JP2010113349A - 感光性樹脂組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係る感光性樹脂組成物は、(a)α,β−不飽和カルボキシル基含有単量体を共重合成分として含む、酸当量で100〜600、重量平均分子量が5,000〜500,000の熱可塑性共重合体:20〜90質量%、(b)少なくとも一つの末端エチレン性不飽和基を有する付加重合性モノマー:5〜75質量%、(c)トリアリールイミダゾリル二量体を含む光重合開始剤:0.01〜30質量%を含有する感光性樹脂組成物であって、該感光性樹脂組成物の光硬化部が剥離液に可溶であることを特徴とする。
【選択図】なし
Description
同時に、低コストで大量に生産できる事も必要であり、高精細な製品を歩留まりよく生産することが求められる。
一般的に、レジストパターンを基板から剥離する工程で使用される剥離液は水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ性水溶液、DMSO、DMFなどの有機溶剤、アルカノールアミン類などの有機アミン系溶液等が用いられている(特許文献1)。ここで解像度・密着性を向上させるために、レジストパターンのアルカリ性である現像液(炭酸ナトリウム水溶液)に対する耐性を上げると、剥離残という副作用が生じてしまう。
レジストパターンを基板から剥離する工程においては(i)剥離片が大きすぎて剥離機のロールに絡みつき作業性が著しく低下する。(ii)剥離片が小さすぎて基板上に再付着し歩留まり低下の原因となる。(iii)剥離片がノズルに付着しノズルつまりを起こす、など様々な不良を引き起こすケースが多く、歩留まり悪化の要因になり従来大きな問題となっている。ここで剥離片とは基板から剥離されたレジストパターン片を指す。
ウェットエッチング法またはドライエッチング法(サンドブラスト法など)においては、レジストパターンのエッチング液またはドライエッチング材(研磨材など)に対する耐性が必要であるため、露光部において光に対する架橋性を高める必要がある。これは同時に解像性や密着性を向上することにも有効な手法であるが、架橋が増すほど剥離液への溶解性は乏しくなり、剥離残渣が生じ易くなってしまう。
めっき法においては、めっき工程後にレジストパターンを剥離する工程において剥離残渣が生じると歩留まりが大きく低下してしまう。これを解消すべくレジストパターンが剥離液に可溶となるような設計を施すと、そもそもレジストパターンのめっき薬液に対する耐性が落ちてしまい、正常な導体パターンを得ることができない。
[1]
(a)α,β−不飽和カルボキシル基含有単量体を共重合成分として含む、酸当量で100〜600、重量平均分子量が5,000〜500,000の熱可塑性共重合体:20〜90質量%、(b)少なくとも一つの末端エチレン性不飽和基を有する付加重合性モノマー:5〜75質量%、及び(c)トリアリールイミダゾリル二量体を含む光重合開始剤:0.01〜30質量%を含有する感光性樹脂組成物であって、該感光性樹脂組成物の光硬化部が剥離液に可溶であることを特徴とする感光性樹脂組成物。
[2]
(b)少なくとも一つの末端エチレン性不飽和基を有する付加重合性モノマーが、3〜40個のエチレンオキサイド鎖を含有する、前記[1]に記載の感光性樹脂組成物。
[3]
(b)少なくとも一つの末端エチレン性不飽和基を有する付加重合性モノマーが、下記一般式(I):
(d)一般式(III):
[5]
(a)熱可塑性共重合体が、重合性不飽和基を少なくとも一個有する単量体を共重合成分として含む、前記[1]に記載の感光性樹脂組成物。
前記一般式(I)又は一般式(II)で表される化合物が、ポリエチレンオキシ基を有する、前記[3]〜[5]のいずれか1に記載の感光性樹脂組成物。
[7]
(b)少なくとも一つの末端エチレン性不飽和基を有する前記付加重合性モノマー中、70質量%以上がアクリレート類である、請求項1に記載の感光性樹脂組成物。
