JP2010210762A - 画像形成装置、画像形成方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents
画像形成装置、画像形成方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010210762A JP2010210762A JP2009054853A JP2009054853A JP2010210762A JP 2010210762 A JP2010210762 A JP 2010210762A JP 2009054853 A JP2009054853 A JP 2009054853A JP 2009054853 A JP2009054853 A JP 2009054853A JP 2010210762 A JP2010210762 A JP 2010210762A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diffused light
- surface diffused
- fixing
- image forming
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
【課題】トナー付着量が変動した場合でも、表面拡散光を精度よく測定することで、表面拡散光を用いた定着条件制御を高精度に行う。
【解決手段】定着装置30は、記録材に転写されたトナー像を定着し、分光測色計41は定着後のトナー像の表面の分光反射率Rfを測定し、分光測色計42は定着後のトナー像の裏面の分光反射率Rbを測定し、算出部152は差分値(Rf−rb)を計算し、差分値に対応する表面拡散光を算出する。算出された表面拡散光に基づいて定着条件制御部110は定着条件(温度)を制御する。
【選択図】図1
【解決手段】定着装置30は、記録材に転写されたトナー像を定着し、分光測色計41は定着後のトナー像の表面の分光反射率Rfを測定し、分光測色計42は定着後のトナー像の裏面の分光反射率Rbを測定し、算出部152は差分値(Rf−rb)を計算し、差分値に対応する表面拡散光を算出する。算出された表面拡散光に基づいて定着条件制御部110は定着条件(温度)を制御する。
【選択図】図1
Description
本発明は、電子写真方式を用いたカラー複写機、カラープリンタ、カラーFAX等の画像形成装置および定着条件の設定方法に関する。
近年、カラープリンタ、カラー複写機等のカラー画像形成装置には、出力画像の高画質化が求められている。プリンタ、複写機、ファクシミリ、あるいはその複合機等として構成される電子写真方式の画像形成装置では、帯電装置により帯電された感光体ドラム上に光を照射することにより静電潜像を書き込み、その感光体ドラムに現像装置によってトナーを供給することによって静電潜像をトナー像として現像し(トナー像を形成する)、そのトナー像を記録紙等の所定の記録材に直接的に、あるいは中間転写ベルト等の中間記録材を介して間接的に転写し、最終的に定着装置が備える加熱ローラ等によって加熱定着させる、といった画像形成工程が行われる。
このような画像形成装置は、装置が設置された環境の変化や感光体ドラム、現像剤の経年劣化などにより、トナーの付着量やトナー像の定着性などに変動が生じ、記録紙上に形成された画像濃度に代表される色再現性や光沢度が変動する。そこで、装置各部が変動しても、所望の濃度や光沢度が得られるよう、画像濃度や光沢度をモニタし、その結果をフィードバックして濃度や光沢度を制御する方法が広く用いられている。これらに関連する従来例として下記の技術がある。
例えば、出力する制御用パッチ画像の定着前もしくは定着後の画像の濃度と、定着後の画像の光沢度をそれぞれ測定し、濃度の測定結果から濃度制御値(画像形成条件)を、また前記濃度制御値と光沢度の測定結果に基づき光沢制御値(定着条件)をそれぞれ制御する装置がある(例えば、特許文献1を参照)。
また、同じく制御用パッチの、トナー像を定着する前後の濃度を測定することで濃度と光沢度をそれぞれ求め、それらに基づき画像形成条件や定着条件を制御する装置もある(例えば、特許文献2を参照)。
ここで、画像形成条件とは、例えば、現像バイアス電位の設定値、像担持体(感光体)の帯電電位の設定値、前記像担持体に対する露光強度(静電潜像書き込み用の露光の強度や除電用の露光の強度など)、さらには回転する像担持体の周速度とこれに対向して回転する現像ローラの周速度の比(いわゆる周速比)の設定値の内、一または複数を含み、主にトナー付着量の制御に関するものである。また、定着条件とは、例えば定着温度やニップ圧、記録材の搬送速度の内、一または複数を含み、主に定着性の制御に関するものである。
しかしながら、上記した光沢度や濃度を目標値として定着条件を制御する従来の技術は、以下の理由から所望の色を再現できないという問題点があった。
まず、色再現性は、トナー付着量のみならず、定着性によっても左右されることを説明する。通常の測色系で画像に光を照射し、反射光を測定した場合、測定される反射光には、画像表面で反射される表面拡散光と、トナー層内部からの反射光とを含んでいる。この表面拡散光が増えると、トナー層内部の色材に触れることなく反射される光が増加し、再現できる色空間が小さくなる(色味がくすんでしまう)。
図23(a)は、表面拡散光と彩度の関係を示す。図23(a)には、表面拡散光の増加に伴い、彩度が減少する様子が示されている。このように、色再現性は表面拡散光により左右されることが分る。この表面拡散光は画像の表面状態すなわち定着性に依存するため、色再現性は定着性によって左右されることが分る。
図24は、表面拡散光の測定原理を説明する図である。図24(a)は、トナー像の反射率を0/45°(0°入射、45°受光)の測定系で測定する様子を示す。このとき、測定される反射光201はトナー層211の表面からの反射光(表面拡散光)201aとトナー層212内部からの反射光(内部反射光)201bを含む。211は記録材である。
一方、図24(b)は、図24(a)のトナー像表面に、表面が鏡面状態の透明フィルム213を光学密着したものを、図24(a)と同様の光学系で測定する様子を示す。ここで、A層とB層が光学密着されているとは、両者の間に空気層などが存在せず、両者の界面が光学的に連続している状態を指す。このとき、図24(b)における表面での反射光202aは、前述の通り表面が鏡面状態であるため、正反射光となり、0°方向に反射される。また、前述のようにトナー層212と透明フィルム213は光学密着されており、その間に空気層などは存在しない。さらに、トナー層212と透明フィルム213の界面で反射光を生じさせないため、屈折率が等しいことが好ましい。したがって、このとき、受光される反射光202は内部反射光202bのみとなる。内部反射光201bと202bは等しいため、測定値201から202を差し引くことにより、内部反射光が相殺され、表面拡散光201aを得ることができる。このようにして得られた表面拡散光は、上記のように色の測色系と測定系が等しいため、直接、色の評価に組み込むことができる。
前述のように装置の経時劣化などにより定着性が変化した場合には、目的の色再現が維持できるよう、定着条件を制御できることが望ましい。しかし、上述のように、従来の光沢度や濃度を測定して定着条件を制御する技術では、目的の色再現ができない。
まず、光沢度は色と測定系が異なるため、光沢度からでは色を直接評価できない。図25は、光沢度および色の測定光学系を示す。図25(a)は光沢度の測定系を示し、図25(b)は色の測定系を示す。図25(a)に示すように、光沢度は正反射光を測定するのに対し、図25(b)に示すように、色は拡散光を測定する。従って、光沢度は色とは直接結びつかず、色の評価には使えない(なお、図25(b)では0/45°系(0°入射、45°受光)を示したが、色の測定系には0/d(積分球による測定)などもある。いずれにしても、色の測定系では拡散光を測定する)。
また、光沢度は、色と同一の測定系を用いる表面拡散光とも測定系が違うため、一対一の相関がない。図23(b)は、光沢度と表面拡散光の関係を示す。光沢度は前述のように正反射光を測定するものであり、表面の凹凸と関係があるが、図23(b)に示す通り、ある光沢度に対し表面拡散光は一意には決まらず、ある程度幅を持つ。従って、光沢度では、表面拡散光を制御できない。前述のように、表面拡散光を制御することで目的の色再現ができるが、前述のように光沢度は表面拡散光を制御できないため、光沢度では間接的にも目的の色再現ができない。
