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JP2010118134A - 光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の単層光ディスクや2層光ディスクとともに、多層光ディスクが流通した場合において、指紋検出などの処理を効率的に実行する光ディスク装置を提供する。
【解決手段】本発明の光ディスク装置は、装填されている光ディスク100が、設定値T(Tは2を超える整数)未満の層数の情報記録層を備える第1光ディスク、および、設定値T以上の層数の情報記録層を備える第2光ディスクのいずれであるかを判別するディスク判別部109を有する。装填された光ディスクが第1光ディスクと判別された場合と第2光ディスクであると判別された場合とで記録/再生前処理の内容(例えば指紋検出処理の有無)を変化させる。
【選択図】図5

Description

本発明は単一の情報記録層または積層された複数の情報記録層を有する片面積層型光ディスクの記録再生装置に関する。本発明は、特に16層(ブルーレイ・ディスク:BD)や20層BDなどの多層光ディスクを0.85以上の高いNA(開口数)で波長約405nmの青紫色のレーザを照射してデータの記録および/または再生を行うことができる光ディスク装置に関している。
なお、本発明は、BDの記録または再生のための装置に限定されず、波長が約405nm程度または400nm以下のレーザ光によってデータの記録/再生が実行される光ディスク装置に広く適用される。本明細書で使用する「光ディスク装置」の用語は、例えばコンピュータやカメラの記録装置部品として使用され得る「光ディスクドライブ」だけではなく、コンピュータネットワークに組み合わせられて使用される「サーバ」や、音響映像データを記録するための「レコーダ」などを広く含み得るものとする。
光ディスクに記録されているデータは、比較的弱い一定の光量の光ビームを回転する光ディスクに照射し、光ディスクによって変調された反射光を検出することによって再生される。
再生専用の光ディスクには、光ディスクの製造段階でピットによる情報が予めスパイラル状に記録されている。これに対して、書き換え可能な光ディスクでは、スパイラル状のランドまたはグルーブを有するトラックが形成された基材表面に、光学的にデータの記録/再生が可能な記録材料膜が蒸着等の方法によって堆積されている。書き換え可能な光ディスクにデータを記録する場合は、記録すべきデータに応じて光量を変調した光ビームを光ディスクに照射し、それによって記録材料膜の特性を局所的に変化させることによってデータの書き込みを行う。
なお、ピットの深さ、トラックの深さ、および記録材料膜の厚さは、光ディスク基材の厚さに比べて小さい。このため、光ディスクにおいてデータが記録されている部分は、2次元的な面を構成しており、「記録面」または「情報面」と称される場合がある。本明細書では、このような面が深さ方向にも物理的な大きさを有していることを考慮し、「記録面(情報面)」の語句を用いる代わりに、「情報記録層」の語句を用いることとする。光ディスクは、このような情報記録層を少なくとも1つ有している。なお、1つの情報記録層が、現実には、相変化材料層や反射層などの複数の層を含んでいてもよい。
本明細書では、簡単のため、「情報記録層」を単に「層」と称する場合がある。また、本明細書では、積層されたN層の「情報記録層」を有する1枚の光ディスクを「N層光ディスク」と称することする。例えば2層の情報記録層を有するBDを簡単に「2層BD」と称する。
次世代DVDと称されるBDなどの高密度光ディスクは、少なくとも1つ情報記録層が基板によって支持され、情報記録層の光入射側表面は薄い保護層(光透過層)によって覆われている。複数の情報記録層が積層されている場合、情報記録層の間に他の光透過層が介在する。このような光ディスクの光入射面(光ディスクの「表面」)から、着目する情報記録層(光ビームの焦点が位置する情報記録層)までの深さは、典型的には100μmまたはそれ以下である。本明細書では、光ディスクの光入射面から各情報記録層までの深さを、着目する情報記録層についての「光透過層厚」と称する場合がある。
光ディスクに記録されているデータを再生するとき、または、記録可能な光ディスクにデータを記録するとき、光ビームが目標とする情報記録層における目標トラック上で常に所定の集束状態となる必要がある。このためには、「フォーカス制御」および「トラッキング制御」が必要となる。「フォーカス制御」は、光ビームの焦点(集束点)の位置が常に情報記録層上に位置するように対物レンズの位置を情報面の法線方向(以下、「基板の深さ方向」と称する場合がある。)に制御することである。一方、トラッキング制御とは、光ビームのスポットが所定のトラック上に位置するように対物レンズの位置を光ディスクの半径方向(以下、「ディスク径方向」と称する。)に制御することである。
上述したフォーカス制御およびトラッキング制御を行うためには、光ディスクから反射される光に基づいて、フォーカスずれやトラックずれを検知し、そのずれを縮小するように光ビームスポットの位置を調整することが必要である。フォーカスずれおよびトラックずれの大きさは、それぞれ、光ディスクからの反射光に基づいて生成される「フォーカス誤差(FE)信号」および「トラッキング誤差(TE)信号」によって示される。
光ディスクの表面に指紋が付着すると、光ビームが指紋を横切るときに反射光量が低下し、光ビーム状の強度分布が不均一に低下するため、TE信号に対して外乱が入ることになり、トラッキングに異常が生じるため、トラック飛びなどのトラック外れが発生してしまうという問題があった。従来、このようなトラック外れを防止するため、特許文献1では反射光量の低下などを積極的に検出して、指紋を含むディフェクトの存在を検知したときは、検出した結果を使用者に通知することで予測可能な記録の失敗を防止する一方、ディスクの汚れを使用者が認知した上で行う記録再生については許容し、更には繰り返しの告知を回避する手段を設けることによって、ディスク汚れによる記録失敗の回避と、
記録再生機会の確保とを両立させるようにしていた。
一方急速な地デジのインフラ整備と、大型薄型テレビの普及にともなって、高画質のデジタルハイビジョン放送の録画ニーズが高まり、今後はDVDからBDへの急速なメディアチェンジが加速される方向である。高画質のデジタル放送は、MPEG−TSの圧縮フォーマットで16〜24Mbpsの転送レートで送波されており、従来のアナログ放送の記録より転送レートが高いため、DVDではわずか20分程度であるが、2層BD(記録容量:50GB)であれば、4.5時間から6時間の録画が可能である。近年、さらに録画できる時間をのばすために、3層以上の情報記録層を積層した多層型のBDの研究開発が盛んに行われている。例えば、3層〜6層BD(200GB)、16層BD、20層BD(500GB)の開発発表や提案がされている。このような積層される情報記録層数Nが3層以上の多層型光ディスクの実現によって、ハードディスクを搭載しなくても、1枚のBDだけで相当分の録画時間を確保することができる。
特開2006−179136号公報
従来技術においては、指紋以外のディフェクト、例えば光ディスクの汚れ、擦り傷、掻き傷、塵埃なども反射光強度の振幅(以下、「RF振幅」と称する。)の低下に基づいて検出していた。このため、どのような種類のディフェクトでも、検知がなされたとき、ディフェクトが光ディスク上に存在することを通知するのみであった。このため、ユーザは、ディフェクトが存在する光ディスクを、他の光ディスクと交換するしかなかった。
しかしながら、留守録時や、ユーザが記録開始の設定後に就寝する夜間などには、ユーザにディフェクト検知を通知しても、光ディスクを交換することができない。このような場合には、記録品質が落ちるのを覚悟して、ディフェクトが検知された光ディスクに対して記録を開始または続行するか、エラーを表示して記録を中断するしかなかった。よって多層BDで実現できるハードディスクの代用や、ダビングしてアーカイブする手間を省くため、オリンピックやドラマ1クールの丸ごと録画などの長時間連続録画が実用的には難しいという課題があった。
特にBDは、DVDよりも傷や指紋に対して敏感である。にもかかわらず、BDはベア光ディスク(裸光ディスク)で標準化されている。このため、BDの場合、新品光ディスクをケースから出し、ドライブに装填する際に意図せず微少な指紋を付着していても、その影響でトラック飛びや記録エラーを発生する場合がある。BDは指紋が付着すると記録ができない、あるいは記録したものが読み出せない、といった問題が発生し得る。また、実験的にも、BDに指紋が存在すると、RF振幅が明らかに低下し、DVDよりも指紋に対して弱いことは原理的に想定されていた。
さらに光ディスクの多層化が進むと、各記録層の反射率は、光学ロスによって反射率3%以下(2層BD2層の場合、各情報記録層の反射率は4%以下)となり、指紋によってさらにロスが発生すると、ほとんど信号振幅が得られないなど、より問題は深刻化する。またBD2層では光透過層厚は、75μmであったが、16層BDでは現状の実験検討では20μm程度と極めて薄くなり、表面に近い側の記録層になればなるほど、表面でのビームスポット径に対する指紋の影響する範囲が大きくなり、サーボ信号へも影響を及ぼして、記録や再生中にその指紋部分を通過する際、トラック飛びが生じてしまう。
