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JP2010211885A - 半導体装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置および半導体装置の製造方法 Download PDF

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JP2010211885A JP2009058498A JP2009058498A JP2010211885A JP 2010211885 A JP2010211885 A JP 2010211885A JP 2009058498 A JP2009058498 A JP 2009058498A JP 2009058498 A JP2009058498 A JP 2009058498A JP 2010211885 A JP2010211885 A JP 2010211885A
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郁 森
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陽 菊竹
Shigemasa Ito
成真 伊藤
Shusaku Yamaguchi
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Abstract

【課題】 テスト用の回路と配線を最小限にして、多くの端子の接続テストを効率的に実施する。
【解決手段】 半導体装置は、複数の入力端子を介して複数データを受信し、クロック信号に同期して複数のデータから一のデータを選択して共通バスに供給する。半導体装置は、共通バスのデータを複数の出力端子の内の第1出力端子から出力し、共通バスのデータを反転させた反転データを複数の出力端子の内の第1出力端子に隣接する第2出力端子から出力する。そして、半導体装置は、第1出力端子から出力されるデータおよび第2出力端子から反転データをチェックすることで製造される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体装置および半導体装置の製造方法に関する。
一般に、半導体チップを基板に搭載したシステム製品では、良品チップを基板に搭載した後、半導体チップと基板との接続テスト、あるいは基板上で相互に接続される複数の半導体チップ間の接続テストを実施する必要がある。例えば、半導体チップは、入力端子と出力端子との間に配置されたテスト回路を有する。接続テストは、入力端子に供給されるテストパターンをテスト回路を介して出力端子から出力し、期待値と比較することで実施される(例えば、特許文献1−4参照)。
特開2004−317221号公報 特表2001−520780号公報 特開2004−61272号公報 特開2000−236069号公報
接続テスト用の回路や配線は、チップサイズの増加を防ぐために最小限にする必要がある。また、テスト時間を短縮するためには、少ないテストサイクルで多く端子の接続不良を検出する必要がある。
本発明の目的は、テスト用の回路と配線を最小限にして、多くの端子の接続テストを効率的に実施することである。
半導体装置は、複数の入力端子を介して複数データを受信し、クロック信号に同期して複数のデータから一のデータを選択して共通バスに供給する。半導体装置は、共通バスのデータを複数の出力端子の内の第1出力端子から出力し、共通バスのデータを反転させた反転データを複数の出力端子の内の第1出力端子に隣接する第2出力端子から出力する。そして、半導体装置は、第1出力端子から出力されるデータおよび第2出力端子から反転データをチェックすることで製造される。
共通バスに選択的にデータを供給し、共通バスに供給されるデータおよびその反転データを第1および第2出力端子から出力することで、テスト用の回路と配線を最小限にして、少ないテストサイクルで多く端子の接続テストを実施できる。
一実施形態における半導体装置の例を示している。 図1に示した半導体装置のチップレイアウトの例を示している。 図1に示したテスト入力回路の例を示している。 図1に示したテスト出力回路の例を示している。 図3に示したレジスタの例を示している。 図3に示したレジスタの例を示している。 図3に示したレジスタリセット回路の例を示している。 図3に示したテストデータ選択部の例を示している。 図4に示したデータ選択部の例を示している。 図1に示した半導体メモリが搭載されるシステムの例を示している。 図10に示したシステムの製造方法の例を示している。 図11に示した相互接続テストを実施するテストシステムの例を示している。 図12に示したテストシステムにより相互接続テストを実施する例を示している。 図12に示したテストシステムにより相互接続テストを実施する別の例を示している。 図12に示したテストシステムにより相互接続テストを実施する別の例を示している。 別の実施形態における半導体装置の例を示している。 図16に示した半導体メモリが搭載されるシステムの例を示している。 図17に示したシステムの相互接続テストを実施する例を示している。 別の実施形態における半導体装置の例を示している。 図19に示したテスト入力回路およびテスト出力回路の例を示している。 図20に示した入力データ選択部、データラッチおよび出力データ選択部の例を示している。 図19に示したデータ出力バッファおよびデータ入力バッファの例を示している。 図19に示した半導体メモリが搭載されるシステムの相互接続テストを実施する例を示している。 別の実施形態における半導体装置のデータ選択部の例を示している。
以下、図面を用いて実施形態を説明する。図中、太線で示した信号線は、複数本を示す。太線が接続されているブロックの一部は、複数の回路を有する。信号が伝達される信号線には、信号名と同じ符号を使用する。末尾に”Z”の付いている信号は、正論理を示している。末尾に”X”の付いている信号および先頭に”/”の付いている信号は、負論理を示している。図中の二重の四角印は、外部端子を示している。外部端子は、例えば、半導体チップ上のパッド、あるいは半導体チップが収納されるパッケージのリードである。外部端子を介して供給される信号には、端子名と同じ符号を使用する。
図1は、一実施形態における半導体装置の例を示している。例えば、半導体装置は、SDRAM等の半導体メモリMEMである。半導体メモリMEMは、クロック信号CLKに同期して動作するが、クロック信号CLKに非同期で動作してもよい。半導体メモリMEMは、単一のメモリチップとして形成されてもよく、パッケージに封入された半導体記憶装置として形成されてもよい。
半導体メモリMEMは、クロックバッファ10、クロックイネーブルラッチ12、アドレスバッファ14、アドレスラッチ16、コマンドバッファ18、コマンドデコーダ20、テスト入力回路22、テスト出力回路24、データ出力バッファ26、データ入力バッファ28、バーストコントローラ30、アドレスコントローラ32、モードレジスタ34、コアコントローラ36、バスコントローラ38およびメモリコア40を有している。
クロックバッファ10は、クロック信号CLKおよびクロックイネーブル信号CKEを受け、受けた信号を内部クロック信号ICLKおよび内部クロックイネーブル信号ICKEとして出力する。内部クロック信号ICLKは、クロックに同期して動作する回路に供給される。
クロックイネーブルラッチ12は、内部クロック信号ICLKの立ち上がりエッジに同期して内部クロックイネーブル信号CKEの論理レベルをラッチし、ラッチしたレベルを有するラッチクロックイネーブル信号LCKEを出力する。ラッチクロックイネーブル信号LCKEが高レベルの期間に、半導体メモリMEMの動作モードは通常動作モードに設定され、半導体メモリMEMは、外部コマンドに応じて書き込み動作、読み出し動作およびリフレッシュ動作等を実行する。ラッチクロックイネーブル信号LCKEが低レベルの期間に、半導体メモリMEMはパワーダウンモードに設定される。例えば、パワーダウンモードでは、消費電力が削減するために、クロックバッファ10およびクロックイネーブルラッチ12以外の動作が禁止される。
アドレスバッファ14は、チップセレクト信号CSZが高レベルに活性化されている間、例えば、23ビットのアドレス信号A0−22を受け、受けた信号を内部アドレス信号IA0−22として出力する。この例では、コラムアドレス信号およびロウアドレス信号は、アドレス端子A0−8およびアドレス端子A9−22に同時に供給される。すなわち、半導体メモリMEMは、アドレスノンマルチプレクスタイプである。なお、コラムアドレス信号およびロウアドレス信号は、共通のアドレス端子に時分割で供給されてもよい。
アドレスラッチ16は、クロック信号ICLKに同期して内部アドレス信号IA0−22の論理レベルをラッチし、ラッチしたレベルを有するラッチアドレス信号LA0−22を出力する。
コマンドバッファ18は、コマンド信号CMDを受け、受けた信号を内部コマンド信号ICMDとして出力する。例えば、コマンド信号CMDは、チップセレクト信号/CS、ロウアドレスストローブ信号/RAS、コラムアドレスストローブ信号/CASおよびライトイネーブル信号/WEを含む。内部コマンド信号ICMDは、チップセレクト信号CSZ、ロウアドレスストローブ信号RASZ、コラムアドレスストローブ信号CASZおよびライトイネーブル信号WEZを含む。コマンドデコーダ20は、内部コマンド信号ICMDを受け、受けた信号を解読し、メモリコア40を動作させるための動作制御信号またはモードレジスタ34を設定するための設定信号を出力する。