[8]
前記[1]〜[7]のいずれか1に記載の感光性樹脂組成物を支持体上に積層してなる感光性樹脂積層体。
[9]
基板上に、前記[8]記載の感光性樹脂積層体を用いて感光性樹脂層を形成する積層工程、露光工程、未露光部を除去する現像工程を順に含む、レジストパターン形成方法。
[10]
前記露光工程において、直接描画して露光することを特徴とする、前記[9]に記載のレジストパターン形成方法。
[11]
前記[9]又は[10]に記載の方法によって基板上にレジストパターンを形成し、該基板を、エッチングするか又はめっきする工程を含むプリント配線板の製造方法。
前記[9]又は[10]に記載の方法によって基板上にレジストパターンを形成し、該基板を、エッチングする工程を含むリードフレームの製造方法。
[13]
前記[9]又は[10]記載の方法によって基板上にレジストパターンを形成し、該基板を、サンドブラストする工程を含む凹凸基板の製造方法。
[14]
前記[9]又は[10]に記載の方法によって基板上にレジストパターンを形成し、該基板を、エッチングするか又はめっきする工程を含む半導体パッケージの製造方法。
[15]
前記[9]又は[10]に記載の方法によって基板上にレジストパターンを形成し、該基板を、エッチングするか又はめっきする工程を含む半導体バンプの製造方法。
<感光性樹脂組成物>
本発明の感光性樹脂組成物は、(a)α,β−不飽和カルボキシル基含有単量体を共重合成分として含む、酸当量で100〜600、重量平均分子量が5,000〜500,000の熱可塑性共重合体:20〜90質量%、(b)少なくとも一つの末端エチレン性不飽和基を有する付加重合性モノマー:5〜75質量%、(c)トリアリールイミダゾリル二量体を含む光重合開始剤:0.01〜30質量%を必須成分として含み、該感光性樹脂組成物の光硬化部が剥離液に可溶であるものである。
可溶であるとは、剥離片が剥離液中においてその重量が減少する現象を指す。
剥離液に浸漬する前の剥離片重量と、剥離液に浸漬した後の剥離片重量をそれぞれ測り、剥離液に浸漬する前の剥離片重量に対する、剥離液に浸漬した後の剥離片重量が百分率において5%以下になる状態を「可溶化」と定義する。この値は生産性の観点から4%以下が望ましく、3%以下が更に望ましい。
本発明の感光性樹脂組成物において、(a)熱可塑性共重合体としては、α,β−不飽和カルボキシル基含有単量体を共重合成分として含む、酸当量が100〜600、重量平均分子量が5,000〜500,000のものが用いられる。
示差屈折率計:RI−1530、
ポンプ:PU−1580、
デガッサー:DG−980−50、
カラムオーブン:CO−1560、
カラム:順にKF−8025、KF−806M×2、KF−807、
溶離液:THF
本発明の感光性樹脂組成物に用いる(b)付加重合性モノマーとしては、少なくとも1つの末端エチレン性不飽和基を有する公知の化合物を使用できる。
本発明の感光性樹脂組成物においては、(b)付加重合性モノマー中、アクリレート化合物が(b)を基準として70質量%以上であることが剥離液への溶解性を可能にするという観点から好ましい。
本発明の感光性樹脂組成物には、(c)光重合開始剤が含まれる。解像性及び密着性向上の観点からトリアリールイミダゾリル二量体を含むことが好ましい。
芳香族ケトン類、例えば、ベンゾフェノン、ミヒラーズケトン[4,4’−ビス(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン]、4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン、ベンゾイン、
ベンゾインエーテル類、例えば、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインフェニルエーテル、メチルベンゾイン、エチルベンゾイン、ベンジルジメチルケタール、ベンジルジエチルケタール、
