JP2010117944A - Software update system, software update method, mobile phone terminal, and program - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、携帯電話端末のソフトウェアの更新システム及び方法と、そのシステムに用いられる携帯電話端末並びにそのソフトウェアの更新処理を実行するプログラムに関する。 The present invention relates to a software update system and method for a mobile phone terminal, a mobile phone terminal used in the system, and a program for executing software update processing.
携帯電話端末等の電子機器のソフトウェアには、特に開発の段階においてはバグと呼ばれる不具合が含まれていることが多く、その修正も頻繁に行われる。また、機能の追加や改善を行ったりするためのソフトウェアのバージョンアップもよく行われる。 Software for electronic devices such as mobile phone terminals often includes defects called bugs, especially at the development stage, and corrections are frequently made. Also, software is often upgraded to add or improve functions.
このようなバグの修正やソフトウェアのバージョンアップを行う手法としては、修正済みのプログラムをメモリカード等の外部メモリに記憶させておき、外部メモリに記憶されたプログラムを携帯電話端末内にロードするという手法が知られている。なお、以下の説明においては、外部メモリやＰＣ等に記憶されたプログラムを携帯端末内に取り込む処理を、ソフトロードと称する。 As a technique for correcting such bugs and upgrading software, the corrected program is stored in an external memory such as a memory card, and the program stored in the external memory is loaded into the mobile phone terminal. Techniques are known. In the following description, a process for loading a program stored in an external memory, a PC, or the like into a portable terminal is referred to as a software load.
まず、外部メモリを用いたソフトロードについて説明するため、図７を参照して携帯電話端末としての携帯電話端末１００の内部構成例について説明する。図７に示した携帯電話端末１００には、ＮＡＮＤ型フラッシュメモリ（以下、ＮＡＮＤメモリとも称する）からブート（起動）を行うＮＡＮＤブート方式が採用されており、ソフトロードもＮＡＮＤブートの仕組みを利用して行われる。 First, in order to describe soft loading using an external memory, an internal configuration example of a mobile phone terminal 100 as a mobile phone terminal will be described with reference to FIG. The mobile phone terminal 100 shown in FIG. 7 employs a NAND boot system that boots (starts up) from a NAND flash memory (hereinafter also referred to as a NAND memory), and soft load also uses a NAND boot mechanism. Done.
図７に示した携帯電話端末１００は、外部メモリ１０１が取り付けられる外部メモリインターフェース（以下、Ｉ／Ｆと称する）部１０２を有しており、外部メモリＩ／Ｆ部１０２は、バス１１０に接続されている。バス１１０には、第１の記憶部としての不揮発性メモリ１０３、第２の記憶部としての揮発性メモリ１０４、制御部１０５も接続されている。不揮発性メモリ１０３は、ＮＡＮＤメモリで構成してあり、外部メモリ１０１を用いたソフトロードを実行するためのブートコード格納領域と、データを格納するためのユーザデータ格納領域が定義されている。不揮発性メモリ１０３の構成の詳細については、次の図８を参照して後述する。
The mobile phone terminal 100 shown in FIG. 7 has an external memory interface (hereinafter referred to as I / F)
揮発性メモリ１０４は、ＳＤＲＡＭ（Synchronous Dynamic Random Access Memory）等で構成してある。制御部１０５は、ＭＰＵ（Micro Processing Unit）等より、携帯電話端末１００の各部の制御を行う。
The
また携帯電話端末１００は、操作入力部１０６と表示部１０７を有する。操作入力部１０６は、キーやジョグダイヤル、スイッチ等よりなり、ユーザからの操作内容に応じた操作信号を生成して、生成した操作信号を制御部１０５に供給する。表示部１０７は、液晶パネルや有機ＥＬ（Electro Luminescence）等のＬＣＤ（Liquid Crystal Display）等で構成される。表示部１０７には、ソフトロードの完了を通知する表示等が表示される。
The mobile phone terminal 100 includes an
次に、図８を参照して、外部メモリ１０１と不揮発性メモリ１０３の内部構成について説明する。外部メモリ１０１には、図８（ａ）に示すように、ソフトロード用プログラムＰ１０として、ソフトロード実行プログラムＰｇ１０（ソフトロード実行機能部）と、シーケンスファイルＳｆ１０とが格納されている。ソフトロード実行プログラムＰｇ１０とは、ソフトロードを実行するプログラムであり、具体的には、外部メモリ１０１からプログラムコードＰｃ１０を読み出して、不揮発性メモリ１０３上に書き込む処理を行う。シーケンスファイルＳｆ１０は、ソフトロードの手順がコマンド形式で記載されたファイルである。外部メモリ１０１内には、ソフトウェアとしてのプログラムコードＰｃ１０と、文字フォント等の情報が含まれた固定データＤｔ１０も格納されている。
Next, the internal configuration of the
不揮発性メモリ１０３においては、図８（ｂ）に示すように、ブートコードＢｃ１０を格納する領域であるブート部Ｒｇ１０と、プログラムコードＰｃ１０が格納されるプログラムコード格納領域Ｒｇ２０が定義されている。また、携帯電話端末１００の起動（ブート）時に、外部メモリ１０３からソフトロード実行プログラムＰｇ１０を読み出す、ブートローダＢｄ１０を格納したブートローダ格納領域Ｒｇ３０と、固定データＤｔ１０等が格納されるユーザデータ格納領域Ｒｇ４０が定義されている。
In the
このように構成された携帯電話端末１００におけるソフトロードの実行手順を、図９に示してある。携帯電話端末１００では、まず電源が投入されると（ステップＳ５１）、ＮＡＮＤメモリとしての不揮発性メモリ１０３に格納されたブートコードＢｃ１０にて、ソフトロード実行のトリガが認識されたか否かが判断される（ステップＳ５２）。ソフトロード実行のトリガとしては、例えば操作入力部１０６におけるキー多重押しなどが割り当てられていることが通常である。携帯電話端末１００での通常の動作時に、誤ってソフトロードが実行されてしまうことを防止する目的によるものであり、キーの割り当てや組み合わせ、押下回数などは、複雑なものに設定されている。
FIG. 9 shows a software load execution procedure in the mobile phone terminal 100 configured as described above. In the cellular phone terminal 100, when power is first turned on (step S51), it is determined whether or not a trigger for executing a software load is recognized in the boot code Bc10 stored in the
操作入力部１０６を介して入力された内容が、ソフトロード実行のトリガとして予め設定されたものと一致している場合には、ブートコードＢｃ１０によって、操作内容がソフト実行のトリガとして認識される。この場合は、処理がブートコードＢｃ１０からブートローダＢｄ１０に受け渡される（ステップＳ５３）。ブートコードＢｃ１０によってソフトロード実行のトリガが認識されなかった場合には、ここで処理は終了となる。
