JP2010118129A - 情報記憶装置および制御回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】対象セクタの開始標識が読み出せない場合でもユーザデータを読出すことが可能な情報記憶装置等を提供する。
【解決手段】情報記憶装置1において、媒体21のトラック上を相対移動しながら、媒体上に記録された各セクタのユーザデータおよびユーザデータの記録開始位置を示す開始標識を、開始標識、ユーザデータの順に読み出すヘッド23と、ヘッドに、媒体の移動に伴って対象セクタ212Bよりも先に読み出しがなされる位置に並んだ先行セクタ212Aに記録された開始標識を読み出させ、ヘッドに読み出させた開始標識と、先行セクタと対象セクタとの間の相対的な位置関係とに基づいて対象セクタに記録された読出対象のユーザデータの記録開始位置情報を得てヘッドに対象セクタに記録されたユーザデータを読み出させる制御部(14,15)とを備える。
【選択図】 図6
【解決手段】情報記憶装置1において、媒体21のトラック上を相対移動しながら、媒体上に記録された各セクタのユーザデータおよびユーザデータの記録開始位置を示す開始標識を、開始標識、ユーザデータの順に読み出すヘッド23と、ヘッドに、媒体の移動に伴って対象セクタ212Bよりも先に読み出しがなされる位置に並んだ先行セクタ212Aに記録された開始標識を読み出させ、ヘッドに読み出させた開始標識と、先行セクタと対象セクタとの間の相対的な位置関係とに基づいて対象セクタに記録された読出対象のユーザデータの記録開始位置情報を得てヘッドに対象セクタに記録されたユーザデータを読み出させる制御部(14,15)とを備える。
【選択図】 図6
Description
本件は、情報記憶装置、および制御回路に関する。
ハードディスクドライブ(HDD)に代表される情報記憶装置は、データの高速アクセス及び高速転送が可能な大容量記憶装置として、コンピュータのみならずビデオレコーダに代表される電子機器に搭載されている。
磁気ディスク装置は、情報を磁気的に記憶する円盤状の磁気ディスクと、磁気ディスクに対するデータの書込みおよび読出しを担う磁気ヘッドと、制御回路とを有している。
磁気ディスクには、同心円状に複数のトラックが設けられており、各トラックは複数のセクタに区切られている。磁気ヘッドは、磁気ディスクの回転に伴いトラック上を相対移動し、対象となるセクタに対するデータの書込みおよび読出しを担う。磁気ディスクの各セクタには、プリアンブル、シンクマーク、およびユーザデータが、この順で読み出されるように記録されている。プリアンブルは、データを読み出すクロックの同期基準となるデータであり、全てのセクタに共通の単一パターンを表す。シンクマークは、ユーザデータの先頭を見つけるための標識であり、全てのセクタに共通の単一パターンを表す。磁気ディスク装置の制御回路は、磁気ヘッドで読み出されるプリアンブルのパターンに読出しのためのクロックを同期させ、シンクマークが読み出されるとシンクマークにユーザデータが続くものとして、磁気ヘッドにユーザデータを読み出させる。
図1は、セクタから読み出されたデータを示す図である。
磁気ディスク装置の制御回路は、読出対象のセクタが磁気ヘッドに差し掛かったことを表すリードゲート信号RGに応じて、セクタから読み出されたプリアンブル301のパターンに読出しのためのクロックを同期させる。次に、制御回路は、シンクマーク302を検出し、ユーザデータ303を取得する。なお、リードゲート信号RGは、トラック上に離散したサーボパターンに基づいて生成されており、データの読出しタイミングにクロックレベルの精度で同期したものではない。
図2は、セクタから読み出されたデータのうちユーザデータに誤りが含まれた状態を説明する図であり、図3は、シンクマークに誤りが含まれた状態を説明する図である。
例えば磁気ディスク上の埃や傷によって、読み出したユーザデータ303に誤りが含まれる場合がある。ユーザデータ303には、誤り訂正のためのECC(error correcting code)データが含まれており、図2に示すようにユーザデータ303の一部に誤りが含まれた場合でも、誤りの量が一定の範囲であれば誤り訂正によって正しいデータを復元することができる。しかし、図3に示すように、シンクマーク203に誤りが含まれた場合には、ユーザデータ303の読出しタイミングが取得されず、ユーザデータの読み出しが不能となる。
ここで、シンクマークの誤り対策の一つとして、各セクタ内に2つのシンクマークを配置する、デュアルシンクマークと称する技術が知られている。デュアルシンクマークによれば、読出対象セクタ内の先に読み出されるシンクマークが誤りのため認識できない場合、後に読み出されるシンクマークに基づいてユーザデータが読み出される。2つのシンクマークの間のユーザデータはECCを用いて復元される。
また、別の対策として、シンクマークを構成するビットのうちのいくつかが異常であってもシンクマークとみなす技術が知られている。この場合、シンクマークの一部のビットに誤りが含まれていても、ユーザデータが読み出される可能性がある。
またさらに別の対策として、シンクマークを使用せず、リードゲート信号RGから所定の遅延時間を待ってユーザデータの読み出しを試みる、フォースシンクマーク(Force SM)と称する技術が知られている。
また、シンクマークに関するものではないが、利用可能なセクタのそれぞれにIDデータとして連続する番号が記録された記録媒体について、前後に並んだセクタの双方でIDデータが読み出せれば、この間のセクタも利用可能なセクタとして使用する、記録媒体の処理方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−173199号公報
