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JP2010138142A - ピリダジン−n−オキシド化合物及びそれを有効成分として含有する植物病害防除剤 - Google Patents

ピリダジン−n−オキシド化合物及びそれを有効成分として含有する植物病害防除剤 Download PDF

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JP2010138142A
JP2010138142A JP2008318138A JP2008318138A JP2010138142A JP 2010138142 A JP2010138142 A JP 2010138142A JP 2008318138 A JP2008318138 A JP 2008318138A JP 2008318138 A JP2008318138 A JP 2008318138A JP 2010138142 A JP2010138142 A JP 2010138142A
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JP
Japan
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group
halogen atom
pyridazine
optionally substituted
oxide compound
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Pending
Application number
JP2008318138A
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English (en)
Inventor
Yuichi Matsuzaki
雄一 松崎
Akio Manabe
明夫 真鍋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP2008318138A priority Critical patent/JP2010138142A/ja
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  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

【課題】植物病害に対して優れた防除効力を有する化合物を提供すること。
【解決手段】式(1)
Figure 2010138142

〔R1は塩素原子等を表し、R2はC1−C4アルキル基を表し、R3はハロゲン原子等で置換されていてもよいC1−C4アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基等を表し、mは0〜5の整数を表し、Qは6員の含窒素芳香族複素環基を表し、mは0〜5の整数のいずれかを表す。ただし、mが2〜5の整数のいずれかである場合、各々のR3は同一又は相異なる。表す。〕で示されるピリダジン−N−オキシド化合物は、植物病害に対して優れた防除効力を有する。
【選択図】なし

Description

本発明はピリダジン−N−オキシド化合物及びそれを有効成分として含有する植物病害防除剤に関する。
植物病害を防除するための薬剤の開発が広く進められ、植物病害に対して防除効力を有する化合物が見出されている。
本発明は植物病害に対して防除効力を有する化合物を提供することを課題とする。
本発明者等は鋭意検討した結果、式(1)で示されるピリダジン−N−オキシド化合物が植物病害に対する防除効力を有することを見出した。
本発明は式(1)
Figure 2010138142
〔式中、
1は塩素原子、臭素原子、C1−C4アルキル基又はC1−C4アルコキシ基を表し、
2はC1−C4アルキル基を表し、
3はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキルチオ基、ハロゲン原子、ニトロ基又はシアノ基を表し、
Qは、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基及びハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基からなる群より選ばれる1つ又は同一若しくは相異なる2つ以上の基で置換されていてもよく、且つ、環を形成する窒素原子が酸化されていてもよい、6員の含窒素芳香族複素環基を表し、
mは0〜5の整数のいずれかを表す。ただし、mが2〜5の整数のいずれかである場合、各々のR3は同一又は相異なる。〕
で示されるピリダジン−N−オキシド化合物(以下、本発明化合物と記す。)、本発明化合物を有効成分として含有することを特徴とする植物病害防除剤及び本発明化合物の有効量を植物又は植物を栽培する土壌に施用することを特徴とする植物病害の防除方法を提供する。
本発明化合物を用いることにより、植物病害を防除することができる。