N−フェニルグリシン類、例えば、N−フェニルグリシン、N−メチル−N−フェニルグリシン、N−エチル−N−フェニルグリシン、
オキシムエステル類、例えば、1−フェニル−1,2−プロパンジオン−2−O−ベンゾインオキシム、1−フェニル−1,2−プロパンジオン−2−(O−エトキシカルボニル)オキシム、
アクリジン類、例えば、1,7−ビス(9−アクリジニル)ヘプタン(旭電化工業(株)製、N−1717)、9−フェニルアクリジン、
チオキサントン類、例えば、ジエチルチオキサントン、イソプロピルチオキサントン、クロルチオキサントン、
ジアルキルアミノ安息香酸エステル類、例えば、ジメチルアミノ安息香酸エチル、ジエチルアミノ安息香酸エチル、
ピラゾリン類、例えば、1−フェニル−3−スチリル−5−フェニル−ピラゾリン、1−(4−tert−ブチル−フェニル)−3−スチリル−5−フェニル−ピラゾリン、1−フェニル−3−(4−tert−ブチル−スチリル)−5−(4−tert−ブチル−フェニル)−ピラゾリンが挙げられる。
さらに、本発明の感光性樹脂組成物の熱安定性、保存安定性を向上させるために、感光性樹脂組成物にラジカル重合禁止剤やベンゾトリアゾール類を含有させることは好ましいことである。
上記炭素数1〜10のアルキルメルカプト基としては、例えば、メチルメルカプト基、エチルメルカプト基、プロピルメルカプト基等が挙げられる。上記アルキル基の炭素数が1〜10のカルボキシアルキル基としては、例えば、カルボキシメチル基、カルボキシエチル基、カルボキシプロピル基、カルボキシブチル基等が挙げられる。
上記炭素数1〜20のアルコキシ基としては、例えば、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基等が挙げられる。上記複素環からなる基としては、例えば、エチレンオキシド基、フラン基、チオフェン基、ピロール基、チアゾール基、インドール基、キノリン基等が挙げられる。また、前記一般式(I)におけるm及びnは、mが2以上の整数であり、nが0以上の整数であって、m+n=6となるように選ばれる整数である。また、nが2以上の整数の時、2以上のXは各々同一でも相違していてもよい。解像度の観点からmは2以上の整数が好ましい。
これらラジカル重合禁止剤やベンゾトリアゾール類化合物は単独で使用しても、2種類以上併用してもよい。
本発明の感光性樹脂組成物においては、前述した成分に加えて、染料、顔料に代表される着色物質を採用することができる。このような着色物質としては、例えば、フタロシアニングリーン、クリスタルバイオレット、メチルオレンジ、ナイルブルー2B、ビクトリアブルー、マラカイトグリーン、ベイシックブルー20、ダイアモンドグリーンなどが挙げられる。
本発明の感光性樹脂積層体は、感光性樹脂層とその層を支持する支持体からなるが、必要により、感光性樹脂層の支持体と反対側の表面に保護層を有していても良い。
感光性樹脂積層体における感光性樹脂層の厚みは、用途において異なるが、好ましくは5〜100μm、より好ましくは7〜60μmの範囲であり、薄いほど解像度は向上し、また、厚いほど膜強度が向上する。
本発明の感光性樹脂積層体を用いたレジストパターンは、積層工程、露光工程、及び現像工程を含む工程によって形成することができる。
本発明のプリント配線板の製造方法は、基板として銅張り積層板やフレキシブル基板を用いて上述のレジストパターン形成方法によってレジストパターンを形成し、続いて、以下の工程を経ることで行われる。
まず現像により露出した基板の銅面をエッチング法、またはめっき法等の既知の方法を用いて導体パターンを形成する。
その後、レジストパターンを、現像液よりも強いアルカリ性を有する水溶液により、基板から溶解または剥離して所望のプリント配線板を得る。剥離液についても特に制限はないが、1〜10質量%の濃度、40〜70℃のNaOH、KOHの水溶液が一般的に用いられる。剥離液にも、少量の水溶性溶媒を加えることが可能である。