このように情報記録層の層数が増加するほど、指紋による弊害が顕著になる。このため、光ディスク装置に光ディスクが搭載された時は、常に、指紋検出のためのサーチを実行し、指紋が検出された場合にはクリーニングを実行して指紋を除去することが検討されている。しかしながら、指紋検出のサーチには時間がかかるという問題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、従来の単層光ディスクや2層光ディスクとともに、多層光ディスクが流通した場合において、指紋検出などの処理を効率的に実行する光ディスク装置を提供することにある。
本発明の光ディスク装置は、装填された光ディスクを回転させるモータと、光ビームを放射する光源と、前記光ビームを前記光ディスク上に集束させるレンズと、前記モータ、前記光源および前記レンズの動作を制御する制御部であって、前記光ディスクに対するデータの記録または再生を実行するまでに、記録/再生前処理を実行する制御部とを備える光ディスク装置であって、前記制御部は、前記光源およびレンズを用いて前記光ディスクを前記光ビームで照射することにより、装填されている光ディスクが、設定値T(Tは2を超える整数)未満の層数の情報記録層を備える第1光ディスク、および、設定値T以上の層数の情報記録層を備える第2光ディスクのいずれであるかを判別するディスク判別部を有し、
前記制御部は、装填された光ディスクが前記第1光ディスクと判別された場合と前記第2光ディスクであると判別された場合とで前記記録/再生前処理の内容を変化させる。
好ましい実施形態において、前記前処理は、欠陥サーチを含み、前記制御部は、装填された光ディスクが前記第1光ディスクと判別された場合には前記欠陥サーチを実行せず、装填された光ディスクが前記第2光ディスクであると判別された場合には前記欠陥サーチを実行する。
好ましい実施形態において、前記前処理は、起動学習を含み、前記制御部は、装填された光ディスクが前記第1光ディスクと判別された場合には、装填された光ディスクが有する全ての情報記録層に対して前記起動学習を実行し、装填された光ディスクが前記第2光ディスクであると判別された場合には、装填された光ディスクが有する情報記録層から選択された一部の情報記録層に対して前記起動学習を実行する。
好ましい実施形態において、前記制御部は、装填された光ディスクが前記第2光ディスクであると判別された場合、前記光ディスクに記録すべきデータの容量に応じて、前記光ディスクが有する情報記録層のうちから前記データの記録に必要な少なくとも1つの情報記録層を決定し、前記データの記録に必要な少なくとも1つの情報記録層に対して前記起動学習を実行する。
好ましい実施形態において、前記前処理は、データの記録密度が異なる第1記録モードおよび第2記録モードのいずれの記録モードでデータを記録するかを決定する処理であり、前記制御部は、装填された光ディスクが前記第1光ディスクであると判別された場合には、前記第1記録モードでデータを記録することを決定し、装填された光ディスクが前記第2光ディスクであると判別された場合には、前記第1記録モードおよび前記第2記録モードのうち、ユーザが選択した記録モードでデータを記録する。
好ましい実施形態において、装填された光ディスクが前記第2光ディスクであると判別された場合において、前記第1記録モードでデータを記録するとき、前記光ディスクが有する複数の情報記録層のうち、前記第1光ディスクの情報記録層に対応する情報記録層にデータを記録する。
好ましい実施形態において、前記ディスク判別部によるディスク判別処理を、前記情報記録層における起動学習処理を行う前に実施する。
好ましい実施形態において、前記欠陥サーチでは、装填された光ディスクの表面に指紋が存在するか否かを判断する指紋検出を実行する。
好ましい実施形態において、指紋検出結果を記憶する内蔵のメモリを有し、装填された光ディスクがイジェクトされず装填されたまま電源を切った場合は、前記メモリに指紋検出結果を記憶させ、その後再起動したときに前記メモリに記憶された指紋検出結果を用いることで指紋検出処理を省略する。
好ましい実施形態において、クリーニングモードで事前拭き取り済みの光ディスクが装填されたとき、前記光ディスクに記録されたクリーニングプロテクトフラグをみて拭き取りの要否を判定し、拭き取りが不要と判定されると指紋検出処理を省略する。
好ましい実施形態において、前記指紋検出部が光ディスク上に指紋が存在すると判定した場合に、ユーザに指紋の存在を表示又は音声で知らせる。
好ましい実施形態において、指紋拭き取り部を有し、前記指紋検出部が光ディスク上に指紋が存在すると判定した場合に、前記指紋拭き取り部は、前記光ディスク上の指紋をふき取る。
好ましい実施形態において、書き込み部を有し、前記指紋検出部は前記光ディスクにおける管理領域上の指紋を検出した場合に、前記書き込み部は、前記管理領域に書き込むべきデータを指紋のない場所に代替格納する。
好ましい実施形態において、前記指紋拭き取り部は収納可能なブラシを有し、前記指紋をクリーニングの際、前記ブラシを突出させて指紋を拭き取る。
本発明の光ディスク装置によれば、装填されている光ディスクが、設定値T(Tは2を超える整数)未満の層数の情報記録層を備える第1光ディスク、および、設定値T以上の層数の情報記録層を備える第2光ディスクのいずれであるかを判別する。そして、装填された光ディスクが第1光ディスクと判別された場合と第2光ディスクであると判別された場合とで記録/再生前処理の内容を変化させる。例えば、ある好ましい実施形態では、設定値Tを「2」とした場合、装填された光ディスクが3層以上の情報記録層を有する多層光ディスクであると判別された場合は、記録/再生前処理として、ディフェクト検出を行うが、単層または2層光ディスクであると判別された場合は、ディフェクト検出をスキップすることができる。このように情報記録層の層数が設定値Tを超えるか、否かによって前処理を変更することにより、不要な前処理を省き、光ディスクの記録または再生までの時間を効果的に短縮することが可能になる。
(a)および(b)は、BDでの指紋検出原理を説明するための光ピックアップの模式図 BDでの指紋検出原理を説明するための実指紋の波形図 BDでの指紋検出原理を説明するための光ビームと指紋ドットとの関係を示す模式図 6層ディスクの場合での表面最接近層、基準層、表面最離間層にフォーカスした場合の概念図 本発明による光ディスク装置の実施形態における機能ブロックの構成を示す図 図5の指紋検出回路の構成を示すブロック図 (a)は、光ビームと指紋ドットとの配置関係を模式的に示す平面図、(b)から(f)は、図5の指紋検出の動作を説明するための各部の信号波形図 (a)は、光ビームとBDOとの配置関係を模式的に示す平面図、(b)から(f)は、図5の指紋検出の動作を説明するための各部の信号波形図 ディスク判別処理を示すフローチャート 指紋検出処理機能を実現する多層BD/HDD(ハードディスク)レコーダの概略構成を示すブロック図 光ディスク装置内蔵のメモリに記憶される指紋検出結果を示す情報の配列例を示す図゜ (a)は、指紋クリーナ付光ピックアップの構成を示す平面図、(b)は、その断面図
BDでは、NAが大きくなり、光透過層(カバー層)が薄くなったために、ディスク表面に付着する埃や塵、指紋に敏感になった。特に指紋の場合、DVDでは指紋全体が1つのディフェクトとして情報記録層上におけるビームスポットの全体に対して平均的にしか影響しなかったので、さほど問題にはならなかった。しかし、BDでは、情報記録層上におけるビームスポットのサイズが小さいため、指紋を構成する多数のドットのそれぞれが光量信号の振幅(RF振幅)を大きく変動させる。このため、BDでは、指紋が信号品質に悪影響を与えることになるが、逆に、BDを対象とする光ディスク装置では、RF振幅の波形から容易に、かつ正確に指紋の存在と、指紋の位置を検出することが可能である。
以下、本発明で用いる指紋の検出原理および検出方法を説明する。
まず、図1(a)、(b)を参照する。図1(a)および図1(b)は、いずれも、BDレンズ51およびDVDレンズ52を搭載した光ピックアップから光ディスクの情報記録層(32、34)に光ビームをフォーカスさせている状態を模式的に示す断面図である。図1(a)は、BDレンズ51によって光ビームをBDの情報記録層32上にフォーカスさせている場合を示し、図1(b)は、DVDレンズ52によって光ビームをDVDの情報記録層34上にフォーカスさせている場合を示している。図に示す「WD」は、ワーキングディスタンスを意味し、対物レンズ51、52の上面から光ディスク表面30までの距離である。BD情報記録層32にデータを記録するとき、またはBD情報記録層32からデータを再生するとき、WDは約0.3mmに調整される。一方、DVD情報記録層34にデータを記録するとき、またDVD情報記録層34からデータを再生するとき、WDは約1.0mmに調整される。図1(a)、図1(b)に示される光ディスクでは、光ディスク表面30に複数の指紋ドット20が形成されている。
図1(a)および図1(b)に示すように、BDではDVDよりも光ビームスポットが小さく絞られている。情報記録層上における光ビームスポットの直径は、NAと波長とによって決定される「回折限界」に相当する。このため、DVDの情報記録層34上における光ビームスポットの直径は1.0μm〜0.9μmであるのに対して、BDの情報記録層32上における光ビームスポットの直径は0.4μm〜0.3μm程度である。光ビームの有効断面積では、BDがDVDの約1/5〜1/4程度となっている。
