JP2010276790A - Display device manufacturing method and display device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、有機発光素子(有機EL(Electroluminescence )素子)などの自発光素子を用いた表示装置の製造方法および表示装置に関する。 The present invention relates to a method for manufacturing a display device using a self-luminous element such as an organic light-emitting element (organic EL (Electroluminescence) element) and a display device.
自発光素子を用いた表示装置では、表示輝度を上げるため、自発光素子の近傍に反射板(リフレクター)を配設し、自発光素子からの光取り出し効率を良くすることが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。反射板は、基材上に、自発光素子に対応して円錐台形などの反射素子を配置したものである。反射素子の側面には、通常、金属反射膜が設けられている。とりわけ光取り出し効率を追求するため、金属反射膜を用いず、反射素子の周囲を中空構造,真空または不活性ガス等とし、両者の屈折率差を利用した全反射型のものが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
In a display device using a self-luminous element, it has been proposed to improve the light extraction efficiency from the self-luminous element by providing a reflector (reflector) in the vicinity of the self-luminous element in order to increase display luminance ( For example, see
しかしながら、従来では、反射板と表示パネルとを接着層により貼り合わせる際に、中空構造を精度良く形成することが難しく、反射素子の光学的性能が得られなくなってしまうという問題があった。 However, conventionally, when the reflecting plate and the display panel are bonded to each other with the adhesive layer, it is difficult to form the hollow structure with high accuracy, and the optical performance of the reflecting element cannot be obtained.
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、中空構造を精度良く形成することが可能な表示装置の製造方法、および、中空構造の形状精度を高め、反射素子の光学的性能を向上させることが可能な表示装置を提供することにある。 The present invention has been made in view of such problems, and an object of the present invention is to provide a method for manufacturing a display device capable of forming a hollow structure with high accuracy, and to improve the shape accuracy of the hollow structure and to improve the optical properties of the reflective element. An object of the present invention is to provide a display device capable of improving performance.
本発明による表示装置の製造方法は、以下の(A)〜(C)の工程を含むものである。
(A)基材上の反射素子の側面の全部を、可蒸発性または可燃焼性を有する中間膜で覆う工程
(B)基材上に反射素子および中間膜を有する反射板と、基板上に自発光素子を有する表示パネルとを、接着層を間にして貼り合わせる工程
(C)反射板および表示パネルを貼り合わせたのち、中間膜を蒸発または燃焼により除去する工程
The manufacturing method of a display device according to the present invention includes the following steps (A) to (C).
(A) The process of covering all the side surfaces of the reflective element on the base material with an evaporable or combustible intermediate film (B) A reflective plate having the reflective element and the intermediate film on the base material, and the substrate A step of bonding a display panel having a self-luminous element to each other with an adhesive layer in between (C) A step of bonding the reflector and the display panel and then removing the intermediate film by evaporation or combustion
本発明による表示装置は、以下の(A)〜(D)の構成要素を備えたものである。
(A)基板上に自発光素子を有する表示パネル
(B)自発光素子に対向配置され、基材上に反射素子を有する反射板
(C)自発光素子上に設けられ、反射素子の先端面に接する貼合領域および貼合領域以外の非貼合領域を有し、非貼合領域の上面は反射板に向けて凸の曲面形状を有する接着層
(D)非貼合領域の上面と反射素子の側面とにより囲まれた中空構造
The display device according to the present invention includes the following components (A) to (D).
(A) Display panel having a self-luminous element on a substrate (B) Reflecting plate disposed opposite to the self-luminous element and having a reflective element on a base material (C) Provided on the self-luminous element, the front end surface of the reflective element It has the non-bonding area | region other than the bonding area | region and bonding area | region which touches, and the upper surface of a non-bonding area | region has a convex curved surface shape toward a reflecting plate (D) The upper surface and reflection of a non-bonding area | region Hollow structure surrounded by element side
本発明の表示装置では、自発光素子で発生した光は反射素子の先端面に入射し、反射素子の側面で反射されて外部に取り出される。ここでは、接着層の非貼合領域の上面が反射板に向けて凸の曲面形状となっているので、反射素子の側面の全部が接着層から露出しており、中空構造の形状精度が高くなっている。よって、反射素子の光学的性能が向上する。 In the display device of the present invention, light generated by the self-luminous element is incident on the front end surface of the reflective element, reflected by the side surface of the reflective element, and extracted outside. Here, since the upper surface of the non-bonding region of the adhesive layer has a convex curved shape toward the reflector, the entire side surface of the reflective element is exposed from the adhesive layer, and the shape accuracy of the hollow structure is high. It has become. Therefore, the optical performance of the reflective element is improved.
本発明の表示装置の製造方法によれば、基材上の反射素子の側面の全部を、可蒸発性または可燃焼性を有する中間膜で覆ったのち、接着層により表示パネルを貼り合わせ、中間膜を蒸発または燃焼により除去するようにしたので、接着層が反射素子の側面に付着してしまうことがなくなり、中空構造を精度良く形成することが可能となる。 According to the method for manufacturing a display device of the present invention, the entire side surface of the reflective element on the base material is covered with an evaporable or flammable intermediate film, and then the display panel is bonded with an adhesive layer. Since the film is removed by evaporation or combustion, the adhesive layer does not adhere to the side surface of the reflective element, and the hollow structure can be formed with high accuracy.
本発明の表示装置によれば、接着層の非貼合領域の上面を反射板に向けて凸の曲面形状とするようにしたので、中空構造の形状精度を高め、反射素子の光学的性能を向上させることが可能となる。 According to the display device of the present invention, since the upper surface of the non-bonding region of the adhesive layer is formed in a convex curved shape facing the reflector, the shape accuracy of the hollow structure is improved and the optical performance of the reflective element is improved. It becomes possible to improve.
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態(表示パネルと封止パネルとの間に反射板を有する例)
2.第2の実施の形態(封止パネルを有しない例(CFレス構造))
3.第3の実施の形態(封止パネルと反射板とを一体化した例)
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. The description will be given in the following order.