本発明において前記式(1)で示されるピリダジン−N−オキシド化合物としては、式(1−A)
Figure 2010138142
〔式中、R1、R2、R3、m及びQは前記と同じ意味を表す。〕
で示されるピリダジン−N−オキシド化合物、及び、式(1−B)
Figure 2010138142
〔式中、R1、R2、R3、m及びQは前記と同じ意味を表す。〕
で示されるピリダジン−N−オキシド化合物、並びに、これらの任意の比率での混合物が含まれる。
本発明において、R1、R2、R3及びQとしては、下記の基が挙げられる。
1で示されるC1−C4アルコキシ基としては、例えばメトキシ基及びエトキシ基があげられる。
1及びR2で示されるC1−C4アルキル基としては、例えばメチル基及びエチル基があげられる。
3で示されるハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子及び沃素原子があげられ、
ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基としては、例えばメチル基、エチル基、イソプロピル基、tert−ブチル基、トリフルオロメチル基、ジフルオロメチル基及びフルオロメチル基があげられ、
ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基としては、例えばメトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基、トリフルオロメトキシ基、ジフルオロメトキシ基、フルオロメトキシ基、クロロジフルオロメトキシ基、ブロモジフルオロメトキシ基、1,1,2,2−テトラフルオロエトキシ基及び2,2,2−トリフルオロエトキシ基があげられ、
ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキルチオ基としては、例えばメチルチオ基、エチルチオ基、トリフルオロメチルチオ基及び1,1,2,2−テトラフルオロエチルチオ基があげられる。
Qで示される6員の含窒素芳香族複素環基としては、具体的には、ピリジル基、ピリダジニル基、ピリミジニル基およびピラジニル基が挙げられ、より具体的には式(1)におけるピリダジン環と結合する原子に隣接する位置に窒素原子を有する6員の芳香族複素環基である、2−ピリジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、3−ピリダジニル基、2−ピリミジニル基、4−ピリミジニル基及び2−ピラジニル基が挙げられる。
尚、Qで示される6員の含窒素芳香族複素環基は、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基及びハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基からなる群より選ばれる1つ又は同一若しくは相異なる2つ以上の基で置換されていてもよく、且つ、環を形成する窒素原子が酸化されていてもよい。かかる6員の含窒素芳香族複素環基としては、例えば下記があげられる。
2−ピリジル基としては、2−ピリジル基、3−メチル−2−ピリジル基、3−クロロ−2−ピリジル基、3−フルオロ−2−ピリジル基、3−トリフルオロメチル−2−ピリジル基、3−メトキシ−2−ピリジル基、3−ニトロ−2−ピリジル基、3−シアノ−2−ピリジル基、5−メチル−2−ピリジル基、5−クロロ−2−ピリジル基、5−フルオロ−2−ピリジル基、5−トリフルオロメチル−2−ピリジル基、5−メトキシ−2−ピリジル基、4−メチル−2−ピリジル基、4−クロロ−2−ピリジル基、4−フルオロ−2−ピリジル基、4−トリフルオロメチル−2−ピリジル基、4−メトキシ−2−ピリジル基、6−メチル−2−ピリジル基、6−クロロ−2−ピリジル基、6−フルオロ−2−ピリジル基、6−トリフルオロメチル−2−ピリジル基、6−メトキシ−2−ピリジル基、3,5−ジメチル−2−ピリジル基、3,5−ジクロロ−2−ピリジル基、3,5−ジフルオロ−2−ピリジル基、3,6−ジメチル−2−ピリジル基、3,6−ジクロロ−2−ピリジル基、3,6−ジフルオロ−2−ピリジル基、6−クロロ−3−トリフルオロメチル−2−ピリジル基、6−クロロ−5−トリフルオロメチル−2−ピリジル基、3−クロロ−5−トリフルオロメチル−2−ピリジル基、3−クロロ−5−メトキシ−2−ピリジル基、3−ニトロ−5−メトキシ−2−ピリジル基、3−シアノ−5−メトキシ−2−ピリジル基、5−メトキシ−3−メチル−2−ピリジル基、3−クロロ−5−ニトロ−2−ピリジル基、3,5,6−トリクロロ−2−ピリジル基、3,5,6−トリフルオロ−2−ピリジル基、ピリジン−1−オキシド−2−イル基等が挙げられ、
3−ピリダジニル基としては、3−ピリダジニル基、4−メチル−3−ピリダジニル基、4−トリフルオロメチル−3−ピリダジニル基、4−シアノ−3−ピリダジニル基、4−ニトロ−3−ピリダジニル基、4−メトキシ−3−ピリダジニル基、4−クロロ−3−ピリダジニル基等が挙げられ、
2−ピリミジニル基としては、2−ピリミジニル基、5−メチル−2−ピリミジニル基、5−メトキシ−2−ピリミジニル基、5−クロロ−2−ピリミジニル基、5−フルオロ−2−ピリミジニル基、5−ニトロ−2−ピリミジニル基、5−シアノ−2−ピリミジニル基、5−トリフルオロメチル−2−ピリミジニル基、4,6−ジメチル−2−ピリミジニル基、4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル基、4,6−ビス(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル基、4−メトキシ−6−メチル−2−ピリミジニル基、4−メチル−2−ピリミジニル基、4−メトキシ−2−ピリミジニル基、4−クロロ−2−ピリミジニル基、4−フルオロ−2−ピリミジニル基等が挙げられ、
4−ピリミジニル基としては、4−ピリミジニル基、5−メチル−4−ピリミジニル基、5−メトキシ−4−ピリミジニル基、5−ニトロ−4−ピリミジニル基、5−シアノ−4−ピリミジニル基、5−トリフルオロメチル−4−ピリミジニル基、5−クロロ−4−ピリミジニル基、5−フルオロ−4−ピリミジニル基、2,5−ジメチル−4−ピリミジニル基、2−メチル−4−ピリミジニル基、2−メトキシ−4−ピリミジニル基、2−クロロ−4−ピリミジニル基、5−クロロ−6−メチル−4−ピリミジニル基、5−クロロ−2−メチル−4−ピリミジニル基、5−フルオロ−6−メチル−4−ピリミジニル基、5−フルオロ−2−メチル−4−ピリミジニル基、2−クロロ−6−メチル−4−ピリミジニル基等が挙げられ、
2−ピラジニル基としては、例えば2−ピラジニル基、3−メチル−2−ピラジニル基、3−メトキシ−2−ピラジニル基、3−トリフルオロメチルメチル−2−ピラジニル基、3−シアノ−2−ピラジニル基、3−ニトロ−2−ピラジニル基、3−クロロ−2−ピラジニル基等が挙げられる。
式(1)において、(R3mで置換されたフェニル基としては、例えばmが0であるフェニル基;mが1である、4−メチルフェニル基、3−メチルフェニル基、2−メチルフェニル基、4−エチルフェニル基、4−イソプロピルフェニル基、4−tert−ブチルフェニル基、4−(トリフルオロメチル)フェニル基、3−(トリフルオロメチル)フェニル基、4−クロロフェニル基、3−クロロフェニル基、2−クロロフェニル基、4−フルオロフェニル基、3−フルオロフェニル基、2−フルオロフェニル基、4−メトキシフェニル基、3−メトキシフェニル基、4−エトキシフェニル基、4−(トリフルオロメトキシ)フェニル基、4−ニトロフェニル基、4−シアノフェニル基、4−(メチルチオ)フェニル基、4−(トリフルオロメチルチオ)フェニル基;mが2である、2,4−ジメチルフェニル基、2,5−ジメチルフェニル基、3,4−ジメチルフェニル基、2,4−ジクロロフェニル基、2,5−ジクロロフェニル基、3,4−ジクロロフェニル基、2,3−ジフルオロフェニル基、2,4−ジフルオロフェニル基、2,5−ジフルオロフェニル基、3,4−ジフルオロフェニル基、3,5−ジフルオロフェニル基、4−クロロ−2−フルオロフェニル基、2,4−ジメトキシフェニル基及び3,4−ジメトキシフェニル基があげられる。
本発明化合物の態様としては、例えば以下のピリダジン−N−オキシド化合物があげられる。
式(1)において、R1が塩素原子又は臭素原子であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、R1がC1−C4アルキル基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、R1がC1−C4アルコキシ基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、R1が塩素原子、臭素原子又はメチル基であり、R2がメチル基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、R1が塩素原子であり、R2がメチル基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、R1がメトキシ基であり、R2がメチル基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、R1がメチル基であり、R2がメチル基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、R3がハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基又はハロゲン原子であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、R3がC1−C4アルキル基又はハロゲン原子であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、R3がメチル基、トリフルオロメチル基、塩素原子、フッ素原子又はメトキシ基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、R3がメチル基、塩素原子又はフッ素原子であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、mが1又は2であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、mが1であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、mが2であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、mが1であり、R3がベンゼン環4位の置換基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、mが1であり、R3がハロゲン原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基又はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基であり、R3がベンゼン環4位の置換基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、mが1であり、R3がハロゲン原子又はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基であり、R3がベンゼン環4位の置換基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、mが1であり、R3がハロゲン原子又はC1−C4アルキル基であり、R3がベンゼン環4位の置換基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、mが1であり、R3がメチル基、トリフルオロメチル基、塩素原子、フッ素原子又はメトキシ基であり、R3がベンゼン環4位の置換基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、mが1であり、R3がメチル基、塩素原子又はフッ素原子であり、R3がベンゼン環4位の置換基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、Qが、いずれも、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基及びハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基からなる群より選ばれる1つ又は同一若しくは相異なる2つ以上の基で置換されていてもよい、ピリジル基、ピリダジニル基、ピリミジニル基又はピラジニル基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、Qが、いずれも、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基及びハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基からなる群より選ばれる1つ又は同一若しくは相異なる2つ以上の基で置換されていてもよい、2−ピリジル基、3−ピリダジニル基、2−ピリミジニル基、4−ピリミジニル基又は2−ピラジニル基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、Qが、いずれも、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基及びハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基からなる群より選ばれる1つ又は同一若しくは相異なる2つ以上の基で置換されていてもよい、2−ピリジル基、2−ピリミジニル基又は4−ピリミジニル基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、Qがハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基及びハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基からなる群より選ばれる1つ又は同一若しくは相異なる2つ以上の基で置換されていてもよい2−ピリジル基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、Qがハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基及びハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基からなる群より選ばれる1つの基で3位が置換された2−ピリジル基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、Qがハロゲン原子又はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基で3位が置換されていてもよい2−ピリジル基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、Qがハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、メチル基、トリフルオロメチル基又はメトキシ基で3位が置換されており、且つ、4位、5位及び6位が各々ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、メチル基、トリフルオロメチル基又はメトキシ基で置換されていてもよい2−ピリジル基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、Qがハロゲン原子又はメチル基で3位が置換されており、且つ、4位、5位及び6位が各々ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、メチル基、トリフルオロメチル基又はメトキシ基で置換されていてもよい2−ピリジル基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、Qがハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基及びハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基からなる群より選ばれる1つ又は同一若しくは相異なる2つ以上の基で置換されていてもよい2−ピリミジニル基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、Qがハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基及びハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基からなる群より選ばれる1つ又は同一若しくは相異なる2つ以上の基で置換されていてもよい4−ピリミジニル基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、Qがハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基及びハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基からなる群より選ばれる基で5位が置換された4−ピリミジニル基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、Qがハロゲン原子又はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基で5位が置換された4−ピリミジニル基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、Qがハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、メチル基、トリフルオロメチル基又はメトキシ基で5位が置換されており、且つ、2位及び6位が各々ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、メチル基、トリフルオロメチル基又はメトキシ基で置換されていてもよい4−ピリミジル基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、Qがハロゲン原子又はメチル基で5位が置換されており、且つ、2位及び6位が各々ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、メチル基、トリフルオロメチル基又はメトキシ基で置換されていてもよい4−ピリミジル基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、R1が塩素原子、メトキシ基又はメチル基であり、R2がメチル基であり、R3がメチル基、トリフルオロメチル基、塩素原子、フッ素原子又はメトキシ基であり、Qが2−ピリジル基、3−メチル−2−ピリジル基、5−メチル−2−ピリジル基、6−メチル−2−ピリジル基、3−クロロ−2−ピリジル基、3−フルオロ−2−ピリジル基、3−トリフルオロメチル−2−ピリジル基、3−クロロ−5−メトキシ−2−ピリジル基、5−クロロ−3−フルオロ−2−ピリジル基、3,5−ジクロロ−2−ピリジル基、3,5−ジフルオロ−2−ピリジル基、3−ピリダジニル基、6−クロロ−4−メチル−3−ピリダジニル基、2−ピリミジニル基、2−ピラジニル基又は3−クロロ−2−ピラジニル基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、Qが、いずれも、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基及びハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基からなる群より選ばれる1つ又は同一若しくは相異なる2つ以上の基で置換されていてもよい、ピリジル基、ピリジン−1−オキシド−イル基、ピリダジニル基、ピリミジニル基又はピラジニル基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、Qが、いずれも、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基及びハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基からなる群より選ばれる1つ又は同一若しくは相異なる2つ以上の基で置換されていてもよい、2−ピリジル基、ピリジン−1−オキシド−2−イル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、3−ピリダジニル基、2−ピリミジニル基、4−ピリミジニル基又は2−ピラジニル基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、R1が塩素原子であり、R2がメチル基であり、Qが、いずれも、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基及びハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基からなる群より選ばれる1つ又は同一若しくは相異なる2つ以上の基で置換されていてもよい、ピリジル基、ピリジン−1−オキシド−イル基、ピリダジニル基、ピリミジニル基又はピラジニル基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、R1が塩素原子であり、R2がメチル基であり、Qが、いずれも、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基及びハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基からなる群より選ばれる1つ又は同一若しくは相異なる2つ以上の基で置換されていてもよい、2−ピリジル基、ピリジン−1−オキシド−2−イル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、3−ピリダジニル基、2−ピリミジニル基、4−ピリミジニル基又は2−ピラジニル基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、R1が塩素原子であり、R2がメチル基であり、Qが、いずれも、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基及びハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基からなる群より選ばれる1つ又は同一若しくは相異なる2つ以上の基で置換されていてもよい、2−ピリジル基、2−ピリミジニル基又は4−ピリミジニル基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、R1が塩素原子であり、R2がメチル基であり、Qが、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基及びハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基からなる群より選ばれる1つ又は同一若しくは相異なる2つ以上の基で置換されていてもよい2−ピリジル基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、mが1又は2であり、R1が塩素原子であり、R2がメチル基であり、Qが、いずれも、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基及びハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基からなる群より選ばれる1つ又は同一若しくは相異なる2つ以上の基で置換されていてもよい、ピリジル基、ピリジン−1−オキシド−イル基、ピリダジニル基、ピリミジニル基又はピラジニル基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、mが1又は2であり、R1が塩素原子であり、R2がメチル基であり、Qが、いずれも、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基及びハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基からなる群より選ばれる1つ又は同一若しくは相異なる2つ以上の基で置換されていてもよい、2−ピリジル基、ピリジン−1−オキシド−2−イル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、3−ピリダジニル基、2−ピリミジニル基、4−ピリミジニル基又は2−ピラジニル基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、mが1又は2であり、R1が塩素原子であり、R2がメチル基であり、Qが、いずれも、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基及びハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基からなる群より選ばれる1つ又は同一若しくは相異なる2つ以上の基で置換されていてもよい、2−ピリジル基、2−ピリミジニル基又は4−ピリミジニル基であるピリダジン−N−オキシド化合物;
式(1)において、mが1又は2であり、R1が塩素原子であり、R2がメチル基であり、Qが、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基及びハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基からなる群より選ばれる1つ又は同一若しくは相異なる2つ以上の基で置換されていてもよい2−ピリジル基であるピリダジン−N−オキシド化合物。
次に、本発明化合物の製造法について説明する。
本発明化合物は、例えば以下の(製造法1)または(製造法2)により製造することができる。
(製造法1)
本発明化合物は、例えば、式(2)で示されるピリダジン化合物を過酸で処理することにより製造することができる。
Figure 2010138142
〔式中、R1、R2、R3、m及びQは前記と同じ意味を表す。〕
該反応は、通常溶媒の存在下で行われる。
該反応に用いられる溶媒としては、例えばクロロホルム、ジクロロメタン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、トルエン、キシレン等の炭化水素、酢酸及びこれらの混合物があげられる。
該反応に用いられる過酸としては、例えば、メタクロロ過安息香酸(以下、MCPBAと記す)、過酢酸があげられる。
該反応に用いられる過酸の量は、式(2)で示されるピリダジン化合物1モルに対して、通常1〜2モルの割合である。
該反応の反応温度は通常0〜30℃の範囲であり、反応時間は通常1〜100時間の範囲である。
反応終了後は、例えば反応混合物と炭酸水素ナトリウム水溶液とを混合してから有機溶媒抽出し、得られた有機層を乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより、本発明化合物を単離することができる。単離された本発明化合物はクロマトグラフィー、再結晶等によりさらに精製することもできる。
式(2)で示される化合物は例えば国際特許出願公開公報WO2007/066601号に記載される方法に準じて製造することができる。
(製造法2)
本発明化合物のうち、R1がC1−C4アルコキシ基である式(1−2)で示される化合物は、例えば本発明化合物のうち式(1−1)で示される化合物と、式
NaR12
〔式中、R12はC1−C4アルコキシ基を表す。〕
で示されるアルコラート化合物とを反応させることにより製造することができる。
Figure 2010138142
〔式中、R11は塩素原子又は臭素原子を表し、R2、R3、m、Q及びR12は前記と同じ意味を表す。〕
該反応は、通常溶媒中で行われる。
該反応に用いられる溶媒としては、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール等のアルコール、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタンなどのエーテル及びこれらの混合物があげられる。
該反応に用いられるアルコラート化合物の量は、式(1−1)で示される化合物1モルに対して、通常1〜20モルの割合である。
該反応の反応温度は通常0〜100℃の範囲であり、反応時間は通常1〜72時間の範囲である。
反応終了後は、例えば反応混合物と水とを混合してから有機溶媒抽出し、得られた有機層を乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより、式(1−2)で示される化合物を単離することができる。単離された式(1−2)で示される化合物はクロマトグラフィー、再結晶等によりさらに精製することもできる。
次に、本発明化合物の具体例を示す。
式(1−a)で示されるピリダジン−N−オキシド化合物。
Figure 2010138142
式(1−b)で示されるピリダジン−N−オキシド化合物。
Figure 2010138142
式(1−c)で示されるピリダジン−N−オキシド化合物。
Figure 2010138142
式(1−d)で示されるピリダジン−N−オキシド化合物。
Figure 2010138142
式(1−a)、式(1−b)、式(1−c)又は式(1−d)において、(R3m及びQは〔表1〕〜〔表6〕に示される置換基の組み合わせのうちの一つである。
(但し、表中の(R3)mのカラムにおいて”−”のみでの記載は、mが0であることを表す。)
Figure 2010138142
Figure 2010138142
Figure 2010138142
Figure 2010138142
Figure 2010138142
Figure 2010138142
本発明化合物が防除効力を有する植物病害としては例えば次のものがあげられる。
イネのいもち病(Pyricularia oryzae)、ごま葉枯病(Cochliobolus miyabeanus)、紋枯病(Rhizoctonia solani);
コムギの病害:うどんこ病(Erysiphe graminis)、赤かび病(Fusarium graminearum、F. avenacerum、F. culmorum、Microdochium nivale)、さび病(Puccinia striiformis、P. graminis、P. recondita)、紅色雪腐病(Micronectriella nivale)、雪腐小粒菌核病(Typhula sp.)、裸黒穂病(Ustilago tritici)、なまぐさ黒穂病(Tilletia caries)、眼紋病(Pseudocercosporella herpotrichoides)、葉枯病(Mycosphaerella graminicola)、ふ枯病(Stagonospora nodorum)、黄斑病(Pyrenophora tritici-repentis);
オオムギの病害:うどんこ病(Erysiphe graminis)、赤かび病(Fusarium graminearum、F. avenacerum、F. culmorum、Microdochium nivale)、さび病(Puccinia striiformis、P.graminis、P.hordei)、裸黒穂病(Ustilago nuda)、雲形病(Rhynchosporium secalis)、網斑病(Pyrenophora teres)、斑点病(Cochliobolus sativus)、斑葉病(Pyrenophora graminea)、リゾクトニア属菌による苗立枯れ病(Rhizoctonia solani);カンキツ類の黒点病(Diaporthe citri)、そうか病(Elsinoe fawcetti)、果実腐敗病(Penicillium digitatum, P. italicum);
リンゴのモニリア病(Sclerotinia mali)、腐らん病(Valsa mali)、うどんこ病(Podosphaera leucotricha)、斑点落葉病(Alternaria mali)、黒星病(Venturia inaequalis);
ナシの黒星病(Venturia nashicola, V. pirina)、黒斑病(Alternaria kikuchiana)、赤星病(Gymnosporangium haraeanum);
モモの灰星病(Sclerotinia cinerea)、黒星病(Cladosporium carpophilum)、フォモプシス腐敗病(Phomopsis sp.);
ブドウの黒とう病(Elsinoe ampelina)、晩腐病(Glomerella cingulata)、うどんこ病(Uncinula necator)、さび病(Phakopsora ampelopsidis)、ブラックロット病(Guignardia bidwellii)、べと病(Plasmopara viticola);
カキの炭そ病(Gloeosporium kaki)、落葉病(Cercospora kaki, Mycosphaerella nawae);
ウリ類の炭そ病(Colletotrichum lagenarium)、うどんこ病(Sphaerotheca fuliginea)、つる枯病(Mycosphaerella melonis)、つる割病(Fusarium oxysporum)、べと病(Pseudoperonospora cubensis)、疫病(Phytophthora sp.)、苗立枯病(Pythium sp.);
トマトの輪紋病(Alternaria solani)、葉かび病(Cladosporium fulvum)、疫病(Phytophthora infestans);
ナスの褐紋病(Phomopsis vexans)、うどんこ病(Erysiphe cichoracearum);
アブラナ科野菜の黒斑病(Alternaria japonica)、白斑病(Cercosporella brassicae);
ネギのさび病(Puccinia allii)、ダイズの紫斑病(Cercospora kikuchii)、黒とう病(Elsinoe glycines)、黒点病(Diaporthe phaseolorum var. sojae);
インゲンの炭そ病(Colletotrichum lindemthianum);
ラッカセイの黒渋病(Cercospora personata)、褐斑病(Cercospora arachidicola);
エンドウのうどんこ病(Erysiphe pisi);
ジャガイモの夏疫病(Alternaria solani)、疫病(Phytophthora infestans);
イチゴのうどんこ病(Sphaerotheca humuli);
茶の網もち病(Exobasidium reticulatum);白星病(Elsinoe leucospila)、タバコの赤星病(Alternaria longipes)、うどんこ病(Erysiphe cichoracearum)、炭そ病(Colletotrichum tabacum)、べと病(Peronospora tabacina)、疫病(Phytophthora nicotianae);
テンサイの褐斑病(Cercospora beticola);
バラの黒星病(Diplocarpon rosae)、うどんこ病(Sphaerotheca pannosa);
キクの褐班病(Septoria chrysanthemi−indici)、白さび病(Puccinia horiana);
種々の作物の灰色かび病(Botrytis cinerea)、菌核病(Sclerotinia sclerotiorum);ダイコンの黒すす病(Alternaria brassicicola);
