JP2010242841A - ブレーキ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】非制動時における摩耗や異音を防止することができるブレーキ装置を提供すること。
【解決手段】本発明によるブレーキ装置1は、内周側に外周側被摺動部2Oを有する円環部2aと、外周面に内周側被摺動部2Iを有する円環部2bと、外周側被摺動部2Oに外周側摺動部3を外周側に押圧する外周側押圧手段5と、内周側被摺動部2Iに内周側摺動部4を内周側に押圧する内周側押圧手段6と、外周側摺動部3を内周側に付勢して内周側摺動部4を外周側に付勢する付勢手段10、11と、外周側押圧手段5及び内周側押圧手段6を初期位置に復帰させる復帰手段12、13と、を含むことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】本発明によるブレーキ装置1は、内周側に外周側被摺動部2Oを有する円環部2aと、外周面に内周側被摺動部2Iを有する円環部2bと、外周側被摺動部2Oに外周側摺動部3を外周側に押圧する外周側押圧手段5と、内周側被摺動部2Iに内周側摺動部4を内周側に押圧する内周側押圧手段6と、外周側摺動部3を内周側に付勢して内周側摺動部4を外周側に付勢する付勢手段10、11と、外周側押圧手段5及び内周側押圧手段6を初期位置に復帰させる復帰手段12、13と、を含むことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば乗用車、トラック、バス等の車両に制動力を付与するためのブレーキ装置に関するものである。
従来、シリーズ式、パラレル式、簡易式つまりマイルド式を含むハイブリッド車両におけるブレーキ装置としては、ペダルの操作に基づいてマスターシリンダで基礎油圧から操作油圧を発生して、操作油圧を増圧しないでそのまま供給油圧としてホイールシリンダに供給する踏力ブレーキと、MGとバッテリによる回生ブレーキを適宜組み合わせて、車両の制動が行われている。
このような、ブレーキ装置としては回生ブレーキによる制動力が確保できない状況においてもある程度強い制動力を確保するため、ディスクブレーキ装置がよく用いられており、現在では特には車両のフロントのブレーキ装置としては、ドラム式のブレーキ装置を利用することが少なくなってきている。ところが、ドラム式のブレーキ装置においては、ディスクブレーキ装置においては得られない利点である自己倍力作用つまりブレーキの効きのサーボ効果を利用することができ、かつ安価であるため、ブレーキ装置として利用する価値は依然としてあるが、従来のドラムブレーキ装置においては、十分な制動力が得られ
ているとは言えなかった。
ているとは言えなかった。
ドラムブレーキ装置の制動力つまりブレーキの効きをより良好なものとする手法としては、例えば、特許文献1に記載されているように、パッドを外周側と内周側に備えて、パッドを押し付ける摺動面を、ドラムの外周側と内周側の双方に設けることが提案されている。
ところが、特許文献1に記載されているような外周側及び内周側の双方にパッドを備えるドラム式のブレーキ装置においては、非制動時において双方のパッドをスプリングにより押圧方向と逆方向に戻しても、双方のパッドの相対位置が接近することは確保できても、双方のパッドを摺動面に押圧する一対のピストンが対応するシリンダに対して初期位置に復帰することは確保できないため、非制動時においてパッドが摺動面に接触する所謂引き摺りが発生して、摩耗や異音が増大するという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑み、非制動時における摩耗や異音を防止することができるブレーキ装置を提供することを目的とする。
上記の問題を解決するため、本発明に係るブレーキ装置は、
内周側に外周側被摺動部を有する外周側円環部と、
外周面に内周側被摺動部を有する内周側円環部と、
前記外周側被摺動部に外周側摺動部を外周側に押圧する外周側押圧手段と、
前記内周側被摺動部に内周側摺動部を内周側に押圧する内周側押圧手段と、
前記外周側摺動部を内周側に付勢して前記内周側摺動部を外周側に付勢する付勢手段と、
前記外周側押圧手段及び前記内周側押圧手段を初期位置に復帰させる復帰手段と、を含むことを特徴とする。
