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JP2010234648A - 2色成形加飾品の製造方法 - Google Patents

2色成形加飾品の製造方法 Download PDF

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JP2010234648A
JP2010234648A JP2009085142A JP2009085142A JP2010234648A JP 2010234648 A JP2010234648 A JP 2010234648A JP 2009085142 A JP2009085142 A JP 2009085142A JP 2009085142 A JP2009085142 A JP 2009085142A JP 2010234648 A JP2010234648 A JP 2010234648A
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Japan
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primary
mold
decorative
resin
molded
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JP2009085142A
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Koichi Hamaoka
弘一 浜岡
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Nissha Printing Co Ltd
Original Assignee
Nissha Printing Co Ltd
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Abstract

【課題】 2色成形加飾品の外観不良の防止ができる。
【解決手段】 1次加飾シートが配置された1次成形用キャビティ型とコア型とを型閉めして1次成形用キャビティを形成し、1次成形用キャビティ内に高熱伝導率物を含有する1次成形樹脂を射出して1次成形樹脂部の表面に1次加飾層が積層された1次成形加飾品を形成し、
コア型が1次成形加飾品を保持する状態で1次成形用キャビティ型とコア型とを型開きし、コア型と対向する金型を1次成形用キャビティ型から2次成形用キャビティ型に切り替え、2次成形用キャビティ型と1次成形加飾品を保持するコア型とを型閉めして2次成形用キャビティを形成し、
2次成形用キャビティ内に2次成形樹脂を射出して1次成形加飾品の表面に2次成形樹脂部が積層された2色成形加飾品を形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、AV機器や家電製品のフロントパネルやケース、ボタン、自動車の計器パネルやボタン等に用いられる、2層の樹脂の間に加飾層が設けられることにより深み感を備えた2色成形加飾品の製造方法に関する。
従来の2色成形加飾品の製造方法として、
コア型101と、基体シート112上に1次加飾層113が積層された1次加飾シート111が配置される1次成形用キャビティ型102と、2次成形用キャビティ型103とを備える2色成形加飾金型を用い、
1次加飾シート111が配置された1次成形用キャビティ型102とコア型101とを型閉めして1次成形用キャビティ104を形成し、1次成形用キャビティ104内に1次成形樹脂131を射出して1次成形樹脂部132の表面に1次加飾層113が積層された1次成形加飾品133を形成し(図6(a)参照)、
コア型101が1次成形加飾品133を保持する状態で1次成形用キャビティ型102とコア型101とを型開きし、コア型101と対向する金型を1次成形用キャビティ型102から2次成形用キャビティ型103に切り替え、2次成形用キャビティ型103と1次成形加飾品133を保持するコア型101とを型閉めして2次成形用キャビティ105を形成し(図6(b)参照)、
2次成形用キャビティ105内に2次成形樹脂141を射出して1次成形加飾品133の表面に2次成形樹脂部142が積層された2色成形加飾品143を形成する(図6(c)参照)技術が、特許文献1に開示されている。
