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JP2010205351A - 光検出器、光検出器の製造方法及び光検出システム - Google Patents

光検出器、光検出器の製造方法及び光検出システム Download PDF

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JP2010205351A JP2009051116A JP2009051116A JP2010205351A JP 2010205351 A JP2010205351 A JP 2010205351A JP 2009051116 A JP2009051116 A JP 2009051116A JP 2009051116 A JP2009051116 A JP 2009051116A JP 2010205351 A JP2010205351 A JP 2010205351A
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紀行 河野
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Hironobu Nishimura
浩伸 西村
Tomohiko Ishida
智彦 石田
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Abstract

【課題】光ピックアップ装置などの光検出器におけるその位置決めと光検出器の光検出素子に入力する光ビームを調整するピンホールあるいはスリットなどの光学的開口の位置決めを一度に行うことができ、且つ精度良く低コストで量産できるようにする。
【解決手段】光検出器10は、基板12上に設けられた、複数の光検出素子からなる光検出部16とその上面に設けられた光透過部18と、光透過部18の上面に設けられた、光学的開口22を有する遮光層20とを一体的にして構成されてなり、光透過部18は、光学的開口22と光検出部16との距離を一定に保ち、光学的開口22は、入射光ビームBの、内側領域を通過するように構成されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、光検出器、特に、光記録媒体の情報記録再生のための光ヘッド装置に用いて好適な光検出器、この光検出器の製造方法及び光検出器を用いた光検出システムに関する。
特許文献1には、サーボ信号を正確に検出して制御動作を確実に行なうことが可能な2層光ディスク用光ピックアップ装置が開示されている。
この光ピックアップ装置は、2層光ディスクにより反射された反射ビームを受光するフォトデティクタと、フォトデティクタとビームスプリッタとの間に互いに光軸を一致させて設けられた第1のフォーカシングレンズと、焦点を合わされていない情報信号層からの反射ビームを遮断する遮光板と、第2のフォーカシングレンズとを備えて構成され、焦点に合わされていない情報信号層からの反射ビーム即ち層間迷光が、フォトデティクタに到達することを抑制し、サーボ信号を正確に検出するようにしたものである。
しかしながら、上記特許文献1記載の光ピックアップ装置では、その組立を行なう際に、フォトデティクタ(光検出器)の位置決めとピンホールの位置決めを別々に行なう必要があり、位置決め調整が困難で時間がかかり、更には、量産が困難であるという問題点がある。
特開平8−185640号公報
本発明者は、光ヘッド等の組立の際に、光検出器の位置決め及びピンホール等の光学的開口の位置決めを一度に行なうことができ、且つ精度良く低コストで量産できる光検出器、その製造方法及びこの光検出器を用いた光検出システムを提供することを課題とする。
即ち、以下の実施例により上記課題を解決することができる。
(1)半導体チップと、この半導体チップの一部からなる光検出部と、この光検出部の、検出部側に設けられた光透過部と、この光透過部の、前記光検出部と反対側に設けられ、入射光ビームを遮蔽する遮光層と、この遮光層に設けられ、入射光ビームが前記光透過部を介して前記光検出部に到達するように、該入射光ビームが通過する光学的開口と、を一体的に有してなり、前記光学的開口の大きさ及び位置と、前記光検出部との関係が、前記光学的開口位置での入射光ビームの断面における内側領域が該光学的開口を通り、且つ、光透過部の厚みによって定められている該入射光ビームの拡がり範囲が、前記光検出部の受光面内に収まるようにされたことを特徴とする光検出器。
(2)前記光検出部は複数設けられ、その各々に対応して、前記光学的開口が設けられたことを特徴とする(1)に記載の光検出器。
(3)前記光透過部は、前記光検出部を含む前記半導体チップ表面を被って積層された光透過材料層よりなり、前記遮光層は、前記光透過部の光入射面に形成された遮光性材料膜からなり、前記光学的開口は、前記遮光性材料膜にパターンニングされた空隙からなることを特徴とする(1)又は(2)に記載の光検出器。
(4)前記光検出部を除く前記半導体チップ表面を被うスペーサ層を設けてなり、前記光透過部は、前記スペーサ層に形成された光透過空間からなり、前記遮蔽層は、前記スペーサ層に形成された遮光性材料膜からなり、前記光学的開口は、前記遮光性材料膜にパターンニングされた空隙からなることを特徴とする(1)又は(2)のいずれかに記載の光検出器。
(5)前記スペーサ層は、前記光検出部を除く前記半導体チップ表面を被って積層された光透過性材料層よりなり、前記光透過空間及び前記遮光性材料膜の空隙は、前記光透過性材料層及び遮光性材料膜の一部を除去して形成されていることを特徴とする(4)に記載の光検出器。
(6)前記光検出部は、前記半導体チップの上面にフォトダイオードを形成するように埋め込まれて配置されたことを特徴とする(3)乃至(5)のいずれかに記載の光検出器。
(7)前記光検出部を除く、前記半導体チップ表面と基板を被うスペーサ層を設けてなり、前記光検出部は、前記基板上に配置された半導体チップの一部からなり、前記スペーサ層は、前記半導体チップと前記基板とを導通するボンディングリード線を内包して、これを保護するようにされ、前記光透過部は、前記スペーサ層により囲まれた光透過空間とされたことを特徴とする(1)又は(2)のいずれかに記載の光検出器。
(8)(1)乃至(7)のいずれかの光検出器と、光記録媒体からの反射光ビームを前記光検出器の前記開口を経て、前記光検出部に導く検出光学系と、を有してなり、前記開口は、前記反射光ビームのビームウェストの位置に配置されたことを特徴とする光検出システム。
(9)光学的開口と、これと一体の光検出部とを有し、前記光学的開口の大きさ及び位置と、前記光検出部との関係が、前記光学的開口位置での入射光ビームの断面における内側領域が該光学的開口を通り、且つ、光透過部の厚みによって定められている該入射光ビームの拡がり範囲が、前記光検出部の受光面内に収まるようにされた光検出器の製造方法であって、上面に、前記光検出部、及び、この光検出部の出力端から配線部を経て出力信号が導かれる電極を有してなる半導体チップを構成する半導体ウエハー上に、少なくとも前記光検出部を覆って、前記光検出部と前記光学的開口との距離に等しい厚さの光透過性樹脂もしくはガラスを積層して光透過部を形成する工程と、この光透過部の、前記光検出部と反対側の表面にフォトレジストを塗布して、フォトレジスト層を形成する工程と、このフォトレジスト層を、前記光学的開口に相当する部分を覆うフォトマスクを介して露光する工程と、前記フォトレジスト層の感光部を現像により除去する工程と、前記感光部を除去した前記フォトレジスト層及び除去により露出した前記光透過部の表面に、遮光性材料からなる遮光層を形成する工程と、前記フォトレジスト層の未感光部を、その上の遮光性材料と共に除去するリフトオフ工程と、を有し、光透過部、遮光層および開口部を形成したのちに、前記半導体ウエハーを半導体チップ毎に細断する工程と、を有してなる光検出器の製造方法。