内周側に外周側被摺動部を有する外周側円環部と、
外周面に内周側被摺動部を有する内周側円環部と、
前記外周側被摺動部に外周側摺動部を外周側に押圧する外周側押圧手段と、
前記内周側被摺動部に内周側摺動部を内周側に押圧する内周側押圧手段と、
前記外周側摺動部を内周側に付勢して前記内周側摺動部を外周側に付勢する付勢手段と、
前記外周側押圧手段及び前記内周側押圧手段を初期位置に復帰させる復帰手段と、を含むことを特徴とする。
ここで、前記外周側円環部及び前記内周側円環部はドラムを指し、前記外周側摺動部とは外周側のパッドを、前記内周側摺動部とは内周側のパッドを指し、前記外周側押圧手段及び内周側押圧手段とは油圧アクチュエータを構成するシリンダとピストンの内ピストンを指し、前記付勢手段とはスプリングを指す。また、前記復帰手段は、例えば摺動抵抗の高いシールにより構成して弾性エネルギーを利用するものとすることができ、あるいは、摺動抵抗の低いシールにより構成して、摺動抵抗を利用するものとすることができる。
前記ブレーキ装置によれば、前記外周側押圧手段により前記外周側摺動部を、前記外周側被摺動部に押圧して、前記内周側押圧手段により前記内周側摺動部を、前記内周側被摺動部に押圧して制動を行った後、油圧を減圧して非制動状態に移行した場合に、前記付勢手段により前記外周側摺動部が内周側に移動され、前記内周側摺動部が外周側に移動されて、前記外周側摺動部と前記内周側摺動部が径方向に相互に接近するように変位して、前記外周側押圧手段と前記内周側押圧手段も相互に接近するように変位した後に、前記外周側押圧手段と前記内周側押圧手段をともに初期位置に対して前記復帰手段により確実に復帰させることができる。
前記復帰を確実に実行することにより、前記非制動時において前記外周側摺動部が前記外周側被摺動部に接触し、前記内周側摺動部が前記内周側被摺動部に接触することを確実に防止することができ、非制動時における所謂引き摺りを防止して摩耗や異音の発生を防止することができる。
さらに、前記ブレーキ装置は、前記外周側において前記外周側摺動部を前記外周側被摺動部に押圧し、前記内周側において前記内周側摺動部を前記内周側被摺動部に押圧して、外内周両側にて制動力を得ることができるので、ドラム式の前記ブレーキ装置においても、十分な制動力を確保して、特には車両のフロント側への適用を可能とすることができる。
すなわち、ドラム式の前記ブレーキ装置特有の自己倍力効果を得ることができるとともに、ディスクブレーキ装置に較べて前記ブレーキ装置を安価に構成することができ、さらに、ディスクブレーキ装置に較べて、前記外周側摺動部及び前記外周側被摺動部、前記内周側摺動部及び前記内周側被摺動部を雨水の侵入しにくい車幅方向内側に設置することができるため、防錆効果を高めることができる。
ここで、前記ブレーキ装置において、
前記外周側押圧手段及び前記内周側押圧手段を独立に制御する制御手段を含むことが好ましい。
前記外周側押圧手段及び前記内周側押圧手段を独立に制御する制御手段を含むことが好ましい。
なお、前記制御手段は例えば二系統の油圧配管と対応する電磁弁により構成することができる。
これによれば、前記ブレーキ装置において、例えば、車両において踏力ブレーキと回生ブレーキを併用する場合において、前記回生ブレーキによる制動力が十分得られる場合においては、前記内周側押圧手段により前記内周側摺動部を前記内周側被摺動部に押圧するように前記制御手段が前記内周側押圧手段を制御して弱めの制動力を発生させ、前記回生ブレーキによる制動力が十分に得られない場合には、前記外周側押圧手段により前記外周側摺動部を前記外周側被摺動部に押圧するように前記制御手段が前記外周側押圧手段を制御して強めの制動力を発生させることとして制御上の自由度を高めることができる。
さらに、前記ブレーキ装置において、
前記外周側摺動部を構成する部材と、前記内周側摺動部を構成する部材とを異ならせることが好ましい。
前記外周側摺動部を構成する部材と、前記内周側摺動部を構成する部材とを異ならせることが好ましい。
これによれば、より強い制動力を発生する前記外周側摺動部と前記外周側被摺動部との間の摩擦力を、前記外周側摺動部を構成する部材の摩擦係数を高くすることにより大きくし、やや弱い制動力を発生する前記内周側摺動部と前記内周側被摺動部との間の摩擦力を、前記内周側摺動部を構成する部材の摩擦係数を低くすることにより小さくすることができる。
