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JP2010242811A - 変速装置 - Google Patents

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JP2010242811A
JP2010242811A JP2009090314A JP2009090314A JP2010242811A JP 2010242811 A JP2010242811 A JP 2010242811A JP 2009090314 A JP2009090314 A JP 2009090314A JP 2009090314 A JP2009090314 A JP 2009090314A JP 2010242811 A JP2010242811 A JP 2010242811A
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JP2009090314A
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Koji Kuchida
幸治 口田
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KUCHIDA GEARING KK
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Abstract

【課題】低速域でもトルクを落とすことがなく出力でき、しかも構造が極めて簡単で、部品点数が少なく、製作が容易な変速装置を提供する。
【解決手段】同一軸線L上に入力軸1及び出力軸2を設け、入力軸1と一体に回転する入力軸側歯車3を入力軸1の出力軸側端部に設け、入力軸側歯車3を被包する状態で先端側内周面に偏心内周面6を有し出力軸2と一体に回転する出力軸側回転体5を、出力軸2の入力軸側端部に設け、入力軸1には、一端側外周面を偏心外周面8とした変速用回転筒7を回転自在に外嵌し、変速用回転筒7の一端側偏心外周面8には、入力軸側歯車3に噛合する変速用歯車11の同心内周面12を回転自在に嵌合させると共に、変速用歯車11の他端側同心外周面13を出力軸側回転体5の偏心内周面6に回転自在に嵌合させ、更に変速用回転筒7の回転速度を変化させるインバータモータ15を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、工作機械、建設機械、農業機械、車両機械、風力発電等に用いられる変速装置に関する。
従来、この種の変速装置としては、特許第4183481号公報に開示されたものがある。この変速装置は、低速域でもトルクを落とすことなく出力できる点で、かなり有用なものであった。しかし、変速用回転筒の回転速度を変化させる変速手段の構造が複雑であるため、より構造が簡単で、部品点数が少なく、製作が容易な変速装置の開発が望まれていた。
特許第4183481号公報
本発明は、上記のような観点からなされたもので、低速域でもトルクを落とすことなく出力でき、しかも構造が極めて簡単で、部品点数が少なく、製作が容易な変速装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明の変速装置は、入力軸1と一体に回転する入力軸側歯車3,16を入力軸1の出力軸側端部に設け、入力軸側歯車3,16を被包する状態で先端側内周面に偏心内周面6を有し出力軸2と一体に回転する出力軸側回転体5を、出力軸2の入力軸側端部に設け、入力軸1には、一端側外周面を偏心外周面8とした変速用回転筒7を回転自在に外嵌し、変速用回転筒7の一端側偏心外周面8には、入力軸側歯車3,16に噛合する変速用歯車11,17の同心内周面を回転自在に嵌合させると共に、変速用歯車11,17の他端側同心外周面13を出力軸側回転体5の偏心内周面6に回転自在に嵌合させ、更に変速用回転筒7の回転速度を変化させるインバータモータ15を設けてなることを特徴とする。
