した。組み換えヒトTNF-α(PeproTech社)を、最終濃度50ng/mLで添加し、細胞を37℃、5%CO2でインキュベーションした。72時間後、上清を遠心分離により収集し、0.22μm Nalgeneフィルターを通して濾過し、更に使用時までアリコートで-80℃で貯蔵した。「複合トリガー」の新たなバッチ毎に、SFによるMMP1発現の誘導時に、その有効性を特徴付けた。
本「複合トリガー」によるSF活性化の阻害は、同じく齧歯類におけるコラーゲン-誘導した関節炎を強力に軽減する強力な抗炎症薬であるデキサメタゾン(Yangらの論文、2004)を使用し示した(図3)。デキサメタゾンは、複合トリガーで活性化されたSFにより生じたMMP1量の用量-依存型の低下を示した。SFは、96ウェルプレートに密度3000個細胞/ウェルで播種した。播種の24時間後、漸増濃度のデキサメタゾンを、これらの細胞へ添加した。一晩インキュベーションした後、各ウェルの培地を、TNF-α(M199+0.5%FBS中で50%に希釈)で処理したTHP-1細胞の上清を補給(refresh)し、前日と同じ濃度のデキサメタゾンを添加した。処理の48時間後、上清を収集し、前述のMMP1 ELISAに供した。デキサメタゾンの添加は、SFによるMMP1発現を明らかに低下し、IC50値は約1nMであった(図3を参照のこと)。これらのデータは、活性化されたSFによるMMP1発現は、生理的に関連のあるインヒビターの添加により低下することができることを示し、かつ「MMPアッセイ」の原理の証明を表している。
(2.2 本発明の化合物は活性化されたSFからのMMP1発現を阻害する)
SFは、商業的供給業者(Cell applications社)から1代継代したものを入手した。SFを、10%熱で失活したFBS、1×ペニシリン/ストレプトマイシン(Invitrogen社)を補充したDMEMにおいて、37℃、10%CO2で、6代継代するまで培養した。これらの細胞のアリコートを凍結し、液体窒素内で凍結保存した。凍結保存したアリコートから出発し、毎週1/3比で、細胞を継代培養することにより、細胞を更に増大した。慣習的に、10〜12代継代した細胞を、下記プロトコールに従う化合物の試験において使用した。
化合物マスターストック(全て100%DMSO中濃度10mM)から出発し、100%DMSO中の3-倍の連続希釈を、96-ウェルプレートで行った。その後プレートを更に、1%熱で失活したFBSを補充したM199培地中で45-倍希釈し、中間作業ストックを得た。
1日目に、RASFを、96ウェルプレート(平底、組織培養処理済、Greiner社)に、完全滑液増殖培地(Cell Applications社)中で、密度3000個細胞/ウェルで播種した。5日目に、培地を細胞から完全に除去し、1%熱で失活したFBSを補充したM199培地81μL、引き続き中間作業ストックからの化合物10μLで交換した。90分間のインキュベーションで、これらの化合物を平衡とし、細胞へ侵入させ、その期間の後、細胞を、TNF-α又は「複合トリガー」のいずれかで刺激した。TNF-αトリガーは、1/10量(volume of 10)で添加し、最終濃度10ng/mLを得た。これに関して、10μg/mLのTNF-αストック液(PeproTech社)は、1%FBSを補充したM199培地中に、100ng/mL TNF-αとなるよう希釈した。「複合トリガー」混合物は、容積20μLに添加し、最終濃度12.5%を得た。これに関して、「複合トリガー」混合物は、1%FBSを補充したM199培地で80%に希釈した。48時間インキュベーションした後、その後細胞上清20μLを、前述のようにMMP1 ELISAで処理し、生データ(RLU:相対ルミネセンス単位)を送った。以下の対照を、本実験に含んだ:細胞がTNF-α(又は複合トリガー)により活性化されるが、0.2%DMSOビヒクルのみ(従って化合物なし)が添加される最大シグナル対照。この対照は、本試験において到達し得るMMP1の最大レベルを示した。最小シグナル対照も、これらの実験は含んだ。ここでは、細胞は誘発されなかった。この対照は、RASFにより生じる基礎MMP1レベルに戻った。その後本化合物により実現されるMMP1発現の阻害率を、下記式により、ELISAにより戻された(return)RLUデータを基に計算した:[[(最大MMP1レベル−最小MMP1レベル)−(化合物Xの濃度YでのMMP1レベル−最小MMP1レベル)]/(最大MMP1レベル−最小MMP1レベル)]×100。本化合物に関する少なくとも2回の独立した実験で得られたこれらの阻害率データを基に、化合物は、不活性(-)、活性(+)、より活性(++)、及び強力に活性(+++)にランク付けした。表Aを参照のこと。
(2.3 インビトロTAK1キナーゼアッセイ)
TAK1阻害を評価するために、Upstate社の活性TAK1-TAB1融合タンパク質を使用した(カタログ番号14-600)。キナーゼ反応は、96-ウェルポリプロピレンプレート内に、10mM MOPS(pH7.0)、1mM EDTAを含有する1×反応緩衝液中にTAK1-TAB1融合タンパク質0.5mU、5μM ATP、0.01μCi/μL [33P]-γ-ATP、0.1mg/mLカゼイン基質を含有する25μLであるように設定した。
化合物のマスターストック(全て100%DMSO中濃度10mM)から出発し、100%DMSO中での3倍連続希釈を、96-ウェルプレートに作製した。プレートを更に、3.5%DMSOを含有するH2Oで66倍希釈し、5%DMSO中最終アッセイ濃度の5×の化合物の中間作業ストックを得た。
この中間体ストック5μLを、V字型底の96ウェルポリプロピレンプレートに移し、酵素混合液11μLを添加した。酵素混合液は、5×反応緩衝液(40mM MOPS(pH7.0)、1mM EDTA)5μL、H2O中に0.5mg/mLに希釈したカゼイン(Sigma社)5μL、及び1×酵素希釈緩衝液(20mM MOPS(pH7.0)、0.1mM EDTA、0.01%Brij-35、5%グリセロール、1mM DTT、1mg/ml BSA)中に予め0.5mU/μLになるよう希釈したTAK1-TAB1融合タンパク質1μLを一緒にすることにより作製した。
ATP(20.83μM)及び[33P]-Y-ATP(0.028μCi/μL)を含有する混合物9μLを添加することにより、反応を開始した。
本アッセイは、リン酸(150mM)25μLの添加により、30℃で90分間インキュベーションした後停止した。カゼイン基質に組み込まれた標識を、収集装置を使用する96-ウェルフィルタープレート上での濾過により、標識された組み込まれていないATPから分離した。75mMリン酸で6回洗浄後、フィルタープレートの底を密封し、組み込まれた標識を、TopCountを用い、シンチレーション液40μLの添加後定量した。阻害率は、インヒビターを含まない対照反応液に対して算出した。
本化合物に関する少なくとも2回の独立した実験から得られたこれらの阻害率データを基に、化合物を、半定量的スコアを用いて等級化した。下記表Aは、本明細書に説明された合成法に従い調製された又は調製することができる化合物の番号を列記している。半定量的スコアは:
* > 3001nM
** 1001〜3000nM
*** 101〜1000nM
**** <100nM
様々な化合物のディファレンシャル細胞透過能のような要因は、インビトロ生化学アッセイ及び細胞MMPアッセイにおける化合物の活性間の相違に寄与し得ることは理解されなければならない。
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
Figure 2010511019
(参考論文)
Andreakos Eらの論文、(2003) Arthritis Rheum. 48: 1901-12、
Blonska M.、Shambharkar PB.、Kobayashi M.、Zhang D.、Sakurai H.、Su B.及びLin X.の論文、(2005) J. Biol. Chem. 280: 43056-43063、
Boutros M.、Agaisse H.及びPerrimon M.の論文、(2002) Dev. Cell 13: 711-722、
Choy EH、Panayi GSの論文、(2001). N Engl J Med. 344: 907-16、
Coussens LMらの論文、(2002). Science 295: 2387-92、
Creemers EEらの論文、(2001). Circ Res. 2001 89:201-10、
Cunnane Gらの論文、(2001) Arthiritis Rheum 44: 2263-74、
Dong W.、Liu Y.、Peng J.、Chen L.、Zou T.、Xiao H.、Liu Z.、Li W.、Bu Y.及びQi, Y.の論文、(2006) J. Biol. Chem. 281 : 26029-26040、
Edwards J. C. W.、Szczepanski L.、Szechinski J.、Filipowicz-Sosnowska A.、Emery P.、Close D. R.、Stevens R.M.、及びShaw T.の論文、(2004) N Engl J Med. 350:2572-2581、
EMBO J. 23:4780-91、