If the content input via the
次に、ブートローダＢｄ１０において、外部メモリＩ／Ｆ部１０２に外部メモリ１０１が接続されているか否かの判断がされる（ステップＳ５４）。外部メモリ１０１が装着されていない場合には、ここで処理は終了になる。外部メモリ１０１が装着されていると判断された場合には、次に、外部メモリ１０１内にソフトロード用プログラムＰ１０が格納されているか否かの判断が行われ（ステップＳ５５）、外部メモリ１０１内にソフトロード用プログラムＰ１０が記憶されていない場合には、ここで処理が終了となる。
Next, the boot loader Bd10 determines whether or not the
外部メモリ１０１内にソフトロード用プログラムＰ１０が存在した場合には、ブートローダＢｄ１によって、ソフトロード用プログラムＰ１０のうちソフトロード実行プログラムＰｇ１０が、外部メモリ１０１から読み出される。そして、読み出されたソフトロード実行プログラムＰｇ１０は、揮発性メモリ１０４に転送される（ステップＳ５６）。
When the software load program P10 exists in the
揮発性メモリ１０４上でソフトロード実行プログラムＰｇ１０が実行されると（ステップＳ５７）、外部メモリ１０１よりシーケンスファイルＳｆ１０が読み出される。続いて、シーケンスファイルＳｆ１０に記載されたコマンドが実行されることで（ステップＳ５８）、外部メモリ１０１内のプログラムコードＰｃ１０と固定データＤｔ１０とが携帯電話端末１００内に取り込まれ、不揮発性メモリ１０３に転送される（ステップＳ５９）。不揮発性メモリ１０３に転送されたプログラムコードＰｃ１０は、プログラムコード格納領域Ｒｇ２０に書き込まれ、固定データＤｔ１０はユーザデータ格納領域Ｒｇ４０に書き込まれる（ステップＳ６０）。
When the software load execution program Pg10 is executed on the volatile memory 104 (step S57), the sequence file Sf10 is read from the
このように、ＮＡＮＤブート方式を用いて外部メモリ１０１からソフトロードを行う場合は、アクセス速度が非常に高速なＳＤＲＡＭ（揮発性メモリ１０４）上でソフトロード実行プログラムが実行される。そしてその結果、読み出し速度が高速なＮＡＮＤメモリ（不揮発性メモリ１０３）に、プログラムコードＰｃ１０が転送される。従って、ソフトロードの処理を高速化することができる。
As described above, when the software load is performed from the
次に、ＵＳＢケーブル等で構成したソフトロード専用ケーブル（治具）を用いてソフトロードを行う場合のシステム構成例を、図１０に示してある。図１０において、図８と対応する箇所には同一の符号を付してある。図１０には、ＰＣ２００と携帯電話端末１００Ａとが、ソフトロード専用ケーブルＣｂ１０とで接続された状態を示してある。ＰＣ２００内の、不揮発性メモリ等で構成される記憶部２１０には、携帯電話端末１００Ａへのソフトロードを実現するためのローダソフトＬｓ１と、ソフトロード用プログラムＰ１０Ａ、プログラムコードＰｃ１０、固定データＤｔ１０が記憶されている。またＰＣ２００は、ＵＳＢ用コネクタが接続されるコネクタ接続部２３０を有する。
Next, FIG. 10 shows an example of a system configuration in which soft loading is performed using a soft loading dedicated cable (jig) configured with a USB cable or the like. 10, parts corresponding to those in FIG. 8 are denoted by the same reference numerals. FIG. 10 shows a state in which the PC 200 and the
携帯電話端末１００Ａは、ＳＤＲＡＭ等で構成された揮発性メモリ１０３と、ＮＡＮＤメモリで構成された不揮発性メモリ１０４と、１８ピンコネクタが接続されるコネクタ接続部２３０を有する。
The
ＰＣ２００と携帯電話端末１００Ａ間を接続しているソフトロード専用ケーブルＣｂ１０は、その一端をＵＳＢのコネクタで構成し、もう一端を１８ピンのコネクタで構成してある（いずれのコネクタも、図１０においては図示略）。また、ＰＣ２００から送信される制御信号の内容に応じて、携帯電話端末１００Ａのコネクタ接続部２３０に印加する電圧のレベルを可変させる機能を有している。例えば、通常はコネクタ接続部２３０に対して５Ｖの電圧を印加しているところ、ＰＣ２００よりソフトロードを行うモードへの切り替えを指示する制御信号が供給された場合には、印可電圧を５Ｖより少し低い値とするよう、電圧レベルを変換する処理を行う。
The soft load dedicated cable Cb10 connecting the PC 200 and the
携帯電話端末１００Ａにおいては、コネクタ接続部２３０に印加される電圧の変化によって、ソフトロードを行うモード（以下、ソフトロードモードと称する）への遷移を検知することができるよう構成してある。
The
このように構成されたＰＣ２００と携帯電話１００Ａによるソフトロードの処理例を、図１１のフローチャートを参照して説明する。ソフトロードを開始する際には、まずＰＣ２００においてローダソフトＬｓ１０が起動される（ステップＳ６１）。そして、ローダソフトＬｓ１０上で、携帯電話端末１００Ａに転送するファイルの指定を受け付ける（ステップＳ６２）。ここで指定を受け付けるファイルは、ソフトロード実行プログラムＰｇ１０Ａとなる。
An example of software loading processing by the
続いて、ユーザによって、ＰＣ２００と携帯電話端末１００Ａとがソフトロード専用ケーブルＣｂ１０で接続されると（ステップＳ６３）、続いて携帯電話端末１００Ａの電源が投入される（ステップＳ６４）。これにより、携帯電話端末１００Ａによって、ソフトロード専用ケーブルＣｂ１０の接続が検知される（ステップＳ６５）。このとき、ＰＣ２００から、ソフトロード専用ケーブルＣｂ１０をソフトロードモードへの切り替えを指示する制御信号が供給されているため、携帯電話端末１００Ａにおいて、ソフトロードモードへ遷移したことも検知される。携帯電話端末１００Ａは、ソフトロードモードになったことを検知すると、ＰＣ２００（ローダソフトＬｓ１０）からのコマンドを受け付け可能な状態に切り替わる。
Subsequently, when the user connects the
そして、ＰＣ２００から携帯電話端末１００Ａに、ソフトロード実行プログラムＰｇ１０Ａとともに、プログラムの書き込み先アドレス（ここでは揮発性メモリ１０３内のアドレス）を指示したメモリ書き込みコマンドが送信される（ステップＳ６６）。携帯電話端末１００Ａでは、ソフトロード実行プログラムＰｇ１０Ａを受信すると、受信したソフトロード実行プログラムＰｇ１０Ａを、メモリ書き込みコマンド内で指定されたアドレスに書き込む（ステップＳ６７）。
Then, a memory write command instructing the program write destination address (in this case, the address in the volatile memory 103) is transmitted from the
携帯電話端末１００Ａは、ＰＣ２００から送信されたプログラム実行コマンドを受信すると、受信したコマンドに基づいて、揮発性メモリ１０３上でソフトロード実行プログラムＰｇ１０Ａを実行する（ステップＳ６８）。ソフトロード実行プログラムＰｇ１０Ａが実行されると、ＰＣ２００において、シーケンスファイルＳｆ１０Ａに記載のコマンドに基づいて、プログラムコードＰｃ１０と固定データＤｔ１０とが携帯電話端末１００Ａに転送される（ステップＳ６８）。
When receiving the program execution command transmitted from the
携帯電話端末１００Ａは、ソフトロード実行プログラムＰｇ１０Ａの動作に基づいて、ステップＳ６８で受信したプログラムコードＰｃ１０と固定データＤｔ１とを、不揮発性メモリ１０４内の所定の領域に格納する。
The
ところで、通常の携帯電話端末は、当初発売したモデル(以下、ベースモデルとする)に対して端末の色（カラーバリエーション）などを変更したモデル(以下、バリエーションモデルとする)を発売することがある。このバリエーションモデルは、ベースモデルとハードウェア構成はほぼ同一であるが、筐体の色変更や、内部のソフトウェア変更の部分的な修正が加えられているものが一般的である。 By the way, a normal mobile phone terminal may release a model (hereinafter referred to as a variation model) in which the color (color variation) of the terminal is changed with respect to the initially released model (hereinafter referred to as a base model). . The variation model is generally the same in hardware configuration as the base model, but generally has a case where a color change of the casing or a partial correction of the internal software change is added.