(10)光学的開口と、これと一体の光検出部とを有し、前記光学的開口の大きさ及び位置と、前記光検出部との関係が、前記光学的開口位置での入射光ビームの断面における内側領域が該光学的開口を通り、且つ、光透過部の厚みによって定められている該入射光ビームの拡がり範囲が、前記光検出部の受光面内に収まるようにされた光検出器の製造方法であって、上面に、前記光検出部、及び、この光検出部の出力端から配線部を経て出力信号が導かれる電極を有してなる半導体チップを構成する半導体ウエハー上に、少なくとも前記光検出部を覆って、前記光検出部と前記光学的開口との距離に等しい厚さの光透過性樹脂もしくはガラスを積層して光透過部を形成する工程と、この光透過部の、前記光検出部と反対側の表面にフォトレジストを塗布して、フォトレジスト層を形成する工程と、このフォトレジスト層を、前記光学的開口に相当する部分以外を覆うフォトマスクを介して露光する工程と、前記フォトレジスト層の未感光部を現像により除去する工程と、前記未感光部を除去した前記フォトレジスト層及び除去により露出した前記光透過部の表面に、遮光性材料からなる遮光層を形成する工程と、前記フォトレジスト層の感光部を、その上の遮光性材料と共に除去するリフトオフ工程と、を有し、光透過部、遮光層および開口部を形成したのちに、前記半導体ウエハーを半導体チップ毎に細断する工程と、を有してなる光検出器の製造方法。
(11)光学的開口と、これと一体の光検出部とを有し、前記光学的開口の大きさ及び位置と、前記光検出部との関係が、前記光学的開口位置での入射光ビームの断面における内側領域が該光学的開口を通り、且つ、光透過部の厚みによって定められている該入射光ビームの拡がり範囲が、前記光検出部の受光面内に収まるようにされた光検出器の製造方法であって、上面に、前記光検出部、及び、この光検出部の出力端から配線部を経て出力信号が導かれる電極を有してなる半導体チップを構成する半導体ウエハー上に、少なくとも前記光検出部を覆って、前記基板と反対側の表面にフォトレジストを塗布して、前記光検出部と前記光学的開口との距離に等しい厚さのフォトレジスト層を形成する工程と、このフォトレジスト層の、前記光検出部に相当する部分を覆うフォトマスクを介して露光する工程と、前記フォトレジスト層の未感光部を現像により除去して光透過空間及びその周囲のスペーサ層を形成する工程と、前記スペーサ層の表面及び前記光透過空間を覆うようにして、光透過性のカバーガラス層を設ける工程と、このカバーガラス層の表面にフォトレジストを塗布してフォトレジスト層を形成する工程と、このフォトレジスト層を、前記光学的開口に相当する部分を覆うフォトマスクを介して露光し、その感光部を現像により除去する工程と、このフォトレジスト層の未感光部及び前記感光部の除去により露出した前記カバーガラス層の表面に、遮光性材料からなる遮光層を形成する工程と、前記フォトレジスト層の前記未感光部を、その上の遮光性材料と共に除去するリフトオフ工程と、を有し、光透過部、遮光層および開口部を形成したのち細断する工程と、を有してなる光検出器の製造方法。
(12)光学的開口と、これと一体の光検出部とを有し、前記光学的開口の大きさ及び位置と、前記光検出部との関係が、前記光学的開口位置での入射光ビームの断面における内側領域が該光学的開口を通り、且つ、光透過部の厚みによって定められている該入射光ビームの拡がり範囲が、前記光検出部の受光面内に収まるようにされた光検出器の製造方法であって、上面に、前記光検出部、及び、この光検出部の出力端から配線部を経て出力信号が導かれる電極を有してなる半導体チップを構成する半導体ウエハー上に、少なくとも前記光検出部を覆って、前記基板と反対側の表面にフォトレジストを塗布して、前記光検出部と前記光学的開口との距離に等しい厚さのフォトレジスト層を形成する工程と、このフォトレジスト層の、前記光検出部に相当する部分以外を覆うフォトマスクを介して露光する工程と、前記フォトレジスト層の感光部を現像により除去して光透過空間及びその周囲のスペーサ層を形成する工程と、前記スペーサ層の表面及び前記光透過空間を覆うようにして、光透過性のカバーガラス層を設ける工程と、このカバーガラス層の表面にフォトレジストを塗布してフォトレジスト層を形成する工程と、このフォトレジスト層を、前記光学的開口に相当する部分以外を覆うフォトマスクを介して露光し、その未感光部を現像により除去する工程と、このフォトレジスト層の感光部及び前記未感光部の除去により露出した前記カバーガラス層の表面に、遮光性材料からなる遮光層を形成する工程と、前記フォトレジスト層の前記感光部を、その上の遮光性材料と共に除去するリフトオフ工程と、を有し、光透過部、遮光層および開口部を形成したのちに、前記半導体ウエハーを半導体チップ毎に細断する工程と、を有してなる光検出器の製造方法。
(13)光学的開口と、これと一体の光検出部とを有し、前記光学的開口の大きさ及び位置と、前記光検出部との関係が、前記光学的開口位置での入射光ビームの断面における内側領域が該光学的開口を通り、且つ、光透過部の厚みによって定められている該入射光ビームの拡がり範囲が、前記光検出部の受光面内に収まるようにされた光検出器の製造方法であって、上面に、前記光検出部、及び、この光検出部の出力端から配線部を経て出力信号が導かれる電極を有してなる半導体チップを構成する半導体ウエハー上に、少なくとも前記光検出部を覆って、フォトレジストを塗布して、前記光検出部と前記光学的開口との距離に等しい厚さのフォトレジスト層を形成する工程と、このフォトレジスト層を、前記光検出部に相当する部分を覆うフォトマスクを介して露光する工程と、前記フォトレジスト層の未感光部を現像により除去して、光透過空間及びその周囲のスペーサ層を形成する工程と、前記スペーサ層の表面及び前記光透過空間を覆うようにして、フィルムにフォトレジストを塗布してなるフィルムレジストを、そのフィルム側が、前記スペーサ層に接するように積層する工程と、前記フィルムレジスト層を覆って、遮光性材料からなる遮光層を形成する工程と、前記遮光層を介して、前記フィルムレジストの、前記光学的開口に相当する部分のみをフォトマスクを介して露光する工程と、前記フィルムレジストのフォトレジストの露光された部分を、この部分を覆う前記遮光層の一部と共に、現像により除去する工程と、を有し、光透過部、遮光層および開口部を形成したのちに、前記半導体ウエハーを半導体チップ毎に細断する工程と、を有してなる光検出器の製造方法。
(14)光ビームを発生させるレーザ光源と、このレーザ光源からの光ビームを光記録媒体に集光させると共に、その反射光である反射光ビームを受光する対物レンズと、この対物レンズを通った前記反射光ビームに、近い位置にある前側焦線位置で、前記反射光ビームの光軸をZ方向としたとき、これと直行する面内で、相互に直交するX方向とY方向のうちY方向の直線状に焦点を結び、遠い位置にある後側焦線位置で、X方向の直線状に焦点を結ぶ非点収差を発生させる非点収差光学素子と、(1)乃至(7)のいずれかの光検出器と、を有してなり、前記光検出器は、前記前側焦線位置と後側焦線位置との間の位置に配置され、前記反射光ビームの形状から前記対物レンズの焦点位置を検出するようにされ、前記遮光層は、前記前側焦線位置での前記反射光ビームの断面形状における、長手方向と直交する幅方向両外側を遮蔽するように、前記前側焦線位置に配置されたことを特徴とする光検出システム。