1. 1st Embodiment (example which has a reflecting plate between a display panel and a sealing panel)
2. Second embodiment (example without a sealing panel (CF-less structure))
3. Third embodiment (an example in which a sealing panel and a reflector are integrated)
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る表示装置の構成を表すものである。この表示装置は、有機ELテレビジョン装置などとして用いられるものであり、例えば、基板11の上に、表示領域110として、後述する複数の有機発光素子10R,10G,10Bがマトリクス状に配置されたものである。表示領域110の周辺には、映像表示用のドライバである信号線駆動回路120および走査線駆動回路130が設けられている。
(First embodiment)
FIG. 1 shows a configuration of a display device according to the first embodiment of the present invention. This display device is used as an organic EL television device or the like. For example, a plurality of organic
表示領域110内には画素駆動回路140が形成されている。図2は、画素駆動回路140の一例を表したものである。この画素駆動回路140は、後述する第1電極13の下層に設けられたアクティブ型の駆動回路である。すなわち、この画素駆動回路140は、駆動トランジスタTr1および書き込みトランジスタTr2と、これらトランジスタTr1,Tr2の間のキャパシタ(保持容量)Csと、第1の電源ライン(Vcc)および第2の電源ライン(GND)の間において駆動トランジスタTr1に直列に接続された有機発光素子10R(または10G,10B)とを有する。駆動トランジスタTr1および書き込みトランジスタTr2は、一般的な薄膜トランジスタ(TFT(Thin Film Transistor))により構成され、その構成は例えば逆スタガ構造(いわゆるボトムゲート型)でもよいしスタガ構造(トップゲート型)でもよく特に限定されない。
A
画素駆動回路140において、列方向には信号線120Aが複数配置され、行方向には走査線130Aが複数配置されている。各信号線120Aと各走査線130Aとの交差点が、有機発光素子10R,10G,10Bのいずれか一つ(サブピクセル)に対応している。各信号線120Aは、信号線駆動回路120に接続され、この信号線駆動回路120から信号線120Aを介して書き込みトランジスタTr2のソース電極に画像信号が供給されるようになっている。各走査線130Aは走査線駆動回路130に接続され、この走査線駆動回路130から走査線130Aを介して書き込みトランジスタTr2のゲート電極に走査信号が順次供給されるようになっている。
In the
図3は、図1に示した表示装置の表示領域110における断面構成を表したものである。この表示装置は、表示パネル10と封止パネル20との間に反射板30を有している。表示パネル10と反射板30とは接着層41により貼り合わせられている。反射板30と封止パネル20とは、熱硬化型樹脂または紫外線硬化型樹脂などの接着層42により全面にわたって貼り合わせられている。
FIG. 3 illustrates a cross-sectional configuration in the
表示パネル10は、ガラス,シリコン(Si)ウェハあるいは樹脂などよりなる基板11に、赤色の光を発生する有機発光素子10Rと、緑色の光を発生する有機発光素子10Gと、青色の光を発生する有機発光素子10Bとが、順に全体としてマトリクス状に設けられたものである。なお、有機発光素子10R,10G,10Bは短冊形の平面形状を有し、隣り合う有機発光素子10R,10G,10Bの組み合わせが一つの画素(ピクセル)を構成している。
The
有機発光素子10R,10G,10Bは、それぞれ、基板11の側から、上述した画素駆動回路140および平坦化層12を間にして、陽極としての第1電極13、絶縁膜14、後述する発光層を含む有機層15、および陰極としての第2電極16がこの順に積層された構成を有し、必要に応じて保護膜17により被覆されている。
The organic
第1電極13は、有機発光素子10R,10G,10Bの各々に対応して形成され、絶縁膜14により互いに電気的に分離されている。また、第1電極13は、発光層で発生した光を反射させる反射電極としての機能を有しており、できるだけ高い反射率を有するようにすることが発光効率を高める上で望ましい。第1電極13は、例えば、厚みが100nm以上1000nm以下、具体的には50nm程度であり、アルミニウム(Al)あるいはアルミニウム(Al)を含む合金、または、銀(Ag)あるいは銀(Ag)を含む合金により構成されている。また、第1電極13は、クロム(Cr),チタン(Ti),鉄(Fe),コバルト(Co),ニッケル(Ni),モリブデン(Mo),銅(Cu),タンタル(Ta),タングステン(W),白金(Pt)あるいは金(Au)などの他の金属元素の単体または合金により構成されていてもよい。
The
絶縁膜14は、第1電極13と第2電極16との絶縁性を確保すると共に発光領域を正確に所望の形状にするためのものであり、例えば、感光性のアクリル,ポリイミド,ポリベンズオキサゾールなどの有機材料、または酸化シリコン(SiO2 )などの無機絶縁材料により構成されている。絶縁膜14は、第1電極13の発光領域に対応して開口部を有している。なお、有機層15および第2電極16は、発光領域だけでなく絶縁膜14の上にも連続して設けられていてもよいが、発光が生じるのは絶縁膜14の開口部だけである。
The insulating
有機層15は、例えば、第1電極13の側から順に、正孔注入層,正孔輸送層,発光層および電子輸送層を積層した構成を有するが、これらのうち発光層以外の層は必要に応じて設ければよい。また、有機層15は、有機発光素子10R,10G,10Bの発光色によってそれぞれ構成が異なっていてもよい。正孔注入層は、正孔注入効率を高めるためのものであると共に、リークを防止するためのバッファ層である。正孔輸送層は、発光層への正孔輸送効率を高めるためのものである。発光層は、電界をかけることにより電子と正孔との再結合が起こり、光を発生するものである。電子輸送層は、発光層への電子輸送効率を高めるためのものである。なお、電子輸送層と第2電極16との間には、LiF,Li2 Oなどよりなる電子注入層(図示せず)を設けてもよい。
The
有機発光素子10Rの正孔注入層の構成材料としては、例えば、4,4’,4”−トリス(3−メチルフェニルフェニルアミノ)トリフェニルアミン(m−MTDATA)あるいは4,4’,4”−トリス(2−ナフチルフェニルアミノ)トリフェニルアミン(2−TNATA)が挙げられる。有機発光素子10Rの正孔輸送層の構成材料としては、例えば、ビス[(N−ナフチル)−N−フェニル]ベンジジン(α−NPD)が挙げられる。有機発光素子10Rの発光層の構成材料としては、例えば、8−キノリノールアルミニウム錯体(Alq3 )に2,6−ビス[4−[N−(4−メトキシフェニル)−N−フェニル]アミノスチリル]ナフタレン−1,5−ジカルボニトリル(BSN−BCN)を40体積%混合したものが挙げられる。有機発光素子10Rの電子輸送層の構成材料としては、例えば、Alq3 が挙げられる。
As a constituent material of the hole injection layer of the organic
有機発光素子10Gの正孔注入層の構成材料としては、例えば、m−MTDATAあるいは2−TNATAが挙げられる。有機発光素子10Gの正孔輸送層の構成材料としては、例えば、α−NPDが挙げられる。有機発光素子10Gの発光層の構成材料としては、例えば、Alq3 にクマリン6(Coumarin6)を3体積%混合したものが挙げられる。有機発光素子10Gの電子輸送層の構成材料としては、例えば、Alq3 が挙げられる。