テスト入力回路22は、後述する相互接続テストを実施するために、アドレス信号IA0−22およびコマンド信号ICMDに応じてテスト信号TESZを高レベルに活性化する。テスト信号TESZの活性化により、半導体メモリMEMの動作モードは、通常動作モードからテストモードに移行する。テスト入力回路22は、テストモード中にデータ出力バッファ26をイネーブルにするために、アドレス信号IA0−22およびコマンド信号ICMDに応じて、テストアウトプットイネーブル信号TESOEZを高レベルに活性化する。
また、テスト入力回路22は、アドレス信号IA0−10、12−22、内部コマンド信号ICMD、クロック信号ICLKおよびクロックイネーブル信号ICKEの1つをテストデータとして順次に選択し、選択した信号の論理レベルを反転し、反転テストデータとしてテストデータバスTBUSXに出力する。信号の選択は、図3および図13に示すように、外部アドレス端子A11に供給されるクロック信号に同期して行われる。テストデータバスTBUSXは、入力端子IA0−10、12−22、CLK、CKE、CMDおよびデータ端子DQ0−15に共通のテストデータバスである。なお、テストデータバスTBUSXは、データバスCDBXに合わせて負論理に設定されているが、データバスCDBXが正論理の場合、正論理に設定されてもよい。
テスト出力回路24は、通常動作モード中に、メモリコア40からデータバスCDBXを介して転送される16ビットの読み出しデータをデータ出力バスDOUTXの対応するビットに出力する。データバスCDBXおよびデータ出力バスDOUTX上の読み出しデータの論理は、データ端子DQ0−15から出力される読み出しデータの論理と逆である。テスト出力回路24は、テストモード中に、テストデータバスTBUSXを介して転送される共通のテストデータをデータ出力バスDOUTXの全てビットに出力する。テスト出力回路24は、テストアウトプットイネーブル信号TESOEZまたはアウトプットイネーブル信号OE0Zの高レベル期間に、アウトプットイネーブル信号OEZを高レベルに設定する。
データ出力バッファ26は、読み出しデータおよびテストデータをアウトプットイネーブル信号OEZの高レベル期間にデータ端子DQ0−15に出力する。データ出力バッファ26は、通常動作モードにおける読み出し動作時に、データ出力バスDOUTXを介して転送される読み出しデータの論理を反転し、データ端子DQ0−15にそれぞれ出力する。データ出力バッファ26は、テストモード中に、データ出力バスDOUTXを介して転送される共通のテストデータをデータ端子DQ0−15に同時に出力する。この際、テストデータバスTBUSX上のテストデータの論理レベルが、偶数番号のデータ端子DQ0、2、...、14に出力される。テストデータバスTBUSX上のテストデータの論理を反転したレベルが、奇数番号のデータ端子DQ1、3、...、15に出力される。データ端子DQ0−15は、図2に示すように、ビット番号順に半導体メモリチップMEM上に配置される。このため、テストモード中に、互いに論理レベルが反転したテストデータが、隣接する2つのデータ端子DQから出力される。
データ入力バッファ28は、データ端子DQ0−15に供給される書き込みデータをライトイネーブル信号WR0Zに同期して受ける。データ入力バッファ28は、通常動作モードにおける書き込み動作時に、データ端子DQ0−15を介して供給される書き込みデータを受信し、論理レベルを反転し、反転した書き込みデータをデータバスCDBX(データ入力バスDINX)を介してメモリコア40に出力する。
バーストコントローラ30は、モードレジスタ34に設定されるバースト長に応じてコラムコントローラCCNTの動作を制御する制御信号を出力する。バーストコントローラ30は、アドレスコントローラ32から出力される先頭のコラムアドレス信号に続くコラムアドレス信号を生成し、コラムコントローラCCNTに出力するアドレスカウンタを有している。
アドレスコントローラ32は、アドレスラッチ16からのコラムアドレス信号LA0−8を、メモリコア40の動作タイミングに合わせてコラムコントローラCCNTに出力する。アドレスコントローラ32は、アドレスラッチ16からのロウアドレス信号LA9−22を、メモリコア40の動作タイミングに合わせてロウコントローラRCNTに出力する。また、アドレスコントローラ32は、モードレジスタ34を設定するためのアドレス信号LA(LA0−22の少なくとも1ビット)をモードレジスタ34に出力する。
モードレジスタ34は、例えば、モードレジスタ設定コマンドとともに供給されるアドレス信号に応じて設定される。モードレジスタ34により、バースト長やリードレイテンシなどの半導体メモリMEMの動作仕様が設定される。
コアコントローラ36は、メモリコア40の書き込み動作、読み出し動作およびリフレッシュ動作を制御するタイミング信号を、コマンド信号CMDに応答して出力する。コアコントローラ36は、コマンド信号CMDが書き込みコマンドを示すときに、ライトイネーブル信号WR0Zを活性化する。コアコントローラ36は、コマンド信号CMDが読み出しコマンドを示すときに、アウトプットイネーブル信号OE0Zを活性化する。
バスコントローラ38は、読み出し動作時に、リードアンプRAからの読み出しデータをデータバスCDBXに出力する。バスコントローラ38は、書き込み動作時に、データバスCDBXに転送される書き込みデータをライトアンプWAに出力する。
メモリコア40は、コラムコントローラCCNT、ロウコントローラRCNT、リードアンプRA、ライトアンプWAおよびメモリセルアレイARYを有している。例えば、メモリセルアレイARYは、マトリックス状に配置された複数のダイナミックメモリセルと、メモリセルMCに接続された複数のワード線および複数のビット線とを有している。ロウコントローラRCNTは、ワード線の1つを選択するためにロウアドレス信号LA9−22をデコードする。コラムコントローラCCNTは、ビット線を選択するためにコラムアドレス信号LA0−8をデコードする。そして、選択されたワード線とビット線に接続されたメモリセルがアクセスされる。
図2は、図1に示した半導体装置のチップレイアウトの例を示している。特に限定されないが、半導体メモリMEMは、図の上辺に沿って配置されたアドレス端子A0−22、クロックイネーブル端子CKE、クロック端子CLKおよびコマンド端子/CS、/RAS、/CAS、/WEと、図の下辺に沿って配置されたデータ端子DQ0−15とを有している。例えば、メモリコア40は、チップの中央に4つに分割して配置される。テスト入力回路22は、上辺に配置された端子(パッド)とメモリコア40の間に配置される周辺回路領域PCA1に配置される。周辺回路領域PCA1には、クロックバッファ10、クロックイネーブルラッチ12、アドレスバッファ14、アドレスラッチ16、コマンドバッファ18およびコマンドデコーダ20も配置される。テスト出力回路24は、下辺に配置された端子(パッド)とメモリコア40の間に配置される周辺回路領域PCA2に配置される。周辺回路領域PCA2には、データ出力バッファ26およびデータ入力バッファ28も配置される。
テスト入力回路22とテスト出力回路24との距離は、例えば10mm程度であり、テストデータバスTBUSXの配線は長い。この実施形態では、1本のテストデータバスTBUSXが、入力端子A0−10、12−22、CKE、CLK、/CS、/RAS、/CAS、/WEで受けるテストデータに共通に配線される。これにより、テストデータバスTBUSXの配線領域を含むテスト回路の面積を最小限にでき、チップサイズを小さくできる。
図3は、図1に示したテスト入力回路22の例を示している。テスト入力回路22は、テストエントリ回路TENT、複数のAND回路を有するテスト入力部TIU、レジスタリセット回路RRST、クロック駆動部CDU、シフトレジスタSFTR、複数のテストデータ選択部TDU、クランプ回路CLMPおよびバッファ回路BUF1、BUF2を有している。なお、図中のラッチ回路SFFは、図1に示したクロックイネーブルラッチ12、アドレスラッチ16またはコマンドデコーダ20内に配置される。
テストエントリ回路TENTは、コマンド信号ICMDおよびアドレス信号IAをクロック信号ICLKに同期して受ける。アドレス信号IAは、ビットIA11を除く少なくとも2ビットである。テストエントリ回路TENTは、コマンド信号ICMDおよびアドレス信号IAが第1エントリコマンドを示すときに、テスト信号TESZを高レベルに活性化する。テストエントリ回路TENTは、コマンド信号ICMDおよびアドレス信号IAが第2エントリコマンドを示すときに、テストアウトプットイネーブル信号TESOEZを高レベルに活性化する。テストエントリ回路TENTは、コマンド信号ICMDおよびアドレス信号IAがイグジットコマンドを示すときに、テスト信号TESZおよびテストアウトプットイネーブル信号TESOEZを低レベルに非活性化する。
テスト入力部TIUのAND回路は、図2に示した外部入力端子A0−22、CKE、CLK、/CS、/RAS、/CAS、/WEに対応して形成される。図では、説明を簡単にするために、外部入力端子A3、CKE、CLK、A11、A4に対応するAND回路のみを示している。以下の説明では、これ等外部入力端子A3、CKE、CLK、A11、A4に対応する回路の説明をする。
AND回路は、テスト信号TESZが高レベルのときに有効になり、外部入力端子から供給されるテストデータIA3(またはICKE、ICLK、IA4)を受け、受けた信号をテスト入力データTA3Z(またはTCKEZ、TCLKZ、TA4Z)として出力する。但し、端子A11に対応するAND回路は、外部入力端子から供給される信号IA11を、クロック信号として出力する。クロック駆動部CDUは、バッファ回路BUF1を介して受けるクロック信号(A11)をシフトクロック信号SCLKZとして出力する。
レジスタリセット回路RRSTは、テスト信号TESZが低レベルのときに低レベルのレジスタリセット信号RRSTXを出力する。レジスタリセット回路RRSTは、テスト信号TESZが高レベルのときに高レベルのレジスタリセット信号RRSTXを出力する。