この発明の光検出器は、複数の光検出素子を含む光検出部と、光学的開口を形成する遮光層とが一体的に設けられているので、光検出素子の位置決め及び光学的開口の位置決めが確実であり、従って、組立が容易で、且つ安価に精度良く製造することができる。
本発明の実施例1に係る光検出器を拡大して示す断面図 図1のII−II線に沿う平面図 図1に示される光ビームの断面形状の例を示す模式図 本発明の実施例2に係る光検出器を示す平面図 同正面図 本発明の実施例2に係る光検出器を製造する過程を示す一部断面とした正面図 同平面図 本発明の実施例3に係る光検出器を製造する過程を示す一部断面とした正面図 同平面図 本発明の実施例4に係る光検出器を製造する過程を示す一部断面とした正面図 同平面図 本発明の実施例5に係る光検出器を示す断面図 本発明の実施例6に係る光検出器を示す断面図 本発明の実施例7に係る光検出器を示す断面図 本発明の実施例に係る光ヘッド装置を含む多層光記録媒体再生システムを示すブロック図 同実施例における多層光記録媒体と光ヘッド装置との関係を模式的に示す一部断面とした斜視図 同実施例における光ヘッド装置の光学系及び回路を示すブロック図 同実施例に用いた非点収差機構の原理を模式的に示す斜視図 同実施例におけるセンサレンズと遮蔽板及び光検出器との関係を模式的に示す斜視図 同実施例における光検出器の受光素子の配置と迷光の受光範囲との関係を示す平面図 同実施例におけるフォーカスエラー信号を出力するための回路を示す回路図 前側焦線位置での反射光ビームの幅方向位置と相対放射強度との関係を示す線図 同実施例における、前側焦線位置でのメインウィンドー、主光及び迷光のビーム形状との関係を模式的に示す平面図 光検出器における主光の合焦状態を示す平面図 センサレンズと、窓部と光検出器との位置関係を示す光学配置図 同実施例におけるFE信号と焦点距離の関係を、窓幅との関係において示す線図 同実施例において、TE信号とディスク位置及び窓幅との関係を示す線図
以下本発明の実施例に係る光検出器、これを用いた光検出システム及び光検出器の製造方法について説明する。
図1及び図2に示されるように、本発明の実施例1に係る光検出器10は、半導体チップ12の上面である平面12Aに埋め込まれた状態で並べて配置された4個の光検出素子14A、14B、14C、14D(以下これらを総称する場合は14とする)からなる光検出部16と、この光検出部16の、半導体チップ12と反対側(受光面17側)に設けられた光透過部18の、半導体チップ12と反対側において、光検出部16を被うようにして積層された光透過部18と、この光透過部18の、半導体チップ12と反対側の表面18Aに積層され、入射光ビームBを遮蔽する遮光層20と、この遮光層20に設けられ、入射光ビームBが光透過部18を介して光検出部16に到達するように、該入射光ビームBが通過する光学的開口22と、を備えて構成されている。
図2の符号24A、24Bは、半導体チップ12の表裏を貫通して設けられた貫通電極、26A、26Bは貫通電極24A、24Bの、光透過部18側の端部に設けられた電極パッド、28は電極パッド26A、26Bと光検出部16素子とを接続する配線部、30は配線部28の途中で、光検出部16の出力端子と電極パッド26Bとの間に設けられた電流−電圧変換アンプをそれぞれ示す。配線部28は、電流出力の場合を例として図示しているが、途中に電流増幅器を用いても良い。また、図では省略したが、それぞれの光検出素子から配線部もしくは、電流−電圧変換アンプもしくは、電流増幅器を経由して、それぞれの光検出素子に対応した電極パッドに出力されている。
前記光検出素子14を含む半導体チップ12は、フォトデティクタ(光検出素子)をパターニングして構成されてなり、光透過部18は、光透過性樹脂を半導体チップ12上に積層して構成されている。
光透過部18の材料としては、環状オレフィン、アクリル、ポリカーボネート、メタクリレート等の光透過性樹脂を用いる。又、この光透過性樹脂をスピンコーティング法又はスクリーン印刷法で半導体チップ上に積層させる。又、光透過性樹脂の代わりに、ガラス板などを用いてもよい。
光透過部18の光ビーム入射側の表面18Aに形成された遮光層20は、アルミ、銅、タングステン等の遮光性の金属材料膜を積層してなり、光学的開口22は、予め遮光層20に形成しておくか、あるいはリソグラフィにより形成する。
ここで、光学的開口22及び光検出部16の大きさ並びに位置の関係は、光学的開口22の位置で、図3に示されるように、入射光ビームの断面32における内側領域32Aが、該光学的開口22を通り、且つ、該入射光ビームの拡がり範囲が光検出部16の受光面内に収まるようにされている。
内側領域とは、例えば、多層光記録媒体における再生用光ビームの、合焦記録層からの反射光ビーム断面であり、非合焦記録層からの反射光である迷光は、内側領域と外側の領域を通る。光学的開口22の形状は、図3(A)に示されるように、ピンホールPであったり、又、図2及び図3(B)において二点鎖線で示されるように、例えば、細長い長方形(スリット形状)である。この場合、光ビームが最も絞られるビームウエストの位置に、光学的開口を設けるとよい。
例えば、光学的開口がピンホールの場合は、例えば図1において2点鎖線で示されるようにビームウエストBWの位置とする。また、スリットの場合は、入射する光ビームが非点収差光学素子を通ったときの前側焦線の位置に配置され、その位置での光ビームの断面における内側領域32Aよりもやや大きくされている(詳細は実施例8の説明参照)。
この実施例1では、光学的開口22は、図2に示されるように、ブロック状(田型)に配置された4個の光検出素子14A〜14Dの中心部を45°の斜めに横切る直線的なスリット形状とされている。
次に、図4、図5に示される実施例2の光検出器を製造する過程について、図6及び図7を参照して説明する。
この第2実施例の製造方法により製造される光検出器40は、3個の光検出部16A〜16Cと、この3個の光検出部16A〜16Cに対応する3個の光学的開口22A〜22Cを備えたものである。
図4に示されるように、中央の光検出部16Bは、4個の光検出素子14によって、また、両側の光検出部16A、16Cは図4において上下2個の光検出素子15によって構成されている。これらの光検出素子14、15は、青色光受光用である。光検出部16Bに対応する光学的開口22Bは、平面視で、田型に配置された4個の光検出素子14の中心を図において45°の斜めに右上がりとなるスリット形状とされている。又、両側の光検出器16A、16Cに対応する光学的開口22A、22Cは光学的開口22Bと平行なスリット形状とされている。ここでは、光検出部16A、16Cは上下2個の光検出素子15から構成される場合を説明したが、光検出部16Bと同様に4個の光検出素子15で構成しても良い。
更に、各光検出部16A〜16Cのそれぞれの光検出素子14、15毎に、その出力端子側と対向する電極パッド26Bとの間の配線部に、アンプ30が配置されている(図4においては、光検出部16Aの光検出素子のみについてアンプ30が示されている。他の光検出部の光検出素子のアンプは図示省略されている。)。
製造工程では、予め、3個の光検出部16A〜16C及びアンプ30、電極パッド26A、26B、貫通電極24A、24Bが形成された半導体チップ42を用意する(図6(A)、図7(A)参照)。
次に、図6(B)に示されるように、環状オレフィン、アクリル、ポリカーボネート、メタクリレート等の、光透過性樹脂を、スピンコーティング法やスクリーン印刷法で、光検出部16A〜16C、電極パッド26A、26B等を含んで半導体チップ42の表面を覆うようにして積層して、光透過部48を形成する。