しかしながら、デュアルシンクマークにおいて、2つのシンクマーク間に記録されるユーザデータの量は、ECC訂正で復元可能な範囲に制限される。このため、記録が高密度化すると磁気ディスク上における2つのシンクマークの物理的距離が短くなり、1つの埃や傷によって、双方のシンクマークが読み出せない事態が生じる。
また、いくつかのビットが異常でもシンクマークとみなす技術では、本来シンクマークでないデータがシンクマークとみなされるおそれがあり、異常なビットの許容範囲が増えるにしたがい、ユーザデータが正確に読み出せないおそれがある。
また、フォースシンクマークでは、ユーザデータを読出すべきタイミングに対しリードゲート信号のタイミングに含まれるジッタが大きいため、ユーザデータを正確に読み出せる確率が低い。
図4は、データのタイミングと、磁気ディスク上のセクタに書き込まれたデータの配置を説明する図であり、図5は、磁気ディスク上に書き込まれたデータの読出しを説明する図である。
図4に示す磁気ヘッド310は、ライトゲート信号WGのタイミングに合わせて、プリアンブル311、シンクマーク312、およびユーザデータ313を書込対象セクタに書き込むが、ライトゲート信号WGは、書込対象セクタとは離れた位置に記録されたサーボパターンを基準に生成されており、回転ムラ等に起因するずれ(ジッタ)を有している。つまり、データが書き込まれる位置には、クロックの精度で見ると書込みごとにずれが生じている。このことは、図5に示す読出しの場合も同様であり、リードゲート信号RGもまたジッタを有している。このため、フォースシンクマークによってシンクマーク322およびユーザデータ323を正確なタイミングで読み出すことは困難であり、実用的でない。
また、IDデータが読み出された2つのセクタの間のセクタを利用可能セクタとみなす方法は、IDデータが読み出せない場合を問題としており、シンクマークが検出できない場合に、ユーザデータが読み出せない問題を解決できない。
本件開示は、上記事情に鑑み、対象セクタの開始標識が読み出せない場合でもユーザデータを読出すことが可能な情報記憶装置および制御回路を提供することを目的とする。
本件開示の情報記憶装置の基本形態は、
媒体のトラック上を相対移動しながら、この媒体上に記録された各セクタのユーザデータおよびこのユーザデータの記録開始位置を示す開始標識を、この開始標識、このユーザデータの順に読み出すヘッドと、
上記ヘッドに、上記媒体の移動に伴ってこの対象セクタよりも先に読み出しがなされる位置に並んだ先行セクタに記録された開始標識を読み出させ、このヘッドに読み出させた開始標識と、この先行セクタとこの対象セクタとの間の相対的な位置関係とに基づいてこの対象セクタに記録された読出対象のユーザデータの記録開始位置情報を得てこのヘッドにこの対象セクタに記録されたユーザデータを読み出させる制御部とを備えている。
媒体のトラック上を相対移動しながら、この媒体上に記録された各セクタのユーザデータおよびこのユーザデータの記録開始位置を示す開始標識を、この開始標識、このユーザデータの順に読み出すヘッドと、
上記ヘッドに、上記媒体の移動に伴ってこの対象セクタよりも先に読み出しがなされる位置に並んだ先行セクタに記録された開始標識を読み出させ、このヘッドに読み出させた開始標識と、この先行セクタとこの対象セクタとの間の相対的な位置関係とに基づいてこの対象セクタに記録された読出対象のユーザデータの記録開始位置情報を得てこのヘッドにこの対象セクタに記録されたユーザデータを読み出させる制御部とを備えている。
また、本件開示の制御回路の基本形態は、
媒体のトラック上を相対移動しながら、この媒体上に記録された各セクタのユーザデータおよびこのユーザデータの記録開始位置を示す開始標識を、この開始標識、このユーザデータの順に読み出すヘッドとを備えた情報記憶装置の制御回路であって、
上記ヘッドに、上記媒体の移動に伴ってこの対象セクタよりも先に読み出しがなされる位置に並んだ先行セクタに記録された開始標識を読み出させ、このヘッドに読み出させた開始標識と、この先行セクタとこの対象セクタとの間の相対的な位置関係とに基づいてこの対象セクタに記録された読出対象のユーザデータの記録開始位置情報を得てこのヘッドにこの対象セクタに記録されたユーザデータを読み出させる制御部とを備えている。
媒体のトラック上を相対移動しながら、この媒体上に記録された各セクタのユーザデータおよびこのユーザデータの記録開始位置を示す開始標識を、この開始標識、このユーザデータの順に読み出すヘッドとを備えた情報記憶装置の制御回路であって、
上記ヘッドに、上記媒体の移動に伴ってこの対象セクタよりも先に読み出しがなされる位置に並んだ先行セクタに記録された開始標識を読み出させ、このヘッドに読み出させた開始標識と、この先行セクタとこの対象セクタとの間の相対的な位置関係とに基づいてこの対象セクタに記録された読出対象のユーザデータの記録開始位置情報を得てこのヘッドにこの対象セクタに記録されたユーザデータを読み出させる制御部とを備えている。
これらの基本形態によれば、標識転用モードでは、先行セクタの開始標識とセクタ間の位置関係とに基づいて対象セクタのユーザデータが読み出されるので、対象セクタの開始標識が読み出せない場合でもユーザデータが読出される。
以上の本件開示の情報記憶装置および制御回路の上記基本形態によれば、対象セクタの開始標識が読み出せない場合でもユーザデータを読出すことができる。
以下、本件開示の情報記憶装置および制御回路の具体的な実施形態について説明する。
図6は、磁気ディスク装置の具体的な第1の実施形態であるハードディスクドライブ(HDD)を示すブロック図である。
図6に示すHDD1は、制御回路10およびディスクエンクロージャー(DE)20を備えている。ディスクエンクロージャー20は、磁気ディスク21、スピンドルモータ(Spindle Motor)22、磁気ヘッド23、プリアンプ(Pre Amp)24、ボイスコイルモータ(VCM)27を備えている。
