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JP2010223781A - 電流積算回路装置およびこれを用いた二次電池パック - Google Patents

電流積算回路装置およびこれを用いた二次電池パック Download PDF

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JP2010223781A JP2009071808A JP2009071808A JP2010223781A JP 2010223781 A JP2010223781 A JP 2010223781A JP 2009071808 A JP2009071808 A JP 2009071808A JP 2009071808 A JP2009071808 A JP 2009071808A JP 2010223781 A JP2010223781 A JP 2010223781A
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Abstract

【課題】電流積算を簡単な構成で高精度に行うことができる安価な電流積算回路装置を提供する。
【解決手段】通電路を流れる電流を検出する電流センサ5と、電流センサの出力をフィルタリングする1次遅れフィルタ6と、1次遅れフィルタでフィルタリングされたアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器11と、A/D変換器から出力されるデジタル信号を比例積分する比例積分器12を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電流積算回路装置およびこれを用いた二次電池パックに関し、特に高い周波数成分が含まれる電流の積算を高精度に行う技術に関する。
二次電池や二次電池パックなどにおいては、電池容量の残量を正確に計量することが求められる。この残量を求める有効な方法として、二次電池に流れる電流を積算し、その積算量によって残量を求める技術が知られている。
このような技術として、例えば、特許文献1は、電池容量の残量を正確に計量できる二次電池パツクの残容量計量装置を開示している。図7は、この残容量計量装置の構成を示すブロック図である。
二次電池パック100には二次電池110が収納されており、充電器から二次電池110に供給される充電電流i1と二次電池110から放電されてホスト装置に供給される放電電流i2によって決定される二次電池110に流れる電流iを抵抗Rの端子間電圧Vに変換し、端子間電圧Vから差動増幅器140およびA/D変換器150によって二次電池110の残容量の積算に用いる16進コードAを所定のサンプリング周期で生成し、積算回路160により上記16進コードAを用いて積算を行い、二次電池110の残容量に相当する残容量データBを外部のホスト装置へ出力する。
また、特許文献2は、充放電電流がパルス電流であっても残容量を正確に測定できる二次電池の充放電検出方法を実施する装置を開示している。この装置では、図8に示すように、電池210と直列に挿入された電流検出用抵抗220の両端電圧を差動増幅器230を用いて増幅し、差動増幅器230の出力を一定時間毎にアナログ積分器240で積分する。マイクロコンピュータ250は、アナログ積分器240の積分電圧を用いて充放電電流を演算する。この演算した電流を積算して残存容量を計算し、以て正確な残存容量を表示する。
特開平5−26987号公報 特開平11−135156号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、サンプリング周波数よりも高い周波数成分が含まれる電流を積算する場合は、電流積算精度が低下するという問題がある。特に、サンプリングの狭間で、ステップ状に変化する電流の場合は、電流積算の誤差が大きくなる。この誤差を小さくするためにはサンプリング周波数を高くする必要があるが、そのためには処理能力の高い高性能のA/D変換器と演算回路が必要となり、装置が高価になるという問題がある。
また、特許文献2に開示された技術では、ハードウェアを用いて電流の積分処理を実行し、その後にA/D変換しているために、特許文献1に開示された技術の問題は改善されるが、回路構成が複雑になり、しかも正確な積分を行うための高精度な部品が必要になるので、装置が高価になるという問題がある。
