JP2010278602A - 積層型誘電体フィルタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 周波数−インピーダンス特性が安定した積層型誘電体フィルタを提供する。
【解決手段】 積層体1内部の第1及び第2内部電極3,4、積層体1を第1及び第2内部電極3,4と共に貫通する貫通孔5、積層体1側面の周縁側第1及び第2外部電極6,7、貫通孔5の内側面の中央側第1及び第2外部電極8,9、第1内部電極3から積層体1側面に引き出されて周縁側第1外部電極6に接続された周縁側第1引出部10、第1内部電極3から貫通孔5内側面に引き出されて中央側第1外部電極8に接続された中央側第1引出部12、周縁側第1引出部10と平面視で互いに重ならずに第2内部電極4から積層体1側面に引き出されて周縁側第2外部電極7に接続された周縁側第2引出部11、及び中央側第1引出部12と平面視で互いに重ならず第2内部電極4から貫通孔5内側面に引き出されて中央側第2外部電極9に接続された中央側第2引出部13を具備する。
【選択図】 図1
【解決手段】 積層体1内部の第1及び第2内部電極3,4、積層体1を第1及び第2内部電極3,4と共に貫通する貫通孔5、積層体1側面の周縁側第1及び第2外部電極6,7、貫通孔5の内側面の中央側第1及び第2外部電極8,9、第1内部電極3から積層体1側面に引き出されて周縁側第1外部電極6に接続された周縁側第1引出部10、第1内部電極3から貫通孔5内側面に引き出されて中央側第1外部電極8に接続された中央側第1引出部12、周縁側第1引出部10と平面視で互いに重ならずに第2内部電極4から積層体1側面に引き出されて周縁側第2外部電極7に接続された周縁側第2引出部11、及び中央側第1引出部12と平面視で互いに重ならず第2内部電極4から貫通孔5内側面に引き出されて中央側第2外部電極9に接続された中央側第2引出部13を具備する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、広範囲の周波数帯域において周波数−インピーダンス特性が安定した積層型誘電体フィルタに関するものである。
従来、マイクロプロセッシングユニット(MPU:Micro Processing Unit)等のICチップは、例えば、実装基板上に実装されており、その実装基板上においてMPUに電力を供給する電源ラインとグランドラインとの間に、電源ノイズや放射電磁雑音(EMIノイズ:Electromagnetic Interference Noise)を除去するために、ノイズ除去フィルタが配置されている。
ところで、一般的に、固有の共振点を有する周波数−インピーダンス特性(例えば、横軸に周波数を、縦軸にインピーダンスの絶対値をとったときのグラフで示されるインピーダンス特性)を有する電子部品同士が接続された場合には、その電子部品の周波数−インピーダンス特性において反共振点を生じるおそれがあった。
以下に、反共振点を生じるメカニズムを説明する。
まず、接続された電子部品同士の周波数−インピーダンス特性において、固有の共振点が生じる周波数が両方の電子部品について丁度一致した場合は、両電子部品が接続された回路における、共振点におけるインピーダンスが減少する方向へ共振の幅が大きくなるだけで、特に問題はない。
しかし、接続された電子部品同士の周波数−インピーダンス特性において、固有の共振点が生じる周波数がずれた場合には、両電子部品が接続された回路において、それぞれの電子部品で固有の共振点が生じる周波数の中間の周波数において、インピーダンスが増大する方向への共振の幅が大きくなってしまう。これによって、反共振が生じる。
また、反共振が生じると、前述したように、インピーダンスが増大する方向への共振の幅が大きくなる。従って、ノイズを除去する効果が損なわれてしまうという問題点があった。
そこで、ノイズ除去フィルタおよびICチップの周波数−インピーダンス特性が、前述したように接続されることによって影響し合って反共振を生じないように、ノイズ除去フィルタとして分布定数型ノイズフィルタが提案されている。
この分布定数型ノイズフィルタは、例えば、略平板状の二つの誘電体が略平板状の金属板を挟んでなる分布定数回路形成部と、この分布定数回路形成部に導通する陰極端子と、金属板の一部が誘電体から突出してなる電極部と、この電極部に電気的に接続された陽極端子とを備える基本構成を有している(例えば、特許文献1を参照。)。
この構成の分布定数型ノイズフィルタによれば、分布定数回路形成部で分布定数回路が形成されることにより、分布定数型ノイズフィルタの周波数−インピーダンス特性は使用する周波数帯域において共振点を有さなくなる。従って、積層型誘電体フィルタの周波数−インピーダンス特性とICチップの周波数−インピーダンス特性とが影響し合って反共振点が発生することを抑制することができるというものである。
ここで、近年電子機器の多機能化を図るため、多数の電子部品が実装基板に実装される傾向がある。このとき、各電子部品を流れる電流に起因する磁気および各電子部品から生じる熱が、電子部品同士で互いに影響し合わないように、各電子部品は互いに所定の間隔を有して配置されていることが好ましい。一方、実装基板の省スペース化が望まれており、従って、実装面積の小さい実装基板に多数の電子部品を高密度に実装する必要がある。
