JP2010273780A - ダンパー付きスライダーユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】ダンパーで閉動作の際の衝撃を緩和するとともにロック機構を備え、スペース効率を高め、組み立て性も良好にした、ダンパー付きスライドユニットを提供する。
【解決手段】固定体と移動体との一方に設けられるダンパー付きスライドユニットである1。固定体と移動体との他方に着脱可能に係合し、スライド移動するスライダー本体2と、スライダー本体2の所定方向への移動に抗するダンパー3とを備える。スライダー本体2は、ベース4と、ベース4に対してスライド可能に取り付けられ、かつ固定体と移動体との他方に着脱可能に係合するスライダー5と、これらの間に取り付けられた反転バネ6とを有する。反転バネ6は、スライダー5が移動して弾性変形するとともに、反転ポイントを通過することで弾性復帰するよう、ベース4とスライダー5との間に取り付けられている。
【選択図】図1
【解決手段】固定体と移動体との一方に設けられるダンパー付きスライドユニットである1。固定体と移動体との他方に着脱可能に係合し、スライド移動するスライダー本体2と、スライダー本体2の所定方向への移動に抗するダンパー3とを備える。スライダー本体2は、ベース4と、ベース4に対してスライド可能に取り付けられ、かつ固定体と移動体との他方に着脱可能に係合するスライダー5と、これらの間に取り付けられた反転バネ6とを有する。反転バネ6は、スライダー5が移動して弾性変形するとともに、反転ポイントを通過することで弾性復帰するよう、ベース4とスライダー5との間に取り付けられている。
【選択図】図1
Description
本発明は、ダンパーを備えてなるダンパー付きスライダーユニットに関する。
家具等の収納具では、その抽斗等の移動体の閉動作に伴って衝撃を生じ、騒音を生じたり、繰り返しの衝撃により損傷してしまうといった問題がある。そこで、従来では、このような閉動作による衝撃を緩和するべく、抽斗等の移動体とこれを移動可能に保持する収納具本体(固定体)との間に閉ダンパー装置を備えた、閉動作および/または引き込みのための装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、前記したような家具等の収納具では、地震等における振動などや、閉動作の際の衝撃の反作用によって抽斗等が自動的に開いてしまうのを防止するため、ロック機構が設けられている。このロック機構は、ある程度の引張力で引き出さない(引っ張らない)と、抽斗等が開かないようにするためのものである。また、このようなロック機構では、抽斗等を開いた(引き出した)後、再度閉じる(引き込む)際に抽斗等と前記装置との接続が容易になるよう、該装置を所定の状態に保持するように構成する必要がある。そして、前記の特許文献1に開示された装置においても、引っ張りバネやカム、ハウジングにおけるガイドウェイなどにより、ロック機構が構成されている。
しかしながら、この特許文献1の装置では、抽斗等が自動的に開いてしまうのを防止するための機能と、該装置を所定の状態に保持するための機能とを併せ持つ必要から、前述したように引っ張りバネやカム、ハウジングにおけるガイドウェイなどによってロック機構が構成されており、したがって装置自体を構成する部品の数が多くなり、その分スペース効率が悪く、組み立て性も悪くなっている。
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、家具等の固定体とこれに対して移動する抽斗等の移動体との間に設けられるスライドユニットとして、ダンパーによって閉動作の際の衝撃を緩和するとともに、移動体をロックするロック機構を備え、しかも部品点数を少なくしてスペース効率を高め、組み立て性も良好にした、ダンパー付きスライドユニットを提供することにある。
本発明のスライダーユニットは、固定体と該固定体に対して移動する移動体との一方に設けられるダンパー付きスライドユニットであって、
前記固定体と移動体との他方に着脱可能に係合し、該他方の相対移動に伴ってスライド移動するスライダー本体と、該スライダー本体の所定方向への移動に抗してその移動エネルギーを減衰させるダンパーと、を備えてなり、
前記スライダー本体は、固定部と、該固定部に対してスライド可能に取り付けられ、かつ前記他方に着脱可能に係合する可動部と、前記固定部と前記可動部との間に取り付けられたバネ材からなる弾性部材と、を有し、
前記弾性部材は、前記可動部が移動して該弾性部材の前記可動部への取付部が該弾性部材の前記固定部への取付部に対して近づくことで弾性変形するとともに、該弾性部材の前記可動部への取付部が該弾性部材の反転ポイントを通過することで弾性復帰し、可動部をその移動方向に付勢するよう、前記固定部と可動部との間に取り付けられてなることを特徴としている。
前記固定体と移動体との他方に着脱可能に係合し、該他方の相対移動に伴ってスライド移動するスライダー本体と、該スライダー本体の所定方向への移動に抗してその移動エネルギーを減衰させるダンパーと、を備えてなり、
前記スライダー本体は、固定部と、該固定部に対してスライド可能に取り付けられ、かつ前記他方に着脱可能に係合する可動部と、前記固定部と前記可動部との間に取り付けられたバネ材からなる弾性部材と、を有し、