次に、濃度を定着条件の制御に用いる場合、濃度は分光反射率の平均値もしくは吸収帯域の値のみから算出されるため、濃度によって色を表すL*a*b*値を一意に決めることはできない。つまり、濃度を所望の値に制御したとしても、再現色のL*a*b*値はずれる可能性があるため、目的の色に制御できない。また、仮に分光反射率(分光濃度)を測定して制御に用いるとしても、その分光反射率は内部反射光と表面拡散光の双方を含んだ値であり、つまりトナー付着量の変動と定着性の変動との双方を含んでいる。従って、濃度が変化した場合、トナー付着量の変動と定着性の変動のいずれによるものか判別できず、適正な制御ができない。
そこで、本出願人は先に、記録材上に転写・定着したパッチ画像に対し、表面拡散光を測定し、測定した表面拡散光に基づき定着条件を制御する画像形成装置を提案し、表面拡散光に基づき定着条件を制御することで、所望の色再現を得ることを可能とした(特願2008−238089号)。
ところで、上記提案した方法では、図24に示す表面拡散光の測定原理において、図24(b)に示される鏡面状態の反射特性1を予めメモリに記憶しておき、作成したパッチ画像に対し、分光測色計などを用いて、図24(a)に相当する非鏡面状態の反射特性2を測定し、反射特性1および2から表面拡散光を算出している。この方法は、トナーの付着量が変動しないことを前提としている。
しかし、実際の画像形成装置では、装置が設置された環境や装置の経年劣化などにより、トナー付着量も変動する。このとき、反射特性2はトナー付着量の変動に応じて変化するが、メモリに記憶された反射特性1はトナー付着量の変動に追従せず一定のままである。元々、図24に示す表面拡散光の測定原理では、(a)と(b)のトナー画像が同一であるということが前提であった。両者が同一であるため、トナー付着量が変動しても、その変動分は両者共通であるため、差分をとる際に相殺され、正しく表面拡散光を得ることができる。
しかし、先に提案した方法では、図24(b)に相当する鏡面状態の反射特性を固定のものとして扱っているため、トナー付着量の変動を吸収できず、表面拡散光にノイズとして入ってしまう。その結果、トナー付着量が変動した場合に、表面拡散光を正しく測定できないという課題があった。
本発明は上記した課題に鑑みてなされたもので、
本発明の目的は、トナー付着量が変動した場合においても、表面拡散光を精度よく測定することで、表面拡散光を用いた定着条件制御を高精度に行う画像形成装置、方法、プログラムおよび記録媒体を提供することにある。
本発明の目的は、トナー付着量が変動した場合においても、表面拡散光を精度よく測定することで、表面拡散光を用いた定着条件制御を高精度に行う画像形成装置、方法、プログラムおよび記録媒体を提供することにある。
本発明は、面積率100%のパッチトナー像を形成して記録材に転写する画像形成手段と、前記記録材に転写された前記トナー像を所定の定着条件で定着する定着手段と、前記定着された前記トナー像の表面からの表面拡散光を得る表面拡散光獲得手段と、前記獲得された表面拡散光に基づいて前記所定の定着条件を制御する制御手段とを具備する画像形成装置であって、前記表面拡散光獲得手段は、透明フィルム上に形成されたトナー像の表面から第1の反射特性を測定する第1の測定手段と、前記透明フィルム上のトナー像の裏面から第2の反射特性を測定する第2の測定手段と、前記第1、第2の反射特性から表面拡散光を算出する表面拡散光算出手段とを具備することを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、トナー付着量が変動しても、表面拡散光が精度よく測定されるので、表面拡散光を用いた定着条件制御を高精度に行うことができる。
以下、発明の実施の形態について図面により詳細に説明する。
実施例1は、反射特性1および2として分光反射率を用い、分光測色計である、測定手段1および2を対向させて配置する実施例である。一般に、画像形成装置はOHPシートと普通紙などでそれぞれ異なる定着条件の設定値(モード)を保持するが、本実施例は、OHPモードの定着条件制御に対して好適な実施例である。
図1は、本発明の実施例1のシステム構成を示す。図1において、100は、給紙部21、書き込み光学系24、電子写真プロセスに従ったプロセス工程により感光体ドラムにトナー画像を形成し、記録材に転写する作像部103などを有する画像形成部、110は、所定の定着条件の制御、例えば所定の定着温度になるようにヒータへの通電などを行うドライバ111、定着条件などを記憶する記憶部112などを有する定着条件制御部、120は、画像形成装置全体を制御するメイン制御部、130は、各種の画像処理を実行する画像処理部、140は、各種の入力設定や装置の状態などを表示する機能を有する操作表示部、150は、後述するデータを記憶するメモリ151、表面拡散光を算出する算出部152を有する表面拡散光算出部、30は、定着ローラ31、加圧ローラ32などを有する定着装置、41、42は、後述する分光測色計、33、34はヒータ、35a、bは定着温度を検知するためのサーミスタである。また、160は、分光測色計41、42、表面拡散光算出部150を有する表面拡散光獲得部である。
図2は、図1に示す画像形成部100、定着部30、分光測色計41、42の構成を詳細に示す。図2に示す装置は、電子写真方式のカラー画像形成装置の一例である中間転写体27を採用したタンデム方式のカラー画像形成装置であるが、リボルバー方式のカラー画像形成装置など他の構成でもよい。
このカラー画像形成装置は、給紙部21、現像色分並置したステーション毎の感光体(22Y、22M、22C、22K)、一次帯電手段としての注入帯電手段(23Y、23M、23C、23K)、トナーカートリッジ(25Y、25M、25C、25K)、現像手段(26Y、26M、26C、26K)、中間転写体27、転写ローラ28、クリーニング手段29、定着装置30、分光測色計41、42などを備える。
次に、図1、2のカラー画像形成装置の動作について説明する。この動作はメイン制御部120によって統括的に制御される。画像形成部100は、画像処理部130が変換した露光時間に基づいて書込光学系24により露光光を帯電後の感光体ドラムに照射して静電潜像を形成し、この静電潜像を現像して単色トナー像を形成し、この単色トナー像を重ね合わせて多色トナー像を形成し、この多色トナー像を記録材11へ転写し、その記録材11上の多色トナー像を熱および圧力の作用によって定着させる。
図2において、感光体ドラム22Y、22M、22C、22Kは、アルミニウムシリンダの外周に有機光伝導層を塗布して構成し、図示しない駆動モータの駆動力が伝達されて回転するもので、駆動モータは感光体ドラム22Y、22M、22C、22Kを画像形成動作に応じて反時計周り方向に回転させる。
一次帯電手段として、ステーション毎にイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の感光体ドラムを帯電させるための4個の帯電器23Y、23M、23C、23Kを備える構成で、各帯電器にはスリーブ23YS、23MS、23CS、23KSが備えられている。
感光体ドラム22Y、22M、22C、22Kへの露光光は書込光学系24Y、24M、24C、24Kから送られ、感光体ドラム22Y、22M、22C、22Kの表面を選択的に露光することにより、静電潜像が形成されるように構成されている。
現像手段として、前記静電潜像を可視化するために、ステーション毎にイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の現像を行う4個の現像器26Y、26M、26C、26Kを備える構成で、各現像器にはスリーブ26YS、26MS、26CS、26KSがそれぞれ設けられている。それぞれの現像器は着脱可能に取り付けられている。
中間転写体27は、感光体ドラム22Y、22M、22C、22Kに接触しており、カラー画像形成時に時計周り方向に回転し、感光体ドラム22Y、22M、22C、22Kの回転に伴って回転し、単色トナー像が転写される。その後、中間転写体27に後述する転写ローラ28が接触して記録材11を狭持搬送し、記録材11に中間転写体27上の多色トナー像が転写する。