Firestein GS.の論文、(2003) Nature. 423:356-61、
Gapski Rらの論文、(2004) J Periodontal. 75:441-52、
Gomez-Reino JJらの論文、(2003) Arthiritis Rheum. 48: 2122-7、
Huang H.、Ryu J.、Ha J.、Chang EJ.、Kim HJ.、Kim HM.、Kitamura T.、Lee ZH.及びKim HH.の論文、(2006) Cell Death Differ. 13: 1879-1891、
Irie T.、Muta T.及びTakeshige K.の論文、(2000) FEBS Lett. 467: 160-164、
Klatt AR.、Klinger G.、Neumuller O.、Eidenmuller B.、Wagner I.、Achenbach T.、Aigner T.及びBartnik E.、(2006) Biomedicine & Pharmacotherapy 60: 55-61、
Kremer J. M.、Westhovens R.、Leon M.、Di Giorgio E.、Alten R.、Steinfeld S.、Russell A.、Dougados M.、Emery P.、Nuamah I. F.、Williams G. R.、Becker J. C、Hagerty D.T.、Moreland L.W.の論文、(2003) N Engl J Med. 349:1907-1915、
Lee DM、Weinblatt MEの論文、(2001). Lancet. 358: 903-11、
Mizukami J.、Takaesu G.、Akatsuka H.、Sakurai H.、Ninomiya-Tsuji J.、Matsumoto K.及びSakurai N.の論文、(2002) Mol. Cell Biol. 22: 992-1000、
New L、Jiang Y、Han J.の論文、(2003) 「p38 MAPキナーゼによるPRAK細胞下局在の調節(Regulation of PRAK subcellular location by p38 MAP kinase)」, Mol Biol Cell. 14(6):2603-16、
Ninomiya-Tsuji J.、Kishimoto K.、Hiyama A.、Inoue J.、Cao Z.及びMatsumoto K.の論文、(1999) Nature 398: 252-256、
O'Dell JR、Leff R、Paulsen G、Haire C、Mallek J、Eckhoff PJ、Fernandez A、Blakely K、Wees S、Stoner J、Hadley S、Felt J、Palmer W、Waytz P、Churchill M、Klassen L、Moore Gの論文、(2002) Arthiritis Rheum. 46:1164-70、
O'Dell JR.の論文、(2004) 「関節リウマチの治療戦略(Therapeutic strategies for rheumatoid arthiritis)」, N Engl J Med. 350(25):2591-602、
Reif S、Somech R、Brazovski E、Reich R、Belson A、Konikoff FM、Kessler Aの論文、(2005) Digestion, 71 :124-130、
Rosenberg GA.の論文、(2002) Glia. 39:279-91、
Sakurai H.、Miyoshi H.、Toriumi W.及びSugita T.の論文、(1999) J. Biol. Chem. 274: 10641-10648、
Sato S.、Sanjo H.、Takeda K.、Ninomiya-Tsuji J.、Yamamoto M.、Kawai T.、Matsumoto K.、Takeuchi O.及びAkira S.の論文、(2005) Nat. Immunol. 6: 1087-1095、
Schanstra JPらの論文、(2002). J Clin Invest. 110:371-9、
Seternes OM、Mikalsen T、Johansen B、Michaelsen E、Armstrong CG、Morrice NA、Turgeon B、Meloche S、Moens U、Keyse SMの論文、(2004) 「新規シグナル伝達経路を規定する非定型MAPキナーゼERK3によるMK5/PRAKの活性化(Activation of MK5/PRAK by the atypical MAP kinase ERK3 defines a novel signal transduction pathway)」、
Shi Y、Kotlyarov A、Laabeta K、Gruber AD、Butt E、Marcus K、Meyer HE、Friedrich A、Volk HD、Gaestel Mの論文、(2003) 「標的化された相同組換えによるプロテインキナーゼMK5/PRAK活性の排除(Elimination of protein kinase MK5/PRAK activity by targeted homologous recombination)」、Mol Cell Biol. 23:7732-41、
Shibuya H.、Iwata H.、Masuyama N.、Gotoh Y.、Yamaguchi K.、Irie K.、Matsumoto K.、Nishida E.及びUeno N.の論文、(1998) EMBO J. 17: 1019-1028、
Shim JH.、Xiao C、Paschal AE.、Bailey ST.、Rao P.、Hayden MS.、Lee KY.、Bussey C、Steckel M.、Tanaka N.、Yamada G.、Akira S.、Matsumoto K.、Ghosh S.の論文、(2005) Genes Dev. 19:2668-2681、
Smolen JS、Steiner G.の論文、(2003) Nat Rev Drug Discov. 2: 473-88、
St Clair EW、van der Heijde DM、Smolen JS、Maini RN、Bathon JM、Emery P、Keystone E、Schiff M、Kalden JR、Wang B、Dewoody K、Weiss R、Baker Dの論文、(2004) 「早期関節リウマチのインフリキシマブ及びメトトレキセート併用療法:無作為化比較対照試験(Combination of infliximab and methotrexate therapy for early rheumatoid arthiritis: a randomized, controlled trial)」、Arthiritis Rheum. 50 :3432-43、
Suzuki Rらの論文、(2004) Treat Respir Med. 3:17-27、
Vidal S.、Khush R.S.、Leulier F.、Tzou P.、Nakamura M.及びLemaitre B.の論文、(2001) Genes & Dev. 15: 1900-1912、
Wan YY.、Chi H.、Xie M.、Schneider MD.及びFlavell RA.の論文、(2006) Nat. Immunol. 7: 851-858、
Yamagushi K.、Shirakabe K.、Shibuya H.、Irie K.、Oishi I.、Ueno N.、Taniguchi T.、Nishida E.及びMatsumoto K.の論文、(1995) Science 270: 2008-2011、
Yang YH、Morand EF、Getting SJ、Paul-Clark M、Liu DL、Yona S、Hannon R、Buckingham JC、Perretti M及びFlower RJの論文、(2004) Arthiritis Rheum. 50:976-84、
当業者には、前述の説明は、事実上例証的かつ注釈的であり、本発明及びその好ましい実施態様を例示することを意図していることは明らかであろう。慣習的実験を通じて、当業者は、本発明の精神から逸脱することのない明らかな修飾及び変更を認めるであろう。従って本発明は、前記説明により限定されず、以下の「特許請求の範囲」及びそれらの同等物により限定されることを意図している。
本明細書に引用された特許及び特許出願を含むが、これらに限定されるものではない全ての刊行物は、個別の刊行物が各々、完全に説明されたように、引用により本明細書中に組み込まれていることを具体的かつ個別に示すように、引用により本明細書中に組み込まれている。
本出願に示されかつ説明された本発明の化合物の化学名の少なくとも一部は、市販の化学物質自動命名ソフトウェアプログラムを使用することにより、自動化を基に作製されており、独立して検証されてはいない。この機能を実行する代表的プログラムは、Open Eye Software社から販売されているLexichem命名ツール、及びMDL社から販売されているAutonomソフトウェアツールを含む。示された化学名と記された構造が異なる場合には、示された構造が支配するであろう。