Examples of the constituent material of the hole injection layer of the organic
有機発光素子10Bの正孔注入層の構成材料としては、例えば、m−MTDATAあるいは2−TNATAが挙げられる。有機発光素子10Bの正孔輸送層の構成材料としては、例えば、α−NPDが挙げられる。有機発光素子10Bの発光層の構成材料としては、例えば、スピロ6Φ(spiro6Φ)が挙げられる。有機発光素子10Bの電子輸送層の構成材料としては、例えば、Alq3 が挙げられる。
Examples of the constituent material of the hole injection layer of the organic
第2電極16は、例えば、厚みが5nm以上50nm以下であり、アルミニウム(Al),マグネシウム(Mg),カルシウム(Ca),ナトリウム(Na)などの金属元素の単体または合金により構成されている。中でも、マグネシウムと銀との合金(MgAg合金)、またはアルミニウム(Al)とリチウム(Li)との合金(AlLi合金)が好ましい。また、第2電極16は、ITO(インジウム・スズ複合酸化物)またはIZO(インジウム・亜鉛複合酸化物)により構成されていてもよい。
For example, the
保護膜17は、例えば、厚みが500nm以上10000nm以下であり、酸化シリコン(SiO2 ),窒化シリコン(SiN)などにより構成されている。
The
封止パネル20は、表示パネル10の第2電極16の側に位置しており、接着層30と共に有機発光素子10R,10G,10Bを封止する封止用基板21を有している。封止用基板21は、有機発光素子10R,10G,10Bで発生した光に対して透明なガラスなどの材料により構成されている。封止用基板21には、例えば、カラーフィルタ22およびブラックマトリクスとしての遮光膜23が設けられており、有機発光素子10R,10G,10Bで発生した光を取り出すと共に、有機発光素子10R,10G,10B並びにその間の配線において反射された外光を吸収し、コントラストを改善するようになっている。なお、カラーフィルタ22および遮光膜23上には、平坦性を高めるため、アクリル樹脂またはエポキシ樹脂などよりなるオーバーコート層(図示せず)が設けられていてもよい。
The sealing
カラーフィルタ22は、封止用基板21のどちら側の面に設けられてもよいが、表示パネル10の側に設けられることが好ましい。カラーフィルタ22が表面に露出せず、接着層30により保護することができるからである。カラーフィルタ22は、赤色フィルタ22R,緑色フィルタ22Gおよび青色フィルタ22Bを有しており、有機発光素子10R,10G,10Bに対応して順に配置されている。
The
赤色フィルタ22R,緑色フィルタ22Gおよび青色フィルタ22Bは、それぞれ例えば矩形形状で隙間なく形成されている。これら赤色フィルタ22R,緑色フィルタ22Gおよび青色フィルタ22Bは、顔料を混入した樹脂によりそれぞれ構成されており、顔料を選択することにより、目的とする赤,緑あるいは青の波長域における光透過率が高く、他の波長域における光透過率が低くなるように調整されている。
Each of the
遮光膜23は、赤色フィルタ22R,緑色フィルタ22Gおよび青色フィルタ22Bの境界に沿って設けられている。遮光膜23は、例えば黒色の着色剤を混入した光学濃度が1以上の黒色の樹脂膜、または薄膜の干渉を利用した薄膜フィルタにより構成されている。このうち黒色の樹脂膜により構成するようにすれば、安価で容易に形成することができるので好ましい。薄膜フィルタは、例えば、金属,金属窒化物あるいは金属酸化物よりなる薄膜を1層以上積層し、薄膜の干渉を利用して光を減衰させるものである。薄膜フィルタとしては、具体的には、クロムと酸化クロム(III)(Cr2 O3 )とを交互に積層したものが挙げられる。
The
反射板30は、有機発光素子10R,10G,10Bに対向配置され、基材31上に、複数の凸状、例えば円錐台形またはそれに準じた形状の反射素子32を有している。基材31は例えば、ガラス基板により構成されている。基材31上には、紫外線硬化型樹脂あるいは熱硬化性樹脂よりなる樹脂層32Aが設けられており、この樹脂層32Aの厚み方向の一部が反射素子32とされている。なお、反射素子32は、樹脂層32Aの厚み方向の全部に設けられていてもよい。基材31および反射素子32は、紫外線硬化型樹脂あるいは熱硬化型樹脂により一体として構成されていてもよい。
The
反射素子32の周囲、すなわち接着層41の上面と反射板30(樹脂層32A)の表面とにより囲まれた空間は、中空構造50となっている。中空構造50は、真空、不活性ガス、または酸素,窒素などを一種以上含む気体(具体的には、空気)とされ、反射素子32の屈折率よりも低い屈折率を有している。そのため、有機発光素子10R,10G,10Bで発生した光は、反射素子32の側面32Bと中空構造50との界面で反射して外部へ取り出されるようになっている。このように反射素子32の周囲を中空構造50とすれば、反射素子32の側面32Bに金属等の反射鏡膜を設ける必要がなくなる。金属等の反射鏡膜は数%の吸収損失が避けられないので、光取り出し効率が潜在的にそのぶん低くなる。本実施の形態では、このような反射鏡膜での吸収損失をなくして光取り出し効率を高めることが可能となる。また、表示パネル10および反射板20の間の空間から水分等が有機発光素子10R,10G,10Bに侵入するおそれがなく、水分等の影響による有機発光素子10R,10G,10Bの劣化が抑えられる。
A space surrounded by the periphery of the
反射素子32の側面32Bは、例えば、直線テーパの断面形状であってもよく、または非球面多項式で近似できる曲面形状であってもよい。特に、非球面多項式で近似できる曲面形状が望ましい。反射素子32の下部に当たった光および反射素子32の上部に当たった光のどちらに対しても全反射条件を満たしやすく、光を基材31側へ立ち上げるのに有利であるからである。直線テーパの断面形状とした場合、反射素子32の下部に当たった光は全反射条件を満たしにくくなるものの、全体として反射板30がない場合よりは十分に光取り出し効率を高めることができる。
The
反射素子32の表面には、保護層33が形成されていることが好ましい。この保護層33は、後述する製造工程において中間膜51の濡れ性を高めるためのものであり、例えば、窒化ケイ素(SiNx),酸化窒化ケイ素(SiONx)またはSiO2により構成されている。保護層33の厚みは、全反射条件に影響を与えない程度、例えば0.5nm以上20nm以下とすることが好ましく、1nm以上5nm以下とすればより好ましい。なお、保護層33は、反射素子32の表面だけでなく、樹脂層32Aの表面全体に形成されていてもよい。
A
接着層41は、有機発光素子10R,10G,10B上に設けられ、貼合領域41Aにおいて反射素子32の先端面32Cに接している。一方、接着層41は、貼合領域41A以外の非貼合領域41Bでは反射板30に接していない。すなわち、非貼合領域41Bの上面41B1と、反射板30(樹脂層32A)の表面とにより囲まれた空間が、上述した中空構造50となっている。非貼合領域41Bの上面41B1は、反射板30に向けて凸の曲面形状を有している。これにより、この表示装置では、中空構造50の形状精度を高め、反射素子32の光学的性能を向上させることが可能となっている。
The
接着層41は、熱硬化樹脂または紫外線硬化樹脂により構成されている。特に、熱硬化樹脂が好ましい。製造工程において接着層41を加熱して硬化させるのと同時に、後述する中間膜51を蒸発または燃焼により除去することが可能となり、製造工程を著しく簡素化することが可能となるからである。
The
この表示装置は、例えば次のようにして製造することができる。 This display device can be manufactured, for example, as follows.
