JP2010117541A - ビーム走査型表示装置 - Google Patents
ビーム走査型表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010117541A JP2010117541A JP2008290531A JP2008290531A JP2010117541A JP 2010117541 A JP2010117541 A JP 2010117541A JP 2008290531 A JP2008290531 A JP 2008290531A JP 2008290531 A JP2008290531 A JP 2008290531A JP 2010117541 A JP2010117541 A JP 2010117541A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scanning
- unit
- wavefront shape
- display device
- user
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】HMD(ヘッドマウントディスプレイ)等の表示装置で、視野全域にわたって走査ビームのビームウェスト位置を最適に保つことが困難である。
【解決手段】上記課題を解決するために、本願発明は、ビームを出力する光源と、前記光源からのビームの波面形状を変化させる波面形状変更手段と、前記波面形状変更手段からのビームを走査する走査手段と、前記走査手段で走査されたビームをユーザの眼に向かう方向へ変更する偏向手段とを備えたビーム走査型表示装置であって、前記波面形状変更手段は、前記走査手段の動作に同期して単振動駆動する光学部品を備えることを特徴とするビーム走査型表示装置ユーザの視線を検出する視線検出手段を備え、視線検出手段の検出結果に応じて、波面形状変更手段の単振動する光学部品の駆動幅を変更する構成を有する。
【選択図】図5
【解決手段】上記課題を解決するために、本願発明は、ビームを出力する光源と、前記光源からのビームの波面形状を変化させる波面形状変更手段と、前記波面形状変更手段からのビームを走査する走査手段と、前記走査手段で走査されたビームをユーザの眼に向かう方向へ変更する偏向手段とを備えたビーム走査型表示装置であって、前記波面形状変更手段は、前記走査手段の動作に同期して単振動駆動する光学部品を備えることを特徴とするビーム走査型表示装置ユーザの視線を検出する視線検出手段を備え、視線検出手段の検出結果に応じて、波面形状変更手段の単振動する光学部品の駆動幅を変更する構成を有する。
【選択図】図5
Description
本発明は、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)等の表示装置に関するものである。
従来、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)等の表示装置において、レーザ光を2次元走査して、眼の網膜に直描する方式(以下、レーザ走査方式、と記す)がある。(例えば、特許文献1参照)。レーザ走査方式の表示装置は、網膜走査ディスプレイ、網膜照射ディスプレイ、網膜直描ディスプレイ、レーザ走査ディスプレイ、直視型表示装置、RSD(Retinal Scanning Display:網膜走査ディスプレイ)、VRD(Virtual Retinal Display:仮想網膜ディスプレイ)、などとも呼ばれている。
図1に眼鏡型HMDの構造例を示す。図1では眼鏡フレームにレーザ光を発光するレーザ源101、110、およびレーザ光の波面を制御する波面変更手段102、109、レーザ光を二次元方向に走査する走査手段103、108を搭載している。レーザ光は、走査手段によって眼鏡レンズに向かって投影され、眼鏡レンズの表面に備えられた偏向手段104、107によって、反射され、ユーザの眼に入射し、網膜上に画像を形成する。ここで偏向手段104、107にはハーフミラーやホログラム光学素子(HOE:Hologram Optical Element)などが用いられ、ユーザは外の景色と、レーザによって描かれる画像の両方を同時に視聴することが可能になる。また走査手段103、108には、一枚の単板ミラーを一軸、もしくは二軸方向に振動させることでレーザ光を二次元方向に走査するミラーデバイスなどが用いられる。
またレーザ光の波面曲率を変更することで、ユーザに表示する画像に遠近感を与える方法も考えられている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−301055号公報
特開2004−191946号公報
しかしながら、レーザ走査方式の表示装置において、広い視野角と高い解像度を実現するためにはレーザ光の走査に合わせて走査ビームのビームウェスト位置を変更することが必要になる。ここでビームウェストとは、レーザ光の直径が最も細くなる場所である。また本明細書においては、ビームウェスト位置とは走査手段からみたビームウェストの位置として扱う。
レーザ走査方式の表示装置において高い解像度を実現するためには網膜上でのビームスポット径を小さくする必要がある。人間の目は集光レンズになっているため、ビーム径が大きく、かつ平行なレーザ光(曲率半径が無限大のレーザ光)を眼に入射すると、入射光は網膜上で小さなスポットに集光されるため、解像度の高い映像を網膜上に描写することが可能になる。眼鏡型のレーザ走査方式の表示装置においてユーザの眼に入射するビームを平行光にするためには、走査手段の動きに合わせて走査ビームのビームウェスト位置を変更する必要がある。走査手段による走査ビームが偏向手段に入射する場所に応じて、走査ビームのビームウェストの位置を変更することで偏向手段からユーザの眼に向かうレーザ光を平行光にすることが可能になる。図3に、眼鏡型の表示装置においてユーザの眼に向かうレーザ光を平行光にするための、走査手段による走査ビームの最適なビームウェスト位置の例を示す。偏向手段104はユーザの瞳孔位置305に光を集光する作用を持つように設計されたホログラムミラーであり、この偏向手段に対して走査手段103は斜めにレーザ光304を入射する。この際、レーザ光304の偏向手段104への入射位置に応じて、レーザ光のビームウェスト位置が変更される。線301で示されるのがレーザ光304の適切なビームウェスト位置の例であり、走査手段103の動きによってレーザ光304の向きが変っても、レーザ光304のビームウェスト位置が線301上に位置するように制御を行うことで瞳に入射するビームを平行光にすることができる。