本発明のリードフレームの製造方法は、基板として銅、銅合金、鉄系合金等の金属板を用いて上述のレジストパターンの形成方法によってレジストパターンを形成し、続いて、以下の工程を経ることにより行われる。
まず、現像により露出した基板をエッチングして導体パターンを形成する。
その後、レジストパターンを上述のプリント配線板の製造方法と同様の方法で導体パターンより剥離して、所望のリードフレームを得る。
本発明の半導体パッケージの製造方法は、基板としてLSIとしての回路形成が終了したウェハを用いて上述のレジストパターンの形成方法によってレジストパターンを形成し、続いて、以下の工程を経ることにより行われる。
現像により露出した開口部に銅、はんだ等の柱状のめっきを施して、導体パターンを形成する。
その後、レジストパターンを上述のプリント配線板の製造方法と同様の方法で剥離し、更に、柱状めっき以外の部分の薄い金属層をエッチングにより除去することにより、所望の半導体パッケージを得る。
本発明の半導体バンプの製造方法は、基板としてLSIとしての回路形成が終了したウェハを用いて上述のレジストパターンの形成方法によってレジストパターンを形成し、続いて、以下の工程を経ることにより行われる。
現像により露出した開口部に銅、はんだ等の柱状のめっきを施して、導体パターンを形成する。この工程後に、100〜300℃の高温でリフローする場合もある。
その後、レジストパターンを上述のプリント配線板の製造方法と同様の方法で剥離し、更に、柱状めっき以外の部分の薄い金属層をエッチングにより除去することにより、所望の半導体バンプを得る。
本発明の感光性樹脂積層体をドライフィルムレジストとして用いてサンドブラスト工法により基材に加工を施す場合には、基材上に前記した方法と同様な方法で、感光性樹脂積層体をラミネートする積層工程、露光、現像を施す。更に形成されたレジストパターン上からブラスト材を吹き付け目的の深さに切削するサンドブラスト処理工程、基材上に残存した樹脂部分をアルカリ剥離液等で基材から除去する剥離工程を経て、基材上に凹凸パターンを有する基材、即ち凹凸基板を得ることができる。上前記サンドブラスト処理工程に用いるブラスト材としては公知のものが用いられ、例えば、SiC,SiO2、Al2O3、CaCO3、ZrO2、ガラス、ステンレス等の2〜100μm程度の微粒子が用いられる。凹凸基板は、例えば平面ディスプレイ用の背面板として好適に使用することができる。
エッチングまたはめっき後によって基板上に得られたレジストパターンを70℃、3%の水酸化ナトリウム水溶液に30分浸漬し、剥離片の溶解性を肉眼で観察した。さらに基板を取り出して乾燥させ、浸漬前後の全重量を測定した。
(浸漬後の重量)/(浸漬前の重量)×100(%)
において、5%以下になる場合を「剥離液に溶解した」と定義した。
初めに実施例及び比較例の評価用サンプルの作製方法を説明し、次いで、得られたサンプルについての評価方法およびその評価結果を示す。
実施例1〜6及び比較例1〜3における感光性樹脂積層体は次の様にして作製した。
<感光性樹脂積層体の作製>
表1に示す組成の感光性樹脂組成物及び溶媒をよく攪拌、混合し、支持体として16μm厚のポリエチレンテレフタレートフィルムの表面にバーコーターを用いて均一に塗布し、95℃の乾燥機中で2分間乾燥して感光性樹脂層を形成した。感光性樹脂層の厚みは15μmであった。
次いで、感光性樹脂層のポリエチレンテレフタレートフィルムを積層していない表面上に、保護層として23μm厚のポリエチレンフィルムを張り合わせて感光性樹脂積層体を得た。
表1における略号で表わした感光性樹脂組成物中の材料成分の名称を表2に示す。
なお、比較例1〜2は、剥離片に溶解可能な成分を含まない組成物である。また比較例3は、本発明に用いられる(c)トリアリールイミダゾリル二量体を含まない組成物である。
感度、解像度評価用基板は、スプレー圧0.20MPaでジェットスクラブ研磨(日本カーリット(株)製、サクランダムR(登録商標)#220)したものを用意した。