このようにベースモデルに対してバリエーションモデルが存在して、同一バージョンで複数の種類のものが存在すると、その種類ごとに専用のバージョンアップ用の外部メモリが必要になる。
このため、サービス拠点などにおいては、ベースモデルとバリエーションモデルでそれぞれの専用のバージョンアップ用の外部メモリを用意する必要があり、その取り扱いが煩雑になっている。つまり、サービス拠点ではソフトウェアを最新版にバージョンアップするにあたって、ベースモデルとバリエーションモデルでそれぞれ誤った外部メモリを使用したとしてもハードウェアが同一であることから、ソフトロードが可能となってしまう。携帯電話端末は外観から判断が難しいために、バージョンが違う外部メモリを使用して、誤ったソフトウェアをソフトロードする危険性があり、バージョンアップ作業は厳重に管理して実行する必要が生じている。
In this way, if there are variation models for the base model and there are a plurality of types of the same version, a dedicated version-up external memory is required for each type.
For this reason, in service bases and the like, it is necessary to prepare dedicated external memories for version upgrades for the base model and the variation model, and the handling is complicated. In other words, when the software is upgraded to the latest version at the service base, even if the wrong external memory is used for each of the base model and the variation model, the hardware is the same, so software loading becomes possible. Since it is difficult to judge from the appearance of mobile phone terminals, there is a risk of soft loading incorrect software using external memory with different versions, and it is necessary to strictly manage and execute version upgrade work .
その対策として、ベースモデルとバリエーションモデルのロードモジュールを同一の外部メモリに搭載し、バージョン情報などでモデルを判断して、どちらのロードモジュールを選択するかの方式は考案されている（例えば、特許文献１参照）。しかしながら、ロードモジュールサイズが巨大化し(３００ＭＢｙｔｅ程度)、２つのロードモジュールを同一外部メモリに格納するためには１ＧＢ程度の大容量外部メモリが必要になってきている。外部メモリのコストは容量に比例して上昇するため、外部メモリコスト増大も懸念されている。 As a countermeasure, the load model of the base model and the variation model is mounted on the same external memory, and the method of selecting which load module is determined by judging the model based on version information etc. has been devised (for example, patents) Reference 1). However, the load module size has become large (about 300 MByte), and in order to store the two load modules in the same external memory, a large capacity external memory of about 1 GB is required. Since the cost of the external memory increases in proportion to the capacity, there is a concern that the external memory cost will increase.
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、小さい容量の外部メモリで複数のモデルに対応したバージョンアップ作業ができることを目的とする。 The present invention has been made in view of this point, and an object of the present invention is to perform upgrade work corresponding to a plurality of models with a small external memory.
本発明は、携帯端末と、その携帯端末に着脱可能に構成される外部メモリと、携帯端末に接続される情報処理装置とによるシステムに適用される。
外部メモリは、その内部に、携帯端末のソフトウェアを構成するプログラムコードを格納し、そのソフトウェアとして、携帯端末の複数のバージョンに共通のプログラムコードと、各バージョンで異なる差分のプログラムコードとに分けて格納する。
情報処理装置は、接続された携帯端末のバージョンを判別し、そのバージョンに対応した共通のプログラムコード及び差分プログラムコードを外部メモリから携帯端末内に読み込み、携帯端末内の所定の領域に書き込むソフトロード処理を行うソフトロード実行機能部を有する。
携帯端末は、ソフトロード実行機能部を、自機器の内部に読み込む処理を行うソフトロード実行機能読み込み機能部と、所定の領域としてのプログラムコード格納部とを有する。
The present invention is applied to a system including a mobile terminal, an external memory configured to be detachable from the mobile terminal, and an information processing apparatus connected to the mobile terminal.
The external memory stores the program code that constitutes the software of the mobile terminal, and is divided into a program code that is common to multiple versions of the mobile terminal and a program code that is different for each version. Store.
The information processing apparatus determines the version of the connected mobile terminal, reads a common program code and a differential program code corresponding to the version from the external memory into the mobile terminal, and writes the data into a predetermined area in the mobile terminal A software load execution function unit that performs processing is included.
The portable terminal includes a software load execution function reading function unit that performs processing of reading the software load execution function unit into the device itself, and a program code storage unit as a predetermined area.