前記弾性部材は、前記可動部が移動して該弾性部材の前記可動部への取付部が該弾性部材の前記固定部への取付部に対して近づくことで弾性変形するとともに、該弾性部材の前記可動部への取付部が該弾性部材の反転ポイントを通過することで弾性復帰し、可動部をその移動方向に付勢するよう、前記固定部と可動部との間に取り付けられてなることを特徴としている。
このダンパー付きスライドユニットによれば、スライダー本体と、該スライダー本体の所定方向への移動に抗してその移動エネルギーを減衰させるダンパーと、を備えているので、固定体に対する移動体の移動、すなわち家具等の固定体に対する抽斗等の移動体の閉動作の際の衝撃を、スライダー本体を介してダンパーで緩和・吸収することができる。また、固定部と可動部との間に取り付けられる弾性部材が、これら固定部と可動部との相対移動によって弾性変形するとともに、反転することで弾性復帰し、可動部をその移動方向に付勢するように取り付けられているので、前記固定部と可動部との相対位置に基づき、抽斗等の移動体が開いてしまうのを防止するロック機能と、前記移動体が開いている際にスライダー本体を所定の状態に保持するロック機能とを共に奏するようになる。また、このように弾性部材が弾性変形するとともに反転して弾性復帰し、可動部に対する付勢方向を反転させるので、従来のスライド装置において前進と後退とを切り替えるのに必要だったクラッチの機能を、この弾性部材が発揮するようになる。
また、前記ダンパー付きスライドユニットにおいて、前記可動部は、その先端側が開閉可能に形成された一対の挟持片からなり、該一対の挟持片が開閉することにより、前記固定体と移動体との他方に着脱可能に係合するよう構成されているのが好ましい。
このようにすれば、前記他方に係合する構成要素を、スライダー本体の可動部に一体に形成することが可能になる。したがって、その分部品点数が少なくなり、ダンパー付きスライドユニット自体のスペース効率や組み立て性がより良好になる。
このようにすれば、前記他方に係合する構成要素を、スライダー本体の可動部に一体に形成することが可能になる。したがって、その分部品点数が少なくなり、ダンパー付きスライドユニット自体のスペース効率や組み立て性がより良好になる。
また、前記ダンパー付きスライドユニットにおいて、前記ダンパーは、有底筒状のシリンダーと、該シリンダー内にその軸方向に沿って移動可能に収容されたヘッドと、前記シリンダーの開口側を閉塞する蓋部と、該蓋部に設けられた貫通孔を通って前記ヘッドに連結するとともに、前記シリンダーの軸方向に沿って前記蓋部に対して液密に摺動するリードと、前記シリンダー内において該シリンダーの底部と前記ヘッドとの間に配設されて該ヘッドを前記底部と反対の側に付勢する付勢部材と、前記シリンダー内に充填された粘性流体と、を有し、
前記ヘッドには、前記シリンダーの底部側と蓋部側との間で前記粘性流体を流動可能にする開口が形成され、
前記ヘッドには、弾性変形することで該ヘッドの前記開口の一部を覆うよう構成されたエラストマー又は軟質ゴムからなるバルブが設けられており、
前記リードが、前記スライダー本体の後端部に当接可能に配置され、あるいは連結しているのが好ましい。
前記ヘッドには、前記シリンダーの底部側と蓋部側との間で前記粘性流体を流動可能にする開口が形成され、
前記ヘッドには、弾性変形することで該ヘッドの前記開口の一部を覆うよう構成されたエラストマー又は軟質ゴムからなるバルブが設けられており、
前記リードが、前記スライダー本体の後端部に当接可能に配置され、あるいは連結しているのが好ましい。
このようにすれば、特にスライダー本体がダンパー側に急激に移動し、リードがシリンダーの底部側に移動した場合に、前記バルブが弾性変形してヘッドの前記開口の一部を覆うことにより、シリンダー底部側の粘性流体が前記開口を通ってシリンダー蓋部側に相対的に移動するのが妨げられ、その分、シリンダー底部側へのヘッドの移動が抑制され、このヘッドに連結するリードの前記底部側への移動も抑制される。したがって、このダンパーは、抽斗等の前記移動体の閉動作の際の衝撃を、より良好に緩和・吸収することが可能になる。
また、前記ダンパー付きスライドユニットにおいては、前記リードが、前記スライダー本体の後端部に連結しているのが好ましい。
このようにすれば、スライダー本体の移動に伴ってダンパーが、より円滑にその効果を発揮するようになる。
このようにすれば、スライダー本体の移動に伴ってダンパーが、より円滑にその効果を発揮するようになる。
本発明のダンパー付きスライドユニットにあっては、反転バネとして機能する弾性部材が、抽斗等の移動体が開いてしまうのを防止するロック機能と、前記移動体が開いている際にスライダー本体を所定の状態に保持するロック機能とを併せ持ち、さらに、前進と後退とを切り替えるためのクラッチの機能も有するので、全体の部品点数が少なくなり、その分、ダンパー付きスライドユニット自体のスペース効率を良好にし、組み立て性も良好にすることができる。
以下、図面を参照して本発明のダンパー付きスライドユニットを詳しく説明する。
なお、以下の図面においては、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
なお、以下の図面においては、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
