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JP2010119270A - ロータおよび回転電機 - Google Patents

ロータおよび回転電機 Download PDF

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JP2010119270A JP2008292447A JP2008292447A JP2010119270A JP 2010119270 A JP2010119270 A JP 2010119270A JP 2008292447 A JP2008292447 A JP 2008292447A JP 2008292447 A JP2008292447 A JP 2008292447A JP 2010119270 A JP2010119270 A JP 2010119270A
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Abstract

【課題】応力集中が緩和されたロータおよび該ロータを備えた回転電機を提供する。
【解決手段】ロータは、円筒状の外周面を有し、キー溝10Aが設けられた回転シャフト10と、回転シャフト10が貫通される貫通孔21Aが設けられ、貫通孔21Aの内周面210から突出してキー溝10Aに嵌合されるキー部21Bを含むロータコア21と、ロータコア21に埋設される永久磁石22とを備える。ロータコア21に設けられた貫通孔21Aの内周面210は、回転シャフト10の外周面に沿う第1部分211と、キー部21Bの両側に位置し回転シャフト10の外周面から離れる方向に窪んだ凹部を構成する第2部分212とを含む。2個1組の永久磁石22は、相反する極性が交互に径方向外方に位置するようにロータコア21の周方向に並ぶように設けられ、キー部21Bは、回転シャフト10の中心と2個1組の永久磁石22における磁極の中心とを結ぶ直線上に位置する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ロータおよび回転電機に関し、特に、永久磁石が埋設されたロータおよび該ロータを備えた回転電機に関する。
キー部をキー溝に嵌合させることで、2部材の相対回転を防止する構造が従来から知られている。
このような構造は、たとえば、特開2004−32943号公報(特許文献1)、特開2007−49787号公報(特許文献2)、特開2004−248443号公報(特許文献3)および特開2005−184957号公報(特許文献4)などに記載されている。
たとえば、特許文献1では、軸方向に見たときのキー部の形状を円形状とすることで嵌合部における応力集中を緩和することが記載されている。
特開2004−32943号公報 特開2007−49787号公報 特開2004−248443号公報 特開2005−184957号公報
特許文献1に記載の嵌合構造では、キー部を円形にすることで応力集中の緩和を図っているが、さらなる応力集中緩和の観点からは、キー部の周方向の位置について改良の余地がある。
また、特許文献2,3においては、ロータコアにおける磁束が通りやすい軸(d軸)上にキー部を配置することが記載されている。しかしながら、特許文献2においては、ロータコアのキー部と回転シャフトのキー溝との間に樹脂を注入することが前提となっている。したがって、特許文献2においては、キー部の両側でロータコアの内周面と回転シャフトの外周面とを離間させることができない。同様に、特許文献3においても、ロータコアのキー部の両側において、ロータコアの内周面と回転シャフトの外周面とを離間させることは記載も示唆もなされていない。したがって、特許文献2,3に記載のロータにおいては、キー部周辺での応力集中を緩和することができない。
特許文献4には、ロータコアにおける磁束が通り難い軸(q軸)上にキー部を設けることが記載されている。しかしながら、このような場合は、後述するように、キー部周辺における応力集中を十分に緩和することができない。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、応力集中が緩和されたロータおよび該ロータを備えた回転電機を提供することにある。
本発明に係るロータは、円筒状の外周面を有し、キー溝が設けられた回転シャフトと、回転シャフトが貫通される貫通孔が設けられ、貫通孔の内周面から突出してキー溝に嵌合されるキー部を含むロータコアと、ロータコアに埋設される複数の磁石部とを備える。ロータコアに設けられた貫通孔の内周面は、回転シャフトの中心軸を中心として円筒状に構成され回転シャフトの外周面に沿う第1部分と、キー部の両側に位置し回転シャフトの外周面から離れる方向に窪んだ凹部を構成する第2部分とを含む。複数の磁石部は、相反する極性が交互に径方向外方に位置するようにロータコアの周方向に並ぶように設けられ、キー部は、回転シャフトの中心と磁石部における磁極の中心とを結ぶ直線上に位置する。