次に、BDの光ディスク表面30でのスポット径を算出する。NA=nSINθの関係が設立するため、NA=0.85、カバー層の屈折率n=1.5とすると、0.85=1.5×SINθの関係が成立する。したがって、ディスク表面30と情報記録層32との間に位置するカバー層内ので入射角θは34.5度となる。カバー層の厚さが0.1mmであるため、BDの場合、ディスク表面30のスポット径Dは、D=2×0.1×TAN(34.5)=0.137mmとなる。
一方、DVDでは、NA=0.6であるので、ディスク表面30と情報記録層34との間に位置するカバー層の屈折率をn=1.5とすると、0.60=1.5×SINθの関係が成立するため、入射角θは23.6度となる。したがって、カバー層の厚さが0.6mmであるため、ディスク表面30のスポット径Dは、D=2×0.6×TAN(23.6)=0.524mmとなる。
よって、ディスク表面30におけるスポット径Dは、BDで0.14mm、DVDで0.52mmとなり、BDのほうが約4倍、分解能が高いことになる。指紋のドット20は、皮脂(屈折率1.3〜1.6)などからなり、100μm程度の高さ(厚さ)を有している。したがって、ディスク表面30において指紋ドット20が存在する位置では、指紋ドット20の高さだけカバー層厚さが実効的に増加することになる。その結果、光ビームがドット20を通過するときは、球面収差が発生する。例えばRF信号の振幅の増減によってドット20を検出する場合には、球面収差の変化により、指紋のドット20とドット間領域との間で発生する信号レベルの差異が大きくなるため、その検出感度が更に良くなる。
図2は、ある指紋の顕微鏡写真である。写真の白い点が指紋ドットである。指紋の具体的な形態は個人差、性別差、年齢差でばらつくものであるが、一般的に、指紋の各ドット20の直径は約80μm以下、ドット間領域の長さの平均は約0.30mmである。このため、図3(a)に示すように、ドット間領域の長さよりBDの表面でのスポット10aの直径は小さくなり、光ビームが指紋のドット20を1個、1個通過することをRF振幅の増減で十分検出できる(図3(c))。逆にDVDの表面でのスポット10bの直径はドット間領域の長さよりも大きいため、光ビームが指紋のドット20を1個、1個通過してもRF振幅の増減は小さくなり(図3(b))、指紋ドット20を検出することは難しい。
図4は6層ディスクの場合での表面最接近層、基準層、表面最離間層にフォーカスした場合の概念図である。例示される6層ディスクは、光ディスクの表面から深い位置から順番に6つの記録層35を有している。最も深い位置の情報記録層は、「L−2層」である。6つの情報記録層は、それぞれ、L−2層、L−1層、L0層、L1層、L2層、L3層と称することとする。ここで、L0層は、通常の単層BDにおける情報記録層の深さ(0.1mm)と同じ深さの位置に形成されている。すなわち、L−1、L−2層は単層BDの情報記録層より深い位置存在する。L1、L2、L3層はBD単層よりも浅い位置に存在する。
図4において、この6層ディスクに光ビームをそれぞれ、最も表面に近い層(表面最接近層:L3層)、BD単層と同じ層(基準層:L0層)、最も表面から離間した層(表面最離間層:L−2層)にフォーカスした場合を示している。
さらに(表1)は、4層、6層、16層BDにおいて、層間距離を同じくした場合の各情報記録層の光透過層厚と、その情報記録層にフォーカスした光ビームの光ディスク表面におけるスポット径の大きさ(計算値)とを示す表である。
Figure 2010118134
このようにBDの多層化が進み、フォーカスの対象となる情報記録層について、単層BDの光透過層厚さ(情報記録層の深さ)0.1mmよりも光透過層厚さが薄くなると、表面のスポット径は小さくなる。その結果、指紋の影響での記録パワーのロスや再生信号の欠落率が大きくなり、実際の記録や再生が安定に品質よくできない。逆に単層100μm、2層75μmの場合のビームスポット径よりも小さくなったビームスポット径は、図1に示す指紋ドット20を検出するには十分小さく、正確な検出が可能である。逆に、単層BDの光透過層厚さ0.1mmより光透過層が厚くなると、表面のスポットが大きくなり、指紋20の影響が少なくなる反面、指紋検出が正確にできなくなる。
3層、4層、6層、16層、または18層の多層メディアにおいても、従来の単層、2層BDに比べて、光ビームスポットの特性的に等価な表面からの厚さが0.1mmの層で、フォーカス制御を引き込み、指紋検出するように構成すれば、後述する指紋検出処理を行い、その後実行し得るクリーニングや指紋の欠陥登録などの所定の対応処理の後に行う起動処理は、従来の単層、2層での起動シーケンスを大きく変更しない。そのため、今後、技術開発に伴い4層、6層、・・16層、20層と層数が増えた多層規格が順次リリースされても対応が容易となる。すなわち光ピックアップさえ、多層BDの記録再生に対応するように設計しておけば、例えばBDレコーダでは、オンエアロードによるファームウエアの更新、PCドライブにおいてはWEBサイトからのファームウエアのダウンロードによる更新によって、順次発売される様々な多層BDのフォーマットのディスクの対応も可能となる。
多層判別は、多層BDが具体的に何層の情報記録層を有しているかを検出する必要はない。好ましい実施形態では、装填された光ディスクが既存の単層BDまたは2層BDであるか、あるいは、装填された光ディスクが3層以上の多層BDであるかを判別する。装填された光ディスクが有する情報記録層の数を実際に検出してもよい。
多層判別は、対物レンズをディスクに接近または離間させて、そのときに光ビームスポットが情報記録層を通過するごとに現れるS字の数やASの出力をカウントすることによって可能である。このような多層判別の方法は、例えば特開2007−265596号公報に開示されている。上述の好ましい実施形態では、従来の互換も考えて単層、2層、多層で共通の基準層である0.1mmの情報記録層で指紋検出を行う。光ディスク表面からの深さが0.1mmより浅い位置の情報記録層では、光ディスク表面での光ビームスポットがさらに小さくなる。このため、光ディスク表面からの深さが0.1mmよりも浅い情報記録でも指紋の検出は十分可能である。そのため、多層判別をした後、0.1mmよりも光透過層が薄い情報記録層でフォーカスを引き込み、指紋検出することは可能である。従来の単層、2層BDでは、深さ0.1mmの情報記録層でフォーカスを引き込み、多層BDは、最も光ディスク表面に近い情報記録層でフォーカスを引き込んで、指紋検出やクリーニングをしてもよい。光ディスク表面に近い情報記録層に対してフォーカスを行うと、光ディスク表面におけるビームスポット径を最も小さくすることができ、指紋検出に有利である。
多層ディスクの光ディスク表面に近い情報記録層に対してデータを記録したり、そのような情報記録層からデータを再生するときは、従来の単層または2層BDよりも指紋の影響度合いが大きくなり、安定な記録、再生をするためには指紋への対策が必須である。
また、光ディスク表面から深い位置に情報記録層を積層すると、そのような深い情報記録層ではチルトによるコマ収差の影響が大きくなり、所定の記録密度を確保できない。現状の単層BDの場合、NA0.85、波長λ405nmでは、ワーキングディスタンスWD(収束レンズとディスクの距離)が、概ね0.3mm前後である。光ディスク表面から深い位置に情報記録層が積層されていると、それらの情報記録層にフォーカスするとき、ワーキングディスタンスWDの余裕がなくなる。16層や20層にも達するような多数の情報記録層を備える光ディスクでも、情報記録層を深い位置に形成することは好ましくない。このため、多数の情報記録層を光ディスク表面に比較的に近い領域に積層配置することが好ましい。設計上、光ディスク表面から0.2mm以下の範囲内に全ての情報記録層が含まれるように積層することが好ましい。単層BDの情報記録層の深さ(0.1mm)よりも深い位置の情報記録層ではチルトマージンが不十分になる。このため、積層する情報記録層が16層以上になった場合、指紋の影響を受けやすい領域、すなわち、光ディスク表面に近い位置の情報記録層が増加する。したがって、多層BDの大容量を安定確保するためには、特に3層以上の情報記録層を有する光ディスクについて、指紋を検出し、除去することが効果的である。
本発明の好ましい実施形態では、装置の起動時(電源投入時あるいは光ディスクの装填時)に既存の単層、2層BDか、新規の3層、4層、6層や16層、20層などの多層BDかの判別を行う。そして、装置に装填されている光ディスクが3層以上の多層BDのいずれかの場合は、起動を完了する前に指紋検出を行う。長い時間をかけて起動処理を行った後で、指紋検出を行う場合、指紋検出後のクリーニング後に再度、長い時間をかけて起動処理をやり直す必要がある。起動処理の前に指紋検出を行うことにより、指紋が存在する光ディスクに対して無駄な起動処理時間を排除することが可能になる。
例えば2層BDでは現在20秒起動にかかっているので、16層BDでは全ての情報記録層でのサーボ、レーザパラメータを学習すれば、60秒以上の起動時間が見込まれる。したがって、従来の光ディスク装置を単純に拡張して16層BDをサポートする場合、光ディスク装置の電源をオンしてから60秒後に指紋検出を行うことになる。現実に指紋が検出された場合は、指紋クリーニングを実行することになる。気泡や引っ掻き傷のような、指紋以外の拭き取れない、かつ代替できないような大きな永久欠陥であった場合には、長い時間待ちしてから「このディスクは使用できません。」というメッセージが出たときの使用者の不満は大きくなる。また留守録の設定だけして急いで外出する場合などは、録画設定して不在になってから、指紋検出の結果が出る場合も予想されるので、予約番組が録画されてないという問題が発生する。