図1(a)、(b)、図2(a)、(b)、図3(a)、(b)は、本発明のダンパー付きスライドユニットの一実施形態を示す図であり、これらの図において符号1はダンパー付きスライドユニット(以下、スライドユニットと略称する。)である。このスライドユニット1は、家具等の収納具(後述するように、車や各種事務機器、各種電化製品等における収納部等も含む)からなる固定体(図示せず)と、該固定体の抽斗や扉等(前記収納部の引き出しや扉等を含む)からなる移動体(図示せず)とのうちの一方に設けられるもので、本実施形態では特に固定体に設けられるように構成されている。
このスライドユニト1は、前記移動体に着脱可能に係合し、該移動体の移動に伴ってスライド移動するスライダー本体2と、該スライダー本体2の所定方向への移動に抗してその移動エネルギーを減衰させるダンパー3と、を備えて構成されている。
スライダー本体2は、ベース4(固定部)と、該ベース4に対してスライド可能に取り付けられ、かつ前記移動体の係合ピン(図示せず)に着脱可能に係合するスライダー(可動部)5と、前記ベース4と前記スライダー5との間に取り付けられたバネ材からなる一対の反転バネ(弾性部材)6、6と、を有して構成されている。
スライダー本体2は、ベース4(固定部)と、該ベース4に対してスライド可能に取り付けられ、かつ前記移動体の係合ピン(図示せず)に着脱可能に係合するスライダー(可動部)5と、前記ベース4と前記スライダー5との間に取り付けられたバネ材からなる一対の反転バネ(弾性部材)6、6と、を有して構成されている。
ベース4は、図4に示すように略矩形状の底板7と、この底板7の一端側に一体に形成された円筒状のダンパー保持筒8と、他端側に一体に形成された一対の側板9、9と、これら側板9、9の外側にそれぞれ形成された取付板(取付部)10、10と、を有した樹脂製のものである。底板7には、その表面(上面)に下ガイド溝11が形成され、また、下ガイド溝11の両側、及び前記側板9、9よりさらに端側に、取付孔12が形成されている。下ガイド溝11は、後述するように前記スライダー5を案内するためのものである。取付孔12は、ベース4を前記固定体に取り付けるための、ネジ等を挿通させるための孔である。
ダンパー保持筒8は、外形状が円柱状のダンパー3を内挿し、図1〜図3に示したようにここに保持固定するものである。
側板9、9は、底板7の表面側に延出して形成配置されたもので、これらの間にスライダー5が配置させられている。これら側板9、9の上端部には、カバー13が取り付けられており、これによってスライダー5は、カバー13に覆われている。カバー13には、その一方の側(前記ダンパー保持筒8と反対の側)に開口する切欠14が形成されており、さらにその裏面に、前記スライダー5を案内するための上ガイド溝15が形成されている。
取付板10は、底板7と同じ平面を構成するように形成配置されたもので、その表裏面に貫通する取付孔10aを形成したものである。取付孔10aには、取付ピン20が挿入固定され、この取付ピン20には前記反転バネ6の一端が保持固定されている。
側板9、9は、底板7の表面側に延出して形成配置されたもので、これらの間にスライダー5が配置させられている。これら側板9、9の上端部には、カバー13が取り付けられており、これによってスライダー5は、カバー13に覆われている。カバー13には、その一方の側(前記ダンパー保持筒8と反対の側)に開口する切欠14が形成されており、さらにその裏面に、前記スライダー5を案内するための上ガイド溝15が形成されている。
取付板10は、底板7と同じ平面を構成するように形成配置されたもので、その表裏面に貫通する取付孔10aを形成したものである。取付孔10aには、取付ピン20が挿入固定され、この取付ピン20には前記反転バネ6の一端が保持固定されている。
スライダー5は、ポリアセタール(POM)等の樹脂によって形成されたもので、底板7の長辺方向に沿って進退可能(移動可能)に配置されたものである。このスライダー5は、図4に示すようにその先端側(前記ダンパー保持筒8と反対の側)が一対の挟持片16、16からなり、後端側(前記ダンパー保持筒8の側)に前記ダンパー3と連結する連結部(後端部)17が形成されている。また、これら挟持片16、16と連結部17との間が、可動本体部18となっている。可動本体部18と一対の挟持片16、16とは、薄厚の連結板18aによって連結されている。そして、図4に示したように一対の挟持片16、16がその先端側を開いた状態で、スライダー5は一体成形されている。
このような構成のもとに一対の挟持片16、16は、図3(b)に示したように側板9、9間に挟持されることで弾性変形し、その先端側を閉じるものの、図1(b)に示したように側板9、9間から突き出る(抜け出る)と、弾性復帰することでその先端側を再度開くようになる。すなわち、一対の挟持片16、16は開閉可能に形成されているのである。
また、挟持片16は、側板16aと、該側板16aの上端部に内側に向かって延びて設けられた上板16bと、からなり、上板16bの内側には略半円形状の切欠16cが形成されている。このような構成によって一対の挟持片16、16は、図1(a)に示すようにこれらがその先端側を開いた状態で、例えば移動体の係合部材55の係合ピン54を先端側から受け入れ、前記一対の切欠16c、16cからなる略円形の係合部内に係合するようになっている。したがって、このように係合した状態で、図3(a)、(b)に示したようにスライダー5が後退し、挟持片16、16が閉じると、これら挟持片16、16は移動体の係合部と確実に係合し、連結するようになる。