このようにしたことで、１つの外部メモリに記憶されるプログラムコードが、携帯端末の複数のバージョンに共通のプログラムコードと、各バージョンで異なる差分のプログラムコードとに分けて格納される。従って、１つの外部メモリを使って、複数のバージョンのプログラムコードを効率よく記憶させることが可能になる。 By doing in this way, the program code memorize | stored in one external memory is divided and stored in the program code common to several versions of a portable terminal, and the program code of the difference which is different in each version. Accordingly, it is possible to efficiently store a plurality of versions of the program code using one external memory.
本発明は、複数のバージョンに対応したプログラムコードを小さい外部メモリに格納することができるため、１つのバージョンごとに外部メモリを用意する必要がなく、ソフトウェアを更新するための外部メモリとして、必要な数を減らすことができる。また、１つの外部メモリに効率よく複数のバージョンのソフトウェアを格納でき、外部メモリが必要な記憶容量を削減することができる。 In the present invention, since program codes corresponding to a plurality of versions can be stored in a small external memory, it is not necessary to prepare an external memory for each version, and it is necessary as an external memory for updating software. The number can be reduced. In addition, a plurality of versions of software can be efficiently stored in one external memory, and the storage capacity required for the external memory can be reduced.
＜第１の実施の形態＞
以下、本発明の第１の実施の形態を、図１〜４を参照して説明する。本実施の形態の例（以下本例と称する）は、本発明を、外部メモリとソフトロード専用ケーブルとを両方用いて、携帯電話端末のソフトロードを実現する構成に適用したものである。携帯電話端末は、ソフトロード専用ケーブルを使って情報処理装置であるＰＣ（パーソナルコンピュータ装置）と接続させてある。
また本例においては、ソフトロードの実現に必要なプログラムのうち、プログラムコードは外部メモリに記憶させ、プログラムコードを携帯電話端末に読み込むためのソフトロード実行プログラム（ソフトロード実行機能部）及びシーケンスファイルを、ＰＣに記憶させる。さらに、ＰＣに記憶されたソフトロード実行プログラムを読み出すためのソフトロード実行プログラムローダ（ソフトロード実行機能読み込み機能部）を、携帯電話端末内に記憶させておく。そして、このように構成した各装置（機器）間で、互いに制御信号やデータをやりとりすることにより、ソフトロードを実現するようにしている。図１に、本例によるシステムの構成例を示してある。
<First Embodiment>
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In the example of the present embodiment (hereinafter referred to as this example), the present invention is applied to a configuration that realizes soft loading of a mobile phone terminal by using both an external memory and a dedicated cable for soft loading. The mobile phone terminal is connected to a PC (personal computer device) which is an information processing device using a soft load dedicated cable.
In this example, among the programs required for realizing the software load, the program code is stored in the external memory, and the software load execution program (software load execution function unit) and the sequence file for reading the program code into the mobile phone terminal Is stored in the PC. Further, a software load execution program loader (software load execution function reading function unit) for reading the software load execution program stored in the PC is stored in the mobile phone terminal. A software load is realized by exchanging control signals and data between the devices (devices) configured as described above. FIG. 1 shows a configuration example of a system according to this example.
図１は、外部メモリ１１が装着された携帯電話端末１０と、ＰＣ２０とが、ソフトロード専用ケーブルＣｂ１とで接続された状態を示してある。ソフトロード専用ケーブルＣｂ１は、従来例として図１０に示したソフトロード専用ケーブルＣｂ１０と同一の構成としてあり、ＵＳＢのコネクタと１８ピンのコネクタとを有する。そして、１８ピンのコネクタが、携帯電話端末１０のコネクタ接続部１８に、ＵＳＢのコネクタが、ＰＣ２０のコネクタ接続部２４に接続されている。またソフトロード専用ケーブルＣｂ１は、ＰＣ２０から送信される制御信号の内容に応じて、携帯電話端末１０のコネクタ接続部１８に印加する電圧のレベルを可変させる機能も、従来のものと同様に有している。
FIG. 1 shows a state in which the
次に、図２を参照して、携帯電話端末１０とＰＣ２０のそれぞれの内部構成例について説明する。まず携帯電話端末１０の構成から説明すると、携帯電話端末１０は、外部メモリ１１が取り付けられる外部メモリＩ／Ｆ部１２と、ＮＡＮＤメモリで構成される不揮発性メモリ１３、ＳＤＲＡＭ等で構成される揮発性メモリ１４、制御部１５とを有する。さらに、操作入力部１６と表示部１７と、ソフトロード専用ケーブルＣｂ１が接続されるコネクタ接続部１８とを有する。不揮発性メモリ１３とコネクタ接続部１８以外の各部については、従来例として図１０に示した携帯電話端末１００Ａと同一の構成としてあるため、詳細な説明は省略する。
Next, with reference to FIG. 2, an example of the internal configuration of each of the
次にＰＣ２０の内部構成例について説明すると、ＰＣ２０は、不揮発性メモリや揮発性メモリ等よりなるメモリ２１と、ＨＤＤ（Hard Disk Drive）やＤＶＤ（Digital Versatile Disc）ドライブ等よりなる記憶部２２、制御部２３を有する。さらに、ソフトロード専用ケーブルＣｂ１が接続されるコネクタ接続部２４と、操作入力部２５、表示部２６とを有する。
Next, an example of the internal configuration of the
操作入力部２５は、キーボードやマウス等よりなり、ユーザからの操作内容に応じた操作信号を生成して、生成した操作信号を制御部１５に供給する。表示部１７は、ＬＣＤ（Liquid Crystal Display）等で構成され、後述するローダソフトが生成するＧＵＩ（Graphical User Interface）画面や、ソフトロード完了の通知等が表示される。
