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JP2010200050A - 通信機器 - Google Patents

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JP2010200050A
JP2010200050A JP2009043220A JP2009043220A JP2010200050A JP 2010200050 A JP2010200050 A JP 2010200050A JP 2009043220 A JP2009043220 A JP 2009043220A JP 2009043220 A JP2009043220 A JP 2009043220A JP 2010200050 A JP2010200050 A JP 2010200050A
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antenna
helical antenna
circuit board
communication device
helical
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JP2009043220A
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Takayuki Nehashi
孝幸 根橋
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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Abstract

【課題】本発明の目的は、簡易な方法でヘリカルアンテナを基板に取り付けることができる通信機器を提供することである。
【解決手段】本発明の携帯電話機1は、伸縮可能なコイルばねからなるヘリカルアンテナ12と、ヘリカルアンテナ12を収納するために空けられたアンテナ収納部9を有する回路基板8と、を有し、回路基板8には、ヘリカルアンテナ12が電気的に結合される導通部材14、及び、導通部材14と高周波的に整合される調整用電子部品10が実装されている。
【選択図】図4

Description

本発明は携帯電話機、携帯用テレビ、携帯用ラジオ、PDA、携帯型ゲーム機等の通信機器に関する。
現在のPDA及び携帯型ゲーム機は通信機能を有するものが多くなっており、これらも通信機器ということができる。
特許文献1には、低コストのヘリカルアンテナを基板に半田付けする技術が記載されている。
特開2004―080105号公報
しかしながら、この方法では基板の厚さにヘリカルアンテナの厚さが必要になってしまうという問題点がある。
また、この方法では半田付けを必要とするために、半田付けのための技術が必要となる。そして、半田付けが必要となるということは、時間的・金銭的なコストが増えてしまうという問題点があった。
本発明の目的は、簡易な方法でヘリカルアンテナを基板に取り付けることができる通信機器を提供することである。
本発明の通信機器は、伸縮可能なコイルばねからなるヘリカルアンテナと、前記ヘリカルアンテナを収納するために空けられたアンテナ収納部を有する回路基板と、を有し、前記回路基板には、前記ヘリカルアンテナが電気的に結合される導通部材、及び、前記導通部材と高周波的に整合される調整用電子部品が実装されている。
好適には、前記アンテナ収納部は、直方体形状の穴状に形成されている。
好適には、前記アンテナ収納部は、回路基板の端をコの字型に切欠いた形状に形成されている。
好適には、前記アンテナ収納部は、前記ヘリカルアンテナを前記長手方向に収縮した状態で収納する。
好適には、前記導通部材は、前記アンテナ収納部の長手方向の面である長手方向側壁面に配置されている。
好適には、前記アンテナ収納部は、前記長手方向側壁面に突起部を有しており、前記突起部は、前記ヘリカルアンテナ中心の空洞部分に挿入される。
好適には、前記ヘリカルアンテナは、長手方向の両端に延長部をそれぞれ有し、前記回路基板は、前記アンテナ収納部の長手方向の両方向位置にそれぞれ引掛部を有し、前記延長部は、前記ヘリカルアンテナを伸長した状態で、前記引掛部に引っ掛けられる。
好適には、前記導通部材は、前記引掛部に配置されている。
好適には、前記アンテナ収納部の少なくとも一方の長手方向側壁面は回路基板の端の近傍まで及んでいる。
好適には、前記回路基板は、第1の筐体部材と第2の筐体部材の間に配設されており、