シバのダラースポット病(Sclerotinia homeocarpa)、シバのブラウンパッチ病およびラージパッチ病(Rhizoctonia solani)。
本発明化合物は、そのものを植物または土壌に施用することによっても、防除効力を発揮する。通常は本発明化合物と適当な担体と、必要に応じて用いられる適当な添加物からなる組成物の形態にて用いられる。本発明の植物病害防除剤は通常、本発明化合物と固体担体および/または液体担体とを混合し、必要に応じて界面活性剤その他の製剤用補助剤を添加して、乳剤、水和剤、顆粒水和剤、フロアブル剤、粉剤、粒剤等の製剤として調製して、使用される。
これらの製剤において、本発明化合物は通常0.1〜90重量%含有される。
製剤化の際に用いられる固体担体としては、例えばカオリンクレー、アッタパルジャイトクレー、ベントナイト、モンモリロナイト、酸性白土、パイロフィライト、タルク、珪藻土、方解石等の鉱物、トウモロコシ穂軸粉、クルミ殻粉等の天然有機物、尿素等の合成有機物、炭酸カルシウム、硫酸アンモニウム等の塩類、合成含水酸化珪素等の合成無機物等からなる微粉末あるいは粒状物等が挙げられ、液体担体としては、例えばキシレン、アルキルベンゼン、メチルナフタレン等の芳香族炭化水素類、2−プロパノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、セロソルブ等のアルコール類、アセトン、シクロヘキサノン、イソホロン等のケトン類、ダイズ油、綿実油等の植物油、石油系脂肪族炭化水素類、エステル類、ジメチルスルホキシド、アセトニトリルおよび水が挙げられる。
界面活性剤としては、例えばアルキル硫酸エステル塩、アルキルアリールスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテルリン酸エステル塩、リグニンスルホン酸塩、ナフタレンスルホネートホルモアルデヒド重縮合物等の陰イオン界面活性剤およびポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレンアルキルポリオキシプロピレンブロックコポリマ−、ソルビタン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤が挙げられる。
その他の製剤用補助剤としては、例えばポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等の水溶性高分子、アラビアガム、アルギン酸およびその塩、CMC(カルボキシメチルセルロ−ス)、ザンサンガム等の多糖類、アルミニウムマグネシウムシリケート、アルミナゾル等の無機物、防腐剤、着色剤およびPAP(酸性リン酸イソプロピル)、BHT等の安定化剤が挙げられる。
本発明の植物病害防除剤を植物体に処理することにより、該植物を植物病害から保護する、即ち植物病害を防除することができる。また、本発明の植物病害防除剤を土壌に処理することにより、該土壌に生育する植物を植物病害から保護する、即ち植物病害を防除することができる。
本発明の植物病害防除剤を植物体に茎葉処理する場合、又は本発明の植物病害防除剤を土壌に処理する場合、その処理量は、防除対象植物である作物等の種類、防除対象病害の種類、防除対象病害の発生程度、製剤形態、処理時期、気象条件等によって変化させ得るが、10000m2あたり本発明化合物として通常1〜5000g、好ましくは5〜1000gである。
乳剤、水和剤、フロアブル剤等は通常を水で希釈して散布することにより処理する。この場合、本発明化合物の濃度は通常0.0001〜3重量%、好ましくは0.0005〜1重量%の範囲である。粉剤、粒剤等は通常希釈することなくそのまま処理する。
また、本発明の植物病害防除剤を植物体に処理する場合、該植物の種子の時期に処理することにより、該植物を植物病害から保護することができる。その具体的な方法としては、例えば植物の種子を本発明化合物の濃度が1〜1000ppmに調製した本発明の植物病害防除剤に種子を浸漬する方法、植物の種子に本発明化合物を噴霧もしくは塗沫する方法、および植物の種子に本発明の植物病害防除剤を粉衣する方法があげられる。植物種子の表面に付着させる本発明化合物の量は通常、植物種子1kg当り本発明化合物が0.0001〜5gの範囲であり、好ましくは0.001〜2gの範囲である。
本発明の植物病害防除方法は、通常本発明の植物病害防除剤の有効量を病害の発生が予測される植物又はその植物が生育する土壌に処理することにより行われる。
本発明の植物病害防除剤は通常、畑、水田、芝生、果樹園等の農耕地又は非農耕地用にて使用することができる。
また、本発明は、以下に挙げられる「作物」等を栽培する農耕地等において、該作物等に対して薬害を与えることなく、当該農耕地の病害を防除するために使用することができる。
農作物;トウモロコシ、イネ、コムギ、オオムギ、ライムギ、エンバク、ソルガム、ワタ、ダイズ、ピーナッツ、ソバ、テンサイ、ナタネ、ヒマワリ、サトウキビ、タバコ等、
野菜;ナス科野菜(ナス、トマト、ピーマン、トウガラシ、ジャガイモ等)、ウリ科野菜(キュウリ、カボチャ、ズッキーニ、スイカ、メロン、スカッシュ等)、アブラナ科野菜(ダイコン、カブ、セイヨウワサビ、コールラビ、ハクサイ、キャベツ、カラシナ、ブロッコリー、カリフラワー等)、キク科野菜(ゴボウ、シュンギク、アーティチョーク、レタス等)、ユリ科野菜(ネギ、タマネギ、ニンニク、アスパラガス)、セリ科野菜(ニンジン、パセリ、セロリ、アメリカボウフウ等)、アカザ科野菜(ホウレンソウ、フダンソウ等)、シソ科野菜(シソ、ミント、バジル等)、イチゴ、サツマイモ、ヤマノイモ、サトイモ等、
花卉、
観葉植物、
シバ、
果樹;仁果類(リンゴ、セイヨウナシ、ニホンナシ、カリン、マルメロ等)、核果類(モモ、スモモ、ネクタリン、ウメ、オウトウ、アンズ、プルーン等)、カンキツ類(ウンシュウミカン、オレンジ、レモン、ライム、グレープフルーツ等)、堅果類(クリ、クルミ、ハシバミ、アーモンド、ピスタチオ、カシューナッツ、マカダミアナッツ等)、液果類(ブルーベリー、クランベリー、ブラックベリー、ラズベリー等)、ブドウ、カキ、オリーブ、ビワ、バナナ、コーヒー、ナツメヤシ、ココヤシ等、
果樹以外の樹;チャ、クワ、花木、街路樹(トネリコ、カバノキ、ハナミズキ、ユーカリ、イチョウ、ライラック、カエデ、カシ、ポプラ、ハナズオウ、フウ、プラタナス、ケヤキ、クロベ、モミノキ、ツガ、ネズ、マツ、トウヒ、イチイ)等。
上記「作物」とは、イソキサフルトール等のHPPD阻害剤、イマゼタピル、チフェンスルフロンメチル等のALS阻害剤、EPSP合成酵素阻害剤、グルタミン合成酵素阻害剤、ブロモキシニル、ジカンバ等の除草剤に対する耐性が、古典的な育種法、もしくは遺伝子組換え技術により付与された作物も含まれる。
古典的な育種法により耐性が付与された「作物」の例として、イマゼタピル等のイミダゾリノン系除草剤耐性のClearfield(登録商標)カノーラ、チフェンスルフロンメチル等のスルホニルウレア系ALS阻害型除草剤耐性のSTSダイズ等がある。また、遺伝子組換え技術により耐性が付与された「作物」の例として、グリホサートやグルホシネート耐性のトウモロコシ、ダイズ、ワタ、ナタネ品種等があり、RoundupReady(登録商標)、RoundupReady2(登録商標)およびLibertyLink(登録商標)等の商品名ですでに販売されている。
上記「作物」とは、遺伝子組換え技術を用いて、例えば、バチルス属で知られている選択的毒素等を合成する事が可能となった作物も含まれる。
この様な遺伝子組換え植物で発現される毒素として、バチルス・セレウスやバチルス・ポピリエ由来の殺虫性タンパク;バチルス・チューリンゲンシス由来のCry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry1Fa2、Cry2Ab、Cry3A、Cry3Bb1またはCry9C等のδ−エンドトキシン、VIP1、VIP2、VIP3またはVIP3A等の殺虫タンパク;線虫由来の殺虫タンパク;さそり毒素、クモ毒素、ハチ毒素または昆虫特異的神経毒素等動物によって産生される毒素;糸状菌類毒素;植物レクチン;アグルチニン;トリプシン阻害剤、セリンプロテアーゼ阻害剤、パタチン、シスタチン、パパイン阻害剤等のプロテアーゼ阻害剤;リシン、トウモロコシ−RIP、アブリン、ルフィン、サポリン、ブリオジン等のリボゾーム不活性化タンパク(RIP);3−ヒドロキシステロイドオキシダーゼ、エクジステロイド−UDP−グルコシルトランスフェラーゼ、コレステロールオキシダーゼ等のステロイド代謝酵素;エクダイソン阻害剤;HMG-COAリダクターゼ;ナトリウムチャネル、カルシウムチャネル阻害剤等のイオンチャネル阻害剤;幼若ホルモンエステラーゼ;利尿ホルモン受容体;スチルベンシンターゼ;ビベンジルシンターゼ;キチナーゼ;グルカナーゼ等が挙げられる。
またこの様な遺伝子組換え作物で発現される毒素として、Cry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry1Fa2、Cry2Ab、Cry3A、Cry3Bb1またはCry9C等のδ−エンドトキシンタンパク、VIP1、VIP2、VIP3またはVIP3A等の殺虫タンパクのハイブリッド毒素、一部を欠損した毒素、修飾された毒素も含まれる。ハイブリッド毒素は組換え技術を用いて、これらタンパクの異なるドメインの新しい組み合わせによって作り出される。一部を欠損した毒素としては、アミノ酸配列の一部を欠損したCry1Abが知られている。修飾された毒素としては、天然型の毒素のアミノ酸の1つまたは複数が置換されている。
これら毒素の例およびこれら毒素を合成する事ができる組換え植物は、EP-A-0 374 753、WO 93/07278、WO 95/34656、EP-A-0 427 529、EP-A-451 878、WO 03/052073等に記載されている。
これらの組換え植物に含まれる毒素は、特に、甲虫目害虫、双翅目害虫、鱗翅目害虫への耐性を植物へ付与する。
また、1つもしくは複数の殺虫性の害虫抵抗性遺伝子を含み、1つまたは複数の毒素を発現する遺伝子組換え植物は既に知られており、いくつかのものは市販されている。これら遺伝子組換え植物の例として、YieldGard(登録商標)(Cry1Ab毒素を発現するトウモロコシ品種)、YieldGard Rootworm(登録商標)(Cry3Bb1毒素を発現するトウモロコシ品種)、YieldGard Plus(登録商標)(Cry1AbとCry3Bb1毒素を発現するトウモロコシ品種)、Herculex I(登録商標)(Cry1Fa2毒素とグルホシネートへの耐性を付与する為にホスフィノトリシン N−アサチルトランスフェラーゼ(PAT)を発現するトウモロコシ品種)、NuCOTN33B(Cry1Ac毒素を発現するワタ品種)、Bollgard I(登録商標)(Cry1Ac毒素を発現するワタ品種)、Bollgard II(登録商標)(Cry1AcとCry2Ab毒素とを発現するワタ品種)、VIPCOT(登録商標)(VIP毒素を発現するワタ品種)、NewLeaf(登録商標)(Cry3A毒素を発現するジャガイモ品種)、NatureGard(登録商標)Agrisure(登録商標)GT Advantage(GA21 グリホサート耐性形質)、Agrisure(登録商標) CB Advantage(Bt11コーンボーラー(CB)形質)、Protecta(登録商標)等が挙げられる。
上記「作物」とは、遺伝子組換え技術を用いて、選択的な作用を有する抗病原性物質を産生する能力を付与されたものも含まれる。
抗病原性物質の例として、PRタンパク等が知られている(PRPs、EP-A-0 392 225)。このような抗病原性物質とそれを産生する遺伝子組換え植物は、EP-A-0 392 225、WO 95/33818、EP-A-0 353 191等に記載されている。
こうした遺伝子組換え植物で発現される抗病原性物質の例として、例えば、ナトリウムチャネル阻害剤、カルシウムチャネル阻害剤(ウイルスが産生するKP1、KP4、KP6毒素等が知られている。)等のイオンチャネル阻害剤;スチルベンシンターゼ;ビベンジルシンターゼ;キチナーゼ;グルカナーゼ;PRタンパク;ペプチド抗生物質、ヘテロ環を有する抗生物質、植物病害抵抗性に関与するタンパク因子(植物病害抵抗性遺伝子と呼ばれ、WO 03/000906に記載されている。)等の微生物が産生する抗病原性物質等が挙げられる。
また、上記「作物」とは、古典的育種技術または遺伝子組換え技術を用い、先に述べたような除草剤耐性、害虫抵抗性、病害耐性等に関わる形質を2種以上付与された系統、および同類または異なる性質を有する遺伝子組換え植物同士を掛け合わせることにより親系統が有する2種以上の性質が付与された系統も含まれる。
また、本発明の植物病害防除剤を他の殺菌剤、殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、除草剤、薬害軽減剤、植物生長調節剤、肥料または土壌改良剤と混合して、または混合せずに同時に用いることもできる。
かかる他の殺菌剤としては、例えば
(1)アゾール系殺菌剤
プロピコナゾール(propiconazole)、プロチオコナゾール(prothioconazole)、トリアジメノール(triadimenol)、プロクロラズ(prochloraz)、ペンコナゾール(penconazole)、テブコナゾール(tebuconazole)、フルシラゾール(flusilazole)、ジニコナゾール(diniconazole)、ブロムコナゾール(bromuconazole)、エポキシコナゾール(epoxiconazole)、ジフェノコナゾール(difenoconazole)、シプロコナゾール(cyproconazole)、メトコナゾール(metconazole)、トリフルミゾール(triflumizole)、テトラコナゾール(tetraconazole)、マイクロブタニル(microbutanil)、フェンブコナゾール(fenbuconazole)、ヘキサコナゾール(hexaconazole)、フルキンコナゾール(fluquinconazole)、トリティコナゾール(triticonazole)、ビテルタノール(bitertanol)、イマザリル(imazalil)、フルトリアホール(flutriafol)、シメコナゾール(simeconazole)、イプコナゾール(ipconazole)等;
(2)アミン系殺菌剤
フェンプロピモルフ(fenpropimorph)、トリデモルフ(tridemorph)、フェンプロピジン(fenpropidin)、スピロキサミン(spiroxamine)等;
(3)ベンズイミダゾール系殺菌剤
カルベンダジム(carbendazim)、ベノミル(benomyl)、チアベンダゾール(thiabendazole)、チオファネートメチル(thiophanate―Methyl)等;
(4)ジカルボキシイミド系殺菌剤
プロシミドン(procymidone)、イプロジオン(iprodione)、ビンクロゾリン(vinclozolin)等;
(5)アニリノピリミジン系殺菌剤
シプロディニル(cyprodinil)、ピリメタニル(pyrimethanil)、メパニピリム(mepanipyrim)等;
(6)フェニルピロール系殺菌剤
フェンピクロニル(fenpiclonil)、フルジオキソニル(fludioxonil)等;
(7)ストロビルリン系殺菌剤
クレソキシムメチル(kresoxim−methyl)、アゾキシストロビン(azoxystrobin)、トリフロキシストロビン(trifloxystrobin)、フルオキサストロビン(fluoxastrobin)、ピコキシストロビン(picoxystrobin)、ピラクロストロビン(pyraclostrobin)、ジモキシストロビン(dimoxystrobin)、ピリベンカルブ(pyribencarb)、メトミノストロビン(metominostrobin)、オリザストロビン(oryzastrobin)、エネストロビン(enestrobin)等;
(8)フェニルアマイド系殺菌剤
メタラキシル(metalaxyl)、メタラキシルMまたはメフェノキサム(metalaxyl−M or mefenoxam)、ベナラキシル(benalaxyl)、ベナラキシルMまたはキララキシル(benalaxyl−M or kiralaxyl)等;
(9)カルボン酸アミド系殺菌剤
ジメトモルフ(dimethomorph)、イプロバリカルブ(iprovalicarb)、ベンチアバリカルブイソプロピル(benthivalicarb−isopropyl)、マンジプロパミド(mandipropamid)、バリフェナル(valiphenal)
(10)カルボキサミド系殺菌剤
カルボキシン(carboxin)、メプロニル(mepronil)、フルトラニル(flutolanil)、チフルザミド(thifluzamide)、フラメトピル(furametpyr)、ボスカリド(boscalid)、ペンチオピラド(penthiopyrad)、フルオピラン(fluopyram)、ビキサフェン(bixafen)、
(11)その他の殺菌剤または植物病害防除剤
ジエトフェンカルブ;チウラム;フルアジナム;マンコゼブ;クロロタロニル;キャプタン;ジクロフルアニド;フォルペット;キノキシフェン;フェンヘキサミド;ファモキサドン;フェナミドン;ゾキサミド;エタボキサム;アミスルブロム;シアゾファミド;メトラフェノン;シフルフェナミド;プロキナジド;フルスルファミド;フルオピコリド;フォセチル;シモキサニル;ペンシクロン;トルクロホスメチル;カルプロパミド;ジクロシメット;フェノキサニル;トリシクラゾール;ピロキロン;プロベナゾール;イソチアニル;チアジニル;テブフロキン;ジクロメジン;カスガマイシン;フェリムゾン;フサライド;バリダマイシン;ヒドロキシイソキサゾール;イミノクタジン酢酸塩;イソプロチオラン;オキソリニック酸;オキシテトラサイクリン;ストレプトマイシン;塩基性塩化銅;水酸化第二銅;塩基性硫酸銅;有機銅;硫黄など;
式(A)
Figure 2010138142
〔式中、X1は水素原子又はハロゲン原子を表し、X2はメチル基、ジフルオロメチル基、又はトリフルオロメチル基を表し、Zは下記のいずれかの基
Figure 2010138142
を表す。〕
で示されるピラゾールカルボキサミド殺菌化合物;