例えば、特許文献1に記載された分布定数型ノイズフィルタをICチップとともに実装基板に実装する場合には、実装基板の上面とICチップの下面との間の空間に分布定数型ノイズフィルタを配置して実装基板に実装する構成が望ましい。
また、ICチップの多数の端子は、ICチップの下面の周縁部に形成されている構成が一般的である。
しかしながら、従来の分布定数型ノイズフィルタでは、入力端子および出力端子が分布定数型ノイズフィルタ本体の両端部に形成されているため、ICチップの多数の端子とは配置が大きく異なっている。従って、分布定数型ノイズフィルタの出力端子と所定のICチップの端子とを配線を介して接続する際に双方の端子を接続するための配線の長さが長くなって、余分なインダクタンスが発生するという問題点があった。また、ICチップの多数の端子に合わせて従来の分布定数型ノイズフィルタを多数実装しなければならなくなることも起因して、配線の構造が複雑になったりするという問題点があった。
そこで、この問題点に対しては、配線の長さを短くするとともに配線の構造を簡易化するために、下面側にキャビティを有しており、上面側にICチップが実装される配線基板を実装基板に実装し、そのキャビティ内に、必要に応じて複数の分布定数型ノイズフィルタを収納する構成が考えられる。この構成によれば、分布定数型ノイズフィルタの出力端子から導出された配線を、配線基板内でICチップの端子に対応する位置となるように展開して調整することができる。従って、分布定数型ノイズフィルタの出力を配線基板の上面側から導出し、ICチップの端子に接続することができる。
しかしながら、この構成においては、配線基板中の配線の経路長が長くなるので、等価直列インダクタンス(ESL:Equivalent Series Inductance)が大きくなってしまうという問題点があった。
また、積層型誘電体フィルタを実装するに当たって配線基板を採用する構成としたとしても、ICチップの多数の端子に応じて複数の分布定数型ノイズフィルタを実装しなければならないため、ICチップの端子への電気的な接続が複雑になり、また、分布定数型ノイズフィルタを複数準備しなければならないことから、コストを抑制することが難しくなるという問題点があった。
本発明は、以上のような従来の技術における問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的は、固有の共振点を有さない積層型誘電体フィルタを提供することにある。また、低ESL化の要求を満たす積層型誘電体フィルタを提供することにある。また、実装基板の省スペース化を可能とし、ICチップの端子への電気的な接続が容易で、コストを抑制することも可能な積層型誘電体フィルタを提供することにある。
本発明の積層型誘電体フィルタは、複数の誘電体層が積層されて成る積層体と、該積層体の前記誘電体層間に積層方向に交互に形成された第1内部電極および第2内部電極と、前記積層体を前記第1内部電極および前記第2内部電極とともに貫通している貫通孔と、前記積層体の側面に、積層方向に帯状に形成された周縁側第1外部電極および周縁側第2外部電極と、前記貫通孔の内側面に、積層方向に帯状に形成された中央側第1外部電極および中央側第2外部電極と、前記第1内部電極から前記積層体の側面に引き出されて前記周縁側第1外部電極に接続されている周縁側第1引出部と、前記第1内部電極から前記貫通孔の内側面に引き出されて前記中央側第1外部電極に接続されている中央側第1引出部と、前記周縁側第1引出部とは平面視で互いに重ならないように前記第2内部電極から前記積層体の側面に引き出されて前記周縁側第2外部電極に接続されている周縁側第2引出部と、前記中央側第1引出部とは平面視で互いに重ならないように前記第2内部電極から前記貫通孔の内側面に引き出されて前記中央側第2外部電極に接続されている中央側第2引出部とを具備していることを特徴とするものである。
本発明の積層型誘電体フィルタによれば、複数の誘電体層が積層されて成る積層体と、積層体の誘電体層間に積層方向に交互に形成された第1内部電極および第2内部電極と、積層体を第1内部電極および第2内部電極とともに貫通している貫通孔と、積層体の側面に、積層方向に帯状に形成された周縁側第1外部電極および周縁側第2外部電極と、貫通孔の内側面に、積層方向に帯状に形成された中央側第1外部電極および中央側第2外部電極と、第1内部電極から積層体の側面に引き出されて周縁側第1外部電極に接続されている周縁側第1引出部と、第1内部電極から貫通孔の内側面に引き出されて中央側第1外部電極に接続されている中央側第1引出部と、周縁側第1引出部とは平面視で互いに重ならないように第2内部電極から積層体の側面に引き出されて周縁側第2外部電極に接続されている周縁側第2引出部と、中央側第1引出部とは平面視で互いに重ならないように第2内部電極から貫通孔の内側面に引き出されて中央側第2外部電極に接続されている中央側第2引出部とを具備していることから、第1内部電極における中央側第1引出部から周縁側第1引出部への電流経路と、第2内部電極における中央側第2引出部から周縁側第2引出部への電流経路との間に、それらの電流経路に並列に分布定数的に挿入された多数の静電容量から構成された分布定数回路が形成される。その結果、積層型誘電体フィルタの周波数−インピーダンス特性(例えば、横軸に周波数、縦軸にインピーダンスの絶対値をとったときのグラフにおけるインピーダンス特性)は共振点を有さなくなる。従って、積層型誘電体フィルタの周波数−インピーダンス特性と、この積層型誘電体フィルタが接続される電子部品の周波数−インピーダンス特性とが影響し合って、積層型誘電体フィルタおよび電子部品の周波数−インピーダンス特性が反共振点を生じなくなる。その結果、広範囲の周波数帯域において特性が安定した積層型誘電体フィルタを得ることができる。