シフトレジスタSFTRは、直列に接続された複数のレジスタREG0、REGを有している。レジスタREG0またはREGは、アドレス端子A11を除く外部入力端子(図2の上辺に配置された端子)に対応して形成されている。レジスタREG0は、テスト信号TESZが低レベルのときに低レベルのイネーブル信号EN0Zを出力する。レジスタREGは、レジスタリセット信号RRSTXが低レベルのときに低レベルのイネーブル信号EN1Z(またはEN2Z−3Z)を出力する。
この状態で、テスト信号TESZおよびレジスタリセット信号RRSTXが高レベルに変化すると、イネーブル信号EN0Zのみが高レベルに変化し、他のイネーブル信号EN1Z−3Zは低レベルに維持される。この後、シフトクロック信号SCLKZが高レベルに変化する毎に、高レベルを出力するイネーブル信号EN1Z(またはEN2Z−3Z)が順次にシフトする。すなわち、テストモード中に、シフトレジスタSFTRは、イネーブル信号EN0Z−3Zの1つのみを順次に活性化する。
なお、シフトクロック信号SCLKZを出力するクロック駆動部CDUは、イネーブル信号EN3Zを出力する最終のレジスタREG側に配置される。これにより、シフトクロック信号SCLKZがレジスタREG、REG0に伝達される方向は、シフトレジスタSFTRのシフト方向と逆になる。レジスタREG、REG0をシフト方向の末端側(図の右側)から動作させることで、シフトレジスタSFTR内を信号が連鎖的に伝達することを防止でき、テスト入力回路22の誤動作を防止できる。
テストデータ選択部TDUは、対応するイネーブル信号EN0Z(またはEN1Z−3Z)が高レベルのときに、AND回路からのテスト入力データTA3Z(またはTCKEZ、TCLKZ、TA4Z)をテストデータバスTBUSZに出力する。クランプ回路CLMPは、低レベルのテスト信号TESZを受けているとき、テストデータバスTBUSZを接地電圧VSS(リセット電圧)にクランプする。これにより、通常動作モード中(TESZ=低レベル)に、テストデータバスTBUSXをバッファ回路BUF2を介して高レベル(リセットレベル)に保持できる。配線長が長く負荷容量が大きいテストデータバスTBUSXの電圧レベルを固定することにより、通常動作モード中に無駄な電力が消費されることを防止できる。
図4は、図1に示したテスト出力回路24の例を示している。テスト出力回路24は、アウトプットイネーブル生成回路OEGENと、データ端子DQ0−15に対応するデータ選択部DSU0またはDSU1を有している。
アウトプットイネーブル生成回路OEGENは、通常動作モード中(TESZ=低レベル)に、コアコントローラ36からのアウトプットイネーブル信号OE0Zをアウトプットイネーブル信号OEZとして出力する。アウトプットイネーブル生成回路OEGENは、テストモード中(TESZ=高レベル)に、テストエントリ回路TENTからのテストアウトプットイネーブル信号TESOEZをアウトプットイネーブル信号OEZとして出力する。
データ選択部DSU0は、偶数番号のデータ端子DQ0、2、...、14に対応して形成される。データ選択部DSU1は、奇数番号のデータ端子DQ1、3、...、15に対応して形成される。データ選択部DSU0−1は、通常動作モード中(TESZ=低レベル)に、データバスCDBX(CDB0X−15X)を介してメモリコア40から転送される読み出しデータをデータ出力バスDOUTX(DOUT0X−15X)にそれぞれ出力する。データ選択部DSU0−1は、テストモード中(TESZ=高レベル)に、テストデータバスTBUSXを介してテスト入力回路22から転送される1ビットのテストデータをデータ出力バスDOUTX(DOUT0X−15X)に出力する。
但し、データ選択部DSU0は、テストデータを論理レベルを変えることなくデータ出力バスDOUTX(DOUT0X、2X、...、14X)に出力する。データ選択部DSU1は、テストデータの論理レベルを反転し、データ出力バスDOUTX(DOUT1X、3X、...、15X)に出力する。これにより、テストモード中に、1ビットの共通のテストデータを用いて、互いに隣接するデータ端子DQ(例えば、DQ1とDQ0、2)を反対の論理レベルに設定できる。この結果、後述するように、半導体メモリチップMEMと他のチップを接続してシステムSYSを形成するときに、複数の外部端子の接続不良を同時に検出できる。すなわち、配線の相互接続テストを効率的に実施できる。
図5は、図3に示したレジスタREG0の例を示している。レジスタREG0は、シフトクロック信号SCLKZに同期して動作する直列に接続されたラッチ回路LT1、LT2と、ラッチ回路LT2の出力に接続されたNORゲートとを有している。ラッチ回路LT1が入力端子INで受ける電圧VIIは、内部電源電圧である。内部電源電圧VIIは、外部電源電圧を用いて、半導体メモリMEMに形成される電圧生成回路により生成される。
レジスタREG0は、通常動作モード中(TESZ=低レベル)に低レベルを出力端子OUT(EN0Z)に出力する。レジスタREG0は、テストモードにエントリされたときに(TESZ=高レベル)に高レベルを出力端子OUTに出力する。レジスタREG0は、リセットが解除された後(RRSTX=高レベル)、シフトクロック信号SCLKZの最初の立ち上がりエッジに同期して低レベルを出力端子OUTに出力する。以降、レジスタREG0は、低レベルを出力し続ける。
図6は、図3に示したレジスタREGの例を示している。レジスタREGは、シフトクロック信号SCLKZに同期して動作する直列に接続されたラッチ回路LT1、LT2と、ラッチ回路LT2の出力に接続されたバッファ回路BUF3とを有している。ラッチ回路LT1、LT2は、レジスタREG0のラッチ回路LT1−2と同じである。バッファ回路BUF3は直列に接続された一対のインバータを有している。
レジスタREGは、リセット中(RRSTX=低レベル)に低レベルを出力端子OUT(EN1Z−3Z)に出力する。レジスタREGは、リセットが解除された後(RRSTX=高レベル)、シフトクロック信号SCLKZの立ち上がりエッジに同期して入力端子IN(EN0Z−2Z)で受けるレベルをラッチし、ラッチしたレベルを出力端子OUTに出力する。
図7は、図3に示したレジスタリセット回路RRSTの例を示している。レジスタリセット回路RRSTは、テスト信号TESZの反転レベルとスタータ信号STTZを受けるNOR回路を有している。スタータ信号STTZは、半導体メモリMEM内に形成されるパワーオンリセット回路により生成される。スタータ信号STTZは、パワーオン時に外部電源電圧が所定の電圧に上昇するまで高レベルに設定され、その後低レベルに設定される。
レジスタリセット回路RRSTは、テスト信号TESZが低レベルの期間またはスタータ信号STTZが高レベルの期間に、リセット信号RRSTXを低レベルに活性化する。図3に示したシフトレジスタSFTRは、リセット信号RRSTXにより、パワーオン時(STTZ=高レベル)または通常動作モード中(TESZ=低レベル)にリセットされ、レジスタREG0、REGから低レベルのイネーブル信号EN0Z−3Zを出力する。
図8は、図3に示したテストデータ選択部TDUの例を示している。テストデータ選択部TDUは、pMOSトランジスタPM1およびnMOSトランジスタNM1を有するトライステートバッファTSBUFと、トライステートバッファTSBUFの動作を制御する論理回路とを有している。
テストデータ選択部TDUは、低レベルのイネーブル信号EN0Z(またはEN1Z−3Z)を受けているときに、トライステートバッファTSBUFを非活性化し、トランジスタPM1、NM1のドレインをフローティング状態に設定する。テストデータ選択部TDUは、高レベルのイネーブル信号EN0Z(またはEN1Z−3Z)を受けているときに、トライステートバッファTSBUFを活性化する。このとき、テストデータ選択部TDUは、図3に示したAND回路からのテスト入力データTA3Z(またはTCKEZ、TCLKZ、TA4Z)の論理レベルをテストデータバスTBUSZに出力する。
図9は、図4に示したデータ選択部DSU0−1の例を示している。データ選択部DSU0−1は、データバスCDBXをデータ出力バスDOUTXに接続するスイッチSW1と、テストデータバスTBUSXをデータ出力バスDOUTXに接続するスイッチSW2とを有している。例えば、スイッチSW1−2は、CMOS伝達ゲートを有する。データ選択部DSU0−1は、通常動作モード中(TESZ=低レベル)に、スイッチSW1をオンし、テストモード中(TESZ=低レベル)にスイッチSW2をオンする。
データ選択部DSU0は、通常動作モード中に、偶数番号のデータ端子DQに対応するデータバスCDBX上の読み出しデータをデータ出力バスDOUTXに出力する。データ選択部DSU1は、通常動作モード中に、奇数番号のデータ端子DQに対応するデータバスCDBX上の読み出しデータをデータ出力バスDOUTXに出力する。データ選択部DSU0−1は、テストモード中に、テストデータバスTBUSX上のテストデータをデータ出力バスDOUTXに出力する。
データ選択部DSU0は、2つのインバータとスイッチSW2を介してテストデータバスTBUSX上のテストデータを、論理レベルを変えずにデータ出力バスDOUTXに伝達する。データ選択部DSU1は、3つのインバータとスイッチSW2を介してテストデータバスTBUSX上のテストデータを、論理を反転してデータ出力バスDOUTXに伝達する。すなわち、3つのインバータのうちの1つは、テストデータバスTBUSX上のテストデータの論理レベルを反転するために設けられる。このため、テストデータの論理レベルを反転したテストデータが奇数番号のデータ出力バスDOUTXに転送される。
図10は、図1に示した半導体メモリMEMが搭載されるシステムSYSの例を示している。システムSYS(ユーザシステム)は、例えば、デジタルテレビジョン、ビデオレコーダまたはパーソナルコンピュータ等のコンピュータ機器の少なくとも一部である。なお、後述する実施形態においても、半導体メモリMEMは、図10と同様のシステムSYSに搭載される。