加えて、前記ブレーキ装置において、
前記外周側押圧手段の外径と、前記内周側押圧手段の外径とを異ならせることが好ましい。
前記外周側押圧手段の外径と、前記内周側押圧手段の外径とを異ならせることが好ましい。
これによれば、より強い制動力を発生する前記外周側摺動部と前記外周側被摺動部との間の摩擦力を、前記外周側押圧手段の外径を大きくして押圧力を高めることにより大きくし、やや弱い制動力を発生する前記内周側摺動部と前記内周側被摺動部との間の摩擦力を、前記内周側押圧手段の外径を小さくして負う圧力を低めることにより小さくすることができる。
本発明によれば、非制動時における摩耗や異音を防止することができるブレーキ装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための形態について、添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係るブレーキ装置の一実施形態を図示しない車輪の中心軸線を含む断面において示す模式図であり、図2は、本発明に係るブレーキ装置の一実施形態の一部を図1に示すA方向から視て示す模式図である。図3は、本発明に係るブレーキ装置の一実施形態の一部を図2に示すBB断面において示す模式図である。
図1及び図2に示すように、本実施例1のドラム式のブレーキ装置1は、ドラム2と、パッド3と、パッド4と、ピストン5と、ピストン6と、シリンダ7と、シリンダボディ8と、シリンダボディ9と、スプリング10と、スプリング11と、シール12と、シール13と、マウンティング14と、サポートブラケット15とを備えて構成される。
ドラム2は図1に示すように、外周側円環部2aと、内周側円環部2bと、外周側円環部2a及び内周側円環部2bを車幅方向外側WOにおいて連結する円板部2cを含んで例えば鋳鉄により形成されており、円板部2cは、図示しない車輪に駆動結合され、車輪の回転に伴い回転するものである。外周側円環部2aの内周面は図2の一点鎖線に示すように外周側被摺動部2Oを構成し、内周側円環部2bの外周面は図2の一点鎖線に示すように内周側被摺動部2Iを構成する。
パッド3は図2に示すように、ドラム2の外周側被摺動部2Oに対応させた円弧を車輪の中心軸線方向に延在させた外周面形状を有する耐摩耗性の高い材質により形成されて、外周側摺動部を構成するものである。なお、自己倍力効果を得るためには、パッド3の外周面の半径は、外周側被摺動部2Oの半径よりもわずかに大きくする。図2に示すように、ドラム2の内周側被摺動部2Iに対応させた円弧を車輪の中心軸線方向に延在させた内周面形状を有する耐摩耗性の高い材質により形成されて、内周側摺動部を構成するものである。ここでも自己倍力効果を得るためには、パッド4の内周面の半径は、内周側被摺動部2Iの半径よりもわずかに大きくすることが好ましい。
ピストン5の外周側はパッド3に連結されて、ピストン5の内周側はシリンダ7に設けられた外周側から内周側に向けて穿設された穴に径方向Rに摺動自在に嵌合されて、ピストン5のコップ状の背面側とシリンダ7とにより画成された油圧室に、車両の制動時において図3に示す供給路INから油圧が供給された場合にパッド3を外周側に押し出して、ドラム2の外周側円環部2aの外周側被摺動部2Oに押圧する。すなわち、ピストン5は、外周側押圧手段を構成する。
ピストン6の内周側はパッド4に連結されて、ピストン6の外周側はシリンダ7に設けられた内周側から外周側に向けて穿設された穴に径方向Rに摺動自在に嵌合されて、ピストン6のコップ状の背面側とシリンダ7とにより画成された油圧室に、車両の制動時において図3に示す供給路INから油圧が供給された場合にパッド4を内周側に押し出して、ドラム2の内周側円環部2bの内周側被摺動部2Iに押圧する。すなわち、ピストン6は、内周側押圧手段を構成する。
シリンダ7は、上述したようにピストン5に対応する穴を外周側に備え、ピストン6に対応する穴を内周側に備えており、ピストン5が貫通する穴部を有する外周側のシリンダボディ8と、ピストン6が貫通する穴部を有する内周側のシリンダボディ9とにより、図示しない車輪の中心軸線方向及び径方向Rの移動が拘束されて保持されており、シリンダボディ8及びシリンダボディ9はそれぞれ図2に示すような円弧状に形成されており、シリンダボディ8及びシリンダボディ9の周方向両端面は、図3に示すようにコの字形状を有するマウンティング14の周方向左右端部において車幅方向外側に突出する突出部14a及び14bにより挟持されて径方向Rにのみ摺動自在に保持される。