また、第1内部電極における中央側第1引出部および周縁側第1引出部の間の電流経路(第1電流経路)と、第2内部電極における中央側第2引出部および周縁側第2引出部の間の電流経路(第2電流経路)とは、互いに逆方向に電流が流れることとなって、それぞれの電流経路を流れる電流によって誘起される磁界の方向が互いに逆向きになる。そのため、それらの磁界が互いに打ち消し合う。その結果、第1電流経路のインダクタンスおよび第2電流経路のインダクタンスが小さくなり、積層型誘電体フィルタの低ESL化を図ることができる。
また、積層型誘電体フィルタの周縁側第1外部電極および周縁側第2外部電極は、それぞれ積層体の側面に形成されていることから、積層型誘電体フィルタの出力を積層体の側面から取り出すことができる。従って、積層型誘電体フィルタからの出力をその側面に対応するように下面の周縁部に配置されているICチップ等の電子部品の多数の端子に接続することが容易となる。また、周縁側第1外部電極および周縁側第2外部電極と、ICチップ等の電子部品の端子との間隔を、両者が互いに対応するように配置することによって小さくできるので、周縁側第1外部電極および周縁側第2外部電極と電子部品の端子とを接続するための配線の長さを短くすることによって配線のインダクタンスを小さくすることができる。その結果、積層型誘電体フィルタおよび配線の低ESL化を図ることが可能となる。従って、積層型誘電体フィルタおよび電子部品が実装される実装基板の省スペース化を可能とし、積層型誘電体フィルタと電子部品の端子との電気的な接続が容易であり、かつ、低ESL化の要求も満たすことが可能な積層型誘電体フィルタを提供することができる。
以下、本発明の積層型誘電体フィルタの実施の形態の例を、添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の積層型誘電体フィルタ14について実施の形態の第1の例を模式的に示す透視斜視図である。図2(a)は、図1に示す積層型誘電体フィルタ14を上方から見た平面図であり、図2(b)は、図2(a)に示す積層型誘電体フィルタ14のA−A線断面図であり、図2(c)は、図2(a)に示す積層型誘電体フィルタ14のB−B線断面図である。
本例の積層型誘電体フィルタ14は、複数の誘電体層2が積層されて成る積層体1と、積層体1の誘電体層2間に積層方向に交互に形成された第1内部電極3および第2内部電極4と、積層体1を第1内部電極3および第2内部電極4とともに貫通している貫通孔5と、積層体1の側面に、積層方向に帯状に形成された周縁側第1外部電極6および周縁側第2外部電極7と、貫通孔5の内側面に、積層方向に帯状に形成された中央側第1外部電極8および中央側第2外部電極9と、第1内部電極3から積層体1の側面に引き出されて周縁側第1外部電極6に接続されている周縁側第1引出部10と、第1内部電極3から貫通孔5の内側面に引き出されて中央側第1外部電極8に接続されている中央側第1引出部12と、周縁側第1引出部10とは平面視で互いに重ならないように第2内部電極4から積層体1の側面に引き出されて周縁側第2外部電極7に接続されている周縁側第2引出部11と、中央側第1引出部12とは平面視で互いに重ならないように第2内部電極4から貫通孔5の内側面に引き出されて中央側第2外部電極9に接続されている中央側第2引出部13とを具備している。
このような構成により、第1内部電極3における中央側第1引出部12から周縁側第1引出部10への電流経路と、第2内部電極4における中央側第2引出部13から周縁側第2引出部11への電流経路との間に、それらの電流経路に並列に分布定数的に挿入された多数の静電容量から構成された分布定数回路が形成される。その結果、積層型誘電体フィルタ14の周波数−インピーダンス特性は、集中定数回路要素として機能する積層型誘電体フィルタのような共振点を有さなくなる。従って、積層型誘電体フィルタ14の周波数−インピーダンス特性と、この積層型誘電体フィルタ14が接続される電子部品の周波数−インピーダンス特性とが影響し合って、積層型誘電体フィルタおよび電子部品の周波数−インピーダンス特性が反共振点を生じなくなる。その結果、広範囲の周波数帯域において、具体的には数十MHz〜数GHzの範囲において、特性が安定した積層型誘電体フィルタ14を供給することができる。