式(B)
Figure 2010138142
〔式中、X3はメチル基、ジフルオロメチル基又はエチル基を表し、X4はメトキシ基又はメチルアミノ基を表し、X5はフェニル基、2−メチルフェニル基又は2,5−ジメチルフェニル基を表す。〕
で示されるα−アルコキシフェニル酢酸殺菌化合物;
式(C)
Figure 2010138142
〔式中、X6はメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、2−プロペニルオキシ基、2−プロピニルオキシ基、3−ブテニルオキシ基、3−ブチニルオキシ基、メチルチオ基、エチルチオ基、または2−プロペニルチオ基を表し、X7は1−メチルエチル基、または1−メチルプロピル基を表し、X8は2−メチルフェニル基、または2,6−ジクロロフェニル基を表す。〕
で示されるピラゾリノン殺菌化合物
が挙げられる。
かかる他の殺虫剤としては、例えば
(1)有機リン系化合物
アセフェート(acephate)、りん化アルミニウム(Aluminium phosphide)、ブタチオホス(butathiofos)、キャドサホス(cadusafos)、クロルエトキシホス(chlorethoxyfos)、クロルフェンビンホス(ch1orfenvinphos)、クロルピリホス(chlorpyrifos)、クロルピリホスメチル(chlorpyrifos-methyl)、シアノホス(cyanophos:CYAP)、ダイアジノン(diazinon)、DCIP(dichlorodiisopropyl ether)、ジクロフェンチオン(dichlofenthion:ECP)、ジクロルボス(dichlorvos:DDVP)、ジメトエート(dimethoate)、ジメチルビンホス(dimethylvinphos)、ジスルホトン(disulfoton)、EPN、エチオン(ethion)、エトプロホス(ethoprophos)、エトリムホス(etrimfos)、フェンチオン(fenthion:MPP)、フエニトロチオン(fenitrothion:MEP)、ホスチアゼート(fosthiazate)、ホルモチオン(formothion)、りん化水素(Hydrogen phosphide)、イソフェンホス(isofenphos)、イソキサチオン(isoxathion)、マラチオン(malathion)、メスルフェンホス(mesulfenfos)、メチダチオン(methidathion:DMTP)、モノクロトホス(monocrotophos)、ナレッド(naled:BRP)、オキシデプロホス(oxydeprofos:ESP)、パラチオン(parathion)、ホサロン(phosalone)、ホスメット(phosmet:PMP)、ピリミホスメチル(pirimiphos-methy1)、ピリダフェンチオン(pyridafenthion)、キナルホス(quinalphos)、フェントエート(phenthoate:PAP)、プロフェノホス(profenofos)、プロパホス(propaphos)、プロチオホス(prothiofos)、ピラクロホス(pyraclorfos)、サリチオン(salithion)、スルプロホス(sulprofos)、テブピリムホス(tebupirimfos)、テメホス(temephos)、テトラクロルビンホス(tetrach1orvinphos)、テルブホス(terbufos)、チオメトン(thiometon)、トリクロルホン(trichlorphon:DEP)、バミドチオン(vamidothion)、フォレート(phorate)、カズサホス(cadusafos)等;
(2)カーバメート系化合物
アラニカルブ(alanycarb)、ベンダイオカルブ(bendiocarb)、ベンフラカルブ(benfuracarb)、BPMC、カルバリル(carbary1)、カルボフラン(carbofuran)、カルボスルファン(carbosulfan)、クロエトカルブ(cloethocarb)、エチオフェンカルブ(ethiofencarb)、フェノブカルブ(fenobucarb)、フェノチオカルブ(fenothiocarb)、フェノキシカルブ(fenoxycarb)、フラチオカルブ(furathiocarb)、イソプロカルブ(isoprocarb:MIPC)、メトルカルブ(metolcarb)、 メソミル(methomyl)、メチオカルブ(methiocarb)、NAC、オキサミル(oxamyl)、ピリミカーブ(pirimicarb)、プロポキスル(propoxur:PHC)、XMC、チオジカルブ(thiodicarb)、 キシリルカルブ(xylylcarb)、アルジカルブ(aldicarb)等;
(3)合成ピレスロイド系化合物
アクリナトリン(acrinathrin)、アレスリン(allethrin)、ベンフルスリン(benfluthrin)、ベータ−シフルトリン(beta-cyfluthrin)、ビフェントリン(bifenthrin)、シクロプロトリン(cycloprothrin)、シフルトリン(cyfluthrin)、シハロトリン(cyhalothrin)、シペルメトリン(cypermethrin)、デルタメトリン(deltamethrin)、エスフェンバレレート(esfenvalerate)、エトフェンプロックス(ethofenprox) 、フェンプロパトリン(fenpropathrin)、フェンバレレート(fenvalerate)、フルシトリネート(flucythrinate)、フルフェンプロックス(flufenoprox)、フルメスリン(flumethrin)、フルバリネート(fluvalinate)、ハルフェンプロックス(halfenprox)、イミプロトリン(imiprothrin)、ペルメトリン(permethrin)、プラレトリン(prallethrin)、ピレトリン(pyrethrins)、レスメトリン(resmethrin)、シグマ−サイパーメスリン(sigma-cypermethrin)、シラフルオフェン(silafluofen)、テフルトリン(tefluthrin)、トラロメトリン(tralomethrin)、トランスフルトリン(transfluthrin)、テトラメトリン(tetramethrin)、フェノトリン(phenothrin)、シフェノトリン(cyphenothrin)、アルファシペルメトリン(alpha-cypermethrin)、ゼータシペルメトリン(zeta-cypermethrin)、ラムダシハロトリン(lambda-cyhalothrin)、フラメトリン(furamethrin)、タウフルバリネート(tau-fluvalinate)、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル (EZ)−(1RS,3RS;1RS,3SR)−2,2−ジメチル−3−プロプ−1−エニルシクロプロパンカルボキシレート、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチルベンジル (EZ)−(1RS,3RS;1RS,3SR)−2,2−ジメチル−3−プロプ−1−エニルシクロプロパンカルボキシレート、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル (1RS,3RS;1RS,3SR)−2,2−ジメチル−3−(2−メチル−1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート等;
(4)ネライストキシン系化合物
カルタップ(cartap)、ベンスルタップ(bensu1tap)、チオシクラム(thiocyclam)、モノスルタップ(monosultap)、ビスルタップ(bisultap)等;
(5)ネオニコチノイド系化合物
イミダクロプリド(imidac1oprid)、ニテンピラム(nitenpyram)、アセタミプリド(acetamiprid)、チアメトキサム(thiamethoxam)、チアクロプリド(thiacloprid)、ジノテフラン(dinotefuran)、クロチアニジン(clothianidin)等;
(6)ベンゾイル尿素系化合物
クロルフルアズロン(chlorfluazuron)、ビストリフルロン(bistrifluron)、ジアフェンチウロン(diafenthiuron)、ジフルベンズロン(diflubenzuron)、フルアズロン(fluazuron)、フルシクロクスロン(flucycloxuron)、フルフェノクスロン(flufenoxuron)、ヘキサフルムロン(hexaflumuron)、ルフェヌロン(lufenuron)、ノバルロン(novaluron)、ノビフルムロン(noviflumuron)、テフルベンズロン(teflubenzuron)、トリフルムロン(triflumuron)、トリアズロン等;
(7)フェニルピラゾール系化合物
アセトプロール(acetoprole)、エチプロール(ethiprole)、フィプロニル(fiproni1)、バニリプロール(vaniliprole)、ピリプロール(pyriprole)、ピラフルプロール(pyrafluprole)等;
(8)Btトキシン系殺虫剤
バチルス・チューリンゲンシス菌由来の生芽胞および産生結晶毒素、並びにそれらの混合物;
(9)ヒドラジン系化合物
クロマフェノジド(chromafenozide)、ハロフェノジド(halofenozide)、メトキシフェノジド(methoxyfenozide)、テブフェノジド(tebufenozide)等;
(10)有機塩素系化合物
アルドリン(aldrin)、ディルドリン(dieldrin)、ジエノクロル(dienochlor)、エンドスルファン(endosulfan)、メトキシクロル(methoxychlor)等;
(11)天然系殺虫剤
マシン油(machine oil)、硫酸ニコチン(nicotine-sulfate);
(12)その他の殺虫剤
アベルメクチン(avermectin-B)、ブロモプロピレート(bromopropylate)、ブプロフェジン(buprofezin)、クロルフェナピル(chlorphenapyr)、シロマジン(cyromazine)、D−D(1,3-Dichloropropene)、エマメクチンベンゾエート(emamectin-benzoate)、フェナザキン(fenazaquin)、フルピラゾホス(flupyrazofos)、ハイドロプレン(hydroprene)、メトプレン(methoprene)、インドキサカルブ(indoxacarb)、メトキサジアゾン(metoxadiazone)、ミルベマイシンA(milbemycin-A)、ピメトロジン(pymetrozine)、ピリダリル(pyridalyl)、ピリプロキシフェン(pyriproxyfen)、スピノサッド(spinosad)、スルフラミド(sulfluramid)、トルフェンピラド(tolfenpyrad)、トリアゼメイト(triazamate)、フルベンジアミド(flubendiamide)、レピメクチン(lepimectin)、亜ひ酸(Arsenic acid)、ベンクロチアズ(benclothiaz)、石灰窒素(Calcium cyanamide)、石灰硫黄合剤(Calcium polysulfide)、クロルデン(chlordane)、DDT、DSP、フルフェネリウム(flufenerim)、フロニカミド(flonicamid)、フルリムフェン(flurimfen)、ホルメタネート(formetanate)、メタム・アンモニウム(metam-ammonium)、メタム・ナトリウム(metam-sodium)、臭化メチル(Methyl bromide)、ニディノテフラン(nidinotefuran)、オレイン酸カリウム(Potassium oleate)、プロトリフェンビュート(protrifenbute)、スピロメシフェン(spiromesifen)、硫黄(Sulfur)、メタフルミゾン(metaflumizone)、スピロテトラマット(spirotetramat)、ピリフルキナゾン(pyrifluquinazone)、スピネトラム(spinetoram)、クロラントラニリプロール(chlorantraniliprole)、