シリンダボディ8及びシリンダボディ9の周方向左端部には、図2に示すようにスプリング10の長さ方向両端部の係合部を係合する係合穴が穿設されており、双方の係合穴にスプリング10の係合部が係合され、シリンダボディ8及びシリンダボディ9の周方向右端部には、これも図2に示すようにスプリング11の長さ方向両端部の係合部を係合する係合穴が穿設されており、双方の係合穴にスプリング11の係合部が係合されて、シリンダボディ8及びシリンダボディ9はスプリング10及びスプリング11を介して連結される。
スプリング10及びスプリング11は、シリンダボディ8を内周側に付勢して、シリンダボディ8は穴部とピストン5との摩擦に基づいてピストン5及びパッド3を内周側に付勢する。同様に、スプリング10及びスプリング11は、シリンダボディ9を外周側に付勢して、シリンダボディ9は穴部とピストン6との摩擦に基づいてピストン6及びパッド4を外周側に付勢する。すなわち、スプリング10及びスプリング11は付勢手段を構成する。
シール12はゴム等の中実形状の弾性部材により摩擦係数が高くなるように構成されて、ピストン5の外周面とシリンダ7の穴の内周面との間に設けられ、かつ、シリンダ7の穴の内周面の切り欠きに固定されて、油圧室内の油圧が漏洩することを防止するとともに、制動時において油圧室内に供給路INから油圧が供給されてピストン5のシリンダ7に対する図2中の径方向Rかつ外周側への相対変位に基づいて剪断変形されて弾性エネルギーを蓄積して、非制動時に油圧室内の油圧が排出路OUTから排出されると、弾性エネルギーを解放して、ピストン5を内周側に移動させてピストン5をシリンダ7に対する初期位置に復帰させる。
シール13はゴム等の中実形状の弾性部材により構成されて摩擦係数が高くなるように構成されて、ピストン6の外周面とシリンダ7の穴の内周面との間に設けられ、かつ、シリンダ7の穴の内周面の切り欠きに固定されて、油圧室内の油圧が漏洩することを防止するとともに、制動時において油圧室内に供給路INから油圧が供給されてピストン6のシリンダ7に対する図2中の径方向Rかつ内周側への相対変位に基づいて剪断変形されて弾性エネルギーを蓄積して、非制動時に油圧室内の油圧が排出路OUTから排出されると、弾性エネルギーを解放して、ピストン6を外周側に移動させてピストン6をシリンダ7に対する初期位置に復帰させる。すなわち、シール12及びシール13はともに復帰手段を構成する。
なお、シール12、13をシリンダ7側に設ける場合には、ピストン5及びピストン6のストロークが長くなった場合においてもピストン5及びピストン6のシリンダ7からの脱落を防止し、油圧の漏洩を防止するために、シール12、シール13はシリンダ7の入口側に設ける。
マウンティング14は図2に示すように、四箇所においてボルト穴が穿設されており、図示しないボルトを車体側のサポートブラケット15に形成された穴から挿入して、ボルト穴の雌ねじにボルトの雄ネジを螺合することにより、車体側に固定されて、シリンダボディ8及びシリンダボディ9を図2に示す径方向Rに摺動自在に保持する。
マウンティング14の周方向中央には、シリンダ7の供給路IN及び排出路OUTが形成される基部14cが構成されており、基部14cの車幅方向内側はサポートブラケット15を貫通して車体側の油圧系統に接続され、基部14cの車幅方向外側はシリンダ7に液密に接続される。図1に示すように、サポートブラケット15の外周縁は車幅方向外側COに突出する円環形状をなし、ドラム2の外周側の外周側円環部2aの車体側端部を外周側から覆うオーバーラップ形状15aを構成している。さらにオーバーラップ形状15aの車幅方向外側に位置する外周側円環部2aには、外周側に突出する突状部2dが設けられて、オーバーラップ形状15aと外周側円環部2aとの径方向Rの隙間を、車幅方向外側から突状部2dが覆うこととしている。