本発明の好ましい実施形態によれば、光ディスクのクリーニングを高速に実行することも可能である。また、ある実施形態では、再利用のBDをまとめてクリーニングして準備するような使い方をすることもでき、クリーニングモードといった便利な機能を追加することも可能である。
本発明のある実施形態では、装置の起動時にまず多層BD判別をして、多層BDの場合に指紋検出をし、その結果に応じて適切な処理動作を行う。
(実施形態1)
以下、図5および図6を参照しながら、指紋検出回路を搭載した本発明による光ディスク装置の第1の実施形態を説明する。図5は、本実施形態の構成を示すブロック図であり、図6は、本実施形態における指紋検出回路の機能ブロックを示す図である。
まず図5を参照して、本発明による光ディスク装置の基本的な構成例を説明する。
図5に示す光ディスク装置は、光ビームを光ディスク上に集束させる光学系、光ディスクからの反射光を検出する光検出器、および光源としてレーザダイオード(不図示)を有する光ピックアップ103と、光ピックアップ103の動作を制御するサーボ制御回路106と、光ピックアップ103で検出した光ディスク100上の情報信号を再生する再生回路110と、記録する情報に基づいて所定の変調方式でレーザダイオードをパルス状に発光させることにより、前記情報を光ディスク100に書き込む記録回路122とを備えている。
光ピックアップ103は、光ディスクモータ101上に装填された光ディスク100に対し、集束されたレーザ光を照射する。RFサーボアンプ104は、光ディスク100から反射された光に基づいて電気信号を生成する。サーボ制御回路106は、光ディスクモータ101に装填された光ディスク100にフォーカスおよびトラッキング制御を実施する。また、サーボ制御回路106は、光ディスク100に対して光源およびレンズを用いて光ビームを照射することによって光ディスク100が単層もしくは2層か、2層より多い情報記録層をもつかを判別するディスク判別部109を含む。
再生回路110は、RFサーボアンプ104から出力された電気信号を波形等価回路111でイコライジングしてアナログ再生信号を生成する。生成された再生信号は2値化回路112でデジタル化された後、PLL回路113によってリードクロック(基準クロック)と同期し、データ抽出がなされる。その後、復調回路114、エラー訂正回路115によって所定数のブロック毎にエラー訂正を実行する。再生回路110から出力された信号は、システムコントローラ130に入力される。システムコントローラ130は、I/F回路131と指紋処理部132とを有している。再生回路110からシステムコントローラ130に入力された信号は、I/F回路131を介してホスト140へと転送される。
記録回路122は、ヘッダやエラー訂正のための冗長ビットなどを付加するフォーマッタ部123と、所定の変調パターン(変調方式)に変調する変調回路124と、レーザ駆動回路107に入力するためのアナログ信号に変換するDA変換器125とを備えている。
記録回路122は、ホスト140からI/F回路131を介して送られてくる情報を光ディスク100に記録するため、光ピックアップ103の中のレーザダイオード(不図示)をパルス状に発光させる。光ディスク100に入射するレーザ光の強度変調に応じて、光ディスク100の記録材料(たとえば有機材料や相変化材料)の反射率を変えることで、「1」または「0」の情報の記録を行う。
光ビームが光ディスク100上に存在する指紋を通過するとき、光ビームが指紋のドットを横切っているのか、それともドットとドットとの間の領域を横切っているかに応じて、RFサーボアンプ104の出力信号の振幅が顕著に変化する。指紋検出回路116は、その振幅の変化を計測することにより、指紋の有無を検出する。指紋検出回路116で生成された指紋信号は、システムコントローラ130内の指紋処理部132に入力される。
次に、図6を参照する。図5のRFサーボアンプ104からのRF信号は、図6に示す指紋検出回路116内のLPF1230とエンベロープ検波回路1220に入力される。エンベロープ検波回路1220の出力とLPF1230の出力は、それぞれ2値化回路1240に入力されている。2値化回路1240では、LPF1230の出力信号を2値化のための基準レベル(スライスレベル)として、エンベロープ検波回路1220の出力信号をスライスする。これにより、指紋のドットに対応するHighレベル(パルス)と、ドット間領域に対応するLowレベルとの間を遷移する2値化信号(指紋ドット信号)が生成される。
指紋ドット信号は、波形整形部1250で波形整形された後、指紋計測部1200に入力される。指紋ドット信号は、指紋を構成する個々のドットに対応するパルスの列を含むため、パルスの幅やパルス間隔を計測することにより、指紋を他のディフェクトから識別することが可能になる。指紋計測部1200内のタイマ1202は、指紋ドット信号に含まれる個々のパルス(Highレベル)の幅、パルスの間隔(Lowレベル)を計測する。計測値が、指紋のドットに相当する所定のパルス幅の範囲、およびドット間領域に相当する所定の間隔の範囲内にあれば、指紋ドットの数がカウンタバッファ1201に蓄積される。光ビームが複数の指紋ドットを横切ったとき、指紋ドットを通過する毎にドット数が計数される。よって、光ビームが横切るディフェクトが指紋であれば、所定数以上の連続ドットが検出される。カウンタバッファ1201のカウント値(出力信号)は、比較器1204で所定値と比較される。カウンタバッファ1201のカウント値が所定値以上であれば、比較器1204から比較結果がゲート回路1203へ通知される。ゲート回路1203は、比較器1204の出力に基づいて指紋であるか否かの信号(指紋信号)を生成する。指紋信号は、ゲート回路1203から制御部1210へ帰還される。この帰還により、タイマ1202、カウンタバッファ1201はプリセットされる。また、次の指紋検出状態に遷移するとともに、指紋検出回路116から、図5に示すシステムコントローラ130内の指紋処理部132へ指紋信号を出力する。
なお、塵埃や傷によってRF振幅が著しく低下することをBDO(ブラックドットアウト)と称する。本明細書では、塵埃や傷などによるディフェクト(指紋以外のディフェクト)を「BDO」と称する場合がある。光ビームがBDOを通過した場合は、2値化回路1240からは、1パルスの長い信号しか出力されない。このため、タイマ値の幅制限、または、カウンタバッファの計数値の制限から、ゲートは“L”のままとなる。この状態で制御部1210はタイマ1202、カウンタバッファ1201をプリセットするため、光ビームがBDOを通過した場合に指紋信号は出力されない。
次に、図7および図8を参照して、ディフェクトによる信号波形の変化を説明する。
図7および図8は、それぞれ、BD用の光ビームが指紋およびBDOを通過したときの上記指紋検出回路の各部信号波形を示すタイミングチャートであるより詳細には、図7(a)は、光ビームスポット10aと指紋ドット20とを模式的に示す平面図である。図7(b)は、光ビームスポット10aが指紋ドット20を通過するときのRFサーボアンプ104の出力(RF信号)の波形を示している。図7(c)はエンベロープ検波回路1220の出力、図7(d)はLPF1230の出力、図7(e)は2値化回路1240によって2値化整形された信号(指紋ドット信号)、図7(f)はゲート回路1203から出力される指紋信号の各波形を示している。
一方、図8(a)は、光ビームスポット10aとBDOとを模式的に示す平面図である。図8(b)は、光ビームスポット10aがBDOを通過するときのRFサーボアンプ104の出力(RF信号)の波形を示している。図8(c)は、エンベロープ検波回路1220の出力、図8(d)はLPF1230の出力、図8(e)は、2値化回路1240によって2値化整形された信号(指紋ドット信号)、図8(f)はゲート回路1203から出力される指紋信号の各波形を示している。
前述したように、BDの光ビームスポット10aの直径は、DVDの光ビームスポット10bの直径の約1/4〜1/5の大きさであり、この大きさは指紋ドット20のサイズやドット間隔に近い。このため、光ビームスポット10aが指紋を横切るとき、図7(b)に示すように、反射光のRF信号の振幅に変化が生じる。RF出力の振幅低下は、指紋を構成する個々の指紋ドットを光ビームスポット10aが横切るときに反射光量が低下するために発生する。なお、DVDのように光ビームスポット10bの直径が大きい(図3)と、1つの光ビームスポット10bの中に複数の指紋ドットが常に含まれるため、図7(b)に示されるような個々の指紋ドットに対応したRF信号の振幅低下を検出することはできない。
図7(d)は、図7(b)の信号がLPF1230を通過した後のLPF出力を示している。この「LPF出力」によって規定される「基準検出レベル」と、エンベロープ検波回路1220の出力(図7(c))とを比較して2値化すれば、図7(e)に示すように、指紋ドットに応じた波形を有する指紋ドット信号を得ることができる。タイマ1202によって指紋ドット信号が所定のパルス幅(“H”幅)、パルス間隔(“L”幅)であれば、カウンタバッファ1201に蓄積される。比較器1204で指紋ドット信号のパルスが連続して所定値以上(例えば、3回以上)であると判断された場合、図7(f)に示すように、ゲート回路1203が指紋信号を生成・出力する。またタイマ1202によって指紋ドット信号間の間隔(“L”幅)がt3<“L”幅になると、指紋信号をHレベルからLレベルに変更する。