Claims (174)

  1. 式(I)の化合物、又は、その医薬として許容し得る塩、水和物、溶媒和物もしくはプロドラッグ:
    Figure 2010511019
    (式中:
    CYは、ハロゲン、OH、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、NH2、N(C1-C6アルキル)(C1-C6アルキル)、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル又はCF3から選択される1個以上の基により任意に置換されたアリール又はヘテロアリール基を表し;
    R1は、H、ハロゲン、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、CF3、CN、ヘテロシクロアルキル基、シクロアルキル基、単環アリール基、単環ヘテロアリール基、CNHNRaRb;CORa;ORa;OC(O)-C1-C6アルキル;(CH2)aCOORa、C(O)NRaRb、S(O)2(CH2)aN(RaRb)、SRa、SO(CH2)aNRaRb、S(O)2-Ra、SORa、(CH2)aNRaRb、(CH2)aN(Ra)S(O)2-C1-C6アルキル、(CH2)aNRaS(O)-C1-C6アルキル、NRaCO-Rb、NH-CO-CO-ORaを表し;それらの各々は、ハロゲン、OH、C1-C6アルキル、NH2、N(C1-C6アルキル)(C1-C6アルキル)、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル、もしくはCF3から選択される1個以上の基により任意に置換されてよく;
    R2は、=O、ヒドロキシ、ハロゲン、CN、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、CNHNRaRb、CORa、ORa、OC(O)-C1-C6アルキル、(CH2)aCOORa、C(O)NRaRb、S(O)2(CH2)aN(RaRb)、SRa、SO(CH2)aNRaRb、S(O)2-Ra、SORa、(CH2)aNRaRb、(CH2)aN(Ra)S(O)2-Rb、(CH2)aNRaS(O)-C1-C6アルキル、NRaCO-Rb、NH-CO-CO-ORa、NH-CO-NRaRbから選択される1個以上の基により任意に置換されたアリール又はヘテロアリール基を表し、それらの各々は、ハロゲン、OH、C1-C6アルキル、NH2、N(C1-C6アルキル)(C1-C6アルキル)、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル、もしくはCF3から選択された1個以上の基により任意に置換されてよく;
    R3、R4、R5及びR6は各々独立して、H、C1-C6アルキル、ハロゲン、(CH2)a-アリール又は(CH2)a-ヘテロアリールを表し;、それらは=O、ヒドロキシ、ハロゲン、CN、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、-CNHNRaRb、-CORa、-ORa、-OC(O)-C1-C6アルキル、-(CH2)aCOORa、-C(O)NRaRb、-S(O)2(CH2)aN(RaRb)、-SRa、-SO(CH2)aNRaRb、-S(O)2-Ra、-SORa、-(CH2)aNRaRb、-(CH2)aN(Ra)S(O)2-Rb、-(CH2)aNRaS(O)-C1-C6アルキル、-NRaCO-Rb、-NH-CO-CO-ORa、-NH-CO-NRaRbから選択された1個以上の基により任意に置換されており、これらの各々は、ハロゲン、-OH、C1-C6アルキル、-NH2、-N(C1-C6アルキル)(C1-6アルキル)、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル、もしくは-CF3から選択された1個以上の基により任意に置換されてよく;
    Ra及びRbは各々独立して、H、ハロゲン、C1-C6アルキル、(CH2)a-N(C1-C6アルキル)(C1-C6-アルキル)、(CH2)a-単環アリール、(CH2)a-単環ヘテロアリール、(CH2)a-シクロアルキル又は(CH2)a-ヘテロシクロアルキルを表し、それらの各々は、ハロゲン、-OH、C1-C6アルキル、C1-C6アルキル-O-C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、-NH2、-NRcRd、NRcCORd、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、置換されたヘテロシクロアルキル、もしくは-CF3から選択された1個以上の基により任意に置換されてよいか;又は、Ra及びRbは、同じ原子に結合している場合、それらが結合した窒素と一緒に、ハロゲン、-OH、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、-NH2、-NRcRd、-NRcCORd、-C(O)NRcRd、ヘテロアリールもしくは-CF3から選択された1個以上の基により任意に置換されてよいヘテロシクロアルキル基を表してよく;
    Rc及びRdは各々独立して、H、C1-C6アルキルを表し;並びに
    「a」は、0、1、2又は3である。)。
  2. 式(II)の化合物、又は、その医薬として許容し得る塩、水和物、溶媒和物もしくはプロドラッグ:
    Figure 2010511019
    (式中:
    A及びBは各々独立して、CRgR"、NR"、酸素又は硫黄を表し;
    AAは、CRg又はNを表し;
    Dは、C=O、CRgR"、又はNR"を表し;
    Eは、N、CR"C(O)Rg、又はCR"Rgを表し;
    Tは、CR"又はNを表し;
    U、V、W及びXは各々独立して、CR"Rh又はNR"を表し;
    R3、R4、R5及びR6は各々独立して、H、C1-C6アルキル、ハロゲン、アリール又はヘテロアリールを表し;
    CYは、ハロゲン、OH、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、NH2、N(C1-C6アルキル)(C1-C6アルキル)、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル又はCF3から選択された1個以上の基により任意に置換された、アリール又はヘテロアリール基を表し;
    XXは、結合、-C(O)N(CH2)c-、-NC(O)(CH2)c-、S(O)2N(CH2)c-、-NS(O)2(CH2)c-から選択された連結基を表すか、又は、XXは、CNHNReRf、CORe、ORe、OC(O)-C1-C6アルキル、(CH2)cCOORe、C(O)NReRf、S(O)2(CH2)cN(ReRf)、SRe、SO(CH2)cNReRf、S(O)2-Re、SORe、(CH2)cNReRf、(CH2)cN(Re)S(O)2-C1-C6アルキル、(CH2)cNReS(O)-C1-C6アルキル、NReCO-Rf、NH-CO-CO-OReから選択された基を表し;それらの各々は、ハロゲン、OH、C1-C6アルキル、NH2、N(C1-C6アルキル)(C1-C6アルキル)、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル、もしくはCF3から選択された1個以上の基により任意に置換されてよく;
    Yは、CR"、O又はNを表し;但し、YがOを表す場合、zは0であることを条件とし;
    Zは、H、ハロゲン、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、CF3、CN、ヘテロシクロアルキル基、シクロアルキル基、単環アリール基、単環ヘテロアリール基、CNHNReRf;CORe;ORe;OC(O)-C1-C6アルキル;(CH2)cCOORe、C(O)NReRf、S(O)2(CH2)cN(ReRf)、SRe、SO(CH2)cNReRf、S(O)2-Re;SORe、(CH2)cNReRf、(CH2)cN(Re)S(O)2-C1-C6アルキル、(CH2)cNReS(O)-C1-C6アルキル、NReCO-Rf、NH-CO-CO-OReを表し、それらの各々は、ハロゲン、OH、C1-C6アルキル、NH2、N(C1-C6アルキル)(C1-C6アルキル)、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル、もしくはCF3から選択された1個以上の基により任意に置換されてよく;
    「b」及び「d」は各々独立して、0又は1であり;但し、b又はdの少なくとも一方は1であることを条件とし;
    「c」は、0、1、2又は3であり;
    「n」は、0又は1であり;
    「z」は、0又は1であり;
    R"は、H、Fを表すか、又は隣接原子との二重結合を形成し;
    Re及びRfは各々独立して、H、ハロゲン、C1-C6アルキル、(CH2)c-N(C1-C6アルキル)(C1-C6-アルキル)、(CH2)c-単環アリール、(CH2)c-単環ヘテロアリール、(CH2)c-シクロアルキル、もしくは(CH2)C-ヘテロシクロアルキルを表すか、又はRe及びRfは、同じ原子に結合した場合、それらが結合した窒素と一緒に、ヘテロシクロアルキル基を表してよく;並びに
    Rgは、H、ハロゲン、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、CF3、CN、ヘテロシクロアルキル基、シクロアルキル基、単環アリール基、単環ヘテロアリール基、CNHNReRf、CORe、ORe、OC(O)-C1-C6アルキル、(CH2)cCOORe、C(O)NReRf、S(O)2(CH2)cN(ReRf)、SRe、SO(CH2)cNReRf、S(O)2-Re、SORe、(CH2)cNReRf、(CH2)cN(Re)S(O)2-C1-C6アルキル、(CH2)cNReS(O)-C1-C6アルキル、NReCO-Rf、NH-CO-CO-OReを表し;それらの各々は、ハロゲン、OH、C1-C6アルキル、NH2、N(C1-C6アルキル)(C1-C6アルキル)、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル、もしくはCF3から選択された1個以上の基により任意に置換されてよく;