The
次に、図３を参照して、携帯電話端末１０と外部メモリ１１、ＰＣ２０のそれぞれにおける内部構成例について説明する。ＰＣ２０には、メモリ２１（もしくは記憶部２２）の内部に、ローダソフトLｓ１と、ソフトロード用プログラムとしてのソフトロード実行プログラムＰｇ１とを格納してある。
Next, with reference to FIG. 3, an example of the internal configuration of each of the
携帯電話端末１０の不揮発性メモリ１３には、ブート部Ｒｇ１とプログラムコード格納領域Ｒｇ２、ユーザデータ格納領域Ｒｇ３とを定義してある。ブート部Ｒｇ１とは、携帯電話端末１０の電源投入時に最初に読み込まれるブート領域である。本例においては、ブート部Ｒｇ１に「ソフトロード実行プログラムローダＳｄ１」を記憶させてある。ソフトロード実行プログラムローダＳｄ１とは、ＰＣ２０内に記憶されているソフトロード実行プログラムＰｇ１を、携帯電話端末１０内の所定のメモリ領域に書き込むためのプログラムである。不揮発性メモリ１３は、他にプログラムコード格納領域Ｒｇ２と、ユーザデータ格納領域Ｒｇ３とを有する。
The
携帯電話端末１０と外部メモリＩ／Ｆ部１２を介して接続された外部メモリ１１には、シーケンスファイルＳｆ１と、基本プログラム共通コードＰｃ１と、固定共通コードＤｔ１と、差分コード１Ｄｄ１と、差分コード２Ｄｄ２とを記憶させてある。固定共通コードＤｔ１は、携帯端末の複数のバージョンの機種に共通のプログラムコードである。差分コード１Ｄｄ１と差分コード２Ｄｄ２は、各バージョンで異なる差分のプログラムコードを、バージョンごと（機種ごと）に用意したものである。ここでの差分とは、共通のプログラムコードからの差分である。
The external memory 11 connected to the
このように構成されたＰＣ２０と携帯電話端末１０と外部メモリ１１とによるソフトロードの処理例を、図４のフローチャートを参照して説明する。まずＰＣ２０においてローダソフトＬｓ１が起動されると（ステップＳ１１）、操作入力部１６（図２参照）等を介して、ソフトロード実行プログラムＰｇ１が、携帯電話端末１０への転送ファイルとして指定される（ステップＳ１２）。
An example of software loading processing performed by the
続いて、ユーザによって、ＰＣ２０と携帯電話端末１０とがソフトロード専用ケーブルＣｂ１で接続されると（ステップＳ１３）、続いて、携帯電話端末１０側の電源が投入され（ステップＳ１４）、ソフトロード専用ケーブルＣｂ１の接続が検知される（ステップＳ１５）。そして、外部メモリ１１が携帯電話端末１０に装着されていることを確認し（ステップ１６）、装着された外部メモリ内にソフトロード用のプログラムがあることを確認が行われる（ステップ１７）。このとき、ＰＣ２０から、ソフトロード専用ケーブルＣｂ１をソフトロードモードへの切り替えを指示する制御信号が供給されているため、携帯電話端末１０において、ソフトロードモードへ遷移したことも検知される。携帯電話端末１０は、ソフトロードモードになったことを検知すると、ソフトロード実行プログラムローダＳｄ１を起動する（ステップＳ１８）。これにより、携帯電話端末１０が、ＰＣ２０（ローダソフトＬｓ１）からのコマンドを受け付け可能な状態に切り替わる。
Subsequently, when the user connects the
次に、ＰＣ２０から携帯電話端末１０に、ソフトロード実行プログラムＰｇ１とともに、プログラムの書き込み先アドレス（揮発性メモリ１４（図２参照）内のアドレス）を指示したメモリ書き込みコマンドが送信される（ステップＳ１９）。携帯電話端末１０でソフトロード実行プログラムＰｇ１が受信されると、ソフトロード実行プログラムローダＳｄ１によって、揮発メモリ１４上のメモリ書き込みコマンド内で指定されたアドレスに、ソフトロード実行プログラムＰｇ１が書き込まれる（ステップＳ２０）。そして、ソフトロード実行プログラムＰｇ１が揮発メモリ１４上で展開されると、処理がソフトロード実行プログラムローダＳｄ１からソフトロード実行プログラムＰｇ１に移される。
Next, a memory write command indicating a program write destination address (address in the volatile memory 14 (see FIG. 2)) is transmitted from the
携帯電話端末１０は、ＰＣ２０から続いて送信されるプログラム実行コマンドを受信すると、受信したコマンドに基づいて、揮発性メモリ１４に書き込まれたソフトロード実行プログラムＰｇ１を実行する（ステップＳ２１）。ソフトロード実行プログラムＰｇ１が実行されると外部メモリ１１内のシーケンスファイルＳｆ１に記載のコマンドに基づいて、携帯電話端末のバージョン情報が読み出され（ステップＳ２２）、ベースモデルかバリエーションモデルかを判断する（ステップＳ２３）。
When receiving the program execution command transmitted subsequently from the
ベースモデルの場合は、シーケンスファイルＳｆ１からベースモデル用のコマンドを実行し（ステップＳ２４）、「基本プログラム共通コードＰｃ１+固定共通コードＤｔ１+差分コード１Ｄｄ１」を構成し、外部メモリ１１より読み出される（ステップＳ２５）。バリエーションモデルの場合は、シーケンスファイルＳｆ１からバリエーションモデル用のコマンドを実行し（ステップＳ２7）、「基本プログラム共通コードＰｃ１+固定共通コードＤｔ１+差分コード２Ｄｄ２」を構成し、外部メモリ１１より読み出される（ステップＳ２８）。 In the case of the base model, a command for the base model is executed from the sequence file Sf1 (step S24) to form “basic program common code Pc1 + fixed common code Dt1 + difference code 1Dd1”, which is read from the external memory 11 ( Step S25). In the case of a variation model, a variation model command is executed from the sequence file Sf1 (step S27) to form “basic program common code Pc1 + fixed common code Dt1 + difference code 2Dd2”, which is read from the external memory 11 ( Step S28).
ベースモデルが読み出された場合は、基本プログラム共通コードＰｃ１は不揮発性メモリ１３内のプログラムコード格納領域Ｒｇ２に、固定共通コードＤｔ１は同じく不揮発メモリ１３内のユーザデータ格納領域Ｒｇ３に、差分コード１Ｄｄ１はプログラムコード格納領域Ｒｇ２とユーザデータ格納領域Ｒｇ３に両方に書き込む部分の差分であるのでそれぞれの格納領域に、書き込まれる（ステップＳ２６）。
バリエーションモデルが読み出された場合は、基本プログラム共通コードＰｃ１は不揮発性メモリ１３内のプログラムコード格納領域Ｒｇ２に、固定共通コードＤｔ１は同じく不揮発メモリ１３内のユーザデータ格納領域Ｒｇ３に、差分コード２Ｄｄ２はプログラムコード格納領域Ｒｇ２とユーザデータ格納領域Ｒｇ３に両方に書き込む部分の差分であるのでそれぞれの格納領域に、書き込まれる（ステップＳ２９）。
When the base model is read, the basic program common code Pc1 is stored in the program code storage area Rg2 in the
When the variation model is read out, the basic program common code Pc1 is stored in the program code storage area Rg2 in the
ベースモデルもしくはバリエーションモデルのすべてのプログラムコードの書き込みが完了した時点で、ソフトロードの処理も終了される。 When all the program codes for the base model or variation model have been written, the software loading process is also terminated.
