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JP2010224969A - 車両用ウィンドウガラス破損検出装置 - Google Patents

車両用ウィンドウガラス破損検出装置 Download PDF

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JP2010224969A
JP2010224969A JP2009072706A JP2009072706A JP2010224969A JP 2010224969 A JP2010224969 A JP 2010224969A JP 2009072706 A JP2009072706 A JP 2009072706A JP 2009072706 A JP2009072706 A JP 2009072706A JP 2010224969 A JP2010224969 A JP 2010224969A
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window glass
rfid system
glass
breakage
antenna
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JP2009072706A
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Inventor
Hiroshi Nagaya
博志 長屋
Tsuneo Suzuki
恒雄 鈴木
Masayuki Horiba
雅之 堀場
Naohiro Nakajima
尚宏 中島
Koji Onaga
浩司 大永
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
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Abstract

【課題】確実に破損検出を行うことができ、かつ、搭載性に優れた車両用ウィンドウガラス破損検出装置を提供する。
【解決手段】クリップ40が車両のウィンドウガラス5に取り付けられ、ウィンドウガラス5の面内でずれた位置で自身の弾性にて付勢して、ウィンドウガラス5の破損に伴うウィンドウガラス5の一部領域での粉砕を行なう。ウィンドウガラス5におけるクリップ40によるウィンドウガラスの粉砕領域にアンテナ52が延設され、リーダによりアンテナ52を介してICチップ51の情報を読み出して、ボディECUにおいてリーダによりICチップ51の情報を読み出すことができたか否かによりウィンドウガラス5の破損に伴うアンテナ52の断線を検出する。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両用ウィンドウガラス破損検出装置に関する。
盗難防止のために車両のウィンドウガラスの割れを検知する装置が各種提案されている(例えば特許文献1)。この種の装置は、ウィンドウガラスが全閉位置にある等の条件下においてウィンドウガラスの位置(存在)を検出してウィンドウガラスの破損を検出するものである。
特開平11−321564号公報
ところが、ウィンドウガラスの破損検出装置に必要な機能として、確実に破損検出を行うことができ、かつ、搭載性が必要とされる。
本発明は、このような背景の下になされたものであり、その目的は、確実に破損検出を行うことができ、かつ、搭載性に優れた車両用ウィンドウガラス破損検出装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明では、車両のウィンドウガラスに取り付けられ、ウィンドウガラスの面内でずれた位置で自身の弾性にて付勢して、ウィンドウガラスの破損に伴う当該ウィンドウガラスの一部領域での粉砕を行なうガラス粉砕具と、前記ウィンドウガラスにおける前記ガラス粉砕具によるウィンドウガラスの粉砕領域に延設されたRFIDシステム用アンテナと、前記ウィンドウガラスに取り付けられ、前記RFIDシステム用アンテナと接続されたRFIDシステム用ICチップと、前記RFIDシステム用アンテナを介して前記RFIDシステム用ICチップの情報を読み出すRFIDシステム用リーダと、前記RFIDシステム用リーダにより前記RFIDシステム用ICチップの情報を読み出すことができたか否かにより前記ウィンドウガラスの破損に伴う前記RFIDシステム用アンテナの断線を検出する判定手段と、を備えたことを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、ガラス粉砕具がウィンドウガラスの面内でずれた位置で自身の弾性にて付勢して、ウィンドウガラスの破損に伴うウィンドウガラスの一部領域での粉砕を行なう。