JP2010119135A - ビデオテープ録画メモを生成するシステムおよび方法 - Google Patents

Abstract

【課題】電子ガイド製品は、ユーザに、ビデオテープから番組を選択する能力を提供する。
【解決手段】或る番組が旨くテープに記録されている場合は、或るメッセージが表示されて、番組がテープに録画されていることを知らせる。（例えば、「あなたは、Ｘｘｘｘｘをテープ録画した。あなたは、それを視聴したか？」）情報は、番組がテープ録画されたことの情報を含む。特定の番組（ショー）がテープ録画され、視聴者特性は、所定の形態の番組を典型的に記録する視聴者をターゲットとする広告が提供されることを可能にする。或る実施の形態においては、広告を許可する際に、メモの表示が条件付けられ（例えば、番組に関係する他のデータと共に転送されるデータ片に基づいて）、そして、番組を転送した放送局に売ることができる。
【選択図】図１

Description

（発明の背景）
本発明は、一般的に、電子ガイドに関する。特に、本発明は、ビデオレコーダをプログラミングし、先に録画されたビデオおよび／または情報クリップのインデックスを表示することのできる電子テレビ・ガイドに関する。

個別のテレビ視聴者のスケジュールに合わせて後で見るためにテレビ信号を無人録画することは、普通に行われている。このプロセスは、ますます自動化されつつある。多くの番組は、ボタンに触れて録画することができる。テレビ視聴者が録画したものを憶えていることがますます難しくなっている。広告主および／または番組スポンサは、録画されている番組に一群の他の録画された番組よりも視聴者の関心を引きつけることに価値があると思う傾向がある。スケジュールに組み込んだ番組に選択的に割り当てられているビデオテープ録画メモが、これを行うのに望ましい。

ビデオテープに録画された試料をカタログ化するには、書いたインデックスを使用してもよい。しかしながら、テレビ視聴者は、都合の良いときに先に録画したあるいはタイムシフトした試料を見るのに一時記憶装置としてビデオテープを使用することが多い。ビデオテープに録画された電子インデックスは、所与のビデオカセットの内容を識別する望ましい手段である。ユーザが番組を選び、テープを選定した番組まで進めることができるディレクトリは、ビデオ録画した内容を記録し、次いでそれらを見る便利な手段を提供していた。

テレビ視聴者が数日あるいは数週間にわたって番組を録画した場合、何を録画したか忘れてしまう。あるいは、テレビ視聴者は、或る特定の番組をテープ録画したことを忘れてしまっただけかも知れない。したがって、或る特定の番組がテープ録画されたことをテレビ視聴者に思い出させ、その場所を指示する装置があれば望ましいであろう。

広告主は、できる限りいつでも目標とする付加物を提示してテレビ視聴者の注意を引きつけるように努めている。小売業者も、テレビ視聴者情報の特性（プロファイル）に基づいて、或る特定のテレビ視聴者に広告を提示することを望んでいる。したがって、広告主が、或る特定の視聴者特性に対する視聴者の関心および／または目標および広告を獲得する機会を与えるビデオテープ録画メモのようなフォーマットが望ましい。

（発明の概要）
したがって、本発明の実施例では、ビデオテープ録画メモを生成するプロセスが提示される。まず、電子番組ガイド（「ＥＰＧ」）が、テレビ視聴者のディスプレイ装置に表示される。テレビ視聴者は、次に、ＥＰＧに参加し、番組のスケジュールを表示する。次いで、テレビ視聴者は、録画するためにスケジュールに列挙されている番組を選択する。ＶＣＲは、選ばれた番組を録画するようにプログラムされており、この番組が録画される。録画後、ガイドが、録画された番組にビデオテープ録画メモを割り当てるかどうかを決定する。ビデオテープ録画メモが録画された番組に割り当てられたならば、このメモが活性状態にされる。