図4ないし図18は、この表示装置の製造方法を工程順に表したものである。まず、図4(A)に示したように、上述した材料よりなる基板11の上に、画素駆動回路140を形成する。
4 to 18 show the manufacturing method of this display device in the order of steps. First, as shown in FIG. 4A, the
次に、図4(B)に示したように、基板11の全面に、例えばスピンコート法により、例えば感光性ポリイミドよりなる平坦化層12を塗布形成し、露光、現像処理により所定の形状にパターニングすると共に接続孔12Aを形成したのち、焼成する。
Next, as shown in FIG. 4B, a
続いて、図5(A)に示したように、平坦化層12の上に、例えばスパッタ法により、例えば上述した厚みおよび材料よりなる第1電極13を形成したのち、例えばリソグラフィー技術およびエッチングにより、第1電極13を所定の形状にパターニングする。これにより、平坦化層12の上に、複数の第1電極13が形成される。
Subsequently, as shown in FIG. 5A, after the
そののち、図5(B)に示したように、基板11の全面にわたり感光性樹脂を塗布し、露光および現像処理により開口部を設けたのち、焼成して、絶縁膜14を形成する。
After that, as shown in FIG. 5B, a photosensitive resin is applied over the entire surface of the
続いて、図6(A)に示したように、例えば真空蒸着法により、上述した厚みおよび材料よりなる有機発光素子10Rの正孔注入層,正孔輸送層,発光層および電子輸送層を順次成膜し、有機発光素子10Rの有機層15を形成する。そののち、同じく図6(A)に示したように、有機発光素子10Rの有機層15と同様にして、上述した厚みおよび材料よりなる有機発光素子10Gの正孔注入層,正孔輸送層,発光層および電子輸送層を順次成膜し、有機発光素子10Gの有機層15を形成する。続いて、同じく図6(A)に示したように、有機発光素子10Rの有機層16と同様にして、上述した厚みおよび材料よりなる有機発光素子10Bの正孔注入層,正孔輸送層,発光層および電子輸送層を順次成膜し、有機発光素子10Bの有機層15を形成する。
Subsequently, as shown in FIG. 6A, the hole injection layer, the hole transport layer, the light emitting layer, and the electron transport layer of the organic
有機発光素子10R,10G,10Bの有機層15を形成したのち、図6(B)に示したように、基板11の全面にわたり、例えば蒸着法により、上述した厚みおよび材料よりなる第2電極16を形成する。以上により、図3に示した有機発光素子10R,10G,10Bが形成される。
After forming the
次に、図7に示したように、第2電極16の上に、上述した厚みおよび材料よりなる保護膜17を形成する。これにより、図3に示した表示パネル10が形成される。
Next, as shown in FIG. 7, the
また、反射板30を形成する。まず、図8(A)に示したように、ガラス基板61に、例えばスリットコータ等を用いてレジストを塗布し、レジスト膜62Aを形成する。次いで、図8(B)に示したように、例えばフォトリソグラフィ技術を用いて、フォトマスク63を介してレジスト膜62Aに紫外光UVを露光し、現像することにより、レジスト膜62Aをパターニングする。これにより、図8(C)に示したように、ガラス基板61に反射素子62を形成した母型64を形成する。
Further, the
続いて、図9(A)に示したように、母型64を用いた電鋳により、ニッケル(Ni)よりなる金型65を形成する。そののち、図9(B)に示したように、この金型65を用いた光インプリント(2P:Photo-Polymarization)または熱インプリントにより、反射板30を形成する。このようにすれば、一つの金型65から多数の反射板30を低コストで複製(レプリケーション)することができ、生産性が向上し、量産に好適である。
Subsequently, as shown in FIG. 9A, a
光インプリントの場合は、まず、図10(A) に示したように、例えばBK−7ガラス等のガラス基板よりなる基材31に、紫外線硬化型樹脂よりなる樹脂層32Aを形成し、この樹脂層32Aを金型65に接触させて紫外光UVを照射する。照射条件は、例えば、300mJ×30pass(9J)とすることができる。そののち、金型65から離型することにより、図10(B)に示したように、基材31に反射素子32を有する反射板30が形成される。
In the case of optical imprinting, first, as shown in FIG. 10A, a
熱インプリントの場合は、まず、図11(A)に示したように、金型65に、容器34からPDMS(Poly-Dimethyl-Siloxane)などの樹脂35を注入して樹脂層32Aを形成し、熱硬化させる。PDMSとしては、具体的には、例えばダウコーニング社製「Sylgard(登録商標)184」を用いることができる。硬化条件は、例えば、58℃、1hourとすることができる。そののち、図11(B)に示したように、金型65から剥離することにより、基材31および反射素子32を一体として有する反射板30が形成される。
In the case of thermal imprinting, first, as shown in FIG. 11A, a
反射板30を形成したのち、図9(C)に示したように、例えばスパッタリング、真空蒸着、CVD(Chemical Vapor Deposition)、分子線エピタキシー等により、反射素子32(樹脂層32A)の表面に、上述した厚みおよび材料よりなる保護層33を形成する。
After forming the reflecting
保護層33を形成したのち、図12(A)に示したように、反射素子32の側面32Bの全部を中間膜51で覆う。この中間膜51は、中空構造50を形成するための、いわば犠牲層として用いられるものであり、後の工程で除去できるようにするため可蒸発性または可燃焼性を有している。中間膜51は、例えば、下記の材料を粉体のまま反射板30上に散布したのち加熱融解することにより形成することができる。また、中間膜51は、下記の材料をアルコール系溶媒で希釈したのち、スピンコートにより反射板30上に塗布し、加熱乾燥により溶媒を除去することにより形成することもできる。
After forming the
中間膜51の材料としては、常圧で室温付近に融点を有し、簡便な加熱装置で融解し塗布することが可能であることが望ましい。また、減圧下で例えば200℃以下の沸点を有することが望ましい。更に、融点が40℃以上60℃以下であり、かつ、沸点が100℃以上120℃以下の材料が好ましい。これにより、製造コストを大幅に低減化することが可能となる。
As a material for the
具体的には、中間膜51の材料としては、パラフィン系ワックスまたはアクリル系エマルジョンが挙げられる。パラフィン系ワックスは、分子中の炭素数により所望の材料を選ぶことができ、常圧での沸点は概ね40℃ないし80℃程度である。
Specifically, the material of the