前記ヘリカルアンテナは前記第1の筐体部材と前記第2の筐体部材によって位置固定されている。
好適には、少なくとも、前記回路基板と前記第1の筐体部材との間、又は、前記回路基板と前記第2の筐体部材との間、のどちらかには弾性部材が配設されており、
前記弾性部材によって、前記ヘリカルアンテナは前記第1の筐体部材と前記第2の筐体部材間に位置固定されている。
本発明によると、簡易な方法でヘリカルアンテナを基板に取り付けることができる通信機器を提供することができる。
本発明の実施形態に係る携帯電話機の外観を開状態で示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るヘリカルアンテナの説明図である。 本発明の実施例に係る回路基板の説明図である。 回路基板のアンテナ収納部にヘリカルアンテナを収納した場合の説明図である。 変形例その1を説明するための説明図である。 図6は突起部の具体例である。 変形例その2におけるヘリカルアンテナの形状の説明図である。 変形例その2において、ヘリカルアンテナがアンテナ収納部に収納される様子を説明するための説明図である。 変形例その3における、圧縮コイルばね形式のヘリカルアンテナ用のアンテナ収納部の形状である。 変形例その3における、引張コイルばね形式のヘリカルアンテナ用のアンテナ収納部の形状である。 変形例その4の一例を説明する説明図である。 変形例その4の一例を説明する説明図である。 変形例その5を説明するために図4で示したXIII−XIIIの断面の説明図である
図1は、本発明の実施形態に係る携帯電話機1の外観を開状態で示す斜視図である。
携帯電話機1は、いわゆる折り畳み式の携帯電話機1として構成されており、開状態と閉状態との間で互いに回動可能に連結された上部筐体2及び下部筐体3を有している。図1は、上部筐体2及び下部筐体3の開状態を示している。上部筐体2は、下部筐体3と対向する部分を構成する上部筐体フロントケース4と、下部筐体3とは反対側部分を構成する上部筐体リアケース5とを有している。下部筐体3は、上部筐体2と対向する部分を構成する下部筐体フロントケース6と、上部筐体2とは反対側部分を構成する下部筐体リアケース7とを有している。
上部筐体フロントケース4及び上部筐体リアケース5はネジ等により互いに固定され、上部筐体フロントケース4及び上部筐体リアケース5の間に形成された空間に種々の電子部材を収容する収容空間を構成する。下部筐体フロントケース6及び下部筐体リアケース7もネジ等により互いに固定され、下部筐体フロントケース6及び下部筐体リアケース7の間に形成された空間に後述する回路基板8等の種々の電子部材を収容する収容空間を構成する。
これらの上部筐体フロントケース4、上部筐体リアケース5、下部筐体フロントケース6及び下部筐体リアケース7は、例えば、樹脂により形成されている。
また、上部筐体フロントケース4には液晶パネル等から構成される表示部20が配置されている。
図2は、本発明の実施形態に係るヘリカルアンテナ12の説明図である。
図2(a)は、ヘリカルアンテナ12の正面図である。
ヘリカルアンテナ12は自然長Cとコイル平均径Bを有し、自然長Cの方がコイル平均径Bよりも大である。したがって、自然長Cの方向が長手方向となる。
ヘリカルアンテナ12は、電気伝導性のある導線を螺旋(ヘリカル)状に巻いて構成され、圧縮コイルばねと同一の形状を有している。
導線は一定のピッチを持って巻かれており、導線はピッチ間隔Aを有している。
本実施形態においては、後述するように、ヘリカルアンテナ12を長手方向に圧縮してアンテナ収納部9に収納する必要があることから、導線とこれに隣接する導線との間である線間すきまDを有する。
ヘリカルアンテナ12が圧縮された時には、この線間すきまDの距離が短くなり、ヘリカルアンテナ12全体の長さが短くなる。
図2(b)は、ヘリカルアンテナ12の側面図である。
ヘリカルアンテナ12は、図2(b)のように円形状に巻かれる。ヘリカルアンテナ12は中心の空洞部13を有している。
ヘリカルアンテナ12には高周波電流が流れるので金属材料によって構成される。さらに、ヘリカルアンテナ12の通信感度をできるだけ上げるために、金属材料の中でも、電気抵抗率が低い金属を使用することが好ましい。
例えば、抵抗率が低く、コストも安いアルミニウムによってヘリカルアンテナ12を構成する。また、場合によっては、形状記憶合金(チタンーニッケル合金)や、ステンレスによってヘリカルアンテナ12を構成することもできる。
以上に記載したヘリカルアンテナ12の材料の記載は、ヘリカルアンテナ12の材料を限定する趣旨ではない。つまり、電気抵抗率が低く、かつ、弾性を有する材料であればどのような材料も使用可能である。