システムSYSは、システムインパッケージSiPの形態を有している。あるいは、システムSYSは、マルチチップパッケージMCP、チップオンチップCoC、パッケージオンパッケージPoPあるいはプリント基板の形態でもよい。
例えば、システムSYSは、半導体集積回路チップLOGICと2つの半導体メモリチップMEMとを基板上に搭載することで形成されている。半導体集積回路チップLOGICは、コンピュータ機器の機能を実現するためのロジック回路に加えて、半導体メモリMEMをアクセスするためのメモリコントローラMCNTおよびダイレクトアクセス回路DAを有している。半導体メモリチップMEMの外部端子は、半導体集積回路チップLOGICの外部端子のみに接続され、SiPの外部には接続されていない。以下の説明では、半導体集積回路チップLOGICをロジックチップLOGICと称する。
メモリコントローラMCNTは、ロジックチップLOGIC内で発行され、あるいはSiPの外部から発行される半導体メモリMEMのアクセス要求に応答して、半導体メモリMEMをアクセスする。また、メモリコントローラMCNTは、BIST(Built-In Self Test)回路および相互接続テスト回路ICTを有している。BIST回路は、SiPに搭載された半導体メモリMEMの動作テストを実施し、テスト結果をSiPの外部に出力する。例えば、BIST回路は、図11に示す最終動作テスト(ステップS310)を実施する。
相互接続テスト回路ICTは、ロジックチップLOGICと半導体メモリチップMEMとの接続をチェックする相互接続テストを実施し、テスト結果をロジックチップLOGICの外部端子を介してSiPの外部に出力する。テスト結果は、パス/フェイルの情報のみを含み、あるいは接続不良の端子の情報を含む。例えば、相互接続テスト回路ICTは、図11に示す相互接続テスト(ステップS310)を実施する。なお、相互接続テスト回路ICTは、BIST回路内に形成されてもよい。あるいは、相互接続テスト回路ICTは、ロジックチップLOGICの外部またはSiPの外部に形成されてもよい。
ダイレクトアクセス回路DAは、例えば、SiPに搭載された半導体メモリMEMの不良を解析するときに使用される。ダイレクトアクセス回路DAにより、SiPの外部からロジックチップLOGICを介して、半導体メモリMEMを直接アクセスできる。
図11は、図10に示したシステムSYSの製造方法の例を示している。この例では、ステップS100−S120において半導体メモリチップMEMが製造される(メモリ製造工程)。ステップS200−S220においてロジックチップLOGICが製造される(ロジック製造工程)。ステップS300−S330において、半導体メモリチップMEMおよびロジックチップLOGICが搭載されるSiPが製造される(SiP製造工程)。メモリ製造工程、ロジック製造工程およびSiP製造工程は、同じベンダーにより実施されてもよく、互いに異なるベンダーにより実施されてもよい。
まず、ステップS100において、半導体ウエハ上に半導体メモリチップMEMが製造される。ステップS110において、半導体メモリチップMEMのテストが実施され、ウエハ上で良品チップと不良チップとが選別される。ステップS120において、半導体メモリチップMEMが形成されたウエハは、SiPベンダーに向けて出荷される。あるいは、半導体メモリチップMEMが形成されたウエハは、SiP製造工程に運ばれる。なお、メモリ製造工程において、ウエハから良品チップのみを取り出すダイシング工程を半導体メモリチップMEMのテスト後に実施し、良品チップのみを出荷してもよい。
一方、ステップS200において、半導体ウエハ上にロジックチップLOGICが製造される。ステップS210において、ロジックチップLOGICのテストが実施され、ウエハ上で良品チップと不良チップとが選別される。ステップS220において、ロジックチップLOGICが形成されたウエハは、SiPベンダーに向けて出荷される。あるいは、ロジックチップLOGICが形成されたウエハは、SiP製造工程に運ばれる。なお、ロジック製造工程において、ウエハから良品チップのみを取り出すダイシング工程をロジックチップLOGICのテスト後に実施し、良品チップのみを出荷してもよい。
ステップS300において、良品チップMEMと良品チップLOGICが基板上に搭載され、SiPが組み立てられる。なお、半導体メモリチップMEMとロジックチップLOGICがウエハ状態で納入されるとき、ステップS300は、ダイシング工程を含む。ロジックチップLOGICの外部端子は、ボンディングワイヤまたはバンプ等の信号線を用いて基板上の端子に接続される。半導体メモリチップMEMの外部端子は、ボンディングワイヤまたはバンプを用いてロジックチップLOGICの外部端子に接続される。
ステップS310において、半導体メモリチップMEMの外部端子がロジックチップLOGICの外部端子に接続されていることを確認するために、相互接続テストが実施される。相互接続テストの後に、SiPの最終動作テストが実施される。相互接続テストの具体例は、図12から図15に示す。次に、ステップS320において、相互接続テストおよび最終動作テストにより検出された不良のSiPが取り除かれる。そして、ステップS330において、製造されたSiPは出荷される。あるいは、SiPは、SiPが搭載されるコンピュータ機器の組み立て工程に運ばれる。
図12は、図11に示した相互接続テストを実施するテストシステムTSYSの例を示している。テストシステムTSYSは、LSIテスタ等のテスト装置TESTと、複数のSiPが搭載されるソケットSCKTを有する評価ボートBRDとを含む。
テスト装置TESTは、相互接続テスト回路ICTを起動するためのテストコマンドを各SiPに供給する。テストコマンドは、複数のSiPに同時に供給されてもよく、各SiPに順次に供給されてもよい。テストコマンドを受けたSiPは、ロジックチップLOGICの外部端子と半導体メモリチップMEMの外部端子との相互接続テストを実施し、テスト結果をテスト装置TESTに出力する。
LSIテスタを用いて相互接続テストを実施することで、SiPを評価ボードBRDに搭載した状態で、最終動作テストを実施できる。なお、テスト装置TESTは、相互接続テストのみを実施する簡易なチェック装置でもよい。この場合、テスト装置TESTは、相互接続テスト用のテストコマンドを評価ボードBRDに出力し、評価ボードBRDからテスト結果を受ける。
図13は、図12に示したテストシステムTSYSにより相互接続テストを実施する例を示している。ここでは、説明を簡単にするために、アドレス端子A11、A3、クロックイネーブル端子CKE、クロック端子CLKおよびアドレス端子A4のみの相互接続をチェックする例を示す。これ等外部端子A3、CKE、CLK、A4は、半導体メモリMEMおよびロジックチップLOGIC上で、それぞれこの順にレイアウトされているものとする。そして、高レベル”H”および低レベル”L”が、外部端子A3、CKE、CLK、A4に交互に与えられる。なお、図13の波形は、図10に示したSiP内の2つの半導体メモリMEMの一方の動作を示す。
コマンド信号CMD、アドレス信号A11、A3、A4、クロックイネーブル信号CKEおよびクロック信号CLKは、図10に示した相互接続テスト回路ICTから2つの半導体メモリチップMEMの一方に出力される。データ信号DQ0−15は、半導体メモリチップMEMの一方からロジックチップLOGIC内の相互接続テスト回路ICTに出力される。
まず、相互接続テスト回路ICTは、クロック信号CLKに同期して、コマンド端子CMDにテストコマンドTCMDを出力し、アドレス端子(A11を除く複数ビット)にテストコードTC1を出力する。図3に示したテストエントリ回路TENTは、テストコマンドTCMDとともに受けるテストコードTC1に応答して第1エントリコマンドENT1を認識し、テスト信号TESZを活性化する(図13(a))。テスト信号TESZの活性化により、半導体メモリMEMの動作モードは、通常動作モードからテストモードに移行する。なお、アドレス端子A11は、シフトレジスタSFTRをシフト動作するためのシフトクロック信号SCLKZを供給するために使用される。シフトレジスタSFTRが誤動作することを防止するため、アドレス端子A11は、テストコードTCの入力には使用されない。
レジスタリセット回路RRSTは、レジスタリセット信号RRSTXをテスト信号TESZに同期して高レベルに非活性化する(図13(b))。レジスタリセット信号RRSTXの非活性化により、シフトレジスタSFTRのレジスタREG0は、高レベルのイネーブル信号EN0Zを出力する(図13(c))。高レベルのイネーブル信号EN0Zを受けるテストデータ選択部TDUは、トライステートバッファTSBUFを有効にし、テスト入力データ信号TA3ZをテストデータバスTBUSZに出力する(図13(d))。但し、この時点のテスト入力データA3Zは、テストコードTC1であり、テストデータではない。エントリコマンドENT1が供給されたとき、アウトプットイネーブル信号OEZは、低レベルに保持される。このため、データ出力バッファ26の出力は、高インピーダンス状態に保持される(図13(e))。
次に、相互接続テスト回路ICTは、クロック信号CLKに同期して、コマンド端子CMDにテストコマンドTCMDを出力し、アドレス端子(A11を除く複数ビット)にテストコードTC2を出力する。テストエントリ回路TENTは、テストコマンドTCMDとともに受けるテストコードTC2に応答して第2エントリコマンドENT2を認識し、テストアウトプットイネーブル信号TESOEZを高レベルに活性化する(図13(f))。図4に示したアウトプットイネーブル生成回路OEGENは、アウトプットイネーブル信号OEZをテストアウトプットイネーブル信号TESOEZに同期して高レベルに活性化する。図1に示したデータ出力バッファ26は、高レベルのアウトプットイネーブル信号OEZに応答して不定のデータDQ0−15を出力する(図13(g))。