中間膜51を形成する工程では、図12(B)に示したように、反射素子32の先端面32Cを露出させると共に側面32Bの全部を覆うことが好ましい。側面32Bは、中空構造50との間で屈折率差をつけたい部分であるので、この側面32Bを確実に中間膜51で覆っておくことにより、側面32Bへの接着層41の付着を抑えることができる。そのためには、例えば、側面32Bの一部を中間膜51で埋め込み、保護膜33による中間膜51の濡れ性を利用して側面32Bの全部を中間膜51で覆わせるようにすることが可能である。その場合、中間膜51の上面に凹部51Aが形成されることになる。なお、保護膜33を用いない場合には、中間膜51の塗布量を調整することにより、反射素子32の先端面32Cまで中間膜51を埋め込むようにしてもよい。
In the step of forming the
中間膜51を形成したのち、図13に示したように、有機発光素子10R,10G,10B上に熱硬化樹脂よりなる接着層41を形成する。続いて、反射板30および表示パネル10を減圧加熱装置に搬送し、位置合わせしたのち、接着層41を間にして貼り合わせ、接着層41を仮硬化させる。硬化条件は例えば0.1mmHg、80℃以上100℃以下とする。このとき、中間膜51の凹部51Aに接着層41が入り込み、非貼合領域41Bの上面41B1が反射板30に向けて凸の曲面形状となる。
After forming the
接着層41を仮硬化させたのち、図14に示したように、真空度を保持したまま、反射板30および表示パネル10を加熱し、接着層41の本硬化を行う。これにより、接着層41は、貼合領域41Aにおいて反射素子32の先端面32Cに強固に接合される。
After the
このとき、接着層41の本硬化の加熱温度を、中間膜51の沸点よりも高い温度、例えば100℃以上120℃以下とすることが好ましい。これにより、同じく図14に示したように、接着層41を本硬化させるのと同時に、中間膜51を蒸発または燃焼により除去して中空構造50を形成することが可能となり、製造工程が著しく簡素化される。蒸発または燃焼により除去された中間膜51は、減圧下なので、真空ポンプ等により回収される。
At this time, it is preferable that the heating temperature for the main curing of the
これに対して中間膜51を設けないで反射板30と表示パネル10とを接着層41を間にして直接貼り合わせるようにした場合には、図15に示したように、接着層41が反射素子32の側面32Bに這い上がり侵食する現象が生じていた。これは毛細管現象によるものであり、防ぐことは困難であった。また、図16に示したように、貼り合わせ時の加圧により反射素子32の先端部が接着層41内にめり込んでしまう現象が発生する可能性があった。なお、図15または図16に示した現象は、それぞれ単独に、または同時に発生しうるものである。
On the other hand, when the
図15または図16に示したような現象が生じた場合、反射素子32の側面32Bの一部が接着層41で覆われてしまい、中空構造50の形状不良を招く。接着層41も透明であり反射素子32に近い屈折率を有するので、接着層41内に光が飛び出してしまい、光取り出し効率が低下してしまう。このように、中空構造50の形状不良は、反射素子32の形状を設計外のものに歪めてしまうことになり、光カップリングの面内ばらつきを誘発し、輝度ムラの原因となってしまう。このような問題は、表示パネル10のサイズが大きくなるほど顕著になる。
When the phenomenon shown in FIG. 15 or FIG. 16 occurs, a part of the
なお、基板封止等では、スペーサー,ビーズ等を用いてギャップ調整することは、良く知られた技術である。しかしながら、このような従来技術を用いて中空構造50を形成しようとした場合には、ガラス基板をはじめとする各構成部材、使用するスペーサーやビーズの厚み管理を高精度で行う必要があり、製造コストの上昇を招いてしまう。
It should be noted that in substrate sealing or the like, it is a well-known technique to adjust the gap using spacers, beads, or the like. However, when the
また、昨今の高精細パネル化に伴い、スペーサーやビーズを配置できる領域は、実質的に、有効画面外の周辺領域に制約されてしまう。そのため、画面内でギャップ距離、すなわち発光層と反射素子32の先端面32Cとの距離が変化してしまい、光カップリング効率が変わり、輝度ムラを誘発してしまう。
In addition, with the recent trend toward high-definition panels, the area where spacers and beads can be arranged is substantially limited to the peripheral area outside the effective screen. Therefore, the gap distance in the screen, that is, the distance between the light emitting layer and the
本実施の形態では、反射子32の側面32Bの全部を、可蒸発性または可燃焼性を有する中間膜51で覆ったのち、接着層41により表示パネル10を貼り合わせ、中間膜51を蒸発または燃焼により除去するようにしたので、接着層41が反射素子32の側面32Bに付着してしまうことがなくなり、中空構造50を精度良く、低コストで歩留まりよく形成することが可能となる。よって、中空構造50を面内全体で均一に形成し、発光層と反射素子32の先端面32Cとの光カップリングを均一に行い、輝度の面内均一性を良好にし、点欠陥を低減することが可能となる。特に、大画面の場合に好適である。
In the present embodiment, the
更に、反射素子32の表面に保護層33を設けることにより、中空構造50中の水分または中間膜51の残留成分を保護層33により吸着し、反射素子32を保護することができる。よって、中空構造50中の水分または中間膜51の残留成分により反射素子32が望ましくない影響を受けるおそれが小さくなり、反射素子32の信頼性が向上する。
Furthermore, by providing the
加えて、反射素子32の周囲を中空構造50とするので、反射素子32の側面32Bに金属よりなる反射鏡膜を設ける必要がなくなる。よって、反射鏡膜を形成したのち反射素子32の先端面32Cを研磨して反射鏡膜を除去する工程が不要となり、製造工程の簡素化およびコスト低減が可能となる。また、特に大画面の場合には、研磨工程の面内不均一の問題も解消される。
In addition, since the periphery of the reflecting
中間膜51を除去したのち、図17(A)に示したように、上述した材料よりなる封止用基板21に、上述した材料よりなる遮光膜23を成膜し、所定の形状にパターニングする。次いで、図17(B)に示したように、封止用基板21の上に、赤色フィルタ22Rの材料をスピンコートなどにより塗布し、フォトリソグラフィ技術によりパターニングして焼成することにより赤色フィルタ22Rを形成する。パターニングの際には、赤色フィルタ22Rの周縁部が遮光膜23にかかるようにしてもよい。続いて、図17(C)に示したように、赤色フィルタ22Rと同様にして、青色フィルタ22Bおよび緑色フィルタ22Gを順次形成する。これにより、封止パネル20が形成される。
After removing the