特許3472403号公報
基体シート112は樹脂製のフィルムであるため金型に比べ熱伝導率が劣るものの、通常25〜300μm程度の薄いものである。そのため、1次成形樹脂131の射出の際(図6(a)参照)、1次加飾層113に伝導する熱は基体シート112を通して1次成形用キャビティ型102の方に放散させることができる。その結果、1次加飾層113は1次成形樹脂131によって加熱されて軟化することなく1次成形樹脂131の流動抵抗にも耐えて位置を保持することでき、1次成形加飾品133の外観に問題は生じない。
しかし、同じく金型に比べ熱伝導率が劣る1次成形樹脂部132は通常500μm以上の厚みを持つものである。そのため、2次成形樹脂141の射出の際(図6(c)参照)、1次加飾層113に伝導する熱を1次成形樹脂部132を通してコア型101の方に放散させることができない。その結果、1次加飾層113は2次成形樹脂141によって加熱されて軟化して2次成形樹脂141の流動抵抗に逆らえず流れてしまい、2色成形加飾品143の外観不良が生じる問題があった(図7参照)。
本発明は上記の問題が発生しないようにするための2色成形加飾品の製造方法を提供することを目的とする。
本発明は前記目的を達成するため、以下のような特徴を備える。
本発明の2色成形加飾品の製造方法は、コア型と、基体シート上に1次加飾層が積層された1次加飾シートが配置される1次成形用キャビティ型と、2次成形用キャビティ型とを備える2色成形加飾金型を用い、
1次加飾シートが配置された1次成形用キャビティ型とコア型とを型閉めして1次成形用キャビティを形成し、1次成形用キャビティ内に高熱伝導率物を含有する1次成形樹脂を射出して1次成形樹脂部の表面に1次加飾層が積層された1次成形加飾品を形成し、
コア型が1次成形加飾品を保持する状態で1次成形用キャビティ型とコア型とを型開きし、コア型と対向する金型を1次成形用キャビティ型から2次成形用キャビティ型に切り替え、2次成形用キャビティ型と1次成形加飾品を保持するコア型とを型閉めして2次成形用キャビティを形成し、
2次成形用キャビティ内に2次成形樹脂を射出して1次成形加飾品の表面に2次成形樹脂部が積層された2色成形加飾品を形成することを特徴とする。
また、上記の発明において、1次加飾シートとして転写シートを使用し、1次成形用キャビティ型とコア型との型開きから、2次成形用キャビティ型と1次成形加飾品を保持するコア型との型閉めまでの間に、1次成形加飾品から1次加飾シートの基体シートを剥離してもよい。
また、上記の発明において、基体シート上に2次加飾層が積層された2次加飾シートが2次成形用キャビティ型に配置される2色成形加飾金型を用い、
2次加飾シートが配置された2次成形用キャビティ型と1次成形加飾品を保持するコア型とを型閉めして2次成形用キャビティを形成し、
2次成形用キャビティ内に2次成形樹脂を射出して1次成形加飾品の表面に2次成形樹脂部と2次加飾層とが順次積層された2色成形加飾品を形成してもよい。
また、上記の発明において、2次加飾シートとして転写シートを使用し、2色成形加飾品の形成後、2色成形加飾品から2次加飾シートの基体シートを剥離してもよい。
本発明の2色成形加飾品の製造方法は、高熱伝導率物を含有する1次成形樹脂部の表面に1次加飾層が積層された1次成形加飾品を形成する。したがって、1次成形樹脂部の熱伝導率が向上するので、2次成形樹脂の射出の際、1次加飾層に伝導する熱は1次成形樹脂部を通してコア型の方に放散させることができる。その結果、1次加飾層は2次成形樹脂によって加熱されて軟化することなく2次成形樹脂の流動抵抗にも耐えて位置を保持することでき、2色成形加飾品の外観不良の防止ができる。
本発明の2色成形加飾品の製造方法により2色成形加飾品を形成する工程を示す断面図である。 本発明の2色成形加飾品の製造方法に用いる1次加飾シートおよび2次加飾シートの断面図である。 本発明の2色成形加飾品の製造方法により2色成形加飾品を形成する一工程を示す断面図である。 本発明の2色成形加飾品の製造方法により形成した2色成形加飾品を示す断面図である。 本発明の2色成形加飾品の製造方法により2色成形加飾品を形成する工程を示す断面図である。 従来の2色成形加飾品の製造方法により2色成形加飾品を形成する工程を示す断面図である。 従来の2色成形加飾品の製造方法により形成した2色成形加飾品を示す断面図である。