本発明に特有の特徴の多くは、添付図面と関連して考慮に入れた以下の詳細な説明を参照することによってより良く理解されることになるので、より容易に明らかとなろう。

本発明のこれらおよび他の特徴、利点は、添付図面を参照しながら以下の詳細な説明を読むことによってより良く理解して貰えよう。
例えば、本発明は以下を提供する。
（項目１） 録画のために指定されたＥＰＧのスケジュール内に表示される番
組を含むＥＰＧにリストされるプログラミングスケジュールを表示し、
選択された番組を録画するためにＶＣＲをプログラミングし、
前記番組を記憶し、
メモが前記番組に割り当てられたかを決定し、
前記メモが前記番組に割り当てられた場合、前記メモを活性状態化する、ことから成る、ビデオテープ録画が行われたことのメモを生成する方法。
（項目２） ビデオテープ録画が行われたことのメモと共に表示されるべきテ
ープラライブラリを発生することを更に含む項目１記載のビデオテープ録画が
行われたことのメモを生成する方法。
（項目３） 前記メモの表示に応答して、ＰＩＰ表示を発生することを更に含
む項目１記載のビデオテープ録画が行われたことのメモを生成する方法。
（項目４） ビデオ録画に好適な主題のリストを有し、ビデオ録画が行われた
ことのメモを表示することのできるＥＰＧ、
ビデオ録画に好適な主題のリスト、及びビデオ録画が行われたことのメモを発生するように選択的に加えられる一組の関連する指示子を記憶するメモリー、
ビデオ録画に好適な主題のリスト及び関連するメモの組を受信するＶＢＩデコーダ、
録画に好適な主題のリスト及び一組の指示子の受信、及びそれらのメモリー内への記憶を調整するマイクロコントローラ、および
ＥＰＧの制御下でプログラムされることができるＶＣＲから成る、ビデオテープ録画が行われたことのメモを生成する装置。
（項目５） ＥＰＧが視聴者特性データをサービスプロバイダーに送信する請
求項４記載のビデオテープ録画が行われたことのメモを生成する装置。
（項目６） 前記視聴者特性が、メモと関連する広告を送信するために使用さ
れる項目６記載のビデオテープ録画が行われたことのメモを生成する装置。
（項目７） ＥＰＧを生成するための手段、
番組のスケジュールを記憶し且つ番組が録画されたことを視聴者に知らせるための表示の発生を開始することのできる各々独立に送信されるメモと関連する手段、
番組のスケジュールとメモを受信するための手段、
ビデオテープの記録、及びテープ録画が行われていることのメモの表示を調整するためのマイクロコントローラ、及び
選択されたスケジュール番組をビデオテープへ録画するための手段から成る、
ビデオテープ録画が行われたことのメモを生成するための装置。
（項目８） 番組スケジュールを受信するための手段が、ビデオ信号のビデオ
垂直帰線消去期間を利用する項目７記載のビデオテープ録画が行われたことの
メモを生成するための装置。
（項目９） 独立に送信されるメモが、ビデオ帰線消去期間に送られたパケッ
トから成る項目７記載のビデオテープ録画が行われたことのメモを生成するた
めの装置。

ビデオテープ録画メモの説明図である。 ビデオテープ録画メモを生成するプロセスの工程系統図である。 テープ・ライブラリと関連してビデオテープ録画メモを生成、読み出すプロセスの工程系統図である。 情報を放送信号に挿入する回路のブロック図である。 データ・パケットのシリアル伝送のブロック図である。 ビデオ信号からＶＢIでコード化したデータを分離するレシーバのブロック図である。 数時間分の番組を示すガイド・スクリーンの１実施例を示す図である。 電子ガイドを活性状態にするのに適した遠隔制御ユニットの実施例を示す図である。 テープ・ライブラリ・フォーマットの図である。 ＶＣＲ、テレビおよび遠隔制御ユニットと連動して機能するＶＢIデコーダのブロック図である。 録画しようとしている番組のラインナップを示す典型的なグリッド・スクリーンを示している。 ビデオテープ録画メモと共に表示するための広告ソースを示すブロック図である。

図１は、ビデオテープ録画メモの図である。電子番組ガイド（「ＥＰＧ」）は、番組選択を評価するためにテレビ視聴者によってますます使用されつつある。ＥＰＧは、発表されつつある番組のスケジュール情報を見るのに使用される。さらに、ＥＰＧは、番組をソートし、さもなければ、ビデオ機器の楽しみを高める際にテレビ視聴者を助けるのに使用される。たとえば、ＥＰＧは、内容またはテレビ視聴者の好みによって番組リストをソートするために用いられるかも知れない。さらに、テレビ視聴者は見ている番組スケジュールを生成できる。その場合、テレビは、テレビ視聴者の以前に録画された選択に基づいて１つ番組から次の番組まで同調する。テレビ視聴者は、ＥＰＧを持つビデオ録画スケジュールを生成することもできる。このスケジュールは見ることが可能である。ＥＰＧ録画スケジュールを使用することによって、ＥＰＧスケジュールから選んで多くの番組をテレビ視聴者が録画することができる。