RFIDシステム用アンテナがウィンドウガラスにおけるガラス粉砕具によるウィンドウガラスの粉砕領域に延設されており、RFIDシステム用ICチップがRFIDシステム用アンテナと接続されている。RFIDシステム用リーダによりRFIDシステム用アンテナを介してRFIDシステム用ICチップの情報を読み出すことができる。判定手段において、RFIDシステム用リーダによりRFIDシステム用ICチップの情報を読み出すことができたか否かによりウィンドウガラスの破損に伴うRFIDシステム用アンテナの断線が検出される。その結果、確実に破損検出を行うことができる。また、無線方式であるので搭載性に優れている。
請求項2に記載のように、請求項1に記載の車両用ウィンドウガラス破損検出装置において、前記ガラス粉砕具は、前記ウィンドウガラスでの端部においてウィンドウガラスを挟持するクリップであると、ウィンドウガラスを粉砕しやすくなる。
請求項3に記載のように、請求項1または2に記載の車両用ウィンドウガラス破損検出装置において、前記ウィンドウガラスは開閉式ウィンドウガラスであるとよい。
請求項4に記載のように、請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用ウィンドウガラス破損検出装置において、前記RFIDシステム用アンテナおよびRFIDシステム用ICチップはウィンドウガラス毎に設けられ、一つの前記RFIDシステム用リーダにおいて前記RFIDシステム用ICチップの情報を読み出すと、リーダの数を減らすことができる。
本発明によれば、確実に破損検出を行うことができ、かつ、搭載性に優れた車両用ウィンドウガラス破損検出装置を提供することができる。
乗用車における右前ドアでの分解斜視図。 乗用車における右前ドアでの概略正面図。 図2のA−A線での縦断面図。 車両用ウィンドウガラス破損検出装置におけるクリップと無線機の斜視図。 (a)は車両用ウィンドウガラス破損検出装置におけるクリップと無線機の正面図、(b)は(a)のA−A線での縦断面図。 クリップ側無線機およびリーダの設置位置を説明するための車室内の斜視図。 車両用ウィンドウガラス破損検出装置のブロック図。 (a)は車両用ウィンドウガラス破損検出装置におけるクリップと無線機の正面図、(b)は(a)のA−A線での縦断面図。 (a)は車両用ウィンドウガラス破損検出装置におけるクリップと無線機の正面図、(b)は(a)のA−A線での縦断面図。 (a)は車両用ウィンドウガラス破損検出装置におけるクリップと無線機の正面図、(b)は(a)のA−A線での縦断面図。 第2の実施形態の車両用ウィンドウガラス破損検出装置におけるクリップと無線機を説明するための正面図。 第3の実施形態の車両用ウィンドウガラス破損検出装置におけるガラス粉砕具と無線機の斜視図。 (a)はガラス粉砕具と無線機の正面図、(b)は(a)のA−A線での断面図、(c)は(a)のB−B線での断面図。 ガラス粉砕具と無線機の分解斜視図。 (a)はガラス粉砕具と無線機の正面図、(b)は(a)のA−A線での断面図、(c)は(a)のB−B線での断面図。 (a)はガラス粉砕具と無線機の正面図、(b)は(a)のA−A線での断面図、(c)は(a)のB−B線での断面図。 ガラス粉砕具と無線機の斜視図。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を説明する。
図1は、乗用車における右前ドアでの分解斜視図であり、図2は乗用車における右前ドアでの概略正面図である。