図3は、本発明の実施例に係る回路基板8の説明図である。
携帯電話機1は上部筐体2及び下部筐体3内部に配設されている回路基板8を有している。そして、上部筐体2に配設される回路基板8と下部筐体3に配設される回路基板8のうち、どちらかはヘリカルアンテナ12を収納するためのアンテナ収納部9を有する。
アンテナ収納部9は、長手方向側壁面19と短手方向側壁面25を有し、ヘリカルアンテナ12の形状に合わせた形状となっている。
つまりヘリカルアンテナ12は、図2のように自然長C方向が長い構成となっているのであるから、そのヘリカルアンテナ12を収納するアンテナ収納部9も一方方向が長い直方体の形状に穴が空けられている。
もっとも、ヘリカルアンテナ12をアンテナ収納部9内に保持するために、ヘリカルアンテナ12の自然長Cよりもアンテナ収納部9の長手方向側壁面19間の距離Eの方を短く構成している。つまり、C>Eとしている。
このように構成することによって、ヘリカルアンテナ12は弾性力を有して、アンテナ収納部9の長手方向側壁面19と接する。これによって、ヘリカルアンテナ12と長手方向位置のアンテナ収納部9の長手方向側壁面19との間に摩擦力が生じる。
この摩擦力によって、ヘリカルアンテナ12はアンテナ収納部9内に保持されることとなる。
アンテナ収納部9の短手方向側壁面25間の距離Fは、ヘリカルアンテナ12を収納するためにコイル平均径Bよりも大きく構成している。つまり、F>Bとしている。
また、回路基板8の厚さは、適宜変更可能である。ヘリカルアンテナ12を固定可能な範囲であれば、Fよりも薄くてもよいし、逆に、回路基板8の厚さは短手方向側壁面25間の距離Fと同一であってもよい。
アンテナ収納部9の長手方向側壁面19間の距離Eは、携帯電話機1が使用する電波の波長の1/4の長さを有する。
例えば、携帯電話機1の場合には、その使用周波数は現在の処800M〜2.2GHzである。そうすると、携帯電話機1が使用する電波の波長の1/4の長さとは、約93mm〜34mmとなる。
このように、アンテナ収納部9の長手方向側壁面19間の距離Eは、通信機器の使用する周波数に応じて変化するので、その必要性に応じてアンテナ収納部9の長手方向側壁面19間の距離は適宜変更可能である。
また、アンテナ収納部9の長手方向側壁面19間の距離Eは、通信機器の筐体の大きさや、スペースに応じて使用する電波の波長の1/4よりも長く構成してもよい(例えば、波長の1/2の長さ)。
ヘリカルアンテナ12が接する長手方向側壁面19の一方には、導通部材14を配置する。
この導通部材14は、ヘリカルアンテナ12と導通するために導通処理がなされる。
導通処理とは、具体的には、リン青銅の表面に金メッキしたものが挙げられる。もっとも、これに限定する必要はなく、他のメッキ処理であってもよいし、メッキ処理せず単に導電性の材料を配置するだけでもよい。
なお、ヘリカルアンテナ12は導線の一方のみと導通されていれば通信可能であるために、アンテナ収納部9の長手方向の側面の一方にのみ導通部材14が配置されていればよい。
もっとも、導通処理を行わず、導通部材14自体が導通可能な材料によって構成されているものであってもよい。
導通部材14は、伝送線路11を介して調整用電子部品10と接続される。調整用電子部品10は、ヘリカルアンテナ1と高周波回路との整合をとるために配置される。
調整用電子部品10によって調整された高周波信号は、図示しないその他の電子回路によって処理され、利用される。
本発明はヘリカルアンテナ12の取り付け構造にその特徴があるので、この先の処理、利用の方法については省略する。
調整用電子部品10は、例えば、コイル(L)及びコンデンサ(C)から構成される。
図4は、回路基板8のアンテナ収納部9にヘリカルアンテナ12を収納した場合の説明図である。
このように、回路基板8のアンテナ収納部9にヘリカルアンテナ12を収納するような構成とすると、単に、アンテナ収納部9にヘリカルアンテナ12を押し込むだけでヘリカルアンテナ12を回路基板8に固定することができる。
また、このような構成とすると、ヘリカルアンテナ12を回路基板8上の調整用電子部品10と結合することも容易となる。
その理由を説明する。
回路基板8上の調整用電子部品10は、アンテナ収納部9の長手方向側壁面19に配置されている導通部材14に電気的に結合されている。
そして、ヘリカルアンテナ12を圧縮してアンテナ収納部9に挿入すると、ばね形状のヘリカルアンテナ12は復元力によって導通部材14に付勢力を有して接する。
そうすると、ヘリカルアンテナ12と調整用電子部品10は電気的に結合する。
