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JP2010204551A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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JP2010204551A
JP2010204551A JP2009052248A JP2009052248A JP2010204551A JP 2010204551 A JP2010204551 A JP 2010204551A JP 2009052248 A JP2009052248 A JP 2009052248A JP 2009052248 A JP2009052248 A JP 2009052248A JP 2010204551 A JP2010204551 A JP 2010204551A
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佳祐 茂木
Osamu Okamoto
理 岡本
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Abstract

【課題】 温度検知手段に到達するエアの量を低減し、温度検知手段が無端ベルトの温度を検知する検知環境を効果的に保護する。
【解決手段】 加圧ベルト120と、加圧ベルト120を懸架する複数のステアリングローラ121及び分離ローラ122と、加圧ベルト120の温度を検知する非接触サーミスタ300と、加圧ベルト120を冷却する冷却ファン500と、複数のステアリングローラ121及び分離ローラ122の少なくともステアリングローラ121の軸を分離ローラ122の軸に対して傾斜し、加圧ベルト120の片寄りを補正するローラステアリング手段53と、を備える定着装置27において、冷却ファン500及び非接触サーミスタ300の間に配置され、ステアリングローラ121の軸121aに係合され、冷却ファン500から非接触サーミスタ300へと向かうエアの流動を抑制する防風シャッタ501を備える。
【選択図】 図10

Description

本発明は、複合機、複写機、プリンタ、ファックス等の記録材上に画像形成可能な電子写真方式の画像形成装置に用いられる定着装置、及び、この定着装置を備える画像形成装置に関する。
電子写真装置、静電記録装置などの画像形成装置は、記録材上にトナー画像を形成し、これを加熱及び加圧して定着させることにより画像を形成している。このような画像形成装置に用いられる定着装置の方式として、内部にヒータを有する定着ローラに加圧ローラを圧接して定着ニップを形成し、定着を行うローラ定着方式が従来採用されている。
近年、プリンタの生産性向上に対する需要はますます向上している。更なる画像の高光沢化や画像形成の高速化を図るためには、定着工程でトナーを軟化溶融するときに、記録材に定着させるための十分な熱量を効率的にトナーに与えることが求められる。また、記録材の高速化に伴い、記録材がニップを通過する時間が減少するため、効率的に記録材に熱量を与えるためには、ニップ幅(記録材搬送方向の長さ)を大きくする必要がある。従来のローラ対の定着方式では、ニップ幅を大きくしようとするとローラ径が大きくなってしまい、定着装置そのものの大型化を招いてしまう。そこで、ローラ定着方式に比して、装置の小型化、高速化に対応しつつ、十分なニップ幅を得ることができる特許文献1に記載される定着装置が提案される。
特許文献1に記載される定着装置は、ベルト発熱方式の定着装置である。この定着装置によれば、加熱ロールの周面の一部に対して無端ベルトを巻きつけることで、定着ニップ幅を大きくすることが可能であり、記録材に与える熱と圧力を長時間作用させることができる。また、この定着装置によれば、無端ベルトが複数のローラに懸架され、無端ベルトに張力が付与されることで、ニップ幅がより大きく確保される。そして、無端ベルトに張力を作用させる場合には、加圧ローラまたは加熱ローラと共に無端ベルトを架橋するテンションローラで無端ベルトに張力を作用させる。この場合に、加圧ローラまたは加熱ローラと、テンションローラとの軸線のずれにより、無端ベルトに片寄りが生じる。
また、特許文献1に記載されないが、無端ベルトを懸架した複数のローラのうちの一のローラを他のローラに対して意図的にずらすことにより、無端ベルトの移動軌跡を変えて片寄りを補正することが考えられる。