図1に示すように、車両ドア1はアウタパネル2とインナパネル3を具備している。アウタパネル2とインナパネル3の間に、強化ガラスからなるウィンドウガラス5が配置されている。ウィンドウガラス5の厚さは3.1mm〜5.0mm程度である。車両ドア1のインナパネル3の内側にはドアトリムが取り付けられている。
車両ドア1の内部には、ウィンドウガラス5を上下動するウィンドウレギュレータ10が収納されている。本実施形態においては、ウィンドウレギュレータ10としてXアーム式ウィンドウレギュレータを用いている。インナパネル3にはドア部品組付穴3aが穿設されており、このドア部品組付穴3aを塞ぐようにモジュラーパネル6が設けられている。
Xアーム式ウィンドウレギュレータ10は、ベースプレート(固定ベース)11を介して、モジュラーパネル6の室外側の面に支持されている。即ち、モジュラーパネル6の室外側の面に固定するベースプレート11には、Xアーム式ウィンドウレギュレータ10のリフトアーム12の軸13が支持されている。ベースプレート11には電動駆動ユニット14が固定されている。リフトアーム12は、図2に示すように軸13を中心とするセクタギヤ(ドリブンギヤ)15を一体に有しており、図1の電動駆動ユニット14は、このセクタギヤ15と噛み合うピニオン16(図2)及びその駆動モータ(図示せず)を備えている。
図2において、リフトアーム12の長さ方向の中間部分には、軸17でイコライザアーム18の中間部分が枢着されている。リフトアーム12とイコライザアーム18の上端部(先端部)にはそれぞれ、ガイドピース(ローラ)19,20が回転及び傾動可能に枢着されており、イコライザアーム18の下端部には、ガイドピース(ローラ)21が枢着されている。
このリフトアーム12のガイドピース19と、イコライザアーム18のガイドピース20とは、ウィンドウガラスブラケット22に移動自在に嵌められ、イコライザアーム18のガイドピース21は、図1のモジュラーパネル6の室外側の面に固定するイコライザアームブラケット(姿勢維持レール)23に移動自在に案内される。
一方、ウィンドウガラス5の下縁にはその前後においてウィンドウガラスホルダ24が固定されている。このウィンドウガラスホルダ24は、予めウィンドウガラス5の下縁に固定され、このウィンドウガラスホルダ24を有するウィンドウガラス5が、アウタパネル2とインナパネル3の隙間から挿入されて、ボルト25によりウィンドウガラスブラケット22に固定されている。
図2に示すように、前後一対のガラスラン26が立設されている。このガラスラン26はゴム材よりなる。レール部材としての前後一対のガラスラン26によりウィンドウガラス5が移動自在に支持されている。即ち、ウィンドウガラス5の前後の端部がガラスラン26に案内されて上下に移動することができるようになっている。
図1の電動駆動ユニット14を介してピニオン16を正逆に駆動すると、セクタギヤ15を介してリフトアーム12が軸13を中心に揺動し、その結果、ウィンドウガラスブラケット22(ウィンドウガラス5)が、イコライザアーム18、ガイドピース19,20,21、イコライザアームブラケット23により略水平状態に保持されながら昇降運動する。このようにウィンドウガラス5が昇降され、ウィンドウガラス5により車両の開口部4が開閉自在となっている。
図2のA−A線での縦断面を図3に示す。図7には不正侵入防止用の車両用ウィンドウガラス破損検出装置30のブロック図を示す。図3,7において、破損検出装置30は、ガラス粉砕具としてのクリップ40と、RFIDシステム用クリップ側無線機50と、RFIDシステム用リーダ60と、判定手段としてのボディECU70と警報器80を有している。図3において、クリップ40とRFIDシステム用クリップ側無線機50とが車両ドア1の内部に配置されている。
図4にはクリップ40と無線機50の斜視図を示す。図5(a),(b)はクリップ40と無線機50を示し、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A線での縦断面図である。
図3において、アウタパネル2とインナパネル3との間にウィンドウガラス5がウェザーストリップ7によりシールされた状態で配置されている。また、インナパネル3の内側にはドアトリム8が配置されている。クリップ40はウィンドウガラス5の下端部に配置され、ウィンドウガラス5を挟んでいる。