また、第1内部電極3および第2内部電極4をそれぞれ陽極側電極および陰極側電極とした場合は、第1内部電極3における中央側第1引出部12および周縁側第1引出部10の間の電流経路(第1の電流経路)と、第2内部電極4における中央側第2引出部13および周縁側第2引出部11の間の電流経路(第2の電流経路)とは、互いに逆方向に電流が流れることとなり、それぞれの電流経路を流れる電流によって誘起される磁界の方向が互いに逆向きになる。そのため、それらの磁界が互いに打ち消し合うこととなって、第1電流経路のインダクタンスおよび第2電流経路のインダクタンスが小さくなるので、積層型誘電体フィルタ14の低ESL化を図ることができる。
また、積層型誘電体フィルタ14の周縁側第1外部電極6および周縁側第2外部電極7は、積層体1の側面に形成されていることから、積層型誘電体フィルタ14の出力を積層体1の外周部である側面から取り出すことができる。従って、例えば、積層型誘電体フィルタ14を、下面の周縁部に接続のための端子を有しているICチップ等の電子部品の下部に実装した場合に、積層型誘電体フィルタ14からの出力を対応するICチップ等の電子部品の端子に電気的に接続することが容易となる。また、周縁側第1外部電極6および周縁側第2外部電極7と対応する電子部品の端子との間隔を短くすることができるので、接続のための配線の長さを短くすることによって配線のインダクタンスを小さくすることができ、それによって、積層型誘電体フィルタおよび配線の低ESL化を図ることが可能となる。その結果、実装基板の省スペース化を可能とし、電子部品の端子への接続が容易であり、かつ、低ESL化の要求も満たすことが可能な積層型誘電体フィルタ14を得ることができる。
さらに、積層体1の側面に複数の周縁側第1外部電極6および周縁側第2外部電極7を形成した場合であれば、1つの積層型誘電体フィルタ14によって複数の出力を取り出すことができるので、回路の高密度化を図ってコストを抑制することが可能となる。
積層体1は、1層当たり1〜5μmの厚みに形成された矩形状の複数の誘電体層2を、例えば20〜2000層積層して成る直方体状の誘電体ブロックである。なお、図1においては、本例の積層型誘電体フィルタ14を簡略化して説明するために誘電体層2の積層数を省略して示している。
また、積層体1の寸法は、図2(a)における積層型誘電体フィルタ14の上下方向を縦とし、図2(a)における積層型誘電体フィルタ14の左右方向を横とした場合に、例えば、縦が3〜7mm程度で、横が3〜7mm程度である。
誘電体層2の材料としては、例えば、チタン酸バリウム,チタン酸カルシウム,チタン酸ストロンチウム等の比較的誘電率が高いセラミックスを主成分とする誘電体材料を用いる。
第1内部電極3および第2内部電極4は、積層体1の誘電体層2間に積層方向に交互に、10〜1000層ずつ形成されている。これら第1内部電極3および第2内部電極4の材料としては、例えばニッケル,銅,銀,パラジウム等の金属を主成分とする導体材料が用いられ、0.5〜2μmの厚みでそれぞれ形成されている。
また、第1内部電極3および第2内部電極4の寸法は、図2(a)における積層型誘電体フィルタ14の上下方向を縦とし、図2(a)における積層型誘電体フィルタ14の左右方向を横とした場合に、例えば、縦が2〜6mm程度で、横が2〜6mm程度である。
また、第1内部電極3および第2内部電極4の縦および横の寸法は、誘電体層2の寸法より小さいものとする。これによって、第1内部電極3および第2内部電極4は、積層体1の側面に露出しないので、外部との絶縁性を保つことができる。第1内部電極3および第2内部電極4と誘電体層2との寸法差は、例えば、縦および横でそれぞれ0.5〜1mm程度である。
貫通孔5は、積層体1の誘電体層2を第1内部電極3および第2内部電極4とともに貫通している。貫通孔5の直径は、例えば、0.3〜0.7mm程度である。
周縁側第1外部電極6は、本例では積層体1の1つの側面に2つずつ、それぞれ積層方向に長い帯状に形成されている。
同様に本例では、周縁側第2外部電極7は、積層体1の1つの側面に2つずつ、それぞれ積層方向に長い帯状に形成されている。
また、周縁側第1外部電極6および周縁側第2外部電極7は、それぞれ後述するように第1内部電極3および第2内部電極4に接続されている。
周縁側第1外部電極6および周縁側第2外部電極7は、外部の回路に電気的に接続するための端子電極である。これら周縁側第1外部電極6および周縁側第2外部電極7の材料としては、例えばニッケル,銅,銀,パラジウム等の金属を主成分とする導体材料が用いられ、2〜20μmの厚みでそれぞれ形成されている。
また、周縁側第1外部電極6および周縁側第2外部電極7の相互の位置関係は、図2(a)で示す通り、周縁側第1外部電極6および周縁側第2外部電極7が平面視で交互に形成されているとよい。具体的に、周縁側第1外部電極6と周縁側第2外部電極7との間隔は、例えば、平面視で0.5〜2mm程度である。
このとき、積層方向に交互に積層された第1内部電極3および第2内部電極4をそれぞれ陽極側電極および陰極側電極とすることにより、周縁側第1外部電極6および周縁側第2外部電極7には互いに逆向きの電流が流れる。従って、この逆向きの電流経路が平面視で所定の間隔をもって近接していることにより、分布定数回路が形成され、積層型誘電体フィルタ14の低ESL化を図ることができるので好ましい。