    Rhは、独立して、H、ハロゲン、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、CF3、CN、ヘテロシクロアルキル基、シクロアルキル基、単環アリール基、単環ヘテロアリール基、CNHNReRf;CORe、ORe、OC(O)-C1-C6アルキル、(CH2)cCOORe、C(O)NReRf、S(O)2(CH2)cN(ReRf)、SRe、SO(CH2)cNReRf、S(O)2-Re、SORe、(CH2)cNReRf、(CH2)cN(Re)S(O)2-C1-C6アルキル、(CH2)cNReS(O)-C1-C6アルキル、NReCO-Rf、NH-CO-CO-OReを表し;それらの各々は、ハロゲン、OH、C1-C6アルキル、NH2、N(C1-C6アルキル)(C1-C6アルキル)、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル、もしくはCF3から選択された1個以上の基により任意に置換されてよく;
    但し、XXが連結基を表す場合は、nは1を表し、並びにXXが連結基でない場合は、nは0を表すことを条件とし;並びに
    更に、A、B、AA、D及びEを含む環は、芳香族系であることを条件とする。)。
  3. 式IIIの化合物、又はその医薬として許容し得る塩、溶媒和物もしくはプロドラッグ;又は、それらの立体異性体、同位体変種もしくは互変異性体:
    Figure 2010511019
    (式中:
    R1は、H、ハロゲン、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、CF3、CN、任意に置換されたヘテロシクロアルキル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換された単環アリール、任意に置換された単環ヘテロアリール、CNHNRaRb、-CORa、-ORa、-OC(O)-C1-C6アルキル、(CH2)aCOORa、C(O)NRaRb、S(O)2(CH2)aN(RaRb)、SRa、SO(CH2)aNRaRb、S(O)2-Ra、SORa、(CH2)aNRaRb、(CH2)aN(Ra)S(O)2-C1-C6アルキル、(CH2)aNRaS(O)-C1-C6アルキル、NRaCO-Rb、NH-CO-CO-ORaを表し;それらの各々は、H、ハロゲン、OH、C1-C6アルキル、NH2、N(C1-C6アルキル)(C1-C6アルキル)、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル、もしくはCF3から選択された1個以上の基により任意に置換されてよく;
    R2は、置換又は非置換のアリール、置換又は非置換のヘテロアリールから選択され;
    R3、R4、R5及びR6は、H、OH、OMe、OC3H5、F、Cl、Me、Et、SO2Me、CF3、及びOCF3から選択され;
    CYは、置換又は非置換のアリール、置換又は非置換のピリジル、及び置換又は非置換のピリミジンから選択され;
    Ra及びRbは各々独立して、H、ハロゲン、C1-C6アルキル、(CH2)a-N(C1-C6アルキル)(C1-C6-アルキル)、(CH2)a-単環アリール、(CH2)a-単環ヘテロアリール、(CH2)a-シクロアルキル、又は(CH2)a-ヘテロシクロアルキルを表し、それらの各々は、ハロゲン、-OH、C1-C6アルキル、C1-C6アルキル-O-C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、-NH2、-NRcRd、NRcCORd、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、置換されたヘテロシクロアルキル、もしくは-CF3から選択された1個以上の基により任意に置換されるか;又は、Ra及びRbは、同じ原子に結合している場合、それらが結合した窒素と一緒に、ハロゲン、-OH、C1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、-NH2、-NRcRd、-NRcCORd、-C(O)NRcRd、任意に置換されたアリール、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたシクロアルキル、もしくは-CF3から選択された1個以上の基により任意に置換されたヘテロシクロアルキル基を表し;
    Rc及びRdは各々独立して、H、C1-C6アルキルを表し;並びに
    「a」は、0、1、2又は3である。)。
  4. 前記CYが、置換フェニル、置換ピリジル、及び置換ピリミジンから選択される、請求項3記載の化合物。
  5. 前記CYが:
    Figure 2010511019
    から選択され、ここでR1が、式IIIについて説明されたものであり;下付き文字n1が、1〜4から選択され;並びに、各R1bが、水素、置換又は非置換のC1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、C1-C6ハロアルキル、シアノ、及びハロから独立して選択される、請求項3記載の化合物。
  6. 前記下付き文字n1が、1〜2から選択され;並びに、各R1bが、水素、C1-C6アルキル、C1-C6ハロアルキル、及びハロから独立して選択される、請求項5記載の化合物。
  7. 前記n1が、1〜2から選択され;かつ各R1bが、水素、Me、CF3、Cl、及びFから独立して選択される、請求項6記載の化合物。
  8. 前記CYが:
    Figure 2010511019
    であり;及びここでR1が、式IIIについて説明されたものであり;並びに、R1b1、R1b2、R1b3、及びR1b4の各々が、水素、置換又は非置換のC1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、C1-C6ハロアルキル、シアノ、及びハロから独立して選択される、請求項3記載の化合物。
  9. 前記R1b1、R1b2、R1b3、及びR1b4の各々が、Hである、請求項8記載の化合物。
  10. 前記R1b1、R1b2、R1b3、及びR1b4のひとつが、Me、Cl、F又はCF3であり;かつ、その残りがHである、請求項8記載の化合物。
  11. 前記R1b1、R1b2、R1b3、及びR1b4のふたつが、Cl又はFであり;かつ、その残りがHである、請求項8記載の化合物。
  12. 前記R3、R4、R5及びR6が、全てHである、請求項3記載の化合物。
  13. 前記CYが、置換フェニル、置換ピリジル、及び置換ピリミジンから選択され;かつR1が-L-R1aであり;ここで
    Lは、結合、アルキレン、-CO-、及び-SO2-から選択され;並びに
    R1aは、置換又は非置換のC1-C6アルキル、置換又は非置換のシクロアルキル、置換又は非置換のアリール、置換又は非置換のヘテロシクロアルキル、置換又は非置換のヘテロアリール、置換又は非置換のアミノ、置換又は非置換のアラルキル、置換又は非置換のヘテロアリールアルキル、及び置換又は非置換のアミノアルキルから選択される、請求項3記載の化合物。
  14. 前記化合物が、式IIIa、IIIb、IIIc又はIIIdであり:
    Figure 2010511019
    ここで、L及びR1aは、請求項13記載のものであり、下付き文字n1は、1〜4から選択され;並びに、各R1bは、水素、置換又は非置換のC1-C6アルキル、C1-C6アルコキシ、C1-C6ハロアルキル、シアノ、及びハロから独立して選択される、請求項13記載の化合物。
  15. 前記各R1bが、Me、Et、Pr、iso-Pr、Cl、F、CN、OMe、OEt、CF3、CF2CF3、及びOCF3から独立して選択される、請求項14記載の化合物。
  16. 前記Lが、-CO-又はSO2-であり;
    R1aが、置換又は非置換のアルキル、置換又は非置換のシクロアルキル、置換又は非置換のアリール、置換又は非置換のヘテロシクロアルキル、置換又は非置換のヘテロアリール、置換又は非置換のアラルキル、及び置換又は非置換のヘテロアリールアルキルから選択される、請求項13又は14記載の化合物。
  17. 前記Lが、-CO-又はSO2-であり;かつ
    R1aが、置換又は非置換のアミノである、請求項13又は14記載の化合物。
  18. 前記Lが、-CO-又はSO2-であり;かつ
    R1aが、置換又は非置換のアルキルアミノ、置換又は非置換のジアルキルアミノ、置換又は非置換のシクロアルキルアミノ、置換又は非置換のアリールアミノ、置換又は非置換のアラルキルアミノ、置換又は非置換のヘテロアリールアミノ、及び置換又は非置換のヘテロアリールアルキルアミノである、請求項13又は14記載の化合物。
  19. 前記Lが、結合、-CO-、SO2、及び-(CH2)m1-であり;下付き文字m1が、1〜4から選択され;並びに、R1aが:
    Figure 2010511019
    であり、ここで、環Pは、置換又は非置換のヘテロシクロアルキルである、請求項13又は14記載の化合物。
  20. 前記環Pが、置換又は非置換の:
    Figure 2010511019
    であり、ここで、R1cが、水素、ハロ、ヒドロキシル、置換又は非置換のアルキル、置換又は非置換のシクロアルキル、もしくは置換又は非置換のヘテロシクロアルキルから選択され;但し、R1cがNに結合している場合には、これはハロ又はヒドロキシル以外であることを条件とする、請求項19記載の化合物。
  21. 前記R1cが、アルキル又はハロアルキルである、請求項20記載の化合物。
  22. 前記R1cが、Me、Et、i-Pr、n-Pr、3-ペンチル、3-メチルブチル、CF3、CH2CHF2、CH2CH2F、1-メチルプロピル、シクロプロピル、シクロブチル、又はシクロヘキシルである、請求項21記載の化合物。