転写ローラ28は、記録材11上に多色トナー像を転写している間、位置28aで記録材11に当接し、印字処理後は位置28bに離間する。
定着装置30は、記録材11を搬送させながら、転写された多色トナー像を溶融定着させるものであり、図1、2に示すように記録材11を加熱する定着ローラ31と記録材11を定着ローラ31に圧接するための加圧ローラ32、またこれらのローラ表面にはサーミスタ(温度計)35a、bが微圧で接触された状態で配置されている。また、そのときの定着温度はサーミスタ35により逐次モニタされ、記録材搬送速度は、図示しない速度計により逐次モニタされている。サーミスタの個数が2個であるが、装置構成や精度向上などの理由により複数個配置してもよい。このモニタされた温度値は定着条件制御部110にフィードバックされる。
トナー像が定着された後の記録材11は、排紙ローラ81によって図示しない排紙トレイに排出して画像形成動作を終了する。クリーニング手段29は、中間転写体27上に残ったトナーをクリーニングするものであり、中間転写体27上に形成された4色のトナー像を記録材11に転写した後の廃トナーは、クリーナ容器に蓄えられる。
次に、図1を参照して、画像形成装置における定着条件の制御動作の概要を説明する。この画像形成装置は、画像形成条件、パッチ画像を記憶するメモリや、画像処理を行うICなどを含む画像処理部130、定着条件を記憶し、また制御する定着条件制御部110、および作成したパッチ画像から表面拡散光を獲得する表面拡散光獲得部160を含んでいる。ここでは記録材として透明フィルム(OHPシート)を用いる(理由は後述)。前述したように、トナー像のOHPシートへの転写と定着を行い、この定着後のパッチ画像の反射特性を分光測色計41、42で測定し、この測定値を表面拡散光算出部150に入力し、表面拡散光を算出する。続いて、定着条件制御部110は表面拡散光算出部150からの情報に従って定着条件の制御を行う。
表面拡散光算出部150は、OHPシートに定着された画像に対し分光反射率1(Rf)および2(Rb)を測定する分光測色計41および42からの測定値を入力し、算出部152において入力された分光反射率1(Rf)と分光反射率2(Rb)の差分値(Rf−Rb)を計算し、あらかじめメモリ151に記憶されている、Rf−Rbと表面拡散光との変換式または変換テーブルを参照し、表面拡散光を算出する(測定原理は後述)。
分光測色計41および42は、記録材搬送路の定着装置30より下流に、記録材11(OHPシート)の画像形成面およびその裏面に向けてそれぞれ配置されており、記録材11上に形成された定着後の画像に対する分光反射率1および2を検知する。分光測色計41および42は、カラー画像形成装置内部に配置することにより、定着後の画像を排紙部に排紙する前に、自動的に検知することが可能となる。
図3(a)は、分光測色計41および42の構成例を示す。分光測色計41および42は、ハロゲンランプ等の光源51、コリメータレンズ等整形用のレンズ52、スリット53、凹面回折格子等の分光素子54、C−MOSセンサ等の受光素子55、ライトトラップ56、また受光データを処理する図示しないICなどにより構成される。
光源51およびレンズ52は、記録材11の面に垂直な直線上に配置され、記録材11に対し垂直に光を照射する。スリット53および分光素子54は記録材面の垂直方向に対し45°方向に配置されており、測定対象からの反射光の内、45°方向に反射された光がスリット53を通過した後、分光素子54により分光され、受光素子55で受光される。また、ライトトラップ56は入射方向と反対側に設置されており、記録材11を透過した光を吸収する。実施例では、0/45°(0°入射、45°受光)を用いたが、前述のように0/d(SCE)のような積分球を用いても良い。また、後述する測定原理から、測定光学系はブラックバックとホワイトバックのどちらでも測定可能なため、ライトトラップ56の代わりに、白色版などを用いても良い。
このように、記録材11(OHPシート)上に定着されたトナー像に対し、分光測色計41および42で分光反射率1および2が測定され、算出部152に送られる。算出部152では、前記送られた分光反射率1(Rf)および2(Rb)の差分値Rf−Rbを計算し、同時にメモリ152から、後述する図8(a)、(b)に示すようなRf−Rbと表面拡散光との変換式(図8(a))または変換テーブル(図8(b))を読み込み、前記算出したRf−Rbを表面拡散光に変換することで、表面拡散光を算出する。そして、算出した表面拡散光を、予めメモリ152に記憶された、表面拡散光の上限値と比較し、表面拡散光が上限値を上回った場合、表面拡散光あるいは上限値との差分値を定着条件制御部110に送る。定着条件制御部110では、送られたデータに基づき定着条件を制御する。
図4を用いて表面拡散光の獲得原理について説明する。図4は、透明フィルム(OHPシート)上に形成したトナー像の表面に垂直に光を照射し、光が反射する様子(図4(a))と、(a)とは逆に、OHPシートの裏面に垂直に光を照射し、反射する様子(図4(b))を示す。また、光の入射側と反対側には図示しないライトトラップが設置されており、OHPシートを通過した光は入射光側に反射しない(ブラックバック)。このとき、45°方向で受光すると、測定される反射光Rfは、図4(a)に示すように、トナー層表面からの反射光(表面拡散光)S1と、トナー層内部からの後方散乱光Sb1と、OHPシートの界面からの反射光と内部からの散乱光を合わせたSo1からなる。同様に、測定される反射光Rbは、図4(b)に示すように、トナー層表面からの反射光(表面拡散光)S2と、トナー層内部からの後方散乱光Sb2と、OHPシートの界面からの反射光と内部からの散乱光を合わせたSo2からなる。また、トナー層およびOHPシートの透過率をそれぞれT、Toで表す。
測定される反射光の各値を比較すると、(1)トナー層内部の後方散乱Sb1とSb2は、ほぼ等しい。(2)OHPシートからの反射光So1(a)は、トナー層を通過しているため、トナー層の透過率Tが掛かる。これに対して、So2(b)は、トナー層による減衰は受けない。今、トナー層の吸収帯域の光を考えると、So1はトナー層により著しく減衰されるため、So2に比べて非常に小さくなる。(3)表面拡散光S2(b)は、(2)の場合と同様に、トナー層内部を通過するため、大きく減衰される。従って、S2はS1に比べて非常に小さくなる。
従って、Sb、So、Sについて、図4(c)に示すような大小関係が成立し、両者の差分をとると、(1)Sbは相殺され、(2)SoはSo2だけが定数項として残り、(3)SはS1だけが残る。その結果、反射光Rfと反射光Rbとの差分値は、Rf−Rb=S1+(定数)となる。
上記した結果は、光の入射側と反対側に紙や白色版などを設置した場合(ホワイトバック)でも得られる。図5は、図4において、入射側と反対側に紙を設置した場合を示す。このとき、図4と同様に、45°方向で受光される反射光RfおよびRbを考えると、図4(ブラックバック)の場合に比べ、紙からの反射光Rp1、Rp2がさらに含まれる。そして、反射光Rp1、Rp2は、トナー層とOHP層を通過するため、Rp1とRp2はほぼ等しく、他の反射光の成分は図4の場合と同様であるので、反射光RfとRbの差分値Rf−Rbは、Rp1とRp2が相殺されるため、結局、図4(ブラックバック)の場合と同様の結果が得られる。
図8(c)は、Rf−Rbと表面拡散光の関係を示す。図8(c)に示すように、Rf−Rbと表面拡散光とは線形の関係にある。これにより、OHPシートを用いて、次のような手順で表面拡散光を獲得できる。
(a)OHPシート上に形成されたトナー像の表側で0/45°の光学系で反射光を測定する(測定結果;Rf)
(b)OHPシートの裏側から、同様の光学系で反射光を測定する(測定結果;Rb)
(c)両者の差分値Rf−Rbを計算する。
(d)図8(a)、(c)に示すような、Rf−Rbと表面拡散光との関係式(あるいは変換テーブル)を用いて、Rf−Rbから表面拡散光を求める。以上の手順は、ブラックバック、ホワイトバックの双方で成り立つ。
(a)OHPシート上に形成されたトナー像の表側で0/45°の光学系で反射光を測定する(測定結果;Rf)