磁気ディスク21はスピンドルモータ22に駆動されて回転する。磁気ディスク21には回転軸を中心とした円形のトラック211が設けられており、データはトラック211上に記録される。磁気ヘッド23は、磁気ディスク21の回転に伴いトラック211上を相対移動しながら、磁気ディスク21に対しデータの書込みおよび読出しを行う。プリアンプ24は、磁気ヘッド23に供給される信号および磁気ヘッド23から出力される信号を増幅する。ボイスコイルモータ27は、磁気ヘッド23を磁気ディスク21の径方向に移動させる。
図7は、磁気ディスクのトラックに記録されたデータのフォーマットを示す図である。
トラック211には複数のセクタ212(212A,212B,212C,…)が順次並んでおり、データはセクタ212の単位で記録されている。各セクタ212には、プリアンブル214(214A,214B,214C,…)、シンクマーク215(215A,215B,215C,…)、およびユーザデータ216(216A,216B,216C,…)が記録されている。磁気ヘッド23(図6参照)は、磁気ディスク21の回転によりトラック211が矢印Rで示す方向に移動するのに伴い、矢印Rとは反対方向に相対移動することとなる。すなわち、各セクタ212には、データが、磁気ヘッド23によって、先にプリアンブル214が読み出され、次いでシンクマーク215が読み出され、次いでユーザデータ216が読み出される順に記録されている。なお、ユーザデータ216の隣には有効なデータが記録されないギャップ領域217が設けられている。
プリアンブル214は、セクタ212からデータを読み出すためのクロックを同期させる基準となるデータであり、全てのセクタで共通のパターンを有している。シンクマーク215は、ユーザデータ216の記録開始位置を示すデータである。シンクマーク215は、より詳細には、シンクマーク215の直後からユーザデータ216が読み出されることを示している。シンクマーク215も、全てのセクタで共通のパターンを有している。ユーザデータ216は、HDD1が外部接続された図示しないホストから受けたデータである。ホストから受けたデータは、512バイトの単位で1つのセクタ212にユーザデータとして記録されている。ただし、ユーザデータ216は、ホストから受けたデータが変換され、CRC(cyclic redundancy check)やECCのデータが含まれた状態で記録されている。ここで、シンクマーク215は、上述した基本形態における開始標識の一例に相当する。
図6に戻って説明を続ける。
制御回路10は、データバッファ(Data Buffer)11、フラッシュROM(Flash ROM:Read Only Memory)12、サーボコントローラ(SVC)13、ハードディスクコントローラ(HDC)14、およびリードチャネル15を備えている。
制御回路10のハードディスクコントローラ14およびリードチャネル15は、磁気ヘッド23に、対象セクタへのデータの書込みおよび読出しを行わせる。ハードディスクコントローラ14およびリードチャネル15は、磁気ヘッド23に、対象セクタからユーザデータを読み出させる場合に、通常モードと標識転用モードの双方の読出モードのうちの一方を選択してユーザデータを読み出させる。例えば、図7における符号212Bで示すセクタを読出対象のユーザデータ216Bが記録された対象セクタ212Bとした場合、通常モードでは、ハードディスクコントローラ14およびリードチャネル15は、磁気ヘッド23に対象セクタ212Bに記録されたシンクマーク215Bを読み出させ、シンクマーク215Bに基づいてユーザデータ216Bの記録開始位置情報を得、磁気ヘッド23にユーザデータ216Bを読み出させる。ここで、ユーザデータ216Bの記録開始位置情報は、シンクマーク215Bの読出し完了タイミングである。したがって、ハードディスクコントローラ14およびリードチャネル15は、磁気ヘッド23に、シンクマーク215Bの読出しに続いてユーザデータ216Bを読み出させる。一方、標識転用モードでは、ハードディスクコントローラ14およびリードチャネル15は、先ず対象セクタ212Bではなく、対象セクタ212Bよりも先に読み出される位置に並んだ先行セクタ212Aに記録されたシンクマーク215Aを磁気ヘッド23に読み出させる。次に、磁気ヘッド23に読み出させたシンクマーク215Aと、先行セクタ212Aと対象セクタ212Bとの間の相対的な位置関係とに基づいて対象セクタに記録された読出対象のユーザデータ216Bの記録開始位置情報を得、磁気ヘッド23にユーザデータ216Bを読み出させる。通常モードおよび標識転用モードにおける読出しの詳細については後述する。ここで、ハードディスクコントローラ14およびリードチャネル15の組合せが上述した基本形態における制御部の一例に相当する。
ハードディスクコントローラ14は、フレーム変換部141および書込読出制御部142を備えている。フレーム変換部141は、HDD1に接続されたホストから受け取ったデータの変換およびホストに出力するデータの変換を行う。書込読出制御部142は、HDD1全体の制御を担い、磁気ヘッド23に、磁気ディスク21の対象となるセクタへのデータの書込みおよび読出しを行わせる。書込読出制御部142は、磁気ヘッド23が磁気ディスク21の対象セクタに到達したことを表すリードゲート信号RGおよびライトゲート信号WGを生成する。磁気ヘッド23が磁気ディスク21の対象セクタに到達したことは、磁気ディスク21のサーボパターン210から読み出されるサーボ情報に基づいて判定される。サーボ情報はリードチャネル15を介して供給される。書込読出制御部142は、CPU(central processing unit)を有しており、プログラムを実行することによって制御処理を行う。