2回目のエントリコマンドENT2に応答して相互接続テストを開始することで、ノイズやシステムSYSの誤動作等により半導体メモリMEMが誤ってテストモードにエントリされたときにも、SiPのデータ線DQ0−15上でデータが衝突することを防止できる。すなわち、データ出力バッファ26の出力であるデータ端子DQ−15を、2回目のエントリコマンドENT2が供給されるまでフローティング状態に設定することで、ロジックチップLOGICからのデータと半導体メモリMEMからのデータが衝突することを防止できる。なお、半導体メモリMEMが誤ってテストモードにエントリされるおそれがないとき、テストアウトプットイネーブル信号TESOEZは、テスト信号TESZの活性化に同期して活性化されてもよい。この場合、図4に示したアウトプットイネーブル生成回路OEGENのOR回路の一方の入力に、テスト信号TESZが直接供給される。
次に、クロックイネーブル信号CKEを高レベルに保持したまま、クロック信号CLKの供給が停止され、クロック信号CLKは高レベルに固定される(図13(h))。クロックイネーブル端子CKEを低レベルに変化する前に、クロック信号CLKを高レベルに固定することで、半導体メモリMEMがパワーダウンモードに誤ってエントリされることを防止でき、相互接続テストが実行できなくなることを防止できる。
次に、高レベル”H”および低レベル”L”が、外部端子A3、CKE、CLK、A4に交互に与えられる(図13(i))。このとき、イネーブル信号EN0Zのみが、高レベルに設定されている。このため、データ出力バッファ26は、テストデータバスTBUSZを介してアドレス信号A3(テストデータ)を受ける。なお、テストデータバスTBUSXには、テストデータバスTBUSZと逆の論理レベルのテストデータが伝達される。
データ出力バッファ26は、アドレス信号A3を偶数のデータ端子DQ0、2、...、14に出力し、アドレス信号A3のレベルと逆の低レベルを奇数のデータ端子DQ1、3、...、15に出力する(図13(j))。図10に示した相互接続テスト回路ICTは、半導体メモリMEMからのテスト出力データDQ0−15を期待値と比較する。図中の矢印は、相互接続テスト回路ICTによる期待値との比較タイミングの一例を示している。テスト出力データDQ0−15が期待値と異なっているとき、ロジックチップLOGICと半導体メモリチップMEMとを接続する信号線A3、DQ0−15の少なくともいずれかのショートまたは断線が検出される。
次に、テストクロック信号がアドレス端子A11に順次に供給される(図13(k、l、m))。テストクロック信号に同期して、シフトクロック信号SCLKZが生成される(図13(n、o、p))、そして、イネーブル信号EN1Z、2Z、3Zが、シフトクロック信号SCLKZ毎に順次に高レベルに変化する(図13(q、r、s))。これにより、クロックイネーブル信号CKEの低レベル、クロック信号CLKの高レベルおよびアドレス信号A4の低レベルが、テストデータバスTBUSZに順次に供給される(図13(t、u、v))。そして、アドレス信号A3と同様に、データ出力バッファ26は、偶数のデータ端子DQ0、2、...、14と、奇数のデータ端子DQ1、3、...、15とに、互いに逆の論理レベルを有するテストデータを出力する(図13(w、x、y))。相互接続テスト回路ICTは、テスト出力データDQ0−15を期待値と順次に比較し、信号線CKE、DQ0−15の少なくともいずれかのショートまたは断線を検出する。あるいは、相互接続テスト回路ICTは、信号線CLK、DQ0−15の少なくともいずれか、または信号線A4、DQ0−15の少なくともいずれかのショートまたは断線を検出する。なお、信号線A11のショートまたは断線の検出は、相互接続テストが正しく実施されないときに検出される。
次に、パワーダウンモードへのエントリを防止するために、相互接続テスト回路ICTは、クロックイネーブル信号CKEを高レベルに変化した後に、クロック信号CLKの発振を開始する(図13(z))。相互接続テスト回路ICTは、クロック信号CLKに同期して、コマンド端子CMDにテストコマンドTCMDを出力し、アドレス端子(A11を除く複数ビット)にテストコードTC3を出力する。テストエントリ回路TENTは、テストコマンドTCMDとともに受けるテストコードTC3に応答してイグジットコマンドEXITを認識し、テスト信号TESZを非活性化する(図13(z1))。テスト信号TESZの非活性化に応答して、レジスタリセット信号RRSTX、テストアウトプットイネーブル信号TESOEZ、アウトプットイネーブル信号OEZおよびイネーブル信号EN3Zが非活性化される(図13(z2、z3、z4))。データ出力バッファ26は、アウトプットイネーブル信号OEZの非活性化に応答して、データ出力端子DQ0−15を高インピーダンス状態に設定する(図13(z5))。そして、相互接続テストが終了する。なお、この後、外部端子A3、CKE、CLK、A4に逆レベルを与えて、逆のテストパターンによる相互接続テストが実施される。
以上の相互接続テストにおいて、テストデータA3、CKE、CLK、A4が与えられる期間に半導体メモリMEM内で動作する回路は、クロックバッファ10、アドレスバッファ14、コマンドバッファ18、データ出力バッファ26およびテスト回路22、24である。さらに、相互接続テスト用のテストクロック信号をクロック端子CLKでなくアドレス端子A11から供給することで、相互接続テスト時に動作する内部回路を最小限にできる。換言すれば、相互接続テスト時に、クロック信号CLKを停止することで、入力バッファ10、14、18および出力バッファ26以外の内部回路の動作を停止できる。この結果、相互接続テスト時に、内部回路の不良によるフェイルの可能性を小さくできる。すなわち、相互接続テストにより、ロジックチップLOGICと半導体メモリチップMEMとを接続する信号線の不良を確実に検出できる。特に、半導体メモリMEMの製造が開始されてからしばらくの期間、SiPの相互接続不良と半導体メモリMEMの内部回路の不良との切り分けを容易に行うことは重要である。
図14および図15は、図12に示したテストシステムTSYSにより相互接続テストを実施する別の例を示している。図13と同じ動作については、詳細な説明は省略する。この例では、着目する入力端子A3、CKE、CLK、A4毎に、高レベルHと低レベルLが順次に供給され、相互接続テストが実施される。図14において、アドレス端子A3に高レベルHが供給される4サイクル目までは、図13と同じである。図15において、最後の2サイクルは、図13と同じである。図中の矢印は、相互接続テスト回路ICTによる期待値との比較タイミングの一例を示している。
図14において、アドレス端子A3に供給される高レベルHのテストデータにより相互接続テストが実施された後、相互接続テスト回路ICTは、クロックイネーブル信号CKEを高レベルに変化した後に、クロック信号CLKを低レベルに変化する(図14(a))。この後、外部端子A3、A4の論理レベルが反転される(図14(b))。このとき、イネーブル信号EN0Zが活性化されているため、アドレス端子A3の低レベルが偶数のデータ端子DQ0、2、...、14から出力され、アドレス端子A3のレベルと逆の高レベルが奇数のデータ端子DQ1、3、...、15から出力される(図14(c))。そして、相互接続テスト回路ICTは、半導体メモリMEMからのテスト出力データDQ0−15を期待値と比較する。
次に、テストクロック信号がアドレス端子A11に供給され、シフトクロック信号SCLKZが生成される(図14(d、e))。シフトクロック信号SCLKZに同期して、イネーブル信号EN0Zが低レベルに変化し、イネーブル信号EN1Zが高レベルに変化する(図14(f))。これにより、クロックイネーブル信号CKEの高レベルに対応するテストデータが、テストデータバスTBUSZを介してデータ端子DQ0−15に出力され、相互接続テストが実施される(図14(g))。
次に、パワーダウンモードへのエントリを防止するために、クロック信号CLKがクロックイネーブル信号CKE高レベル中に高レベルに変化される(図14(h))。この後、外部端子A3、CKE、A4の論理レベルが反転される(図14(i))。これにより、クロックイネーブル信号CKEの低レベルに対応するテストデータが、テストデータバスTBUSZを介してデータ端子DQ0−15に出力され、相互接続テストが実施される(図14(j))。
以降、図15においても図14と同様に、シフトクロック信号SCLKZによりイネーブル信号EN1Z、2Z、3Zが切り替えられ(図15(a、b))、入力端子CLK、A4毎に、高レベルおよび低レベルの相互接続テストが実施される(図15(c、d、e、f))。パワーダウンモードへのエントリを防止するために、クロックイネーブル信号CKEの論理レベルは、クロック信号CLKが高レベルに保持した状態で反転される(図15(g、h、i))。そして、イグジットコマンドEXITが供給され、相互接続テストが終了する。
以上、この実施形態では、1本のテストデータバスTBUSXを用いて相互接続テストを実施することで、テスト回路(配線を含む)の面積を最小限にでき、半導体メモリMEMのチップサイズを小さくできる。また、1本のテストデータバスTBUSXに供給されるテストデータと、このテストデータの反転データとを偶数番号のデータ端子DQと奇数番号のデータ端子DQとにそれぞれ出力することで、少ないテストサイクルで多く外部端子の接続テストを実施できる。この結果、テスト回路の面積を最小限にして、多くの端子の接続テストを効率的に実施でき、半導体装置の製造コストを削減できる。