図面を参照しながらこの発明の実施の形態について詳しく説明する。
まず、本発明の2色成形加飾品の製造方法に使用する、2色成形加飾金型、1次加飾シート11(および2次加飾シート21)、1次成形樹脂31、2次成形樹脂41について説明する。
2色成形加飾金型は、コア型1と、1次成形用キャビティ型2と、2次成形用キャビティ型3とを備えるものである(図1参照)。コア型1は、最終形成される2色成形加飾品43の裏面形状を形成するために用いられる。1次成形用キャビティ型2は、1次成形樹脂部32の表面に1次加飾層13が積層され2色成形加飾品43の下地となる1次成形加飾品33の表面形状を形成するために用いられる。1次成形用キャビティ型2は、コア型1との型閉めにより1次成形用キャビティ型4を形成する。1次成形用キャビティ型2は、基体シート12上に1次加飾層13が積層された1次加飾シート11が配置される。2次成形用キャビティ型3は、1次成形加飾品33の表面に2次成形樹脂部42が積層された2色成形加飾品43の表面形状を形成するために用いられる。2次成形用キャビティ型3は、1次成形用キャビティ型2よりも外形形状を大きくし、1次成形加飾品33と接しない部分が形成できるように設計する。この接しない部分が2次成形用キャビティ5に該当する。
1次加飾シート11(2次加飾シート21)は、少なくとも基体シート12(基体シート22)上に1次加飾層13(2次加飾層23)が積層され、必要に応じて剥離層14(剥離層24)や接着層15(接着層25)などが設けられるものである(図2参照)。
基体シート12(基体シート22)としては、ポリエステル系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ナイロン樹脂、ビニロン樹脂、アセテート樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂などのプラスチックシートを使用することができる。基体シート12(基体シート22)の厚さとしては、10〜500μmのものを使用するとよい。
基体シート12(基体シート22)を剥離する場合には1次加飾シート11(2次加飾シート21)は転写シートとなる。この場合、必要に応じて剥離層14(剥離層24)を形成してもよい。剥離層14(剥離層24)は基体シート12(基体シート22)から剥離して被転写物の最外面となる層である。剥離層14(剥離層24)の材質としては、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、セルロース系樹脂、ゴム系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂などのほか、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体系樹脂などのコポリマーを用いるとよい。後述するように2次加飾シート21を使用して2色成形加飾品43を形成し、2色成形加飾品43の最外面となる剥離層24に硬度が必要な場合には、紫外線硬化性樹脂などの光硬化性樹脂、電子線硬化性樹脂などの放射線硬化性樹脂、熱硬化性樹脂などを選定して用いるとよい。剥離層14(剥離層24)の形成方法としては、グラビアコート法、ロールコート法、コンマコート法などのコート法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの印刷法がある。
1次加飾層13(2次加飾層23)の材質としては、ポリビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリビニルアセタール系樹脂、ポリエステルウレタン系樹脂、セルロースエステル系樹脂、アルキド樹脂などの樹脂をバインダーとし、適切な色の顔料または染料を着色剤として含有する着色インキを用いるとよい。1次加飾層13(2次加飾層23)の形成方法としては、グラビア印刷法、スクリーン印刷法、オフセット印刷法などの通常の印刷法などを用いるとよい。加飾層4の厚さとしては、1〜20μmが好ましい。20μmを超えると、2次成形樹脂41の射出の際に、1次加飾層13に伝導する熱が1次成形樹脂部32を通してコア型1の方に放散することが難しくなり、その結果、1次加飾層13が軟化して2次成形樹脂41の流動抵抗に耐えきれず、2色成形加飾品43の外観不良が発生する恐れが生じる。1μmより薄いと意匠に必要な隠蔽が得られない。1次加飾層13(2次加飾層23)は着色インキに限らず、金属蒸着層等を形成して金属光沢のある意匠表現をする場合もある。金属蒸着層の材質としては、アルミ、クロム、銅、スズなどを用いる。金属蒸着層の形成は、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法などを用いればよい。