続いて、反射板30の上に接着層42を形成し、この接着層42を間にして、反射板30と封止パネル20とを貼り合わせる。以上により、図1ないし図3に示した表示装置が完成する。
Subsequently, an adhesive layer 42 is formed on the
また、この表示装置は、例えば次のようにして製造することもできる。 Moreover, this display device can also be manufactured as follows, for example.
まず、上述した製造方法と同様にして、図4ないし図7に示した工程により、表示パネル10を形成する。
First, the
また、反射板30を形成する。図18は、反射板30の他の製造方法を工程順に表したものである。まず、図18(A)に示したように、基材31に、例えばスリットコータ等を用いてレジストを塗布し、樹脂膜32Aを形成する。その際、レジストとしては、化薬マイクロケム社製「SU−8(商品名)」に代表される永久レジストを用いる。次いで、図18(B)に示したように、例えばフォトリソグラフィ技術を用いて、フォトマスク63を介して樹脂膜32Aに紫外線UVを露光し、現像することにより、樹脂膜32Aをパターニングする。これにより、図18(C)に示したように、基材31に反射素子32を有する反射板30を形成することができる。
Further, the
続いて、図18(D)に示したように、上述した製造方法と同様にして、図9(C)に示した工程により、反射素子32(樹脂膜32A)の表面に保護膜33を形成する。
Subsequently, as shown in FIG. 18D, a
そののち、上述した製造方法と同様にして、図12に示した工程により、反射素子32の側面32Bの全部を中間膜51で覆い、図13に示した工程により、接着層41を間にして表示パネル10を貼り合わせ、図14に示した工程により、中間膜51を蒸発または燃焼により除去して中空構造50を形成する。
After that, in the same manner as the manufacturing method described above, the
また、上述した製造方法と同様にして、図17に示した工程により、封止パネル20を形成し、反射板30と封止パネル20とを接着層42を間にして貼り合わせる。以上により、図1ないし図3に示した表示装置が完成する。
Similarly to the manufacturing method described above, the sealing
この表示装置では、各画素に対して走査線駆動回路130から書き込みトランジスタTr2のゲート電極を介して走査信号が供給されると共に、信号線駆動回路120から画像信号が書き込みトランジスタTr2を介して保持容量Csに保持される。すなわち、この保持容量Csに保持された信号に応じて駆動トランジスタTr1がオンオフ制御され、これにより、各有機発光素子10R,10G,10Bに駆動電流Idが注入されることにより、正孔と電子とが再結合して発光が起こる。この光は、第2電極16,反射板30,カラーフィルタ22および封止用基板21を透過して取り出される。
In this display device, a scanning signal is supplied to each pixel from the scanning
具体的には、有機発光素子10R,10G,10Bで発生した光は、反射素子32の先端面32Cから入射し、反射素子32の側面32Bと中空構造50との界面で反射されて外部に取り出される。ここでは、接着層41の非貼合領域41Bの上面が反射板30に向けて凸の曲面形状となっているので、反射素子32の側面の全部が接着層42から露出しており、中空構造50の形状精度が高くなっている。よって、反射素子32の形状が設計外のものに歪められてしまうことがなくなり、反射素子32の光学的性能が向上する。
Specifically, light generated by the organic
また、発光層と反射素子32との距離が表示領域110内で変化することがなく、光カップリング効率のばらつきがなくなり、輝度ムラが低減される。とりわけ大画面の表示装置に好適である。
In addition, the distance between the light emitting layer and the
このように本実施の形態の表示装置の製造方法では、反射素子32の側面32Bの全部を中間膜51で覆ったのち、接着層41により表示パネル10を貼り合わせ、中間膜51を蒸発または燃焼により除去するようにしたので、接着層41が反射素子32の側面32Bに付着してしまうことがなくなり、中空構造50を精度良く形成することが可能となる。また、製造コストを低減し、中空構造50の歩留まりを向上させることが可能となる。
As described above, in the method for manufacturing the display device according to the present embodiment, after covering the
本実施の形態の表示装置では、接着層41の非貼合領域41Bの上面41B1を反射板30に向けて凸の曲面形状とするようにしたので、中空構造50の形状精度を高め、反射素子32の光学的性能を向上させることが可能となる。
In the display device according to the present embodiment, the upper surface 41B1 of the
(第2の実施の形態)
図19は、本発明の第2の実施の形態に係る表示装置の断面構成を表したものである。本実施の形態の表示装置は、封止パネル20および接着層42を設けないCFレス構造としたことを除いては、上記第1の実施の形態と同様の構成、作用および効果を有し、同様にして製造することができる。
(Second Embodiment)
FIG. 19 illustrates a cross-sectional configuration of a display device according to the second embodiment of the present invention. The display device of the present embodiment has the same configuration, operation, and effects as those of the first embodiment, except that a CF-less structure without the sealing
(第3の実施の形態)
図20は、本発明の第3の実施の形態に係る表示装置の断面構成を表したものである。本実施の形態の表示装置は、基材31として封止パネル20を用い、反射素子32の底面にカラーフィルタ22が設けられたCF一体型反射板を備えていることを除いては、上記第1の実施の形態と同様の構成を有している。
(Third embodiment)
FIG. 20 illustrates a cross-sectional configuration of a display device according to the third embodiment of the present invention. The display device according to the present embodiment uses the sealing
この表示装置は、例えば、次のようにして製造することができる。 This display device can be manufactured, for example, as follows.