本発明の課題は、電流積算を簡単な構成で高精度に行うことができる安価な電流積算回路装置およびこれを用いた二次電池パックを提供することにある。
上記課題を解決するために、第1の発明は、通電路を流れる電流を検出する電流センサと、電流センサの出力をフィルタリングする1次遅れフィルタと、1次遅れフィルタでフィルタリングされたアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器と、A/D変換器から出力されるデジタル信号を比例積分する比例積分器を備えることを特徴とする。
第2の発明では、1次遅れフィルタが、A/D変換器のサンプリング周波数よりも低いカットオフ周波数を有することを特徴とする。
第3の発明では、比例積分器が、1次遅れフィルタのカットオフ周波数と略等しい折点周波数を有することを特徴とする。第4の発明は、電流センサをホールCTで構成したことを特徴とする。第5の発明は、ホールCTは、単電源のみで動作することを特徴とする。第6の発明は、第1乃至第5の発明のいずれか1つの電流積算回路装置と、電流センサに直列に接続された二次電池と、電流積算回路装置の比例積分器により得られた電流積算結果を用いて二次電池の残容量を推定する残量推定部とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、高い周波数成分が含まれる電流であっても、その電流積算を簡単な構成で高精度に行うことができる安価な電流積算回路装置およびこれを用いた二次電池パックを提供できる。
第1の発明によれば、1次遅れフィルタによる高周波減衰効果と比例積分器による積分効果により、電流積算が可能となる。
第2の発明によれば、高い周波数成分が含まれる電流であっても、1次遅れフィルタによる高周波減衰効果と比例積分器による積分効果により、高い周波数成分に起因する積分誤差を軽減できる。
第3の発明によれば、高い周波数成分が含まれる電流であっても、1次遅れフィルタと比例積分器の周波数特性を対応付けることにより、サンプリング周波数よりも低い周波数帯域において一様な積分特性が得られ、電流積分の均質な応答性を実現できる。
第4の発明によれば、電流経路に非接触で電流を計測でき、かつ、その検出結果が比較的大きな電圧で得られるために、絶縁やノイズの問題が軽減される。
第5の発明によれば、1次遅れフィルタを受動素子だけで実現できるために、簡単な回路で1次遅れフィルタを実現できる。
第6の発明によれば、簡単な回路で電流積算精度が高い二次電池パックを実現できる。
本発明の実施例1に係る電流積算回路装置を用いた二次電池パックの構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係る電流積算回路装置を用いた二次電池パックで使用される1次遅れフィルタの構成例を示す回路図である。 本発明の実施例1に係る電流積算回路装置を用いた二次電池パックで使用される1次遅れフィルタの他の構成例を示す回路図である。 本発明の実施例1に係る電流積算回路装置を用いた二次電池パックで使用されるオペアンプを使った1次遅れフィルタの構成例を示す回路図である。 従来の電流積算結果の一例を示す図である。 本発明の実施例1に係る電流積算回路装置を用いた二次電池パックの電流積算結果の例を示す図である。 従来の電流積算回路装置の一例としての二次電池パックの残容量計量装置の構成を示すブロック図である。 従来の電流積算回路装置の他の例としての二次電池の充放電検出方法を実施する装置の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る電流積算回路装置を用いた二次電池パックの構成を示すブロック図である。二次電池パックは、筐体1に収容された二次電池2、筐体1に設けられたプラス端子3およびマイナス端子4、二次電池2とマイナス端子4との間(本発明の「通電路」に対応する)に配置された電流センサ5ならびに制御基板9を備える。
制御基板9には、1次遅れフィルタ6、マイクロコンピュータ10および電圧検出回路14が搭載されている。マイクロコンピュータ10は、A/D変換器11、比例積分器12および残量推定部13を備える。本発明の電流積算回路装置は、電流センサ5、1次遅れフィルタ6、A/D変換器11および比例積分器12から構成されている。