さらに、特許文献1には記載されないが、無端ベルト片寄りの問題とは別に、定着部材又は加圧部材の温度が所望温度よりも高くなる状況において、冷却風を当てて定着部材又は加圧部材を冷却することが考えられる。
特開平10−319772号公報
しかしながら、前述した複数のローラの軸の何れかを傾斜して無端ベルトの片寄りを補正する構成にして、無端ベルトを冷却風により冷却するとした場合には、以下の問題が生じ得る。
定着装置の内部は、記録材にトナーを定着するために、最適な温調温度に維持されている。所望の温度を維持するために、定着装置には温度検知手段が設けられている。無端ベルトを冷却するための冷却風を無端ベルトに当てることで、温度検知センサまでも冷却してしまい、無端ベルトの表面の温度を正しく検知することができないという問題があった。これは特に非接触型の温度検知センサにおいて顕著である。これは、非接触型の温度検知センサは雰囲気温度から対象物の温度を測定するためである。すなわち、無端ベルトを冷却する冷却風が無端ベルト近傍の雰囲気温度を乱してしまうため、正しい温度検知ができなくなってしまうからである。
また、冷却風から温度検知手段を保護するためにシャッタ部材を設けた場合に、無端ベルトの寄り補正動作によって無端ベルトの軌跡が絶えず変化するために、無端ベルトとシャッタ部材のクリアランスを大きく設定しなければならない。そのために、冷却風を防ぐ機能が十分に発揮されない。
さらに、無端ベルトを懸架する複数のローラの配置を工夫して、無端ベルトの軌跡によって温度検知手段を冷却風から保護するとすれば、無端ベルトで囲まれる空間が増加し、装置自体が大型化してしまうという問題がある。
本発明は、上記実情に鑑み、無端ベルトの配置空間を拡大せずに、温度検知手段に到達するエアの量を低減し、温度検知手段が無端ベルトの温度を検知する検知環境を効果的に保護することができる定着装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の定着装置は、無端ベルトと、前記無端ベルトを懸架する複数のローラと、前記無端ベルトに対向して配置され、前記無端ベルトの温度を検知する温度検知手段と、前記無端ベルトに向けてエアを流動させ、前記無端ベルトを冷却するベルト冷却手段と、前記複数のローラの少なくとも一のローラを他のローラに対して傾斜させ、前記無端ベルトの片寄りを補正するローラ傾斜手段と、を備える定着装置において、前記ベルト冷却手段及び前記温度検知手段の間に配置されると共に前記一のローラの軸に係合され、前記ベルト冷却手段から前記温度検知手段へと向かうエアの流動を抑制する第1エア流動抑制部材を備えることを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、第1エア流動抑制部材が一のローラの軸に係合することから、ローラステアリング手段の駆動によって一のローラが他のローラに対して傾斜すると、これに追従して第1エア流動抑制部材が傾斜する。したがって、一のローラに巻回された無端ベルト及び第1エア流動抑制部材は一体的に移動することから、第1エア流動抑制部材及び無端ベルトの間のクリアランスは一定に保持される。その結果、温度検知手段に到達するエアの量が低減され、温度検知手段が無端ベルトの温度を検知する検知環境は効果的に保護される。
本発明の実施例に係る定着装置を備える画像形成装置の構成を示す断面図である。 定着装置の内部構成の一部を示す断面図である。 定着装置の内部構成の一部を示す側面図である。 図2の矢印Pの方向から見た側面図である。 定着装置の内部構成の一部を示す側面図である。 定着装置の内部に防風シャッタを配置した構成を示す側面図である。 防風シャッタの孔及びステアリングローラの軸の係合状態を示す斜視図である。 加圧ベルト及び防風シャッタの間のクリアランスが均一である状態を示し、図6中のD−D線に沿う方向から見た側面図である。 加圧ベルト及び防風シャッタの間のクリアランスが不均一である状態を示し、図6中のD−D線に沿う方向から見た側面図である。 防風シャッタをステアリングローラに係合した定着装置の内部構成を示す断面図である。 ステアリングローラの軸が分離ローラの軸に対して平行に配置されたときの状態を示し、図10中の矢印Qの方向から見た側面図である。 ステアリングローラの軸が分離ローラの軸に対して傾斜して配置されたときの状態を示し、図10中の矢印Qの方向から見た側面図である。 分離ローラの軸に対して加圧ベルトが傾斜する場合に、加圧ベルト及び防風シャッタの間のクリアランスの様子を示し、図10中のD−D線に沿う方向から見た側面図である。 本発明の他の実施例に係る定着装置の内部構成を示す側面図である。