データバッファ11は、ホストコンピュータらのデータを一時的に記憶するメモリであり、フラッシュROM12は、ハードディスクコントローラ14が実行するプログラムおよび各種パラメータが記憶されたメモリである。
サーボコントローラ13は、スピンドルモータ22を制御して磁気ディスク21の回転数を保つとともに、ボイスコイルモータ27を制御して磁気ヘッド23を読出し対象のトラック211に移動させる。
リードチャネル15は、ハードディスクコントローラ14と磁気ヘッド23との間でやり取りされる信号の変換を担う。リードチャネル15は、コード変換部151、タイマ152、シンクマーク検出部153、およびクロック生成部154を備えている。
クロック生成部154は、クロックを生成する。このクロックに同期して、磁気ヘッド23に向けてデータが出力され、また、磁気ヘッド23から供給された信号が取り込まれる。データの読出しにおいて、クロック生成部154は、磁気ヘッド23から読み出されるプリアンブルの信号に同期したクロックを生成する。生成されたクロックは、コード変換部151、タイマ152、およびシンクマーク検出部153に供給される。同期したクロックを用いることで、コード変換部151およびシンクマーク検出部153はデータを適切なクロックタイミングで読み出すことができる。
シンクマーク検出部153は、磁気ヘッド23が読み出したデータの信号からシンクマークを検出する。
タイマ152は、シンクマーク検出部153がシンクマークを検出した時点、すなわち磁気ヘッド23によるシンクマークの読出しが完了した時点から、書込読出制御部142によって設定された遅延時間を計時し、この遅延時間が経過した時点でコード変換部151に読出しのタイミングを通知する。タイマ152は、より詳細には、クロック生成部154から出力されるクロックを計数するカウンタである。上述した通常モードでは、書込読出制御部142によって遅延時間には0が設定されており、この場合、タイマ152は実質的には計時することなく、コード変換部151に、シンクマーク検出部153がシンクマークを検出したタイミングで読出しのタイミングを通知する。
コード変換部151は、フレーム変換部141から供給されたデータをコード変換して、磁気ヘッド23に向けて出力する。また、コード変換部151は、磁気ヘッド23から読み出されたデータの信号に対し書込みの場合とは逆の変換処理を施してフレーム変換部141に供給する。
図7に示す各セクタに書き込まれたデータは、ホストから受けたデータがハードディスクコントローラ14およびリードチャネル15によって変換され、磁気ヘッド23によって書き込まれたものである。
ここで、データの読出しについて説明する前に、ハードディスクコントローラ14のフレーム変換部141と、リードチャネル15のコード変換部151によるデータ変換を説明し、セクタにデータがどのように書き込まれるかを説明する。
図8は、フレーム変換部とコード変換部におけるデータ変換の主要部を示すブロック図である。
フレーム変換部141は、ホストから受け、データバッファ11に一時的に記憶されたデータを512バイト単位で読み出して処理する。データバッファ11に記憶されたホストからのデータが512バイトを超える場合、フレーム変換部141は、隣接するセクタに連続してデータを書き込むことができるよう、512バイト単位のデータを順次読み出して処理する。
フレーム変換部141は、バイト/シンボル変換部141a、DFIFO(Data First In First Out)141b、ECC生成部141c、およびレイテンシシフト部141dを備えている。またリードチャネル15のコード変換部151は、RLL(run length limited)部151を備えている。
バイト/シンボル変換部141aは、データの単位をバイトからシンボルに変換する。ここで、1バイトは8ビットであり、1シンボルは10ビットである。バイト/シンボル変換部141aは、より具体的には、512バイトのデータに4バイトのCRCデータを加えた516バイトのデータを16/20変換によってシンボルに変換する。516バイトのデータは16/20変換によって、516×16÷20=412.8シンボルに変換される。DFIFO141bは、バイト/シンボル変換部141aで変換されたシンボルデータを一旦格納し、格納したシンボルデータをECC生成部142c、およびレイテンシシフト部141dに供給する。DFIFO141bは、412.8シンボルのデータを、ECC処理の便宜のため、1.2シンボルのデータを付加して414シンボルとするが、付加するデータに、連続識別情報を含める。この連続識別情報は、対象となるセクタとこの次に読み出される位置に並んだセクタとに跨って、データが連続して記録されることを表す情報である。バイト/シンボル変換部141aがデータバッファ11から1セクタ分のデータを読み出した後も、データバッファ11に未処理のデータが残っている場合、この連続識別情報が挿入される。
ECC生成部141cは、DFIFO141bから取得したシンボルデータに基づいて例えば32シンボルのECCデータを生成する。また、レイテンシシフト部141dは、DFIFO141bから取得したシンボルデータを遅延させる。
RLL部151aは、データを表す波形が直線的になることを防ぐため、波形に周期的な波が含まれるようデータ修正する。また、RLL部151aは、レイテンシシフト部141dから出力された414シンボルのデータに、ECC生成部141cで生成された32シンボルのデータを加えた446シンボルのデータに対して60/30変換を実行する。さらに、RLL部151aは、60/30変換されたデータに、プリアンブルおよびシンクマークを付加する。これによって、1セクタに書き込まれるデータが完成する。このデータは、プリアンプ24(図6参照)を介して磁気ヘッド23に供給される。なお、フレーム変換部141およびコード変換部151は、データの読出し時には、上述した処理とは逆の処理を実行する。