番組は、時間通りにあるいは周期的に録画することができる。また、再上映に遭遇した場合、ＥＰＧは、番組をスキップするようにプログラムすることができる。この反復録画自動化程度および複数番組の録画スケジューリングによれば、或る特定の番組を録画したことをテレビ視聴者が忘れやすい。録画スケジュールが、どの番組が録画されたかを決定するのに調べることができる。しかしながら、録画スケジュールを調べるには、テレビ視聴者の側に積極的な行動が必要である。

録画した番組を録画番組リストから目立たせたいと願う番組スポンサおよび／または広告主は、ビデオテープ録画メモを利用することを決めることができる。

ビデオテープ録画メモは、番組を録画したことをテレビ視聴者に合図する何からなる。一般的な意味において、なんらかの番組を録画したことをテレビ視聴者に警告できる。しかしながら、或る実施例においては、或る特定の番組を録画したことを警告する。きっかけとしては、視覚表示、テキスト表示、聴覚表示あるいはこれらのインジケータ信号の組み合わせがある。きっかけは、或る番組が録画されたことをテレビ視聴者に警告するのに使用し得る何かである。

図１に示すビデオテープ録画メモの実施例において、ビデオテープ録画メモは、テレビ・スクリーン１００上のテキスト、グラフィックからなる。ビデオテープ録画メモ１０４は、ガイド・ページ１０２の一部として示されている。別の実施例においては、メモは、ＥＰＧから独立して表示される。１実施例においては、広告１０６が、ビデオテープ録画メモ１０４と連動して表示されてもよい。メモおよびある広告は、画像内画像（「ＰIＰ」）ボックスに表示してもよい。

たとえば、録画以前の視聴中に、テレビ視聴者は、ＥＰＧを調べ、テレビ番組を決定する。テレビ視聴者は、録画モードに入って、録画しようとする番組を選ぶ。この時点で、ＶＣＲが起動して、自動的に番組選択を記録する。その後の任意の時点で、テレビ視聴者は、テレビ・セットのスイッチを切るか。または、他の番組を見続ける。あるいは、ビデオ撮影完成後の所定の時間に、テレビ視聴者が次にそのテレビ・セットを起動させたとき、あるいは、ビデオテープ録画完了後の所定の時点で、ビデオテープ録画メモ１０４が表示され、或る特定の番組がビデオテープ録画されており、再生を待っていることをテレビ視聴者に指摘する。或る実施例においては、録画された番組のビデオ・クリップが、メモ１０８と関連したＰIＰウインドウに表示され得る。

あるいは、テレビ視聴者は、オーディオ信号またはテレビ・スクリーン上に存在するアイコンのビデオテープ録画メモで合図を受けてもよい。実際、或るテレビ番組がテープ録画されたが、見られていないというメモをテレビ視聴者に気づかせるきっかけとしては、テレビ視聴者に対するビデオテープ録画メモである。

メモは、特定のテレビ番組あるいはすべての番組と関連付けることができる。
或る実施例において、これらの録画番組を視聴者に目立たせたいと願っている広告主は、この特権について料金を払うことを選ぶことができる。ＥＰＧのスケジュール情報と共に送られ、スポンサのスケジュール組み込み番組と関連したデータ・パケットは、その特定の番組が録画されるときにメモを活動状態にする。したがって、このようなマークの付けられた番組が、録画された後に、ビデオテープ録画メモを表示することになる。

図２は、ビデオテープ録画メモを生成するプロセスの工程系統図である。このプロセスは、テレビ視聴者が初めてＥＰＧ２０２に入ったときに２００のところで開始する。テレビ視聴者は、次に、テープ録画用番組２０４を選ぶ。テープ録画用番組を選ぶ際に、テレビ視聴者は、番組が録画のために選ばれたという視覚的な指標を提示し、付加的な録画すべき番組の選択も可能にする専門録画グリッドにアクセスすることができる。あるいは、テープ録画用に選ばれる番組を、ＥＰＧの番組リストから選び、コントロールパネル上の適切なファンクションキーを押圧することによって録画用に表示してもよい。