また、周縁側第1外部電極6および周縁側第2外部電極7の数は、それぞれ単数であっても複数であってもよい。特に、図2(a)で示した通り、周縁側第1外部電極6および周縁側第2外部電極7が複数形成されている、例えば8つずつ形成されている場合には、それらにより8つの分布定数回路を形成できるので、多数の端子を有する電子部品に対して、1つまたは少数の積層型誘電体フィルタ14で対応できるので好ましい。従って、この場合には1つの電子部品に対して多くの積層型誘電体フィルタ14を設置する必要がないため、電子部品および積層型誘電体フィルタ14を有する電子装置が大幅に小型化される。
中央側第1外部電極8は、本例では貫通孔5の内側面に2つずつ、それぞれ積層方向に帯状に形成されている。同様に本例では、中央側第2外部電極9は、貫通孔5の内側面に2つずつ、それぞれ積層方向に帯状に形成されている。
また、中央側第1外部電極8および中央側第2外部電極9は、それぞれ後述するように第1内部電極3および第2内部電極4に接続されている。
これら中央側第1外部電極8および中央側第2外部電極9の材料は、周縁側第1外部電極6および周縁側第2外部電極7の材料と同じものでよく、0.1〜0.3μmの厚みでそれぞれ形成されている。
また、中央側第1外部電極8および中央側第2外部電極9の相互の位置関係は、図2(a)に示すように、平面視で貫通孔5の周囲に交互に形成されているとよい。この場合には、前述したように、第1内部電極3および第2内部電極4をそれぞれ陽極側電極および陰極側電極として、第1の電流経路を流れる電流の方向と第2の電流経路を流れる電流の方向とを逆向きとすることにより、積層型誘電体フィルタ14の低ESL化を図ることができるので好ましい。
また、中央側第1外部電極8および中央側第2外部電極9の数は、それぞれ単数であっても複数であっても構わない。
また、本発明の積層型誘電体フィルタ14の実施の形態の一例における第1内部電極3および第2内部電極4の一例を図3(a),(b)に示す。図3(a),(b)は、それぞれ本例の積層型誘電体フィルタ14における第1内部電極3および第2内部電極4の平面図である。
図3(a)に示すように、第1内部電極3は、周縁側の各辺にそれぞれ2つずつ合計8つの周縁側第1引出部10が形成されている。これらの周縁側第1引出部10は、それぞれ積層体1の側面に引き出され、周縁側第1外部電極6に接続される。
周縁側第1引出部10は、第1内部電極3から積層体1の側面までの長さが、例えば、0.05〜0.15mm程度で、幅が0.05〜0.3mm程度である。
また、第1内部電極3は、貫通孔5の周辺に、2つの中央側第1引出部12が形成されている。これらの中央側第1引出部12は、それぞれ貫通孔5の内側面に引き出され、中央側第1外部電極8に接続される。
中央側第1引出部12は、第1内部電極3から貫通孔5の内側面までの長さが、例えば、0.05〜0.15mm程度で、幅が0.05〜0.3mm程度である。
図3(b)に示すように、第2内部電極4は、周縁側の各辺にそれぞれ2つずつ合計8つの周縁側第2引出部11が形成されている。これらの周縁側第2引出部11は、それぞれ積層体1の側面に引き出され、周縁側第2外部電極7に接続される。
周縁側第2引出部11は、第2内部電極4から積層体1の側面までの長さが、例えば、0.05〜0.15mm程度で、幅が0.05〜0.3mm程度である。
また、第2内部電極4は、貫通孔5の周辺に、2つの中央側第2引出部13が形成されている。これらの中央側第2引出部13は、それぞれ貫通孔5の内側面に引き出され、中央側第2外部電極9に接続される。
中央側第2引出部13は、第2内部電極4から貫通孔5の内側面までの長さが、例えば、0.05〜0.15mm程度で、幅が0.05〜0.3mm程度である。
また、周縁側第1引出部10および周縁側第2引出部11の第1内部電極3および第2内部電極4における数および位置は、周縁側第1外部電極6および周縁側第2外部電極7の数および位置に対応している。
ここで、図2(a)に示すように、周縁側第1引出部10および周縁側第2引出部11は、平面視で互いに重ならないように形成されているので、両者に接続されている周縁側第1外部電極6および周縁側第2外部電極7も当然に、平面視で互いに重ならないように形成されている。従って、周縁側第1外部電極6および周縁側第2外部電極7は、平面視で交互に配置されるように積層体1の側面に形成されている。
また、同様に、中央側第1引出部12および中央側第2引出部13も、平面視で互いに重ならないように形成されている。従って、中央側第1引出部12および中央側第2引出部13は、平面視で交互に配置されるように貫通孔5の内側面に引き出されている。さらに、図3(a),(b)に示すように、積層体1を貫通している貫通孔5の直径は、第1内部電極3および第2内部電極4も貫通しているものであるが、第1内部電極3および第2内部電極4と貫通孔5との間には導体非形成領域を設けてあり、その導体非形成領域を横切る中央側第1引出部12および中央側第2引出部13によって第1内部電極3および第2内部電極4が貫通孔5の内側面へ引き出されている。
このような構成によって、第1内部電極3は、中央側第1外部電極8とは電気的に接続されるが、中央側第2外部電極9とは貫通孔5の内側面において電気的に絶縁されることになる。また、第2内部電極4は、中央側第2外部電極9とは電気的に接続されるが、中央側第1外部電極8とは貫通孔5の内側面において電気的に絶縁されることになる。