二次電池2は、例えば、複数のリチウムイオン電池セルが直列に接続されて構成されている。二次電池2の正極はプラス端子3に接続され、負極は電流センサ5を介してマイナス端子4に接続されている。実施例1に係る二次電池パックが、例えばハイブリッド自動車に搭載されてエンジンアシスト用に使用される場合は、これらプラス端子3とマイナス端子4は、コンタクタなどを介してモータドライブ用のインバータの直流端子に接続される。
二次電池2の近傍には温度センサ8が配置されており、二次電池2の温度を検出する。温度センサ8で検出された温度は、温度信号としてマイクロコンピュータ10の残量推定部13に送られる。
電流センサ5は、例えば単電源のみで動作するタイプのホールCT(Current Transformer)から構成されており、二次電池2を流れる電流i(t)によって発生する磁束を検出することにより該電流i(t)に比例した電圧を出力する。電流センサ5から出力された電圧は、信号u(t)として1次遅れフィルタ6に送られる。
なお、電流センサ5としては、ホールCTに限らず、電流経路に電流が流れることによって発生する電圧降下によって電流の大きさを検出するシャント抵抗などを利用することもできる。しかしながら、ホールCTは、電流経路に非接触で電流の大きさを計測でき、かつ、その出力として比較的大きな電圧が得られるという優れた特徴を有するので、電流センサ5としては、ホールCTを用いるのが好ましい。
また、ホールCTの種類によっては、計測する電流に比例した電流を出力するタイプも存在するが、この種のホールCTの場合は、抵抗を使用して出力された電流を電圧に変換することにより、電圧を出力するタイプのホールCTと同様の動作を行わせることができる。
1次遅れフィルタ6は、電流センサ5から送られてくる信号u(t)をフィルタリングすることにより高い周波数成分を除去し、信号uf(t)としてマイクロコンピュータ10のA/D変換器11に送る。1次遅れフィルタ6はA/D変換器11のサンプリング周波数よりも低いカットオフ周波数を有するように構成されている。1次遅れフィルタ6の詳細は後述する。
マイクロコンピュータ10のA/D変換器11は、1次遅れフィルタ6から送られてくる信号uf(t)を一定周期でサンプリングし、信号uf(k)として比例積分器12に送る。
比例積分器12は、A/D変換器11から送られてくる信号uf(k)に対して比例積分処理を実行する。比例積分器12で比例積分処理することにより得られた値は、電流積算結果w(k)として、二次電池2のSOC(State Of Charge:充電状態)を推定するために、残量推定部13に送られる。
残量推定部13は、比例積分器12から送られてきた電流積算結果w(k)に基づきSOCの変化分を求め、温度センサ8から送られてくる温度信号によって示される二次電池2の温度、電圧検出回路14から送られてくる電圧信号(詳細は後述する)によって示される二次電池2の電圧、および、A/D変換器11から送られてくる信号uf(k)を用いてSOCの絶対量などを求める。残量推定部13で求められたSOCは、図示しない上位のシステムに通信により伝達される。
電圧検出回路14は、二次電池2の電圧を検出する。この電圧検出回路14で検出された電圧は、電圧信号としてマイクロコンピュータ10の残量推定部13に送られる。
図2は、1次遅れフィルタ6の構成例を示す回路図である。1次遅れフィルタ6は、抵抗値Rの抵抗器22と容量値Cのコンデンサ21とから構成されている。抵抗器22の一端は1次遅れフィルタ6の入力端子であり、電流センサ5から送られてくる信号u(t)が入力される。抵抗器22の他端は、コンデンサ21を介して接地されている。抵抗器22の他端は、1次遅れフィルタ6の出力端子であり、フィルタリングされた信号uf(t)を出力する。この1次遅れフィルタ6の時定数τは、下記(1)式で表される。
Figure 2010223781