以下、本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載される構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対位置等は、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるから、特に特定的な記載が無い限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は、本発明の実施例に係る定着装置27を備える画像形成装置100の構成を示す断面図である。図1に示されるように、画像形成装置100は、画像形成装置本体(以下、単に「装置本体」という)100Aを備える。画像形成装置100は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置および複合機などである。また、装置本体100Aの内部には、記録材S上に転写された未定着画像に熱と圧を加えて永久定着処理する定着装置27が設けられる。但し、画像形成装置100の具体例としてフルカラー中間転写方式のものが図示されているが、特にそれに限定されるものではない。
装置本体100Aの内部には、たとえばY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の4色トナー像に対応して表面で静電潜像を担持する『像担持体』である感光体ドラム20Y、20M、20C、20Kを備えている。以下、記述の煩雑化を避けるためにそれら4つの像担持体を符号として20を付して説明し、以下の一次帯電装置21Y〜21K、露光装置22Y〜22K、現像装置23Y〜23Kなどについても同様に代表させた符号として、21、22、23を用いて記述する。また、以下の一次転写装置24Y〜24K、画像形成部200Y〜200Kなどについても同様に代表させた符号として、24、200を用いて記述する。
4つの感光体ドラム20の表面は一次帯電装置21によって所要の電位に一様に帯電され、その後、露光装置22によって感光体ドラム20の表面を露光することによって、それら感光体ドラム20の表面に静電潜像が形成される。そして、感光体ドラム20の表面の静電潜像は、現像装置23によって現像剤を用いて現像され、トナー像として可視画像化される。
装置本体100Aの内部には、前述の4色のトナー像形成に対応する画像形成部200Y、200M、200C、200Kが直列に配置され、可視画像化するまでのプロセスを各色ごとに並列処理するタンデム方式が採用されている。
現像装置23によって現像された感光体ドラム20上のトナー像は、一次転写装置24によってたとえば無端状ベルトによる中間転写体25上に順次重畳させて一次転写とされる。そして、全色一次転写された中間転写体25上のトナー像は、二次転写装置26によって記録材S上に一括転写される。記録材Sは、給紙手段によって二次転写装置26まで搬送される。二次転写後、未定着のトナー像を担持した記録材Sはベルト方式の本実施形態による定着装置27へと搬送され、定着装置27で加熱及び加圧されることで未定着のトナー像が溶融軟化して定着され、定着を終えると排出トレイ28へと排出される。裏面側に画像を形成する際には、記録材を記録材反転路29によって反転させた後、両面搬送路30を介して再度、二次転写装置26に搬送して裏面側に画像を形成する。
以上のように、帯電、露光、現像、転写、そして定着までの一連の画像形成プロセスが実行され、記録材S上に画像が記録形成される。なお、モノクロの画像形成装置ではブラックの画像形成部のみが存在する。Y,M,C,K各色の画像形成部200の並び順や構成はこの限りではない。
図2は、定着装置27の内部構成の一部を示す断面図である。図2に示されるように、『画像加熱装置』である定着装置27は、『加熱回転体(定着回転体)』としての定着ローラ10を備える。定着ローラ10は、図示しない『駆動手段』としての駆動モータや駆動ギア列により矢印A方向に回転可能に設けられている。
定着ローラ10は、アルミ等の金属からなる芯金111とその表層にシリコーンゴム等からなる弾性層112を有している。定着ローラ10の内部には『加熱源』としてのハロゲンヒータ113が配置されており、定着ローラ10はこのハロゲンヒータ113からの熱により加熱される。