一方、BDOは指紋ドットに比べて大きいため、図8(b)に示すように、RF信号の振幅が相対的に長い期間にわたり大きく低下する。このようなRF信号がLPF1230を通過すると、図8(d)に示すLPF出力が得られる。
図8(c)のエンベロープ検波回路の出力を2値化回路1240で2値化すれば、図8(e)に示すように、BDOの大きさに応じた波形を有する指紋ドット信号を得ることができる。この指紋ドット信号は、タイマ1202でパルス幅(“H”幅)が測定され、この場合のパルス幅がt1<“H”幅<t2ではないのでカウンタバッファ1201にはカウントアップされない。よってこの場合は、図8(f)に示すように、指紋信号は出力されない。
単層BDで指紋を走査した場合や、多層BDで指紋を走査した場合でも同様に指紋の検出を行うことができる。また(表1)で説明したように、多層ディスクと判別され、0.1mmより手前の層で指紋検出を行う場合は、表面での光ビームスポットがより小さくなるので、適宜LPF1230の周波数特性や、その出力にオフセット電圧を加えて、2値化回路1240のスライスレベルを微調して指紋信号が十分なパルス幅にするような構成も可能である。
次に多層ディスク判別について説明をする。BD単層、2層とそれ以外のディスク判別の方法は、基本的には前示した特開2007−265596号公報で提案されているような方法を適用することができる。
前述したように、光ディスクは、情報が記録される少なくとも1層の情報記録層と、その情報記録層上または情報記録層間に形成された光透過層とを有している。光ディスクは、この光透過層の厚さ及び情報記録層の物理的特性の違いによって種々のタイプに分類されている。このような光透過層の厚さと情報記録層の物理的特性の違い、さらに情報記録層の数を検出して搭載された光ディスクの種類を判別することができる。
図9は、ある実施形態で実行され得るディスク判別処理のフローチャートを示す。以下、このフローを説明する。
まず、ステップS90において、モータ駆動回路102の制御により、ディスクモータ101を所定の回転数で回転させると同時に、レーザ駆動回路107から制御信号を出力して光ピックアップ103内の青色半導体レーザ(不図示)からレーザ光を出射させる。
次に、ステップS91において、球面収差がL0層(光透過層厚0.1mm)で最小化される収差補正条件に設定する。ステップS92では、光透過層の厚さを判別するために、サーボ制御回路106から光ピックアップ103に制御信号を出力し、光ピックアップ106内の対物レンズ(不図示)を光ディスク100に向けて光軸方向に所定の一定速度で移動させる。
次に、ステップS93,S94において、光ディスク表面に光ビームが焦点を結んだ位置で発生する反射光の強度が大になる検出信号(FE、ASなど)を弁別する。対物レンズを更に進めて、第1の情報記録層で光ビームが焦点を結んだ位置で発生する反射光の強度が大になる検出信号を弁別し、その間にかかった対物レンズの移動時間から光透過層の厚さを判別する。このとき、更に対物レンズを進めて、FE、ASをカウントする。
次に、ステップS95において、上記のステップS93,S94において得られたFEのS字、ASの出力の数、光透過層の厚さなどから、ディスク判別部109は、光ディスク装置に装填された光ディスクが、BDかBD以外か、BDであれば、BD単層、2層とそれ以外のBDディスクであるかを判別する。例えば、情報記録層が2ヶ所で検出されたときは2層ディスクと判断する(ステップS98)。また更に対物レンズを進めて、情報記録層が3ヶ所で検出されたときは3層ディスクと判断する(ステップS97)。
このような手順で、ディスクと対物レンズが衝突しない設計臨界点まで接近させ、最終的に検出された情報記録層の数に基づいて多層ディスクの層数を決定することができる。臨界点まで対物レンズを進めても情報記録層が1つも検出できない場合は、DVD、またはCDと判別できる(ステップS96)。
次に、搭載された光ディスクが3層以上の多層ディスクである判別された場合、ステップS99に進む。このステップS99において、指紋検出部116は、L0層で全面指紋検出を行う。その後、光ディスク上に指紋があると判断された場合は、ステップ100において、メッセージ出力や自動クリーニングなどの後述する所定の処理(実施形態1〜5)を行い、ステップ101の起動処理に移行する。
この例では、3層以上の多層ディスクの場合に指紋検出を実行しているが、本発明は、このような場合に限定されない。搭載された光ディスクの情報記録層の数が5層以下の場合には指紋検出を行わず、6層以上の場合に指紋検出を行うようにしてもよい。ただし、BDの場合、深さ75μmのL1層でも、信号の記録、再生マージンが少ない。このため、指紋に対しての性能を2層BDと同等に確保するのであれば、3層以上の多層BDと判別できた時点で、指紋検出処理に移行することが好ましい。
本発明は、多層ディスクの判別方法によって限定を受けない。他の判別方法を用いても本発明を実施することができる。
光ディスク装置に搭載された光ディスクがBD(単層BD、2層BD、多層BD)と判別された場合(ステップS97,S98)は、光ビームは深さ0.1mmの基準層にフォーカスさせるようにフォーカス制御を実行する。上記多層判別によって既存の単層、2層と判定された場合(ステップS98)は、そのまま従来の起動手順を踏襲してREADY状態まで移行することが可能になる。一方、3層以上の多層BDのと判別された場合(ステップS97)は、基準層で指紋検出を速やかに行うことができる。
単層BDでは、例えば15秒程度、2層BDでは、例えば20秒程度の起動時間を必要とする。起動時間は情報記録層の数に単純には比例しない。起動処理には、スピンドルモータが所定回転に到達する時間、基準層(L0層)に対してフォーカス引き込みを行う時間と、基準層から他の情報記録層に順次フォーカスジャンプによって移動する時間と、各情報記録層の深さばらつきを吸収するための球面収差とフォーカス制御位置に関する学習などのサーボの調整を各情報記録層について実行する時間とを含んでいる。よって、L0〜L5層を有する6層BDでは、全ての情報記録層でのサーボを学習すれば、40秒以上、8層では60秒以上の起動時間が見込まれる。一方、指紋検出は、指紋ドットの大きさが約80μm程度であるので、10μm毎程度トラック走査を間引いて行うことができる。このため、指紋検出に要する時間は、BD2倍速(72Mbps)で(46分/(10μm÷0.32μm)=約1.5分である。4倍速でBDを回転させると、指紋検出による時間は40秒程度になる。
6層BDであれば、起動処理が終了した後(電源オンから40秒後)に指紋検出を行うと、起動時間に指紋の検出時間がそのまま加算されることになる。従来の光ディスク装置に指紋検出を単純に組み合わせた場合、通常のサーボ学習、信号学習をそれぞれの情報記録層で行い、すべての起動学習処理が終わってから指紋検出処理に移行することになる。起動処理ブラス指紋検出処理が終わってから、アドレス0トラックをアクセスしてREADY状態(再生、記録待機状態)となる。したがって、指紋拭き取り機構のない装置では、「指紋が検出されました」といったディスクチェック、交換の警告が遅くなる。また指紋の拭き取り機構の装置がある場合でも、気泡や引っ掻き傷のような指紋以外の拭き取れない、かつ代替できないような大きな永久欠陥であった場合には、同様に長い時間待ちをしてから「このディスクは使用できません。」というメッセージが出ることになる。よって留守録の設定だけして急いで外出する場合などは、録画設定して不在になってから、指紋検出の結果が出る場合も予想されるので、予約番組が録画されていないという問題が発生する。
本発明の実施形態によれば、上記起動学習処理を行う前にディスク判別処理を行う。そして、ディスク判別処理で3層以上の多層ディスクであると判別された場合、L0層でフォーカスオンした後に速やかに指紋検出処理をする。そのため、指紋拭き取り機構のない場合は、判別のためのフォーカスサーチ約1秒程度とフォーカスの引き込み時間約1秒程度に指紋検出時間1.5分が加算される。そのため、おおよそ2分以内に警告をすることが可能である。また、好ましい実施形態では、ディスク判別処理で3層未満のディスクであると判別された場合は、指紋検出処理を実行しない。このため、1層または2層の情報記録層を有する光ディスクが装填された場合は、指紋検出処理に要する時間が不要になり、起動学習処理に直ぐに進むことができる。
指紋拭き取り機構(例えば、指紋拭き取りブラシ108)がある場合でも、指紋検出までの時間を短縮できるので、記録再生までの処理(記録/再生前処理)のトータルの時間が短くなる。本発明の好ましい実施形態では、光ディスク装置が接続された表示装置の画面、または、光ディスク装置の前面パネルに設けられたLEDや液晶表示部に「指紋拭き取り中」といったメッセージを出すようにできる。このようにすれば、使用者は外出するのを少しだけ待ってメッセージの内容を確認することができるので、外出中に予約番組が録画されてないという問題は回避され、使用者の不満は大幅に解消される。