以上の説明した実施の形態によれば、ベースモデルとバリエーションモデルと共有する部分は共有させて、外部メモリ１１に格納させることができる。即ち、ベースモデルは「基本プログラム共通コードＰｃ1+固定共通コードＤｔ１+差分コードＤｄ１」が使用される。バリエーションモデルは「基本プログラム共通コードＰｃ１+固定共通コードＤｔ１+差分コードＤｄ２」が使用される。この構成の場合、外部メモリ１１には「基本プログラム共通コードＰｃ１+固定共通コードＤｔ１+差分コード１Ｄｄ１+差分コード２Ｄｄ２」という構成で格納することができる。そして、ソフトロード時には、外部メモリ１１に格納されているシーケンスファイルＳｆ１に従って、携帯電話端末のモデルを判断する。そして、判断したモデルのプログラムコードを構成し、携帯電話端末内のプログラムコード格納領域Ｒｇ２とユーザデータ格納領域Ｒｇ３にそのプログラムコードを書き込まれる。 According to the embodiment described above, the parts shared by the base model and the variation model can be shared and stored in the external memory 11. In other words, “basic program common code Pc1 + fixed common code Dt1 + difference code Dd1” is used as the base model. As the variation model, “basic program common code Pc1 + fixed common code Dt1 + difference code Dd2” is used. In the case of this configuration, the external memory 11 can be stored with a configuration of “basic program common code Pc1 + fixed common code Dt1 + difference code 1Dd1 + difference code 2Dd2.” At the time of software loading, the model of the mobile phone terminal is determined according to the sequence file Sf1 stored in the external memory 11. Then, the program code of the determined model is configured, and the program code is written in the program code storage area Rg2 and the user data storage area Rg3 in the mobile phone terminal.
これにより、外部メモリにベースモデルのプログラムコードとバリエーションモデルのプラグラムコードの両方ともに格納する場合、従来は２つのコードを個別に格納しなければならないのが、小さい容量にすることができる。即ち、従来は、「ベースモデル用基本プログラムコード+ベースモデル用固定コード」と「バリエーションモデル用基本プログラムコード+バリエーションモデル用固定コード」を格納しなければならない。これに対して本例の場合には、「基本プログラム共通コードＰｃ１+固定共通コードＤｔ１+差分コード１Ｄｄ１+差分コード２Ｄｄ２」という構成にすることができ、外部メモリ１１により小さい容量で格納することができる。 As a result, when both the program code of the base model and the program code of the variation model are stored in the external memory, conventionally two codes must be stored separately, but the capacity can be reduced. That is, conventionally, “basic model basic program code + base model fixed code” and “variation model basic program code + variation model fixed code” must be stored. On the other hand, in the case of this example, it can be configured as “basic program common code Pc1 + fixed common code Dt1 + difference code 1Dd1 + difference code 2Dd2”, and can be stored in the external memory 11 with a smaller capacity. it can.
さらに、複数のバージョンモデルに対応したい場合は、対応したいバージョンモデルの数だけの差分コードを、同様の構成で外部メモリに格納することで対応することができる。 Furthermore, when it is desired to correspond to a plurality of version models, it is possible to cope by storing the same number of difference codes as the number of version models desired to be stored in the external memory.
また、外部メモリに格納されているシーケンスファイルは、携帯電話端末のモデルを判断し、判断したモデルに合わせて外部メモリ内にあるプラグラムコードで構成を組み、携帯電話端末の内部の不揮発性メモリに読み込ませることができ、ソフトロードの手順が一括管理することができる。 In addition, the sequence file stored in the external memory determines the model of the mobile phone terminal, composes the program code in the external memory according to the determined model, and stores it in the nonvolatile memory inside the mobile phone terminal. The software loading procedure can be collectively managed.
＜第２の実施の形態＞
次に、図５及び図６を参照して、本発明の第２の実施の形態の例について説明する。
本例は、バージョンアップ作業を、第１の実施の形態よりもさらに簡易な構成としたものである。具体的には、外部メモリと携帯電話端末のみの構成で、携帯電話端末の操作で複数のモデルに対応したバージョンアップ作業が行えるようにしたものである。本例におけるシステムの内部構成は、図２に示したものからＰＣ２０とソフトロード専用ケーブルの箇所を削除した構成と同一であるため、システム構成については説明を省略する。
<Second Embodiment>
Next, an example of the second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
In this example, the version upgrade operation has a simpler configuration than that of the first embodiment. Specifically, the configuration includes only an external memory and a mobile phone terminal, and the upgrade work corresponding to a plurality of models can be performed by operating the mobile phone terminal. Since the internal configuration of the system in this example is the same as the configuration in which the
図５に、本例における携帯電話端末１０′と外部メモリ１１′の内部構成例を示してある。図５において、図３と対応する箇所には同一の符号を付してある。
図５に示した外部メモリ１１′の場合には、外部メモリ１１に、ソフトロード実行プログラムＰｇ１と、シーケンスファイルＳｆ１と、基本プログラム共通コードＰｃ１と、固定共通コードＤｔ１と、差分コード１Ｄｄ１と、差分コード２Ｄｄ２とを記憶させてある。ソフトロード実行プログラムＰｇ１は、ソフトロード実行機能を行うプログラムである。この外部メモリ１１に記憶されたソフトロード実行プログラムを読み出すためのソフトロード実行プログラムローダＳｄ１（ソフトロード実行機能読み込み機能部）を、携帯電話端末１０′内に記憶させておく。
FIG. 5 shows an example of the internal configuration of the mobile phone terminal 10 'and the external memory 11' in this example. In FIG. 5, portions corresponding to those in FIG. 3 are denoted with the same reference numerals.
In the case of the external memory 11 ′ shown in FIG. 5, the soft load execution program Pg1, the sequence file Sf1, the basic program common code Pc1, the fixed common code Dt1, the difference code 1Dd1, and the difference are stored in the external memory 11. The code 2Dd2 is stored. The software load execution program Pg1 is a program that performs a software load execution function. A software load execution program loader Sd1 (software load execution function reading function unit) for reading the software load execution program stored in the external memory 11 is stored in the mobile phone terminal 10 '.