図9は、リードチャネル15から出力された書込データを示すタイミングチャートである。
リードチャネル15は、RLL部151a(図8参照)で完成したデータを、クロック生成部154が生成するクロックCLKに同期して出力する。データは、プリアンブル414、シンクマーク415、ユーザデータ416の順で出力され、最後にGAP417に対応して固定値が一定期間出力される。
ここで、ホストから受けたデータが512バイトよりも大きく、複数のセクタにデータが書き込まれる場合には、隣接したセクタに跨ってデータの書込みが連続的に行われる。例えば、ホストは、画像データや音楽データのみならず、文書データであっても512バイト以下のデータを扱う機会が少なく、データは複数のセクタに跨って書き込まれることが通常である。例えば、2つの隣接したセクタにデータが書き込まれる場合には、リードチャネル15からは、第1のセクタのデータ412Aに連続して、第2のセクタのデータ412Bが出力される。この場合、隣接する2つのセクタに跨って、連続したクロックCLKに同期してデータが書き込まれる。このようにして、図7に示す並びでセクタ212A,212Bにデータが書き込まれた状態となる。
ここで、2つの隣接したセクタにデータが連続的に書き込まれる場合、先に書き込まれる第1のセクタのデータ412Aのうちのユーザデータ416には連続識別情報が含まれる。これに対し、後に続いて書き込まれる第2のセクタのデータ412Bのうちのユーザデータ416には連続識別情報は含まれない。これによって、図7に示すセクタ212Aには、このセクタ212Aと、磁気ディスク21の回転に伴ってこのセクタ212Aの次に読み出される位置に並んだセクタ212Bとに跨って、データが連続して記録されていることを表す連続識別情報が記録されることとなる。
続いて、データの読出しについて説明する。例として、図7に示すセクタ212Bからデータが読み出されるものとして説明する。
通常モードにおける読み出しでは、リードチャネル15がハードディスクコントローラ14から、磁気ヘッド23が読出し対象のセクタ212Bに到達したことを表すリードゲート信号RGを受ける。リードチャネル15のクロック生成部154は、リードゲート信号に応じて、磁気ヘッド23で読み出されたプリアンブル214Bのパターンに同期したクロックを生成する。
次に、磁気ヘッド23がシンクマーク215Bを読み出すと、シンクマーク検出部153が磁気ヘッド23の出力信号からシンクマークのパターンを検出する。
タイマ152は、シンクマーク検出部153がシンクマークを検出したタイミングから設定された遅延時間を計時し、この遅延時間が経過した時点でコード変換部151に読出しのタイミングを通知する。ただし、通常モードでは、遅延時間時間は0に設定されており、コード変換部151には、シンクマーク検出部153がシンクマークを検出したタイミングで読出しのタイミングが通知される。つまり、通常モードでは、シンクマーク215Bに基づいて、ユーザデータ216Bの記録開始位置情報としての読出しのタイミングが得られる。
コード変換部151は、タイマ152によって通知された読出しのタイミング、すなわちシンクマーク検出部153がシンクマークを検出したタイミングで、磁気ヘッド23が読み出したユーザデータ216Bを取り込んで、データの変換を行う。
図10は、標識転用モードおける読み出しを説明する図である。
標識転用モードでは、磁気ヘッド23によって、対象セクタ212Bの直前に読み出しがなされる位置に並んだ先行セクタ212Aに記録されたプリアンブル214Aおよびシンクマーク215Aが読み出される。より詳細には、書込読出制御部142は、対象セクタ212Bではなく、先行セクタ212Aに磁気ヘッドが到達するタイミングでリードゲート信号RGを出力する。また、タイマ152には、書込読出制御部142によって、先行セクタ212Aと対象セクタ212Bとの間の相対的な位置関係とを表す遅延時間αが設定される。遅延時間αは、より詳細には、磁気ヘッド23がユーザデータ216A、GAP217A、プリアンブル214B、およびSM215Bを通過するのに要する時間として計算されたクロック数である。遅延時間αは、磁気ヘッド23が1つのセクタ212Aを通過するのに要する時間に等しく、トラックによって異なる。フラッシュROM12には、トラックごとに予め計算された遅延時間が記憶されており、書込読出制御部142は、読み出すセクタが属するトラックに応じた遅延時間を読み出してタイマ152に設定する。なお、遅延時間には、シンクマーク検出部153での検出処理による遅延等の補正が含まれていてもよい。
リードチャネル15は、ハードディスクコントローラ14から、磁気ヘッド23が先行セクタ212Aに到達したことを表すリードゲート信号RGを受ける。リードチャネル15のクロック生成部154は、リードゲート信号RGに応じて、磁気ヘッド23で読み出されたプリアンブル214Aのパターンに同期したクロックを生成する。次に、磁気ヘッド23がシンクマーク215Aを読み出すと、シンクマーク検出部153が磁気ヘッド23の出力信号からシンクマークを検出し、検出信号FSMDを出力する。
タイマ152は、シンクマーク検出部153がシンクマークを検出したタイミングから、遅延時間αが経過した時点t1でコード変換部151に読出しのタイミングを通知する。このタイミングは、コード変換部151には、磁気ヘッド23が先行セクタ212Aに続く対象セクタ212Bのユーザデータ216Bの記録位置に到達したタイミングとなる。つまり、シンクマーク215Aと、先行セクタ212Aおよび対象セクタ212Bとの間の相対的な位置関係とに基づいて対象セクタ212Bに記録されたユーザデータ212Bの記録開始位置情報である読出しのタイミングが得られる。