指紋拭き取り機構のある装置では、一度録画したBDをまとめてクリーニングすることが可能なクリーニングモードといった便利な機能を追加することも可能となる。例えば一般のユーザは1度ドラマやアニメなどの通常番組を録画したBDの編集や整理をした後、記録内容を消去して年末年始などのスペシャル番組に対して再利用をしている。このときに新品のディスクでないのでBDにユーザの指紋がついていることが十分考えられる。光ディスク装置にクリーニングモード機能をもたせ、ディスクを装填したら、多層だけでなく単層、2層にかかわらず指紋検出を行い、指紋が検出されたらクリーニング機構で指紋の拭き取りを行う。拭き取りが終わったら、速やかにディスクを排出するように構成すれば、ディスク判別、学習などの起動手順を踏襲することなく、スピンドルモータによる回転から、L0へのフォーカス、トラッキングの引き込みと指紋検出、指紋拭き取りだけとなるので、おおよそ1枚10秒程度で処理をすることでき、数枚のディスクの指紋を予め拭き取っておいて、準備を簡単にできるといった新しい使い方を提供できる。
上記したクリーニングモード機能において、拭き取りが終わった段階でBDの管理領域にクリーニングの日時や回数を記録し、さらにクリーニングプロテクトフラグを追記しておく。そのクリーニングモードで事前拭き取り済みのディスクが装填されたとき、クリーニングプロテクトフラグをみて拭き取りの要否を判定する。
使用者はクリーニングモードを意図して使うため、何枚もまとめてクリーニングした後で、そのディスクを使用するまでは、指紋などの汚れが光ディスクに付着しないように光ディスクは慎重にハンドリングされる。好ましい実施形態において、クリーニングモードで事前拭き取り済みのディスクが装填されたとき、クリーニングプロテクトフラグをみて、拭き取りの要否を判定する拭き取りが不要と判定されると、指紋検出処理を省略する。この場合は、多層BDの起動時間が早くなり利便性が向上する。特に多層BDといえど層数の少ない3層、4層BDはその時間短縮効果が大きい。
(実施形態2)
図10を参照して本発明による光ディスクの第2の実施形態を説明する。図10は、指紋検出処理機能を実現する多層BD/HDD(ハードディスク)レコーダの概略構成を示すブロック図である。図10において、図5の構成要素に対応する構成要素には同一の参照符号を付している。以下、本実施形態に特徴的な構成および動作を説明し、第1の実施形態と共通する構成および動作の説明は省略する。
本実施形態におけるホスト140は、システムプロセッサ143と、指紋処理を制御するためのフラグビットをメモリ内に記憶させる指紋制御部142とを内蔵している。システムプロセッサ143は、ホスト140と接続されている光ディスクコンローラ130、ハードディスク150、およびデジタルチューナ160、TVモニタ170をそれぞれ制御する。
システムプロセッサ143は、指紋制御部142と光ディスクコントローラ130内のIF回路131、指紋処理部132を連携させる。予約、ダビング、直か記録など、そのときのユーザの使用状況、用途に応じて処理の切り換えを行い、それぞれで最適な性能を引き出すようにしている。
例えば、ユーザによって光ディスク装置内に装填され、指紋検出が完了した多層BDが光ディスク装置からイジェクトされず、装填されたまま光ディスク装置の電源を切った場合を考える。この場合は、装填された多層BDに新たな指紋が追加されて付着されることはない。このため、指紋検出結果の有無を示す情報、装填された光ディスクが多層BDであることを示す情報がフラグビットとしてメモリ内に記憶される。フラグビットで示される情報は、例えば装填されている多層BDの外周のX番地で指紋が検出されたことを示す情報、クリーニングが完了したことを示す情報を含んでいても良い。図11は、光ディスク装置に内蔵されるメモリ内に記憶される情報を模式的に示す図である。
指紋検出処理によって得た情報を光ディスク装置のメモリ内に記憶することにより、次回に光ディスク装置の電源が投入され、再起動したとき、あるいは予約録画で再起動したときに、上記メモリに記憶された指紋検出結果などの情報を用いることが可能になる。その結果、上記指紋検出処理を省略させ、再起動時間の短縮を図ることができる。すなわち、光ディスク装置の起動時に多層判別、欠陥検出、およびクリーニングをする必要がなくなる。ユーザの使用用途、装置の使用状況によって、単層2層BDのときは実記録前に特になにもしなかったことを、多層BDのときは、その学習時間や指紋検出時間、クリーニング時間など細かく処理を切り換えて実行するようにすることが可能である。
好ましい実施形態では、以下の処理を実行することができる。
(1)予約録画のとき
多層判別を行い、フラグビットの中の多層フラグを立てる。
・装填されたBDディスクが新品かつ、予約時間が2時間(または4時間)以下で1層分(または2層分)に収まる場合は、欠陥検出はしないで、予約待ちに入る。すなわち、単層あるいは2層BDが装填されたときの処理と同じ処理を実行する。
・装填されたBDディスクが新品でなく、または予約時間が2時間以上(または4時間以上)で、1層分(または2層分)で収まらない場合は、欠陥検出をして、欠陥がなければ予約待ちに入る。
・欠陥検出をして、指紋が検出された場合は、警告表示をする。所定時間たってもメディアの交換がないときは、強制的に指紋クリーニングを実行し、予約待ちに入る。
(2)ダビングのとき
多層判別を行い、多層フラグを立てる。
・装填されたBDディスクが新品であり、かつ、予約時間が2時間(または4時間)以下のために記録すべきデータの容量が情報記録層の1層分(または2層分)に収まる場合は、欠陥検出はしないで、予約待ちに入る。すなわち、単層あるいは2層BDが装填されたときの処理と同じ処理を実行する。
・装填されたBDディスクが新品でない場合、または予約時間が2時間以上(または4時間以上)のために記録すべきデータの容量が情報記録層の1層分(または2層分)の記録容量で収まらない場合は、欠陥検出をして、欠陥がなければ予約待ちに入る。
・欠陥検出をして、指紋が検出された場合は、警告表示をする。所定時間たってもBDの交換がないときは、強制的に指紋クリーニングを実行し、予約待ちに入る。
(3)直接録画の場合
多層判別を行い、光ディスクが多層ディスクであることを示す多層フラグを立てる。その後、速やかに欠陥検出を行い、指紋などの欠陥がなければ、録画を開始する。
欠陥検出をして、指紋が検出された場合は、警告表示をする。ユーザが録画を希望する場合は、録画へ、クリーニングを選択する場合は、クリーニング後録画へと移行する。なお、所定時間たってもメディアの交換がないときは、強制的に指紋クリーニングを実行する。
上記の各実施形態における光ディスク装置は、装填されている光ディスクが、3未満の層数の情報記録層を備える第1光ディスク、および、3以上の層数の情報記録層を備える第2光ディスクのいずれであるかを判別するディスク判別部を有している。ここで、第2光ディスクは、いわゆる「多層ディスク」である。上記の各実施形態では、装填された光ディスクが第1光ディスクと判別された場合は、指紋検出処理を行わず、装填された光ディスクが第2光ディスクであると判別された場合には、指紋検出処理を行っている。このように、装填された光ディスクの情報記録層の数が設定値未満か、あるいは設定値以上かに応じて、記録/再生前処理の内容を変化させることにより、すべての光ディスクにとって必ずしも不可欠ではない「処理」をスキップするため、迅速に記録/再生処理を開始することが可能になる。なお、記録/再生前処理の要否を分ける上記の設定値を「T」とすると、この設定値Tは、「3」に限定されず、3以上の整数であればよい。
また、記録/再生前処理の内容は、上述した「指紋検出処理」に限定されない。指紋以外の欠陥を検出する欠陥検出処理であってもよい。また、欠陥検出処理とは異なる処理であってもよい。例えば、装填された光ディスクが前記第1光ディスクと判別された場合には、装填された光ディスクが有する全ての情報記録層に対して起動学習を実行し、装填された光ディスクが第2光ディスク(多層ディスク)であると判別された場合には、装填された光ディスクが有する複数の情報記録層から一部の情報記録層を選択し、その選択された情報記録層に対してのみ起動学習を実行するようにしてもよい。例えば、2つの情報記録層に記録できるデータを8層BDに記録する場合、8つの情報記録層のすべてについて起動前の学習を行う必要は無い。好ましい実施形態では、例えばユーザが録画する番組を決定すると、そのために必要な記録容量が見積もられる。光ディスク装置は、装填されたBDが1層または2層BDが多層BDであるかを判別し、多層BDであれば、どの情報記録層に記録を行うかを決定し、それらの情報記録層に対する学習を実行する。
ある好ましい実施形態では、装填された光ディスクが前記第2光ディスクであると判別された場合、光ディスクに記録すべきデータの容量に応じて、その光ディスクが有する情報記録層のうちから前記データの記録に必要な少なくとも1つの情報記録層を決定する。そして、データの記録に必要な少なくとも1つの情報記録層に対して起動学習を実行することができる。
装填された光ディスクが第2光ディスク(多層ディスク)であると判別された場合のみに実行する記録/再生前処理は、データの記録密度が異なる第1記録モードおよび第2記録モードのいずれの記録モードでデータを記録するかを決定する処理であってもよい。
すなわち、装填された光ディスクが第1光ディスクであると判別された場合には、第1記録モードでデータを記録することを決定し、装填された光ディスクが第2光ディスクであると判別された場合には、第1記録モードおよび第2記録モードのうち、ユーザが選択した記録モードでデータを記録するようにしてもよい。装填された光ディスクが第2光ディスクであると判別された場合において、第1記録モードでデータを記録するとき、光ディスクが有する複数の情報記録層のうち、第1光ディスクの情報記録層に対応する情報記録層にデータを記録することが好ましい。