図16は、別の実施形態における半導体装置の例を示している。上述した実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。例えば、半導体装置は、SDRAM等の半導体メモリMEMである。半導体メモリMEMは、クロック信号CLKに同期して動作するが、クロック信号CLKに非同期で動作してもよい。半導体メモリMEMは、単一のメモリチップとして形成されてもよく、パッケージに封入された半導体記憶装置として形成されてもよい。
半導体メモリMEMは、図1のテスト入力回路22およびテスト出力回路24の代わりにテスト入力回路22Aおよびテスト出力回路24Aを有している。また、半導体メモリMEMは、新たにテスト入力バッファ42Aを有している。半導体メモリMEMのその他の構成は、図1と同じである。
テスト入力バッファ42Aは、外部テスト端子PCKで受けた信号をテスト信号TESZとして出力する。テスト入力回路22Aは、図3に示したテスト入力回路22からテストエントリ回路TENTを削除している。このため、テスト入力回路22Aは、テスト端子PCKに供給されるテスト信号TESZをレジスタリセット回路RRSTおよびシフトレジスタSFTR等に供給する。テスト入力回路22Aは、テストアウトプットイネーブル信号TESOEZを生成しない。テスト入力回路22Aのその他の構成は、図3に示したテスト入力回路22と同じである。
テスト出力回路24Aは、アウトプットイネーブル信号OEZをコアコントローラ36からのアウトプットイネーブル信号OE0Zまたはテスト信号TESZに同期して生成することを除き、図4に示したテスト出力回路24と同じである。すなわち、テスト出力回路24Aでは、図4に示したアウトプットイネーブル生成回路OEGENのOR回路の一方の入力に、テスト信号TESZが直接供給される。テスト出力回路24Aのその他の構成は、図4に示したテスト出力回路24と同じである。
この実施形態では、半導体メモリMEMは、外部テスト端子PCKに供給されるテスト信号TESZが低レベルのときに通常動作モードに設定され、テスト信号TESZが高レベルのときにテストモードに設定される。テストモードへのエントリやテストモードからのイグジットのためにテストエントリ回路TENT等の内部回路は不要である。このため、相互接続テストにおいて、SiPの相互接続不良と半導体メモリMEMの不良との切り分けをさらに容易に行うことができる。
なお、半導体メモリMEMのみを単一のパッケージに組み立てるとき、すなわち、半導体メモリMEMをSiPに搭載しないとき、外部テスト端子PCKは、パッケージ内で接地線等の低レベル線に接続される。あるいは、外部テスト端子PCKは、半導体メモリMEMに形成されるヒューズ回路等により接地線等の低レベル線に接続される。
図17は、図16に示した半導体メモリMEMが搭載されるシステムSYSの例を示している。図10と同じ要素については、詳細な説明は省略する。システムSYS(ユーザシステム)は、例えば、デジタルテレビジョン、ビデオレコーダまたはパーソナルコンピュータ等のコンピュータ機器の少なくとも一部である。システムSYSは、システムインパッケージSiPの形態を有している。あるいは、システムSYSは、マルチチップパッケージMCP、チップオンチップCoC、パッケージオンパッケージPoPあるいはプリント基板の形態でもよい。
この実施形態では、メモリコントローラMCNT内の相互接続テスト回路ICTは、半導体メモリMEMにテストクロック信号PCK0−1をそれぞれ出力する機能を有している。すなわち、ロジックチップLOGICは、テストクロック端子PCK0−1を有している。ロジックチップLOGICのテストクロック端子PCK0−1は、SiP内の信号線を介して半導体メモリMEMの外部テスト端子PCKにそれぞれ接続されている。システムSYSのその他の構成は、図10と同じである。システムSYSの製造方法は、図11と同じである。半導体メモリMEMとロジックチップLOGICとの相互接続テストは、例えば、図12に示したテストシステムTSYSを用いて、相互接続テスト回路ICTを動作することにより実施される。
図18は、図17に示したシステムSYSの相互接続テストを実施する例を示している。図13と同じ動作については、詳細な説明は省略する。この例においても、説明を簡単にするために、アドレス端子A11、A3、クロックイネーブル端子CKE、クロック端子CLKおよびアドレス端子A4のみの相互接続をチェックする例を示す。これ等外部端子A3、CKE、CLK、A4は、半導体メモリMEMおよびロジックチップLOGIC上で、それぞれこの順にレイアウトされているものとする。
この実施形態では、外部テスト端子PCKに供給されるテスト信号TESZを高レベルに変化することで半導体メモリMEMをテストモードにエントリできる(図18(a))。外部テスト端子PCKに供給されるテスト信号TESZを低レベルに設定することで半導体メモリMEMをテストモードからイグジットできる(図18(b))。図18に示した5つのテストサイクルは、図13に示した5つのテストサイクルと同じ動作である。なお、図18の動作の後、外部端子A3、CKE、CLK、A4に逆レベルを与えて、逆のテストパターンによる相互接続テストが実施される。なお、相互接続テストは、図14および図15に示した手法で実施されてもよい。
以上、この実施形態においても上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、テストモードへのエントリやテストモードからのイグジットのために動作する半導体メモリMEMの内部回路を少なくできる。このため、相互接続テストにおいて、SiPの相互接続不良と半導体メモリMEMの不良との切り分けをさらに容易に行うことができる。また、外部テスト端子PCKを設けることにより、相互接続テストに必要なテストサイクル数を少なくでき、テスト時間を短縮できる。この結果、システムSYSの製造コストを削減できる。
図19は、別の実施形態における半導体装置の例を示している。上述した実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。例えば、半導体装置は、SDRAM等の半導体メモリMEMである。半導体メモリMEMは、クロック信号CLKに同期して動作するが、クロック信号CLKに非同期で動作してもよい。半導体メモリMEMは、単一のメモリチップとして形成されてもよく、パッケージに封入された半導体記憶装置として形成されてもよい。
半導体メモリMEMは、図1のテスト入力回路22、テスト出力回路24、データ出力バッファ26およびデータ入力バッファ28の代わりにテスト入力回路22B、テスト出力回路24B、データ出力バッファ26Bおよびデータ入力バッファ28Bを有している。半導体メモリMEMのその他の構成は、データ端子DQが128ビットであることを除き図1と同じである。半導体メモリチップMEMの外部端子は、ボンディングワイヤまたはバンプを用いてロジックチップLOGICの外部端子に接続される。
半導体メモリMEMのチップレイアウトは、データ端子DQ0−127が複数列にレイアウトされることを除き、図2と同じである。例えばデータ端子DQ0−127は、1列に64ビットが配置され、2列が形成される。相対的に数の多いデータ端子DQ0−127のレイアウトピッチは、他の端子のレイアウトピッチに比べて小さい。このため、ロジックチップLOGICと半導体メモリチップMEMを用いてSiPを組み立てるときに、データ信号線DQ0−127の接続不良が発生しやすい。具体的には、ボンディングワイヤやバンプ等のデータ信号線DQ0−127は、隣接するデータ信号線とショートしやすい。このため、この実施形態は、接続不良が発生しやすく、信頼性が相対的に低いデータ端子DQ0−127に着目して相互接続テストが実施される。
半導体メモリMEMが搭載されるシステムSYSは、データ端子DQのビット数が異なることを除き、図10と同じである。システムSYSの製造方法は、図11と同じである。半導体メモリMEMとロジックチップLOGICとの相互接続テストは、例えば、図12に示したテストシステムTSYSを用いて、図10に示した相互接続テスト回路ICTを動作することにより実施される。
テスト入力回路22Bは、テストモード中に、アドレス端子A11に供給されるテスト信号をテスト書き込み信号TESWRZとして出力し、アドレス端子A12に供給されるテスト信号をテスト読み出し信号TESRDZとして出力する。テスト出力回路24Bは、テストモード中に、データ端子DQ0−127に供給されデータ入力バスDINXを介して転送されるテストデータを、テスト書き込み信号TESWRZに同期してラッチする。ラッチしたテストデータは、データ出力バスDOUTXに出力される。
データ出力バッファ26Bは、通常動作モード中(TESZ=低レベル)に、メモリコア40から読み出され、バスコントローラ38で反転された読み出しデータをデータ出力バスDOUTX(DOUT0X−127X)を介して受ける。そして、データ出力バッファ26Bは、受けた読み出しデータの論理レベルを反転し、反転したデータをアウトプットイネーブル信号OE0Zに同期してデータ端子DQ0−127に出力する。データ出力バッファ26Bは、テストモード中(TESZ=高レベル)に、データ出力バスDOUTX(DOUT0X−127X)を介して受けるテストデータの論理レベルを反転する。そして、データ出力バッファ26Bは、反転したデータをテスト読み出し信号TESRDZに同期してデータ端子DQ0−127に出力する。
データ入力バッファ28Bは、通常動作モード中に、データ端子DQ0に供給される書き込みデータを、書き込み信号WR0Zに同期して受ける。そして、データ入力バッファ28Bは、受けた書き込みデータの論理レベルを反転し、反転したデータをデータ入力バスDINX(DIN0X−127X)に出力する。データ入力バッファ28Bは、テストモード中に、データ端子DQ0に供給されるテストデータをテスト書き込み信号TESWR0Zに同期して受ける。そして、データ入力バッファ28Bは、受けたテストデータの論理レベルを反転し、反転したデータをデータ入力バスDINX(DIN0X−127X)に出力する。