上記構成によれば、ロータコアに設けられた貫通孔の内周面が、キー部の両側において、回転シャフトの外周面から離れる方向に窪んだ凹部を有することにより、キー部の周辺におけるロータコアと回転シャフトの接触を抑制し、当該部分における応力集中を緩和することができる。また、回転シャフトの中心と磁石部における磁極の中心とを結ぶ直線上にキー部を位置させることにより、キー部周辺における応力集中をさらに効果的に抑制することができる。
1つの実施態様では、上記ロータにおいて、複数の磁石部は、ロータコアの径方向外方に向かうにつれて対向距離が大きくなるように略V字状に配置された2つの磁石を含む。
1つの実施態様では、上記ロータにおいて、ロータコアに設けられた貫通孔の内周面における第2部分と回転シャフトの外周面との間に空隙が形成されている。
本発明に係る回転電機は、上述したロータを備える。
本発明によれば、ロータにおけるキー部周辺の応力集中を緩和することができる。
以下に、本発明の実施の形態について説明する。なお、同一または相当する部分に同一の参照符号を付し、その説明を繰返さない場合がある。
なお、以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。また、以下の実施の形態において、各々の構成要素は、特に記載がある場合を除き、本発明にとって必ずしも必須のものではない。また、以下に複数の実施の形態が存在する場合、特に記載がある場合を除き、各々の実施の形態の構成を適宜組合わせることは、当初から予定されている。
図1は、ハイブリッド自動車に搭載されるモータを模式的に示す断面図である。図中のモータを搭載するハイブリッド自動車は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関と、充放電可能な2次電池(バッテリ)とを動力源とする。
図1に示すように、モータ(回転電機)100は、回転シャフト10を有するロータ(回転子)20と、ロータ20の外周上に配設されたステータ30とを含んで構成される。
ロータ20は、ロータコア21と、ロータコア21に埋設された永久磁石22と、ロータコア21の軸方向両端部に設けられたエンドプレート23とを含んで構成される。ロータコア21は、回転シャフト10の中心軸に沿って円筒状に延びる形状を有する。ロータコア21は、回転シャフト10の中心軸の方向に積層された複数の電磁鋼板を含む。
ステータ30は、ステータコア31と、ステータコア31に巻回されたコイル32とを含んで構成される。ステータコア31は、回転シャフト10の中心軸の方向に積層された複数の電磁鋼板を含む。なお、ロータコア21およびステータコア31は、電磁鋼板により構成されるものに限定されず、たとえば圧粉磁心等の磁性材料から形成されてもよい。
コイル32は、3相ケーブル40によって制御装置50に電気的に接続されている。3相ケーブル40は、U相ケーブル41、V相ケーブル42およびW相ケーブル43からなる。コイル32は、U相コイル、V相コイルおよびW相コイルからなり、これらの3つのコイルの端子に、それぞれ、U相ケーブル41、V相ケーブル42およびW相ケーブル43が接続されている。
制御装置50には、ハイブリッド自動車に搭載されたECU(Electrical Control Unit)60から、モータ100が出力すべきトルク指令値が送られる。制御装置50は、そのトルク指令値によって指定されたトルクを出力するためのモータ制御電流を生成し、そのモータ制御電流を3相ケーブル40を介してコイル32に供給する。
図2は、図1のII−II線上に沿ったステータの端面図である。図中には、モータの巻線構造が模式的に表わされている。
図1および図2に示すように、ステータコア31は、回転シャフト10の中心軸に沿って延びる円筒状の形状を有する。ステータコア31は、回転シャフト10の中心軸を中心としてその周方向に配列された複数のティース31Aを内周面に含む。本実施の形態では、ステータコア31は、48個のティース31Aを有する。
コイル32は、U相コイルを構成するコイル310〜317、V相コイルを構成するコイル320〜327およびW相コイルを構成するコイル330〜337からなる。コイル310〜317,320〜327,330〜337の各々は、周方向に連続する複数のティース31Aに巻回されている。コイル310〜317は、最外周に配置されている。コイル320〜327は、コイル310〜317の内側であって、それぞれ、コイル310〜317に対して周方向に一定の位相だけずれた位置に配置されている。コイル330〜337は、コイル320〜327の内側であって、それぞれ、コイル320〜327に対して周方向に一定の位相だけずれた位置に配置されている。
コイル310〜313は、直列に接続されており、その一方端が端子U1であり、他方端が中性点UN1である。コイル314〜317は、直列に接続されており、その一方端が端子U2であり、他方端が中性点UN2である。