(b)OHPシートの裏側から、同様の光学系で反射光を測定する(測定結果;Rb)
(c)両者の差分値Rf−Rbを計算する。
(d)図8(a)、(c)に示すような、Rf−Rbと表面拡散光との関係式(あるいは変換テーブル)を用いて、Rf−Rbから表面拡散光を求める。以上の手順は、ブラックバック、ホワイトバックの双方で成り立つ。
図6は、実施例1に係る、定着条件の制御動作のフローチャートを示す。定着条件の制御動作は、パッチ画像をOHPに形成し、定着後の画像を用いて定着条件を制御するものであり、メイン制御部120、定着条件制御部110によって制御される。
まず、パッチ画像を記録材(OHPシート)に転写し(ステップS1)、記録材に定着する(ステップS2)。続いて、この定着したパッチ画像の表側から分光反射率1(Rf)を測定し(ステップS3)、次いで裏側から分光反射率2(Rb)を測定する(ステップS4)。そして、RfとRbの差分値を計算し、変換式または変換テーブルを用いて、差分値に対応する表面拡散光を獲得する(ステップS5)。
続いて、上記獲得された表面拡散光が上限値以下であるか否かを判断する(ステップS6)。表面拡散光が上限値以下である場合、一連の本処理を終了する。一方、表面拡散光が上限値以下でない場合、さらに定着条件の制御の余地があるか否かを判断し(ステップS7)、定着条件の制御の余地がある場合、定着条件を制御し(ステップS8)、ステップS1に戻り、上述の動作を繰り返し実行する。
上記のように、獲得した表面拡散光に基き、定着条件を制御する動作は、ユーザーから定着条件制御の要求を受けて開始されるか、もしくは一定枚数以上印刷した場合に、自動で定着条件制御を開始してもよい。また、工場出荷時の定着調整時、サービスマンの保守点検時(特に、定着装置、ローラ交換時)などに定着条件の制御を開始してもよい。また、この定着条件の制御(設定)については操作表示部140からの指示、あるいは特定の技術を有したサービスマンなどにより特殊な操作などにより行うようにしてもよい。
上記ステップS1およびS2において、記憶部112から制御用パッチデータが画像処理部130に送られ、OHPシート上にパッチが形成され、定着装置30によりトナーが加熱定着される。ここで、加熱定着に用いられる定着条件は、記憶部112に記憶された最新の定着条件である。
図7(a)は、OHPシート上に加熱定着されるパッチ画像例を示す。図7(a)は、C、M、Y、K各単色面積率100%のパッチがOHPシートの搬送方向に一列に配置されたものである。面積率100%のパッチを用いる理由は、定着性の変動を確認するには面積率100%のパッチが最適であるからである。もちろん、単色でなく、R、G、Bなど2次色の面積率100%のパッチを用いても良い。また、OHPシートの搬送方向に一列に配置しているのは、定着器30に、OHPシートの搬送方向と垂直な方向(主走査方向)に定着ムラがある場合を考慮しているためである。なお、図7(a)では、パッチは各色に一つ配置したが、測定精度を上げるため、同色のパッチを複数配置し、各パッチごとに後述する方法で表面拡散光を獲得し、平均をとってもよい。
図6のステップS3において、OHPシート上に加熱定着された各色のパッチに対し、分光測色計41により分光反射率1(Rf)が測定される。ステップS4において、ステップS3と同様に、OHPシート上に加熱定着された各色のパッチに対し、OHPシートの裏側から分光測色計42により分光反射率2(Rb)が測定される。そしてステップS5において、算出部152は、分光反射率1と分光反射率2の差分Rf−Rbを算出する。そしてメモリ151に予め記憶された、Rf−Rbと表面拡散光との変換式または変換テーブルを参照し、前記算出したRf−Rbに対応する表面拡散光を算出する。ステップS6では、前記算出した表面拡散光を、メモリ151に予め記憶された表面拡散光の上限値と各色ごとに比較する。比較の結果、表面拡散光が上限値以下であれば、図6の一連の処理が終了し、表面拡散光が上限値以下でない場合には、表面拡散光と上限値、あるいはその差分値が、定着条件制御部110に送られる。
図8(a)、(b)は、図6のステップS5においてメモリから読み込まれる、Rf−Rbと表面拡散光との変換式(a)または変換テーブル(b)を示す。図8(a)に示すように、Rf−Rbを表面拡散光に変換する変換式を用いる。あるいは、図8(b)に示すように、テーブルの形式で数値を保持し、それを用いてRf−Rbを表面拡散光に変換する。
図9(a)は、図6のステップS6においてメモリから読み込まれるデータテーブルの一例である。図9(a)のデータテーブルは、OHPシートの種類および、C、M、Y、K各色の表面拡散光の上限値を含む。
前述のように、Rf−Rbの算出には、分光データのうち各色の吸収帯域を用いる。ただし、ステップS5において表面拡散光に変換することや、ステップS6において上限値と比較することを考え、ステップS5においてRf−Rbを算出した際、吸収帯域内のある波長における値を用いる方法や、吸収帯域における平均値をとる方法が考えられる。分光データを単一の値にすることで、その後の表面拡散光への変換や上限値との比較を容易にできる。勿論、表面拡散光を各波長ごとに算出し、その後平均化してもよいし、あるいはメモリ151に記憶させる表面拡散光の上限値を吸収帯域における分光データとして記憶し、各波長ごとに比較し、その結果を総括して、表面拡散光が上限値以下であるか否かを判断してもよい。
図6のステップS7、S8では、前記送られたデータを基に、定着条件を制御する。まずステップS7では、定着条件に制御の余地があるか否かを判断する(通常、一回目のサイクルでは、余地有りと判断する)。ここで、定着条件に制御の余地があるとは、定着条件を適切に制御することで、表面拡散光をさらに小さくすることが可能な状態を意味する。そして制御の余地が有ると判断されれば、ステップS8において定着条件の制御を行う。そして記憶部112に記憶されている定着条件を最新の値に更新した後、ステップS1に戻り、再度制御フローを実行する。
以下、ステップS7、S8における定着条件制御の具体例を示す。定着条件制御の狙いは、表面拡散光を小さくし、上限値以下に抑えることである。制御対象となる定着条件とは、例えば定着温度やニップ圧、記録材の搬送速度が挙げられる。ここではニップ圧、搬送速度は一定とし、サーミスタ35a、bで検知される定着ローラ31、加圧ローラ32の表面温度である定着温度を制御対象として考える。
図10(a)は、定着温度に対する表面拡散光の変化を示す。図に示すように、定着温度に対し表面拡散光は下に凸の曲線を描く。その理由は、定着温度が低い領域では、トナーが十分に溶融せず、表面に凹凸が多く残るため、表面拡散光は大きくなる。定着温度を上げていくと、トナーが十分に溶融するようになり、表面の凹凸が減少し、表面拡散光は小さくなる。しかし、一定以上定着温度を上げると、今度はホットオフセットが起こり始め、トナー表面に剥離が生じ、凹凸が生じる結果、表面拡散光が大きくなる。したがって、表面拡散光を小さくするには、図10(a)の曲線の極小点に近づけるよう、定着温度を制御すればよい。
図6のステップS7において、定着条件に制御の余地があるか否かを判断する意義を説明する。定着装置30を構成する各部品の経年劣化などにより定着性が悪化し、後述する方法で表面拡散光を可能な限り小さくしたとしても(図10(a)における極小点に達したとしても)、その表面拡散光の値が、前述のメモリ151に記憶された表面拡散光の上限値を上回ってしまうケースが考えられる。ステップS7はそうした場合を考慮した処理ステップであり、ステップS6で表面拡散光が上限値を上回っていると判断された場合でも、ステップS7で表面拡散光が極小点に達したと判断されれば、図6の定着条件の制御フローは終了する。
前述のように、定着温度の制御とは、図10(a)において極小点に近づけるよう、定着温度を制御することであるが、定着ローラ31や加圧ローラ32は経年劣化するため、定着温度が同じでも、表面拡散光の値が常に同じとは限らない。また、サーミスタ35a、bにより測定される定着温度も、常に同じように測定できるわけでなく、測定値はその時々で変動する。したがって、図10(a)の曲線はあくまで相対的なものであり、その時々で変動するものである。すなわち、定着温度を制御するということは、その時点での図10(a)における極小点に相当する温度に近づけるということである。よって、例えば図10(a)における極小点の温度を予め記憶しておき、その温度を目標値として定着温度を制御する、といったことには意味がなく、あくまで表面拡散光の大小から、図10(a)の極小点に対する現在の位置を判断し、制御する必要がある。