  23. 前記R1cが、置換又は非置換のヘテロシクロアルキルである、請求項20記載の化合物。
  24. 前記R1cが、置換又は非置換のピペリジン、ピペラジン、又はピロリジンである、請求項23記載の化合物。
  25. 前記R1cが、置換されたピペリジン、ピペラジン、又はピロリジンであり;及び、その置換が、C1-C6アルキル、ヒドロキシル、又はハロから選択される、請求項24記載の化合物。
  26. 前記置換が、Me、OH、Cl、及びFから選択される、請求項25記載の化合物。
  27. 前記R1cが:
    Figure 2010511019
    から選択され、ここでR1c1が、水素、ハロ、ヒドロキシル、置換又は非置換のC1-C6アルキルから選択され、但しR1c1がNに結合している場合には、これはハロ又はヒドロキシル以外であることを条件とする、請求項20記載の化合物。
  28. 前記R1cが:
    Figure 2010511019
    であり、ここでR1c1が、水素、ハロ、ヒドロキシル、置換又は非置換のアルキルから選択される、請求項27記載の化合物。
  29. 前記R1cが:
    Figure 2010511019
    であり、ここでR1c1が、水素、ハロ、ヒドロキシル、置換又は非置換のアルキルから選択される、請求項28記載の化合物。
  30. 前記R1c1が、H、Me、Cl、又はFである、請求項27〜29のいずれか1項記載の化合物。
  31. 前記R1aが、(R1d)n2により置換された環Pであり;ここで、R1dが各々、H、C1-C6アルキル、ハロ、C1-C6ハロアルキル、CN、C1-C6アルコキシ、又はC1-C6ハロアルコキシであり、並びにn2が、0、1、又は2である、請求項14記載の化合物。
  32. 前記各R1dが、H、Me、Et、Pr、iso-Pr、Cl、F、CN、OMe、OEt、CF3、CF2CF3、又はOCF3から独立して選択される、請求項31記載の化合物。
  33. 前記R1aが:
    Figure 2010511019
    であり、ここでR1c1が、H、OH、又はMeである、請求項14記載の化合物。
  34. 前記化合物が、式IVa、IVb、IVc、又はIVd;又は、その医薬として許容し得る塩、溶媒和物もしくはプロドラッグ;並びに、それらの立体異性体、同位体変種、及び互変異性体:
    Figure 2010511019
    であり、ここでLが、結合、-CO-、SO2、及び-(CH2)m1-であり;下付き文字m1が、1〜4から選択され;環Pが、置換又は非置換のヘテロシクロアルキルであり;各R1bが、水素、置換又は非置換のアルキル、アルコキシ、シアノ、及びハロから独立して選択され;下付き文字n1が、1〜4から選択され;並びに、R2が、置換又は非置換のアリール及びヘテロアリールから独立して選択される、請求項14記載の化合物。
  35. 前記化合物が、式IVaである、請求項34記載の化合物。
  36. 前記Lが、結合である、請求項34又は35記載の化合物。
  37. 前記Lが、-CO-である、請求項34又は35記載の化合物。
  38. 前記Lが、-SO2-である、請求項34又は35記載の化合物。
  39. 前記Lが、-CH2-である、請求項34又は35記載の化合物。
  40. 前記環Pが、置換又は非置換のピロリジン、チオモルホリン、ピペリジン、モルホリン又はピペラジンである、請求項34〜39のいずれか1項記載の化合物。
  41. 前記環Pが、置換又は非置換のピペリジン、モルホリン、又はピペラジンである、請求項40記載の化合物。
  42. 前記各R1bが、Hである、請求項34記載の化合物。
  43. 前記下付き文字n1が、1であり、かつR1bが、Me、Et、Pr、iso-Pr、Cl、F、CN、OMe、OEt、CF3、CF2CF3、又はOCF3である、請求項34記載の化合物。
  44. 前記化合物が、式Va、Vb、Vc、Vd、Ve、Vf、Vg、Vh又はVi:
    Figure 2010511019
    であり、ここでR2が、請求項34記載のものであり、各R1が、Me、Et、Pr、iso-Pr、Cl、F、CN、OMe、OEt、CF3、CF2CF3、又はOCF3から独立して選択され、R1cが、水素、置換又は非置換のアルキル、もしくは置換又は非置換のシクロアルキルであり、各R1dが、H、Me、Et、Pr、iso-Pr、Cl、F、CN、OMe、OEt、CF3、CF2CF3、又はOCF3から独立して選択され、各n1が、独立して0〜2の間の整数であり、並びに各n2が、独立して0〜2の間の整数である、請求項34記載の化合物。
  45. 前記化合物が、式Va又はVdである、請求項44記載の化合物。
  46. 前記式Va-Vfの化合物に関して、Yaが、Nである、請求項44記載の化合物。
  47. 前記式Va-Vfの化合物に関して、Ybが、Oである、請求項44記載の化合物。
  48. 前記式Va-Vfの化合物に関して、Ybが、N-R1cである、請求項44記載の化合物。
  49. 前記式Va-Vfの化合物に関して、Ybが、CR1cであり、及びYaが、Nである、請求項44記載の化合物。
  50. 前記式Va-Vfの化合物に関して、Yaが、Nであり、Ybが、CR1cであり、及びR1cが、置換又は非置換のピペリジンである、請求項44記載の化合物。
  51. 前記化合物が、式VIa、VIb、VIc、VId、VIe、又はVIf:
    Figure 2010511019
    であり、ここでR2が、請求項34記載のものであり、各R1bが、Me、Et、Pr、iso-Pr、Cl、F、CN、OMe、OEt、CF3、CF2CF3、又はOCF3から独立して選択され、及びR1cが、水素、置換又は非置換のアルキル、もしくは置換又は非置換のシクロアルキル、もしくは置換又は非置換のヘテロシクロアルキルから選択され;各R1dが、H、Me、Et、Pr、iso-Pr、Cl、F、CN、OMe、OEt、CF3、CF2CF3、又はOCF3から独立して選択され、各n1が、独立して0〜2の間の整数であり、及び各n2が、独立して0〜2の間の整数である、請求項34記載の化合物。
  52. 前記化合物が、式VIa、VId、VIg、又はVIhである、請求項51記載の化合物。
  53. 前記化合物が、式VId-VIlであり、ここでR1cがHである、請求項51記載の化合物。
  54. 前記化合物が、式VId-VIlであり、ここでR1cが、置換又は非置換のアルキル、置換又は非置換のシクロアルキル、もしくは置換又は非置換のヘテロシクロアルキルである、請求項51記載の化合物。
  55. 前記R1cが、Me、Et、Pr、i-Pr、t-Bu、i-Bu、i-ペンチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロプロピルメチル、又はピペリジンである、請求項54記載の化合物。
  56. 前記化合物が、式VId-VIlであり、ここでR1cが、1個以上のOH、Me又はFにより置換されたピペリジンである、請求項51記載の化合物。
  57. 前記化合物が、式VIg-VIiであり、ここでR1cが、1個以上のOH、Me又はFにより置換されたピペリジンである、請求項51記載の化合物。
  58. 前記化合物が、式VIm、VIn、又はVIo:
    Figure 2010511019
    であり、ここでR2が、請求項34記載のものであり;R1b、R1d、n1及びn2が、請求項51記載のものであり;並びに、R1c1が、H、Me、F、Cl、又はOHである、請求項51記載の化合物。
  59. 前記化合物が、式VIIIa、VIIIb、VIIIc、VIIId、VIIIe、VIIIf、VIIIh、VIIIi:
    Figure 2010511019
    であり、ここでR2が、請求項34記載のものであり;Aが、CH又はNであり;並びに、R1cが、水素、置換又は非置換のアルキル、置換又は非置換のアリール、置換又は非置換のアラルキル、置換又は非置換のヘテロアリール、又は置換又は非置換のシクロアルキルである、請求項34記載の化合物。
  60. 前記化合物が、式VIIIa、VIIId、又はVIIIhである、請求項59記載の化合物。
  61. 前記R1cが、Hである、請求項59又は60記載の化合物。
  62. 前記R1cが、置換又は非置換のアルキルもしくは置換又は非置換のシクロアルキルである、請求項59又は60記載の化合物。
  63. 前記R1cが、Me、Et、Pr、i-Pr、t-Bu、i-Bu、i-ペンチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、又はシクロプロピルメチルである、請求項62記載の化合物。
  64. 前記R1cが、置換又は非置換のアリール、アラルキル又はヘテロアリールである、請求項59又は60記載の化合物。
  65. 前記R1cが、置換又は非置換のフェニル、ベンジル又はピリジルである、請求項64記載の化合物。
  66. 前記化合物が、式IXa又はIXb:
    Figure 2010511019
    であり、ここでR2は、置換又は非置換のアリール及びヘテロアリールから独立して選択され;Ra及びRbの各々は、独立して水素、置換又は非置換のC1-C6アルキル、置換又は非置換のアリール、置換又は非置換のアラルキル、置換又は非置換のヘテロアリール、もしくは置換又は非置換のシクロアルキルである、請求項3記載の化合物。
  67. 前記Raが、Hである、請求項66記載の化合物。
  68. 前記Raが、Me、Et又はn-Prである、請求項66記載の化合物。
  69. 前記Rbが、置換又は非置換のアルキルもしくは置換又は非置換のシクロアルキルである、請求項66〜68のいずれか1項記載の化合物。
  70. 前記Rbが、Me、Et、Pr、i-Pr、t-Bu、i-Bu、i-ペンチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、又はシクロプロピルメチルである、請求項69記載の化合物。
  71. 前記Rbが、置換又は非置換のヘテロシクロアルキルである、請求項66〜68のいずれか1項記載の化合物。