以上述べた本実施例1のドラム式のブレーキ装置1によれば以下のような作用効果を得ることができる。すなわち、本実施例1のブレーキ装置1によれば、制動時において、シリンダ7とピストン5により画成される油圧室に油圧を供給してピストン5によりパッド3をドラム2の外周側の外周側円環部2aの外周側被摺動部2Oに押圧し、シリンダ7とピストン6により画成される油圧室に油圧を供給してピストン6によりパッド4をドラム2の内周側の内周側円環部2bの内周側被摺動部2Iに押圧することにより、外周側及び内周側の双方において制動力を発生させることができる。
この制動力に基づく制動を行った後、シリンダ7内の油圧を排出路OUTにより排出して減圧して非制動状態に移行した場合に、スプリング10及びスプリング11の付勢力に基づいて、シリンダボディ8が内周側に移動されて、ピストン5がシリンダボディ8の穴部との摩擦に基づいて同じく内周側に移動されて、パッド3が内周側に移動される。同時に、スプリング10及びスプリング11の付勢力に基づいて、シリンダボディ9が外周側に移動されて、ピストン6がシリンダボディ9の穴部との摩擦に基づいて同じく外周側に移動されて、パッド4が外周側に移動される。
つまり、パッド3とパッド4は図2に示す径方向Rにおいて相互に接近するように変位されて、ピストン5をシール12の弾性エネルギーに基づいてシリンダ7に対する初期位置に確実に復帰させ、ピストン6をシール13の弾性エネルギーに基づいてシリンダ7に対する初期位置に確実に復帰させる。
上述したようにピストン5及びピストン6がシリンダ7に対する初期位置に確実に復帰されることにより、パッド3及びパッド4もピストン5及びピストン6の初期位置への復帰に伴う移動により移動されて、非制動時における初期位置に確実に復帰されることとなる。
このように、ピストン5及びピストン6の制動時から非制動時に移行する段階における初期位置への復帰動作と、パッド3及びパッド4の制動時から非制動時に移行する段階における初期位置への復帰動作を確実に実行することにより、非制動時においてパッド3が外周側の外周側円環部2aの外周側被摺動部2Oに接触することと、パッド4が内周側の内周側円環部2bの内周側被摺動部2Iに接触することをより確実に防止することができる。これらの接触の防止により、非制動時におけるパッド3と外周側被摺動部2Oとの引き摺りと、パッド4と内周側被摺動部2Iとの引き摺りを防止して摩耗や異音の発生を防止することができる。
加えて、本実施例1のブレーキ装置1においては、外周側においてパッド3を外周側被摺動部2Oに押圧し、内周側においてパッド4を内周側被摺動部2Iに押圧して、外内周両側にて制動力を得ることができるので、ドラム式を採用した場合においても十分な制動力を確保することができ、ドラム式のブレーキ装置1の車両への適用範囲を拡大することができ、特には車両のフロント側への適用を可能とすることができる。
さらに、ドラム式のブレーキ装置1特有の作用効果である、自己倍力効果を得ることができるとともに、現在では一般的なディスクブレーキ装置に較べてブレーキ装置1を安価に構成することができ、ディスクブレーキ装置に較べて、パッド3及び外周側被摺動部2O、パッド4及び内周側被摺動部2Iを雨水の侵入しにくい車両の車幅方向内側に配置した上で、サポートブラケット15のオーバーラップ形状15aにより外周側から覆い、さらに、オーバーラップ形状15aと外周側円環部2aとの径方向Rの隙間を突状部2dが車幅方向外側から覆うこととすることができるため、パッド3と外周側被摺動部2O及びパッド4と内周側被摺動部2Iにより構成される摺動部分への雨水の侵入を極力防止して、錆が発生することを回避して、防錆効果を高めることができる。
上述した実施例1においては、復帰手段を中実形状で摩擦係数の高いシール12、シール13により構成したが、逆に断面コの字形状の摩擦係数の低いシールにより構成することもできる。以下それについての実施例2について述べる。
図4は、本発明に係るブレーキ装置の一実施形態の一部を示す模式図である。なお、実施例1と共通する構成要素については同一の符号を付し、重複する説明は割愛する。
本実施例2のブレーキ装置1においては、シリンダ7のピストン5及びピストン6の双方の背面側に位置する、図4中上下方向中点付近において、シリンダ7の穴の外径側から内径側に突出するピストンストッパ部16が形成され、復帰手段として断面コの字形状の摩擦係数の低いシール17及びシール18により構成している。