定着ローラ10の表面には『温度検出素子』としてのサーミスタ114が接触配置されている。制御装置51は、サーミスタ114による検出結果に応じてハロゲンヒータ113への通電量を制御することにより、定着ローラ10の表面を所定の定着温度に維持する。
また、定着ローラ10の下方にはベルトユニット2が配置されている。『無端ベルト』である加圧ベルト120は、無端状に成形され、ステアリングローラ121及び分離ローラ122によって張架されている。
分離ローラ122は、SUS等の金属より構成されており、矢印Bの方向に加圧ベルト120を介して定着ローラ10に所定の圧力で加圧されている。
ステアリングローラ121は、回転軸の一端のみが矢印C方向に移動可能になっており、分離ローラ122とステアリングローラ121との平行度をずらすことによって加圧ベルト120の片寄りを制御している。
加圧ベルト120の長手方向の位置は、両端部に備えられたベルト位置検知センサ400により検出されている。ベルト片寄り補正動作については後に説明する。
また、ステアリングローラ121と分離ローラ122の間には、定着ニップを形成するための加圧パッド部124が配置されている。加圧パッド部124は、SUS等の金属からなる加圧ベース125と、シリコーンゴム等からなる加圧パッド126を有している。また、加圧パッド126の表面には加圧ベルト120との摺動抵抗を低減するためにPIフィルム等からなる低摺動シート127が被覆されている。このように構成された加圧パッド部124は、分離ローラ122と同様に矢印Bの方向に加圧されている。
分離ローラ122の内部には、熱源としてハロゲンヒータ128が配置されており、分離ローラ122を介して加圧ベルト120の全体を加熱している。加圧ベルト120の下方には、『温度検知手段』である非接触サーミスタ300が配置されている。非接触サーミスタ300は加圧ベルト120の長手方向の中央部の温度をモニタしている。加圧ベルト120の通紙領域に接触式のサーミスタを当接させてしまうと、サーミスタと加圧ベルト120が摺擦し、加圧ベルト120の表面を傷つけてしまうため、ここでは非接触型の非接触サーミスタ300を使用している。
記録材S上のトナー像は定着装置27のニップWで溶融及び加圧されるためトナーと定着ローラ10の表層は張り付く傾向となる。しかし、定着ローラ10の弾性層112は分離ローラ122によって大きく弾性変形しているため、定着ローラ10に張り付いたトナーは剥離されて記録材Sは矢印Y方向に排出される。
このような加圧ベルト120は、定着ローラ10、加圧ベルト120、加圧パッド部124及び分離ローラ122により長いニップWを形成している。これにより、従来の定着ローラと加圧ローラを用いたローラ定着装置よりニップ幅を広く取ることができるため、記録材Sの上のトナーを短時間に良好に溶融することが可能となる。従って、カラー画像形成装置のような多量のトナーを使用する画像形成装置には適した構成である。
図3は、定着装置27の内部構成の一部を示す側面図である。この図3を参照しつつ、『ローラ傾斜手段』であるローラステアリング手段53の構成を説明する。また、ローラステアリング動作による無端ベルト片寄り補正について説明する。図3に示されるように、ローラステアリング手段53では、テンションバネ401は、ステアリングローラ121(図2参照)の軸121aに係合された軸受け402を介して加圧ベルト120に張力を付与している。加圧ベルト120の張力は例えば50Nである。加圧ベルト120に張力を付与することによって、テンションローラであるステアリングローラ121に加圧ベルト120を巻きつかせ、ローラステアリング動作による加圧ベルト120の片寄り移動を可能にしている。
軸受け402には、外側にさらにテンショナ403が係合している。テンショナ403の一端にはギア歯404が形成される。
ギア歯404にかみ合ったウォームギア405がモータMによって回転することで、テンショナ403が回動軸406を中心として回転する。この動作によって、ステアリングローラ121は図3、図4矢印Cの上下いずれかの方向に移動する。
今、図Cの方向にステアリングローラ121が移動すると、分離ローラ122との平行度が崩れるため、加圧ベルト120は片寄ることになる。