また、第1内部電極3および第2内部電極4と貫通孔5との間に設ける貫通孔と同様の形状の導体非形成領域の直径は、例えば、0.5〜1mm程度であり、貫通孔5と同心円状に形成されている。
本例の積層型誘電体フィルタ14は、図3(a),(b)に示すような構成とすることにより、以下の効果を奏する。周縁側第1引出部10(10A)と中央側第1引出部12(12A)との間の電流経路(第1の電流経路R1)と、周縁側第2引出部11(11A)と中央側第2引出部13(13A)との間の電流経路(第2の電流経路R2)との間に、それらの電流経路R1,R2に並列に分布定数的に挿入された多数の静電容量から構成された分布定数回路が形成される。その結果、積層型誘電体フィルタ14の周波数−インピーダンス特性が固有の共振点を有しなくなる。従って、例えば、本例の積層型誘電体フィルタ14がデジタル機器等に用いられる電子部品の信号ライン上に配置されて使用された場合には、積層型誘電体フィルタ14の周波数−インピーダンス特性が電子部品の周波数−インピーダンス特性の固有の共振点と影響し合わないので、積層型誘電体フィルタおよび電子部品の周波数−インピーダンス特性に反共振点が生じない。その結果、予め設計した値の電流を電子部品に供給することができる。
また、例えば、本例の積層型誘電体フィルタ14がデジタル機器等に用いられる電子部品の電源ライン上に配置されて使用される場合には、上述したように、積層型誘電体フィルタおよび電子部品の周波数−インピーダンス特性に反共振点が生じないので、広範囲の周波数帯域において電源ラインに含まれるノイズを良好に除去することができる。以上により、周波数−インピーダンス特性が安定した積層型誘電体フィルタ14を得ることができる。
次に、分布定数回路が形成されるメカニズムについて、図4を用いて以下に示す。図4は、図3(a),(b)に示す第1内部電極3および第2内部電極4における第1の電流経路R1および第2の電流経路R2における等価回路図である。
図4に示されるように、第1の電流経路R1および第2の電流経路R2の間には複数の静電容量が形成される。また、それぞれの容量の大きさは互いに異なっている。その理由を以下に示す。
図3(a),(b)に示すように、第1の電流経路R1および第2の電流経路R2は、平面視で互いに重ならない。従って、第1の電流経路R1および第2の電流経路R2の平面視における間隔は、第1内部電極3および第2内部電極4の中央側から周縁側に移動するに伴い、連続的に変化している。従って、第1の電流経路R1および第2の電流経路R2の間に生じる容量の大きさも、第1内部電極3および第2内部電極4の中央側から周縁側に移動するに伴い、連続的に変化する。
そのように、大きさがそれぞれ異なる複数の容量が、第1の電流経路R1および第2の電流経路R2の間に並列に形成されているものとなっており、これら複数の容量の周波数−インピーダンス特性が結合すると、固有の共振点を有さない周波数−インピーダンス特性となる。
なお、以上の説明は、図3(a),(b)に示した例について、周縁側第1引出部10(10A)と中央側第1引出部12(12A)との間の電流経路(第1の電流経路R1)と、周縁側第2引出部11(11A)と中央側第2引出部13(13A)との間の電流経路(第2の電流経路R2)との間についてしたものであるが、他の中央側引出部および周縁側引出部の間の電流経路についても同様である。
また、本例の積層型誘電体フィルタ14が実装された電子装置の一例を図5に示す。図5は電子装置20の断面図である。
図5において、下面の周縁部に複数の接続のための端子16を有している電子部品としてのICチップ15が、複数の端子16を介して実装基板17に実装されており、実装基板17の上面とICチップ15の下面との間でICチップ17の端子16が存在しない空間に、積層型誘電体フィルタ14が設置されている。また、陽極側電源18および陰極側電源19がそれぞれ、中央側第1外部電極8および中央側第2外部電極9に接続されている。また、周縁側第1外部電極6および周縁側第2外部電極7がそれぞれ、ICチップ15の端子16に接続されている。
なお、図5に示すように、陽極側電源18および陰極側電源19と、中央側第1外部電極8および中央側第2外部電極9との接続は、実装基板17の内部の配線を経由して行なわれる。また、同様に、周縁側第1外部電極6および周縁側第2外部電極7と、ICチップ15の端子16との接続も、実装基板17の内部の配線を経由して行なわれる。また、これらの配線は、実装基板17の表面上に形成された配線であってもよい。
このような電子装置20に積層型誘電体フィルタ14を使用した場合であれば、積層型誘電体フィルタ14の周縁側第1引出部10および周縁側第2引出部11は、積層体1の側面に形成されていることから、積層型誘電体フィルタ14の出力を積層体1の側面から取り出すことができる。従って、積層型誘電体フィルタ14とICチップの端子との電気的な接続が容易となる。