以下、定着温度制御方法の一例を説明する。まず、図10(a)の曲線の大まかな特性(微分係数の大きさなど)が変わらないことを考え、定着温度制御時に変化させる所定の温度ΔTをあらかじめ記憶部112に記憶しておく。そして、一度記憶部112に記憶された最新の定着条件(定着温度)でパッチ画像を出力し、表面拡散光を測定し、この測定された表面拡散光を、記憶部112に一時的に記憶する。そして、図6のステップS6において表面拡散光が上限値を上回った場合には、定着温度を前記ΔTだけ変化させ、ステップS1に戻り、再度パッチ画像を出力し、表面拡散光を測定する。そして、測定した表面拡散光と、記憶部112に記憶した直前のサイクルでの表面拡散光を比較する。このとき表面拡散光が減少していれば、図10(a)における極小点に近づいたことが分るので、その方向に定着温度を制御すればよい。一方、表面拡散光が増加していれば、極小点から遠ざかったことが分るので、今度は逆方向に定着温度を制御すればよい。このようにして図10(a)における極小点との現時点での相対的な位置、つまり定着温度を制御する方向を求め、以上のサイクルを、表面拡散光が十分小さくなるまで、つまりメモリ151に記憶された上限値を下回るか、あるいは図10(a)における極小点に達するまで、繰り返せばよい。
なお、所定の温度ΔTは、過大でも過小でもない温度である。つまり、一度、定着温度をΔT変化させただけで、極小点を飛び越えてしまうようでは、ΔTは大きすぎるし、反対に、ΔTが小さすぎると、定着条件の制御フローが終了するまで何度もサイクルを繰り返さなくてはならず、時間とコストを無駄に浪費してしまう。また、ΔTは、定着温度が極小点から離れているときは大きく、反対に極小点に近いときには小さいことが望ましい。よって、このΔTは、図6に示す制御フローのサイクルの度に例えばサービスマンなどが逐次手動で入力してもよく、また自動制御の場合には、このΔTの制御方法としてあらかじめ最適なものを記憶部112に記憶しておくことが望ましい。
定着装置30の経年劣化などにより、表面拡散光がメモリ151に記憶された表面拡散光の上限値を常に上回るようになった場合(ステップS7で、定着条件に制御の余地がないと判断された場合)、メモリ151に記憶された表面拡散光の上限値を、図10(a)の極小点における値あるいはその近傍の値に更新する方法が考えられる。これにより、表面拡散光が常に(更新前の)上限値を上回るようになったとき、更新をしない場合に、定着条件制御フローを開始するたびに毎回行うことになる、前述のように定着温度を変化させて図10(a)における極小点を探す、といったサイクルを省略することができる。なぜならば、表面拡散光の上限値を更新しておけば、次に図6のフローを実行したとき、表面拡散光が増えていなければ、ステップS6において上限値を下回っていると判断されるためである。こうすることで、無駄にパッチ画像を何度も出力し、時間とコストを浪費することを避けることができる。
また、上記では定着条件として定着温度を用いたが、他の定着条件、例えば記録材の搬送速度などを制御因子としてもよい。搬送速度と表面拡散光の関係を図10(b)に示す。ただし、図10(b)は定着温度が、表面拡散光が十分小さくなる値のときのものである。このとき、搬送速度と表面拡散光の関係は、図10(a)と同様、下に凸の曲線を描く。その理由は、搬送速度が小さい場合、熱が過剰にトナー像に伝導するため、ホットオフセットが生じ、表面拡散光が大きくなる。搬送速度を大きくしていくと、トナー像に伝わる熱が減少し、ホットオフセットがなくなり、表面拡散光は小さくなる。そしてさらに搬送速度を大きくすると、熱が十分にトナー像に伝わらず、表面が十分に溶融しないため、表面拡散光は大きくなる。従って、制御因子を搬送速度に代えても、定着温度のときと同様の方法で表面拡散光を制御することが可能である。さらに、定着温度を制御した後、加えて搬送速度を制御する、といった方法を採ってもよい。これにより、より表面拡散光を適正に制御することができる。
本発明によれば、透明フィルムの表裏から表面拡散光を測定することで、トナー付着量の変動に伴う顔料散乱成分の変動を相殺した上で、表面拡散光を獲得することができ、獲得した表面拡散光に基づいて、OHPモードの定着条件を制御することができる。
本発明によれば、反射特性1、2の差分値に対応する表面拡散光を、記憶手段に記憶された変換テーブルを用いて算出することができる。
本発明によれば、反射特性1、2として分光反射率を用いることにより、表面拡散光を獲得することができる。
本発明によれば、装置の経年劣化などによる、表面拡散光の増加を検知し、表面拡散光を小さくするように制御することができる。
本発明によれば、測定手段1および2として、同一の光学系を用いることにより、表面拡散光を獲得することができる。
本発明によれば、測定光学系として、0/45°の光学系を用いることにより、色の評価に直接組み込むことのできる表面拡散光を獲得することができる。
実施例1では、OHPシート上に形成したトナー像の像形成面側に分光測色計41を配置し、トナー像の像形成面の裏面側に分光測色計42を配置し、それらを用いて分光反射率1、2を測定した。しかし、分光測色計は安価ではないため、一台の分光測色計で分光反射率1、2を測定できれば、コストを削減できる。
そこで、実施例2では、一台の分光測色計を用い、OHPシートを反転させる実施例を示す。
図11は、実施例2のシステム構成を示す。図11は、図1から分光測色計42を取り除いた構成を示す。図12は、図11の画像形成部の構成を示す。実施例1(図2)と相違する点は、分光測色計42を取り除き、搬送路R2、R3、および経路切替爪71、72、搬送ローラ83を追加した点である。
図11、12のカラー画像形成装置の動作は、実施例1の図2と同様である。また、実施例2の画像形成装置における定着条件の制御動作の概要は、実施例1(図1)とほぼ同様である。ただし、実施例2では、分光測色計41により分光反射率1、2を測定する。また、算出部152には、分光側色計41から分光反射率1、2が送られ、送られたデータを用いて、算出部152は表面拡散光を算出する。
実施例2における、記録材11(OHPシート)の動きと測色の手順を説明する。記録材11は、搬送路R1を通って転写ベルト27によりトナー像が転写され、定着器30により加熱定着され、分光測色計41により分光反射率1が測定される。その後、経路切替爪71および72aにより、記録材11は搬送路R3に移動し、次いで、経路切替爪72bにより搬送路R2に移され、搬送ローラ83が逆回転することにより、記録材11は裏返された状態で搬送路R1に戻される。そして、分光測色計41により、裏返された記録材11の分光反射率2が測定される。その後、搬送ローラ81、82により、記録材11は排紙部に排紙される。
以上のようにして、分光測色計41を用いて分光反射率1、2が測定される。なお、実施例2における定着条件制御の手順は、実施例1(図6)と同様である。
実施例1、2では、反射特性1、2として分光反射率を用い、測定手段には分光測色計を用いた。実施例3では、反射特性1、2として、単波長もしくは狭帯域の光(赤色光)を用いた際の反射率を測定して、表面拡散光を得る、より装置を簡便にした実施例である。実施例3における画像形成装置の構成は、実施例1、2のいずれも適用可能であるが、ここでは実施例2を適用するものとする。また、実施例3では、赤色の単波長光もしくは狭帯域の光を用いるが、後述するように、赤色光以外の単波長光もしくは狭帯域の光(例えば、青色光、緑色光)を用いてもよい。
図13は、実施例3のシステム構成を示す。図13は、実施例2(図11)の分光測色計41を、単波長光を用いた反射率測定器43に代えて構成したものであり、他の構成要素は図11と同様である。また、図14は、実施例2(図12)の構成における分光測色計41を、単波長光を用いた反射率測定器43に代えて構成した図である。