このように構成された携帯電話端末１０′におけるソフトロードの実行手順を、図６に示してある。
携帯電話端末１０′では、電源が投入したあと（ステップＳ３１）、携帯電話端末を操作して、不揮発性メモリ１３に格納されたソフトロード実行プログラムローダＳｄ１を起動させる（ステップＳ３２）。その後、外部メモリ１１′が携帯電話端末１０′に装着されていることを確認し（ステップ３３）、装着された外部メモリ内にソフトロード用のプログラムがあることを確認が行われる（ステップ３４）。
FIG. 6 shows the execution procedure of the software load in the mobile phone terminal 10 'configured as described above.
In the
次に、外部メモリに格納されているソフトロード実行プログラムＰｇ１を読み出して、携帯電話端末１０′の揮発メモリ１０４上のメモリ書き込みコマンド内で指定されたアドレスに、ソフトロード実行プログラムＰｇ１が書き込まれ（ステップＳ３５）、書き込まれたソフトロード実行プログラムＰｇ１を実行する（ステップＳ３６）。
Next, the software load execution program Pg1 stored in the external memory is read out, and the software load execution program Pg1 is written to the address specified in the memory write command on the
ソフトロード実行プログラムＰｇ１が実行されると外部メモリ１１′内のシーケンスファイルＳｆ１に記載のコマンドに基づいて、携帯電話端末のバージョン情報が読み出され（ステップＳ３７）、ベースモデルかバリエーションモデルかを判断する（ステップＳ３８）。 When the software load execution program Pg1 is executed, the version information of the mobile phone terminal is read based on the command described in the sequence file Sf1 in the external memory 11 '(step S37), and it is determined whether it is a base model or a variation model. (Step S38).
ベースモデルの場合は、シーケンスファイルＳｆ１からベースモデル用のコマンドを実行し（ステップＳ３９）、「基本プログラム共通コードＰｃ１+固定共通コードＤｔ１+差分コード１Ｄｄ１」を構成し、外部メモリ１１′より読み出される（ステップＳ４０）。バリエーションモデルの場合は、シーケンスファイルＳｆ１からバリエーションモデル用のコマンドを実行し（ステップＳ４２）、「基本プログラム共通コードＰｃ１+固定共通コードＤｔ１+差分コード２Ｄｄ２」を構成し、外部メモリ１１′より読み出される（ステップＳ４３）。 In the case of the base model, a command for the base model is executed from the sequence file Sf1 (step S39) to form “basic program common code Pc1 + fixed common code Dt1 + difference code 1Dd1”, which is read from the external memory 11 ′. (Step S40). In the case of the variation model, a variation model command is executed from the sequence file Sf1 (step S42) to form “basic program common code Pc1 + fixed common code Dt1 + difference code 2Dd2”, which is read from the external memory 11 ′. (Step S43).
ベースモデルが読み出された場合は、基本プログラム共通コードＰｃ１は不揮発性メモリ１３内のプログラムコード格納領域Ｒｇ２に、固定共通コードＤｔ１は同じく不揮発メモリ１３内のユーザデータ格納領域Ｒｇ３に、差分コード１Ｄｄ１はプログラムコード格納領域Ｒｇ２とユーザデータ格納領域Ｒｇ３に両方に書き込む部分の差分であるのでそれぞれの格納領域に、書き込まれる（ステップＳ４１）。
When the base model is read, the basic program common code Pc1 is stored in the program code storage area Rg2 in the
バリエーションモデルが読み出された場合は、基本プログラム共通コードＰｃ１は不揮発性メモリ１３内のプログラムコード格納領域Ｒｇ２に、固定共通コードＤｔ１は同じく不揮発メモリ１３内のユーザデータ格納領域Ｒｇ３に、差分コード２Ｄｄ２はプログラムコード格納領域Ｒｇ２とユーザデータ格納領域Ｒｇ３に両方に書き込む部分の差分であるのでそれぞれの格納領域に、書き込まれる（ステップＳ４４）。
When the variation model is read out, the basic program common code Pc1 is stored in the program code storage area Rg2 in the
ベースモデルもしくはバリエーションモデルのすべてのプログラムコードの書き込みが完了した時点で、ソフトロードの処理も終了される。 When all the program codes for the base model or variation model have been written, the software loading process is also terminated.
第２の実施の形態によれば、外部メモリ１１のみがあれば、ＰＣがなくとも手軽に携帯電話端末のバージョンアップ作業が行うことができる。従って、第一実施の形態における効果に加えて、ＰＣをおけないサービス拠点などでバージョンアップ作業を行うことができるという効果を有する。 According to the second embodiment, if there is only the external memory 11, the mobile phone terminal can be easily upgraded without a PC. Therefore, in addition to the effect in the first embodiment, there is an effect that the upgrade work can be performed at a service base where a PC cannot be installed.
なお、上述した第１及び第２の実施の形態の例においては、携帯端末を携帯電話端末に適用した例を挙げたが、これに限定されるものではない。例えば、ＰＤＡ（Personal Digital Assistants）等の情報端末や、ゲーム端末等、ソフトウェアの書き換え処理を要する他の携帯端末に適用するようにしてもよい。 In the example of the first and second embodiments described above, an example in which the mobile terminal is applied to a mobile phone terminal is given, but the present invention is not limited to this. For example, the present invention may be applied to information terminals such as PDAs (Personal Digital Assistants), game terminals, and other portable terminals that require software rewrite processing.