コード変換部151が、通知された読出しのタイミングで、磁気ヘッド23が読み出した、ユーザデータを取り込むことによって、対象セクタ212Bからユーザデータ212Bが正確に読み出される。
標識転用モードでは、対象セクタ212Bのシンクマーク215Bを読み出すことなくユーザデータ212Bを読み出すことができるので、対象セクタ212Bのシンクマーク215Bが読み出せない場合でもユーザデータ216Bの読出しが可能となる。
次に、通常モードと標識転用モードとを切り替えて読み出しを行う処理を説明する。
図11は、読出しの処理を示すフローチャートである。
まず、書込読出制御部142は、通常モードでの読出しを試みる。具体的には、書込読出制御部142は、タイマ152に遅延時間として0を設定し(ステップS11)、リードゲート信号RGの出力を読出しの対象セクタ(図10の212B)のタイミングで行い(ステップS12)、ユーザデータを読出させる(ステップS13)。このステップS13で、対象セクタ212Bが磁気ヘッド23に到達しリードゲート信号RGが出力され、シンクマーク検出部153によって対象セクタ212Bのシンクマーク215Bが検出されれば、シンクマーク215Bに続きユーザデータ216Bが読み出される(ステップS14でYes)。
この一方、ユーザデータ212Bが所定の制限時間内に読み出されない場合(ステップS14でNo)、かつ、対象セクタのシンクマークが読み出せないエラー以外のエラーが検出されない場合(ステップS15でNo)、書込読出制御部142は、シンクマーク215Bの読み出しができないと判定し、データを再度読み出すリカバリ処理を行う。リカバリ処理では、書込読出制御部142は、読出モードを標識転用モードに切り替えてデータの読出しを試みる。具体的には、書込読出制御部142は、タイマ152に遅延時間として、対象トラックに応じた遅延時間αを設定し(ステップS16)、対象セクタ212Bの代わりに先行セクタ212Aのタイミングでリードゲート信号RGを出力し(ステップS17)、ユーザデータを読出させる(ステップS18)。
標識転用モードにおいて、先行セクタ212Aが磁気ヘッドに到達しリードゲート信号RGが出力され、シンクマーク検出部153によって先行セクタ212Aのシンクマーク215Aが検出されれば、この検出タイミングからタイマ152で計時された遅延時間αで対象セクタ212Bからユーザデータ216Bが読み出される(ステップS19でYes)。
標識転用モードでもユーザデータが読み出されない場合には(ステップS20)、先行データのシンクマークが正確に記録されていない等、何らかの理由で読み出せないとみなし、エラー処理を実行する(ステップS20)。エラー処理では、ホストに対し読み出しができなかったことを表すエラー情報を送信したり、対象セクタを無効セクタとして扱うリアサイン処理を行う。なお、エラー処理(ステップS20)に先立って、例えば磁気ヘッドへの供給電流を変えるといった他の手法により、リカバリ処理を実行することも可能である。
このようにして、標識転用モードでは、対象セクタ212Bからシンクマーク215Bが読み出せない場合でもユーザデータ216Bを読出すことが可能なとなる。なお、対象セクタ212Bからシンクマーク215Bが読み出せる場合には、通常モードでデータを読出すことによって、対象セクタ212Bに記憶されたプリアンブル214Bに基づいて同期したクロックでユーザデータ216Bが読み出されるので、ユーザデータ216Bがより正確なクロックタイミングで読み出される。したがって、読出モードを切り替えることにより、通常モードでより正確なタイミングでデータの読み出しを行うとともに、標識転用モードで読出しの可能性を高めることが可能となる。
このことは、上記基本形態に対し、上記制御部は、上記磁気ヘッドによる上記対象セクタに記録された開始標識の読み出しが不能の場合に、上記通常モードを上記標識転用モードに切り替えるものである」という応用形態が好適であることを意味する。
上述した実施形態では、対象セクタの直前に読み出される位置に並んだセクタを先行セクタとすることによって、先行セクタを2つ以上前に読み出されるセクタとする場合に比べ、先行セクタにおけるシンクマークの検出から、対象セクタのユーザデータの読出し開始までに蓄積するクロックのずれが抑えられる。
このことは、上記[課題を解決するための手段]欄で説明した基本形態に対し、「上記制御部は、上記ディスクの回転に伴い上記対象セクタの直前に読み出される位置に並んだセクタを上記標識転用モードにおける上記先行セクタとするものである」という応用形態が好適であることを意味する。
次に、磁気ディスク装置および制御回路の具体的な第2実施形態について説明する。以下の第2実施形態は、データ読出しの処理の一部が上述した第1実施形態と異なり、データ読出しの処理の他の部分およびブロック構成は第1実施形態と同一である。したがって、第2実施形態の説明にあたっては、第1実施形態における各処理と同一の処理には同一の符号を付けて説明し、第1実施形態との相違点について説明する。また、ブロックの構成やデータの配置については、これまで説明してきた図を流用して説明する。
図12は、第2実施形態における読出しの処理を示すフローチャートである。