次に、図6(C)に示されるように、ポジ型フォトレジストを、光透過部48の、半導体チップ42と反対側の表面に塗布し、且つこれをプリベークしてフォトレジスト層44を形成する。
次に、図6(D)、図7(B)に示されるように、フォトマスク45により、光学的開口22A〜22Cに対応する部分のみを遮蔽して露光してから、現像により、フォトレジスト層44における感光部分を除去する。
更に、図6(E)に示されるように、フォトレジスト層44の未感光部分及び露出した光透過部48の表面にアルミ、銅、タングステン等の遮光性金属材料により、遮光層20を成膜する。
次に、図6(F)、図7(C)に示されるように、フォトレジスト層44に残る未感光部をその上の遮光層と共に除去(リフトオフ)する。
フォトレジスト層44における未感光部は、光学的開口22A〜22Cに相当する部分であるので、遮光層20に、光学的開口22A〜22Cが形成されることになる。ここでは、光検出部16A〜16Cの周囲に対応する箇所以外にも遮光層20が積層されている。
次に、図8を参照して、実施例3に係る光検出器の製造方法について説明する。この光検出器50は、光学的開口22A〜22Cから光検出部16A〜16Cに至る光ビームの光路となる光透過部54が光透過空間とされている。
この実施例3の製造方法では、図6(A)及び図7(A)に示されると同一のフォトデティクタ半導体チップ上に、図8(A)に示されるように、ネガ型フォトレジストを塗布し、且つ、プリベークしてフォトレジスト層52を形成する。
次に、図8(B)に示されるように、フォトマスク55により光学的開口22A〜22Cに相当する部分を遮蔽して、フォトレジスト層52を露光し、図8(C)に示されるように、フォトレジスト層52の未感光部を現像により除去し、光透過空間である光透過部54を形成し、更に、ポストベークして固定する。固定されたフォトレジスト層52は、光透過部54を囲むスペーサとなる。
次に、光透過部54及びフォトレジスト層52の感光部の上側に光透過性のカバーガラス56を接着剤(図示省略)により固定する。
図8(D)に示されるように、カバーガラス56上にポジ型フォトレジストを塗布し、且つ、これをプリベークすることによってフォトレジスト層58を形成し、次に、図8(E)及び図9に示されるように、光学的開口22A〜22Cに相当する部分のみを、フォトマスク55によりマスキングして、フォトレジスト層58を露光する。
次に、図8(F)に示されるように、フォトレジスト層58における感光部を現像により除去し、図8(G)に示されるように、フォトレジスト層58における未感光部の表面及び露出しているカバーガラス56の表面に、遮光層20を成膜する。
最後に、図8(H)に示されるように、フォトレジスト層58の未感光部を、その上の遮光層20と共に除去(リフトオフ)することにより、遮光層20に、光学的開口22A〜22C(図7(C)参照)を形成して、光検出器50を完成させる。
次に、図10に基づいて、実施例4に係る光検出器60の製造方法について説明する。
この実施例4は、実施例3における、図8(B)までの工程が同一であるのでここまでの説明は省略する。
まず、図10(A)に示されるように、光透過部54が形成された状態のフォトレジスト層52の表面に、ポジ型フォトレジストが塗布された状態のフィルムレジスト62をラミネートする。このフィルムレジスト62は透明なフィルム62A、及び、これに塗布されたフォトレジスト62Bから構成されていて、そのままプリベークされる。
次に、図10(B)に示されるように、フィルムレジスト62のフォトレジスト62B側の表面に、遮光性材料からなる遮光層20が形成される。
次に、図11に示されるフォトマスク64により、スリット21部分のみが露光されるように、遮光層20を覆った状態で、図10(C)に示されるように、フィルムレジスト62のフォトレジスト62Bを露光し、プリベークする。
現像によりフォトレジストの感光部を、その上の遮光層20と共に除去し、ポストベークすると、図10(D)に示されるように、透明なフィルム62Aが残り、その上に、光学的開口22A〜22Cが形成された遮光層20が残る。ここでは、透明なフィルム62Aが残っているが、このフィルム62Aはリフトオフした状態にしてもよい。
なお、上記実施例は1個の半導体チップに光透過部や遮光層を積層しているが、実際は半導体ウエハー上に多数の半導体チップを形成し、その上に光透過部等を積層して、多数の光検出器を作成した後に、半導体ウエハーを半導体チップ毎に細断して完成させる。
以上の実施例は、半導体などの微細加工プロセスを用いてスリット一体型の光検出器を製造するものであるが、本発明はこれに限定されるものでなく、基板への半導体チップを搭載する場合と同様の手順によって光検出器を製造するようにしても良い。
図12に示される実施例5に係る光検出器70は、基板72の上に、光検出部74を含む半導体チップ76を取り付け、これをボンディングリード線78A、78Bにより、電極(図示省略)に接続すると共に、ボンディングリード線78A、78Bを埋め込むように、樹脂からなるボンディング保護部80を、光検出部74を取り囲む環状に形成し、そのボンディング保護部80の上に、光学的開口82を有する遮光板84を取り付けたものである。環状のボンディング保護部80の内側空間は、光透過部(光透過空間)88となっている。図12の符号86は遮光板をボンディング保護部に固定するための接着剤を示す。この実施例では、ボンディング保護部80がスペーサの機能を持ち、光検出部74と光学的開口82との距離hを高い精度で維持することができる。
遮光板84は、薄い金属板に、機械的に光学的開口を穴あけしたり、電鋳(エレクトロフォーミング)により、金属板にスリットやピンホールからなる光学的開口を形成しても良い。この場合、遮光板84は、材料としてニッケルを用いる。又、ガラス板にエッチングを施して、高透過率部分を光学的開口とし、低透過率部分を遮光部分として用いても良い。更に、遮光板固定用の接着剤86は、UV硬化接着剤を用いると良い。
次に、図13に示される実施例6について説明する。
この実施例6の光検出器90は、上記実施例5の光検出器70における、金属製の遮光板84に代えて、ガラス板84A上に、遮光膜84Bを積層したものである。
この実施例6において、遮光膜84Bは、ガラス板84Aにクロムやアルミ等の遮光膜を蒸着等によって成膜し、光学的開口82は、エッチングにより、金属製の遮光膜84Bの一部を除去して形成する。
次に図14に示される実施例7について説明する。
この実施例7に係る光検出器100は、上記実施例5、6における遮光板84あるいはガラス板84Aと遮光膜84Bに代えて、樹脂成形によって形成される、光学的開口82を有する遮光板85を用いるものである。この遮光板85は、精密成形に適したPPS(ポリフェニルポリフェンレンサルファイド)樹脂、LCP(液晶ポリマー)樹脂を用いると良い。ボンディング保護部80と、遮光板85の接合は溶着によって行なう。
上記各実施例において、光透過部18、48は光検出部の他に、配線部アンプ、電極パッドなどを覆って形成されているが、本発明は、、これに限定されるものではなく、少なくとも光検出部を覆うものであればよい。
上記光検出器を含む光ヘッド装置及びこれを含む光検出システムである多層光記録媒体記録再生システムの実施例8について説明する。
図15に示されるように、実施例8に係る多層光記録媒体記録再生システム(以下記録再生システム)110は、多層光記録媒体112と、光ヘッド装置(以下光ヘッド)114と、光ヘッド114からの信号に基づいて、再生(RF)信号や、トラッキングエラー(TE)信号、フォーカスエラー(FE)信号等を出力する検出回路140と、検出回路140の出力信号に基づいて、光ヘッド114を制御したり、光ヘッド114を多層光記録媒体112の半径方向に駆動するための駆動装置115及び多層光記録媒体112を回転駆動するためのスピンドルモータ116を制御する制御装置150と、検出回路140からのRF信号より基本クロックを再生したりアドレスを判別したりする信号処理回路170と、システムコントローラ172及びD/Aコンバータ174とを備えて構成されている。