しかしながら、ビーム走査型表示装置において、ユーザに広視野の画像を表示する場合、視野全域にわたって走査ビームのビームウェスト位置を最適に保つことは困難になる。走査ビームのビームウェスト位置は、走査手段の動作に追従して変更する必要があるが、高画質の画像を表示する際には、走査手段は高速に動作する(例えば100Hz以上)。高速で動作する走査手段に追従する際には、レンズやミラーに複雑な動作を与えるのは困難となるため、波面形状変更手段に用いられる光学部品は単純な単振動で高速に駆動する方法が用いられる。図2にビーム走査型のHMDの詳細構造図を示す。ここで201、202は波面形状変更手段に含まれるレンズであり、それぞれ走査ビームの水平方向のビームウェスト位置、垂直方向のビームウェスト位置を変更するため走査手段103の動きに同期して振幅Dで単振動駆動される。
しかしながら、光学部品を単振動する方法では、画像の視野全域にわたって走査ビームのビームウェスト位置を最適に保つことは難しくなる課題が生じる。
図4、図5に最適なビームウェスト位置401と、単振動レンズ201によって実現される走査ビームのビームウェスト位置402を示す。図4、図5の横軸はユーザに表示される画素の視野角(画角)、縦軸はその視野角に対応する画素を表示する走査ビームのビームウェスト位置を示す。なお縦軸のビームウェスト位置の値は、走査手段103から走査ビームのビームウェスト位置までの距離で表される。また図4は単振動レンズ201の駆動幅が小さいときの例であり、図5では単振動レンズ201の駆動幅が大きいときの例である。
図4に示すように単振動レンズ201の駆動幅が小さいとき、視野の両端(右側40度や左側40度)では、最適ビームウェスト位置401とビームウェスト位置402のズレが少ない。つまりこの時、ユーザの視野の両端では単振動レンズ201によって実現されるビームウェスト位置は最適なものとなっているため、この部分の視野の画素はユーザの網膜上でボケずに表示される。その反面、視野中央では401と402のズレが大きい。この時、視野中央の画素を描画する走査ビームのビームウェスト位置は、最適なビームウェスト位置からずれているため、視野中央の画素はユーザの網膜上でボケてしまう。つまりユーザには画面両端が鮮明で、画面中央がボケた画像が表示される。
また図5に示すように単振動レンズ201の駆動幅が大きいときには、視野中央では最適ビームウェスト位置401とビームウェスト位置402のズレが少ない。つまりこの時、単振動レンズ201によって実現されるビームウェスト位置は最適なものとなっているため、視野中央の画素はユーザの網膜上でボケずに表示される。その反面、視野の両端では401と402のズレが大きい。この時、視野の両端の画素を描画する走査ビームのビームウェスト位置は、最適なビームウェスト位置からずれているため、視野の両端の画素はユーザの網膜上でボケてしまう。つまりユーザには画面中央は鮮明で、画面両端がボケた画像が表示される。
すなわち、光学部品を単振動駆動して高速に走査ビームのビームウェスト位置を変更する際には、視野の一部分しか走査ビームのウェスト位置を最適に保つことができず、他の部分ではユーザの眼に向かうビームが平行光とはならないため網膜上の解像度が劣化してしまうという課題が生じる。
特許文献1、2ではこのような波面形状変更手段の動作による問題に対する考慮がなされていない。
図10にユーザに表示される画像の例を示す。図10において、1001はビーム走査表示装置が画像を表示可能な表示可能領域を示す。本発明のビーム走査型表示装置は表示可能領域1001内に、任意の大きさの画像を表示することができる。図10では、表示可能領域1001の全体に、表示画像1003が表示されている例である。この例では、ユーザに対して水平方向の視野角が100度の非常に広視野角の画像が表示されている。前述したとおり、このような広視野の表示画像1003に対して、全ての画素がユーザに鮮明に見えるように走査ビームのビームウェスト位置を最適に設定することは難しい。しかしながら人間の視覚特性として、人間が画像を鮮明に認識することができるのは視線を中心視とした±5度程度の領域(中心視野)に限定される。図10において、ユーザのある時点での中心視野の例を1002で示す。この時、表示画像1003の画素のうち、ユーザが鮮明に認識することができるのは中心視野1002の部分だけであり、それ以外の領域の画素がボケてしまっていてもユーザは画素がボケていることを認識することができない。つまり、ユーザの視線方向から現在の中心視野1002を特定し、表示画像1003の画素の内、中心視野1002に含まれる画素がユーザに鮮明に見えるように走査ビームのビームウェスト位置を制御することができれば、ユーザは画素のボケを認識することができないため、表示画像の劣化を防止することが可能になる。
本発明は前記課題を解決するものでビーム走査型表示装置において、画像内で画素を鮮明に表示する必要のある領域を逐次判定しながら、波面形状変更手段の光学部品の駆動幅を適切に変化させることで、ユーザが認識する画像の劣化を防ぐことを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のビーム走査型表示装置は、
ビームを出力する光源と、
前記光源からのビームの波面形状を変化させる波面形状変更手段と、
前記波面形状変更手段からのビームを走査する走査手段と、
前記走査手段で走査されたビームをユーザの眼に向かう方向へ変更する偏向手段と、
を備えたビーム走査型表示装置であって、
前記波面形状変更手段は、前記走査手段の動作に同期して、単振動駆動する光学部品を備えることを特徴とする。
ビームを出力する光源と、
前記光源からのビームの波面形状を変化させる波面形状変更手段と、