また、接着層15(接着層25)を必要に応じて形成してもよい。接着層15(接着層25)は、1次成形樹脂部32(2次成形樹脂部42)に接着させるための層である。1次成形樹脂部32(2次成形樹脂部42)の材質がポリアクリル系樹脂の場合は、1次成形樹脂部32(2次成形樹脂部42)の材質としてポリアクリル系樹脂を用いるとよい。また、1次成形樹脂部32(2次成形樹脂部42)の材質がポリフェニレンオキシド・ポリスチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、スチレン共重合体系樹脂、ポリスチレン系ブレンド樹脂の場合は、これらの樹脂と親和性のあるポリアクリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂などを、接着層15(接着層25)の材質として使用すればよい。接着層15(接着層25)の形成方法としては、グラビアコート法、ロールコート法、コンマコート法などのコーティングや、グラビア印刷、スクリーン印刷法などを用いるとよい。接着層15(接着層25)の乾燥膜厚は、1〜5μmとするのが一般的である。
1次成形樹脂31は、高熱伝導率物としてアルミニウム、タングステン、亜鉛、銀、金、白金、鉄、銅、カーボンなどを成形樹脂に混合させたものである。そのため、1次成形樹脂部32の熱伝導率は通常の樹脂成形品より高くなる。成形樹脂としては、通常の熱可塑性の射出成形樹脂やエンジニアリングプラスチックのほか、熱硬化性の成形樹脂材料など特に限定はされない。具体的には、アクリロニトリルブタジエンスチレン系樹脂(ABS系樹脂)、ポリアミド系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリブチレンテレフタレート系樹脂、ポリカーボネート系樹脂(PC系樹脂)などが挙げられる。一般的なABS系樹脂やPC系樹脂の熱伝導率は0.1〜0.2W/m・Kであるが、高熱伝導率物を混合させることにより1次成形樹脂部32の熱伝導率を一桁以上向上させることができる。但し、過度に高熱伝導率物の比率を上げると耐衝撃性が失われてしまう問題が生じるので高熱伝導率物の配分比率には留意が必要である。
2次成形樹脂41としては、高熱伝導率物を含まない点で1次成形樹脂31と異なる他は1次成形樹脂31と同様の成形樹脂を使用できる。
上記の装置および材料を使用して、2色成形加飾品43を製造する方法を説明する。
まず、1次加飾シート11が配置された1次成形用キャビティ型2とコア型1とを型閉めして1次成形用キャビティ4を形成し、1次成形用キャビティ4内に高熱伝導率物を含有する1次成形樹脂31を射出して1次成形樹脂部32の表面に1次加飾層13が積層された1次成形加飾品33を形成する(図1(a)参照)。
ここで1次成型用キャビティ型2への1次加飾シート11を配置について詳しく説明する。
1次加飾シート11として基体シート12が剥離しないインサートシートを使用する場合、1次成形用キャビティ型2のキャビティ面には、1次加飾シート11の基体シート12側あるいは1次加飾層13側のどちらが配置されてもよい。このキャビティ面に基体シート12側を配置すると、後述の2次成形樹脂41の射出の際、基体シート12によりインキ流れを防ぐことができる。このキャビティ面に1次加飾層13側を配置すると、1次成形樹脂31が高熱伝導率物を含有して流動性が悪くなっていても1次成形樹脂31の射出の際、基体シート12によりインキ流れを防ぐことができる。ここで、1次加飾シート11として1次加飾層13が2枚のシートでサンドイッチされたものを使用すると、1次成形樹脂31と2次成形樹脂41との両方から1次加飾層13をシートで保護できるが、1.コストアップの問題と、2.シート厚み増により1次成形用キャビティ4や後述の2次成形用キャビティ5の厚みが減少して1次成形樹脂31や2次成形樹脂41の充填不良の問題の恐れがある点に留意する。