番組についてのスケジュールに組み込んだテープ録画時間が来ると、ＶＣＲは、番組２０６をテープ録画するために始動する。ＶＣＲは、選択されたチャネルに同調する。或る実施例において、ＶＣＲは、選択された番組に対応するガイドのコードをチェックし、それをテープ録画しようとしている番組と共に送られたコードと比較する。もしコードが一致したならば、録画が開始する。別の実施例においては、コードはチェックされない。この場合、ＶＣＲが、自動的に指定時間で録画を開始する。コードを使用することによって、その放送に対してＥＰＧで選んだ番組間の確認が、早期の番組時間超過による番組ラインナップのスケジュール変更、遅延の原因を説明することができる。

さらに別の実施例においては、テープ録画のセットアップの一部として、テープの割り出しが開始され、テープ上にあるディレクトリに記憶される。

次に、番組がステップ２０８で録画される。録画している間、ＥＰＧは、ビデオテープ録画メモが番組（ショー）データ２１０と一緒に送られてきたかどうかをみるためにチェックを行う。あるいは、或る実施例においては、メモについてのチェックは、録画番組の選択２０４中、あるいは、録画プロセス２０６、２０８における任意他のステップで、行われてもよい。さらに別の実施例においては、テープ録画が完了した後にチェックを行ってもよい。

或る実施例においては、ショーに関するデータが、他のスケジュール情報と一緒に、日中に提供される別の番組のビデオ帰線消去期間（「ＶＢI」）中に、あるいは、ＶＢIを利用する料金が低い夜間のオフタイム中に視聴者のところに送られる。これは、録画されるときに所与の番組（ショー）と関連することになるビデオテープ録画メモを送る適当な時間である。広告主またはスポンサが、或る特定の番組（ショー）が録画されつつあるときにメモを送りたいと望む場合には、他のスケジュールデータと共に、ビデオ帰線消去期間を通じてメモを送ることができる。或る実施例においては、メモは、他の手段によって、たとえば、インターネットまたは電話回線などを通じて送ってもよい。もしメモが番組（ショー）データに割り当てられ、送信されてきたならば、メモは後の表示のために記憶される２１２。メモは、ＥＰＧと関連した揮発性メモリまたは不揮発性メモリに記憶され得る。あるいは、記憶装置は、ディスク・ドライブ、光学記憶媒体、磁気テープなどであってもよい。メモは、サービス・プロバイダから送られてきた表示すべきメモについてのトリガと共に、その場で生成されてもよい。メモが記憶された後、プロセスは終了する２１４。

こうして、プロセスが完了し、テレビが次にオンとされるか、あるいは、テープ録画後の所定の時点で、或る特定の番組（ショー）が録画されているというメモが表示されることになる。もしスポンサあるいは広告主がメモを録画プロセスと関連付けたいならば、サービス・プロバイダがそれを送る。サービス・プロバイダは、普通は、広告主あるいはスポンサがサービス料金を支払った後に、メモを活性状態にすることになる。

図３は、テープ・ライブラリと関連したビデオテープ録画メモを生成し、読み出すプロセスの工程系統図である。これらのプロセスは、ステップ３００で開始し、１つのＥＰＧがステップ３０２で入る。次に、テープ録画用番組が、ステップ３０４でＥＰＧ内の種々のメニューの１つから選ばれる。録画に先立つ適切な時間で、ＶＣＲがステップ３０６でセットアップする。このセットアップは、現在の録画に使用されているテープ上の開始、停止位置の生成と、インデックス内のボリュームとして現在のテープを掲げているライブラリへの参加を含む。このライブラリは、代表的には、電子メモリに記憶される。次に、予定の開始時に、番組が録画される３０８。

次に、ライブラリ情報が、後の表示のために記憶される３１０。このライブラリ情報の記憶は、ビデオテープ上に行われる。或る実施例において、ライブラリ情報は、電子ガイドと関連した揮発性メモリまたは不揮発性メモリに記憶される。このメモリは、代表的には、ＶＣＲ、セット・トップ・ボックスまたはテレビ内にある。ライブラリ情報を記憶することのできる任意の電子検索手段を使用することができる。次に、メモが番組（ショー）データと共に送られたか否かの問い合わせが行われる３１４。もしビデオテープ録画メモが送られていたならば、このメモは、先に記憶されているライブラリ情報で後に電子検索できるようにメモリに記憶される３１６。