前記波面形状変更手段からのビームを走査する走査手段と、
前記走査手段で走査されたビームをユーザの眼に向かう方向へ変更する偏向手段と、
を備えたビーム走査型表示装置であって、
前記波面形状変更手段は、前記走査手段の動作に同期して、単振動駆動する光学部品を備えることを特徴とする。
本構成によって、高速な走査手段の動作に追従して走査ビームのビームウェスト位置を変更することができ、表示画像の高画質化を計ることが可能になる。
また本発明の前記走査手段は、前記偏向手段上で走査ビームが入射される走査領域において、
垂直方向の走査を、水平方向の走査よりも高速に行い、
前記波面形状変更手段は、前記走査手段の水平方向の走査に同期して、
記光学部品を単振動駆動することを特徴とする。
垂直方向の走査を、水平方向の走査よりも高速に行い、
前記波面形状変更手段は、前記走査手段の水平方向の走査に同期して、
記光学部品を単振動駆動することを特徴とする。
本構成によって、単振動駆動の速度を低減させることができ、波面形状制御手段の動作を簡易化することが可能になる。
また本発明のビーム走査型表示装置は、ユーザの視線を検出する視線検出手段を備え、
前記視線検出手段の検出結果に応じて、前記波面形状変更手段は、単振動する光学部品の振幅を変更することを特徴とする。
前記視線検出手段の検出結果に応じて、前記波面形状変更手段は、単振動する光学部品の振幅を変更することを特徴とする。
本構成によって、ユーザの視力が高い部分に表示さえる画質のボケを防止することが可能になる。
また本発明の走査手段は前記偏向手段に斜めにビームを入射し、
前記偏向手段上で走査ビームが入射される走査領域において、
前記走査領域とユーザの視線の交点を注視点とし、前記注視点と前記走査手段の距離である注視距離が長いほど、
前記波面形状変更手段は、前記注視距離が短い場合よりも、前記光学部品の振幅を小さくすることを特徴とする。
前記偏向手段上で走査ビームが入射される走査領域において、
前記走査領域とユーザの視線の交点を注視点とし、前記注視点と前記走査手段の距離である注視距離が長いほど、
前記波面形状変更手段は、前記注視距離が短い場合よりも、前記光学部品の振幅を小さくすることを特徴とする。
本構成によって、ユーザの視線の移動に伴って、ユーザの中心視野の範囲内における画像がボケてしまうことを防止することが可能になる。
また本発明のビーム走査表示装置は、前記注視距離は、前記注視点と前記走査手段の水平方向の距離であることを特徴とする。
本構成によって最適なビームウェスト位置の変化が大きい水平方向に追従して、波面形状制御手段を動作させることが可能になる。
また本発明の波面形状変更手段は、
前記偏向手段上で走査ビームが入射される走査領域において、前記走査領域内で画像が表示される画像表示位置に応じて、
単振動する光学部品の駆動幅を変更することを特徴とする。
前記偏向手段上で走査ビームが入射される走査領域において、前記走査領域内で画像が表示される画像表示位置に応じて、
単振動する光学部品の駆動幅を変更することを特徴とする。
本構成によって、ビーム走査型表示装置が画像を表示可能な領域の一部分にのみ画像を表示する際には、視線検出などの余分な処理なしに、表示画像がボケることを防ぐことが可能になる。
また本発明の走査手段は、前記偏向手段に斜めにビームを入射し、
前記画像表示位置の前記走査手段との距離である表示距離が長いほど、
前記波面形状変更手段は、前記表示距離が短い場合よりも、前記光学部品の振幅を小さくすることを特徴とする
本構成によって、走査領域内で画像が表示される位置によって、画像がボケてしまうことを防止することが可能になる。
前記画像表示位置の前記走査手段との距離である表示距離が長いほど、
前記波面形状変更手段は、前記表示距離が短い場合よりも、前記光学部品の振幅を小さくすることを特徴とする
本構成によって、走査領域内で画像が表示される位置によって、画像がボケてしまうことを防止することが可能になる。
また本発明のビーム走査型表示装置は、ユーザの視線を検出する視線検出手段を備え、
前記走査領域内の画像表示位置が、
ユーザの視線と前記走査領域の交点である注視点を中心とする中心視野の範囲を超える場合に、前記視線検出手段の検出結果に応じて、前記波面形状変更手段は、単振動する光学部品の駆動幅を変更することを特徴とする。
前記走査領域内の画像表示位置が、
ユーザの視線と前記走査領域の交点である注視点を中心とする中心視野の範囲を超える場合に、前記視線検出手段の検出結果に応じて、前記波面形状変更手段は、単振動する光学部品の駆動幅を変更することを特徴とする。
本構成によって、走査領域内に小さな画像を表示する際には、視線検出などの余分な処理を行わずに表示画像がボケることを防ぐ処理を行うことが可能になる。
画像内で画素を鮮明に表示する必要のある領域を逐次判定しながら、波面形状変更手段の光学部品の駆動幅を適切に変化させることで、ユーザが認識する画像の劣化を防ぐ。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に、本発明の実施の形態1における、メガネ形のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)の構成図(平面図と側面図)を示す。図2は、図1の一部の詳細図である。
図1に、本発明の実施の形態1における、メガネ形のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)の構成図(平面図と側面図)を示す。図2は、図1の一部の詳細図である。
図1、図2の構成図において、各構成要素とその関係を記す。
光源101、110は、ビームを出力する。出力するビームは、図2に示すように、赤色レーザ光源211と青色レーザ光源212と緑色レーザ光源213から出力される各レーザ光を合波したレーザ光とし、各色レーザ光源からの出力を適切に変調することで、任意の色のレーザ光を出力できる。さらに、後述する波面形状変更手段や走査手段と連動させて変調することで、ユーザの眼の網膜上に映像を表示できる。