シール17は、ピストン5の背面側の外周面に設けられた円環状の切り欠き部分に設けられる。なお、シール17をピストン5側に設ける場合には、ストロークが長くなった場合のピストン5のシリンダ7からの脱落を防止して油圧の漏洩を防止するために、シール17をピストン5の背面側に設ける。
ピストン5に設けられたシール17は、図4に示すようにゴム等の断面が背面側に開口するコの字形状の弾性部材により摩擦係数が低くなるように構成されて、ピストン5の外周面とシリンダ7の穴の内周面との間に設けられ、油圧室内の油圧が漏洩することを防止するとともに、制動時において油圧室内に供給路INから油圧が供給されてピストン5がシリンダ7に対して図2中の径方向Rかつ外周側へ相対変位した後、非制動時において、スプリング10及びスプリング11の付勢力によりピストン5がシリンダ7の背面側に戻ることを摩擦係数が低いことに基づいて円滑なものとし、ピストン5を内周側に移動させてピストン5をシリンダ7に対する初期位置に復帰させる。なお、初期位置とはピストン5の背面側がピストンストッパ部16に当接する位置を示す。
シール18も、ピストン6の背面側の外周面に設けられた円環状の切り欠き部分に設けられる。なお、シール18をピストン6側に設ける場合においても、ストロークが長くなった場合のピストン6のシリンダ7からの脱落を防止して油圧の漏洩を防止するために、シール18をピストン6の背面側に設ける。
ピストン6に設けられたシール18も、ゴム等の断面が背面側に開口するコの字形状の弾性部材により摩擦係数が低くなるように構成されて、ピストン6の外周面とシリンダ7の穴の内周面との間に設けられ、油圧室内の油圧が漏洩することを防止するとともに、制動時において油圧室内に供給路INから油圧が供給されてピストン6がシリンダ7に対して図2中の径方向Rかつ外周側へ相対変位した後、非制動時において、スプリング10及びスプリング11の付勢力によりピストン6がシリンダ7の背面側に戻ることを摩擦係数が低いことに基づいて円滑なものとし、ピストン6を内周側に移動させてピストン6をシリンダ7に対する初期位置に復帰させる。なお、ここでも初期位置とはピストン6の背面側がピストンストッパ部16に当接する位置を示す。すなわち、シール17及びシール18はともに復帰手段を構成する。
つまり、パッド3とパッド4は図2に示す径方向Rにおいて相互に接近するように変位させて、ピストン5及びピストン6をスプリング10及びスプリング11の付勢力に基づいて、かつ、シール17及びシール18の摩擦係数が低いことに起因して、ピストン5及びピストン6のシリンダ7に対する初期位置に復帰させる。
ピストン5及びピストン6がシリンダ7に対する初期位置に確実に復帰されることにより、パッド3及びパッド4もピストン5及びピストン6の初期位置への復帰に伴う移動により移動されて、非制動時における初期位置に確実に復帰されることとなる。
このように、ピストン5及びピストン6の制動時から非制動時に移行する段階における初期位置への復帰動作と、パッド3及びパッド4の制動時から非制動時に移行する段階における初期位置への復帰動作を確実に実行することにより、非制動時においてパッド3が外周側の外周側円環部2aの外周側被摺動部2Oに接触することと、パッド4が内周側の内周側円環部2bの内周側被摺動部2Iに接触することをより確実に防止することができ、非制動時におけるパッド3と外周側被摺動部2Oとの引き摺りと、パッド4と内周側被摺動部2Iとの引き摺りを防止して摩耗や異音の発生を防止することができる。
上述した実施例1及び実施例2においては、シリンダ7とピストン5及びピストン6との間に画成される油圧室をピストン5とピストン6との間で共通のものとしたが、独立なものとすることができる。
図5は、本発明に係るブレーキ装置の一実施形態の一部を示す模式図である。なお、実施例2と共通する構成要素については同一の符号を付し、重複する説明は割愛する。
本実施例3のブレーキ装置1においては、シリンダ7のピストン5及びピストン6の双方の背面側に位置する、図4中上下方向中点付近において、シリンダ7の穴の外径側から穴の中心まで突出してピストン5の背面側とピストン6の背面側を隔離する仕切り壁19が形成され、復帰手段として断面コの字形状の摩擦係数の低いシール17及びシール18により構成している。