請求項2に係る発明の変速装置は、請求項1に記載の変速装置において、出力軸側回転体5を被包するケース20を、出力軸2の入力軸側端部と変速用回転筒7の基端部とに対し回転自在に外嵌してなることを特徴とする。
請求項1に係る発明の変速装置によれば、変速用回転筒7の回転速度を変化させる変速手段としてインバータモータ15を使用しているから、出力軸2を所望回転数に変速することができ、そして、低速域においてもトルクを落とすことなく、効率良く出力することができる。また、この変速装置によれば、その変速手段としてインバータモータ15を用いるため、構造が極めて簡単で構成部品点数が少ないため、装置の小型化及びコンパクト化を図ることができると共に、製作が容易でコストの低廉化が可能となる。
また、この発明の変速装置によれば、入力軸1及び出力軸2の軸線から最も外周側にある出力軸側回転体5及びこの回転体5の内周側にある入力軸側歯車3,16は、夫々上記軸線周りを自転するだけで、公転せず、ただ公転するのは、入力軸側歯車3,16の内周側にあって変速用回転筒7の一端側偏心外周面8に嵌合された変速用歯車11,17だけであるから、出力軸側回転体5、入力軸側歯車3,16、変速用回転筒7及び変速用歯車11,17の回転中に入力軸1及び出力軸2の軸振れ、振動を起こすことがなく、回転が安定する。
請求項2に係る発明の変速装置によれば、出力軸側回転体5を被包するケース20が出力軸2の端部と変速用回転筒7の基端部とに対し回転自在に外嵌されているから、変速装置の最も外周側に出力軸側回転体5がこのケース20により保護されて、作業上の安全性が確保される。また、この最も外周側にある出力軸側回転体5が偏心回転しないことから、これを被包するケース20の内周面を出力軸側回転体5の外周面に出来るだけで接近させることができ、これによってケース20を出来るだけ径小で小型にすることができる。
本発明に係る変速装置の第1実施形態を示す縦断面図である。 図1のX−X線断面図である。 図1のY−Y線断面図である。 本発明に係る変速装置の第2実施形態を示す縦断面図である。 図4のZ−Z線断面図である。
<第1実施形態>
以下に本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明すると、図1は本発明の第1実施形態に係る変速装置の断面図、図2は図1のX−X線断面図、図3は図1のY−Y線断面図である。この変速装置は、回転自在な入力軸1と、この入力軸1と同一軸線L周りに回転自在な出力軸2とを備えている。図1に示すように、入力軸1は、その基端側が原動機等のモータMに接続されて回転駆動され、出力軸2は、その先端側が変速駆動される工作機械等の駆動軸に接続されるようになっている。
入力軸1には出力軸2側の端部に、この入力軸1と一体に回転する入力軸側歯車3が設けられている。この入力軸側歯車3は、入力軸1に同心状に固着された円板部3aと、この円板部3aの外周部から同心状に一体に突出する短円筒部3bとからなり、この短円筒部3bの内周面に内歯歯車4が形成されている。
出力軸2には入力軸1側の端部に、この出力軸2と一体に回転する出力軸側回転体5が設けられている。この出力軸側回転体5は、出力軸2に同心状に一体に設けられていて、入力軸側歯車3の円板部3aよりも径大の円板部5aと、この円板部5aの外周部から同心状に一体に突出して、入力軸側歯車3の短円筒部3bよりも長く延びた短円筒部5bと、この短円筒部5bの先端部から内向きに突出する偏心フランジ5cとからなる。この偏心フランジ5cの内周面6は、入力軸1及び出力軸2の軸線Lに対して偏心した軸線Leを中心として形成された偏心内周面である。
また、入力軸1には入力軸側歯車3の手前側に隣接して、変速用回転筒7が回転自在に外嵌されている。この変速用回転筒7の一端側外周面8は、入力軸1及び出力軸2の軸線Lに対して偏心した軸線Leを中心として形成された偏心外周面であり、その他端側外周面9は、入力軸1及び出力軸2の軸線Lを中心として形成された同心外周面である。
この変速用回転筒7の偏心外周面8には、入力軸側歯車3の内歯歯車4に噛合する外歯10を一端側外周面に形成した変速用歯車11の同心内周面12が回転自在に嵌合されると共に、この変速用歯車11の他端側同心外周面13が、出力軸側回転体5の偏心内周面6に回転自在に嵌合される。この際、出力軸側回転体5は、図1から分かるように、入力軸側歯車3を被包した状態に配置される。