下記式(D)
Figure 2010138142
〔式中、
1は、Me、Cl、BrまたはF、
2は、F、Cl、Br、C1−C4ハロアルキル、またはC1−C4ハロアルコキシ、
3は、F、ClまたはBr、
4は、H、1個またはそれ以上のハロゲン原子;CN;SMe;S(O)Me;S(0)2MeおよびOMeで置換されていてもよいC1−C4アルキル、C3−C4アルケニル、C3−C4アルキニル、または、C3−C5シクロアルキルアルキル、
5は、HまたはMe、
6は、H、FまたはCl、
7は、H、FまたはClを表す。」で示される化合物、

下記式(E)
Figure 2010138142
「式中、Xは、Cl、BrまたはIを表す。」
で示される化合物
等が挙げられる。
かかる他の殺ダニ剤(殺ダニ活性成分)としては、例えばアセキノシル(acequinocyl)、アミトラズ(amitraz)、ベンゾキシメート(benzoximate)、ビフェナゼート(bifenaate)、フェニソブロモレート(bromopropylate)、キノメチオネート(chinomethionat)、クロルベンジレート(chlorobenzilate)、CPCBS(chlorfenson)、クロフェンテジン(clofentezine)、シフルメトフェン(cyflumetofen)、ケルセン(ジコホル:dicofol)、エトキサゾール(etoxazole)、酸化フェンブタスズ(fenbutatin oxide)、フェノチオカルブ(fenothiocarb)、フェンピロキシメート(fenpyroximate)、フルアクリピリム(fluacrypyrim)、フルプロキシフェン(fluproxyfen)、ヘキシチアゾクス(hexythiazox)、プロパルギット(propargite:BPPS)、ポリナクチン複合体(polynactins)、ピリダベン(pyridaben)、ピリミジフェン(Pyrimidifen)、テブフェンピラド(tebufenpyrad)、テトラジホン(tetradifon)、スピロディクロフェン(spirodiclofen)、スピロメシフェン(spiromesifen)、スピロテトラマット(spirotetramat)、アミドフルメット(amidoflumet)、シエノピラフェン(cyenopyrafen)等が挙げられる。
かかる他の殺線虫剤(殺線虫活性成分)としては、例えば、DCIP、フォスチアゼート(fosthiazate)、塩酸レバミゾール(levamisol)、メチルイソチオシアネート(methyisothiocyanate)、酒石酸モランテル(morantel tartarate)、イミシアホス(imicyafos)等が挙げられる。
かかる薬害軽減剤(薬害軽減活性成分)としては、例えば、1,8−ナフタリックアンヒドライド(1,8−naphthalic anhydride)、チョメトリニル(cyometrinil)、オキサベトリニル(oxabetrinil)、フルキソフェニン(fluxofenim)、フルラゾール(flurazole)、ベノキサコール(benoxacor)、ジクロルミド(dichlormid)、フリラゾール(furilazole)、フェンクロリム(fenclorim)、ダイムロン(daimuron)、クミルロン(cumyluron)、ジメピペレート(dimepiperate)、クロキントセットメキシル(cloquintocet−mexyl)、フェンクロラゾールエチル(fenchlorazole−ethyl)、メフェンピルジエチル(mefenpyr−diethyl)、イソキサジフェンエチル(isoxadifen−ethyl)等が挙げられる。
かかる植物生長調節剤(植物生長調節活性成分)としては、例えば、エテホン(ethephon)、クロルメコート(chlormequat−chloride)、メピコート(mepiquat−chloride)、等が挙げられる。
本発明の植物病害防除剤を、何らかの方法により除草剤耐性を付与された作物に処理し、同時にまたは異なる時期にある種の除草剤を処理することにより、効果的かつ省力的に、高い「作物生育改善効果」を得ることもできる。ここで、「作物生育改善効果」とは、作物の虫害、病害、雑草害の防除などにより、結果的に作物収穫量の増加をもたらすこと等を意味する。
具体的には、イミダゾリノン系除草剤耐性を付与された作物、例えばClearfield(登録商標)カノーラに、本発明の植物病害防除剤とイマザピル等のイミダゾリノン系除草剤を、同時又は異なる時期に処理し、Clearfieldカノーラの生育を改善することが出来る。また、グリホサート耐性が付与された作物、例えばRoundupReady(登録商標)ワタやRoundupReady2ダイズ(登録商標)に、本発明の植物病害防除剤とグリホサートとを、同時又は異なる時期に処理し、RoundupReadyトウモロコシやRoundupReady2ダイズの生育を改善することが出来る。また、グルホシネート耐性が付与された作物、例えばLibertyLink(登録商標)トウモロコシに、本発明の植物病害防除剤とグルホシネートとを、同時または異なる時期に処理することにより、LibertyLinkワタの生育を改善することが出来る。
以下、本発明を製造例、製剤例および試験例等によりさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの例に限定されない。
まず、本発明化合物の製造例を示す。
製造例1
Figure 2010138142
3−クロロ−5−(4−クロロフェニル)−4−(3−クロロ−2−ピリジル)−6−メチルピリダジン0.18gをクロロホルム10mlに溶かした溶液を氷冷し、窒素雰囲気下で前記溶液に、MCPBA(65%)0.20gをクロロホルム10mlに溶かした溶液を滴下し、該混合物を室温で5時間攪拌した後、室温で一晩静置した。反応混合物を炭酸水素ナトリウム水溶液と氷との混合物へ注加した後、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。得られた残渣0.24gをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン:酢酸エチル=3:1)に付し、3−クロロ−5−(4−クロロフェニル)−4−(3−クロロ−2−ピリジル)−6−メチルピリダジン−1−オキシド(以下、本発明化合物(1)と記す。)0.05gを低極性成分として得た。さらにヘキサン:酢酸エチル=1:1で溶出して、3−クロロ−5−(4−クロロフェニル)−4−(3−クロロピリジン−1−オキシド−2−イル)−6−メチルピリダジン−1−オキシド(以下、本発明化合物(2)と記す。)0.10gを高極性成分として得た。
本発明化合物(1)
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.34(3H,s),7.06−7.09(2H、m),7.22−7.28(3H、m),7.67(1H,dd,J=8.3、1.5Hz),8.47(1H,dd,J=4.6、1.5Hz)
本発明化合物(2)
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.34(3H,s),7.16−7.19(1H、m),7.28−7.41(5H、m),8.15−8.19(1H、m)
製造例2
Figure 2010138142
3−クロロ−4−(3−クロロ−2−ピリジル)−6−メチル−5−(4−メチルフェニル)ピリダジン0.19gをクロロホルム10mlに溶かした溶液を氷冷し、窒素雰囲気下で前記溶液に、MCPBA(77%)0.15gをクロロホルム10mlに溶かした溶液を滴下し、該混合物を室温で5時間攪拌した後、室温で4日間静置した。反応混合物を炭酸水素ナトリウムと氷との混合物へ注加した後、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。得られた残渣0.21gをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン:酢酸エチル=10:1次いで7:1次いで5:1)に付し、3−クロロ−4−(3−クロロ−2−ピリジル)−6−メチル−5−(4−メチルフェニル)ピリダジン−1−オキシド(以下、本発明化合物(3)と記す。)0.11gを得た。
本発明化合物(3)
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.28(3H,s),2.35(3H,s),6.99(2H,d,J=8.3Hz),7.03−7.07(2H、br m),7.18(1H,dd,J=8.3、4.6Hz),7.63(1H,dd,J=8.3、1.5Hz),8.45(1H,dd,J=4.6、1.5Hz)
製造例3
Figure 2010138142
3−クロロ−5−(4−クロロフェニル)−4−(3,5−ジクロロ−2−ピリジル)−6−メチルピリダジン0.20gをクロロホルム10mlに溶かした溶液を氷冷し、窒素雰囲気下で前記溶液に、MCPBA(77%)0.15gをクロロホルム10mlに溶かした溶液を滴下し、該混合物を室温で5時間攪拌した後、室温で一晩静置した。反応混合物を炭酸水素ナトリウム水溶液と氷との混合物へ注加した後、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。得られた残渣0.26gをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン:酢酸エチル=10:1次いで7:1)に付し、3−クロロ−5−(4−クロロフェニル)−4−(3,5−ジクロロ−2−ピリジル)−6−メチルピリダジン−1−オキシド(以下、本発明化合物(4)と記す。)0.17gを得た。
本発明化合物(4)
1H−NMR(CDCl3,TMS)δ(ppm):2.32(3H,s)、7.04−7.08(2H、m),7.27−7.31(2H、m),7.69(1H,m)、8.43(1H,m)
次に製剤例を示す。なお、部は重量部を表す。
製剤例1
本発明化合物(1)〜(4)のいずれか1化合物50部、リグニンスルホン酸カルシウム3部、ラウリル硫酸マグネシウム2部及び合成含水酸化珪素45部をよく粉砕混合することにより、水和剤を得る。
製剤例2
本発明化合物(1)〜(4)のいずれか1化合物20部とソルビタントリオレエ−ト1.5部とを、ポリビニルアルコ−ル2部を含む水溶液28.5部と混合し、湿式粉砕法で微粉砕した後、この中に、キサンタンガム0.05部及びアルミニウムマグネシウムシリケ−ト0.1部を含む水溶液40部を加え、さらにプロピレングリコ−ル10部を加えて攪拌混合しフロアブル製剤を得る。
製剤例3
本発明化合物(1)〜(4)のいずれか1化合物2部、カオリンクレー88部及びタルク10部をよく粉砕混合することにより、粉剤を得る。
製剤例4
本発明化合物(1)〜(4)のいずれか1化合物5部、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエ−テル14部、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム6部及びキシレン75部をよく混合することにより、乳剤を得る。
製剤例5
本発明化合物(1)〜(4)のいずれか1化合物2部、合成含水酸化珪素1部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、ベントナイト30部及びカオリンクレー65部をよく粉砕混合した後、水を加えてよく練り合せ、造粒乾燥することにより、粒剤を得る。
製剤例6
本発明化合物(1)〜(4)のいずれか1化合物10部、ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェートアンモニウム塩50部を含むホワイトカーボン35部及び水55部を混合し、湿式粉砕法で微粉砕することにより、製剤を得る。
製剤例7
本発明化合物(1)〜(4)のいずれか1化合物40部、プロピレングリコール(ナカライテスク製)を5部、Soprophor FLK(ローディア日華製)を5部、アンチフォームCエマルション(ダウコーニング社製)を0.2部、プロキセルGXL(アーチケミカル製)を 0.3部、及びイオン交換水を49.5部の割合で混合し、原体スラリーを調製する。該原体スラリー100部に150部のガラスビーズ(Φ=1mm)を投入し、冷却水で冷却しながら、2時間粉砕する。粉砕後、ガラスビーズをろ過により除き、フロアブル製剤を得る。
製剤例8
本発明化合物(1)〜(4)のいずれか1化合物50部、NNカオリンクレー(竹原化学工業製)を38.5部、Morwet D425(アルキルナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物のナトリウム塩、アクゾノーベル社製)を10部、Morwet EFW(アルキルナフタレンスルホン酸塩とアニオン性湿潤剤との混合物、アクゾノーベル社製)を1.5部の割合で混合し、原体プレミックスを得る。該原体プレミックスをジェットミルで粉砕し、粉剤を得る。