図5に示すように、クリップ40は、一枚の板ばね用鋼板を折り曲げて構成されている。クリップ40は、対向させた第1および第2部材41,42と折り曲げ部(連結部)43を有している。背面側の第1部材41は長方形状をなし、正面側の第2部材42は第1部材41よりも幅狭な正方形状をなしている。背面側の第1部材41と正面側の第2部材42の間にウィンドウガラス5が配置され、第1部材41と第2部材42はウィンドウガラス5に対し互いに接近する方向に付勢されている。
折り曲げ部43は第1部材41と第2部材42を連結している。この折り曲げ部43は、二段に折り曲げられ、二段目の折り曲げ部43bの幅はウィンドウガラス5の厚みよりも狭く、一段目の折り曲げ部43aにおいてウィンドウガラス5の端面が接している。
図5において、第1部材41の中央部には長方形状の透孔44が形成されている。透孔44に対応する位置に第2部材42が位置している。第2部材42は、図5(a)に示すように第1部材41の透孔44の内部に対応する場所で、図5(b)に示すようにウィンドウガラス5の他の面(表面5a)と接触している。第2部材42はウィンドウガラス5に接着されている。
このようにして、ウィンドウガラス5が配置される第1部材41と第2部材42の間において第1部材41と第2部材42がウィンドウガラス5の面内でずれた位置で接触する状態で、互いに接近する方向に付勢されている。即ち、ウィンドウガラス5の表面5aと裏面5bにおいて違う場所でウィンドウガラス5に対し力が加わる。また、クリップ40はウィンドウガラス5の下端部を所定の力以上で挟持(把持)している。これによりウィンドウガラス5の破損に伴うウィンドウガラス5の一部領域での粉砕を行なうことができる。
図4,5に示すように、ウィンドウガラス5の表面5aにはRFIDシステム用クリップ側無線機50が固定されている(取り付けられている)。このクリップ側無線機50は、RFIDシステム用ICチップ51とRFIDシステム用アンテナ52により構成されている。ICチップ51は、クリップ40の第2部材42のすぐ横に配置され、ウィンドウガラス5の表面5aに接着にて固定されている。ICチップ51は送受信部とメモリを備えており、メモリに固有の情報(ID)が記憶されている。また、アンテナ52はループアンテナであって、ウィンドウガラス5の表面5aに接着にて固定されている。アンテナ52は、ICチップ51と接続されており、ICチップ51から真上に直線的に延びる引出部52a,52bと、引出部52a,52bの上端から延び、水平方向を長辺とする長方形状部52cとからなる。
図5(a)において透孔44の形成領域にアンテナ52の少なくても一部が通っていればよい。この領域はクリップ40によりガラス面に互いに逆向きの応力F1,F2(図5(b)参照)が発生する間の領域であり、ウィンドウガラス5におけるクリップ40によるウィンドウガラスの粉砕領域である。これによりガラス割れに伴うクリップ40による粉砕によりアンテナ(導体パターン)52が断線する。
図6に示すように、車室内のルーフにおける車両前面での中央部にはRFIDシステム用リーダ60が配置されている。リーダ60の設置場所としてオーバーヘッドコンソールを挙げることができる。一方、図7に示すように、前述のRFIDシステム用クリップ側無線機50は、4つのドア(前・右ドア、前・左ドア、後・右ドア、後・左ドア)にそれぞれ設置されている。リーダ60と各クリップ側無線機50とは通信可能に接続されている。各ドアの無線機50においてICチップ51にはそれぞれ固有のID(異なるID)が記憶されている。
RFIDシステム用リーダ60は、アンテナと送受信部を備えており、RFIDシステム用クリップ側無線機50に所定時間毎にアクセスしてクリップ側無線機50から情報(ID)をリーダ60に送信させる。リーダ60はアンテナ52を介してICチップ51の情報(ID)を読み出す。リーダ60には図7に示すようにボディECU70が接続されている。ボディECU70はリーダ60によりICチップ51の情報(ID)を読み出すことができたか否かによりウィンドウガラス5の破損に伴うアンテナ52の断線を検出する。図7において、ボディECU70には警報器80が接続されている。ボディECU70はエンジン停止信号(イグニッションスイッチのオフ操作に伴う信号)、ドアロック指令信号(ドアロック操作スイッチのドアロック操作に伴う信号)などが送られてくる。