１０…携帯電話端末、１１…外部メモリ、１２…外部メモリＩ／Ｆ部、１３…不揮発性メモリ、１４…揮発性メモリ、１５…制御部、１６…操作入力部、１７…表示部１７、１８…コネクタ接続部、２０…ＰＣ、２１…メモリ、２２…記憶部、２３…制御部、２４…コネクタ接続部、２５…操作入力部、２６…表示部、Ｃｂ１…ソフトロード専用ケーブル、Ｄｄ１…差分データ１、Ｄｄ２…差分データ２、Ｄｔ１…固定共通データ、Ｌｓ１…ローダソフト、Ｐｃ１…基本プログラム共通コード、Ｐｇ１…ソフトロード実行プログラム、Ｒｇ１…ブート部、Ｒｇ２…プログラムコード格納領域、Ｒｇ３…ユーザデータ格納領域、Ｓｄ１…ソフトロード実行プログラムローダ、Ｓｆ１…シーケンスファイル
DESCRIPTION OF
Claims (9)
接続された携帯端末のバージョンを判別し、そのバージョンに対応した前記共通のプログラムコード及び前記差分プログラムコードを前記外部メモリから前記携帯端末内に読み込み、前記携帯端末内の所定の領域に書き込むソフトロード処理を行うソフトロード実行機能部を有する情報処理装置と、
前記ソフトロード実行機能部を、自機器の内部に読み込む処理を行うソフトロード実行機能読み込み機能部と、
前記所定の領域としてのプログラムコード格納部とを有する携帯端末とを備えた
ソフトウェア更新システム。 It is configured so as to be detachable from the portable terminal, and the program code constituting the software of the portable terminal is stored therein, and the program code common to a plurality of versions of the portable terminal and the difference program different in each version are stored as the software. An external memory that stores the code separately,
A software load that determines the version of a connected portable terminal, reads the common program code and the differential program code corresponding to the version from the external memory into the portable terminal, and writes them into a predetermined area in the portable terminal An information processing apparatus having a software load execution function unit for processing;
A software load execution function reading function unit for performing processing for reading the software load execution function unit into the device itself;
A software update system comprising: a portable terminal having a program code storage unit as the predetermined area.
前記携帯端末は、その一端が前記情報処理装置と接続された前記接続部が、当該携帯端末に接続されたことを検知すると、前記ソフトロード実行機能読み込み機能部での処理を開始させる
請求項１記載のソフトウェア更新システム。 A connection unit for connecting the information processing apparatus and the portable terminal;
The portable terminal, when detecting that the connection unit, one end of which is connected to the information processing apparatus, is connected to the portable terminal, starts processing in the software load execution function reading function unit. The described software update system.
前記ソフトロード実行機能読み込み機能部は、前記ブート領域に格納される
請求項２記載のソフトウェア更新システム。 The portable terminal has a boot area for storing a program that is initially read when the portable terminal is activated,
The software update system according to claim 2, wherein the software load execution function read function unit is stored in the boot area.
揮発性メモリで構成し、前記プログラムコード格納部を有する第２の記憶部とを備え、
前記ソフトロード実行機能読み込み機能部によって、当該携帯端末内に読み込まれた、前記ソフトロード実行機能部によるソフトロード処理は、前記第１の記憶部において実行される
請求項３記載のソフトウェア更新システム。 The portable terminal includes a first storage unit configured by a nonvolatile memory,
A volatile memory, and a second storage unit having the program code storage unit,
The software update system according to claim 3, wherein the software load processing by the software load execution function unit read into the portable terminal by the software load execution function reading function unit is executed in the first storage unit.
前記携帯端末は、前記ソフトロード実行機能部を当該携帯端末内に読み込む処理を行う第２のソフトロード実行機能読み込み機能部を備える
請求項４記載のソフトウェア更新システム。 The soft load execution function unit is stored in the external memory,
The software update system according to claim 4, wherein the mobile terminal includes a second software load execution function reading function unit that performs a process of reading the software load execution function unit into the mobile terminal.
前記ソフトロード実行機能部によるソフトロード処理が実行される領域としての第１の記憶部と、
前記ソフトロード実行機能によるソフトロード処理によって、前記外部メモリ内から読み込まれた前記共通のプログラムコードと前記差分のプログラムコードが記憶される領域としての第２の領域とを備えた
携帯端末。 Of the program code that is stored in the boot area that is read first when the mobile terminal is activated and that is stored in the external memory and that is common to multiple versions of the mobile terminal, and the program code that is different in each version, When detecting a connection by a jig with an information processing apparatus having a software load execution function unit that performs a software load process for reading a common program code corresponding to a terminal version and a program code of a difference into the mobile terminal, A software load execution function section reading function section for performing processing for reading the software load execution function section from the information processing apparatus into the portable terminal;
A first storage unit as an area in which a software load process is executed by the software load execution function unit;
A portable terminal comprising the common program code read from the external memory and a second area as an area in which the differential program code is stored by a software load process by the software load execution function.
請求項６記載の携帯端末。 The portable terminal according to claim 6, wherein the first storage unit is configured as a volatile memory, and the second storage unit is configured with a nonvolatile memory.
前記治具による接続の検知時に、前記情報処理装置から前記ソフトロード実行機能部を読み出すステップと、
揮発性メモリとして構成した第１の記憶部において、前記ソフトロード実行機能部を実行するステップと、
前記ソフトロード実行機能部によるソフトロード処理によって、前記外部メモリから読み出された前記複数のバージョンに共通のプログラムコードと各バージョンで異なる差分のプログラムコードを、不揮発性メモリとして構成した第２の記憶部に書き込むステップとを有する
ソフトウェア更新方法。 An information processing apparatus having a software load execution function unit for performing a software load process for reading a program code common to a plurality of versions of a portable terminal stored in an external memory and a program code of a difference different in each version into the portable terminal; Detecting the connection by the jig,
Reading the software load execution function unit from the information processing apparatus when detecting the connection by the jig;
In the first storage unit configured as a volatile memory, executing the software load execution function unit;
A second memory configured as a non-volatile memory in which a program code common to the plurality of versions read from the external memory and a program code of a difference different in each version is read as a non-volatile memory by a software load process by the software load execution function unit And a software update method.
前記治具による接続の検知時に、前記情報処理装置から前記ソフトロード実行機能部を読み出すステップと、
揮発性メモリとして構成した第１の記憶部において、前記ソフトロード実行機能部を実行するステップと、
前記ソフトロード実行機能部によるソフトロード処理によって、前記外部メモリから読み出された前記プログラムコードを、不揮発性メモリとして構成した第２の記憶部に書き込むステップとをコンピュータに実行させるための
プログラム。 An information processing apparatus having a software load execution function unit for performing a software load process for reading a program code common to a plurality of versions of a portable terminal stored in an external memory and a program code of a difference different in each version into the portable terminal; Detecting the connection by the jig,
Reading the software load execution function unit from the information processing apparatus when detecting the connection by the jig;
In the first storage unit configured as a volatile memory, executing the software load execution function unit;
A program for causing a computer to execute the step of writing the program code read from the external memory into a second storage unit configured as a nonvolatile memory by a software load process by the software load execution function unit.
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2008291446A JP2010117944A (en) | 2008-11-13 | 2008-11-13 | Software update system, software update method, mobile phone terminal, and program |
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|---|---|---|---|---|
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| JP2019175099A (en) * | 2018-03-28 | 2019-10-10 | トヨタ自動車株式会社 | Reprogramming method |
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