つまり、単にヘリカルアンテナ12を圧縮してアンテナ収納部9に挿入するだけで、ヘリカルアンテナ12を調整用電子部品10と電気的に結合することができる。
以上のことは、半田付け等の複雑な工程を省略することができることを意味する。その上、単に挿入するだけで、ヘリカルアンテナ12を調整用電子部品10と結合できるのであるから、きわめて簡便な方法でヘリカルアンテナ12を組みつけられることも意味する。
これらの効果によって、製造時間の短縮・コストの削減を図ることができる。
また、このように構成することによって、薄型化・小型化が求められる携帯電話機1のような通信機器にも通信感度の高いヘリカルアンテナ12を使用でき、通信感度を高めることができるという優れた効果がある。
つまり、ヘリカルアンテナ12は通信感度が高いアンテナであるが、その反面、ヘリカル状に導線を巻く必要があるので多くの体積を必要とし、特に携帯電話機1のように小型化・薄型化が求められる通信機器への実装が困難であった。
しかし、本実施形態のように構成すれば、回路基板8内部にヘリカルアンテナ12を配置することができるのであるから、ヘリカルアンテナ12用に空間を用意する必要がなくなる。その結果、小型化・薄型化が求められる携帯電話機1のような通信機器にもヘリカルアンテナ12を使用することができ、通信感度の良好な通信機器を作成できる。
<変形例その1>
以下に、上述した実施態様よりもさらに有利な変形例その1を記載する。
上述した実施形態では、長手方向側壁面19(導通部材14)は長手方向に対して垂直な平面形状にすぎなかった。
そして、ヘリカルアンテナ12と長手方向側壁面19(導通部材14)との結合は、ヘリカルアンテナ12の圧縮による弾性力が長手方向側壁面19との間に生じさせる摩擦力のみであった。
しかし、この方法では、携帯電話機1の使用時に、摩擦力を超える力が作用した場合にヘリカルアンテナ12がアンテナ収納部9から外れてしまうおそれがある。
また、ヘリカルアンテナ12が外れるまではいかなくてもヘリカルアンテナ12の位置がずれてしまい元に戻らないおそれがある。そして、ヘリカルアンテナ12の位置が適切な位置にないと通信に悪影響が生じるおそれがある。
さらに、ヘリカルアンテナ12の組立の際にも、単にヘリカルアンテナ12をアンテナ収納部9に収納させるだけでは、一度収納しても僅かに位置がずれているだけで、ヘリカルアンテナ12がアンテナ収納部9から飛び出してしまうおそれがある。
さらにまた、ヘリカルアンテナ12自体の組み付け時には適切な位置に組み付けが行われたとしても、その他の部材の組み付け時等に、わずかな衝撃・変位があっただけで、ヘリカルアンテナ12がアンテナ収納部9から飛び出してしまうおそれがある。
このことは、組み付け効率を大幅に低下させる。
そこで、以下の変形例その1が考えられる。
図5は、変形例その1を説明するための説明図である。
図5のように、アンテナ収納部9の長手方向側壁面19は、単なる平面ではなく、長手方向側壁面中心に行くほど長手方向間の距離が短くなっている。換言すると、長手方向側壁面19は円錐形状をしている。
そして、この長手方向側壁面19の一方には導通部材14が配置されている。
この円錐形状の突起部15をヘリカルアンテナ12の空洞部13(図2(b)参照)に貫通させて、ヘリカルアンテナ12をアンテナ収納部9に収納する。
そうすると、ヘリカルアンテナ12がアンテナ収納部9から外れるには、突起部15に挿入された状態よりもさらに圧縮されて、突起部15の両先端間の距離まで縮む必要がある。
通常の使用状況下及び制作時の状況下においては、それほどの外力がヘリカルアンテナ12に加わることは想定できない。
したがって、アンテナ収納部9の長手方向側壁面19に突起部15を形成することによって、より確実に、ヘリカルアンテナ12をアンテナ収納部9に保持することが可能となる。
つまり、通常の使用時及び制作時にヘリカルアンテナ12が飛び出すこと及び位置がずれてしまうことがなくなる。
さらに、このようにアンテナ収納部9の長手方向側壁面19に突起部15を形成することによって、容易にヘリカルアンテナ12をアンテナ収納部9に組み付けることが可能となる。
本変形例その1では、長手方向側壁面19に突起部15を形成することから、組立時には単にヘリカルアンテナ12を突起形状の突起部15に空洞部13が挿入されるように組み付けるだけでヘリカルアンテナ12を確実に固定することができる。
さらに、突起形状は円筒であることから、最初の組み付け時に多少位置がずれていても、突起の中心がヘリカルアンテナ12の空洞部13の中心に移動する。
したがって、組立時に精密な作業を必要としないという利点がある。