可動本体部18は、その幅が側板9、9の間隔にほぼ一致して形成されたもので、一対の取付孔19、19を形成したものである。これら取付孔19、19には、前記取付孔10aと同様に取付ピン20が挿入固定され、この取付ピン20には前記反転バネ6の他端が保持固定されている。
連結部17は、その後端に連結片17aを介して連結ボス17bを形成したもので、この連結ボス17bが後述するダンパー3のリード31に連結するようになっている。また、この連結部17は、前記可動本体部18より幅が狭く形成されている。
連結部17は、その後端に連結片17aを介して連結ボス17bを形成したもので、この連結ボス17bが後述するダンパー3のリード31に連結するようになっている。また、この連結部17は、前記可動本体部18より幅が狭く形成されている。
これら可動本体部18と連結部17との上面には、その前後方向(進退方向)に沿って上突条21が形成されており、この上突条21は、前記カバー13の上ガイド溝15に摺動可能に係合させられている。また、連結部17の下面には、下突条(図示せず)が形成されており、この下突条は、前記底板7の下ガイド溝11に摺動可能に係合させられている。このような構成によってスライダー5は、その下面側及び上面側がそれぞれ所定方向(底板7の長辺方向)に案内され、かつ、この所定方向での進退が安定するように、側板9、9間に挟持され、規制されている。
反転バネ6は、ステンレスや高張力鋼などの金属からなるもので、本実施形態では金属製の一本の線材(バネ材)が成形されたものが用いられている。具体的には、図4に示すようにこの反転バネ6は、一本の線材をその中心部で数回周回させ、さらにこの周回部6aの両側を、該周回部6aにおいて所定角度となるように折り曲げたものである。また、折り曲げた両端部は、さらに一周に近く周回させ、取付部6b、6bとしている。
このような構成からなる反転バネ6は、図1〜図3に示したように、その取付部6b、6bのうちの一方が取付板10の取付孔10aに取付ピン20を介して取り付け固定され、他方がスライダー5の可動本体部18の取付孔19に取付ピン20を介して取り付け固定されている。なお、取付部6bは、その内径が取付ピン20の外径より大きく形成されており、これによって各取付部6bは、取付ピン20に対して回動可能になっている。
また、可動本体部18に取り付けられる取付部6bは、図4に示したように可動本体部18の裏面側に、取付ピン20を介して取り付けている。可動本体部18及び連結部17の裏面側には凹部22が形成されており、反転バネ6や取付ピン20は、この凹部22内に配置されている。このような構成により、スライダー5は底板7の表面上を摺動する際、反転バネ6や取付ピン20に干渉されないようになっている。
ここで、スライダー(可動部)5をベース(固定部)4の底板7に対して、図3から図2を経て図1に示す状態に移動させると、あるいはその逆に図1から図2を経て図3に示す状態に移動させると、スライダー5の移動に伴って取付板10の取付孔10aと可動本体部18の取付孔19との距離が変位するため、反転バネ5は、その変位量に応じて伸縮する。すなわち、反転バネ5の両端部が最も近づいて取付孔10aと取付孔19との位置がスライド部9の移動方向(進退方向)で一致したとき、反転バネ5は最大に弾性変形する。そして、その弾性復帰による付勢力は、取付孔10aの取付ピン20及び取付孔19の取付ピン20に対してスライダー5の移動方向と直交する方向にのみかかり、移動方向への付勢力はゼロになる。そのため、この位置が反転バネ5の反転ポイントとなる。
そして、この反転ポイントを過ぎ、例えば図1に示したようにスライダー5が前進すると、スライダー5の上突条21及び下突条(図示せず)がそれぞれに係合する上ガイド溝15、下ガイド溝11の先端に係止し、これによってスライダー5はその前進を停止する。また、図3に示したようにスライダー5が後退すると、スライダー5の上突条21及び下突条(図示せず)がそれぞれに係合する上ガイド溝15、下ガイド溝11の後端に係止し、これによってスライダー5はその後退を停止する。したがって、スライダー5は、その移動範囲が上突条21と上ガイド溝15、下突条と下ガイド溝11によって規定されているのである。
また、図1に示したようにスライダー5の前進が停止した状態では、スライダー5側の取付孔19が取付板10の取付孔10aより前進方向側に位置するので、前記反転バネ5は、ベース(固定部)4に対してスライダー(可動部)5をその前進方向に付勢するようになっている。これにより、反転バネ5はスライダー5を、その前進が停止した状態にロックするようになっている。同様に、図3に示したようにスライダー5の後退が停止した状態では、前記反転バネ5がスライダー(可動部)5をその後退方向に付勢することにより、スライダー5を、後退が停止した状態にロックするようになっている。したがって、反転バネ5は、後述するように、抽斗等の移動体が開いてしまうのを防止するロック機能と、移動体が開いている際にスライダー5(スライダー本体2)を所定の状態に保持するロック機能とを、共に有するものとなっている。
また、この反転バネ5は、弾性変形するとともに反転して弾性復帰し、スライダー5に対する付勢方向を反転させるので、従来のスライド装置において前進と後退とを切り替えるのに必要だったクラッチの機能を、この反転バネ5が発揮するようになる。