1次加飾シート11として転写シートを使用する場合、1次成形用キャビティ型2のキャビティ面に1次加飾シート11の基体シート12側が配置して、基体シート12を剥離しても1次加飾層13が1次成形加飾品33上に残るようにする。
1次成形加飾品33の形成後、コア型1が1次成形加飾品33を保持する状態で1次成形用キャビティ型2とコア型1とを型開きし、コア型1と対向する金型を1次成形用キャビティ型2から2次成形用キャビティ型3に切り替え、2次成形用キャビティ型3と1次成形加飾品33を保持するコア型1とを型閉めして1次成形加飾品33の表面に間隙による2次成形用キャビティ5を形成する。(図1(b)参照)。
ここで、1次加飾シート11として転写シートを使用し、1次成形用キャビティ型2とコア型1との型開きから、2次成形用キャビティ型3と1次成形加飾品33を保持するコア型1との型閉めまでの間に、1次成形加飾品33から1次加飾シート11の基体シート12を剥離してもよい。
2次成形用キャビティ5内に2次成形樹脂41を射出して1次成形加飾品33の表面に2次成形樹脂部42が積層された2色成形加飾品43を形成する(図1(c)参照)。1次成形樹脂部32の熱伝導率は通常の樹脂成形品より高いので、2次成形樹脂41の射出の際、1次加飾層13に伝導する熱は1次成形樹脂部32を通してコア型1の方に放散させることができる。その結果、1次加飾層13は2次成形樹脂41によって加熱されて軟化することなく2次成形樹脂41の流動抵抗にも耐えて位置を保持することでき、2色成形加飾品43の外観不良の防止ができる。
最後にコア型1と2次成形用キャビティ3とを型開きすると、2色成形加飾品43を得ることができる(図4(a)参照)。
また、基体シート22上に2次加飾層23が積層された2次加飾シート21が2次成形用キャビティ型3に配置される2色成形加飾金型を用いて、2次加飾シート21が配置された2次成形用キャビティ型3と1次成形加飾品33を保持するコア型1とを型閉めして2次成形用キャビティ5を形成し、2次成形用キャビティ5内に2次成形樹脂41を射出して1次成形加飾品33の表面に2次成形樹脂部42と2次加飾層23とが順次積層された2色成形加飾品43を形成してもよい(図3、図4(b)参照)。
ここで、2次加飾シート21として転写シートを使用し、2色成形加飾品43の形成後、2色成形加飾品43から2次加飾シート21の基体シート22を剥離してもよい。もちろんこの場合は2次成形用キャビティ型3のキャビティ面には2次加飾シート21の基体シート22側が配置されるようにする。
本発明がとりうるその他の態様を以下に説明する。
1次成形樹脂31の1次成形用キャビティ4内への樹脂流路はコア型1にあってもよいし(図1参照)、1次成形用キャビティ型2にあってもよい(図5参照)。2次成形樹脂41の2次成形用キャビティ5内への樹脂流路はコア型1にあってもよいし(図1参照)、2次成形用キャビティ型3にあってもよい(図5参照)。
2色成形加飾品43の製造においては、2色成形加飾金型がコア型1を複数備えるようにして、可動盤または可動盤についている回転盤が回転する二色成形用の射出成形機に配置できる(図示せず)。射出成形機内での金型配置として、表面形成金型1と塗膜形成金型2とを固定盤に固定し、コア型1が射出成形機の可動盤または可動盤についている回転盤に固定すればよい。また、コア型1を固定盤に固定し、表面形成金型1と塗膜形成金型2とを射出成形機の可動盤または可動盤についている回転盤に固定してもよい。このように設置すると、あるコア型1と1次成形用キャビティ型2によって1次成形加飾品33を形成する間、別の1次成形加飾品33を保持するコア型1と2次成形用キャビティ型3によって2色成形加飾品43を形成する、すなわち1次成形加飾品33の形成と同時に2色成形加飾品43の製造ができ、好適である。
コア型1と、1次成形用キャビティ型2と、2次成形用キャビティ型3とを備える2色成形加飾金型を用意し、ポリエチレンテレフタレート樹脂からなる基体シート12上に着色インキによる1次加飾層13が積層された転写シートである1次加飾シート11、および、高熱伝導率物としてアルミニウム粉を70wt%含有するABS系樹脂の1次成形樹脂31、透明なアクリル系樹脂の2次成形樹脂41を用いて2色成形加飾品43を形成した。