ライブラリ情報およびメモは、同じタイプのメモリ装置に記憶される必要はない。記憶場所への唯一の必要条件は、プロセスの諸ステップを実行するプロセッサが表示用のデータを位置決めることができるということである。ビデオテープ録画メモと共にライブラリ情報を表示することによって、テレビ視聴者が或る特定のビデオテープに或る番組を録画したことを示すことができる。テレビ視聴者が番組（ショー）を見ることを望む場合には、テレビ視聴者は、どのテープを装填すべきかを知ることができる。ライブラリは、また、テープ録画した番組の長さ、テープ上の番組の位置についての指標も提供する。或る番組（ショー）をテープ録画したことをテレビ視聴者が思い出すために、番組（ショー）を録画した特定のテープをＶＣＲに装填する必要はない。

図４は、情報を放送信号に挿入する回路のブロック図である。ビデオテープ録画メモのようなデータを垂直帰線消去期間に挿入するためには、図４に示す機能を達成する回路が利用される。ビデオ・ソース４１０が、データ挿入装置４１２に入力される。データ・インサータが、ビデオ信号のＶＢIを包含する一組の帰線を探す。データ挿入装置４１２は、後の検索のために帰線消去期間に補足的な情報（たとえば、ビデオテープ録画メモ）を挿入する。挿入される情報は、広告ソース４１６あるいはビデオテープ録画メモであってもよい。

あるいは、付加的な情報を、メモに加えて挿入してもよい。付加的な情報としては、スポンサまたは広告主がビデオテープ録画メモと組み合わせることを望む聴覚的あるいは視覚的な合図がある。次に、データ・インサータ４１２から出力された補足的情報およびビデオ信号の複合信号が、ＲＦキャリア４１４上へ変調される。

ＲＦ信号は、配信ネットワーク４１６へのプレゼンテーションに適している。
ＲＦ信号は、ケーブル・テレビ・ネットワーク、無線ネットワークまたはインターネットを通じて状態調整する適切な付加的信号によって配信され得る。

図５は、データ・パケットのシリアル伝送のブロック図である。図４に示すビデオ信号に挿入される情報は、代表的には、デジタル情報パケットからなる。各パケットは、先行のパケットの終端および現パケットの開始、機能を通知するプリアンブルＨ１、Ｈ２、Ｈ３によって他のメッセージから分離された個別のメッセージＡ１、Ａ２、Ａ３からなる。送られつつある情報はＡ１、Ａ２、Ａ３のラベル付きのパケット内に含まれる。

図６は、ビデオ信号からの、ＶＢIでコード化されたデータを分離するレシーバのブロック図である。信号６０２は、チューナ６３６によって受信され、より容易に処理できる中間周波数（「IＦ」）信号に変換される。この中間周波数信号は、分割され、IＦアンプ６３８およびＶＢIデコーダ６４８に送られる。IＦアンプ６３８は、弱い信号を増幅してから、ビデオ検出器６４０に送る。ビデオ検出器６４０は、中間周波数信号をベースバンド信号またはビデオ信号（テレビ・モニタ６４２へのプレゼンテーションに適している）に変換する。ビデオ信号は、それに関連したオーディオ信号を有する。ビデオ信号と共に送信されたオーディオ信号は、テレビ・モニタ６４２と関連したスピーカに与えられる。ＶＢIデコーダ６４８への出力であるチューナ６３６の出力に戻って、補足的な情報が、IＦ信号のＶＢIから抽出される。ＶＢI信号は、デコーダが帰線消去期間を検出したときに分離され、ベースバンド信号に変換され、信号からデータ・パケットを引き剥がす。マイクロ・コントローラ６４４は、パケット内に含まれるデータをデコードし、ＥＰＧディスプレイで後に利用するためにメモリ６５０内に情報を格納する。

図７は、数時間の編成番組を示すガイド・スクリーンの実施例の図である。
編成番組７０２は、所与の曜日７０６および日時７０４毎に示される。ガイド・スクリーン７００は、テレビ視聴者が利用できる種々のチャネルについての番組情報７２０を示している。ガイド・スクリーンは、また、それを通じて種々の機能の起動を利用できるようにもする。Ｖｉｅｗ７１０、ＶｉｅｗＴＶ７０８、ＲＥＣＯＲＤ７１４およびＲＥＴＵＲＮ７１８の機能は、テレビ視聴者がガイド・スクリーンを通して利用できる。本実施例においては、カーソルを所望の機能によって位置させ、選択を行う。本実施例においては、カーソルおよび選択機能は、遠隔制御装置を経て起動される。