次に、このように構成した車両用ウィンドウガラス破損検出装置の作用、即ち、ウィンドウガラス5が壊された(割られた)ときの動作を説明する。
図5に示すように、ウィンドウガラス5の端部に配置したクリップ40がウィンドウガラス5の端部を挟持している。詳しくは、クリップ40の自身の弾性力にて第1部材41と第2部材42との間にウィンドウガラス5を挟持している。
通常時においては、乗員が車両から離れるときにウィンドウガラス5を全閉にしている。ボディECU70はリーダ60に対し一定周期で(所定時間毎に)クリップ側無線機50へのIDの読み出しを行なわせる。一定周期は、例えば、1秒である。この一定周期の読み出しによりクリップ側無線機50が作動してIDをリーダ60に送信する。リーダ60はクリップ側無線機50からのIDを受信してボディECU70に送る。ボディECU70はクリップ側無線機50からのIDによりガラス割れが発生していないと判定する。
この状態から、ウィンドウガラス5が破損すると、その強度が低下する。つまり、強化ガラスからなるウィンドウガラス5の一部が破損すると、図8に示すようにウィンドウガラス5のすべてにひびが入り強度が著しく低下する(ガラス割れ時にガラス強度が低下する)。
この強度低下に伴って図9に示すようにクリップ40がその挟持力によりウィンドウガラス5の端部(下端部)を粉砕する。つまり、自身のばね力により強化ガラスからなるウィンドウガラス5が部分的に完全に粉砕される(粉々にされる)。これにより、アンテナ52が断線するとともに、図10に示すように、クリップ40が落下する。
詳しくは、図8に示すように、第2部材42の付勢力によりウィンドウガラス5が押されてクリップ40の第1部材41に当接する。この状態で図9に示すように、透孔44の周りが支持された状態で第2部材42によりウィンドウガラス5が押圧され、透孔44におけるウィンドウガラス5が粉々に粉砕される(ウィンドウガラス5が逆U字形状に破壊される)。そして、図10に示すように、クリップ40が落下する。
図7のボディECU70において、ウィンドウガラス5が破損される前においてはクリップ側無線機50からIDが送られてくるが、ウィンドウガラス5の破損に伴いアンテナ52が断線すると、クリップ側無線機50からIDが送られてこなくなる。これによりガラス割れが検出される。
このようにして、強化ガラスは一部が割れるとすべてにひびが入り強度が著しく低下する特徴を利用して未検知、誤検知を極力少なくすることができる。
また、図5のクリップ40は板ばね用鋼板を折り曲げて対向させた第1部材41と第2部材42を有し、ウィンドウガラス5が配置される第1部材41と第2部材42の間において第1部材41と第2部材42がウィンドウガラス5の面内でずれた位置で接触する状態で、互いに接近する方向に付勢されている。これにより、ウィンドウガラス5の表面5aと裏面5bにおいて違う場所でウィンドウガラス5に対し力が加わっているので、ウィンドウガラス5の破損に伴って(ウィンドウガラス5の強度の低下に伴って)ウィンドウガラス5の端部を確実に粉砕してウィンドウガラス5の破損を確実に検出することができる。
また、図5のクリップ40の第1部材41におけるウィンドウガラス5との接触部は第2部材42におけるウィンドウガラス5との接触部に対しウィンドウガラス5の面内において離間し、かつ、第1部材41におけるウィンドウガラス5との接触部は第2部材42におけるウィンドウガラス5との接触部の周りにおいてつながっている。よって、図8に示すように、第1部材41において第2部材42におけるウィンドウガラス5との接触部の周りにウィンドウガラス5が当接している状態においてウィンドウガラス5が押圧される。即ち、第1部材41において、透孔44の周りにおいてウィンドウガラス5を支持した状態で透孔44の内周よりも内部においてウィンドウガラス5を押圧する。これにより、図9に示すように、ウィンドウガラス5の端部を容易に粉砕してクリップ40を確実に落下させることができる。