図12に示す読出しの処理では、書込読出制御部142(図6参照)が、対象セクタ212B(図10参照)からシンクマーク215Bの読み出しができないと判定した場合に(ステップS15でNo)、読出モードを標識転用モードに切り替える(ステップS16)の前に、通常モードのままで先行セクタ212Aからデータの読出しを行う(ステップS31)。次に、先行セクタ212Aの後続セクタである対象セクタ212Bに対し、先行セクタ212Aと連続してデータが書き込まれたものであるか否かを判定する(ステップS32)。この判定は、先行セクタ212Aに記録された連続識別情報が読み出されたか否かにより決せられ、より詳細には、上記ステップS31で、先行セクタ212Aから読み出されたユーザデータ216Aに連続識別情報が含まれているか否かにより決せられる。先行セクタ212Aのユーザデータ216Aに連続識別情報が含まれている場合(ステップS15でYes)、書込読出制御部142は、ステップS16以降の処理で読出モードを標識転用モードに切り替え、対象セクタ212Bのユーザデータ216Bを読み出す。
この一方、先行セクタ212Aのユーザデータ216Aに連続識別情報が含まれていない場合(ステップS15でYes)、先行セクタ212Aと対象セクタ212Bにはデータが連続して書き込まれていない。この場合、先行セクタ212Aと対象セクタ212Bとの間で、データが書き込まれたクロックのタイミングは不連続となっており、標識転用モードでデータが読み出せる可能性が低い。この場合、書込読出制御部142は、標識転用モードでの読出し(ステップS16〜S19)をせず、他の方法によるリカバリ処理やエラー処理(ステップS20)を行う。
このようにして、先行セクタ212Aから連続識別情報が読み出された場合に、標識転用モードに切り替えることによって、標識転用モードによる読み出しを、読出しの可能性が高い場合に実行することができる。
このことは、上記基本形態に対し、「上記磁気ディスクに並んだ各セクタは、このセクタと、この磁気ディスクの回転に伴ってこのセクタの次に読み出される位置に並んだセクタとに跨って、データが連続して記録されていることを表す連続識別情報が記録されたものであり、
上記制御部は、上記先行セクタに連続識別情報が記録されている場合に、上記標識転用モードでユーザデータを読み出させるものである」という応用形態が好適であることを意味する。
上記制御部は、上記先行セクタに連続識別情報が記録されている場合に、上記標識転用モードでユーザデータを読み出させるものである」という応用形態が好適であることを意味する。
次に、磁気ディスク装置および制御回路の具体的な第3実施形態について説明する。以下の第3実施形態は、データの上書きおよびベリファイの処理が加わった点が上述した第2実施形態と異なり、データ読出しの部分およびブロック構成は第2実施形態と同一である。したがって、第3実施形態の説明にあたっては、第2実施形態における各処理と同一の処理には同一の符号を付けて説明し、第2実施形態との相違点について説明する。また、ブロックの構成やデータの配置については、これまで説明してきた図を流用して説明する。
図13は、第3実施形態における読出しの処理を示すフローチャートである。
図13に示す読出し処理では、標識転用モードで対象セクタ212B(図10参照)からユーザデータ216Bが読み出された場合に(ステップS19でYes)、書込読出制御部142(図6参照)が、磁気ヘッド23に、先行セクタ212Aと対象セクタ212Bにデータを連続上書きさせる(ステップS41)。このステップでは、書込読出制御部142(図6参照)が、ステップS31で先行セクタ212Aから読み出されたデータを先行セクタ212Aに書き込ませ、これに連続してステップS18で対象セクタ212Bから読み出されたデータを対象セクタ212Bに書き込ませる。このとき、それぞれのセクタ212A,212Bには、通常の書込みと同様、ユーザデータにプリアンブルおよびシンクマークが付加されたデータが書き込まれる。またこのとき、先行セクタ212Aのユーザデータには、連続識別情報が含まれる。
この後、書込読出制御部142は、読出しモードを通常モードに切り替え(ステップS42,S43)、磁気ヘッド23に対象セクタ212Bからデータ読出しを行わせる(ステップS44)。ここで、対象セクタ212Bからシンクマークが読み出され、ユーザデータが読み出されれば(ステップS45でYes)、一連の読出し処理は完了する。この一方、上書き後もユーザデータが読み出されない場合には(ステップS45でNo)、書込読出制御部142は、リアサイン処理を行い、対象セクタ212Bを今後利用不可能なセクタとして登録する(ステップS46)。
第3実施形態の読出し処理では、先行セクタ212Aと対象セクタ212Bとに跨ってデータが連続して書き込まれるので、後に、通常モードでの対象セクタ212Bからの読み出しが不能の場合に、標識転用モードで先行セクタ212Aのシンクマーク215Aを利用した読み出しが可能となる。
このことは、上記基本形態に対し、「上記磁気ヘッドが磁気ディスクに記録されたデータの読出しを担うとともにこの磁気ディスクへのデータの書込みを担うものであり、
上記制御部は、上記磁気ヘッドに上記先行セクタからユーザデータを読み出させ、上記標識転用モードで対象セクタに記録されたユーザデータを読み出させた場合に、この磁気ヘッドに、この先行セクタおよびこの対象セクタから読み出されたユーザデータをこのユーザデータの記録開始位置を示す開始標識を付して連続して上書させるものである」という応用形態が好適であることを意味する。
上記制御部は、上記磁気ヘッドに上記先行セクタからユーザデータを読み出させ、上記標識転用モードで対象セクタに記録されたユーザデータを読み出させた場合に、この磁気ヘッドに、この先行セクタおよびこの対象セクタから読み出されたユーザデータをこのユーザデータの記録開始位置を示す開始標識を付して連続して上書させるものである」という応用形態が好適であることを意味する。
なお、具体的な各実施形態に対する上記説明では、「課題を解決するための手段」で説明した基本形態における標識転用モードの一例として、対象セクタの直前に読み出される位置に並んだセクタを先行セクタとすることが示されているが、この標識転用モードにおける先行セクタは、対象セクタの直前に読み出されるセクタの代わりに、対象セクタよりも2つ以上前に読み出されるセクタであってもよい。
