JP2010221489A - Rtm成形方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】樹脂ひけの発生を未然に防ぎ、繊維強化樹脂部品の表面品質の向上が可能なRTM成形方法を提供する。
【解決手段】予め樹脂が含浸されたプリプレグ2を成形型10の下型11に形成された成形面の上に載せ、樹脂が含浸されていない強化繊維積層体3をプリプレグ2の上に載せ、予め樹脂が含浸されたプリプレグ2を強化繊維積層体3の上に載せる。そして、成形型10の下型11と上型12を型締めして、成形型10内に樹脂を注入して強化繊維積層体3に樹脂を含浸させる。それから、成形型10内で強化繊維積層体3に含浸させた樹脂と、プリプレグ2の樹脂を加熱して硬化させる。
【選択図】図5
【解決手段】予め樹脂が含浸されたプリプレグ2を成形型10の下型11に形成された成形面の上に載せ、樹脂が含浸されていない強化繊維積層体3をプリプレグ2の上に載せ、予め樹脂が含浸されたプリプレグ2を強化繊維積層体3の上に載せる。そして、成形型10の下型11と上型12を型締めして、成形型10内に樹脂を注入して強化繊維積層体3に樹脂を含浸させる。それから、成形型10内で強化繊維積層体3に含浸させた樹脂と、プリプレグ2の樹脂を加熱して硬化させる。
【選択図】図5
Description
本発明は、繊維強化樹脂部品を成形するRTM成形方法に関し、特に繊維強化樹脂部品の表面品質の向上が可能なRTM成形方法に関する。
繊維強化樹脂(FRP)部品は、炭素繊維やガラス繊維等からなる強化繊維基材に熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂のマトリックス樹脂を含浸硬化させて一体化したものであり、軽量でかつ強度特性に優れていることから多くの分野で使用されている。
繊維強化樹脂部品を製造する方法の一つに、RTM成形方法がある。例えば特許文献1には、平滑な成形面を有した成形型のキャビティ内に強化繊維束の積層体からなる強化繊維基材を配置し、キャビティ内に樹脂を注入して強化繊維基材に含浸させ、含浸後に樹脂を硬化させることによって、繊維強化樹脂部品を得るRTM成形方法が示されている。
しかしながら、従来の方法では、成形型内で樹脂の硬化に伴い樹脂が収縮し、強化繊維基材の最外層に含浸されていた樹脂が強化繊維基材の内方に流動する樹脂のひけが発生する。したがって、例えば繊維強化樹脂部品の表面に強化繊維束の織目又は配列の周期に合わせて規則的な凹みが生じたり、繊維強化樹脂部品の最外層の強化繊維束が外部に露出して、表面の平滑性が損なわれ、また、未含浸部分が形成されるなど、繊維強化樹脂部品の外観品質が低下するという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、樹脂ひけの発生を未然に防ぎ、繊維強化樹脂部品の表面品質の向上が可能なRTM成形方法を提供することである。
上記課題を解決する本発明のRTM成形方法は、成形型を用いて繊維強化樹脂部品を成形するRTM成形方法であって、予め樹脂が含浸されたプリプレグを成形型の下型に形成された成形面の上に載せる第1の工程と、樹脂が含浸されていない強化繊維積層体をプリプレグの上に載せる第2の工程と、予め樹脂が含浸されたプリプレグを強化繊維積層体の上に載せる第3の工程と、成形型の下型と上型を型締めして、成形型内に樹脂を注入し、強化繊維積層体に樹脂を含浸させる第4の工程と、成形型内で強化繊維積層体に含浸させた樹脂と、プリプレグの樹脂を加熱して硬化させる第5の工程とを含むことを特徴としている。
本発明によれば、繊維強化樹脂部品の表面を形成する最外層にプリプレグを配置して繊維強化樹脂部品をRTM成形するので、強化繊維基材に含浸された樹脂が硬化して収縮した場合に、最外層のプリプレグに含浸されている樹脂がプリプレグから強化繊維積層体に向かって流れ出すことはなく、繊維強化樹脂部品の表面に樹脂のひけが発生するのを防ぐことができる。したがって、繊維強化樹脂部品の表面を、成形型の成形面に沿った平滑な面とすることができ、良好な表面品質を得ることができる。
次に、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。
まず、図2から図5を用いて、本実施の形態に係わる繊維強化樹脂部品1のRTM成形方法について説明する。
最初に、図2に示すように、成形型10の下型11に形成された平滑な成形面の上にプリプレグ2を載せる(第1の工程)。プリプレグ2は、例えばエポキシ樹脂等のマトリックス樹脂を強化繊維基材に予備含浸させることによって構成されている。プリプレグ2の強化繊維基材には、例えばガラス繊維、炭素繊維、アラミド繊維等が用いられる。
次いで、図3に示すように、プリプレグ2の上に強化繊維積層体3を載せる(第2の工程)。強化繊維積層体3は、樹脂が含浸されていないドライな強化繊維基材を予め設定された板厚になるように積層して構成されている。
それから、図4に示すように、強化繊維積層体3の上にプリプレグ2を載せる(第3の工程)。そして、図5に示すように、成形型10の上型12を閉じて型締めし、成形型10内にマトリックス樹脂を注入して、マトリックス樹脂を強化繊維積層体3に含浸させる(第4の工程)。そして、含浸後に、成形型10内のプリプレグ2のマトリックス樹脂と、強化繊維積層体3に含浸されているマトリックス樹脂を加熱して硬化させ(第5の工程)、繊維強化樹脂部品1を成形する。
図1は、本実施の形態に係わるRTM成形方法により成形された繊維強化樹脂部品1の断面図である。