また、この反転バネ5は、弾性変形するとともに反転して弾性復帰し、スライダー5に対する付勢方向を反転させるので、従来のスライド装置において前進と後退とを切り替えるのに必要だったクラッチの機能を、この反転バネ5が発揮するようになる。
ダンパー3は、図4に示したように外形状が円柱状のシリンダー30と、このシリンダー30内に移動可能に内挿され、かつその一端側が引き出されてなるリード31とを備え、リード31が前記スライダー5の連結部17(連結片17a)に連結したものである。そして、このスライダー5(スライダー本体2)の後退移動(所定方向への移動)に抗して、その移動エネルギーを減衰させるものである。
すなわち、このダンパー3は、図5に示すように有底筒状のシリンダー30と、該シリンダー30内にその軸方向に沿って移動可能に収容されたヘッド32と、シリンダー30の開口側を閉塞する蓋部33と、該蓋部33に設けられた貫通孔33aを通ってヘッド32に連結するリード31と、ヘッド32とリード31との間に配設されたバルブ34と、を備え、さらにシリンダー30内に、コイルスプリング(付勢部材)35と粘性流体36とを有したものである。
シリンダー30は、前記ダンパー保持筒8に内挿されて、ここに保持固定された樹脂製のものである。
ヘッド32は、図5、図6に示すように略円盤状の円盤部32aと、該円盤部32aの中心部に設けられた軸部32bと、からなる樹脂製のものである。円盤部32aは、その外径が前記シリンダー30の内径にほぼ等しく形成されており(詳しくは、シリンダー30の内径より僅かに小さく形成されており)、したがって、シリンダー30に対してその軸方向に摺動するように構成されている。
ヘッド32は、図5、図6に示すように略円盤状の円盤部32aと、該円盤部32aの中心部に設けられた軸部32bと、からなる樹脂製のものである。円盤部32aは、その外径が前記シリンダー30の内径にほぼ等しく形成されており(詳しくは、シリンダー30の内径より僅かに小さく形成されており)、したがって、シリンダー30に対してその軸方向に摺動するように構成されている。
ただし、この円盤部32aには、図6に示すようにその外周部に、四つの開口32cが形成されている。これら開口32cは、円盤部32aの周方向において等間隔で4箇所形成されたもので、円盤部32aの外周縁から中心側に切り欠かれてなる、半円形状の切欠によって形成されたものである。このような構成のもとにヘッド32は、シリンダー30内に充填された粘性流体36を、開口32cによってシリンダー30の底部30a側と蓋部33側との間で流動可能にしている。また、軸部32bには、径の異なる部位が複数(本実施形態では3つ)形成されている。
図5に示すようにリード31には、シリンダー30内に位置する後端(他端)に嵌合穴31aが形成されており、この嵌合穴31aが、前記ヘッド32の軸部32bの、先端側に位置する最小径の部位321に嵌合している。これによってリード31は、該ヘッド32と一体に固定されている。また、リード31には、その先端(一端)部に連結孔31bが形成されており、この連結孔31bは、前記スライダー5の連結部17の連結ボス17bに係合している。これにより、リード31はスライダー5(スライダー本体2)の後端部に連結している。
蓋部33は、シリンダー30の開口内に嵌合する円筒部33bと、シリンダー30の一方の端面を形成する円盤状の蓋板33cと、からなる樹脂製のもので、シリンダー30に対し、超音波溶着や接着によって取り付けられている。円筒部33b、蓋板33cには、前述したようにこれらを貫通する貫通孔33aが形成されており、この貫通孔33aに、前記リード31が摺動可能に内挿されている。円筒部33b内には、Oリング37が二つ配設されており、これらOリング37がリード31に外挿されていることにより、リード37はOリング37に対して、すなわち蓋部33の貫通孔33aに対して、液密に摺動するようになっている。
バルブ34は、図7(a)、(b)に示すように平面視(正面視)円形状で、その外周部(へり部)34aを一方の側に湾曲させた皿状のものであり、中心部に貫通孔34bを有したエラストマー又は軟質ゴムからなるものである。このバルブ34は、その嵌合孔34aがヘッド32の軸部32bの、中央に位置する二番目の径の部位322、及び後端側に位置する最大径の部位323に嵌合したことにより、該ヘッド32と前記リード31との間に挟持され、固定されている。また、このバルブ34は、前記外周部34aが薄肉に形成されており、これによってこの外周部34aは、前記ヘッド32の円盤部32aに弾性変形可能に当接し、あるいは僅かに隙間をあけて配置されている。
また、この薄肉の外周部34aは、弾性変形していない状態では、その外径(バルブ34の外径)が前記ヘッド32の円盤部32aの外径より小さく、したがって該円盤部32aに形成された前記開口32cを十分に塞ぐことなく、すなわちその大半部を覆うことなく、その一部を開口させたままの状態にしている。そして、後述するようにバルブ34の外周部34aが弾性変形すると、外周部34aが前記開口32cのほぼ全域を塞ぐようになっている。すなわち、開口32cは円盤部32aの外周縁からその中心側に切り欠かれなる切欠によって形成されているので、バルブ34が弾性変形してその外周部34aを拡げることにより、該開口32cをより広く覆うようになっているのである。さらに、このように弾性変形することにより、外周部34aは、その外周縁をシリンダー30の内面に一部接触させるようになっている。