図4は、図2の矢印Pの方向から見た側面図である。図4に示されるように、ベルト位置検知センサ400には、左方側のベルト位置検知センサ400aと、右方側のベルト位置検知センサ400bとがある。図4の状態で、加圧ベルト120が左方(図4中の『前』のこと、以下同じ)に寄ってくると、ベルト位置検知センサ400aが加圧ベルト120の片寄りを検知する。すると、CPU52は、ステアリングローラ121の奥側を図3の矢印Cの上方に移動させるべく、モータMを作動させる。この動作により、加圧ベルト120は右方(図4中の『奥』のこと、以下同じ)に片寄ることになる。
そして、加圧ベルト120が右方(図4中の『奥』のこと、以下同じ)に寄ってくると、ベルト位置検知センサ400bが加圧ベルト120の片寄りを検知する。するとCPU52は、ステアリングローラ121の奥側を図3の矢印Cの下方に移動させるべく、モータMを作動させる。この動作により、加圧ベルト120は左方に片寄ることになる。以上の動作の反復により、加圧ベルト120は所定の範囲内を往復動作しながら回転運動をする。
また、図4に示されるように、加圧ベルト120の温度は、非接触サーミスタ300によって検出されるようになっている。加圧ベルト120が設定された所定の温度に達しているかどうかをCPU52が判断し、ハロゲンヒータ128の通電量を適切にコントロールすることで、温調温度を維持している。
図5は、定着装置27の内部構成の一部を示す側面図である。ハロゲンヒータ128の通電量は適切に調節されるが、記録材Sの通過中には、種々のサイズ、坪量、画像濃度の記録材Sが定着装置27を通過する。そのため、温度を所望の温度に常に維持することは難しい。さらに、記録材Sの坪量に応じて最適な温調温度は異なっている。そのため、加圧ベルト120の温度が所望の温度よりも高くなってしまうことがある。こうした加圧ベルト120の温度を短時間で下げるために、図5に示されるように、『ベルト冷却手段』である冷却ファン500が加圧ベルト120に対向して設けられる。そして、加圧ベルト120に冷却ファン500からの冷却風が当てられると、加圧ベルト120の温度は下げられていく。ただし、図5に示されるように、冷却ファン500で加圧ベルト120の温度を冷却するというだけでは、非接触サーミスタ300の温度雰囲気は乱されてしまい、正しい温度検知ができなくなってしまう。
図6は、定着装置27の内部に防風シャッタ501を配置した構成を示す側面図である。図6に示されるように、『冷却手段』である冷却ファン500と『温度検知手段』である非接触サーミスタ300の間に、防風シャッタ501だけを設けた場合を考える。
図7は、防風シャッタ501の孔501a及びステアリングローラ121の軸121aの係合状態を示す斜視図である。図7に示されるように、防風シャッタ501は、断面L字型に形成されている。防風シャッタ501は、両端側に折り曲げ部501Pを有し、この折り曲げ部501Pには孔501aが形成される。また、図7中では、二点差線で描かれるステアリングローラ121は軸121aを有する。防風シャッタ501の孔501aは、ステアリングローラ121の軸121aに係合している。こうした構成であれば、ステアリングローラ121が傾斜すると、これに追従して防風シャッタ501が傾斜することとなる。
図8は、加圧ベルト120及び防風シャッタ501の間のクリアランスが均一である状態を示し、図6中のD−D線に沿う方向から見た側面図である。図8に示されるように、片寄り補正動作を実施しなくてもステアリングローラ121及び分離ローラ122の平行度が保たれている場合、加圧ベルト120及び防風シャッタ501の間のクリアランスは一定に保たれている。なお、加圧ベルト120は、図8では、図6中のD−D線に沿う面での加圧ベルト120の断面120aとして記載される。
図9は、加圧ベルト120及び防風シャッタ701の間のクリアランスが不均一である状態を示し、図6中のD−D線に沿う方向から見た側面図である。図9に示されるように、ステアリングローラ121が加圧ベルト120の片寄り補正動作を実施した場合には、加圧ベルト120が捩れる。そして、加圧ベルト120の断面120aは、分離ローラ122の軸122aに対して傾斜する。
このときに、仮に、防風シャッタ701がステアリングローラ121の軸121aに係合されていない場合には、図9に示されるように、防風シャッタ701及び加圧ベルト120の間のクリアランスが分離ローラ122の軸方向で均一ではなくなってしまう。このために、ステアリングローラ121の長手方向の冷却ムラが生じたり、非接触サーミスタ300の温度が正常に検知されなくなってしまう。このことから、図7に示されるように、防風シャッタ501がステアリングローラ121の軸121aに引っ掛けられることが重要となる。なお、防風シャッタ501は軸121aが回転しても体勢が維持されるように軸121aに支持されれば良い。