図3(b)は、単波長光を用いた反射率測定器43の構成を示す。反射率測定器43は、赤色ダイオードなどの単波長あるいは狭帯域の赤色光源61と、フォトダイオード等の受光素子62と、ライトトラップ63と、受光データを処理する図示しないICなどにより構成される。
光源61は、記録材11に対して垂直に設置されており、記録材11に対して垂直に光を照射する。受光素子62は、記録材11の垂直方向に対して45°方向に設置されており、記録材11からの反射光を検知する。なお、実施例1、2と同様に、ライトトラップ63は白色版などに置き換えてもよい。
実施例3における定着条件制御の手順は、実施例1、2(図6)と同様である。ただし、ステップS1で作成されるパッチ画像、およびステップS6でメモリ151から読み込む、表面拡散光の上限値のテーブルは、実施例1、2とは異なり、いずれも単色のパッチおよびテーブルとなる。
図7(b)は、実施例3で作成されるパッチ画像である。実施例3では、単波長光(もしくは狭帯域の光)を用いるため、パッチ画像にも単色を用いる。前述のように、反射光測定器43は光源に赤色光を用いているため、パッチ画像にはシアンを用いる。このように組み合わせた理由は、シアンの吸収帯域が赤色光の帯域であるためである。
実施例1において、図4、5を参照して説明した本発明の測定原理は、トナーの吸収帯域で成立する。これは逆に言えば、作成したトナー像の吸収帯域に波長域を持つ光源さえ用いれば、本発明が実施可能であることを意味する。したがって、本実施例ではシアンのパッチと赤色光の光源を用いたが、トナーの吸収帯域に波長を持つ光源であれば、トナーと光源の組み合わせはこれに限定されない。
図9(b)は、メモリ151に記憶される表面拡散光の上限値である。前述のように、パッチ画像にはシアンを用いるため、表面拡散光の上限値もシアンの値だけでよい。
本発明によれば、反射特性1、2として単波長または狭帯域の光の反射率を用いることにより、より簡易な装置で表面拡散光を獲得することができる。
実施例1〜3では、反射特性1、2を測定してRf−Rbを求め、表面拡散光との変換式(または変換テーブル)を用いて表面拡散光を算出した。また、図8(a)、(c)に示すように、Rf−Rbと表面拡散光は線形の関係にあるので、Rf−Rbを用いて直接定着条件を制御することは、表面拡散光を獲得して定着条件を制御することと同義である。
そこで、本実施例では、表面拡散光の代わりに、Rf−Rbを用いて定着条件を制御する方法を示す。本実施例における画像形成装置の構成などは、前記した実施例1〜3のいずれも適用可能であるが、ここでは、実施例2を適用するものとする。
図15は、実施例4の定着条件制御のフローチャートを示す。図15において、図6の処理と相違するのはステップ15とステップ16である。ステップS15では、Rf−Rbの算出を行い、ステップS16では、ステップS15で算出したRf−Rbを、メモリ151に予め記憶させたRf−Rbの上限値と比較する。ステップS17、S18では、Rf−Rbを制御対象として定着条件を制御する。
図9(c)は、メモリ151に予め記憶される、Rf−Rbの上限値である。ステップS16では、この上限値を参照し、Rf−Rbが上限値以下か否かを判断する。図10(c)は、定着温度とRf−Rbとの関係を示す。図10(c)に示すように、Rf−Rbと定着温度との関係は、図10(a)に示す表面拡散光と定着温度との関係と同じであるので、Rf−Rbの制御方法も、実施例1〜3の表面拡散光の制御方法を適用できる。
本発明によれば、表面拡散光の代わりに、反射特性1、2の差分値を用いて定着条件を制御することにより、より簡易に定着条件を制御することができる。
実施例1〜4では、表面拡散光(またはRf−Rb)を獲得し、定着条件を制御する際、トナー付着量が変動しても、図9(a)、(b)、(c)に示す、表面拡散光(またはRf−Rb)の上限値は一定である。ところが、図16(a)に示すように、表面拡散光はトナーの付着量に応じて変化する。つまり、トナー付着量が異なれば、最適な表面拡散光も異なる。
そこで、本実施例では、トナー像を形成する際に、形成されたトナー像のトナー付着量を測定し、測定結果に応じた表面拡散光の最適値(目標値)に従って定着条件を制御する実施例を示す。本実施例は、実施例1〜4のいずれも適用可能であるが、ここでは実施例2を適用するものとする。
図17は、実施例5のシステム構成を示す。図17は、実施例2(図11)の構成に、濃度計44(定着器30の手前)を追加して構成している。他の構成要素は図11と同様である。
図18は、図17の画像形成部の構成を示す。濃度計44は、記録材搬送方向に対して定着器30の手前側に設置され、これにより定着前の記録材11上のトナー像における濃度を測定することができる。定着前の画像濃度から、トナー付着量を推定する方法としては、例えば特許文献3に記載の方法がある。
濃度から付着量を求める具体的な方法は、定着前の画像の濃度を検知した後、例えば図16(b)に示すような濃度と付着量との変換テーブルを予め記憶媒体(メモリ151)に記憶しておき、その変換テーブルを用いて付着量を求めることができる。
図3(c)は、濃度計44の構成を示す。濃度計44は、ガス充填フィラメントランプなどの光源71と、フォトダイオード等の受光素子72、受光データを処理する図示しないICなどにより構成される。
光源71は、記録材11に対して垂直に設置され、記録材11上に垂直に光を照射する。受光素子72は、記録材11の垂直方向に対して45°方向に設置され、記録材11からの反射光を検出する。
図19は、実施例5に係る、定着条件の制御動作のフローチャートを示す。図19では、図6のフローチャートに、ステップS22(定着前の画像濃度を検知し、付着量を推定するステップ)を追加している。他の処理は図6と同様である。
記録材11(OHPシート)上にパッチ画像を転写し(ステップS21)、濃度を検知し、トナー付着量を推定する(ステップS22)。トナー像をOHPシートに定着し(ステップS23)、反射特性1、2を検知し(ステップS24、S25)、表面拡散光を算出する(ステップS26)。ステップS22で推定したトナー付着量に対応した、表面拡散光の上限値を読み込み、前記算出した表面拡散光と比較する(ステップS27)。このとき、表面拡散光が上限値以下であれば、一連の制御動作が終了し、ステップS27で表面拡散光が上限値以下でなければ、さらに定着条件制御の余地が有るか否かを判断し(ステップS28)、余地があると判断されれば、定着条件を制御し、ステップS21に戻る。以上の動作を、表面拡散光が十分小さくなるまで繰り返し行う。
図16(b)は、ステップS22で検知した濃度からトナー付着量を推定する変換テーブルであり、予めメモリ151に記憶される。そして、ステップS22では、濃度を検知した後、メモリからこのテーブルを読み込み、検知した濃度を、このテーブルを用いてトナー付着量に変換する。
図9(d)は、メモリ151に予め記憶される、表面拡散光の上限値(目標値)を保持するテーブルである。表面拡散光の上限値は、付着量ごとに値を保持する。そして、ステップS27で、算出した表面拡散光が上限値以下であるか否かを判断する際に、ステップS22で推定したトナー付着量に対応した、表面拡散光の上限値をテーブルから読み込み(前記推定したトナー付着量に対する上限値がテーブルに含まれていない場合は、その付着量近傍の値を用いて補間すればよい)、算出した表面拡散光と比較する。このようにして、トナー付着量に応じた目標値(上限値)に従って表面拡散光を制御することができる。
本発明によれば、記録材に転写されたトナー像のトナー付着量を獲得し、表面拡散光を獲得した付着量に応じた適正な値に制御することができる。
本発明によれば、記録材に転写されたトナー像の濃度を検知し、検知された濃度を付着量に変換する付着量変換テーブルにより、濃度を変換して付着量を獲得することができる。
実施例1〜5は、OHPシートを用いて表面拡散光(もしくはRf−Rb)を獲得し、その結果に基づいて定着温度等の定着条件を制御する実施例である。前述したように、一般的に画像形成装置は、OHPシートと普通紙等でそれぞれ異なる定着条件のモードを設定している。実施例1〜5では、OHPシートを用い、OHPモードには好適であるが、普通紙モードなどの他のモードを直接制御することはできない。