図6は突起形状の具体例である。
図5では、突起形状として台形形状(図6(a))を記載したが、この形状に限定されない。
例えば、さらに、突起部15は先端に行くほど狭まっている必要もなく、単に直方体の突起形状(図6(b))となっていてもよい。
さらに、3角錐(図6(c))、4角錐、5角錐、6角錐、それ以上の形状であってもよい。
なお、突起部15は中心が張り出している必要もない。つまり、V型断面となっており中心に行くほど狭まる凹み形状であって、縁部分が一番突起しているものをも含む。
凹みの形状は円錐、円錐台、角錐、角円台等の各種形状が含まれる。
<変形例その2>
上述した実施形態及び変形例その1では、ヘリカルアンテナ12は圧縮コイルばね形状よって形成していたが、引張コイルばね形状によって形成することもできる。
以下、引張コイルばねによる変形例その2を記載する。
図7は、変形例その2におけるヘリカルアンテナ12の形状の説明図である。
図7(a)は、無負荷の状態における引張コイルばね形状のヘリカルアンテナ12の様子である。
図7(b)は、回路基板8に引っかけた状態でのヘリカルアンテナ12の状態を表したものである。
図7のように、変形例その2において、ヘリカルアンテナ12は引張コイルばね形状を有する。
そして、ヘリカルアンテナ12は、伸長方向(長手方向)に長くなっているアンテナ部18と、アンテナ部18の長手方向の両端に配置された延長部17から形成されている。
延長部17は後述する引掛部16に引っかけるための部分であり、四角く形成されている。
図8は、変形例その2において、ヘリカルアンテナ12がアンテナ収納部9に収納される様子を説明するための説明図である。
図8のように、回路基板8には延長部17を引掛けるための引掛部16が形成されている。この引掛部16部分には、伝送線路11を介して調整用電子部品10と接合されている導通部材14が配置されている。
引張コイルばね形状のヘリカルアンテナ12は、延長部17が引掛部16に引掛けられた状態では、伸長されている。
これによって、ヘリカルアンテナ12は引掛部16の間に固定されることになる。
このように、構成することによって、より確実に、ヘリカルアンテナ12をアンテナ収納部9に保持することが可能となる。
つまり、通常の使用時及び制作時にヘリカルアンテナ12が飛び出すこと及び位置がずれてしまうことがなくなる。
また、本変形例その2では、ヘリカルアンテナ12が引掛部16の間に固定されることから、組立時には単にヘリカルアンテナ12の延長部17を引掛部16に固定するだけでヘリカルアンテナ12を強固に固定することができる。
これによって、組立時に精密な作業を必要としないという利点がある。
なお、図7、図8の延長部17及び引掛部16の形状は一例であり、ヘリカルアンテナ12をアンテナ収納部9に保持できるものであればどのようなものであっても選択可能である。
例えば、延長部17の形状を鉤形状とし、引掛部16を長手方向の両側に1個ずつの溝形状としてもよい。
<変形例その3>
以上の実施例では、アンテナ収納部9は回路基板8の中心付近に形成されていたが、このような位置に形成しなければならない必然性はない。
そこで、回路基板8の縁の一部をコの字型に切欠いてアンテナ収納部9とすることもできる。
以下、この変形例その3について説明する。
図9は、変形例その3における、圧縮コイルばね形式のヘリカルアンテナ12用のアンテナ収納部9の形状である。
なお、長手方向側壁面19の形状は変形例その2で記載したように突起部15を形成することも可能である。
図10は、変形例その3における、引張コイルばね形式のヘリカルアンテナ12用のアンテナ収納部9の形状である。
このように、アンテナ収納部9が回路基板8の縁部分に配置されていると、ヘリカルアンテナ12を組み付けることが容易になる。
このように組みつけが容易になる理由を説明する。
図3のようにアンテナ収納部9が回路基板8の中央付近に穴状に形成されていると、ヘリカルアンテナ12をアンテナ収納部9に組み付ける際には、回路基板8の表方向又は裏方向の一方方向からしかアプローチすることができない。
一方、図9のようにアンテナ収納部9が回路基板8の近縁の一部をコの字型に切欠いて形成されている場合には、ヘリカルアンテナ12をアンテナ収納部9に組み付ける際には、回路基板8の表方向、裏方向及び側面方向の3方向からのアプローチが可能となる。
そして、このように複数の方向から同時にアプローチ可能ということは組み付けが極めて容易になるということを意味する。
<変形例その4>
変形例その3で記載したように、アンテナ収納部9は回路基板8上のどのような位置にも配置可能である。