別チャネルのより後の番組を録画するには、ＲＥＣＯＲＤ機能７１４を利用する。たとえば、チャネル１１の８時半の番組、「I Love Lucy」７２２を録画するには、カーソルを「I Love Lucy」ボックス７２２の上に置き、選択ボタンを押し、選択番組を強調表示する。番組の選択後、テレビ視聴者は録画ボタン７１４を起動させ、８：３０にチャネル１１を「ILove Lucy」に同調させ、録画する。

図８は、図７に示すように電子ガイドを起動させるのに適した遠隔制御ユニットの実施例の図である。ガイド・スクリーンは、ガイド・ボタン８０１を押圧することによって起動させる。カーソルは、カーソル移動キー８０２の１つを押すことによって画像スクリーン上で動き回らせることができる。ひとたびカーソルがガイド選択によってスクリーン上に適切に位置決めされたならば、選択ボタン８０４を押して選択を行う。

図９は、テープ・ライブラリ・フォーマットの図である。テープ・ライブラリは、普通、ランダム・アクセス・メモリに記憶される。テープがアクセスされる毎に、その内容が、再生されたテープのテープ数によってライブラリに入れられる。ライブラリの内容は、マイクロプロセッサによってデコードされ、オン・スクリーン・ディスプレイ・コントローラによってビデオ・ディスプレイ上に表示するように与えられる。

図１０は、ＶＣＲ、テレビおよび遠隔制御ユニットと連動して機能するＶＢIデコーダのブロック図である。ビデオカセット・テープ上に格納された番組にアクセスするためのコントローラが、１０６０で示してある。ビデオ入力１０６２を有する普通のビデオ・ディスプレイが、ビデオ・ディスプレイ１０６２とビデオカセット・レコーダ１０１８との間に配置されたコントローラ１０６０と連動して用いられる。コントローラ１０６０は、ＶＢIデコーダ１０２４に接続したチューナ１０２２と、ランダム・アクセス・メモリ１０３２およびリードオンリー・メモリ１０３０に接続するマイクロプロセッサ１０２６とを有する。チューナ１０２２は、オン・スクリーン・ディスプレイ・コントローラ１０３４に接続しており、このコントローラもＶＢIデコーダ１０２４およびマイクロプロセッサ１０２６に接続している。コントローラは、遠隔コントローラ１０１２からの赤外線信号を赤外線検出器１０３８で受信する。IＲ検出器１０３８の受信したコマンドは、マイクロプロセッサ１０２６によって処理される。マイクロプロセッサは、垂直帰線消去期間デコーダ１０２４に接続している。

リードオンリー・メモリ１０３０は、マイクロプロセッサ１０２６の制御についての命令を送るセクションを包含する。IＲ検出器１０３８の受信した赤外線コードをデコードするための付加的なセクションも設けてある。赤外線コード用のセクションは、再生、録画、巻き戻し、停止、索引機能についてＶＣＲを制御するためのデコーディングも行う。また、リードオンリー・メモリ１０３０には、ディレクトリ記憶セクション、ガイド・データ・セクション、ライブラリ・セクションも含まれている。

ディレクトリ、ガイド・データおよびライブラリ情報は、ＶＢIデコーダ１０２４からマイクロプロセッサ１０２６に与えられる。この情報は、ＶＣＲ１０１８によってチューナ１０２２を通じて再生されているテレビ信号内に存在する垂直帰線消去期間で記憶される。ＶＣＲ１０１８の出力するビデオ信号は、インタレース・テレビ走査ラスタの垂直帰線消去期間を含むビデオ信号である。

ビデオ・テレビ信号の第１フィールドは、テレビ・スクリーンの左上隅で始まり、スクリーンの底部に一連のラインを書き込む。スクリーンの底部で、スクリーンを書き込んでいるビームが、スクリーンの頂部に戻って一連のラインを再描画する。これらの再描画されたラインは、垂直帰線消去期間ラインとして示される。再描画期間中、スクリーンへの書き込みは消去される。しかしながら、信号はなお存在し、付加的な情報を垂直帰線消去期間中に送ることができる。垂直帰線消去期間は、フレーム毎にデータをコード化するのに利用できる１０２０本のラインを包含する。垂直帰線消去期間後、第２のビデオ・フレームがスクリーンに書き込まれ、別の垂直帰線消去期間が開始する。