図7のボディECU70において、リーダ60のIDの受信の有無によってアンテナ52の断線を検出することによりウィンドウガラス5の破損が検出されると、ボディECU70は警報器80を作動して警報を発する。
以上のごとく本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)クリップ40が車両のウィンドウガラス5に取り付けられ、ウィンドウガラス5の面内でずれた位置で自身の弾性にて付勢して、ウィンドウガラス5の破損に伴うウィンドウガラス5の一部領域での粉砕を行なう。ウィンドウガラス5におけるクリップ40によるウィンドウガラスの粉砕領域にアンテナ52が延設され、リーダ60によりアンテナ52を介してICチップ51の情報を読み出して、ボディECU70においてリーダ60によりICチップ51の情報を読み出すことができたか否かによりウィンドウガラス5の破損に伴うアンテナ52の断線を検出する。これにより、確実に破損検出を行うことができる。また、無線方式であるので搭載性に優れている。
ここで、クリップに磁石を取り付け、ドアパネル側に磁気センサを取付けてガラス割れに伴うクリップ(磁石)の落下を磁気センサでの磁気変動にて検出する方式を採用した場合においては、クリップとセンサを一対一で非常に接近させて設置する必要がある。また、ワイヤハーネスにて磁気センサとECU(ガラス割れを通知するECU)とを接続すると、ワイヤハーネスの増加となる。
これに対し、本実施形態においては、破損により強度低下した強化ガラスのウィンドウガラス5をクリップ40の把持力で粉砕することにより、ガラス面に成形されたRFIDのアンテナ52を断線させ、車室内に取り付けられたリーダ60との通信を遮断する。リーダ60は通信断を検知し、ガラス割れと認識する。これにより、ドアインナパネルにセンサを取り付ける必要が無く、ガラス下端のクリップ取付スペースのみのため、搭載要件が大幅に緩和される。また、各ドアのワイヤハーネスが不必要となる(ルーフに設置されるリーダ60とボディECU70の間のみをワイヤハーネスでつなげばよい)。
(2)クリップ40は、ウィンドウガラス5での端部においてウィンドウガラス5を挟持するので、ウィンドウガラス5を粉砕しやすくなる。
(3)ウィンドウガラスは開閉式ウィンドウガラスであるので、実用上好ましいものとなる。
(4)図7に示したようにアンテナ52およびICチップ51はウィンドウガラス毎に設けられ、一つのリーダ60においてICチップ51の情報を読み出すので、リーダの数を減らすことができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態を、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
本実施形態においてはアンテナ52の引出部52a,52bを図11のように上方向に延長した構成とすることで窓半開検知が可能となっている。図11において、L1は窓全閉時のインナパネル端であり、L2は窓半開未検出時(許容値)のインナパネル端であり、L3は窓半開検知時のインナパネル端である。ドアウィンドウガラスの昇降により、ドアインナパネルにアンテナが覆われることで電波が遮断され、リーダ60と無線機50との通信が途絶えるため、窓半開と判断する。
よって、炎天下の駐車時に、換気のために窓をある程度(5cm程度)開けることが多々あり、一定量以下の窓開き時でもガラス割れ検知が可能となり、許容値以上の窓開け時にそれを検知し、通知することが可能である。
つまり、図2に示すように、ウィンドウガラス5が全閉位置にないときも、RFIDシステムによる電波で送信・受信する方式を用いているので、広い範囲にわたりウィンドウガラス5が開いていてもウィンドウガラス5の破損を検出することができる。つまり、従来(特許文献1)においてはウィンドウガラスの全閉時のウィンドウガラスの移動を検出していたためウィンドウガラスが全閉位置にないときはウィンドウガラスの破損を検出することができなかったが、本実施形態では、炎天下での駐車時に換気のために窓を少し開けるといった換気等のためにウィンドウガラスを開けてウィンドウガラスが全閉位置にないときもウィンドウガラスの破損を検出することができる。