なお、図2では211は赤色の半導体レーザ光源、212は青色の半導体レーザ光源とし、213は赤外線の半導体レーザ光源と、赤外線を緑色に変換するSHG(Second−Harmonic Generation:第2次高調波発生)素子の組合せとして図示してあるが、213が緑色の半導体レーザ光源でもよいし、各光源が固体レーザ、液体レーザ、ガスレーザ、発光ダイオードでもよい。
なお、図2では各レーザ光源でレーザ光の変調を行っているが、レーザ光源から出力された光を変調する手段を、レーザ光源と組み合わせて用いることで、レーザ光を変調してもよい。
なお、光源101、110は、図2の214の光検出手段を含んでもよい。光検出手段は、ユーザの眼の角膜からの反射光の強度を検出することで、ユーザの視線方向を検出できる。偏向手段により眼の方向へ偏向されたビームの多くは、角膜表面に対して斜めから入射するが、眼球に対して正面からのビームは、角膜表面に対して垂直に入射するために、ビームの反射率が比較的高くなるため、反射光の強度検出によって視線方向を検出できる。
波面形状変更手段102、109は、前記光源101、110からのビームの波面形状をそれぞれ変化させて、後述の偏向手段104、107で偏向されたビームのスポットサイズを所定の範囲内となるようにする。
ビームの「スポットサイズ」とは、ユーザの眼の網膜でのスポットサイズとして、以後説明するが、瞳孔でのスポットサイズ、角膜でのスポットサイズ、偏向手段でのスポットサイズでもよい。網膜でのスポットサイズは、表示する画素サイズと同一である。
「波面形状」とはビーム波面の3次元形状であり、平面、球面、非球面の形状を含む。
図2では201の焦点距離水平成分変更手段と、202の焦点距離垂直成分変更手段とを光路に直列に配置しており、これによって、波面形状の水平方向の曲率と垂直方向の曲率とを独立して変更できる。201は水平方向のシリンドリカルレンズであり、202は垂直方向のシリンドリカルレンズであり、それぞれ単振動駆動することによって、水平方向および垂直方向の曲率を変更し、走査ビームの水平方向および垂直方向のビームウェスト位置を変更する。
なお、図2の波面形状変更手段では、シリンドリカルレンズを用いて波面形状を変更するが、他の手段として、シリンドリカルレンズとミラーを組み合わせて、ミラーの方を単振動駆動することで走査ビームのビームウェスト位置を変更する方法を用いても良い(図9)。この場合、ミラーをMEMS(Micro−Electro−Mechanical−System)ミラーとして構成することで、より高速な駆動を行うことが可能になる。
またシリンドリカルレンズの代わりに、回折光学素子を用いても良い。この場合、光学素子が薄く軽量になるため、より高速な駆動を行うことが可能になる。
また液晶レンズや、液体レンズ等の可変形状レンズや、EO素子(電気−光変換素子)などを用いて走査ビームのビームウェスト位置を変更する方法を用いてもよい。この場合、レンズやミラーの位置を直接移動させる必要がなくなるため、高速な制御が可能になり、かつ表示装置が余分な振動を発生しなくなる効果がある。
走査手段103、108は、それぞれ前記波面形状変更手段102、109からのビームを2次元走査する。走査手段は角度を2次元的に変更できる単板小型ミラーで、MEMS(Micro−Electro−Mechanical−System)マイクロミラーである。
なお、走査手段は水平走査用と垂直走査用のように2種以上の走査手段の組合せで実現してもよい。
なお、走査手段はミラーを物理的に傾ける方法に限定されず、レンズを移動したり、回折素子を回転する方法や、液晶レンズや可変形状レンズや、AO素子(音響光学素子)やEO素子(電気−光変換素子)などの偏向素子を用いる方法でもよい。
偏向手段104、107は、前記走査手段103、108で走査されたビームの向きをそれぞれユーザの眼に向かう方向へ変更する。104、107の偏向手段では、メガネのレンズの内側(眼の側)に、例えばフォトポリマー層が形成され、フォトポリマー層にはリップマン体積ホログラムが形成されて、走査手段からのビームがユーザの眼の瞳孔に回折・集光されるように製作されている。フォトポリマー層には赤色、緑色、青色、それぞれの光源からの光を反射する3つのホログラムを多重に形成してもよいし、それぞれの色の光に対応した3層のホログラムを積層してもよい。また、ホログラムの波長選択性を用いることで、光源波長の光のみが回折し、外界からの光のほとんどを占める光源波長以外の波長の光は回折の影響を受けないように製作することで、透過型のディスプレイとできる。
なお、偏向手段はホログラムなどの回折素子による偏向に限定されず、凹面鏡などのミラーや、凸レンズなどのレンズでもよい。この場合、偏向手段にホログラムを用いる場合より、偏向手段の製造が簡単になる。
制御手段105、111は、HMD各部を制御する集積回路を備える。各レーザの出力および、波面形状変更手段、走査手段の動作が制御手段105、111によって行われる。また制御手段105,108はユーザに表示する内容を決定する手段を備える。
図6に本実施の形態における制御手段105、111の機能ブロック図を示す。各機能ブロックの詳細については後述する。
なお、制御手段105、111は、携帯電話等の周辺機器と無線接続して映像音声信号を受信する通信手段を備えてもよい。また制御手段105、111ユーザに提示すべき画像を格納したメモリを備えていてもよいし、もしくは無線によって外部機器からユーザに提示すべき画像を取得しても良い。
なお、制御手段105、111はひとつであってもよく、制御手段105もしくは111が左右の眼に対応するレーザ光源、波面形状変更手段、走査手段、ヘッドホンの動作を制御してもよい。この場合、制御手段が1つで済むためにコストが削減され、また表示装置が軽量化される効果がある。
ヘッドホン部106、112は、スピーカーを備え、音声を出力する。
なお、ヘッドホン部には、HMD各部へ電源供給するバッテリーを備えてもよい。
なお、図1における各手段や各部は、1台のHMDに内蔵されていてもよいし、内蔵されていなくてもよい。例えば、図1各部の全てが、1台のHMDに含まれていてもよいし、ヘッドホン部がなくてもよい。また、各部が分散配置していてもよい。例えば、制御手段が走査手段や波面形状変更手段に一部含まれていてもよい。複数の機器で図1の各部を共有してもよい。例えば、レーザ光源を2つのHMDで共有してもよい。