垂直帰線消去期間（「ＶＢI」）は、ビデオカセット・テープ上に存在する。
ビデオカセット・テープは、オーディオ・トラック、ビデオ・トラックを有する。ビデオ・トラックは、垂直帰線消去期間を含むビデオ信号を記録する。

本発明において、データパケットは垂直帰線消去期間に挿入される。例えは、
テープ識別番号、番組番号、及び絶対アドレスを含むデータパケットを垂直帰線消去期間ラインに記録することができる。また、ディレクリを本発明の原理に従って、垂直帰線消去ラインに記憶することができる。記録中、データは、ＶＢＩ挿入回路によってビデオテープ上に記憶されている信号の垂直帰線消去期間に挿入される。プレイバック中、録画テープ上のＶＢＩ上の情報が、ＶＢＩデコータ１０２４によってデコードされ、ランダムアクセスメモリー１０３２によって記憶される。一連のビデオカセットがビデオカセットレコーダで再生された後、テープ及びその内容のライブラリが、ライダムアクセスメモリ１０３２に累積される。

ビデオカセットテープ上の番組にアクセスするためにビデオカセットレコーダを制御するためのテレビジョンは、現在の技術水準で知られている。ビデオカセットテープ上に番組にアクセスするためにビデオカセットレコーダを制御するテレビジョンは、Ｍａｎｋｏｖｉｔｚによる米国特許５，５４３，９２９で詳細に記述されている。そこでの開示はそれを参照することにより完全に本明細書に組み入れられる。Ｍａｎｋｏｖｉｔｚ特許は、ビデオカセットレコーダから受信されるテレビジョン信号から番組ディレクトを検索することを開示している。テレビョシンは、番組のディレクトリを表示し、テレビジョン視聴者は、視聴するために予め録画された番組のディレクトリから番組を選択することができる。番組の選択の際に、テープは、選択された番組の開始に、ビデオカセットレコーダの位置設定を行うために、前送りか、又は巻き戻される。

図１１は、画像内画像挿入を利用する案内スクリーンの実施の形態を図示している。図１１の実施の形態においては、録画するか又は視聴されるべき全ての番組がスケジュール内に表示される。視聴されるべき番組（ショー）のテーブルは、視聴ボタン１１４４を作動することによって選択される。録画されるべき番組（ショー）のテーブルは、録画ボタン１１４６を作動することにより、示される。番組（ショー）をリストから除去し又は加えることができ、録画周波数を設定することができる。番組（ショー）を、このスクリーンから、一度のみ、毎日、毎週録画するように設定できる。図示される実施の形態において、画像内画像（ＰＩＰ）ウインドウ１１１２、１１１４、１１１６が示されている。これらのＰＩＰウインドウにおいて、録画された番組（ショー）に関係する追加情報が、ヒ゛テ゛オテープメモを含んで、表示することができる。

図１１の広告（ａｄ）ウインドウ１１１２、１１１４、１１１６は、インフォマーシャルの作成者に、広告ウインドウを介して、視聴者に行き届く拡張された能力を提供する。広告時間の購入コストのために、より多くの製品製造者が、比較的低価格な主要な時間帯を外したスケジュールでの、しばしば主要でないチャンネルで示されるインフォマーシャルを作り出している。広告ウインドウは、特定の製品に付いての情報を表示し、録画ボタンを押すと、表示されているインフォマーシャル又は広告を記録するようにＥＰＧに命令する。従って、インフォマーシャルは、主要でない時間に主要でないチャンネル上で放送される時、それが、後での視聴のために記録される。同じ手順が、ビデオテープ録画メモをロードするのに使用される。ＥＰＧは、広告されている製品に付いてのビデオクリップを視聴する機会を視聴者に与えるための、又は視聴者がテープ録画された番組を直ちに注視する可能性をインフォマーシャルの作成者に与える。

実施の形態及び／又は視聴者のオプションの選択に基づいて、ビデオクリップは、ＰＩＰウインドウ、広告ウインドウ内、又はフルスクリーンで示される。ビデオクリップの終了の際に、ＥＰＧは、通常、ビデオクリップの表示をトリガーするオプションを選択する直前の視聴者が作動していたモードに戻る。