図10は、『第1エア流動抑制部材』である防風シャッタ501をステアリングローラ121に係合した定着装置27の内部の構成を示す断面図である。図10に示されるように、定着装置27は、加圧ベルト120、及び、加圧ベルト120を懸架する複数のステアリングローラ121及び分離ローラ122を備える。また、定着装置27は、加圧ベルト120に対向して配置されて加圧ベルト120の温度を検知する非接触サーミスタ300、及び、加圧ベルト120に向けてエアを流動させ、加圧ベルト120を冷却する冷却ファン500を備える。さらに、定着装置27は、複数のステアリングローラ121及び分離ローラ122の少なくともステアリングローラ121の軸121aを分離ローラ122の軸122aに対して傾斜し、加圧ベルト120の片寄りを補正するローラステアリング手段53を備える。ローラステアリング手段53は図3に記載される。
また、定着装置27は、防風シャッタ501を供える。防風シャッタ501は、冷却ファン500及び非接触サーミスタ300の間に配置されると共にステアリングローラ121の軸121aに係合され、冷却ファン500から非接触サーミスタ300へと向かうエアの流動を抑制する。なお、防風シャッタ501の孔501aがステアリングローラ121の軸121aに係合する。
さらに、定着装置27は、定着装置本体27Aの壁面27Bからステアリングローラ121に向かって延びて、冷却ファン500から非接触サーミスタ300へと向かうエアの流動を抑制する防壁131を備える。すなわち、定着装置本体27Aの一部である壁130の壁面130Bからは『第2エア流動抑制部材』である防壁131から上方に延びる。防風シャッタ501及び防壁131は冷却ファン500から見て重なり合うように設けられる。なお、定着装置本体27Aの一部が壁130であり、壁面27Bの一部が壁面130Bである。
図11は、ステアリングローラ121の軸121aが分離ローラ122の軸122aに対して平行に配置されたときの状態を示し、図10中の矢印Qの方向から見た側面図である。図11に示されるように、片寄り補正動作を実施しなくてもステアリングローラ121及び分離ローラ122の平行度が保たれている場合、加圧ベルト120及び防風シャッタ501の間のクリアランスは一定に保たれている。
図12は、ステアリングローラ121の軸121aが分離ローラ122の軸122aに対して傾斜して配置されたときの状態を示し、図10中の矢印Qの方向から見た側面図である。図12に示されるように、ステアリングローラ121が加圧ベルト120の片寄り補正動作を実施した場合には、加圧ベルト120が捩れ、加圧ベルト120の表面がステアリングローラ121の軸方向(図12中の左右方向)に対して傾斜する。
すなわち、こうしてステアリングローラ121及び加圧ベルト120が分離ローラ122の軸122aに対して傾斜していくのに追従して、ステアリングローラ121の軸121aに係合した防風シャッタ501が傾斜していく。このために、防風シャッタ501及び加圧ベルト120の間のクリアランスが常にステアリングローラ121の軸方向で均一に保たれる。したがって、ステアリングローラ121の長手方向の冷却ムラが抑制され、非接触サーミスタ300の温度が正常に検知される。
ここで、図10に戻って説明する。定着装置27は定着装置本体27Aを有し、定着装置本体27Aの一部である床側の壁130の壁面27Bには防壁131が形成される。これは以下の理由に設けられる。
すなわち、ステアリングローラ121の片寄り補正動作に追従して防風シャッタ501が傾斜したときに、防風シャッタ501の下端及び防壁131の間には、スペースが生じる。冷却ファン500から流動されるエアが前述のスペースを通過することがないようにするために、防風シャッタ501及び冷却ファン500の間には、前述の防壁131が配置される。
図13は、分離ローラ122の軸122aに対して加圧ベルト120が傾斜する場合に、加圧ベルト120及び防風シャッタ501の間のクリアランスの様子を示し、図10中のD−D線に沿う方向から見た側面図である。図13では、D−D面からは防壁131は見えないので、破線にて防壁131の投影線131aを図示した。図12は、冷却ファン500の方から見た状態であり、防風シャッタ501の上端には、加圧ベルト120及び防風シャッタ501の間のクリアランスしか残っていない。エアが冷却ファン500から非接触サーミスタ300へ向かおうとしても、最初に防壁131に通過を阻まれ、次に、防風シャッタ501に通過を阻まれる。そのために、エアの大部分は、非接触サーミスタ300に到達できない。その結果、非接触サーミスタ300の温度検知精度は、ステアリングローラ121のステアリング動作の有無に関わらず安定する。こうした作用によって、効果的に加圧ベルト120を冷却しつつ、非接触サーミスタ300を正常に働かせ、加圧ベルト120の温度を正しく検知することが可能となる。