コイル320〜323は、直列に接続されており、その一方端が端子V1であり、他方端が中性点VN1である。コイル324〜327は、直列に接続されており、その一方端が端子V2であり、他方端が中性点VN2である。
コイル330〜333は、直列に接続されており、その一方端が端子W1であり、他方端が中性点WN1である。コイル334〜337は、直列に接続されており、その一方端が端子W2であり、他方端が中性点WN2である。
中性点UN1,UN2,VN1,VN2,WN1,WN2は、1点に共通接続されている。端子U1,U2は、3相ケーブル40のU相ケーブル41に接続され、端子V1,V2は、V相ケーブル42に接続され、端子W1,W2は、W相ケーブル43に接続されている。
図3は、図1中のIII−III線上に沿ったモータの断面図である。図3に示すように、永久磁石22は、回転シャフト10の中心軸を中心としてその周方向に沿って複数配設されている。また、永久磁石22は、略V字状に配置された2個の磁石を1組として設けられている。本実施の形態では、2個×8組=合計16個の永久磁石22が配設されている。永久磁石22は、略直方体形状を有する。永久磁石22は、回転シャフト10の中心軸の方向に沿って見た場合に略矩形形状を有する。
図3に示される8組の永久磁石対(V字状に配置された2個1組の永久磁石22)のうち、4組の永久磁石対は、ロータコア21の外周側がN極になるように配置され、残りの4組の永久磁石対は、ロータコア21の外周側がS極になるように配置されている。このように、永久磁石22は、回転シャフト10の中心軸を中心としてその径方向に着磁され、磁石の極性が隣接する磁石対間で反転するように配設されている。図2に示すコイル310〜317,320〜327,330〜337は、これらの永久磁石対に対向するように配置されている。なお、図3に示される2個1組の永久磁石対を、1個の永久磁石22に置き換えることも可能であるし、3個以上の永久磁石22で構成される永久磁石群に置き換えることも可能である。
ティース31Aの個数は、ロータコア21に埋設された永久磁石対の組数の整数倍になるように決定される。本実施の形態では、8組の永久磁石対に対して48個のティース31Aが設けられているため、ティース31Aの個数は、永久磁石対の組数の6倍である。なお、ティース31Aおよび永久磁石対の組数は、本実施の形態に挙げた数に限定されないのは当然である。
図3に示すように、ロータコア21には、軸方向に延びる貫通孔21Aが形成され、該貫通孔21Aに回転シャフト10が挿通される。ロータコア21は、貫通孔21Aの内周面から径方向内方に突出するキー部21Bを有する。ロータ10は、キー部21Bを受け入れる凹部としてのキー溝10Aを有する。キー部21Bとキー溝10Aとが係合することで、ロータコア21と回転シャフト10との相対回転が防止される。
貫通孔21Aの内周面210は、回転シャフト10の中心軸を中心として円筒状に形成された第1部分211と、キー部21Bの両側において回転シャフト10から離れる方向に窪むように形成された第2部分212とを含む。第1部分211は、回転シャフト10の外周面と接触し、第2部分212は、回転シャフト10の外周面と離間している。すなわち、第2部分212と回転シャフト10の外周面との間には、空隙が形成されている。
上記のような第2部分212を設けることにより、キー部21Bの両側において、貫通孔21Aの内周面210を回転シャフト10の外周面から離間させ、この部分に回転シャフト10から応力が直接作用しないようにすることができる。また、キー部21Bの側面と第1部分211とを応力緩和曲線で繋ぐことができる。結果として、キー部21Bの周辺における応力集中を緩和することができる。
円筒形に形成された貫通孔21Aの一部に上記のようなキー部21Bを設けることにより、キー部21Bの周辺で、ある程度の応力集中が生じることは避けられない。しかしながら、キー部21B周辺での過度の応力集中を避けたいという要請がある。上記のように、貫通孔21Aの内周面210を回転シャフト10の外周面から離間させたり、キー部21Bの側面と第1部分211とを応力緩和曲線で繋ぐだけでは、キー部21B周辺の応力集中を十分に緩和することができない場合がある。
本願発明者らは、キー部21Bを設ける位置を工夫することによって、キー部21B周辺の応力集中を緩和することに成功した。この詳細について、以下に説明する。
図4は、本実施の形態に係るロータコアの数値解析のモデルの応力分布を示す図である。他方、図5は、比較例に係るロータコアの数値解析のモデルの応力分布を示す図である。なお、図4,図5における二点鎖線は、応力の等高線に相当する。
本実施の形態に係るロータコア21においては、図4に示すように、V字配置された1組の永久磁石22の中央部分に対応する位置に、キー部21Bが設けられている。他方、比較例に係るロータコア21においては、図5に示すように、1対の永久磁石22と、それに隣接する1対の永久磁石22との中間に対応する位置に、キー部21Bが設けられている。すなわち、本実施の形態に係るロータコア21においては、磁束が通りやすい部分(d軸)にキー部21Bが設けられ、比較例に係るロータコア21においては、磁束が通り難い部分(q軸)にキー部21Bが設けられている。