そこで、本実施例では、OHPシートを用いて測定した表面拡散光に基づき、普通紙モードの定着条件を間接的に制御する実施例を示す。なお、本実施例の画像形成装置の構成は、実施例1〜5のいずれも適用可能であるが、ここでは実施例5を適用する。
図20は、定着温度に対する表面拡散光の変化を示し、OHPモードでOHPシートを用いて測定した表面拡散光(以下、OHPonOHPモード)と、普通紙モードで普通紙を用いて測定した表面拡散光(以下、普通紙on普通紙モード)を示す。OHPonOHPモードの表面拡散光は、実施例5の方法により獲得したものである。普通紙on普通紙モードの表面拡散光は、図24で説明した原理により測定できる。
図20には、OHPonOHPモードのグラフと、普通紙on普通紙モードのグラフが示され、そのグラフの位置、形状が互いに異なり、両者の極小点の温度がΔTlocal−minだけずれている。
このようにグラフの位置、形状は、トナー付着量、定着温度以外の定着条件(ニップ圧、搬送速度)や湿度など環境の変化によって影響を受ける。従って、この極小点のずれは、トナー付着量、定着温度以外の定着条件(普通紙モードとOHPモードのそれぞれの値)、さらに前述の環境条件を一つに決めることにより、一意に決まり、その値は実験によって求めることが可能である。例えば、図21(b)に示すように、各因子の設定値と極小点の差ΔTlocal−minとの関係を予め求めて記憶しておけば、OHPモードの極小点から普通紙モードにおける極小点の値が分る。なお、環境が変化した場合、図20のグラフも影響を受けるが、その影響はOHPonOHPモードと、普通紙on普通紙モードでは共通であるので、両者の相対的な位置関係に与える影響は少なく、図21(b)には、環境による因子を含めていない。
図22は、実施例6に係る、定着条件(定着温度)の制御動作のフローチャートを示す。図22のステップS31〜S36までは、図19(実施例5)と同様である。記録材(OHPシート)にトナー像を転写し、転写後のトナー像の濃度を測定して、トナー付着量を得る。その後トナー像を定着し、表面拡散光を獲得する(ステップS31〜S36)。ステップS36で獲得した表面拡散光を、記憶部112に予め記憶された表面拡散光の上限値と比較する(ステップS37)。このとき、表面拡散光が上限値以下であれば、装置に経年劣化などは生じておらず、普通紙モードにおいてもそれは同様であると判断し、一連の制御フローを終了する。
表面拡散光が上限値を上回った場合は、図20に示す極小点に達したか否かを判断し(ステップS38)、極小点に達していないと判断された場合は、OHPモードの定着条件を制御し(ステップ39)、ステップS31に戻る。
極小点に達したと判断された場合には、OHPモードの定着条件制御を終了し、決定したOHPモードの定着条件に基づいて、普通紙モードの定着条件を制御する(ステップS40〜S42)。以上の処理により、定着条件の制御動作が終了する。
ステップS38で極小点に達したと判断された場合、ステップS40〜42を実行することで、普通紙モードの定着条件(定着温度)を制御する。まず、ステップS39で設定した、最新のOHPモードの定着条件(図20におけるTOHP)を読み込む。続いて、図21(a)のテーブルに示すように、記憶部112に予め記憶された、普通紙モードでの定着条件(ただし定着温度以外)や付着量を参照する。そして、読み込んだTOHPや、普通紙モードにおける定着条件、付着量を元に、図21(b)のテーブルを参照し、ΔTlocal−minを決定する(ステップS40)。そして、先に読み込んだ、OHPモードでの定着温度TOHPにΔTlocal−minを加えることで、普通紙モードでの極小点の温度Tpaperを得る(ステップS41)。そして、ステップS41で得た定着温度Tpaperを普通紙モードの定着条件に設定する(ステップS42)。以上により、普通紙モードの定着条件が制御される。
なお、図20のグラフは、装置の経年劣化などによっても変化するが、その場合、両モードでの極小点のずれΔTlocal−minも変化する可能性がある。したがって、図21(b)に示すΔTlocal−minを得るテーブルに、装置の累積出力枚数などの項目を追加し、出力枚数に応じたΔTlocal−minが得られるようにしてもよい。
本発明は、前述した実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した各実施例の機能を実現することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施例の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施例の機能が実現される場合も含まれる。さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施例の機能が実現される場合も含まれる。また、本発明の実施例の機能等を実現するためのプログラムは、ネットワークを介した通信によってサーバから提供されるものでも良い。
21 給紙部
24 書込光学系
30 定着装置
31 定着ローラ
32 加圧ローラ
33、34 ヒータ
35a、b サーミスタ
41、42 分光測色計
110 定着条件制御部
111 ドライバ
112 記憶部
120 メイン制御部
130 画像処理部
140 操作表示部
150 表面拡散光算出部
151 メモリ
152 算出部
160 表面拡散光獲得部
24 書込光学系
30 定着装置
31 定着ローラ
32 加圧ローラ
33、34 ヒータ
35a、b サーミスタ
41、42 分光測色計
110 定着条件制御部
111 ドライバ
112 記憶部
120 メイン制御部
130 画像処理部
140 操作表示部
150 表面拡散光算出部
151 メモリ
152 算出部
160 表面拡散光獲得部
Claims (13)
- 面積率100%のパッチトナー像を形成して記録材に転写する画像形成手段と、前記記録材に転写された前記トナー像を所定の定着条件で定着する定着手段と、前記定着された前記トナー像の表面からの表面拡散光を得る表面拡散光獲得手段と、前記獲得された表面拡散光に基づいて前記所定の定着条件を制御する制御手段とを具備する画像形成装置であって、前記表面拡散光獲得手段は、透明フィルム上に形成されたトナー像の表面から第1の反射特性を測定する第1の測定手段と、前記透明フィルム上のトナー像の裏面から第2の反射特性を測定する第2の測定手段と、前記第1、第2の反射特性から表面拡散光を算出する表面拡散光算出手段とを具備することを特徴とする画像形成装置。
- 前記表面拡散光算出手段は、前記第1の反射特性と第2の反射特性の差分値を算出する算出手段と、前記差分値と表面拡散光との変換テーブルを記憶する記憶手段とを備え、前記表面拡散光算出手段は、前記算出された差分値に対応する表面拡散光を、前記記憶手段に記憶された変換テーブルを用いて算出することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記第1、第2の反射特性は分光反射率であり、前記表面拡散光算出手段は前記トナー像の吸収帯域における前記第1、第2の反射特性の値を用いて表面拡散光を算出することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記第1、第2の反射特性は単波長または狭帯域波長の光の反射率であり、前記波長域は前記トナー像の吸収帯域に含まれることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記表面拡散光の上限値を記憶する上限値記憶手段を備え、前記表面拡散光獲得手段により獲得された表面拡散光と、前記上限値記憶手段に記憶された表面拡散光の上限値とを比較し、その比較結果に基づいて定着条件を制御することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記記録材に転写されたトナー像のトナー付着量を獲得する付着量獲得手段と、前記トナー付着量ごとに表面拡散光の上限値を記憶する上限値記憶手段とを備え、前記制御手段は、前記上限値記憶手段を参照して、前記獲得したトナー付着量に対応する表面拡散光の上限値を読み出し、前記表面拡散光の上限値と前記表面拡散光獲得手段により獲得された表面拡散光とを比較し、その比較結果に基づいて定着条件を制御することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記記録材に転写されたトナー像の濃度を検知する濃度検知手段と、前記検知された濃度をトナー付着量に変換する付着量変換テーブルとを備え、前記付着量獲得手段は、前記付着量変換テーブルを参照して、前記検知された濃度に対応するトナー付着量を獲得することを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記表面拡散光の代わりに、前記第1の反射特性と第2の反射特性の差分値を用いて定着条件を制御することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記第1、第2の測定手段は、同一の測定光学系であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記測定光学系は、記録材面に垂直に光が入射し、記録材面の垂直方向に対して45°方向に受光する光学系であることを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