以下に、本実施の形態において画像内で画素を鮮明に表示する必要のある領域を逐次判定しながら、波面形状変更手段の駆動幅を適切に変化させ、画質の低下を防止する例を示す。なお、以下は簡単のためHMDにおいてユーザの左眼に対する表示に関してのみ説明を行うが、右目に付いても同様の処理が行われる。
本実施の形態では、図7に示すステップ701〜703を実行することでユーザに表示する画質の劣化を防止する。
(ステップ701)最適化領域判定
本ステップでは最適化領域判定手段601が、表示可能領域1001のうち、走査ビームのビームウェスト位置を最適化することで画像を鮮明に表示すべき最適化領域を決定する。本ステップでは表示画像の判定と、視線位置の判定との二つの処理が行われる。
本ステップでは最適化領域判定手段601が、表示可能領域1001のうち、走査ビームのビームウェスト位置を最適化することで画像を鮮明に表示すべき最適化領域を決定する。本ステップでは表示画像の判定と、視線位置の判定との二つの処理が行われる。
・表示画像の判定
まず最適化領域判定手段601は、画像管理手段604からユーザに表示する画像の表示可能領域内での位置、水平方向のサイズ、垂直方向のサイズを取得する。表示画像1003は、図10に示すように表示可能領域1001全体に表示されるだけでなく、図11に示すように表示可能領域1002の一部にのみ表示される場合もある。図11のような表示は、例えば屋外でHMDを装着している場合などに、表示画像1003が外界をユーザが視認する妨げにならないようにする際などに行われる。ここで、表示画像1003の大きさが中心視野よりも小さく、かつ位置が固定されているのなら、ビーム走査表示装置は、ユーザの視線にかかわらず表示画像1003が表示される領域で常にビームウェスト位置が最適化するように制御すればよい。
まず最適化領域判定手段601は、画像管理手段604からユーザに表示する画像の表示可能領域内での位置、水平方向のサイズ、垂直方向のサイズを取得する。表示画像1003は、図10に示すように表示可能領域1001全体に表示されるだけでなく、図11に示すように表示可能領域1002の一部にのみ表示される場合もある。図11のような表示は、例えば屋外でHMDを装着している場合などに、表示画像1003が外界をユーザが視認する妨げにならないようにする際などに行われる。ここで、表示画像1003の大きさが中心視野よりも小さく、かつ位置が固定されているのなら、ビーム走査表示装置は、ユーザの視線にかかわらず表示画像1003が表示される領域で常にビームウェスト位置が最適化するように制御すればよい。
ここで画像管理手段604から取得した表示画像1003の水平方向のサイズA、および垂直方向のサイズBが、最適化領域判定手段601が保持する中心視野1003のサイズDを下回っていた場合、最適化領域判定手段601は、画像管理手段604から取得した表示画像1003の表示位置を最適化領域Xとして決定する。
画像管理手段604から取得した表示画像1003の水平方向のサイズA、および垂直方向のサイズBが、最適化領域判定手段601が保持する中心視野1003のサイズDを上回っていた場合、最適化領域判定手段601は、ユーザの視線位置の判定を行う。
なお最適化領域判定手段601が保持する中心視野のサイズDは、一般的な中心視野の視野角(約10度)に相当するサイズを、表示可能領域1001内でのサイズに換算したものでもよいし、HMDの入力デバイスから個々のユーザが独自に設定したものでも良い。後者の場合、中心視野の大きさの個人差を考慮した処理を行うことが可能になる。
・視線位置の判定
最適化領域判定手段601は、視線検出手段605からユーザの視線方向を取得し、表示可能領域1001内における、中心視野1002の場所を判定する。視線検出手段605は、ユーザの網膜あるいは角膜からの反射光を検出する光検出器214の出力を利用して、現在のユーザの視線方向を判定する。
最適化領域判定手段601は、視線検出手段605からユーザの視線方向を取得し、表示可能領域1001内における、中心視野1002の場所を判定する。視線検出手段605は、ユーザの網膜あるいは角膜からの反射光を検出する光検出器214の出力を利用して、現在のユーザの視線方向を判定する。
最適化領域判定手段601は、視線検出手段605から取得したユーザの視線方向に一致する視野角を最適化領域Xとして判定する。
最適化領域判定手段601が最適化領域Xを判定すると、その情報を駆動幅判定手段602に通知する。
(ステップ702)駆動幅決定
本ステップでは、駆動幅判定手段602が、前ステップで判定された最適化領域Xの値から、波面形状変更手段102における光学部品の駆動幅変更の必要性を判断する。
本ステップでは、駆動幅判定手段602が、前ステップで判定された最適化領域Xの値から、波面形状変更手段102における光学部品の駆動幅変更の必要性を判断する。
本実施の形態では、駆動幅判定手段602は、まず前ステップで判定された最適化領域Xのビームウェスト位置を最適化するための、波面形状変更手段102の駆動幅を判定する。なお本実施の形態では、図2に示すように水平方向のビームウェスト位置は単振動レンズ201によって、垂直方向のビームウェスト位置は単振動レンズ202によって、独立に制御される。そのため、波面形状変更手段の駆動幅変更の必要性は水平方向と垂直方向のそれぞれで行われる。
駆動幅判定手段602は、図8に示すような波面形状変更手段の駆動幅と、それによって最適化される領域の関係表を保持する。図8の例は水平方向のビームウェスト位置に関する例であり、例えば水平方向の視野角が0度の部分(表示可能領域1001の中央)の水平方向のビームウェスト位置を最適化するためには、波面形状変更手段の駆動幅(本実施の形態では、水平方向用の単振動レンズ201の駆動幅)を±0.4mmにする必要があることを示している。駆動幅判定手段602は、この関係表から最適化領域Xの水平方向のビームウェスト位置を最適化するための波面形状制御手段の駆動幅α0を判定する。