図16に示されるように、多層光記録媒体112は、複数の記録層112A、112B、112C、112D、・・・を備えて構成されている。
光ヘッド114は、図17に示されるように、BD光学系120と、DVD・CD光学系130と、アクチュエータ117とを備えている。
このアクチュエータ117には、図16に示されるように、BD光学系120におけるBD対物レンズ122、及び、DVD・CD光学系130におけるDVD・CD対物レンズ132が、これらの中心光軸122A、132Aが、多層光記録媒体112の回転方向と直交する同一半径上に並ぶように搭載されている。
BD光学系120は、ブルーレイディスク(商標)用のレーザ光を出射するレーザダイオードからなるレーザ光源123と、このレーザ光源123から出射された光ビームのs偏光又はp偏光の一方を図17において横方向に反射する偏光ビームスプリッタ124と、この偏光ビームスプリッタ124を通った光ビームを多層光記録媒体112の特定の記録層に合焦させる上記BD対物レンズ122と、多層光記録媒体112からの、上記光ビームの反射光が、BD対物レンズ122を経て偏光ビームスプリッタ124を透過した後の光ビームを受光する光検出器125と、を同一の光軸OA2上に備えて構成されている。
光軸OA2上には、レーザ光源123と偏光ビームスプリッタ124との間に、回折格子126が配置され、又、偏光ビームスプリッタ124と再生用対物レンズ122との間には、コリメートレンズ127、立上げミラー128及びλ/4波長板129がこの順で配置され、偏光ビームスプリッタ124と光検出器125との間には、非点収差光学素子であるセンサレンズ180が配置されている。このセンサレンズ180と光検出器125との間には、遮蔽板(遮光層)182が配置されている。
コリメートレンズ127は図示しない駆動装置によって光軸方向に移動可能とされている。センサレンズ180は、これを透過した光ビームに所定の非点収差が与えられるようになっている。この非点収差は、フォーカスエラー信号(FE信号)の検出に使用される(詳細後述)。
アクチュエータ117は、例えばボイスコイルモータからなり、制御装置150からの信号に基づいてフォーカス動作、トラッキング動作、チルト動作を行なうように構成されている。
回折格子126は、レーザ光源123から直線偏光の発散光として出射された光ビームを、1本のメイン光ビームと2本のサブ光ビームに分岐するようにされている(以下特に説明がない限り、これらをまとめて光ビームと称する)。上記2本のサブ光ビームは、デファレンシャルプッシュプル方式(以下DPP方式)によるトラックエラー信号(TE信号)の検出に用いられるものである。
センサレンズ180は、原理図である図18に示すように、円形レンズ180Aとシリンドリカルレンズ180Bとを組合せ、入射した反射光ビームに非点収差を発生させるように構成されている。
非点収差発生原理について説明する。ここでは、反射光ビームの光軸をZ方向とし、これと直交する面内における1方向をX方向、且つ、X方向と直交する方向をY方向としている。
センサレンズ180は、偏光ビームスプリッタ124を透過した後の反射光ビームを、円形レンズ180A及びシリンドリカルレンズ180Bとを通すことによって、シリンドリカルレンズ180Bに近い位置の線状の焦点である前側焦線184Aの位置で、Y方向の直線状に焦点を結び、遠い位置の線状の焦点である後側焦線184B位置で、X方向の直線状に焦点を結ぶ非点収差を発生させるようになっている。光検出器125は光ビームが円形となる位置に配置されている。
遮蔽板182は、図18、20に示されるように、上記の前側焦線184Aの位置に、該前側焦線を形成する反射光ビームのビーム外形よりも僅かに大きくて、該反射光ビームの断面形状における長手方向と直交する方向の幅方向両外側を遮蔽する光学的開口183を備えている。光学的開口183は、メインウィンドー183Aと、この両側に設けられたサブウィンドー183B、183Cとから構成されている。
この実施例において、光検出器は光検出器125と光学的開口183と、両者の間の光路となる光透過空間とから、実施例1乃至7のいずれかの光検出器のように一体的に構成されている。なお、DVD・CD光学系130には、BD光学系120における光学的開口183に相当するような光学的開口は設けられていない。
前側焦線184Aの位置は、光検出器125の受光面から、非点収差光学素子である前記センサレンズ180方向への距離sの位置とされ、前記距離sは、前記光反射光ビームが前記光検出器125に入射して得られるFE信号と、BD対物レンズ122の焦点距離との関係から得られるS字曲線におけるピーク−ピークの距離をd(図26参照)、対物レンズ122からセンサレンズ180に至る光学系の復路倍率をMとしたとき、s≒d×M2とされている。
なお、シリンドリカルレンズ180Bの軸線は、実施例では、図19に示されるように、図18(原理図)から時計方向に45°傾けて配置されている。
ここにおいて、窓部とは、光の通る幅を制限するための光学的な開口であり、その開口は、光を透過しない金属板や樹脂板、ガラス板等に機械的に穴があいた状態でも良い。また、ガラス板にエッチングを施し、開口にあたる部分を高透過率、それ以外を低透過率で構成して、光の通る幅を制限しても良い。
メインウィンドー183Aは、レーザ光源123からの光ビームが、回折格子126により分岐された前記1本のメイン光ビームに対応し、サブウィンドー183B、183Cは、同時に分岐された2本のサブ光ビームに対応して設けられている。
従って、メイン光ビームは、前記光軸OA2上に、その前側焦線184Aが形成され、サブ光ビームは、メイン光ビームの前側焦線184Aの両側にこれと平行となるようにその前側焦線が形成される。
光検出器125は、前記X方向とY方向とに45°をなす方向を上下方向としたとき、上下及び左右対称に隣接する4区画に配置された同一形状の4個の受光素子125A〜125Dを備え、図21に示されるように、これらの受光素子125A〜125Dの対角線上で対をなす2組の受光素子125Aと125C及び125Bと125Dの和の差分を検出信号として出力するようにされている。
前記メインウィンドー183Aは、その長手方向が、前記Y方向と一致するように配置されている。
前記受光素子125A〜125Dの両側には、左右に配置された2個の同一形状の受光素子125E及び125Fからなる第1のサブ光ビーム受光部と、左右に隣接する2区画に配置された2個の同一形状の受光素子125G及び125Hからなる第2のサブ光ビーム受光部がそれぞれ配置されている。サブ光ビーム受光部は、上下及び左右対称に隣接する4区画に配置された4個の受光素子をからなるタイプでも良い。
前記メインウィンドー183A及びサブウィンドー183B、183Cの長手方向と直交する方向の開口幅は次のように決定する。これは、反射光ビーム及びサブ光ビームの、ぞれぞれの前側焦線位置における光強度を、開口幅方向位置との関係で測定し、測定された光強度と開口幅方向位置の関係を示す相対放射光強度分布曲線(図22参照)でのピーク値の1/e2となるビーム幅をDとしたとき、開口の幅を1.5〜10Dとなるようにする。なお、通常用いられている定義では、1/e2=0.135であり、光ビームの強度がピーク値の1/e2になるビーム径をビームの直径としている。