また、周縁側第1外部電極6および周縁側第2外部電極7とICチップ15の端子16との間隔を短くすることができるので、周縁側第1外部電極6および周縁側第2外部電極7とICチップ15の端子16とを接続するための配線の長さが短くなり、その配線のインダクタンスが小さくなることから、積層型誘電体フィルタ14および配線の低ESL化を図ることが可能となる。その結果、実装基板17上の省スペース化を可能とし、積層型誘電体フィルタ14とICチップ15の端子16との電気的な接続が容易であり、かつ、積層型誘電体フィルタ14および配線の低ESL化の要求を満たす積層型誘電体フィルタ14を得ることが可能となる。
さらに、積層体1の側面に複数の周縁側第1外部電極6および周縁側第2外部電極7を形成しているので、1つの積層型誘電体フィルタ14によって、複数の出力を取り出すことができるので、回路の高密度化に対応してコストを抑制することが可能となる。
本発明の積層型誘電体フィルタの実施例を以下に説明する。
まず、チタン酸バリウムを主成分とする強誘電体セラミックスから成り、厚みが3μmの長方形状の誘電体層2を50層積層することによって、積層体1を形成した。積層体1の寸法は、図2(a)における積層型誘電体フィルタ14の上下方向を縦とし、図2(a)における積層型誘電体フィルタ14の左右方向を横とし、図2(b)における積層型誘電体フィルタ14の上下方向を高さとした場合に、縦を10mm、横を10mm、高さを0.6mmとした。また、各誘電体層2には、中央に直径が0.4mmの貫通孔5を形成した。
また、積層体1の誘電体層2間に、ニッケルが主成分であり、厚さがそれぞれ2μmの第1内部電極3および第2内部電極4を、20層ずつ積層方向に交互に形成した。また、第1内部電極3を陽極側電極とし、第2内部電極4を陰極側電極とした。
また、第1内部電極3および第2内部電極4のそれぞれの中央に、直径が0.7mmの貫通孔と同様の形状の導体非形成領域を形成した。この導体非形成領域は、その内側を貫通孔5が貫通するものである。
また、積層体1の側面に2つずつ、ニッケルが主成分であり厚さが5μmの周縁側第1外部電極6および周縁側第2外部電極7を形成した。なお、周縁側第1外部電極6および周縁側第2外部電極7は、それぞれが平面視で交互に位置するように積層体1の側面に積層方向に帯状に形成されるものとした。
また、貫通孔5の内側面に、ニッケルが主成分であり厚さが0.3μmの中央側第1外部電極8および中央側第2外部電極9を2つずつ、積層方向に帯状に形成した。なお、中央側第1外部電極8および中央側第2外部電極9は、それぞれが平面視で貫通孔5の円周上において交互に位置するようにして貫通孔5の内側面に形成されるものとした。
また、第1内部電極3の周縁側の各辺に、それぞれ2つずつ合計8つの周縁側第1引出部10を形成した。周縁側第1引出部10は、周縁側第1外部電極6と接続されるものとした。また、周縁側第1引出部10の長さおよび幅は、それぞれ0.05mmとした。
また、第1内部電極3の導体非形成領域から貫通孔5の周辺に、それぞれ2つずつ合計8つの中央側第1引出部12を形成した。この中央側第1引出部12は、中央側第1外部電極8と接続されるものである。また、中央側第1引出部12の長さおよび幅は、それぞれ0.05mmとした。
また、第2内部電極4の周縁側の各辺に、それぞれ2つずつ合計8つの周縁側第2引出部11を形成した。周縁側第2引出部11は、周縁側第2外部電極7と接続されるものとした。また、周縁側第2引出部11の長さおよび幅は、それぞれ0.05mmとした。
また、第2内部電極4の導体非形成領域から貫通孔5の周辺に、それぞれ2つずつ合計8つの中央側第2引出部13を形成した。この中央側第2引出部13は、中央側第2外部電極9と接続されるものである。また、中央側第2引出部13の長さおよび幅は、それぞれ0.05mmとした。
また、第1内部電極3における周縁側第1引出部10および中央側第1引出部12の位置は、周縁側第1外部電極6および中央側第1外部電極8の位置に対応したものとした。
また、同様に、第2内部電極4における周縁側第2引出部11および中央側第2引出部13の位置も、周縁側第2外部電極7および中央側第2外部電極9の位置に対応したものとした。
このようにして得られた積層型誘電体フィルタ14のインピーダンスは1mΩであり、静電容量は100μFであった。
次に、以上のように作製された本実施例の積層型誘電体フィルタ14を用いて、図5で示すような電子装置20を作製した。
まず、ICチップ15は、下面の周縁部に16個の端子16を有しており、それらの端子16を介して実装基板17に実装されるものとした。端子16の高さは、0.7mmとした。
また、ICチップ15の寸法は、図5における電子装置20の上下方向を高さとし、図5における電子装置20の左右方向を横とし、図5における電子装置20の奥行きを縦とした場合に、縦を15mm、横を15mm、高さを1mmとした。
また、実装基板17の上面とICチップ15の下面との間の端子16が存在しない空間に、本実施例の積層型誘電体フィルタ14を設置し、実装基板17に実装した。
また、実装基板17内に形成された陽極側電源ラインおよび陰極側電源ラインを、中央側第1外部電極8および中央側第2外部電極9に接続した。
また、周縁側第1外部電極6および周縁側第2外部電極7は、実装基板17内の配線を介してICチップ15の端子16に接続されるものとした。