  72. 前記Rbが、置換ピロリジンである、請求項71記載の化合物。
  73. 前記Rbが、ベンジルにより置換されたピロリジンである、請求項72記載の化合物。
  74. 前記Rbが、置換又は非置換のアリール、アラルキル、又はヘテロアリールである、請求項66〜68のいずれか1項記載の化合物。
  75. 前記Rbが、置換又は非置換のフェニル、ベンジル、又はピリジルである、請求項74記載の化合物。
  76. 前記R2が、置換又は非置換のアリールから選択される、請求項14〜75のいずれか1項記載の化合物。
  77. 前記R2が、置換又は非置換のフェニルから選択される、請求項14〜75のいずれか1項記載の化合物。
  78. 前記R2が、置換又は非置換のヘテロアリールから選択される、請求項14〜75のいずれか1項記載の化合物。
  79. 前記R2が、置換又は非置換のフェニル、ピリジル、インドリル、イソインドリル、ピロリル、フラニル、チエニル、ピラゾリル、オキサゾリル、及びチアゾリルから選択される、請求項14〜75のいずれか1項記載の化合物。
  80. 前記R2が:
    Figure 2010511019
    である、請求項14〜75のいずれか1項記載の化合物。
  81. 前記R2が:
    Figure 2010511019
    であり、及びA1、A2及びA3の各々が、S、O、N、NR9a、及びCR9aから独立して選択され;各R9aが、独立してHもしくは置換又は非置換のアルキルであり;並びに、R9bが、CONH2、CONHMe、又はCNである、請求項14〜75のいずれか1項記載の化合物。
  82. 前記R2が:
    Figure 2010511019
    である、請求項14〜75のいずれか1項記載の化合物。
  83. 前記R2が:
    Figure 2010511019
    である、請求項14〜75のいずれか1項記載の化合物。
  84. 前記R2が:
    Figure 2010511019
    であり、ここで下付き文字mが、1〜4から選択され、及び各R9dが、独立してH、置換又は非置換のアルキル又はハロである、請求項14〜75のいずれか1項記載の化合物。
  85. 前記R2が:
    Figure 2010511019
    であり、ここで下付き文字mが、1〜4から選択され、及び各R9dが、独立してH、置換又は非置換のアルキル又はハロである、請求項14〜75のいずれか1項記載の化合物。
  86. 前記R2が:
    Figure 2010511019
    であり、ここで下付き文字mが、1〜3から選択され、及びR9が各々独立してH、置換又は非置換のアルキル又はハロである、請求項14〜75のいずれか1項記載の化合物。
  87. 前記各R9dが、Hである、請求項84〜86のいずれか1項記載の化合物。
  88. 前記mが、1又は2であり、各R9dが、Me、Cl又はFである、請求項84〜86のいずれか1項記載の化合物。
  89. 前記化合物が、式Xa、Xb、又はXc:
    Figure 2010511019
    であり、ここでYaが、C又はNであり、Ybが、C-R1c、O、S、SO2又はN-R1cであり、各R1bが、Me、Et、Pr、iso-Pr、Cl、F、CN、OMe、OEt、CF3、CF2CF3、又はOCF3から独立して選択され、並びにR1cが、水素、置換又は非置換のアルキル、置換又は非置換のシクロアルキル、もしくは置換又は非置換のヘテロシクロアルキルから選択され;各R1dが、H、Me、Et、Pr、iso-Pr、Cl、F、CN、OMe、OEt、CF3、CF2CF3、又はOCF3から独立して選択され、各n1が、独立して0〜2の間の整数であり、及び各n2が、独立して0〜2の間の整数である、請求項14記載の化合物。
  90. 前記Yaが、Nである、請求項89記載の化合物。
  91. 前記Yaが、Cである、請求項89記載の化合物。
  92. 前記Ybが、Oである、請求項89記載の化合物。
  93. 前記Ybが、N-R1cである、請求項89記載の化合物。
  94. 前記Ybが、CR1cであり、及びYaが、Nである、請求項89記載の化合物。
  95. 前記Yaが、Nであり、及びYbが、CR1cであり、及びR1cが、置換又は非置換のピペリジンである、請求項89記載の化合物。
  96. 前記化合物が、式XIa、XIb、XIc、XId、XIe、XIf、XIg、XIh、XIi、XIj、XIk又はXIl:
    Figure 2010511019
    であり、ここでR1cは、水素、置換又は非置換のアルキル、置換又は非置換のシクロアルキル、もしくは置換又は非置換のヘテロシクロアルキルであり、ここで各R1bは独立して、Me、Et、Pr、iso-Pr、Cl、F、CN、OMe、OEt、CF3、CF2CF3、又はOCF3から選択され、各R1dは独立して、H、Me、Et、Pr、iso-Pr、Cl、F、CN、OMe、OEt、CF3、CF2CF3、又はOCF3から選択され、各n1は、0〜2の整数から独立して選択され、及び各n2は、0〜2の整数から独立して選択される、請求項14記載の化合物。
  97. 前記nが、0である、請求項96記載の化合物。
  98. 前記化合物が、式IXa、IXd、IXg、又はIXjである、請求項96又は97記載の化合物。
  99. 前記式XIc-XIlの化合物に関して、R1cが、Hである、請求項96又は97記載の化合物。
  100. 前記式XIc-XIlの化合物に関して、R1cが、置換又は非置換のアルキル、置換又は非置換のシクロアルキル、もしくは置換又は非置換のヘテロシクロアルキルである、請求項96又は97記載の化合物。
  101. 前記R1cが、Me、Et、Pr、i-Pr、t-Bu、i-Bu、i-ペンチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロプロピルメチル、又はピペリジンである、請求項100記載の化合物。
  102. 前記化合物が、式XId-XIlであり、ここでR1cが、1個以上のOH、Me又はFにより置換されたピペリジンである、請求項101記載の化合物。
  103. 前記化合物が、式XIg-XIiであり、ここでR1cが、1個以上のOH、Me又はFにより置換されたピペリジンである、請求項101記載の化合物。
  104. 前記化合物が、式XIm、XIn、又はXIo:
    Figure 2010511019
    であり、ここでR2は、式14について説明されたものであり;R1b、R1d、n1及びn2は、請求項44記載のものであり;並びに、R1C1は、H、Me、F、Cl、又はOHである、請求項44記載の化合物。
  105. 前記化合物が、式XIIa、XIIb、XIIc、XIId、XIIe、又はXIIf:
    Figure 2010511019
    である、請求項14記載の化合物。
  106. 前記化合物が、式XIIa又はXIIdである、請求項105記載の化合物。
  107. 前記化合物が、式XIIIa、XIIIb、XIIIc、XIIId、XIIIe、又はXIIIf:
    Figure 2010511019
    であり、ここでAは、CH又はNであり;及び、R1cは、水素、置換又は非置換のアルキル、置換又は非置換のアリール、置換又は非置換のアラルキル、置換又は非置換のヘテロアリール、もしくは置換又は非置換のシクロアルキルである、請求項14記載の化合物。
  108. 前記化合物が、式XIa又はXIdである、請求項107記載の化合物。
  109. 前記R1cが、Hである、請求項107又は108記載の化合物。
  110. 前記R1cが、置換又は非置換のアルキル、もしくは置換又は非置換のシクロアルキルである、請求項107又は108記載の化合物。
  111. 前記R1cが、Me、Et、Pr、i-Pr、t-Bu、i-Bu、i-ペンチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、又はシクロプロピルメチルである、請求項110記載の化合物。
  112. 前記R1cが、置換又は非置換のアリール、アラルキル、又はヘテロアリールである、請求項107又は108記載の化合物。
  113. 前記R1cが、置換又は非置換のフェニル、ベンジル、又はピリジルである、請求項112記載の化合物。
  114. 前記化合物が、式XIVa、又はXIVb:
    Figure 2010511019
    であり、ここでRa及びRbの各々は独立して、水素、置換又は非置換のアルキル、置換又は非置換のアリール、置換又は非置換のアラルキル、置換又は非置換のヘテロアリール、もしくは置換又は非置換のシクロアルキルである、請求項3記載の化合物。
  115. 前記Raが、Hである、請求項114記載の化合物。
  116. 前記Raが、Me、Et、又はn-Prである、請求項115記載の化合物。
  117. 前記Rbが、置換又は非置換のアルキル、もしくは置換又は非置換のシクロアルキルである、請求項114〜116のいずれか1項記載の化合物。
  118. 前記Rbが、Me、Et、Pr、i-Pr、t-Bu、i-Bu、i-ペンチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、又はシクロプロピルメチルである、請求項117記載の化合物。
  119. 前記Rbが、置換又は非置換のアリール、アラルキル、又はヘテロアリールである、請求項114〜116のいずれか1項記載の化合物。
  120. 前記Rbが、置換又は非置換のフェニル、ベンジル、又はピリジルである、請求項119記載の化合物。
  121. 前記Rbが、置換又は非置換のヘテロシクロアルキルである、請求項114〜116のいずれか1項記載の化合物。
  122. 前記Rbが、置換されたピロリジンである、請求項121記載の化合物。
  123. 前記Rbが、ベンジルにより置換されたピロリジンである、請求項122記載の化合物。
  124. 前記化合物が、式XVa、XVb、XVc、XVd、XVe、XVf、XVg、XVh、XVi、XVj、XVk、又はXVl:
    Figure 2010511019