その使い方として、図7のボディECU70においてエンジン停止状態においてドアロック指令信号を入力したときにウィンドウガラス開度検査モードを設定し、リーダ60によりIDを読み出すことができるとウィンドウガラスの開度が所定量以下であることが分かり、リーダ60によりIDを読み出すことができないとウィンドウガラスの開度が所定量以上であることが分かる。そして、ボディECU70はウィンドウガラスの開度が所定量以下であると、ガラス割れ検知モードを設定する。一方、ボディECU70はウィンドウガラスの開度が所定量以上であると警報を発する。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態を、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
本実施形態においては開閉式ウィンドウガラスではなく、固定式ウィンドウガラスに適用している。また、ウィンドウガラスを挟持するクリップではなく、ウィンドウガラスの片面において接着して使用するガラス粉砕具を用いている。
図12には、ガラス粉砕具100と無線機140の斜視図を示す。図13(a)はガラス粉砕具100と無線機140の正面図であり、図13(b)は図13(a)のA−A線での断面図であり、図13(c)は図13(a)のB−B線での断面図である。図14は、ガラス粉砕具100と無線機140の分解斜視図である。
図15(a),(b),(c)は、ウィンドウガラス5が割られてひびが入ったときを示し、図16(a),(b),(c)および図17は、ウィンドウガラス5が割られることによりガラス粉砕具100にてウィンドウガラス5の一部を粉砕したときを示している。
図14に示すように、ガラス粉砕具100は、樹脂製ベースプレート110と付勢用鋼板120を備えている。ベースプレート110は四角板状部111を有し、四角板状部111は左右に長い長方形をなしている。四角板状部111の一方の面がウィンドウガラス5に接着される。四角板状部111の他方の面における右側に嵌合用突条112が形成されているとともに、左側には接続部113を介して四角形の係合部114が形成されている。ベースプレート110は、図16,17に示すように反ることができるようになっている。
付勢用鋼板120は本体部121の右側において嵌合用凹部122が折り曲げ形成され、嵌合用凹部122がベースプレート110の嵌合用突条112と嵌合する。付勢用鋼板120の本体部121において嵌合用凹部122の左側には第1帯板部123および第2帯板部124が上下に形成され、第1帯板部123および第2帯板部124は左側に向かって延設されている。ここで、図14に示すように、第1帯板部123および第2帯板部124は右側の基端に対し左側の先端は反るようにして延びている。
付勢用鋼板120の第1帯板部123、第2帯板部124がベースプレート110の四角板状部111と係合部114との間に挿入されている。つまり、付勢用鋼板120の嵌合用凹部122をベースプレート110の嵌合用突条112に嵌合すると同時に、ベースプレート110の四角板状部111と係合部114との間に付勢用鋼板120の第1帯板部123、第2帯板部124が挿入されている。
ガラス粉砕具100は、付勢用鋼板120の第1,第2帯板部123,124がウィンドウガラス5の面内でずれた位置で自身の弾性にて付勢している。また、RFIDシステム用クリップ側無線機140がウィンドウガラス5に接着されている。RFIDシステム用クリップ側無線機140は、RFIDシステム用ICチップ141とRFIDシステム用アンテナ142よりなる。ICチップ141がベースプレート110における係合部114の下(図13(b)におけるガラス側)に配置され、ウィンドウガラス5に接着されている。ウィンドウガラス5にはループアンテナ142が接着され、アンテナ142はICチップ141から延びている。このアンテナ142はガラス粉砕具100によるウィンドウガラスの粉砕領域を横切るように延設されている。