図5に示したようにコイルスプリング35は、前記シリンダー30内において、該シリンダー30の底部30aと前記ヘッド32との間に配設されたもので、該ヘッド32を前記底部と反対の側に付勢するものである。このようにヘッド32に対して付勢することにより、コイルスプリング35はヘッド32の後退移動(シリンダー30の底部30a側への移動)に対して抵抗力を付与し、緩衝効果を発揮するようになっている。
粘性流体36は、グリース等の、一般的なオイルダンパーに用いられる流体であり、シリンダー30内をほぼ満たすように、該シリンダー30内に充填されたものである。この粘性流体36は、リード31が進退することでこれに連結するヘッド32がシリンダー30内を移動した際、該ヘッド32の開口32c内を通って、該ヘッド32の移動方向と反対方向へ相対的に流動するようになっている。
その際、シリンダー30の断面積より十分に小さい面積の開口32cを通ることで、ヘッド32に対して抵抗力を付与し、該ヘッド32の移動に対して緩衝効果を発揮するようになっている。特に、ヘッド32の急激な後退移動に際しては、開口32cを相対的に通過する粘性流体の付勢力によって前記バルブ34が弾性変形し、開口32cをより多く塞ぐようになるため、緩衝効果がより高まる。すなわち、このような粘性流体の付勢力を受けると、バルブ34は、その外周部34aを弾性変形させて外側に拡げ、これによって開口32cのほぼ全域を塞ぐ(覆う)ようになる。したがって、開口32cが狭くなることにより、粘性流体36が開口32c内を相対的に通過することが妨げられ、その分、緩衝効果が高まるのである。
さらに、このように弾性変形することにより、外周部34aはその外周縁の一部がシリンダー30の内面に摺動するため、これによっても緩衝効果が高まる。
また、このような緩衝効果は、前記コイルスプリング35による緩衝効果とは別に発揮されるため、これら粘性流体36とコイルスプリング35とによる緩衝効果が組み合わされることにより、ダンパー3は、ヘッド32の急激な後退移動に際して、特に良好な緩衝効果を発揮し、急激な後退移動をより緩やかな後退移動に変化させるようになっている。
また、このような緩衝効果は、前記コイルスプリング35による緩衝効果とは別に発揮されるため、これら粘性流体36とコイルスプリング35とによる緩衝効果が組み合わされることにより、ダンパー3は、ヘッド32の急激な後退移動に際して、特に良好な緩衝効果を発揮し、急激な後退移動をより緩やかな後退移動に変化させるようになっている。
このような構成からなる本実施形態のスライドユニット1は、例えば図8に示すようにタンス等の家具の、抽斗(移動体)50を収納する収納部(固定体)51に取り付けられて用いられる。図8の例では、収納部51の奥側の左右両側に、それぞれスライドユニット1が、ネジ等によって取り付けられる。一方、抽斗50には、その底面の両側に可動レール52が取り付けられる。この可動レール52は、収納部51の底板の両側に取り付けられた固定レール53上を、その前後方向(進退方向)に走行するものである。また、この可動レール52には、その後端部(収納部51の奥側の端部)に、図1中二点鎖線で示すように下方に向かって突出する係合ピン54を有した係合部材55が取り付けられている。
この係合部材55は、抽斗50が収納部51内に収められている状態では、その係合ピン54がスライドユニット1のスライダー5の一対の挟持片16、16間に挟持され、これに係合している。また、収納部51から抽斗51を引き出した際には、係合ピン54はスライダー5の挟持片16、16間から外れている。
すなわち、本実施形態のスライダーユニット1は、図1(a)、(b)に示したように、スライダー5の挟持片16、16間から係合ピン54から外れた状態、つまり収納部50から抽斗51が引き出された状態では、スライダー5が収納部50の開口側に前進した状態となっており、その状態で、反転バネ6によって付勢されている。したがって、スライダー5の上突条21及び下突条(図示せず)がそれぞれに係合する上ガイド溝15、下ガイド溝11の先端に係止し、これによってスライダー5はその前進が停止させられている。よって、スライダー5は反転バネ6による付勢力によってロックされた状態、すなわち図1(a)、(b)に示した状態に保持される。
このように抽斗51が引き出された状態から、この抽斗51を収納部50内に収めるべく、抽斗51を押し入れると、抽斗51はその可動レール52が固定レール53に案内されて奥側に移動する。そして、可動レール52の後端部に取り付けられた係合部材55の係合ピン54がスライダー5の挟持片16、16内に案内される。そして、さらに抽斗51が押し入れられると、係合ピン54はスライダー5を押圧し、これによってスライダー5は後退する。
その際、スライダー5は反転バネ6によって収納部50の開口側に付勢されているため、抽斗51の押し入れには僅かながら負荷がかかる。
このような負荷に抗して抽斗51をさらに押し入れると、スライダー5がさらに後退し、これによって該スライダー5側の取付孔19(取付部)の位置が図2(a)、(b)に示すように前述した反転バネ6の反転ポイントを通過する。すると、反転バネ6はその付勢方向を反転させ、スライダー5を後退させる方向、すなわち抽斗51を押し入れる方向に付勢する。したがって、前述した反転バネ6による負荷はなくなるものの、スライダー5はダンパー3のリード31に連結していることから、スライダー5の後退に連動してダンパー3がその緩衝効果を発揮するようになり、スライダー5の急激な後退が妨げられるようになる。