    であり、ここでR1bが、Me、Et、Pr、iso-Pr、Cl、F、CN、OMe、OEt、CF3、CF2CF3、又はOCF3から選択され、R1cが、水素、置換又は非置換のアルキル、もしくは置換又は非置換のシクロアルキルであり、各R1dが、H、Me、Et、Pr、iso-Pr、Cl、F、CN、OMe、OEt、CF3、CF2CF3、又はOCF3から独立して選択され、各n1は、独立して0〜2の整数であり、及び各n2は、独立して0〜2の整数である、請求項14記載の化合物。
  125. 前記化合物が、式XVa又はXVdである、請求項124記載の化合物。
  126. 前記R1cが、Hである、請求項124又は125記載の化合物。
  127. 前記R1cが、置換又は非置換のアルキル、もしくは置換又は非置換のシクロアルキル、もしくは置換又は非置換のヘテロシクロアルキルである、請求項124又は125記載の化合物。
  128. 前記R1cが、Me、Et、Pr、i-Pr、t-Bu、i-Bu、i-ペンチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロプロピルメチル、又はピペリジンである、請求項127記載の化合物。
  129. 前記式XVd-XVlの化合物に関して、R1cが、1個以上のOH、Me又はFにより置換されたピペリジンである、請求項128記載の化合物。
  130. 前記式XVg-XViの化合物に関して、R1cが、1個以上のOH、Me又はFにより置換されたピペリジンである、請求項128記載の化合物。
  131. 前記化合物が、式XVm、XVn、又はXVo:
    Figure 2010511019
    であり、ここでR2は、請求項44記載のものであり;R1b、R1d、n1及びn2は、請求項44記載のものであり;並びに、R1c1は、H、Me、F、Cl、又はOHである、請求項124記載の化合物。
  132. 前記化合物が、式XVIa、XVIb、XVIc、XVId、XVIe、又はXVIf:
    Figure 2010511019
    である、請求項14記載の化合物。
  133. 前記化合物が、式XVIIa、XVIIb、XVIIc、XVIId、XVIIe、又はXVIIf:
    Figure 2010511019
    であり、ここでAは、CH又はNであり;及び、R1cは、水素、置換又は非置換のアルキル、置換又は非置換のアリール、置換又は非置換のアラルキル、置換又は非置換のヘテロアリール、もしくは置換又は非置換のシクロアルキルである、請求項14記載の化合物。
  134. 前記化合物が、式XVa又はXVdである、請求項133記載の化合物。
  135. 前記R1cが、Hである、請求項133又は134記載の化合物。
  136. 前記R1cが、置換又は非置換のアルキル、もしくは置換又は非置換のシクロアルキルである、請求項133又は134記載の化合物。
  137. 前記R1cが、Me、Et、Pr、i-Pr、t-Bu、i-Bu、i-ペンチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、又はシクロプロピルメチルである、請求項136記載の化合物。
  138. 前記R1cが、置換又は非置換のアリール、アラルキル、又はヘテロアリールである、請求項133又は134記載の化合物。
  139. 前記R1cが、置換又は非置換のフェニル、ベンジル、又はピリジルである、請求項138記載の化合物。
  140. 前記化合物が、式XVIa、又はXVIb:
    Figure 2010511019
    であり、ここでRa及びRbの各々は、独立して水素、置換又は非置換のアルキル、置換又は非置換のアリール、置換又は非置換のアラルキル、置換又は非置換のヘテロアリール、もしくは置換又は非置換のシクロアルキルである、請求項3記載の化合物。
  141. 前記Raが、Hである、請求項140記載の化合物。
  142. 前記Raが、Me、Et、又はn-Prである、請求項140記載の化合物。
  143. 前記Rbが、置換又は非置換のアルキル、もしくは置換又は非置換のシクロアルキルである、請求項140〜142のいずれか1項記載の化合物。
  144. 前記Rbが、Me、Et、Pr、i-Pr、t-Bu、i-Bu、i-ペンチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、又はシクロプロピルメチルである、請求項143記載の化合物。
  145. 前記Rbが、置換又は非置換のアリール、アラルキル、又はヘテロアリールである、請求項140〜142のいずれか1項記載の化合物。
  146. 前記Rbが、置換又は非置換のフェニル、ベンジル、又はピリジルである、請求項145記載の化合物。
  147. 前記Rbが、置換又は非置換のヘテロシクロアルキルである、請求項140〜142のいずれか1項記載の化合物。
  148. 前記Rbが、置換されたピロリジンである、請求項147記載の化合物。
  149. 前記Rbが、ベンジルにより置換されたピロリジンである、請求項148記載の化合物。
  150. 前記化合物が、式XIXa、XIXb、XIXc、XIXd、XIXe、XIXf、XIXg、又はXIXh:
    Figure 2010511019
    であり、ここでR1b1、R1b2、R1b3及びR1b4の各々は、独立して水素、F又はCF3である、請求項14記載の化合物。
  151. 前記R1b1、R1b2、R1b3及びR1b4の2つが、Hである、請求項150記載の化合物。
  152. 前記R1b1、R1b2、R1b3及びR1b4の3つが、Hである、請求項150記載の化合物。
  153. 前記R1b1、R1b2、R1b3及びR1b4の全てが、Hである、請求項150記載の化合物。
  154. 前記R1hが、Meであり、及びqが、2である、請求項150記載の化合物。
  155. 前記qが、0である、請求項150記載の化合物。
  156. 前記式XIXgの化合物に関して、pが、1であり、及びR1gが、OH又はMeである、請求項150記載の化合物。
  157. 前記式XIXiの化合物に関して、qが、1又は2であり、及びR1gが、Me又はFである、請求項150記載の化合物。
  158. 前記化合物が、式XXa、XXb、XXc、XXd、又はXXe:
    Figure 2010511019
    であり、ここでR1f及びR1gの各々は、水素又はFである、請求項14記載の化合物。
  159. 前記化合物が、式XXIa、XXIb、XXIc、XXId、XXIe、又はXXIf:
    Figure 2010511019
    であり、ここでの各々のR1f及びR1gは、水素又はFである、請求項14記載の化合物。
  160. 前記化合物が、式XXIIa、XXIIb、XXIIc、XXIId、XXIIe、又はXXIIf:
    Figure 2010511019
    であり、ここでR1f及びR1gの各々は、水素又はFである、請求項3記載の化合物。
  161. 前記R1f及びR1gの各々が、Hである、請求項158〜160のいずれか1項記載の化合物。
  162. 前記R1fが、Fであり、及びR1gが、Hである、請求項158〜160のいずれか1項記載の化合物。
  163. 前記R1fが、Hであり、及びR1gが、Fである、請求項158〜160のいずれか1項記載の化合物。
  164. 以下のいずれかひとつから選択された化合物:
    Figure 2010511019
    Figure 2010511019
    Figure 2010511019
    Figure 2010511019
  165. 以下から選択された化合物:
    Figure 2010511019
  166. 請求項1〜165のいずれか1項記載のマトリックスメタロプロテアーゼ発現を阻害する化合物の効果的治療の有効量を、医薬として許容し得る担体と混合して含有する、医薬組成物。
  167. ECM分解により特徴付けられる状態の治療又は予防のための医薬品の製造における、請求項1〜165のいずれか1項記載の化合物の使用。
  168. 炎症に関連した疾患から選択される状態の治療又は予防のための医薬品の製造における、請求項1〜165のいずれか1項記載の化合物の使用。
  169. 前記疾患が関節リウマチである、請求項168記載の使用。
  170. 請求項1〜165のいずれか1項記載のマトリックスメタロプロテアーゼ発現を阻害する化合物の治療的有効量を投与することを含む、異常なマトリックスメタロプロテアーゼ発現により特徴付けられる状態の治療法。
  171. 請求項1〜165のいずれか1項記載の化合物の治療的に有効なマトリックスメタロプロテアーゼ発現阻害量を投与することを含む、細胞外マトリックスの分解に関連した疾患から選択された状態の治療法。
  172. 請求項1〜165のいずれか1項記載の化合物の治療的に有効なマトリックスメタロプロテアーゼ発現阻害量を投与することを含む、MMP1の異常な細胞発現に関連した疾患から選択された状態の治療法。
  173. 請求項1〜165のいずれか1項記載の化合物の治療的有効量を、それを必要とする被験者へ投与することを含む、炎症性疾患の治療又は予防法。
  174. 請求項1〜165のいずれか1項記載の化合物の治療的有効量を、それを必要とする被験者へ投与することを含む、関節リウマチの治療又は予防法。
JP2009538726A 2006-12-01 2007-11-30 変性疾患及び炎症性疾患の治療に有用なイミダゾロピリジン化合物 Pending JP2010511019A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US86814906P 2006-12-01 2006-12-01
US99474007P 2007-09-21 2007-09-21
PCT/EP2007/063108 WO2008065199A1 (en) 2006-12-01 2007-11-30 Imidazolopyridine compounds useful for the treatment of degenerative and inflammatory diseases