本願発明者らは、数値解析のモデルを用いたシミュレーションにより、回転時のロータの応力分布を算出した。その結果、以下の「1.」「2.」の傾向があることが判明した。
1.1対の永久磁石22の磁極の中心に対応する位置(図4,図5中のα部)では、ロータコア21の内周面近傍の応力が相対的に高くなる。
2.1対の永久磁石22とそれに隣接する1対の永久磁石22との中間部に対応する位置(図4,図5中のβ部)では、ロータコア21の内周面近傍の応力が相対的に低くなる。
上記「1.」および「2.」の理由は、以下のようなものであると考えられる。
すなわち、永久磁石22は、ロータコア21を構成する電磁鋼板よりも比重が小さいため、永久磁石22が設けられた部分では、ロータの回転による遠心力の影響による応力増大量が相対的に小さくなる。このため、1対の永久磁石22の磁極の中心に対応する位置(α部)では、相対的に応力が低くなる。
他方、ロータコア21を構成する電磁鋼板は、永久磁石22よりも比重が大きいため、1対の永久磁石22とそれに隣接する1対の永久磁石22との中間部分では、ロータの回転による遠心力の影響による応力増大量が相対的に大きくなる。このため、1対の永久磁石22とそれに隣接する1対の永久磁石22との中間部に対応する位置(β部)では、相対的に応力が高くなる。
本実施の形態に係るロータでは、図4に示すように、相対的に応力が低くなる部分(α部)にキー部21Bを設けているため、キー部21B周辺における応力集中を効果的に抑制することができる。他方、比較例に係るロータでは、図5に示すように、相対的に応力が高くなる部分(β部)にキー部21Bを設けているため、キー部21B周辺における応力集中を図4の例ほど効果的に抑制することができない。
なお、図4,図5においてハッチングを付した部分は、応力が高い(一定値以上である)部分に相当する。図4,図5に示すように、回転時のロータにおいては、永久磁石22の挿入用の孔部周辺において、応力集中が生じやすい。図5に示す比較例では、応力集中が生じやすい永久磁石22の挿入用孔部と、キー部21Bとをできるだけ近づけないという観点でキー部21Bを配置しており、上記「1.」「2.」の傾向が判明していなければ、応力集中を緩和する観点からは、永久磁石22とキー部21Bとの位置関係を図5の例のように設定する方が自然である。
これに対し、本実施の形態に係るロータでは、図4に示すように、応力集中を緩和したいキー部21Bを、敢えて応力の高い永久磁石22の挿入用孔部に近づけているのである。これは、上述の「1.」「2.」の傾向を知ることによって可能となったものである。なお、上記「1.」「2.」の傾向は、本願発明者らが行なったシミュレーションによって判明したものである。
図6,図7は、それぞれ、図4,図5に示される数値解析モデルを用いて計算されたキー部21B周辺の応力分布を示す部分拡大図である。図6,図7を参照して、本実施の形態に係るロータ(図6)においては、比較例に係るロータ(図7)と比較して、キー部21B周辺の応力の最大値が低減されていることが分かる。
本願発明者らは、キー部21Bの位置を変更することで、永久磁石22の挿入用孔部周辺の応力分布にどのような影響が及ぶかについても検討を加えた。以下、その内容について説明する。
図8,図9は、それぞれ、図4,図5に示される数値解析モデルを用いて計算されたキー部21Bに比較的近い永久磁石22の挿入用孔部周辺(図4,図5におけるA部)の応力分布を示す部分拡大図である。図8,図9を参照して、本実施の形態に係るロータ(図8)においては、比較例に係るロータ(図9)と比較して、永久磁石22の挿入用孔部周辺の応力の最大値はほぼ同程度であることが分かる。
図10,図11は、それぞれ、図4,図5に示される数値解析モデルを用いて計算されたキー部21Bから比較的遠い永久磁石22の挿入用孔部周辺(図4,図5におけるB部)の応力分布を示す部分拡大図である。図10,図11を参照して、本実施の形態に係るロータ(図10)においては、比較例に係るロータ(図11)と比較して、永久磁石22の挿入用孔部周辺の応力の最大値はほぼ同程度であることが分かる。
このように、図5に示す比較例の状態から図4に示す本実施の形態の状態にキー部21Bの位置を移動させたとしても、永久磁石22の挿入用孔部周辺の応力集中に及ぼされる影響は微小であることが分かる。本実施の形態に係るロータによれば、永久磁石22の挿入用孔部周辺の応力集中を増大させることなく、キー部21B周辺の応力集中を緩和することが可能である。