まず、第1の実施の形態と同様にして、図4ないし図7に示した工程により、表示パネル10を形成する。また、第1の実施の形態と同様にして、図17に示した工程により、封止パネル20を形成する。
First, similarly to the first embodiment, the
次いで、第1の実施の形態で説明した二つの製造方法のいずれかにより、反射板30を形成する。その際、図10に示した光インプリント法における基材31、または図18(A)に示した基材31として上述した封止パネル20を用いることにより、反射素子32の底面にカラーフィルタ22を形成する。
Next, the
続いて、第1の実施の形態と同様にして、図9(C)に示した工程により、反射素子32(樹脂膜32A)の表面に保護膜33を形成する。
Subsequently, similarly to the first embodiment, a
そののち、第1の実施の形態と同様にして、図12に示した工程により、反射素子32の側面32Bの全部を中間膜51で覆い、図13に示した工程により、接着層41を間にして表示パネル10を貼り合わせ、図14に示した工程により、中間膜51を蒸発または燃焼により除去して中空構造50を形成する。
After that, as in the first embodiment, the
また、第1の実施の形態と同様にして、図17に示した工程により、封止パネル20を形成し、反射板30と封止パネル20とを接着層42を間にして貼り合わせる。以上により、図20に示した表示装置が完成する。
Further, similarly to the first embodiment, the sealing
ここでは、反射素子32の底面にカラーフィルタ22が形成されているので、封止パネル20と反射板30とを一体化し、第1の実施の形態に比べて部品点数を少なくすると共に貼り合わせ工程も減らすことができる。また、コストを下げるためカラーフィルタ22を外す必要がなく、コントラスト低下または視認性の悪化等の性能劣化を引き起こしてしまうおそれがなくなる。反射板30を備えることにより、電流注入を増やさなくても輝度を上げることができ、素子寿命等の信頼性を向上させることができる。
Here, since the
本実施の形態では、上記第1の実施の形態の作用および効果に加えて、部品点数を削減することができ、貼り合わせのためのアライメント回数も減らすことができ、製造コスト,タクトタイム,歩留まり等の観点で有利である。 In this embodiment, in addition to the operations and effects of the first embodiment, the number of parts can be reduced, the number of alignments for bonding can be reduced, and the manufacturing cost, tact time, and yield can be reduced. It is advantageous in view of the above.
(モジュールおよび適用例)
以下、上記実施の形態で説明した表示装置の適用例について説明する。上記実施の形態の表示装置は、テレビジョン装置,デジタルカメラ,ノート型パーソナルコンピュータ、携帯電話等の携帯端末装置あるいはビデオカメラなど、外部から入力された映像信号あるいは内部で生成した映像信号を、画像あるいは映像として表示するあらゆる分野の電子機器の表示装置に適用することが可能である。
(Modules and application examples)
Hereinafter, application examples of the display device described in the above embodiment will be described. The display device according to the above embodiment is an image signal that is input from the outside or is generated internally, such as a television device, a digital camera, a notebook personal computer, a mobile terminal device such as a mobile phone, or a video camera. Alternatively, the present invention can be applied to display devices for electronic devices in various fields that display images.
(モジュール)
上記実施の形態の表示装置は、例えば、図21に示したようなモジュールとして、後述する適用例1〜5などの種々の電子機器に組み込まれる。このモジュールは、例えば、基板11の一辺に、封止パネル20または反射板30から露出した領域210を設け、この露出した領域210に、信号線駆動回路120および走査線駆動回路130の配線を延長して外部接続端子(図示せず)を形成したものである。外部接続端子には、信号の入出力のためのフレキシブルプリント配線基板(FPC;Flexible Printed Circuit)220が設けられていてもよい。
(module)
The display device of the above-described embodiment is incorporated into various electronic devices such as application examples 1 to 5 described later, for example, as a module as illustrated in FIG. In this module, for example, a
(適用例1)
図22は、上記実施の形態の表示装置が適用されるテレビジョン装置の外観を表したものである。このテレビジョン装置は、例えば、フロントパネル310およびフィルターガラス320を含む映像表示画面部300を有しており、この映像表示画面部300は、上記各実施の形態に係る表示装置により構成されている。
(Application example 1)
FIG. 22 illustrates an appearance of a television device to which the display device of the above embodiment is applied. The television apparatus has, for example, a video display screen unit 300 including a front panel 310 and a
(適用例2)
図23は、上記実施の形態の表示装置が適用されるデジタルカメラの外観を表したものである。このデジタルカメラは、例えば、フラッシュ用の発光部410、表示部420、メニュースイッチ430およびシャッターボタン440を有しており、その表示部420は、上記各実施の形態に係る表示装置により構成されている。
(Application example 2)
FIG. 23 shows an appearance of a digital camera to which the display device of the above embodiment is applied. The digital camera includes, for example, a flash light emitting unit 410, a display unit 420, a menu switch 430, and a
(適用例3)
図24は、上記実施の形態の表示装置が適用されるノート型パーソナルコンピュータの外観を表したものである。このノート型パーソナルコンピュータは、例えば、本体510,文字等の入力操作のためのキーボード520および画像を表示する表示部530を有しており、その表示部530は、上記各実施の形態に係る表示装置により構成されている。
(Application example 3)
FIG. 24 shows the appearance of a notebook personal computer to which the display device of the above embodiment is applied. The notebook personal computer has, for example, a
(適用例4)
図25は、上記実施の形態の表示装置が適用されるビデオカメラの外観を表したものである。このビデオカメラは、例えば、本体部610,この本体部610の前方側面に設けられた被写体撮影用のレンズ620,撮影時のスタート/ストップスイッチ630および表示部640を有しており、その表示部640は、上記各実施の形態に係る表示装置により構成されている。
(Application example 4)
FIG. 25 shows the appearance of a video camera to which the display device of the above embodiment is applied. This video camera has, for example, a main body 610, a subject photographing lens 620 provided on the front side surface of the main body 610, a start /
(適用例5)
図26は、上記実施の形態の表示装置が適用される携帯電話機の外観を表したものである。この携帯電話機は、例えば、上側筐体710と下側筐体720とを連結部(ヒンジ部)730で連結したものであり、ディスプレイ740,サブディスプレイ750,ピクチャーライト760およびカメラ770を有している。そのディスプレイ740またはサブディスプレイ750は、上記各実施の形態に係る表示装置により構成されている。
(Application example 5)
FIG. 26 illustrates an appearance of a mobile phone to which the display device of the above embodiment is applied. For example, the mobile phone is obtained by connecting an