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010511019A true JP2010511019A (ja) 2010-04-08
JP2010511019A5 JP2010511019A5 (ja) 2010-12-09

Family

ID=39047973

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009538726A Pending JP2010511019A (ja) 2006-12-01 2007-11-30 変性疾患及び炎症性疾患の治療に有用なイミダゾロピリジン化合物

Country Status (4)

Country Link
US (2) US7951818B2 (ja)
EP (1) EP2099798A1 (ja)
JP (1) JP2010511019A (ja)
WO (1) WO2008065199A1 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2086540B8 (en) * 2006-12-01 2011-03-02 Galapagos N.V. Triazolopyridine compounds useful for the treatment of degenerative & inflammatory diseases
WO2008065199A1 (en) * 2006-12-01 2008-06-05 Galapagos N.V. Imidazolopyridine compounds useful for the treatment of degenerative and inflammatory diseases
WO2010044054A1 (en) * 2008-10-14 2010-04-22 Actelion Pharmaceuticals Ltd Phenethylamide derivatives and their heterocyclic analogues
WO2010068258A1 (en) 2008-12-08 2010-06-17 Cgi Pharmaceuticals, Inc. Imidazopyrazine syk inhibitors
PA8854101A1 (es) * 2008-12-18 2010-07-27 Ortho Mcneil Janssen Pharm Derivados de imidazol bicíclicos sustituidos como moduladores de gamma secretasa
EP2393804B1 (en) 2009-02-06 2014-04-16 Janssen Pharmaceuticals, Inc. Novel substituted bicyclic heterocyclic compounds as gamma secretase modulators
TWI461425B (zh) 2009-02-19 2014-11-21 Janssen Pharmaceuticals Inc 作為伽瑪分泌酶調節劑之新穎經取代的苯并唑、苯并咪唑、唑并吡啶及咪唑并吡啶衍生物類
ES2431619T3 (es) 2009-05-07 2013-11-27 Janssen Pharmaceuticals, Inc. Derivados de indazol y aza-indazol sustituidos como moduladores de gamma-secretasa
JP2012532912A (ja) 2009-07-15 2012-12-20 ジヤンセン・フアーマシユーチカルズ・インコーポレーテツド ガンマセクレターゼモジュレーターとしての置換されたトリアゾールおよびイミダゾール誘導体
AU2011206634B2 (en) 2010-01-15 2014-11-13 Cellzome Limited Novel substituted bicyclic triazole derivatives as gamma secretase modulators
KR101717809B1 (ko) * 2010-03-11 2017-03-17 질레드 코네티컷 인코포레이티드 이미다조피리딘 syk 억제제
WO2012126984A1 (en) 2011-03-24 2012-09-27 Janssen Pharmaceuticals, Inc. Novel substituted triazolyl piperazine and triazolyl piperidine derivatives as gamma secretase modulators
KR101913135B1 (ko) 2011-07-15 2018-10-30 얀센 파마슈티칼즈, 인코포레이티드 감마 세크레타제 조절 인자로서의 신규의 치환 인돌 유도체
EP2850083B1 (en) 2012-05-16 2016-04-27 Janssen Pharmaceuticals, Inc. Substituted 3,4-dihydro-2h-pyrido[1,2-a]pyrazine-1,6-dione derivatives useful for the treatment of (inter alia) alzheimer's disease
JP6275161B2 (ja) 2012-12-20 2018-02-07 ヤンセン ファーマシューティカ エヌ.ベー. γセクレターゼ調節剤としての新規な三環式3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−1,6−ジオン誘導体
CN104936958B (zh) 2013-01-17 2019-07-26 詹森药业有限公司 作为γ分泌酶调节剂的新颖的经取代的吡啶并-哌嗪酮衍生物
US10562897B2 (en) 2014-01-16 2020-02-18 Janssen Pharmaceutica Nv Substituted 3,4-dihydro-2H-pyrido[1,2-a]pyrazine-1,6-diones as gamma secretase modulators
CN107129496A (zh) * 2017-06-02 2017-09-05 贵州大学 一种8‑碘‑6‑硝基‑咪唑并[1,2‑a]吡啶的制备工艺

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002523415A (ja) * 1998-08-21 2002-07-30 アストラゼネカ・アクチエボラーグ 新規な化合物
WO2004014908A1 (en) * 2002-08-13 2004-02-19 Warner-Lambert Company Llc Heterobicylcic metalloproteinase inhibitors
JP2006507254A (ja) * 2002-09-19 2006-03-02 シェーリング コーポレイション サイクリン依存性キナーゼインヒビターとしてのイミダゾピリジン
JP2008504294A (ja) * 2004-06-25 2008-02-14 アムジエン・インコーポレーテツド サイトカイン介在疾患および他の疾患の治療において有用な縮合トリアゾールおよびインダゾール

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7893058B2 (en) * 2006-05-15 2011-02-22 Janssen Pharmaceutica Nv Imidazolopyrazine compounds useful for the treatment of degenerative and inflammatory diseases
WO2008065199A1 (en) * 2006-12-01 2008-06-05 Galapagos N.V. Imidazolopyridine compounds useful for the treatment of degenerative and inflammatory diseases

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002523415A (ja) * 1998-08-21 2002-07-30 アストラゼネカ・アクチエボラーグ 新規な化合物
WO2004014908A1 (en) * 2002-08-13 2004-02-19 Warner-Lambert Company Llc Heterobicylcic metalloproteinase inhibitors
JP2006507254A (ja) * 2002-09-19 2006-03-02 シェーリング コーポレイション サイクリン依存性キナーゼインヒビターとしてのイミダゾピリジン
JP2008504294A (ja) * 2004-06-25 2008-02-14 アムジエン・インコーポレーテツド サイトカイン介在疾患および他の疾患の治療において有用な縮合トリアゾールおよびインダゾール

Also Published As

Publication number Publication date
US20120010206A1 (en) 2012-01-12
EP2099798A1 (en) 2009-09-16
US7951818B2 (en) 2011-05-31
US20090048245A1 (en) 2009-02-19
WO2008065199A1 (en) 2008-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010511019A (ja) 変性疾患及び炎症性疾患の治療に有用なイミダゾロピリジン化合物
JP2010511018A (ja) 変性疾患及び炎症性疾患の治療に有用なトリアゾロピリジン化合物
CA2830516C (en) Fused tricyclic dual inhibitors of cdk 4/6 and flt3
US8138193B2 (en) Fused pyrazine compounds useful for the treatment of degenerative and inflammatory diseases
US9006237B2 (en) Fused pyrazine compounds useful for the treatment of degenerative and inflammatory diseases
CA3224732A1 (en) Compounds for targeting degradation of irak4 proteins
JP7257387B2 (ja) スピロ環化合物並びにその作製及び使用方法
CA2952692A1 (en) Substituted imidazo[1,2b]pyridazine compounds
RU2764980C2 (ru) Бициклические амины в качестве новых ингибиторов jak-киназы
CA3106513A1 (en) Heteroaromatic compounds as vanin inhibitors
WO2017046737A1 (en) 1-phenylpyrrolidin-2-one derivatives as perk inhibitors
US8012983B2 (en) Substituted triazolopyrazines useful for the treatment of degenerative and inflammatory diseases
KR20170003521A (ko) 3 고리성 화합물 및 jak 저해제
AU2016233202A1 (en) Heterocyclic compounds useful as inhibitors of TNF
SG175272A1 (en) 5-alkynyl-pyridines
CA3120036A1 (en) Heteroaromatic compounds as vanin inhibitors
US8871798B2 (en) Tricyclic pyridyl-vinyl pyrroles as PAR1 inhibitors
SG182676A1 (en) 5-alkynyl pyrimidines and their use as kinase inhibitors
CA3204133A1 (en) Indole derivatives as kinase inhibitors

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101018

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130129

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130730