なお、本実施例3のブレーキ装置1において、ピストン5及びピストン6を独立に制御する制御手段として、図5に示した供給路INと排出路OUTは、予め二つの油圧系統#1と#2を含み、油圧系統#1はピストン5とシリンダ7との間に画成される油圧室に連通され、油圧系統#2はピストン6とシリンダ7との間に画成される油圧室に連通される。二系統の油圧系統#1、#2の含む供給路INと排出路OUTの車両側の上流側にはそれぞれ電磁弁が設けられて、例えば、図示しないブレーキECU(Electronic Control Unit)により、二系統の油圧系統#1、#2が含む電磁弁を開閉制御することとすることができる。
本実施例3のブレーキ装置1において、例えば、車両がハイブリッド車であって踏力ブレーキと回生ブレーキを併用する場合において、回生ブレーキによる制動力が十分得られる場合においては、ブレーキECUがピストン5に対応する油圧系統#1の供給路INの電磁弁を閉とし、ピストン6に対応する油圧系統#2の供給路INの電磁弁を開として、パッド4を内周側被摺動部2Iに押圧させることのみで制動力を発生させて、弱めの制動力を発生させることができる。
これとは逆に、ハイブリッド車のインバータや発電機、バッテリ等の制御不良等により、回生ブレーキによる制動力が十分に得られない場合には、ブレーキECUがピストン5に対応する油圧系統#1の供給路INの電磁弁を開とし、ピストン6に対応する油圧系統#2の供給路INの電磁弁を閉として、パッド3を外周側被摺動部2Oに押圧させることのみで制動力を発生させて、強めの制動力を発生させることができる。
もちろん、後者の回生ブレーキによる制動力が十分に得られない場合には、ブレーキECUの制御に基づいて、油圧系統#1、#2双方の供給路INの電磁弁を開として、外周側のパッド3を外周側被摺動部2Oに押圧し、内周側のパッド4を内周側被摺動部2Iに押圧して、より強い制動力を得ることとしてもよい。
さらに、ピストン5の径D1と、ピストン6の径D2を適宜異径として、パッド3を外周側被摺動部2Oに押圧する力と、パッド4を内周側被摺動部2Iに押圧する力を異ならせて、回生ブレーキによる制動力が十分に得られる場合と得られない場合における制動力のバリエーションを増加することができる。
加えて、本実施例3のブレーキ装置1において、図6に示すように、パッド3を構成する部材と、パッド4を構成する部材とを異ならせてもよい。これによっても、より強い制動力を発生するパッド3と外周側被摺動部2Oとの間の摩擦力を、パッド3を構成する部材の摩擦係数を高くすることにより大きくし、やや弱い制動力を発生するパッド4と内周側被摺動部2Iに押圧との間の摩擦力を、パッド4を構成する部材の摩擦係数を低くすることにより小さくすることができる。
以上本発明の好ましい実施例について詳細に説明したが、本発明は上述した実施例に制限されることなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形および置換を加えることができる。
本発明は、非制動時の引き摺りを防止して摩耗や異音を防止することができるドラム式のブレーキ装置に関するものであり、ドラム式固有の自己倍力効果を得て制動力を高めて防錆効果をも高め、車両のフロント側への適用を可能とするとともに、要求される制動力の大小により、外周側と内周側のパッドを選択的に利用して制御上の自由度を高め、さらにパッドを構成する材質を内外周側で異なるものとして、内外周側における制動力配分の自由度を高めることができるので、乗用車、トラック、バス等の様々な車両に適用して有益なものである。
1 ブレーキ装置
2 ドラム
2a 外周側円環部
2O 外周側被摺動部
2b 内周側円環部
2I 内周側被摺動部
2c 円板部
2d 突状部
3 パッド(外周側摺動部)
4 パッド(内周側摺動部)
5 ピストン(外周側押圧手段)
6 ピストン(内周側押圧手段)
7 シリンダ
8 シリンダボディ
9 シリンダボディ
10 スプリング(付勢手段)
11 スプリング(付勢手段)
12 シール(復帰手段)
13 シール(復帰手段)
14 マウンティング
14a 突出部
14b 突出部
14c 基部
15 サポートブラケット