図3は、1次遅れフィルタ6の他の構成例を示す回路図である。1次遅れフィルタ6は、抵抗値R1の抵抗器23、抵抗値R2の抵抗器24および容量値Cのコンデンサ21から構成されている。抵抗器23の一端は1次遅れフィルタ6の入力端子であり、電流センサ5から送られてくる信号u(t)が入力される。抵抗器23の他端は、抵抗器24を介して接地されるとともに、コンデンサ21を介して接地されている。抵抗器23の他端は、1次遅れフィルタ6の出力端子であり、フィルタリングされた信号uf(t)を出力する。1次遅れフィルタ6は、直流ゲインをR2/(R1+R2)にする効果があり、電流センサ5の出力に対してA/D変換器11の入力の振幅を小さくすることができる。
電流センサ5としてシャント抵抗を使用する場合は、電流センサ5から出力される信号u(t)は微小であるために、1次遅れフィルタ6により信号を増幅する必要がある。この場合は、オペアンプを使用した1次遅れフィルタ6を用いることができる。図4は、オペアンプを使用した1次遅れフィルタ6の構成例を示す回路図である。1次遅れフィルタ6は、抵抗値R3の抵抗器25、抵抗値Rの抵抗器22、容量値Cのコンデンサ21、バイアス電圧源26およびオペアンプ27から構成されている。
抵抗器25の一端は1次遅れフィルタ6の入力端子であり、電流センサ5から送られてくる信号u(t)が入力される。抵抗器23の他端は、オペアンプ27の反転入力端子(−)に接続されている。オペアンプ27の出力端子と反転入力端子との間には、容量値Cのコンデンサ21および抵抗値Rの抵抗器22が並列に接続されている。オペアンプ27の出力端子は、1次遅れフィルタ6の出力端子であり、フィルタリングされるとともに増幅された信号uf(t)を出力する。オペアンプ27の非反転入力端子(+)にはバイアス電圧源26から電圧Vbが供給される。上記のように構成されるオペアンプを使用した1次遅れフィルタ6の回路は一般的であるので動作の説明は省略するが、その時定数τは、図2に示した1次遅れフィルタの回路と同一にされる。
また、電流センサ5としてシャント抵抗を使用する場合は、電流センサ5から送られてくる信号u(t)は、電流の極性に応じて正側および負側に振れるため、A/D変換器11には、負極性入力を許容する機能が必要となる。
しかしながら、マイクロコンピュータ10に搭載されているA/D変換器11は、一般に正極性しか入力できないため、電流センサ5の出力にオフセットを乗せて、A/D変換器11へ入力する信号uf(t)を正極性とする必要がある。図4に示す1次遅れフィルタ6は、信号uf(t)を正極性とする機能も有する。このように、シャント抵抗を使用すると、図2や図3に示した回路のように簡単な構成ではなく、やや複雑な構成の回路が必要となる。
電流センサ5の出力にオフセットを乗せずに使用するために、正極性および負極性の両方の入力に対応したA/D変換器をマイクロコンピュータ10とは別に設けることもできるが、個別部品として提供されるA/D変換器は比較的高価であり、回路も複雑化するというデメリットがある。
また、ホールCTとしては、必ずしも単電源で動作するものを使用する必要はないが、ホールCTに±電源(単電源ではない)を使用するタイプでは、電流の極性に応じて信号u(t)が正負に振れるために、シャント抵抗を利用した場合と同様に、オペアンプによる1次遅れフィルタまたは個別部品として提供されるA/D変換器が必要となる。
1次遅れフィルタ6の伝達関数F(s)は、下記(2)式で表される。
Figure 2010223781
ここで、Kは1次遅れフィルタ6のゲインであり、図2に示す回路では「1」となる。時定数τを用いて1次遅れフィルタ6のカットオフ周波数を表現すると1/τとなる。
比例積分器12はデジタル演算を行うために、一般的には、その伝達関数は離散系で表現されるが、ここでは理解しやすいように、連続系の伝達関数で表現すると、比例積分器12の伝達関数G(s)は、下記(3)式で表される。
Figure 2010223781
ここで、Mはゲインを示し、ωは比例積分器12の折点周波数を表す。
この折点周波数ωを1次遅れフィルタ6のカットオフ周波数1/τに等しく設定すると、電流センサ5の出力から電流積算結果までの伝達関数H(s)は、下記(4)式で表され、積分の伝達関数形式となる。なお、比例積分器12の折点周波数ωは、1次遅れフィルタ6のカットオフ周波数1/τに厳密に等しい必要はない。
Figure 2010223781