ＰＩＰウインドウに加えて、パネル広告は、有料広告に対して使用可能である。空間は、全スクリーン領域の約１／９を占有する２つのパネル広告に対する案内の実施の形態で利用可能である。所定の広告空間が売られない場合、その空間は、ＲＯＭに記憶されており、且つ利用可能な空間に挿入される代わりの広告で充填されるか、又は、特別（ボーナス）広告で充填される。この空間は、ビデオテープ録画メモを視聴するためにも利用可能である。

ＥＰＧは、インフォマーシャルの作成者に、チャンネル広告とも呼ばれる仮想チャンネル広告スロットを介して視聴者に到達する拡張された能力を与える。仮想チャンネル広告スロットは、グリッドガイドの行として現れ、特定のチャンネルに対するスケジュールされた番組のタイトルを典型的に示す。ＥＰＧグリッドガイド仮想チャンネル広告スロットは、番組のグリッドガイドスケジュールの行として表示される広告を提供する。視聴者がグリッドガイドの情報詳細ボックス内の広告番組に付いての情報を視聴し及び／又は得るための記録、視聴又はスケジュールすることができるという点で、仮想チャンネル広告スロットは、グリッドガイド中のチャンネルエントリの様に機能する。チャンネル広告は、固定された領域を占有しない。チャンネル広告は、グリッド内のチャンネル間に本質的に挿入することができる。チャンネル広告スロットが存在しない場合、グリットは、単に、ギャプを有さないチャンネル／番組タイトルの連続リストである。或る実施の形態において、この領域は、ビデオテープ録画メモの挿入に対しても利用される。

図１２は、ビデオテープ録画メモと関連する表示のための広告の発生源を図示する図である。ＥＰＧは、ＶＢＩを介してダウンロードされた視聴者のターミナル（ＲＡＭ内）に記憶された、又はヘッドエンドに記憶された、或いは、インターネット／ワールドワイドウェブへのＥＰＧリンクを介してアクセス可能な広告のライブラリを非限定的に含む、種々の可能な場所から広告を選択することができる。広告は、グラフィック、テキスト、ビデオクリップ、オーディオクリップ、及びそれらの組合せの形態とすることができる。各広告は、テーマコード、プロフィール（特性）コード、及び他の選択情報に割り当てることができる。

他の実施の形態において、ライブラリ内の広告は、テレビジョン番組の特定のテレビジョン番組又はクラスに割り当てることができる。図１１に示される「録画視聴リスト」に導入されるテレビジョン番組の履歴が記録され、その結果が、どの広告を表示するかを決定するために解析される。特定の番組を録画する際の広告選択の基準となる仮定は、ＥＰＧを使用して、或る番組をそれが放送されいてる異なる時間に見る人は、異なる関心を有していると言う点にある。更に、録画された番組が視聴される時間に関する情報は、特性解析（プロファイリング）の目的のために、視聴者についての指示を広告人に与える。テレビジョン番組、ビデオ、広告情報及び番組スケジュール情報との表示及び録画インタフェースは、「Ｓｙｓｔｅｍ ａｎｄ Ｍｅｔｈｏｄｓ ｆｏｒ Ｄｉｓｐｌａｙｉｎｇ ａｎｄ Ｒｅｃｏｒｄｉｎｇ Ｃｏｎｔｒｏｌ Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ ｗｉｔｈ Ｔｅｌｅｖｉｓｉｏｎ Ｐｒｏｇｒａｍ， Ｖｉｄｅｏ， Ａｄｖｅｒｔｉｓｉｎｇ Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ ａｎｄ Ｐｒｏｇｒａｍ Ｓｃｈｅｄｕｌｉｎｇ Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」と題される西暦１９９８年７月２１日出願の同時継続米国特許出願第０９／１２０，４８８により詳細に記述される。その出願の開示は、完全に、参照によって、ここに組み入れられる。

本発明の実施の形態において、ビデオテープ録画メモのデータベース、広告メッセージ、及び仮想チャンネル広告が、視聴者ターミナルのＲＡＭ内に記憶され、視聴者ターミナルがインターネット接続を有する場合は、ウェブサイトにアクセスことができる。何れの場合においても、データベース内の広告アイテムは、遠隔テレビジョン番組に割り当てられたコード化カテゴリーラベルに対応するコード化カテゴリーでラベル付けされる。

Claims (1)

1. ビデオ録画が行われたことを思い出させるためのリマインダを生成する方法であって、本願明細書に記載の方法。

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