開口幅が1.5D未満では、スリットにより遮蔽される部分が多すぎて、光検出のための絶対光量が不足し、10Dを超えたときは、迷光を十分に遮蔽できずS/Nが悪化する。本発明者は層間迷光が前側焦線位置では、その幅方向に10Dよりも更に外側に拡がり、且つ、10Dよりも外側の層間迷光を遮断することは、迷光対策として大きな効果があることを見出した。
本実施例の光学的条件では、前記メインウィンドー183Aの開口幅は50μm以上、サブウィンドー183B、183Cの開口幅は10μm以上とされている。これは、フォーカスサーボ引き込みに支障を起こさず、迷光を遮断する有効な値となっており、できるだけ50μm及び10μmに近い開口幅とするのが良い。
DVD・CD光学系130は、上記BD光学系120と同様の構成であって、同一の光軸OA3上に、レーザ光源133とDVD・CD対物レンズ132との間に回折格子136、偏光ビームスプリッタ134、コリメートレンズ137、立上げミラー138及びλ/4波長板139を、この順で備えている。又、多層光記録媒体112からの反射光が、偏光ビームスプリッタ134に戻ってこれを透過した後に、この光ビームを受光する光検出器125及び135と偏光ビームスプリッタ134との間に配置されたセンサレンズ131とを備えている。なお、DVD・CD光学系130には遮蔽板が不要である。
検出回路140は、エラー検出回路141、波形等化器142、整形器143から構成されていて、制御装置150は、制御回路151とドライバ161とから構成されている。
制御回路151は、フォーカス制御回路152、トラッキング制御回路153、チルト制御回路154、スライド制御回路156及びスピンドル制御回路157から構成されている。
又、ドライバ161は、フォーカスドライバ162、トラッキングドライバ163、チルトドライバ164、スライドドライバ166及びスピンドルドライバ167から構成されている。
制御回路151は、上記構成によって、検出回路140からのフォーカスエラー(FE)信号、トラッキングエラー(TE)信号等に基づいて、光ヘッド114のフォーカスサーボ、トラッキングサーボ及びスライドサーボ等を行なうと共に、スピンドルモータ172の回転を制御するように構成されている。
又、信号処理回路170は、検出回路140からのRF信号に復調、誤り検出/訂正等の処理を施してデータを再生するデジタル信号処理を行ない、D/Aコンバータ174を介してデジタル信号であるデータをアナログ信号に変換してから出力端子(図示省略)に供給するようにされている。
次に、上記BD光学系120から光ビームをブルーレイ規格の多層光記録媒体112に照射して、再生信号を得る過程について説明する。
レーザ光源123は直線偏光の光ビームを発散光として出射し、その光ビームは、回折格子126に入射して、前述のように、1本のメイン光ビームと2本のサブ光ビームとされる。
回折格子126を通過した光ビームは、偏光ビームスプリッタ124において反射された後に、コリメートレンズ127によってほぼ平行な光ビームに変換される。
コリメートレンズ127を通過した後、光ビームは、立上げミラー128によって、多層光記録媒体112方向に反射され、ここから、λ/4波長板129において直線偏光から円偏光に変換されてから、BD対物レンズ122を経て、多層光記録媒体112の目的の記録層に合焦される。
記録層において光ビームが反射されて、その反射光ビームがBD対物レンズ122に入射し、λ/4波長板129によって直線偏光に変換されてから、立上げミラー128、コリメートレンズ127を経て、偏光ビームスプリッタ124に入射する。反射光(光ビーム)は、偏光ビームスプリッタ124を透過して、センサレンズ180及び遮蔽板182の光学的開口183を経て光検出器125に入射し、この入射光に基づいて、光検出器125は、再生(RF)信号を検出回路140に出力する。
検出回路140では、波形等化器142、整形器143を経て、RF信号を信号処理回路170に出力し、信号処理回路170は、RF信号に復調、誤り検出/訂正等の処理を施してデジタル信号処理を行なってからD/Aコンバータ174に送り、ここでは、デジタル信号であるデータがアナログ信号に変換されて出力端子に供給される。
なお、DVD・CD光学系130においても、対象がDVDやCDであることを除き、BD光学系120におけると同様に、記録再生がなされる。
次に、上記反射光が、偏光ビームスプリッタ124を透過して、センサレンズ180及び遮蔽板182を経て光検出器125に入射し、再生信号として検出される過程の詳細について説明する。
センサレンズ180を通った光ビームは、該センサレンズ180によって非点収差を発生する。
上記のように、反射光ビームは、シリンドリカルレンズ180Bに近い位置の線状の焦点である前側焦線184Aで、Y方向の直線状に焦点を結び、遠い位置の線状の焦点である後側焦線(図18の符号184B参照)の位置で、X方向の直線状に焦点を結ぶようにされている。光検出器125は、反射光ビームが円形となる位置に配置されているので、受光素子125A〜125Dの出力が均等となったときに反射光ビームは目的の記録層に合焦していることになり、その焦点のずれ方向によって、光検出器125の出力がマイナス又はプラスとなり、いわゆるS字曲線を形成し、これから合焦点を検出することができる。
ここで、光検出器125には、光ビームが合焦しない位置の記録層からの反射光も入射し、例えば図20において二点鎖線で示される楕円形のように光検出器125の受光面を大きく囲む範囲に照射され、従来はこれがノイズとなって、再生信号の品質を低下させてしまう。
この実施例においては、前側焦線184Aの位置に光学的開口183を配置して、上記非焦点位置の記録層からの迷光を遮断している。詳細には、メインウィンドー183Aの位置で、光ビームの合焦位置にある記録層からの反射光ビームを、図23において主光185Aとして示されるようにメインウィンドー183Aの内側を通し、遮蔽板182におけるメインウィンドー183Aの外側部分により、主光185Aの外側の迷光185Bを遮断する。
なお、非焦点位置にある記録層からの反射光ビームの、前側焦線184Aの位置でのビーム形状、大きさは、図23において二点鎖線で示される迷光185Bのようにメインウィンドー183A、更には光検出器125の受光素子125A〜125Dを含む大きさとなって入射する。
図23に示されるように、上記迷光185Bは、その殆どが、メインウィンドー183Aの両外側部分で遮断され、又、迷光185Bの長手方向両端は受光素子125A〜125Dよりも外側にはみ出すので、これがノイズとなることがない。従って、主光185Aに対する迷光185Bの割合が非常に小さくなり、従って再生信号におけるS/Nが大幅に向上される。なお、合焦状態での主光185Aは、図24に示されるように、ビーム形状が円形となって、光検出器125に到達する。
上記メインウィンドー183Aの幅を50μm以上、且つ、サブウィンドー183B、183Cの幅を10μm以上とした根拠について図25〜27を参照して説明する。
図25は、多層光記録媒体112、BD対物レンズ122、センサレンズ180、遮蔽板182、光検出器125を、直線的な光軸上に模式的に配置した光学系統図である。
図25において、FL0は、多層光記録媒体112の記録層とBD対物レンズ122との距離、FL1、FL2及びFL3は、センサレンズ180に対する遮蔽板182、後側焦線184B、光検出器125のそれぞれの距離を示す。ここで、BD対物レンズの開口数NA=0.85、用いるレーザ光の波長を405nmとし、ブルーレイディスク用の光ヘッドの仕様に合わせると、光検出器125を構成する4個の受光素子125A〜125Dはそれぞれ50μm×50μmサイズであり、FL0=1.765mm、FL1=25.5mm、FL2=26.475mm、FL3=25.978mmとなり、光検出器125の受光面からの光学的開口183までの距離sは、FL3−FL1=0.478mmとなる。