そして、本実施例の電子装置20の積層型誘電体フィルタ14および配線を含む回路のESLの値を測定した。具体的には、この実施例の電子装置20について、それぞれ電源回路に150mAの定格電流を1GHzの周波数で入力し、ESLの値を、測定装置(アジレント社製、製品名「4294」)を用いて測定した。その結果、実施例の電子装置20においてはESLの値が1pHと低いものであった。
この結果より、本発明の実施例の積層型誘電体フィルタ14は、第1内部電極3および第2内部電極4をそれぞれ陽極側電極および陰極側電極とした場合に、第1内部電極3における中央側第1引出部12および周縁側第1引出部10の間の電流経路と第2内部電極4における中央側第2引出部13および周縁側第2引出部11の間の電流経路とで互いに逆方向に電流が流れることから、それぞれの電流経路を流れる電流によって誘起される磁界が互いに打ち消し合い、その結果、積層型誘電体フィルタ14の低ESL化を達成することができることが分かった。
また、積層型誘電体フィルタ14の周縁側第1外部電極6および周縁側第2外部電極7からICチップ15の端子16までの、実装基板17内の配線の最大の電流経路長は4mmであった。従って、実施例の電子装置20は、電流経路長が短いので低ESL化を達成する上で有利であることが分かった。
また、実施例の電子装置20は、積層型誘電体フィルタ14とICチップ15の端子16との電気的な接続が容易であり、製造にかかるコストを低減させることが可能となることが分かった。
1:積層体
2:誘電体層
3:第1内部電極
4:第2内部電極
5:貫通孔
6:周縁側第1外部電極
7:周縁側第2外部電極
8:中央側第1外部電極
9:中央側第2外部電極
10,10A:周縁側第1引出部
11,11A:周縁側第2引出部
12,12A:中央側第1引出部
13,13A:中央側第2引出部
14:積層型誘電体フィルタ
15:ICチップ
16:端子
17:実装基板
18:陽極側電源
19:陰極側電源
20:電子装置
2:誘電体層
3:第1内部電極
4:第2内部電極
5:貫通孔
6:周縁側第1外部電極
7:周縁側第2外部電極
8:中央側第1外部電極
9:中央側第2外部電極
10,10A:周縁側第1引出部
11,11A:周縁側第2引出部
12,12A:中央側第1引出部
13,13A:中央側第2引出部
14:積層型誘電体フィルタ
15:ICチップ
16:端子
17:実装基板
18:陽極側電源
19:陰極側電源
20:電子装置
Claims (1)
- 複数の誘電体層が積層されて成る積層体と、
該積層体の前記誘電体層間に積層方向に交互に形成された第1内部電極および第2内部電極と、
前記積層体を前記第1内部電極および前記第2内部電極とともに貫通している貫通孔と、
前記積層体の側面に、積層方向に帯状に形成された周縁側第1外部電極および周縁側第2外部電極と、
前記貫通孔の内側面に、積層方向に帯状に形成された中央側第1外部電極および中央側第2外部電極と、
前記第1内部電極から前記積層体の側面に引き出されて前記周縁側第1外部電極に接続されている周縁側第1引出部と、
前記第1内部電極から前記貫通孔の内側面に引き出されて前記中央側第1外部電極に接続されている中央側第1引出部と、
前記周縁側第1引出部とは平面視で互いに重ならないように前記第2内部電極から前記積層体の側面に引き出されて前記周縁側第2外部電極に接続されている周縁側第2引出部と、
前記中央側第1引出部とは平面視で互いに重ならないように前記第2内部電極から前記貫通孔の内側面に引き出されて前記中央側第2外部電極に接続されている中央側第2引出部と
を具備していることを特徴とする積層型誘電体フィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009127288A JP2010278602A (ja) | 2009-05-27 | 2009-05-27 | 積層型誘電体フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009127288A JP2010278602A (ja) | 2009-05-27 | 2009-05-27 | 積層型誘電体フィルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2010278602A true JP2010278602A (ja) | 2010-12-09 |
Family
ID=43425172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2009127288A Pending JP2010278602A (ja) | 2009-05-27 | 2009-05-27 | 積層型誘電体フィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2010278602A (ja) |
-
2009
- 2009-05-27 JP JP2009127288A patent/JP2010278602A/ja active Pending
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