以下、指紋検出後に種々の処理を実行する光ディスクの他の実施形態を説明する。以下の各実施形態における光ディスク装置は、いずれも、図5および図6に示す構成を備えており、光ディスク上の指紋を検出することができる。
(実施形態3)
以下、本発明による光ディスク装置の第3の実施形態を説明する。本実施形態の光ディスク装置は、基本的には図5および図6に示す構成と同様を有しており、光ディスク上の指紋を検出することができる。そして、本実施形態の光ディスク装置は、光ディスク上に指紋を検出した場合には、指紋の存在をユーザに通知する機能を有している。
上述したように、図5の指紋検出回路116から出力された指紋の有無を示す指紋信号は、システムコントローラ130内の指紋処理部132に入力されている。指紋処理部132は、再生回路110内の復調回路114や更にエラー訂正回路115を介して得られたアドレス信号によって、指紋信号の開始アドレスおよび終了アドレスを認識することができる。上記のアドレスに基づいて、光ビームが通過した指紋のサイズや位置(光ディスク上の半径位置)を特定することができる。
指紋のサイズと位置が特定されると、指紋のサイズおよび位置を示す情報は、I/F回路131を介してホスト140へ通知される。ホスト140は、光ディスク装置がレコーダ、プレイヤの場合は、いわゆる「バックエンド(back end)」であり、光ディスク装置が光ディスクドライブである場合は、ATAPI(AT AttachmentPacket Interface)などによってドライブに接続されたPC(パーソナルコンピュータ)である。
ホスト140は、指紋のサイズおよび位置を示す情報の通知を受けると、PCに接続されるTVモニタ141上に、例えば、以下のメッセージを表示する。「光ディスクの内周、半径35mm〜40mmの位置にΦ10mmの指紋が付着しています。記録、再生がうまくできない可能性があるので、拭き取るか光ディスクを交換してください。」
ホスト140は、光ディスク装置に内蔵された制御ユニットであってもよい。その場合、光ディスク装置が有する前面パネルの表示部に上記メッセージに相当するエラーコードを表示してもよい。あるいは、指紋検出時に上記のメッセージを音声によってユーザに知らせても良い。
このような通知により、ユーザは光ディスク上の指紋のサイズおよび位置を知ることができるので、ユーザ自身が指紋クリーナなどを用いて通知された位置をクリーニングすることにより、指紋を的確に除去することができる。
(実施形態4)
実施形態3の光ディスク装置では、指紋が検知されたことを文字または音声でユーザに通知して光ディスクの交換や光ディスクのクリーニングをユーザに促す。このような通知は、ユーザが不在の可能性の高い留守録や夜間ダビングの場合には効果がない。本実施形態の光ディスク装置は、指紋を検出すると、拭き取りブラシを用いて自動クリーニングを実行する。
上述したように、図6に示すような指紋検出回路を用いると、光ディスク上のディフェクトが指紋か否かを判別することができ、また、そのディフェクトが指紋である場合は、その指紋のサイズ、および、指紋が存在する光ディスク上の半径位置を検出することができる。このため、本実施形態のように、光ディスク装置がクリーナ(拭き取りブラシ)を具備することにより、光ディスク上の指紋に対してクリーナをほぼ正確に位置決めすることができる。このため、光ディスク上の指紋が存在する領域に対して選択的な自動クリーニングをすることが可能である。本実施形態によれば、光ディスクのうちの指紋が存在していない領域に対しては無駄にクリーニングを行わなくて済むため、指紋拭き取りに要する時間を短縮することができる。
図5において本実施形態の光ディスク装置は、本実施形態の光ディスク装置は、クリーナとして拭き取りブラシ108を備えている。より具体的には、拭き取りブラシ108は、光ピックアップ103に搭載され、モータ駆動回路102によって動作を制御される。また、拭き取りブラシ108は、通常、光ディスク100に接触しない位置に退避されており、指紋をクリーニングするときに光ディスク100の側に突出する。そして、指紋を拭き取り、クリーニングが終了すれば、拭き取りブラシ108は、元の位置に移動または収納される。
図12(a)は、指紋拭き取りブラシ108を備える光ピックアップ103と光ディスク上の指紋との位置関係を示す平面図である。図12(b)は、上記の光ピックアップ103の構成例を模式的に示す断面図である。図12(a)に示す本実施形態の光ピックアップ103では、光ディスク回転方向(矢印の方向)に対して、先頭側から順番にBDレンズ51およびDVD用レンズ52が配置されている。拭き取りブラシ108は、DVDレンズ52を中心して、BDレンズ51とは反対側に配置されている。すなわち、指紋拭き取りブラシ108は、BDレンズ51あるいはDVDレンズ52が対向している光ディスクのトラック(不図示)に対向する。
なお、光ディスクの各トラックは、光ピックアップ103の近傍において、ディス回転方向に平行に延びている。本実施形態では、指紋検出のために使用されるBDレンズ51の近傍に指紋拭き取りブラシ108が配置されているので、検出された指紋のアドレスが示す位置にシークをするだけで、拭き取りブラシ108の位置決めを簡単にすることができる。
拭き取りブラシ(クリーナ)108の大きさ、形状、材質の選定、設計は、指紋を拭き取ることに特化させることも可能である。指紋を拭き取るためには、所定以上の応力が必要であるので、図12(b)に示すようにローラ形状で粘着性の材料を選定したりすれば効果がある。あるいはブラシの先端に丸みを付けたり、比較的太い形状の布を重ねたりしても良い。
拭き取り動作は、一旦フォーカス制御を外し、クリーナ108を光ディスク100に接触した状態で、所定の時間、あるいは回数(回転数)、実施するのが良い。所定時間実施後、その場でフォーカスをONし、指紋によるRF信号の欠落が改善されるまで(指紋に相当する信号が検出されなくなるまで)その位置をリトレースさせる。指紋の拭き取りがOKであれば、半径位置を切り換えていくようにすれば、確実に指紋を除去して、記録再生の信頼性は格段にあげることができる。
更に、クリーナ108を、光ディスク100に対する光ピックアップ103の進行方向前方側に配置して、フォーカスサーボをかけたまま、光ディスク100をクリーニングするように構成すれば、所定の回転数だけ光ディスク100を回転させてクリーニングした後、その場でRF信号から得た指紋信号で拭き取れたどうか確認することができる。
このように光ピックアップ103の基台の中に一体として、BDレンズ52と拭き取りブラシ108を配置することにより、装置の小型化を阻害することなく、かつ基台の一体成形により低コストで自動クリーニングを実現することができる。
以下、図5を参照しながらクリーナによる指紋拭き取りの手順を説明する。
光ディスク100に指紋が検出された場合、図5に示すシステムコントローラ130に含まれる指紋処理部132からの信号は、サーボ制御回路106を介して光ピックアップ103と更にモータ駆動回路102に送出される。
指紋処理部132は、再生回路110内の復調回路114や更にエラー訂正回路115を介して得られたアドレス信号によって、指紋信号の開始アドレスおよび終了アドレスを認識することができる。このため、指紋処理部132は、光ビームが通過した指紋のサイズや、半径位置を特定することができる。サイズと位置の特定ができると、指紋処理部132はサーボ制御回路106に通知する。指紋情報を受けとったサーボ制御回路106は、光ピックアップ103並びにそれを半径方向に駆動するトラバースモータ(不図示)を移動させることにより、光ピックアップ103に設けられた拭き取りブラシ108を指紋が存在する光ディスクの半径位置に接触させる。その後、サーボ制御回路106は、モータ駆動回路102を介して、拭き取りブラシ108を光ディスク100の回転方向に対して逆の方向に回転させる。こうして、光ディスク100の表面に付着した指紋を拭き取ることができる。
拭き取りブラシ108を逆回転させなくても、光ディスクモータ101によって光ディスク100を回転させることにより、拭き取りブラシ108を光ディスク100に突出・接触させるだけでも、指紋を拭き取ることができる。光拭き取りブラシ108を光ディスク100に接触させた状態で光ディスク100を回転させる時間は、拭き取りブラシ108を逆回転させて指紋を拭き取るときに要する時間よりも長く設定することが好ましい。この場合でも、光ディスク100の指紋位置が特定されているため、光ディスク100の全面をクリーニングする場合に比べて、指紋の拭き取りに必要な時間を充分に短縮することができる。
従来は、前述のように、光ディスク上のディフェクトが指紋かそれ以外の傷、塵埃等の判別ができなかった。このため、何らかのディフェクトが光ディスク上に見つかった場合、光ディスクから塵埃をともかく除去するための全面自動クリーニングが提案されていた。この場合、塵埃に対応したクリーナあるいはブラシの材料、形状を選定する必要があるので、指紋を十分に除去することは難しい。そのため、従来の自動クリーニングでは、指紋が有効に除去される保証はなかった。