もっとも、ヘリカルアンテナ12はその長手方向に指向性を持っているので、その指向性を有している方向に金属材料が配置されていると、電波の伝達を阻害し、ヘリカルアンテナ12の性能を害する。
したがって、ヘリカルアンテナ12の長手方向には回路基板8上に配置される電気部品等を配置しないことが好ましい。
そこで、少なくともヘリカルアンテナ12の長手方向の一方には電子部材を配置しない変形例その4を以下に記載する。
図11は、変形例その4の一例を説明する説明図である。
図11のように、アンテナ収納部9の長手方向の一方は回路基板8の縁の近傍まで及んでいる。
アンテナ収納部9が回路基板8の縁の近傍まで及んでいることから、少なくとも、回路基板8の縁の近傍側のアンテナ収納部9の長手方向には電気部品が配置される恐れがなくなる。
図12は、変形例その4の一例を説明する説明図である。
図12のように、アンテナ収納部9を回路基板8の端に配置すれば長手方向には電気部品が配置されることはないのであるから、より有利である。
そして、このように、アンテナ収納部9を回路基板8の端に配置することによって、金属材料から構成される電気部品が多く配置される回路基板8上にヘリカルアンテナ12を配置しても通信感度の低下を抑えることができるという優れた効果がある。
なお、以上の実施形態、変形例その1、変形例その2、変形例その3及び変形例その4ではアンテナ収納部9は直線形状のみを記載してきたが、必ずしも直線形状である必要性はない。例えば、L字型に曲がっていてもよいし、カーブ形状であってもよい。
極端な場合には、回路基板8の周りをほぼ一周するような形状であってもよい。
<変形例その5>
より有利な変形例について記載する。
本発明の実施形態(図4参照)では、ヘリカルアンテナ12に生じている弾性力によって発生する摩擦力のみによって、ヘリカルアンテナ12は固定されていた。
しかし、この方法だけでは、ヘリカルアンテナ12がアンテナ収納部9から外れてしまう虞がある。
また、変形例その1、変形例その2及び変形例その3であっても、大きな力が加わるとヘリカルアンテナ12が外れる虞はある。また、外れないとしてもヘリカルアンテナ12が振動することは通信感度を低下させる虞があるので好ましくない。
そこで、ヘリカルアンテナ12を振動させない方法について変形例その5として以下記載する。
図13は、変形例その5を説明するために図4で示したXIII−XIIIの断面の説明図である。
図13は、図4においてXIII−XIII断面を取ったものであるが、単に断面を取ったのみではなく、第1の筐体部材22と第2の筐体部材23及び弾性部材21を加えた断面図である。
図13のように、ヘリカルアンテナ12及び回路基板8はクッション材などの弾性部材21を間に挟んで、第1の筐体部材22及び第2の筐体部材23によって挟み込まれている。
このように構成することによって、ヘリカルアンテナ12の位置を確実に固定することができる。
図13では本発明の実施形態のみに対してであったが、変形例その1、変形例その2及び変形例その3に対しても適用できる。
なお、第1の筐体部材22は携帯電話機1の上部筐体フロントケース4又は下部筐体フロントケース6であってよい。また、第2の筐体部材23は携帯電話機1の上部筐体リアケース5又は下部筐体リアケース7であってよい。
さらに、第1の筐体部材及び第2の筐体部材は、上部筐体フロントケース4、下部筐体フロントケース6、上部筐体リアケース5及び下部筐体リアケース7以外のものであっても筐体を形成する部材であればよい。
以上の実施形態、変形例その1、変形例その2、変形例その3及び変形例その4で記載したヘリカルアンテナ12は端子が1つだけのものを記載してきた。しかし、このようなモノポールのものに限定する趣旨ではなく、ダイポールのヘリカルアンテナ12とすることもできる。
そして、ダイポールのヘリカルアンテナ12とした場合には、導通部材14は長手方向側壁面19の両面に配置されることになる。
以上の実施形態によれば、本発明の携帯電話機1は、伸縮可能なコイルばねからなるヘリカルアンテナ12と、ヘリカルアンテナ12を収納するために空けられたアンテナ収納部9を有する回路基板8と、を有している。
そして、回路基板8には、ヘリカルアンテナ12が電気的に結合される導通部材14、及び、導通部材14と高周波的に整合される調整用電子部品10が実装されている。
このように構成することによって、半田付け等の複雑な工程を省略することができる。
さらに、通信感度の高いヘリカルアンテナ12を使用することができるので、通信感度を上げることができる。
また、アンテナ収納部9は、直方体形状の穴状に形成されている。