図20は、図19に示したテスト入力回路22Bおよびテスト出力回路24Bの例を示している。テスト入力回路22Bは、テストエントリ回路TENT、アドレス信号IA11−12を受けるAND回路を有するテスト入力部TIUおよびバッファ回路BUF4を有している。なお、図中のラッチ回路SFFは、図19に示したアドレスラッチ16内に配置される。
テストエントリ回路TENTは、コマンド信号ICMDおよびアドレス信号IAをクロック信号ICLKに同期して受ける。アドレス信号IAは、ビットIA11−12を除く少なくとも1ビットである。テストエントリ回路TENTは、コマンド信号ICMDおよびアドレス信号IAがエントリコマンドを示すときに、テスト信号TESZを高レベルに活性化する。テストエントリ回路TENTは、コマンド信号ICMDおよびアドレス信号IAがイグジットコマンドを示すときに、テスト信号TESZを低レベルに非活性化する。
アドレス信号IA11を受けるAND回路は、テスト信号TESZが高レベルのときに有効になり、アドレス信号IA11をテスト書き込み信号TESWR0Zとして出力する。アドレス信号IA12を受けるAND回路は、テスト信号TESZが高レベルのときに有効になり、アドレス信号IA12をテスト読み出し信号TESRDZとして出力する。テスト書き込み信号TESWRZおよびテスト読み出し信号TESRDZは、バッファ回路BUF4を介してテスト出力回路24Bに供給される。
テスト出力回路24Bは、各データ端子DQに対応して入力データ選択部DISEL、データラッチDLTおよび出力データ選択部DOSELを有している。ここでは、データ端子DQ0に対応する回路について説明する。
入力データ選択部DISELは、通常動作モード中(TESZ=低レベル)に、データ入力バッファ28Bから供給される書き込みデータDIN0Xを選択し、選択したデータを書き込みデータバスWDB0Xに出力する。入力データ選択部DISELは、テストモード中(TESZ=高レベル)に、データ入力バッファ28Bから供給されるテスト書き込みデータDIN0Xを選択し、選択したデータをテスト書き込みデータバスTWD0Xに出力する。
データラッチDLTは、テスト書き込みデータバスTWD0Xに供給されるテストデータをテスト書き込み信号TESWRZに同期してラッチし、ラッチしたテストデータをテスト読み出しデータバスTRD0Xに出力する。テスト書き込み信号TESWRZは、テスト書き込み信号TESWR0Zをバッファ回路BUF5により遅延させた信号である。
出力データ選択部DOSELは、通常動作モード中に読み出しデータバスRDB0Xに供給されるメモリコア40からの読み出しデータを選択し、選択したデータをデータ出力バスDOUT0Xに出力する。出力データ選択部DOSELは、テストモード中に、テスト読み出しデータバスTRD0Xに供給されるテストデータを選択し、選択したデータをデータ出力バスDOUT0Xに出力する。
図21は、図20に示した入力データ選択部DISEL、データラッチDLTおよび出力データ選択部DOSELの例を示している。この例では、データ端子DQ0に対応する回路を示している。データ端子DQ1−127に対応する回路も、ビットを示す数値が異なることを除き図21と同じである。
入力データ選択部DISELは、テスト信号TESZが高レベル中に有効になるAND回路と、テスト信号TESZが低レベル中に有効になるAND回路を有している。データラッチDLTは、図5に示したレジスタREG0と同様の回路である。ラッチDLTは、テスト信号TESZが高レベルの期間に、テスト書き込み信号TESWRZに同期して動作する。具体的には、ラッチDLTは、入力データ選択部DISELからのテスト書き込みデータをテスト書き込み信号TESWRZの立ち上がりエッジに同期してラッチし、ラッチしたデータをテスト読み出しデータバスTRD0Xに出力する。出力データ選択部DOSELは、テスト信号TESZが低レベル中にオンするスイッチSW3と、テスト信号TESZが高レベル中にオンするスイッチSW4とを有している。例えば、スイッチSW1−2は、CMOS伝達ゲートを有する。
図22は、図19に示したデータ出力バッファ26Bおよびデータ入力バッファ28Bの例を示している。この例では、データ端子DQ0に対応する回路を示している。データ端子DQ1−127に対応する回路も、ビットを示す数値が異なることを除き図22と同じである。
データ出力バッファ26Bは、テスト信号TESZおよびテスト読み出し信号TESRDZのAND論理とアウトプットイネーブル信号OE0Zとを受けるOR回路と、出力トランジスタOUTTRとを有している。出力トランジスタOUTTRは、OR回路の出力が高レベルの期間に、データ出力バスDOUT0Xから供給されるデータの論理を反転し、反転したデータをデータ端子DQ0に出力する。
データ入力バッファ28Bは、書き込み信号WR0Zおよびテスト書き込み信号TESWR0Zを受けるOR回路と、NANDゲートとを有している。NANDゲートは、OR回路の出力が高レベルの期間に、データ端子DQ0に供給されるデータの論理レベルを反転し、反転したデータをデータ入力バスDINXに出力する。
図23は、図19に示した半導体メモリMEMが搭載されるシステムSYSの相互接続テストを実施する例を示している。図23の波形は、図10に示したSiP内の2つの半導体メモリMEMの一方の動作を示す。
コマンド信号CMD、アドレス信号A11、A12、A4、クロックイネーブル信号CKEおよびクロック信号CLKは、図10に示した相互接続テスト回路ICTから2つの半導体メモリチップMEMの一方に出力される。データ信号DQ0−127は、相互接続テスト回路ICTから半導体メモリチップMEMの一方に出力され、あるいは、半導体メモリチップMEMの一方から相互接続テスト回路ICTに出力される。
まず、相互接続テスト回路ICTは、クロック信号CLKに同期して、コマンド端子CMDにテストコマンドTCMDを出力し、アドレス端子(例えば、A4)にテストコードTC4を出力する。図20に示したテストエントリ回路TENTは、テストコマンドTCMDとともに受けるテストコードTC4に応答してエントリコマンドENTを認識し、テスト信号TESZを活性化する(図23(a))。テスト信号TESZの活性化により、半導体メモリMEMの動作モードは、通常動作モードからテストモードに移行する。これ以降、イグジットコマンドEXTが供給されるまで、クロック信号CLKは停止され、低レベルに保持される。
次に、相互接続テスト回路ICTは、アドレス信号A11を所定の期間高レベルに設定する(図23(b))。アドレス信号A11の高レベルは、テストデータ入力コマンドDINを示す。相互接続テスト回路ICTは、アドレス信号A11の高レベル中に、高レベル”H”のテストデータを偶数番号のデータ端子DQ0、2、...、126に供給し、低レベル”L”のテストデータを奇数番号のデータ端子DQ1、3、...、127に供給する(図23(c))。
図20に示したテスト入力回路22Bは、アドレス信号A11の高レベルに応答して、テスト書き込み信号TESWR0Zを活性化する(図23(d))。図22に示したデータ入力バッファ28Bは、テスト書き込み信号TESWR0Zに同期してデータ端子DQ0−127に供給されたテストデータを受ける。テスト出力回路24Bは、テスト書き込み信号TESWR0Zに応答してテスト書き込み信号TESWRZを活性化する(図23(e))。
図20に示したデータラッチDLTは、テスト書き込みデータバスTWDXに供給されるテストデータをテスト書き込み信号TESWRZに同期してラッチする(図23(f))。この例では、偶数番号のテスト書き込みデータバスTWD0X、2X、...、126Xには、高レベル”H”が供給される。奇数番号のテスト書き込みデータバスTWD1X、3X、...、127Xには、低レベル”L”が供給される。データラッチDLTにラッチされたテストデータは、テスト読み出しデータバスTRDXに出力される(図23(g))。
次に、相互接続テスト回路ICTは、アドレス信号A12を所定の期間高レベルに設定する(図23(h))。アドレス信号A12の高レベルは、テストデータ出力コマンドDOUTを示す。図20に示したテスト入力回路22Bは、アドレス信号A12の高レベルに応答して、テスト読み出し信号TESRDZを活性化する(図23(i))。図22に示したデータ出力バッファ26Bは、テスト読み出しデータバスTRDXからデータ出力バスDOUTXに転送されるテストデータを、テスト読み出し信号TESRDZに同期してデータ端子DQ0−127に出力する(図23(j))。相互接続テスト回路ICTは、半導体メモリMEMからのテストデータDQ0−127を期待値と比較する。図中の矢印は、比較タイミングの一例を示している。テストデータDQ0−127が期待値と異なっているとき、ロジックチップLOGICと半導体メモリチップMEMとを接続する信号線A11−12、DQ0−127のいずれかのショートまたは断線が検出される。
次に、パワーダウンモードへのエントリを防止するために、相互接続テスト回路ICTは、クロックイネーブル信号CKEを高レベルに変化した後に、クロック信号CLKの発振を開始する(図23(k))。相互接続テスト回路ICTは、クロック信号CLKに同期して、コマンド端子CMDにテストコマンドTCMDを出力し、アドレス端子(例えば、A4)にテストコードTC5を出力する。テストエントリ回路TENTは、テストコマンドTCMDとともに受けるテストコードTC5に応答してイグジットコマンドEXITを認識し、テスト信号TESZを非活性化する(図23(l))。そして、相互接続テストが終了する。
以上、この実施形態においても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、レイアウトピッチが小さく、接続不良が発生しやすい外部端子D0−127の相互接続テストを、少ないテスト回路を用いて効率的に実施できる。