この距離sは、図26のFE信号曲線におけるピーク−ピーク(Peak to Peak)距離d=2μm、対物レンズの復路倍率M=15.5から計算されるd×M2=480.5μmと近似している。即ち、s≒d×M2となる。
上記構成において、FE信号及びFE信号の窓部幅依存性について検討した。
図26では、縦軸にFE信号、横軸にBD対物レンズ122と記録層との距離(焦点距離)をそれぞれ表わすようにして、遮蔽板無し、及び窓部幅を7μm、25μm、50μmのそれぞれの場合について、FE信号と焦点距離との関係を求めた。
又、図27に示されるように、TE信号の開口幅(サブウィンドー)依存性との関係を、遮蔽板無し、開口幅10μm及び25μmの場合についてTE信号とディスク位置との関係を求めた。
その結果、FE信号に対しては、開口幅が50μm以上あれば、合焦状態での光ビームのS字曲線の振幅量は遮蔽板無しとほぼ同じであり、フォーカスサーボの引き込みを支障なく行えることが分かった。又、TE信号に対しては、サブウィンドーの幅が10μm以上とすると合焦状態での光ビームは、遮蔽板無しと同じ特性となり、窓部の影響を受けないことが分かった。この時、迷光は、ほぼ窓部の幅でしか受光部に到達しないので、開口幅を上記の寸法に設定すれば、迷光は遮断し、かつ合焦状態での光ビームは開口幅の影響を受けないようにすることができる。この結果は、図22に示される前側焦線位置での相対放射強度曲線における1.5D〜10Dと一致している。
10、40、50、60、70、90、100、125、135…光検出器
12、42、76…半導体チップ
14、14A、14B、14C、14D、15…光検出素子
16(16A〜16F)、74…光検出部
17…受光面
18、48、54、88…光透過部
20…遮光層
22(22A〜22C)、82、183…光学的開口
24A、24B…貫通電極
26A、26B…電極パッド
28…配線部
32…(入射光ビームの)断面
32A…内側領域
44、52、58…フォトレジスト層
45、55、64…フォトマスク
62…フィルムレジスト
62A…フィルム
62B…フォトレジスト
72…基板
78A、78B…ボンディングリード線
80…ボンディング保護部
84、85…遮光版
84A…ガラス板
84B…遮光膜
110…多層光記録媒体記録再生システム
112…多層光記録媒体
112A、112B、112C、112D…記録層
114…多層光記録媒体用光ヘッド装置(光ヘッド)
125A〜125D、125E、125F、125G、125H…受光素子
140…検出回路
150…制御装置
182…遮蔽板
183A…メインウィンドー
183B、183C…サブウィンドー
184A…前側焦線
184B…後側焦線
185A…主光
B…入射光ビーム

Claims (14)

  1. 半導体チップと、
    この半導体チップの一部からなる光検出部と、
    この光検出部の、検出部側に設けられた光透過部と、
    この光透過部の、前記光検出部と反対側に設けられ、入射光ビームを遮蔽する遮光層と、
    この遮光層に設けられ、入射光ビームが前記光透過部を介して前記光検出部に到達するように、該入射光ビームが通過する光学的開口と、
    を一体的に有してなり、
    前記光学的開口の大きさ及び位置と、前記光検出部との関係が、前記光学的開口位置での入射光ビームの断面における内側領域が該光学的開口を通り、且つ、光透過部の厚みによって定められている該入射光ビームの拡がり範囲が、前記光検出部の受光面内に収まるようにされたことを特徴とする光検出器。
  2. 請求項1において、
    前記光検出部は複数設けられ、その各々に対応して、前記光学的開口が設けられたことを特徴とする光検出器。
  3. 請求項1又は2において、
    前記光透過部は、前記光検出部を含む前記半導体チップ表面を被って積層された光透過材料層よりなり、前記遮光層は、前記光透過部の光入射面に形成された遮光性材料膜からなり、前記光学的開口は、前記遮光性材料膜にパターンニングされた空隙からなることを特徴とする光検出器。
  4. 請求項1又は2において、
    前記光検出部を除く前記半導体チップ表面を被うスペーサ層を設けてなり、
    前記光透過部は、前記スペーサ層に形成された光透過空間からなり、前記遮蔽層は、前記スペーサ層に形成された遮光性材料膜からなり、前記光学的開口は、前記遮光性材料膜にパターンニングされた空隙からなることを特徴とする光検出器。
  5. 請求項4において、
    前記スペーサ層は、前記光検出部を除く前記半導体チップ表面を被って積層された光透過性材料層よりなり、前記光透過空間及び前記遮光性材料膜の空隙は、前記光透過性材料層及び遮光性材料膜の一部を除去して形成されていることを特徴とする光検出器。
  6. 請求項3乃至5のいずれかにおいて、
    前記光検出部は、前記半導体チップの上面にフォトダイオードを形成するように埋め込まれて配置されたことを特徴とする光検出器。
  7. 請求項1又は2において、
    前記光検出部を除く、前記半導体チップ表面と基板を被うスペーサ層を設けてなり、前記光検出部は、前記基板上に配置された半導体チップの一部からなり、前記スペーサ層は、前記半導体チップと前記基板とを導通するボンディングリード線を内包して、これを保護するようにされ、前記光透過部は、前記スペーサ層により囲まれた光透過空間とされたことを特徴とする光検出器。
  8. 請求項1乃至7のいずれかの光検出器と、光記録媒体からの反射光ビームを前記光検出器の前記開口を経て、前記光検出部に導く検出光学系と、を有してなり、
    前記開口は、前記反射光ビームのビームウェストの位置に配置されたことを特徴とする光検出システム。
  9. 光学的開口と、これと一体の光検出部とを有し、前記光学的開口の大きさ及び位置と、前記光検出部との関係が、前記光学的開口位置での入射光ビームの断面における内側領域が該光学的開口を通り、且つ、光透過部の厚みによって定められている該入射光ビームの拡がり範囲が、前記光検出部の受光面内に収まるようにされた光検出器の製造方法であって、
    上面に、前記光検出部、及び、この光検出部の出力端から配線部を経て出力信号が導かれる電極を有してなる半導体チップを構成する半導体ウエハー上に、少なくとも前記光検出部を覆って、前記光検出部と前記光学的開口との距離に等しい厚さの光透過性樹脂もしくはガラスを積層して光透過部を形成する工程と、
    この光透過部の、前記光検出部と反対側の表面にフォトレジストを塗布して、フォトレジスト層を形成する工程と、
    このフォトレジスト層を、前記光学的開口に相当する部分を覆うフォトマスクを介して露光する工程と、
    前記フォトレジスト層の感光部を現像により除去する工程と、
    前記感光部を除去した前記フォトレジスト層及び除去により露出した前記光透過部の表面に、遮光性材料からなる遮光層を形成する工程と、
    前記フォトレジスト層の未感光部を、その上の遮光性材料と共に除去するリフトオフ工程と、
    を有し、光透過部、遮光層および開口部を形成したのちに、前記半導体ウエハーを半導体チップ毎に細断する工程と、を有してなる光検出器の製造方法。
  10. 光学的開口と、これと一体の光検出部とを有し、前記光学的開口の大きさ及び位置と、前記光検出部との関係が、前記光学的開口位置での入射光ビームの断面における内側領域が該光学的開口を通り、且つ、光透過部の厚みによって定められている該入射光ビームの拡がり範囲が、前記光検出部の受光面内に収まるようにされた光検出器の製造方法であって、