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々変形が可能である。例えば、上記実施の形態において説明した各層の材料および厚み、または成膜方法および成膜条件などは限定されるものではなく、他の材料および厚みとしてもよく、または他の成膜方法および成膜条件としてもよい。例えば、
上記実施の形態では、反射板30と表示パネル10とを減圧雰囲気で貼り合わせるようにしたが、例えば信頼性に影響を与えない不活性ガス(希ガス)を導入し、背圧の調整を行いながら貼り合わせるようにしてもよい。また、反射板30と表示パネル10とを貼り合わせたのちに所望のガス雰囲気中で中空構造50を減圧する封止工程を行うようにしてもよい。例えば中間膜51を除去したのち、アルゴン(Ar)雰囲気中においてバリアブルリークバルブを用いて真空度調整を行いながら、エッジシールによる封止を行う方法等が用いられる。その際、アルゴン(Ar)に限らず、例えばネオン、クリプトン、キセノン等の希ガス類を用いてもよい。
While the present invention has been described with reference to the embodiment, the present invention is not limited to the above embodiment, and various modifications can be made. For example, the material and thickness of each layer, the film formation method, and the film formation conditions described in the above embodiment are not limited, and other materials and thicknesses may be used. It is good also as conditions. For example,
In the above embodiment, the
また、上記実施の形態では、有機発光素子10R,10B,10Gおよび反射板30の構成を具体的に挙げて説明したが、全ての層を備える必要はなく、また、他の層を更に備えていてもよい。
In the above embodiment, the configurations of the organic
更に、本発明は、有機発光素子のほか、LED(Light Emitting Diode)、FED(Field Emission Display)、無機エレクトロルミネッセンス素子などの他の自発光素子を用いた自発光装置にも適用可能である。 Furthermore, the present invention can be applied to a self-light-emitting device using other self-light-emitting elements such as an LED (Light Emitting Diode), an FED (Field Emission Display), and an inorganic electroluminescence element in addition to the organic light-emitting element.
加えて、本発明の表示装置は、照明装置など、表示以外の他の目的の発光装置にも適用可能である。 In addition, the display device of the present invention can also be applied to light-emitting devices for purposes other than display, such as lighting devices.
10…表示パネル、10R,10G,10B…有機発光素子、11…基板、12…第1電極、13…絶縁膜、14…有機層、15…第2電極、16…保護膜、20…封止パネル、21…封止用基板、22…カラーフィルタ、23…遮光膜、30…反射板、31…基材、32…反射素子、32A…樹脂層、32B…側面、32C…先端面、33…保護層、41,42…接着層、41A…貼合領域、41B…非貼合領域、50…中空領域、51…中間膜、110…表示領域、140…画素駆動回路、Cs…キャパシタ、Tr1…駆動トランジスタ、Tr2…書き込みトランジスタ
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記基材上に前記反射素子および前記中間膜を有する反射板と、基板上に自発光素子を有する表示パネルとを、接着層を間にして貼り合わせる工程と、
前記反射板および前記表示パネルを貼り合わせたのち、中間膜を蒸発または燃焼により除去する工程と
を含む表示装置の製造方法。 Covering all of the side surfaces of the reflective element on the substrate with an evaporable or combustible intermediate film;
A step of bonding a reflective plate having the reflective element and the intermediate film on the base material, and a display panel having a self-luminous element on the substrate with an adhesive layer in between;
And a step of removing the intermediate film by evaporation or combustion after bonding the reflector and the display panel.
請求項1記載の表示装置の製造方法。 The method for manufacturing a display device according to claim 1, wherein a front end surface of the reflective element is exposed from the intermediate film, and the entire side surface of the reflective element is covered with the intermediate film.
請求項2記載の表示装置の製造方法。 The method for manufacturing a display device according to claim 2, wherein a protective layer for increasing wettability of the intermediate film is formed on the surface of the reflective element before forming the intermediate film.
請求項1ないし3のいずれか1項に記載の表示装置の製造方法。 The said adhesive layer is comprised with a thermosetting resin, and the said adhesive layer is hardened while heating to the temperature higher than the boiling point of the said intermediate film, and the said intermediate film is removed. Method of manufacturing the display device.
請求項4記載の表示装置の製造方法。 The display device manufacturing method according to claim 4, wherein the intermediate film is formed of paraffin wax or acrylic emulsion.
前記自発光素子に対向配置され、基材上に反射素子を有する反射板と、
前記自発光素子上に設けられ、前記反射素子に接する貼合領域および前記貼合領域以外の非貼合領域を有し、前記非貼合領域の上面が前記反射板に向けて凸の曲面形状を有する接着層と、
前記非貼合領域の上面と前記反射板の表面とにより囲まれた中空構造と
を備えた表示装置。 A display panel having self-luminous elements on a substrate;
A reflective plate disposed opposite to the self-luminous element and having a reflective element on the substrate;
Provided on the self-luminous element, has a non-bonding region other than the bonding region and the bonding region in contact with the reflective element, and the upper surface of the non-bonding region is a convex curved surface shape toward the reflecting plate An adhesive layer having
The display apparatus provided with the hollow structure enclosed by the upper surface of the said non-bonding area | region, and the surface of the said reflecting plate.
請求項6記載の表示装置。 The display device according to claim 6, further comprising a protective layer on a surface of the reflective element.
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