駆動幅判定手段602は垂直方向のビームウェスト位置に関しても図8と同様の関係表を保持することで、最適化領域Xの垂直方向のビームウェスト位置を最適化するための波面形状変更手段の駆動幅(本実施の形態では垂直方向用の単振動レンズ202の駆動幅)β0を判定する。
α0、β0の判定後、ビーム駆動幅判定手段602は、現在の水平方向用の単振動レンズ201の駆動幅α1と、垂直方向用の単振動レンズ202の駆動幅β1を、それぞれα0、β0と比較する。
ここでα0とα1、およびβ0とβ1の値が一致した場合、ビーム駆動幅判定手段602は、既にビームウェスト位置が最適化されていると判断し処理を終了する。それ以外の場合、ビーム駆動幅判定手段602は、α0、β0の値を駆動距離変更手段603に通知する。
(ステップ703)駆動幅変更
本ステップでは、駆動幅変更手段603が、ステップ702で決定された駆動幅α0およびβ0で波面形状変更手段の単振動レンズ201、202が動作するように制御を行う。
本ステップでは、駆動幅変更手段603が、ステップ702で決定された駆動幅α0およびβ0で波面形状変更手段の単振動レンズ201、202が動作するように制御を行う。
駆動幅変更手段は、波面形状変更手段102にα1、β1の値を通知することで、単振動レンズ201および202の駆動幅を変更し、最適化領域のビームウェスト位置を最適化する。
上記の処理を行うことで、光学部品を単振動することで高速にビームウェスト位置を変更しながら、ユーザの中心視野、もしくは表示可能領域内の特定部分の画素を常に鮮明に表示するがことが可能になり、広視野の映像表示を実現することができる。
なお本実施の形態では、波面形状変更手段102は図2に示すように単振動レンズ201、202を単振動させる方法を用いたが、図9に示すようにレンズとミラーを組み合わせてミラーの方を単振動駆動させる方法を用いても良い。この時、図8に示す関係表は、レンズの駆動距離ではなく、ミラーの駆動距離と、それによってビームウェスト位置が最適化される水平、もしくは垂直方向の領域を示すものが、駆動幅判定手段602によって保持されることになる。この場合、ミラーを高速に動作させることで、表示する画像のフレームレートや画素数を向上させることが可能になる。
(実施の形態2)
本実施の形態では、車両や航空機に搭載されるHUD(Head Up Display)をビーム走査型の表示装置で実現する際に、波面形状変更手段の光学部品の駆動幅を変化させることで、画質の低下を防止する方法について例示する。
本実施の形態では、車両や航空機に搭載されるHUD(Head Up Display)をビーム走査型の表示装置で実現する際に、波面形状変更手段の光学部品の駆動幅を変化させることで、画質の低下を防止する方法について例示する。
図12に、本発明の実施の形態2におけるレーザ走査型のHUD(ヘッドアップディスプレイ)の側面図、図13に鳥瞰図を示す。
車1201の内部に、レーザ走査ユニット1202が埋め込まれている。レーザ走査ユニット1202は車のフロントガラス1203の下方に取り付けられており、本実施の形態ではインパネの内部に配置されており、表示装置の省スペース化を図っている。
なおレーザ走査ユニット1202はインパネの内部ではなく、インパネ外部に配置してもよい。この場合、レーザ走査ユニット1202の交換や位置の変更が容易になる。
レーザ走査ユニット1202によって走査された光はフロントガラス1203に取り付けられた偏向手段104によって反射され、ハーフミラー1204を通過し、ドライバー1205の眼球1206に到達することで映像が視認される。このようなHUDではフロントガラス1203越しに外界風景を確認しながら、レーザ走査ユニット1202によって表示される地図情報や警告情報を見ることができ、ドライバーの安全性や利便性を向上させることが可能になる。ユーザの網膜上に投影されたレーザの反射光は、ユーザの眼前に設置されたハーフミラー1204によって反射され、光検出手段214によって検出される。
なお本実施の形態ではレーザ走査ユニット1202は、光源101、波面形状変更手段102、走査手段103、制御回路105から構成されている。図13に示すようにレーザ走査ユニット1202はユーザの正面ではなく、サイドミラー側に設置され、フロントガラス1203に対して斜めからレーザ光を投影する。このような構成をとることでレーザ走査ユニット1203の配置場所の自由度を高めることが出来、車両のデザイン性を向上させる効果がある。
なお偏向手段104はフロントガラス1203に自由に着脱できるようにしてもよい。この場合、ディスプレイの表示が不要な場合は変更手段104を外すことにより、フロントガラス1203の透過性を保ち、ドライバーの安全性を向上させることができる。
なお偏向手段104は走査手段からの光をユーザのいずれかの目に向かって反射するのではなく、ユーザの両方の目に向かって反射させてもよい。この場合、一つの変更手段104によってユーザの両目に映像を表示することが可能になる。
また本発明の実施の形態においては、ユーザの眼前にハーフミラー1304を設置することで、ユーザの網膜上からの反射光を光検出手段214に反射させる。ハーフミラー1304は、車の天井1307に支持棒1308によって取り付けられており、この構造によってユーザの頭部への装置の装着を強制することなしに、ユーザの網膜上のスポットサイズの検出を行うことができる。なおハーフミラー1304および光検出器214は車の天井に設置するのではなく、ドライバーの眼鏡や帽子に設置しても良い。この場合、ドライバーの頭が前後に動いてもハーフミラーに頭が接触する可能性が減るため、ドライバーの安全性を向上させることができる。
制御手段105は、HUD各部を制御する集積回路を備える。各レーザの出力および、波面形状変更手段、走査手段、光検出器の動作が制御手段105によって行われる。また制御手段105は前記波面形状変更手段の動作を制御する機能も含む。本実施の形態において光検出手段214は天井に配置され、制御回路105はインパネ内部に設置されているが、光検出手段214と制御回路105間の通信は車の内部において有線ケーブルを這わせることで行っても良いし、無線通信で行っても良い。