このように構成することによって、回路基板8外にヘリカルアンテナ12を設置するための空間を設けなくてもよい。
そして、特別に空間を設けなくて済むということは、筐体内部に形成される空間の節約ともなり、筐体の小型化・薄型化が可能となる。
また、アンテナ収納部9は、回路基板8の端をコの字型に切欠いた形状に形成されている。
このように構成することによって、複数の方向から同時にアプローチ可能となる。複数方向から同時にアプローチ可能であるということは、組み付けが極めて容易となることを意味する。したがって、このような構成には、組み付けをきわめて容易にするという効果を有する。
また、アンテナ収納部9は、ヘリカルアンテナ12を長手方向に収縮した状態で収納する。
このように構成することによって、単に挿入するだけで、ヘリカルアンテナ12を調整用電子部品10と結合できるのであるから、きわめて簡便な方法でヘリカルアンテナ12を組みつけられる。そして、きわめて簡便な方法で組み付けられるということは、製造時間の短縮・コストの削減を意味する。したがって、このような構成には、製造時間の短縮・コストの削減という効果がある。
さらに、導通部材14は、アンテナ収納部9の長手方向の面である長手方向側壁面19に配置されている。
このように構成することによって、単にヘリカルアンテナ12を圧縮してアンテナ収納部9に挿入するだけで、ヘリカルアンテナ12を調整用電子部品10と電気的に結合することができるという効果を有する。
さらに、アンテナ収納部9は、長手方向側壁面19に突起部15を有しており、突起部15は、ヘリカルアンテナ12中心の空洞部分に挿入される。
このように構成することによって、より確実に、ヘリカルアンテナ12をアンテナ収納部9に保持することが可能となるという効果がある。
また、このように構成することによって、容易にヘリカルアンテナ12をアンテナ収納部9に組み付けることが可能となるという効果がある。
さらに、ヘリカルアンテナ12は、長手方向の両端に延長部17をそれぞれ有し、前記回路基板8は、アンテナ収納部9の長手方向の両方向位置にそれぞれ引掛部16を有し、延長部17は、ヘリカルアンテナ12を伸長した状態で、引掛部16に引っ掛けられる。
このような構成によって、より確実にヘリカルアンテナ12をアンテナ収納部9に保持することが可能となる。つまり、通常の使用時及び制作時にヘリカルアンテナ12が飛び出すこと及び位置がずれてしまうことがなくなる。
また、このような構成によって、ヘリカルアンテナ12が引掛部16の間に固定されることから、組立時には単にヘリカルアンテナ12の延長部17を引掛部16に固定するだけでヘリカルアンテナ12を強固に固定することができる。さらに、組立時に精密な作業を必要としないという利点がある
さらにまた、導通部材14は、引掛部16に配置されている。
このような構成によって、単にヘリカルアンテナ12の延長部17を引掛部16に引っかけるだけで、ヘリカルアンテナ12を調整用電子部品10と電気的に結合することができる。
さらにまた、アンテナ収納部9の少なくとも一方の長手方向側壁面19は回路基板8の端の近傍まで及んでいる。
このような構成によって、金属材料から構成される電気部品が多く配置される回路基板8上にヘリカルアンテナ12を配置しても通信感度の低下を抑えることができるという優れた効果がある。
さらにまた、回路基板8は、第1の筐体部材22と第2の筐体部材23の間に配設されており、ヘリカルアンテナ12は第1の筐体部材22と第2の筐体部材23によって位置固定されている。
このような構成によって、ヘリカルアンテナ12の位置固定を確実にすることができる。
さらにまた、少なくとも、回路基板8と前記第1の筐体部材22との間、又は、回路基板8と第2の筐体部材23との間、のどちらかには弾性部材21が配設されている。
そして、弾性部材21によって、ヘリカルアンテナ12は第1の筐体部材22と第2の筐体部材23間に位置固定されている。
このような構成によって、ヘリカルアンテナ12の位置固定を確実にすることができる。
なお、以上の実施形態において、携帯電話機1は本発明の通信機器の一例である。
また、通信機器は、携帯電話機1に限定されない。例えば、通信機器は、PDA、携帯型ゲーム機、携帯用テレビ、携帯用ラジオ、ノートパソコン、PDA、ゲーム機、カメラであってもよい。また、通信機器は、折り畳み式のものに限定されない。ケースが一体的に構成されたもの(1つのみのケース)であってもよい。
通信機器とは、双方向に情報の送受信を行える機器のみをいうわけではなく、単に情報を受信するだけ若しくは発信するだけの機器をも含む。