図5は、従来の電流積算結果の一例を示す図である。図5は、二次電池2に流れる電流i(t)、電流センサ5から出力される信号u(t)を積分した信号∫u(t)dt(高い周波数成分を含まない信号u(t)を積分した場合の理想的な積分結果)、および、電流センサ5から出力される信号u(t)を直接にA/D変換器11に入力して、そのA/D変換されたデータを積分演算した信号ΔtΣu(k)を示している。ここで、Δtは、A/D変換のサンプリング間隔を示す。
電流i(t)は、実際には、高い周波数成分を含んだ方形波状の電流である。図5においては、方形波の周波数が高すぎるために、一部直線的な波形や黒く塗りつぶしたような波形として示されている。このように、高い周波数成分を含む信号u(t)を直接にサンプリングして積分演算しても、理想的な積分結果∫u(t)dtに対する誤差が大きくなることがあり、十分な積算精度が得られない。これは、A/D変換のサンプリングに対して高い周波数成分が含まれていることにより、A/D変換したデータに本来は存在しないような直流成分が観測されることに起因する。
図6は、図1に示した回路に、上記と同様な電流を流したときの波形である。ここで、ΔtΣuf(k)は、信号uf(k)を単純に積分演算した波形を示す。ΔtΣuf(k)でも平均的な値のみを見れば、真の積分結果∫u(t)dtの平均的な値と同じ値が観測されるが、真の積分結果∫u(t)dtに対して追従性が悪い。
これに対して、比例積分器12を通した信号w(k)は、図5に示す理想的な積分結果∫u(t)dtと略同一の波形が再現されており、追従性の高さと誤差の少なさを確認できる。
上述した(3)式に示す伝達関数は、実際にはマイクロコンピュータ10によるデジタル演算によって実現されるために、サンプリング周波数による制約を受けるが、電流に含まれるサンプリング周波数以上の周波数成分を1次遅れフィルタ6で十分減衰させることにより、低い周波数からサンプリング周波数付近まで一様な積分特性を得ることができ、高い積分精度と応答性を確保できる。
また、上述した構成によって求められた電流積算結果w(k)は、高い精度と応答性を有するため、電流積算結果w(k)を使用して二次電池パックのSOCを推定することにより、高精度の残量推定を行うことができる安価な二次電池パックを実現できる。
本発明は、電池容量の残量を正確に計量することが求められる二次電池パックなどに利用可能である。
1 二次電池パック
2 二次電池
3 プラス端子
4 マイナス端子
5 電流センサ
6 1次遅れフィルタ
8 温度センサ
9 制御基板
10 マイクロコンピュータ
11 A/D変換器
12 比例積分器
13 残量推定部
14 電圧検出回路
21 コンデンサ
22〜25 抵抗器
26 バイアス電圧源
27 オペアンプ

Claims (6)

  1. 通電路を流れる電流を検出する電流センサと、
    前記電流センサの出力をフィルタリングする1次遅れフィルタと、
    前記1次遅れフィルタでフィルタリングされたアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器と、
    前記A/D変換器から出力されるデジタル信号を比例積分する比例積分器と、
    を備えることを特徴とする電流積算回路装置。
  2. 前記1次遅れフィルタは、前記A/D変換器のサンプリング周波数よりも低いカットオフ周波数を有することを特徴とする請求項1記載の電流積算回路装置。
  3. 前記比例積分器は、前記1次遅れフィルタのカットオフ周波数と略等しい折点周波数を有することを特徴とする請求項1記載の電流積算回路装置。
  4. 前記電流センサは、ホールCTから成ることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の電流積算回路装置。
  5. 前記ホールCTは、単電源のみで動作することを特徴とする請求項4記載の電流積算回路装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の電流積算回路装置と、
    前記電流センサに直列に接続された二次電池と、
    前記電流積算回路装置の比例積分器により得られた電流積算結果を用いて前記二次電池の残容量を推定する残量推定部と、
    を備えることを特徴とする二次電池パック。
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