繊維強化樹脂部品1は、図1に示すように、RTM硬化層5の両面に最外層としてプリプレグ硬化層6が形成されている。プリプレグ硬化層6は、プリプレグ2に予備含浸されているマトリックス樹脂の硬化によって構成され、RTM硬化層5は、強化繊維積層体に含浸させた樹脂の硬化によって構成されている。
上記したRTM成形方法によれば、繊維強化樹脂部品1の表面を形成する最外層にプリプレグ2を配置して繊維強化樹脂部品1を成形するので、RTM硬化層5を形成する強化繊維積層体3に含浸された樹脂が硬化して収縮した場合に、プリプレグ2に予備含浸されている樹脂がプリプレグ2から強化繊維積層体3に向かって流れ出すことはなく、繊維強化樹脂部品1の表面に樹脂のひけが発生するのを防ぐことができる。したがって、繊維強化樹脂部品1の表面を、下型11と上型12の成形面に沿った平滑な面とすることができ、良好な表面品質を得ることができる。
なお、強化繊維積層体3をCFRPで構成する場合には、強化繊維基材がガラス繊維で構成されたプリプレグ2を用いることによって、繊維強化樹脂部品1に電気絶縁性を付加することができ、電食による腐食を防ぐことができる。
本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記した実施の形態では、RTM硬化層5を形成する強化繊維積層体3の両面に、プリプレグ2を積層する場合を例に説明したが、強化繊維積層体3の片面のみでもよい。すなわち、繊維強化樹脂部品1の片側面のみが表面とされる場合には、かかる片側のみにプリプレグ2を積層して、繊維強化樹脂部品1の片側面を、下型11または上型12の成形面に沿った平滑な平面としてもよい。
1 繊維強化樹脂部品
2 プリプレグ
3 強化繊維積層体
5 RTM層
6 プリプレグ硬化層
2 プリプレグ
3 強化繊維積層体
5 RTM層
6 プリプレグ硬化層
Claims (1)
- 成形型を用いて繊維強化樹脂部品を成形するRTM成形方法であって、
予め樹脂が含浸されたプリプレグを成形型の下型に形成された成形面の上に載せる第1の工程と、
前記プリプレグの上に、樹脂が含浸されていない強化繊維積層体を載せる第2の工程と、
予め樹脂が含浸されたプリプレグを前記強化繊維積層体の上に載せる第3の工程と、
前記成形型の下型と上型を型締めして、前記成形型内に樹脂を注入し、前記強化繊維積層体に樹脂を含浸させる第4の工程と、
前記成形型内で前記強化繊維積層体に含浸させた樹脂と、前記プリプレグの樹脂を加熱して硬化させる第5の工程と、
を含むことを特徴とする繊維強化樹脂部品のRTM成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009070404A JP2010221489A (ja) | 2009-03-23 | 2009-03-23 | Rtm成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009070404A JP2010221489A (ja) | 2009-03-23 | 2009-03-23 | Rtm成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2010221489A true JP2010221489A (ja) | 2010-10-07 |
Family
ID=43039198
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2009070404A Pending JP2010221489A (ja) | 2009-03-23 | 2009-03-23 | Rtm成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2010221489A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013031360A1 (ja) * | 2011-09-04 | 2013-03-07 | 本田技研工業株式会社 | 繊維強化樹脂部材および繊維強化樹脂部材の製造方法 |
| KR101561287B1 (ko) * | 2014-02-12 | 2015-10-16 | 도레이첨단소재 주식회사 | 표면보호층을 이용한 rtm 성형방법 |
| WO2018051445A1 (ja) | 2016-09-14 | 2018-03-22 | 日産自動車株式会社 | 複合材料の成形方法および複合材料 |
| CN114131957A (zh) * | 2021-11-12 | 2022-03-04 | 湖北三江航天红阳机电有限公司 | 一种大尺寸rtm产品用模具及rtm产品的制备方法 |
-
2009
- 2009-03-23 JP JP2009070404A patent/JP2010221489A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN114131957A (zh) * | 2021-11-12 | 2022-03-04 | 湖北三江航天红阳机电有限公司 | 一种大尺寸rtm产品用模具及rtm产品的制备方法 |
| CN114131957B (zh) * | 2021-11-12 | 2023-12-19 | 湖北三江航天红阳机电有限公司 | 一种大尺寸rtm产品用模具及rtm产品的制备方法 |
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