本発明では、指紋とそれ以外の塵埃等を判別して検出できるため、指紋除去に特化したクリーナやブラシを光ディスク装置に備え付けることにより、指紋が検出された場合には、指紋除去用のクリーニングを適切に実行することが可能になる。更に、本実施形態では、指紋の正確な位置が把握でき、指紋が除去できたかを特定できるので、指紋の付着した場所を指紋に特化したクリーナで指紋が確実に消えるまで拭き取りを繰り返すことができる。このため、短時間で指紋を除去できる。
(実施形態5)
通常のデータ領域(番組録画領域)に比べ、管理領域と呼ばれる特定領域(主には内周に配置されている)は、記録したデータ(管理情報)の信頼性が要求される。すなわち、管理領域に指紋が付いた状態で管理情報を管理領域に記録してしまい、後でそれが読み出せなくなると、プログラムや番組全体、あるいは光ディスク全てのデータの読み出しができなくなってしまう。
本実施形態の光ディスク装置では、起動時に、管理領域に管理情報の追加、管理情報の更新をする前に管理領域を対象に指紋検出を行う。具体的には、光ディスクを回転させ、フォーカスサーボ、トラッキングサーボを実行し、各種学習を実行する。こうしてアドレス情報を取得した後に、光ピックアップを管理領域へ移動して、管理領域全体を光ビームでスキャンする。
このとき、図5に示すRFサーボアンプ104の出力を指紋検出回路116に入力することによって、前述したように指紋検出を行う。管理データを書くために十分な管理領域あるいは管理領域全体に指紋の付着がなければ、指紋検出回路116の信号がアクティブにならないので、システムコントローラ130内の指紋処理部132は、IF回路131、フォーマッタ部123、変調回路124、DA125、レーザ駆動回路107を介して、管理データをそのまま管理領域の追加更新ために記録する。
管理領域に指紋がついていた場合は、前述した方法と同様の方法に、指紋検出回路116の信号がアクティブになり、指紋処理部132はその信号をトリガにして、指令信号をIF回路131に送る。そして、ホスト140を介して、指紋の拭き取りをユーザに求めるメッセージを表示したり、あるいは指紋処理部132は、指令信号をサーボ制御回路106に送り、モータ駆動回路102を介して指紋の拭き取りを自動的に実行する。また、このような指紋の拭き取りを行う代わりに、管理領域において指紋のないエリア(代替領域)に管理情報を記録するようにしても良い。管理領域の面積は他のデータ領域の面積に比べて格段に小さいため、管理領域を対象とする指紋検出や、指紋の自動クリーニングに要する時間は相対的に短い。
なお、管理領域には、製造時に管理情報が記録され、ユーザによっては管理情報を変更できない部分が含まれえる。例えば、予め光ディスクの物理規格で決まった特定の場所に、凹凸ピット(エンボス)によって管理情報が記録されたり、ウォブリングしているトラックのトラック形状の変化の周波数や位相変調により、管理情報が記録され得る。このような管理領域に対しても、管理情報の読み出し前に指紋検出を行うことが好ましい。指紋検出がなされた場合、指紋をクリーニングした後、管理情報を読み出すことになる。
なお本実施形態は、説明をわかりやすくするため、多層の層間距離が全て同一の場合を例にとって説明したが、実際には層間のクロストークを低減したり透過率を確保するなどの条件で、多層のそれぞれ層間は同一でない場合もある。本発明はそのような層間距離が異なる多層ディスクでも同様に適用可能であり、それによって何ら限定を受けない。
本発明の光ディスク装置は、DVDに比べ指紋に対して敏感となったBDや次世代の光ディスク上に形成された指紋を正確に検出でき、適切な記録動作、再生動作が実行できるため、DVDよりも高い密度で情報が記録される光ディスクに好適に用いられる。
10a BDの光ビームスポット
10b DVDの光ビームスポット
20 指紋ドット
30 ディスク表面
32 BD情報記録層
34 DVD情報記録層
51 BDレンズ
52 DVDレンズ
100 光ディスク
101 光ディスクモータ
102 モータ駆動回路
103 光ピックアップ
104 RFサーボアンプ
106 サーボ制御回路
107 レーザ駆動回路
108 指紋拭き取りブラシ
109 ディスク判別部
110 再生回路
111 波形等価回路
112 二値化回路
113 PLL回路
114 復調回路
115 エラー訂正回路
116 指紋検出回路
122 記録回路
123 フォーマッタ部
124 変調回路
125 DAコンバータ
130 システムコントローラ
131 I/F回路
132 指紋処理部
140 ホスト
141 TVモニタ
143 システムプロセッサ

Claims (14)

  1. 装填された光ディスクを回転させるモータと、
    光ビームを放射する光源と、
    前記光ビームを前記光ディスク上に集束させるレンズと、
    前記モータ、前記光源および前記レンズの動作を制御する制御部であって、前記光ディスクに対するデータの記録または再生を実行するまでに、記録/再生前処理を実行する制御部と、
    を備える光ディスク装置であって、
    前記制御部は、前記光源およびレンズを用いて前記光ディスクを前記光ビームで照射することにより、装填されている光ディスクが、設定値T(Tは2を超える整数)未満の層数の情報記録層を備える第1光ディスク、および、設定値T以上の層数の情報記録層を備える第2光ディスクのいずれであるかを判別するディスク判別部を有し、
    前記制御部は、装填された光ディスクが前記第1光ディスクと判別された場合と前記第2光ディスクであると判別された場合とで前記記録/再生前処理の内容を変化させる、光ディスク装置。
  2. 前記前処理は、欠陥サーチを含み、
    前記制御部は、
    装填された光ディスクが前記第1光ディスクと判別された場合には前記欠陥サーチを実行せず、
    装填された光ディスクが前記第2光ディスクであると判別された場合には前記欠陥サーチを実行する、請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 前記前処理は、起動学習を含み、
    前記制御部は、
    装填された光ディスクが前記第1光ディスクと判別された場合には、装填された光ディスクが有する全ての情報記録層に対して前記起動学習を実行し、
    装填された光ディスクが前記第2光ディスクであると判別された場合には、装填された光ディスクが有する情報記録層から選択された一部の情報記録層に対して前記起動学習を実行する、請求項1に記載の光ディスク装置。
  4. 前記制御部は、
    装填された光ディスクが前記第2光ディスクであると判別された場合、前記光ディスクに記録すべきデータの容量に応じて、前記光ディスクが有する情報記録層のうちから前記データの記録に必要な少なくとも1つの情報記録層を決定し、
    前記データの記録に必要な少なくとも1つの情報記録層に対して前記起動学習を実行する、請求項3に記載の光ディスク装置。
  5. 前記前処理は、データの記録密度が異なる第1記録モードおよび第2記録モードのいずれの記録モードでデータを記録するかを決定する処理であり、
    前記制御部は、
    装填された光ディスクが前記第1光ディスクであると判別された場合には、前記第1記録モードでデータを記録することを決定し、
    装填された光ディスクが前記第2光ディスクであると判別された場合には、前記第1記録モードおよび前記第2記録モードのうち、ユーザが選択した記録モードでデータを記録する、請求項1に記載の光ディスク装置。
  6. 装填された光ディスクが前記第2光ディスクであると判別された場合において、前記第1記録モードでデータを記録するとき、前記光ディスクが有する複数の情報記録層のうち、前記第1光ディスクの情報記録層に対応する情報記録層にデータを記録する、請求項5に記載の光ディスク装置。
  7. 前記ディスク判別部によるディスク判別処理を、前記情報記録層における起動学習処理を行う前に実施する、請求項1に記載の光ディスク装置。
  8. 前記欠陥サーチでは、装填された光ディスクの表面に指紋が存在するか否かを判断する指紋検出を実行する、請求項2に記載の光ディスク装置。
  9. 指紋検出結果を記憶する内蔵のメモリを有し、
    装填された光ディスクがイジェクトされず装填されたまま電源を切った場合は、前記メモリに指紋検出結果を記憶させ、その後再起動したときに前記メモリに記憶された指紋検出結果を用いることで指紋検出処理を省略する、請求項8に記載の光ディスク装置。
  10. クリーニングモードで事前拭き取り済みの光ディスクが装填されたとき、前記光ディスクに記録されたクリーニングプロテクトフラグをみて拭き取りの要否を判定し、拭き取りが不要と判定されると指紋検出処理を省略する、請求項8に記載の光ディスク装置。
  11. 前記指紋検出部が光ディスク上に指紋が存在すると判定した場合に、ユーザに指紋の存在を表示又は音声で知らせる、請求項8に記載の光ディスク装置。
  12. 指紋拭き取り部を有し、
    前記指紋検出部が光ディスク上に指紋が存在すると判定した場合に、前記指紋拭き取り部は、前記光ディスク上の指紋をふき取る、請求項8に記載の光ディスク装置。
  13. 書き込み部を有し、
    前記指紋検出部は前記光ディスクにおける管理領域上の指紋を検出した場合に、前記書き込み部は、前記管理領域に書き込むべきデータを指紋のない場所に代替格納する、請求項8に記載の光ディスク装置。
  14. 前記指紋拭き取り部は収納可能なブラシを有し、前記指紋をクリーニングの際、前記ブラシを突出させて指紋を拭き取る、請求項12記載の光ディスク装置。
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