次に本発明化合物が植物病害の防除に有効であることを,試験例により示す。
試験例1
プラスチックポットに砂壌土を詰め、ダイコン(早生40日)を播種し、温室内で5日間生育させた。製剤例6に準じて得られた本発明化合物(1)及び(2)の製剤の各々を、水で200ppmの濃度に希釈し、散布液を調製した。各々の散布液を、前記のダイコン葉面に十分付着するように茎葉散布した。散布後、ダイコン上の該散布液が乾く程度に風乾し、黒すす病菌(Alternaria brassicicola)の胞子を接種した。そのダイコンを23℃、多湿下に一晩置き、さらに温室内で3日間置いた後、防除効果を調査した。その結果、上記化合物の各々を有効成分とする散布液で処理したダイコンの病斑面積は、無処理区の病斑面積の10%以下であった。
試験例2
プラスチックポットに砂壌土を詰め、キュウリ(相模半白)を播種し、温室内で10日間生育させた。製剤例6に準じて得られた本発明化合物(1)、(3)及び(4)の製剤の各々を、水で200ppmの濃度に希釈し、散布液を調製した。各々の散布液を、前記のキュウリ子葉面に十分付着するように茎葉散布した。葉面上の該散布液が乾く程度に風乾させた後、キュウリの子葉面上に灰色かび病菌(Botrytis cinerea)の胞子を含有するPDA培地を置いた。そのキュウリを12℃多湿下に5日間放置した後、植物の病斑面積を肉眼にて観察した。無処理の植物の病斑面積と、薬剤を処理した植物の病斑面積を比較し、病害の防除効果を判定した。その結果、上記化合物を有効成分とする散布液で処理したキュウリの病斑面積は、無処理区の病斑面積の10%以下であった。
試験例3
プラスチックポットに砂壌土を詰め、キュウリ(相模半白)を播種し、温室内で12日間生育させた。製剤例6に準じて得られた本発明化合物(1)〜(4)の製剤の各々を、水で200ppmの濃度に希釈し、散布液を調製した。各々の散布液を、前記のキュウリ葉面に充分付着するように茎葉散布した。葉面上の該散布液が乾く程度に風乾させた後、キュウリうどんこ病菌(Sphaerotheca fuliginea)の胞子を接種した。そのキュウリを23℃下に12日置いた後、防除効果を調査した。その結果、上記化合物の各々を有効成分とする散布液で処理したキュウリの病斑面積は、無処理区の病斑面積の10%以下であった。
試験例4
ソルポール2680(東邦化学工業社製)1容量部、ジメチルスルホキシド8容量部及びキシレン10容量部の混合液100μlに、本発明化合物(1)を10mgを溶解して10%乳剤を調整した。回転式種子処理機(シードドレッサー、Hans-Ulrich Hege GmbH製)でコムギ(品種;シロガネ)種子10gに対して前記10%乳剤100μlを塗沫処理した。
種子処理1日後、プラスチックポットに砂壌土を詰め、前記の処理を施したコムギ種子(以下、本処理種子と記す場合もある。)5粒を播種し(これを処理区とする。)、15℃、蛍光灯照明下(24時間あたり16時間点灯、8時間消灯)で栽培した。播種から29日後にコムギ葉枯病菌(Mycosphaerella graminicola)の分生胞子を含む水懸濁液を出芽したコムギの茎葉部に噴霧接種し、15℃、3日間加湿条件下に栽培した。その後3日間、15℃、蛍光灯照明下で栽培し、再度コムギ葉枯病菌の分生胞子をを含む水懸濁液をコムギの茎葉部に噴霧接種し、15℃、3日間加湿加湿条件下に栽培した。その後、さらに15℃、蛍光灯照明下で栽培した。
播種から40日以降、定期的(1週間〜10日間隔)に本処理種子より生じた初生葉および本葉におけるコムギ葉枯病の発病面積率を調査した。発病面積率から下記の〔評価基準〕に基づき、4段階に発病度で評価した。
そして、種子処理を行っていないコムギ種子を、本処理種子と同様に播種及び栽培を行い、これ無処理区として、処理区と同様に種子処理を行っていないコムギ種子より生じた初生葉および本葉におけるコムギ葉枯病の発病面積率を調査した。発病度を求めた。