本実施の形態において、図12のビーム走査型表示装置は、図7に示すステップ701〜3を実行し、波面形状変更手段の光学部品の駆動幅を変えることで、ユーザが画質の劣化に気付くことを防止する。なおステップ701〜703の処理の内容は実施の形態7と同様である。
なお図12においてはユーザの目は一つしか示されていないが、レーザ走査ユニット1202、変更手段104、光検出手段214をもう一組用意し、両目に対してビームの曲率半径の制御を行っても良い。
なお、上記した各実施の形態での制御処理は、記憶装置(ROM、RAM、ハードディスク等)に格納された上述した処理手順を実行可能な所定のプログラムデータが、CPUによって解釈実行されることで実現される。この場合、プログラムデータは、記録媒体を介して記憶装置内に導入されてもよいし、記録媒体上から直接実行されてもよい。なお、記録媒体は、ROM、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、フレキシブルディスクやハードディスク等の磁気ディスクメモリ、CD−ROMやDVDやBD等の光ディスクやSDカード等のメモリカード等の記録媒体をいう。また、記録媒体は、電話回線や搬送路等の通信媒体も含む概念である。
本発明にかかるビーム走査型表示装置は、ビーム径変更手段などを有し、表示装置、表示システム、表示方法、表示プログラム、などの用途にも応用できる。
101 左眼用光源
102 左眼用波面形状変更手段
103 左眼用走査手段
104 左眼用偏向手段
105 左眼用制御手段
106 左眼用ヘッドホン部
110 右眼用光源
109 右眼用波面形状変更手段
108 右眼用走査手段
107 右眼用偏向手段
111 右眼用制御手段
112 右眼用ヘッドホン部
201 焦点距離水平成分変更手段
202 焦点距離垂直成分変更手段
211 赤色レーザ光源
212 青色レーザ光源
213 緑色レーザ光源
214 光検出手段
102 左眼用波面形状変更手段
103 左眼用走査手段
104 左眼用偏向手段
105 左眼用制御手段
106 左眼用ヘッドホン部
110 右眼用光源
109 右眼用波面形状変更手段
108 右眼用走査手段
107 右眼用偏向手段
111 右眼用制御手段
112 右眼用ヘッドホン部
201 焦点距離水平成分変更手段
202 焦点距離垂直成分変更手段
211 赤色レーザ光源
212 青色レーザ光源
213 緑色レーザ光源
214 光検出手段
Claims (8)
- ビームを出力する光源と、
前記光源からのビームの波面形状を変化させる波面形状変更手段と、
前記波面形状変更手段からのビームを走査する走査手段と、
前記走査手段で走査されたビームをユーザの眼に向かう方向へ変更する偏向手段と
を備えたビーム走査型表示装置であって、
前記波面形状変更手段は、前記走査手段の動作に同期して単振動駆動する光学部品を備えることを特徴とするビーム走査型表示装置。 - 前記走査手段は、前記偏向手段上で走査ビームが入射される走査領域において、
垂直方向の走査を、水平方向の走査よりも高速に行い、
前記波面形状変更手段は、前記走査手段の水平方向の走査に同期して、
前記光学部品を単振動駆動することを特徴とする請求項1に記載のビーム走査型表示装置。 - ユーザの視線を検出する視線検出手段を備え、
前記視線検出手段の検出結果に応じて、前記波面形状変更手段は、単振動する光学部品の振幅を変更することを特徴とする請求項1または2に記載のビーム走査型表示装置。 - 前記走査手段は、前記偏向手段に斜めにビームを入射し、
前記偏向手段上で走査ビームが入射される走査領域において、
前記走査領域とユーザの視線の交点を注視点とし、前記注視点と前記走査手段の距離である注視距離が長いほど、
前記波面形状変更手段は、前記注視距離が短い場合よりも、前記光学部品の振幅を小さくすることを特徴とする請求項3に記載のビーム走査型表示装置。 - 前記注視距離は、前記注視点と前記走査手段の水平方向の距離であることを特徴とする請求項4に記載のビーム走査型表示装置。
- 前記波面形状変更手段は、
前記偏向手段上で走査ビームが入射される走査領域において、前記走査領域内で画像が表示される画像表示位置に応じて、
単振動する光学部品の駆動幅を変更することを特徴とする請求項1または2に記載のビーム走査型表示装置。 - 前記走査手段は、前記偏向手段に斜めにビームを入射し、
前記画像表示位置の前記走査手段との距離である表示距離が長いほど、
前記波面形状変更手段は、前記表示距離が短い場合よりも、前記光学部品の振幅を小さくすることを特徴とする請求項6に記載のビーム走査型表示装置。 - ユーザの視線を検出する視線検出手段を備え、
前記走査領域内の画像表示位置が、
ユーザの視線と前記走査領域の交点である注視点を中心とする中心視野の範囲を超える場合に、前記視線検出手段の検出結果に応じて、前記波面形状変更手段は、単振動する光学部品の駆動幅を変更することを特徴とする請求項7に記載のビーム走査型表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008290531A JP2010117541A (ja) | 2008-11-13 | 2008-11-13 | ビーム走査型表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008290531A JP2010117541A (ja) | 2008-11-13 | 2008-11-13 | ビーム走査型表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2010117541A true JP2010117541A (ja) | 2010-05-27 |
Family
ID=42305248
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008290531A Pending JP2010117541A (ja) | 2008-11-13 | 2008-11-13 | ビーム走査型表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2010117541A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015141231A (ja) * | 2014-01-27 | 2015-08-03 | 矢崎総業株式会社 | ヘッドアップディスプレイ装置 |