15a オーバーラップ形状
16 ピストンストッパ部
17 シール(復帰手段)
18 シール(復帰手段)
19 仕切り壁
2 ドラム
2a 外周側円環部
2O 外周側被摺動部
2b 内周側円環部
2I 内周側被摺動部
2c 円板部
2d 突状部
3 パッド(外周側摺動部)
4 パッド(内周側摺動部)
5 ピストン(外周側押圧手段)
6 ピストン(内周側押圧手段)
7 シリンダ
8 シリンダボディ
9 シリンダボディ
10 スプリング(付勢手段)
11 スプリング(付勢手段)
12 シール(復帰手段)
13 シール(復帰手段)
14 マウンティング
14a 突出部
14b 突出部
14c 基部
15 サポートブラケット
15a オーバーラップ形状
16 ピストンストッパ部
17 シール(復帰手段)
18 シール(復帰手段)
19 仕切り壁
Claims (4)
- 内周側に外周側被摺動部を有する円環部と、外周面に内周側被摺動部を有する円環部と、前記外周側被摺動部に外周側摺動部を外周側に押圧する外周側押圧手段と、前記内周側被摺動部に内周側摺動部を内周側に押圧する内周側押圧手段と、前記外周側摺動部を内周側に付勢して前記内周側摺動部を外周側に付勢する付勢手段と、前記外周側押圧手段及び前記内周側押圧手段を初期位置に復帰させる復帰手段と、を含むことを特徴とするブレーキ装置。
- 前記外周側押圧手段及び前記内周側押圧手段を独立に制御する制御手段を含むことを特徴とする請求項1に記載のブレーキ装置。
- 前記外周側摺動部を構成する部材と、前記内周側摺動部を構成する部材とを異ならせることを特徴とする請求項1又は2に記載のブレーキ装置。
- 前記外周側押圧手段の外径と、前記内周側押圧手段の外径とを異ならせることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のブレーキ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009091407A JP2010242841A (ja) | 2009-04-03 | 2009-04-03 | ブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009091407A JP2010242841A (ja) | 2009-04-03 | 2009-04-03 | ブレーキ装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2010242841A true JP2010242841A (ja) | 2010-10-28 |
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ID=43096052
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2009091407A Pending JP2010242841A (ja) | 2009-04-03 | 2009-04-03 | ブレーキ装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2010242841A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9410587B2 (en) | 2012-04-07 | 2016-08-09 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Friction brake device |
| US9534649B2 (en) | 2012-04-07 | 2017-01-03 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Friction brake device |
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-
2009
- 2009-04-03 JP JP2009091407A patent/JP2010242841A/ja active Pending
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