入力軸1の外周面とこれに嵌合される変速用回転筒7の同心内周面14との間、変速用回転筒7の一端側偏心外周面8と変速用歯車11の同心内周面12との間、及び変速用歯車11の他端側同心外周面13と出力軸側回転体5の偏心内周面6との間には、夫々ニードルベアリングnが介装される。また、入力軸1の先端部と出力軸側回転体5との間にはボールベアリングmが介装される。
図1において、符号15は変速用回転筒7の回転速度を変化させるインバータモータであり、変速用回転筒7の基端側にその回転駆動部15aが接続されている。
また、図1〜図3において、符号20は、出力軸側回転体5を被包するケースで、出力軸2の入力軸側端部と変速用回転筒7の中間部側同心外周面9とに対し回転自在に外嵌されている。このケース20は、図1に示すように、出力軸側回転体5の円板部5a側を被う中空円板状の出力軸側端板部aと、出力軸側回転体5の短円筒部5b側を被う短円筒状の筒部bと、出力軸側回転体5の偏心フランジ部5c側を被う変速用回転筒側端板部cとからなる。そして、前記出力軸側端板部aがボールベアリングuを介して出力軸2に挿通支持され、変速用回転筒側端板部cがボールベアリングuを介して変速用回転筒7に挿通支持されている。なお、このケース20は、変速装置の設置にあたり、工作機械等の基台等の固定部に固定させることができる。
次に、上記のように構成される変速装置の動作について説明する。
インバータモータ15を駆動していない状態では、その回転駆動部15aが回転しないため、入力軸1が回転しても変速用回転筒7は回転しない。したがって、この時、入力軸1がモータMによって一定の速度で回転して、これと一体の入力軸側歯車3が軸線L周りを回転すると、変速用歯車11は偏心軸線Le周りを自転するだけで、軸線L周りには公転せず、これによって出力軸側回転体5は回転せず、静止している。
そして、上記の状態から、インバータモータ15を駆動すると、変速用回転筒7が回転を開始し、その回転によって、変速用歯車11が偏心軸線Le周りを自転しながら入力軸1及び出力軸2の軸線周りを公転してゆく。
こうして変速用歯車11が偏心軸線Le周りを自転しつつ軸線L周りを公転すると、出力軸側回転体5が入力軸1及び出力軸2の軸線周りを自転し、それによって出力軸2が変速用回転筒7及び入力軸1と同じ方向に且つ変速用回転筒7と同じ回転数で回転する。
しかして、インバータモータ15により変速用回転筒7の回転速度を変化させることによって、出力軸2を無段階で所望回転数に変速することができる。また、変速用回転筒7の回転速度を変化させる手段として、インバータモータ15を使用しているから、低速域であってもトルクの落ち込みがない。さらには、変速用回転筒7の回転速度を変化させる手段として、インバータモータ15を接続するだけでよいから、構成が極めて簡単である。
また、この変速装置によれば、その変速手段としてインバータモータ15を用いるため、装置の小型化及びコンパクト化を図ることができると共に、製作が容易でコストの低廉化が可能となる。また、軸線Lから最も外周側にある出力軸側回転体5及びこの回転体5の内周側にある入力軸側歯車3は、夫々軸線L周りを自転するだけで、公転、すなわち、偏心回転せず、ただ偏心回転するのは、入力軸側歯車3の内周側にあって変速用回転筒7の一端側偏心外周面8に嵌合された変速用歯車11だけであるから、出力軸側回転体5、入力軸側歯車3、変速用回転筒7及び変速用歯車11の回転中に入力軸1及び出力軸2の軸振れ、振動を起こすことがない。
また、出力軸側回転体5を被包するケース20が、出力軸2の入力軸1側端部と変速用回転筒7の基端部外周面19とに対し回転自在に外嵌されているから、変速装置の最も外周側にある出力軸側回転体5がこのケース20により保護されて、作業上の安全性が確保される。また、この変速装置の最も外周側にある出力軸側回転体5が偏心回転しないことから、これを被包するケース20の内周面を出力軸側回転体5の外周面に出来るだけ接近させることができ、これによってケース20を出来るだけ径小で小型にすることができる。