| JP2017538145A (ja) * | 2014-11-20 | 2017-12-21 | インテル・コーポレーション | 仮想画像生成器 |
| US10656422B2 (en) | 2017-09-21 | 2020-05-19 | Seiko Epson Corporation | Head-mounted display and image display device |
| WO2020099347A1 (de) * | 2018-11-15 | 2020-05-22 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren und anordnung zum durchführen einer virtuellen netzhautanzeige |
| US11106036B2 (en) | 2017-03-28 | 2021-08-31 | Seiko Epson Corporation | Image display apparatus and head-mounted display |
| WO2023058432A1 (ja) * | 2021-10-08 | 2023-04-13 | 株式会社Nttドコモ | 表示装置 |
-
2008
- 2008-11-13 JP JP2008290531A patent/JP2010117541A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015141231A (ja) * | 2014-01-27 | 2015-08-03 | 矢崎総業株式会社 | ヘッドアップディスプレイ装置 |
| US10324287B2 (en) | 2014-01-27 | 2019-06-18 | Yazaki Corporation | Heads-up display device |
| JP2017538145A (ja) * | 2014-11-20 | 2017-12-21 | インテル・コーポレーション | 仮想画像生成器 |
| US11106036B2 (en) | 2017-03-28 | 2021-08-31 | Seiko Epson Corporation | Image display apparatus and head-mounted display |
| US11573423B2 (en) | 2017-03-28 | 2023-02-07 | Seiko Epson Corporation | Image display apparatus and head-mounted display |
| US10656422B2 (en) | 2017-09-21 | 2020-05-19 | Seiko Epson Corporation | Head-mounted display and image display device |
| WO2020099347A1 (de) * | 2018-11-15 | 2020-05-22 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren und anordnung zum durchführen einer virtuellen netzhautanzeige |
| WO2023058432A1 (ja) * | 2021-10-08 | 2023-04-13 | 株式会社Nttドコモ | 表示装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8547618B2 (en) | Beam scanning display apparatus | |
| JP5237267B2 (ja) | ビーム走査型表示装置、表示方法、及び自動車 | |
| US8246170B2 (en) | Display apparatus | |
| CN101589327B (zh) | 光束扫描式显示装置、显示方法以及集成电路 | |
| US7784945B2 (en) | Display Apparatus, display method, display program, integrated circuit, goggle-type head-mounted display, vehicle, monocle, and stationary display | |
| US8269692B2 (en) | Image display apparatus, display method thereof, program, integrated circuit, goggle-type head-mounted display, vehicle, binoculars, and desktop display | |
| JP2010117542A (ja) | ビーム走査型表示装置 | |
| US8228608B2 (en) | Display apparatus, display method, goggle-type head-mounted display, and vehicle | |
| JP5156875B1 (ja) | 表示装置 | |
| JP2009268778A (ja) | 画像表示装置、画像表示方法、プログラムおよび集積回路 | |
| US12517358B2 (en) | Spectacle-type terminal device having compact structure and method of providing image thereof | |
| JP2010117541A (ja) | ビーム走査型表示装置 | |
| JP7275124B2 (ja) | 映像投射システム、映像投射装置、映像表示光回折用光学素子、器具、及び映像投射方法 | |
| JP2010113172A (ja) | ビーム走査型表示装置および方法 |