〔評価基準〕
発病度 発病面積率
0 : 0%
0.5 : 0%超25%以下
1 : 25%超50%以下
2 : 50%超100%以下

次いで、求められた各々の処理区の発病度と下記式
Figure 2010138142
により防除価を求めた。その結果を下記の〔表7〕に記す。
Figure 2010138142

Claims (10)

  1. 式(1)
    Figure 2010138142
    〔式中、
    1は塩素原子、臭素原子、C1−C4アルキル基又はC1−C4アルコキシ基を表し、
    2はC1−C4アルキル基を表し、
    3はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキルチオ基、ハロゲン原子、ニトロ基又はシアノ基を表し、
    Qは、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基及びハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基からなる群より選ばれる1つ又は同一若しくは相異なる2つ以上の基で置換されていてもよく、且つ、環を形成する窒素原子が酸化されていてもよい、6員の含窒素芳香族複素環基を表し、
    mは0〜5の整数のいずれかを表す。ただし、mが2〜5の整数のいずれかである場合、各々のR3は同一又は相異なる。〕
    で示されるピリダジン−N−オキシド化合物。
  2. Qが、いずれも、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基及びハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基からなる群より選ばれる1つ又は同一若しくは相異なる2つ以上の基で置換されていてもよい、ピリジル基、ピリジン−1−オキシド−イル基、ピリミジニル基、ピリダジル基又はピラジニル基である請求項1記載のピリダジン−N−オキシド化合物。
  3. Qが、いずれも、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基及びハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基からなる群より選ばれる1つ又は同一若しくは相異なる2つ以上の基で置換されていてもよい、2−ピリジル基、ピリジン−1−オキシド−2−イル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、3−ピリダジニル基、2−ピリミジニル基、4−ピリミジニル基又は2−ピラジニル基である請求項1記載のピリダジン−N−オキシド化合物。
  4. Qが、いずれも、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基及びハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基からなる群より選ばれる1つ又は同一若しくは相異なる2つ以上の基で置換されていてもよい、2−ピリジル基、2−ピリミジニル基又は4−ピリミジニル基である請求項1記載のピリダジン−N−オキシド化合物。
  5. Qが、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルキル基及びハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基からなる群より選ばれる1つ又は同一若しくは相異なる2つ以上の基で置換されていてもよい2−ピリジル基である請求項1記載のピリダジン−N−オキシド化合物。
  6. mが1又は2である請求項1〜5いずれか一項記載のピリダジン化合物。
  7. 1が塩素原子、臭素原子又はメチル基であり、R2がメチル基である請求項1〜6いずれか一項記載のピリダジン−N−オキシド化合物。
  8. 1が塩素原子であり、R2がメチル基である請求項1〜6いずれか一項記載のピリダジン−N−オキシド化合物。
  9. 請求項1〜8いずれか一項記載のピリダジン−N−オキシド化合物を有効成分として含有することを特徴とする植物病害防除剤。
  10. 請求項1〜8いずれか一項記載のピリダジン−N−オキシド化合物の有効量を植物又は植物を栽培する土壌に施用することを特徴とする植物病害の防除方法。
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