そして、ウィンドウガラス5が割られると、図15に示すようにウィンドウガラス5の全体にひびが入る。これに伴って、ガラス粉砕具100は、付勢用鋼板120の反力により図16,17に示すようにウィンドウガラス5の一部領域での粉砕を行なう。このとき、付勢用鋼板120が元の形状に戻る。付勢用鋼板120の形状が元に戻ると、係合部114ごと持ち上げられ、アンテナ142が断線する。アンテナ142の断線にてリーダ60との通信が遮断される。ボディECU70はリーダ60のIDの受信の有無によってアンテナ142の断線を検出する(ウィンドウガラス5の破損を検出する)。ウィンドウガラス5の破損が検出されると、ボディECU70は警報器80を作動して警報を発する。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
・リーダ60は車室内のルーフに設置したが、Aピラー(フロントピラー)等に設置してもよい。
・第1,2の実施形態ではウィンドウレギュレータとしてXアーム式ウィンドウレギュレータを用いたが、ケーブル式ウィンドウレギュレータを用いてもよい。
・第1,2の実施形態において駆動手段としてはモータを有するものだけではなく、乗員の手動によるものでもよい。
・第1,2の実施形態ではウィンドウガラス破損検出装置を乗用車における側部ドアに適用したが、側部ドアの他にも、後部ドアや屋根に設けられた開閉式ガラスルーフに適用してもよい。
・第1,2の実施形態ではクリップ40はウィンドウガラス5の下端部に設置したが、これに限ることなく、例えばウィンドウガラス5の側面での下部に設置してもよい。要は、ウィンドウガラスの端部のうちの車両ドア1の内部の目立たない所に設置すればよい。
・リーダを1台使用し、無線機を複数台使用してシステムを構築したが(図7では1対4)、これに限ることなく、リーダを1台使用し、無線機を1台使用してシステムを構築してもよい。また、リーダを複数台使用し、無線機を複数台使用してシステムを構築してもよい。
・第3の実施形態では固定式ウィンドウガラスに適用したが、開閉式ウィンドウガラスに適用してもよい。
5…ウィンドウガラス、30…車両用ウィンドウガラス破損検出装置、40…クリップ、50…RFIDシステム用クリップ側無線機、51…RFIDシステム用ICチップ、52…RFIDシステム用アンテナ、60…RFIDシステム用リーダ、70…ボディECU、100…ガラス粉砕具、140…RFIDシステム用クリップ側無線機、141…RFIDシステム用ICチップ、142…RFIDシステム用アンテナ。

Claims (4)

  1. 車両のウィンドウガラスに取り付けられ、ウィンドウガラスの面内でずれた位置で自身の弾性にて付勢して、ウィンドウガラスの破損に伴う当該ウィンドウガラスの一部領域での粉砕を行なうガラス粉砕具と、
    前記ウィンドウガラスにおける前記ガラス粉砕具によるウィンドウガラスの粉砕領域に延設されたRFIDシステム用アンテナと、
    前記ウィンドウガラスに取り付けられ、前記RFIDシステム用アンテナと接続されたRFIDシステム用ICチップと、
    前記RFIDシステム用アンテナを介して前記RFIDシステム用ICチップの情報を読み出すRFIDシステム用リーダと、
    前記RFIDシステム用リーダにより前記RFIDシステム用ICチップの情報を読み出すことができたか否かにより前記ウィンドウガラスの破損に伴う前記RFIDシステム用アンテナの断線を検出する判定手段と、
    を備えたことを特徴とする車両用ウィンドウガラス破損検出装置。
  2. 前記ガラス粉砕具は、前記ウィンドウガラスでの端部においてウィンドウガラスを挟持するクリップであることを特徴とする請求項1に記載の車両用ウィンドウガラス破損検出装置。
  3. 前記ウィンドウガラスは開閉式ウィンドウガラスであることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用ウィンドウガラス破損検出装置。
  4. 前記RFIDシステム用アンテナおよびRFIDシステム用ICチップはウィンドウガラス毎に設けられ、一つの前記RFIDシステム用リーダにおいて前記RFIDシステム用ICチップの情報を読み出すことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用ウィンドウガラス破損検出装置。
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