- 面積率100%のパッチトナー像を形成して記録材に転写する画像形成工程と、前記記録材に転写されたトナー像を所定の定着条件で定着する定着工程と、前記定着されたトナー像の表面からの表面拡散光を得る表面拡散光獲得工程と、前記獲得された表面拡散光に基づいて前記所定の定着条件を制御する制御工程とを具備する画像形成方法であって、前記表面拡散光獲得工程は、透明フィルム上に形成されたトナー像の表面から第1の反射特性を測定する第1の測定工程と、前記透明フィルム上のトナー像の裏面から第2の反射特性を測定する第2の測定工程と、前記第1、第2の反射特性から表面拡散光を算出する表面拡散光算出工程とを具備することを特徴とする画像形成方法。
- 請求項11記載の画像形成方法をコンピュータに実現させるためのプログラム。
- 請求項11記載の画像形成方法をコンピュータに実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009054853A JP2010210762A (ja) | 2009-03-09 | 2009-03-09 | 画像形成装置、画像形成方法、プログラムおよび記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009054853A JP2010210762A (ja) | 2009-03-09 | 2009-03-09 | 画像形成装置、画像形成方法、プログラムおよび記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2010210762A true JP2010210762A (ja) | 2010-09-24 |
Family
ID=42971018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2009054853A Pending JP2010210762A (ja) | 2009-03-09 | 2009-03-09 | 画像形成装置、画像形成方法、プログラムおよび記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2010210762A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018169171A (ja) * | 2017-03-29 | 2018-11-01 | Jfeスチール株式会社 | 鋼板形状計測装置及び鋼板形状矯正装置 |
| JP2021033184A (ja) * | 2019-08-29 | 2021-03-01 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
-
2009
- 2009-03-09 JP JP2009054853A patent/JP2010210762A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018169171A (ja) * | 2017-03-29 | 2018-11-01 | Jfeスチール株式会社 | 鋼板形状計測装置及び鋼板形状矯正装置 |
| JP2021033184A (ja) * | 2019-08-29 | 2021-03-01 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
| JP7276004B2 (ja) | 2019-08-29 | 2023-05-18 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6898381B2 (en) | Color image forming apparatus and method for controlling the same | |
| JP4386268B2 (ja) | カラー画像形成装置及びその制御方法 | |
| JP5482820B2 (ja) | 画像読取装置および画像形成装置 | |
| CN101661236A (zh) | 图像浓度控制装置和图像形成装置 | |
| JP5453856B2 (ja) | 画像形成装置、画像形成方法、プログラムおよび記録媒体 | |
| US10142518B2 (en) | Image reading apparatus and image forming system for performing accurate image correction | |
| US10185265B2 (en) | Image forming apparatus that permits or prohibits a calibration process depending on a type of a mounted fixing device | |
| JP2010210762A (ja) | 画像形成装置、画像形成方法、プログラムおよび記録媒体 | |
| JP5304819B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2010072210A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP5142039B2 (ja) | トナー付着量算出装置、画像形成装置およびトナー粒径推定方法 | |
| JP2006150627A (ja) | テストパターン測定方法および画像形成装置 | |
| JP4454897B2 (ja) | カラー画像形成装置及びカラー画像形成装置の制御方法 | |
| JP2004117807A (ja) | 画像形成装置 | |
| US10527995B1 (en) | Image forming apparatus having abnormality detection unit for humidity sensor | |
| JP7639837B2 (ja) | メディア検知装置、画像形成システム、メディア検知プログラム及びプロセス条件制御プログラム | |
| US9122211B2 (en) | Image forming apparatus with function to measure gloss level | |
| JP4502373B2 (ja) | 画像形成装置及びその制御方法 | |
| JP2026020964A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP6374670B2 (ja) | 画像形成装置およびその制御方法 | |
| JP2018169448A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2017021114A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2004198947A (ja) | カラー画像形成装置 | |
| JP2000039811A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2006251148A (ja) | 画像形成装置 |