<第2実施形態>
図4及び図5は、本発明の第2実施形態に係る変速装置を示したもので、図4は、本発明の第2実施形態に係る変速装置の断面図、図5は図4のZ−Z線断面図である。この第2実施形態に係る変速装置は、第1実施形態に係る変速装置の入力軸側歯車3及び変速用歯車11の形状を冠歯車型としたものである。それ以外の構成については、第2実施形態に係る変速装置と第1実施形態に係る変速装置は、同じである。そのため、同一構成についての説明は省略する。
入力軸側歯車16は、入力軸1に同心状に固着され、一側面の外周部に歯16aが形成されている。そして、この歯16aと噛合する歯17aを、変速用歯車17は、前記入力軸側歯車16と対向する側面の外周部に形成してなる。
また、変速用歯車17は、変速用歯車17の同心内周面12が、変速用回転筒7の偏心外周面8に回転自在に嵌合されると共に、変速用歯車17の他端側同心外周面13が、出力軸側回転体5の偏心内周面6に回転自在に嵌合される。
このように構成された第2実施形態に係る変速装置の動作は、入力軸1がモータMによって一定の速度で回転して、これと一体の入力軸側歯車16が軸線L周りを回転すると、変速用歯車17は偏心軸線Le周りを自転するだけで、軸線L周りには公転せず、これによって出力軸側回転体5は回転せず、静止している。
そして、上記の状態から、インバータモータ15を駆動すると、変速用回転筒7が回転を開始し、その回転によって、変速用歯車17が偏心軸線Le周りを自転しながら入力軸1及び出力軸2の軸線周りを公転してゆく。
こうして変速用歯車17が偏心軸線Le周りを自転しつつ軸線L周りを公転すると、出力軸側回転体5が入力軸1及び出力軸2の軸線周りを自転し、それによって出力軸2が変速用回転筒7及び入力軸1と同じ方向に且つ変速用回転筒7と同じ回転数で回転する。
しかして、インバータモータ15により変速用回転筒7の回転速度を変化させることによって、出力軸2を無段階で所望回転数に変速することができる。
以上説明した本発明の第2実施形態は、本発明の第1実施形態に係る変速装置の入力軸側歯車3及び変速用歯車11の形状を冠歯車型としているため、歯車の噛み合いがよくなり、出力軸2の回転をよりスムーズにすることができる。さらに、冠歯車型とすることによって、変速装置の幅方向をより狭くすることができるため、第1実施形態に係る変速装置よりも、装置の小型化及びコンパクト化を図ることができる。
また、本発明の第2実施形態は、上記説明から明らかなように、入力軸側歯車3及び変速用歯車11の形状を冠歯車型にしただけで、動作は本発明の第1実施形態と同じであるから、本発明の第1実施形態の効果と同様の効果を奏する。
なお、図1〜図5によって説明した変速装置において、軸線Lに対する偏心軸線Leの偏心量は任意に設定することができるものである。
1 入力軸
2 出力軸
3,16 入力軸側歯車
5 出力軸側回転体
6 出力軸側回転体の偏心内周面
7 変速用回転筒
8 変速用回転筒の一端側偏心外周面
11,17 変速用歯車
15 インバータモータ
20 ケース

Claims (2)

  1. 同一軸線上に回転自在に支持される入力軸及び出力軸を有する変速装置において、入力軸と一体に回転する入力軸側歯車を入力軸の出力軸側端部に設け、入力軸側歯車を被包する状態で先端側内周面に偏心内周面を有し出力軸と一体に回転する出力軸側回転体を、出力軸の入力軸側端部に設け、入力軸には、一端側外周面を偏心外周面とした変速用回転筒を回転自在に外嵌し、変速用回転筒の一端側偏心外周面には、入力軸側歯車に噛合する変速用歯車の同心内周面を回転自在に嵌合させると共に、変速用歯車の他端側同心外周面を出力軸側回転体の偏心内周面に回転自在に嵌合させ、更に変速用回転筒の回転速度を変化させるインバータモータを設けてなる変速装置。
  2. 出力軸側回転体を被包するケースを、出力軸の入力軸側端部と変速用回転筒の基端部とに対し回転自在に外嵌してなる請求項1又は2に記載の変速装置。
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