上述した内容について要約すると、以下のようになる。すなわち、本実施の形態に係るロータは、円筒状の外周面を有し、キー溝10Aが設けられた回転シャフト10と、回転シャフト10が貫通される貫通孔21Aが設けられ、貫通孔21Aの内周面210から突出してキー溝10Aに嵌合されるキー部21Bを含むロータコア21と、ロータコア21に埋設される「複数の磁石部」としての(2個1組の)永久磁石22とを備える。ロータコア21に設けられた貫通孔21Aの内周面210は、回転シャフト10の中心軸を中心として円筒状に構成され回転シャフト10の外周面に沿う第1部分211と、キー部21Bの両側に位置し回転シャフト10の外周面から離れる方向に窪んだ凹部を構成する第2部分212とを含む。2個1組の永久磁石22は、相反する極性が交互に径方向外方に位置するようにロータコア21の周方向に並ぶように設けられ、キー部21Bは、回転シャフト10の中心と2個1組の永久磁石22における磁極の中心(すなわち、V字配置の谷部分)とを結ぶ直線上(図3におけるY軸上)に位置する。
本発明に係るロータによれば、ロータコア21に設けられた貫通孔21Aの内周面が、キー部21Bの両側において、回転シャフト10の外周面から離れる方向に窪んだ凹部を有することにより、キー部21Bの周辺におけるロータコア21と回転シャフト10の接触を抑制し、当該部分における応力集中を緩和することができる。また、回転シャフト10の中心と2個1組の永久磁石22における磁極の中心とを結ぶ直線上にキー部21Bを位置させることにより、キー部21B周辺における応力集中をさらに効果的に抑制することができる。結果として、キー部21B周辺における応力集中が緩和されたロータが提供される。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明に基づいた実施の形態における、ハイブリッド自動車に搭載されるモータを模式的に示す断面図である。 この発明に基づいた実施の形態における、図1のII−II線上に沿ったステータの端面図である。 この発明に基づいた実施の形態における、図1中のIII−III線上に沿ったモータの断面図である。 この発明に基づいた実施の形態における、ロータコアの数値解析のモデルの応力分布を示す図である。 比較例に係るロータコアの数値解析のモデルの応力分布を示す図である。 この発明に基づいた実施の形態における、ロータコアの数値解析のモデルの応力分布を示す部分拡大図(その1)である。 比較例に係るロータコアの数値解析のモデルの応力分布を示す部分拡大図(その1)である。 この発明に基づいた実施の形態における、ロータコアの数値解析のモデルの応力分布を示す部分拡大図(その2)である。 比較例に係るロータコアの数値解析のモデルの応力分布を示す部分拡大図(その2)である。 この発明に基づいた実施の形態における、ロータコアの数値解析のモデルの応力分布を示す部分拡大図(その3)である。 比較例に係るロータコアの数値解析のモデルの応力分布を示す部分拡大図(その3)である。
符号の説明
10 回転シャフト、10A キー溝、20 ロータ、21 ロータコア、21A 貫通孔、21B キー部、22 永久磁石、23 エンドプレート、30 ステータ、31 ステータコア、32 ステータコイル、40 3相ケーブル、41 U相ケーブル、42 V相ケーブル、43 W相ケーブル、50 制御装置、60 ECU、100 モータ、310〜317,320〜327,330〜337 コイル、UN1,UN2,VN1,VN2,WN1,WN2 中性点、U1,U2,V1,V2,W1,W2 端子。

Claims (4)

  1. 円筒状の外周面を有し、キー溝が設けられた回転シャフトと、
    前記回転シャフトが貫通される貫通孔が設けられ、前記貫通孔の内周面から突出して前記キー溝に嵌合されるキー部を含むロータコアと、
    前記ロータコアに埋設される複数の磁石部とを備え、
    前記ロータコアに設けられた前記貫通孔の内周面は、前記回転シャフトの中心軸を中心として円筒状に構成され前記回転シャフトの外周面に沿う第1部分と、前記キー部の両側に位置し前記回転シャフトの外周面から離れる方向に窪んだ凹部を構成する第2部分とを含み、
    複数の前記磁石部は、相反する極性が交互に径方向外方に位置するように前記ロータコアの周方向に並ぶように設けられ、
    前記キー部は、前記回転シャフトの中心と前記磁石部における磁極の中心とを結ぶ直線上に位置する、ロータ。
  2. 複数の前記磁石部は、前記ロータコアの径方向外方に向かうにつれて対向距離が大きくなるように略V字状に配置された2つの磁石を含む、請求項1に記載のロータ。
  3. 前記ロータコアに設けられた前記貫通孔の内周面における前記第2部分と前記回転シャフトの外周面との間に空隙が形成されている、請求項1または請求項2に記載のロータ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のロータを備えた、回転電機。
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Cited By (7)

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