    上面に、前記光検出部、及び、この光検出部の出力端から配線部を経て出力信号が導かれる電極を有してなる半導体チップを構成する半導体ウエハー上に、少なくとも前記光検出部を覆って、前記光検出部と前記光学的開口との距離に等しい厚さの光透過性樹脂もしくはガラスを積層して光透過部を形成する工程と、
    この光透過部の、前記光検出部と反対側の表面にフォトレジストを塗布して、フォトレジスト層を形成する工程と、
    このフォトレジスト層を、前記光学的開口に相当する部分以外を覆うフォトマスクを介して露光する工程と、
    前記フォトレジスト層の未感光部を現像により除去する工程と、
    前記未感光部を除去した前記フォトレジスト層及び除去により露出した前記光透過部の表面に、遮光性材料からなる遮光層を形成する工程と、
    前記フォトレジスト層の感光部を、その上の遮光性材料と共に除去するリフトオフ工程と、
    を有し、光透過部、遮光層および開口部を形成したのちに、前記半導体ウエハーを半導体チップ毎に細断する工程と、を有してなる光検出器の製造方法。
  11. 光学的開口と、これと一体の光検出部とを有し、前記光学的開口の大きさ及び位置と、前記光検出部との関係が、前記光学的開口位置での入射光ビームの断面における内側領域が該光学的開口を通り、且つ、光透過部の厚みによって定められている該入射光ビームの拡がり範囲が、前記光検出部の受光面内に収まるようにされた光検出器の製造方法であって、
    上面に、前記光検出部、及び、この光検出部の出力端から配線部を経て出力信号が導かれる電極を有してなる半導体チップを構成する半導体ウエハー上に、少なくとも前記光検出部を覆って、前記基板と反対側の表面にフォトレジストを塗布して、前記光検出部と前記光学的開口との距離に等しい厚さのフォトレジスト層を形成する工程と、
    このフォトレジスト層の、前記光検出部に相当する部分を覆うフォトマスクを介して露光する工程と、
    前記フォトレジスト層の未感光部を現像により除去して光透過空間及びその周囲のスペーサ層を形成する工程と、
    前記スペーサ層の表面及び前記光透過空間を覆うようにして、光透過性のカバーガラス層を設ける工程と、
    このカバーガラス層の表面にフォトレジストを塗布してフォトレジスト層を形成する工程と、
    このフォトレジスト層を、前記光学的開口に相当する部分を覆うフォトマスクを介して露光し、
    その感光部を現像により除去する工程と、
    このフォトレジスト層の未感光部及び前記感光部の除去により露出した前記カバーガラス層の表面に、遮光性材料からなる遮光層を形成する工程と、
    前記フォトレジスト層の前記未感光部を、その上の遮光性材料と共に除去するリフトオフ工程と、
    を有し、光透過部、遮光層および開口部を形成したのち細断する工程と、を有してなる光検出器の製造方法。
  12. 光学的開口と、これと一体の光検出部とを有し、前記光学的開口の大きさ及び位置と、前記光検出部との関係が、前記光学的開口位置での入射光ビームの断面における内側領域が該光学的開口を通り、且つ、光透過部の厚みによって定められている該入射光ビームの拡がり範囲が、前記光検出部の受光面内に収まるようにされた光検出器の製造方法であって、
    上面に、前記光検出部、及び、この光検出部の出力端から配線部を経て出力信号が導かれる電極を有してなる半導体チップを構成する半導体ウエハー上に、少なくとも前記光検出部を覆って、前記基板と反対側の表面にフォトレジストを塗布して、前記光検出部と前記光学的開口との距離に等しい厚さのフォトレジスト層を形成する工程と、
    このフォトレジスト層の、前記光検出部に相当する部分以外を覆うフォトマスクを介して露光する工程と、
    前記フォトレジスト層の感光部を現像により除去して光透過空間及びその周囲のスペーサ層を形成する工程と、
    前記スペーサ層の表面及び前記光透過空間を覆うようにして、光透過性のカバーガラス層を設ける工程と、
    このカバーガラス層の表面にフォトレジストを塗布してフォトレジスト層を形成する工程と、
    このフォトレジスト層を、前記光学的開口に相当する部分以外を覆うフォトマスクを介して露光し、
    その未感光部を現像により除去する工程と、
    このフォトレジスト層の感光部及び前記未感光部の除去により露出した前記カバーガラス層の表面に、遮光性材料からなる遮光層を形成する工程と、
    前記フォトレジスト層の前記感光部を、その上の遮光性材料と共に除去するリフトオフ工程と、
    を有し、光透過部、遮光層および開口部を形成したのちに、前記半導体ウエハーを半導体チップ毎に細断する工程と、を有してなる光検出器の製造方法。
  13. 光学的開口と、これと一体の光検出部とを有し、前記光学的開口の大きさ及び位置と、前記光検出部との関係が、前記光学的開口位置での入射光ビームの断面における内側領域が該光学的開口を通り、且つ、光透過部の厚みによって定められている該入射光ビームの拡がり範囲が、前記光検出部の受光面内に収まるようにされた光検出器の製造方法であって、
    上面に、前記光検出部、及び、この光検出部の出力端から配線部を経て出力信号が導かれる電極を有してなる半導体チップを構成する半導体ウエハー上に、少なくとも前記光検出部を覆って、フォトレジストを塗布して、前記光検出部と前記光学的開口との距離に等しい厚さのフォトレジスト層を形成する工程と、
    このフォトレジスト層を、前記光検出部に相当する部分を覆うフォトマスクを介して露光する工程と、
    前記フォトレジスト層の未感光部を現像により除去して、光透過空間及びその周囲のスペーサ層を形成する工程と、
    前記スペーサ層の表面及び前記光透過空間を覆うようにして、フィルムにフォトレジストを塗布してなるフィルムレジストを、そのフィルム側が、前記スペーサ層に接するように積層する工程と、
    前記フィルムレジスト層を覆って、遮光性材料からなる遮光層を形成する工程と、
    前記遮光層を介して、前記フィルムレジストの、前記光学的開口に相当する部分のみをフォトマスクを介して露光する工程と、
    前記フィルムレジストのフォトレジストの露光された部分を、この部分を覆う前記遮光層の一部と共に、現像により除去する工程と、
    を有し、光透過部、遮光層および開口部を形成したのちに、前記半導体ウエハーを半導体チップ毎に細断する工程と、を有してなる光検出器の製造方法。
  14. 光ビームを発生させるレーザ光源と、このレーザ光源からの光ビームを光記録媒体に集光させると共に、その反射光である反射光ビームを受光する対物レンズと、この対物レンズを通った前記反射光ビームに、近い位置にある前側焦線位置で、前記反射光ビームの光軸をZ方向としたとき、これと直行する面内で、相互に直交するX方向とY方向のうちY方向の直線状に焦点を結び、遠い位置にある後側焦線位置で、X方向の直線状に焦点を結ぶ非点収差を発生させる非点収差光学素子と、請求項1乃至7のいずれかの光検出器と、を有してなり、
    前記光検出器は、前記前側焦線位置と後側焦線位置との間の位置に配置され、前記反射光ビームの形状から前記対物レンズの焦点位置を検出するようにされ、前記遮光層は、前記前側焦線位置での前記反射光ビームの断面形状における、長手方向と直交する幅方向両外側を遮蔽するように、前記前側焦線位置に配置されたことを特徴とする光検出システム。
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