本実施例では、加圧ユニットをベルト巻架方式からなる定着装置を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、定着ユニット及び加圧ユニットの両者をベルト巻架方式にした定着装置にも実施可能である。
図14は、本発明の他の実施例に係る定着装置57の内部構成を示す側面図である。図14では、防風シャッタ801をステアリングローラ121の軸121aに係合した状態を示す。前述の実施例では、防風シャッタ501は単品で構成されていたが、上記実施例に限定されない。すなわち、防風シャッタ801のように、2部材で構成することも可能である。防風シャッタ801は、シャッタ部801a及びL字部801bを備える。なお、こうしたシャッタ部801aの冷却ファン500の側に形成される面にL字部801bが設けられることによって、防風シャッタ501の強度は強められる。
以上、本発明の実施例及び他の実施例によれば、以下の効果が得られる。すなわち、ローラステアリング手段53の駆動によってステアリングローラ121の軸121aが分離ローラ122の軸122aに対して傾斜すると、ステアリングローラ121の軸121a及び防風シャッタ501が一体的に傾斜する。したがって、防風シャッタ501及び加圧ベルト120の間のクリアランスは一定に保持される。その結果、非接触サーミスタ300に到達するエアの量が低減され、非接触サーミスタ300が加圧ベルト120の温度を検知する検知環境は効果的に保護される。
また、本発明の実施例及び他の実施例によれば、定着装置27は、定着装置本体27Aの壁面27Bからステアリングローラ121に向かって延びて、冷却ファン500から非接触サーミスタ300へと向かうエアの流動を抑制する防壁131を備える。また、防風シャッタ501及び防壁131はエアの流動方向から見て重なり合うように設けられる。その結果、防風シャッタ501及び加圧ベルト120の間のエアの進入は、防風シャッタ501の動作によって抑制される。なお、これに対して、防風シャッタ501及び定着装置27本体の壁130の間のエアの進入は、防壁131によって抑制される。
27 定着装置
27A 定着装置本体
27B 壁面
53 ローラステアリング手段
120 加圧ベルト
121 ステアリングローラ
122 分離ローラ
131 壁(第2エア流動抑制部材)
200Y〜200K…画像形成部
300 非接触サーミスタ(温度検知手段)
500 冷却ファン(冷却手段)
501 防風シャッタ(第1エア流動抑制部材)

Claims (3)

  1. 無端ベルトと、前記無端ベルトを懸架する複数のローラと、前記無端ベルトに対向して配置され、前記無端ベルトの温度を検知する温度検知手段と、前記無端ベルトに向けてエアを流動させ、前記無端ベルトを冷却するベルト冷却手段と、前記複数のローラの少なくとも一のローラを他のローラに対して傾斜させ、前記無端ベルトの片寄りを補正するローラ傾斜手段と、を備える定着装置において、
    前記ベルト冷却手段及び前記温度検知手段の間に配置されると共に前記一のローラの軸に係合され、前記ベルト冷却手段から前記温度検知手段へと向かうエアの流動を抑制する第1エア流動抑制部材を備えることを特徴とする定着装置。
  2. 定着装置本体の壁面から前記一のローラに向かって延びて、前記ベルト冷却手段から前記温度検知手段へと向かうエアの流動を抑制する第2エア流動抑制部材を備え、前記第1エア流動抑制部材及び前記第2エア流動抑制部材は前記冷却手段から見て重なり合うように設けられることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 記録材に画像を形成する画像形成部と、
    請求項1又は請求項2に記載の定着装置と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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