ヘリカルアンテナ12を収納するために空けられたアンテナ収納部9は、実施例では反対側まで突き抜ける抜け穴形状のもののみを説明したが、これに限定されるものではなく、突き抜けてない溝形状のものをも含む。
本発明は、以上の実施形態に限定されず、種々の態様で実施されてよい。
1…携帯電話機、2…上部筐体、3…下部筐体、4…上部筐体フロントケース(第1の筐体部材)、5…上部筐体リアケース(第2の筐体部材)、6…下部筐体フロントケース(第1の筐体部材)、7…下部筐体リアケース(第2の筐体部材)、8…回路基板、9…アンテナ収納部、10…調整用電子部品、11…伝送線路、12…ヘリカルアンテナ、13…空洞部、14…導通部材、15…突起部、16…引掛部、17…延長部、18…アンテナ部、19…長手方向側壁面、20…表示部、21…弾性部材、22…第1の筐体部材、23…第2の筐体部材、25…短手方向側壁面

Claims (11)

  1. 伸縮可能なコイルばねからなるヘリカルアンテナと、
    前記ヘリカルアンテナを収納するために空けられたアンテナ収納部を有する回路基板と、を有し、
    前記回路基板には、前記ヘリカルアンテナが電気的に結合される導通部材、及び、前記導通部材と高周波的に整合される調整用電子部品が実装されている
    通信機器。
  2. 前記アンテナ収納部は、直方体形状の穴状に形成されている
    請求項1に記載の通信機器。
  3. 前記アンテナ収納部は、回路基板の端をコの字型に切欠いた形状に形成されている
    請求項1に記載の通信機器。
  4. 前記アンテナ収納部は、前記ヘリカルアンテナを長手方向に収縮した状態で収納する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の通信機器。
  5. 前記導通部材は、前記アンテナ収納部の長手方向の面である長手方向側壁面に配置されている
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の通信機器。
  6. 前記アンテナ収納部は、前記長手方向側壁面に突起部を有しており、
    前記突起部は、前記ヘリカルアンテナの中心に存在する空洞部分に挿入される
    請求項1〜5のいずれか1に記載の通信機器。
  7. 前記ヘリカルアンテナは、長手方向の両端に延長部をそれぞれ有し、
    前記回路基板は、前記アンテナ収納部の長手方向の両方向位置にそれぞれ引掛部を有し、
    前記延長部は、前記ヘリカルアンテナを伸長した状態で、前記引掛部に引っ掛けられる
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の通信機器。
  8. 前記導通部材は、前記引掛部に配置されている
    請求項1〜3、7のいずれか1項に記載の通信機器。
  9. 前記アンテナ収納部の少なくとも一方の長手方向側壁面は回路基板の端の近傍まで及んでいる
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の通信機器。
  10. 前記回路基板は、第1の筐体部材と第2の筐体部材の間に配設されており、
    前記ヘリカルアンテナは前記第1の筐体部材と前記第2の筐体部材によって位置固定されている
    請求項1〜9のいずれか1項に記載の通信装置。
  11. 少なくとも、前記回路基板と前記第1の筐体部材との間、又は、前記回路基板と前記第2の筐体部材との間、のどちらかには弾性部材が配設されており、
    前記弾性部材によって、前記ヘリカルアンテナは前記第1の筐体部材と前記第2の筐体部材間に位置固定されている
    請求項10に記載の通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013057478A1 (en) * 2011-10-20 2013-04-25 Sarantel Limited Radiofrequency circuit assembly
US9112273B2 (en) 2012-01-13 2015-08-18 Harris Corporation Antenna assembly
US9306273B2 (en) 2012-12-06 2016-04-05 Harris Corporation Multifilar antenna
CN106981712A (zh) * 2017-04-20 2017-07-25 深圳市拓频通讯设备有限公司 一种手机用全频段菱形弹簧天线

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