また、具体的な各実施形態に対する上記説明では、「課題を解決するための手段」で説明した基本形態における開始標識の例として、直後からユーザデータが読み出されることを示すシンクマークが示されているが、この開始標識はユーザデータの記録開始位置を示すものであればよく、例えばユーザデータに対し一定距離だけ離れた位置に記憶されたものであってもよい、この場合、通常モードではタイマに遅延時間時間は0が設定される代わりに上記一定距離に応じた時間が設定される。
以上のように、本実施形態は磁気ディスク装置について説明したが、本発明は磁気ディスク装置に限定されることなく、媒体上に記録されたデータをヘッドで読み出す情報記憶媒体であれば、磁気ヘッド、光ヘッド、光磁気ヘッド及びディスク媒体、テープ媒体であっても適用することができる。
1 HDD(情報記憶装置)
10 制御回路
14 ハードディスクコントローラ
15 リードチャネル(14と合わせて制御部)
21 磁気ディスク(媒体)
23 磁気ヘッド
141 フレーム変換部
142 書込読出制御部
151 コード変換部
152 タイマ
153 シンクマーク検出部
154 クロック生成部
212A 先行セクタ
212B 対象セクタ
215A,215B シンクマーク
216A,216B ユーザデータ
10 制御回路
14 ハードディスクコントローラ
15 リードチャネル(14と合わせて制御部)
21 磁気ディスク(媒体)
23 磁気ヘッド
141 フレーム変換部
142 書込読出制御部
151 コード変換部
152 タイマ
153 シンクマーク検出部
154 クロック生成部
212A 先行セクタ
212B 対象セクタ
215A,215B シンクマーク
216A,216B ユーザデータ
Claims (6)
- 媒体のトラック上を相対移動しながら、該媒体上に記録された各セクタのユーザデータおよび該ユーザデータの記録開始位置を示す開始標識を、該開始標識、該ユーザデータの順に読み出すヘッドと、
前記ヘッドに、前記媒体の移動に伴って該対象セクタよりも先に読み出しがなされる位置に並んだ先行セクタに記録された開始標識を読み出させ、該ヘッドに読み出させた開始標識と、該先行セクタと該対象セクタとの間の相対的な位置関係とに基づいて該対象セクタに記録された読出対象のユーザデータの記録開始位置情報を得て該ヘッドに該対象セクタに記録されたユーザデータを読み出させる制御部とを備えたことを特徴とする情報記憶装置。 - 前記制御部は、前記ヘッドが前記媒体の移動に伴って該対象セクタの開始標識を読み出させない場合に、前記ヘッドに、前記媒体の移動に伴って該対象セクタよりも先に読み出しがなされる位置に並んだ先行セクタに記録された開始標識を読み出させ、該ヘッドに読み出させた開始標識と、該先行セクタと該対象セクタとの間の相対的な位置関係とに基づいて該対象セクタに記録された読出対象のユーザデータの記録開始位置情報を得て該ヘッドに該対象セクタに記録されたユーザデータを読み出させるものであることを特徴とする請求項1記載の情報記憶装置。
- 前記制御部は、前記媒体の移動に伴い前記対象セクタの直前に読み出される位置に並んだセクタを前記先行セクタとするものであることを特徴とする請求項1または2記載の情報記憶装置。
- 前記媒体に並んだ各セクタは、該セクタと、該媒体の移動に伴って該セクタの次/前に読み出される位置に並んだセクタとに跨って、データが連続して記録されていることを表す連続識別情報が記録されたものであり、
前記制御部は、前記先行/該セクタに連続識別情報が記録されている場合に、前記ヘッドに、前記媒体の移動に伴って該対象セクタよりも先に読み出しがなされる位置に並んだ先行セクタに記録された開始標識を読み出させ、該ヘッドに読み出させた開始標識と、該先行セクタと該対象セクタとの間の相対的な位置関係とに基づいて該対象セクタに記録された読出対象のユーザデータの記録開始位置情報を得て該ヘッドに該対象セクタに記録されたユーザデータを読み出させるものであることを特徴とする請求項3記載の情報記憶装置。 - 前記ヘッドが媒体に記録されたデータの読出しを担うとともに該媒体へのデータの書込みを担うものであり、
前記制御部は、前記ヘッドに前記先行セクタからユーザデータを読み出させ、前記ヘッドに、前記媒体の移動に伴って該対象セクタよりも先に読み出しがなされる位置に並んだ先行セクタに記録された開始標識を読み出させ、該ヘッドに読み出させた開始標識と、該先行セクタと該対象セクタとの間の相対的な位置関係とに基づいて該対象セクタに記録された読出対象のユーザデータの記録開始位置情報を得て該ヘッドに該対象セクタに記録されたユーザデータを読み出させた場合に、該ヘッドに、該先行セクタおよび該対象セクタから読み出されたユーザデータを該ユーザデータの記録開始位置を示す開始標識を付して連続して上書させるものであることを特徴とする請求項3または4記載の情報記憶装置。 - 媒体のトラック上を相対移動しながら、該媒体上に記録された各セクタのユーザデータおよび該ユーザデータの記録開始位置を示す開始標識を、該開始標識、該ユーザデータの順に読み出すヘッドとを備えた情報記憶装置の制御回路であって、
前記ヘッドに、前記媒体の移動に伴って該対象セクタよりも先に読み出しがなされる位置に並んだ先行セクタに記録された開始標識を読み出させ、該ヘッドに読み出させた開始標識と、該先行セクタと該対象セクタとの間の相対的な位置関係とに基づいて該対象セクタに記録された読出対象のユーザデータの記録開始位置情報を得て該ヘッドに該対象セクタに記録されたユーザデータを読み出させる制御部とを備えたことを特徴とする制御回路。
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