<ラミネート>
感光性樹脂積層体のポリエチレンフィルムを剥がしながら、整面して60℃に予熱した銅張積層板にホットロールラミネーター(旭化成エンジニアリング(株)製、AL−70)により、ロール温度105℃でラミネートした。エアー圧力は0.35MPaとし、ラミネート速度は1.5m/minとした。
<露光>
支持体越しに感光性樹脂層にフォトマスク無しあるいは評価に必要なフォトマスクを通して、超高圧水銀ランプ(オーク製作所製HMW-801)により100mJ/cm2で露光した。
ポリエチレンテレフタレートフィルムを剥離した後、30℃の1質量%のNa2CO3水溶液を所定時間スプレーし、感光性樹脂層の未露光部分を溶解除去した。この際、未露光部分の感光性樹脂層が完全に溶解するのに要する最も少ない時間を最小現像時間とした。
<エッチング>
現像した基板を塩銅エッチング装置(東京化工機製)により塩酸3mol/l、塩化第二銅250g/l、50℃において最小エッチング時間の1.3倍の時間でエッチングした。この際、基板上の銅箔が完全に溶解除去されるときの時間を最小エッチング時間とした。
<レジスト剥離>
現像後の評価基板を、70℃に加温し撹拌子で撹拌した3質量%の水酸化ナトリウム水溶液に30分浸漬した。撹拌速度は300rpmとした。
(1)解像度評価
ラミネート後15分経過した感度、解像度評価用基板を、露光部と未露光部の幅が1:1の比率のラインパターンマスクを通して露光した。最小現像時間の2倍の現像時間で現像し、硬化レジストラインが正常に形成される最小マスクライン幅を解像度の値とした。
○:解像度の値が10μm以下。
△:解像度の値が10μmを超え、15μm以下。
×:解像度の値が15μmを超える。
ラミネート後15分経過した感度、解像度評価用基板を、露光部と未露光部の幅が1:1の比率のラインパターンマスクを通して露光した。最小現像時間の2倍の現像時間で現像し、硬化レジストラインの正常に形成されている最小マスク幅を密着性の値とした。
○:密着性の値が10μm以下。
△:密着性の値が10μmを超え、15μm以下。
×:密着性の値が15μmを超える。
上記基板をエッチングした後、得られたパターンを10cm×10cmに切断した。その後70℃、3%の水酸化ナトリウム水溶液に30分浸漬し、剥離片の溶解性を肉眼で観察した。さらに基板を取り出して乾燥させ、浸漬前後の全重量を測定した。
(浸漬後の剥離片重量)/(浸漬前の剥離片重量)×100(%)
の式により、以下の様にランク分けを行った。
×: 重量が5%より大きい
(4)歩留評価
レジストパターンを基板から剥離する工程において、剥離片が基板上に付着しているもの割合(不良率)を測定し、以下のようにランク分けを行った。
○:不良率が5%以下
×:不良率が5%以上
実施例及び比較例の評価結果を以下の表1と表2に示す。
サンドブラスト工法による加工としては、有機ELのガラスキャップ加工、シリコンウエハーの穴開け加工、セラミックのピン立て加工が挙げられる。
更に、本発明のサンドブラスト工程による加工は、強誘電体膜および貴金属、貴金属合金、高融点金属、および高融点金属化合物からなる群から選ばれる金属材料層の電極の製造に利用することができる。
Claims (15)
- (a)α,β−不飽和カルボキシル基含有単量体を共重合成分として含む、酸当量で100〜600、重量平均分子量が5,000〜500,000の熱可塑性共重合体:20〜90質量%、(b)少なくとも一つの末端エチレン性不飽和基を有する付加重合性モノマー:5〜75質量%、及び(c)トリアリールイミダゾリル二量体を含む光重合開始剤:0.01〜30質量%を含有する感光性樹脂組成物であって、該感光性樹脂組成物の光硬化部が剥離液に可溶であることを特徴とする感光性樹脂組成物。
- (b)少なくとも一つの末端エチレン性不飽和基を有する付加重合性モノマーが、3〜40個のエチレンオキサイド鎖を含有する、請求項1に記載の感光性樹脂組成物。