図24は、別の実施形態における半導体装置のデータ選択部DSU0−1の例を示している。上述した実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。半導体装置は、SDRAM等の半導体メモリMEMである。データ選択部DSU0−1を除く構成は、図1から図12と同じである。なお、図16に示した半導体メモリMEMに、図24のデータ選択部DSU0−1を適用してもよい。
データ選択部DSU0−1は、図9に示したデータ選択部DSU0−1に反転スイッチISW0−1を追加している。例えば、反転スイッチISW0−1は、ヒューズ回路を有している。図24に示した状態は、ヒューズ回路がプログラムされていないときを示している。このとき、半導体メモリMEMは、図1から図12と同じであり、相互接続テストの方法も図13から図15と同じである。各反転スイッチISW0−1は、ヒューズ回路のプログラムにより切り替わる。このとき、各反転スイッチISW0−1は、テストデータバスTBUSX上のテストデータの論理レベルを反転し、反転したテストデータをスイッチ回路SW2に伝達する。
この実施形態では、例えば、半導体メモリMEMは、2つのデータ線DQの間に配線された制御信号線を有している。制御信号線上に伝達される制御信号の論理レベルは、半導体メモリMEMのユーザ仕様により、高レベルまたは低レベルのいずれかに固定される。制御信号線は、2つのデータ端子DQの間に配置された外部制御端子を介してロジックチップLOGICに接続される。相互接続テストでは、反転スイッチISW0−1により、外部制御端子の論理レベルと逆レベルのテストデータを隣接するデータ端子DQから出力する。そして、相互接続テストでは、外部制御端子を含めた外部端子の接続チェックが実施される。
以上、この実施形態においても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、ユーザ仕様により論理レベルが異なる制御信号線がデータ線DQの間に配線されるときにも、相互接続テストを確実に実施できる。
なお、図16に示した外部テスト端子PCKおよびテスト入力バッファ42Aは、図19に示した半導体メモリMEMに形成されてもよい。このとき、外部テスト端子PCKに供給されるテスト信号TESZによりテストモードにエントリできるため、図20に示したテストエントリ回路TENTは不要である。
上述した実施形態に関して、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
外部からデータを受信する入力部と、
データバスを介して転送されるデータを出力する出力部と、
テスト信号に応答して前記入力部から入力されるデータを前記データバスに供給する供給部と、
第1外部端子から供給されるクロック信号に基づいて前記供給部を動作させる駆動部と
を含むことを特徴とする半導体装置。
(付記2)
前記出力部は、隣り合うデータが互いに異なるように複数の出力端子にデータを出力することを特徴とする半導体装置。
(付記3)
前記出力部は、複数の出力端子に対応して設けられる複数の第1選択部を備え、
前記複数の第1選択部は、交互に前記データバスを介して転送されるデータを反転する反転部を備えること
を特徴とする付記1または付記2に記載の半導体装置。
(付記4)
前記第1外部端子はアドレス端子であること
を特徴とする付記1乃至付記3の何れか一に記載の半導体装置。
(付記5)
前記入力部は複数の第2外部端子からデータを受信し、
前記供給部は前記複数の第2外部端子に対応して設けられる複数の第2選択部を備えること
を特徴とする付記1乃至付記4の何れか一に記載の半導体装置。
(付記6)
前記複数の第2選択部に対応して設けられる複数のレジスタを含むシフトレジスタを備え、
対応するレジスタからの制御信号に基づいて対応する第2選択部が活性化されること
を特徴とする付記5に記載の半導体装置。
(付記7)
前記テスト信号の活性化に基づいて前記シフトレジスタのリセットを解除するレジスタリセット回路を備えること
を特徴とする付記6に記載の半導体装置
(付記8)
前記テスト信号の非活性化に応じて前記データバスをクランプするクランプ回路を備えること
を特徴とする付記1乃至付記7の何れか一に記載の半導体装置。
(付記9)
前記入力部および前記供給部は、半導体装置チップにおける第1辺の側に配置され、
前記出力部は、前記半導体装置チップにおける前記第1辺に対向する第2辺の側に配置され、
前記データバスは、前記第1辺の側から前記第2辺の側にかけて配線されること
を特徴とする付記1乃至付記8の何れか一に記載の半導体装置。
(付記10)
入出力端子に供給されるデータを通常動作モード中に内部回路に出力し、テストモード中にテスト回路に出力する入力データ選択部と、
前記テスト回路に含まれ、前記入力データ選択部からのデータを、第1入力端子に供給されるテスト書き込み信号に同期してラッチするラッチ回路と、
前記通常動作モード中に前記内部回路から供給されるデータを選択し、前記テストモード中に前記ラッチ回路から出力されるデータを選択し、前記入出力端子に出力データ選択部と、
前記テストモード中に前記出力データ選択部からのデータを、第2入力端子に供給されるテスト読み出し信号に同期して前記入出力端子に出力するデータ出力部と
を含むことを特徴とする半導体装置。
(付記11)
前記入力データ選択部、前記ラッチ回路、前記出力データ選択部および前記データ出力部は、複数の前記入出力端子毎に設けられ、
前記テスト書き込み信号は、前記ラッチ回路に共通に供給され、
前記テスト読み出し信号は、前記データ出力部に共通に供給されること
を特徴とする付記10に記載の半導体装置。
(付記12)
複数の入力端子を介して複数データを受信し、
クロック信号に同期して前記複数のデータから一のデータを選択して共通バスに供給し、
前記共通バスのデータを複数の出力端子の内の第1出力端子から出力し、
前記共通バスのデータを反転させた反転データを複数の出力端子の内の前記第1出力端子に隣接する第2出力端子から出力し、
前記第1出力端子から出力される前記データおよび前記第2出力端子から前記反転データをチェックすることで半導体装置を製造すること
を特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記13)
アドレス端子から供給される外部クロック信号に基づいて前記クロック信号が生成されること
を特徴とする付記12に記載の半導体装置の製造方法。
以上の詳細な説明により、実施形態の特徴点および利点は明らかになるであろう。これは、特許請求の範囲がその精神および権利範囲を逸脱しない範囲で前述のような実施形態の特徴点および利点にまで及ぶことを意図するものである。また、当該技術分野において通常の知識を有する者であれば、あらゆる改良および変更に容易に想到できるはずであり、発明性を有する実施形態の範囲を前述したものに限定する意図はなく、実施形態に開示された範囲に含まれる適当な改良物および均等物に拠ることも可能である。
10‥クロックバッファ;12‥クロックイネーブルラッチ;14‥アドレスバッファ;6‥アドレスラッチ;18‥コマンドバッファ;20‥コマンドデコーダ;22‥テスト入力回路;24‥テスト出力回路;26‥データ出力バッファ;28‥データ入力バッファ;30‥バーストコントローラ;32‥アドレスコントローラ;34‥モードレジスタ;36‥コアコントローラ;38‥バスコントローラ;40‥メモリコア;CDU‥クロック駆動部;CLMP‥クランプ回路;DSU0、DSU1‥データ選択部;ICT‥相互接続テスト回路;MCNT‥メモリコントローラ;MEM‥半導体メモリ;OEGEN‥アウトプットイネーブル生成回路;RRST‥レジスタリセット回路;SFTR‥シフトレジスタ;TDU‥テストデータ選択部;TENT‥テストエントリ回路;TIU‥テスト入力部

Claims (5)

  1. 外部からデータを受信する入力部と、
    データバスを介して転送されるデータを出力する出力部と、
    テスト信号に応答して前記入力部から入力されるデータを前記データバスに供給する供給部と、
    第1外部端子から供給されるクロック信号に基づいて前記供給部を動作させる駆動部と
    を含むことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記出力部は、隣り合うデータが互いに異なるように複数の出力端子にデータを出力することを特徴とする半導体装置。
  3. 前記出力部は、複数の出力端子に対応して設けられる複数の第1選択部を備え、
    前記複数の第1選択部は、交互に前記データバスを介して転送されるデータを反転する反転部を備えること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記第1外部端子はアドレス端子であること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一に記載の半導体装置。
  5. 複数の入力端子を介して複数データを受信し、
    クロック信号に同期して前記複数のデータから一のデータを選択して共通バスに供給し、
    前記共通バスのデータを複数の出力端子の内の第1出力端子から出力し、
    前記共通バスのデータを反転させた反転データを複数の出力端子の内の前記第1出力端子に隣接する第2出力端子から出力し、
    前記第1出力端子から出力される前記データおよび前記第2出力端子から前記反転データをチェックすることで半導体装置を製造すること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
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