まず、基体シート12がキャビティ面に面するように1次加飾シート11が配置された1次成形用キャビティ型2とコア型1とを型閉めして1次成形用キャビティ4を形成し、1次成形用キャビティ4内に1次成形樹脂31を射出して1次成形樹脂部32の表面に1次加飾層13が積層された1次成形加飾品33を形成した(図1(a)参照)。
次に、コア型1が1次成形加飾品33を保持する状態で1次成形用キャビティ型2とコア型1とを型開きし、1次成形加飾品33から基体シート12を剥離した後、コア型1と対向する金型を1次成形用キャビティ型2から2次成形用キャビティ型3に切り替え、2次成形用キャビティ型3と1次成形加飾品33を保持するコア型1とを型閉めして2次成形用キャビティ5を形成した(図1(b)参照)。
そして、2次成形用キャビティ5内に2次成形樹脂41を射出して1次成形加飾品33の表面に2次成形樹脂部42が積層された2色成形加飾品43を形成した(図1(c)参照)。
最後にコア型1と2次成形用キャビティ3とを型開きすると、2色成形加飾品43を得ることができた(図4(a)参照)。
2次成形樹脂41の射出の際、1次加飾層13に伝導する熱は1次成形樹脂部32を通してコア型1の方に放散させることができた。その結果、1次加飾層13は2次成形樹脂41によって加熱されて軟化することなく2次成形樹脂41の流動抵抗にも耐えて位置を保持することできたので、得られた2色成形加飾品43は1次加飾層13のインキ流れによる外観不良のない美麗な製品であった。
1 コア型
2 1次成形用キャビティ型
3 2次成形用キャビティ型
4 1次成形用キャビティ
5 2次成形用キャビティ
11 1次加飾シート
12 基体シート
13 1次加飾層
14 剥離層
15 接着層
21 2次加飾シート
22 基体シート
23 2次加飾層
24 剥離層
25 接着層
31 1次成形樹脂
32 1次成形樹脂部
33 1次成形加飾品
41 2次成形樹脂
42 2次成形樹脂部
43 2色成形加飾品
101 コア型
102 1次成形用キャビティ型
103 2次成形用キャビティ型
104 1次成形用キャビティ
105 2次成形用キャビティ
111 1次加飾シート
112 基体シート
113 1次加飾層
131 1次成形樹脂
132 1次成形樹脂部
133 1次成形加飾品
141 2次成形樹脂
142 2次成形樹脂部
143 2色成形加飾品

Claims (4)

  1. コア型と、基体シート上に1次加飾層が積層された1次加飾シートが配置される1次成形用キャビティ型と、2次成形用キャビティ型とを備える2色成形加飾金型を用い、
    1次加飾シートが配置された1次成形用キャビティ型とコア型とを型閉めして1次成形用キャビティを形成し、1次成形用キャビティ内に高熱伝導率物を含有する1次成形樹脂を射出して1次成形樹脂部の表面に1次加飾層が積層された1次成形加飾品を形成し、
    コア型が1次成形加飾品を保持する状態で1次成形用キャビティ型とコア型とを型開きし、コア型と対向する金型を1次成形用キャビティ型から2次成形用キャビティ型に切り替え、2次成形用キャビティ型と1次成形加飾品を保持するコア型とを型閉めして2次成形用キャビティを形成し、
    2次成形用キャビティ内に2次成形樹脂を射出して1次成形加飾品の表面に2次成形樹脂部が積層された2色成形加飾品を形成することを特徴とする2色成形加飾品の製造方法。
  2. 1次加飾シートとして転写シートを使用し、1次成形用キャビティ型とコア型との型開きから、2次成形用キャビティ型と1次成形加飾品を保持するコア型との型閉めまでの間に、1次成形加飾品から1次加飾シートの基体シートを剥離する請求項1に記載の2色成形加飾品の製造方法。
  3. 基体シート上に2次加飾層が積層された2次加飾シートが2次成形用キャビティ型に配置される2色成形加飾金型を用い、
    2次加飾シートが配置された2次成形用キャビティ型と1次成形加飾品を保持するコア型とを型閉めして2次成形用キャビティを形成し、
    2次成形用キャビティ内に2次成形樹脂を射出して1次成形加飾品の表面に2次成形樹脂部と2次加飾層とが順次積層された2色成形加飾品を形成する請求項1または2に記載の2色成形加飾品の製造方法。
  4. 2次加飾シートとして転写シートを使用し、2色成形加飾品の形成後、2色成形加飾品から2次加飾シートの基体シートを剥離する請求項3に記載の2色成形加飾品の製造方法。
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