- (b)少なくとも一つの末端エチレン性不飽和基を有する付加重合性モノマーが、下記一般式(I):
{式中、R1及びR2は、それぞれ独立に、H又はCH3であり、また、A及びBは、それぞれ独立に、炭素数が2〜4個のアルキレン基であり、a1、a2、b1及びb2は、それぞれ、正の整数であり、かつ、a1、a2、b1及びb2の合計は、2〜40の整数であり、そして−(A−O)−と−(B−O)−の繰り返し単位の配列は、ブロックでもランダムでよい。}で表される化合物、又は、下記一般式(II):
{式中、R3及びR4は、それぞれ独立に、H又はCH3であり、D及びEは、それぞれ独立に、炭素数が2〜4個のアルキレン基であり、a3、a4、b3及びb4は、それぞれ、正の整数であり、かつ、a3、a4、b3及びb4の合計は、2〜40であり、そして−(D−O)−と−(E−O)−の繰り返し単位の配列は、ブロックでもランダムでよい。}で表される化合物からなる群より選ばれる少なくとも一種の化合物である、請求項1又は2に記載の感光性樹脂組成物。 - (d)一般式(III):
{式中、Xは、ハロゲン原子、水素原子、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数3〜10のシクロアルキル基、アミノ基又は炭素数1〜20のアルキル基で置換されてもよいフェニル基、ナフチル基を含むアリール基、アミノ基、メルカプト基、炭素数1〜10のアルキルメルカプト基、アルキル基の炭素数が1〜10のカルボキシアルキル基、炭素数1〜20のアルコキシ基又は複素環であり、m及びnは、mが2以上の整数であり、nが0以上の整数であって、m+n=6となるように選ばれる整数であり、nが2以上の整数の時、2以上のXは各々同一でも相違してもよい。}で表される化合物をさらに含有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物。 - (a)熱可塑性共重合体が、重合性不飽和基を少なくとも一個有する単量体を共重合成分として含む、請求項1に記載の感光性樹脂組成物。
- 前記一般式(I)又は一般式(II)で表される化合物が、ポリエチレンオキシ基を有する、請求項3〜5のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物。
- (b)少なくとも一つの末端エチレン性不飽和基を有する前記付加重合性モノマー中、70質量%以上がアクリレート類である、請求項1に記載の感光性樹脂組成物。
- 請求項1〜7のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物を支持体上に積層してなる感光性樹脂積層体。
- 基板上に、請求項8記載の感光性樹脂積層体を用いて感光性樹脂層を形成する積層工程、露光工程、未露光部を除去する現像工程を順に含む、レジストパターン形成方法。
- 前記露光工程において、直接描画して露光することを特徴とする、請求項9に記載のレジストパターン形成方法。
- 請求項9又は10に記載の方法によって基板上にレジストパターンを形成し、該基板を、エッチングするか又はめっきする工程を含むプリント配線板の製造方法。
- 請求項9又は10に記載の方法によって基板上にレジストパターンを形成し、該基板を、エッチングする工程を含むリードフレームの製造方法。
- 請求項9又は10記載の方法によって基板上にレジストパターンを形成し、該基板を、サンドブラストする工程を含む凹凸基板の製造方法。
- 請求項9又は10に記載の方法によって基板上にレジストパターンを形成し、該基板を、エッチングするか又はめっきする工程を含む半導体パッケージの製造方法。
- 請求項9又は10に記載の方法によって基板上にレジストパターンを形成し、該基板を、エッチングするか又はめっきする工程を含む半導体バンプの製造方法。
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