このような負荷に抗して抽斗51をさらに押し入れると、スライダー5がさらに後退し、これによって該スライダー5側の取付孔19(取付部)の位置が図2(a)、(b)に示すように前述した反転バネ6の反転ポイントを通過する。すると、反転バネ6はその付勢方向を反転させ、スライダー5を後退させる方向、すなわち抽斗51を押し入れる方向に付勢する。したがって、前述した反転バネ6による負荷はなくなるものの、スライダー5はダンパー3のリード31に連結していることから、スライダー5の後退に連動してダンパー3がその緩衝効果を発揮するようになり、スライダー5の急激な後退が妨げられるようになる。
すなわち、スライダー5の後退に伴ってリード31が後退すると、図9に示すようにヘッド32がシリンダー30内を後退する。すると、ヘッド32はコイルスプリング35を押し縮めることから、このコイルスプリング35の反力、すなわち付勢力を受けるようになる。また、前述したように粘性流体36が、図9中矢印で示すようにヘッド32の開口32c(図6参照)を通ってヘッド32と反対の方向に相対的に流動することにより、ヘッド32はこの粘性流体36によっても付勢力を受けるようになる。したがって、ヘッド32は、コイルスプリング35による緩衝効果と粘性流体36による緩衝効果との両方を同時に受け、これによってその後退の速度がより大きく減速する。これにより、抽斗51は急激な後退が抑制されるようになる。
また、特に抽斗51を勢いよく閉め、したがってこれを急激に後退させようとした場合、図10に示すようにバルブ34が弾性変形し、前述したようにヘッド32の開口32c(図6参照)の大半部がバルブ34によって塞がれて(覆われて)粘性流体36の流動性が低下し、粘性流体36による緩衝効果が一層高まる。よって、特に抽斗51を急激に後退させようとした場合には、その分、ダンパー3による緩衝効果も高まることから、抽斗51は急激な後退が抑制される。したがって、この急激な後退、すなわち閉動作に伴って衝撃を生じ、騒音を生じたり、繰り返しの衝撃により損傷してしまうといったことが確実に防止される。
そして、このような緩衝効果に抗してさらに抽斗51を押し入れ、閉じると、前記係合ピン54に押圧されてスライダー5は、図3(a)、(b)に示すように上突条21と上ガイド溝15、下突条と下ガイド溝11によって規定された終端位置にまで後退する。また、その状態でダンパー3は、図9に示したようにリード31の連結孔31bを形成した大径部31cが蓋部33に当接することで、後退が不能になる。そして、その状態でスライダー5、反転バネ6によって付勢される。したがって、スライダー5は反転バネ6による付勢力によってロックされた状態、すなわち図3(a)、(b)に示した状態に保持される。
また、このように抽斗51が閉じられた状態から、これを引き出した場合には、スライダー5は前記と逆に動作し、図3(a)、(b)に示した状態から図2(a)、(b)に示した状態を経て、図1(a)、(b)に示した状態になる。その際、ダンパー3では、スライダー5の前進に対して抵抗する力が粘性流体36によって発揮されるものの、コイルスプリング35による付勢力はスライダー5を前進させる方向に作用するため、これらの力はほぼ相殺される。したがって、抽斗51を引き出す際には、ダンパー3はその緩衝機能をほとんど発揮しないものとなる。
このようなスライダーユニット1にあっては、スライダー5を有するスライダー本体2と、該スライダー本体2の所定方向への移動に抗してその移動エネルギーを減衰させるダンパー3とを備えているので、抽斗51の閉動作の際の衝撃を、スライダー本体2を介してダンパー3で緩和・吸収することができる。また、ベース4とスライダー5との間に取り付けられた反転バネ(弾性部材)6が、これらベース4とスライダー5との相対移動によって弾性変形するとともに反転することで弾性復帰するので、これらベース4とスライダー5との相対位置に基づき、抽斗51が開いてしまうのを防止するロック機能と、この抽斗51が開いている際にスライダー本体2をその状態に保持するロック機能とを、共に奏するようになる。
よって、このスライドユニット1は、前記の二つのロック機能を反転バネ6が併せ持ち、さらに、前進と後退とを切り替えるためのクラッチの機能も有するので、全体の部品点数が少なくなり、その分、スライドユニット1自体のスペース効率が良好になり、組み立て性も良好な優れたものとなる。
また、このスライドユニット1は、スライダー本体2とダンパー3と反転バネ6とが一体に組み立てられてユニット化されているので、家具の収納部等への取付が極めて容易になり、またメンテナンス性も良好になる。
また、このスライドユニット1は、スライダー本体2とダンパー3と反転バネ6とが一体に組み立てられてユニット化されているので、家具の収納部等への取付が極めて容易になり、またメンテナンス性も良好になる。
また、ダンパー3が、シリンダー30内にコイルスプリング35と粘性流体36とを有し、粘性流体36がヘッド32の開口32cを通って相対的に移動するように構成するとともに、これら開口32cをバルブ34で塞ぐように構成しているので、特にスライダー5(スライダー本体2)がダンパー3側に急激に移動し、リード31がシリンダー30の底部30a側に移動した場合に、バルブ34が弾性変形して前記開口32cの一部を覆うことにより、シリンダー30の底部30a側の粘性流体35が前記開口32cを通ってシリンダー30の蓋部33側に相対的に移動するのが妨げられ、その分、シリンダー30の底部30a側へのヘッド32の移動が抑制され、このヘッド32に連結するリード31の前記底部側への移動も抑制される。したがって、このダンパー3は、抽斗51の閉動作の際の衝撃を、より良好に緩和・吸収することができる。
なお、前記実施形態では、本発明のダンパー付きスライドユニットを、タンス等の家具の、収納部(固定体)51とこれに収納される抽斗(移動体)50との間に取り付けて用いる例について説明したが、本発明のダンパー付きスライドユニットは、このような家具の収納具以外にも、車や各種事務機器の収納部、各種電化製品等における収納部などにおいて、収納部本体(固定部)と引き出しや扉など(移動体)とのうちの一方に設けて用いることもできる。
その際、本発明のダンパー付きスライドユニットは、その反転バネ(弾性部材)を、引き出しや扉の開動作や閉動作に対応した付勢力を有する反転バネに交換することで用に対応可能となり、汎用性に優れたものとなる。
その際、本発明のダンパー付きスライドユニットは、その反転バネ(弾性部材)を、引き出しや扉の開動作や閉動作に対応した付勢力を有する反転バネに交換することで用に対応可能となり、汎用性に優れたものとなる。
また、前記実施形態では、ダンパー3のリード31を、スライダー5(スライダー本体2)の連結部17(後端部)に連結し、リード31をスライダー5と一体に進退するよう構成したが、リード31をスライダー5(スライダー本体2)の後端部に接離可能に配置してもよい。すなわち、スライダー5が一定の距離後退した際にリード31に当接し、さらにそれ以上後退した際に、リード31を押圧してこれを後退させるように構成してもよい。
また、前記実施形態では、本発明のダンパー付きスライドユニットを、固定体であるタンス等の家具の収納部に取り付ける例を示したが、本発明はこれに限定されることなく、抽斗等の移動体に取り付けるようにしてもよい。
また、前記実施形態では、本発明のダンパー付きスライドユニットを、固定体であるタンス等の家具の収納部に取り付ける例を示したが、本発明はこれに限定されることなく、抽斗等の移動体に取り付けるようにしてもよい。
1…スライドユニット、2…スライダー本体、3…ダンパー、4…ベース(固定部)、5…スライダー(可動部)、6…反転バネ(弾性部材)、10a…取付孔、16…挟持片、17…連結部、19…取付孔、30…シリンダー、31…リード、32…ヘッド、32c…開口、33…蓋部、34…バルブ、35…コイルスプリング(付勢部材)、36…粘性流体、50…収納部(固定体)、51…抽斗(可動体)、54…係合ピン、55…係合部材
Claims (4)
- 固定体と該固定体に対して移動する移動体との一方に設けられるダンパー付きスライドユニットであって、
前記固定体と移動体との他方に着脱可能に係合し、該他方の相対移動に伴ってスライド移動するスライダー本体と、該スライダー本体の所定方向への移動に抗してその移動エネルギーを減衰させるダンパーと、を備えてなり、
前記スライダー本体は、固定部と、該固定部に対してスライド可能に取り付けられ、かつ前記他方に着脱可能に係合する可動部と、前記固定部と前記可動部との間に取り付けられたバネ材からなる弾性部材と、を有し、
前記弾性部材は、前記可動部が移動して該弾性部材の前記可動部への取付部が該弾性部材の前記固定部への取付部に対して近づくことで弾性変形するとともに、該弾性部材の前記可動部への取付部が該弾性部材の反転ポイントを通過することで弾性復帰し、可動部をその移動方向に付勢するよう、前記固定部と可動部との間に取り付けられてなることを特徴とするダンパー付きスライドユニット。 - 前記可動部は、その先端側が開閉可能に形成された一対の挟持片からなり、該一対の挟持片が開閉することにより、前記固定体と移動体との他方に着脱可能に係合するよう構成されていることを特徴とする請求項1記載のダンパー付きスライドユニット。
- 前記ダンパーは、有底筒状のシリンダーと、該シリンダー内にその軸方向に沿って移動可能に収容されたヘッドと、前記シリンダーの開口側を閉塞する蓋部と、該蓋部に設けられた貫通孔を通って前記ヘッドに連結するとともに、前記シリンダーの軸方向に沿って前記蓋部に対して液密に摺動するリードと、前記シリンダー内において該シリンダーの底部と前記ヘッドとの間に配設されて該ヘッドを前記底部と反対の側に付勢する付勢部材と、前記シリンダー内に充填された粘性流体と、を有し、
前記ヘッドには、前記シリンダーの底部側と蓋部側との間で前記粘性流体を流動可能にする開口が形成され、
前記ヘッドには、弾性変形することで該ヘッドの前記開口の一部を覆うよう構成されたエラストマー又は軟質ゴムからなるバルブが設けられており、
前記リードが、前記スライダー本体の後端部に当接可能に配置され、あるいは連結していることを特徴とする請求項1又は2に記載のダンパー付きスライドユニット。 - 前記リードが、前記スライダー本体の後端部に連結していることを特徴とする請求項3記載のダンパー付きスライドユニット。
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